JP2007165740A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着材でダイの上面の電極を汚染することなくダイを基板に固定する。
【解決手段】半導体ウエハをダイアタッチフィルムを介してダイシングテープに貼り付け、ついで半導体ウエハ及びダイアタッチフィルムを切断してダイを形成し、その後ダイを基板に固定する半導体装置の製造方法において、ダイの周縁全周に枠状に紫外光照射によって半硬化部分を形成する。ダイを基板に固定するときは、基板上にダイアタッチフィルムを介してダイを載置し、その後ダイを基板に加圧した状態でダイアタッチフィルムを一時的に加熱する。枠状の半硬化部分の内側のダイアタッチフィルムは流動性のある接着材となるが、半硬化部分で周囲を抑えられていることから、半硬化部分自身がダイの外側に少しは流動することがあっても、接着材全体は大きく外側に流出しなくなり、接着材がダイの上面に這い上がって電極を汚染することはない。
【選択図】図1
【解決手段】半導体ウエハをダイアタッチフィルムを介してダイシングテープに貼り付け、ついで半導体ウエハ及びダイアタッチフィルムを切断してダイを形成し、その後ダイを基板に固定する半導体装置の製造方法において、ダイの周縁全周に枠状に紫外光照射によって半硬化部分を形成する。ダイを基板に固定するときは、基板上にダイアタッチフィルムを介してダイを載置し、その後ダイを基板に加圧した状態でダイアタッチフィルムを一時的に加熱する。枠状の半硬化部分の内側のダイアタッチフィルムは流動性のある接着材となるが、半硬化部分で周囲を抑えられていることから、半硬化部分自身がダイの外側に少しは流動することがあっても、接着材全体は大きく外側に流出しなくなり、接着材がダイの上面に這い上がって電極を汚染することはない。
【選択図】図1
Description
本発明は半導体装置の製造方法に係わり、特に、ダイアタッチフィルムを使用して薄いダイ(半導体チップ)を基板に接続する技術に適用して有効な技術に関する。
半導体装置の製造方法において、ダイ(半導体素子,半導体チップとも呼称)を基板に固定する際、ダイの接着面側にダイアタッチフィルムを貼り付けておき、このダイアタッチフィルムを使用してダイを基板に固定する技術が知られている(例えば、特許文献1)。即ち、半導体チップを基板に固定する際、ダイアタッチフィルムを介して半導体チップを基板に重ね、その後、前記ダイアタッチフィルムを一時的に加熱してダイアタッチフィルムを硬化させて半導体チップを基板に固定する。
このダイアタッチフィルムを使用する方法では、ダイ(半導体チップ)を重ねる場合などにダイボンド材の濡れ形状を均一化するために、ダイボンド材となるダイアタッチフィルムを予め半導体チップの接着面に貼り付けておく。このため、ダイアタッチフィルム付きの半導体チップを形成する場合、半導体チップを縦横に整列形成した半導体ウエハの一面全域にダイアタッチフィルムを接着し、その後半導体ウエハをダイアタッチフィルム共々縦横にダイシングしてダイアタッチフィルム付きの半導体チップ(ダイ)を形成する。その後、ダイボンド材が付いた状態の半導体チップをパッケージ基板等の基板に加圧加熱することで、ダイボンド材成分の流動性や接着性を出現させて半導体チップを基板に搭載する。
一方、半導体ウエハを分割して半導体チップを形成する方法として、ダイシングテープに半導体ウエハを貼り付けた後、ウエハ厚みの中央にレーザ光の焦点を合わせてレーザ光を分割線に沿ってスキャンして改質層を作り、その後ダイシングテープを拡張し、この拡張時のストレスでウエハを改質層で分割する、いわゆるステルスダイシング法が知られている(例えば、特許文献2)。
従来のダイアタッチフィルムを使用する半導体装置の製造方法は、例えば、図17(a)乃至図17(f)に示すような各工程を有する。先ず最初に、図17(a)に示すように、半導体ウエハ1を準備する。この半導体ウエハ1は、図示はしないが、半導体ウエハ1の第1の面1aに縦横に分割線が設けられるとともに、分割線によって囲まれる四角形領域には表面に電極を有する回路が形成されている。半導体ウエハ1は、最終的には分割線2に沿って縦横に分断されて各四角形領域はダイ(半導体チップ)になる。
つぎに、図17(b)に示すように、半導体ウエハ1の第1の面1aの反対面となる第2の面1b全域にエポキシ樹脂等からなるダイアタッチフィルム5が貼り付けられる。
つぎに、図17(c)に示すように、半導体ウエハ1はダイアタッチフィルム5を介してダイシングテープ6に貼り付けられる。
つぎに、図17(d)に示すように、半導体ウエハ1は第1の面1aに縦横に溝7が設けられる。溝7は図示しないダイシングブレードによって形成され、かつダイシングブレードの切り込み深さが調整されることから、図17(d)に示すように、溝底7aはダイシングテープ6の途中深さとなる。溝7に囲まれる四角形領域は回路を有するダイ(半導体チップ)8となる。
つぎに、図17(e)に示すように、真空吸着工具であるコレット10によってダイ8を保持し、ダイ8をダイシングテープ6から剥離する。この際、ダイ8とダイアタッチフィルム5との接着力が、ダイアタッチフィルム5とダイシングテープ6との接着力が大きいことから、ダイアタッチフィルム5はダイ8に付着した状態でダイシングテープ6から剥離される。
つぎに、コレット10は、半導体装置製造の別ステーションに位置する基板11上にダイ8を運び、かつ基板11上にダイ8を載置する[図17(e)参照]。また、ダイ8の下面側のダイアタッチフィルム5は加熱された基板11などから一時的に加熱されるとともに、ダイ8は一時的に荷重がかけられる。この結果、図17(f)に示すように、ダイアタッチフィルム5は流動性が出現すると共に硬化反応が生じ、ダイ8を基板11上に固定することになる。
このようなダイアタッチフィルムを使用するダイボンディングでは、ダイ8が、例えば、200〜300μm程度以上と厚い場合には、図17(f)に示すように、ダイ8の周縁にはみ出し、かつ盛り上がった接着材5aがダイ8の上面側に這い上がるおそれは少ない。接着材5aがダイ8の上面側に這い上がらない場合は、図18に示すように、ダイ8の上面に設けられた電極4を接着材5aが覆うことはなく、電極4にワイヤを接続する場合、絶縁性の接着材5aの介在によるワイヤボンディング不良は発生しなくなる。
しかし、ダイ8が、例えば、150〜80μm以下と薄くなると、流動性を有する接着材5aはダイ8の上面に這い上がったり、あるいは薄いダイ8が変形して接着材5aによる濡れの形状が不均一になり、ダイ8の基板11に対する固定が不安定になる。
例えば、図19(f)に示すように、接着材5aがダイ8の上面側に這い上がると、図20に示すように、這い上がった接着材5aが電極4を覆う場合もある。このように、電極4の表面を全部あるいは一部でも絶縁性の接着材5aが覆うことは、電極4上にワイヤを接続した場合、電気的接続が不十分となり(ワイヤボンディング不良)、半導体装置の信頼性の低下及び不良品発生を引き起こしてしまう。
図19(a)乃至(f)はダイ8が薄い場合の半導体装置の製造方法を示す図であり、図17(a)乃至(f)に対応する工程断面図である。従って、説明は省略する。なお、ダイ8が厚い場合は、図17(e)に示すように、角錐窪みを下面に有するコレット10で保持するが、ダイ8が薄くなると角錐窪みを有するコレット10での保持は難しくなる。従って、ダイ8が薄くなる場合は、図19(e)に示すように、先端面が平たいコレット10を使い、ダイ8の全面を真空吸着保持する。
本発明の目的は、ダイアタッチフィルムを使用してダイを基板に固定する半導体装置の製造方法において、安定してダイを基板に固定する技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、ダイアタッチフィルムを使用してダイを基板に固定する半導体装置の製造方法において、ダイの上面を汚染することなくダイを基板に固定する技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
(1)本発明の半導体装置の製造方法は、
(a)第1の面に縦横に設けた分割線に囲まれる四角形領域内に表面に電極を有する回路をそれぞれ形成した半導体ウエハを準備する工程、
(b)前記半導体ウエハの第1の面の反対面となる第2の面にダイアタッチフィルムを貼り付ける工程、
(c)前記半導体ウエハを前記ダイアタッチフィルムを介してダイシングテープに貼り付ける工程、
(d)前記半導体ウエハの第1の面に溝底が前記ダイシングテープに到達する溝を前記分割線に沿って形成して前記各回路を分離してダイを形成する工程、
(e)前記各ダイに前記ダイアタッチフィルムを付けた状態で前記ダイシングテープから剥離し、かつ前記ダイをワイヤ接続部を有する基板上に前記ダイアタッチフィルムを介して接着する工程、
(f)前記ダイアタッチフィルムを一時的に加熱硬化させ、前記基板に前記ダイを固定する工程、
(g)前記ダイの電極と前記ワイヤ接続部を導電性のワイヤで接続する工程とを有し、
前記工程(d)で前記溝を形成した後、
(h)紫外光を前記半導体ウエハの第1の面全域に照射して前記溝に露出する前記ダイアタッチフィルム部分を半硬化させる工程を有することを特徴とする。
(a)第1の面に縦横に設けた分割線に囲まれる四角形領域内に表面に電極を有する回路をそれぞれ形成した半導体ウエハを準備する工程、
(b)前記半導体ウエハの第1の面の反対面となる第2の面にダイアタッチフィルムを貼り付ける工程、
(c)前記半導体ウエハを前記ダイアタッチフィルムを介してダイシングテープに貼り付ける工程、
(d)前記半導体ウエハの第1の面に溝底が前記ダイシングテープに到達する溝を前記分割線に沿って形成して前記各回路を分離してダイを形成する工程、
(e)前記各ダイに前記ダイアタッチフィルムを付けた状態で前記ダイシングテープから剥離し、かつ前記ダイをワイヤ接続部を有する基板上に前記ダイアタッチフィルムを介して接着する工程、
(f)前記ダイアタッチフィルムを一時的に加熱硬化させ、前記基板に前記ダイを固定する工程、
(g)前記ダイの電極と前記ワイヤ接続部を導電性のワイヤで接続する工程とを有し、
前記工程(d)で前記溝を形成した後、
(h)紫外光を前記半導体ウエハの第1の面全域に照射して前記溝に露出する前記ダイアタッチフィルム部分を半硬化させる工程を有することを特徴とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
前記(1)の手段によれば、(a)半導体ウエハの第2の面に貼り付けたダイアタッチフィルムを介して半導体ウエハをダイシングテープに貼り付けた後、半導体ウエハの第1の面に溝底がダイシングテープに到達する溝を分割線に沿って形成して四角形のダイを複数形成する。その後、紫外光を半導体ウエハの第1の面全域に照射して溝に露出するダイアタッチフィルム部分を半硬化させる。この紫外光照射によって、四角形のダイの周縁全周に亘って枠状に半硬化部分が形成される。従って、ダイを基板上にダイアタッチフィルムを介して載置し、その後ダイアタッチフィルムを加熱した場合、ダイアタッチフィルムは流動性を有する接着材となるが、流動性をもった接着材は枠状の半硬化部分によってその流出は制限される。この結果、半硬化部分自身の流動性があっても接着材のダイの外側へのはみ出しは制限され、ダイの上面にまで到達するようにはならず、良好なメニスカスが形成される。これにより、ダイの上面の電極は接着材によって汚染されることがなくなる。
(b)ダイを基板に加圧加熱搭載することで、接着材に流動性や接着性が出現してダイの固定が行われるが、前述のような半硬化処理によって流動性を調整することで、ダイ表面への接着材の這い上がりをなくすことができ、メニスカスの形状を制御することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1乃至図6は本発明の実施例1である半導体装置の製造方法に係わる図である。図1は半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。図1を参照しながら、実施例1の半導体装置の製造方法において、半導体ウエハからダイアタッチフィルム付きのダイを製造し、かつダイを基板に固定し、さらにダイの電極と基板の配線をワイヤで接続するまでの工程について説明する。
先ず最初に、図1(a)に示すように、半導体ウエハ1を準備する。この半導体ウエハ1は、図2に示すように、半導体ウエハ1の第1の面1aに縦横に分割線2が設けられるとともに、分割線2によって囲まれる四角形領域3には表面に電極4を有する回路が形成されている。図2は半導体装置の製造方法で使用する半導体ウエハ1の一部を示す平面図である。また、分割線2はハッチングを施して示してある。分割線2と呼称してはいるが、例えば、ダイシングブレードで切断する切断線であることから、所定の幅を有する帯状の領域になっている。半導体ウエハ1は、最終的には分割線2に沿って縦横に分断されて各四角形領域3は、図4(b)に示すように、ダイ(半導体チップ)8になる。半導体ウエハ1は、例えば、その厚さが150μmと薄い。なお、半導体ウエハ1としては、厚さが80μmとさらに薄いものを使用してもよい。薄い半導体ウエハ1の使用は半導体装置の薄型化を図ることができる。
つぎに、図1(a)に示すように、半導体ウエハ1の第1の面1aの反対面となる第2の面1bの全域に粘着性のダイアタッチフィルム5を貼り付ける。このダイアタッチフィルム5は、例えば、厚さ25μm程度の絶縁性のエポキシ樹脂からなり、紫外光やレーザ光を照射されると半硬化し、加熱してもその流動性は照射しない部分に比較して低くなる性質となっている。なお、ダイアタッチフィルム5としては、厚さが10μm程度のものを使用してもよい。薄いダイアタッチフィルム5の使用は半導体装置の薄型化を図ることができる。
つぎに、図1(b)に示すように、半導体ウエハ1の第2の面1b側に粘着性のダイシングテープ6を貼り付ける。即ち、半導体ウエハ1はダイアタッチフィルム5を介してダイシングテープ6に貼り付けられることになる。ダイシングテープ6は半導体ウエハ1を支持する支持テープとなることから所定の強度が必要となるため、例えば、厚さ100μm程度となっている。
つぎに、図1(c)及び図3に示すように、半導体ウエハ1の第1の面1aに縦横に溝7を設ける。図3は溝7を模式的に示す半導体ウエハ1の一部の平面図である。溝7は図示しないダイシングブレードによって所定幅を有する分割線2の中心に一致しかつ分割線2に沿って形成される。また、ダイシングブレードの切り込み深さは調整され、図1(c)に示すように、溝底7aがダイシングテープ6の途中深さとなるように切断する。この切断によって半導体ウエハ1の各四角形領域3は切断されてダイ(半導体チップ)8となる。各ダイ8は半導体ウエハ1の配置状態のままダイシングテープ6に支持される状態となる。
つぎに、図1(d)に示すように、半導体ウエハでの配列状態にあるダイ8全体、即ち、溝7領域をも含み、紫外光9を照射して半硬化処理を行う。この紫外光9の照射によって、溝7に露出するダイアタッチフィルム部分は変質し、半硬化部分15となる。この半硬化部分15の深さ、即ち、溝7に直交する方向である幅は紫外光9の照射時間及び照射エネルギーによっても変化するが、例えば、100〜500μm程度とする。この半硬化部分15は、図3及び図4(b)に示すように、四角形のダイ8の全周に沿って形成され、枠体となる。図4(b)はダイ8のダイアタッチフィルム5が貼り付けられた面側を示す模式図である。図3は溝7を模式的に示す図であるとともに、ダイアタッチフィルム5をも模式的に示す図でもある。この図において、溝7の両側に太い黒い線で示す部分が半硬化部分15である。この半硬化部分15は、ダイアタッチフィルム5を加熱した場合、紫外光9が照射されない部分の流動性よりも流動性が低くなり、流出し難くなる部分である。
つぎに、図1(e)に示すように、真空吸着工具であるコレット10によってダイ8を保持し、ダイ8をダイシングテープ6から剥離する。この際、ダイ8とダイアタッチフィルム5との接着力が、ダイアタッチフィルム5とダイシングテープ6との接着力が大きいことから、ダイアタッチフィルム5はダイ8に付着した状態でダイシングテープ6から剥離される。
つぎに、コレット10は、半導体装置製造の別ステーションに位置する基板11上にダイ8を運び、かつ基板11上にダイ8を載置する。また、ダイ8の下面側のダイアタッチフィルム5は加熱された基板11などから一時的に加熱されるとともに、ダイ8は一時的に荷重がかけられる。この結果、図1(f)に示すように、ダイアタッチフィルム5は流動性が出現すると共に硬化反応が生じ、ダイ8を基板11上に固定することになる。図4(a)は基板11上に接着材5aによって固定されたダイ8を示す模式図である。図1(g)及び図4(a)に示すように、基板11にダイ8を固定する接着材5aのダイ8の周縁にはみ出すメニスカスは、四角形のダイ8の角部を除いて均等に形成され、かつダイ8の周面を超えてダイ8の上面側に這い上がることはなくなる。
即ち、ダイ8をコレット10でピックアップして加熱した基板11等に加圧搭載することにより、ダイボンド材である接着材5aに流動性や接着性が出現してダイ8の固定が行われるが、先に行った半硬化処理による半硬化部分15の幅の選択等によって流動性を調整することができる。この結果、ダイ8の電極4を有する表面への接着材5aの這い上がりをなくしたり、メニスカスの形状を制御することができ、安定したダイボンディングが行える。
また、半硬化部分15はダイ8の中央部などに形成しないことから、基板11の表面の凹凸があっても、接着材5aはその凹凸を埋め、良好な接着性が確保することができる。
つぎに、図1(e)に示すように、ダイ8の図示しない電極4と基板11の図示しない配線(ワイヤボンディングパッド)を導電性のワイヤ16で電気的に接続する。
その後、配線基板11の上面側に絶縁性樹脂からなる封止体を形成するとともに、必要ならば配線基板11の下面の電極にバンプ電極等の外部電極端子を形成して半導体装置を製造する。
図5は図1(a)乃至(g)の半導体装置の製造方法によって製造した半導体装置の断面図である。また、図6は図5の一部の拡大断面図である。
半導体装置20は、図5に示すように、四角形の配線基板を有している。この配線基板は、図1等で示す基板11を構成し、図5ではさらに詳細に説明してあることから、この配線基板も符号11で示すことにする。
配線基板11は、例えば、ガラス・エポキシ樹脂からなる多層配線構造になっている。配線基板11の上面、下面及び中層にそれぞれ所定パターンの配線22,23,24を有している。これら配線22,23,24の少なくとも一部は配線基板11の深さ方向にそれぞれ設けられる導体25で電気的に接続されている。また、配線基板11の上面及び下面には選択的にソルダーレジスト27,28が設けられている。配線22,23,24は、例えば、20μmの厚さの銅層で形成され、ソルダーレジスト27,28は30〜40μm程度の厚さとなっている。
配線基板11の下面の配線23にはボール電極からなるバンプ電極29が形成されている。バンプ電極29は、例えば、直径0.3mmのSnAgCuからなるボール電極で形成され、ピッチは0.8〜0.5mm程度となる。実施例では、バンプ電極29は四角形の配線基板11の各辺に沿って2列に配置されている。
図5及び図6に示すように、配線基板11の上面中央のソルダーレジスト27上には、接着材5aによって第1のダイ8aが固定されている。また、第1のダイ8a上には接着材5aによって第2のダイ8bが固定されている。この第2のダイ8bは第1のダイ8aよりも小さく、第1のダイ8aの中心に第2のダイ8bの中心が合うように第2のダイ8bを第1のダイ8a上に固定すると、第2のダイ8bの外側に第1のダイ8aの上面の電極4が露出するようになる。配線基板11に第1のダイ8aを接着する接着材5a及び第1のダイ8a上に第2のダイ8bを接着する接着材5aも共にその周縁部分は半硬化部分15となっている。
第1のダイ8aの露出する電極4と所定の配線22は導電性のワイヤ16によって電気的に接続されている。また、第2のダイ8bの電極4と所定の配線22は導電性のワイヤ16によって電気的に接続されている。ワイヤ16としては、例えば、18〜25μm直径の金線が使用される。
また、配線基板11の上面側は一定高さの絶縁性樹脂からなる封止体30で覆われている。封止体30の高さは、例えば、0.6mm程度の厚さになっている。第2のダイ8bの電極4に接続されるワイヤ16の第2のダイ8bの上面からの高さ(ループ高さ)は、100〜120μm程度に抑えられる。この結果、第2のダイ8bに接続されるワイヤ16の頂点上の封止体30を形成する樹脂の厚さは250μmと厚くなり、半導体装置20の耐湿性は良好なものとなる。
半導体装置20は、ダイを2段に積み重ねた構造となるが、半硬化部分15が周縁に形成されたダイアタッチフィルム5を使用して配線基板11及び第1のダイ8aにそれぞれダイ(第1及び第2のダイ8a,8b)を固定するため、それぞれの接着材5aが第1及び第2のダイ8a,8bの上面に這い上がることなくダイボンディングすることができる。
また、配線基板11では、配線の厚さのばらつきによって、ソルダーレジスト27の表面の凹凸は最大で10〜15μmのばらつきとなるが、厚さ25μmのダイアタッチフィルム5によるダイボンディングであることから、前記ばらつきに左右されることなく確実なボンディングが可能になる。これは、ダイに貼り付けたダイアタッチフィルム5はその周縁部分のみが半硬化部分15となるだけであり、枠状に延在する半硬化部分15の内側の接着材5aは半硬化部分15に周囲を囲まれた状態で接着を行うようになるため、充分な厚さ(25μm)の接着材5aでの接着が可能になり、確実なダイボンディングが可能になる。
つぎに、このような半導体装置20の製造方法について簡単に説明する。半導体装置20は、その製造においては、最初に配線基板11が準備される。
つぎに、配線基板11の配線22を有する一面側に半硬化部分15を周縁に有するダイアタッチフィルム5を使用して第1のダイ8aを固定する。
つぎに、第1のダイ8a上に半硬化部分15を周縁に有するダイアタッチフィルム5を使用して第2のダイ8bを固定する。
つぎに、第1のダイ8aの電極4と配線基板11の所定の配線22をワイヤ16で接続するとともに、第2のダイ8bの電極4と配線基板11の所定の配線22をワイヤ16で接続する。
つぎに、配線基板11の第1及び第2のダイ8a,8bを搭載した面側に所定高さの樹脂層を絶縁性樹脂によって形成する。
つぎに、配線基板11の各配線23上にボール電極を取り付けるとともに、ボール電極を一時的に加熱してバンプ電極29を形成する。
つぎに、配線基板11及び樹脂層をダイシングブレードで縦横に切断することによって半導体装置20を複数形成する。
図7は実施例1の変形例であり、ダイ8の周縁に沿って半硬化部分15を形成する他の例である。図7は半導体ウエハ1の第2の面1bにダイアタッチフィルム5を貼り、またダイアタッチフィルム5をダイシングテープ6に貼り付けた状態を示す。このようなものに対して、光学系でレーザ光の焦点をダイアタッチフィルム5の内部に結ばせる。即ち、光学系の図示しないレーザ光源から放射されたレーザ光36を凸レンズ35で収束させ、焦点37をダイアタッチフィルム5の内部に結ばせる。これにより、焦点37が結ばれるダイアタッチフィルム部分はレーザ光の熱によって半硬化部分15となる。そこで、光学系を半導体ウエハ1に対して相対的に移動させることによって、所望パターンに半硬化部分15を形成することができる。例えば、半導体ウエハ1の分割線2に沿い、かつ分割線2に形成されるダイシングブレードによる溝幅よりも広い幅に半硬化部分15を形成し、溝による分割後、ダイ8の周縁に半硬化部分15が所定幅で残留するようにする。
なお、図7では半導体ウエハ1の第1の面1a側からレーザ光36を照射してダイアタッチフィルム5の中間厚さ部分に焦点37を結ばせているが、ダイシングテープ6面側からレーザ光36を照射してダイアタッチフィルム5の中間厚さ部分に焦点37を結ばせるようにしてもよい。
本実施例1によれば以下の効果を有する。
(1)半導体ウエハ1の第2の面1bに貼り付けたダイアタッチフィルム5を介して半導体ウエハ1をダイシングテープ6に貼り付けた後、半導体ウエハ1の第1の面1aに溝底7aがダイシングテープ6に到達する溝7を分割線2に沿って形成して四角形のダイ8を複数形成する。その後、紫外光9を半導体ウエハ1の第1の面1a全域に照射して溝7に露出するダイアタッチフィルム5部分を半硬化させる。この紫外光照射によって、四角形のダイ8の周縁全周に亘って枠状に半硬化部分15が形成される。従って、ダイ8を基板11上にダイアタッチフィルム5を介して載置し、その後ダイアタッチフィルム5を加熱した場合、ダイアタッチフィルム5は弾性率が下がり、かつ流動性を有する接着材5aとなるが、枠状の半硬化部分15によってその流出は制限される。この結果、半硬化部分自身の流動性があっても接着材5aのダイ8の外側へのはみ出しは制限され、ダイ8の上面にまで到達するようにはならず、良好なメニスカスが形成される。これにより、ダイ8の上面の電極4は接着材5aによって汚染されることがなくなる。換言するならば、ダイアタッチフィルム5を使用してダイ8を基板11に固定する半導体装置20の製造方法において、ダイ8の上面を汚染することなくダイ8を基板11に固定することができる。従って、実施例によれば、安定してダイ8を基板11に固定することができる。
(1)半導体ウエハ1の第2の面1bに貼り付けたダイアタッチフィルム5を介して半導体ウエハ1をダイシングテープ6に貼り付けた後、半導体ウエハ1の第1の面1aに溝底7aがダイシングテープ6に到達する溝7を分割線2に沿って形成して四角形のダイ8を複数形成する。その後、紫外光9を半導体ウエハ1の第1の面1a全域に照射して溝7に露出するダイアタッチフィルム5部分を半硬化させる。この紫外光照射によって、四角形のダイ8の周縁全周に亘って枠状に半硬化部分15が形成される。従って、ダイ8を基板11上にダイアタッチフィルム5を介して載置し、その後ダイアタッチフィルム5を加熱した場合、ダイアタッチフィルム5は弾性率が下がり、かつ流動性を有する接着材5aとなるが、枠状の半硬化部分15によってその流出は制限される。この結果、半硬化部分自身の流動性があっても接着材5aのダイ8の外側へのはみ出しは制限され、ダイ8の上面にまで到達するようにはならず、良好なメニスカスが形成される。これにより、ダイ8の上面の電極4は接着材5aによって汚染されることがなくなる。換言するならば、ダイアタッチフィルム5を使用してダイ8を基板11に固定する半導体装置20の製造方法において、ダイ8の上面を汚染することなくダイ8を基板11に固定することができる。従って、実施例によれば、安定してダイ8を基板11に固定することができる。
(2)ダイ8を基板11に加圧加熱搭載することで、接着材5aに流動性や接着性が出現してダイ8の固定が行われるが、前述のような半硬化処理によって流動性を調整することで、ダイ表面への接着材5aの這い上がりをなくすことができ、メニスカスの形状を制御することができる。
(3)半硬化処理によって、接着材5a(ダイボンド材)の濡れ形状を制御することができるため、薄型のダイ8を使った半導体装置20(パッケージ)の組立不良を減らすと共に、パッケージ設計の自由度が増大する。
図8乃至図10は本発明の実施例2である半導体装置の製造方法に係わる図である。図8はダイに貼り付けたダイアタッチフィルムを部分的に半硬化部分とした状態を示す説明図、図9はダイに貼り付けたダイアタッチフィルムを部分的に半硬化部分とする状態を示す説明図、図10は基板に固定されたダイを示す説明図である。
実施例2は実施例1の半導体装置の製造方法において、半導体ウエハ1の第1の面1aに溝7を形成する溝形成前または溝形成後に紫外光9を局所的に照射する方法である。即ち、半導体ウエハ1の第1の面1aまたは第2の面1bに紫外光9を局所的に照射して分割線2に沿ったダイアタッチフィルム5部分を連続的または部分的に半硬化させる。これにより、半導体ウエハ1の四角形領域3の縁に沿って連続的または部分的に延在する半硬化部分15を形成することができる。そして、基板11にダイ8をダイアタッチフィルム5を用いて搭載する際、これら半硬化部分15によってダイ8の上面に接着材5aが這い上がることを防止するものである。実施例2では半導体ウエハ1の第2の面1b側から紫外光9を照射する例である。
図8(a),(b)は、四角形のダイ8の四隅には半硬化部分15を設けることなく、4辺の各辺の中央側に半硬化部分15を設けた例である。このようなダイ8を形成するには、図9(a)に示すように、ダイシングテープ6面側から紫外光9などのスポット光40を照射する。そして、スポット光40を分割線2、換言するならば溝7に沿って移動させ、溝7に沿ったダイ8の各辺の中央寄りの部分のダイアタッチフィルム5を半硬化部分15にする。また、分割線2の交差部分、換言するならば溝7の交差部分にはスポット光40(紫外光9)を照射しない。これにより、図9(b)に示すように、ダイ8の四隅には半硬化部分15を設けることなく、4辺の各辺の中央側に半硬化部分15を設けることができる。スポット光40は分割線2または溝7を目安にすることによって正確に移動させることができる。
図10(a),(b)はダイ8をダイアタッチフィルム5による接着材5aによって基板11に固定した模式的平面図及び模式的断面図を示すものである。四角形のダイ8の四隅ではダイアタッチフィルム5は半硬化部分15となっていないことから、図10(a)に示すように、基板11の上面に広がると共にダイ8の上面に這い上がる可能性があるが、該当部分には電極4がないため問題とならず、そして、四角形のダイ8の各辺の中央側では、ダイアタッチフィルム5が半硬化部分15とされていることから、ダイ8の中央寄りの接着材5aは半硬化部分15によってダイ8からの流出を抑制されるため、ダイ8の上面に這い上がることなく、図10(b)に示すように、良好なメニスカスが形成される。
実施例2によれば、ダイアタッチフィルム5を貼った半導体ウエハ1をダイシングして、ウエハ裏面からダイシングライン(溝7)を基準として紫外光9などのスポット光40を照射することで、ダイ外周部の辺中央のみダイボンド成分(接着材5a)を半硬化させるなど、所望の濡れ形状ができるように半硬化の領域を自由に形成できる特長がある。
図11は本発明の実施例3である半導体装置の製造方法において、ダイに貼り付けたダイアタッチフィルムを部分的に半硬化部分とした状態を示す説明図、図12は実施例3の半導体装置の製造方法において、基板に固定されたダイを示す説明図である。
実施例3の半導体装置の製造方法は、複数回の紫外光照射処理を行って所望パターンの半硬化部分を形成する例である。実施例3では、実施例2において、2回の紫外光照射処理を行い、2回のうちの1回の処理では、図11(a)に示すように、ダイ8(半導体ウエハ1の状態においては四角形領域3)の縁全周に亘って半硬化部分15aを形成する。そして、他の1回の処理では、図11(a)に示すように、半硬化部分15aの内側であってかつダイ8(半導体ウエハ1の状態においては四角形領域3)の角部(隅部)を除いた部分(各辺の中央側)を半硬化させて半硬化部分15bを形成するものである。
図12(a),(b)はダイ8をダイアタッチフィルム5による接着材5aによって基板11に固定した模式的平面図及び模式的断面図を示すものである。四角形のダイ8の四隅ではダイアタッチフィルム5は半硬化部分15aのみであり、四隅から外れた辺部分では半硬化部分15aと半硬化部分15bが並んだ幅広部分となっている。これにより、四隅では接着材5aのはみ出しを抑制する半硬化部分15aによる力が、辺部分の半硬化部分15aと半硬化部分15bによる接着材5aのはみ出しを抑制する力よりも小さくなり、接着材5aはダイ8の上面に這い上がることなくダイ8の全周に均等で良好なメニスカスを形成する状態でダイ8の固定ができる。
図13乃至図16は本発明の実施例4である半導体装置の製造方法に係わる図である。図13は半導体ウエハの内部にレーザ光の焦点を結ばせて変質層を形成する状態、及びダイアタッチフィルムの内部にレーザ光の焦点を結ばせて半硬化部分を形成する状態等を示す模式図、図14は半導体ウエハに形成された変質層部分を示す模式図、図15はダイシングテープを拡張させて半導体ウエハ及びダイアタッチフィルムを分断させる状態を示す平面図、図16はダイシングテープを拡張させて半導体ウエハ及びダイアタッチフィルムを分断させる状態を示す断面図である。
実施例4では実施例1の図1(b)に示すように、半導体ウエハ1の第2の面1bに接着材5aを貼り付け、かつダイアタッチフィルム5にダイシングテープ6を貼り付けたものを準備する。
つぎに、図13(a)に示すように、半導体ウエハ1の第1の面1a側から光学系を構成する凸レンズ35によってレーザ光36を照射し、かつ凸レンズ35によって半導体ウエハ1の内部にレーザ光36の焦点37を結ばせる。さらに、凸レンズ35を図示しない分割線に一致するように移動させて半導体ウエハ1に連続的にまたは部分的に変質層45を形成する。実施例では、変質層45は図14に示すように形成される。図14は半導体ウエハ1に形成された変質層45を模式的に示すものである。この変質層45は分割線2に重なる。この変質層45はレーザ光照射によって引っ張り強度が低下し、所定の引っ張り力で分断するようになっている。
つぎに、図13(b)に示すように、半導体ウエハ1の第1の面1a側から光学系を構成する凸レンズ35によってレーザ光36を照射し、かつ凸レンズ35によってダイアタッチフィルム5の内部にレーザ光36の焦点37を結ばせる。さらに、凸レンズ35を図示しない分割線に一致するように移動させてダイアタッチフィルム5を連続的にまたは部分的に半硬化させて半硬化部分15を形成する。半硬化部分15bは、図14に示す変質層45に重なるように形成される。この半硬化部分15はレーザ光照射によって延伸時の破断性が向上する機能を持たせてもよいが、レーザ光の照射に関係なく延伸時にダイの分割線に沿って分断する特性を持つものでも良い。
つぎに、図13(c)、図15及び図16に示すように、ダイシングテープ6を矢印に示すように拡張する。これにより、分割線2に沿って形成された変質層45で半導体ウエハ1は分断されるとともに、分割線2に沿って形成された半硬化部分15でダイアタッチフィルム5は分断される。この分断によって、図13(c)に示すように、ダイ8が形成されるとともに、ダイ8に貼り付いているダイアタッチフィルム5はダイ8の周縁に位置する部分が周縁に沿って半硬化部分15となる。
なお、実施例では、レーザ光を半導体ウエハ1の第1の面1a側から照射したが、レーザ光を半導体ウエハ1の第2の面1b側から照射するようにしてもよい。また、実施例では、レーザ光照射は連続としたが、部分的な照射としてもよい。
実施例4では、実施例1のように溝を形成する必要がなく、代りに光学系で半導体ウエハ1の内部に変質層45を形成し、その後ダイシングテープ6を拡張して変質層45で半導体ウエハ1を分断する、いわゆるステルスダイシング方法を採用している。そして、ステルスダイシング方法で使用する光学系を使用してダイアタッチフィルム5に半硬化部分15を形成する方法としている。この結果、装置設定の工数の削減が可能になる安定したダイボンディング方法を提供することができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1…半導体ウエハ、1a…第1の面、1b…第2の面、2…分割線、3…四角形領域、4…電極、5…ダイアタッチフィルム、5a…接着材、6…ダイシングテープ、7…溝、7a…溝底、8…ダイ(半導体チップ)、8a…第1のダイ(半導体チップ)、8b…第2のダイ(半導体チップ)、9…紫外光、10…コレット、11…基板、15…半硬化部分、15a…半硬化部分、15b…半硬化部分、16…ワイヤ、20…半導体装置、22,23,24…配線、25…導体、27,28…ソルダーレジスト、29…バンプ電極、30…封止体、35…凸レンズ、36…レーザ光、37…焦点、40…スポット光、45…変質層。
Claims (5)
- (a)第1の面に縦横に設けた分割線に囲まれる四角形領域内に表面に電極を有する回路をそれぞれ形成した半導体ウエハを準備する工程、
(b)前記半導体ウエハの第1の面の反対面となる第2の面にダイアタッチフィルムを貼り付ける工程、
(c)前記半導体ウエハを前記ダイアタッチフィルムを介してダイシングテープに貼り付ける工程、
(d)前記半導体ウエハの第1の面に溝底が前記ダイシングテープに到達する溝を前記分割線に沿って形成して前記各回路を分離してダイを形成する工程、
(e)前記各ダイに前記ダイアタッチフィルムを付けた状態で前記ダイシングテープから剥離し、かつ前記ダイをワイヤ接続部を有する基板上に前記ダイアタッチフィルムを介して接着する工程、
(f)前記ダイアタッチフィルムを一時的に加熱硬化させ、かつ前記ダイを前記基板に加圧して固定する工程、
(g)前記ダイの電極と前記ワイヤ接続部を導電性のワイヤで接続する工程とを有し、
前記工程(d)で前記溝を形成した後、
(h)紫外光を前記半導体ウエハの第1の面全域に照射して前記溝に露出する前記ダイアタッチフィルム部分を半硬化させる工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - (a)第1の面に縦横に設けた分割線に囲まれる四角形領域内に表面に電極を有する回路をそれぞれ形成した半導体ウエハを準備する工程、
(b)前記半導体ウエハの第1の面の反対面となる第2の面にダイアタッチフィルムを貼り付ける工程、
(c)前記半導体ウエハを前記ダイアタッチフィルムを介してダイシングテープに貼り付ける工程、
(d)前記半導体ウエハの第1の面に溝底が前記ダイシングテープに到達する溝を前記分割線に沿って形成して前記各回路を分離してダイを形成する工程、
(e)前記各ダイに前記ダイアタッチフィルムを付けた状態で前記ダイシングテープから剥離し、かつ前記ダイをワイヤ接続部を有する基板上に前記ダイアタッチフィルムを介して接着する工程、
(f)前記ダイアタッチフィルムを一時的に加熱硬化させ、かつ前記ダイを前記基板に加圧して固定する工程、
(g)前記ダイの電極と前記ワイヤ接続部を導電性のワイヤで接続する工程とを有し、
前記工程(d)の前記溝の形成前または後に、
(h)前記半導体ウエハの第1の面または第2の面に紫外光を局所的に照射して前記分割線に沿った前記ダイアタッチフィルム部分を連続的または部分的に半硬化させ、前記四角形領域の縁に沿って連続的または部分的に延在する半硬化部分を形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記工程(h)では、2回の紫外光照射処理を行い、前記2回のうちの1回の処理では前記四角形領域の縁全周に亘って前記半硬化部分を形成し、他の1回の処理では前記半硬化部分の内側であってかつ前記四角形領域の角部を除いた部分を半硬化させることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
- (a)第1の面に縦横に設けた分割線に囲まれる四角形領域内に表面に電極を有する回路をそれぞれ形成した半導体ウエハを準備する工程、
(b)前記半導体ウエハの第1の面の反対面となる第2の面にダイアタッチフィルムを貼り付ける工程、
(c)前記半導体ウエハを前記ダイアタッチフィルムを介してダイシングテープに貼り付ける工程、
(d)前記半導体ウエハの第1の面に溝底が前記ダイシングテープに到達する溝を前記分割線に沿って形成して前記各回路を分離してダイを形成する工程、
(e)前記各ダイに前記ダイアタッチフィルムを付けた状態で前記ダイシングテープから剥離し、かつ前記ダイをワイヤ接続部を有する基板上に前記ダイアタッチフィルムを介して接着する工程、
(f)前記ダイアタッチフィルムを一時的に加熱硬化させ、かつ前記ダイを前記基板に加圧して固定する工程、
(g)前記ダイの電極と前記ワイヤ接続部を導電性のワイヤで接続する工程とを有し、
前記工程(d)の前記溝の形成前または後に、
(h)前記半導体ウエハの第1の面または第2の面側から光学系によってレーザ光を照射し、かつ前記光学系によって前記ダイアタッチフィルム内部にレーザ光の焦点を結ばせ、さらに前記光学系を前記分割線に一致するように移動させて前記ダイアタッチフィルムを連続的にまたは部分的に半硬化させる工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - (a)第1の面に縦横に設けた分割線に囲まれる四角形領域内に表面に電極を有する回路をそれぞれ形成した半導体ウエハを準備する工程、
(b)前記半導体ウエハの第1の面の反対面となる第2の面にダイアタッチフィルムを貼り付ける工程、
(c)前記半導体ウエハを前記ダイアタッチフィルムを介してダイシングテープに貼り付ける工程、
(d)前記半導体ウエハを前記分割線で分断させてダイを形成する工程、
(e)前記各ダイに前記ダイアタッチフィルムを付けた状態で前記ダイシングテープから剥離し、かつ前記ダイをワイヤ接続部を有する基板上に前記ダイアタッチフィルムを介して接着する工程、
(f)前記ダイアタッチフィルムを一時的に加熱硬化させ、かつ前記ダイを前記基板に加圧して固定する工程、
(g)前記ダイの電極と前記ワイヤ接続部を導電性のワイヤで接続する工程とを有し、
前記工程(d)の前記ダイの形成の前、
(h)前記半導体ウエハの第1の面または第2の面側から光学系によってレーザ光を照射し、かつ前記光学系によって前記半導体ウエハ内部にレーザ光の焦点を結ばせ、さらに前記光学系を前記分割線に一致するように移動させて前記半導体ウエハに連続的にまたは部分的に変質層を形成する工程、
(i)前記半導体ウエハの第1の面または第2の面側から光学系によってレーザ光を照射し、かつ前記光学系によって前記ダイアタッチフィルム内部にレーザ光の焦点を結ばせ、さらに前記光学系を前記分割線に一致するように移動させて前記ダイアタッチフィルムを連続的にまたは部分的に半硬化させる工程を有し、
前記工程(d)では、前記ダイシングテープを拡張して前記分割線で前記半導体ウエハ及び前記ダイアタッチフィルムを分断させて前記各ダイを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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