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JP2007034068A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置 Download PDF

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JP2007034068A JP2005219390A JP2005219390A JP2007034068A JP 2007034068 A JP2007034068 A JP 2007034068A JP 2005219390 A JP2005219390 A JP 2005219390A JP 2005219390 A JP2005219390 A JP 2005219390A JP 2007034068 A JP2007034068 A JP 2007034068A
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Abstract

【課題】 定着部材に発生する傷や筋をなくして画像が乱されてしまうのを防止することが可能な構成を備えた定着装置を提供する。
【解決手段】 定着体64と加圧体63との対向位置を通過する記録媒体に対して未定着画像を定着可能な定着装置において、上記定着体64に当接する当接部材65の表面荒さRa1が、上記定着体の表面荒さRa2よりも大きいことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は定着装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、定着に用いられる部材の傷や筋が画像に転写されるのを防止する構成に関する。
周知のように、電子写真方式や静電方式を用いた画像形成装置においては、一様帯電された潜像担持体である感光体に対して画像情報に応じた静電潜像が形成されると、現像装置から供給されるトナーによって静電潜像が可視像処理される。
感光体上に担持されているトナー像は、記録媒体の一つである記録紙に転写された後、定着装置により熱・圧力を受けることで融解・浸透作用により記録紙に定着される。
定着装置には、加熱ローラとこれに対峙して記録紙を挟持搬送可能な加圧ローラとを備えた熱ローラ方式(例えば、特許文献1)、そして熱容量の小さいベルトを用いたベルト定着方式(例えば、特許文献2)がある。
ベルト定着方式に用いられる構成には、熱源を内蔵した加熱ローラと加圧ローラに対向する定着ローラとに掛け回された定着ベルトを備えた構成(例えば、特許文献2)、あるいは加圧ローラに対向する定着ローラ内にも熱源を内蔵した構成(例えば、特許文献3)がある。
ところで、定着ベルト方式においては、単に熱容量の小さいベルトを用いることに主眼を置くのでなく、そのベルトでの温度の立ち上がりを早めるための工夫がなされる場合がある。
この場合の構成としては、ベルトへの伝熱量を多くするために、ベルト自体をその表面側から押圧するテンションローラを設け、このテンションローラによって加熱ローラへの巻き掛け量を多くする構成が提案されている(例えば、特許文献4)。
図8は、上記テンションローラを用いた構成を示しており、同図において、定着装置Aは、熱源BHを内蔵している加熱ローラBおよび加圧ローラCに対向する定着ローラDとに掛け回された定着ベルトEを備えており、定着ベルトEにはその外側から押圧可能なテンションローラFが設けられて加熱ローラBに対する定着ベルトEの巻き掛け量を多くして受熱量を増大させている。また、定着ベルトEには、サーミスタGが接触して設けられて温度検知されるようになっており、その検知結果に応じて熱源BHへの通電制御が行われる。
特許第3243143号 特開2003−131505号公報 特開2002−123111号公報 特開平9−218601号公報
従来知られている定着装置においては、トナーと直接接触する側に位置する部材にトナーのオフセットが発生するのを防止するために、その部材に対して離型剤を塗布することが行われていたが、近年、オイルレス傾向が高まってきており、離型剤の塗布に代えて、定着部材表面を高離型性の材質により構成する傾向がある。特に、高離型性の材質としては、パーフルオロアルコキシ(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTF)等のフッ素樹脂、例えば、デュポン社製のテフロン(登録商標)が用いられている。
しかし、テフロン(登録商標)やPFAは、表面硬度が低いために傷つきやすく、これらを定着部材表層に用いた場合には定着部材表層に生じた傷跡や筋跡が定着後の画像表面に転写されて画像不良を招く虞がある。
図9は、この場合を示しており、同図において定着部材として用いられる定着ベルトEの表面に生じた傷部の痕跡が定着後の画像中に転写されて画像部と異なる光沢筋を呈して画像の一部が乱されてしまうことがある。
一方、異なるサイズの記録紙を通紙する場合や同じサイズであっても搬送形態を異ならせて通紙するような場合には、定着ベルトの幅方向において通紙される記録紙の紙幅端部に筋を発生させてしまうことがあり、この筋が画像中に転写されると光沢の違う筋として現出することがある。
図10はこの場合を示す図であり、同図では、A4サイズの用紙とA3サイズの用紙とを使用可能な画像形成装置を対象とした場合が示されている。
図10において、A4サイズの記録紙を縦通紙の状態で定着を繰り返すと、A4縦通紙の際の用紙幅端部に筋が、定着部材である定着ベルトEに発生することがあり、この筋がA4縦通紙の後に実施されるA4横通紙あるいはA3縦通紙の際に画像表面に転写されてしまうことがある。
このような用紙幅端部の筋は、記録紙が所望サイズに切断されることで炭酸カルシウムに代表される紙の添量が剥き出しになることが原因となって生じる。このため、記録紙を挟持搬送するニップ部において用紙端面の紙粉により定着部材である定着ベルトEの表面が荒らされることになり、これによって、縦筋状の傷が発生し、この傷が画像中に転写されて画像の一部が乱されることになる。換言すれば、画像の一部の光沢が他の部分と異なる筋として現れる。
そこで、このような不具合を防止する方策として、ニップ部での定着部材と加圧部材との間の圧力を低減させることや、定着部材表層を構成する前述したテフロン(登録商標)やPFAにフィラーを添加して定着部材表層の硬度を高めることが考えられるが、圧力低減では、定着ニップ部において画像定着に必要な熱伝達が得にくくなり、また、フィラーを添加した場合には表層での離型性が悪化するという新たな問題が発生する。
本発明の目的は、上記定着装置における問題に鑑み、定着部材に発生する傷や筋をなくして画像が乱されてしまうのを防止することが可能な構成を備えた定着装置および画像形成装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、定着体と加圧体との対向位置を通過する記録媒体に対して未定着画像を定着可能な定着装置において、上記定着体に当接する当接部材の表面荒さRa1が、上記定着体の表面荒さRa2よりも大きいことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の定着装置において、上記当接部材の表面硬度が上記定着体の表面硬度よりも大きいことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の定着装置において、上記当接部材と上記定着体との当接幅がA4用紙縦幅以上であることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のうちの一つに記載の定着装置において、上記当接部材の表層が発泡シリコーンゴムで構成されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のうちの一つに記載の定着装置において、上記当接部材の表層がブラスト処理されて荒らした金属で構成されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のうちの一つに記載の定着装置において、上記当接部材は、回転体で構成されていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項4記載の定着装置において、上記当接部材は、上記定着体に従動することを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のうちの一つに記載の定着装置を画像形成装置に用いることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、当接部材の表面粗さが定着体の表面粗さよりも粗いことで定着部材の表面が荒らされることになり、これによって、定着体表層全域を荒らして記録媒体端部位置と端部位置以外との間での光沢度のコントラストが著しく変化することがないようにできる。この結果、記録媒体端部位置のみが荒らされてその位置の光沢が他の位置での光沢と異なることが原因して画像中に光沢の異なる筋が現出するのを防止して画像の一部が乱されてしまうのを未然に防止することが可能となる。特に、経時において当初荒らされていた定着体表層が平滑化されるのを上記関係を維持することにより防止することができるので、画像中での光沢度の違いによる筋の現出をほとんどなくした状態を維持することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、当接部材の表面硬度を定着体のそれよりも大きくすることで定着体の表層が経時的に平滑化されるのを防止することが可能となる。特に、金属である場合には、シリコーンゴムなどの樹脂と違って、表面硬度の関係を利用した荒さを継続させることにより、発泡樹脂などと違って摩耗や変形を生じさせにくくして定着体でのコントラストの違いが発生するのを防止することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、当接部材と定着体との当接幅がA4用紙縦幅以上であるので、A4縦幅未満の用紙が定着される場合には用紙端部に対応する定着体表面が荒らされていることによりコントラスト跡が発生するのを抑制することができ、筋を目立ちにくいものとすることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、当接部材の表層に発泡 シリコーンゴムを用いることで表面を効率よく荒らすことができるので、当接部材と定着体との表面荒さ関係を維持することが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、表層をブラストした金属を当接部材として用いることにより、荒らした状態での表面硬度を維持して定着体の表層が経時的に平滑化されるのを防止することが可能となる。特に金属であることによりシリコーンゴムなどの樹脂と違って、表面高度を利用した荒さを継続させることが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、当接部材を回転体とすることにより定着体との間での摺擦がなく、これによって記録媒体から発生する微小異物などを堰き止めることがないので、微小異物の堆積による定着体表層への損傷を防止することができ、画像への筋の発生を抑止することが可能となる。特に、当接紙ながら回転することにより定着体表層の荒さを維持させながら微小異物を掻き出して微小異物が堆積するのを防止することが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、当接部材が定着体の移動に対して摺動することができるので、当接部材に当接する定着体に用いられる材質が比較的柔らかいものである場合にその表層を荒らしやすくすることが可能となる。
請求項8記載の発明によれば、光沢筋のない画像を得ることが可能となる。
以下、図示実施例により本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明実施例による定着装置が用いられる画像形成装置の一つであるカラープリンタを示している。なお、本発明は、画像形成装置としてプリンタに限らず、複写機やファクシミリ装置あるいは印刷機さらにはこれら各機能を複合させた装置を含むものである。
図1において、画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKを並設したタンデム構造が採用されている。
図1に示す構成の画像形成装置100は、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに形成された可視像が、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに対峙しながら矢印A1方向に移動可能な無端ベルトが用いられる中間転写体(以下、転写ベルトという)11に対して1次転写行程を実行してそれぞれの画像が重畳転写され、その後、記録シートなどが用いられる転写紙Sに対して2次転写行程を実行することで一括転写されるようになっている。
各感光体ドラムの周囲には、感光体ドラムの回転に従い画像形成処理するための装置が配置されており、いま、ブラック画像形成を行う感光体ドラム20BKを対象として説明すると、感光体ドラム20BKの回転方向に沿って画像形成処理を行う帯電装置30BK,現像装置40BK、1次転写ローラ12BKおよびクリーニング装置50BKが配置されている。帯電後に行われる書き込みは、後述するように、光走査装置8が用いられる。
転写ベルト11に対する重畳転写は、転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに形成された可視像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに対向して配設された1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。
各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKは、A1方向の上流側からこの順で並んでいる。各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの画像をそれぞれ形成するための画像ステーションに備えられている。
画像形成装置100は、各色毎の画像形成処理を行う4つの画像ステーションと、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKの上方に対向して配設され、転写ベルト11及び1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKを備えた転写ベルトユニット10と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に従動し、連れ回りする転写部材としての転写ローラである2次転写ローラ5と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11上をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置13と、これら4つの画像ステーションの下方に対向して配設された光書き込み装置としての光走査装置8とを有している。
本実施例における光走査装置8は、光源としての半導体レーザ、カップリングレンズ、fθレンズ、トロイダルレンズ、ミラーおよび回転多面鏡などを装備しており、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20BKに対して色毎に対応した書き込み光Lb(図1では、便宜上、ブラック画像の画像ステーションのみを対象として符号が付けてあるが、その他の画像ステーションも同様である)を出射して感光体ドラム20Y,20C,20M,20BKに静電潜像を形成する構成とされている。
画像形成装置100には、感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKと転写ベルト11との間に向けて搬送される転写紙Sを積載した給紙カセットとしてのシート給送装置61と、シート給送装置61から搬送されてきた記録紙Sを、画像ステーションによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKと転写ベルト11との間の転写部に向けて繰り出すレジストローラ対4と、転写紙Sの先端がレジストローラ対4に到達したことを検知する図示しないセンサとが設けられている。
画像形成装置100には、トナー像が転写された転写紙Sにトナー像を定着させるための定着ユニットとしての定着装置6と、定着済みの転写紙Sを画像形成装置100の本体外部に排出する排紙ローラ7と、画像形成装置100の本体上部に配設され排出ローラ7により画像形成装置100の本体外部に排出された転写紙Sを積載する排紙トレイ17と、排紙トレイ17の下側に位置し、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを充填されたトナーボトル9Y、9C、9M、9BKとが備えられている。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKの他に、転写ベルト11が掛け回されている駆動ローラ72及び従動ローラ73を有している。
従動ローラ73は、転写ベルト11に対する張力付勢手段としての機能も備えており、このため、従動ローラ73には、バネなどを用いた付勢手段が設けられている。このような転写ベルトユニット10と、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKと、2次転写ローラ5と、クリーニング装置13とで転写装置71が構成されている。
シート給送装置80は、画像形成装置100の本体下部に配設されており、最上位の転写紙Sの上面に当接する給紙ローラとしての給送ローラ3を有しており、給送ローラ3が反時計回り方向に回転駆動されることにより、最上位の転写紙Sをレジストローラ対4に向けて給送するようになっている。
定着装置6は、ベルト定着方式が用いられており、このための構成として、定着ベルト61とこのベルト61が掛け回されて熱源を有した加熱ローラ62と加圧ローラ63と加圧ローラ63と対向して定着ベルト61が掛け回されている定着ローラ64とが備えられている。この定着装置6に関しては、後で詳細を説明する。
転写装置71に装備されているクリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、転写ベルト11に対向、当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有しており、転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、転写ベルト11をクリーニングするようになっている。クリーニング装置13はまた転写ベルト11から除去した残留トナーを搬出し廃棄するための図示しない排出手段を有している。なお、図1に示す構成の画像形成装置100では、転写ベルト11に対して各感光体ドラムで形成された画像を順次転写することで色画像が重畳されたものを2次転写ローラ5により転写紙Sに一括転写する方式であるが、これに代えて、転写ベルト11に転写紙Sを担持し、この転写紙Sを各感光体ドラムに対峙させて各色の画像を直接転写紙S上で重畳する方式とすることも可能である。
図2は、本実施例による定着装置6の構成を示す図である。
同図において、定着装置6は、加圧体としての加圧ローラ63と定着体としての定着ベルト61と定着ベルト61が掛け回されている加熱ローラ62と加圧ローラと対向して定着ベルト61が掛け回されている定着ローラ64と定着ベルト61に張力を付与するテンションローラ65とから構成されている。
加圧ローラ63は、アルミ又は鉄等の芯金の上にシリコーンゴムなどの弾性層を設けてあり、表層にはPFAやPTFEの離型層が備えられている。
定着ベルト61は、ニッケル、ポリイミドなどの基材にPFAやPTFEなどの離型層を有するもの、または、その中間にシリコーンゴムなどの弾性層を設けたもので構成されている。定着ベルト61は定着ローラ64と加熱ローラ62とに掛け回されており、外部からテンションローラ65で適切な張力に保たれている。
定着ローラ64は、金属の芯金にシリコーンゴムを有したものである。
加熱ローラ62は、アルミ、又は、鉄の中空ローラで内部にハロゲンヒータなどの熱源Hを有している。
このような部材を備えて構成された定着装置6は、定着ローラ64と加圧ローラ63とにより形成される挟持搬送可能なニップ部に向かって、図示しないが、下方から記録紙が進入するとニップ部において所定の圧力と熱を与えて記録紙上の画像を定着させる。
本実施例では、定着体としての定着ベルト61に対して当接部材となるテンションローラ65とは、その表面荒さにおいて次の関係が設定されている。
テンションローラ65の表面荒さをRa1とし、定着ベルト61の表面荒さをRa2とした場合、Ra1>Ra2の関係が設定されている。
このような関係を設定することにより、定着ベルト61の表層は常にテンションローラ65によって荒らされることになる。これにより、記録紙の紙幅端部のみが荒らされることが原因するこの部分と他の部分との光沢差により画像に低光沢を有するライン部、いわゆる縦筋が発生するのを防止することができる。この理由は次の通りである。
図3は、図10に示した場合を前提として記録紙の紙幅端部に筋ができるのを解消する状態を説明するための図であり、(A)は図10に示した状態を示しており、(B)は本実施例による場合を示している。
本実施例では、上記関係を設定することによりテンションローラ65によって定着ベルト61の表層全体が荒らされることになる。このため、図3(B)に示すように、定着ベルト61の全域に亘って筋の発生している部分と筋の発生していない部分との光沢の違い、いわゆるコントラストの違いが低減されるので、言うなれば、筋の部分とその他の部分との違いがなくなり、筋の部分のみが画像に転写されてしまうことがなくなる。
特に、上記関係を設定することにより、経時的に両者の表面が平滑化される虞のある場合でも、常に表面が荒らされ続けることになるので、平滑化を防止されてコントラストの違いが目立つということをなくすことができる(図3(B)において破線で示すように、筋の部分と他の部分とのコントラストが目立たなくなる状態)。
一方、表面を荒らすための構成として、本実施例では、定着ベルト61への当接部材であるテンションローラ65の表層が発泡シリコーンゴムによって構成されている。これにより、発泡部が接触して定着ベルト61の表面を擦り取ることになり、定着ベルト61の表面を効率よく荒らすことができる。
また、表面を荒らすための構成としては、上記発泡シリコーンゴムに代えて、定着ベルト61よりも表面硬度が大きいものとして、表層をブラストした金属を用いることも可能である。この場合には、例えば、サンドブラストにより表面を荒らした金属を用いることで表面の粗さを維持することができ、発泡シリコーンゴムのような摩耗や変形が生じない分、定着ベルト61での筋の部分とそれ以外の部分との間のコントラストの違いが発生するのを経時的に防止することができる。
本実施例では、定着体である定着ベルト61に対して当接するテンションローラ65が回転体であるので、例えば、記録紙から発生する紙粉などの微小異物を堰き止めることがない。これにより、微小異物が堰き止められた場合に発生する筋以外の傷を防止することができ、しかも、微小異物を後方に掻き出すことができるので、微小異物の堆積をなくして傷の発生による細線状の筋をなくすことができる。さらに、上述した金属によりテンションローラ表面を構成した場合には、定着ベルト61の表層が削り取られるのを回転によって防止することができるので、研削による定着ベルト表面の傷の発生を防止することも可能となる。
ところで、定着ベルト61に当接する部材であるテンションローラ65が発泡シリコーンゴムで構成されている場合には、その回転が定着ベルト61の移動に対して摺動する構成にすると、表層が比較的柔らかいものであっても摺擦により効率よく荒らすことが可能となり、特別な駆動系を設けることなく筋や傷の発生によるコントラストの違いを解消することができる。
一方、図4に示すように、定着ベルト61は、その表面温度をサーミスタ66によって検知されるようになっているが、サーミスタ66が定着ベルト61に接触している場合には、上記したように、定着ベルト61とテンションローラ65との表面荒さの関係を成立させた場合においても、図4(B)に示すようにサーミスタ66が接触している定着ベルト61の部分が他の部分と違って平滑化されてしまい、光沢度が異なることになる。そこで、本実施例では、図5に示すように、サーミスタ(便宜上、符号66’で示す)を定着ベルト61に対して非接触な構成としている。このようなサーミスタ66’の構成としては、赤外線探知方式などが用いられる。なお、図4(A)は、表面荒さ関係を設定していない場合の紙幅端部に発生する筋の状態を示している。
また、本実施例では、サーミスタの場合と同様に定着ベルト61に対する傷あるいは筋を発生させる要因となる分離爪の構成に関しても、図6に示すように、定着ベルト61の幅方向で局所的に対向する構成ではなく板部材、つまり分離板90とすることにより、定着ベルト61において局部に接触した場合に発生する傷や筋の発生をなくすことができる。
本発明者は、以上のような実施例に基づく定着装置を用いて通紙枚数と筋跡の発生状況とを実験したところ、図7に示す結果を得た。図7において、筋跡ランク1〜5を設定し、このランクに対して通紙枚数においてどのような結果が得られるかを観察した。
図7に示す結果からも明らかなように、本実施例によれば、筋跡の発生を効率よく抑えることができた。
本発明実施理恵による定着装置を適用する画像形成装置の構成を示す模式図である。 本実施例による定着装置の要部構成を説明するための図である。 図2に示した定着装置の作用を従来例の定着装置の作用と比較して説明するための図である。 従来の定着装置における問題点を説明するための図である。 本実施例による定着装置の他の要部を説明するための図である。 本実施例による定着装置のさらに他の要部を説明するための図である。 本実施例よる定着装置の作用を説明するための実験結果を示す図である。 定着装置の従来例を示す図である。 従来の定着装置で発生する不具合を説明するための図である。 従来の定着装置における通紙状態の違いにより発生する不具合について説明するための図である。
符号の説明
6 定着装置
61 定着ベルト
62 加熱ローラ
63 加圧ローラ
64 定着ローラ
65 テンションローラ
66’非接触型のサーミスタ
100 画像形成装置

Claims (8)

  1. 定着体と加圧体との対向位置を通過する記録媒体に対して未定着画像を定着可能な定着装置において、
    上記定着体に当接する当接部材の表面荒さRa1が、上記定着体の表面荒さRa2よりも大きいことを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1記載の定着装置において、
    上記当接部材の表面硬度が上記定着体の表面硬度よりも大きいことを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1又は2記載の定着装置において、
    上記当接部材と上記定着体との当接幅がA4用紙縦幅以上であることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1乃至3のうちの一つに記載の定着装置において、
    上記当接部材の表層が発泡シリコーンゴムで構成されていることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1乃至4のうちの一つに記載の定着装置において、
    上記当接部材の表層がブラスト処理されて荒らした金属で構成されていることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1乃至5のうちの一つに記載の定着装置において、
    上記当接部材は、回転体で構成されていることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項4記載の定着装置において、
    上記当接部材は、上記定着体に従動することを特徴とする定着装置。
  8. 請求項1乃至7のうちの一つに記載の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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