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JP2007030593A - 電子制御装置 - Google Patents

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JP2007030593A JP2005213986A JP2005213986A JP2007030593A JP 2007030593 A JP2007030593 A JP 2007030593A JP 2005213986 A JP2005213986 A JP 2005213986A JP 2005213986 A JP2005213986 A JP 2005213986A JP 2007030593 A JP2007030593 A JP 2007030593A
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JP2005213986A
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Masahito Ishio
雅人 石尾
Takahide Imamiya
隆英 今宮
Tomohide Kasame
知秀 笠目
Takeshi Takatori
剛 鷹取
Kaoru Nomi
薫 野海
Naoyuki Takaishi
尚幸 高石
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】複数のCPUを備えたECUであっても暗電流値を規格値内に抑えることができる車両用電子制御装置を提供する。
【解決手段】電源IC3内のウェイクアップ/スリープ判定回路15の出力信号制御回路22は、CPUのスリープ時にオア回路21からウェイクアップ許可があった場合、ウェイクアップシーケンス制御を実行し、パワマネCPU1、G/W−CPU2に電源電圧を供給するとともにリセット信号をHレベルにする。一方、CPUのウェイクアップ時にアンド回路23からスリープ許可があると、出力信号制御回路22はスリープシーケンス制御を実行し、リセット信号をLレベルにした後、パワマネCPU1、G/W−CPU2への電源を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のCPUを備えた電子制御装置に関し、特に、複数のCPUへの電源供給制御手段を備えた車両用電子制御装置に関する。
車両の電子制御装置(以下、ECUという)は、車両の制御機構との間で信号のやり取りを行って車両の電子制御を行うものであり、例えば、エンジン制御ECUには車両に装備されているセンサ群で検出された、車速、エンジン回転数、空気流入量等の情報が入力され、エンジン制御ECUはこれらの情報に基づいて所定の演算処理を行い、その演算結果(例えば、燃料噴射量やバイパス空気量などを制御するための信号)を車両に装備された、電動スロットルやスタータ噴射弁等の制御機構へ送出し、燃料の噴射量や流入空気量の制御などを行っている。
車両にはこのような電子制御装置が多数、例えば、上記のようなエンジン制御ECU、所定の条件成立時にエンジン自動停止再始動制御を行うエコランECU、ランプやドアなどの制御を行うボディECU、自動変速(AT)制御ECU、エアバッグECU、セキュリティECU等が搭載されており、これらの各ECUは、担当する制御対象について、単体で独自に制御しているが、他のECUとの情報授受が必要な場合もある。
このため、車両に搭載する複数のECUを関連付けして各種制御を行うために、その複数のECUを共通のバスラインに接続するとともに、代表的標準ネットワークプロトコルであるコントロールエリアネットワーク(Controller Area Network、以下CANという)プロトコル等を使用して相互通信制御を行っている。
また、このようなECUの中には、制御対象の経時変化や個体差などの影響をなくすために、過去の制御結果を評価して制御パラメータや制御論理を修正する、いわゆる学習制御を採用しているものがあり、このような学習制御において取得される学習値をSRAM(Static Random Access Memory)に記憶している。なお、SRAMはバッテリ電圧により電源が常時供給されるRAMであり、バックアップRAMともいう。
しかしながら、学習値をSRAMに記憶させておくようにしただけでは、車両からバッテリが外され、或いは、外れた場合に、それまでに算出した学習値を失ってしまうので、最近は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)といった電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性ROMに学習値を書き込んでおき、バッテリ外れが発生したと判断した場合には、その不揮発性ROMからSRAMへ学習値を転送して、過去に算出した学習値を継続して使用できるようにしている。
一方、上記のCAN等のネットワークに接続されたECUは、それぞれ、車載機器の制御中にスリープ否定信号を所定期間毎に他のECUに出力し、車載機器の制御が終了すると、スリープ否定信号の出力を停止する。そして、車載通信システムを構成する全てのECUがスリープ否定信号の出力を停止すると、車載通信システムの全てをスリープ状態とすることにより、消費電力を抑えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−318924号公報
上記のように、従来、ECUの消費電力を抑えるため、動作の必要性がない場合、ECUがスリープモードに移行するようにしているが、スリープ状態においてもバックアップRAMに電源を通電しており、また、最近のECUは、制御システムの高機能化や高信頼性化の要求に伴い、複数のCPUを使用した構成が多用されているので、CPUがスリープモードに移行してもECU全体の暗電流が減少しないという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、複数のCPUを備えたECUであっても暗電流値を規格値内に抑えることができる車両用電子制御装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る車両用電子制御装置(1)は、
複数のCPUを備えた車両用電子制御装置であって、
装置外部からの所定の入力信号をトリガにして、各CPUへの電源供給及びリセット解除を行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とし、
本発明に係る車両用電子制御装置(2)は、
複数のCPUを備えた車両用電子制御装置であって、
装置内部からの所定の入力信号をトリガにして、各CPUへの電源供給及びリセット解除を行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る車両用電子制御装置(3)は、車両用電子制御装置(1)または(2)において、
上記電源供給制御手段が、装置外部または装置内部からの所定の信号入力に応じて、複数のCPUに対してウェイクアップ判定を行い、ウェイクアップが必要と判断される場合に、各CPUへの電源供給及びリセット解除を行うことを特徴とし、
本発明に係る車両用電子制御装置(4)は、車両用電子制御装置(3)において、
上記電源供給制御手段が、各CPUに対してウェイクアップ要件を通知することを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両用電子制御装置(5)は、車両用電子制御装置(4)において、
各CPUがスリープ不能とならないための回路を上記電源供給制御手段の内部に備えたことを特徴とし、
本発明に係る車両用電子制御装置(6)は、車両用電子制御装置(4)において、
各CPUがスリープ不能とならないための回路を上記電源供給制御手段の外部に備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る車両用電子制御装置(7)は、車両用電子制御装置(4)において、
上記電源供給制御手段が、装置外部からの所定信号の論理反転を記憶し、発生した全てのウェイクアップ要件を各CPUに対して通知することを特徴とし、
本発明に係る車両用電子制御装置(8)は、車両用電子制御装置(7)において、
上記記憶されたウェイクアップ要件が、スリープ状態への移行時にクリアされることを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両用電子制御装置(9)は、車両用電子制御装置(4)において、
上記電源供給制御手段が、複数のウェイクアップ要件の論理演算結果を1本の出力信号として各CPUに通知することを特徴とする。
また、本発明に係る車両用電子制御装置(10)は、
複数のCPUを備えた車両用電子制御装置であって、
装置外部からの所定の入力信号をトリガにして、各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断を行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とし、
本発明に係る車両用電子制御装置(11)は、
複数のCPUを備えた車両用電子制御装置であって、
装置内部からの所定の入力信号をトリガにして、各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断を行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両用電子制御装置(12)は、車両用電子制御装置(11)において、
上記電源供給制御手段が、各CPUからのスリープ許可通知により各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断を行うことを特徴とし、
本発明に係る車両用電子制御装置(13)は、車両用電子制御装置(12)において、
上記電源供給制御手段が、複数のCPUが全てスリープ許可通知を行った場合に、各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る電子制御装置(1)は、
複数のCPUを備えた電子制御装置であって、
所定の入力信号をトリガにして、少なくとも各CPUへの電源供給、電源遮断、リセット解除のいずれかを行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とし、
本発明に係る電子制御装置(2)は、電子制御装置(1)において、
上記電源供給制御手段が、所定の信号入力に応じて、複数のCPUに対してウェイクアップ判定を行い、ウェイクアップが必要と判断される場合に、各CPUへの電源供給及びリセット解除を行うことを特徴とする。
本発明に係る車両用電子制御装置(1)〜(6)によれば、装置外部または装置内部からの所定の信号入力に応じて、各CPUへの電源供給及びリセット解除が行われるので、スリープ時にCPUの電源を遮断することができ、複数のCPUを備えたECUであっても暗電流値を規格値内に抑えることができる。
また、ECU外部からのウェイクアップ要件に対して、CPUがウェイクアップ後に所定の処理を行わなければならない場合、CPUがウェイクアップしたとき既に外部からの信号が元の状態に戻っていると、論理反転があったことを知ることができないが、本発明に係る車両用電子制御装置(7)によれば、論理反転があったことが記憶されて各CPUに通知されるので、各CPUが所定の処理を実行することができる。
さらに、ウェイクアップ状態からスリープ状態に移行した場合、次回にウェイクアップした後の処理は、また新たなウェイクアップ要件に対する処理を行うため、前回のウェイクアップ要件は必要なく、前回のウェイクアップ要件を記憶したままにしていると、本来必要のない処理を行ってしまうが、本発明に係る車両用電子制御装置(8)によれば、記憶されたウェイクアップ要件が、スリープ状態への移行時にクリアされるので、本来必要のない処理が行われることを防止することができる。
また、本発明に係る車両用電子制御装置(9)によれば、電源供給制御手段とCPUとの接続信号線を減らすことができるとともに、複数のウェイクアップ要件の論理演算結果によってCPUをウェイクアップすべきか否かが決まる場合に、ウェイクアップ検出部で論理演算を行うことが可能となる。
さらに、本発明に係る車両用電子制御装置(10)〜(12)によれば、装置外部または装置内部からの所定の信号入力に応じて、各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断が行われるので、暗電流値を減少させることができ、複数のCPUを備えたECUであっても暗電流値を規格値内に抑えることができる。
また、複数のCPUを有するECUの場合、一つのCPUがスリープ許可をしても、他のCPUはまだスリープしてはならない状態にある可能性があるが、本発明に係る車両用電子制御装置(13)によれば、複数のCPUが全てスリープ許可通知を行った場合に、各CPUのリセット及び電源遮断が行われるので、一つのCPUの判断によって他のCPUが勝手にスリープ状態にならないようにすることができる。
さらに、本発明に係る電子制御装置(1)、(2)によれば、所定の信号入力に応じて、各CPUへの電源供給及びリセット解除が行われるので、スリープ時にCPUの電源を遮断することができ、複数のCPUを備えたECUであっても暗電流値を規格値内に抑えることができる。
以下、本発明の車両用電子制御装置をパワーマネジメント(以下、パワマネという)CPUとゲートウェイ(以下、G/Wという)CPUを備えたECUに適用した実施例について、図1により説明する。
図1に示すように、このECUは、パワマネCPU1、G/W−CPU2及び電源供給制御手段としての電源IC3により構成されている。
パワマネCPU1は、電源接続等を作動要件として車載用電子機器等の電源の制御を行うとともに、バッテリの充電制御を行うものであり、一定時間制御が行われておらず、かつ、G/W−CPU2がSLEEP許可を出しており、かつ、EEPROM書き換え処理を実施していない場合に、SLEEP許可信号を出力する。
また、G/W−CPU2は、異なるプロトコルを使用する車両内のネットワーク同士を接続するために、プロトコルを変換するもので、ネットワークに接続された車載機器が、車両内の異なるネットワークの車載機器とデータのやり取りができるようにするものであり、受信したデータ及び送信するデータを一時的に保存しておくためのデータバッファを備えている。
このG/W−CPU2は、一定時間通信が行われておらず、かつ、G/W処理が終了しており、かつ、EEPROM書き換え処理を実施していない場合に、SLEEP許可信号を出力する。
一方、電源IC3には、バッテリ(BATT)の出力電圧、ブレーキランプのオン出力(STP1、STP2)、ニュートラルスタートスイッチ(NSW)、プッシュスタートスイッチ(SSW1、SSW2)、アクセサリスイッチ(ACC)の出力、及び、CAN、LIN等のネットワークからの通信信号が入力されており、ウェイクアップ/スリープの判定をおこなって、必要な場合、パワマネCPU1、G/W−CPU2に電源電圧VOM5、VOM15及びリセット信号を供給する。
なお、ACCはキースイッチ(イグニッションキー)がアクセサリ(ACC)ポジションにあるときにオンとなり、プッシュスタートスイッチは、イグニッションキーの操作によらず、スイッチ操作でエンジンを始動するもので、例えば、スイッチ釦を1回押すと、ACCスイッチが入り、2回押すとIGSWがオンとなり、3回押すとエンジンがスタートするというようなエンジン始動機能を実行させるものである。
図2はウェイクアップ時、スリープ時の電源電圧VOM5、VOM15及びリセット信号の状態を示すテーブルであり、ウェイクアップ時には電源電圧VOM5、VOM15の出力がON、リセット信号がHレベルとなり、スリープ時には、電源電圧VOM5、VOM15の出力がOFF、リセット信号がLレベルとなる。
電源IC3は、図1に示すように、タイマ11、入力信号制御回路12、ウェイクアップ(WKUP)信号検出回路13、14、ウェイクアップ/スリープ判定回路15から構成されている。
タイマ11は時間を計時し、例えば、3時間毎にウェイクアップ信号(2)を出力し、入力信号制御回路12はSTP1、STP2、NSW、SSW1、SSW2からの各信号のイベント(論理反転)を検出して信号(3)を出力する。
また、ウェイクアップ(WKUP)信号検出回路13、14は、車載通信CANまたは車載通信LINのネットワークからのウェイクアップ信号を検出して信号(5)、(6)を出力する。なお、車載通信LINは、Local Interconnect Networkの略称で、車載ネットワークのコストダウンを図ることを目的に、欧州の自動車メーカ等が提唱しているシリアル通信プロトコルであり、G/Wを介してCANネットワークとつなぐことが可能である。
さらに、ウェイクアップ/スリープ判定回路15はBATTからの電圧信号(1)、タイマ11からの信号(2)、入力信号制御回路12からの信号(3)、ACCからの信号(4)、WKUP信号検出回路13、14からの信号(5)、(6)に基づいてパワマネCPU1、G/W−CPU2に対するウェイクアップ判定を行い、ウェイクアップが必要と判断される場合に、電源供給及びリセット解除を行うとともに、パワマネCPU1、G/W−CPU2からのスリープ許可信号に基づいてパワマネCPU1、G/W−CPU2のリセット及び電源遮断を行う。
図1に示すウェイクアップ/スリープ判定回路15の構成は、ウェイクアップ/スリープ判定回路15の機能を示した機能ブロックとしての構成であり、このウェイクアップ/スリープ判定回路15は図に示すように、OR回路21、出力信号制御回路22、アンド回路23、ウェイクアップ要件通知回路24から構成されている。
なお、これらの回路はCPU及びROM、RAM等のメモリにより構成され、その機能は主にソフトウェアプログラムにより実行される。
出力信号制御回路22は、信号(1)〜(6)のいずれかの信号が変化し、オア回路21を介してウェイクアップ信号が入力されると、図2のテーブルに示すように、電源電圧VOM5、VOM15の出力がON、リセット信号がHレベルとなるように制御するとともに、パワマネCPU1、G/W−CPU2からのスリープ許可信号がともにオンになり、アンド回路23からスリープ信号が入力されると、図2のテーブルに示すように、電源電圧VOM5、VOM15の出力がOFF、リセット信号がLレベルとなるように制御する。
また、ウェイクアップ要件通知回路24は、信号(1)〜(6)の論理反転を記憶し、発生した全てのウェイクアップ要件をゲート回路4を介してパワマネCPU1、G/W−CPU2に通知する。すなわち、ECU外部からの各信号のイベント(論理反転)=ウェイクアップ要件に対して、パワマネCPU1、G/W−CPU2がウェイクアップ後に所定の処理を行わなければならない場合に、CPUがウェイクアップしたときには既に外部からの信号が元の状態に戻っていると、論理反転があったことを知ることができず、所定の処理を実行できなくなるため、信号の論理反転を記憶するようにしている。
そして、この記憶されたウェイクアップ要件はアンド回路23の出力によってスリープ状態への移行時にクリアされる。すなわち、ウェイクアップ状態からスリープ状態に移行した場合は、次回にウェイクアップした後の処理は、また新たなウェイクアップ要件に対する処理を行うため、前回のウェイクアップ要件は必要がなく、前回のウェイクアップ要件を記憶したままにしていると、本来必要のない処理を行ってしまうことになるため、スリープ状態への移行時にクリアされる。
さらに、ゲート回路4は各CPUがスリープ不能とならないための回路であり、CPUの暴走時等にスリープできないモードにならないように、自CPUリセット時は、スリープ側論理にたおれるようにするため、パワマネCPU1、G/W−CPU2へのリセット信号がともにHレベルのときのみ、ウェイクアップ要件通知回路24からの情報をパワマネCPU1、G/W−CPU2に伝達する。
なお、上記の実施例では、ゲート回路4を電源IC3の外部に設けたが、電源IC3の内部に設けることもできる。
また、上記の実施例では、複数のウェイクアップ要件のそれぞれの信号を複数の通信線によりパワマネCPU1、G/W−CPU2に伝達したが、ウェイクアップ要件通知回路24で複数のウェイクアップ要件の論理演算を行い、その結果を1本の通信線を介してシリアル通信信号としてパワマネCPU1、G/W−CPU2に伝達することも可能である。このようにすれば、電源IC3と各CPUとの接続信号線を減らすことができるとともに、複数のウェイクアップ要件の論理演算結果によってCPUをウェイクアップすべきか否かが決まる場合に、ウェイクアップ検出部で論理演算を行うことが可能となる。
一方、図3は電源IC3のハードウェア構成を示す図であり、昇圧回路41、スイッチングレギュレータ(REG)42、5Vレギュレータ43、1.5Vレギュレータ44、リセット制御回路45よりなり、これらの回路はウェイクアップ/スリープ判定回路15により制御される。
スイッチングレギュレータ(REG)42、5Vレギュレータ43、1.5Vレギュレータ44は、スイッチング素子のスイッチングのデューティ比によって所望の出力電圧を得ることができるものであり、スイッチングレギュレータ(REG)42は昇圧回路41からの入力電圧により6Vの出力電圧を発生する。また、5Vレギュレータ43、1.5Vレギュレータ44にはスイッチングレギュレータ42の出力電圧が入力され、それぞれ5V、1.5Vの出力電圧を発生してパワマネCPU1、G/W−CPU2へ電源を供給する。さらに、リセット制御回路45はウェイクアップ/スリープ判定に基づいてパワマネCPU1、G/W−CPU2へのリセット信号を発生する。
次に、この電源IC3の動作を図4のフローチャート及び図5の動作波形図により説明する。
ウェイクアップ/スリープ判定回路15の出力信号制御回路22は常時図4のフローチャートに示すウェイクアップ/スリープ判定プログラムを実行しており、このプログラムを開始すると、まず、現在スリープ状態か否かを判定し(ステップ101)、スリープ状態であると判定した場合、オア回路21からウェイクアップ許可があったか否かを判定する(ステップ102)。
オア回路21からウェイクアップ許可があったと判定した場合、出力信号制御回路22はウェイクアップシーケンス制御を実行する(ステップ103)。
このウェイクアップシーケンス制御時には、図5に示すように、ウェイクアップ/スリープ判定回路15は、まず、スイッチングレギュレータ42を動作させ、スイッチングレギュレータ42の出力電圧が6Vに達すると、5Vレギュレータ43、1.5Vレギュレータ44を動作させる。そして、5Vレギュレータ43の出力電圧が3.7Vに達すると、ウェイクアップ/スリープ判定回路15は発振安定時間の計時を開始し、例えば、20msの発振安定時間が経過すると、リセット制御回路45に指令を行い、パワマネCPU1、G/W−CPU2へのリセット信号をHレベルにする。
これにより、ソフトイニシャル時間経過後に、パワマネCPU1、G/W−CPU2はCAN受信が可能となる。
そして、上記のウェイクアップシーケンス制御を実行した後、または、ステップ101で現在スリープ状態でないと判定した場合、あるいは、ステップ102でオア回路21からウェイクアップ許可がないと判定した場合、出力信号制御回路22は、現在ウェイクアップ状態か否かを判定し(ステップ104)、ウェイクアップ状態であると判定した場合、アンド回路23からスリープ許可があったか否かを判定する(ステップ105)。
アンド回路23からスリープ許可があったと判定した場合、出力信号制御回路22はスリープシーケンス制御を実行する(ステップ106)。
このスリープシーケンス制御では、ウェイクアップ/スリープ判定回路15は、リセット制御回路45に指令を行い、パワマネCPU1、G/W−CPU2へのリセット信号をLレベルにした後、スイッチングレギュレータ42、5Vレギュレータ43、1.5Vレギュレータ44の駆動を停止し、パワマネCPU1、G/W−CPU2への電源の遮断を行う。
上記のスリープシーケンス制御を実行した後、または、ステップ104で現在ウェイクアップ状態でないと判定した場合、あるいは、ステップ105でアンド回路23からスリープ許可がないと判定した場合、出力信号制御回路22は、プログラムを終了し、再びこのウェイクアップ/スリープ判定プログラムを開始する。
以上のように、装置外部または装置内部からの所定の信号入力に応じて、パワマネCPU1、G/W−CPU2への電源供給及びリセット解除を行うとともに、パワマネCPU1、G/W−CPU2のリセット及び電源遮断を行うので、CPUのリセット時に電源を遮断して暗電流値を減少させることができ、複数のCPUを備えたECUであっても暗電流値を規格値内に抑えることができる。
なお、上記の実施例では、パワマネCPU1、G/W−CPU2からのスリープ許可信号に基づいて、スリープ許可を行ったが、図6に示すように、アンド回路23に外部のECUからのスリープ許可信号を入力することにより、装置外部からの所定の入力信号をトリガにして、パワマネCPU1、G/W−CPU2への電源遮断通知及び電源遮断を行うようにすることも可能である。
また、上記の実施例では、パワマネCPU1、G/W−CPU2を備えたECUに本発明を適用した例について説明したが、本発明の電子制御装置は、その他の車両用の各種のECUや車両用以外のECUにも適用することができ、さらに、CPUを3個以上備えたECUにも適用することが可能である。
本発明の車両用電子制御装置をパワマネCPUとG/W−CPUを備えたECUに適用した実施例を示す図である。 ウェイクアップ時、スリープ時の電源、リセット信号の状態を示すテーブルである。 電源ICのハードウェア構成を示す図である。 電源ICの動作時の作用を示すフローチャートである。 電源ICのウェイクアップ時の動作波形を示す図である。 本発明の車両用電子制御装置の他の実施例を示す図である。
符号の説明
1 パワマネCPU
2 G/W−CPU
3 電源IC
4 ゲート回路
11 タイマ
12 入力信号制御回路
13、14 WKUP信号検出回路
15 ウェイクアップ/スリープ判定回路
21 OR回路
22 出力信号制御回路
23 AND回路
24 WKUP要件通知回路
41 昇圧回路
42 スイッチングREG
43 5VREG
44 1.5VREG
45 リセット制御回路

Claims (15)

  1. 複数のCPUを備えた車両用電子制御装置であって、
    装置外部からの所定の入力信号をトリガにして、各CPUへの電源供給及びリセット解除を行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
  2. 複数のCPUを備えた車両用電子制御装置であって、
    装置内部からの所定の入力信号をトリガにして、各CPUへの電源供給及びリセット解除を行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された車両用電子制御装置において、
    上記電源供給制御手段が、装置外部または装置内部からの所定の信号入力に応じて、複数のCPUに対してウェイクアップ判定を行い、ウェイクアップが必要と判断される場合に、各CPUへの電源供給及びリセット解除を行うことを特徴とする車両用電子制御装置。
  4. 請求項3に記載された車両用電子制御装置において、
    上記電源供給制御手段が、各CPUに対してウェイクアップ要件を通知することを特徴とする車両用電子制御装置。
  5. 請求項4に記載された車両用電子制御装置において、
    各CPUがスリープ不能とならないための回路を上記電源供給制御手段の内部に備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
  6. 請求項4に記載された車両用電子制御装置において、
    各CPUがスリープ不能とならないための回路を上記電源供給制御手段の外部に備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
  7. 請求項4に記載された車両用電子制御装置において、
    上記電源供給制御手段が、装置外部からの所定信号の論理反転を記憶し、発生した全てのウェイクアップ要件を各CPUに対して通知することを特徴とする車両用電子制御装置。
  8. 請求項7に記載された車両用電子制御装置において、
    上記記憶されたウェイクアップ要件が、スリープ状態への移行時にクリアされることを特徴とする車両用電子制御装置。
  9. 請求項4に記載された車両用電子制御装置において、
    上記電源供給制御手段が、複数のウェイクアップ要件の論理演算結果を1本の出力信号として各CPUに通知することを特徴とする車両用電子制御装置。
  10. 複数のCPUを備えた車両用電子制御装置であって、
    装置外部からの所定の入力信号をトリガにして、各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断を行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
  11. 複数のCPUを備えた車両用電子制御装置であって、
    装置内部からの所定の入力信号をトリガにして、各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断を行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
  12. 請求項11に記載された車両用電子制御装置において、
    上記電源供給制御手段が、各CPUからのスリープ許可通知により各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断を行うことを特徴とする車両用電子制御装置。
  13. 請求項12に記載された車両用電子制御装置において、
    上記電源供給制御手段が、複数のCPUが全てスリープ許可通知を行った場合に、各CPUへの電源遮断通知及び電源遮断を行うことを特徴とする車両用電子制御装置。
  14. 複数のCPUを備えた電子制御装置であって、
    所定の入力信号をトリガにして、少なくとも各CPUへの電源供給、電源遮断、リセット解除のいずれかを行う電源供給制御手段を備えたことを特徴とする電子制御装置。
  15. 請求項14に記載された電子制御装置において、
    上記電源供給制御手段が、所定の信号入力に応じて、複数のCPUに対してウェイクアップ判定を行い、ウェイクアップが必要と判断される場合に、各CPUへの電源供給及びリセット解除を行うことを特徴とする電子制御装置。
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Cited By (13)

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