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JP2007199341A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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JP2007199341A
JP2007199341A JP2006017325A JP2006017325A JP2007199341A JP 2007199341 A JP2007199341 A JP 2007199341A JP 2006017325 A JP2006017325 A JP 2006017325A JP 2006017325 A JP2006017325 A JP 2006017325A JP 2007199341 A JP2007199341 A JP 2007199341A
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Kunio Maruyama
邦雄 丸山
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Abstract

【課題】シール材を樹脂膜を介してガラス基板上に接着しても十分大きな密着力を確保できるようにする。シール材を樹脂膜の表面に接着することにより、表示領域周辺の液晶層厚に不均一が生じることを防止し、且つ表示領域とシール材との間の間隔を小さくする。
【解決手段】互いに対向する一対の基板7a,8aと、一方の基板8aに設けられた樹脂膜43と、樹脂膜43を介して一対の基板7a,8aを貼り合わせるシール材6と、基板7a,8aの間であってシール材6によって囲まれた領域に設けられた液晶層12とを有する電気光学装置である。樹脂膜43のうちシール材6が接触する領域内には基板8aを露出させる開口36が設けられ、開口36の幅W0はシール材6の幅W1よりも狭い。シール材6は樹脂膜43の表面に接着されると共に、開口36に入り込んで基板8aの表面に接着される。
【選択図】図6

Description

本発明は、液晶表示装置等といった電気光学装置に関する。また、本発明は、電気光学装置を用いて構成される電子機器に関する。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機、カーナビゲーション装置等といった電子機器に液晶表示装置等といった電気光学装置が広く用いられている。例えば、情報を画像として表示するための表示装置として電気光学装置が用いられている。この電気光学装置では、液晶等の電気光学物質の電気光学的特性を利用して画像が表示される。
電気光学装置として、従来、図18に示す構造を有するものが知られている。この電気光学装置は、シール材201によって貼り合わされた一対の基板202a及び202bを有する。これらの基板間に電気光学物質である液晶の層205が設けられている。一方の基板202a上にはカラーフィルタを構成する複数の着色膜203が設けられ、それらの着色膜203の上に樹脂膜としてオーバーコート膜204が設けられている。
オーバーコート膜204は基板202aの全域には設けられておらず、具体的には、シール材201が設けられる領域には設けられていない。従って、シール材201は基板202aに直接に接着している。シール材201を基板202aに接着させるのは、シール材201をオーバーコート膜204に接着させると十分な密着力が確保できないが、シール材201を基板202aに接着すると十分に大きい密着力を確保できるからである。
上記の従来装置の他に、基板表面の広い領域に絶縁膜を設けると共に、シール材を設ける領域の絶縁膜を除去する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、絶縁膜を除去した領域においてシール材が基板に直接に接着されるので、シール材を除去する領域の幅がシール材の幅よりも広くなっていた。
また、従来装置として、シール材の材質を特定することにより、シール材と基板との間の接着強度を高めるという技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−174828号公報(第10頁、図6) 特開2000−258780号公報(第11頁、図2)
図18に示した従来の電気光学装置においては、オーバーコート膜204を設けた領域とそれを設けない領域とでセルギャップの間隔、すなわち液晶層205の層厚にバラツキが生じ、表示ムラが発生するおそれがあった。また、シール材201がオーバーコート膜204の上に乗り上げる状態を避けるために設計段階でシール材201とオーバーコート膜204の端部との間に間隔Wを設ける必要があり、そのために電気光学装置の外形が大きくなることから、1つのマザー基板から取り出すことができる電気光学装置の数が少なくなるという問題があった。
また、特許文献1に開示された従来技術においては、図18に示した従来技術の場合と同様に、液晶層厚のバラツキに起因して表示ムラが出易い、及び電気光学装置の外形が大きくなるという問題があった。さらに、特許文献2に開示された従来技術においては、使用できるシール材の種類が特定のものに限定されてしまい、汎用性に欠けるという問題があった。
本発明は、従来の電気光学装置に見られる上記の問題に鑑みて成されたものであって、シール材を樹脂膜の表面に接着しても十分大きな密着力を確保できるようにすること、及びシール材を樹脂膜の表面に接着することにより、図18におけるシール材201とオーバーコート膜204との間隔Wを不要として、電気光学装置の周辺部分に表示ムラが発生することを防止し、さらに電気光学装置の外形を小さくすることを目的とする。
本発明に係る電気光学装置は、互いに対向する一対の基板と、該一対の基板の少なくとも一方に設けられた樹脂膜と、該樹脂膜を介して前記一対の基板を貼り合わせるシール材と、前記一対の基板間であって前記シール材によって囲まれた領域に設けられた電気光学物質とを有し、前記樹脂膜のうち前記シール材が接触する領域内には前記基板を露出させる開口が設けられ、該開口の幅は前記シール材の幅よりも狭いことを特徴とする。
この電気光学装置によれば、シール材が全体的には樹脂膜の表面に接着されるが、樹脂膜のうち開口が設けられた部分では、その開口を通して基板の一部が樹脂膜の外部へ露出し、その露出した基板にシール材が接着する。このため、シール材を単に樹脂膜の表面に接着させる場合に比べて、高い密着力を確保できる。
また、本発明によれば、シール材と樹脂膜との間に液晶層厚が変動する余分な間隔(例えば、図18の間隔W)を設ける必要がないので、電気光学装置の周辺部分に表示ムラが発生することを防止でき、さらに電気光学装置の外形を小型にすることができる。また、電気光学装置の外形を小型にできることにより、電気光学装置を大面積のマザー基板を用いて多数個取りの手法で製造する場合に、1つのマザー基板から製造できる電気光学装置の個数を多くすることができる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記開口は前記樹脂膜のうち前記シール材が接触する領域内に部分的に複数設けられることが望ましい。この構成によれば、樹脂膜の表面に何らかの要素を形成しようとする場合に、その要素の形成場所には開口を設けないことにすることにより、その要素の形成処理が開口の存在によって邪魔されることを防止できる。
例えば、電気光学装置の種類によっては、樹脂膜の表面にシール材と交差する状態で配線を形成する必要がある場合がある。この種の電気光学装置において、配線が形成された部分の樹脂膜に開口が形成されていると、シール材に導通材が含まれる場合においては、不用箇所における上下基板間の短絡が発生してしまう。従って、このような配線を用いる構成の電気光学装置に関しては、配線が形成される個所を避けて開口を部分的に設けることにより、不用箇所での上下基板間の短絡の発生を防ぐことができる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記開口は前記基板側から前記シール材側へ向けてすぼまる形状であることが望ましい。つまり、開口を形成している樹脂膜の端面は、開口が基板側からシール材側へ向けてすぼまるような傾斜を有することが望ましい。この構成によれば、シール材を樹脂膜の表面に所定の形状、例えば環状に形成、例えばスクリーン印刷の手法を用いて形成したときに、開口の内部に入り込んで基板の表面に直接に接着したシール材が開口の端面の傾斜によって開口から抜け難くなること(いわゆるアンカー効果を得ること)から、より一層確実な密着力を確保できる。
次に、本発明に係る電気光学装置は、一対の基板の一方に所定の配列で設けられた複数の着色膜を有することができる。この着色膜はカラーフィルタを構成する要素であり、例えば、B(青)、G(緑)、R(赤)の3色によってその着色膜を構成できる。また、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3色によって着色膜を形成することもできる。さらに、B、G、Rの3色にC、M、Yのいずれか1色を付加させた4色によって着色膜を形成することもできる。
このような着色膜を有する電気光学装置に関して本発明を適用する場合には、着色膜を覆うオーバーコート膜を本発明における前記樹脂膜と考えて、そのオーバーコート膜の上にシール材を形成することが望ましい。この構成によれば、シール材とオーバーコート膜との間に余分な間隔(例えば、図18の間隔W)を設ける必要がないので、電気光学装置の外形を小型にすることができる。そしてそのため、電気光学装置を大面積のマザー基板を用いて多数個取りの手法で製造する場合に、1つのマザー基板から製造できる電気光学装置の個数を多くすることができる。
また、シール材をオーバーコート膜の表面に接着させる場合は、シール材を基板の表面に接着させる場合に比べて密着力が低下することが考えられるが、本発明のようにオーバーコート膜に開口を設けてシール材に対して基板を露出させれば、シール材に関して高い密着力を確保できる。
次に、本発明に係る電気光学装置は、一対の基板の一方に設けられたスイッチング素子と、該スイッチング素子を覆う層間絶縁膜と、該層間絶縁膜の表面に設けられた電極と、前記層間絶縁膜内に設けられた前記スイッチング素子と前記電極とを電気的に接続させるスルーホールとをさらに有することができる。このような構成の電気光学装置に関して本発明を適用する場合には、層間絶縁膜を本発明における前記樹脂膜と考えて、その層間絶縁膜の上にシール材を形成することが望ましい。
この構成によれば、シール材と層間絶縁膜との間に余分な間隔(例えば、図18の間隔W)を設ける必要がないので、電気光学装置の外形を小型にすることができる。そしてそのため、電気光学装置を大面積のマザー基板を用いて多数個取りの手法で製造する場合に、1つのマザー基板から製造できる電気光学装置の個数を多くすることができる。
シール材を層間絶縁膜の表面に接着させる場合は、シール材を基板の表面に接着させる場合に比べて密着力が低下することが考えられるが、本発明のように層間絶縁膜に開口を設けてシール材に対して基板を露出させれば、より高い密着力を確保できる。
次に、本発明に係る電子機器は、以上に説明した構成の電気光学装置を有することを特徴とする。このような電子機器としては、例えば、携帯電話機、携帯情報端末機、ICレコーダ、カーナビゲーション装置等が考えられる。
本発明に係る電気光学装置によれば、シール材の基板に対する密着力を高めることにより不良品の発生を防止できるので、この電気光学装置を用いて構成された本発明に係る電子機器においても、シール材の密着力不足に起因する不良品の発生を防止できる。また、本発明に係る電気光学装置によれば、シール材を樹脂膜の表面に形成することにより電気光学装置の外形を小型にできるので、この電気光学装置を用いて構成された本発明に係る電子機器においては、電気光学装置の周辺に空間的な余裕ができ、電子機器の設計の自由度が高くなる。
(電気光学装置の第1実施形態)
以下、本発明に係る電気光学装置を実施形態に基づいて説明する。本実施形態では電気光学装置の一例である液晶表示装置を例示する。また、本実施形態では、TFD(Thin Film Diode)駆動方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence:電界制御複屈折)モード、半透過反射型、カラー表示が可能な液晶表示装置に本発明を適用するものとする。なお、本発明がその実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。また、これからの説明では必要に応じて図面を参照するが、この図面では、複数の構成要素から成る構造のうち重要な構成要素をわかり易く示すため、各要素を実際とは異なった相対的な寸法で示す場合がある。
図1は、本発明に係る電気光学装置の一実施形態である液晶表示装置の側面断面構造を示している。図2は、その液晶表示装置の平面断面構造を示している。図3は、図1の矢印Z1で示す部分を拡大した図である。図4は、図3の矢印Aに従った平面断面図である。図1及び図3は、図4のZ3−Z3線に従った断面図に相当する。
図1において、液晶表示装置1は、電気光学パネルとしての液晶パネル2と、この液晶パネル2に付設された照明装置3とを有する。この液晶表示装置1に関しては矢印Aが描かれた側が観察側であり、上記の照明装置3は液晶パネル2に関して観察側と反対側に配置されてバックライトとして機能する。
液晶パネル2は、シール材6によって互いに貼り合わされた一対の基板7及び8を有する。基板7はスイッチング素子が形成される素子基板である。基板8はカラーフィルタが形成されるカラーフィルタ基板である。シール材6は素子基板7とカラーフィルタ基板8との間に間隙、いわゆるセルギャップGを形成する。シール材6は図2に示すように、長方形の環状に設けられ、その一部に液晶注入口6aを有する。なお、図2に示す液晶表示装置1に関しては、一方の基板であるカラーフィルタ基板8を構成する透光性基板(後述する)の図示が省略されており、シール材6が実線で示されている。
シール材6の液晶注入口6aを介して素子基板7とカラーフィルタ基板8との間に電気光学物質としての液晶、例えば正の誘電異方性を有するネマチック液晶が注入される。注入された液晶は図1に示すようにセルギャップG内で液晶層12を形成する。図2の液晶注入口6aは液晶の注入が完了した後に樹脂によって封止される。なお、液晶の注入方法としては、上記液晶注入口6aを通して行う方法以外に、液晶注入口を持たない連続する環状のシール材6によって囲まれる領域内に液晶滴を滴下する方法も採用できる。
図1において、セルギャップGの間隔(液晶層12の層厚)は、セルギャップG内に設けられる複数のスペーサ(図示せず)によって一定に維持される。このスペーサは、複数の球状の樹脂部材を素子基板7又はカラーフィルタ基板8の表面上にランダム(無秩序)に置くことによって形成できる。また、スペーサは、フォトリソグラフィ処理によって所定の位置に柱状に形成することもできる。
照明装置3は、光源としてLED(Light Emitting Diode)13と、導光体14とを有する。光源は、LED等の点状光源以外に、冷陰極管のような線状光源を用いることもできる。導光体14は、例えば、透光性樹脂材料の成形加工によって形成され、LED13に対向する側面が光入射面14aであり、液晶パネル2に対向する面が光出射面14bである。矢印Aで示す観察側から見て導光体14の背面には、必要に応じて、光反射層16が設けられ、導光体14の光出射面14bには、光拡散層17が設けられる。
素子基板7は、矢印Aで示す観察側から見て長方形又は正方形の第1の透光性基板7aを有する。この第1透光性基板7aは、例えば、透光性のガラス、プラスチック等によって形成される。この第1透光性基板7aの外側表面には偏光板18aが貼着されている。必要に応じて、偏光板18a以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。
他方、第1透光性基板7aの内側表面には、図3にも示すように、配線としてのデータ線19が列方向Yに延びて形成されている。そして、アクティブ素子として機能するスイッチング素子であるTFD(Thin Film Diode)素子31がデータ線19に接続して形成されている。データ線19は図2に示すように複数本が互いに平行に設けられている。データ線19は、例えばCr、Mo(モリブデン)等によって形成される。TFD素子31は複数個が各データ線19に沿って等間隔に設けられている。
図3において、TFD素子31及びデータ線19の上に、それらを覆うように層間絶縁膜22、光反射膜23、画素電極24、配向膜26aの順に形成されている。層間絶縁膜22は、例えば、透光性、感光性、及び絶縁性を有する樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリイミド樹脂等をフォトリソグラフィ処理してパターニングすることによって形成される。また、光反射膜23は、Al又はAl合金をフォトエッチング処理してパターニングすることによって形成されている。画素電極24は、例えばITO(Indium Tin Oxide:インジウムスズ酸化物)等の金属酸化物をフォトエッチング処理してパターニングすることによって形成されている。配向膜26aは、例えばポリイミドをローラ転写法によって塗布して形成されている。
光反射膜23及びそれに重なる画素電極24は、図2に示すように、素子基板7上に行方向X及び列方向Yにわたってドットマトリクス状に複数形成されている。これらの光反射膜23及び画素電極24は、個々のTFD素子31に接続されて各データ線19に沿って設けられている。図3の配向膜26aは図2において素子基板7の表面であってシール材6で囲まれた領域内の略全域に形成される。そして、この配向膜26aに配向処理、例えばラビング処理が施されることにより素子基板7近傍の液晶分子の配向が決められる。
図5は図4のZ2−Z2線に従ってTFD素子31の断面構造を示している。図5において、TFD素子31は、互いに電気的に直列につながれた一対のTFD要素31a及び31bによって形成されている。第1のTFD要素31aは、第1素子電極32、絶縁膜33、第2素子電極34aをその順で重ねることによって形成されている。また、第2のTFD要素31bは、第1素子電極32、絶縁膜33、第2素子電極34bをその順で重ねることによって形成されている。第1素子電極32は、例えば、Ta(タンタル)又はTa合金によって形成される。Ta合金としては、例えば、TaW(タンタル・タングステン)を用いることができる。絶縁膜33は、例えば、陽極酸化処理によって形成される。第2素子電極34a,34bは、例えばCrによって形成される。
第1TFD要素31a内の第2素子電極34aは図4に示すようにデータ線19から延びている。また、第2TFD要素31b内の第2素子電極34bは画素電極24に接続されている。データ線19から画素電極24へ信号が伝送されるとき、第1TFD要素31aと第2TFD要素31bは電気的に逆極性である2つのTFD要素が直列に接続されることになる。この構造はバック・ツー・バック(Back-to-Back)構造と呼ばれることがある。本実施形態では、このようにバック・ツー・バック構造のTFD素子を用いたが、単一のTFD要素によってTFD素子を形成しても良い。
第2TFD要素31bは画素電極24に導電接続される要素であるが、この第2TFD要素31bの第2素子電極34bは、導電膜25によって画素電極24と導電接続されている。導電膜25は、第2素子電極34bから導出されており、その先端には面積の広い平面部分25aが形成されている。この平面部分25aは、図5に示すように、その一部が層間絶縁膜22に覆われ、他の一部が層間絶縁膜22の1つの端部Eから外部に露出している。画素電極24は、導電膜25の平面部分25aのうち層間絶縁膜22の端部Eから露出する部分に接触している。これにより、TFD素子31と画素電極24との間の電気的な接続が行われている。
図3に示すように、画素電極24の下に設けられた層間絶縁膜22は、画素電極24の層とTFT素子31の層とを別の層に分けている。この構造は、画素電極24とTFD素子31とを同じ層に形成する構造に比べて、次のような利点をもたらす。
まず、画素電極24とTFD素子31の間及び画素電極24とデータ線19との間に層間絶縁膜22を介在させたことにより、画素電極24とTFD素子31との間及び/又は画素電極24とデータ線19との間の寄生容量を低減することができ、クロストークの発生が防止されて鮮明な表示が達成される。次に、層間絶縁膜22を介して画素電極24とTFD素子31及び/又はデータ線19とを積層構造にて形成しているため、画素電極24をTFD素子31及び/又はデータ線19を覆う状態で形成することができ、その結果、画素電極24をTFD素子31及び/又はデータ線19と同一平面上に形成する場合に比べて、画素電極24を広い面積で形成でき、ひいては有効画素領域を大きくとることができるので、開口率の大きい視認性に優れた表示を達成できる。
次に、図1において、素子基板7に対向するカラーフィルタ基板8は、矢印Aで示す観察側から見て長方形又は正方形の第2の透光性基板8aを有する。この第2透光性基板8aは、例えば、透光性のガラス、プラスチック等によって形成される。この第2透光性基板8aの外側表面には偏光板18bが貼着されている。必要に応じて、偏光板18b以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。なお、素子基板7側の偏光板18aとカラーフィルタ基板8側の偏光板18bはクロスニコル配置でノーマリーホワイトの表示、あるいは、パラレルニコル配置でノーマリーブラックの表示を行うものであっても良い。
第2透光性基板8aの内側表面には、図3にも示すように、着色膜41が形成され、その周囲に遮光膜42が形成され、着色膜41及び遮光膜42の上にオーバーコート膜43、帯状電極44、配向膜26bの順に形成されている。帯状電極44は、図3の紙面垂直方向(すなわち、行方向X)に延びている。オーバーコート膜43は本発明の樹脂膜として作用する。配向膜26bは図2においてカラーフィルタ基板8の表面であってシール材6で囲まれた領域内の略全域に形成される。
配向膜26bに配向処理、例えばラビング処理が施されることにより、カラーフィルタ基板8の近傍における液晶分子の配向が決められる。本実施形態では、素子基板7上の配向膜26aとカラーフィルタ基板8上の配向膜26bとの間で、例えば、正の誘電異方性を有するネマチック液晶が水平配向にセットされる。
着色膜41は矢印A方向から見て長方形又は正方形のドット状に形成されている。また、着色膜41は複数個が矢印A方向から見て図3の紙面垂直方向(行方向X)及び左右方向(列方向Y)にわたってマトリクス状に配列されている。遮光膜42はそれらの着色膜41を囲む格子状に形成されている。着色膜41の個々はB(青)、G(緑)、R(赤)の1つを通過させる光学的特性に設定され、それらB,G,Rの着色膜41が矢印A方向から見て所定の配列、例えばストライプ配列に並べられている。ストライプ配列とは、列方向YにB,G,Rの同色が並び、行方向XにB,G,Rが交互に順番に並ぶ配列である。
なお、着色膜41の配列はストライプ配列以外の任意の配列とすることができ、例えば、モザイク配列、デルタ配列等とすることもできる。また、着色膜41の光学的特性はB,G,Rの3原色に限られず、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3原色を通過させる特性とすることもできる。また、着色膜41の色の種類は3色に限られず、3色のうちのいずれか1色の補色を加えた4色とすることもできる。
遮光膜42は、B,G,Rの3原色のうちのいずれか2色を重ねることによって形成されている。しかしながら、遮光膜42は、B,G,Rの3色を重ねて形成することもできるし、所定の材料をフォトリソグラフィ処理してパターニングすることによって形成することもできる。この場合の所定の材料としては、例えば、Cr、Mo等といった遮光性の材料が考えられる。
着色膜41及び遮光膜42の上に形成されたオーバーコート膜43は、主に、着色膜41及び遮光膜42の表面を平坦化するものである。オーバーコート膜43は、例えば有機材料、例えばネガ型の感光性材料であるアクリル系樹脂を材料としてスクリーン印刷によって図1に示すようにシール材6と基板8aとの間を通って基板8aの全面にわたって設けられている。つまり、シール材6はオーバーコート膜43を介して基板8aに接着されている。
帯状電極44はオーバーコート膜43の上に形成されている。帯状電極44は、例えばITO等といった金属酸化物をフォトエッチング処理してパターニングすることによって形成されている。帯状電極44は、図2において鎖線で示すカラーフィルタ基板8上に複数本が互いに平行に並ぶように設けられている。個々の帯状電極44は行方向Xに延びている。
図1において、素子基板7上に設けられた複数の画素電極24は矢印A方向から平面的に見て、行方向X及び列方向Yにわたってマトリクス状に並んでいる。一方、カラーフィルタ基板8上に設けられた複数の帯状電極44は、行方向Xに並ぶ複数の画素電極24と矢印A方向から平面的に見て重なるようにストライプ状に並んでいる。このように画素電極24と帯状電極44とは矢印A方向から見て重なり合っており、その重なり合った領域が表示の最小単位であるサブ画素Dを形成している。そして、複数のサブ画素Dが行方向X及び列方向Yにマトリクス状に並ぶことにより図2の有効表示領域Vが形成され、この有効表示領域Vに文字、数字、図形等といった像が表示される。
本実施形態のように、B,G,Rの3色から成る着色膜41を用いてカラー表示を行う場合は、B,G,Rの3色に対応する3つの着色膜41に対応する3つのサブ画素Dによって1つの画素が形成される。他方、白黒又は任意の2色でモノカラー表示を行う場合は、1つのサブ画素Dによって1つの画素が形成される。1つの画素部分を平面的に示す図面である図4に示すように、サブ画素Dは長方形状に形成されている。
図3において、光反射膜23は、例えばフォトエチング処理によって形成される。この光反射膜23はサブ画素Dのうちの一部の領域Rに設けられており、残りの領域Tには設けられていない。領域Tは図4に示すようにサブ画素D内の一部の長方形状の領域である。一方、領域Rはサブ画素D内の残りの領域であって、本実施形態では領域Tをコ字状に囲む領域である。
個々のサブ画素Dの中で光反射膜23が存在する領域が反射表示領域Rであり、光反射膜23が存在しない領域Tが透過表示領域である。図3において矢印Aで示す観察側から入射した外部光L0は反射表示領域R内の光反射膜23で反射する。一方、図1の照明装置3の導光体14から出射した図3の光L1は、透過表示領域Tを透過する。反射表示領域Rと透過表示領域Tとの境界部には、層間絶縁膜22の端部Eが設けられている。
層間絶縁膜22表面の個々のサブ画素D内の反射表示領域Rに対応する部分には凸部又は凹部が形成されて凹凸パターンが形成されている。この凹凸パターンは矢印A方向から見てランダム(無秩序)なパターンとなっている。光反射膜23は、凹凸パターンが形成されている層間絶縁膜22の上に形成されていて、それ自身も同じ凹凸パターンを有している。このように光反射膜23に凹凸パターンを形成することにより、光反射膜23で反射する光L0を、鏡面反射ではなくて、散乱光や指向性を持った光とすることができる。
層間絶縁膜22は反射表示領域Rに設けられており、透過表示領域Tには設けられていない。このため、反射表示領域R内の液晶層12の層厚t0は、透過表示領域T内の液晶層12の層厚t1よりも薄くなっている。望ましくはt0=(t1)/2になっている。このような液晶層12の層厚の調整は、反射表示領域R内で光L0が液晶層12を2回通過する反射表示の場合と、透過表示領域T内で光L1が液晶層12を1回しか通過しない透過表示の場合とで、液晶層12を通過する光の光路長を均一にすることにより、透過表示と反射表示とで表示色を均一にするためのものである。
次に、図1において、素子基板7を構成する第1透光性基板7aはカラーフィルタ基板8の外側へ張り出す張出し部46を有している。張出し部46の表面には、配線47がフォトエチング処理等によって形成されている。配線47は矢印A方向から見て複数本形成されており、それらの複数本が紙面垂直方向(すなわち、行方向X)へ互いに間隔をおいて並べられている。また、張出し部46の辺端には複数の外部接続用端子48が紙面垂直方向へ互いに間隔をおいて並ぶように形成されている。外部接続用端子48が設けられた基板7aの辺端部に図示しないFPC(Flexible Printed Circuit)基板が接続される。
図2において、複数の配線47の中央の一部47aは、シール材6によって囲まれた領域内に向けて列方向Yに延びてデータ線19に繋がっている。また、複数の配線47の両側の一部47b,47bは、シール材6によって囲まれる領域内に入って列方向Yへ延びた後に外側へ折れ曲がり、シール材6の中に含まれる導通材49(図1参照)を介してカラーフィルタ基板8上の各帯状電極44の配線部分に導通している。
張出し部46の表面には、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)51を用いたCOG(Chip On Glass)技術によって、半導体チップとしての駆動用IC52が実装されている。駆動用IC52は複数、例えば3個実装されている。中央の1つの駆動用IC52は、データ線19へデータ信号を伝送する。他方、両側の駆動用IC52,52は、帯状電極44へ走査信号を伝送する。
以上のように構成された液晶表示装置1によれば、図1において、液晶表示装置1が明るい室外や明るい室内に置かれる場合は、太陽光や室内光等の外部光を用いて反射型の表示が行われる。一方、液晶表示装置1が暗い室外や暗い室内に置かれる場合は、照明装置3をバックライトとして用いて透過型の表示が行われる。
上記の反射型表示を行う場合、図3において、観察側である矢印Aの方向からカラーフィルタ基板8を通して液晶パネル2内へ入射した外部光L0は、液晶層12を通過して素子基板7内へ入った後、反射表示領域Rにおいて光反射膜23で反射して再び液晶層12へ供給される。他方、上記の透過型表示を行う場合、図2の照明装置3の光源13が点灯し、それからの光が導光体14の光入射面14aから導光体14へ導入され、さらに、光出射面14bから面状の光として出射する。この出射光は、図3の符号L1で示すように透過表示領域Tにおいて光反射膜23が存在しない領域を通って液晶層12へ供給される。
以上のようにして液晶層12へ光が供給される間、素子基板7側の画素電極24とカラーフィルタ基板8側の帯状電極44との間には、走査信号およびデータ信号によって特定される所定の電圧が印加され、これにより、液晶層12内の液晶分子の配向がサブ画素Dごとに制御され、この結果、液晶層12に供給された光がサブ画素Dごとに変調される。この変調された光が、カラーフィルタ基板8側の偏光板18b(図1参照)を通過するとき、その偏光板18bの偏光特性に従ってサブ画素Dごとに通過を規制され、これにより、カラーフィルタ基板8の表面に文字、数字、図形等といった像が表示されることにより、矢印A方向から視認される。
本実施形態では、図1に示すように、樹脂膜であるオーバーコート膜43が基板8aの表面の全域に設けられており、シール材6はそのオーバーコート膜43の表面に接着されている。この構成により、シール材6とオーバーコート膜43の端部との間に液晶層12の層厚が変動する余分な間隔(例えば、図18の間隔W)を設ける必要がなくなり、表示領域Vの周辺部分に表示ムラが発生することを防止でき、さらに液晶表示装置1の外形を小型にすることができる。また、液晶表示装置1の外形を小型にできることにより、液晶表示装置1を大面積のマザー基板を用いて多数個取りの手法で製造する場合に、1つのマザー基板から製造できる液晶表示装置1の個数を多くすることができる。
また、液晶表示装置1においては、シール材6が図1に示すように全体的にはオーバーコート膜43の表面に接着されるが、オーバーコート膜43には図2においてシール材6に接触する環状領域内に部分的に複数の開口36が設けられている。Z4−Z4線に従った断面図である図6(a)に示すように、開口36の断面形状は、基板8a側からシール材6側へ向けてすぼまる形状となっている。つまり、開口36を形成するオーバーコート膜43の端面は、開口36が基板8a側からシール材6側へ向けてすぼまるように、傾いている。図6(a)の実施形態では、開口36を形成するオーバーコート膜43の端面は、湾曲状態の傾斜面となっている。なお、開口36は、ネガ型の感光性樹脂であるオーバーコート膜43をフォトリソグラフィ処理によってパターニングすることによって形成される。この際、開口36をすぼまり形状に形成するためには、開口36の開口部分と底面部分とで露光量を変えること、具体的には、基板8aに近い底面部分の露光量を少な目にすれば良い。
オーバーコート膜43の適所に開口36を設けたことにより、オーバーコート膜43のうち開口36が設けられた部分では、その開口36を通して基板8aの一部がオーバーコート膜43の外部へ露出し、その露出した基板8aにシール材6が接着する。このため、シール材6を単にオーバーコート膜43の表面に接着させる場合に比べて、高い密着力を確保できるので、シール材6がオーバーコート膜43や基板8aから剥離するという不良の発生を防止できる。
開口36の幅W0はシール材6の幅W1よりも狭くなっているので、開口36がシール材6の外側へはみ出すことを防いでいる。開口36がシール材6の外側へはみ出すと、シール材6を形成すべき面に段差ができてシール材6を正常に印刷できないおそれがある。これに対し、開口36がシール材6の外側にはみ出さないようにした本実施形態では、そのようなシール材6の印刷不良は発生しない。
次に、図2において、カラーフィルタ基板8に設けられた帯状電極44の端部の配線部分と、素子基板7に設けられた配線47bの先端端子部分とは、液晶表示装置1の左右両側においてシール材6の中に分散された導通材(図示せず)によって互いに導電接続している。この接続部分に対応して開口36が設けられると、帯状電極44の配線部分と配線47bの端子部分との導電接続に不良(不用な短絡)が生じるおそれがある。そこで本実施形態では、帯状電極44の配線部分がシール材6と交差する部分を避けて開口36を設けている。これにより、配線に接続不良が発生することを防止している。
なお、配線47は張出し部46に近い部分のシール材6(以下、IC側シール材という)を横切って列方向Yに延びている。しかしながら、IC側シール材6に対応してオーバーコート膜43に設けられる開口36は、配線47がIC側シール材6を横切る面と反対側のIC側シール材6の面に対向して設けられるので、この部分の開口36と配線47とが直接に交差することはない。従って、IC側シール材6に対応する部分のオーバーコート膜43に設けられる開口36は、配線47と重なる位置に設けても差し支えない。
図6(a)に示す実施形態では、開口36を形成するオーバーコート膜43の側端面を湾曲形状とした。しかしながら、これに代えて、開口36を形成するオーバーコート膜43の側端面を図6(b)に示すように、直線状の傾斜面とすることもできる。この場合でも、開口36は基板8a側からシール材6側へ向けてすぼまる形状になるので、シール材6の基板8aに対する密着力を高く維持できる。
(電気光学装置の第2実施形態)
次に、本発明に係る電気光学装置の他の実施形態を説明する。本実施形態では、チャネルエッチ型でシングルゲート構造のアモルファスシリコンTFT(Thin Film Diode)素子をスイッチング素子として用いたアクティブマトリクス方式、ECBモード、半透過反射型、カラー表示が可能な液晶表示装置に本発明を適用するものとする。なお、本発明がその実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。また、これからの説明で用いる図面においても、複数の構成要素間で寸法比率を実際の比率と異ならせる場合がある。
図7は、本実施形態に係る液晶表示装置の全体の側面断面構造を示している。図8は、その液晶表示装置の全体の平面断面構造を示している。図9は、図7の矢印Z5で示す部分を拡大して示す図である。図10〜図13は素子基板上に形成される各種要素の形成過程を示している。なお、これ以降の説明で、図1〜図6に示した先の実施形態と同じ説明は適宜に省略するものとする。
図7において、電気光学装置としての液晶表示装置61は、液晶パネル62と、この液晶パネル62に付設された照明装置3とを有する。照明装置3の構成は図1に示した実施形態と同じであり、同じ構成要素は同じ符号を付して示すことにして説明は省略する。この液晶表示装置61に関しても矢印Aが描かれた側が観察面であり、照明装置3は液晶パネル62に関して観察面の反対側に配置されてバックライトとして機能する。
液晶パネル62は、図8に示すように長方形で環状のシール材66によって貼り合わされた一対の基板67及び68を有する。なお、図8では、一方の基板であるカラーフィルタ基板68を構成する透光性基板(後述する)の図示が省略されており、シール材66が実線で示されている。図7において、基板67はスイッチング素子が形成される素子基板であり、基板68はカラーフィルタが形成されるカラーフィルタ基板である。基板67と基板68との間のセルギャップG間であってシール材66によって囲まれる領域内には、液晶注入用開口66a(図8参照)を通して液晶が注入され、図7に示す液晶層12が形成されている。液晶としては、例えば正の誘電異方性を有するネマチック液晶が用いられる。
素子基板67は、第1の透光性基板67aを有する。この第1透光性基板67aは、例えば、透光性のガラスやプラスチック等によって形成される。この第1透光性基板67aの外側表面には偏光板78aが貼り付けられている。必要に応じて、偏光板78a以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。
図7において矢印Z5で示すサブ画素D部分の拡大図である図9にも示すように、第1透光性基板67aの表面に列方向Yに延びるソース線79が設けられている。また、ゲート絶縁膜92を介してソース線79と交差するゲート線80が行方向Xに延びている。ゲート線80は行方向Xに延びる走査線であり、ソース線79は列方向Yに延びるデータ線である。そして、スイッチング素子であるTFT素子81が、ソース線79とゲート線80との交差部分の近傍に設けられている。3端子素子であるTFT素子81のうちの1つの端子がソース線79に接続し、他の1つの端子がゲート線80に接続する。
TFT素子81、ソース線79及びゲート線80の上に、それらを覆う保護膜82が形成されている。保護膜8の上には凹凸樹脂膜83、光反射膜84、画素電極85、配向膜86aがその順番に形成されている。凹凸樹脂膜83の表面の適所には凹部又は凸部がランダム(無秩序)に形成されることにより凹凸パターンが形成されている。光反射膜84及び画素電極85はその凹凸パターンと同じ凹凸パターンを呈している。光反射膜84に凹凸パターンを設けることにより、その光反射膜84で反射する光に適度の散乱性及び適切な指向性を持たせることができる。配向膜86aには配向処理、例えばラビング処理が施され、これにより素子基板67の近傍における液晶分子の配向が決められる。保護膜82と凹凸樹脂膜83との積層膜は層間絶縁膜として機能し、この層間絶縁膜が本発明の樹脂膜として作用する。
保護膜82は、通常、透光性及び絶縁性を有する窒化膜(例えば、SiN)や二酸化ケイ素(例えば、SiO2)によって形成される。また、凹凸樹脂膜83は、透光性や感光性、絶縁性を有する樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリイミド樹脂等をフォトリソグラフィ処理してパターニングすることによって形成されている。光反射膜84は、例えば、Al(アルミニウム)、Al合金等といった光反射性材料をフォトエッチング処理してパターニングすることによって形成される。
画素電極85は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の金属酸化物をフォトエッチング処理してパターニングすることによって形成されている。また、配向膜86aは、例えばポリイミドをローラ転写法によって塗布することによって形成されている。画素電極85は、矢印A方向から見て素子基板67上に行方向X及び列方向Yの両方向に沿ってマトリクス状に複数形成される。
保護膜82及び凹凸樹脂膜83には、画素電極85とTFT素子81の1つの端子とを電気的に接続するための開口部としての貫通穴であるコンタクトホール87が形成されている。このコンタクトホール87は、矢印A方向から平面的に見てTFT素子81の素子本体部分に重ならない位置であって、画素電極85と重なる位置に形成される。
サブ画素Dのうち符号Rで示す領域は光反射膜84が設けられた領域であり、その光反射膜84で反射する光L0によって表示が行われる反射表示領域である。また、符号Tで示す領域はサブ画素Dのうち光反射膜84が設けられていない領域であり、素子基板67を透過する光L1によって表示が行われる透過表示領域である。
図10は図9の矢印Aに従って第1透光性基板67aの表面を示した平面図であり、特に、第1透光性基板67a上にTFT素子81、ソース線79、及びゲート線80を形成した状態を示している。なお、図10では、TFT素子81と同時に形成される保持容量70も示されている。
図11は、図10に示したTFT素子81等の上に図9の保護膜82及び凹凸樹脂膜83を形成した状態を平面的に示している。凹凸樹脂膜83の表面に設けられた凹凸パターンはサブ画素Dの領域内であって透過表示領域T以外の領域に形成されている。また、保護膜82と凹凸樹脂膜83とから成る樹脂膜は、図7及び図8に示すように、基板67aの表面の広い範囲にわたって一様な厚さで設けられており、その外周縁はシール材66の外側まで延びている。つまり、本実施形態では、シール材66は樹脂膜82,83を介して基板67aに接着されている。
図12は、図11の凹凸樹脂膜83上に光反射膜84を形成した状態を平面的に示している。光反射膜84は、サブ画素Dの範囲内であって透過表示領域TとTFT素子81の上部領域とを除いた領域内に形成されている。この光反射膜84が存在する領域によって反射表示領域Rが規定され、光反射膜84が無い領域によって透過表示領域Tが規定されることは既述の通りである。図13は、図12の光反射膜84上に画素電極85を形成した状態を平面的に示している。画素電極85はサブ画素Dの領域を規定するものであり、画素電極85は反射表示領域Rと透過表示領域Tの両方にわたって形成されている。
図13において、TFT素子81及び保持容量70を通るZ6−Z6線に沿った断面図が図14である。図14において、TFT素子81は、ゲート電極91、ゲート絶縁膜92、a−Si(アモルファスシリコン)によって形成された半導体膜93、N+−Si膜94a,94b、ソース電極95、そしてドレイン電極96を有する。本実施形態のTFT素子81は、ボトムゲート構造及びシングルゲート構造のチャネルエッチ型のTFT素子として構成されている、
TFT素子81から少し離れて保持容量70が設けられている。この保持容量70は、画素電極85に付随する容量が小さくなり過ぎることを防止するために設けられるものである。この保持容量70は、ゲート電極91と同じ層内に同じ材料によって形成された第1電極91aと、ゲート絶縁膜92と同じ層内に同じ材料によって形成されていて第1電極91aを覆う絶縁膜92aと、ドレイン電極96と同じ層内に形成されていて絶縁膜92aを覆う第2電極96aとによって構成されている。図10に示すように、保持容量70の第1電極91aは、ゲート線80に平行で、ソース線79に交差して延びている。また、第2電極96aは面積の広い長方形状に形成されている。
図14において、ドレイン電極96は、その一端がN+−Si膜94bを介して半導体膜93に接続し、その他端が保持容量70の第2電極96aとなる所まで延びている。また、ドレイン電極96は、コンタクトホール87を介して画素電極85に電気的に接続している。ソース電極95は、図10に示すように、ソース線79から分岐して形成されている。また、ゲート電極91は、ソース線79に対して直角の方向に延びるゲート線80から分岐して延びている。
図14において、保護膜82と凹凸樹脂83とから成る樹脂膜を画素電極85の下に層間絶縁膜として設けることにより、画素電極85の層とTFT素子81の層は上下の別々の層に分けられている。これにより、画素電極85とTFT素子81とを同じ層内に形成する構造に比べて、素子基板67の表面を有効に活用できることになっている。例えば、画素電極85の層とTFT素子81の層とを別層にすることにより、図13に示すように、画素電極85の面積をTFT素子81によって阻害されることなく大きくすることができ、そのため、液晶表示装置において鮮明な表示を可能としている。
次に、図7において、素子基板67に対向するカラーフィルタ基板68は、矢印A方向から見て長方形又は正方形の第2の透光性基板68aを有する。この第2透光性基板68aは、例えば、透光性のガラス、プラスチック等によって形成される。この第2透光性基板68aの外側表面には偏光板78bが貼り付けられている。必要に応じて、偏光板78b以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。なお、素子基板67側の偏光板78aとカラーフィルタ基板68側の偏光板78bはクロスニコル配置でノーマリーホワイトの表示、あるいは、パラレルニコル配置でノーマリーブラックの表示を行うものであっても良い。
第2透光性基板68aの内側表面には、図9にも示すように、カラーフィルタを構成する着色膜71が形成され、その周囲に遮光膜72が形成され、着色膜71及び遮光膜72の上にはオーバーコート膜73、共通電極74、配向膜86bが順番に形成されている。配向膜86bは、例えばポリイミドをローラ転写法によって塗布することによって形成される。着色膜71は、図3に示した実施形態における着色膜41と同じ材料によって同じ配列パターンで形成されている。
図7において、共通電極74は、カラーフィルタ基板68の表面の表示領域V内の略全域に設けられている。一方、素子基板67上に設けられた複数の画素電極85は矢印A方向から平面的に見て、行方向X及び列方向Yに沿ってマトリクス状に並んでいる。これらの画素電極85とカラーフィルタ基板68上に設けられた共通電極74とは、矢印A方向から平面的に見て複数のドット状の領域で重なっている。このように重なり合った領域がサブ画素Dの領域となっている。そして、複数のサブ画素Dが行方向X及び列方向Yにマトリクス状に並ぶことにより、矢印A方向から見て長方形状又は正方形状の表示領域Vが形成され、この表示領域V内に文字、数字、図形等といった像が表示される。
本実施形態においても、B,G,Rの3色から成る着色膜71を用いてカラー表示を行う場合、B,G,Rの3色に対応する3つの着色膜71に対応する3つのサブ画素Dによって1つの画素が形成される。他方、白黒又は任意の2色でモノカラー表示を行う場合、1つのサブ画素Dによって1つの画素が形成される。
次に、図9において、カラーフィルタ基板68上のオーバーコート膜73は反射表示領域R内に設けられており、透過表示領域T内には設けられていない。このため、反射表示領域R内の液晶層12の層厚t0は、透過表示領域T内の液晶層12の層厚t1よりも薄くなっている。望ましくはt0=(t1)/2になっている。このような液晶層12の層厚調整は、図3に示した先の実施形態の場合と同様に、反射表示領域Rと透過表示領域Tとの間で液晶層12を通る光の光路長を近づけることにより、表示色を均一にするために行われるものである。
次に、図7において、素子基板67の構成要素である第1透光性基板67aはカラーフィルタ基板68の外側へ張り出す張出し部56を有している。この張出し部56の表面には、配線57がフォトエッチング処理等によって形成されている。配線57は図8に示すように矢印A方向から見て複数本形成されており、それらの複数本が互いに間隔をおいて並べられている。また、張出し部56の辺端には複数本の外部接続用端子48が互いに間隔をおいて並ぶように形成されている。これらの外部接続端子48が設けられた張出し部56の辺端に、例えばFPC基板(図示せず)が接続される。
複数の配線57の中央の一部57aは、シール材66に囲まれた領域内に向けて列方向Yに延びる状態で形成され、素子基板67上のソース線79(図9参照)に直接につながってデータ線として機能する。また、複数の配線57の両側の一部57b,57bは、シール材66によって囲まれた領域内において素子基板67の側辺に沿って列方向Yに延びた後、行方向Xへ折れ曲がる状態に形成されている。これらの曲がり形状を有する配線57aは、素子基板67上のゲート線80(図9参照)に直接につながって走査線として機能する。
張出し部56の表面には、ACF51を用いたCOG技術によって、3つの駆動用IC52が実装されている。中央の駆動用IC52はソース線79へデータ信号を伝送し、両脇の駆動用IC52はゲート線20へ走査信号を伝送する。本実施形態では3つの駆動用ICを用いて駆動回路を構成したが、1つの駆動用ICによって駆動用ICを構成しても良い。
以上のように構成された液晶表示装置61においても、図3に示した先の実施形態の場合と同様にして、図9において光反射膜84で反射する外部光L0によって反射型の表示が行われ、他方、透過表示領域Tを透過する光L1によって透過型の表示が行われ、それらの表示が矢印A方向から視認される。
本実施形態では、図7に示すように、TFT素子81を覆う層間絶縁膜82,83が基板67aの表面のシール材66の外側までに至る広い範囲に設けられており、シール材66はその層間絶縁膜82,83の表面に接着されている。この構成により、シール材66と層間絶縁膜82,83の端部との間に液晶層12の層厚が変動する余分な間隔(例えば、図18の間隔W)を設ける必要がなくなり、表示領域Vの周辺部分に表示ムラが発生することを防止でき、さらに液晶表示装置61の外形を小型にすることができる。また、液晶表示装置61の外形を小型にできることにより、液晶表示装置61を大面積のマザー基板を用いて多数個取りの手法で製造する場合に、1つのマザー基板から製造できる液晶表示装置1の個数を多くすることができる。
また、本実施形態の液晶表示装置61においては、シール材66が図7に示すように全体的には層間絶縁膜82,83の表面に接着されるが、層間絶縁膜82,83には図8においてシール材66に接触する環状領域内に部分的に複数の開口76が設けられている。Z7−Z7線に従った断面図である図15(a)に示すように、それらの開口76の断面形状は、基板67a側からシール材66側へ向けてすぼまる形状となっている。つまり、開口76を形成する層間絶縁膜82,83の端面は、開口76が基板67a側からシール材66側へ向けてすぼまるように、傾いている。図15(a)の実施形態では、開口76を形成する層間絶縁膜82,83の端面は、湾曲する傾斜面となっている。
層間絶縁膜82,83の適所に開口76を設けたことにより、層間絶縁膜82,83のうち開口76が設けられた部分では、その開口76を通して基板67aの一部が層間絶縁膜82,83の外部へ露出し、その露出した基板67aにシール材66が接着する。このため、シール材66を単に層間絶縁膜82,83の表面に接着させる場合に比べて、高い密着力を確保できるので、シール材66が層間絶縁膜82,83や基板67aから剥離するという不良の発生を防止できる。
開口76の幅W0はシール材66の幅W1よりも狭くなっている。これにより、開口76がシール材66の外側へはみ出すことを防いでいる。開口76がシール材66の外側へはみ出すと、シール材66を形成すべき面に段差ができてシール材66を正常に印刷できない。これに対し、開口76がシール材66の外側にはみ出さないようにした本実施形態では、シール材66の印刷不良が無くなる。
図8において、配線57は張出し部56に近い部分のIC側シール材66を横切って、すなわち交差して、列方向Yに延びている。このように配線57とシール材66とが交差する部分に対応して開口76が設けられると、配線57が断線するおそれがある。そこで本実施形態では、IC側にあるシール材66に対応する層間絶縁膜82,83の所では、配線57とシール材66とが交差する部分を避けて開口76を設けている。これにより、配線57に断線が発生することを防止している。
図15(a)に示す実施形態では、開口76を形成する層間絶縁膜82,83の側端面を湾曲形状とした。しかしながら、これに代えて、開口76を形成する層間絶縁膜82,83の側端面を図15(b)に示すように、直線状の傾斜面とすることもできる。この場合でも、開口76は基板67a側からシール材66側へ向けてすぼまる形状になるので、シール材66の基板67aに対する密着力を高く維持できる。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、図1に示した実施形態では、カラーフィルタ基板8上に形成されるオーバーコート膜43をシール材6の外側まで延在させ、このオーバーコート膜43のうちシール材6と接触する領域の一部分に開口36(図2及び図6参照)を設けて、シール材6の基板8aに対する密着力を高くした。
また、図7に示した実施形態では、素子基板67上に形成される層間絶縁膜82,83をシール材66の外側まで延在させ、この層間絶縁膜82,83のうちシール材66と接触する領域の一部分に開口76(図8及び図15参照)を設けて、シール材66の基板67aに対する密着力を高くした。
しかしながら、シール材の外側まで延在させるべき樹脂膜は、オーバーコート膜や層間絶縁膜以外の任意の樹脂膜とすることができる。また、シール材の外側まで延在させるべき樹脂膜は、カラーフィルタ基板及び素子基板のいずれか一方に設けられる樹脂膜に限られるものではなく、カラーフィルタ基板上に設けられる何等かの樹脂膜及び素子基板上に設けられる何等かの樹脂膜の両方をシール材の外側まで延在させ、さらにそれら両方の樹脂膜の所定位置に基板表面を露出させるための開口を設けても良い。
また、図2及び図8のそれぞれに示した実施形態ではシール材6,66の一部分に対応して開口36,76を設けたが、これに代えて、シール材6,66の全域に対応して開口を設けることもできる。
また、以上の説明では、ECBモードの液晶表示装置に本発明を適用したが、本発明はその他の任意の液晶表示モードの液晶表示装置、例えばVA(Vertically Aligned:垂直配向)モードの液晶表示装置にも適用できる。また、本発明は、スイッチング素子を用いない単純マトリクス方式の液晶表示装置にも、適用できる。さらに、本発明は液晶表示装置以外の電気光学装置、例えば有機EL(Electro Luminescence)装置、無機EL装置、プラズマディスプレイ装置にも適用できる。
(電子機器の実施形態)
以下、本発明に係る電子機器を実施形態を挙げて説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図16は、本発明に係る電子機器の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、液晶表示装置101と、これを制御する制御回路102とを有する。液晶表示装置101は液晶パネル103及び駆動回路104を有する。制御回路102は、表示情報出力源105、表示情報処理回路106、電源回路107及びタイミングジェネレータ108によって構成される。
表示情報出力源105は、RAM(Random Access Memory)等といったメモリや、各種ディスク等といったストレージユニットや、ディジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ108により生成される各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路106に供給する。
表示情報処理回路106は、増幅・反転回路や、ローテーション回路や、ガンマ補正回路や、クランプ回路等といった周知の回路を多数備え、入力した表示情報の処理を実行して、画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路104へ供給する。ここで、駆動回路104は、走査線駆動回路やデータ線駆動回路と共に、検査回路等を総称したものである。また、電源回路107は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。
液晶表示装置101は、例えば図1に示した液晶表示装置1や図7に示した液晶表示装置61を用いて構成できる。これらの液晶表示装置1,61においては、シール材と樹脂膜との間に液晶層厚が変動する余分な間隔(例えば、図18の間隔W)を設ける必要がないので、電気光学装置の周辺部分に表示ムラが発生することを防止でき、さらに電気光学装置の平面形状を小型にすることができる。従って、この液晶表示装置を用いた本実施形態の電子機器においても、高品質の表示を行うことができ、さらに、液晶表示装置の周辺にスペース的な余裕を持つことができる。
さらに、液晶表示装置1,61においては、シール材に対応する領域の樹脂膜の一部分又は全部に開口を設けることによりシール材の基板に対する密着力を高めたので、シール材によって貼り合わされた一対の基板が剥がれることがなくなり、長期間にわたって安定した表示を行うことができる。従って、この液晶表示装置を用いた本実施形態の電子機器においても、長期間にわたって安定した表示を行うことができる。
図17は、本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯電話機110は、本体部111と、これに開閉可能に設けられた表示体部112とを有する。液晶表示装置等といった電気光学装置によって構成された表示装置113は、表示体部112の内部に配置され、電話通信に関する各種表示は、表示体部112において表示画面114によって視認できる。本体部111には操作ボタン115が配列されている。
表示体部112の一端部にはアンテナ116が伸縮自在に取付けられている。表示体部112の上部に設けられた受話部117の内部には、図示しないスピーカが配置される。また、本体部111の下端部に設けられた送話部118の内部には図示しないマイクが内蔵されている。表示装置113の動作を制御するための制御部は、携帯電話機の全体の制御を司る制御部の一部として、又はその制御部とは別に、本体部111又は表示体部112の内部に格納される。
表示装置113は、例えば図1に示した液晶表示装置1や図7に示した液晶表示装置61を用いて構成できる。これらの液晶表示装置1,61においては、シール材と樹脂膜との間に液晶層厚が変動する余分な間隔(例えば、図18の間隔W)を設ける必要がないので、電気光学装置の周辺部分に表示ムラが発生することを防止でき、さらに電気光学装置の平面形状を小型にすることができる。従って、この液晶表示装置を用いた本実施形態の携帯電話機においても、高品質の表示を行うことができ、さらに、液晶表示装置の周辺にスペース的な余裕を持つことができる。
さらに、液晶表示装置1,61においては、シール材に対応する領域の樹脂膜の一部分又は全部に開口を設けることによりシール材の基板に対する密着力を高めたので、シール材によって貼り合わされた一対の基板が剥がれることがなくなり、長期間にわたって安定した表示を行うことができることになった。従って、この液晶表示装置を用いた本実施形態の携帯電話機においても、長期間にわたって安定した表示を行うことができる。
なお、電子機器としては、以上に説明した携帯電話機等の他にも、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、POS端末器等が挙げられる。
本発明に係る電気光学装置の一実施形態である液晶表示装置の側面断面図。 図1の液晶表示装置の平面断面図。 図1の矢印Z1に示す部分の拡大図。 図3の矢印Aに従った平面図。 図4のZ2−Z2線に従ってTFD素子の断面構造を示す断面図。 図2のZ4−Z4線に従って開口の断面構造を示す断面図であり、(a)及び(b)はそれぞれ異なった実施形態を示している。 本発明に係る電気光学装置の他の実施形態である液晶表示装置の側面断面図。 図7の液晶表示装置の平面断面図。 図7の矢印Z5に示す部分の拡大図。 TFT素子の形成過程を示す平面図。 樹脂膜の形成過程を示す平面図。 光反射膜の形成過程を示す平面図。 画素電極の形成過程を示す平面図。 図13のZ6−Z6線に従ってTFT素子の断面構造を示す断面図である。 図8のZ7−Z7線に従って開口の断面構造を示す断面図であり、(a)及び(b)はそれぞれ異なった実施形態を示している。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示すブロック図。 本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示す斜視図。 従来の電気光学装置の要部を示す断面図。
符号の説明
1,61.液晶表示装置(電気光学装置)、 2,62.液晶パネル、 3.照明装置、
6,66.シール材、 7,67.素子基板、 7a,67a.第1透光性基板、
8,68.カラーフィルタ基板、 8a,68a.第2透光性基板、 13.LED、
14.導光体、 18a,18b.偏光板、 19.データ線、 22.層間絶縁膜、
23.光反射膜、 24.画素電極、 25.導電膜、 25a.平面部分、
26a,26b.配向膜、 31.TFD素子(スイッチング素子)、
31a.第1TFD要素、 31b.第2TFD要素、 32.第1素子電極、
33.絶縁膜、 34a,34b.第2素子電極、 36,76.開口、
41,71.着色膜、 42,72.遮光膜、 43.オーバーコート膜(樹脂膜)、
44.帯状電極、 46,56.張出し部、 47,57.配線、 70.保持容量、
73.オーバーコート膜、 74.共通電極、 78a,78b.偏光板、
79.ソース線、 80.ゲート線、 81.TFT素子、
82.保護膜(層間絶縁膜)、 83.凹凸樹脂膜(層間絶縁膜)、 84.光反射膜、
85.画素電極、 86a,86b.配向膜、 87.コンタクトホール、
91.ゲート電極、 91a.保持容量第1電極、 92.ゲート絶縁膜、
92a.保持容量絶縁膜、 93.半導体膜、 94a,94b.N+−Si膜、
95.ソース電極、 96.ドレイン電極、 96a.保持容量第2電極、
101.液晶表示装置(電気光学装置)、 102.制御回路、 103.液晶パネル、
104.駆動回路、 110.携帯電話機(電子機器)、 D.サブ画素、
E.層間絶縁膜の端部、 G.セルギャップ、 L0,L1.光、 R.反射表示領域、
T.透過表示領域、 V.表示領域、 W.幅

Claims (7)

  1. 互いに対向する一対の基板と、該一対の基板の少なくとも一方に設けられた樹脂膜と、該樹脂膜を介して前記一対の基板を貼り合わせるシール材と、前記一対の基板間であって前記シール材によって囲まれた領域に設けられた電気光学物質とを有する電気光学装置において、前記樹脂膜のうち前記シール材が接触する領域内には前記基板を露出させる開口が設けられ、該開口の幅は前記シール材の幅よりも狭いことを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1記載の電気光学装置において、前記開口は前記樹脂膜のうち前記シール材が接触する領域内に部分的に複数設けられることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の電気光学装置において、前記開口は前記基板側から前記シール材側へ向けてすぼまる形状であることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記一対の基板の少なくとも一方には前記シール材と交差する状態の配線が設けられ、該配線が前記シール材と交差する部分の前記樹脂膜には前記開口は設けられないことを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記一対の基板の一方に所定の配列で設けられた複数の着色膜を有し、前記樹脂膜は前記着色膜を覆うオーバーコート膜であることを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記一対の基板の一方に設けられたスイッチング素子と、該スイッチング素子を覆う層間絶縁膜と、該層間絶縁膜の表面に設けられた電極と、前記層間絶縁膜内に設けられ前記スイッチング素子と前記電極とを電気的に接続させるスルーホールとを有し、前記樹脂膜は前記層間絶縁膜であることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
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