JP2007173070A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】走査線と信号線は電圧降下を小さくするために低抵抗の焼結配線が好ましいが、電子源を構成する電極との電気的接続に問題があった。
【解決手段】基板10上に電子放出部16を有する電子源は、下部電極11と上部電極13とこれらの電極に挟まれた保護絶縁膜14とから構成され、下部電極11は信号線となり、走査線となる焼結配線18と上部電極13とを補助電極17で接続する。補助電極17は、焼結配線18に含まれる金属と上部電極13に含まれる金属とを含んでいる。
【選択図】図1
【解決手段】基板10上に電子放出部16を有する電子源は、下部電極11と上部電極13とこれらの電極に挟まれた保護絶縁膜14とから構成され、下部電極11は信号線となり、走査線となる焼結配線18と上部電極13とを補助電極17で接続する。補助電極17は、焼結配線18に含まれる金属と上部電極13に含まれる金属とを含んでいる。
【選択図】図1
Description
本発明は、能動素子を備えた画像表示装置に係り、特に、自発光型の薄膜型電子源アレイを用いた画像表示装置に関する。
微少で集積可能な冷陰極を利用するディスプレイは、FED(Field Emission Display)と呼称される。冷陰極には、電界放出型電子源とホットエレクトロン型電子源に分類され、前者には、スピント型電子源、表面伝導型電子源、カーボンナノチューブ型電子源等が属し、後者には、金属−絶縁体−金属を積層したMIM(Metal-Insulator-Metal)型、金属−絶縁体−半導体を積層したMIS(Metal-Insulator-Semiconductor)型、金属−絶縁体−半導体−金属型等の薄膜型電子源がある。
FEDにおいて画像表示を行う場合、線順次駆動方式と呼ばれる駆動方法が標準的に採用されている。これは、毎秒60枚(フレーム)の静止画を表示する際、各フレームにおける表示を走査線(水平方向)毎に行う方式である。したがって、同一走査線上にある、信号線の数に対応する電子源は全て同時に動作することになる。
動作時、走査線には、サブピクセルに含まれる電子源が消費する電流に、全信号線数をかけた電流が流れる。この走査線電流は、配線抵抗により、走査線に沿った電圧降下をもたらすため、電子源の均一な動作を妨げることになる。特に、大型の表示装置を実現する上で走査線の配線抵抗による電圧降下は大きな問題である。
信号線の場合においても、配線抵抗による電圧降下は、同一信号線上にある電子源の信号線方向の動作遅延を引き起こすため、望ましくない。
この問題を解決するには、走査線及び信号線の配線抵抗を低減する必要があり、薄膜型電子源の場合、電子源を構成する一対の素子電極(一例として、MIM型電子源であれば、MIM素子の下部電極及び上部電極に相当する。)に給電するためのバス電極を低抵抗化することが考えられる。MIM型電子源については、例えば、下記特許文献1に開示されている。
バス電極の配線抵抗を下げるには、比抵抗が小さく、厚膜化しやすい材料を用いるのが有効である。Ag、Pd、Pt、Au等の低抵抗金属からなる焼結配線は、比抵抗が小さく、厚膜化しやすい。また、金属ペーストを用いたスクリーン印刷法、金属インクを用いたインクジェット法、感光性金属ペーストを用いたホトリソグラフィー法等により、任意の配線パターンを直接形成できるため、コスト低減の観点からも有利である。また、通常のウエットエッチングやドライエッチングによる加工が困難な金属でもパターン形成が可能である点でも望ましい。
なお、下記特許文献2には、基板に形成した溝に、第1導電体層と層間絶縁膜とを埋め込み、この上に、第1導電体層と交差する第2導電体層を形成し、第1導電体層は、基板に形成された電子放出部近傍電極に、溝との段差を介して接続され、段差部に接触を確実とするための突起パターンが設けられた画像表示装置が記載されている。
特開平10−153979号公報
特開2000−251680号公報
電子源の素子電極とバス電極とは電気的な接続を歩留まりよく確保する必要がある。しかし、焼結配線は、金属ペーストや金属インクを塗布後、金属ペーストや金属インクに含まれる金属粒を焼結により融着して配線を形成するため、配線表面やパターン端部の凹凸が顕著になりやすく、パターン端部の形状も、電極接続に有利な順テーパー形状を得にくい。そのため、接続抵抗の増加や、断線しやすい等、接続信頼性に乏しいという問題があり、低抵抗化のために焼結配線を厚膜化すると、さらに顕在化する傾向にある。
このような焼結配線を形成するためには、焼結のための熱工程が必要となるが、熱処理により接続相手の素子電極に表面酸化を生じやすく、さらに接続特性が低下する問題がある。また、焼結配線は密着性にも課題があり、電極の剥離を生じやすい。したがって、配線材料として焼結配線を用いる場合には、このような課題の解決が必要となる。
そこで、本発明の目的は、厚膜による低抵抗が容易な焼結配線を用いても、電子源の電極との接続を確保でき、電圧降下の影響の少ない画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、上記に留まらず、基板上に複数の配線と能動素子が形成された画像表示装置において、配線の低抵抗化を図る技術を提供することにある。
本発明は、基板上に形成された複数本の第一の平行配線と、前記第一の平行配線に交差する複数本の第二の平行配線と、前記第一の平行配線と第二の平行配線との交差部に接続された複数個の能動素子とを備え、前記第一の平行配線と第二の平行配線の一方又は両方は焼結配線からなり、前記焼結配線と能動素子の電極との接続界面に、前記焼結配線を構成する金属を少なくとも含む補助層を形成したことを特徴とする。
前記焼結配線は、Ag、Pd、Pt、Au等の低抵抗金属からなり、直径数nm〜数μmの金属微粒子を含む金属ペースト又は金属インクを用いて、平行配線のパターンを直接形成後、熱処理により微粒子同士を融着、焼結して形成する。前記焼結配線と能動素子の電極(素子電極)との接続界面に、焼結配線を構成する金属を含む補助層を形成する。
焼結配線を形成するための熱工程において、焼結配線を構成する金属を含む補助層と焼結配線の元となる金属微粒子との間で、焼結配線を構成する金属の相互拡散が生じる。相互拡散した金属は界面で融着、結晶化が促進し、焼結配線と素子電極との間を緻密に接合する。これにより、焼結配線と素子電極との電気的な接続が確保でき、焼結配線自身の密着性も確保できる。
一方で、焼結配線を構成するAg、Pd、Pt、Au等の金属は自身が酸化しにくい金属である。したがって、素子電極との接続界面に、焼結配線を構成する金属を含む補助層を形成することにより、素子電極表面が酸化しにくい金属を含む補助層で被覆されるため、素子電極自身の表面酸化も抑制できる。また、表面酸化膜越しに焼結配線を構成する金属が相互拡散することにより、素子電極の表面酸化膜の影響自体を低減できる。
前記焼結配線と素子電極との接続に、焼結配線を構成する金属又は焼結配線を構成する金属を含む金属からなる補助電極を設けることによっても、上記と同様の作用を得ることができる。
前記補助電極を構成する金属の母材の一例として、素子電極との接合性、加工性等のプロセス整合性確保の点からは、素子電極を構成する金属、例えばAl又はAl合金が望ましい。高温での熱処理等、さらなる耐熱酸化性確保が必要な場合は、高耐熱酸化性金属、例えばNi、Cr、Mo、Ti、Ta、W、Co又はそれらを含む合金が望ましい。
また、本発明は、基板上に設けられた複数の電子源と、前記電子源の電極へ給電するための信号線と走査線とからなる給電配線と、前記給電配線と電子源の電極とを接続するための補助電極が設けられた画像表示装置において、前記給電配線の少なくとも一方は焼結配線からなり、前記焼結配線と補助電極との接続界面を、焼結配線を構成する金属を少なくとも含む金属膜とすることで、上記と同様の作用を得ることができる。
前記補助電極を、焼結配線を構成する金属又はその金属を含む金属からなる金属膜とすることによっても、上記と同様の作用を得ることができる。または、前記給電配線と接続する電子源の電極を、焼結配線を構成する金属又はその金属を含む金属からなる金属膜とすることによっても、上記と同様の作用を得ることができる。
以上、本発明によると、厚膜で低抵抗が容易な焼結配線を用いても、電子源の電極との電気的な接続性、密着性を確保でき、電圧降下の影響の少ない画像表示装置を提供できる。
以下、本発明の各実施例について、図面を用いて説明する。
本発明の実施例1を、MIM電子源を例に、図1〜10を用いて説明する。これらの図において、平面図を(a)とし、平面図(a)中のA−A’断面図を(b)、B−B’断面図を(c)として示した。本実施例では、補助電極17上に、焼結配線18を積層した走査線19を形成している。
はじめに、ガラス等の絶縁性の基板10上に、MIM素子の素子電極である下部電極11用の金属膜を成膜する(図2)。下部電極11の材料としてはAlやAl合金を用いる。AlやAl合金を用いたのは、陽極酸化により良質の絶縁膜を形成できるからである。ここでは、Ndを2原子量%ドープしたAl−Nd合金を用いた。成膜には、例えばスパッタリング法を用いる。本実施例では、下部電極11をそのまま信号線として兼用している。膜厚は300nmとした。
成膜後は、ホトレジストパターニング工程、エッチング工程によりストライプ形状の下部電極11を形成した(図3)。電極幅は画像表示装置のサイズや解像度により異なるが、そのサブピクセルピッチ程度、大体100〜200ミクロン程度とする。エッチングは、例えば燐酸、酢酸、硝酸の混合水溶液でのウエットエッチングを用いる。この電極は幅の広い簡易なストライプ構造のため、レジストのパターニングは安価なプロキシミティ露光や、印刷法などで行うことができる。
次に、電子放出部16を制限し、素子の下部電極11のエッジへの電界集中を防止する保護絶縁層14と、絶縁層12を形成する。まず、下部電極11上の電子放出部16となる部分をレジスト膜25でマスクし、その他の部分を選択的に厚く陽極酸化し,保護絶縁層14とする(図4)。化成電圧を100Vとすれば、厚さ約136nmの保護絶縁層14が形成される。
次いで、レジスト膜25を除去し、残りの下部電極11の表面を陽極酸化する。例えば、化成電圧を6Vとすれば、下部電極11上に厚さ約10nmの電子加速層である絶縁層12が形成される(図5)。
次に、層間絶縁膜15として、例えば、シリコン酸化物やシリコン窒化膜、シリコン等を成膜する(図6)。この層間絶縁膜15は、陽極酸化で形成する保護絶縁層14にピンホールがあった場合、その欠陥を埋め、下部電極11と補助電極17間の絶縁を保つ役割を果たす。ここでは、スパッタリング法で形成したシリコン窒化膜を用い、膜厚は100nmとした。続いて、MIM素子の素子電極である上部電極13と走査線19となる焼結配線18とを接続するための、金属膜からなる補助電極17を成膜する(図6)。
本発明では、補助電極17用の金属膜として、焼結配線18を構成する金属、または、この金属を含む金属膜を用いる。焼結配線18は、具体的にはAg、Pd、Pt、Au等の低抵抗金属で構成される。したがって、補助電極17用の金属膜は、これらの金属、または、これらの金属を含む金属膜で構成される。補助電極材料の合金の一例としては、素子電極との接合性、加工性等のプロセス整合性確保の点からは、素子電極を構成する金属、例えばAlまたはAl合金が望ましい。
なお、高温での熱処理等、さらなる耐熱酸化性確保が必要な場合は、高耐熱酸化性金属、例えばNi、Cr、Mo、Ti、Ta、W、Coまたはそれらを含む合金が望ましい。また、補助電極17に添加する金属は、焼結配線18を構成する金属の0.1原子量%以上であれば電気的な接続特性の改善が認められることを確認した。
ここでは、補助電極17用の金属膜として、ウエット加工の容易性に着目して、Al−Ag合金を用いた。Al−Ag合金ターゲットを用いたスパッタリング法により、膜厚200nmを形成した。Alに対するAgの比率は、例えば5原子量%とした。補助電極17の膜厚は、100〜1000nmの範囲が望ましい。補助電極17は、走査線19となる焼結配線18と、MIM素子電極である上部電極13との接続特性を確保することが目的であり、自身の低抵抗化は特に不要である。
上部電極13との接続部分を形成する領域D(図1)では、上部電極13の付き回りを確保するために、補助電極17のパターン端部を順テーパー形状に加工する必要がある。通常のウエットエッチングでは、ホトレジスト端部を基点として、パターン(水平)方向及び膜厚(垂直)方向に等方的にエッチングされるため、順テーパー形状確保は容易であるが、不必要な厚膜化は、加工形状に不具合を生じるため、望ましくない。
次に、ホトレジストパターニングとエッチング工程により、補助電極17用の金属膜を、保護絶縁膜14及び層間絶縁膜15を介して下部電極11と交差するように、ストライプ形状に加工する(図7)。エッチングには、例えば燐酸、酢酸、硝酸の混合水溶液等を用いる。電極幅は画像表示装置のサイズや解像度により異なるが、大体200〜400ミクロン程度とする。この電極は幅の広い簡易なストライプ構造のため、レジストのパターニングは安価なプロキシミティ露光や、印刷法等で行うことができる。
次に、補助電極17のパターン上に、走査線19を構成する焼結配線18のパターンを形成する(図9)。焼結配線18は、具体的にはAg、Pd、Pt、Au等の低抵抗金属で構成される。ここでは、Agペーストを用いたスクリーン印刷法により、焼結配線18のパターンを形成した。焼結配線18のパターン膜厚は、通常5〜30μmの範囲となるように形成する。また、線幅は、通常100〜300μmの範囲となるように形成するが、いずれの場合も目安であって、所望の低抵抗配線が得られるように、膜厚、線幅を調整することが可能である。例えば、複数回スクリーン印刷を行うことで、厚膜低抵抗化を図ることも可能である。
また、ここでは、金属ペーストを用いたスクリーン印刷法でパターンを形成したが、金属インクを用いたインクジェット法、または感光性金属ペーストを用いたホトリソグラフィー法により、パターンを形成することも可能である。いずれの方法によっても任意の低抵抗、厚膜配線パターンを直接形成できるため、コスト低減の観点からも有利である。また、通常のウエットエッチングやドライエッチングによる加工が困難なPt、Auを用いた場合においてもパターン形成が可能である点でも望ましい。
パターン形成後には、焼結配線18を焼結するための熱処理を行う。焼結のための熱処理は、能動素子の耐熱温度以下で行うことが望ましい。ここでは、能動素子としてMIM電子源を設けているため、例えば400℃で焼成した。
本発明では、この熱処理工程において、接続領域Cにおいて、補助電極17と焼結配線18とは、焼結配線18を構成する金属を含む補助電極17と焼結配線18の元となる金属微粒子との間で、焼結配線18を構成する金属の相互拡散を生じる。相互拡散した金属は界面で融着、結晶成長が促進され、焼結配線18と補助電極17間とを緻密に接合する。これにより、補助電極17の表面酸化の問題を回避しつつ、焼結配線18と素子電極との電気的な接続が確保でき、補助電極17上に形成された焼結配線18自身の密着性も確保できる。
続いて、ホトレジストパターニング、エッチングにより層間絶縁膜15を加工し、電子放出部16を開口する(図9)。電子放出部16はピクセル内の1本の下部電極11と、下部電極11と交差する2本の走査線19に挟まれた空間の交差部の一部に形成する。エッチングは、例えばCF4やSF6を主成分とするドライエッチングによって行うことができる。
MIM素子の上部電極13には、次段の画素と接続する次段の走査線と電気的に分離する構造が要求される。本実施例では、上部電極13の分離にリフトオフ法を用いた。まず、上部電極13分離用のホトレジスト26を、電子放出部16と、自段の走査線19に接続した補助電極17の接続部分とを除いた部分にパターニング形成し、続いて上部電極13を成膜する(図10)。成膜法は、例えばスパッタ成膜を用いる。上部電極13としては、例えばIr、Pt、Auの積層膜を用い、膜厚は例えば6nmとした。
次に、ホトレジスト26上に成膜した上部電極13ごとレジストを除去することで、電子放出部16、補助電極17との接続部分のみに選択的に上部電極13を形成する(図1)。これにより、上部電極13を、補助電極17を介して自段の走査線19に選択的に接続し(図1中領域D)、次段の走査線とは電気的に分離することができる。
上記の構造とすることにより、厚膜で低抵抗が容易な焼結配線18からなる走査線19を用いても、MIM素子電極である上部電極13との電気的な接続性、密着性を確保でき、配線抵抗による電圧降下の影響の少ない画像表示装置を提供することができる。
本実施例では、焼結配線18としてAg配線を、補助電極17としてAl−Ag合金電極を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、焼結配線18としてはPd、Pt、Au等の低抵抗材料を、補助電極17の母材金属としては、例えばCr、Al、W、Mo、Ni、Co等の耐熱酸化性の高い金属、または、それらを含む合金を用いることが可能である。母材となるこれらの金属材料は、エッチング液組成を適切に調整することでウエットエッチングによる加工が可能である。
本実施例では、補助電極17の金属膜として、焼結配線18を構成する金属、または、その金属を含む金属膜を用いたが、上記と同様の効果は、焼結配線18と補助電極17との接続界面Cに、少なくとも焼結配線18を構成する金属を含む補助層を用いることで達成することができる。
具体的には、補助電極17を、異なる組成の金属の積層構造で構成し、接続界面Cに相当する焼結配線18側の層を、本発明の組成の金属層で形成してもよい。例えば、2層目以上は純金属に、より近い組成とすることで低抵抗化を図る、または、2層目以上は、より順テーパー加工がしやすい組成とすることで、端部形状の改善を図る、等の応用も可能である。その際も、接続領域Cにおいて、補助電極17と接する界面は、本発明の金属組成で構成されているため、電気的な接続特性が確保できることは言うまでもない。また、接続界面Cを構成する補助電極17の表面に、イオン打ち込みや、選択メッキ等の方法で焼結配線18を構成する金属を含む補助層を選択的に形成することも可能である。
なお、本実施例では上部電極の分離にリフトオフ法を用いたが、リフトオフ法に替わって、例えば、上部電極成膜時にマスクを用いて、必要な箇所にのみ上部電極膜を選択形成することも可能である。また、例えば、全面に形成した上部電極膜に対して、分離が必要な箇所にのみ選択的にレーザ照射を行い、上部電極をアブレーションにより断線、分離してもよい。
図11は、本発明の電子源を用いた画像表示装置の一部を示したものである。表示側基板はコントラストを上げる目的のブラックマトリクス120、赤色蛍光体111、緑色蛍光体112、青色蛍光体113とを有する。蛍光体としては,例えば赤色にY2O2S:Eu(P22−R),緑色にZnS:Cu,Al(P22−G),青色にZnS:Ag,Cl(P22−B)を用いる。ブラックマトリクス120は図面の都合上、画像表示領域の一部のみに図示している。
スペーサ30は、陰極基板の走査線19上に配置し、表示側蛍光面基板のブラックマトリクス120の下に隠れるように配置する。下部電極11は、信号線駆動回路50へ結線し、走査線19は走査線駆動回路60に結線する。薄膜型電子源アレイでは、走査線に印加させる電圧は数V〜数10Vで、数KVを印加する蛍光面に対し十分低く、スペーサ30の陽極側に対しほぼ接地電位に近い電位を与えることができる。
図12は、実施例1において、焼結配線18に沿ってストライプ状に形成していた補助電極17を、上部電極13と焼結配線18との接続領域Cにのみに選択的に形成した実施例2を示す。図12中には、平面図(a)の他に、平面図中のA−A’断面図(b)とB−B’断面図(c)を示す。このような電極パターン配置とすることにより、補助電極17を介して接続する個々のMIM素子に不良が発生した場合においても、補助電極17の部分での切断、修正が容易となる。本実施例においても、補助電極17は、焼結配線18を構成する金属、または、これを含む金属膜で構成されており、実施例1で説明したのと同様の効果が得られる。
図13は、実施例1において、補助電極17と焼結配線18の層順序を入れ替えて、焼結配線18のストライプパターンの表面及び側面を被覆保護するように補助電極17を設けた実施例3を示す。図13中には、平面図(a)の他に、平面図中のA−A’断面図(b)とB−B’断面図(c)を示す。本実施例においても、補助電極17は、焼結配線18を構成する金属、またはこれを含む金属膜で構成されており、実施例1で説明したのと同様の効果が得られる。
接続領域Cにおいて、本実施例のように補助電極17と焼結配線18の層順序が入れ替わった場合においても、補助電極17と焼結配線18とは、焼結配線18を構成する金属を含む補助電極17と焼結配線18の元となる金属微粒子との間で、層順序に依存せずに金属の相互拡散を生じる。したがって、実施例1で説明したのと同様の効果が得ることができる。
また、本実施例においては、焼結配線18の表面及び側面が、補助電極17の材料で全面被覆されるため、以降のプロセスにおいて、断線や腐食から焼結配線18を保護することができ、走査線19の歩留まりを向上することができる。
実施例1,2,3では、信号線となる下部電極11に対して走査線19が上層となる配線構造において、走査線19を構成する焼結配線18と上部電極13との接続に補助電極17を用いた実施例を示した。これらの構造では、MIM電子源を設けた後に焼結配線18を焼結するための熱処理を行う構造となるため、MIM素子の耐熱温度以下で焼結を行わなければならない制約があった。
図14〜20は、信号線となる下部電極11と走査線19の層順序を入れ替えて、MIM素子の耐熱温度の制限とは独立して、焼結のための熱処理を行うことができるようにした実施例4を示す。図14〜20中には、平面図(a)の他に、平面図中のA−A’断面図(b)とB−B’断面図(c)を示した。
はじめに、ガラス等の絶縁性の基板10上に、補助電極17のパターンを形成する(図15)。当然ながら、補助電極17は、焼結配線18を構成する金属、または、これを含む金属膜で構成されている。
実施例1と異なる点は、図18で後述する工程で、MIMの素子電極である下部電極11を兼ねる信号線を、補助電極17のパターン上で選択的に加工する必要が生じる点である。したがって、補助電極17の母材金属としては、下部電極11の構成材料であるAl合金を避ける必要がある。
ここでは、補助電極17用の金属膜として、ウエットによる選択加工の容易性に着目して、Crを用いた。Auを含むCrターゲットを用いたスパッタリング法により、膜厚100nmを形成した。Crに対するAuの比率は、例えば0.1原子量%とした。ホトレジストパターニングとエッチング工程により、補助電極17用の金属膜を、層間絶縁膜20を介して下部電極11と交差するように、ストライプ形状に加工する。エッチングには、例えば、硝酸第二セリウムアンモニウムの水溶液を用いた(図15)。
次に、先に形成した補助電極17と上部電極13との接続予定部分D(図14)を避けて、補助電極17のパターン上に、走査線19を構成する焼結配線18のパターンを、Auを含むAgペーストを用いたスクリーン印刷法により形成する(図16)。焼結配線パターン18の膜厚は10μmとした。
本実施例では、1回の印刷により焼結配線18のパターンを形成したが、例えば、複数回スクリーン印刷を行うことで、厚膜低抵抗化を図ることも可能である。また、焼結配線18を異なる組成の金属の積層構造とし、2層目以上は純金属により近い組成とすることにより、更なる低抵抗化を図ることも可能である。その際も、接続領域Cにおいて、補助電極17と接する界面は、良好な電気的接続特性を確保できることは言うまでもない。
パターン形成後に、焼結配線18を焼結するための熱処理を行うが、本実施例では、能動素子であるMIM素子を設ける前であるため、MIM素子の耐熱温度以上の高温での焼成が可能となる。ここでは、焼結配線18の焼結を促進でき、配線の低抵抗化が容易となる550℃で焼成した。
本実施例においても、補助電極17と走査線19を構成する焼結配線18との接続領域Cにおいて、補助電極17と焼結配線18とは、焼結配線18を構成する金属を含む補助電極17と焼結配線18の元となる金属微粒子との間で、この熱処理過程において金属の相互拡散を生じる。したがって、実施例1で説明したように、補助電極17と焼結配線18との間は、良好な電気的接続を得ることができる。
続いて、信号線となる下部電極11と交差する走査線19を層間分離する層間絶縁膜20のパターンを形成する(図17)。ここでは、層間絶縁膜20として、誘電体ガラスペーストを用いた。スクリーン印刷法により、先に形成した補助電極17と上部電極13との接続予定部分D(図14)を避けて、焼結配線18を覆うように誘電体ガラスペーストを選択形成し、550℃で焼成した。
層間絶縁膜20のパターンとしては、誘電体ガラスペーストの替わりに、実施例1と同様に、シリコン酸化物やシリコン窒化膜、シリコン等を成膜後、ホトレジストパターニング、エッチングにより不要部分を選択的に除去して形成してもよい。
次に、MIM素子の素子電極である下部電極11のパターンを、走査線19と交差するようにストライプ形状に形成し、そのまま信号線として兼用する(図18)。ここでは、下部電極11のパターンとして、Ndを2原子量%ドープしたAl−Nd合金をターゲットに用いたスパッタリング法で、膜厚300nmを形成後、ホトレジストパターニング工程、エッチング工程によりストライプ形状に加工した。前述したように、先に形成した補助電極17に対して選択加工する必要があるが、例えば燐酸、酢酸、硝酸の混合水溶液等を用いてエッチングすることにより、Crを母材とする補助電極17のパターンを損傷することなく、下部電極11のパターンのみを選択的に加工することができる。
次に、電子放出部16を制限し、素子の下部電極11のエッジへの電界集中を防止する保護絶縁層14を形成する。下部電極11上の電子放出部となる部分をレジスト膜25でマスクし、その他の部分を選択的に陽極酸化し、例えば膜厚200nmの保護絶縁層14とする(図19)。
次いで、レジスト膜25を除去後、残りの下部電極11の表面を陽極酸化し、下部電極11上に厚さ約10nmの電子加速層である絶縁層12が形成される(図20)。
最後に、リフトオフ法を用いて、MIM素子の上部電極13のパターンを、電子放出部16及び補助電極17との接続部分である領域Dのみに選択形成する(図14)。上部電極13としては、例えばIr、Pt、Auの積層膜を用い、膜厚は、例えば6nmとした。
図21及び図22は、実施例4において、補助電極17の接続部分Dを覆うように保護電極23を設けた実施例5を示す。図21及び図22中には、平面図(a)の他に、平面図中のA−A’断面図(b)とB−B’断面図(c)を示す。
実施例4と異なる点は、実施例4の図18に示した、信号線と兼用する下部電極11の形成工程において、下部電極11のパターン形成と同時に、上部電極13との接続部分を形成する領域Dにおいても、補助電極17のパターン露出部分を覆うように、下部電極11のパターンと同一の構成材料からなる保護電極23を形成した点である(図23)。
このような構造にすることにより、実施例4で必須事項であった補助電極17と下部電極11の選択加工が不要となる。これにより、補助電極17の合金母材としてAlを用いることも可能となる。例えば、実施例1で用いた焼結配線18として、Ag配線を、補助電極17として、Al−Ag合金電極の組み合わせを用いることができる。
実施例1〜5では、走査線19を構成する焼結配線18と上部電極13との接続に補助電極17を用いた実施例を示した。図23〜30は、信号線22と走査線19とに焼結配線を適用した実施例6を示す。図23〜30中には、平面図(a)の他に、平面図中のA−A’断面図(b)とB−B’断面図(c)を示す。
はじめに、ガラス等の絶縁性の基板10上に、下部電極11と信号線22とを接続するための補助電極17aのパターン、及び、上部電極13と走査線19となる焼結配線18とを接続するための補助電極パターン17bを、それぞれ形成する(図24)。当然ながら、補助電極17a、17bは、焼結配線18と信号線22を構成する金属、または、これを含む金属膜で構成されている。例えば、実施例4で用いたAuを含むCr電極を用いて形成する。
次に、補助電極17aのパターン上に、補助電極17aのパターンに一部重畳するように、焼結配線となる信号線22を形成する(図25)。この重畳部分が、補助電極17aと焼結配線となる信号線22との接続領域Eとなる。例えば、Auを含むAgペーストを用いたスクリーン印刷法により、焼結配線となる信号線22を5μm形成し、次いで焼結のための熱処理を行う。
次に、走査線19と信号線22とを層間分離する層間絶縁膜20のパターンを形成する(図26)。スクリーン印刷法により、先に形成した補助電極17aと後述する下部電極11との接続予定部分を避けて、信号線22を覆うように、誘電体ガラスペーストからなる層間絶縁膜20のパターンを選択形成し、550℃で焼成した。
次に、補助電極17bのパターン上に、補助電極17bのパターンに一部重畳するように、走査線19となる焼結配線18を形成する(図27)。この重畳部分が、補助電極17bと焼結配線18との接続領域Cとなる。例えば、Auを含むAgペーストを用いたスクリーン印刷法により、焼結配線18を10μm形成し、次いで焼結のための熱処理を行う。
次に、MIM素子の素子電極である下部電極11のパターンを、補助電極17aの表面露出がないように完全被覆して接続領域Fを形成する(図28)。ここでは、下部電極11のパターンとして、Ndを2原子量%ドープしたAl−Nd合金をターゲットに用いたスパッタリング法で、膜厚300nmを形成後、ホトレジストパターニング工程、エッチング工程によりストライプ形状に加工した。実施例4において前述したように、先に形成した補助電極17bの露出部分に対して選択加工する必要があるが、例えば燐酸、酢酸、硝酸の混合水溶液等を用いてエッチングすることにより、Crを母材とする補助電極17bのパターンを損傷することなく、下部電極11のパターンのみを選択的に加工することができる。
次に、電子放出部を制限し、下部電極11のエッジへの電界集中を防止する保護絶縁層14を形成する。下部電極11上の電子放出部となる部分をレジスト膜25でマスクし、その他の部分を選択的に陽極酸化し、例えば膜厚200nmの保護絶縁層14とする(図29)。
次いでレジスト膜25を除去後、残りの下部電極11の表面を陽極酸化し、下部電極11上に厚さ約10nmの電子加速層である絶縁層12が形成される(図30)。
最後に、リフトオフ法を用いて、MIM素子の上部電極13のパターンを、電子放出部16と、下部電極11と補助電極17bとの接続部分である領域Dとを含む領域に選択形成する(図23)。上部電極13としては例えばIr、Pt、Auの積層膜を用い、膜厚は例えば6nmとした。
本実施例においても、接続領域Eにおいては、焼結配線からなる信号線22と補助電極17aとの電気的接続を、接続領域Cにおいては、走査線となる焼結配線18と補助電極17bとの電気的接続を、それぞれ確保する必要があるが、補助電極17a、17b共に、接続相手である信号線22と焼結配線18とを構成する金属、または、これを含む金属膜で構成されている。したがって、焼結のための熱処理の過程で、補助電極17a、17bと焼結配線の元となる金属微粒子との間で、焼結配線を構成する金属の相互拡散を生じ、相互拡散した金属は界面で融着、結晶成長が促進されるため、焼結配線である信号線22と補助電極17a間、及び、焼結配線18と補助電極17b間とを緻密に接合することができる。これにより、補助電極17a、17bの表面酸化の問題を回避しつつ、焼結配線と素子電極との電気的な接続が確保できる。
本実施例では、焼結配線からなる信号線22とMIM素子の下部電極11とを、補助電極17aを介して接続しているが、下部電極11として、焼結配線を構成する金属、または、その金属を含む金属膜を用い、焼結配線からなる信号線22と下部電極11を直接接続することでも、上記と同様の効果を達成することができる。
一方で、補助電極17aは、接続領域Fにおいて、信号線22と下部電極11との接続特性を、補助電極17bは、接続領域Dにおいて、焼結配線18と上部電極13との接続特性を、それぞれ確保する必要がある。具体的には、下部電極11と上部電極13の付き回りを確保するために、補助電極17a、17bのパターン端部を順テーパー形状に加工する必要がある。補助電極17a、17bのパターン端部は、ホトレジストパターニングとウエットエッチング工程を経て形成されるため、順テーパー形状の確保が容易となり、したがって、信号配線22と下部電極11、焼結配線18と上部電極13を直接接続する場合に較べて、良好な接続特性を歩留まり良く確保できることは言うまでもない。
図31及び図32は、実施例6において、走査線19を構成する焼結配線18のストライプパターンの表面及び側面を被覆保護するように、保護電極24を形成した実施例7を示す。図32及び図33中には、平面図(a)の他に、平面図中のA−A’断面図(b)とB−B’断面図(c)を示す。
実施例6と異なる点は、実施例6の図28に示した下部電極11の形成工程において、下部電極11のパターン形成と同時に、焼結配線18の露出部分を覆うように、下部電極11のパターンと同一の構成材料からなる保護電極24を形成した点である(図32)。
本実施例においては、焼結配線18の表面及び側面が、保護電極24で全面被覆されるため、以降のプロセスにおいて、断線や腐食から焼結配線18を保護することができ、走査線19の歩留まりを向上することができる。
図33及び図34は、実施例7において、走査線19を構成する焼結配線18上のみならず、補助電極17bのパターン露出部分をも覆うように保護電極24を設けた実施例8を示す。図33及び図34中には、平面図(a)の他に、平面図中のA−A’断面図(b)とB−B’断面図(c)を示す。
実施例7と異なる点は、実施例7の図32に示した下部電極11の形成工程において、下部電極11のパターン形成と同時に、上部電極13との接続部分を形成する領域Dにおいても、補助電極17bのパターン全面を覆って露出しないように、下部電極11のパターンと同一の構成材料からなる保護電極24を形成した点である(図34)。
このような構造にすることにより、実施例7で必須事項であった補助電極17bと下部電極11の選択加工が不要となる。これにより、補助電極17bの合金母材としてAlを用いることも可能となる。例えば、実施例1で用いた、焼結配線18としてAg配線を、補助電極17bとして、Al−Ag合金電極の組み合わせを用いることができる。
上記の一連の実施例においては、MIM電子源を例に説明してきたが、本発明は、MIM電子源に限定されるものではない。配線の低抵抗化はFED共通の課題であり、本発明の電極配線構造の電子源を、スピント型電子源、表面伝導型電子源、カーボンナノチューブ型電子源、MIS型、金属−絶縁体−半導体−金属型等の薄膜型電子源にも同様に適用することができる。
また、本発明は上記に留まらず、基板上に複数の配線と能動素子が形成された画像表示装置において、配線の低抵抗化を図る場合には、同様に適用可能であり、例えば、能動素子として薄膜トランジスタ(TFT)を備えた液晶ディスプレイや、表示電極を備えたプラズマディスプレイのマトリックス配線構造にも、同様に適用することができる。
10…基板、11…下部電極、12…絶縁層、13…上部電極、14…保護絶縁層、15…層間絶縁膜、17、17a、17b…補助電極、18…焼結配線、19…走査線(焼結配線)、20…層間絶縁膜(誘電体)、22…信号線(焼結配線)、23…補助電極の保護電極、24…走査線(焼結配線)の保護電極、25…レジスト膜、30…スペーサ、50…信号線駆動回路、60…走査線駆動回路、111…赤色蛍光体、112…緑色蛍光体、113…青色蛍光体、120…ブラックマトリクス、C…補助電極と焼結配線(走査線)との接続領域、D…補助電極と素子電極(上部電極)との接続領域、E…補助電極と焼結配線(信号線)との接続部領域、F…補助電極と素子電極(下部電極)との接続領域
Claims (23)
- 基板上に形成された複数本の第一の平行配線と、前記第一の平行配線に交差する複数本の第二の平行配線と、前記第一の平行配線と第二の平行配線との交差部に接続された複数個の能動素子とを備えた画像表示装置において、
前記第一の平行配線と第二の平行配線の一方又は両方は焼結配線からなり、前記焼結配線と能動素子の電極との接続界面に、前記焼結配線を構成する金属を少なくとも含む補助層を形成したことを特徴とする画像表示装置 - 前記焼結配線と能動素子の電極との接続には、焼結配線を構成する金属又はその金属を含む金属からなる補助電極を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置
- 基板上に設けられた複数の電子源と、前記電子源の電極へ給電するための信号線と走査線とからなる給電配線と、前記給電配線と電子源の電極とを接続するための補助電極が設けられた画像表示装置において、
前記給電配線の少なくとも一方は焼結配線からなり、前記焼結配線と補助電極との接続界面は、焼結配線を構成する金属を少なくとも含む金属膜であることを特徴とする画像表示装置 - 前記補助電極は、焼結配線を構成する金属又はその金属を含む金属からなることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置
- 前記補助電極は、焼結配線を構成する金属と電子源の電極を構成する金属とを含む金属からなることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置
- 前記補助電極は、焼結配線を構成する金属と高耐熱酸化性金属とを含む金属からなることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置
- 前記焼結配線からなる給電配線に対して、前記補助電極が下層に配置されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載の画像表示装置
- 前記焼結配線からなる給電配線に対して、前記補助電極が焼結配線を覆うように上層に配置されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載の画像表示装置
- 前記焼結配線からなる給電配線は、前記電子源の電極へ給電するための信号線であることを特徴とする請求項3ないし8のいずれかに記載の画像表示装置
- 前記焼結配線からなる給電配線は、前記電子源の電極へ給電するための走査線であることを特徴とする請求項3ないし8のいずれかに記載の画像表示装置
- 前記焼結配線は、Ag、Pd、Pt、Au等の低抵抗金属からなることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の画像表示装置
- 前記電子源の電極の少なくとも一部は、Al又はAl合金からなることを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置
- 前記高耐熱酸化性金属は、Ni、Cr、Mo、Ti、Ta、W、Co又はそれらを含む合金であることを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置
- 前記焼結配線は、金属ペーストを用いたスクリーン印刷法又は金属インクを用いたインクジェット法又は感光性金属ペーストを用いたホトリソグラフィー法により、配線パターンを形成後、熱処理により、焼結した配線で構成され、前記補助電極は、スパッタリング法又は蒸着法等の真空製膜法により形成した金属又は合金膜を、ホトリソグラフィー法により加工してパターン形成した電極で構成されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の画像表示装置
- 基板上に設けられた複数の電子源と、前記電子源の電極へ給電するための信号線と走査線とからなる給電配線とが設けられた画像表示装置において、
前記給電配線の少なくとも一方は焼結配線からなり、前記給電配線と接続する電子源の電極は、焼結配線を構成する金属又はその金属を含む金属からなることを特徴とする画像表示装置 - 前記給電配線と接続する電子源の電極は、焼結配線を構成する金属と高耐熱酸化性金属とを含む金属からなることを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置
- 前記焼結配線からなる給電配線に対して、前記電子源の電極が下層に配置されていることを特徴とすることを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置
- 前記焼結配線からなる給電配線に対して、前記電子源の電極が焼結配線を覆うように上層に配置されていることを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置
- 前記焼結配線からなる給電配線は、前記電子源の電極へ給電するための信号線であることを特徴とする請求項15ないし18のいずれかに記載の画像表示装置
- 前記焼結配線からなる給電配線は、前記電子源の電極へ給電するための走査線であることを特徴とする請求項15ないし18のいずれかに記載の画像表示装置
- 前記焼結配線は、Ag、Pd、Pt、Au等の低抵抗金属からなることを特徴とする請求項15ないし20のいずれかに記載の画像表示装置
- 前記高耐熱酸化性金属は、Ni、Cr、Mo、Ti、Ta、W、Co又はそれらを含む合金であることを特徴とする請求項16に記載の画像表示装置
- 前記焼結配線は、金属ペーストを用いたスクリーン印刷法又は金属インクを用いたインクジェット法又は感光性金属ペーストを用いたホトリソグラフィー法により、配線パターンを形成後、熱処理により、焼結した配線で構成され、前記補助電極は、スパッタリング法又は蒸着法等の真空製膜法により形成した金属又は合金膜を、ホトリソグラフィー法により加工してパターン形成した電極で構成されていることを特徴とする請求項15ないし22のいずれかに記載の画像表示装置
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