JP2007031070A - サクションユニット及び給紙装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型化が可能なサクションユニット及びこのサクションユニットを備えた給紙装置を提供する。
【解決手段】 給紙装置に用紙束が積載される給紙台を設け、この給紙台の搬送方向100側の端部上にサクションユニット1を設ける。サクションユニット1においては、支持板2を設け、支持板2に吸引チャンバ7を固定する。そして、吸引チャンバ7の第1部分7aの下面に、用紙束の上方からエアを吸引する開口部7cを形成する。また、吸引チャンバ7の第2部分7bの下面に、吐出チャンバ8を連結する。吐出チャンバ8には、用紙束の側面に向けてエアを吐出する開口部8aを形成する。更に、吐出チャンバ8の内部を、連通孔9を介して吸引チャンバ7の内部に連通させ、吐出チャンバ8内にファン10を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 給紙装置に用紙束が積載される給紙台を設け、この給紙台の搬送方向100側の端部上にサクションユニット1を設ける。サクションユニット1においては、支持板2を設け、支持板2に吸引チャンバ7を固定する。そして、吸引チャンバ7の第1部分7aの下面に、用紙束の上方からエアを吸引する開口部7cを形成する。また、吸引チャンバ7の第2部分7bの下面に、吐出チャンバ8を連結する。吐出チャンバ8には、用紙束の側面に向けてエアを吐出する開口部8aを形成する。更に、吐出チャンバ8の内部を、連通孔9を介して吸引チャンバ7の内部に連通させ、吐出チャンバ8内にファン10を設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、積載された用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙装置及びこの給紙装置に搭載されエアの吸引及び吐出を行うサクションユニットに関する。
積載された用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙装置には、フリクション式の給紙装置及びサクション式の給紙装置がある。フリクション式の給紙装置は、互いに圧接した摩擦ローラ及び摩擦パッドを備え、摩擦ローラと用紙との間の摩擦係数と、用紙間の摩擦係数と、用紙と摩擦パッドとの間の摩擦係数との間の違いを利用して、用紙束から用紙を分離するものである。サクション式の給紙装置は、エアを吐出することによって用紙同士を分離しつつ、エアを吸引することによって1枚の用紙を保持するものである。サクション式の給紙装置は、用紙としてアート・コート系の用紙を使用した場合でも問題なく給紙できるため、近時、給紙装置において多用されるようになっている。
例えば特許文献1には、従来のサクション式の給紙装置が開示されている。図14は、この従来の給紙装置を示す断面図である。図14に示すように、従来の給紙装置101においては、給紙トレイ102が設けられており、この給紙トレイ102上には用紙束S0が積載されるようになっている。給紙トレイ102の前方にはシャッタ103が設けられており、用紙束S0の前端部がシャッタ103に当接するようになっている。
また、用紙束S0の前端部上方には、吸引ヘッド104が設けられている。吸引ヘッド104は、吸引チャンバ105と、吸引チャンバ105の前後に設けられた1対のローラ106と、この1対のローラ106に張架され、吸引チャンバ105の両側に配置されたベルト107とから構成されている。吸引チャンバ105は、その下面に開口部105aが形成されていると共に、その内部がエア吸引源(図示せず)に連通されており、エア吸引源がエアを吸引することにより、吸引チャンバ105の内部が負圧になり、開口部105aを介して外部からエアを吸引するようになっている。
更に、シャッタ103の前方側における吸引ヘッド104の下方には、吐出チャンバ108が設けられている。吐出チャンバ108は、その上面に開口部108aが形成されていると共に、その内部がエア吐出源(図示せず)に連通されており、エア吐出源がエアを吐出することにより、吐出チャンバ108の内部が陽圧になり、開口部108aを介して外部にエアを吐出するようになっている。
更にまた、吸引ヘッド104の前方且つ吐出チャンバ108の上方にあたる位置には、相互に圧接するローラ109及びコロ110が設けられている。コロ110はローラ109に転接しており、ローラ109が回転することにより、コロ110が従動して回転するようになっている。なお、吸引ヘッド104、エア吸引源、吐出チャンバ108及びエア吐出源により、サクションユニットが構成されている。
この従来の給紙装置101においては、エア吐出源がエアを吐出することにより、吐出チャンバ108がその開口部108aからエアを吐出し、用紙束S0の上部に、その前方側からエアを吹き付ける。これにより、用紙束S0の上部を構成する用紙間に隙間が形成される。この状態で、エア吸引源がエアを吸引することにより、吸引ヘッド104の吸引チャンバ105が開口部105aを介してエアを吸引する。この結果、用紙束S0の最上位の用紙S1が用紙束S0から分離されて、ベルト107に接触する。そして、ローラ106が回転することにより、この吸引された最上位の用紙S1をベルト107が前方に搬送し、この用紙S1をローラ109とコロ110との間に送り込む。これにより、ローラ109及びコロ110が用紙S1を保持し、用紙S1を更に前方に搬送する。
しかしながら、上述の従来の技術には以下に示すような問題点がある。図14に示す給紙装置101においては、吸引ヘッド104は、用紙束S0の最上位の用紙S1を吸引する必要があるため、用紙束S0の上方に配置されていなくてはならない。一方、吐出チャンバ108は用紙束S0にその前方からエアを吐出するために、少なくとも開口部108aは用紙束S0の前方に配置されていなくてはならない。このため、吸引ヘッド104は最上位の用紙S1の上方に配置され、吐出チャンバ108は用紙S1の下方に配置されるため、吸引ヘッド104と吐出チャンバ108との間には、用紙S1の搬送経路が介在することになる。従って、吸引ヘッド104の吸引チャンバ105に連通されたエア吸引源と、吐出チャンバ108に連通されたエア吐出源とは、用紙S1の搬送経路を挟んで相互に分離された位置に配設される必要がある。この結果、給紙装置が大型化するという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、小型化が可能なサクションユニット及びこのサクションユニットを備えた給紙装置を提供することを目的とする。
本発明に係るサクションユニットは、積載された用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙装置に設けられ前記用紙束の用紙間にエアを吐出すると共に前記用紙束の最上位の用紙を吸引するサクションユニットにおいて、前記用紙束の直上域に配置され上方に向けてエアを吸引する吸引口及び前記用紙束の側面に向けてエアを吐出する吐出口が形成され前記吸引口から吸引されたエアを前記吐出口に送る吸引吐出部と、吸引された用紙を搬送方向に搬送する搬送手段と、を有することを特徴とする。
本発明においては、用紙束の直上域からエアを上方に向けて吸引し、この吸引されたエアを用紙束の側面に向けて吐出することにより、用紙束から最上位の用紙を分離し、この最上位の用紙のみを搬送することができる。そして、吸引口を用紙束の直上域に設け、吐出口を用紙束の側方に設けることにより、吸引口から吸引されたエアを吐出口に送る経路を用紙の搬送経路に交差しないように形成することができる。このため、吸引吐出部を一体的に構成することができる。これにより、サクションユニットの小型化を図ることができる。
また、前記吸引吐出部が、前記用紙束の上方に配置され前記吸引口が形成された吸引チャンバと、前記用紙束の側方における前記用紙束から見て前記搬送方向に交差する方向に配置されその内部が前記吸引チャンバの内部と連通され前記吐出口が形成された吐出チャンバと、前記吸引チャンバから前記吐出チャンバに向けてエアを流通させる送風手段と、を有することが好ましい。これにより、1つの送風手段により吸引チャンバの内部を負圧にすると共に吐出チャンバの内部を陽圧にすることができ、サクションユニットをより一層小型化することができる。
更に、前記送風手段は、前記吸引チャンバ及び前記吐出チャンバの少なくとも一方に設けられたファンであってもよい。これにより、簡略な構成により送風手段を実現することができる。
更にまた、前記搬送手段が、前記搬送方向に直交する方向に延びる第1のローラと、この第1のローラを回転させるモータと、前記第1のローラとの間に前記吸引チャンバの少なくとも一部を挟む位置に前記第1のローラと平行に設けられた第2のローラと、前記第1及び第2のローラに張架された無端ベルトと、を有し、前記吸引チャンバにおける前記第1のローラと前記第2のローラとの間に配置された部分に前記吸引口が形成されていることが好ましい。これにより、吸引チャンバが用紙束の最上位の用紙を吸引することにより、この用紙が無端ベルトに吸着され、モータが第1のローラを回転させることにより、無端ベルトが前記用紙を搬送方向に搬送することができる。
また、このとき、上方から見て、前記吸引チャンバにおける前記第1のローラと前記第2のローラとの間に配置された部分、前記第1及び第2のローラ、並びに前記無端ベルトが前記用紙束の直上域に配置されており、前記吸引チャンバの残部、前記吐出チャンバ、前記送風手段及び前記モータが前記用紙束の直上域から外れた領域に配置されていることが好ましい。これにより、前記吸引チャンバにおける前記部分、前記第1及び第2のローラ、並びに前記無端ベルトのみが用紙束の直上域に配置されることになるため、吸引チャンバの厚さ並びに第1及び第2のローラの直径を十分に小さく設計すれば、サクションユニットの厚さを小さくすることができる。この結果、給紙装置の高さを小さくすることができる。
本発明に係る給紙装置は、積載された用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙装置において、前記用紙束が積載される給紙台と、この給紙台の上方に設けられた前記サクションユニットと、を有することを特徴とする。
本発明においては、サクションユニットを小型化することができるため、給紙装置も小型化することができる。
また、前記サクションユニットが、前記給紙台における前記搬送方向側の端部の直上域を含む領域に配置されていてもよい。これにより、吸着された用紙の搬送方向側の端部が垂れ下がることがなく、用紙を確実に搬送することができる。
又は、本発明に係る給紙装置は、前記給紙台における前記搬送方向側の端部の直上域を含む領域に配置され前記用紙束の側面に向けてエアを吐出する補助エア手段を有し、前記サクションユニットが前記給紙台における前記搬送方向の逆方向側の端部の直上域を含む領域に配置されていてもよい。これにより、搬送手段が最上位の用紙を送り出した後、直ちに次の用紙を吸着することができるため、複数枚の用紙を一部重なった状態で送出することができる。この結果、単位時間当たりの用紙の送出枚数を増大させることができる。また、補助エア手段を設けることにより、吸着された用紙の搬送方向側の端部が垂れ下がることを防止し、用紙を確実に搬送することができる。
又は、前記サクションユニットが2台設けられており、一方の前記サクションユニットが前記給紙台における前記搬送方向側の端部の直上域を含む領域に配置されており、他方の前記サクションユニットが前記給紙台における前記搬送方向の逆方向側の端部の直上域を含む領域に配置されていてもよい。他方のサクションユニットを搬送方向の逆方向側に配置することにより、搬送手段が最上位の用紙を送り出した後、直ちに次の用紙を吸着することができるため、複数枚の用紙を一部重なった状態で送出することができる。この結果、単位時間当たりの用紙の送出枚数を増大させることができる。また、一方のサクションユニットを搬送方向側に配置することにより、吸着された用紙の搬送方向側の端部が垂れ下がることがなく、用紙を確実に搬送することができる。
更に、本発明に係る給紙装置は、前記給紙台から見て前記搬送方向側に設けられ前記用紙束の前記搬送方向側の端部を係止するフックを有し、前記搬送手段は前記用紙を前記搬送方向の逆方向にも搬送可能なものであることが好ましい。これにより、吸引吐出部が最上位の用紙を吸着した後、搬送手段がこの用紙を一旦逆方向に搬送してフックから外し、その後、搬送手段がこの用紙を搬送方向に搬送することができる。このようにすることにより、サクションユニットの搬送方向側に設けられ搬送手段により搬送された用紙を受け取るローラを、その一部が給紙台の直上域に位置するように配置することができる。これにより、用紙の搬送経路を短くすることができ、給紙装置を小型化することができる。
このとき、本発明に係る給紙装置は、前記給紙台を昇降させる昇降手段と、この昇降手段を動作させるか停止させるかを切り替えるスイッチと、を有し、前記フックの少なくとも一部分は前記用紙束の上面の位置に応じて上下動するようになっており、前記一部分の位置に応じて前記スイッチが切り替えられるようになっており、前記一部分が下降位置にあるときに前記昇降手段が前記給紙台を上昇させることが好ましい。これにより、給紙台上に積載された用紙が減って用紙束の上面の位置が低下したときに、フックの一部分が下降してスイッチを切り替え、昇降手段が給紙台を上昇させることにより、用紙束の上面の位置を元の位置に戻すことができる。この結果、用紙束の上面の位置を常に一定の範囲に保つことができ、給紙動作を安定化させることができる。
更にまた、本発明に係る給紙装置は、前記給紙台から見て前記搬送方向に直交する方向に設けられその表面が前記直交する方向に垂直である基準板を有し、前記基準板には前記吐出口が連通された開口部が形成されていることが好ましい。これにより、用紙束の側端縁を基準板に当接させることにより、用紙のサイズに拘らず、用紙束の側端縁の位置を固定することができる。従って、給紙台上に積載する用紙のサイズが変わっても、サクションユニットを移動させる必要がなく、従って、サクションユニットを移動させるための手段を設ける必要がない。この結果、給紙装置の構成を簡略化できる。
更にまた、本発明に係る給紙装置は、前記用紙束における前記搬送方向の逆方向側の端部を係止する後端捌き部材を有することが好ましい。これにより、最上位の用紙を後端捌き部材に係止させた状態で一旦逆方向側に搬送することにより、この最上位の用紙を撓ませて、用紙束から分離することができる。この結果、用紙を捌く効果を高めることができる。
本発明に係る他の給紙装置は、積載された用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙装置において、前記用紙束が積載される給紙台と、この給紙台の上方に設けられ前記用紙束の用紙間にエアを吐出すると共に前記用紙束の最上位の用紙を吸引する吸引吐出部と、前記用紙束の端部を係止する後端捌き部材と、前記吸引された用紙を一旦前記後端捌き部材に向けて搬送した後、前記後端捌き部材から遠ざかる搬送方向に搬送する搬送手段と、を有することを特徴とする。
本発明においては、最上位の用紙を後端捌き部材に係止させた状態で一旦逆方向側に搬送することにより、この最上位の用紙を撓ませて、用紙束から分離することができる。これにより、用紙を捌く効果を高めることができる。
また、前記給紙装置は、前記給紙台から見て前記搬送方向に直交する方向に設けられその表面が前記直交する方向に垂直である基準板を有し、前記後端捌き部材は前記基準板に対して前記搬送方向及びその逆方向に移動可能に取り付けられていてもよい。これにより、後端捌き部材が基準板に対して移動可能であるため、種々の大きさの用紙に対応することができる。
又は、前記給紙装置は、前記給紙台に被着され、前記後端捌き部材を支持するアングル材を有していてもよい。これにより、後端捌き部材の配設位置に対する制約がなくなり、搬送方向における長さが短い用紙にも対応することができる。
また、前記後端捌き部材の形状が円柱形であることが好ましい。これにより、用紙に傷を付けることなく、適度な係止効果を得ることができる。
本発明によれば、用紙束の直上域からエアを吸引し、吸引されたエアを用紙束の側面に向けて吐出することにより、吸引吐出部を一体的に構成することができるため、サクションユニットを小型化することができる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係るサクションユニットを示す下面図であり、図2はこのサクションユニットを示す正面図であり、図3はこのサクションユニットを示す側面図であり、図4は図1に示すA−A’線による断面図であり、図5は図1に示すB−B’線による断面図であり、図6は本実施形態に係る給紙装置を示す上面図であり、図7はこの給紙装置を示す側面図であり、図8(a)及び(b)はこの給紙装置を示す正面図であり、(a)は用紙が積載された場合を示し、(b)は(a)に示す状態から用紙が減少した場合を示す。
先ず、本実施形態に係るサクションユニットについて説明する。図1乃至図5に示すように、本実施形態に係るサクションユニット1は、後述する給紙装置11(図6参照)に搭載され、給紙装置の給紙台に積載された用紙束から最上位の用紙をピックアップして搬送方向100に搬送するものである。サクションユニット1においては、支持板2が設けられている。支持板2においては、搬送方向100を長手方向とした矩形の天板2aが設けられており、この天板2aにおける1対の長辺から夫々下方に起立した側板2b及び2cが設けられており、側板2cの下端部には矩形の切込部が形成されている。また、天板2aにおける搬送方向100の反対側(以下、後側ともいう)の端部の下面側には、側板2bに対向するように、側板2bと同じ高さまで起立した起立板2dが設けられている。
側板2bと起立板2dとの間には、搬送方向100に直交する方向(以下、幅方向という)に延びるローラ3が設けられている。ローラ3は側板2b及び起立板2dにより回転自在に軸支されている。また、側板2bにおける搬送方向100側(以下、前側ともいう)の端部と側板2cとの間には、幅方向に延びるローラ4が設けられている。ローラ4は、側板2b及び2cにより回転自在に軸支されている。
更に、側板2cの外面側におけるローラ4の中心軸の延長線上には、ステッピングモータ5が設けられている。ステッピングモータ5は、その回転軸5aを正方向及び逆方向の双方に任意の回転角だけ回転させることができるものである。ステッピングモータ5の回転軸5aはローラ4に連結されており、ステッピングモータ5が駆動することにより、ローラ4が回転するようになっている。
更にまた、ローラ3及びローラ4には、無端ベルト6が張架されている。なお、図1においては、便宜上、無端ベルト6の一部について図示を省略している。無端ベルト6には、複数の開口部6aが形成されている。開口部6aは、無端ベルト6の幅方向に沿って5個又は6個が一列に配列されており、この5個の開口部6aからなる列及び6個の開口部6aからなる列が、無端ベルト6の周回方向に沿って交互に配列されている。
そして、支持板2の下面側には吸引チャンバ7が設けられている。吸引チャンバ7は側板2bの内面及び側板2cの下端部に固定されており、側板2cの切込部を通過して、支持板2の直下域から幅方向に延出している。吸引チャンバ7の厚さは均一であり、ローラ3及び4の直径よりもやや小さくなっている。即ち、吸引チャンバ7は、第1部分7a及び第2部分7bからなり、第1部分7aは、ローラ3とローラ4との間、即ち、無端ベルト6により囲まれる領域内に位置しており、第2部分7bは、ローラ3とローラ4との間から幅方向の片側にはみ出しており、この第2部分7bのうち一部は支持板2の直下域からもはみ出している。下方から見て、吸引チャンバ7の形状は、その短手方向が搬送方向100である矩形から第2部分7bにおける搬送方向100側(前側)の角部を切り落とした五角形であり、この切り落とされた領域内に、ステッピングモータ5が配置されている。吸引チャンバ7の第1部分7aの下面には、例えば20個の開口部7cが形成されている。各開口部7cは幅方向に延びる矩形であり、この開口部7cが、例えば搬送方向100に10個、幅方向に2個配列されている。
また、吸引チャンバ7の第2部分7bの下面には、吐出チャンバ8が連結されている。下方から見て、吐出チャンバ8は吸引チャンバ7の第2部分7bの外縁の内側に位置しており、その形状は略円形である。また、吐出チャンバ8の下端部は無端ベルト6よりも下方にある。更に、吐出チャンバ8には、吸引チャンバ7の第1部分7aの下方、即ち、無端ベルト6の下方の空間に向けて開口部8aが形成されている。吸引チャンバ7と吐出チャンバ8との間には円形の連通孔9が形成されており、吐出チャンバ8の内部は連通孔9を介して吸引チャンバ7の内部に連通されている。吐出チャンバ8内には、送風手段としてのファン10が設けられている。なお、吸引チャンバ7、吐出チャンバ8及びファン10により、吸引吐出手段が構成されている。
次に、本実施形態に係る給紙装置について説明する。図6、図7並びに図8(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る給紙装置11においては、相互に平行に且つ離隔するように、その表面が幅方向に垂直になるように起立した1対のフレーム12a及び12bが設けられている。フレーム12a及び12bは、給紙装置11の幅方向両側部を構成している。フレーム12aとフレーム12bとの間には、その上面が水平になるように、給紙台13が設けられており、この給紙台13を昇降させる昇降手段20が設けられている。また、給紙台13におけるフレーム12a側の端縁に接するように、垂直に起立した基準板14が設けられている。基準板14におけるフレーム12b側の面が基準面14aとなっている。基準面14aは幅方向に垂直である。
更に、フレーム間における給紙台13の前側には、その表面が搬送方向100に垂直となるように、シャッタ15が設けられている。シャッタ15は給紙台13及び基準板14の前端部に接している。更にまた、シャッタ15の上方やや前方には、幅方向に延びるローラ16が設けられている。ローラ16はフレーム12a及び12bにより軸支されている。また、ローラ16の上方には、ローラ16に転接するように、その直径がローラ16の直径よりも大きいローラ17が設けられている。ローラ17も、ローラ16と同様に、幅方向に延び、フレーム12a及び12bにより回転可能に軸支されている。ローラ17の一部は、給紙台13の直上域に位置している。
更にまた、フレーム12aの前端部の上部には、フック18が取り付けられている。フック18においては、回動部18aが設けられている。回動部18aは搬送方向100に沿って延びており、その後端部が軸部18bによってフレーム12aに回動可能に軸支されている。また、回動部18aの前端部から、延出部18cがフレーム12bに向かって延出している。幅方向から見て、延出部18cの形状はL字形状となっており、その表面が水平である水平部18d、及びこの水平部18dの前端部から下方に起立した垂直部18eから構成されている。水平部18d及び垂直部18eは、夫々基準板14の上方及び前方を通過して基準板14よりもフレーム12b側に達している。
更に、回動部18aの前端部の下方には、マイクロスイッチ19が設けられている。マイクロスイッチ19は、回動部18aの前端部が下方に回動し、下降位置に到達したときに、この前端部により押圧され、押圧されるとオンになるものである。そして、マイクロスイッチ19がオンになると昇降手段20が作動して給紙台13が上昇し、マイクロスイッチ19がオフになると昇降手段20が停止して給紙台13の上昇が停止するようになっている。
そして、フレーム12aの前端部の上部には、前述のサクションユニット1が取り付けられている。即ち、サクションユニット1の支持板2の側板2cが、フレーム12aの内面に接しており、フレーム12aに対して固定されている。サクションユニット1のうち、支持板2、ローラ3及び4、無端ベルト6並びに吸引チャンバ7は、基準板14及びフック18の上方に配置されており、吐出チャンバ8はフック18と同じ高さでフック18よりも後側に配置されている。
サクションユニット1における基準板14及びフック8の上方に配置されている部分のうち、ローラ3及び4、無端ベルト6並びに吸引チャンバ7の第1部分7aは、基準板14の内側、即ち、給紙台13の直上域に配置されている。また、ステッピングモータ5、吸引チャンバ7の第2部分7b及び吐出チャンバ8は、基準板14の外側、即ち、給紙台13の直上域からフレーム12a側に外れた領域に配置されている。更に、フレーム12aには、ステッピングモータ5が挿通する開口部並びに吸引チャンバ7及び吐出チャンバ8が挿通する開口部が形成されており、これにより、ステッピングモータ5の全体、吸引チャンバ7の第2部分7bの一部及び吐出チャンバ8の一部が、フレーム12aの外側に配置されている。更にまた、基準板14には吐出チャンバ8の開口部8aが連通するような開口部14bが形成されており、これにより、吐出チャンバ8の開口部8から吐出されたエアが、開口部14bを介して給紙台13上に吐出されるようになっている。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係る給紙装置の動作について説明する。図6に示すように、先ず、給紙装置11の給紙台13上に、用紙束S0を載置する。このとき、用紙束S0の搬送方向100側の端縁(前端縁)がシャッタ15に当接し、フレーム12a側の端縁が基準板14の基準面14aに当接するようにする。このとき、サクションユニット1のローラ3及び4、無端ベルト6並びに吸引チャンバ7の第1部分7aが、用紙束S0における前端部のフレーム12a側部分の直上域に配置される。このとき、図8(a)に示すように、用紙束S0の上面が基準位置にあると、この用紙束S0の上面でフック18の水平部18dが係止するため、回動部18aはマイクロスイッチ19から離隔している。このため、マイクロスイッチ19は押圧されず、オフのままである。
この状態で、ファン10(図1参照)を作動させる。これにより、吸引チャンバ7から吐出チャンバ8に向かってエアが流れ、吸引チャンバ7の内部が負圧になり、吐出チャンバ8の内部が陽圧になる。これにより、開口部7cからエアを上方に向けて吸引すると共に、開口部8aから基準板14の開口部14bを介してエアを幅方向に吐出する。この結果、吐出チャンバ8の開口部8aから吐出されたエアが、用紙束S0の上部の側面に吹き付け、用紙束S0の上部に積載された用紙間に流入し、用紙同士が分離して用紙間に隙間が形成される。そして、吸引チャンバ7の開口部7cが無端ベルト6の開口部6aを介してエアを吸引することにより、用紙束S0の最上位に位置する用紙S1のみが開口部7cに吸引され、無端ベルト6に吸着する。
次に、ステッピングモータ5が逆方向に所定量だけ回転する。これにより、ローラ4が逆方向に回転し、無端ベルト6が逆方向に回転し、ローラ3が従動する。この結果、無端ベルト6に吸着された最上位の用紙S1が一旦搬送方向100の逆方向、即ち、後方に搬送され、フック18の係止が解かれる。その後、ステッピングモータ5が順方向に回転する。これにより、用紙S1が無端ベルト6によって搬送方向100に搬送され、フック18の上方を通過して、ローラ16とローラ17との間に挿入される。次に、用紙S1がローラ16とローラ17とによって挟持され、更に搬送方向100に搬送される。そして、最上位の用紙S1が用紙束S0から分離されると、次位の用紙が無端ベルト6に吸着され、搬送方向100に搬送される。このようにして、用紙束S0から用紙が1枚ずつ分離されて搬送方向100に搬送される。
そして、図8(b)に示すように、フック18の水平部18dは用紙束S0の上面で係止しているため、用紙束S0から用紙が順次搬送されることにより、用紙が減って用紙束S0の上面の位置が低下してくると、フック18の回動部18aが自重により軸部18bを中心として回動し、回動部18aの前端部の位置が下がり、マイクロスイッチ19を押圧する。これにより、マイクロスイッチ19がオンとなり、昇降手段20が給紙台13を上昇させる。そして、用紙束S0の上面が基準位置に到達すると、フック18の回動部18aが反対方向に回動し、回動部18aの前端部の位置が上昇してマイクロスイッチ19がオフになる。これにより、昇降手段20が給紙台13の上昇を停止させる。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態においては、用紙束S0の直上域からエアを上方に向けて吸引し、この吸引されたエアを用紙束S0の側面に向けて吐出することにより、用紙束S0から最上位の用紙S1を分離し、この最上位の用紙S1のみを搬送することができる。そして、吸引チャンバ7の開口部7c(吸引口)を用紙束S0の直上域に設け、吐出チャンバ8の開口部8a(吐出口)を用紙束S0の側方に設けることにより、開口部7cから吸引されたエアを開口部8aに送る経路を用紙の搬送経路に交差しないように形成することができる。このため、吸引チャンバ7及び吐出チャンバ8を相互に連結させて一体化させることができる。このため、サクションユニット1を小型化することができ、給紙装置11を小型化することができる。
また、吸引チャンバ7の内部を、連通孔9を介して吐出チャンバ8の内部に連通させ、吐出チャンバ8の内部にファン10を設けることにより、1つのファン10により、吸引チャンバ7の内部を負圧にすると共に吐出チャンバ8の内部を陽圧にすることができる。この結果、サクションユニット1の構成を簡略化し、サクションユニット1をより一層小型化することができる。
更に、吸引チャンバ7の第1部分7aがローラ3とローラ4との間に配置されており、第1部分7aに開口部7cが形成されているため、無端ベルト6によって囲まれる領域に吸引チャンバ7の第1部分7aを配置することができ、ローラ3及び4、無端ベルト6並びに吸引チャンバ7からなる部分を薄型化することができる。
更にまた、上方から見て、吸引チャンバ7の第1部分7a、ローラ3及び4、並びに無端ベルト6が用紙束S0の直上域に配置されており、吸引チャンバ7の第2部分7b、吐出チャンバ8、ファン10及びステッピングモータ5が用紙束S0の直上域から外れた領域に配置されているため、用紙束S0の直上域には、第1部分7a、ローラ3及び4、並びに無端ベルト6のみが配置されることになる。このため、サクションユニット1の厚さを薄くすることができ、給紙装置11の高さを低くすることができる。
更にまた、サクションユニット1が、給紙台13における搬送方向100側の端部(前端部)の直上域を含む領域に配置されているため、吸着された用紙S1の前端部が垂れ下がることがなく、用紙S1を確実に搬送することができる。
更にまた、用紙束S0の前端部に係止するフック18が設けられており、ステッピングモータ5が正逆両方向に回転可能なモータであるため、吸引チャンバ7が最上位の用紙S1を吸着した後、ステッピングモータ5がこの用紙を一旦逆方向に搬送してフック18から外し、その後、用紙を搬送方向100に搬送することができる。このようにすることにより、ローラ17を、その一部が給紙台13の直上域に位置するように配置することができる。これにより、用紙の搬送経路を短くすることができ、給紙装置11をより一層小型化することができる。
更にまた、上述の如く、用紙束S0の上面の位置に合わせてフック18が回動し、給紙台13の昇降手段20がフック18の回動に連動するようになっているため、用紙束S0の上面の位置を常に一定の範囲に保つことができ、給紙動作を安定化させることができる。
更にまた、給紙装置11には基準板14が設けられているため、用紙束S0の側端縁を基準板14の基準面14aに当接させることにより、用紙のサイズに拘らず、用紙束S0の側端縁の位置を固定することができる。これにより、給紙台13上に積載する用紙のサイズが変わっても、サクションユニット1を移動させる必要がなく、従って、サクションユニット1を移動させるための手段を設ける必要がない。この結果、給紙装置11を簡略化できる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図9は、本実施形態に係る給紙装置を示す正面図である。図9に示すように、本実施形態に係る給紙装置21においては、サクションユニット1が給紙台13における搬送方向100の逆方向側の端部(後端部)の直上域を含む領域に配置されている。また、給紙装置21においては、給紙台13における搬送方向100側の端部(前端部)の直上域を含む領域に、補助エア手段22が設けられている。補助エア手段22においては、吐出チャンバ23が設けられており、吐出チャンバ23には開口部23a及び吸気口(図示せず)が形成されている。また、吐出チャンバ23の内部には、ファン(図示せず)が設けられており、このファンが作動することにより、吸気口からエアを吸引して、このエアを開口部23aから幅方向に向けて吐出するようになっている。更に、基準板14には開口部14cが形成されており、吐出チャンバ23の開口部23aが基準板14の開口部14cに連通されている。これにより、補助エア手段22は、開口部23a及び14cを介して、用紙束S0における上部の前端部の側面に向けてエアを吐出するようになっている。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、サクションユニット1が給紙台13の後端部の直上域に設けられているため、サクションユニット1が最上位の用紙S1を吸着して送り出した後、直ちに次の用紙を吸着することができる。このため、複数枚の用紙を一部重なった状態で送出することができ、単位時間当たりの用紙の送出枚数を増大させることができる。また、給紙台13の前端部の直上域に補助エア手段22が設けられているため、吸着された用紙の前端部が垂れ下がることがなく、用紙を確実に搬送することができる。本実施形態における上記以外の動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図10は、本実施形態に係る給紙装置を示す正面図である。図10に示すように、本実施形態に係る給紙装置31においては、サクションユニット1が2台設けられており、一方が給紙台13の後端部の直上域を含む領域に配置されており、他方が給紙台13の前端部の直上域を含む領域に配置されている。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、一方のサクションユニット1が給紙台13の後端部の直上域に設けられているため、前述の第2の実施形態と同様に、サクションユニット1が最上位の用紙S1を吸着して送り出した後、直ちに次の用紙を吸着することができる。このため、複数枚の用紙を一部重なった状態で送出することができ、単位時間当たりの用紙の送出枚数を増大させることができる。また、他方のサクションユニット1が給紙台13の前端部の直上域に設けられているため、吸着された用紙の前端部が垂れ下がることを防止でき、用紙を確実に搬送することができる。本実施形態においては、前述の第2の実施形態とは異なり、サクションユニット1を2台使用しているため、特別に補助エア手段を設ける必要がなく、設計が容易である。本実施形態における上記以外の動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図11は、本実施形態に係る給紙装置を示す上面図及び正面図であり、図12(a)乃至(f)は、本実施形態に係る給紙装置の動作を示す図であり、(a)は初期状態を示す正面図であり、(b)はその上面図であり、(c)は(a)の次の工程を示す正面図であり、(d)はその上面図であり、(eは(c)の次の工程を示す正面図であり、(f)はその上面図である。
図11に示すように、本実施形態に係る給紙装置41においては、基準板14の後方側の略半分における上端縁の高さが、前方側の略半分における上端縁の高さよりも高くなっており、基準板14の後方側部分には、搬送方向100に延びる長穴14dが形成されている。長穴14dは、給紙台13上に用紙束S0を積載したときに、用紙束S0の上面よりも高い位置になるように形成されている。そして、長穴14dには、長穴14dに沿って移動可能な支持部材42が嵌め込まれている。即ち、支持部材42は長穴14dに案内されて搬送方向100及びその逆方向に移動可能となっている。また、支持部材42はフレーム12b側に延出しており、この延出部分から下方に延びるように、後端捌き部材43が設けられている。後端捌き部材43の形状は鉛直方向に延びる円柱形である。後端捌き部材43は、用紙束S0の上部に位置する用紙の後端縁における基準板14側の部分を係止するものである。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係る給紙装置の動作について説明する。図12(a)及び(b)に示すように、給紙台13(図11参照)上に用紙束S0を積載したときに、後端捌き部材43が用紙束S0の上部に位置する用紙の後端縁における基準板14側の部分に係止するように、支持部材42の位置を調整する。この状態で、ファン10(図1参照)を作動させて、用紙束S0の最上位の用紙S1を無端ベルト6に吸着させ、ステッピングモータ5を逆回転させて、用紙S1を一旦、搬送方向100の逆方向(後方)に搬送する。このとき、用紙S1の後端縁は後端捌き部材43によって係止されているため、図12(c)及び(d)に示すように、用紙S1の後端部が上方に撓み、他の用紙から分離される。そして、用紙S1を更に逆方向に搬送すると、図12(e)及び(f)に示すように、用紙S1の後端部は後端捌き部材43を迂回して、後方に延伸する。その後、ステッピングモータ5を正回転させて、用紙S1を搬送方向100(前方)に搬送する。本実施形態における上記以外の動作は、前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、後端捌き部材43を設けることにより、用紙を捌く効果をより一層高め、用紙の重送をより確実に防止することができる。また、後端捌き部材43は用紙束S0の後端ガイドを兼ねることができるため、部品点数をほとんど増やすことなく、簡単な構造で、用紙の捌き効果を高めることができる。更に、基準板14に長穴14dを形成し、この長穴14dに案内される支持部材42を設けることにより、後端捌き部材43を搬送方向100に沿って移動可能とすることができる。これにより、用紙の大きさに合わせて後端捌き部材43の位置を調節することができる。
更にまた、後端捌き部材43の形状を円柱形とすることにより、用紙に傷を付けることなく、用紙に対する適度な係止効果を実現することができる。即ち、用紙を所定量未満の移動量だけ後進させたときには、用紙を後端捌き部材43に係止させて撓ませ、用紙を所定量以上の移動量だけ後進させたときは、用紙に後端捌き部材43を迂回させることができる。なお、円柱形の後端捌き部材43は、例えば軸部材を転用することにより、簡単に調達することができる。本実施形態における上記以外の効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図13は、本実施形態に係る給紙装置を示す上面図及び正面図である。図13に示すように、本実施形態に係る給紙装置51においては、給紙台13の上面における後端部の基準板14の反対側の端部に、上方に向けて起立したアングル材52が設けられている。アングル材52の形状はL字形状であり、水平方向に延びる底板52a及び垂直方向に延びる起立板52bから構成されている。底板52aには磁石(図示せず)が埋め込まれており、磁力によって給紙台13に被着するようになっている。起立板52bは底板52aの端部から上方に向けて起立している。
そして、アングル材52の起立板52bの上端部には支持部材53が取り付けられている。支持部材53は、起立板52bから見て、底板52aとは反対側に延出している。そして、支持部材53と給紙台13との間には、鉛直方向に延びる後端捌き部材54が設けられている。後端捌き部材54の上端部は支持部材53に連結されており、下端部は給紙台13に接触している。後端捌き部材54の形状は円柱形であり、その中心軸は鉛直方向に延びている。
前述の第4の実施形態においては、後端捌き部材43(図11参照)を基準板14に取り付けているため、後端捌き部材43を長穴14dに沿って容易に移動させることはできるものの、後端捌き部材43をサクションユニット1の直下域に配置することができず、搬送方向100の長さが短い用紙には対応することができない。これに対して、本実施形態においては、後端捌き部材54が基準板14の反対側に設けられているため、後端捌き部材54の配設位置に対する制約がなく、搬送方向100の長さが短い用紙にも対応することができる。また、アングル材52は、給紙台13に磁力によって被着されているため、後端捌き部材54を給紙台13に対して容易に移動させることができる。本実施形態における上記以外の動作及び効果は、前述の第4の実施形態と同様である。
なお、前述の第4及び第5の実施形態において、給紙台13の後端部の両端部に夫々後端捌き部材を設けてもよい。これにより、用紙の捌き効果をより一層向上させることができる。
1;サクションユニット
2;支持板
2a;天板
2b、2c;側板
2d;起立板
3、4;ローラ
5;ステッピングモータ
5a;回転軸
6;無端ベルト
6a;開口部
7;吸引チャンバ
7a、7b;部分
7c;開口部
8;吐出チャンバ
8a;開口部
9;連通孔
10;ファン
11;給紙装置
12a、12b;フレーム
13;給紙台
14;基準板
14a;基準面
14b、14c;開口部
14d;長穴
15;シャッタ
16、17;ローラ
18;フック
18a;回動部
18b;軸部
18c;延出部
18d;水平部
18e;垂直部
19;マイクロスイッチ
20;昇降手段
21;給紙装置
22;補助エア手段
23;吐出チャンバ
23a;開口部
31;給紙装置
41;給紙装置
42;支持部材
43;後端捌き部材
51;給紙装置
52;アングル材
52a;底板
52b;起立板
53;支持部材
54;後端捌き部材
100;搬送方向
101;給紙装置
102;給紙トレイ
103;シャッタ
104;吸引ヘッド
105;吸引チャンバ
105a;開口部
106;ローラ
107;ベルト
108;吐出チャンバ
108a;開口部
109;ローラ
110;コロ
S0;用紙束
S1;用紙
2;支持板
2a;天板
2b、2c;側板
2d;起立板
3、4;ローラ
5;ステッピングモータ
5a;回転軸
6;無端ベルト
6a;開口部
7;吸引チャンバ
7a、7b;部分
7c;開口部
8;吐出チャンバ
8a;開口部
9;連通孔
10;ファン
11;給紙装置
12a、12b;フレーム
13;給紙台
14;基準板
14a;基準面
14b、14c;開口部
14d;長穴
15;シャッタ
16、17;ローラ
18;フック
18a;回動部
18b;軸部
18c;延出部
18d;水平部
18e;垂直部
19;マイクロスイッチ
20;昇降手段
21;給紙装置
22;補助エア手段
23;吐出チャンバ
23a;開口部
31;給紙装置
41;給紙装置
42;支持部材
43;後端捌き部材
51;給紙装置
52;アングル材
52a;底板
52b;起立板
53;支持部材
54;後端捌き部材
100;搬送方向
101;給紙装置
102;給紙トレイ
103;シャッタ
104;吸引ヘッド
105;吸引チャンバ
105a;開口部
106;ローラ
107;ベルト
108;吐出チャンバ
108a;開口部
109;ローラ
110;コロ
S0;用紙束
S1;用紙
Claims (16)
- 積載された用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙装置に設けられ前記用紙束の用紙間にエアを吐出すると共に前記用紙束の最上位の用紙を吸引するサクションユニットにおいて、前記用紙束の直上域に配置され上方に向けてエアを吸引する吸引口及び前記用紙束の側面に向けてエアを吐出する吐出口が形成され前記吸引口から吸引されたエアを前記吐出口に送る吸引吐出部と、吸引された用紙を搬送方向に搬送する搬送手段と、を有することを特徴とするサクションユニット。
- 前記吸引吐出部が、前記用紙束の上方に配置され前記吸引口が形成された吸引チャンバと、前記用紙束の側方における前記用紙束から見て前記搬送方向に交差する方向に配置されその内部が前記吸引チャンバの内部と連通され前記吐出口が形成された吐出チャンバと、前記吸引チャンバから前記吐出チャンバに向けてエアを流通させる送風手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載のサクションユニット。
- 前記送風手段は、前記吸引チャンバ及び前記吐出チャンバの少なくとも一方に設けられたファンであることを特徴とする請求項2に記載のサクションユニット。
- 前記搬送手段が、前記搬送方向に直交する方向に延びる第1のローラと、この第1のローラを回転させるモータと、前記第1のローラとの間に前記吸引チャンバの少なくとも一部を挟む位置に前記第1のローラと平行に設けられた第2のローラと、前記第1及び第2のローラに張架された無端ベルトと、を有し、前記吸引チャンバにおける前記第1のローラと前記第2のローラとの間に配置された部分に前記吸引口が形成されており、上方から見て、前記吸引チャンバにおける前記第1のローラと前記第2のローラとの間に配置された部分、前記第1及び第2のローラ、並びに前記無端ベルトが前記用紙束の直上域に配置されており、前記吸引チャンバの残部、前記吐出チャンバ、前記送風手段及び前記モータが前記用紙束の直上域から外れた領域に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のサクションユニット。
- 積載された用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙装置において、前記用紙束が積載される給紙台と、この給紙台の上方に設けられた請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサクションユニットと、を有することを特徴とする給紙装置。
- 前記サクションユニットが、前記給紙台における前記搬送方向側の端部の直上域を含む領域に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の給紙装置。
- 前記給紙台における前記搬送方向側の端部の直上域を含む領域に配置され前記用紙束の側面に向けてエアを吐出する補助エア手段を有し、前記サクションユニットが前記給紙台における前記搬送方向の逆方向側の端部の直上域を含む領域に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の給紙装置。
- 前記サクションユニットが2台設けられており、一方の前記サクションユニットが前記給紙台における前記搬送方向側の端部の直上域を含む領域に配置されており、他方の前記サクションユニットが前記給紙台における前記搬送方向の逆方向側の端部の直上域を含む領域に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の給紙装置。
- 前記給紙台から見て前記搬送方向側に設けられ前記用紙束の前記搬送方向側の端部を係止するフックを有し、前記搬送手段は前記用紙を前記搬送方向の逆方向にも搬送可能なものであることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の給紙装置。
- 前記給紙台を昇降させる昇降手段と、この昇降手段を動作させるか停止させるかを切り替えるスイッチと、を有し、前記フックの少なくとも一部分は前記用紙束の上面の位置に応じて上下動するようになっており、前記一部分の位置に応じて前記スイッチが切り替えられるようになっており、前記一部分が下降位置にあるときに前記昇降手段が前記給紙台を上昇させることを特徴とする請求項9に記載の給紙装置。
- 前記給紙台から見て前記搬送方向に直交する方向に設けられその表面が前記直交する方向に垂直である基準板を有し、前記基準板には前記吐出口が連通された開口部が形成されていることを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載の給紙装置。
- 前記用紙束における前記搬送方向の逆方向側の端部を係止する後端捌き部材を有することを特徴とする請求項5乃至11のいずれか1項に記載の給紙装置。
- 積載された用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙装置において、前記用紙束が積載される給紙台と、この給紙台の上方に設けられ前記用紙束の用紙間にエアを吐出すると共に前記用紙束の最上位の用紙を吸引する吸引吐出部と、前記用紙束の端部を係止する後端捌き部材と、前記吸引された用紙を一旦前記後端捌き部材に向けて搬送した後、前記後端捌き部材から遠ざかる搬送方向に搬送する搬送手段と、を有することを特徴とする給紙装置。
- 前記給紙台から見て前記搬送方向に直交する方向に設けられその表面が前記直交する方向に垂直である基準板を有し、前記後端捌き部材は前記基準板に対して前記搬送方向及びその逆方向に移動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項13に記載の給紙装置。
- 前記給紙台に被着され、前記後端捌き部材を支持するアングル材を有することを特徴とする請求項12又は13に記載の給紙装置。
- 前記後端捌き部材の形状が円柱形であることを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の給紙装置。
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