JP2007149170A - 不揮発性メモリ回路及びその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】三次元構造を有する不揮発性メモリに於ける読み出しディスターブ、及び書き込みディスターブの影響を回避した信頼性の高い、高速、大記憶容量の低ビットコストの不揮発性メモリを提供する。
【解決手段】メモリセルを構成する可変抵抗材料の電気抵抗値が急激に変化する電圧スレッシュホールド(閾値)を考慮して、メモリセルに接続されたワード線及びビット線に印加する電圧の電位を確定する。
【選択図】図4
【解決手段】メモリセルを構成する可変抵抗材料の電気抵抗値が急激に変化する電圧スレッシュホールド(閾値)を考慮して、メモリセルに接続されたワード線及びビット線に印加する電圧の電位を確定する。
【選択図】図4
Description
本発明は、電気的に動作するメモリに関し、特に、記録の保持に電源が不要な不揮発性メモリ回路及びその駆動方法に関する。
近年、高度情報化社会の急激な進展により、高速、大容量のデータを扱う必要性が増大している。そのデータを保存するために、高速で不揮発性のメモリの実現が期待されている。
不揮発性メモリとして、フラッシュメモリや強誘電体メモリ(FRAMと称す)が既に市場に投入され、携帯電話機やデジタルカメラ(DSCと称す)等で使うメモリ・カードが急進している。しかも、1Mバイト当りの単価は既に0.15米ドルを切り、年率2倍の大容量化と半分の低コスト化を実現してきた。これまでメモリ・カードは、MP3プレーヤ等の携帯型オーディオ機器やDSC向けのデータ格納用の記録媒体として市場が拡大してきた。
最近では、例えば、DVDレコーダやテレビで録画した番組をメモリ・カード経由で携帯電話機や携帯型情報機器等に取り込み再生する、というような機器間でのデータ交換に用いるブリッジ媒体としての用途が出てきた。これは、有線や無線のネットワークを代替するもので、ネットワークを使う場合と比較して、ユーザがより直感的な操作で扱え、携帯電話機など有料のネットワークを使う場合と比べて安価である。
更に、データ格納用メモリだけではなく、アプリケーション・ソフトウェアや大半のハードウェアの機能を搭載したメモリ・カードの開発も検討され始めた。こうなると、メモリやソフトウェアばかりか、大半のハードウェアすらセット機器に搭載しておく必要がなく、機器の小型、軽量、薄型化が可能になる。
このような背景から、不揮発性メモリには、更なる、ビットコストの低減化(大容量化、低コスト化)、及び高速化が求められている。
従来、高集積化を図ったクロスポイントメモリアレイや、更にクロスポイントメモリを垂直スタックして高密度、高集積化を図った三次元メモリアレイが提案され、例えば「特許第3639786号公報」に記載されたような、多段の柱部分をメモリセルとする三次元半導体メモリが教示されている。以下に、図面を用いて従来の技術を説明する。
図12は、従来の三次元半導体不揮発性メモリ40の断面図である。図12の第1の導体41と直交して、第2の導体42が配置され、メモリセルの柱部分43は第1の導体41と第2の導体42が交差するすべての垂直方向部分に形成される。第2の導体42と直交して、第3の導体44が配置され、メモリセルの柱部分43は第2の導体42と第3の導体44が交差するすべての場所で形成される。同様にして、奇数の導体が一方向に延び、偶数の導体はそれと直交する方向に延び、これらの導体間に三次元的にメモリセルの柱部分が形成される。
図13に、この従来の三次元半導体不揮発性メモリのメモリセル50の透視図を示す。互いに直交する導体51、52に挟まれたメモリセルの柱部分53は、ダイオード等から成るステアリング部54とアンチヒューズ等から成る状態変化部55で構成されている。
特許第3639786号公報
しかしながら、従来の三次元不揮発性メモリは、柱部分のメモリセルをステアリング部と状態変化部で構成するため、プロセスコストが高くなり、ビットコストを下げることが困難であった。
柱部分のメモリセルを、ステアリング部を除去して状態変化部のみで構成することにより、コストを低減化することができるが、ダイオード等から成るステアリング部を取り除いて、状態変化部のみでメモリセルを構成した場合、書き込み、読み出し動作において、アクセスするメモリセルに隣接するメモリセル(特に、アクセスするメモリセルに隣接する直上段又は直下段のメモリセル)へのリーク電流経路が発生するために、書き込み動作時には、書き込みディスターブが起こり、正しい書き込み動作ができず、また、読み出し動作時にも、読み出しディスターブが起こり、読み出し動作時に正しい電流値を評価することができない、という課題がある。
そこで、図14に示す如く、アクセスするメモリセルに隣接する直上段又は直下段のメモリセルへのリーク電流経路を回避するために、(導体−状態変化部のみで構成するメモリセル−導体)の単位が繰り返されるごとに絶縁体を形成した不揮発性メモリが提案されている。
図14(a)は、絶縁体が形成された不揮発性メモリ60の構成を示す断面図である。この不揮発性メモリ60は、基板11の上に導体1、メモリセル1、導体2が形成されている。そして導体2の上には絶縁体61が形成されている。この絶縁体61の上に導体3、メモリセル2、導体4が形成されている。このように不揮発性メモリ60では、(導体−状態変化部のみで構成するメモリセル−導体)の単位が繰り返されるごとに絶縁体61が形成される構成になっている。
図14(a)では、絶縁体61の上下に隣接する導体2,3は互いに直交しているが、図14(b)に示すように絶縁体61の上下に隣接する導体2,3は互いに平行に配置されていてもよい。
このように絶縁体61を設けることにより、あるメモリセル(例えばメモリセル1)の可変抵抗材料621への電気的手段の印加によって他のメモリセル(例えばメモリセル2)の可変抵抗材料622が影響を受ける(抵抗値が変化してしまう等)という不都合を回避できる。
(導体−状態変化部のみで構成するメモリセル−導体)の単位が繰り返されるごとに絶縁体を形成することにより、アクセスするメモリセルに隣接する直上段又は直下段のメモリセルへのリーク電流経路を回避することができるが、この場合、絶縁体を形成する必要があるため、プロセスコストが高くなり、ビットコストを下げることが困難であるという課題を生じる。
上記問題に鑑み、本発明の目的は、金属酸化物やカルコゲナイド化合物等を可変抵抗材料とする三次元メモリに於いて、読み出しディスターブ、及び書き込みディスターブの影響を回避して、書き込み動作、リセット動作、及び読み出し動作を、同様の電圧制御回路を用いて行うことが出来る駆動方法を提供するものであり、信頼性の高い、高速、大記憶容量の不揮発性メモリを低コストで提供することである。
本発明の不揮発性メモリ回路は、略同一平面内で間隔を置いて配置されたビット線を含む複数の第1の電極と、略同一平面内で間隔を置いて配置されたワード線を含む複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟まれた可変抵抗材料から成り、前記第1の電極と前記第2の電極は互いに交差して複数段配置された三次元構造を有するメモリアレイと、メモリアレイに接続され、メモリアレイのワード線に電圧を印加するワード線駆動回路と、メモリアレイに接続され、メモリアレイのビット線に電圧を印加するビット線駆動回路と、ワード線駆動回路とビット線駆動回路に接続され、ワード線駆動回路とビット線駆動回路を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は選択された可変抵抗材料に第1の規定値の電圧を印加し、選択されていない可変抵抗材料には第2の規定値の電圧を印加するようにワード線駆動回路とビット線駆動回路を制御することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を増加/減少させることを特徴とする。
ここで、「可変抵抗材料」は、所定の条件(極性、振幅、パルス幅など)の直流電圧又はパルス電圧等の電圧を印加することにより、可変抵抗材料の抵抗値が変化するという特性を有する材料である。
また本発明の不揮発性メモリ回路は、略同一平面内で間隔を置いて配置されたビット線を含む複数の第1の電極と、略同一平面内で間隔を置いて配置されたワード線を含む複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟まれた可変抵抗材料から成り、前記第1の電極と前記第2の電極は互いに交差して複数段配置された三次元構造を有するメモリアレイと、メモリアレイに接続され、メモリアレイのワード線に電圧を印加するワード線駆動回路と、メモリアレイに接続され、メモリアレイのビット線に電圧を印加するビット線駆動回路と、ワード線駆動回路とビット線駆動回路に接続され、ワード線駆動回路とビット線駆動回路を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は選択された可変抵抗材料には第3の規定値の電圧を印加し、選択された可変抵抗材料が接続されているワード線に接続される選択されていない可変抵抗材料には電圧を印加しないようにワード線駆動回路とビット線駆動回路を制御することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を読み取ることを特徴とする。
さらに本発明の不揮発性メモリ回路のワード線駆動回路は、パルス電圧を発生するパルス発生回路と、第1の規定値、第2の規定値、第3の規定値を設定する規定値設定回路とを有し、ワード線駆動回路もしくはビット線駆動回路は、可変抵抗材料に流れる電流を検出する電流検出回路をさらに有することが好ましい。
本発明の不揮発性メモリ回路の駆動方法は、メモリセルを構成する可変抵抗材料が金属酸化物又はカルコゲナイド化合物であることを特徴とし、この金属酸化物は、ペロブスカイト型構造、イルメナイト型構造、スピネル型構造の内のいずれかの結晶構造を有することが好ましく、又カルコゲナイド化合物は、ゲルマニウム、アンチモン、及びテルルを含有することが好ましく、更に、ゲルマニウム、アンチモン、及びテルルを含有すると共にインジウム、ガリウム、ビスマス、アルミニウム、錫、鉛、硼素、炭素、珪素、ランタノイド元素の内、少なくとも一種以上の添加元素を含有することがより好ましい。
この金属酸化物がペロブスカイト型構造を有する場合は、強誘電体材料、超巨大磁気抵抗(CMR)材料、及び高温超伝導(HTSC)材料の内、少なくとも何れかであることが好ましく、チタン酸ストロンチウム、チタン酸ストロンチウムバリウム、ジルコン酸ストロンチウム、マンガン酸カルシウムプラセオジウム、コバルト酸バリウムカルシウムガドリニウムの内、少なくとも何れかであることがより好ましい。
更に、ペロブスカイト型構造を有する金属酸化物は、ニオブ、クロム、バナジウム、スカンジウム又は他の遷移金属の内、少なくとも一種以上の添加元素を含有しても良い。
又、前記金属酸化物がイルメナイト型構造を有する場合は、強誘電体材料であることが好ましく、マグネシウム、インジウム、スカンジウム、亜鉛、銅、鉄のうち、少なくとも一種以上の添加元素を含有するニオブ酸リチウム又はタンタル酸リチウムであることがより好ましい。
又、金属酸化物がスピネル型構造を有する場合は、チタン酸マグネシウム、マグネシウム酸クロム、クロム酸ニッケル、マグネシウム酸アルミニウム、バナジウム酸アルミニウム、コバルト酸鉄、鉄酸化物、銅・鉄酸化物(銅フェライト)、亜鉛・鉄酸化物、マンガン・鉄酸化物、ニッケル・鉄酸化物の内のいずれかであることが好ましい。
更に、前記金属酸化物は、鉄酸化物、銅酸化物、ニッケル酸化物、コバルト酸化物、チタン酸化物、ニオブ酸化物、ジルコニウム酸化物、タングステン酸化物、ハフニウム酸化物、アルミニウム酸化物の内、少なくとも何れかであることが好ましい。
本発明の不揮発性メモリ回路の駆動方法は、略同一平面内で間隔を置いて配置されたビット線を含む複数の第1の電極と、略同一平面内で間隔を置いて配置されたワード線を含む複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟まれた可変抵抗材料から構成され、前記第1の電極と前記第2の電極は互いに交差して複数段配置された三次元構造を有する不揮発性メモリ回路において、選択された可変抵抗材料には第1の規定値の電圧を印加し、選択されていない可変抵抗材料には第2の規定値の電圧を印加することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を増加/減少させることを特徴とする。
このとき、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線及び前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線以外のビット線に印加する電圧が同電位であり、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線には、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線との電位差が前記第1の規定値となる電圧を印加し、前記選択された可変抵抗材料に接続されているワード線以外のワード線には、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線に印加する電圧との電位差が前記第2の規定値となる電圧を印加することが好ましい。
また、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線及び前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線以外のビット線に印加する電圧が同電位であり、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線に印加する電圧の電位は、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線に印加する電圧の電位よりも低く設定することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を減少させ、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線及び前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線以外のビット線に印加する電圧が同電位であり、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線に印加する電圧の電位は、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線に印加する電圧の電位よりも高く設定することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を増加させることが好ましい。
このとき、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線を0V(GNDレベル)に設定して前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を減少させ、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線を0V(GNDレベル)に設定して前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を増加させることが好ましい。
また、本発明の不揮発性メモリ回路の駆動方法は、略同一平面内で間隔を置いて配置されたビット線を含む複数の第1の電極と、略同一平面内で間隔を置いて配置されたワード線を含む複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟まれた可変抵抗材料から成り、前記第1の電極と前記第2の電極は互いに交差して複数段配置された三次元構造を有する不揮発性メモリ回路において、選択された可変抵抗材料には第3の規定値の電圧を印加し、前記選択された可変抵抗材料が接続されているワード線に接続される選択されていない可変抵抗材料には電圧を印加しないことによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を読み取ることを特徴とする。
このとき、前記選択された可変抵抗材料が接続されているワード線に印加する電圧と、前記選択された可変抵抗材料が接続されているワード線に接続される選択されていない可変抵抗材料が接続されているビット線に印加する電圧が同電位であり、前記選択された可変抵抗材料が接続されているワード線と上下方向に隣接するワード線に印加する電圧と、前記選択された可変抵抗材料が接続されているビット線に印加する電圧が同電位であり、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線には、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線との電位差が前記第3の規定値となる電圧を印加することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を読み取ることが好ましい。
このとき、選択された可変抵抗材料に接続されたビット線を0V(GNDレベル)に設定して前記可変抵抗材料の抵抗値を読み取ることが好ましい。
さらに、前記第1の規定値は、前記可変抵抗材料の電気抵抗値が急激に変化するスレッシュホールド以上の電圧値であり、前記第2の規定値は、前記可変抵抗材料の電気抵抗値が急激に変化するスレッシュホールド未満の電圧値であり、前記第3の規定値は、前記可変抵抗材料の電気抵抗値が急激に変化するスレッシュホールド未満の電圧値であることが好ましい。また、前記電圧はパルス電圧であることが好ましい。
本発明に係る不揮発性メモリ回路及び不揮発性メモリ回路の駆動方法によれば、ペロブスカイト、イルメナイト、スピネル等の構造をもつ金属酸化物やカルコゲナイド化合物等を可変抵抗材料とする三次元メモリに於いて、読み出しディスターブ、及び書き込みディスターブの影響を回避した信頼性の高い高速、大記憶容量の不揮発性メモリを低コストで提供することが出来る。
更に、本発明に係る不揮発性メモリ回路及び不揮発性メモリの駆動方法によれば、書き込み動作、リセット動作、及び読み出し動作を、同様の電圧制御回路を用いて行うことが出来る。
以下、本発明の実施の形態に係る不揮発性メモリ回路及び不揮発性メモリについて図面を用いて説明する。尚、図面において実質的に同一の部材には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る不揮発性メモリ10の構成を示す断面図である。この不揮発性メモリ10は、シリコン、または表面がシリコン酸化物で被覆されたシリコン等の基板11の上に電極層1が形成されている。電極層1には、略同一平面内で間隔をおいて平行に、複数の電極(導体)121が配置されている。電極層1の上には可変抵抗材料からなる記録層1が形成されている。記録層1は、与えられる電気的手段に応答して電気抵抗値が変化する金属酸化物やカルコゲナイド化合物等の可変抵抗材料の連続層(1つの膜)131で構成されている。記録層1の上には電極層2が形成されている。電極層2には、略同一平面内で間隔をおいて平行に、複数の電極(導体)122が配置されている。電極層1に配置されている複数の電極121と電極層2に配置されている複数の電極122とは概ね互いに直交している。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る不揮発性メモリ10の構成を示す断面図である。この不揮発性メモリ10は、シリコン、または表面がシリコン酸化物で被覆されたシリコン等の基板11の上に電極層1が形成されている。電極層1には、略同一平面内で間隔をおいて平行に、複数の電極(導体)121が配置されている。電極層1の上には可変抵抗材料からなる記録層1が形成されている。記録層1は、与えられる電気的手段に応答して電気抵抗値が変化する金属酸化物やカルコゲナイド化合物等の可変抵抗材料の連続層(1つの膜)131で構成されている。記録層1の上には電極層2が形成されている。電極層2には、略同一平面内で間隔をおいて平行に、複数の電極(導体)122が配置されている。電極層1に配置されている複数の電極121と電極層2に配置されている複数の電極122とは概ね互いに直交している。
電極層2の上には順に記録層2、電極層3、記録層3、電極層4、記録層4、…が形成されている。記録層2,3,…は、与えられる電気的手段に応答して電気抵抗値が変化する金属酸化物又はカルコゲナイド化合物等の可変抵抗材料の連続層(1つの膜)132,133…で構成されている。電極層3,4,…には、略同一平面内で間隔をおいて平行に、複数の電極(導体)123,124…が配置されている。奇数番号の電極層に配置されている複数の電極123,…と偶数番号の電極層に配置されている複数の電極122,124…とは、概ね互いに直交し、連番号の電極層間に、電気的手段により電気抵抗値が変化する可変抵抗材料の連続層132,133,134…が設けられている。
最下層の電極121と最上層の電極を除き、奇数番号の電極層にある電極と偶数番号の電極層にある電極はともに、これらの電極の両面(上下の記録層)に設けられた可変抵抗材料と電気的に接続されている。
この電極121,122,…は、それ自体がワード線またはビット線であるか、ワード線またはビット線と接続されている。奇数番号の電極層にある電極121,123,…がワード線自体であるかワード線と接続されている場合は、偶数番号の電極層にある電極122,124,…がビット線自体であるかビット線と接続されている。その逆の場合は、奇数番号の電極層にある電極121,123,…がビット線自体であるかビット線と接続され、偶数番号の電極層にある電極122,124,…がワード線自体であるかワード線と接続されている。
そして、任意の電極間に電圧パルス或は電流パルス等の電気的手段を与えることにより、その電界が印加された両電極の交点に位置する領域のメモリセル(電極と可変抵抗材料の連続層131、132、133、134...の接触している領域がメモリセルになる。)を構成する可変抵抗材料の電気抵抗値を変化させ、情報(データ)の書き込み、リセット、及び読み出し動作を行う。
又、各電極121,122,…および各可変抵抗材料131,132,…の厚みは10nm〜1μmが好ましく、シリコン酸化物の厚みは0.1〜1μmが好ましい。
尚、基板はシリコンに限定されるものではなく、アルミン酸ランタン、ニオブ酸リチウム、窒化チタン、又は他の材料の非晶質、多結晶又は単結晶のいずれかである任意の適切な基板材料である。
前記可変抵抗材料131,132,…は、電圧パルス或は電流パルス、直流電圧あるいは直流電流、交流電圧あるいは交流電流等の電気的手段を印加することにより電気抵抗値が変化する可変抵抗材料であれば良く、ペロブスカイト型構造、イルメナイト型構造、或はスピネル型構造等の結晶構造を有する金属酸化物、又はGe-Sb-Te系等のカルコゲナイド化合物が好ましい。
ペロブスカイト型構造を有する場合は、強誘電体材料、超巨大磁気抵抗(CMR)材料、及び高温超伝導(HTSC)材料の内の少なくとも何れかであり、特に、チタン酸ストロンチウム、チタン酸ストロンチウムバリウム、ジルコン酸ストロンチウム、マンガン酸カルシウムプラセオジウム、コバルト酸バリウムカルシウムガドリニウムの内、少なくとも何れかであることが好ましい。更に、ニオブ、クロム、バナジウム、スカンジウム又は他の遷移金属の内、少なくとも一種以上の添加元素を含有していても良い。
イルメナイト型構造を有する場合は、強誘電体材料であることが好ましく、マグネシウム、インジウム、スカンジウム、亜鉛、銅、鉄のうち少なくとも一種以上の添加元素を含有するニオブ酸リチウム又はタンタル酸リチウムであることが好ましい。
又、スピネル型構造を有する場合は、チタン酸マグネシウム、マグネシウム酸クロム、クロム酸ニッケル、マグネシウム酸アルミニウム、バナジウム酸アルミニウム、コバルト酸鉄、鉄酸化物、銅・鉄酸化物(銅フェライト)、亜鉛・鉄酸化物、マンガン・鉄酸化物、ニッケル・鉄酸化物のうち少なくとも何れかであることが好ましい。
また、前記金属酸化物は、鉄酸化物、銅酸化物、ニッケル酸化物、コバルト酸化物、チタン酸化物、ニオブ酸化物、タンタル酸化物、ジルコニウム酸化物、タングステン酸化物、ハフニウム酸化物、アルミニウム酸化物のうち少なくともいずれかであることが好ましい。
図2は、実施の形態1に係る不揮発性メモリ20の別の構成を示す断面図である。この不揮発性メモリ20では、記録層1,2,3,…は、与えられる電気的手段に応答して電気抵抗値が変化する可変抵抗材料の不連続層231,232,233…で構成されており、この点で図1の不揮発性メモリ10と異なる。図2に示すように各記録層1,2,3,…は、直上の電極層に含まれる複数の電極と直下の電極層に含まれる複数の電極とで挟まれた領域(直上の電極層に含まれる電極からの垂線が直下の電極層に含まれる電極と交差する領域)にのみ可変抵抗材料が形成されている。
このように可変抵抗材料を不連続層で構成することにより、図1の連続層から成る可変抵抗材料の場合と比較して、略同一平面内で平行に配置された複数の電極の間隔が極めて狭くなった場合においても、メモリセル間のクロストークの影響を低減できるという効果を有する。
又、図3は、実施の形態1に係る不揮発性メモリ30の別の構成を示す断面図である。この不揮発性メモリ30では、基板11と最下段の電極層1との間に、チタン、タンタル、チタン酸化物、タンタル酸化物等の密着層34が形成されている。この密着層34の厚みは、10nm〜100nmが好ましい。また、最上段の電極層(n+1)はアルミニウム酸化物またはシリコン酸化物等の絶縁体35で被覆されている。以上の点で図1の不揮発性メモリ10と異なる。
このように図3に示す不揮発性メモリ30では密着層34が設けられているため、基板11と最下段の電極層1の電極121との付着強度が向上し、また、最上段の電極層(n+1)が絶縁体35で被覆されているため、不揮発性メモリ素子の信頼性を高めることができる。
尚、ここでは、可変抵抗材料が連続層の場合について述べたが、図2に示したように、可変抵抗材料が不連続層の場合であっても同様の効果を有する。また、複数の電極は概ね直交している例を示したが、必ずしも直交している必要はなく、互いに平行に配置されていても良い。
以下に、一例として、可変抵抗材料として厚み300nmの金属酸化物であるPCMO(マンガン酸カルシウムプラセオジウム)材料を使用して形成した三次元構造を有する不揮発性メモリを用いた場合について説明する。このPCMO材料は、正極性の電圧パルスを印加して電気抵抗値を低減させた後、負極性の電圧パルスを印加して電気抵抗値の増大を図ることが可能となる為、正極性パルスを印加した低抵抗状態をリセット状態、負極性パルスを印加した高抵抗状態を書き込み状態とした場合について、本発明の書き込み動作、リセット動作、及び読み出し動作について説明する。
(書き込み動作)
図4は本発明の実施の形態1に係るメモリセルへの書き込み動作を説明する回路図である。両電極の交点に位置する領域の可変抵抗材料(メモリセル)Rcが4×4のマトリクス状に5段配置して構成されたメモリアレイを考える。
(書き込み動作)
図4は本発明の実施の形態1に係るメモリセルへの書き込み動作を説明する回路図である。両電極の交点に位置する領域の可変抵抗材料(メモリセル)Rcが4×4のマトリクス状に5段配置して構成されたメモリアレイを考える。
図4(a)は、図1〜図3を用いて説明した三次元構造を有する不揮発性メモリに於ける二段目の記録層3のメモリセルを構成する可変抵抗材料Rcが4×4のマトリクス状に配置された状態の回路図を示し、図4(b)は、図5に示す如く10個のメモリセルを構成する可変抵抗材料Rcが垂直方向に重ねて一つのスタックになっている状態の回路図を示している。尚、図4(a)及び図4(b)に於けるワード線W23とビット線B23は同一物である。
各メモリセルを構成する可変抵抗材料Rcの1端子はワード線に、他の1端子はビット線に接続されている。図4に於いてメモリアレイに隣接した周辺回路は省略している。
本発明に係るPCMO材料の電気抵抗値が急激に変化する電圧パルスの振幅、即ちスレッシュホールド(閾値)は3.5V(パルス幅100ns)であった。従ってメモリセル(可変抵抗材料)へのデータの書き込みは、可変抵抗材料を挟む電極間に3.5Vを超える振幅の電圧パルスを与えれば書き込み動作が可能である。
このメモリアレイが非アクテイブ時(プリチャージ状態)には、全ビット線を0V(GNDレベル)、全ワード線を0V(GNDレベル)とする。
選択されたメモリセルへの書き込み動作を実行する(選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaの抵抗値を上昇させる)には、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているワード線W23を0V(GNDレベル)とし、これと同電位になるように、選択メモリセルに接続されたビット線B23以外のビット線を0V(GNDレベル)とする。
そして、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているビット線B23には、可変抵抗材料Rcaを挟む電極間がスレッシュホールドを超える電位差になるように、第1の規定値の電圧として正極性の4Vの電圧パルスを印加する。一方、可変抵抗材料Rca以外の可変抵抗材料に第2の規定値の電圧を印加するために、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されていないワード線には、各メモリセルを構成する可変抵抗材料Rcを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように第2の規定値の電圧として2Vの電圧パルスを印加する。各ワード線はワード線駆動回路(図示せず)により電位を確定する。
この入力条件の下では、図4に示すように、選択メモリセルを特定するビット線B23とワード線W23の間には、ビット線B23から選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaを通り、矢印Aで示すワード電圧印加用ドライバに抜ける電流経路により、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaのみに第1の規定値の電圧としてスレッシュホールド以上の電圧を印加することができる。また、可変抵抗材料Rca以外の可変抵抗材料には第2の規定値の電圧としてスレッシュホールド未満の電圧を印加するため、選択されたメモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaの電気抵抗値は、数百kΩ〜1MΩにまで上昇し、選択メモリセルへの書き込み動作を実行することができる。
(リセット動作)
図6は本発明の実施の形態1に係るメモリセルのリセット動作を説明する回路図である。図6(a)及び(b)は図4と同様、(a)は三次元構造を有する不揮発性メモリに於ける二段目の記録層3のメモリセルを構成する可変抵抗材料Rcが4×4のマトリクス状に配置された状態の回路図を示し、(b)は、10個のメモリセルを構成する可変抵抗材料Rcが垂直方向に重ねて一つのスタックになっている状態の回路図を示している。図6(a)及び(b)に於けるワード線W23とビット線B23は同一物である。
(リセット動作)
図6は本発明の実施の形態1に係るメモリセルのリセット動作を説明する回路図である。図6(a)及び(b)は図4と同様、(a)は三次元構造を有する不揮発性メモリに於ける二段目の記録層3のメモリセルを構成する可変抵抗材料Rcが4×4のマトリクス状に配置された状態の回路図を示し、(b)は、10個のメモリセルを構成する可変抵抗材料Rcが垂直方向に重ねて一つのスタックになっている状態の回路図を示している。図6(a)及び(b)に於けるワード線W23とビット線B23は同一物である。
選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaの抵抗値をリセットするには、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaに接続されているビット線B23を0V(GNDレベル)とし、これと同電位になるように、選択メモリセルに接続されたワード線W23以外のワード線を0V(GNDレベル)とする。
そして、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているワード線W23には、可変抵抗材料Rcaを挟む電極間がスレッシュホールドを超える電位差になるように、正極性の4Vの電圧パルスを印加し、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されていないビット線には、各メモリセルを構成する可変抵抗材料Rcを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように1Vの電圧パルスを印加する。
この入力条件の下では、図6に示すように、選択メモリセルを特定するビット線B23とワード線W23の間には、ワード線W23から選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaを通り、ビット線B23に抜ける矢印Aで示すビット電圧印加用ドライバに抜ける電流経路により、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaのみに第1の規定値の電圧としてスレッシュホールド以上の電圧を印加することができる。また、可変抵抗材料Rca以外の可変抵抗材料には第2の規定値の電圧としてスレッシュホールド未満の電圧を印加するため、選択されたメモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaの電気抵抗値は、数百Ω〜数kΩにまで低減する。この一連の動作により、選択メモリセルのみに書き込み情報(データ)のリセット動作が行われることになる。
(読み出し動作)
図7は本発明の実施の形態1に係るメモリセルの読み出し動作を説明する回路図である。図7(a)及び(b)は図4及び6と同様の回路図を示している。
(読み出し動作)
図7は本発明の実施の形態1に係るメモリセルの読み出し動作を説明する回路図である。図7(a)及び(b)は図4及び6と同様の回路図を示している。
このメモリアレイが非アクテイブ時(プリチャージ状態)には、書き込み動作と同様に、全ビット線を0V(GNDレベル)、全ワード線を0V(GNDレベル)とする。
選択されたメモリセルの読み出し動作を実行するには、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaに接続されているビット線B23を0V(GNDレベル)とし、これと同電位になるように、選択メモリセルに接続されたワード線W23以外のワード線を0V(GNDレベル)とする。
そして、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているワード線W23には、可変抵抗材料Rcaを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように、第3の規定値の電圧として正極性の1Vの電圧を印加し、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されていないビット線には、各メモリセルを構成する可変抵抗材料Rcを挟む電極間が0Vの電位差になるように1Vの電圧を印加する。
この入力条件の下では、図7に示すように、選択メモリセルを特定するビット線B23とワード線W23の間には、ワード線W23から選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaを通り、ビット線B23に抜ける矢印Aで示すビット電圧印加用ドライバに抜ける電流経路により、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaのみに第3の規定値の電圧を印加することができる。その結果、選択メモリセルのみの読み出し動作を実行することができる。すなわちワード線W23に接続されている、可変抵抗材料Rca以外の可変抵抗材料に電流が流れると、ワード線W23から選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaを通り、ビット線B23に抜ける電流経路を流れる正確な電流値が測定できないので、ワード線W23に接続されている、可変抵抗材料Rca以外の可変抵抗材料に電流が流れないように、ワード線W23を挟む上下のビット線(B23は除く)B2nとB1n(nは1以上の整数)をワード線W23と同電位となるようにした。
(実施の形態2)
以下、実施の形態1で説明した三次元構造を有する不揮発性メモリを用いて、高抵抗状態を書き込み状態、低抵抗状態をリセット状態とした場合について、他の実施の形態について説明する。
(書き込み動作)
図8は本発明の実施の形態2に係るメモリセルへの書き込み動作を説明する回路図である。実施の形態1と同様、両電極の交点に位置する領域の可変抵抗材料(メモリセル)Rcが4×4のマトリクス状に5段配置して構成されたメモリアレイを考える。
(実施の形態2)
以下、実施の形態1で説明した三次元構造を有する不揮発性メモリを用いて、高抵抗状態を書き込み状態、低抵抗状態をリセット状態とした場合について、他の実施の形態について説明する。
(書き込み動作)
図8は本発明の実施の形態2に係るメモリセルへの書き込み動作を説明する回路図である。実施の形態1と同様、両電極の交点に位置する領域の可変抵抗材料(メモリセル)Rcが4×4のマトリクス状に5段配置して構成されたメモリアレイを考える。
図8(a)及び(b)は実施の形態1と同様の回路図を示している。又、図8(a)及び(b)に示すワード線W23とビット線B23は同一物である。
各メモリセルを構成する可変抵抗材料Rcの1端子はワード線に、他の1端子はビット線に接続されている。図8に於いてメモリアレイに隣接した周辺回路は省略している。
本発明に係るPCMO材料の電気抵抗値が急激に変化する電圧パルスの振幅、即ちスレッシュホールド(閾値)は3.5V(パルス幅100ns)であった。従ってメモリセル(可変抵抗材料)へのデータの書き込みは、可変抵抗材料を挟む電極間に3.5Vを超える振幅の電圧パルスを与えれば書き込み動作が可能である。
このメモリアレイが非アクテイブ時(プリチャージ状態)には、全ビット線を0V(GNDレベル)、全ワード線を0V(GNDレベル)とする。
選択されたメモリセルへの書き込み動作を実行する(選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaの抵抗値を上昇させる)には、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているワード線W23には−4Vの電圧パルスを印加する。そして、これと同極性で同電位の電圧パルス−4Vを、選択メモリセルに接続されたビット線B23以外のビット線に印加する。
また、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているビット線B23には、可変抵抗材料Rcaを挟む電極間がスレッシュホールドを超える電位差になるように、0V(GNDレベル)とする。そして、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されていないワード線には、各メモリセルを構成する可変抵抗材料Rcを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように−2Vを印加する。各ワード線はワード電圧印加用ドライバ(図示せず)により電位を確定する。
この入力条件の下では、図8に示す様に、選択メモリセルを特定するビット線B23とワード線W23の間には、ビット線B23から選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaを通り、矢印Aで示すワード電圧印加用ドライバに抜ける電流経路により、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaのみにスレッシュホールド以上の電圧を印加することができ、選択されたメモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaの電気抵抗値は、数百kΩ〜1MΩにまで上昇し、選択メモリセルへの書き込み動作を実行することができる。
(リセット動作)
図9は本発明の実施の形態2に係るメモリセルのリセット動作を説明する回路図である。選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaの抵抗値をリセットするには、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaと接続されているワード線W23に正極性の5Vの電圧パルスを印加する。そして、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているビット線B23には、可変抵抗材料Rcaを挟む電極間がスレッシュホールドを超える電位差になるように、1Vを印加し、これと同極性で同電位のパルス電圧1Vを、選択メモリセルを特定するワード線W23以外のワード線に印加する。又、選択メモリセルと接続していない他のビット線には、可変抵抗材料Rcを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように2Vを印加する。
(リセット動作)
図9は本発明の実施の形態2に係るメモリセルのリセット動作を説明する回路図である。選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaの抵抗値をリセットするには、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaと接続されているワード線W23に正極性の5Vの電圧パルスを印加する。そして、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているビット線B23には、可変抵抗材料Rcaを挟む電極間がスレッシュホールドを超える電位差になるように、1Vを印加し、これと同極性で同電位のパルス電圧1Vを、選択メモリセルを特定するワード線W23以外のワード線に印加する。又、選択メモリセルと接続していない他のビット線には、可変抵抗材料Rcを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように2Vを印加する。
この入力条件の下では、図9に示す様に、選択メモリセルを特定するビット線B23とワード線W23の間には、ワード線W23から選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaを通り、ビット線B23に抜ける矢印Aで示すビット電圧印加用ドライバに抜ける電流経路により、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaのみにスレッシュホールド以上の電圧を印加することができ、選択されたメモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaの電気抵抗値は、数百Ω〜数kΩにまで低減する。この一連の動作により、選択メモリセルのみに書き込み情報(データ)のリセット動作が行われることになる。
(読み出し動作)
図10は本発明の実施の形態2に係るメモリセルの読み出し動作を説明する回路図である。このメモリアレイが非アクテイブ時(プリチャージ状態)には、書き込み動作と同様に、全ビット線を0V(GNDレベル)、全ワード線を0V(GNDレベル)とする。
(読み出し動作)
図10は本発明の実施の形態2に係るメモリセルの読み出し動作を説明する回路図である。このメモリアレイが非アクテイブ時(プリチャージ状態)には、書き込み動作と同様に、全ビット線を0V(GNDレベル)、全ワード線を0V(GNDレベル)とする。
選択されたメモリセルの読み出し動作を実行するには、選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaと接続されているワード線W23に2Vの電圧を印加する。そして、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているビット線B23には、可変抵抗材料Rcaを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように、正極性の1Vの電圧を印加し、これと同極性で同電位の電圧1Vを、選択メモリセルを特定するワード線W23以外のワード線に印加する。又、選択メモリセルと接続していない他のビット線には、可変抵抗材料Rcを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように2Vを印加する。
この入力条件の下では、図10に示すように、選択メモリセルを特定するビット線B23とワード線W23の間には、ワード線W23から選択メモリセル内の可変抵抗材料Rcaを通り、ビット線B23に抜ける矢印Aで示すビット電圧印加用ドライバに抜ける電流経路により、選択メモリセルのみの読み出し動作を実行することができる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態1及び2で説明した三次元構造を有する不揮発性メモリを用いて、高抵抗状態を書き込み状態、低抵抗状態をリセット状態とした場合について、書き込み動作の後、同様の電圧制御回路を用いて読み出し動作を実行した場合の実施の形態について説明する。
(実施の形態3)
以下、実施の形態1及び2で説明した三次元構造を有する不揮発性メモリを用いて、高抵抗状態を書き込み状態、低抵抗状態をリセット状態とした場合について、書き込み動作の後、同様の電圧制御回路を用いて読み出し動作を実行した場合の実施の形態について説明する。
本発明に係るPCMO材料の電気抵抗値が急激に変化する電圧パルスの振幅、即ちスレッシュホールド(閾値)は3.5V(パルス幅100ns)であったので、選択されたメモリセルの可変抵抗材料を挟む電極間に3.5Vを超える振幅の電圧パルスを与え、実施の形態1又は2で説明した書き込み動作を実行した。
その後、続いて、選択メモリセル内の可変抵抗材料と接続されているワード線に2Vの電圧を印加し、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料に接続されているビット線には、可変抵抗材料を挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように、正極性の1Vの電圧を印加し、これと同極性で同電位の電圧1Vを、選択メモリセルに接続されていないワード線に印加し、選択メモリセルと接続していないビット線には、可変抵抗材料を挟む電極間が0Vの電位差になるように正極性の2Vの電圧を印加することにより、選択メモリセルのみの読み出し動作を実行した。
更に、選択メモリセル内の可変抵抗材料と接続されているワード線に正極性の5Vの電圧パルスを印加し、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料に接続されているビット線には、可変抵抗材料を挟む電極間がスレッシュホールドを超える電位差になるように、1Vを印加し、これと同極性で同電位のパルス電圧1Vを、選択メモリセルと接続されていないワード線に印加し、選択メモリセルと接続していない他のビット線には、可変抵抗材料を挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように2Vを印加することにより、選択メモリセルの書き込み情報(データ)のリセット動作を行った。
また上記の実施の形態における(書き込み動作)において、ワード線とビット線に印加する電圧の極性を逆にすることによって(リセット動作)を実現することも可能である。すなわち、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているワード線W23を0V(GNDレベル)とし、これと同電位になるように、選択メモリセルに接続されたビット線B23以外のビット線を0V(GNDレベル)とし、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されているビット線B23には、可変抵抗材料Rcaを挟む電極間がスレッシュホールドを超える電位差になるように、負極性の−4Vの電圧パルスを印加し、選択メモリセルを形成する可変抵抗材料Rcaに接続されていないワード線には、各メモリセルを構成する可変抵抗材料Rcを挟む電極間がスレッシュホールド未満の電位差になるように−2Vの電圧パルスを印加すればよい。
《その他の実施形態》
上記実施形態1から3は、以下に示す構成であってもよい。
《その他の実施形態》
上記実施形態1から3は、以下に示す構成であってもよい。
可変抵抗材料として、カルコゲナイド化合物を用いた三次元構造を有する不揮発性メモリであってもよく、このカルコゲナイド化合物は、ゲルマニウム、アンチモン、及びテルルを含有することが好ましい。
このカルコゲナイド化合物は、電気的手段により、高抵抗状態の非晶質(アモルファス)状態と低抵抗状態の結晶質状態に相変化する。電圧印加によるジュール熱の発生で、高抵抗の非晶質(アモルファス)状態から低抵抗の結晶質状態に変化し、一方、電圧印加によるジュール熱の発生で、一旦、結晶質の融点以上の温度に上げて、結晶を溶融し、その時点で印加電圧をGNDレベルに下げてやれば、高温からの急冷で、結晶質状態から非晶質状態に変化する。
つまり、高抵抗の非晶質(アモルファス)状態と低抵抗の結晶質状態の相互切り替えは、印加するパルス電圧で制御され、高抵抗状態を書き込み状態、低抵抗状態をリセット状態とした場合について、本発明の書き込み動作、リセット動作、及び読み出し動作は、同様の電圧制御回路を用いて実行することができる。
更に、ゲルマニウム、アンチモン、及びテルルを含有するカルコゲナイド化合物が、インジウム、ガリウム、ビスマス、アルミニウム、錫、鉛、硼素、炭素、珪素、ランタノイド元素の内、少なくとも一種以上の添加元素を含有することにより、融点が下がるため、溶融温度の低下が図れ、低消費電力化が可能になる。
(実施の形態4)
図11は、実施の形態1〜3に示した不揮発性メモリ回路の周辺回路を含めた構成を示す図である。この不揮発性メモリ回路は、メモリアレイ1000と、ワード線駆動回路1100と、ビット線駆動回路1200と、制御部1300と、パルス発生回路1400と、レベルシフト回路1500と、電圧発生回路1600とを備えている。
(実施の形態4)
図11は、実施の形態1〜3に示した不揮発性メモリ回路の周辺回路を含めた構成を示す図である。この不揮発性メモリ回路は、メモリアレイ1000と、ワード線駆動回路1100と、ビット線駆動回路1200と、制御部1300と、パルス発生回路1400と、レベルシフト回路1500と、電圧発生回路1600とを備えている。
メモリアレイ1000には、実施の形態1〜3に示した三次元構造を有する不揮発性メモリセルアレイが構成されている。
ワード線駆動回路1100は、メモリアレイ1000内のメモリセルへの書き込み・読み出し・リセット時に各ワード線に所定の電圧(パルス電圧、グランド電圧等)を与える。電圧の与え方については実施の形態1〜3において説明したとおりである。ワード線駆動回路1100内には複数のセレクタ1101が設けられている。各セレクタ1101は、メモリアレイ1000内の各ワード線に対応しており、制御部1300からの制御信号aに応じた電圧を選択して対応ワード線に与える。
ビット線駆動回路1200は、メモリアレイ1000内のメモリセルへの書き込み・読み出し・リセット時に各ビット線に所定の電圧(パルス電圧、グランド電圧等)を与え、読み出し時には、選択メモリセルに対応するビット線を流れる電流を検出する。電圧の与え方については実施の形態1〜3において説明したとおりである。ビット線駆動回路1200内には複数のセレクタ1201と複数の電流検出回路1202とが設けられている。各セレクタ1201は、メモリアレイ1000内の各ビット線に対応しており、制御部1300からの制御信号bに応じた電圧を選択して対応ビット線に与える。各電流検出回路1202は、メモリアレイ1000内の各ビット線に対応しており、読み出し時に対応ビット線を流れる電流を検出する。
パルス発生回路1400により生成されたパルス電圧は複数のレベルシフト回路1500により振幅が調整され、振幅の異なる複数のパルス電圧V1〜V3が生成される。パルス電圧の数および振幅レベルは、メモリアレイ1000内のメモリセルへのアクセス時にワード線およびビット線に与える電圧に応じて定められる。電圧の与え方については実施の形態1〜3において説明したとおりである。制御部1300は、パルス発生回路1400からのパルス出力のタイミング等の制御を制御信号cにより行う。
電圧発生回路1600は、メモリアレイ1000内のメモリセルからのデータ読み出し時にワード線および/またはビット線に与えられる電圧VR1〜VR2を発生する。発生する電圧レベルおよび数は、メモリアレイ1000内のメモリセルへのアクセス時にワード線および/またはビット線に与える電圧に応じて定められる。読み出し時の電圧の与え方については実施の形態1〜3において説明したとおりである。制御部1300は、電圧発生回路1600からの電圧出力のタイミング等の制御を制御信号dにより行う。
レベルシフト回路1500からのパルス電圧V1〜V3、電圧発生回路1600からの電圧VR1〜VR2、およびグランド電圧GNDがワード線駆動回路1100内の各セレクタ1101およびビット線駆動回路1200内の各セレクタ1201に与えられる。制御部1300は、メモリアレイ1000内のメモリセルへのアクセス時にワード線およびビット線に与える電圧に応じて、各セレクタ1101,1201にどの電圧を選択してワード線,ビット線に出力するかを制御信号a,bにより指定する。電圧の与え方については実施の形態1〜3において説明したとおりである。
なお、図11の例では、ビット線駆動回路1200内に電流検出回路1202を設けるようにしたが、ワード線駆動回路1100内に各ワード線に対応させて複数の電流検出回路を設け、読み出し時に対応ワード線を流れる電流をこの電流検出回路により検出するようにしてもよい。
本発明によれば、読み出しディスターブ、及び書き込みディスターブの影響を回避した信頼性の高い、高速、大記憶容量の不揮発性メモリを低コストで実現することができ、この不揮発性メモリを用いればセット機器の小型、軽量、薄型化が可能になる。
10、20、30 不揮発性メモリ
11 基板
121,122,123,124,125,126,127 電極
131,132,133,134,231,232,233,234,235,236 可変抵抗材料
34 密着層
35 絶縁体
1000 メモリアレイ
1100 ワード線駆動回路
1101,1201 セレクタ
1200 ビット線駆動回路
1202 電流検出回路
1300 制御部
1400 パルス発生回路
1500 レベルシフト回路
1600 電圧発生回路
11 基板
121,122,123,124,125,126,127 電極
131,132,133,134,231,232,233,234,235,236 可変抵抗材料
34 密着層
35 絶縁体
1000 メモリアレイ
1100 ワード線駆動回路
1101,1201 セレクタ
1200 ビット線駆動回路
1202 電流検出回路
1300 制御部
1400 パルス発生回路
1500 レベルシフト回路
1600 電圧発生回路
Claims (26)
- 略同一平面内で間隔を置いて配置されたビット線を含む複数の第1の電極と、略同一平面内で間隔を置いて配置されたワード線を含む複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟まれた可変抵抗材料から成り、前記第1の電極と前記第2の電極は互いに交差して複数段配置された三次元構造を有するメモリアレイと、
メモリアレイに接続され、メモリアレイのワード線に電圧を印加するワード線駆動回路と、
メモリアレイに接続され、メモリアレイのビット線に電圧を印加するビット線駆動回路と、
ワード線駆動回路とビット線駆動回路に接続され、ワード線駆動回路とビット線駆動回路を制御する制御回路とを備え、
前記制御回路は選択された可変抵抗材料に第1の規定値の電圧を印加し、選択されていない可変抵抗材料には第2の規定値の電圧を印加するようにワード線駆動回路とビット線駆動回路を制御することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を増加/減少させることを特徴とする、
不揮発性メモリ回路。 - 略同一平面内で間隔を置いて配置されたビット線を含む複数の第1の電極と、略同一平面内で間隔を置いて配置されたワード線を含む複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟まれた可変抵抗材料から成り、前記第1の電極と前記第2の電極は互いに交差して複数段配置された三次元構造を有するメモリアレイと、
メモリアレイに接続され、メモリアレイのワード線に電圧を印加するワード線駆動回路と、
メモリアレイに接続され、メモリアレイのビット線に電圧を印加するビット線駆動回路と、
ワード線駆動回路とビット線駆動回路に接続され、ワード線駆動回路とビット線駆動回路を制御する制御回路とを備え、
前記制御回路は選択された可変抵抗材料には第3の規定値の電圧を印加し、選択された可変抵抗材料が接続されているワード線に接続される選択されていない可変抵抗材料には電圧を印加しないようにワード線駆動回路とビット線駆動回路を制御することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を読み取ることを特徴とする、
不揮発性メモリ回路。 - ワード線駆動回路は、パルス電圧を発生するパルス発生回路と、
第1の規定値、第2の規定値、第3の規定値を設定する規定値設定回路とをさらに有することを特徴とする、
請求項1または2に記載の不揮発性メモリ回路。 - ワード線駆動回路もしくはビット線駆動回路は、可変抵抗材料に流れる電流を検出する電流検出回路をさらに有することを特徴とする、
請求項1から3のいずれかに記載の不揮発性メモリ回路。 - 可変抵抗材料が金属酸化物であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の不揮発性メモリ回路。
- 可変抵抗材料がカルコゲナイド化合物であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の不揮発性メモリ回路。
- 金属酸化物がペロブスカイト型構造、イルメナイト型構造、スピネル型構造の内のいずれかの結晶構造を有することを特徴とする請求項5に記載の不揮発性メモリ回路。
- 金属酸化物が鉄酸化物、銅酸化物、ニッケル酸化物、コバルト酸化物、チタン酸化物、ニオブ酸化物、タンタル酸化物、ジルコニウム酸化物、タングステン酸化物、ハフニウム酸化物、アルミニウム酸化物の内、少なくとも何れかであることを特徴とする請求項5に記載の不揮発性メモリ回路。
- ペロブスカイト型構造を有する金属酸化物が、強誘電体材料、超巨大磁気抵抗(CMR)材料、及び高温超伝導(HTSC)材料の内、少なくとも何れかであることを特徴とする請求項7に記載の不揮発性メモリ回路。
- 前記ペロブスカイト型構造を有する金属酸化物が、チタン酸ストロンチウム、チタン酸ストロンチウムバリウム、ジルコン酸ストロンチウム、マンガン酸カルシウムプラセオジウム、コバルト酸バリウムカルシウムガドリニウムの内、少なくとも何れかであることを特徴とする請求項7または9に記載の不揮発性メモリ回路。
- 前記ペロブスカイト型構造を有する金属酸化物は、ニオブ、クロム、バナジウム、スカンジウム又は他の遷移金属の内、少なくとも一種以上の添加元素を含有することを特徴とする請求項10に記載の不揮発性メモリ回路。
- イルメナイト型構造を有する金属酸化物が強誘電体材料であることを特徴とする請求項7に記載の不揮発性メモリ回路。
- イルメナイト型構造を有する金属酸化物が、マグネシウム、インジウム、スカンジウム、亜鉛、銅、鉄のうち、少なくとも一種以上の添加元素を含有するニオブ酸リチウム又はタンタル酸リチウムであることを特徴とする請求項12に記載の不揮発性メモリ回路。
- スピネル型構造を有する金属酸化物が、チタン酸マグネシウム、マグネシウム酸クロム、クロム酸ニッケル、マグネシウム酸アルミニウム、バナジウム酸アルミニウム、コバルト酸鉄、鉄酸化物、銅・鉄酸化物(銅フェライト)、亜鉛・鉄酸化物、マンガン・鉄酸化物、ニッケル・鉄酸化物のうちのいずれかであることを特徴とする請求項7に記載の不揮発性メモリ回路。
- カルコゲナイド化合物が、ゲルマニウム、アンチモン、及びテルルを含有することを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモリ回路。
- カルコゲナイド化合物が、ゲルマニウム、アンチモン、及びテルルを含有すると共にインジウム、ガリウム、ビスマス、アルミニウム、錫、鉛、硼素、炭素、珪素、ランタノイド元素の内、少なくとも一種以上の添加元素を含有することを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモリ回路。
- 略同一平面内で間隔を置いて配置されたビット線を含む複数の第1の電極と、略同一平面内で間隔を置いて配置されたワード線を含む複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟まれた可変抵抗材料から構成され、前記第1の電極と前記第2の電極は互いに交差して複数段配置された三次元構造を有する不揮発性メモリ回路の駆動方法であって、
選択された可変抵抗材料には第1の規定値の電圧を印加し、選択されていない可変抵抗材料には第2の規定値の電圧を印加することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を増加/減少させることを特徴とする、
不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線及び前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線以外のビット線に印加する電圧が同電位であり、
前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線には、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線との電位差が前記第1の規定値となる電圧を印加し、
前記選択された可変抵抗材料に接続されているワード線以外のワード線には、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線に印加する電圧との電位差が前記第2の規定値となる電圧を印加することを特徴とする、
請求項17に記載の不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線及び前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線以外のビット線に印加する電圧が同電位であり、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線に印加する電圧の電位は、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線に印加する電圧の電位よりも低く設定することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を減少させ、
前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線及び前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線以外のビット線に印加する電圧が同電位であり、前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線に印加する電圧の電位は、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線に印加する電圧の電位よりも高く設定することによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を増加させることを特徴とする、
請求項17または18に記載の不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線を0V(GNDレベル)に設定して前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を減少させ、
前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線を0V(GNDレベル)に設定して前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を増加させることを特徴とする、
請求項17から19のいずれかに記載の不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 略同一平面内で間隔を置いて配置されたビット線を含む複数の第1の電極と、略同一平面内で間隔を置いて配置されたワード線を含む複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟まれた可変抵抗材料から成り、前記第1の電極と前記第2の電極は互いに交差して複数段配置された三次元構造を有する不揮発性メモリ回路の駆動方法であって、
選択された可変抵抗材料には第3の規定値の電圧を印加し、前記選択された可変抵抗材料が接続されているワード線に接続される選択されていない可変抵抗材料には電圧を印加しないことによって、前記選択された可変抵抗材料の抵抗値を読み取ることを特徴とする、
不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 前記選択された可変抵抗材料が接続されているワード線に印加する電圧と、前記選択された可変抵抗材料が接続されているワード線に接続される選択されていない可変抵抗材料が接続されているビット線に印加する電圧が同電位であり、
前記選択された可変抵抗材料が接続されているワード線と上下方向に隣接するワード線に印加する電圧と、前記選択された可変抵抗材料が接続されているビット線に印加する電圧が同電位であり、
前記選択された可変抵抗材料に接続されたワード線には、前記選択された可変抵抗材料に接続されたビット線との電位差が前記第3の規定値となる電圧を印加することを特徴とする、
請求項21に記載の不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 選択された可変抵抗材料に接続されたビット線を0V(GNDレベル)に設定して前記可変抵抗材料の抵抗値を読み取ることを特徴とする、
請求項21または22に記載の不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 前記第1の規定値は、前記可変抵抗材料の電気抵抗値が急激に変化するスレッシュホールド以上の電圧値であり、
前記第2の規定値は、前記可変抵抗材料の電気抵抗値が急激に変化するスレッシュホールド未満の電圧値であることを特徴とする、
請求項17または18に記載の不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 前記第3の規定値は、前記可変抵抗材料の電気抵抗値が急激に変化するスレッシュホールド未満の電圧値であることを特徴とする、
請求項21または22に記載の不揮発性メモリ回路の駆動方法。 - 前記電圧はパルス電圧であることを特徴とする、
請求項17から25のいずれかに記載の不揮発性メモリ回路の駆動方法。
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