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JP2007125604A - ダイクッション機構の制御装置 - Google Patents

ダイクッション機構の制御装置 Download PDF

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JP2007125604A
JP2007125604A JP2005322607A JP2005322607A JP2007125604A JP 2007125604 A JP2007125604 A JP 2007125604A JP 2005322607 A JP2005322607 A JP 2005322607A JP 2005322607 A JP2005322607 A JP 2005322607A JP 2007125604 A JP2007125604 A JP 2007125604A
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JP2005322607A
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Heisuke Iwashita
平輔 岩下
Hajime Okita
肇 置田
Hiroyuki Kawamura
宏之 河村
Chenbin Ma
澄斌 馬
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Fanuc Corp
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Abstract

【課題】サーボモータが出力するトルクの安定化、および圧力調整を高精度で行う。
【解決手段】ダイクッション機構の制御装置(10)が、ダイクッション(20)とスライド(24)との間に力を生じさせる力発生手段(50)と、該力発生手段の前記力を調整するサーボモータ(18)と、該サーボモータのトルク指令を作成するトルク指令作成手段(31)と、トルク指令に基づいてサーボモータに流れる電流を制御する電流制御手段(32)と、トルク指令を補正するトルク指令補正手段(35)とを具備する。トルク指令補正手段は、サーボモータ速度検出手段が検出するサーボモータ速度および/またはダイクッション速度検出手段が検出するダイクッション速度に基づいてトルク指令を補正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダイクッション機構の制御装置に関する。
曲げ、絞り、打抜き等のプレス加工を行うプレス機械において、加工動作中に、プレス加工に用いる第一の型を支持する可動側の支持部材(一般にスライドと称する)に対し、第二の型を支持する支持部材(一般にボルスタと称する)の側から所用の力(圧力)を加える付属装置として、ダイクッション機構を装備することは知られている。ダイクッション機構は通常、所定の圧力で保持した可動要素(ダイクッションと称する)に、型閉め方向へ移動中のスライド(または第一の型)を直接または間接に衝突させた後、型閉め(成形)を経て型開きに至るまで、クッションパッドがスライドに力(圧力)を加えながら、スライドと共に移動するように構成されている。この間、例えば、クッションパッドとスライドとの間に被加工ワークの加工箇所の周辺領域を挟持することにより、被加工ワークの皺の発生を防止することができる。
一般的なダイクッションは油圧ポンプに接続されており、圧力調整弁を操作することによってダイクッションとスライドとの間に作用する圧力を調整している。特許文献1においては、圧力調整弁が電動モータに駆動される油圧ポンプに接続されていることが開示されており、電動式油圧ポンプで高圧の油圧を発生させることによって、クッションの性能を高めることができ、油圧発生機構の制作費を格段に低減可能なダイクッション装置を提供することが目的である。
特開2001−79694号公報
特許文献1に開示されるような電動式の油圧ポンプで発生させた高圧油圧をクッションシリンダに供給する場合に、クッションシリンダに接続する油路に設けられた電磁方向切換弁の開閉を操作することによって、クッションシリンダ内部の油圧を調整している。
クッションシリンダ内部の油圧の精度を向上させるため、切換弁を使わず、サーボモータの回転を利用して油路に接続された油圧ポンプを駆動し、クッションシリンダ内部の油圧を制御する方式が考えられる。しかしながら、サーボモータのトルク指令値をそのまま採用する制御方式においては、サーボモータの動作は安定せず、サーボモータの出力トルクが揺動する。このため、圧力調整を精密に行うことができず、所望の圧力をダイクッションとスライドとの間に生じさせるのが困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、サーボモータが出力するトルクの安定化、および圧力調整を高精度で行うことのできるダイクッション機構の制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、ダイクッションとスライドとの間に力を生じさせる力発生手段と、該力発生手段の前記力を調整するのに用いられるサーボモータと、該サーボモータのトルク指令を作成するトルク指令作成手段と、前記トルク指令に基づいて前記サーボモータに流れる電流を制御する電流制御手段と、前記トルク指令を補正するトルク指令補正手段とを具備するダイクッション機構の制御装置が提供される。
すなわち1番目の発明においては、トルク指令を補正するトルク指令補正手段を備えているので、トルクの安定化および圧力調整を高精度で行うことのできるトルク指令を形成することができる。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、さらに、前記サーボモータの速度を検出するサーボモータ速度検出手段を具備し、前記トルク指令補正手段は、前記サーボモータ速度検出手段が検出する前記サーボモータ速度に基づいて前記トルク指令を補正する。
すなわち2番目の発明においては、サーボモータの速度に基づいてトルク指令を補正できるので、トルクの安定化および圧力調整をより高精度で行うことができる。
3番目の発明によれば、2番目の発明において、前記トルク指令補正手段において、前記サーボモータ速度と所定時間前における前記サーボモータ速度との間の差に所定の係数を掛けることによりトルク補正指令値を作成し、前記サーボモータ速度の差が小さくなるように前記トルク補正指令値を前記トルク指令に加算または減算するようにした。
すなわち3番目の発明においては、比較的簡易な構成により、トルクの安定化および圧力調整を高精度で行うことができる。
4番目の発明によれば、1番目の発明において、さらに、前記ダイクッションの速度を検出するダイクッション速度検出手段を具備し、前記トルク指令補正手段は、前記ダイクッション速度検出手段が検出する前記ダイクッション速度に基づいて前記トルク指令を補正する。
すなわち4番目の発明においては、ダイクッションの速度に基づいてトルク指令を補正できるので、トルクの安定化および圧力調整をより高精度で行うことができる。
5番目の発明によれば、4番目の発明において、前記トルク指令補正手段において、前記ダイクッション速度と所定時間前における前記ダイクッション速度との間の差に所定の係数を掛けることによりトルク補正指令値を作成し、前記ダイクッション速度の差が小さくなるように前記トルク補正指令値を前記トルク指令に加算または減算するようにした。
すなわち5番目の発明においては、比較的簡易な構成により、トルクの安定化および圧力調整を高精度で行うことができる。
6番目の発明によれば、1番目の発明において、さらに、前記サーボモータの速度を検出するサーボモータ速度検出手段と、前記ダイクッションの速度を検出するダイクッション速度検出手段とを具備し、前記トルク指令補正手段は、前記サーボモータ速度検出手段が検出する前記サーボモータ速度と前記ダイクッション速度検出手段が検出する前記ダイクッション速度とに基づいて前記トルク指令を補正する。
すなわち6番目の発明においては、サーボモータの速度とダイクッションの速度とに基づいてトルク指令を補正できるので、トルクの安定化および圧力調整をさらに高精度で行うことができる。
7番目の発明によれば、2番目から6番目のいずれかの発明において、前記トルク指令補正手段は、前記サーボモータ速度および/または前記ダイクッション速度に基づいて、前記サーボモータが一定速度で動作するのに必要とされる摩擦トルクを推定する摩擦トルク推定手段を含んでおり、該摩擦トルク推定手段により推定された前記摩擦トルクを前記トルク指令に加算するようにした。
すなわち7番目の発明においては、さらに摩擦トルクを用いてトルク指令を補正するので、トルクの安定化および圧力調整をより高精度で行うことができる。
8番目の発明によれば、2番目から7番目のいずれかの発明において、前記トルク指令補正手段は、前記サーボモータ速度および/または前記ダイクッション速度に基づいて、前記サーボモータが加速または減速するのに必要とされる加減速トルクを推定する加減速トルク推定手段を含んでおり、加減速トルク推定手段により推定された前記加減速トルクを前記トルク指令に加算するようにした。
すなわち8番目の発明においては、さらに加減速トルクを用いてトルク指令を補正するので、トルクの安定化および圧力調整をより高精度で行うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明に基づく制御装置10を備えたプレス機械のダイクッション機構20の基本構成を示す模式図であり、プレス機械は開放状態になっている。図1に示されるように、二つの支持部12がベース11から鉛直方向に延びており、これら支持部12の先端には、平板状のボルスタ15がダンパ13をそれぞれ介して配置されている。図1においては、ボルスタ15の下方には、ダイクッション機構20が設けられている。
スライド24はプレス加工に用いる第一型26を支持している。スライド24はボルスタ15に支持された第二型27に対し、プレス加工に要求される速度で接近又は離反する方向へ移動する。
本発明に基づくダイクッション機構20は、スライド24の動作に対応してボルスタ15の下面に対して垂直方向に摺動するクッションパッド16と、クッションパッド16を昇降させる油圧発生機構50とを含んでいる。クッションパッド16の頂面から延びる複数のクッションピン30はボルスタ15の孔を通ってボルスタ15から突出している。被加工ワーク45はクッションピン30の先端に支持されている。
クッションパッド16は、第二型27に関連して配置され、油圧発生機構50を介して、サーボモータ18の出力軸に接続されている。図示されるように、油圧発生機構50のシリンダ51にはクッションパッド16が直接的または間接的にピストン状に挿入されている。油圧発生機構50は、シリンダ51から延びる配管52と、配管52に設けられた油圧ポンプ55と、配管56によって油圧ポンプ55に接続される油タンク57とを含んでいる。これらシリンダ51および配管52、56は油タンク57の密閉油により充填されている。また、油圧ポンプ55はサーボモータ18の出力軸19に接続されており、出力軸の回転に応じて、油圧ポンプ55が油圧発生機構50の圧力を増減するように駆動される。
スライド24(又は第一型26)は、型閉め方向へ移動する間に、所定位置に待機していたクッションパッド16に直接又は間接に衝突する。そして通常は、型閉め(成形)を経て型開きに至るまで、クッションパッド16がスライド24に所要の力(圧力)Fを加えながらスライド24と共に移動するように構成されている。なお、本願明細書においては、クッションパッド16およびこれに関連する部材を適宜、ダイクッションと呼ぶことにする。
このような動作は本発明に基づくプレス機械の制御装置10により行われている。プレス機械の動作時には、制御装置10によって、スライド24が下降する。このため、第一型26が被加工ワーク45を介して複数のクッションピン30を押圧する。これにより、クッションパッド16が下方に押される。
一方、制御装置10によって、クッションパッド16の下降動作に応じて、サーボモータ18が回転し、それにより、クッションパッド16が下降するよう油圧ポンプ55が動作する。クッションパッド16に作用する力(圧力)が大きくなると、クッションピン30がさらに下降し、被加工ワーク45がスライド24の第一型26とボルスタ15の第二型27との間で把持されてプレス加工される。このとき、ボルスタ15はスライド24によってわずかながら下降する。次いで、スライド24がその下死点に到達すると、スライド24は上昇開始し、他の部材も初期位置まで戻ってプレス加工が終了する。
このように、制御装置10はサーボモータ18を通じて油圧ポンプ55を制御してクッションパッド16とスライド24との間に相関的な圧力(すなわち力F)を生じさせている。サーボモータ18はサーボモータ速度検出部22に接続されており、それにより、サーボモータ18の回転速度がサーボモータ速度検出値Dv1として検出される。また、サーボモータ速度検出部22は制御装置10に接続されている。
図1に示されるように、ダイクッション速度検出部25が支持部12に隣接して配置されており、このダイクッション速度検出部25も制御装置10に接続されている。ダイクッション速度検出部25はダイクッション20の鉛直方向位置、特にクッションパッド16の鉛直方向位置を通じてダイクッション速度Dv2を検出し、これを制御装置10に供給する。
なお、サーボモータ速度検出部22により検出されたサーボモータ速度検出値Dv1およびダイクッション速度検出部25により検出されたダイクッション速度Dv2の少なくとも一方は単位変換され、互いに等しい単位のサーボモータ速度検出値Dv1およびダイクッション速度Dv2が検出し制御装置10に供給されるものとする。なお、サーボモータ速度検出部22は公知のエンコーダを、ダイクッション速度検出部25は公知のリニアスケールをそれぞれ採用することができる。
図2は、本発明に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。図2に示されるように、制御装置10は、サーボモータ18のトルク指令Ctを作成するトルク指令作成部31と、トルク指令Ctに基づいてサーボモータ18に流れる電流を制御する電流制御部32と、トルク指令Ctを補正するトルク指令補正部35とを含んでいる。
図示されるように、サーボモータ速度検出部22により検出されたサーボモータ速度検出値Dv1およびダイクッション速度検出部25により検出されたダイクッション速度Dv2がトルク指令補正部35に供給されるようになっている。また、トルク指令補正部35は、摩擦トルク推定部36と加減速トルク推定部37とを含んでおり、後述するように、これらを適宜使用してトルク指令Ctを補正する場合がある。
図示されるように、トルク指令補正部35はトルク補正指令Ct(c)を作成し、式(1)に示されるように、このトルク補正指令Ct(c)をトルク指令Ctに加算または減算することによりトルク指令Ctを補正する。
Ct ← Ct ± Ct(c) (1)
次いで、補正されたトルク指令Ctは電流制御部32において、対応する電流指令値Ciに変換され、ドライバ33および/またはアンプ34において所定の増幅処理を受けた後、サーボモータ18に供給され、増幅された電流指令値Ciに応じてサーボモータ18が駆動する。
図示されるように、サーボモータ18の駆動に基づく出力軸19の回転が、油圧ポンプ55に伝達される。次いで、油圧ポンプ55は伝達された回転作用に応じて、油圧発生機構50により生じる圧力を増減させる。
本発明においては、トルク指令補正部35を用いてトルク指令Ctを補正し、それにより、トルクの安定化および高精度の圧力調整を行うようにしている。一つの実施形態においては、トルク補正指令Ct(c)はサーボモータ速度検出値Dv1に基づいて作成される。
図3(a)は、本発明の一つの実施形態に基づく制御装置のトルク指令補正部を詳細に示す機能ブロック図である。図3(a)に示される実施形態においては、トルク指令補正部35は遅れ要素41を含んでいる。遅れ要素41は一種の記憶装置であり、所定の周期で入力されるサーボモータ速度検出値Dv1を順次記憶すると共に、所定時間前に入力されたサーボモータ速度検出値Dv1を出力するようになっている。
つまり、今回入力されたサーボモータ速度検出値Dv1をDv1(i)と称すると、遅れ要素41は所定時間前、例えば前回入力されたサーボモータ速度検出値Dv1(i−1)を出力する(図3(a)を参照されたい)。
次いで、トルク指令補正部35においては、Dv1(i)とDv1(i−1)との間の差ΔDv1が算出され、この差ΔDv1に所定の係数K1が乗じられて、トルク補正指令Ct(c)が作成される。次いで、図2を参照して分かるように、このトルク補正指令Ct(c)は、前述したサーボモータ速度の差ΔDv1が小さくなるようにトルク指令Ctに加算または減算される。なお、係数K1は、サーボモータ速度検出値Dv1に基づいて補正するときにトルクの安定化などが可能なトルク指令を作成するのに適した値である。
このように、一つの実施形態においては、実際に検出されたサーボモータ速度検出値Dv1に基づいてトルク指令Ctを補正しているので、トルク指令Ctをそのまま使用する場合と比較して、トルクの安定化および圧力調整をより高精度で行うことが可能となる。
また、他の実施形態においては、トルク補正指令Ct(c)はダイクッション速度検出値Dv2に基づいて作成される。図3(a)と同様な図3(b)の機能ブロック図においては、トルク指令補正部35は遅れ要素42を含んでいる。遅れ要素42は遅れ要素41と同様な記憶装置であり、図3(b)に示されるように、遅れ要素42は所定時間前、例えば前回入力されたダイクッション速度検出値Dv2(i−1)を出力するものとする。
次いで、前述したのと同様に、Dv2(i)とDv2(i−1)との間の差ΔDv2に所定の係数K2が乗じられて、トルク補正指令Ct(c)が作成される。次いで、図2を参照して分かるように、このトルク補正指令Ct(c)は、前述したダイクッション速度の差ΔDv2が小さくなるようにトルク指令Ctに加算または減算される。なお、係数K2は、ダイクッション速度検出値Dv2に基づいて補正するときにトルクの安定化などが可能なトルク指令を作成するのに適した値である。
この場合にも、実際に検出されたダイクッション速度検出値Dv2に基づいてトルク指令Ctを補正しているので、トルク指令Ctをそのまま使用する場合と比較して、トルクの安定化および圧力調整をより高精度で行うことができるのが分かるであろう。
さらに、トルク指令補正部35はサーボモータ速度検出値Dv1およびダイクッション速度検出値Dv2の両方に基づいてトルク補正指令Ct(c)を作成するようにしてもよい。図4は、本発明のさらに他の実施形態に基づく制御装置のトルク指令補正部を詳細に示す機能ブロック図である。図4においては、トルク指令補正部35において、サーボモータ速度検出値Dv1とダイクッション速度検出値Dv2との間の差ΔDvを算出し、この差ΔDv自体か、または差ΔDvに所定の係数(図示しない)を掛けて、これをトルク補正指令Ct(c)として作成する。
このような場合には、実際に検出されたサーボモータ速度検出値Dv1とダイクッション速度検出値Dv2との両方を使用してトルク指令Ctを補正しているので、前述した実施形態の場合と比較して、トルクの安定化および圧力調整をさらに高精度で行うことが可能となる。
あるいは、トルク補正指令値Ct(c)のマップである図5(a)に示されるように、サーボモータ速度検出値Dv1とダイクッション速度検出値Dv2との関数としてトルク補正指令値Ct(c)を実験等によりマップの形で予め求めておき、このようなマップからトルク補正指令Ct(c)を簡易的に求めても良い。なお、このようなマップは、制御装置10の記憶部(図示しない)に記憶されているものとする。
なお、サーボモータ速度検出値Dv1またはダイクッション速度検出値Dv2のみに基づいてトルク補正指令Ct(c)を作成するときにも、図5(a)に示されるマップを使用できる。この場合には、ダイクッション速度検出値Dv2またはサーボモータ速度検出値Dv1がそれぞれ零のときの欄を参照して、サーボモータ速度検出値Dv1およびダイクッション速度検出値Dv2を求めればよい。
図2を再び参照して分かるように、トルク指令補正部35は摩擦トルク推定部36をさらに含んでいる。図6(a)は、本発明に基づく制御装置の摩擦トルク推定部36を詳細に示す機能ブロック図である。サーボモータ速度検出部22により検出されたサーボモータ速度検出値Dv1には所定の係数K3が乗じられる。係数K3は、後述する手法で摩擦トルクを求めるのに適した値である。
さらに、サーボモータ速度検出値Dv1は速度方向変更部38を通過し、それにより、進行方向依存の静摩擦トルクを推定し、出力される。速度方向を反対にする理由は、摩擦トルクが正規のトルクとは反対方向に作用するからである。次いで、所定の係数K3が乗じられたサーボモータ速度検出値Dv1と、静摩擦推定トルクとが加算されて、推定摩擦トルクCt(f)として摩擦トルク推定部36から出力される。
その後、この推定摩擦トルクCt(f)はトルク補正指令Ct(c)としてトルク指令補正部35から出力され、トルク指令Ctに加算される(図2を参照されたい)。図6(a)に示される実施形態においては、摩擦トルクを考慮してトルク指令Ctを補正しているので、トルクの安定化および圧力調整をさらに高精度で行うことができるのが分かるであろう。
なお、図面には示さないものの、ダイクッション速度検出値Dv2に基づいて、推定摩擦トルクCt(f)を摩擦トルク推定部36において作成するようにしてもよい。あるいは、図5(b)に示される図5(a)と同様な摩擦トルク推定値Ct(f)のマップから、推定摩擦トルクCt(f)を求めるようにしてもよい。
さらに、トルク指令補正部35は加減速トルク推定部37も含んでいる。図6(b)は本発明に基づく制御装置の加減速トルク推定部を詳細に示す機能ブロック図である。図3(a)の場合と同様に、今回入力されたサーボモータ速度検出値Dv1をDv1(j)と称する。そして、遅れ要素39は所定時間前、例えば前回入力されたサーボモータ速度検出値Dv1(j−1)を出力するものとする。
そして、トルク指令補正部35においては、Dv1(j)とDv1(j−1)との間の差ΔDv1が算出される。この場合の所定の時間は極めて小さいので、差ΔDv1はサーボモータ速度検出値Dv1の加速度を表すことになる。次いで、この差ΔDv1に所定の係数K4が乗じられて、推定加減速トルクCt(a)が作成される。係数K4は、加減速トルクを求めるのに適した値である。
その後、この推定加減速トルクCt(a)はトルク補正指令Ct(c)としてトルク指令補正部35から出力され、トルク指令Ctに加算される(図2を参照されたい)。図6(b)に示される実施形態においては、加減速トルクを考慮してトルク指令Ctを補正しているので、トルクの安定化および圧力調整をさらに高精度で行うことができるのが分かるであろう。
なお、図面には示さないものの、加減速トルク推定部37において、ダイクッション速度検出値Dv2に基づいて、推定加減速トルクCt(a)を作成するようにしてもよい。また、当然のことながら、前述した実施形態のいくつかを適宜組み合わせることは本発明の範囲に含まれる。
本発明に基づく制御装置を備えたプレス機械のダイクッション機構の基本構成を示す模式図である。 本発明に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。 (a)本発明の一つの実施形態に基づく制御装置のトルク指令補正部を詳細に示す機能ブロック図である。(b)本発明の他の実施形態に基づく制御装置のトルク指令補正部を詳細に示す機能ブロック図である。 本発明のさらに他の実施形態に基づく制御装置のトルク指令補正部を詳細に示す機能ブロック図である。 (a)トルク補正指令値Ct(c)のマップを示す図である。(b)摩擦トルク推定値Ct(f)のマップを示す図である。 (a)本発明に基づく制御装置の摩擦トルク推定部を詳細に示す機能ブロック図である。(b)本発明に基づく制御装置の加減速トルク推定部を詳細に示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 制御装置
11 ベース
12 支持部
13 ダンパ
15 ボルスタ
16 クッションパッド
18 サーボモータ
19 出力軸
20 ダイクッション
22 サーボモータ速度検出部
24 スライド
25 ダイクッション速度検出部
26 第一型
27 第二型
30 クッションピン
31 トルク指令作成部
32 電流制御部
33 ドライバ
34 アンプ
35 トルク指令補正部
36 摩擦トルク推定部
37 加減速トルク推定部
38 速度方向変更部
39 遅れ要素
41 遅れ要素
42 遅れ要素
50 油圧発生機構
51 シリンダ
52、56 配管
55 油圧ポンプ
57 油タンク
Ci 電流指令値
Ct トルク指令
Ct(c) トルク補正指令
Ct(a) 推定加減速トルク
Ct(f) 推定摩擦トルク
Dv1 サーボモータ速度検出値
Dv2 ダイクッション速度検出値
K1 係数
K2 係数
K3 係数
K4 係数
ΔDv1 サーボモータ速度の差
ΔDv2 ダイクッション速度の差

Claims (8)

  1. ダイクッションとスライドとの間に力を生じさせる力発生手段と、
    該力発生手段の前記力を調整するのに用いられるサーボモータと、
    該サーボモータのトルク指令を作成するトルク指令作成手段と、
    前記トルク指令に基づいて前記サーボモータに流れる電流を制御する電流制御手段と、
    前記トルク指令を補正するトルク指令補正手段とを具備するダイクッション機構の制御装置。
  2. さらに、前記サーボモータの速度を検出するサーボモータ速度検出手段を具備し、
    前記トルク指令補正手段は、前記サーボモータ速度検出手段が検出する前記サーボモータ速度に基づいて前記トルク指令を補正する請求項1に記載のダイクッション機構の制御装置。
  3. 前記トルク指令補正手段において、前記サーボモータ速度と所定時間前における前記サーボモータ速度との間の差に所定の係数を掛けることによりトルク補正指令値を作成し、前記サーボモータ速度の差が小さくなるように前記トルク補正指令値を前記トルク指令に加算または減算するようにした請求項2に記載のダイクッション機構の制御装置。
  4. さらに、前記ダイクッションの速度を検出するダイクッション速度検出手段を具備し、
    前記トルク指令補正手段は、前記ダイクッション速度検出手段が検出する前記ダイクッション速度に基づいて前記トルク指令を補正する請求項1に記載のダイクッション機構の制御装置。
  5. 前記トルク指令補正手段において、前記ダイクッション速度と所定時間前における前記ダイクッション速度との間の差に所定の係数を掛けることによりトルク補正指令値を作成し、前記ダイクッション速度の差が小さくなるように前記トルク補正指令値を前記トルク指令に加算または減算するようにした請求項4に記載のダイクッション機構の制御装置。
  6. さらに、前記サーボモータの速度を検出するサーボモータ速度検出手段と、
    前記ダイクッションの速度を検出するダイクッション速度検出手段とを具備し、
    前記トルク指令補正手段は、前記サーボモータ速度検出手段が検出する前記サーボモータ速度と前記ダイクッション速度検出手段が検出する前記ダイクッション速度とに基づいて前記トルク指令を補正する請求項1に記載のダイクッション機構の制御装置。
  7. 前記トルク指令補正手段は、前記サーボモータ速度および/または前記ダイクッション速度に基づいて、前記サーボモータが一定速度で動作するのに必要とされる摩擦トルクを推定する摩擦トルク推定手段を含んでおり、
    該摩擦トルク推定手段により推定された前記摩擦トルクを前記トルク指令に加算するようにした請求項2から6のいずれか一項に記載のダイクッション機構の制御装置。
  8. 前記トルク指令補正手段は、前記サーボモータ速度および/または前記ダイクッション速度に基づいて、前記サーボモータが加速または減速するのに必要とされる加減速トルクを推定する加減速トルク推定手段を含んでおり、
    該加減速トルク推定手段により推定された前記加減速トルクを前記トルク指令に加算するようにした請求項2から7のいずれか一項に記載のダイクッション機構の制御装置。
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