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JP2007012360A - 電子機器及びそのプログラム - Google Patents

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JP2007012360A
JP2007012360A JP2005189750A JP2005189750A JP2007012360A JP 2007012360 A JP2007012360 A JP 2007012360A JP 2005189750 A JP2005189750 A JP 2005189750A JP 2005189750 A JP2005189750 A JP 2005189750A JP 2007012360 A JP2007012360 A JP 2007012360A
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Abstract

【課題】 電池残量を正確に認識することができる電子機器及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 サブマイコン11は、電池14が投入されたか否かを判断し、電池14が投入されたと判断すると、CPU10の電圧をOnさせるととともに、電池14が投入された旨を示す情報をCPU10に通知する。CPU10は、電源がOnされると、電池14が投入された旨を示す情報が送られてきたか否かを判断し、送られてきたと判断すると電池設定メニューを表示させる。そして、ユーザによって電池14の種類が選択されセットキーの操作が行なわれると、CPU10は、該選択されている電池の種類に対応する終止電圧の設定を行ってから、サブマイコン11にパワーオフ通知を行い、サブマイコン11は、パワーオフ通知を受け取ると、CPU10の電源をOFFする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器及びそのプログラムに係り、詳しくは、電池残量を正確に認識することができる電子機器及びそのプログラムに関する。
従来、電池の種類に応じて放電特性が異なるため、ユーザが投入した電池の種類を設定し、該設定された電池の種類に応じた適切な電池残量表示ができるカメラが登場してきている。
また、投入された電池の種類を自動的に判別し、該判別した電池の種類に応じた適切な電池残量表示を行うことができるデジタルカメラも登場してきている(特許文献1)。
公開特許公報 特開2001−218084
しかしながら、従来のユーザが電池の種類を設定し、該設定した電池の種類に応じた適切な電池残量表示ができるデジタルカメラにおいては、ユーザが電池の交換をしたときに電池の種類の設定を忘れた場合には、適切な電池残量を識別できず、間違った電池残量表示を行ってしまうという問題点があった。
また、特許文献1に記載されているように、電池の種類を自動的に判別して適切な電池残量表示を行うデジタルカメラにおいては、短時間で電池の種類を判別するのは困難であるため、誤認識により本来の電池の種類とは違う電池の種類であると判別することがある。そのため、適切な電池残量を識別できず、間違った電池残量表示を行ってしまうという問題点があった。
更に、間違った電池残量を識別することにより種々の問題が発生してしまう。
例えば、電池残量が殆どないのに、電池残量があると識別している場合には、データの記録が完了する前や、レンズを仕舞うことなくデジタルカメラの電源がOffされてしまい、記録中のデータが失われたり、レンズが汚れたり割れたりするという問題点が存在していた。また、電池残量がまだあるのに、電池残量が殆どないと識別している場合には、デジタルカメラの電源がOffされてしまい、電池を有効に活用することができないという問題点も存在していた。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、電池残量を正確に認識することができる電子機器及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による電子機器は、ユーザが電池の種類を設定するための設定手段と、
前記設定手段により設定された電池の種類に対応する電池の終止電圧を設定する電圧設定手段と、
電池がセットされたか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により電池がセットされたと判断された場合は、ユーザに対して前記設定手段による電池の種類の設定を促す画面を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記設定手段により設定された電池の終止電圧に基づいて、現在の電池残量を判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された現在の電池残量を前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、
を備えようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記判定手段により判定された電池残量がない場合には、パワーオフ処理を行なってから前記電子機器の電源をパワーオフさせる電源オフ手段を備えようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記電池の終止電圧は、
パワーオフ処理を実行させるのに必要最低限の電圧以上の電圧であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記第1の表示制御手段は、
前記判断手段により電池がセットされたと判断された直後に、ユーザに対して電池の種類の設定を促す画面を前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、ユーザが前記電子機器の電源をパワーオンさせるための指示手段と、
前記指示手段により電源のパワーオンの指示がされた場合には、前記電子機器の電源をオンさせる電源オン手段と、
を備え、
前記第1の表示制御手段は、
前記判断手段により電池がセットされたと判断された後、前記電源オン手段により最初に電源がオンされたときに、ユーザに対して電池の種類の設定を促す画面を前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記第1の表示制御手段は、
複数の電池の種類を前記表示手段に一覧表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記第1の表示制御手段は、
複数の電池の種類に対応するそれぞれの画像を一覧表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記第1の表示制御手段は、
複数の電池の種類に対応するそれぞれの名称を一覧表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記第1の表示制御手段は、
ユーザに対して電池設定を促すメッセージを前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記判断手段は、
電池から電力が供給されていない状態から電池から電力が供給された状態になったか否かの判断、又は、電池の蓋が開閉されたか否かの判断、又は、電池が装着されたか否かの判断のうち、何れか1つの判断に基づいて、電池がセットされたか否かの判断を行うようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項12記載の発明によるプログラムは、ユーザが電池の種類を設定するための設定手段と、
前記設定手段により設定された電池の種類に対応する電池の終止電圧を設定する電圧設定手段と、
を備えた電子機器を実行させるためのプログラムであって、
電池がセットされたか否かを判断する処理と、
この処理により電池がセットされたと判断された場合は、ユーザに対して電池の種類の設定を促す画面を表示部に表示させる処理と、
を含み、上記各処理を電子機器で実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ユーザが電池の種類を設定するための設定手段と、前記設定手段により設定された電池の種類に対応する電池の終止電圧を設定する電圧設定手段と、電池がセットされたか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により電池がセットされたと判断された場合は、ユーザに対して前記設定手段による電池の種類の設定を促す画面を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、を備えるようにしたので、電池交換を行なった場合における電池の種類の設定忘れを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、前記設定手段により設定された電池の終止電圧に基づいて、現在の電池残量を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された現在の電池残量を前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、を備えるようにしたので、電池残量を正確に認識することができ、適切な電池残量表示を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば前記判定手段により判定された電池残量がない場合には、パワーオフ処理を行なってから前記電子機器の電源をパワーオフさせる電源オフ手段を備えるようにしたので、電池残量を正確に認識することができ、電源をオフにする前に、確実にパワーオフ処理を実行させることができる。つまり、データの記録中やレンズを仕舞うことなく電源をオフすることがない。
請求項4記載の発明によれば、前記電池の終止電圧は、パワーオフ処理を実行させるのに必要最低限の電圧以上の電圧であるので、電源をオフする前に、確実にパワーオフ処理を実行させることができる。
請求項5記載の発明によれば、前記第1の表示制御手段は、前記判断手段により電池がセットされたと判断された直後に、ユーザに対して電池の種類の設定を促す画面を前記表示手段に表示させるようにしたので、電池交換の際、電池の種類の設定忘れを防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、ユーザが前記電子機器の電源をパワーオンさせるための指示手段と、前記指示手段により電源のパワーオンの指示がされた場合には、前記電子機器の電源をオンさせる電源オン手段と、を備え、前記第1の表示制御手段は、前記判断手段により電池がセットされたと判断された後、前記電源オン手段により最初に電源がオンされたときに、ユーザに対して電池の種類の設定を促す画面を前記表示手段に表示させるようにしたので、電池交換後、最初に電子機器の電源オンの際、電池の種類の設定を行なうことができ、電池の種類の設定忘れを防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、前記第1の表示制御手段は、複数の電池の種類を前記表示手段に一覧表示させるようにしたので、ユーザは、すぐに電池設定を行なうことができ、電池の種類の設定忘れを確実に防止することができる。
請求項8記載の発明によれば、前記第1の表示制御手段は、複数の電池の種類に対応する画像を一覧表示させるようにしたので、簡単に電池の設定を行なうことができる。また、電池の名称がわからない場合でも電池の画像を見ることにより簡単に電池の設定を行なうことができる。
請求項9記載の発明によれば、前記第1の表示制御手段は、複数の電池の種類に対応する名称を一覧表示させるようにしたので、簡単に電池の設定を行なうことができる。
請求項10記載の発明によれば、前記第1の表示制御手段は、ユーザに対して電池設定を促すメッセージを前記第1の表示手段に表示させるようにしたので、電池の種類の設定忘れを確実に防止することができる。
請求項11記載の発明によれば、前記判断手段は、電池から電力が供給されていない状態から電池から電力が供給された状態になったか否かの判断、又は、電池の蓋が開閉されたか否かの判断、又は、電池が装着されたか否かの判断のうち、何れか1つの判断に基づいて、電池がセットされたか否かの判断を行うようにしたので、電池がセットされたか否かの判断を確実に行うことができる。
請求項12記載の発明によれば、デジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の電子機器を実現することができる。
以下、本実施の形態について、デジタルカメラを適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の電子機器を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り兼用シャッタ4、CCD5、TG(timing generator)6、ユニット回路7、DRAM8、メモリ9、CPU10、サブマイコン11、キー入力部12、電源回路13、(交換可能な)電池14、フラッシュメモリ15、画像表示部16から構成されている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッタ4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタを動作させる。この絞り兼用シャッタは、絞りとシャッタとして機能する。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD5に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD5に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
CCD5は、撮影レンズ2、絞り兼用シャッタ4を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路7に出力する。また、CCD5は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。TG6にはユニット回路7が接続されている。
ユニット回路7は、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5の撮像信号は、ユニット回路7を経てデジタル信号としてCPU10に送られる。
CPU10は、ユニット回路7から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やMPEG形式の圧縮・伸張)の処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
DRAM8は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
サブマイコン11は、電源回路13の制御や、電池14のバッテリー電圧値及びキー入力部12からの操作信号などを取得してCPU10に出力する機能を有する。
キー入力部12は、電源On/Offキー、シャッタボタン、メニューキー、SETキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をサブマイコン11に出力する。
電源回路13は、電池14の電圧をサブマイコン11やCPU10などの供給対象に必要な電圧に安定させてからサブマイコン11に電圧を出力するものである。なお、電源回路13は、サブマイコン11の制御信号にしたがって、電池14の電圧を安定電圧にさせる。
フラッシュメモリ15は、CCD5によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。
画像表示部16は、カラーLCDとその駆動回路を含み、電池設定メニューや電池残量を表示させたり、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示させる。
メモリ9には、CPU10によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU10は、このプログラムにしたがって処理を行う。
また、メモリ9には、電池の種類の名称及びその名称に対応する電池の画像(写真、絵などを含む)も記録されており、また、設定された電池の種類を記憶しておく電池記憶領域、設定された電池の種類に対応する終止電圧値を記憶しておく電圧記憶領域も有する。
更に、メモリ9には、電池の種類に対応する終止電圧値などが格納された電圧値テーブルも有する。
図2は、メモリ9に格納された電圧テーブルを示すものであり、電圧テーブルには、電池の種類毎の終止電圧値、70%電圧値、50電圧値、30%電圧値が記録されている。終止電圧値とは、電池の電圧がこの電圧値になったときには電池残量がないと判断する電圧値のことであり、70%電圧値は、電池の電圧がこの電圧値になったときには電池残量が70%と判断する電圧値のことであり、50%電圧値とは、電池残量が50%と判断する電圧値のことであり、30%電圧値とは、電池残量が30%と判断する電圧値のことである。
なお、サブマイコン11による各部の制御に必要なプログラム等は、サブマイコン11に内蔵されているメモリに記録されている。
B.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を、サブマイコン11とCPU10との2つの動作に分けて説明する。
B−1.サブマイコン11の動作について
まず、サブマイコン11の動作を図3のフローチャートにしたがって説明する。
まず、サブマイコン11は、ユーザによって電池が投入されたか否かの判断を行う(ステップS1)。この電池の投入がされたか否かの判断は、電池14から電力が供給されていない状態から、電池14から電力が電源回路13を介して供給される状態になったか否かにより判断する。
ステップS1で電池が投入されたと判断すると、サブマイコン11のリセットが解除され、サブマイコン11は、このときにリセット状態から復帰したことを示すリセットフラグをOnにさせる(ステップS2)。
次いで、サブマイコン11は、各種の初期化処理を実行させ(ステップS3)、その後、電源回路13を介して電池14から供給されている電圧をCPU10に供給させる(ステップS4)。これにより、CPU10の電源がOnすることになる。
次いで、サブマイコン11は、リセットフラグがOnされているか否かの判断を行う(ステップS5)。
ステップS5で、リセットフラグがOnされていると判断すると、サブマイコン11は、電池が投入されたものと判断し、リセットフラグをOffにさせてから(ステップS6)、電池投入された旨を示す情報をCPU10に通知(出力)して(ステップS7)、ステップS9に進む。
一方、ステップS5で、リセットフラグがOnされていないと判断すると、通常通りに起動させた旨を示す情報をCPU10に通知(出力)して(ステップS8)、ステップS9に進む。この通常通りに起動させたとは、電池の投入によりCPU10の電源をOnさせたのではく、ユーザの電源On/OffキーによりCPU10の電源をOnさせたことをいう。
ステップS9に進むと、サブマイコン11は、通常処理を行う。この通常処理では、キー入力部12からの操作信号をCPU10に出力したり、電源回路13の制御を行なったりする。
次いで、サブマイコン11は、CPU10をPower Offさせるか否かの判断を行う(ステップS10)。このPower Offさせるか否かの判断は、CPU10からPower Off通知(CPU10の電源をOffさせる旨の情報)が送られてきた場合や、ユーザのキー入力部12の電源On/Offキーの操作により電源をOffする旨の操作信号が送られてきた場合には、Power Offさせると判断する。
ステップS10で、Power Offさせないと判断すると、ステップS9に戻り、Power Offさせると判断するまで通常処理を行う。
一方、ステップS10で、Power Offさせると判断すると、サブマイコン11は、CPU10への電圧供給を中止させて(ステップS11)、サブマイコンは、スリープ状態になる(ステップS12)。つまり、CPU10の電源をOffさせてからスリープ状態になる。
次いで、サブマイコン11は、Power Onするか否かの判断を行う(ステップS13)。このPower Onするか否かの判断は、ユーザの電源On/Offキーの操作により電源をOnする旨の操作信号がキー入力部12から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS13で、Power Onしないと判断するとステップS12に戻り、Power Onすると判断するまでスリープ状態を保つ。
一方、ステップS13で、Power Onすると判断すると、サブマイコン11は、スリープ状態から脱して、ステップS4に戻り、CPU10に電圧を供給させることによりCPU10の電源をOnさせ、上記した動作を繰り返す。
B−2.CPU10の動作について
次に、CPU10の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
CPU10は、サブマイコン11から電圧が供給されることにより電源がOnされると、各種の初期化処理を実行させ(ステップS51)、電池が投入された旨を示す情報と、通常通りに起動させた旨を示す情報のうち、どちらの情報がサブマイコン11から送られてきたか否かを判断する(ステップS52)。なお、この判断は、マイコン11からどちらか一方の情報が送られてくるまで待ち処理を行う。
ステップS52で、電池が投入された旨を示す情報がサブマイコン11から送られてきたと判断すると、CPU10は、電池設定メニューを画像表示部16に表示させる。具体的に説明すると、電池の種類の名称及び画像(写真、絵などを含む)を画像表示部16に一覧表示させる(ステップS53)とともに、現在設定されている電池(前回使用していた電池)の種類を差別表示させる(ステップS54)。この現在設定されている電池の種類は、メモリ9の電池記憶領域に記憶されているので、該電池記憶領域に記憶されている電池の種類を示す情報を読み出し、該読み出した電池の種類を差別表示させることとなる。
ここでは、現在設定されている電池(前回使用した電池)の種類をアルカリ電池とする。
図5(a)は、そのときの画像表示部16に表示された電池設定メニューの様子を示すものであり、画像表示部16には、電池の種類の名称及びその名称に対応する電池の画像が一覧表示されており、且つ、現在設定されている電池の種類、ここでは、アルカリ電池が差別表示されているのがわかる。
次いで、CPU10は、ユーザによってSETキーの操作が行なわれたか否かの判断を行う(ステップS55)。この判断は、SETキーの操作に対応する操作信号がサブマイコン11を介してキー入力部12から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS55で、SETキーの操作が行なわれていないと判断すると、ユーザによって電池の選択が行なわれたか否かを判断する(ステップS56)。この判断は、キー入力部12の十字キーの操作に対応する操作信号がサブマイコン11を介してキー入力部12から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS56で、電池の選択が行なわれたと判断すると、該選択された電池を差別表示させて(ステップS57)、ステップS55に戻り、ステップS56で、電池の選択が行なわれていないと判断するとそのままステップS55に戻る。
このステップS55〜ステップS57のループの間に、十字キーの操作を行なうことによりユーザは投入した電池の種類を選択することができる。
例えば、図5(a)に示すような状態で、ユーザが十字キーの「↑」キーを操作すると、リチウム電池が選択された状態となり、リチウム電池が他の電池と差別表示されることになる(図5(b)参照)。また、図5(a)に示すような状態で、ユーザが十字キーの「↓」キーを操作すると、マンガン電池が選択された状態となり、マンガン電池が他の電池と差別表示されることとなる(図示略)。これにより、ユーザが今投入した電池の種類を選択することができる。
そして、ユーザは、今投入した電池を選択してSETキーの操作を行なうことにより、該選択した電池を今投入した電池の種類であると確定することができる。
ここでは、ユーザは、リチウム電池を十字キーの操作により選択して、SETキーの操作を行なったものとする。
図4のフローチャートに戻り、ステップS55で、SETキーの操作が行なわれたと判断すると、CPU10は、該選択している電池を今投入された電池として設定する(ステップS58)。つまり、メモリ9の電池記憶領域に記憶されている電池の種類を示す情報に、該選択された電池の種類を示す情報を上書きして記憶させる。
次いで、該設定した電池の種類に対応する終止電圧値の設定を行なう(ステップS59)。つまり、該設定した電池の種類(電池記憶領域に記憶されている電池の種類)に対応する終止電圧値等(70%電圧値、50%電圧値、30%電圧値を含む)をメモリ9に格納されている電圧値テーブルから読み出して電圧記憶領域に記憶させる。このとき、電圧記憶領域に終止電圧値等が記憶されている場合には上書きして記憶させる。
この終止電圧値とは、電池14の電圧がこの電圧に達したら、電池残量がないと判断する電圧のことである。この終止電圧値は、後述するPower Off処理を行うだけの電力を勘案した電圧であり、終止電圧値に達したら全く電池残量がないというわけではない。なお、終止電圧値は、電池の放電特性によって変わってくるので、電池の種類毎に異なることはいうまでもない。
次いで、CPU10は、Power Off通知(CPU10の電源をOffさせる旨の情報)をサブマイコン11に送る(ステップS66)。これによりサブマイコン11は、CPU10への電圧供給を中止し、CPU10は電源がOff状態となる。
つまり、電池14が投入されると(電池交換がされると)、CPU10の電源がOnにされ、CPU10は、電池設定メニューを画像表示部16に表示させる。そして、電池の種類の設定を行なうと、CPU10の電源がOffにされる。
一方、ステップS52で、電池が投入された旨を示す情報でなく、通常通りに起動させた旨を示す情報がサブマイコン11から送られてきた判断すると、CPU10は、通常処理を行う(ステップS60)。この通常処理とは、CCD5による撮像を開始させたり、撮像された画像データを画像表示部16に表示させたり、撮像された画像データをフラッシュメモリ15に記録したりする処理のことをいう。
次いで、CPU10は、電池14の電圧値を電源回路13及びサブマイコン11を介して取得する(ステップS61)。
次いで、CPU10は、該取得した電圧値を用いて電池残量を判定し、該判定した電池残量を画像表示部16に表示させる(ステップS62)。この電池残量の判定は、該取得した電圧値とメモリ9の電圧記憶領域に格納されている該電池14の終止電圧値、70%電圧値、50%電圧値、30%電圧値を用いて、電池残量を判定するようにする。このとき、例えば、取得した電圧値が終止電圧値の場合には、電池残量は0%、つまり、残量なしと判定し、取得した電圧値が50%電圧値の場合には、電池残量は50%、つまり、残量は半分と判定する。
また、取得した電圧値が、70%電圧値と50電圧値との間の電圧値の場合には、取得した電圧値と、70%電圧値及び50%電圧値とを用いて演算により電池残量を判定する。
なお、電圧値テーブルには、電池の種類毎の終止電圧値のみを格納させておき、取得した電池14の電圧値と、該電池14の終止電圧を用いて、演算により電池残量を判定するようにしてもよい。
次いで、CPU10は、該取得した電池14の電圧値が、該電池14の終止電圧値まで電圧が下がっているか否かの判断を行う(ステップS63)。つまり、電池14の電圧値が、メモリ9の電圧記憶領域に記憶されている終止電圧値まで下がっているか否かの判断を行う。
ステップS63で、該取得した電池14の電圧値が、該電池14の終止電圧値まで下がっていないと判断すると、ステップS60に戻って、通常処理を行い、上記した動作を繰り返す。
一方、ステップS63で、該取得した電池14の電圧値が、該電池14の終止電圧値まで下がっていると判断すると、CPU10は、Power Off処理を開始する(ステップS64)。このPower Off処理とは、現在画像データをフラッシュメモリ15に記録している最中である場合には、該画像データの記録処理を完了させたり、レンズを所定位置に収納させる等、CPU10を電源Off状態にさせるために必要な動作処理のことをいう。
次いで、CPU10は、Power Off処理が完了したか否かを判断し(ステップS65)、完了していないと判断すると完了したと判断するまでステップS65に留まる。
一方、ステップS65で、Power Off処理が完了したと判断すると、つまり、フラッシュメモリ15への画像データの記録やレンズの収納などが完了すると、CPU10は、サブマイコン11にPower Off通知(CPU10の電源をOffさせる旨の情報)を送る(ステップS66)。そして、上述したように、サブマイコン11は、Power Off通知がCPU10から送られてくると、CPU10への電圧の供給を中止させてから、スリープ状態になる。
C.以上のように、実施の形態においては、サブマイコン11は、電池14が投入されたと判断すると、CPU10に電圧を供給することによりCPU10の電源をOnさせるとともに、電池が投入された旨を通知させ、CPU10は、電源がOnにされ、電池が投入された旨が通知されると、ユーザに電池の設定を行なわせるべく、電池設定メニューを表示させるので、電池交換の際、電池の種類の設定忘れを防止することができ、電池残量を正確に認識することができる。
また、電池残量を正確に認識することができるので、適切な電池残量表示を行うこともできる。
なお、上記実施の形態においては、電池が投入されると、CPU10の電源をOnさせるとともに、電池設定メニューを画像表示部16に表示させるようにしたが、電池投入後、ユーザの最初の電源On操作時に電池設定メニューを画像表示部16に表示させるようにしてもよい。
また、電池が投入されると(電池交換の際)、電池設定メニューを画像表示部16に表示させるようにしたが、電池設定を促すメッセージを表示させるようにしてもよい。メッセージとしては、例えば、「電池の設定を行なってください」という文章であってもよいし、電池設定を促すアイコンであってもよい。この場合には、ユーザがメニューキーの操作を行なうことにより、電池設定メニューを表示させて、電池の設定を行なうことができる。
また、図3のステップS1では、電池14から電力が供給されていない状態から、電池14から電力が供給される状態になった場合には、電池が投入されたと判断するようにしたが、電池を仕舞う蓋(電池蓋)の開閉の有無を判断したり、電池が装着されたか否かを判断するようにしてもよい。つまり、電池蓋の開閉が行なわれたと判断された場合、電池が装着されたと判断された場合は、電池が投入されたと判断するようにしてもよい。
この電池蓋の開閉の有無の判断は、開閉の有無を検出するセンサやスイッチボタンによって判断するようにし、電池が装着されたか否かの判断も、電池が装着されたか否かを判断するセンサや、スイッチボタンにより判断するようにする。
また、電池設定メニューとしては、複数の電池の種類の名称及び画像を一覧表示させるようにしたが、画像のみを一覧表示させるようにしてもよいし、名称のみを一覧表示させるようにしてもよい。
また、電池残量と電池設定メニューとを画像表示部16に表示させるようにしたが、電池残量を表示させる表示部を別に設け、その表示部に電池残量を表示させるようにしてもよい。
また、図4のステップS55では、ユーザによりSETキーの操作が行なわれたと判断すると、ステップS58に進むようにしたが、ステップS54及びステップS57で、差別表示を行ってから新たに電池が選択されることなく(ステップS55でNに分岐)、所定時間が経過した場合には、セットキーの操作が行なわれたと判断してステップS58に進むようにしてもよい。また、ユーザの電源On/Offキーの操作により電源Off操作が行なわれた場合には、セットキーの操作が行なわれと判断して(ステップS55でYに分岐)、選択されている電池の設定(ステップS58)、設定された電池の種類に対応する終止電圧の設定(ステップS59)を行なってから、パワーオフ通知を行い、サブマイコン11はCPU10の電源をOffするようにしてもよい。
また、電池温度によって電池の放電特性も変わってしまうので、更にメモリ9の電圧値テーブルに、終止電圧値や、70%電圧値等を電池温度毎に記録しておき、電池の種類と電池温度に対応する終止電圧値に設定したり、電池残量を判定するようにしてもよい。また、電池温度毎に終止電圧値などをテーブルに記録せずに、電池温度毎に対応する終止電圧値等を演算して求めるようにしてもよい。
更に、本発明の電子機器は上記実施の形態におけるデジタルカメラ1に限定されるものではなく、携帯電話、PDA、パソコン、ICレコーダ、音楽携帯プレーヤー又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は電池を駆動源とする機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 メモリ9に格納された電圧テーブルを示すものである。 本実施の形態におけるサブマイコン11の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるCPU10の動作を示すフローチャートである。 画像表示部16に表示された電池設定メニューを示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り兼用シャッタ
5 CCD
6 TG
7 ユニット回路
8 DRAM
9 メモリ
10 CPU
11 サブマイコン
12 キー入力部
13 電源回路
14 電池
15 フラッシュメモリ
16 画像表示部

Claims (12)

  1. ユーザが電池の種類を設定するための設定手段と、
    前記設定手段により設定された電池の種類に対応する電池の終止電圧を設定する電圧設定手段と、
    電池がセットされたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により電池がセットされたと判断された場合は、ユーザに対して前記設定手段による電池の種類の設定を促す画面を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記設定手段により設定された電池の終止電圧に基づいて、現在の電池残量を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された現在の電池残量を前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記判定手段により判定された電池残量がない場合には、パワーオフ処理を行なってから前記電子機器の電源をパワーオフさせる電源オフ手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記電池の終止電圧は、
    パワーオフ処理を実行させるのに必要最低限の電圧以上の電圧であることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記第1の表示制御手段は、
    前記判断手段により電池がセットされたと判断された直後に、ユーザに対して電池の種類の設定を促す画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子機器。
  6. ユーザが前記電子機器の電源をパワーオンさせるための指示手段と、
    前記指示手段により電源のパワーオンの指示がされた場合には、前記電子機器の電源をオンさせる電源オン手段と、
    を備え、
    前記第1の表示制御手段は、
    前記判断手段により電池がセットされたと判断された後、前記電源オン手段により最初に電源がオンされたときに、ユーザに対して電池の種類の設定を促す画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子機器。
  7. 前記第1の表示制御手段は、
    複数の電池の種類を前記表示手段に一覧表示させることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電子機器。
  8. 前記第1の表示制御手段は、
    複数の電池の種類に対応するそれぞれの画像を一覧表示させることを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  9. 前記第1の表示制御手段は、
    複数の電池の種類に対応するそれぞれの名称を一覧表示させることを特徴とする請求項7又は8記載の電子機器。
  10. 前記第1の表示制御手段は、
    ユーザに対して電池設定を促すメッセージを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電子機器。
  11. 前記判断手段は、
    電池から電力が供給されていない状態から電池から電力が供給された状態になったか否かの判断、又は、電池の蓋が開閉されたか否かの判断、又は、電池が装着されたか否かの判断のうち、何れか1つの判断に基づいて、電池がセットされたか否かの判断を行うことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の電子機器。
  12. ユーザが電池の種類を設定するための設定手段と、
    前記設定手段により設定された電池の種類に対応する電池の終止電圧を設定する電圧設定手段と、
    を備えた電子機器を実行させるためのプログラムであって、
    電池がセットされたか否かを判断する処理と、
    この処理により電池がセットされたと判断された場合は、ユーザに対して電池の種類の設定を促す画面を表示部に表示させる処理と、
    を含み、上記各処理を電子機器で実行させることを特徴とするプログラム。
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