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JP2007036386A - コンデンサマイクロホンの製造方法 - Google Patents

コンデンサマイクロホンの製造方法 Download PDF

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JP2007036386A
JP2007036386A JP2005213161A JP2005213161A JP2007036386A JP 2007036386 A JP2007036386 A JP 2007036386A JP 2005213161 A JP2005213161 A JP 2005213161A JP 2005213161 A JP2005213161 A JP 2005213161A JP 2007036386 A JP2007036386 A JP 2007036386A
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能男 今堀
Hiroshi Fujinami
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Yasunori Tsukuda
保徳 佃
Motoaki Ito
元陽 伊藤
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Abstract

【課題】 生産性を向上でき、しかも、製品において半田付け等に起因する熱障害の発生を抑制することができるコンデンサマイクロホン及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 回路基板形成部材31、筐体形成部材30、スペーサ形成部材32、ダイヤフラムシート33及びダイヤフラムプレート形成部材34を積層することにより、コンデンサマイクロホンにおいてバックプレート15及びコンタクトスプリング14を除く部分を積層体に複数形成する。また、各形成部材によって形成される気室にバックプレート15及びコンタクトスプリング14を配置することにより、積層体に複数のコンデンサマイクロホン構成体を形成する。次に、積層体を切断して各コンデンサマイクロホン構成体を切り離すことにより、コンデンサマイクロホンを製造する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、携帯電話、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ等に用いられるコンデンサマイクロホンの製造方法に関するものである。
従来、この種のコンデンサマイクロホン及びその製造方法としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1においては、まず、複数の電極基板からなる集合電極基板と、複数のバックプレートが固定された集合背極基板と、複数のスペーサからなる集合スペーサと、複数のダイヤフラム支持枠からなるとともにダイヤフラムが張り合わされた集合ダイヤフラム支持枠とが積層される。これにより、複数のコンデンサマイクロホン構成体からなる積層体が形成される。次に、この積層体を切断して各コンデンサマイクロホン構成体を切り離し、切り離された各コンデンサマイクロホン構成体がそれぞれコンデンサマイクロホンとされる。
特開2002−345092号公報
上記特許文献1の製造方法によって製造されるコンデンサマイクロホンは、従来の一般的なコンデンサマイクロホンの製造方法とは異なり、ハウジング内にマイクロホンアセンブリを組み付ける作業を製品毎に行う必要がないので生産性が向上する。
ところで、一般に、コンデンサマイクロホンは、携帯電話等の回路基板にリフロー半田付けによって実装される。このとき、コンデンサマイクロホンの各構成部品は、リフロー半田による熱によって熱膨張する。上記特許文献1の製造方法によって製造されるコンデンサマイクロホンは、バックプレートが枠状の基板本体に一体化された集合背極基板を用いて構成される。そして、実際には、このコンデンサマイクロホンは、金属のシールドケースに収容された状態で使用される。このため、シールドケース内に収容されたコンデンサマイクロホンに熱が加わったとき、コンデンサマイクロホンの各構成部材の熱膨張率がシールドケースの熱膨張率より大きいと、コンデンサマイクロホンがシールドケースに締め付けられ、スペーサが変形してその厚さが減少する虞がある。この結果、バックプレートとダイヤフラムとの間隔が設定値よりも小さくなり、感度特性が悪化する虞があった。
この発明の目的は、生産性を向上でき、しかも、製品において半田付け等に起因する熱障害の発生を抑制することができるコンデンサマイクロホンの製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、それぞれ気室を形成するための複数の孔部を有する筐体形成部材と、各気室に対応する複数のインピーダンス変換回路が設けられた回路基板形成部材と、各気室に対応する複数のスペーサを形成するためのスペーサ形成部材と、各スペーサに対応する複数のダイヤフラムを形成するためのダイヤフラムシートと、各ダイヤフラムに対応する複数のダイヤフラムプレートを形成するためのダイヤフラムプレート形成部材とを用い、前記回路基板形成部材、筐体形成部材、スペーサ形成部材、ダイヤフラムシート及びダイヤフラムプレート形成部材を積層し、積層によって形成される前記気室毎に、バックプレートと、このバックプレートを弾性的に付勢して前記スペーサ形成部材に当接させた状態で保持するとともに前記インピーダンス変換回路と導通させるコンタクトスプリングとを配置し、積層された各部材を一体に接合することにより複数のコンデンサマイクロホン構成体からなる積層体を形成した後、同積層体を切断して各コンデンサマイクロホン構成体を切り離すことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記スペーサ形成部材は、前記スペーサを区画する複数の透孔を有し、前記積層体の切断時には同各透孔の部分において切断されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記筐体形成部材は、前記孔部の周囲に複数の透孔を有し、前記積層体の切断時には同各透孔の部分において切断されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明に加えて、前記スペーサ形成部材の透孔と、前記筐体形成部材の透孔とは、前記積層体において互いに対応する位置に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、ト形成部材、ダイヤフラムシート及びスペーサ形成部材には、互いに連通するスルーホールをそれぞれ設け、この各スルーホールを介してダイヤフラムプレート形成部材と前記インピーダンス変換回路とを導通させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記スペーサ形成部材、ダイヤフラムシート及びダイヤフラムプレート形成部材を積層して一体化した後に、このダイヤフラムアッシーと前記筐体形成部材とを一体化することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記ダイヤフラムを覆うカバーを形成するためのカバー形成部材を前記積層体のダイヤフラムプレート形成部材側にさらに積層させて一体化させた後、同積層体を切断することを特徴とする。
この発明によれば、回路基板形成部材、筐体形成部材、スペーサ形成部材、ダイヤフラムシート及びダイヤフラムプレート形成部材を積層するとともに、各形成部材によって形成される気室にバックプレート及びコンタクトスプリングを配置することにより、複数のコンデンサマイクロホン構成体からなる積層体を形成する。この積層体を切断して各コンデンサマイクロホン構成体を切り離し、各コンデンサマイクロホン構成体をそれぞれコンデンサマイクロホンとする。このため、コンデンサマイクロホンを1つずつ製作する従来の製造方法に比較して生産性が向上する。また、各コンデンサマイクロホン構成体の気室内において、コンタクトスプリングによって弾性的に付勢されたバックプレートがスペーサ形成部材に当接された状態で保持される。このため、金属製のシールドケースに収容したコンデンサマイクロホンにリフロー半田付け等による熱が加わり、熱膨張率の差に起因してコンデンサマイクロホンがシールドケースに締め付けられても、スペーサには力が加わらない。従って、スペーサが変形してその厚さが減少することはなく、バックプレートとスペーサとの間隔が設定値から小さくなることはないので、感度特性が悪化しない。従って、生産性を向上でき、しかも、製品において半田付け等に起因する熱障害の発生を抑制することができる。また、バックプレートが独立した部品で構成されており、さらにマイクロホンの外装部品に覆われた状態となるため、リフロー半田時の熱が直に伝わることがなく、リフロー半田時の熱によるバックプレートの電荷の減衰を抑えることができる。
また、スペーサ形成部材は、スペーサを区画する複数の透孔を有し、積層体の切断時には同各透孔の部分において切断されるように構成すれば、積層体の切断における切削抵抗が低減され、切削が容易となる。このため、コンデンサマイクロホンの生産性が一層向上する。
また、筐体形成部材は、孔部の周囲に複数の透孔を有し、積層体の切断時には同各透孔の部分において切断されるように構成すれば、積層体の切断における切削抵抗が低減され、切削が容易となる。このため、コンデンサマイクロホンの生産性が一層向上する。
また、スペーサ形成部材の透孔と、筐体形成部材の透孔とは、積層体において互いに対応する位置に設けられているように構成すれば、積層体の切断がより一層容易となるので、生産性がさらに向上する。
また、スペーサ形成部材、ダイヤフラムシート及びダイヤフラムプレート形成部材を積層して一体化した後に、このダイヤフラムアッシーと筐体形成部材とを一体化すれば、これらの各部材を一度に積層及び一体化する場合よりも、ダイヤフラムの張り具合の調節が容易となる。このため、コンデンサマイクロホンの製造が一層容易となる。
次に、この発明を具体化した一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、この実施形態のコンデンサマイクロホン10は、平面視略正方形の扁平な箱体状をなしている。図2及び図3に示すように、コンデンサマイクロホンは、枠状の筐体12、回路基板13、コンタクトスプリング14、バックプレート15、スペーサ16、ダイヤフラム17、ダイヤフラムプレート18及びカバー19を備えている。
前記筐体12は、エポキシ樹脂、液晶ポリマー及びセラミック等の電気絶縁体からなり、コンデンサマイクロホン10の骨格を形成するとともに、気室23を形成するための略円柱状の孔部22を有している。図5に一部を示すように、筐体12の上面及び下面にはそれぞれアース用の導電パターン13a,13bが設けられている。また、筐体12の側面には、導電パターン13a,13b同士を接続する導電パターン13cが設けられている。前記回路基板13上には、電界効果トランジスタ20、コンデンサ21等からなるインピーダンス変換回路が構成されている。また、図示はしないが回路基板13には、電極パターンやスルーホール等の電気構成が設けられている。そして、回路基板13は、前記筐体12の図1における下面に接着固定され、前記インピーダンス変換回路は、前記各孔部22内に配置されている。また、孔部22内において回路基板13上には、前記コンタクトスプリング14が配置されている。コンタクトスプリング14はステンレス鋼板により一体形成され、略円環板状の支持部14aと、この支持部14aから下方に向かって斜め外側に延びる3つの脚部14bとからなる。各脚部14bは、回路基板13上の図示しないランド上に当接され、このランドを介して前記電界効果トランジスタ20のゲート側に電気的に接続されている。支持部14aの上面には、前記バックプレート15が支持されている。
バックプレート15は、筐体12の孔部22の内径よりもやや小さな外径の円板状をなし、同孔部22内において上下動可能に保持されている。バックプレート15は、ステンレス鋼板からなるプレート本体15aを備え、このプレート本体15aの上面には、FEP(Fluorinated Ethylene Propylene;フッ化エチレンプロピレン)等のフィルムからなるエレクトレット層15bが設けられている。エレクトレット層15bは、コロナ放電等による分極処理が施されている。また、バックプレート15は、貫通孔15cを複数備えている。そして、プレート本体15aは、コンタクトスプリング14を介して電界効果トランジスタ20のゲートに接続されている。筐体12の上面には、前記スペーサ16が接着固定されている。スペーサ16は、筐体12の孔部22の内径よりも小さな内径の孔16aを有し、孔16aの縁部下面には、バックプレート15の外周縁部の上面が当接されている。そして、前記コンタクトスプリング14は、回路基板13とバックプレート15との間に弾性変形状態で挟持されている。一方、バックプレート15は、コンタクトスプリング14の弾性付勢力により、スペーサ16の内周縁部の下面に弾性的に圧接されている。なお、スペーサ16は、PET(PolyEthylene Terephthalate)等の樹脂フィルム、又は、ステンレス等の金属板からなる。
スペーサ16の上面には、前記ダイヤフラム17が接着固定されている。そして、回路基板13、筐体12、スペーサ16及びダイヤフラム17により、外部から区画された前記気室(図2に図示)23が形成されている。ダイヤフラム17の上面には、前記ダイヤフラムプレート18が接着固定されている。ダイヤフラムプレート18は、スペーサ16の孔16aとほぼ同じ内径の孔18aを有している。ダイヤフラム17は、各孔18aを除く部分においてスペーサ16とダイヤフラムプレート18とによって挟持されるとともに、スペーサ16により前記ダイヤフラム17との間隔が所定値に設定されている。すなわち、バックプレート15とダイヤフラム17とにより、所定のインピーダンスを有するコンデンサが構成されている。そして、ダイヤフラム17は、ダイヤフラムプレート18の孔18a内における部分が振動可能とされている。ダイヤフラムプレート18の上面には、前記カバー19が接着固定されている。カバー19は、ダイヤフラムプレート18の孔18a内においてダイヤフラム17を外部から覆うとともに、外部とダイヤフラム17とを連通させる音孔19aを備えている。
また、前記スペーサ16、ダイヤフラム17及びダイヤフラムプレート18には、互いに連通するスルーホール16b,17a,18bをそれぞれ有している。そして、ダイヤフラムプレート18は、図5に示すように、各スルーホール18b,17a,16bに充填された導電性接着剤等からなる導電部25を介して、この導電部25が接触する筐体12の導電パターン13aに電気的に接続されている。さらに、ダイヤフラムプレート18は、導電パターン13a,13c,13bを介して回路基板13上のアースに電気的に接続されている。
以上のように構成されたコンデンサマイクロホン10において、音源からの音波により、カバー19の音孔19aを介してダイヤフラム17が振動する。このとき、ダイヤフラム17の振動に伴い、貫通孔15cを通じてバックプレート15の上側と下側との間で空気が自由に移動するため、ダイヤフラム17の振動が許容される。すると、ダイヤフラム17とバックプレート15との間隔が設定値から変化し、コンデンサのインピーダンスが音の周波数、振幅及び波形に応じて変化する。このインピーダンスの変化は、インピーダンス変換回路により電圧信号に変換されて出力される。
次に、コンデンサマイクロホン10の製造方法について説明する。
この製造方法においては、図4に示すように、筐体形成部材30、回路基板形成部材31、スペーサ形成部材32、ダイヤフラムシート33、ダイヤフラムプレート形成部材34、カバー形成部材35、バックプレート15及びコンタクトスプリング14等を用いて複数のコンデンサマイクロホン10を製造する。
前記筐体形成部材30は、前記筐体12を複数形成するための板材であって、前記孔部22が縦横に所定ピッチで複数形成されている。また、筐体形成部材30には、各孔部22の周囲に位置するように所定ピッチで複数の孔30a、長孔30b及び長孔30cが形成されている。孔30aはスルーホールとなっており、その一部が前記導電パターン13cとなる。孔30a及び長孔30b,30cは透孔であって、後述するダイシングにおいて切断される位置に設けられている。前記回路基板形成部材31は、前記回路基板13を複数形成するための絶縁基板であって、前記インピーダンス変換回路が縦横に所定ピッチで複数形成されている。また、回路基板形成部材31には、前記筐体形成部材30の孔30aに対応する位置毎に同径の孔31aが設けられている。前記スペーサ形成部材32は、前記スペーサ16を複数形成するためのシート材であって、前記孔16aが縦横に所定ピッチで複数形成されている。スペーサ形成部材32は、図6に示すように、各スペーサ16を区画する複数の透孔32a,32b,32cを有し、隣り合うスペーサ16同士は架橋部32dを介して互いに連結された構成を備えている。各透孔32a,32b,32cは、前記筐体形成部材30の各孔30a,30b,30cに対して互いに対応する位置に設けられている。前記ダイヤフラムシート33は、前記ダイヤフラム17を複数形成するためのシート材である。また、ダイヤフラムシート33には、前記筐体形成部材30の各孔30aに対応する位置毎に同径の孔33aが設けられている。前記ダイヤフラムプレート形成部材34は、前記ダイヤフラムプレート18を複数形成するためのシート材であって、前記孔18aが縦横に所定ピッチで複数形成されている。また、ダイヤフラムプレート形成部材34には、前記ダイヤフラムシート33の各孔33aに対応する位置毎に同径の孔34aが設けられている。
コンデンサマイクロホン10を製造するには、まず、スペーサ形成部材32とダイヤフラムプレート形成部材34とをダイヤフラムシート33を挟んで積層するとともに、積層した3つの部材を接着によって一体化させ、これをダイヤフラムアッシーとする。このとき、スペーサ形成部材32の孔16aと、ダイヤフラムプレート形成部材34の18aとの間で、ダイヤフラムシート33を張り具合を適宜に設定する。一方、筐体形成部材30に回路基板形成部材31を接着して両者を一体化し、これを筐体アッシーとする。次に、この筐体アッシーにおける筐体形成部材30の孔部22内に、コンタクトスプリング14及びバックプレート15をこの順に組み付ける。次に、この筐体アッシーの上面に前記ダイヤフラムアッシーを接着して両者を一体化し、これをマイクロホンアッシーとする。次に、このマイクロホンアッシーの上面にカバー形成部材35を接着して両者を一体化する。図7に示すように、こうして形成された積層体40は、複数の上記コンデンサマイクロホン構成体11からなる。最後に、図8に示すように、この積層体40をダイヤモンドブレードを用いてダイシング(切断)し、各コンデンサマイクロホン構成体11を切り離してそれぞれコンデンサマイクロホン10とする。このとき、エポキシ樹脂、液晶ポリマー又はセラミック等からなるとともに最も厚い筐体形成部材30においては、孔部22の周囲に並設された孔30a及び長孔30b,30cの部分において切断されるので、ダイシングにおける切削抵抗が低減される。また、PET等の樹脂フィルム、又は、ステンレス等の金属板からなるスペーサ形成部材32が、各透孔32a〜32cの部分において切断されるので、切削抵抗がより一層低減される。
なお、説明の便宜上、図4、図7及び図8には、3×4=12個のコンデンサマイクロホン構成体11を形成する状態を示しているが、実際は、一度に数百個のコンデンサマイクロホン構成体11が形成される。
なお、この実施形態においては、各スルーホール18b,17a,16bに導電性接着剤を充填することにより導電部25を形成したが、各スルーホール18b,17a,16bに金属ピンやバネなどを内装することにより構成しても構わない。
従って、この実施形態のコンデンサマイクロホン10の製造方法によれば、回路基板形成部材31、筐体形成部材30、スペーサ形成部材32、ダイヤフラムシート33及びダイヤフラムプレート形成部材34をこの順に積層する。また、各形成部材によって形成される気室23にバックプレート15及びコンタクトスプリング14を配置することにより、複数のコンデンサマイクロホン構成体11からなる積層体40を形成する。この積層体40をダインシグして各コンデンサマイクロホン構成体11を切り離し、それぞれのコンデンサマイクロホン構成体11をコンデンサマイクロホン10とする。このため、コンデンサマイクロホンを1つずつ製作する従来の製造方法に比較して生産性が向上する。
また、各コンデンサマイクロホン構成体11の気室23内において、バックプレート15は、コンタクトスプリング14によって弾性的に付勢されることによってスペーサ16に当接された状態で保持される。このため、金属製のシールドケースに収容したコンデンサマイクロホン10にリフロー半田付け等による熱が加わったときに、熱膨張率の差に起因してシールドケースからコンデンサマイクロホン10に加わった力は、コンタクトスプリング14の弾性変形によって吸収され、スペーサ16には加わらない。従って、スペーサ16が変形してその厚さが減少することはなく、バックプレート15とスペーサ16との間隔が設定値から小さくなることはないので、感度特性が悪化しない。
また、スペーサ形成部材32は、各スペーサ16を区画する複数の透孔32a〜32cを有し、積層体40のダイシング時には各透孔32a〜32cの部分において切断される。従って、積層体40のダイシング時の切削抵抗が低減され、ダイシングが容易となるので、コンデンサマイクロホン10の生産性がより一層向上する。
また、最も厚い筐体形成部材30は、孔部22の周囲に複数の孔30a〜30cを有し、積層体40のダイシング時には各孔30a〜30cの部分において切断される。従って、積層体40のダイシング時の切削抵抗が低減され、ダイシングが容易となるので、コンデンサマイクロホン10の生産性がより一層向上する。
また、スペーサ形成部材32の各透孔32a〜32cと、筐体形成部材30の各孔30a〜30cとが、積層体40において互いに対応する位置に設けられている。このため、積層体40のダイシングがより一層容易となるので、生産性がさらに向上する。
さらに、スペーサ形成部材32とダイヤフラムプレート形成部材34との間にダイヤフラムシート33を挟んで積層及び一体化した後、このダイヤフラムアッシーと筐体形成部材30とを接着及び一体化する。このため、これらの各部材を一度に積層及び一体化する場合よりも、ダイヤフラムシート33の張り具合の調整が容易となる。従って、コンデンサマイクロホン10の製造が一層容易となる。
また、筐体12、回路基板13、スペーサ16、ダイヤフラムプレート18、カバー19の全てをエポキシ樹脂や液晶ポリマー及びセラミック等の金属部材以外により形成することで、積層体40のダイシング時の切断抵抗が低減され、ダイシングが容易になり生産性がさらに向上する。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することもできる。
・ コンデンサマイクロホン10の製造時において、カバー形成部材35を積層しない状態のマイクロホンアッシーをダイシングし、カバー19がない状態のコンデンサマイクロホン10を得る。次に、このコンデンサマイクロホン10にカバー19を接着固定して完成する。
・ 図9に示すように、平面視の形状が略繭形状のバックプレート15と、略繭形状の孔部22を有する筐体12とを用いてコンデンサマイクロホンを構成する。この場合、コンタクトスプリング14を、略四角形の支持部14aと、この支持部14aの四隅に設けられた4つの脚部14bとから構成する。
・ この発明を、バックプレート15に代えてダイヤフラム17にエレクトレットの機能が付与されたホイルエレクトレット型のエレクトレット型コンデンサマイクロホンに具体化する。
・ この発明を、バックプレート15及びダイヤフラム17に共にエレクトレットの機能が付与されず、バックプレート15及びダイヤフラム17にチャージポンプ回路によって電圧が印可されるチャージポンプ型のコンデンサマイクロホンに具体化する。
以下、前記実施形態より把握できる技術的思想について記載する。
それぞれ気室を形成するための複数の孔部を有する筐体形成部材と、各気室に対応する複数のインピーダンス変換回路が設けられた回路基板形成部材と、各気室に対応する複数のスペーサを形成するためのスペーサ形成部材と、各スペーサに対応する複数のダイヤフラムを形成するためのダイヤフラムシートと、各ダイヤフラムに対応する複数のダイヤフラムプレートを形成するためのダイヤフラムプレート形成部材とを用い、前記回路基板形成部材、筐体形成部材、スペーサ形成部材、ダイヤフラムシート及びダイヤフラムプレート形成部材を積層し、積層によって形成される前記気室毎に、バックプレートと、このバックプレートを弾性的に付勢して前記スペーサ形成部材に当接させた状態で保持するとともに前記インピーダンス変換回路と導通させるコンタクトスプリングとを配置し、積層された各部材を一体に接合することにより複数のコンデンサマイクロホン構成体からなる積層体を形成した後、同積層体を切断して各コンデンサマイクロホン構成体を切り離すことによって形成されたことを特徴とするコンデンサマイクロホン。
一実施形態のコンデンサマイクロホンを示す斜視図。 コンデンサマイクロホンを示す縦断面図。 同じく分解斜視図。 コンデンサマイクロホンの製造に用いる部材を示す斜視図。 スルーホールを示すコンデンサマイクロホンの一部縦断面図。 スペーサ形成部材の一部を示す平面図。 第2マイクロホンアッシーを示す斜視図。 ダイシング後の第2マイクロホンアッシーを示す斜視図。 他の実施形態のコンデンサマイクロホンにおける一部分解斜視図。
符号の説明
10…コンデンサマイクロホンアレー、11…コンデンサマイクロホン構成体、12…筐体、13…回路基板、14…コンタクトスプリング、15…バックプレート、16…スペーサ、16b…スルーホール、17…ダイヤフラム、17a…スルーホール、18…ダイヤフラムプレート、18b…スルーホール、19…カバー、20…インピーダンス変換回路を構成する電界効果トランジスタ、21…同じくコンデンサ、22…孔部、23…気室、30…筐体形成部材、30a…透孔としての孔、30b,30c…同じく長孔、31…回路基板形成部材、32…スペーサ形成部材、32a〜32c…透孔、32d…架橋部、33…ダイヤフラムシート、34…ダイヤフラムプレート形成部材、35…カバー形成部材、40…積層体。

Claims (7)

  1. それぞれ気室を形成するための複数の孔部を有する筐体形成部材と、
    各気室に対応する複数のインピーダンス変換回路が設けられた回路基板形成部材と、
    各気室に対応する複数のスペーサを形成するためのスペーサ形成部材と、
    各スペーサに対応する複数のダイヤフラムを形成するためのダイヤフラムシートと、
    各ダイヤフラムに対応する複数のダイヤフラムプレートを形成するためのダイヤフラムプレート形成部材とを用い、
    前記回路基板形成部材、筐体形成部材、スペーサ形成部材、ダイヤフラムシート及びダイヤフラムプレート形成部材を積層し、積層によって形成される前記気室毎に、バックプレートと、このバックプレートを弾性的に付勢して前記スペーサ形成部材に当接させた状態で保持するとともに前記インピーダンス変換回路と導通させるコンタクトスプリングとを配置し、積層された各部材を一体に接合することにより複数のコンデンサマイクロホン構成体からなる積層体を形成した後、同積層体を切断して各コンデンサマイクロホン構成体を切り離すことを特徴とするコンデンサマイクロホンの製造方法。
  2. 前記スペーサ形成部材は、前記スペーサを区画する複数の透孔を有し、前記積層体の切断時には同各透孔の部分において切断されることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
  3. 前記筐体形成部材は、前記孔部の周囲に複数の透孔を有し、前記積層体の切断時には同各透孔の部分において切断されることを特徴とする請求項2に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
  4. 前記スペーサ形成部材の透孔と、前記筐体形成部材の透孔とは、前記積層体において互いに対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
  5. 前記ダイヤフラムプレート形成部材、ダイヤフラムシート及びスペーサ形成部材には、互いに連通するスルーホールをそれぞれ設け、この各スルーホールを介してダイヤフラムプレート形成部材と前記インピーダンス変換回路とを導通させることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
  6. 前記スペーサ形成部材、ダイヤフラムシート及びダイヤフラムプレート形成部材を積層して一体化した後に、このダイヤフラムアッシーと前記筐体形成部材とを一体化することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
  7. 前記ダイヤフラムを覆うカバーを形成するためのカバー形成部材を前記積層体のダイヤフラムプレート形成部材側にさらに積層させて一体化させた後、同積層体を切断することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
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