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JP2007036560A - 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム Download PDF

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JP2007036560A JP2005215743A JP2005215743A JP2007036560A JP 2007036560 A JP2007036560 A JP 2007036560A JP 2005215743 A JP2005215743 A JP 2005215743A JP 2005215743 A JP2005215743 A JP 2005215743A JP 2007036560 A JP2007036560 A JP 2007036560A
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Abstract

【課題】 高画質な縮小画像を生成する画像処理装置を提供する。
【解決手段】 画像処理装置2は、ベタ領域の出現頻度に応じて、前景色で構成された細線部分を抽出し、縮小後にもこの細線部分を構成する画素(色)を保存する。また、画像処理装置2は、画像ブロックに含まれる色数に応じて、自然画像部分であるか限定色画像部分であるかを判定し、限定色画像部分に対して、画素値選択法を適用する。これによって、入力画像と縮小画像とで使用される色(濃度)が一致するため、ぼけの問題が解消される。また、画像処理装置2は、水平方向及び垂直方向の細線に対して線幅保存処理を施すことにより、縮小画像における線幅の不均一を解消する。
【選択図】図8

Description

本発明は、入力画像を縮小させる画像処理装置に関する。
例えば、特許文献1は、2値画像において、線幅1の細線を検出して保存する縮小変換装置を開示する。
また、特許文献2は、2値画像において、水平方向、垂直方向及び斜め方向に対して細線の有無を判定し、細線の色を出力する画像の縮小変換方法を開示する。
また、特許文献3は、2値画像において、2×2を含む4×4ブロックに対して黒率が高い場合に、黒画素を、白率が高い場合に、白画素を出力する画像処理装置を開示する。
特開平5−41795号公報 特許第2525768号公報 特開平6−231238号公報
本発明は、高画質な縮小画像を生成する画像処理装置を提供することを目的とする。
[画像処理装置]
上記目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、入力画像の既定領域に含まれる色の数と、既定の基準値C(Cは2以上の値)との大小関係を判定する色数判定手段と、前記色数判定手段による判定結果に応じて、縮小画像を構成する階調値の決定方法を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された決定方法を用いて、縮小画像に含まれる階調値を決定する階調値決定手段とを有する。
好適には、入力画像に対して、既定サイズの画像領域を複数設定する領域設定手段をさらに有し、前記色数判定手段は、前記領域設定手段により設定された画像領域に含まれる色の数と前記基準値Cとの大小関係を判定し、前記選択手段は、前記領域設定手段により設定された画像領域毎に、階調値の決定方法を選択し、前記階調値決定手段は、画像領域毎に選択される決定方法を用いて、縮小画像に含まれる階調値を決定する。
好適には、前記選択手段は、色の数が前記基準値Cよりも大きい場合に、階調値の平均化処理を用いる方法を選択し、色の数が前記基準値C以下である場合に、含まれている階調値のうちの1つの階調値を適用する方法を選択し、前記画素値決定手段は、色の数が前記基準値Cよりも大きい場合に、複数の画素の平均階調値を用いて、縮小画像の階調値を決定し、色の数が前記基準値C以下である場合に、含まれている階調値のうちの1つを縮小画像の階調値とする。
好適には、前記画像領域は、縮小処理の対象となる注目領域と、この注目領域の周囲にある周囲領域とからなり、前記縮小画像は、複数の注目領域それぞれが縮小された複数の縮小領域からなり、前記領域設定手段は、注目領域及び周囲領域が含まれた画像領域を設定し、前記階調値決定手段は、画像領域に含まれる色の数が前記基準値Cよりも大きい場合に、注目領域の平均階調値を、この注目領域に対応する縮小領域の階調値とし、画像領域に含まれる色の数が前記基準値C以下である場合に、注目領域に含まれている階調値のうちの1つを、この注目領域に対応する縮小領域の階調値とする。
好適には、それぞれの画像領域には、縮小処理の対象となる注目領域が含まれており、前記階調値決定手段は、前記注目領域に含まれる色の数が1である場合に、この画像領域に含まれる色、つまり階調値を、この注目領域に対応する縮小画像の階調値とし、1色のみからなる注目領域の数を、それぞれの色毎に計数するベタ領域計数手段をさらに有する。
好適には、前記色数判定手段は、前記画像領域それぞれに含まれる色の数が基準値C以下であるか否かを判定し、前記選択手段は、色の数が基準値C以下となる画像領域について、前記ベタ領域計数手段により計数された計数値を用いた階調値の決定方法を選択する。
好適には、色の数が基準値C以下となる画像領域において、他の画像を透過させる透過領域が規則的に設けられた透過型パターンの有無を判定する透過型パターン判定手段をさらに有し、前記選択手段は、前記透過型パターン判定手段により透過型パターンが存在すると判定された画像領域について、階調値の平均化処理を用いる方法を選択する。
また、本発明にかかる画像処理装置は、入力画像を縮小して縮小画像を生成する画像処理装置であって、入力画像で出現する複数の色それぞれの出現頻度を評価して、それぞれの色に対する評価値を生成する頻度評価手段と、前記頻度評価手段により生成された色毎の評価値に基づいて、縮小画像の少なくとも一部の階調値を決定する階調値決定手段とを有する。
好適には、入力画像に対して、縮小処理の対象となる注目領域を設定する領域設定手段をさらに有し、前記階調値決定手段は、前記領域設定手段により設定された注目領域に複数の色が含まれている場合に、この注目領域に含まれている複数の色の中から、前記頻度評価手段により生成された評価値に基づいて、1つの色を選択し、選択された色に対応する階調値を縮小画像の階調値とする。
好適には、前記評価値は、入力画像における、単一の色のみからなる注目領域の出現回数であり、前記頻度評価手段は、前記領域設定手段により設定された複数の注目領域において、単一の色のみからなる注目領域の出現回数を、それぞれの色毎に計数し、前記階調値決定手段は、前記頻度評価手段により色毎に計数された出現回数に基づいて、縮小画像の階調値を決定する。
好適には、前記注目領域を含む画像領域において、既定の階調変化パターンが存在するか否かを判定するパターン判定手段をさらに有し、前記階調値決定手段は、前記パターン判定手段により画像領域に階調変化パターンが存在すると判定された場合に、この画像領域に含まれる注目領域の色の中から、前記頻度評価手段により生成された評価値に基づいて、1つの色を選択し、選択された色に対応する階調値を、この注目領域に対応する縮小画像の階調値とする。
好適には、前記階調値決定手段は、前記パターン判定手段により画像領域において階調変化パターンが存在すると判定された場合に、この画像領域に含まれる注目領域の色それぞれに対応する評価値を互いに比較し、出現頻度が最も低いと評価される色を選択する。
また、本発明にかかる画像処理装置は、入力画像に対して、縮小処理の対象となる注目領域を設定する領域設定手段と、入力画像に含まれる画像要素の一端と、この一端が含まれる前記注目領域との関係、及び、前記画像要素の他端と、この他端が含まれる注目領域との関係に基づいて、注目領域に含まれる階調値の中から、縮小画像に適用すべき階調値を選択する階調値選択手段とを有する。
[画像処理方法]
また、本発明にかかる画像処理方法は、入力画像に含まれる色の数と、既定の基準値C(Cは2以上の値)との大小関係を判定し、判定結果に応じて、縮小画像を構成する階調値の決定方法を選択し、選択された決定方法を用いて、縮小画像に含まれる階調値を決定する。
また、本発明にかかる画像処理方法は、入力画像を縮小して縮小画像を生成する画像処理方法であって、入力画像の既定領域において出現する複数の色それぞれの出現頻度を評価して、色それぞれに対する評価値を生成し、色毎に生成された評価値に基づいて、縮小画像の少なくとも一部の階調値を決定する。
[プログラム]
また、本発明にかかるプログラムは、入力画像の既定領域に含まれる色の数と、既定の基準値C(Cは2以上の値)との大小関係を判定するステップと、判定結果に応じて、縮小画像を構成する階調値の決定方法を選択するステップと、選択された決定方法を用いて、縮小画像に含まれる階調値を決定するステップとをコンピュータに実行させる。
また、本発明にかかるプログラムは、入力画像を縮小して縮小画像を生成するコンピュータにおいて、入力画像で出現する複数の色それぞれの出現頻度を評価して、色それぞれに対する評価値を生成するステップと、色毎に生成された評価値に基づいて、縮小画像の少なくとも一部の階調値を決定するステップとを前記コンピュータに実行させる。
本発明の画像処理装置によれば、高画質な縮小画像を得ることができる。
まず、本発明の理解を助けるために、その背景及び概略を説明する。
近年の電子文書の広汎な流通により、一般的にデジタル画像を高品質に表示または印刷することが求められている。高品質に表示または印刷するためには、画像の画質改善技術が必要となるが、とりわけ、異なる解像度を持った出力機器に画像を高画質出力するための技術が重要となる。
例えば、ディスプレイ解像度75dpiの画像を600dpiプリンタ装置で出力する場合には、8倍の画像拡大が必要となる。
また、その逆に例えば600dpiでスキャンされた画像を75dpiのディスプレイで閲覧する場合には1/8倍の画像縮小が必要となる。
ところで、デジタル画像は、画像全体に渡って使用されている色数によって、分類をすることができる。例えば、デジタルカメラで撮影された画像は、多くの色数を含んでおり、連続階調画像に分類できる。連続階調画像には明確な定義はないが、簡易的には、画像中で使用されている色数が257色以上の画像と考えればよい。
また、例えばプリンタ装置やファックス装置で出力される画像の中には、白黒の2色しか使われていない画像があり、これは2値画像に分類できる。
更に、連続階調画像と2値画像の中間に位置するものとして、限定色画像がある。限定色画像にも明確な定義はないが、簡易的には、画像全体で使用されている色数が256色以下の画像と考えればよい。その意味では、2値画像は、限定色画像のうちで2色しか使われていない画像という見方ができ、限定色画像の特別な場合と言える。
また、限定色画像は、連続階調画像の色数を256色に減色して作成される画像(例えば自然画像を減色処理して得られる256色画像)と、もともとの色数が256色以下しかない画像(例えば、地図、地形図、GIS(地理情報システム)情報、CAD図面画像、コンピュータグラフィック画像)などに分類できる。
なお、例えば、RGBの連続階調画像を分版した画像や輝度成分のみに変換した画像は、いずれも256色以下の画像となるが、これらの画像は、限定色画像に含めずに、連続階調画像と見なされる。このようなことから、限定色画像の定義は、より厳密には、256色以下であり、自明でないカラーマップが付いている画像、ということができる。このようなことから、限定色画像は、カラーマップ付き画像、あるいはインデックスカラー画像、などと呼ぶこともある。
上述した、画像を高画質に拡大/縮小するという課題は、デジタル画像共通の課題である。
しかしながら、このように一般に使われているデジタル画像には幾つかの種類があり、画像の持つ性質が異なっているため、高画質に拡大/縮小する際には、それぞれの性質を捉えた処理方法が必要となる。
実際、画像の拡大処理については、連続階調画像、2値文字線画画像、限定色画像の高画質な拡大方法が、それぞれ本願発明者が先に出願した特開2003−283811号公報、特願2004−184114号、及び、特願2005−194051号に開示されている。これらの拡大方法は、高画質な拡大画像の生成を実現する。そしてこれらの発明のうち自然画と限定色画像とでは、個々の画像の特徴によってそれぞれ異なる処理を行っており、それぞれ高画質を達成できている。
次に、画像の縮小方法に目を向けてみると、連続階調画像の縮小方法としては、一般には各画素の(重み付き)平均値を縮小画素とする平均値縮小法が、画質の観点から優れている。実際、画像の縮小は、基本的に原画像の情報を減らす処理であり、拡大のような復元の要素が薄いため、一般には拡大処理よりも簡単な処理で行える。特に、連続階調画像は、前記したように自然画像などを対象としており、画像全面に渡って情報があるため、平均値縮小法や単純間引き法で、原画像の情報を全体に残して縮小を行うことができる。
また、平均値縮小法や単純間引き法は、処理が単純であり高速実行できる点も有利となっている。しかしその一方で、2値文字線画画像を含む限定色画像では、一般に画像全面に渡っての情報よりも、文字や線の部分に情報が集中しているため、平均値縮小法や単純間引き法による縮小処理を行った場合に、文字や線の部分の劣化が目立ちやすいという特徴がある。
実際に、限定色画像を平均値縮小法で縮小した場合、文字や線のぼけの問題が生じる。これは、例えば白地に黒文字が描かれているような画像を縮小した場合に、平均化処理により、中間調のグレー値が発生するためである。この効果は、画面上などでの閲覧時には、適度なアンチエイリアス効果となる場合もあるが、一般には縮小画像がぼけた印象となることは否めない。
また、単純間引き法で画像を縮小した場合には、ぼけが発生しない代わりに、線の消えが発生する、線の太さの均一性が失われる、などの問題が発生する。
なお、実際には、平均値縮小法を適用した場合においても、縮小処理後に2値化処理(ハーフトーン化処理)が行われると、ぼけた部分の値が0か1に振られた結果、線の消えが起こるため、平均値縮小法においても文字や線の消えの問題が出る。
このように、限定色画像に対する画像縮小処理においては、平均値縮小法や単純間引き法などを適用すると、文字や線の消え、ぼけ、線幅不均一が発生し、縮小画像の画質を劣化させる原因となる。
これらの問題を解決するための方法として、いくつかの方法が開示されている。例えば、特許文献1では、2値画像の原画像から線幅1の細線を検出し、細線を消失させることなく1/2に縮小する方法が開示されている。また、特許文献2では、2値画像に対して、水平方向、垂直方向、斜め方向に対して細線の有無を判定し、細線の色を出力する方法が開示されている。さらに、特許文献3では、2値画像に対して2×2を含む4×4ブロックに対して黒率が高ければ黒画素、白率が高ければ白画素を出力する方法が開示されている。
これらの方法は、前述した文字や線の消え、ぼけ、線幅不均一の問題を部分的に解決することができ、画質を向上することができるが、いずれも2値画像以外の限定色画像を処理することができないという問題がある。
以上述べたように、限定色画像に対する画像縮小処理において、文字や線の消え、ぼけ、線幅不均一などを発生させない高速で高画質な縮小方式が必要となっている。
そこで、本実施形態における画像処理装置は、縮小処理の対象が限定色画像であるか否かを判定し、限定色画像の縮小においては、文字や線の消え、ぼけ、線幅不均一がない縮小方法を適用して、高画質な縮小画像を高速に得ることを可能にする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を説明する。
まず、本実施形態における画像処理装置2のハードウェア構成を説明する。
図1は、本発明にかかる画像処理方法が適応される画像処理装置2のハードウェア構成を、制御装置20を中心に例示する図である。
図1に例示するように、画像処理装置2は、CPU202及びメモリ204などを含む制御装置20、通信装置22、HDD・CD装置などの記録装置24、並びに、LCD表示装置あるいはCRT表示装置及びキーボード・タッチパネルなどを含むユーザインターフェース装置(UI装置)26から構成される。
画像処理装置2は、例えば、画像処理プログラム5(後述)がインストールされた汎用コンピュータであり、通信装置22又は記録装置24などを介して画像データを取得し、取得された画像データを出力解像度に応じて縮小する。例えば、画像処理装置2は、プリンタ装置10に対して画像データを出力する場合には、600dpi又は2400dpiなどの解像度に変換し、UI装置26に対して画像データを出力する場合には、75dpiなどの解像度に変換する。
[画像処理プログラム]
図2は、制御装置20(図1)により実行され、本発明にかかる画像処理方法を実現する画像処理プログラム5の機能構成を例示する図である。
図2に例示するように、画像処理プログラム5は、画像入力部500、記憶部505、ブロック抽出部510、ベタ領域判定部515、色数反低部520、算出方法決定部525、ベタ領域計数部530、画素値決定部540、及び画像出力部590を有する。また、画素値決定部540は、平均値算出部545、画素値選択部550、及び単一値出力部570を含む。
なお、画像処理プログラム5の全部又は一部をASICなどのハードウェアで実現してもよい。
画像処理プログラム5において、画像入力部500は、通信装置22(図1)又は記憶装置24(図1)を介して、デジタル化された画像データ(入力画像)を入力し、記憶部505に出力する。
記憶部505は、画像入力部500から入力された入力画像の画像データ、画像処理後の画像データ、及び、画像処理に用いられる各種の途中演算結果又は処理パラメータなどを保持する。
ブロック抽出部510(領域設定手段)は、入力画像から、既定サイズの注目ブロック及び画像ブロックを抽出する。注目ブロックとは、画像処理(縮小処理)の対象となる画像領域であり、他の注目ブロックと重なりあわないように設定される。また、画像ブロックとは、注目ブロックを中心位置に含む画像領域であり、本例では、注目ブロックと、注目ブロックの周囲に隣接する画素群とが含まれた画像領域である。なお、互いに隣接する画像ブロック同士は、互いに重なり合う。
本例のブロック抽出部510は、2×2サイズの注目ブロックと、この注目ブロックを中心位置に含む4×4サイズの画像ブロックとを設定する。2×2サイズのブロックとは、互いに直交する方向(本例では、主走査方向及び副走査方向)が2画素で構成される矩形領域であり、4×4サイズのブロックとは、互いに直交する方向が4画素で構成される矩形領域である。
ベタ領域判定部515は、入力画像において、単一の画素値(階調値)のみを有する画像領域(以下、ベタ領域)を検出する。
本例のベタ領域判定部515は、ブロック抽出部510により抽出される注目ブロックが単一の画素値のみを有するか否か(すなわち、2×2の注目ブロックがベタ領域であるか否か)を判定し、判定結果をベタ領域計数部530に出力する。
色数判定部520(色数判定手段)は、入力画像の既定領域に含まれる色の数が基準値C以下であるか否かを判定する。既定領域とは、例えば、ブロック抽出部510により抽出された画像ブロック又は注目ブロック、入力画像を既定のサイズで分割した分割領域、あるいは、入力画像全体であり、本例では、画像ブロックである。また、基準値Cとは、2以上の値であり、例えば、既定領域に含まれる画素数に応じて設定される。例えば、2×2サイズの注目ブロック毎に色の数が判定される場合には、基準値Cは2であり、4×4サイズの画像ブロック毎に色の数が判定される場合には、基準値Cは、3又は4である。
また、色数判定部520は、カラー画像が複数の色成分(例えば、R成分、G成分、及びB成分)に分解された場合には、それぞれの色成分画像において出現する複数の階調値をそれぞれカウントする。例えば、色数判定部520は、既定領域の輝度成分又は明度成分の画像において(Y成分画像又はL成分画像において)、階調値0、階調値123、及び階調値255が出現する場合に、階調値の数3を色の数として、基準値Cと比較する。
本例の色数判定部520は、ブロック抽出部510により抽出された注目ブロックそれぞれについて、色の数を計数し、それぞれの注目ブロックに含まれる色の数が基準値C以下であるか否かを判定し、判定結果を算出方法決定部525に出力する。
算出方法決定部525(選択手段)は、色数判定部520による判定結果に応じて、縮小画像を構成する画素値(階調値)の決定方法(算出方法)を選択し、選択された決定方法を画素値決定部540に通知する。画素値の決定方法には、例えば、平均値縮小法、及び、単純間引き法に加えて、注目ブロックに含まれる色の中から、適用すべき色を選択する画素値選択法などが含まれる。
本例の算出方法決定部525は、色数判定部520により注目ブロックに含まれる色の数が基準値Cよりも大きいと判定された場合には、平均値縮小法を選択し、色数判定部520により注目ブロックに含まれる色の数が2(すなわち、既定の基準値C以下)であると判定された場合に、画素値選択法を選択し、色数判定部520により注目ブロックに含まれる色の数が1であると判定された場合に、注目ブロックに含まれる単一の色をそのまま適用する単純適用法(単純間引き法)を選択する。
ベタ領域計数部530(ベタ領域計数手段、頻度評価手段)は、入力画像で出現する複数の色それぞれの出現頻度を評価して、それぞれの色に対する評価値を生成する。ここで、出現頻度の評価値とは、それぞれの色が出現する頻度に関する評価値であり、例えば、既定サイズの単色領域の出現回数、又は、それぞれの色を有する画素の数などである。
本例のベタ領域計数部530は、単一の色からなる2×2サイズの画像領域(単色領域)を色毎に計数し、色毎の計数値を出現頻度の評価値とする。すなわち、本例のベタ領域計数部530は、ベタ領域判定部515によりベタ領域として判定された注目ブロックの数を、色毎にカウントする。
画素値決定部540(階調値決定手段)は、算出方法決定部525により選択された決定方法を用いて、縮小画像の画素値を決定する。
本例の画素値決定部540は、平均値算出部545、画素値選択部550及び単一値出力部570を含み、注目ブロックに含まれる色の数が基準値Cよりも大きい場合には、平均値算出部545が、平均値縮小法を用いて、この注目ブロックに対応する縮小画素の画素値を算出し、注目ブロックに含まれる色の数が2(すなわち、既定の基準値C以下)である場合に、画素値選択部550が、画素値選択法を用いて、この注目ブロックに対応する縮小画素の画素値を、注目ブロックに含まれる画素値の中から選択し、注目ブロックに含まれる色の数が1である場合に、単一値出力部570が、単純適用法を用いて、注目ブロックに含まれる単一の色を、そのまま縮小画素の色として適用する。
平均値算出部545は、注目ブロックに含まれる画素の平均画素値を算出し、算出された平均画素値を、縮小画素の画素値として出力する。
画素値選択部550は、注目ブロックに含まれる複数の画素の画素値の中から、1つの画素値を選択し、選択された画素値を、縮小画素の画素値として出力する。
単一値出力部570は、注目ブロックに含まれる単一の画素値を、そのまま縮小画素の画素値として出力する。
画像出力部590は、画素値決定部540により決定された縮小画素の画素値を、縮小画像の画像データとして、プリンタ装置10(図1)等に出力する。
図3は、図2に示された画素値選択部550の機能をより詳細に説明する図である。
図3に例示するように、画素値選択部550は、最大最小選択部552、色属性決定部554、特定パターン判定部556、閾値設定部558、閾値比較部560、起点パターン登録部562、既定情報記憶部564、及び終点パターン判定部566を含む。
画素値選択部550において、最大最小選択部552は、注目ブロックに含まれる画素の画素値から、最大画素値CMAX、及び、最小画素値CMINを選択し、選択された最大画素値CMAX及び最小画素値CMINを色属性決定部554に出力する。
色属性決定部554は、注目ブロックに含まれる最大画素値CMAX及び最小画素値CMINそれぞれが背景色CBであるか前景色CFであるかを判定する。
より具体的には、色属性決定部554は、ベタ領域計数部530により色毎にカウントされたベタ領域の出現回数に基づいて、最大画素値CMAX及び最小画素値CMINのいずれか一方を背景色CBとし、いずれか他方を前景色CFとする。
本例の色属性決定部554は、最大画素値CMAXに対応する出現回数と、最小画素値CMINに対応する出現回数とを比較して、出現回数がより少ない方の画素値を前景色CFと判定し、出現回数がより多い方の画素値を背景色CBと判定し、判定結果を閾値設定部558に出力する。すなわち、入力画像において、同一の画素値を有する2×2サイズの画像領域(すなわち、同一画素値のベタ領域)が多数出現する場合には、この画素値が背景色である可能性が高く、本例の色属性決定部554は、最大画素値CMAX及び最小画素値CMINそれぞれのベタ領域が出現する回数を比較して、最大画素値CMAX及び最小画素値CMINそれぞれを背景色と前景色とに分類する。
特定パターン判定部556(パターン判定手段)は、画像ブロックにおける階調変化のパターンと、既定の特定パターンとを比較して、この画像ブロックに含まれる注目ブロックが細線又は端点であるかどうかを判定し、細線又は端点の有無を閾値設定部558に出力する。ここで、特定パターンとは、細線又は端点を検出するための階調変化パターンであり、予め複数用意されている。
本例の特定パターン判定部556は、いずれかの特定パターンに対応する階調変化パターンが画像ブロックに含まれている場合に、細線又は端点が存在するものと判定し、いずれの特定パターンに対応する階調変化パターンが画像ブロックに含まれていない場合に、細線及び端点が存在しないものと判定する。
閾値設定部558は、色属性決定部554から入力された判定結果(すなわち、背景色の画素値、及び、前景色の画素値)と、判定パターン判定部556から入力された判定結果(細線又は端点の有無)とに応じて、縮小画素の画素値を決定するための閾値THを算出する。
より具体的には、閾値設定部558は、判定パターン判定部556により細線又は端点が存在すると判定された場合(すなわち、画像ブロックに特定パターンが存在する場合)に、第1の閾値THを算出し、細線及び端点が存在しないと判定された場合(すなわち、画像ブロックに特定パターンが存在しない場合)に、第1の閾値THとは異なる第2の閾値THを算出する。
本例の第1の閾値THは、以下の数式により算出される。なお、CBは、注目ブロックにおける背景色の画素値であり、CFは、注目ブロックにおける前景色の画素値である。
TH=(CB×4+CF)/5
同様に、第2の閾値THは、以下の数式により算出される。
TH=(CB×2+CF)/3
閾値比較部560は、閾値設定部558により算出された閾値THと、注目ブロックの平均画素値Vとを比較して、縮小画素の画素値として選択すべき画素値を選択する。
本例の閾値比較部560は、平均画素値Vが閾値THよりも小さい場合に、最小画素値CMINを縮小画素の画素値として選択し、平均画素値Vが閾値THよりも大きい場合に、最大画素値CMAXを縮小画素の画素値として選択する。
起点パターン登録部562は、線幅保存処理が必要な画像要素の一方の端部(以下、処理順の上流側を起点という)を検出し、起点が検出された場合に、その旨を起点情報記憶部564に登録する。線幅保存処理とは、縮小前に同一の線幅を有する複数の細線を、縮小後にも互いに同一の線幅となるように調整する処理である。
本例の起点パターン登録部562は、画素の配列方向(すなわち、主走査方向及び副走査方向)に対して平行な端部(すなわち、主走査方向の端部及び副走査方向の端部)を検出し、検出された端部の種類(主走査方向の起点、又は、副走査方向の起点)を起点情報記憶部564に登録する。
起点情報記憶部564は、起点パターン登録部562により登録された起点情報(主走査方向の起点、及び、副走査方向の起点の有無を示す情報)を記憶する。
また、本例の起点情報記憶部564は、線幅保存処理がなされた場合、又は、画素の配列方向と平行でない端部が検出された場合に、記憶している起点情報を削除する。
なお、本例では、主走査方向に1ライン処理して副走査方向に1つ進める処理順で縮小処理を行うため、主走査方向の起点の有無を示す起点情報に対して、1ライン分のメモリが必要になる。これは、起点情報記憶部564が、主走査方向に配列された画素それぞれに対して起点の有無を記憶する必要があるからである。また、副走査方向の起点の有無を示す起点情報に対して、1画素分のメモリが必要になる。これは、常に、直前に処理した副走査方向の起点情報のみが対象となるからである。
終点パターン判定部566は、線幅保存処理が必要な画像要素の他方の端部(以下、処理順の下流側を終点という)を検出し、終点が検出された場合に、検出された終点に対応する起点が起点情報記憶部564に登録されているか否かを判断し、終点に対応する起点が登録されている場合に、線幅保存処理を行うよう決定する。
本例の終点パターン判定部566は、主走査方向の終点又は副走査方向の終点を検出し、いずれかの終点が検出された場合に、対応する起点(すなわち、主走査方向の端部及び副走査方向の端部)が起点情報記憶部564に登録されているか否かを判断し、登録されている場合に、第2の閾値THを再計算するよう閾値設定部558に指示する。閾値比較部560は、終点パターン判定部566の指示により再計算された第2の閾値THを適用して、細線の終点における縮小画素の画素値を選択することにより、線幅保存処理を実現する。
図4は、ブロック抽出部510(図2)により設定される注目ブロック及び画像ブロックを例示する図である。
図4に例示するように、ブロック抽出部510は、入力画像において、主走査方向に2画素、副走査方向に2画素を有する注目ブロックと、この注目ブロックを中心位置に含む画像ブロックとを設定する。注目ブロックは、入力画像の最上端の左側から、主走査方向に順に設定される。また、順に設定される複数の注目ブロックは、互いに隣接して重なり合うことはない。
ブロック抽出部510は、入力画像の右端まで注目ブロックを設定すると、副走査方向に2画素分移動して、左端から注目ブロックを設定していく。
図5(A)は、算出方法決定部525(図2)により選択される縮小法(縮小画素値の決定方法)を例示し、図5(B)は、ベタ領域計数部530(図2)により計数される計数値を例示する図である。
図5(A)に例示するように、本例の算出方法決定部525は、入力画像の既定領域に含まれる色の数と、それぞれの色の数で適用される決定方法とを予め対応付けておく。本例では、色数1に対して、単一値出力部570による単純適用法が対応付けられており、2以上基準値C以下の色数に対して、画素値選択部550による画素値選択法が対応付けられており、基準値Cよりも多い色数に対して、平均値算出部545による平均値縮小法が対応付けられている。
図5(B)に例示するように、本例のベタ領域計数部530は、それぞれの階調値のみを含む注目ブロックの出現回数(カウント値)を、それぞれの階調値に対応付けて記憶している。なお、本例では、カラー画像が分版されて、それぞれの色成分画像毎に縮小処理されるために、ベタ領域の出現回数(カウント値)が階調値毎に計数されているが、カラー画像を分版せずにそのまま縮小処理する場合には、ベタ領域の出現回数を、色毎(すなわち、複数の色成分それぞれの階調値の組合せ毎)に計数してもよい。
図6は、特定パターン判定部556(図3)により判定される特定パターンを例示する図であり、図6(A)は、注目ブロック及び画像ブロックに含まれる画素の位置を例示し、図6(B)は、複数の細線端点パターン(特定パターン)を例示する。
図6(A)に例示するように、注目ブロック及び画像ブロックに含まれる画素を特定した場合に、特定パターン判定部556は、画像ブロックに含まれる画素の画素値と、図6(B)に例示する細線端点パターンとを比較して、いずれかの細線端点パターンが画像ブロックに含まれているか否かを判断する。
なお、図6(B)において、「A」及び「B」は、互いに異なる色又は画素値を示す。すなわち、細線端点パターンAは、画像ブロックに含まれる画素X1、画素X2、画素X3及び画素Y6が同一の画素値であり、画素X4が画素X1等と異なる画素値を有することを意味する。同様に、細線端点パターンBは、画像ブロックに含まれる画素X1、画素X2、画素X3及び画素Y7が同一の画素値であり、画素X4が画素X1等と異なる画素値であることを意味し、細線端点パターンCは、画像ブロックに含まれる画素X1、画素X3、画素X4及び画素Y5が同一の画素値であり、画素X2が画素X1等と異なる画素値であることを意味し、細線端点パターンDは、画像ブロックに含まれる画素X1、画素X3、画素X4及び画素Y4が同一の画素値であり、画素X2が画素X1等と異なる画素値であることを意味する。
図7(A)は、起点パターン登録部562により検出される起点を例示し、図7(B)は、終点パターン判定部566により検出される終点を例示し、図7(C)は、終点パターン判定部566による判定結果を例示する図である。
図7(A)に例示するように、起点パターン登録部562は、主走査方向の起点に相当する線左端パターンを、注目ブロック内で検出する。線左端パターンは、注目ブロックの左側(すなわち、主走査方向上流側)の2画素が背景色CBの画素値であり、注目ブロックの右側(すなわち、主走査方向下流側)の2画素が前景色CFである。すなわち、起点パターン登録部562は、図7(A)に例示された線左端パターンを用いて、副走査方向に長軸を有する細線の左端を検出する。なお、起点パターン登録部562は、色属性決定部554による決定に基づいて、注目ブロックに含まれる画素の画素値それぞれが、前景色CFであるか背景色CBであるかを判別する。
同様に、起点パターン登録部562は、副走査方向の起点に相当する線上端パターンを、注目ブロック内で検出する。線上端パターンは、注目ブロックの上側(すなわち、副走査方向上流側)の2画素が背景色CBの画素値であり、注目ブロックの下側(すなわち、副走査方向下流側)の2画素が前景色CFである。すなわち、起点パターン登録部562は、図7(A)に例示された線上端パターンを用いて、主走査方向に長軸を有する細線の上端を検出する。
また、図7(B)に例示するように、終点パターン判定部566は、主走査方向の終点に相当する線右端パターンを、注目ブロック内で検出する。線右端パターンは、注目ブロックの左側(すなわち、主走査方向上流側)の2画素が前景色CFの画素値であり、注目ブロックの右側(すなわち、主走査方向下流側)の2画素が背景色CBである。すなわち、終点パターン判定部566は、図7(B)に例示された線右端パターンを用いて、副走査方向に長軸を有する細線の右端を検出する。なお、終点パターン判定部566も、色属性決定部554による決定に基づいて、注目ブロックに含まれる画素の画素値それぞれが、前景色CFであるか背景色CBであるかを判別する。
同様に、終点パターン判定部566は、副走査方向の終点に相当する線下端パターンを、注目ブロック内で検出する。線下端パターンは、注目ブロックの上側(すなわち、副走査方向上流側)の2画素が前景色CFの画素値であり、注目ブロックの下側(すなわち、副走査方向下流側)の2画素が背景色CBである。すなわち、終点パターン判定部566は、図7(B)に例示された線下端パターンを用いて、主走査方向に長軸を有する細線の下端を検出する。
終点パターン判定部566は、起点パターン登録部562により起点(線左端パターン又は線上端パターン)が注目ブロックで検出された後に、次の注目ブロックで、対応する終点(線右端パターン又は線下端パターン)が検出した場合に、図7(C)に例示するように、線幅保存処理を行うよう閾値設定部558に指示する。
[動作]
次に、画像処理プログラム5(図2)の動作を説明する。
図8は、画像処理プログラム5による画像処理(S10)の動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、最大256階調値を持った原画像を1/2サイズに縮小する場合を具体例として説明する。従って、カラーRGB画像は、R面、G面及びB面に分版してそれぞれ本実施例を適用すればよく、CMYK画像も4版に分けて適用すればよい。また、256階調値自体は本質的ではなく、任意のn階調値の画像に適用することができる。
ステップ100(S100)において、記憶部510(図2)は、画像処理を開始する前の準備として、メモリ204(図1)内にメモリ領域を確保して、0で初期化する。また、記憶部510は、ベタ領域計数部530がベタ領域の出現回数をカウントするためのカウンタ、及び、起点情報記憶部564が起点情報を記憶する記憶領域も初期化する。
画像入力部500は、通信装置22(図1)又は記録装置24(図1)等を介して、入力画像を取得し、取得された入力画像の画像データを記憶部510に出力する。
ブロック抽出部510は、入力画像において、図4に例示した注目ブロック及び画像ブロックを設定する。
ステップ110(S110)において、ベタ領域判定部515は、2×2サイズの注目ブロックに含まれる4画素が全て同一の画素値であるかどうかを判定する。
画像処理プログラム5は、注目ブロックに含まれる4画素が全て同一の画素値である場合(すなわち、注目ブロックがベタ領域である場合)に、S120の処理に移行し、注目ブロックに含まれる4画素が2種類以上の画素値を有する場合(すなわち、注目ブロックがベタ領域でない場合)に、S140の処理に移行する。
ステップ120(S120)において、ベタ領域計数部530(図2)は、注目ブロックに含まれる画素値に対応するカウンタの値を1増加させる。
ステップ130(S130)において、単一値出力部570は、注目ブロックに含まれる単一の画素値を、そのまま縮小画素の画素値として出力する。
ステップ140(S140)において、平均値算出部545は、注目ブロックに含まれる4画素の平均画素値Vを算出する。
ステップ150(S150)において、色数判定部520(図2)は、画像ブロックに含まれる色の数(すなわち、画素値の種類数)をカウントし、画像ブロックに含まれる色数(画素値の種類数)が基準値C以下であるか否かを判定する。なお、色数判定部520は、4×4ブロックを参照してゆく過程で、全ての画素値を参照し終えなくても、途中でC色よりも多い色数を検出した時点で判定してよい。
画像処理プログラム5は、画像ブロックに含まれる色数(画素値の種類数)が基準値C以下である場合に、S20の処理に移行し、画像ブロックに含まれる色数が基準値Cよりも大きい場合に、S160の処理に移行する。
ステップ20(S20)において、画素値選択部550は、注目ブロックに含まれる4画素の画素値の中から、1つの画素値を選択し、選択された画素値を縮小画素の画素値として出力する。
すなわち、本例の画像処理プログラム5は、画像ブロックに含まれる色の数が基準値C以下である場合に、この画像ブロックに含まれる注目ブロックが、限定色画像に近い特性を有すると判定して、画素値選択法を適用して、文字画像又は線画像のぼけを防止する。
ステップ160(S160)において、平均値算出部545は、注目ブロックについて算出された平均画素値を縮小画素の画素値として出力する。
すなわち、本例の画像処理プログラム5は、画像ブロックに含まれる色の数が基準値Cより大きい場合に、この画像ブロックに含まれる注目ブロックが、自然画像に近い特性を有すると判定して、平均値縮小法を適用する。
ステップ170(S170)において、画像処理プログラム5は、全ての注目ブロックについて処理を行ったか否かを判定し、全ての注目ブロックについて処理が終了した場合に、画像出力部590に縮小画素の画素値をまとめて縮小画像の画像データとして外部に出力させ、未処理の注目ブロックが存在する場合に、ブロック抽出部510に次の注目ブロック及び画像ブロックを設定させて、S110の処理に戻る。
図9は、図8に示された画素値選択処理(S20)のフローチャートである。
図9に示すように、ステップ200(S200)において、画素値選択部550の最大最小選択部552(図3)は、注目ブロックに含まれる画素の画素値から、最大画素値CMAX及び最小画素値CMINを選択する。なお、この処理が行われる段階では、注目ブロックが単一色の場合(ベタ領域の場合)を既に上位(図8のS110、S120及びS130)で処理しているため、必ず最大画素値CMAXが最小画素値CMINと一致することはない。また、説明の便宜上、このような順序にしているが、例えば、処理の高速化のために、注目ブロックの最大画素値CMAX及び最小画素値CMINを計算しつつ、画像ブロックの色数を計数するよう構成にしてもよい。
なお、最大画素値CMAX及び最小画素値CMINは、いずれも入力画像の注目ブロックに実在する色であり、以下の処理において、いずれかが縮小画素の画素値として選択される。そのため、縮小画素の画素値は、入力画像の色を忠実に再現し、ぼけの発生が抑制される。
ステップ202(S202)において、色属性決定部554は、注目ブロックの最大画素値CMAX及び最小画素値CMINがそれぞれ背景色CBであるか前景色CFであるかを判定する。すなわち、色属性決定部554は、ベタ領域計数部530(図2)のカウンタを参照して、最大画素値CMAXに対応するカウント値(すなわち、この最大画素値と同一の画素値を有するベタ領域の出現回数)と、最小画素値CMINに対応するカウント値(すなわち、この最小画素値と同一の画素値を有するベタ領域の出現回数)とを比較して、より少ないカウント値を持っている方(最大画素値CMAX又は最小画素値CMIN)を前景色CFと置き、より大きなカウント値を持っている方(最大画素値CMAX又は最小画素値CMIN)を背景色CBと置く。
ステップ204(S204)において、特定パターン判定部556は、注目ブロックが細線又は端点であるかどうかを判定する。具体的には、特定パターン判定部556は、画像ブロックが図6(B)に例示したいずれかの細線端点パターンと一致するかどうか判定し、一致する場合に、注目ブロックが細線又は端点であると判定し、いずれも一致しない場合に、注目ブロックが細線及び端点のいずれでもないと判定する。
画像処理プログラム5は、注目ブロックが細線又は端点であると判定された場合に、S206の処理に移行し、注目ブロックが細線及び端点のいずれでもないと判定された場合に、S208の処理に移行する。
ステップ206(S206)において、閾値設定部558(図3)は、色属性決定部554により背景色CBであると判定された画素値(最大画素値又は最小画素値の一方)と、前景色CFであると判定された画素値(最大画素値又は最小画素値の他方)とを用いて、第1の閾値TH(TH=(CB×4+CF)/5)を算出する。
ステップ208(S208)において、閾値設定部558は、色属性決定部554により背景色CBであると判定された画素値と前景色CFであると判定された画素値とを用いて、第2の閾値TH(TH=(CB×2+CF)/3)を算出する。
ステップ210(S210)において、画素値選択部550(起点パターン登録部562及び終点パターン判定部566)は、注目ブロックが水平線(主走査方向に長軸を有する細線の端部)又は垂直線(副走査方向に長軸を有する細線の端部)の一部であるか否かを判定する。
画像処理プログラム5は、注目ブロックが水平線の一部である場合に、S212の処理に移行し、注目ブロックが垂直線の一部である場合に、S222の処理に移行し、注目ブロックが水平線の一部でも垂直線の一部でもない場合に、S232の処理に移行する。
ステップ212(S212)において、起点パターン登録部562は、注目ブロックに線上端パターン(図7(A))が含まれているか否かを判定し、含まれている場合に、S214の処理に移行し、含まれていない場合に、S216の処理に移行する。
ステップ214(S214)において、起点パターン登録部562は、線上端が検出された旨を起点情報登録部564に登録する。
ステップ216(S216)において、終点パターン判定部566は、起点情報登録部564に線上端が検出された旨が登録されているか否かを判定し、登録されている場合に、S218の処理に移行し、登録されていない場合に、S234の処理に移行する。
ステップ218(S218)において、終点パターン判定部566は、線上端が検出された旨を起点情報記憶部564から削除する。
ステップ220(S220)において、終点パターン判定部566は、第2の閾値THを再計算するよう閾値設定部558に指示する。閾値設定部558は、終点パターン判定部566からの指示に応じて、第2の閾値THを再計算する。
すなわち、終点パターン判定部566は、注目ブロックが線下端パターン(図7(B))に相当し、かつ、線上端が検出された旨が起点情報登録部564に登録されている場合に限り、第2の閾値TH(TH=(CB×2+CF)/3)を再計算させて、第2の閾値THを適用させる。
ステップ222(S222)において、起点パターン登録部562は、注目ブロックに線左端パターン(図7(A))が含まれているか否かを判定し、含まれている場合に、S224の処理に移行し、含まれていない場合に、S226の処理に移行する。
ステップ224(S224)において、起点パターン登録部562は、線左端が検出された旨を起点情報登録部564に登録する。
ステップ226(S226)において、終点パターン判定部566は、起点情報登録部564に線左端が検出された旨が登録されているか否かを判定し、登録されている場合に、S228の処理に移行し、登録されていない場合に、S234の処理に移行する。
ステップ228(S228)において、終点パターン判定部566は、線左端が検出された旨を起点情報記憶部564から削除する。
ステップ230(S230)において、終点パターン判定部566は、第2の閾値THを再計算するよう閾値設定部558に指示する。閾値設定部558は、終点パターン判定部566からの指示に応じて、第2の閾値THを再計算する。
すなわち、終点パターン判定部566は、注目ブロックが線右端パターン(図7(B))に相当し、かつ、線上端が検出された旨が起点情報登録部564に登録されている場合に限り、第2の閾値TH(TH=(CB×2+CF)/3)を再計算させて、第2の閾値THを適用させる。
ステップ232(S232)において、画素値選択部550(起点パターン登録部562又は終点パターン判定部566)は、注目ブロックが水平線の一部でも垂直線の一部でもない場合には、起点情報記憶部564に記憶されている情報を初期化する。
ステップ234(S234)において、閾値比較部560は、閾値設定部558により設定された閾値(第1の閾値TH又は第2の閾値TH)と、平均値算出部545(図2)により算出された平均画素値Vとを比較して、最大画素値CMAX又は最小画素値CMINを縮小画素の画素値として選択する。
具体的には、閾値比較部560は、平均画素値Vが閾値THよりも小さい場合に、最小画素値CMINを、この注目ブロックに対応する縮小画素の画素値として出力し、平均画素値Vが閾値THよりも大きい場合に、最大画素値CMAXを、この注目ブロックに対応する縮小画素の画素値として出力する。なお、ここで、平均画素値Vが閾値THと一致することはない。これは、背景色CBと前景色CFに重みをつけて閾値THを設定しているためである。
なお、上記画素値選択処理(S20)における線幅保存処理(S210〜S232)の考え方は、縮小後の線幅を揃えるために導入されたものであり、簡単に言えば、水平方向や垂直方向の線で、線の一方の端部を処理したときにそのことを記憶しておき、線のもう一方の端部が処理対象となったときに、その記憶状態に応じて出力値をコントロールするためのものである。この概念によって、各線の線幅を知らなくても、縮小後の線幅を揃えることができる。
以上説明したように、本実施形態における画像処理装置2は、ベタ領域の出現頻度に応じて、前景色で構成された細線部分を抽出し、縮小後にもこの細線部分を構成する画素(色)を保存するようにしている。例えば、放射状の細線が集まって来るような部分では、2×2ブロック(注目ブロック)だけでは細線色を判定するのが難しく、誤判定の結果、線消失につながる場合があった。本実施形態で説明した方法を適用すると、このような部位に対しても、より適切に細線色判定を行うことができ、線消失を防ぐことができる。なお、一般には線の消えを防止するためには、線全体が太くなるようにすればよいが、文字が全体に太くなると入力画像(元の画像)の情報を忠実に再現することができない。そこで、特に消えが目立つ細線についてのみ例外的に線が太め(消えない程度)になるように縮小する。
また、本画像処理装置2は、入力画像の既定領域(本例では画像ブロック)に含まれる色数に応じて、自然画像部分であるか限定色画像部分であるかを判定し、限定色画像部分に対して、ぼけの防止のために、縮小画素値に平均値縮小のような中間色が現れないように、画素値選択法を適用している。つまり、限定色画像部分の縮小画像は、局所的な注目ブロックに存在する画素値のみを使用して構成される。これによって、原画像(入力画像)と縮小画像で使用される色(濃度)が一致するため、ぼけの問題が解消される。
また、本画像処理装置2は、水平方向及び垂直方向の細線に対して線幅保存処理を施すことにより、縮小画像における線幅の不均一を解消している。
線幅不均一の解消について説明する。
線幅不均一とは、例えば入力画像において線幅2であった線が、縮小画像において線幅が1になる場合と2になる場合があることを意味している。例えば、「書」の文字には、横方向に平行な線が8本あるが、文字のバランスとして、どの線の幅も等しいのが普通である。ところが、線幅不均一性を持つ縮小方式で縮小すると、8本全ての線幅を揃えることができず、文字としてのバランスが悪くなり、視認性低下につながる。
このような線幅不均一の問題は、単純間引き法などを適用した場合に顕著である。
そこで、本画像処理装置2は、線幅不均一の解消のために、入力画像において線幅Lであった線を、1/2縮小後に線幅(切り上げ)(L/2)となるようにしている。例えば、線幅1及び2の線は、1/2に縮小されると、線幅1の線となり、線幅3及び4の線は、1/2に縮小されると、線幅2の線となり、線幅5及び6の線は、1/2に縮小されると、線幅3の線となる。
一方、単純間引き法を適用した場合に、処理対象のブロックと、線との位相によって、線幅1の線が、線幅1になったり、線幅0になったりし、線幅3の線が、線幅1になったり、線幅2になったりする。
本画像処理装置2は、水平な線を対象とする場合に、線上端部分の注目ブロック(2×2サイズ)が全て背景色であって、線下端部分の注目ブロック(2×2サイズ)の上2画素が前景色で下2画素が背景色ならば、縮小画素値として前景色を出力し、線上端部分の注目ブロックの上2画素が背景色で下2画素が前景色であって、線下端部分の注目ブロックの上2画素が前景色で下2画素が背景色ならば、縮小画素値として背景色を出力することにより、線幅保存処理を実現している。また、画像処理装置2は、垂直な線を対象とする場合も、線左端部分の状態(図7(A)の線左端パターンと一致するか否か)と、線右端部分の状態(図7(B)の線右端パターンと一致するか否か)とに基づいて、前景色又は背景色を縮小画素値として選択することにより、線幅保存を実現する。
なお、本例では、線幅保存処理(線幅不均一の解消)は、水平線及び垂直線のみ(主走査方向の線及び副走査方向の線のみ)に対して行い、斜め方向の線を対象としていないが、これは、斜め方向の線幅の変動が視覚的に目立ちにくいという点と、機械的に処理しても大きな線幅の変動が発生しないことによる。
また、本実施形態において、初めにベタ領域であるかどうかを判定し、その後で自然画部であるか文字線画部であるかを判定する処理順序、及び、文字線画部において線幅の抽出を行わずに線幅を揃える処理方法、これらのいずれもが処理を高速化することにも効果を出しており、本画像処理装置2は、従来の平均値縮小法と比べても、大きな速度低下を起こさずに画像縮小処理を行うことができる。
このように、文字や線の消え、ぼけ、線幅不均一の3つの問題点を解決するために、本画像処理装置2は、いくつかの特別処理を置いているが、その他の部位については、機械的な処理で処理を行うことができる。ここで機械的というのは、決定論的に定まるという意味であり、例えばパターンマッチによる方法でもよい。本実施形態では、パターンマッチではなく、閾値との比較によって、背景値もしくは前景値に振る、という処理を採用している。この方法を使用すると、パターンマッチ処理が不要になり、さらに、上述した3つの問題点を解決する際の特別処理時に特別に閾値を変化させるようにしておき、それ以外の部分はデフォルトの閾値を使用することができ、縮小画像の画素値を決定する部分を共有できる。
[変形例]
次に、第1の実施形態の変形例を説明する。
図10は、第2の画像処理プログラム52の機能構成を例示する図である。なお、本図に示された各構成のうち、図2に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図10に例示するように、第2の画像処理プログラム52は、図2に示された画像処理プログラム5に、例外処理部580を追加した構成をとる。
例外処理部580は、入力画像において線幅の異なる複数の線が一端の辺で共通する場合に、例外的に既に処理された方の線幅に合わせるように補正する。
図11は、例外処理部580による補正処理を説明する図である。
第1の実施形態をそのまま適用して、図11(A)に例示する入力画像を1/2に縮小すると、図11(B)に例示するように、線の下端が揃わなくなる場合がある。
これは、図11(A)に例示する入力画像には、線幅5の水平線と、線幅30の水平線とが互いに結合されており、これらの水平線の下端が共通している。
このような入力画像は、第1の実施形態をそのまま適用すると、それぞれの線幅を(切り上げ)(5/2)=3、(切り上げ)(30/2)=15に揃えられた結果、縮小画像において、図11(B)に例示するように、線の下端部分がずれてしまう。
漢字などでこのような部分が生じると、見た目の画質劣化につながる。
そこで、例外処理部580は、このような異なる線幅だが、線の片側が共通であるような場合には、例外的に既に処理された方の線幅に合わせるように補正する。つまり、例外処理部580は、本来線幅15であるべきところを、既に処理された部分にあわせ、図11(C)に例示するように、線幅16に補正してしまう。この補正処理によって、線幅保存処理が行われても、線の片側のずれを起こさないようにすることができる。
なお、この例外処理も、実際には線幅を知る必要がなく、該当ブロックの処理を行っているときに、それ以前に線幅保存処理を行った部分があったかどうかによって判別することができる。つまり、図11に示したような不具合が起こるのは、線幅保存処理を適用して線幅を調整した部分だけであり、例外処理部580は、そのときに合わせて例外処理を行えばよい。
また、上記実施形態では、入力画像を1/2に縮小する形態を具体例として説明したが、本画像処理装置2は、この実施形態で説明した画像処理(S10)を、縮小された画像を入力画像として再帰的にn回繰り返せば、1/2^n縮小を行うことができる。
更に、画像処理装置2は、任意q倍(q<1)縮小に関しても、q倍に最も近い1/2^n倍縮小画像から縮小や拡大を行ってq倍画像を得ることができ、入力画像から直接q倍縮小画像を得る場合よりも細線消えのない縮小画像を得ることができる。
[第2実施形態]
次に、第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、細線消えの防止、ぼけの抑制、及び線幅の保存を実現する形態を説明したが、第2の実施形態では、細線消えの防止に特化した形態を説明する。
図12は、第2の画素値選択部650の機能構成を例示する図である。
図12に例示するように、第2の画素値選択部650は、特定パターン判定部652、色属性決定部654、パターン色数判定部656、出力画素選択部658及び平均画素値算出部670を有する。
なお、第2の実施形態における画像処理プログラムは、図2に示された画像処理プログラム5において、第1の画素値選択部550を、第2の画素値選択部650(図12)で置換した構成をとる。
画素値選択部650において、特定パターン判定部652は、画像ブロックにおける階調変化のパターンと、既定の特定パターンとを比較して、この画像ブロックに含まれる注目ブロックにおいて、細線の候補画素を検出し、候補画素の画素値を色属性決定部654及びパターン色数判定部656に出力する。本例において、特定パターンとは、細線を検出するための階調変化パターンであり、予め複数用意されている。
本例の特定パターン判定部652は、いずれかの特定パターンに対応する階調変化パターンが画像ブロックに含まれている場合に、この特定パターンに対応する画素値B、画素値C、及び画素値A(いずれも図13で後述)を、それぞれ候補画素の画素値、第1の非候補画素の画素値、及び第2の非候補画素の画素値として、色属性決定部654及びパターン色数判定部656に出力する。なお、後述するように、各画素値Aは画素値Bと異なる値であり、画素値Bは画素値Cと異なる値である。
色属性決定部654は、注目ブロックに含まれる候補画素が前景色CFであるか否かを判定し、判定結果を出力画素選択部658に出力する。
より具体的には、色属性決定部654は、ベタ領域計数部530(図2)により色毎にカウントされたベタ領域の出現回数に基づいて、特定パターン判定部652により検出された候補画素の画素値が背景色CBであるか前景色CFであるかを決定する。
本例の色属性決定部654は、候補画素の画素値Bに対応する出現回数と、第1の非候補画素の画素値Cに対応する出現回数とを比較して、画素値Bに対応する出現回数が画素値Cに対応する出現回数よりも少ない場合に、この候補画素の画素値Bを前景色CFであると判定する。
パターン色数判定部656は、注目ブロックに含まれる候補画素が三色文字の一部であるか否かを判定し、判定結果を出力画素選択部658に出力する。
より具体的には、パターン色数判定部656は、特定パターン判定部652により画像ブロックで検出された特定パターンに含まれる色数を判定し、判定結果を出力画素選択部658に出力する。
本例のパターン色数判定部656は、第1の非候補画素の画素値Cと、第2の非候補画素の画素値Aとを比較して、画素値Cと画素値Aとが一致しない場合に、その旨(すなわち、3色存在する旨)を出力画素選択部658に出力し、画素値Cと画素値Aとが一致する場合に、その旨(すなわち、2色存在する旨)を出力画素選択部658に出力する。
出力画素選択部658は、特定パターン判定部652による判定結果、色属性決定部654により判定結果、及び、パターン色数判定部656の判定結果に基づいて、縮小画素の画素値として出力すべき画素を注目ブロックから選択する。
本例の出力画素選択部658は、特定パターン判定部652により特定パターンが存在すると判定され、かつ、色属性決定部654により候補画素の画素値Bが前景色CFであると判定された場合に、この画素値Bを縮小画素の画素値として選択する。
また、出力画素選択部658は、特定パターン判定部652により特定パターンが存在すると判定され、かつ、パターン色数判定部656により画素値Cと画素値Aとが一致しない(すなわち、3色存在する)と判定された場合に、候補画素の画素値Bを縮小画素の画素値として選択する。
また、出力画素選択部658は、特定パターン判定部652により特定パターンが存在しないと判定された場合、又は、色属性決定部654により候補画素の画素値Bが背景色CBであると判定され、かつ、パターン色数判定部656により画素値Cと画素値Aとが一致する(すなわち、2色存在する)と判定された場合に、平均画素値算出部670に平均画素値を縮小画素の画素値として出力するよう指示する。
平均画素値算出部670は、出力画素選択部658からの指示に応じて、注目ブロックに含まれる画素の平均画素値を算出し、算出された平均画素値を縮小画素の画素値として出力する。
図13は、特定パターン判定部652(図12)により判定される特定パターンを例示する図である。
特定パターン判定部652は、画像ブロックに含まれる画素の画素値と、図13に例示されている複数の細線パターンA’〜H’とを比較して、いずれかの細線パターンが画像ブロックに含まれているか否かを判断し、いずれかの細線パターンが画像ブロックに含まれている場合に、画像ブロックに含まれる画素の画素値から、候補画素の画素値B、第1の非候補画素の画素値C、及び第2の非候補画素の画素値Aを決定する。
なお、図13において、「A」及び「B」は、互いに異なる色又は画素値であることを示し、「B」及び「C」も、互いに異なる色又は画素値であることを示す。
すなわち、細線パターンA'〜D'は、副走査方向(図の上下方向)の階調変化に関するパターンであり、候補画素の画素値Bが、副走査方向に隣接する第1の非候補画素、及び、第2の非候補画素Aと異なる画素値を有し、かつ、第1の非候補画素が副走査方向に2画素連続しており、横方向の細線(細線色B)が存在していることを示す。
同様に、細線パターンE'〜H'は、主走査方向(図の左右方向)の階調変化に関するパターンであり、候補画素の画素値Bが、主走査方向に隣接する第1の非候補画素、及び、第2の非候補画素Aと異なる画素値を有し、かつ、第1の非候補画素が副走査方向に2画素連続しており、縦方向の細線(細線色B)が存在していることを示す。
図14は、第2の実施形態における画素値選択処理(S24)のフローチャートである。
図14に示すように、ステップ242(S242)において、画素値選択部650の特定パターン判定部652(図12)は、注目ブロックに細線の候補画素が存在するか否かを判定する。具体的には、特定パターン判定部652は、画像ブロックが図13に例示した細線パターンA’〜H’のいずれかと一致するかどうか判定する。
ステップ244(S244)において、特定パターン判定部652は、画像ブロックに細線パターン(図13)が存在すると判定した場合に、候補画素の画素値B、第1の非候補画素の画素値C及び第2の非候補画素の画素値Aを色属性決定部654及びパターン色数判定部656に出力して、画像処理プログラムは、S246の処理に移行する。
また、特定パターン判定部652は、画像ブロックに細線パターンが存在しないと判定した場合に、その旨を出力画素選択部658に出力し、画像処理プログラムは、S256の処理に移行する。すなわち、画素値選択部650は、画像ブロックに細線パターンが存在しないと判定した場合に、平均画素値を縮小画素の画素値として出力する。
ステップ246(S246)において、パターン色数判定部656は、細線の背景候補色が2色で構成されているか否かを判定する。
具体的には、パターン色数判定部656は、第1の非候補画素の画素値Cと、第2の非候補画素の画素値Aとを比較して、画素値Cと画素値Aとが一致していない場合に、背景候補色が2色であると判定し、画素値Cと画素値Aとが一致している場合に、背景候補色が単色であると判定する。
ステップ248(S248)において、画像処理プログラムは、画素値Cと画素値Aとが異なる値を有する場合に、S254の処理に移行し、画素値Cと画素値Aとが同一の値を有する場合に、S250の処理に移行する。
すなわち、画素値選択部650は、画素値Cと画素値Aとが不一致の場合に、細線(画素値B)の背景色が2色であるとみなし、縮小画素値として画素値B、つまり細線色を出力する。
ステップ250(S250)において、色属性決定部654は、細線の候補画素の画素値Bが前景色CFであるか否かを判定する。
具体的には、色属性決定部654(図12)は、ベタ領域計数部530(図2)により色(画素値)毎にカウントされているカウント値(出現回数)を参照して、画素値Bに対応するカウント値と、画素値Cに対応するカウント値とを比較する。
ステップ252(S252)において、色属性決定部654は、画素値Bに対応するカウント値が画素値Cに対応するカウント値よりも小さい場合に、画素値Bを前景色CFであると判定し、画像処理プログラムは、S254の処理に移行し、画素値Bに対応するカウント値が画素値Cに対応するカウント値以上である場合に、画素値Bを前景色CFでないと判定し、画像処理プログラムは、S256の処理に移行する。
すなわち、画素値選択部650は、画素値Bが前景色CFである場合に、縮小画素値として画素値B、つまり細線色を出力する。
ステップ254(S254)において、出力画素選択部658は、候補画素の画素値Bを縮小画素の画素値として出力する。
ステップ256(S256)において、出力画素選択部658は、平均画素値を出力するよう平均画素値算出部670に指示する。
平均画素値算出部670は、出力画素選択部658からの指示に応じて、注目ブロックに含まれる4画素の平均画素値を算出し、算出された平均画素値を縮小画素の画素値として出力する。
このように、第2の実施形態における画素値選択部650は、注目ブロック(2×2ブロック)を中央位置に含む画像ブロック(4×4ブロック)の色数が所定色C色以下の場合には、注目ブロックが前景色細線であるかどうかを判定し、前景色細線である場合に、この前景色細線を縮小画素の画素値として選択する。
以上説明したように、第2の実施形態における画像処理装置2は、特定パターンを用いて、細線の候補を検出し、細線候補の画素値Bが前景色である場合、又は、細線候補が他の3色文字の一部である場合に、細線候補の画素値Bを縮小画素の画素値として選択する。これにより、前景色で構成された細線部分が抽出され、縮小後にもこの細線部分を構成する画素(色)が保存される。
特に、本実施形態における画像処理装置2は、細線消えの防止に特化しており、ぼけの抑制及び線幅保存を行わないため、より確実に細線を保存することができる。
第2の実施形態における画像処理装置2は、局所的に2色のみから構成されている細線を、過去に処理済みのベタ部の統計結果に基づいて、2色のうちから前景色を選択して出力することができ、結果として縮小後も、ぼけや消えを生じさせずに限定色画像の細線を保存できる。
更に、第2の実施形態における画像処理装置2は、例えば、白地に空色のゴシック文字が描かれていて、更にゴシック文字の境界に青い縁取りがあるような飾り文字が含まれている場合にも好適に縮小処理を行うことができる。この場合、境界部分は3色から構成されているが、第2の実施形態で説明した方法は、このような部分にも効果を発揮する。従来の2値画像を処理する方法ではこのような画像を処理することができず、また、単純に平均値縮小を使用した場合には、境界の青い部分がぼけて消えてしまう場合がある。一方、本実施形態の方法は、境界の青部分を細線と認識し、この色を保存したまま縮小することができるので、より原画像(入力画像)に忠実な縮小画像を得ることができる。
[変形例]
次に、第2の実施形態の変形例を説明する。
図15は、第3の画素値選択部651の機能構成を例示する図である。なお、本図に示された各構成のうち、図12に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図15に例示するように、第3の画素値選択部651は、図12に示された第2の画素値選択部650に、透過型パターン判定部672を追加した構成をとる。
透過型パターン判定部672は、画像ブロックに透過型パターンが存在するか否かを判定し、透過型パターンが存在する場合に、注目ブロックの平均画素値を縮小画素の画素値として出力するよう平均画素値算出部670に指示する。透過型パターンとは、背景画像をマスクする規則パターンであり、既定の規則に従って背景画像を透過する透過領域を有しており、文字、グラフィック画像又は自然画像などをマスクして、半透明の効果を生じさせる。
透過型パターンは、限定色画像であるため、透過型パターンでマスクされた背景画像がそのまま上記第2の実施形態を適用すると、画素値選択法が適用される場合がある。
しかしながら、透過型パターンでマスクされた背景画像が自然画像である場合には、その部分には平均値縮小法を適用することが望ましい。
そこで、本変形例の透過型パターン判定部672は、画像部録に透過型パターンが存在するか否かを判定し、透過型パターンが存在する場合に、平均値縮小法を適用するよう画素値選択部650を制御する。
図16(A)は、透過型パターンを例示し、図16(B)は、三色文字のパターンを例示し、図16(C)は、太線部のパターンを例示する図である。なお、図中の「A」、「B」及び「C」は、互いに異なる画素値を示す。
図16(A)に例示するように、本例の透過型パターンは、2×2サイズの市松パターンを非透過領域として有し、2×2サイズの透過領域を有する。市松パターンは、同一の画素値Aを有する。また、透過領域は、背景画像が表示される領域であるため、任意の画素値となる。
したがって、本例の透過型パターン判定部672は、画像ブロックに含まれる画素のうち、8つの画素が同じ画素値を有することを条件として、画像ブロックに透過型パターンが存在すると判定する。
なお、本例では、画像ブロック16画素のうち、透過領域が8画素、非透過領域が8画素の場合(すなわち、透過率50%の「半透明透過」の場合)を具体例として説明しているが、他の透過率の場合にも、透過型パターン判定部672は、透過率に応じた画素が同じ画素値を有することを条件として、透過パターンの存在を判定することができる。
一方、図16(B)に例示するように、画像ブロックに三色文字の一部が含まれる場合にも、8画素が同じ画素値を有することになるため、本例の透過型パターン判定部672は、他の4画素が同じ画素値を有しないことをさらなる条件として、透過型パターンの存在を判定する。
すなわち、本例の透過型パターン判定部672は、画像ブロックに含まれる画素群のうち、8画素が同じ画素値を有し、かつ、他の4画素が同じ画素値を有しない場合に、透過型パターンが画像ブロック内に存在すると判定する。
なお、図16(C)に例示するように、画像ブロックが太線の一部である場合にも、透過型パターンが存在するように判定されるが、本実施例においては、このような太線には、もともと平均値縮小法を適用するという前提であるので問題ない。
このように、本変形例の画素値選択部651は、透過型パターンの検出を行う透過型パターン判定部672を追加して、透過型パターンが画像ブロックに含まれている場合に、平均値縮小法を適用することにより、半透明化処理がなされた入力画像を高画質に縮小することができる。さらに、本変形例における透過パターンの検出は、透過部分に存在するであろう多くのパターンを考慮せずに、マスク部分に設定された固定色の色数だけを利用して直接判定を行うことができる。
次に、第1の実施形態及び第2の実施形態に共通する変形例を説明する。
図17は、背景色と前景色とは画像領域で切り替わっている入力画像を例示する図である。
上記第1の実施形態及び第2の実施形態では、ベタ領域の出現頻度が多い方の色を背景色と置いているので、例えば図17に例示するように画像全体において出現頻度の高い方の色が前景色になっている画像領域(図中の白抜き文字部分)では誤判定が起こる。
このような部分では、背景側性質を保存するように処理されてしまうため、結果として細線が消えてしまうという場合がある。このような場合に対処するため、例外的に、背景色が細線であるような場合には、前景色と背景色を入れ替えてから処理を行えばよい。
また、ベタ領域計数部530がベタ領域の出現回数をカウントする画像領域を制限してもよい。すなわち、ベタ領域計数部530は、既定の画像領域毎に、ベタ領域の出現回数を初期化して画像領域毎にベタ領域をカウントしてもよい。
なお、第2の実施形態では、画像全体において出現頻度の高い方の色が前景色である場合には、平均値縮小で処理する構成となっている。従って、このような変形処理を行わなくても、得られる画質は平均値縮小の画質になり、、背景色と前景色を取り違えて大きな画質劣化が起こるということはない。
本発明にかかる画像処理方法が適応される画像処理装置2のハードウェア構成を、制御装置20を中心に例示する図である。 制御装置20(図1)により実行され、本発明にかかる画像処理方法を実現する画像処理プログラム5の機能構成を例示する図である。 図2に示された画素値選択部550の機能をより詳細に説明する図である。 ブロック抽出部510(図2)により設定される注目ブロック及び画像ブロックを例示する図である。 (A)は、算出方法決定部525(図2)により選択される縮小法(縮小画素値の決定方法)を例示し、(B)は、ベタ領域計数部530(図2)により計数される計数値を例示する図である。 特定パターン判定部556(図3)により判定される特定パターンを例示する図である。 (A)は、起点パターン登録部562により検出される起点を例示し、(B)は、終点パターン判定部566により検出される終点を例示し、(C)は、終点パターン判定部566による判定結果を例示する図である。 画像処理プログラム5による画像処理(S10)の動作を示すフローチャートである。 図8に示された画素値選択処理(S20)のフローチャートである。 第2の画像処理プログラム52の機能構成を例示する図である。 例外処理部580による補正処理を説明する図である。 第2の画素値選択部650の機能構成を例示する図である。 特定パターン判定部652(図12)により判定される特定パターンを例示する図である。 第2の実施形態における画素値選択処理(S24)のフローチャートである。 第3の画素値選択部651の機能構成を例示する図である。 (A)は、透過型パターンを例示し、(B)は、三色文字のパターンを例示し、(C)は、太線部のパターンを例示する図である。 背景色と前景色とは画像領域で切り替わっている入力画像を例示する図である。
符号の説明
2・・・画像処理装置
5・・・画像処理プログラム
500・・・画像入力部
505・・・記憶部
510・・・ブロック抽出部
515・・・ベタ領域判定部
520・・・色数判定部
525・・・算出方法決定部
530・・・ベタ領域計数部
540・・・画素値決定部
545・・・平均値算出部
550、650・・・画素値選択部
570・・・単一値出力部
590・・・画像出力部

Claims (17)

  1. 入力画像の既定領域に含まれる色の数と、既定の基準値C(Cは2以上の値)との大小関係を判定する色数判定手段と、
    前記色数判定手段による判定結果に応じて、縮小画像を構成する階調値の決定方法を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された決定方法を用いて、縮小画像に含まれる階調値を決定する階調値決定手段と
    を有する画像処理装置。
  2. 入力画像に対して、既定サイズの画像領域を複数設定する領域設定手段
    をさらに有し、
    前記色数判定手段は、前記領域設定手段により設定された画像領域に含まれる色の数と前記基準値Cとの大小関係を判定し、
    前記選択手段は、前記領域設定手段により設定された画像領域毎に、階調値の決定方法を選択し、
    前記階調値決定手段は、画像領域毎に選択される決定方法を用いて、縮小画像に含まれる階調値を決定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記選択手段は、色の数が前記基準値Cよりも大きい場合に、階調値の平均化処理を用いる方法を選択し、色の数が前記基準値C以下である場合に、含まれている階調値のうちの1つの階調値を適用する方法を選択し、
    前記画素値決定手段は、色の数が前記基準値Cよりも大きい場合に、複数の画素の平均階調値を用いて、縮小画像の階調値を決定し、色の数が前記基準値C以下である場合に、含まれている階調値のうちの1つを縮小画像の階調値とする
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像領域は、縮小処理の対象となる注目領域と、この注目領域の周囲にある周囲領域とからなり、
    前記縮小画像は、複数の注目領域それぞれが縮小された複数の縮小領域からなり、
    前記領域設定手段は、注目領域及び周囲領域が含まれた画像領域を設定し、
    前記階調値決定手段は、画像領域に含まれる色の数が前記基準値Cよりも大きい場合に、注目領域の平均階調値を、この注目領域に対応する縮小領域の階調値とし、画像領域に含まれる色の数が前記基準値C以下である場合に、注目領域に含まれている階調値のうちの1つを、この注目領域に対応する縮小領域の階調値とする
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. それぞれの画像領域には、縮小処理の対象となる注目領域が含まれており、
    前記階調値決定手段は、前記注目領域に含まれる色の数が1である場合に、この画像領域に含まれる階調値を、この注目領域に対応する縮小画像の階調値とし、
    1色のみからなる注目領域の数を、それぞれの色毎に計数するベタ領域計数手段
    をさらに有する請求項2〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記色数判定手段は、前記画像領域それぞれに含まれる色の数と基準値Cとの大小関係を判定し、
    前記選択手段は、色の数が基準値C以下となる画像領域について、前記ベタ領域計数手段により計数された計数値を用いた階調値の決定方法を選択する
    請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 色の数が基準値C以下となる画像領域において、他の画像を透過させる透過領域が規則的に設けられた透過型パターンの有無を判定する透過型パターン判定手段
    をさらに有し、
    前記選択手段は、前記透過型パターン判定手段により透過型パターンが存在すると判定された画像領域について、階調値の平均化処理を用いる方法を選択する
    請求項3又は6に記載の画像処理装置。
  8. 入力画像を縮小して縮小画像を生成する画像処理装置であって、
    入力画像で出現する複数の色それぞれの出現頻度を評価して、それぞれの色に対する評価値を生成する頻度評価手段と、
    前記頻度評価手段により生成された色毎の評価値に基づいて、縮小画像の少なくとも一部の階調値を決定する階調値決定手段と
    を有する画像処理装置。
  9. 入力画像に対して、縮小処理の対象となる注目領域を設定する領域設定手段
    をさらに有し、
    前記階調値決定手段は、前記領域設定手段により設定された注目領域に複数の色が含まれている場合に、この注目領域に含まれている複数の色の中から、前記頻度評価手段により生成された評価値に基づいて、1つの色を選択し、選択された色に対応する階調値を縮小画像の階調値とする
    請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記評価値は、入力画像における、単一の色のみからなる注目領域の出現回数であり、
    前記頻度評価手段は、前記領域設定手段により設定された複数の注目領域において、単一の色のみからなる注目領域の出現回数を、それぞれの色毎に計数し、
    前記階調値決定手段は、前記頻度評価手段により色毎に計数された出現回数に基づいて、縮小画像の階調値を決定する
    請求項8又は9に記載の画像処理装置。
  11. 前記注目領域を含む画像領域において、既定の階調変化パターンが存在するか否かを判定するパターン判定手段
    をさらに有し、
    前記階調値決定手段は、前記パターン判定手段により画像領域に階調変化パターンが存在すると判定された場合に、この画像領域に含まれる注目領域の色の中から、前記頻度評価手段により生成された評価値に基づいて、1つの色を選択し、選択された色に対応する階調値を、この注目領域に対応する縮小画像の階調値とする
    請求項8に記載の画像処理装置。
  12. 前記階調値決定手段は、前記パターン判定手段により画像領域において階調変化パターンが存在すると判定された場合に、この画像領域に含まれる注目領域の色それぞれに対応する前記評価値を互いに比較し、出現頻度が最も低いと評価される色を選択する
    請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 入力画像に対して、縮小処理の対象となる注目領域を設定する領域設定手段と、
    入力画像に含まれる画像要素の一端と、この一端が含まれる前記注目領域との関係、及び、前記画像要素の他端と、この他端が含まれる注目領域との関係に基づいて、注目領域に含まれる階調値の中から、縮小画像に適用すべき階調値を選択する階調値選択手段と
    を有する画像処理装置。
  14. 入力画像に含まれる色の数と、既定の基準値C(Cは2以上の値)との大小関係を判定し、
    判定結果に応じて、縮小画像を構成する階調値の決定方法を選択し、
    選択された決定方法を用いて、縮小画像に含まれる階調値を決定する
    画像処理方法。
  15. 入力画像を縮小して縮小画像を生成する画像処理方法であって、
    入力画像の既定領域において出現する複数の色それぞれの出現頻度を評価して、色それぞれに対する評価値を生成し、
    色毎に生成された評価値に基づいて、縮小画像の少なくとも一部の階調値を決定する
    画像処理方法。
  16. 入力画像の既定領域に含まれる色の数と、既定の基準値C(Cは2以上の値)との大小関係を判定するステップと、
    判定結果に応じて、縮小画像を構成する階調値の決定方法を選択するステップと、
    選択された決定方法を用いて、縮小画像に含まれる階調値を決定するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  17. 入力画像を縮小して縮小画像を生成するコンピュータにおいて、
    入力画像で出現する複数の色それぞれの出現頻度を評価して、色それぞれに対する評価値を生成するステップと、
    色毎に生成された評価値に基づいて、縮小画像の少なくとも一部の階調値を決定するステップと
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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