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JP2007032677A - 防音防振装置 - Google Patents

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JP2007032677A
JP2007032677A JP2005216013A JP2005216013A JP2007032677A JP 2007032677 A JP2007032677 A JP 2007032677A JP 2005216013 A JP2005216013 A JP 2005216013A JP 2005216013 A JP2005216013 A JP 2005216013A JP 2007032677 A JP2007032677 A JP 2007032677A
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Koichi Yatsushige
公 一 八ッ繁
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Hazama Ando Corp
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Ando Corp
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Abstract

【課題】 小型で十分に固体伝播音を遮断することができ、かつ、機械の振動の増幅を防止することができる防音防振装置を提供する。
【解決手段】 ゴム体2と金属板3とを交互に積層してなる積層体を有するようにする。金属板3は、該金属板の面に垂直な方向の圧縮力を受けた載荷状態で、隣接するゴム体2の外周面に当接し、隣り合う金属板3,3間の隙間hより低い高さhを有する係合部を有するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振動に伴って騒音を生じる機械、たとえば衝撃性の打ち抜き機械を支承し、機械から発生する騒音のうちの固体伝播音を遮断するとともに、機械自体の振動の増幅を防止することができる防音防振装置に関する。
振動に伴って騒音を生じる機械、特に衝撃性の打ち抜き機械(以下の説明では打ち抜き機械に限られることなく「打ち抜き機械」あるいは単に「機械」という)は、その騒音を如何に遮断するかが問題となる。
一般に打ち抜き機械の騒音は空気と固体を介して伝播する。したがって、打ち抜き機械の騒音の防止は、空気伝播と固体伝播の音の双方に対してそれぞれ防止手段を講じる必要がある。
空気伝播による騒音は、遮音壁で機械全体を囲むことによってかなり遮断することができる。
一方、固体伝播による騒音は、ゴム等の弾性体で機械を支承することによってかなり遮断することができる。
図7は、従来の機械の騒音防止装置の例を示している。
図7に示すように、従来の機械の騒音防止装置30は、打ち抜き機械31をゴム体32によって支承し、そのゴム体32に支承された打ち抜き機械30の外側全体を遮音壁33で囲むようにしていた。
上記従来の騒音防止装置30によれば、遮音壁33は空気を介して伝わる音を遮断し、空気伝播による騒音を防止することができる。
また、ゴム体32によって機械31を支承することにより、機械の強制振動に応じてゴム体32が弾性変形し、機械31の振動が固定基台34等に伝達されるのを防止することができる。
しかし、上記従来の騒音防止装置30のゴム体32は後述する機械の振動を増幅させるという課題を有し、本発明は上記課題を解決するものであるが、本発明と似た構造のものとして免震用あるいは免振用の積層ゴム(以下「免振用積層ゴム」という)が知られている。
これらの免振用積層ゴムは、主に建築構造物を支承するために使用されるものである。
公知の免振用積層ゴムは、金属板と免振ゴムと交互に積層し、複数の層からなる積層体を有するものである。
免振用積層ゴムは、免振ゴムの上下方向の弾性伸縮によって上下方向の衝撃を緩衝する。また、免振用積層ゴムは、免振ゴムの上面と下面のずれ(複数の層がある場合には各層の免振ゴムの上下面のずれの合計)によって建築構造物と地面の相対的なずれを吸収し、地面の水平方向の強制振動を建築構造物に伝達しないようにする。
免振用積層ゴムに含まれる金属板は、免振ゴムの上面と下面のずれを許容する一方、積層体の圧縮強度を増大させる働きを有する。
特開平9−88189号公報 特開2003−176843号公報
上述したとおり、従来の騒音防止装置は、ゴム体によって機械を支承するようにしていた。
ゴム体は、上述したように、弾性変形して機械の振動を吸収し、機械の振動を固定基台等に伝達しないように作用する。ゴム体は、振動吸収の作用とともに防音の効果を有し、機械の振動による固体伝播音を遮断する。
しかし、ゴム体は上下方向に弾性変形するとともに、水平方向にも大きく弾性変形する。
特に、機械の垂直方向の振動を十分に遮断するために高いゴム体を使用すると、ゴム体の上面と下面のずれが大きくなり、水平方向の弾性変形が増大する。
機械自体の振動が増幅されると、機械の加工精度が低下する原因となる。
増大された水平方向のゴム体の弾性変形は、機械自体の振動を増幅させることが多い。ゴム体の水平方向の固有振動数が機械の強制振動と近く、共振しやすいためである。
上記問題に対して、ゴム体の水平方向のずれ(ゴム体上下面のずれ)に対する剛性を増大させ、水平方向のゴム体の固有振動数を大きくさせて機械と共振させ難くすることが考えられる。ゴム体の水平方向のずれに対する剛性を増大させるためには、ゴム体の高さに比して水平断面積を大きくすることが考えられる。
しかし、ゴム体の高さをそのままに水平断面積を大きくすれば、ゴム体の設置面積がむやみに増大して好ましくない。逆に、ゴム体の水平断面積をそのままに高さを低くすると、機械の固体伝播音を十分に遮断することができないという問題を有する。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、小型で十分に固体伝播音を遮断することができ、かつ、機械の振動の増幅を防止することができる防音防振装置を提供することにある。
本発明による防音防振装置は、
ゴム体と金属板とを交互に積層してなる積層体を有し、
前記金属板は、該金属板の面に垂直な方向の圧縮力を受けた載荷状態で、隣接する前記ゴム体の外周面に当接し、隣り合う金属板間の隙間より低い高さを有する係合部を有している、ことを特徴とする。
前記係合部は、前記載荷状態で、前記ゴム体の全外周面に当接している、ようにすることができる。
前記ゴム体は、前記載荷状態で、隣接する一方の金属板の係合部の頂面と隣接する他方の金属板の一部の間に挟持されている、ようにすることができる。
前記積層体は、前記金属板の面に垂直な方向の貫通孔を有し、
前記貫通孔を挿通し、前記積層体を挟んで固定基台と強制振動源の機械の基台とを締結し、前記金属板の面に平行な方向の前記強制振動源の機械の動きに対して摩擦抵抗を生じる締結金具を有している、ようにすることができる。
本発明による防音防振装置は、ゴム体と金属板とを交互に積層してなる積層体を有し、前記金属板は、該金属板の面に垂直な方向の圧縮力を受けた載荷状態で、隣接するゴム体の外周面に当接し、隣り合う金属板間の隙間より低い高さを有する係合部を有している。
本発明によれば、固体伝播音を金属板とゴム体の音響抵抗の差によって遮断することができる。
ここで、音響抵抗とは音響インピーダンスの実数部をいい、音響インピーダンスは下式によって表される。
Figure 2007032677
上式において、Zは音響インピーダンス、pは音場内の一点の音圧(Pa)、ξは前記点の粒子速度(m/s)、Sは粒子速度に垂直な微小面積(m)、Rは音響抵抗、Xは音響リアクタンスである。
音響抵抗に大きな相違を有する二つの物質の間を音が通過するときは、音響エネルギーは反射される性質を有する。
ゴム体から金属板に音響エネルギーが入ろうとする場合、両者に大きな音響抵抗の相違があり、そのため音響エネルギーの大部分が反射される。
本発明の防音防振装置は、金属板とゴム体が交互に複数層積層されているため、各層において音響エネルギーが反射され、固体伝播音をよく遮断することができる。
一方、本発明によれば、ゴム体の水平方向のずれに対する剛性は高い。
すなわち、本発明は載荷状態で金属板の係合部がゴム体の外周面に当接し、該係合部は隣り合う金属板間の隙間より低い高さを有している。
ゴム体のうち、金属板の係合部に当接される部分は、金属板の係合部に保持されて水平方向にずれることができない。
水平方向にずれることが可能な部分は、ゴム体の厚さのうち金属板の係合部に当接されていないわずかな高さ部分に限られる。この部分は高さが低いため上下面のずれる距離が小さい。また、水平方向のずれに対する剛性が高い。
このため、ゴム体の水平方向のずれが制限され、機械の振動がゴム体の水平方向のずれによって増幅されることを防止することができる。
本発明において、ゴム体は、載荷状態で隣接する一方の金属板の係合部の頂面と隣接する他方の金属板の一部の間に挟持されるようにすることができる。
本発明によれば、隣り合う金属板の間には載荷状態の当初からゴム体が常に介在し、強制振動を受けたときに金属板が触れ合って騒音を発することがない。
本発明は、積層体が金属板の面に垂直な方向の貫通孔を有し、締結金具が貫通孔を挿通し、積層体を挟んで固定基台と機械の基台とを締結し、金属板の面に平行な方向の機械の動きに対して摩擦抵抗を生じるようにすることができる。
本発明によれば、締結金具を締め付けることによって、摩擦抵抗によって固定基台に対する機械の基台の水平方向の揺動を制限することができる。これにより、機械の水平方向に動こうとする力が締結金具の摩擦抵抗より小さいときは、機械は固定されて水平方向に振動しない。この状態でも、機械の固体伝播音の音響エネルギーは、金属板とゴム体の境界で両者の音響抵抗の大きな相違によって反射され、効果的に遮断される。
機械の水平方向に動こうとする力が締結金具の摩擦抵抗より大きいときは、機械は締結金具の動的摩擦抵抗に抗して水平方向に揺動するが、締結金具の動的摩擦抵抗とゴム体の上下面のずれに対する剛性の合計の抵抗によって機械の振動が増幅されることはない。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による防音防振装置を分解して示している。
図1に示すように、本実施形態の防音防振装置1は、複数枚のゴム体2(図1の例では3枚)と複数枚の金属板3(図1の例では3枚)とを交互に積層した積層体4を有している。
積層体4の上面には、必要に応じて最上層のゴム体2を保護する金属板5が設けられている。
金属板3は、主要部が板状の面をなし(図1の例では円形の面を有しているがこの形状に限られない)、その周縁部にゴム体2の外周面に当接する係合部3aを有している。
ゴム体2は、天然ゴム、合成ゴムのいずれでもよい。
図2は、防音防振装置1を組み立てて据え付けた状態、すなわち載荷状態を示している。なお、載荷状態とは、防音防振装置1が機械を支持し、金属板3の面に垂直な方向に圧縮力を受けている状態をいう。通常は金属板3は水平に設置されるが、設置の条件により、金属板3が水平になるとは限らない。
図2に示すように、載荷状態において、金属板の係合部3aは、ゴム体2の外周面に当接している。係合部3aは、隣り合う金属板3間の隙間hより低い高さhを有している。
金属板の係合部3aは、ゴム体2の外周面の全部に当接していることが好ましいが、必要な方向の振動のみを制限するようにゴム体2の外周面の一部に当接するようにしてもよい。
本実施形態の防音防振装置1では、ゴム体2は、載荷状態で隣接する一方の金属板の係合部3aの頂面と隣接する他方の金属板3の底面との間に挟持されている。すなわち、ゴム体2の一部が隣接する金属板3の間に介在している。
図3は、積層体4の組み立ての前後を示している。
図3に示すように、本発明のゴム体2は、組み立て前においては金属板の係合部3aに外周面が接していなくてもよい。
載荷状態では、金属板3の面に垂直な圧縮力がかかるため、ゴム体2は横方向に膨張し、その外周面が金属板の係合部3aに接する。本実施形態では、さらにゴム体2が横方向に膨張して金属板3または5の底面と金属板の係合部3aの頂面の間に入り込み、両者の間に介在する。
次に、本発明の防音防振装置の作用を説明する。
図4は、本発明の防音防振装置の作用と、一見類似した構造を有する公知の免振用積層ゴムの作用とを比較して示している。図4(a)は、本発明の防音防振装置が機械の強制振動を受けて水平方向にずれを生じている様子を示している。一方、図4(b)は公知の免振用積層ゴム(特開平9−88189号公報)が地震等の外部の強制振動を受けて水平方向にずれを生じている様子を示している。
図4(b)は、免振用積層ゴムの積層体の一層を抜き出して、その端部を拡大して示している。
図4(b)において、符号6は積層用ゴムを示している。符号7は積層用ゴム6の上層の金属板の下部を示し、符号8は積層用ゴム6の下層の金属板の上部を示している。
上層の金属板7と下層の金属板8の周縁部にはそれぞれ突起部7a,8aが形成されている。
突起部7a,8aの頂面は互いに所定の隙間を有して対向している。
公知の免振用積層ゴムの積層体は、積層用ゴム6と金属板(7または8)が交互に積層され、これらの層構造を複数層有している。
公知の免振用積層ゴムの積層体は、載荷状態で、積層用ゴムの外周面6aが上層の金属板7や下層の金属板8の突起部7a,8aの内周面に接していない構造となっている。この点、載荷状態でゴム体の外周面が金属板の係合部に接している本発明と構造が異なる。
公知の免振用積層ゴムの積層体は、十分大きな荷重を支承できるともに、十分大きな水平方向のずれを許容するように設計される。
積層用のゴムは、高さ(厚さ)を大きくすると、十分大きな水平方向のずれを許容するようになるが、座屈の可能性が大きくなる。
図4(b)の公知の免振用積層ゴム(特開平9−88189号公報)は、積層用のゴムの高さを大きくする一方、ゴムの座屈を防止するために突起部7a,8aを設けている。すなわち、突起部7a,8aにより、大変形が生じた時に突起部7a,8aの頂面が互いに当接して摺動し、積層用ゴムの座屈を防止し、金属板7,8の相対的な傾きを防止している。
なお、特開2003−176843号公報の免振用積層ゴムは、積層用ゴムの厚さを小さくして支持荷重を大きくする一方、水平方向のずれに対する剛性が過大になることを防止するために、積層用ゴムの内部に空間を設けている。これも、十分大きな荷重を支承でき、かつ、十分大きな水平方向のずれを許容できるようにするためである。特開2003−176843号公報の免振用積層ゴムは、金属板の周縁部に突起部が設けられておらず、ゴムが金属板の周縁部に当接する構造はない。
さて、図4(b)の免振用積層ゴムにおいて、地震等により水平方向に強制振動が与えられると、積層用ゴム6は、上面と下面がずれて強制振動の動きを吸収する。
積層用ゴム6の上下面がずれるとき、その外周面6aは図4(b)の符号6a’,6a’’のように傾斜する。積層用ゴムの外周面6aの頂点は、図4(b)の符号oの点を中心に左右の点mと点nの間で水平に揺動する。
しかし、この公知の免振用積層ゴムにおいては、積層用ゴムの外周面6aはいずれのときも金属板7,8の突起部7a,8aに当接しない。これにより、積層用ゴム6の上下面の十分大きなずれを許容することができ、地震等の水平方向の大きな強制振動を吸収することができる。
これに対して、本発明の防音防振装置1は、載荷状態で、ゴム体2の外周面の高さ方向の一部が金属板の係合部3aの内周面に当接している。
機械の水平方向の強制振動を受けたときは、防音防振装置1のゴム体2は、h−hの厚さ部分のみが水平方向にずれ、その頂部が符号oの点を中心に点mと点nの間で小さく水平方向に揺動する。
小さくしか水平方向に揺動できないことにより、機械自体の水平方向の振動を増幅させることはない。
また、小さく水平方向に揺動することにより、すなわち、機械の水平方向の振動を完全に拘束しないことにより、機械の水平方向の振動が基台等に伝達されるのを防止することができる。
また、本発明の防音防振装置1は、ゴム体2が載荷状態で隣接する一方の金属板の係合部3aの頂面と隣接する他方の金属板3,5の一部の間に挟持されていることにより、金属板同士が触れ合って固体伝播音を伝達してしまうことがない。
本発明の防音防振装置1は、ゴム体2がh−hの厚さ部分のみで上下面がずれることにより、ゴム体2の水平方向のずれに対する剛性が高く、水平断面積が小さくても水平断面積が大きなゴム体と同等の剛性を有し、水平断面積が小さいながら、機械の振動を防止する防音防振装置を実現することができる。
本発明の防音防振装置1は、固体伝播音を遮断することに関して、従来の防音装置と異なる方法を採用している。
従来の防音装置は、ゴム自体が有している緩衝、防音の作用により、固体伝播音を遮断していた。このように、ゴム自体の緩衝、防音の作用によって固体伝播音を遮断する場合、ゴムにある程度の厚さ(音の伝播経路の距離)が要求される。
本発明の防音防振装置1は、金属とゴムの間の音響抵抗の相違を利用する。
音響エネルギーがゴム体2から金属板3に進入しようとするときに、ゴム体2と金属板3の音響抵抗に大きな相違があるため、音響エネルギーが境界面で大部分反射される。
本発明の防音防振装置1は、金属板3とゴム体2が交互に複数層積層されているため、複数の音響エネルギー反射面を有し、固体伝播音をよく遮断することができる。
すなわち、本発明は、音の伝播距離が短くても、複数の金属板とゴム体の境界面によって音響エネルギーを反射することができる。
上述したように、本発明は水平断面積が小さくても機械の水平方向の振動を増幅せず、かつ、低い高さの中に複数の金属板とゴム体の境界面を有して固体伝播音を遮断することができる。
これにより、本発明によれば、小型で十分に固体伝播音を遮断することができ、かつ、機械の振動の増幅を防止することができる防音防振装置を実現することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
図5は、本発明の他の実施形態による防音防振装置9を示している。
防音防振装置9は、複数枚のゴム体10(図5の例では4枚)と複数枚の金属板11(図5の例では4枚)とを交互に積層した積層体12を有している。積層体12の上面には、必要に応じて最上層のゴム体10を保護する金属板13が設けられている。
金属板11は、板状をなし、その周縁部にゴム体10の外周面に当接する係合部11aを有している。
防音防振装置9は、載荷状態で、ゴム体10の外周面が金属板の係合部11aの内周面に接している。金属板の係合部11aは隣り合う金属板11間の隙間より低い高さを有している。
ただし、本実施形態においては、ゴム体10は、載荷状態でゴム体10が隣接する一方の金属板の係合部11aの頂面と隣接する他方の金属板11,13の底面の間に挟持されていない。この実施形態のように本発明は、機械の振動の大きさに応じて、適宜ゴム体10を金属板間に膨出させ介在させないようにすることができる。
本発明は、本実施形態のように、金属板の係合部11aの頂部と外周部にコーキング14を施すことができる。
コーキング14により、万一金属板同士が接することがあっても、固体伝播音の伝達を大幅に軽減することができる。
なお、図5に示すように、ゴム体10の縁は適宜面取やアール(R)を設けることができる。この場合、ゴム体10の外周面の下部は金属板の係合部11aの下隅部に密着していなくてもよい。ただし、係合部11aの上部の主たる部分には、ゴム体10の外周面が接するようにする。
図6は、本発明のさらに他の実施形態を示している。
本実施形態は、ゴム体の上下面のずれに対する剛性に加えて、締結金具の摩擦抵抗によって機械の水平方向の振動を抑制するものである。
本実施形態の防音防振装置15は、ゴム体16と金属板17,18の積層体19を有している。
ゴム体16は、載荷状態で外周面が金属板17の係合部17aに当接している。なお、図6の例では、載荷状態で金属板の係合部17a頂面と他の金属板17,18の底面の間にゴム体16の一部が膨出し介在している。
積層体19は、金属板17,18の面に垂直な方向の貫通孔20を有している。
符号21は、強制振動源となる機械の基台の一部を示している。機械の基台21上に図示しない機械の本体が据え付けられる。
符号22は、機械を支承する固定的な基台を示している。固定的な基台(固定基台22という)とは床、支承用の基台、基礎等である。
防音防振装置15は、金属板17,18の面に平行な方向の機械の動きに対して摩擦抵抗を生じる締結金具を有している。
本実施形態において、締結金具は、機械の基台21に対して摩擦抵抗を生じる板部材23と、板部材23を介して積層体19を挟んで機械の基台21と22とを締結するボルト24とからなる。
締結金具は、板部材23とボルト24に限られず、公知の任意の締結金具を使用することができる。また、締結金具は、固体伝播音を遮断するために、板部材23とボルト24の頂部の間に緩衝用のバネその他の弾性体を含むことができる。
本実施形態の防音防振装置15を取り付けるには、積層体19上に機械(機械の基台21)を配置し、機械の基台21の上に板部材23を置いて積層体19の貫通孔20を挿通するようにボルト24を挿入し、ボルト24の先端を固定基台22と係合させて締め付けるようにする。
ボルト24を所定のトルクで締め付けることにより、板部材23の下面と機械の基台21の上面は密着し、水平方向の動きに対して所定の摩擦抵抗を生じるようになる。
貫通孔20の内周面とボルト24の間には、積層体19がその上下面がずれて変形するときに、ボルト24と接触しない程度の遊びを設けるようにする。
機械の基台21の貫通孔は、貫通孔20と同径である必要はないが、積層体19の上下面がずれて変形するときに、ボルト24と接触しない程度の内径を有するようにする。
本実施形態の防音防振装置15は、締結金具の摩擦抵抗によって固定基台22に対する機械の基台21の水平方向の揺動を制限することができる。
機械の水平方向に動こうとする力が締結金具の摩擦抵抗より小さいときは、機械は固定されて水平方向にほとんど振動しない。この状態でも、金属板とゴム体の音響抵抗の大きな相違によって、機械の固体伝播音を効果的に遮断することができる。なお、ボルト24と板部材23の間にバネや弾性体が介在する場合はより効果的である。
機械の水平方向に動こうとする力が締結金具の摩擦抵抗より大きいときは、機械は締結金具の動的摩擦抵抗に抗して水平方向に揺動する。しかし、機械の水平の振動は、締結金具の動的摩擦抵抗と金属板17の係合部17aに保持されたゴム体16のずれに対する抵抗の合計の抵抗を受ける。これによって、機械の水平の振動は大幅に抑制される。なお、機械が水平方向に振動する状態においても機械の固体伝播音は効果的に遮断される。
以上の説明では、金属板の係合部は金属板の面から一方向に立ち上がるように説明したが、むろん金属板の面から上下方向に延出するようにしてもよい。
本発明の一実施形態による防音防振装置を分解して示した斜視図。 本発明の一実施形態による防音防振装置の載荷状態の縦断面図。 本発明の一実施形態による防音防振装置の積層体の組み立ての前後を示した説明図。 本発明の防音防振装置の作用を公知の免振用積層ゴムと比較して示した説明図。 本発明の一実施形態による防音防振装置の載荷状態の縦断面図。 本発明の一実施形態による防音防振装置の載荷状態の縦断面図。 従来の機械の防音装置を示す説明図。
符号の説明
1 防音防振装置
2 ゴム体
3 金属板
3a 金属板の係合部
4 積層体
5 金属板
6 免振用積層ゴムの積層用ゴム
6a 積層用ゴムの外周面
7 積層用ゴムの上層の金属板
7a 金属板の突起部
8 積層用ゴムの下層の金属板
8a 金属板の突起部
9 防音防振装置
10 ゴム体
11 金属板
11a 金属板の係合部
12 積層体
13 金属板
14 コーキング
15 防音防振装置
16 ゴム体
17 金属板
17a 金属板の係合部
18 金属板
19 積層体
20 貫通孔
21 機械の基台
22 固定基台
23 板部材
24 ボルト

Claims (4)

  1. ゴム体と金属板とを交互に積層してなる積層体を有し、
    前記金属板は、該金属板の面に垂直な方向の圧縮力を受けた載荷状態で、隣接する前記ゴム体の外周面に当接し、隣り合う金属板間の隙間より低い高さを有する係合部を有している、ことを特徴とする防音防振装置。
  2. 前記係合部は、前記載荷状態で、前記ゴム体の全外周面に当接している、ことを特徴とする請求項1に記載の防音防振装置。
  3. 前記ゴム体は、前記載荷状態で、隣接する一方の金属板の係合部の頂面と隣接する他方の金属板の一部の間に挟持されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の防音防振装置。
  4. 前記積層体は、前記金属板の面に垂直な方向の貫通孔を有し、
    前記貫通孔を挿通し、前記積層体を挟んで固定基台と強制振動源の機械の基台とを締結し、前記金属板の面に平行な方向の前記強制振動源の機械の動きに対して摩擦抵抗を生じる締結金具を有している、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の防音防振装置。
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