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JP2007178160A - スキャンフリップフロップ回路 - Google Patents

スキャンフリップフロップ回路 Download PDF

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JP2007178160A
JP2007178160A JP2005374231A JP2005374231A JP2007178160A JP 2007178160 A JP2007178160 A JP 2007178160A JP 2005374231 A JP2005374231 A JP 2005374231A JP 2005374231 A JP2005374231 A JP 2005374231A JP 2007178160 A JP2007178160 A JP 2007178160A
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智 金子
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Renesas Technology Corp
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Abstract

【課題】固定値入力機能を有し、かつ、入力されるデータについてのセットアップタイミング条件の緩和、及び入力されるスキャンイン信号ついてのホールドタイミング条件の緩和を図ったスキャンFF回路を得る。
【解決手段】2to1セレクタ13は、制御入力に受けるスキャンイネーブル信号SENに基づき、“0”入力及び“1”入力に受ける接地レベル及びスキャンイン信号SINのうち一方を選択する第1の選択動作を実行する。2to1セレクタ12は、制御入力に受ける同期リセット信号RBに基づき、“1”入力及び“0”入力に受けるデータDATA及び2to1セレクタ13の出力のうち一方を選択しフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第2の選択動作を実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、スキャンフリップフロップ(以下、「スキャンFF」と略する)を有するスキャンFF回路に関する。
図43は従来のスキャンFF回路の内部構成を示す回路図である。同図に示すように、従来のスキャンFF回路51はフリップフロップ61及び2to1セレクタ62から構成され、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13及びスキャンイネーブル端子P14を有し、出力部にデータ出力端子P21、スキャンアウト端子P22及びデータ出力反転端子P23を有する。
クロック端子P11はクロックCLOCKを受け、データ入力端子P12はデータDATAを受け、スキャンイン端子P13はスキャンイン信号SINを受け、スキャンイネーブル端子P14はスキャンイネーブル信号SENを受け、データ出力端子P21からデータ出力Q、スキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUT、データ出力反転端子P23から反転データ出力QBが出力される。
2to1セレクタ62の“0”入力及び“1”入力はデータ入力端子P12及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力がスキャンイネーブル端子P14に接続され、フリップフロップ61のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ62の出力に接続され、データ出力端子Qinはデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22に共通に接続され、反転データ出力端子QBinはデータ出力反転端子P23に接続される。
このような構成において、フリップフロップ61はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作し、通常動作時にスキャンイネーブル信号SENを“L”(“0”)にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを付与データとしてフリップフロップ61のデータ入力端子Dに出力し、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”(“1”)にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを付与データとしてフリップフロップ61のデータ入力端子Dに出力する。そして、格納データをデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22よりデータ出力Q及びスキャンアウト信号SOUTとして出力し、格納データの反転データをデータ出力反転端子P23から反転データ出力QBとして出力する。このようなスキャンFF回路51と同様な回路が例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−321331号公報
プロセステクノロジの微細化に伴うトランジスタ集積度の向上により、LSIの回路規模が増大してきている。そのような大規模回路を効率よくテストするためにスキャンFF回路を使用することが必須となってきている。
しかし、図43で示したようなスキャンFF回路の構成は、フリップフロップ61とデータ入力端子P12との間に2to1セレクタ62が挿入される回路構成となっており、2to1セレクタ62一段分の遅延時間が生じることに起因して、固定値設定等の信号処理後のデータDATAについてのセットアップタイミング条件が厳しくなり、逆に前段のスキャンFF回路51のスキャンアウト端子P22と後段のスキャンFF回路51のスキャンイン端子P13とが直結されるのが一般的なため、スキャンイン信号SINついてのホールドタイミング条件が厳しくなくという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、固定値入力機能を有し、かつ、入力されるデータについてのセットアップタイミング条件の緩和、及び入力されるスキャンイン信号ついてのホールドタイミング条件の緩和を図ったスキャンFF回路を得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載のスキャンFF回路は、クロック端子、データ入力端子、スキャンイン端子、データ出力端子、及びスキャンアウト端子を有するスキャンフリップフロップ回路(スキャンFF回路)であって、前記クロック端子を介して入力されるクロックに同期して、付与されたデータを格納データとして取り込み、該格納データを前記データ出力端子及び前記スキャンアウト端子の少なくとも一方より出力するフリップフロップと、所定の固定値及び前記スキャンイン端子より得られるスキャンイン信号のうち一方を選択して出力する第1の選択動作を実行する第1のセレクタと、前記データ入力端子より得られる入力データ及び前記第1のセレクタの出力のうち一方を選択して、前記フリップフロップへの付与データとして出力する第2の選択動作を実行する第2のセレクタとを備えている。
この発明に係る請求項12記載のスキャンFF回路は、クロック端子、データ入力端子、スキャンイン端子、データ出力端子、及びスキャンアウト端子を有するスキャンフリップフロップ回路(スキャンFF回路)であって、前記クロック端子を介して入力されるクロックに同期して、付与されたデータを格納データとして取り込み、該格納データを前記データ出力端子を介して出力するフリップフロップと、前記データ入力端子より得られる入力データ及び前記スキャンイン端子より得られるスキャンイン信号のうち、一方を選択して、前記フリップフロップへの付与データとして出力する第1の選択動作を実行する第1のセレクタと、所定の固定値及び前記フリップフロップの前記格納データのうち一方を選択して前記スキャンアウト端子から出力する、第2の選択動作を実行する第2のセレクタとを備えている。
この発明に係る請求項26記載のスキャンFF回路は、クロック端子、第1及び第2のデータ入力端子、スキャンイン端子、スキャンイネーブル端子、データ出力端子、及びスキャンアウト端子を有するスキャンフリップフロップ回路(スキャンFF回路)であって、前記クロック端子を介して入力されるクロックに同期して、付与されたデータを格納データとして取り込み、該格納データを前記データ出力端子及び前記スキャンアウト端子の少なくとも一方より出力するフリップフロップと、前記スキャンイネーブル端子より得られるスキャンイネーブル信号及び前記第2のデータ入力端子より得られる第2の入力データに基づき、前記第1のデータ入力端子より得られる第1の入力データ、所定の固定値及び前記スキャンイン端子より得られるスキャンイン信号のうちの一つを選択して、前記フリップフロップへの付与データとして出力する選択動作を実行するセレクタとを備えている。
この発明における請求項1記載のスキャンFF回路は、第1のセレクタの第1の選択動作により所定の固定値を選択し、第2のセレクタの第2の選択動作により第1のセレクタの出力を選択することにより、フリップフロップのデータ入力に所定の固定値を入力する固定値入力機能を有する。
そして、第2のセレクタのみを介してデータ入力端子より得られる入力データをフリップフロップへ付与データとして出力するため、上記固定値入力機能を有し、かつ入力データに対するセットアップタイミイング条件の緩和を図ることができる。
さらに、2段の第1及び第2のセレクタを介してスキャンイン信号をフリップフロップのデータ入力として出力するため、スキャンイン信号に対するホールドタイミイング条件を緩和を図ることができる。
この発明における請求項10記載のスキャンFF回路は、第2のセレクタの第2の選択動作により所定の固定値の出力を選択することにより、次段のスキャンFF回路の第1のセレクタを介してフリップフロップへの付与データとして所定の固定値を入力する固定値入力機能を有する。
そして、第1のセレクタのみを介してデータ入力端子より得られる入力データをフリップフロップへの付与データとして出力するため、上記固定値入力機能を有し、かつ入力データに対するセットアップタイミイング条件の緩和を図ることができる。
さらに、請求項10記載のスキャンFF回路が複数段用いられ、前段のスキャンFF回路のスキャンアウト端子が後段のスキャンFF回路のスキャンイン端子に接続される場合、前段のスキャンFF回路の第2のセレクタ及び後段のスキャンFF回路の第1のセレクタを介して、前段のスキャンFF回路のフリップフロップのデータ出力が後段のスキャンFF回路のフリップフロップへの付与データとして取り込まれることになり、後段のスキャンFF回路のスキャンイン信号に対するホールドタイミイング条件の緩和を図ることができる。
この発明における請求項20記載のスキャンFF回路は、セレクタの選択動作により所定の固定値を選択することにより、フリップフロップへの付与データとして所定の固定値を入力する固定値入力機能を有する。
そして、セレクタのみを介してデータ入力端子より得られる入力データをフリップフロップへの付与データとして出力するため、上記固定値入力機能を有し、かつ入力データに対するセットアップタイミイング条件の緩和を図ることができる。
<実施の形態1>
(回路構成)
図1はこの発明の実施の形態1である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態1のスキャンFF回路1はフリップフロップ11及び2to1セレクタ12,13から構成され、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13、スキャンイネーブル端子P14及び同期リセット端子P15(同期固定値設定端子)を有し、出力部にデータ出力端子P21、スキャンアウト端子P22及びデータ出力反転端子P23を有する。
クロック端子P11はクロックCLOCKを受け、データ入力端子P12はデータDATA(入力データ)を受け、スキャンイン端子P13はスキャンイン信号SINを受け、スキャンイネーブル端子P14はスキャンイネーブル信号SENを受け、同期リセット端子P15に同期リセット信号RBを受ける。一方、データ出力端子P21からデータ出力Q、スキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUT、データ出力反転端子P23から反転データ出力QBがそれぞれ出力される。
2to1セレクタ13(第1のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力は接地レベル(所定の固定値)及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14に接続される。そして、2to1セレクタ13はスキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、接地レベル及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択して出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ12(第2のセレクタ)の“1”入力及び“0”入力はデータ入力端子P12及び2to1セレクタ13の出力に接続され、制御入力は同期リセット端子P15に接続される。そして、2to1セレクタ12は、同期リセット端子P15より得られる同期リセット信号RBに基づき、データ入力端子P12より得られるデータDATA及び2to1セレクタ13の出力のうち一方を選択してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第2の選択動作を実行する。
このように、実施の形態1のスキャンFF回路1は、スキャンイネーブル信号SEN及び同期リセット信号RBに基づき、2to1セレクタ13及び12を制御することができる。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ12の出力に接続され、データ出力端子Qinはデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22に共通に接続され、反転データ出力端子QBinはデータ出力反転端子P23に接続される。
図2はフリップフロップ11の内部構成を示す回路図である。同図に示すように、フリップフロップ11は、インバータG1〜G6、トランスファゲートTF1〜TF4から構成される。
インバータG1の入力はクロック端子Cに接続され、インバータG2の入力はインバータG1の出力に接続される。そして、インバータG2の出力がクロック信号CK1となり、インバータG1の出力が反転クロック信号CK1Bとなる。
一方、インバータG3の入力はトランスファゲートTF1を介してデータ入力端子Dに接続され、その出力がトランスファゲートTF3を介してインバータG5の入力に接続されるとともに、インバータG4及びトランスファゲートTF2を介して自身の入力に帰還する。
インバータG6の入力はインバータG5の出力に接続され、インバータG6の出力が反転データ出力端子QBinに接続されるとともに、トランスファゲートTF4を介してインバータG5の入力に接続される。インバータG5の出力がデータ出力端子Qinとなる。
トランスファゲートTF1及びTF4は共にNMOSゲートに反転クロック信号CK1Bを受け、PMOSゲートにクロック信号CK1を受ける。トランスファゲートTF2及びTF3は共にNMOSゲートにクロック信号CK1を受け、PMOSゲートに反転クロック信号CK1Bを受ける。
このような構成のフリップフロップ11は、インバータG3及びG4のループ接続によりなる第1のラッチと、インバータG5及びG6のループ接続によりなる第2のラッチとを、トランスファゲートTF1〜TF4のオン/オフ動作によって、フリップフロップ動作を行う。具体的には、クロックCLOCKの“H”立ち上がりをトリガとして、データ入力端子Dに入力される付与データを格納データとして上記第1のラッチに取り込み、“L”立ち下がりをトリガとして上記第1のラッチの格納データが上記第2のラッチに取り込まれる。以降、同様にして、上記第1のラッチ及び第2のラッチを用いたフリップフロップ動作が行われる。
(動作)
図3は図1及び図2で示した実施の形態1のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。以下、図3を参照しつつ、実施の形態1のスキャンFF回路の動作を説明する。
フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作し、通常動作時に同期リセット信号RBを“H”(“1”)にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを2to1セレクタ12を介して、フリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
一方、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期リセット信号RBを“L”(“0”)にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを2to1セレクタ13及び2to1セレクタ12を介して、フリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
また、リセット時には、スキャンイネーブル信号SENを“L”、同期リセット信号RBを“L”にして、接地レベルの信号を2to1セレクタ13及び2to1セレクタ12を介して、フリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
このように、実施の形態1のスキャンFF回路1は、リセット時に論理値“0”である接地レベルをフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する固定値入力機能を有している。
そして、フリップフロップ11の格納データをデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22よりデータ出力Q及びスキャンアウト信号SOUTとして出力し、格納データの反転データをデータ出力反転端子P23から反転データ出力QBとして出力する。
図3に示すように、例えば、通常動作時(同期リセット信号RBが“H”の時)にはデータDATAの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、スキャンシフト時(スキャンイネーブル信号SENが“H”、同期リセット信号RBが“L”の時)にはスキャンイン信号SINの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、リセット時(スキャンイネーブル信号SENが“L”、同期リセット信号RBが“L”の時)には、スキャンイン信号SIN及びデータDATAの値に関係なく、データ出力Qは“L”に決定される。
図4は同期リセット信号発生回路の内部構成を示す説明図である。同図で示す同期リセット信号発生回路を信号設定機能として実施の形態1のスキャンFF回路1は具備する。
図4に示すように、同期リセット生成回路21より同期リセット信号RBの基となる原同期リセット信号S21が生成され、ANDゲートG7の一方入力となる。ANDゲートG7の他方入力にはスキャンイネーブル信号SENがインバータG27を介して入力される。なお、スキャンイネーブル信号SENに代えて同様にテスト時に“H”となるテストモード信号TESTMODEを用いても良い。なお、同期リセット生成回路21の内部構成に関しては本願発明との関係は希薄であるため説明を省略する。
このような構成の同期リセット信号発生回路は、スキャンイネーブル信号SENが“H”とき、同期リセット信号RBは強制的に“L”とされるため、図3で示した、スキャンイネーブル信号SENが“H”、同期リセット信号RBが“H”の組合せは実施の形態1のスキャンFF回路に対して入力されることはなく、スキャンイネーブル信号SENのみの制御下でスキャンイン信号SINをフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力することができる。
(効果)
図5及び図6は実施の形態1の効果説明用の回路図である。図5は従来のスキャンFF回路51a,51bを用いて同期リセットを行う集積回路を想定している。なお、スキャンFF回路51a,51bの構成は図43で示したスキャンFF回路51の構成と同様であるため、説明を省略する。
図5に示すように、スキャンFF回路51aのデータ出力端子P21が組合せ回路31の入力の一つに接続され、スキャンアウト端子P22がスキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13に接続される。そして、組合せ回路31の出力の一つである出力信号S31がANDゲートG8の一方入力となり、ANDゲートG8の他方入力が同期リセット信号RBとなり、ANDゲートG8の出力がスキャンFF回路51bのデータ入力端子P12に接続される。
このような構成の集積回路において、出力信号S31はANDゲートG8を経由してスキャンFF回路51bのデータ入力端子P12に付与される。すなわち、スキャンFF回路51bのフリップフロップ61のデータ入力端子Dへの出力信号S31に基づく信号入力は、ANDゲートG8及びスキャンFF回路51bの2to1セレクタ62からなる第1のデータ入力信号伝搬経路の通過を要することになる。
図6は実施の形態1のスキャンFF回路1a,1bを用いて同期リセットを行う集積回路を想定している。なお、スキャンFF回路1a,1bの構成は図1で示したスキャンFF回路1の構成と同様であるため、説明を省略する。
スキャンFF回路1aのデータ出力端子P21が組合せ回路31の入力の一つに接続され、スキャンアウト端子P22がスキャンFF回路1bのスキャンイン端子P13に接続される。そして、組合せ回路31の出力の一つである出力信号S31がスキャンFF回路1bのデータ入力端子P12に接続される。すなわち、出力信号S31はスキャンFF回路1bのデータDATAとして直接入力される。
このような構成の集積回路において、出力信号S31はデータDATAとして直接にスキャンFF回路1bのデータ入力端子P12に付与される。すなわち、スキャンFF回路1bのフリップフロップ11のデータ入力端子Dへの出力信号S31に基づく信号入力は、スキャンFF回路1bの2to1セレクタ62のみからなる第2のデータ入力信号伝搬経路の通過を要することになる。
このように、図5及び図6の比較(上記第1及び第2のデータ入力信号伝搬経路の比較)から明らかなように、リセット機能を付加された場合データDATA入力のセットアップタイミング条件に関し、ANDゲートG8を設ける必要がない分、実施の形態1のスキャンFF回路1a,1bによって構成される集積回路の方が緩和されるため、ANDゲートG8の信号伝搬遅延分の高速化を図ることができる効果を奏する。
また、図5及び図6に示すように、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22とスキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13は直結され、スキャンFF回路1aのスキャンアウト端子P22とスキャンFF回路1bのスキャンイン端子P13間は直結されており、信号伝搬遅延時間は小さいため、スキャンイン信号SINのホールドタイミング条件は厳しくなる。
このため、図5の集積回路の場合、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22,スキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13との間にバッファを挿入する必要があった。
しかしながら、図5の集積回路において、スキャンFF回路51bは1段の2to1セレクタ62を介してスキャンイン信号SINをフリップフロップ11のデータ入力端子D取り込んでいるのに対し、図6の集積回路では、スキャンFF回路1bは2段の2to1セレクタ13及び12を介してスキャンイン信号SINをフリップフロップ11のデータ入力端子Dに取り込んでいるため、2to1セレクタ1個分の信号伝搬時間が図5の集積回路以上に要することになる。
このように、図5及び図6の比較から明らかなように、スキャンイン信号SINのホールドタイミング条件に関し、図5の構成より1段多い、2段の2to1セレクタ13及び12を設ける分、実施の形態1のスキャンFF回路1a,1bによって構成される集積回路の方が緩和されるという効果を奏する。
(他の態様)
図7は実施の形態1のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図1で示したスキャンFF回路1に比べ、図7で示す他の態様のスキャンFF回路1Xは、2to1セレクタ13に代えてANDゲートG9を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ANDゲートG9は一方入力がスキャンイネーブル端子P14に接続され、他方入力がスキャンイン端子P13に接続され、出力が2to1セレクタ12の“0”入力に接続される。
ANDゲートG9は、スキャンイネーブル信号SENが“H”のとき、スキャンイン信号SINを2to1セレクタ12の“0”入力に付与し、スキャンイネーブル信号SENが“L”のときはスキャンイン信号SINに関係なく固定値“L”を2to1セレクタ12の“0”入力に出力する。したがって、スキャンFF回路1Xは図3で示した真理値表と同様の振る舞い、すなわち、スキャンFF回路1と等価な動作を行うことができる。
さらに、図6のスキャンFF回路1a,1bに代えて、スキャンFF回路1Xを用いた場合も、リセット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
さらに、スキャン回路1Xは、スキャンFF回路1の2to1セレクタ13をANDゲートG9により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる効果を奏する。
<実施の形態2>
(回路構成)
図8はこの発明の実施の形態2である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態2のスキャンFF回路2はフリップフロップ11及び2to1セレクタ14,15から構成され、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13、スキャンイネーブル端子P14及び同期セット端子P16(同期固定値設定端子)を有し、出力部にデータ出力端子P21、スキャンアウト端子P22及びデータ出力反転端子P23を有する。
クロック端子P11はクロックCLOCKを受け、データ入力端子P12はデータDATAを受け、スキャンイン端子P13はスキャンイン信号SINを受け、スキャンイネーブル端子P14はスキャンイネーブル信号SENを受け、同期セット端子P16に同期セット信号SBを受ける。一方、データ出力端子P21からデータ出力Q、スキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUT、データ出力反転端子P23から反転データ出力QBがそれぞれ出力される。
2to1セレクタ15(第1のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力は電源電位(所定の固定値)及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14に接続される。そして、2to1セレクタ15はスキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、電源電位及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択して出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ14(第2のセレクタ)の“1”入力及び“0”入力はデータ入力端子P12及び2to1セレクタ15の出力に接続され、制御入力は同期セット端子P16に接続される。そして、2to1セレクタ14は、同期セット端子P16より得られる同期セット信号SBに基づき、データ入力端子P12より得られるデータDATA及び2to1セレクタ15の出力のうち一方を選択して、フリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第2の選択動作を実行する。
このように、実施の形態2のスキャンFF回路2は、スキャンイネーブル信号SEN及び同期セット信号SBに基づき、2to1セレクタ15及び14を制御することができる。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ14の出力に接続され、データ出力端子Qinはデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22に共通に接続され、反転データ出力端子QBinはデータ出力反転端子P23に接続される。なお、フリップフロップ11の内部構成は図2で示した構成と同様である。
(動作)
図9は図8で示した実施の形態2のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。以下、図9を参照しつつ、実施の形態2のスキャンFF回路の動作を説明する。
フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作し、通常動作時に同期セット信号SBを“H”にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを2to1セレクタ14を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
一方、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期セット信号SBを“L”にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを2to1セレクタ15及び14を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
また、セット時には、スキャンイネーブル信号SENを“L”、同期セット信号SBを“L”にして、電源電位の信号を2to1セレクタ15及び14を介して、フリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
このように、実施の形態2のスキャンFF回路2は、セット時に論理値“1”である電源電位をフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する固定値入力機能を有している。
そして、格納データをデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22よりデータ出力Q及びスキャンアウト信号SOUTとして出力し、格納データの反転データをデータ出力反転端子P23から反転データ出力QBとして出力する。
図9に示すように、例えば、通常動作時(同期セット信号SBが“H”の時)にはデータDATAの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、スキャンシフト時(スキャンイネーブル信号SENが“H”、同期セット信号SBが“L”の時)にはスキャンイン信号SINの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、セット時(スキャンイネーブル信号SENが“L”、同期セット信号SBが“L”の時)には、スキャンイン信号SIN及びデータDATAの値に関係なく、データ出力Qは“H”に決定される。
図10は同期セット信号発生回路の内部構成を示す説明図である。同図で示す同期セット信号発生回路を信号設定機能として実施の形態2のスキャンFF回路2は具備する。
図10に示すように、同期セット生成回路22より同期セット信号SBの基となる原同期セット信号S22が生成され、ANDゲートG11の一方入力となる。ANDゲートG11の他方入力にはスキャンイネーブル信号SENがインバータG10を介して入力される。なお、スキャンイネーブル信号SENに代えて同様にテスト時に“H”となるテストモード信号TESTMODEを用いても良い。なお、同期セット生成回路22の内部構成に関しては本願発明との関係は希薄であるため説明を省略する。
このような構成の同期セット信号発生回路は、スキャンイネーブル信号SENが“H”とき、同期セット信号SBは強制的に“L”とされるため、図9で示した、スキャンイネーブル信号SENが“H”、同期セット信号SBが“H”の組合せは実施の形態2のスキャンFF回路に対して入力されることはなく、スキャンイネーブル信号SENのみの制御下でスキャンイン信号SINをフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力することができる。
(効果)
図11及び図12は実施の形態2の効果説明用の回路図である。図11は従来のスキャンFF回路51a,51bを用いて同期セットを行う集積回路を想定している。
図11に示すように、スキャンFF回路51aのデータ出力端子P21が組合せ回路31の入力の一つに接続され、スキャンアウト端子P22がスキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13に接続される。そして、組合せ回路31の出力の一つである出力信号S31がORゲートG24の一方入力となり、ORゲートG24の他方入力が同期セット信号SBがインバータG23を介して得られる信号となり、ORゲートG24の出力がスキャンFF回路51bのデータ入力端子P12に接続される。
このような構成の集積回路において、出力信号S31はORゲートG24を経由してスキャンFF回路51bのデータ入力端子P12に付与される。すなわち、スキャンFF回路51bのフリップフロップ61のデータ入力端子Dへの出力信号S31に基づく信号入力は、ORゲートG24及びスキャンFF回路51bの2to1セレクタ62からなる第1のデータ入力信号伝搬経路の通過を要することになる。
図12は実施の形態2のスキャンFF回路2a,2bを用いて同期セットを行う集積回路を想定している。なお、スキャンFF回路2a,2bの構成は図8で示したスキャンFF回路2の構成と同様であるため、説明を省略する。
スキャンFF回路2aのデータ出力端子P21が組合せ回路31の入力の一つに接続され、スキャンアウト端子P22がスキャンFF回路2bのスキャンイン端子P13に接続される。そして、組合せ回路31の出力の一つである出力信号S31がスキャンFF回路2bのデータ入力端子P12に接続される。すなわち、出力信号S31はスキャンFF回路1bのデータDATAとして直接入力される。
このような構成の集積回路において、出力信号S31はデータDATAとして直接にスキャンFF回路2bのデータ入力端子P12に付与される。すなわち、スキャンFF回路2bのフリップフロップ11のデータ入力端子Dへの出力信号S31に基づく信号入力は、スキャンFF回路2bの2to1セレクタ62のみからなる第2のデータ入力信号伝搬経路の通過を要することになる。
このように、図11及び図12の比較(第1及び第2のデータ入力信号伝搬経路の比較)から明らかなように、セット機能を付加された場合データDATA入力のセットアップタイミング条件に関し、ORゲートG24を設ける必要がない分、実施の形態2のスキャンFF回路2a,2bによって構成される集積回路の方が緩和されるため、ORゲートG24の信号伝搬遅延分の高速化を図ることができる効果を奏する。
また、図11及び図12に示すように、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22とスキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13は直結され、スキャンFF回路2aのスキャンアウト端子P22とスキャンFF回路2bのスキャンイン端子P13間は直結されており、信号伝搬遅延時間は小さいため、スキャンイン信号SINのホールドタイミング条件は厳しくなる。
このため、図11の集積回路の場合、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22,スキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13との間にバッファを挿入する必要があった。
しかしながら、図11の集積回路において、スキャンFF回路51bは1段の2to1セレクタ62を介してスキャンイン信号SINをフリップフロップ11のデータ入力端子D取り込んでいるのに対し、図12の集積回路では、スキャンFF回路2bは2段の2to1セレクタ15及び14を介してスキャンイン信号SINをフリップフロップ11のデータ入力端子Dに取り込んでいるため、2to1セレクタ1個分の信号伝搬時間が図11の集積回路以上に要することになる。
このように、図11及び図12の比較から明らかなように、スキャンイン信号SINのホールドタイミング条件に関し、図11の構成より1段多い、2段の2to1セレクタ15及び14を設ける分、実施の形態2のスキャンFF回路2a,2bによって構成される集積回路の方が緩和されるという効果を奏する。
(他の態様)
図13は実施の形態2のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図8で示したスキャンFF回路2に比べ、図13で示す他の態様のスキャンFF回路2Xは、2to1セレクタ15に代えてORゲートG12を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ORゲートG12は反転一方入力がスキャンイネーブル端子P14に接続され、他方入力がスキャンイン端子P13に接続され、出力が2to1セレクタ14の“0”入力に接続される。
ORゲートG12は、スキャンイネーブル信号SENが“H”のとき、スキャンイン信号SINを2to1セレクタ14の“0”入力に付与し、スキャンイネーブル信号SENが“L”のときはスキャンイン信号SINに関係なく固定値“H”を2to1セレクタ14の“0”入力に出力する。したがって、スキャンFF回路2Xは図9で示した真理値表と同様の振る舞い、すなわち、スキャンFF回路2と等価な動作を行うことができる。
さらに、図12のスキャンFF回路2a,2bに代えて、スキャンFF回路2Xを用いた場合も、セット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミングの緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
加えて、スキャンFF回路2Xは、スキャンFF回路2の2to1セレクタ15をORゲートG12により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態3>
(回路構成)
図14はこの発明の実施の形態3である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態3のスキャンFF回路3はフリップフロップ11及び2to1セレクタ16,17から構成され、実施の形態1と同様、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13、スキャンイネーブル端子P14及び同期リセット端子P15を有し、出力部にデータ出力端子P21、スキャンアウト端子P22及びデータ出力反転端子P23を有する。
2to1セレクタ17(第1のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力は接地レベル及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力は同期リセット端子P15に接続される。そして、2to1セレクタ17は同期リセット端子P15より得られる同期リセット信号RBに基づき、接地レベル及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択して出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ16(第2のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力はデータ入力端子P12及び2to1セレクタ17の出力に接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14に接続される。そして、2to1セレクタ16は、スキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、データ入力端子P12より得られるデータDATA及び2to1セレクタ17の出力のうち一方を選択してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第2の選択動作を実行する。
このように、実施の形態3のスキャンFF回路3は、同期リセット信号RB及びスキャンイネーブル信号SENに基づき、2to1セレクタ17及び16を制御することができる。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ16の出力に接続され、データ出力端子Qinはデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22に共通に接続され、反転データ出力端子QBinはデータ出力反転端子P23に接続される。
(動作)
図15は図14で示した実施の形態3のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。また、図16はスキャンイネーブル信号SENと同期リセット信号RBとの関係を表形式で示す説明図である。
以下、図15及び図16を参照しつつ、実施の形態3のスキャンFF回路の動作を説明する。
フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作し、通常モードのリセット期間中はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期リセット信号RBを“L”にして、接地レベルの信号を2to1セレクタ17及び2to1セレクタ16を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
通常モードのリセット解除期間中(通常動作時)は、スキャンイネーブル信号SENを“L”にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを2to1セレクタ16を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
一方、テストモードのスキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期リセット信号RBを“H”にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを2to1セレクタ17及び16を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
なお、テストモードのスキャンテスト時は、通常動作時と同様、スキャンイネーブル信号SENを“L”にして、データ入力端子P12より得られるデータDATAを、2to1セレクタ16を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
そして、格納データをデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22よりデータ出力Q及びスキャンアウト信号SOUTとして出力し、格納データの反転データをデータ出力反転端子P23から反転データ出力QBとして出力する。
図15に示すように、例えば、通常動作時(スキャンイネーブル信号SENが“L”の時)にはデータDATAの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、スキャンシフト時(スキャンイネーブル信号SENが“H”、同期リセット信号RBが“H”の時)にはスキャンイン信号SINの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、リセット時(スキャンイネーブル信号SENが“H”、同期リセット信号RBが“L”の時)には、スキャンイン信号SIN及びデータDATAの値に関係なく、データ出力Qは“L”に決定される。
図17は同期リセット信号及びスキャンイネーブル信号発生回路の内部構成を示す説明図である。同図で示す信号発生回路を信号設定機能として実施の形態3のスキャンFF回路3は具備する。
同図に示すように、リセット信号RESETを受けるリセット端子P31と、テスト信号TESTを受けるテスト端子P32と、スキャン信号SCANを受けるスキャン端子P33を有している。
テスト信号TESTは“0”のとき通常モードを指示し、“1”のときテストモードを指示する。リセット信号RESETは“0”のときリセット中を指示し、“1”のときリセット解除を指示し、スキャン信号SCANはスキャンシフト時は“0”を指示し、スキャンテスト時は“1”を指示する。
ORゲートG22は一方入力がリセット端子P31に接続され、他方入力がテスト端子P32に接続され、ANDゲートG19は反転一方入力がリセット端子P31に接続され、反転他方入力がテスト端子P32に接続され、ANDゲートG20は一方入力がテスト端子P32に接続され、反転他方入力がスキャン端子P33に接続され、ORゲートG21の一方入力がANDゲートG19の出力に接続され、他方入力がANDゲートG20の出力に接続される。
そして、ORゲートG22の出力が同期リセット信号RBとなり、ORゲートG21の出力がスキャンイネーブル信号SENとなる。
したがって、図17に示す回路は、図16で示す関係の信号を出力する。なお、スキャンテスト時とは、テスト時にデータ入力端子P12より得られるデータDATAをフリップフロップ11に取り込ませることを意味し、スキャンシフト時とは、スキャンイン信号SINをフリップフロップ11に取り込ませ、スキャンアウト信号SOUTを外部に出力することを意味する。
実施の形態3のスキャンFF回路3は、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENが“H”、同期リセット信号RBが“H”に設定されるため、同期リセット信号RBに基づき2to1セレクタ17からスキャンイン信号SINが選択された場合は、必ず、スキャンイネーブル信号SENに基づき2to1セレクタ16からスキャンイン信号SINが選択されるため、同期リセット信号RB及びスキャンイネーブル信号SENの制御下でスキャンイン信号SINをフリップフロップ11への付与データとし入力することができる。
(効果)
図6のスキャンFF回路1a,1bに代えて、実施の形態3のスキャンFF回路3を用いた場合も、実施の形態1と同様、リセット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
(他の態様)
図18は実施の形態3のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図14で示したスキャンFF回路3に比べ、図18で示す他の態様のスキャンFF回路3Xは、2to1セレクタ17に代えてANDゲートG31を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ANDゲートG31は一方入力が同期リセット端子P15に接続され、他方入力がスキャンイン端子P13に接続され、出力が2to1セレクタ16の“1”入力に接続される。
ANDゲートG31は、同期リセット信号RBが“H”のとき、スキャンイン信号SINを2to1セレクタ16の“1”入力に付与し、同期リセット信号RBが“L”のときはスキャンイン信号SINに関係なく固定値“L”を2to1セレクタ16の“1”入力に付与する。したがって、スキャンFF回路3Xは図15で示した真理値表と同様の振る舞い、すなわち、スキャンFF回路3と等価な動作を行うことができる。
さらに、図6のスキャンFF回路1a,1bに代えて、実施の形態3の他の態様のスキャンFF回路3Xを用いた場合も、実施の形態1と同様、リセット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
加えて、スキャンFF回路3Xは、スキャンFF回路3の2to1セレクタ17をANDゲートG31により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態4>
(回路構成)
図19はこの発明の実施の形態4である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態4のスキャンFF回路2はフリップフロップ11及び2to1セレクタ18,19から構成され、実施の形態2と同様、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13、スキャンイネーブル端子P14及び同期セット端子P16を有し、出力部にデータ出力端子P21、スキャンアウト端子P22及びデータ出力反転端子P23を有する。
2to1セレクタ19(第1のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力は電源電位及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力は同期セット端子P16に接続される。そして、2to1セレクタ19は同期セット端子P16より得られる同期セット信号SBに基づき、電源電位及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択して出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ18(第2のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力はデータ入力端子P12及び2to1セレクタ19の出力に接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14に接続される。そして、2to1セレクタ18は、スキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、データ入力端子P12より得られるデータDATA及び2to1セレクタ19の出力のうち一方を選択してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第2の選択動作を実行する。
このように、実施の形態4のスキャンFF回路4は、同期セット信号SB及びスキャンイネーブル信号SENに基づき、2to1セレクタ19及び18を制御することができる。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ18の出力に接続され、データ出力端子Qinはデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22に共通に接続され、反転データ出力端子QBinはデータ出力反転端子P23に接続される。なお、フリップフロップ11の内部構成は図2で示した構成と同様である。
(動作)
図20は図19で示した実施の形態4のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。また、図21はスキャンイネーブル信号SENと同期セット信号SBとの関係を表形式で示す説明図である。
以下、図20を及び図21参照しつつ、実施の形態4のスキャンFF回路の動作を説明する。
フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作し、通常モードのセット解除中(通常動作時)にスキャンイネーブル信号SENを“L”にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを、2to1セレクタ18を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
一方、テストモードのスキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期セット信号SBを“H”にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを2to1セレクタ19及び18を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
また、通常モードのセット期間中であるセット時には、スキャンイネーブル信号SENを“H”、同期セット信号SBを“L”にして、電源電位の信号を2to1セレクタ19及び18を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
なお、テストモードのスキャンテスト時は、通常動作時と同様、スキャンイネーブル信号SENを“L”にして、データ入力端子P12より得られるデータDATAを2to1セレクタ16を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
そして、格納データをデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22よりデータ出力Q及びスキャンアウト信号SOUTとして出力し、格納データの反転データをデータ出力反転端子P23から反転データ出力QBとして出力する。
図20に示すように、例えば、通常動作時(スキャンイネーブル信号SENが“L”の時)にはデータDATAの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、スキャンシフト時(スキャンイネーブル信号SENが“H”、同期セット信号SBが“H”の時)にはスキャンイン信号SINの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、セット時(スキャンイネーブル信号SENが“H”、同期セット信号SBが“L”の時)には、スキャンイン信号SIN及びデータDATAの値に関係なく、データ出力Qは“H”に決定される。
なお、実施の形態4のスキャンFF回路4も、実施の形態3のスキャンFF回路3と同様、図21で示す関係を満足する図17相当の信号発生回路を信号設定機能として実施の形態4のスキャンFF回路4は具備する。
(効果)
図12のスキャンFF回路2a,2bに代えて、実施の形態4のスキャンFF回路4を用いた場合も、実施の形態2と同様、セット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
(他の態様)
図22は実施の形態4のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図19で示したスキャンFF回路4に比べ、図22で示す他の態様のスキャンFF回路4Xは、2to1セレクタ19に代えてORゲートG32を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ORゲートG32は反転一方入力が同期セット端子P16に接続され、他方入力がスキャンイン端子P13に接続され、出力が2to1セレクタ18の“1”入力に接続される。
ORゲートG32は、同期セット信号SBが“H”のとき、スキャンイン信号SINを2to1セレクタ18の“1”入力に付与し、同期セット信号SBが“L”のときはスキャンイン信号SINに関係なく固定値“H”を2to1セレクタ18の“1”入力に付与する。したがって、スキャンFF回路4Xは図20で示した真理値表と同様の振る舞い、すなわち、スキャンFF回路4と等価な動作を行うことができる。
さらに、図12のスキャンFF回路2a,2bに代えて、実施の形態4のスキャンFF回路4Xを用いた場合も、実施の形態2と同様、セット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
加えて、スキャンFF回路4Xは、スキャンFF回路4の2to1セレクタ19をORゲートG32により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態5>
(回路構成)
図23はこの発明の実施の形態5である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態5のスキャンFF回路5はフリップフロップ11及び2to1セレクタ23,24から構成され、実施の形態1と同様、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13、スキャンイネーブル端子P14及び同期リセット端子P15を有し、出力部にデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22を有する。
2to1セレクタ23(第1のセレクタ)の“1”入力及び“0”入力はデータ入力端子P12及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力は同期リセット端子P15が接続される。そして、2to1セレクタ23は、同期リセット端子P15より得られる同期リセット信号RBに基づき、データ入力端子P12より得られるデータDATA及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択して、フリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ24(第2のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力は接地レベル及びフリップフロップ11のデータ出力端子Qinに接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14に接続され、2to1セレクタ24の出力がスキャンアウト端子P22に接続される。そして、2to1セレクタ24はスキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、接地レベル及びデータ出力端子Qinより得られるフリップフロップ11のデータ出力Qのうち一方を選択してスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する第2の選択動作を実行する。
このように、実施の形態5のスキャンFF回路5は、同期リセット信号RB及びスキャンイネーブル信号SENに基づき、2to1セレクタ23及び24を制御することができる。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ23の出力に接続され、データ出力端子Qinは2to1セレクタ24の“1”入力と共にデータ出力端子P21に接続される。
(動作)
このような構成において、フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作する。そして、リセット時は前段のスキャンFF回路5のスキャンイネーブル信号SENを“L”にして、接地レベルの信号を2to1セレクタ24を介してスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する。一方、後段のスキャンFF回路5は同期リセット信号RBを“L”にして、スキャンイン信号SIN(前段のスキャンアウト信号SOUT)を選択する。
その結果、後段のスキャンFF回路4は、スキャンイン端子P13及び2to1セレクタ23を介して接地レベルをフリップフロップ11への付与データとして入力するリセット動作を行うことができる。
このように、実施の形態5のスキャンFF回路5は、リセット時に論理値“0”である接地レベルを、後段のスキャンFF回路5のスキャンイン端子P13に入力する固定値入力機能を有している。
通常動作時は、同期リセット信号RBを“H”、スキャンイネーブル信号SENを“H”にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを2to1セレクタ23を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力し、2to1セレクタ24を介してデータ出力端子Qinをスキャンアウト端子P22に接続する。
一方、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期リセット信号RBを“L”にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを2to1セレクタ23を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力し、2to1セレクタ24を介してデータ出力端子Qinをスキャンアウト端子P22に接続する。
そして、格納データをデータ出力端子P21よりデータ出力Qとして出力するとともに、通常動作時及びスキャンシフト時にはスキャンアウト端子P22よりスキャンアウト信号SOUTとして出力する。
(効果)
図6のスキャンFF回路1a,1bに代えて、実施の形態5のスキャンFF回路5を用いた場合は、実施の形態1と同様、2to1セレクタ23のみを介してデータDATAをフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力することができるため、リセット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和を図ることができる。
さらに、図6のスキャンFF回路1a,1bに代えて、実施の形態5のスキャンFF回路5を用いた場合は、前段のスキャンFF回路5(スキャンFF回路1aの置き換え)のスキャンアウト端子P22が直接に後段のスキャンFF回路5(スキャンFF回路1bの置き換え)のスキャンイン端子P13に接続される場合、前段のスキャンFF回路5の2to1セレクタ24及び後段のスキャンFF回路5の2to1セレクタ23を介して、前段のスキャンFF回路5のフリップフロップ11のデータ出力Qが後段のスキャンFF回路5のフリップフロップ11への付与データとしてとして取り込まれることになり、後段のスキャンFF回路5のスキャンイン信号に対するホールドタイミイング条件の緩和を図ることができる。
(他の態様)
図24は実施の形態5のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図23で示したスキャンFF回路5に比べ、図24で示す他の態様のスキャンFF回路5Xは、2to1セレクタ24に代えてANDゲートG33を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ANDゲートG33は一方入力がフリップフロップ11のデータ出力端子Qinに接続され、他方入力がスキャンイネーブル端子P14に接続され、出力がスキャンアウト端子P22に接続される。
ANDゲートG33は、スキャンイネーブル信号SENが“H”のとき、データ出力端子Qinより得られる信号をスキャンアウト端子P22よりスキャンアウト信号SOUTとして出力する。一方、スキャンイネーブル信号SENが“L”のときは、データ出力端子Qinより得られる信号に関係なく固定値“L”をスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する。したがって、スキャンFF回路5XはスキャンFF回路5と等価な動作(リセット動作、通常動作及びスキャンシフト動作)を行うことができる。
さらに、図6のスキャンFF回路1a,1bに代えて、実施の形態5の他の態様のスキャンFF回路5Xを用いた場合も、スキャンFF回路5を用いた場合と同様、リセット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
加えて、スキャンFF回路5Xは、スキャンFF回路5の2to1セレクタ24をANDゲートG33により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態6>
(回路構成)
図25はこの発明の実施の形態6である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態6のスキャンFF回路6はフリップフロップ11及び2to1セレクタ25,26から構成され、実施の形態2と同様、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13、スキャンイネーブル端子P14及び同期セット端子P16を有し、出力部にデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22を有する。
2to1セレクタ25(第1のセレクタ)の“1”入力及び“0”入力はデータ入力端子P12及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力は同期セット端子P16が接続される。そして、2to1セレクタ25は、同期セット端子P16より得られる同期セット信号SBに基づき、データ入力端子P12より得られるデータDATA及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択して、フリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ26(第2のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力は電源電位及びフリップフロップ11のデータ出力端子Qinに接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14に接続され、2to1セレクタ26の出力がスキャンアウト端子P22に接続される。そして、2to1セレクタ26はスキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、電源電位及びデータ出力端子Qinより得られるフリップフロップ11のデータ出力Qのうち一方を選択してスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する第2の選択動作を実行する。
このように、実施の形態6のスキャンFF回路6は、同期セット信号SB及びスキャンイネーブル信号SENに基づき、2to1セレクタ25及び26を制御することができる。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ25の出力に接続され、データ出力端子Qinは2to1セレクタ26の“1”入力と共にデータ出力端子P21に接続される。
(動作)
このような構成において、フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作する。そして、セット時は前段のスキャンFF回路6のスキャンイネーブル信号SENを“L”にして、電源電位の信号を2to1セレクタ26を介してスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして入力する。一方、後段のスキャンFF回路6の同期セット信号SBを“L”にしてデータ入力端子P12より得られるスキャンイン信号SIN(前段のスキャンアウト信号SOUT)を選択する。
その結果、後段のスキャンFF回路6のフリップフロップ11への付与データとしてして電源電位を入力するというセット動作を実行することができる。
このように、実施の形態6のスキャンFF回路6は、セット時に論理値“1”である電源電位を、次段のスキャンFF回路のスキャンイン端子P13に入力する固定値入力機能を有している。
通常動作時は、同期セット信号SBを“H”、スキャンイネーブル信号SENを“H”にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを2to1セレクタ25を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力し、2to1セレクタ26を介してデータ出力端子Qinをスキャンアウト端子P22に接続する。
一方、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期セット信号SBを“L”にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを2to1セレクタ25を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力し、2to1セレクタ26を介してデータ出力端子Qinをスキャンアウト端子P22に接続する。
そして、格納データをデータ出力端子P21よりデータ出力Qとして出力するとともに、通常動作時及びスキャンシフト時にはスキャンアウト端子P22よりスキャンアウト信号SOUTとして出力する。
(効果)
図12のスキャンFF回路2a,2bに代えて、実施の形態6のスキャンFF回路6を用いた場合は、実施の形態2と同様、2to1セレクタ25のみを介してデータDATAをフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力することができるため、セット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和を図ることができる。
さらに、図12のスキャンFF回路2a,2bに代えて、実施の形態6のスキャンFF回路6を用いた場合は、前段のスキャンFF回路6(スキャンFF回路2aの置き換え)のスキャンアウト端子P22が直接に後段のスキャンFF回路6(スキャンFF回路2bの置き換え)のスキャンイン端子P13に接続される場合、前段のスキャンFF回路6の2to1セレクタ26及び後段のスキャンFF回路6の2to1セレクタ25を介して、前段のスキャンFF回路6のフリップフロップ11のデータ出力Qが後段のスキャンFF回路6のフリップフロップ11への付与データとして取り込まれることになり、後段のスキャンFF回路6のスキャンイン信号に対するホールドタイミイング条件の緩和を図ることができる。
(他の態様)
図26は実施の形態6のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図25で示したスキャンFF回路6に比べ、図26で示す他の態様のスキャンFF回路6Xは、2to1セレクタ26に代えてORゲートG34を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ORゲートG34は一方入力がフリップフロップ11のデータ出力端子Qinに接続され、反転他方入力がスキャンイネーブル端子P14に接続され、出力がスキャンアウト端子P22に接続される。
ORゲートG34は、スキャンイネーブル信号SENが“H”のとき、データ出力端子Qinより得られる信号をスキャンアウト端子P22よりスキャンアウト信号SOUTとして出力する。一方、スキャンイネーブル信号SENが“L”のときは、データ出力端子Qinより得られる信号に関係なく固定値“H”をスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する。したがって、スキャンFF回路6XはスキャンFF回路6と等価な動作(セット動作、通常動作及びスキャンシフト動作)を行うことができる。
さらに、図12のスキャンFF回路2a,2bに代えて、実施の形態6の他の態様のスキャンFF回路6Xを用いた場合も、スキャンFF回路6を用いた場合と同様、セット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
加えて、スキャンFF回路6Xは、スキャンFF回路6の2to1セレクタ26をORゲートG34により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態7>
(回路構成)
図27はこの発明の実施の形態7である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態7のスキャンFF回路7はフリップフロップ11及び2to1セレクタ27,28から構成され、実施の形態5と同様、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13、スキャンイネーブル端子P14及び同期リセット端子P15を有し、出力部にデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22を有する。
2to1セレクタ27(第1のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力はデータ入力端子P12及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14が接続される。そして、2to1セレクタ27はスキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、データ入力端子P12により得られるデータDATA及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ28(第2のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力は接地レベル及びフリップフロップ11のデータ出力端子Qinに接続され、制御入力は同期リセット端子P15に接続され、2to1セレクタ28の出力がスキャンアウト端子P22に接続される。そして、2to1セレクタ28は、同期リセット端子P15より得られる同期リセット信号RBに基づき、フリップフロップ11のデータ出力端子Qin12より得られるデータ出力Q及び接地レベルのうち一方を選択してスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する第2の選択動作を実行する。
このように、実施の形態7のスキャンFF回路7は、スキャンイネーブル信号SEN及び同期リセット信号RBに基づき、2to1セレクタ27及び28を制御することができる。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ27の出力に接続され、データ出力端子Qinは2to1セレクタ28の“1”入力とともにデータ出力端子P21に接続される。
(動作)
このような構成において、フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作する。そして、リセット時は前段のスキャンFF回路7は同期リセット信号RBを“L”にして、接地レベルの信号を2to1セレクタ28を介してスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして入力する。一方、後段のスキャンFF回路7はスキャンイネーブル信号SENを“H”にしてスキャンイン信号SIN(前段のスキャンFF回路7のスキャンアウト信号SOUT)を選択する。
その結果、後段のスキャンFF回路7のフリップフロップ11への付与データとして接地レベルを付与することができるリセット動作が行える。
通常動作時は、同期リセット信号RBを“H”、スキャンイネーブル信号SENを“L”にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを2to1セレクタ27を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力し、2to1セレクタ28を介してデータ出力端子Qinをスキャンアウト端子P22に接続する。
一方、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期リセット信号RBを“H”にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを2to1セレクタ27を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力し、2to1セレクタ28を介してデータ出力端子Qinをスキャンアウト端子P22に接続する。
そして、格納データをデータ出力端子P21よりデータ出力Qとして出力するとともに、通常動作時及びスキャンシフト時にはスキャンアウト端子P22よりスキャンアウト信号SOUTとして出力する。
(効果)
図6のスキャンFF回路1a,1bに代えて、実施の形態7のスキャンFF回路7を用いた場合も、実施の形態5と同様、リセット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
(他の態様)
図28は実施の形態7のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図27で示したスキャンFF回路7に比べ、図28で示す他の態様のスキャンFF回路7Xは、2to1セレクタ28に代えてANDゲートG35を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ANDゲートG35は一方入力がフリップフロップ11のデータ出力端子Qinに接続され、他方入力が同期リセット端子P15に接続され、出力がスキャンアウト端子P22に接続される。
ANDゲートG35は、同期リセット信号RBが“H”のとき、データ出力端子Qinより得られる信号をスキャンアウト端子P22よりスキャンアウト信号SOUTとして出力する。一方、同期リセット信号RBが“L”のときは、データ出力端子Qinより得られる信号に関係なく固定値“L”をスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する。したがって、スキャンFF回路7XはスキャンFF回路7と等価な動作(リセット動作、通常動作及びスキャンシフト動作)を行うことができる。
さらに、図6のスキャンFF回路1a,1bに代えて、実施の形態7の他の態様のスキャンFF回路7Xを用いた場合も、スキャンFF回路7を用いた場合と同様、リセット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
加えて、スキャンFF回路7Xは、スキャンFF回路7の2to1セレクタ28をANDゲートG35により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態8>
(回路構成)
図29はこの発明の実施の形態8である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態8のスキャンFF回路8はフリップフロップ11及び2to1セレクタ29,30から構成され、実施の形態6と同様、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P12、スキャンイン端子P13、スキャンイネーブル端子P14及び同期セット端子P16を有し、出力部にデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22を有する。
2to1セレクタ29(第1のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力はデータ入力端子P12及びスキャンイン端子P13に接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14が接続される。そして、2to1セレクタ29はスキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、データ入力端子P12により得られるデータDATA及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ30(第2のセレクタ)の“0”入力及び“1”入力は電源電位及びフリップフロップ11のデータ出力端子Qinに接続され、制御入力は同期セット端子P16に接続され、2to1セレクタ30の出力がスキャンアウト端子P22に接続される。そして、2to1セレクタ30は、同期セット端子P16より得られる同期セット信号SBに基づき、フリップフロップ11のデータ出力端子Qinより得られるデータ出力Q及び電源電位のうち一方を選択してスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する第2の選択動作を実行する。
このように、実施の形態8のスキャンFF回路8は、スキャンイネーブル信号SEN及び同期セット信号SBに基づき、2to1セレクタ29及び30を制御することができる。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは2to1セレクタ29の出力に接続され、データ出力端子Qinは2to1セレクタ30の“1”入力とともにデータ出力端子P21に接続される。
(動作)
このような構成において、フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作する。そして、セット時は前段のスキャンFF回路8は同期セット信号SBを“L”にして、電源電位の信号を2to1セレクタ30を介してスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして入力する。一方、後段のスキャンFF回路8はスキャンイネーブル信号SENを“H”にして、スキャンイン信号SIN(前段のスキャンアウト信号SOUT)を選択する。
その結果、後段のスキャンFF回路8のフリップフロップ11への付与データとして電源電位を付与するセット動作を行うことができる。
通常動作時は、同期セット信号SBを“H”、スキャンイネーブル信号SENを“L”にしてデータ入力端子P12より得られるデータDATAを2to1セレクタ29を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力し、2to1セレクタ30を介してデータ出力端子Qinをスキャンアウト端子P22に接続する。
一方、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”、同期セット信号SBを“H”にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを2to1セレクタ29を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力し、2to1セレクタ30を介してデータ出力端子Qinをスキャンアウト端子P22に接続する。
そして、格納データをデータ出力端子P21よりデータ出力Qとして出力するとともに、通常動作時及びスキャンシフト時にはスキャンアウト端子P22よりスキャンアウト信号SOUTとして出力する。
(効果)
図12のスキャンFF回路2a,2bに代えて、実施の形態8のスキャンFF回路8を用いた場合も、実施の形態6と同様、セット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
(他の態様)
図30は実施の形態8のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図29で示したスキャンFF回路8に比べ、図30で示す他の態様のスキャンFF回路8Xは、2to1セレクタ30に代えてORゲートG36を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ORゲートG36は一方入力がフリップフロップ11のデータ出力端子Qinに接続され、反転他方入力が同期セット端子P16に接続され、出力がスキャンアウト端子P22に接続される。
ORゲートG36は、同期セット信号SBが“H”のとき、データ出力端子Qinより得られる信号をスキャンアウト端子P22よりスキャンアウト信号SOUTとして出力する。一方、同期セット信号SBが“L”のときは、データ出力端子Qinより得られる信号に関係なく固定値“H”をスキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUTとして出力する。したがって、スキャンFF回路8XはスキャンFF回路8と等価な動作(セット動作、通常動作及びスキャンシフト動作)を行うことができる。
さらに、図12のスキャンFF回路2a,2bに代えて、実施の形態8の他の態様のスキャンFF回路8Xを用いた場合も、スキャンFF回路8を用いた場合と同様、セット機能を付加させた場合のデータDATA入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
加えて、スキャンFF回路8Xは、スキャンFF回路8の2to1セレクタ30をORゲートG36により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態9>
(回路構成)
図31はこの発明の実施の形態9である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態9のスキャンFF回路9はフリップフロップ11及び3to1セレクタ33(セレクタ)から構成され、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P120,P121(第1及び第2のデータ入力端子)、スキャンイン端子P13及びスキャンイネーブル端子P14を有し、出力部にデータ出力端子P21、スキャンアウト端子P22及びデータ出力反転端子P23を有する。
クロック端子P11はクロックCLOCKを受け、データ入力端子P120はデータDATA0(第1の入力データ)を受け、データ入力端子P121はデータDATA1(第2の入力データ)を受け、スキャンイン端子P13はスキャンイン信号SINを受け、スキャンイネーブル端子P14はスキャンイネーブル信号SENを受ける。一方、データ出力端子P21からデータ出力Q、スキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUT、データ出力反転端子P23から反転データ出力QBがそれぞれ出力される。
3to1セレクタ33“01の”入力、“00”入力及び“1X”入力はデータ入力端子P120、接地レベル及びスキャンイン端子P13に接続され、2つの制御入力はスキャンイネーブル端子P14及びデータ入力端子P121に接続される。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは3to1セレクタ33の出力に接続され、データ出力端子Qinはデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22に共通に接続され、反転データ出力端子QBinはデータ出力反転端子P23に接続される。
(動作)
図32は図31で示した実施の形態9のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。以下、図32を参照しつつ、実施の形態9のスキャンFF回路の動作を説明する。
フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作し、通常動作時にスキャンイネーブル信号SENを“L”、データDATA1を“H”(“01”の制御入力)にしてデータ入力端子P120より得られるデータDATA0を3to1セレクタ33を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
一方、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”(“1X”の制御入力)にしてスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを3to1セレクタ33を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
また、リセット時には、スキャンイネーブル信号SENを“L”、データDATA1を“L”(“00”の制御入力)にして、接地レベルの信号を3to1セレクタ33を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
そして、フリップフロップ11の格納データをデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22よりデータ出力Q及びスキャンアウト信号SOUTとして出力し、格納データの反転データをデータ出力反転端子P23から反転データ出力QBとして出力する。
図32に示すように、例えば、通常動作時(スキャンイネーブル信号SENが“L”、データDATA1が“H”の時)にはデータDATA0の“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、スキャンシフト時(スキャンイネーブル信号SENが“H”の時)にはスキャンイン信号SINの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、リセット時(スキャンイネーブル信号SENが“L”、データDATA1が“L”の時)には、スキャンイン信号SIN及びデータDATAの値に関係なく、データ出力Qは“L”に決定される。
(効果)
図33及び図34は実施の形態9の効果説明用の回路図である。図33は従来のスキャンFF回路51a,51bを用いて同期リセットを行う集積回路を想定している。なお、スキャンFF回路51a,51bの構成は図43で示したスキャンFF回路51の構成と同様であるため、説明を省略する。
図33に示すように、スキャンFF回路51aのデータ出力端子P21が組合せ回路31の入力の一つに接続され、スキャンアウト端子P22がスキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13に接続される。
そして、組合せ回路31の出力の一つである出力信号S31がANDゲートG13の他方入力となり、ANDゲートG13の一方入力が別の組合せ回路32の出力の一つである出力信号S32となる。ANDゲートG13の出力がスキャンFF回路51bのデータ入力端子P12に接続される。
このような構成の集積回路において、出力信号S31はANDゲートG13を経由してスキャンFF回路51bのデータ入力端子P12に付与される。すなわち、スキャンFF回路51bのフリップフロップ61のデータ入力端子Dへの出力信号S31に基づく信号入力は、ANDゲートG13及びスキャンFF回路51bの2to1セレクタ62からなる第1のデータ入力信号伝搬経路の通過を要することになる。
図34は従来のスキャンFF回路51aと実施の形態9のスキャンFF回路9を用いて同期リセットを行う集積回路を想定している。
図35はスキャンFF回路9内の3to1セレクタ33の詳細を示す回路図である。同図に示すように、3to1セレクタ33は2to1セレクタ42(第1のセレクタ)と,インバータG14、ANDゲートG15及び2to1セレクタ41からなる第2のセレクタとから構成される。
インバータG14の入力はスキャンイネーブル端子P14に接続され、ANDゲートG15の一方入力はインバータG14の出力に接続され、他方入力はデータ入力端子P121に接続される。
2to1セレクタ42の“0”入力は接地レベルに接続され、“1”入力はスキャンイン端子P13に接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14に接続される。そして、2to1セレクタ42はスキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、接地レベル及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択して出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ41の“1”入力はデータ入力端子P120に接続され、“0”入力は2to1セレクタ42の出力に接続され、制御入力はANDゲートG15の出力に接続される。そして、2to1セレクタ41は、ANDゲートG15の出力に基づき、データ入力端子P120より得られるデータDATA0及び2to1セレクタ42の出力のうち一方を選択してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第2の選択動作を実行する。
このように構成される3to1セレクタ33は、図32で示した審理値表に従い、スキャンイネーブル信号SEN及びデータDATA1に基づく選択動作を行う。
このように、実施の形態9のスキャンFF回路9は、スキャンイネーブル信号SENに基づき2to1セレクタ42を制御することができ、スキャンイネーブル信号SEN及びデータDATA1の組合せに基づき2to1セレクタ41、インバータG14及びANDゲートG15よりなる第2のセレクタを制御することができる。
加えて、実施の形態9のスキャンFF回路9は、スキャンイネーブル信号SENが論理値“0”(“L”)を指示するとき、図32に示すように、データDATA0とデータDATA1との論理積を2to1セレクタ41から出力することができる。
図34に戻って、スキャンFF回路51aのデータ出力端子P21が組合せ回路31の入力の一つに接続され、スキャンアウト端子P22がスキャンFF回路9のスキャンイン端子P13に接続される。そして、組合せ回路31の出力の一つである出力信号S31がデータ入力端子P121に接続され、別の組合せ回路32の出力の一つである出力信号S32がスキャンFF回路9のデータ入力端子P120に接続される。すなわち、出力信号S32はスキャンFF回路9のデータDATA0として直接入力される。
このような構成の集積回路において、出力信号S32はデータDATA0として直接にスキャンFF回路9のデータ入力端子P12に付与される。すなわち、スキャンFF回路9のフリップフロップ11のデータ入力端子Dへの出力信号S31に基づく信号入力は、3to1セレクタ33内の2to1セレクタ41のみからなる第2のデータ入力信号伝搬経路の通過を要することになる。
このように、図33及び図34の比較(第1及び第2のデータ入力信号伝搬経路の比較)から明らかなように、リセット機能を付加された場合、データDATA0の入力に関するセットアップタイミング条件に関し、ANDゲートG13を設ける必要がない分、実施の形態9のスキャンFF回路9によって構成される集積回路の方が緩和されるため、ANDゲートG13の信号伝搬遅延分の高速化を図ることができる効果を奏する。
また、3to1セレクタ33が、図35で示したような構成でなく、データDATA0、接地レベル及びスキャンイン信号SINをそれぞれ一のトランスファゲート等を介して選択的にフリップフロップ11にデータ入力端子Dに接続する1段の構成であっても、データDATA0に関してANDゲートG13を設ける必要がないため、セットアップタイミング条件を緩和することができる。
また、図33及び図34に示すように、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22とスキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13は直結され、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22とスキャンFF回路9のスキャンイン端子P13間は直結されており、信号伝搬遅延時間は小さいため、スキャンイン信号SINのホールドタイミング条件は厳しくなる。
このため、図33の集積回路の場合、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22,スキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13との間にバッファを挿入する必要があった。
しかしながら、図33の集積回路において、スキャンFF回路51bは1段の2to1セレクタ62を介してスキャンイン信号SINをフリップフロップ11のデータ入力端子D取り込んでいるのに対し、図34の集積回路では、スキャンFF回路9は2段の2to1セレクタ42及び41を介してスキャンイン信号SINをフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに取り込んでいるため、2to1セレクタ1個分の信号伝搬時間が図33の集積回路以上に要することになる。
このように、図33及び図34の比較から明らかなように、スキャンイン信号SINのホールドタイミング条件に関し、2段の2to1セレクタ42及び41を設ける分、実施の形態9のスキャンFF回路9を用いて構成される集積回路の方が緩和されるという効果を奏する。
(他の態様)
図36は実施の形態9のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図35で示したスキャンFF回路9に比べ、図36で示す他の態様のスキャンFF回路9Xは、2to1セレクタ42に代えてANDゲートG16を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ANDゲートG16は一方入力がスキャンイン端子P13に接続され、他方入力がスキャンイネーブル端子P14に接続され、出力が2to1セレクタ413の“0”入力に接続される。
ANDゲートG16は、スキャンイネーブル信号SENが“H”のとき、スキャンイン信号SINを2to1セレクタ41の“0”入力に付与し、スキャンイネーブル信号SENが“L”のときはスキャンイン信号SINに関係なく固定値“L”を2to1セレクタ41の“0”入力に出力する。したがって、スキャンFF回路9Xは図32で示した真理値表と同様の振る舞い、すなわち、スキャンFF回路9と等価な動作を行うことができる。
さらに、図34のスキャンFF回路9に代えて、スキャンFF回路9Xを用いた場合も、リセット機能を付加させた場合のデータDATA0の入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
さらに、スキャン回路9Xは、スキャンFF回路9の2to1セレクタ42をANDゲートG16により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態10>
(回路構成)
図37はこの発明の実施の形態10である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。同図に示すように、実施の形態10のスキャンFF回路10はフリップフロップ11及び3to1セレクタ34(セレクタ)から構成され、入力部にクロック端子P11、データ入力端子P120,P121、スキャンイン端子P13及びスキャンイネーブル端子P14を有し、出力部にデータ出力端子P21、スキャンアウト端子P22及びデータ出力反転端子P23を有する。
クロック端子P11はクロックCLOCKを受け、データ入力端子P120はデータDATA0を受け、データ入力端子P121はデータDATA1を受け、スキャンイン端子P13はスキャンイン信号SINを受け、スキャンイネーブル端子P14はスキャンイネーブル信号SENを受ける。一方、データ出力端子P21からデータ出力Q、スキャンアウト端子P22からスキャンアウト信号SOUT、データ出力反転端子P23から反転データ出力QBがそれぞれ出力される。
3to1セレクタ34の“01”入力、“00”入力及び“1X”入力は、電源電位、データ入力端子P120及びスキャンイン端子P13に接続され、2つの制御入力はスキャンイネーブル端子P14及びデータ入力端子P121に接続される。
フリップフロップ11のクロック端子Cはクロック端子P11に接続され、データ入力端子Dは3to1セレクタ34の出力に接続され、データ出力端子Qinはデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22に共通に接続され、反転データ出力端子QBinはデータ出力反転端子P23に接続される。
(動作)
図38は図37で示した実施の形態10のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。以下、図38を参照しつつ、実施の形態10のスキャンFF回路の動作を説明する。
フリップフロップ11はクロック端子P11より得られるクロックCLOCKに同期して動作し、通常動作時にスキャンイネーブル信号SENを“L”、データDATA1を“L”(制御入力“00”)にしてデータ入力端子P120より得られるデータDATA0を3to1セレクタ34を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
一方、スキャンシフト時はスキャンイネーブル信号SENを“H”にして(制御入力“1X”)スキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINを3to1セレクタ34を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
また、セット時には、スキャンイネーブル信号SENを“L”、データDATA1を“H”(制御入力“01”)にして、電源電位の信号を3to1セレクタ34を介してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する。
そして、フリップフロップ11の格納データをデータ出力端子P21及びスキャンアウト端子P22よりデータ出力Q及びスキャンアウト信号SOUTとして出力し、格納データの反転データをデータ出力反転端子P23から反転データ出力QBとして出力する。
図38に示すように、例えば、通常動作時(スキャンイネーブル信号SENが“L”、データDATA1が“L”の時)にはデータDATA0の“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、スキャンシフト時(スキャンイネーブル信号SENが“H”の時)にはスキャンイン信号SINの“L”/“H”によってデータ出力Qの“L”/“H”が決定し、セット時(スキャンイネーブル信号SENが“L”、データDATA1が“H”の時)には、スキャンイン信号SIN及びデータDATAの値に関係なく、データ出力Qは“H”に決定される。
(効果)
図39及び図40は実施の形態10の効果説明用の回路図である。図39は従来のスキャンFF回路51a,51bを用いて同期セットを行う集積回路を想定している。なお、スキャンFF回路51a,51bの構成は図43で示したスキャンFF回路51の構成と同様であるため、説明を省略する。
図39に示すように、スキャンFF回路51aのデータ出力端子P21が組合せ回路31の入力の一つに接続され、スキャンアウト端子P22がスキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13に接続される。
そして、組合せ回路31の出力の一つである出力信号S31がORゲートG17の他方入力となり、ORゲートG17の一方入力が別の組合せ回路32の出力の一つである出力信号S32となる。ORゲートG17の出力がスキャンFF回路51bのデータ入力端子P12に接続される。
このような構成の集積回路において、出力信号S31はORゲートG17を経由してスキャンFF回路51bのデータ入力端子P12に付与される。すなわち、スキャンFF回路51bのフリップフロップ61のデータ入力端子Dへの出力信号S31に基づく信号入力は、ORゲートG17及びスキャンFF回路51bの2to1セレクタ62からなる第1のデータ入力信号伝搬経路の通過を要することになる。
図40は従来のスキャンFF回路51aと実施の形態10のスキャンFF回路10を用いて同期セットを行う集積回路を想定している。
図41はスキャンFF回路10内の3to1セレクタ34の詳細を示す回路図である。同図に示すように、3to1セレクタ34は2to1セレクタ44(第1のセレクタ)と、ORゲートG25及び2to1セレクタ43とからなる第2のセレクタとから構成される。
ORゲートG25の一方入力はスキャンイネーブル端子P14に接続され、他方入力はデータ入力端子P121に接続される。
2to1セレクタ44の“0”入力は電源電位に接続され、“1”入力はスキャンイン端子P13に接続され、制御入力はスキャンイネーブル端子P14に接続される。そして、2to1セレクタ44はスキャンイネーブル端子P14より得られるスキャンイネーブル信号SENに基づき、電源電位及びスキャンイン端子P13より得られるスキャンイン信号SINのうち一方を選択して出力する第1の選択動作を実行する。
2to1セレクタ43の“1”入力はデータ入力端子P120に接続され、“0”入力は2to1セレクタ44の出力に接続され、制御入力はORゲートG25の出力に接続される。そして、2to1セレクタ43は、ORゲートG25の出力に基づき、データ入力端子P120より得られるデータDATA0及び2to1セレクタ42の出力のうち一方を選択してフリップフロップ11への付与データとしてデータ入力端子Dに出力する第2の選択動作を実行する。
このように構成される3to1セレクタ34は、図38で示した審理値表に従い、スキャンイネーブル信号SEN及びデータDATA1に基づく選択動作を行う。
このように、実施の形態10のスキャンFF回路10は、スキャンイネーブル信号SENに基づき2to1セレクタ44を制御することができ、スキャンイネーブル信号SEN及びデータDATA1の組合せに基づき2to1セレクタ43及びORゲートG25よりなる第2のセレクタを制御することができる。
図40に戻って、スキャンFF回路51aのデータ出力端子P21が組合せ回路31の入力の一つに接続され、スキャンアウト端子P22がスキャンFF回路10のスキャンイン端子P13に接続される。そして、組合せ回路31の出力の一つである出力信号S31がデータ入力端子P121に接続され、別の組合せ回路32の出力の一つである出力信号S32がスキャンFF回路10のデータ入力端子P120に接続される。すなわち、出力信号S32はスキャンFF回路10のデータDATA0として直接入力される。
このような構成の集積回路において、出力信号S32はデータDATA0として直接にスキャンFF回路10のデータ入力端子P12に付与される。すなわち、スキャンFF回路10のフリップフロップ11のデータ入力端子Dへの出力信号S31に基づく信号入力は、3to1セレクタ34内の2to1セレクタ43のみからなる第2のデータ入力信号伝搬経路の通過を要することになる。
このように、図39及び図40の比較(第1及び第2のデータ入力信号伝搬経路の比較)から明らかなように、セット機能を付加された場合データDATA0の入力に関するセットアップタイミング条件に関し、ORゲートG17を設ける必要がない分、実施の形態10のスキャンFF回路10によって構成される集積回路の方が緩和されるため、ORゲートG17の信号伝搬遅延分の高速化を図ることができる効果を奏する。
また、3to1セレクタ34が、図41で示したような構成でなく、データDATA0、電源電位及びスキャンイン信号SINをそれぞれ一のトランスファゲート等を介して選択的にフリップフロップ11にデータ入力端子Dに接続する1段の構成であっても、データDATA0に関してORゲートG17を設ける必要がないため、セットアップタイミング条件を緩和することができる。
加えて、実施の形態10のスキャンFF回路10は、スキャンイネーブル信号SENが論理値“0”を指示するとき、図38に示すように、データDATA0とデータDATA1との論理和を2to1セレクタ43から出力することができる。
また、図39及び図40に示すように、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22とスキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13は直結され、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22とスキャンFF回路10のスキャンイン端子P13間は直結されており、信号伝搬遅延時間は小さいため、スキャンイン信号SINのホールドタイミング条件は厳しくなる。
このため、図39の集積回路の場合、スキャンFF回路51aのスキャンアウト端子P22,スキャンFF回路51bのスキャンイン端子P13との間にバッファを挿入する必要があった。
しかしながら、図39の集積回路において、スキャンFF回路51bは1段の2to1セレクタ62を介してスキャンイン信号SINをフリップフロップ11のデータ入力端子Dに取り込んでいるのに対し、図40の集積回路では、スキャンFF回路10は2段の2to1セレクタ44及び43を介してスキャンイン信号SINをフリップフロップ11のデータ入力端子Dに取り込んでいるため、2to1セレクタ1個分の信号伝搬時間が図39の集積回路以上に要することになる。
このように、図39及び図40の比較から明らかなように、スキャンイン信号SINのホールドタイミング条件に関し、2段の2to1セレクタ44及び43を設ける分、実施の形態10のスキャンFF回路10を用いて構成される集積回路の方が緩和されるという効果を奏する。
(他の態様)
図42は実施の形態10のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。同図に示すように、図41で示したスキャンFF回路10に比べ、図42で示す他の態様のスキャンFF回路10Xは、2to1セレクタ44に代えてORゲートG18を設けた点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ORゲートG18は一方入力がスキャンイン端子P13に接続され、反転他方入力がスキャンイネーブル端子P14に接続され、出力が2to1セレクタ433の“0”入力に接続される。
ORゲートG18は、スキャンイネーブル信号SENが“H”のとき、スキャンイン信号SINを2to1セレクタ43の“0”入力に付与し、スキャンイネーブル信号SENが“L”のときはスキャンイン信号SINに関係なく固定値“H”を2to1セレクタ43の“0”入力に出力する。したがって、スキャンFF回路10Xは図38で示した真理値表と同様の振る舞い、すなわち、スキャンFF回路10と等価な動作を行うことができる。
さらに、図40のスキャンFF回路10に代えて、スキャンFF回路10Xを用いた場合も、セット機能を付加させた場合のデータDATA0の入力のセットアップタイミング条件の緩和及びスキャンイン信号SINのホールドタイミング条件の緩和効果も同様に発揮することができる。
さらに、スキャン回路10Xは、スキャンFF回路10の2to1セレクタ44をORゲートG18により構成することにより、回路構成の簡略化を図ることができる。
この発明の実施の形態1である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 図1で示したフリップフロップの内部構成を示す回路図である。 図1及び図2で示した実施の形態1のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。 同期リセット信号発生回路の内部構成を示す説明図である。 実施の形態1の効果説明用の回路図(従来構成)である。 実施の形態1の効果説明用の回路図(実施の形態構成)である。 実施の形態1のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態2である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 図8で示した実施の形態2のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。 同期セット信号発生回路の内部構成を示す説明図である。 実施の形態2の効果説明用の回路図(従来構成)である。 実施の形態2の効果説明用の回路図(実施の形態構成)である。 実施の形態2のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態3である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 図14で示した実施の形態3のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。 スキャンイネーブル信号と同期リセット信号との関係を表形式で示す説明図である。 同期リセット信号及びスキャンイネーブル信号発生回路の内部構成を示す説明図である。 実施の形態3のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態4である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 図19で示した実施の形態4のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。 スキャンイネーブル信号と同期セット信号との関係を表形式で示す説明図である。 実施の形態4のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態5である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 実施の形態5のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態6である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 実施の形態6のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態7である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 実施の形態7のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態8である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 実施の形態8のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態9である同期リセット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 図31で示した実施の形態9のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。 実施の形態9の効果説明用の回路図(従来構成)である。 実施の形態9の効果説明用の回路図(実施の形態構成)である。 実施の形態9のスキャンFF回路内の3to1セレクタの詳細を示す回路図である。 実施の形態9のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 この発明の実施の形態10である同期セット端子付きスキャンFF回路の回路構成を示す回路図である。 図37で示した実施の形態10のスキャンFF回路の動作を真理値表形式で示した説明図である。 実施の形態10の効果説明用の回路図(従来構成)である。 実施の形態10の効果説明用の回路図(実施の形態構成)である。 実施の形態10のスキャンFF回路内の3to1セレクタの詳細を示す回路図である。 実施の形態10のスキャンFF回路の他の態様を示す回路図である。 従来のスキャンFF回路の内部構成を示す回路図である。
符号の説明
1〜10,1a,1b,1X,2a,2b,2X〜10X スキャンFF回路、11 フリップフロップ、12〜19,23〜30,41〜44 2to1セレクタ、33,34 3to1セレクタ、G9,G15,G16,G31,G33,G35 ANDゲート、G12,G17,G18,G32,G34,G36 ORゲート、G14 インバータ。

Claims (26)

  1. クロック端子、データ入力端子、スキャンイン端子、データ出力端子、及びスキャンアウト端子を有するスキャンフリップフロップ回路(スキャンFF回路)であって、
    前記クロック端子を介して入力されるクロックに同期して、付与されたデータを格納データとして取り込み、該格納データを前記データ出力端子及び前記スキャンアウト端子の少なくとも一方より出力するフリップフロップと、
    所定の固定値及び前記スキャンイン端子より得られるスキャンイン信号のうち一方を選択して出力する第1の選択動作を実行する第1のセレクタと、
    前記データ入力端子より得られる入力データ及び前記第1のセレクタの出力のうち一方を選択して、前記フリップフロップへの付与データとして出力する第2の選択動作を実行する第2のセレクタとを備える、
    スキャンFF回路。
  2. 請求項1記載のスキャンFF回路であって、
    スキャンイネーブル端子及び同期固定値設定端子をさらに有し、
    前記第1のセレクタは、前記スキャンイネーブル端子より得られるスキャンイネーブル信号に基づき、前記第1の選択動作を実行し、
    前記第2のセレクタは、前記同期固定値設定端子より得られる固定値指示信号に基づき、前記第2の選択動作を実行する、
    スキャンFF回路。
  3. 請求項2記載のスキャンFF回路であって、
    前記スキャンイネーブル信号が前記スキャンイン信号の選択を指示するとき、前記固定値指示信号が前記第1のセレクタの出力の選択を指示する値に強制的に設定される信号設定機能を有する、
    スキャンFF回路。
  4. 請求項1記載のスキャンFF回路であって、
    スキャンイネーブル端子及び同期固定値設定端子をさらに有し、
    前記第1のセレクタは、前記同期固定値設定端子より得られる固定値指示信号に基づき、前記第1の選択動作を実行し、
    前記第2のセレクタは、前記スキャンイネーブル端子より得られるスキャンイネーブル信号に基づき、前記第2の選択動作を実行する、
    スキャンFF回路。
  5. 請求項4記載のスキャンFF回路であって、
    スキャンシフト時において、前記固定値指示信号は前記スキャンイン信号の選択を指示し、前記スキャンイネーブル信号は前記第1のセレクタの出力の選択を指示する信号設定機能をさらに備える、
    スキャンFF回路。
  6. 請求項2ないし請求項5のうち、いずれか1項に記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期リセット信号を入力する同期リセット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“0”を指示する固定値を含む、
    スキャンFF回路。
  7. 請求項2ないし請求項5のうち、いずれか1項に記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期セット信号を入力する同期セット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“1”を指示する固定値を含む、
    スキャンFF回路。
  8. 請求項2記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期リセット信号を入力する同期リセット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“0”を指示する固定値を含み、
    前記スキャンイネーブル信号はスキャンシフト時に論理値“1”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記スキャンイン端子及び前記スキャンイネーブル端子を一方及び他方入力とするANDゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  9. 請求項2記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期セット信号を入力する同期セット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“1”を指示する固定値を含み、
    前記スキャンイネーブル信号はスキャンシフト時に論理値“1”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記スキャンイン端子及び前記スキャンイネーブル端子を一方入力及び反転他方入力とするORゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  10. 請求項4記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期リセット信号を入力する同期リセット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“0”を指示する固定値を含み、
    前記同期リセット信号はリセット時に論理値“0”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記スキャンイン端子及び前記同期リセット端子を一方及び他方入力とするANDゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  11. 請求項4記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期セット信号を入力する同期セット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“1”を指示する固定値を含み、
    前記同期セット信号はセット時に論理値“0”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記スキャンイン端子及び前記同期セット端子を一方入力及び反転他方入力とするORゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  12. クロック端子、データ入力端子、スキャンイン端子、データ出力端子、及びスキャンアウト端子を有するスキャンフリップフロップ回路(スキャンFF回路)であって、
    前記クロック端子を介して入力されるクロックに同期して、付与されたデータを格納データとして取り込み、該格納データを前記データ出力端子を介して出力するフリップフロップと、
    前記データ入力端子より得られる入力データ及び前記スキャンイン端子より得られるスキャンイン信号のうち、一方を選択して、前記フリップフロップへの付与データとして出力する第1の選択動作を実行する第1のセレクタと、
    所定の固定値及び前記フリップフロップの前記格納データのうち一方を選択して前記スキャンアウト端子から出力する、第2の選択動作を実行する第2のセレクタとを備える、
    スキャンFF回路。
  13. 請求項12記載のスキャンFF回路であって、
    スキャンイネーブル端子及び同期固定値設定端子をさらに有し、
    前記第1のセレクタは、前記同期固定値設定端子より得られる固定値指示信号に基づき、前記第1の選択動作を実行し、
    前記第2のセレクタは、前記スキャンイネーブル端子より得られるスキャンイネーブル信号に基づき、前記第2の選択動作を実行する、
    スキャンFF回路。
  14. 請求項12記載のスキャンFF回路であって、
    スキャンイネーブル端子及び同期固定値設定端子をさらに有し、
    前記第1のセレクタは、前記スキャンイネーブル端子より得られるスキャンイネーブル信号に基づき、前記第1の選択動作を実行し、
    前記第2のセレクタは、前記同期固定値設定端子より得られる固定値指示信号に基づき、前記第2の選択動作を実行する、
    スキャンFF回路。
  15. 請求項13あるいは請求項14記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期リセット信号を入力する同期リセット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“0”を指示する固定値を含む、
    スキャンFF回路。
  16. 請求項13あるいは請求項14記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期セット信号を入力する同期セット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“1”を指示する固定値を含む、
    スキャンFF回路。
  17. 請求項13記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期リセット信号を入力する同期リセット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“0”を指示する固定値を含み、
    前記スキャンイネーブル信号はスキャンシフト時に論理値“1”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記フリップフロップの前記格納データ及び前記スキャンイネーブル端子を一方及び他方入力とするANDゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  18. 請求項13記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期セット信号を入力する同期セット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“1”を指示する固定値を含み、
    前記スキャンイネーブル信号はスキャンシフト時に論理値“1”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記フリップフロップの前記格納データ及び前記スキャンイネーブル端子を一方入力及び反転他方入力とするORゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  19. 請求項14記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期リセット信号を入力する同期リセット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“0”を指示する固定値を含み、
    前記同期リセット信号はリセット時に論理値“0”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記フリップフロップの前記格納データ及び前記同期リセット端子を一方及び他方入力とするANDゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  20. 請求項14記載のスキャンFF回路であって、
    前記同期固定値設定端子は同期セット信号を入力する同期セット端子を含み、
    前記所定の固定値は論理値“1”を指示する固定値を含み、
    前記同期セット信号はセット時に論理値“0”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記フリップフロップの前記格納データ及び前記同期セット端子を一方入力及び反転他方入力とするORゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  21. 請求項1記載のスキャンFF回路であって、
    前記データ入力端子は第1の入力データを受ける第1のデータ入力端子を含み、
    スキャンイネーブル端子及び第2のデータ入力端子をさらに有し、
    前記第1のセレクタは、前記スキャンイネーブル端子より得られるスキャンイネーブル信号に基づき、前記第1の選択動作を実行し、
    前記第2のセレクタは、前記スキャンイネーブル信号及び前記第2のデータ入力端子より得られる第2の入力データに基づき、前記第2の選択動作を実行する、
    スキャンFF回路。
  22. 請求項21記載のスキャンFF回路であって、
    前記所定の固定値は論理値“0”を指示する固定値を含み、
    前記スキャンイネーブル信号はスキャンシフト時に論理値“1”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記スキャンイネーブル信号が論理値“0”を指示するとき、前記所定の固定値を出力し、
    前記第2のセレクタは前記スキャンイネーブル信号が論理値“0”を指示するとき、前記第2の入力データの“1”/“0”に基づき、前記第1の入力データ/前記所定の固定値を出力する、
    スキャンFF回路。
  23. 請求項22記載のスキャンFF回路であって、
    前記第1のセレクタは前記スキャンイン信号及び前記スキャンイネーブル信号を一方入力及び他方入力とするANDゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  24. 請求項21記載のスキャンFF回路であって、
    前記所定の固定値は論理値“1”を指示する固定値を含み、
    前記スキャンイネーブル信号はスキャンシフト時に論理値“1”を示す信号を含み、
    前記第1のセレクタは前記スキャンイネーブル信号が論理値“0”を指示するとき、前記所定の固定値を出力し、
    前記第2のセレクタは前記スキャンイネーブル信号が論理値“0”を指示するとき、前記第2の入力データの“0”/“1”に基づき、前記第1の入力データ/前記所定の固定値を出力する、
    スキャンFF回路。
  25. 請求項24記載のスキャンFF回路であって、
    前記第1のセレクタは前記スキャンイン信号及び前記スキャンイネーブル信号を一方入力及び反転他方入力とするORゲートを含む、
    スキャンFF回路。
  26. クロック端子、第1及び第2のデータ入力端子、スキャンイン端子、スキャンイネーブル端子、データ出力端子、及びスキャンアウト端子を有するスキャンフリップフロップ回路(スキャンFF回路)であって、
    前記クロック端子を介して入力されるクロックに同期して、付与されたデータを格納データとして取り込み、該格納データを前記データ出力端子及び前記スキャンアウト端子の少なくとも一方より出力するフリップフロップと、
    前記スキャンイネーブル端子より得られるスキャンイネーブル信号及び前記第2のデータ入力端子より得られる第2の入力データに基づき、前記第1のデータ入力端子より得られる第1の入力データ、所定の固定値及び前記スキャンイン端子より得られるスキャンイン信号のうちの一つを選択して、前記フリップフロップへの付与データとして出力する選択動作を実行するセレクタとを備える、
    スキャンFF回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014502043A (ja) * 2010-11-11 2014-01-23 クアルコム,インコーポレイテッド フィードバックスキャン分離およびスキャンバイパス構造
KR20160005464A (ko) * 2014-07-07 2016-01-15 삼성전자주식회사 스캔 체인 회로 및 이를 포함하는 집적 회로

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