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JP2007118319A - 液体噴射装置、記録装置および電位制御ユニット - Google Patents

液体噴射装置、記録装置および電位制御ユニット Download PDF

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JP2007118319A JP2005311949A JP2005311949A JP2007118319A JP 2007118319 A JP2007118319 A JP 2007118319A JP 2005311949 A JP2005311949 A JP 2005311949A JP 2005311949 A JP2005311949 A JP 2005311949A JP 2007118319 A JP2007118319 A JP 2007118319A
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Abstract

【課題】記録用紙170の帯電に起因する汚染を防止する。
【解決手段】導電性のノズルプレート166を有して、記録用紙170上を往復移動しつつノズルプレート166の開口168から記録用紙170に向かって液体を噴射する記録ヘッド164と、液体が噴射される方向についてノズルプレート166に対向して記録用紙170よりも遠方に配された被記録物側の底部電極310と、ノズルプレート166と底部電極310との間に電位差を発生させてノズルプレート166の開口168から噴射された液体を底部電極310に向かって電気的に引き付ける電位差発生手段330と、記録用紙170に蓄積された電荷を移動させて記録用紙170およびノズルプレート166を同じ電位にするリブ電極156とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は液体噴射装置に関する。より詳細には、液体噴射ヘッドに装着されたノズルプレートの開口から吐出させた液体を被記録物に付着させる液体噴射装置および記録装置並びにそれらの装置に装着して使用し得る電界発生ユニットに関する。
昨今の液体噴射装置においては、記録画像の解像度向上への要求に従って、ノズルプレートの開口から吐出される液滴が数pl程度にまで微細化されている。このような微細な液滴は質量が非常に小さいので、いったん吐出されると雰囲気の粘性抵抗等により運動エネルギーを急速に失う。例えば、ノズルプレートから吐出された3pl未満の液滴は、大気中で3mm程度の行程を飛翔すると速度が略ゼロになる。運動エネルギーを失った液滴は、重力加速度による落下運動と雰囲気の粘性抵抗力とが殆どつり合い、落下し切るまでに長い時間を要する。
また、より大きな運動エネルギーを液滴に与えるべく、液体の噴射速度を上昇させることも考えられる。しかしながら、実際にノズルプレートからの噴射速度を高くすると、液滴がノズルプレートから離脱するときに、インクミストと呼ばれる非常に微細な液滴が生じやすくなる。また、飛翔速度が高くなると各液滴に作用する雰囲気の粘性抵抗も一層大きくなるので、液滴の到達距離はかえって短くなることが判っている。
更に、液体噴射装置において、被記録物の周縁部に余白を残すことなく液体を付着させる場合には、被記録物および液体噴射ヘッドの不可避な位置ずれを見込んで、被記録物の寸法よりもやや広い領域に対して液体が噴射される。このため、被記録物の両側縁部および前後端部の近傍では、被記録物の存在しない領域に対しても液体が吐出されることがある。このように被記録物に付着することがない余剰の液滴については、液体が吐出される方向について液体噴射ヘッドに対向する位置に吸収部材を配置して、余剰の液体を吸収させている。しかしながら、吸収部材は、ノズルプレートに対して被記録物よりも遠方に配置されている。従って、液滴が吸収部材に到達するには、被記録物よりも大きな距離を飛翔しなければならない。このため、被記録物が存在しない領域に吐出された液体からは、吸収部材に到達せずに浮遊するものが多く生じる。
上記のようなさまざまな現象の結果として生じた浮遊する液滴はエアロゾルと呼ばれ、液体噴射ヘッドの移動領域の周辺に浮遊する。エアロゾルの一部は、液体噴射装置の外部にまで浮遊して、液体噴射装置の周辺に付着して汚損する。また、エアロゾルの多くは、やがて液体噴射装置内の各部に付着する。殊に、プラテン等の被記録物の搬送経路にエアロゾルが付着した場合は、次に搬送される被記録物が汚染される。また、液体噴射装置の電気回路、ロータリースケール、リニアスケールあるいは各種光学センサ等にエアロゾルが付着した場合は、装置自体の誤動作を招くこともある。更に、エアロゾルが付着したものにユーザが触れるとユーザの手も汚される。そこで、エアロゾルの発生を防止することが提案されている。
下記特許文献1には、金属製のノズルプレートを一方の電極として、被処理物を挟んでノズルプレートに対向する位置に配置された電極とノズルプレートとの間に電界を形成することが記載されている。ノズルプレートから吐出される液滴は、後述するような原因によりノズルプレートと同極に帯電しているので、電界内では電極に向かうように作用するクーロン力が作用する。従って、電界内では減速されることなく飛翔し続けて電極に向かうので、結果的にエアロゾルとして浮遊する液滴を減少させることができる。
なお、この液体噴射装置においては、被処理物に対してノズルプレートと反対側に、多孔質材料により形成された吸収部材が配置されている。この吸収部材は、毛細管現象による液体吸収力を有するので、被処理物に付着することなく飛来した液滴を吸収して保持する。
特開2004−202867号公報
上記特許文献1に記載された液体噴射装置では、被処理物は電気的にどこにも接続さておらず、電気的にフローティング状態にある。このため、記録動作により液滴が被処理物に付着して蓄積されると、液滴の電荷も被処理物に蓄積されて、被処理物は一層大きく帯電する。従って、1パスの印字におけるインク吐出量が多いと、ノズルプレートおよび被記録物の間の電界強度が、ノズルプレートおよび電極の間の電界強度を上回る場合がある。
このような場合、被処理物からもノズルプレートおよび電極に電気力線が伸び、次のパスにおいてノズルプレートから吐出されて被処理物の側方近傍を通過する帯電した液滴が、この電気力線に捕獲されて被処理物の側方端面を汚染する。このように、浮遊するエアロゾルを低減させる目的でノズルプレート付近に電界を形成した場合、かえって、被記録物の汚染が生じる場合があることが判った。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態として、導電性のノズルプレートを有し、被記録物上を往復移動しつつノズルプレートの開口から被記録物に向かって液体を噴射する液体噴射ヘッドと、液体が噴射される方向についてノズルプレートに対向して被記録物よりも遠方に配された被記録物側電極と、ノズルプレートと被記録物側電極との間に電位差を発生させてノズルプレートの開口から噴射された液体を被記録物側電極に向かって電気的に引き付ける電位差発生手段と、被記録物に蓄積された電荷を移動させて被記録物およびノズルプレートを同じ電位にする電位制御手段とを備える液体噴射装置が提供される。これにより、被記録物の電位はノズルプレートと同じに保たれる。従って、ノズルプレートと同極性に帯電したエアロゾルが被記録物と引き合うことが防止されて、被記録物に付着し難くなり、汚染が低減される。
また、上記液体噴射装置において、電位制御手段が、液体噴射ヘッドに対向する位置において被記録物を下方から支持して位置決めするプラテンに設けられ、被記録物の液体を噴射される面と反対側の面に当接する電極部材を含んでいてもよい。これにより、プラテンに設けられた電極がノズルプレートの直下で被記録物に触れてその電位を制御するので、被記録物の電位を効率よく制御できる。
また、上記液体噴射装置において、電位制御手段が、往復移動の方向と交差する方向に被記録物を搬送すべく被記録物に接しつつ回転駆動される搬送駆動ローラおよび搬送駆動ローラと共に被記録物を挟みつつ搬送駆動ローラに連れ回される搬送従動ローラの少なくとも一方を含んでいてもよい。これにより、液体噴射装置に既存の部材を用いて被記録物の電位を制御できる。また、被記録物がノズルプレートの直下に至る前から被記録物の電位がノズルプレートと同じに保持される。従って、被記録物の前端におけるエアロゾルによる汚染が防止される。
また、上記液体噴射装置において、電位制御手段が、往復移動の方向と交差する方向に被記録物を排出すべく被記録物に接しつつ回転駆動される排出駆動ローラおよび排出駆動ローラと共に被記録物を挟みつつ排出駆動ローラに連れ回される排出従動ローラの少なくとも一方を含でいてもよい。これにより、液体噴射装置に既存の部材を用いて被記録物の電位を制御できる。また、被記録物がノズルプレートの直下を通り過ぎた後も被記録物の電位がノズルプレートと同じに保持される。従って、被記録物の後端におけるエアロゾルによる汚染が有効に防止される。
更に、上記液体噴射装置において、電位制御手段が、往復移動の方向と交差する方向に被記録物を搬送すべく被記録物に接しつつ回転駆動される搬送駆動ローラおよび搬送駆動ローラと共に被記録物を挟みつつ搬送駆動ローラに連れ回される搬送従動ローラの少なくとも一方、並びに、往復移動の方向と交差する方向に被記録物を排出すべく被記録物に接しつつ回転駆動される排出駆動ローラおよび排出駆動ローラと共に被記録物を挟みつつ排出駆動ローラに連れ回される排出従動ローラの少なくとも一方を含んでいてもよい。これにより、液体噴射装置に既存の部材を用いて被記録物の電位を制御できる。また、被記録物の先端がノズルプレートの直下に到達する前も、被記録物の後端がノズルプレートの下を通り過ぎた後も、いずれも被記録物の電位がノズルプレートと同じに保持される。従って、被記録物の後端におけるエアロゾルによる汚染が有効に防止される。
更に、上記液体噴射装置において、電位制御手段が、被記録物に対して接触する導電性を有する電極部材を含んでいてもよい。これにより、被記録物に対して所望の位置で良好な電気的接続が得られるので、被記録物の電位を所望の電位に保つことが容易になる。
また、本発明の第2の形態として、導電性のノズルプレートを有し、被記録物上を往復移動しつつノズルプレートの開口から被記録物に向かってインクを吐出する記録ヘッドと、インクが噴射される方向についてノズルプレートに対向して被記録物よりも遠方に配された被記録物側電極と、ノズルプレートと被記録物側電極との間に電位差を発生させてノズルプレートの開口から吐出されたインクを被記録物側電極に向かって電気的に引き付ける電位差発生手段と、被記録物および電位差発生手段を電気的に結合させて、被記録物をノズルプレートと同じ電位にする電位制御手段とを備える記録装置が提供される。これにより、第1の形態と同様の効果を得ることができる。
更に、本発明の第3の形態として、被記録物上を往復移動しつつ導電性のノズルプレートの開口から被記録物に向かって液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置に装着する電位制御ユニットであって、液体が噴射される方向についてノズルプレートに対向して被記録物よりも遠方に配された被記録物側電極と、ノズルプレートと被記録物側電極との間に電位差を発生させてノズルプレートの開口から噴射された液体を被記録物側電極に向かって電気的に引き付ける電位差発生手段と、被記録物に蓄積された電荷を移動させて被記録物およびノズルプレートを同じ電位にする電位制御手段とを備える電位制御ユニットが提供される。これにより、第1の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。ただし、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態のひとつであるインクジェット式記録装置10を概観する斜視図であり、ここでは、カバーとしての上ケース110を開いた状態で描かれている。同図に示すように、このインクジェット式記録装置10は、装置の基部となる下ケース120と、下ケース120と共に筐体を形成する上ケース110と、下ケース120の後部に装着されたペーパサポート130と、下ケース120の前面に形成された排出トレー140とを備えている。また、このインクジェット式記録装置10は、下ケース120内に水平に配置されたプラテン150と、プラテン150の上方に配置されたキャリッジ160とを筐体の内側に備えている。なお、図1では、ペーパサポート130に、被記録物としての記録用紙170が装入されている。
上記のようなインクジェット式記録装置10では、ペーパサポート130に収容された記録用紙170が、図示されていない給送部により1枚ずつ内部に取り込まれ、次いで、やはり図示されていない搬送部によりプラテン150上に送り出される。更に、図示されていない排出部により排出トレー140に送り出される。なお、給送部、搬送部および排出部の各々では、記録用紙170は、回転駆動される駆動ローラおよび駆動ローラに連れ回される従動ローラに挟まれて給送、搬送または排出される。
また、このインクジェット式記録装置10では、プラテン150の上方で、キャリッジ160が記録用紙170の搬送方向と直交する方向に往復移動する。従って、記録用紙170の搬送とキャリッジ160の往復移動とを交互に行うことにより、記録用紙170の上面全体をキャリッジ160で走査できる。これにより、キャリッジ160は、記録用紙170上面の任意の領域で記録動作できる。
図2は、図1に示したインクジェット式記録装置10の内部機構20を、側面部212、214を含むフレーム210ごと抜き出して示す斜視図である。同図に示すように、この内部機構20は、後方に略鉛直に配置されたフレーム210と、その両側端部から互いに平行に前方に向かって延在する1対の側面部212、214とによって画成される領域の内側に主に形成されている。
同図に示す通り、この内部機構20において、キャリッジ160は、自身を貫通するガイド軸220に支持されている。ガイド軸220は、その端部を側面部212および214に支持され、フレーム210に平行に、且つ、水平に配置されている。従って、キャリッジ160はガイド軸220に沿って水平に移動できる。
キャリッジ160の後方には、1対のプーリ232、234と、プーリ232、234に掛けわたされたタイミングベルト230がフレーム210の前面に配置されている。一方のプーリ234はキャリッジモータ236により回転駆動される。また、タイミングベルト230はキャリッジ160の後部に結合されている。従って、キャリッジモータ236の動作に応じてキャリッジ160を往復移動させることができる。
キャリッジ160は、上方からインクカートリッジ162を装荷されると共に、その下面に記録ヘッド164を備えている。また、記録ヘッド164は、インクを吐出するための開口を含む金属製のノズルプレート166をその下面に備えている。従って、インクは、キャリッジ160から下方に向かって吐出される。更に、キャリッジ160は、テープ状の多芯ケーブル240を介して、フレーム210後方の電子回路250に結合されている。多芯ケーブル240は、キャリッジ160の移動に従って柔軟に撓むので、キャリッジ160の往復移動を妨げることはない。
キャリッジ160が往復移動する領域の下方には、プラテン150が配置されている。プラテン150は、キャリッジ160の下を通過する記録用紙170を下方から支持して、ノズルプレート166と記録用紙170との間隔を一定に維持する。また、プラテン150の上面には陥没部152が形成されており、陥没部152に吸収部材260が収容されている。吸収部材260は、記録ヘッド164から記録用紙170の存在していない領域に向かって吐出されたインクを収受する。
なお、インクジェット式記録装置10の稼働時間が経過するにつれて吸収部材260にはインクが付着していく。インクが付着した吸収部材260に記録用紙170が接触すると記録用紙170の裏面がインクにより汚染される。そこで、プラテン150の上面にリブ状の部位を形成して記録用紙170を下方から持ち上げて支持することにより、両者の間隔を保って接触を防止している。具体的には、記録用紙170および吸収部材260の間には、2〜4mm程度の間隙が設けられている。なお、ノズルプレート166の表面と記録用紙170の表面との間にも1mm程度の間隔が維持される。
また、吸収部材260は、表面における液体の吸収速度を重視して材料を選択されている。このため、それ自体の吸収容量には限りがある。そこで、より吸収容量の大きな廃液吸収部材262をプラテン150の下方に配置し、これと吸収部材260とを一部で接触させている。廃液吸収部材262は、その吸収容量と共に、毛細管現象による吸収力の大きな材料が選択されており、吸収部材260から大量のインクを吸収することができる。
一方、プラテン150の後方には、搬送駆動ローラ282および搬送従動ローラ284が配置されて、搬送部280を形成している。搬送駆動ローラ282は、フレーム210の後方に配置された搬送モータ286により回転駆動されている。また、搬送従動ローラ284は、記録用紙170を搬送駆動ローラ282に対して押し付けている。従って、搬送駆動ローラ282の回転に伴って、搬送従動ローラ284が連れ回されると共に、記録用紙170はプラテン150上に送り出される。プラテン150上では、前記したようにキャリッジ160からインクが吐出されるので、記録用紙170上にインクにより画像を記録することができる。
また、プラテン150の前方には、排出駆動ローラ292および排出従動ローラ294が配置され、排出部290を形成している。排出駆動ローラ292は、前記した搬送モータ286から分配された動力により回転駆動されている。また、排出従動ローラ294は、プラテン150を通り過ぎた記録用紙170を排出駆動ローラ292に対して押し付けている。従って、排出駆動ローラ292の回転に伴って、排出従動ローラ294が連れ回されると共に、記録用紙170はプラテン150上から外部へと送り出される。
更に、この内部機構20では、プラテン150の側面部212側の側方に、キャップ部材270が配置されている。キャップ部材270は上下に移動でき、キャリッジ160が側面部212に近いホームポジションで停止したときに上昇してノズルプレート166の下面を封止する。また、キャップ部材270の内部はポンプユニット272に結合されている。ポンプユニット272は、ノズルプレート166表面に付着したインクを吸引できる。ポンプユニット272に吸引されたインクは、図示されていないパイプを介して、廃液吸収部材262に吸収される。
更に、プラテン150とキャップ部材270との間には、ワイピング手段274が配置されている。キャップ部材270による封止から開放されたキャリッジ160がその上方を通過するとき、ワイピング手段274はノズルプレート166の下面を払拭して清浄にする。
図3は、上記のようなインクジェット式記録装置10に形成されるエアロゾル収集機構31の構造を模式的に示す断面図である。同図に示すように、プラテン150は、上向きに突出したリブ部154を備えており、その上端で下方から支持することにより記録用紙170を上下方向に位置決めしている。更に、リブ部154の上端には、金属製のリブ電極156が装着されている。リブ電極156は、電位差発生手段330の負極に電気的に接続されると共に、記録用紙170の下面に接している。従って、電位差発生手段330が動作したとき、記録用紙170は、電位差発生手段330の負極と同電位となっている。
また、ノズルプレート166も電位差発生手段330の負極に接続されているので、結果的に、記録用紙170およびノズルプレート166は相互に同じ電位となっており、その電位は電位差発生手段330の負極の電位である。このように、このエアロゾル収集機構31においては、電位差発生手段330に電気的に接続されたリブ電極156が、記録用紙170の電位制御手段の一部を形成している。
一方、既に説明した通り、プラテン150の陥没部152には吸収部材260が収容されているが、更に、吸収部材260の下面と陥没部152の底面との間には底部電極310が間挿されている。この底部電極310は、短絡保護抵抗320を介して電位差発生手段330の正極に接続されている。従って、電位差発生手段330が動作したとき、ノズルプレート166および底部電極310の間には、電位差発生手段330の発生する電位差に応じた電界Eが形成されている。なお、プラテン150およびそのリブ部154は、絶縁性の樹脂により成形された部材である。従って、底部電極310およびリブ電極156が相互に短絡することが防止される。
上記エアロゾル収集機構31において、底部電極310は、インクジェット式記録装置10のインクに対して耐食性のある金属、例えば金、ステンレスまたはニッケルの線材、板材または箔材、あるいは、これらの金属でメッキした線材、板材または箔材、若しくは、これらの材料を組み合わせた網状または格子状の部材で形成できる。また、他の態様として、プラテン150の陥没部152に直接形成した導電性の塗膜層、メッキ層、厚膜層、薄膜層等で底部電極310を形成することもできる。
また、リブ電極156は、ステンレス、ニッケル鍍金された鉄、ジュラルミン、クロムまたはモリブデンを含む鉄、タングステン、チタン、チタンを含む合金等の耐摩耗性が高く、導電性の高い金属により形成できる。また、炭素、金属、導電性ポリマー等の材料を用いて、埋め込み、貼付けまたは二体成形によりプラテン150と一体に形成することもできる。更に、セレン、シリコン等のアモルファス半導体若しくは金属をリブ部154に部分蒸着して形成することもできる。
更に、吸収部材260は、表面抵抗が10Ω以下の抵抗値を有する導電性材料で形成することが好ましい。具体的には、ポリエチレン、ポリウレタン等の樹脂に金属、炭素等の導電性材料を混入した上で発泡させたもの、ポリエチレン、ポリウレタン等の樹脂発泡材に金属、炭素等の導電性材料を付着させたもの、または、メッキしたもの等を用いることができる。また、ポリエチレン、ポリウレタン等の樹脂発泡材に電解質溶液を含浸させたものを吸収部材260として用いることもできる。
なお、吸収部材260は、ノズルプレート166から吐出されながら記録用紙170に付着しなかったインクを直接に受け止める。このとき、吸収部材260の吸収速度が遅いと、吸収部材260の表面に衝突する衝撃でインクがいわゆるミルククラウンを生じる。ミルククラウンの周縁からは微細なインク滴が生じ、これもまたエアロゾル発生の原因となるので、吸収部材260は、吸収速度の高い、換言すれば、空隙率が高いことが有利である。
また、図示は省略したが、吸収部材260は、図2においてプラテン150の下方に配置されている廃液吸収部材262と部分的に連通している。このため、吸収部材260に吸収されたインクは、より高い吸収力を有する廃液吸収部材262に順次吸収されるので、吸収部材260の吸収力は長期間にわたって持続する。
図4は、上記エアロゾル収集機構31の動作を説明するための模式図である。図中に示すように、ノズルプレート166にはインクを吐出する複数の開口168が形成されている。また、図中に矢印Xで示すように、ここではノズルプレート166は、キャリッジ160の移動に伴って図上で右から左に向かって移動している。
ノズルプレート166の直下に記録用紙170が存在しているときは、ノズルプレート166の開口168から吐出されたインク滴344は記録用紙170に付着する。しかしながら、記録用紙170の縁部に余白無くインクを付着させようとした場合等は、記録用紙170の側縁部並びに先端および後端において、一部の開口168の直下に記録用紙170が存在しないことがある。
このような場合、開口168から吐出することによってインク滴342に与えられた運動エネルギーは、雰囲気の粘性抵抗により急速に失われ、一部のインク滴342では吸収部材260に到達する遥か前に完全に失われる。また、インク滴342の質量は非常に小さいので、重力加速度による落下運動と前記粘性抵抗力とが殆どつり合い、インク滴342の落下速度が極めて遅くなる。こうして、ノズルプレート166の下方に浮遊するインク滴342はエアロゾルとなる。
ところで、ノズルプレート166の開口168から押し出されるインクは、インク滴342となる直前の瞬間に、ノズルプレート166から下垂するインク柱340となる。このとき、インク柱340の先端Aとノズルプレート166下面のインク柱340付近の領域Bとの間に、いわゆる避雷針効果により電荷が蓄積される。
即ち、ここでいう避雷針効果とは、インク柱340の先端A(図中では下端)を頂点とする頂角50°から60°の円錐形で包囲されるノズルプレート166表面の領域Bがインク滴342の帯電に寄与することをいう。この避雷針効果により、インク滴342は、インク柱340の水平断面積に対応する電荷よりも大きく、ノズルプレート166と同じ極性の電荷qを有する。
一方、このエアロゾル収集機構31においては、ノズルプレート166と底部電極310および吸収部材260との間に電界Eが形成されている。上記のように、インク滴342は電荷qで帯電しているので、電界Eからクーロン力F(qE)による運動エネルギーを得、減速されることなく下方に移動して最終的に吸収部材260に到達する。
更に、このエアロゾル収集機構31においては、リブ電極156を介して、記録用紙170が電位差発生手段330の負極と同電位に保たれている。従って、記録用紙170に着弾したインク滴344の電荷は、電位差発生手段300から放電される。よって、記録用紙170の近傍に浮遊するインク滴342が、記録用紙170と引き合うことを防ぐことができる。従って、エアロゾルによって記録用紙170の側方端面が汚染されることも防止される。
なお、上記実施形態では、底部電極310を電位差発生手段330の正極側に、ノズルプレート166および記録用紙170を電位差発生手段330の負極側に、それぞれ接続している。しかしながら、すべての極性を反転させて接続しても同様の機能が実現される。また、電位差発生手段330の発生する電位差の一方の電位を接地電位とすることにより、エアロゾル収集機構31内の配線を簡略化することもできる。
なお、図1から図4までに示したようなインクジェット式記録装置10においてインク滴にクーロン力を作用させてエアロゾル化を防止するには、電界Eの電界強度を100kV/m程度とすることが望ましい。また、このような電界を形成すべくノズルプレートを一方の電極として電位差を形成した場合、ノズルプレート166から吐出された液滴に蓄積される電荷は4×10−14Q程度である。
一方、記録用紙170が普通上質紙またはそれに多孔質シリカ等をコーティングしたものであった場合、その体積抵抗率は10〜1013Ωcm程度である。このような記録用紙170に導電性を有するインクが浸透した場合、その体積抵抗率は10〜10Ωcmに低下する。また、インクの付着した記録用紙170の表面抵抗率は10〜10Ω/□程度となる。
従って、十分に導電性が高い金属等により形成されたリブ電極156を記録用紙170に触れさせて電位差発生手段330と接続した場合は、記録用紙170自体および記録用紙170上のインクを経て、記録用紙170の電位が電位差発生手段330の出力電圧に一致するように制御することができる。また、帯電したインク滴が記録用紙170上に堆積した場合も、インク滴の電荷は記録用紙170自体およびそれに付着したインクを介して放電されるので、記録用紙170の電位が変動することがない。
図5は、他の実施形態に係るエアロゾル収集機構32の構造を模式的に示す断面図である。なお、図5において、他の図と共通の構成要素には同じ参照符号を付して重複する説明を省く。
同図に示すように、この実施形態に係るエアロゾル収集機構32の構造は、そのリブ電極156の形状に固有の特徴がある。即ち、このリブ電極156は、プラテン150のリブ部154を上下に貫通して、プラテン150の下面にその下端を露出している。従って、リブ電極156および電位差発生手段330の間の配線をプラテン150の下部で結合することができる。このような構造によれば、リブ電極156およびエアロゾル収集機構32としての機能は図3に示したエアロゾル収集機構31と同じではあるが、配線がユーザの目につかないので、安全性および商品性が高い。
図6は、他の実施形態に係るエアロゾル収集機構33の構造を模式的に示す断面図である。図6においても、他の図と共通の構成要素には同じ参照符号を付して、重複する説明を省く。
同図に示すように、記録ヘッド164から記録用紙170に対してインクを吐出して付着させるには、プラテン150上に記録用紙170を送りこまなければならない。また、プラテン150上でインクを付着された記録用紙170は、プラテン150上から外部に送り出されなければならない。このような記録用紙170の搬送および排出は、それぞれ一対のローラを備えた搬送部280および排出部290によって担われる。
搬送部280は、記録用紙170の下面に接する搬送駆動ローラ282と、記録用紙170の上面に接して搬送駆動ローラ282に押し付ける搬送従動ローラ284とを備えている。ここで、搬送駆動ローラ282は、搬送モータ286により回転駆動されている。一方、搬送従動ローラ284は、それ自体には駆動力はなく、記録用紙170を搬送駆動ローラ282に対して押し付けつつ、搬送駆動ローラ282の回転に連れ回される。これら搬送駆動ローラ282および搬送従動ローラ284は、記録用紙170の前端が到達してから後端が通り過ぎるまで、記録用紙170に触れ続けている。従って、搬送駆動ローラ282を導電性の材料で形成すると同時に電位差発生手段330に接続することにより、搬送部280を介して記録用紙170の電位を制御することができる。
また、排出部290は、記録用紙170の下面に接する排出駆動ローラ292と、記録用紙170の上面に接して排出駆動ローラ292に押し付ける排出従動ローラ294とを備えている。ここで、排出駆動ローラ292は、図示していない伝達機構を介して搬送モータ286により回転駆動されている。一方、排出従動ローラ294は、それ自体には駆動力はなく、記録用紙170を排出駆動ローラ292に対して押し付けつつ、排出駆動ローラ292の回転に連れ回される。これら排出駆動ローラ292および排出従動ローラ294は、記録用紙170の前端が到達してから後端が通り過ぎるまで、記録用紙170に触れ続けている。従って、排出駆動ローラ292を導電性の材料で形成して電位差発生手段330に接続することにより、排出部290を介して記録用紙170の電位を制御することができる。
更に、排出駆動ローラ292および排出従動ローラ294の両方を導電性材料により形成すると共に、両方を電位差発生手段330に電気的に接続することにより、記録用紙170の先端がプラテン150上に差しかかってから、後端がプラテン150上を通り過ぎるまで、継続して記録用紙170の電位を制御することができる。従って、ノズルプレート166から吐出されてプラテン150上方に浮遊するエアロゾルは、記録用紙170に吸着されることなく、底部電極310の方へ飛翔して吸収部材260に吸収される。
なお、これら搬送駆動ローラ282および排出駆動ローラ292の材料としては、鉄、ニッケルメッキを施した鉄、ステンレス等の剛性と導電性を具備した金属材料を挙げることができる。更に、搬送駆動ローラ282の場合は、記録用紙170に対する摺動を防止する目的で、表面にアルミナ粒等を付着させて表面の摩擦力を向上させることも好ましい。また、アルミナ粒を付着させる代わりに、導電性のゴム等で表面を被覆してもよい。
図7は、また他の実施形態に係るエアロゾル収集機構34の構造を模式的に示す断面図である。図7においても、他の図と共通の構成要素には同じ参照符号を付して、重複する説明を省く。
同図に示すように、この実施形態においては、搬送部280および排出部290の各々において、搬送従動ローラ284および排出従動ローラ294が、電位差発生手段330に電気的に接続されている。これにより得られる機能は図6に示した形態と同様であるが、この実施形態には以下のような利点がある。即ち、搬送駆動ローラ282および排出駆動ローラ292は、いずれも回転駆動されるための、歯車群等の回転伝達機構に機械的に結合されている。従って、これらの伝達機構における機械的接触を利用して、電位差発生手段330に電気的に接続することもできるが、そのためには、回転伝達機構をすべて導電性の材料値より形成してければならない。しかしながら、この種の回転伝達機構は樹脂材料により形成された歯車で形成されている場合が多く、これを金属材料に置き換えることは、製造コストの上昇、動作音の増大等に結びつく。
この点、搬送従動ローラ284および排出従動ローラ294は、回転できるように支持されているだけなので、それ自体を導電性材料で形成すると共に、軸支手段を電位差発生手段330に電気的に接続すれは、電位差制御手段を簡単に形成できる。なお、搬送従動ローラ284および排出従動ローラ294の材料としては、鉄、ニッケルメッキを施した鉄、ステンレス等の導電性を有する金属か、炭素又は金属粉を含み導電性を有する樹脂材料を用いることができる。
図8は、更に他の実施形態に係るエアロゾル収集機構35の構造を模式的に示す断面図である。図8においても、他の図と共通の構成要素には同じ参照符号を付して、重複する説明を省く。
同図に示すように、この実施形態においては、搬送部280および排出部290の各々において、搬送駆動ローラ282、搬送従動ローラ284、排出駆動ローラ292および排出従動ローラ294の全てが、電位差発生手段330に電気的に接続されている。これにより得られる機能は図6および図7に示した形態と同様であるが、この実施形態には以下のような利点がある。即ち、各ローラは記録用紙170に接触しているが、実際に記録用紙170を搬送あるいは排出しているときには、微視的には接触と離間を繰り返している。このため、単一のローラに着目すると、記録用紙170とき電気的な接続は安定していない。しかしながら、記録用紙170に接するローラの数を増加させることにより、全体としてはいずれかのローラが記録用紙170に接しているので、記録用紙170の電位を安定させることができる。
図9は、また他の実施形態に係るエアロゾル収集機構36の構造を模式的に示す断面図である。図9においても、他の図と共通の構成要素には同じ参照符号を付して、重複する説明を省く。
同図に示す実施形態では、記録用紙170に対する電気的接続を得る手段として、複数の導電ブラシ350が実装されている。導電ブラシ350は、導電性と弾性を兼ね備えた部材により形成されており、一端を電位差発生手段330に電気的に接続されている。また,導電ブラシ350の他端は、記録用紙170に複数箇所で接している。即ち、記録用紙170の搬送方向について、プラテン150の直前では、記録用紙170の表面および裏面に導電ブラシ350が配置され、それぞれ、記録用紙170の表面および裏面に接している。また、プラテン150の直後では、記録用紙170の裏面側に導電ブラシ350が配置され、記録用紙170の裏面に接している。
このような形態は、導電ブラシ350という専用の部材を導入してければならない。しかしながら、導電ブラシ350は、電気的接続を得るための専用部品なので、配置が自由に選択できる。従って、エアロゾル収集に関与するプラテン150、ノズルプレート166等の直近に配置することができ、記録用紙170の電位を効率よく制御できる。なお、導電ブラシ350は、ステンレス等の金属線材の他、炭素または金属粉を含有させた樹脂繊維等によっても形成で聞く。
以上詳細に説明したように、この液体噴射装置は、ノズルプレートと同じ極性に帯電したインクミストを能動的に収集してエアロゾルの発生を低減できると同時に、被記録物の帯電に起因する記録用紙170の汚染も抑制できる。また、電位差発生手段と、電位差発生手段をノズルプレートおよび被記録物に接続する配線とを組み合わせて電位制御ユニットとして供給することにより、既存の液体噴射装置において同様の機能を実現することもできる。
なお、上記実施例では、インクジェット式記録装置10を例に挙げて具体的な構成を説明したが、この液体噴射装置は、例えば、液晶ディスプレイ用カラーフィルタの製造における色材噴射装置、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の製造における電極形成装置、バイオチップ製造に使用する試料噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド、付け爪に絵や文字等を描く装置等としても実施でき、更に、これらに限定されない。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることは当業者に明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
インクジェット式記録装置10の全体を概観する斜視図。 インクジェット式記録装置10の内部機構20を抜き出して示す斜視図。 ひとつの実施形態に係るエアロゾル収集機構31の構造を示す断面図。 エアロゾル収集機構31の動作を説明する模式図。 他の実施形態に係るエアロゾル収集機構32の構造を示す断面図。 また他のエアロゾル収集機構33の構造を示す断面図。 更に他のエアロゾル収集機構34の構造を示す断面図。 更に他のエアロゾル収集機構35の構造を示す断面図。 また更に他のエアロゾル収集機構36の構造を示す断面図。
符号の説明
10 インクジェット式記録装置、20 内部機構、31、32、33、34、35、36 エアロゾル収集機構、110 上ケース、120 下ケース、130 ペーパサポート、140 排出トレー、150 プラテン、152 陥没部、154 リブ部、156 リブ電極、160 キャリッジ、162 インクカートリッジ、164 記録ヘッド、166 ノズルプレート、170 記録用紙、210 フレーム、212、214 側面部、220 ガイド軸、230 タイミングベルト、232、234 プーリ、236 キャリッジモータ、240 多芯ケーブル、250 電子回路、260 吸収部材、262 廃液吸収部材、270 キャップ部材、272 ポンプユニット、274 ワイピング手段、280 搬送部、282 搬送駆動ローラ、284 搬送従動ローラ、286 搬送モータ、290 排出部、292 排出駆動ローラ、294 排出従動ローラ、310 底部電極、320 短絡保護抵抗、330 電位差発生手段、340 インク柱、342、344 インク滴、350 導電ブラシ

Claims (8)

  1. 導電性のノズルプレートを有し、被記録物上を往復移動しつつ前記ノズルプレートの開口から前記被記録物に向かって液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体が噴射される方向について前記ノズルプレートに対向して前記被記録物よりも遠方に配された被記録物側電極と、
    前記ノズルプレートと前記被記録物側電極との間に電位差を発生させて前記ノズルプレートの開口から噴射された液体を被記録物側電極に向かって電気的に引き付ける電位差発生手段と、
    前記被記録物に蓄積された電荷を移動させて前記被記録物および前記ノズルプレートを同じ電位にする電位制御手段と
    を備える液体噴射装置。
  2. 前記電位制御手段が、前記液体噴射ヘッドに対向する位置において前記被記録物を下方から支持して位置決めするプラテンに設けられ、前記被記録物の前記液体を噴射される面と反対側の面に当接する電極部材を含む請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記電位制御手段が、前記往復移動の方向と交差する方向に前記被記録物を搬送すべく前記被記録物に接しつつ回転駆動される搬送駆動ローラおよび前記搬送駆動ローラと共に前記被記録物を挟みつつ前記搬送駆動ローラに連れ回される搬送従動ローラの少なくとも一方を含む請求項1に記載の液体噴射装置。
  4. 前記電位制御手段が、前記往復移動の方向と交差する方向に前記被記録物を排出すべく前記被記録物に接しつつ回転駆動される排出駆動ローラおよび前記排出駆動ローラと共に前記被記録物を挟みつつ前記排出駆動ローラに連れ回される排出従動ローラの少なくとも一方を含む請求項1に記載の液体噴射装置。
  5. 前記電位制御手段が、前記往復移動の方向と交差する方向に前記被記録物を搬送すべく前記被記録物に接しつつ回転駆動される搬送駆動ローラおよび前記搬送駆動ローラと共に前記被記録物を挟みつつ前記搬送駆動ローラに連れ回される搬送従動ローラの少なくとも一方、並びに、前記往復移動の方向と交差する方向に前記被記録物を排出すべく前記被記録物に接しつつ回転駆動される排出駆動ローラおよび前記排出駆動ローラと共に前記被記録物を挟みつつ前記排出駆動ローラに連れ回される排出従動ローラの少なくとも一方を含む請求項1に記載の液体噴射装置。
  6. 前記電位制御手段が、前記被記録物に対して接触する導電性を有する電極部材を含む請求項1に記載の液体噴射装置。
  7. 導電性のノズルプレートを有し、被記録物上を往復移動しつつ前記ノズルプレートの開口から前記被記録物に向かってインクを吐出する記録ヘッドと、
    前記インクが噴射される方向について前記ノズルプレートに対向して前記被記録物よりも遠方に配された被記録物側電極と、
    前記ノズルプレートと前記被記録物側電極との間に電位差を発生させて前記ノズルプレートの開口から吐出されたインクを被記録物側電極に向かって電気的に引き付ける電位差発生手段と、
    前記被記録物および前記電位差発生手段を電気的に結合させて、前記被記録物を前記ノズルプレートと同じ電位にする電位制御手段と
    を備える記録装置。
  8. 被記録物上を往復移動しつつ導電性のノズルプレートの開口から前記被記録物に向かって液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置に装着する電位制御ユニットであって、
    前記液体が噴射される方向について前記ノズルプレートに対向して前記被記録物よりも遠方に配された被記録物側電極と、
    前記ノズルプレートと前記被記録物側電極との間に電位差を発生させて前記ノズルプレートの開口から噴射された液体を被記録物側電極に向かって電気的に引き付ける電位差発生手段と、
    前記被記録物に蓄積された電荷を移動させて前記被記録物および前記ノズルプレートを同じ電位にする電位制御手段と
    を備える電位制御ユニット。
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