JP2007116869A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明に係るモータは、中空円筒形のヨーク4と、ヨーク4の内周面に沿って圧入されてヨーク4内に収納された固定子3とを備えたモータであって、固定子3は周方向に所定の間隔をおいて設けられ、複数個のほぼ矩形であるマグネット7と、マグネット7を保持したマグネットホルダ5とを備え、内周面と面接触するマグネット7の外周面には、溝12が形成されている。
【選択図】図1
Description
そして、マグネットの外周面とヨークの内周面とが全面において面接触して、固定子がヨーク内に収納されている。(例えば、特許文献1参照)
摩擦力に抗して、マグネットをヨークの内側に圧入し続けると、マグネットおよびヨークには摩擦による熱が発生する。この熱が高くなると、マグネットとヨークの間には焼き付きが発生する可能性がある。
この焼き付きが発生すると、マグネットとヨークとの間には、一部が固定されてしまい、摩擦力は急激に大きくなる。その結果、マグネットとリングとの間には、この急激に大きくなった摩擦力と同じ力が加わるため、マグネットは破損する恐れがある。さらに、焼き付きによってマグネットとヨークとの間の固定された一部にも、大きな力がかかり、マグネットは破損する恐れもある。
その結果、製造工程中にマグネットのひび、割れが生じ、モータの製品の歩留まりが悪くなるという問題点があった。
図1は、モータの半断面図、図2は、図1のヨーク4の全体斜視図、図3は、図1の固定子3の分解斜視図である。
回転電機であるモータは、回転自在な回転軸1と、この回転軸1に固定された回転子2と、この回転子2の外側に設けられた固定子3と、内周面に固定子3が固定された有底円筒形状のヨーク4とを備えている。
固定子3は、有底円筒形状であるヨーク4の内側に圧入されて収納され、マグネットホルダ5、マグネットカバー6およびマグネット7を備えている。
マグネットカバー6は、コの字形に形成されており、マグネットホルダ5の第一のリング8、第二のリング9および連結部10によって区画された領域に圧入されている。また、このマグネットカバー6の内部には、マグネット7が圧入されている。
このマグネット7は、ほぼ矩形形状をしており、マグネット7の外周面には、マグネットホルダ5の周方向に沿って一端から他端まで連続した溝12が1本形成されている。
なお、溝12の深さはマグネット7の強度に悪影響を与えない程度の微小な深さである。
まず、複数個のマグネットカバー6をマグネットホルダ5に取り付ける。
次に、マグネット7の溝12を外側に向けて、マグネット7をマグネットカバー6に圧入する。この時、連結部10の左右に形成された突起群11は、撓み変形により、マグネットホルダ5とマグネット7との間に発生する摩擦力を圧入の妨げにならない程度になるように低減している。その結果、マグネット7をマグネットホルダ5に圧入するのが容易となる。
この時、マグネット7の外周面とヨーク4の内周面とは全面において面接触しているので、ヨーク4の内周面とマグネット7の外周面との間には、大きな摩擦力生じる。
この摩擦力に抗して、固定子3をヨーク4の内部に圧入し続けると、摩擦により熱が発生する。このままこの摩擦が続けば、ヨーク4とマグネット7には摩擦熱が増大し、ヨーク4の内周面とマグネット7の外周面との間で焼き付きが発生し、さらに摩擦力が増大する。その結果、マグネット7のひび、割れが発生する恐れがある。
しかしながら、マグネット7の外周面には、溝12が形成されているので、この溝12がヨーク4の内周面を通過するときには、マグネット7とヨーク4との接触が生じないために摩擦が発生しない。この溝12によるマグネット7とヨーク4との一時的な非接触によって、ヨーク4とマグネット7の間には焼き付きが抑制され、その結果、マグネット7のひび、割れの発生も抑制される。
図4は、実施の形態2のマグネット7の斜視図である。
マグネット7の外周面には、マグネットホルダ5の周方向に沿って一端から他端まで連続した溝12が複数形成されている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図5は、実施の形態3のマグネット7の斜視図である。
マグネット7の上端部および下端部には、マグネットホルダ5の周方向に沿って一端から他端まで溝12が形成されている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図6は実施の形態4のマグネット7がマグネットホルダ5に圧入された状態の断面図である。
第一のリング8のマグネット7に対向した面には、突起13が設けられおり、第一のリング8とマグネット7はその突起13でのみ接触している。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図7は実施の形態5のマグネット7の斜視図である。
マグネット7には、断続的な溝である小溝部14が形成されており、その隣接する小溝部14間の領域が軸線方向に揃えられている。
また、このマグネット7を圧入するマグネットホルダ5には、実施の形態4で説明した突起13が第一のリング8に設けられている。マグネットホルダ5にマグネット7を圧入した状態で、マグネットホルダ5を軸線方向から視たときに、隣接する小溝部14間の領域に突起13が位置するように小溝部14間と突起13の位置および幅が決められている。
その他の構成は、実施の形態4と同様である。
Claims (8)
- 中空円筒形のヨークと、このヨークの内周面に沿って圧入されて前記ヨーク内に収納された固定子とを備えた回転電機であって、
前記固定子は、
周方向に所定の間隔をおいて設けられ、複数個のほぼ矩形であるマグネットと、
このマグネットを保持したマグネットホルダと、
を備え、
前記内周面と面接触する前記マグネットの外周面には、溝が形成されている
ことを特徴とする回転電機。 - 前記マグネットホルダは、
第一のリングと、
この第一のリングと対向して設けられた第二のリングと、
前記第一のリングと前記第二のリングとを連結し、周方向に所定の間隔をおいて設けられた複数個の連結部とを有し、
前記第一のリング、第二のリングおよび連結部により区画された領域に前記マグネットが圧入されるものであって、
前記第一リング部および前記第二リング部の少なくとも一方には、マグネットに接する面に突起が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。 - 前記溝は、前記マグネットホルダの周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
- 前記マグネットは、前記溝が軸線方向に間隔をおいて複数設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の回転電機。
- 前記溝は、第一のリング側もしくは第二のリング側の少なくとも一方の前記マグネットの端部の周方向全域に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
- 前記溝は、前記外周面の一端から他端まで連続した溝である連続溝であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の回転電機。
- 前記溝は、前記外周面の一端から他端まで断続的に形成された複数の小溝部から構成された断続溝であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の回転電機。
- 前記突起は、前記マグネットが前記マグネットホルダに圧入された状態で、前記マグネットホルダを軸線方向に沿って視たときに、隣接する前記小溝部間の領域に位置していることを特徴とする請求項7に記載の回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005308135A JP2007116869A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005308135A JP2007116869A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007116869A true JP2007116869A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38098528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005308135A Pending JP2007116869A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007116869A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010124624A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Asmo Co Ltd | 磁石ホルダ及び回転電機のロータ |
| JP2014073013A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Asmo Co Ltd | 回転電機 |
| EP2618459A4 (en) * | 2010-09-13 | 2018-03-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotating electrical machine |
| JP2021141783A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 株式会社デンソー | 回転電機 |
-
2005
- 2005-10-24 JP JP2005308135A patent/JP2007116869A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| JP2014073013A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Asmo Co Ltd | 回転電機 |
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