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JP2007090083A - シリンジ - Google Patents

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JP2007090083A JP2006325651A JP2006325651A JP2007090083A JP 2007090083 A JP2007090083 A JP 2007090083A JP 2006325651 A JP2006325651 A JP 2006325651A JP 2006325651 A JP2006325651 A JP 2006325651A JP 2007090083 A JP2007090083 A JP 2007090083A
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Seiji Otani
誠司 大谷
Nobuo Tanaka
信夫 田中
Katsuyuki Yokogawa
勝之 横川
Teruo Matsuda
照夫 松田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Arte Corp
Original Assignee
Arte Corp
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

【課題】 容器内壁との隙間を通過したり、また、分別廃棄にあたりロッドを容器から外す場合に隔板に溜まっていた薬液が離散する恐れがない漏液防止機構を備えたシリンジを提供する。
【解決手段】上記隔板の遮断機能だけでなく、保液機能を備える漏液防止機構で、上記端部摺動シール部材3cの後方に連続しまたは間隔をおいて、該端部摺動シール部材全体がバイパス部6を通過したとき、端部摺動シール部材の後方に流出する液Lを吸収保持可能な吸液機構Mを設けてなることを特徴とする2室型シリンジにある。この吸液機構Mは円盤形状Dと円筒形状Rのものが代表的で、保水・吸液促進剤を含浸させることにより漏出防止効果を高め、抗菌剤を含浸させることにより衛生性を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は漏液防止機構を備えるシリンジ、特に中間摺動シール部材で分割される後方の第2室の液を第1室に流入させるバイパス部に残留する液のシリンジ外への漏れ出しを防止する機構に関するものである。
あらかじめ薬剤が充填された使い捨てタイプの注射器、いわゆるプレフィルドシリンジのうち、所定の薬剤と、その溶解液または分散液、あるいは他の薬液を分離させた状態で充填した2成分型のプレフィルドシリンジにおいて、従来、図10に例示するように、先端部分に注射針の装着部をもつ筒状容器31内の後端開口側から端部シール部材32を挿入するとともに、容器31内にその軸方向に摺動可能な中間シール部材33を設けて先端側に第1室34および後端側に第2室35に分割するとともに、各室内にはそれぞれの薬剤Pおよび溶解液等Lを収容し、先端部をキャップ37で封鎖した構造のものがある(特公昭49−14465号)。
このタイプにおいては、中間摺動シール部材33よりも先端側の第1室34において、容器31の側壁にバイパス部、通常は外側に突出するバイパス溝36、を設けた構造とし、使用時に端部シール部材32をロッドにより押し込むことにより、図11に示すように第2室35内の液体Lとともに中間シール部材33を前進させ、中間シール部材33がバイパス溝36にさしかかったときにこの溝36を介して第2室35内の液体Lを第1室34内に流入させ、その後は図12に示すように端部シール部材32の先端で中間シール部材33を押圧して第1室34内で溶解あるいは分散もしくは混合後、その液体を先端から押し出すようになっている。
この際、端部シール部材がバイパス部を通過するため、バイパス部に残留する液が端部シール部材の後方に漏出する。そのため、特開昭62−14863号では端部シール部材の後方に隔板を配設し、液のシリンジ外への漏出を防止する機構が提案されている。
ところが、このような方法では粘度の低い薬液および表面張力の小さい薬液等ではロッドに設けてある隔板と容器内壁との隙間を通過する場合があり、また、分別廃棄にあたりロッドを容器から外す場合に隔板に溜まっていた薬液が離散する恐れがある。
そこで、本発明は容器内壁との隙間を通過したり、また、分別廃棄にあたりロッドを容器から外す場合に隔板に溜まっていた薬液が離散する恐れがない漏液防止機構を備えたシリンジを提供することを目的とする。
本発明は、上記隔板の遮断機能だけでなく、保液機能を備える漏液防止機構を開発することにより上記目的を達成するものであり、注射針が装着される先端開口部分と、ロッドが挿入され、その先端に位置する端部摺動シール部材により封鎖される後端開口を有する筒状容器が、容器内部を長手方向前後に分割するに少なくとも1個の中間摺動シール部材と、該中間摺動シール部材の初期位置より前方の容器壁に上記中間摺動シール部材の厚みより長く長手方向に延びて形成されたバイパス部とを備え、該バイパス部を介して上記中間摺動シール部材の前方室に後方室液を流入させるシリンジであって、
上記端部摺動シール部材の後方に、液を吸収保持可能な吸液機構を設けてなることを特徴とするシリンジにある。
なお、本発明において、「端部摺動シール部材の後方」とは該シール部材を含み、そのシリンジ後方のあらゆる部分を含む意味で用いられ、上記吸液機構が上記ロッドの先端の端部摺動シール部材の後方に密着してまたはその後方に間隔をおいて設けられる場合だけでなく、上記筒状容器の後端開口を封鎖するように嵌め込まれ、そこに留め置かれる場合を含む。
本発明の第1適用例によれば、上記中間摺動シール部材を境に前方室と後方室に分割され、上記前方室には所定の薬剤を、上記後方室には薬剤と混合される液を収容するが、該液が収容された後方室の後端開口側を上記ロッドの先端により押圧される端部摺動シール部材を挿入して閉鎖し、上記ロッドで端部摺動シール部材を前方に押圧すると、上記中間摺動シール部材は上記バイパス部域まで前方に従動変位し、該バイパス部を介して上記前方室に後方室液を流入させる。端部摺動シール部材の一部又は全体がバイパス部を通過したとき、端部摺動シール部材の後方に流出する液は吸液機構に吸収保持されるので、注射容器の外部への液漏出を防止できるとともに、分別廃棄時に使用後のロッドを取り外しても薬液の離散が防止できる。
また、一般に注射容器は透明であり、単に遮蔽しているだけでは残留液が外部から見え、漏出の不安感を与えるが、吸収保持されていると液自体が確実に保持されているので、このような不安感を与えることもない。
特に、吸液材が保水・吸液剤を含浸する場合は、吸液材とシリンジの内壁との間にクリアランスがあっても完全に吸液保持効果を達成することができる。
また、上記吸液材はその性質上微生物が繁殖しやすいが、上記保水・吸液剤と同時に、または単独で抗菌剤を含有させることができ、吸液材に発生しやすい微生物の繁殖を防止することができ、分別廃棄時の安全性を高めることができる。
上記吸液機構Mは、一般に上記ロッドの先端に一体的にまたは取り外し可能に設けられる端部摺動シール部材の後方に密着してまたは間隔をおいて一体的にまたは取り外し可能に設けられてもよい。したがって、図13に示すように、吸液機能を有する濾紙、ナイロンフェルトまたは綿不織布、糸あるいは織布とした繊維または吸水性ポリマーなどの樹脂からなる摺動可能な円盤状吸液材Dをロッド2の先端に取り付けるようにして構成される。装着方法は図14および図15に示すようにロッド2の先端突出部2aをネジ切りする一方、円盤状吸液材Dの中心にネジ穴Hを設け、螺着して溝2bにはめ込むようにするか、図16および図17に示すようにロッド2の先端突出部2a’にツイストロックを設ける一方、円盤状吸液材Dの中心にツイスト穴H’を設け、ツイスト螺着して溝2bにはめ込むようにすることができる。なお、円盤状吸液材Dは複数枚を積層してまたは間隔をおいて配設するようにすることもできる。他方、上記吸液機構Mはロッド2により筒状容器内を摺動する端部摺動シール部材と切り離し、上記筒状容器の後端開口を封鎖するように嵌め込まれ、その位置に留め置かれるようにしてもよい。この場合、図25に示すように、上記Dと同様の円盤状吸液ストッパー部材Sの中心にロッド2の貫通孔hを設け、端部摺動シール部材3cの後方の筒状容器後端開口1bに嵌め込み、該貫通孔hから前方にロッド2の先端を通し、端部摺動シール部材3cの後端に螺着し、ストッパー部材Sを留め置くようにしてもよいし、また、図26に示すように、上記吸液機構Mが上記ストッパー部材Sを、上記筒状容器の後端1b外周に嵌め込み可能なフィンガーグリップ100に嵌め込み、フィンガーグリップ100の装着により上記筒状容器の後端開口を封鎖するように留め置かれてもよい。なお、上記吸液機構Mは上記端部摺動シール部材3cとともに上記筒状容器内を摺動する吸液材Dに代表される第1の摺動吸液機構と上記筒状容器の後端に留め置き可能な吸液ストッパー部材Sに代表される第2の吸液機構の双方の組み合わせから構成することもできる。
また、吸液機構Mは図18に示すように上記ロッド2の先端に形成された巻回溝2cに濾紙、布または糸あるいは不織布の形態とした繊維を巻回するかまたは吸水性ポリマーなどの樹脂を塗布するようにして形成することができる(図19参照)。図19では先端にのみ巻回したが、ロッドの長手方向に延びて巻回するようにしてもよい。なお、吸液材の外形はシリンジ内壁との隙間を規定するものであるから、液の表面張力および粘度等を考慮し、アルコールのように表面張力の小さいものである場合は上記隙間が0.2〜1.0mmとなるように小さく、水のように比較的表面張力が大きいものでは0.2〜1.5mmとなるように大きくすることも可能である。
上記吸液機構Mは材料による吸液性能を示すものを示したが、図20に示すロッド2の先端に設けた環状または螺旋状の吸液溝Cの毛細管現象により吸収するようにしてもよい。また、図21に示すようにロッド2の先端の円板2dの後方にさらに複数枚の円板2eを並列積層して溝を構成するようにしてもよい。この場合も吸収される液の粘度および表面張力を考慮して溝幅および深さを決定するようにするのが好ましい。
また、上記吸液機構Mは図22に示すように、上記筒状容器を摺動可能な円筒形状の吸液材Rをなし、上記ロッド2の先端部に取り外し可能に装着されてもよい。詳しくは、ロッド2の先端20aには端部シール部材3cがネジ止め装着されるネジ部分が突出しているとともにその周囲には吸液材Rの回り止めの浅い溝が4個形成されるとともに、その間には突起がそれぞれ4個形成され、吸液材Rの抜け止めをなしている。この先端部分20aの半径は上記吸液材Rの穴径よりやや大きく形成されている。なお、20bはロッド2の押し出し部分である。この場合、図23に示すように円筒形状の吸液材Rは円盤状吸液材D(図15参照)に比して全長が進行方向に長いため、シリンジのバイパス部を通過する時に残留液の落下タイミングがやや遅れても十分に吸液保持することができる。通常、全長10mm以上であるのが好ましい。この端部摺動シール部材を最後まで押し込んだ時に上記円筒形状の吸液材Rは通常バイパス部を越えて前方に押し込まれるが、特に図24に示すようにその後端がバイパス部を塞いで残留するようにすると残留液の漏出防止効果が大きい。
上記吸液材がポリビニルホルマール、ポリエステル系繊維、パルプ、パルプを含有するポリエステル系樹脂、アセテート繊維を含有するポリエステル系繊維、アセテート繊維、セルローススポンジ、ポリビニルアルコール系スポンジからなる群から選ばれるのが好ましい。上記吸液材は吸液機能を促進する保水・吸液促進剤を含浸しているのが好ましく、この保水・吸液促進剤はグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、D−ソルビトール、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ベンジルアルコールからなる群から選ばれ、水等の媒体に1〜30重量%含有させた液中に上記吸液材を浸漬して含浸させる。その際、特にポリソルベート80などの 界面活性剤が併用添加することもできる。
上記吸液材が抗菌剤を含有しているのがよい。抗菌剤が塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ドデシルジアミノエチルグリシン、ドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ポリヘキサメチレンビグアナイドおよびアルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩から選ばれ、使用環境に応じて含浸量が調整される。
上記吸液材は上記薬剤を溶解または分散させる溶媒液が着色している場合、それを着色し、吸液痕跡がシリンジ外部から見えないようにするのがよい。着色剤としては、アセンヤクタンニン末、インジゴカルミン、ウコン抽出液、塩化メチルロザニリン、黄酸化鉄、黄色三二酸化鉄、オパラックスAS−6178(日本カラコン社商標名)、カーボンブラック、カラーペースト1、カラーペースト2、カラーペースト3(日本カラコン社商品名)、カラメル、カルミン、β−カロチン、カロチン液、金箔、黒酸化鉄、ケッケツ、酸化亜鉛、酸化チタン、三二酸化鉄、ジスアゾイエロー、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号、食用黄色4号アルミニウムレーキ、食用赤色102号、食用赤色2号、食用赤色3号、ゼイン、太陽カラメル、銅クロロフィリンナトリウム、銅クロロフィル、フェノールレッド、マッチャ、ミリスチン酸オクチルドデシル、メチレンブルー、薬用炭、酪酸リボフラビン、リボフラビン、緑茶末、リン酸マンガンアンモニウム、リン酸リボフラビンナトリウム、ローズ油が挙げられる。
また、上記吸液材は上記薬剤またはその溶媒液が薬理活性を有する場合、廃棄にあたりそれを失活させる必要がある。その場合、失活剤を含有させるのが好ましい。失活剤の具体例として、エタノール、メタノール、過酸化水素水、次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、ホウ酸、硫酸、リン酸、リン酸三ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸二カリウム、塩酸、乳酸、アンモニア水、水銀などの少なくとも一種が用いられる。
上記吸液材はその外周とシリンジ内壁との間に実質的にクリアランスを有しない方が漏出防止効果大きいが、クリアランスを設けると吸液材の摺動性が向上し、分別廃棄が容易である。また、シリンジ後端にフィンガーグリップを有するとき、その形状によってはクリアランスを設ける必要がある。上記吸液材がその外周とシリンジ内壁との間にクリアランスを有する場合は残留液の吸液率がやや減少するが、上記保水・吸液促進剤を含有させることにより吸液率を100%まで向上させることができる。
本発明に係るシリンジは次の形態に適用することができる。吸液機構は各図面においてMで示されている。その作用機構は上述したと同様であるので、説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態の基本的構成を示す断面図である。
筒状容器1は後述するバイパス部を形成するバイパス溝6を除いて全体として一様な円筒形を有し、その両端はそれぞれ全開している。
この筒状容器1の後端側からロッド2が装着された端部摺動シール部材3Cが挿入されているとともに、その内部には、容器1内を第1室4と第2室5に仕切る摺動シール部材3が挿入されているが、この摺動シール部材3は、前方側摺動シール部材3aと後方側摺動シール部材3bに2分割されている。この前方側摺動シール部材3aと後方側摺動シール部材3bとは、互いに当接していてもよいし、あるいは図示のように所定の空隙を有していてもよい。このような空隙を設けることを目的として、前方側摺動シール部材3aと後方側摺動シール部材3bの互いに対向する面の少なくともいずれか一方の面に適当な突起を形成してもよい。
筒状容器1の先端開口部1aには、シール部材7が装着されている。なお、この筒状容器1の先端部には、後述する注射液の投与時に、例えば針つきのキャップを装着したり、あるいは保持部材を介して両頭針を装着してその後端をシール部材7に刺通するという公知の手段により、注射針が装着される。
そして、第1室4内には粉末薬剤Pが、第2室5内にはその溶解液もしくは分散液、あるいは多種の薬液Lがそれぞれ充填されており、筒状容器1の第1室4の側壁には、所定の幅で外側に突出するバイパス溝6が形成されており、このバイパス溝6の容器1の軸方向への長さは、前方側摺動シール部材3aと後方側摺動シール部材3bの合計の厚さよりも所定量だけ長くなっている。更に、摺動シール部材3aと3bおよび端部シール部材3cの軸方向における合計長さは、バイパス溝6の軸方向長さよりも所定量長くなるようにしてある。この長さの調整は、端部摺動シール部材3cの長さを加減することにより容易にできる。
以上の構成の本発明の実施の形態を使用するときは、従来と同様、ロッド2を装着した端部摺動シール部材3c(以下プランジャという)を先端側に押圧することにより、第2室5内の液体Lを介して前方側摺動シール部材3aおよび後方側摺動シール部材3bがともに前進し、これらがバイパス溝6の形成位置に到達して第1室4と第2室5が連通した時点で第2室5内の液体Lが第1室4内に流入し、この流入が完了して端部シール部材3cの先端が後方側摺動シール部材3bの後端に当接した後は直接これを押圧して前方側および後方側摺動シール部材3aおよび3bを前進させ、前方側摺動シール部材3aの少なくとも前半部分がバイパス溝6の先端部よりも前方に到達し、かつ、プランジャのシール部材3cの少なくとも後半部がバイパス溝6に到達せず筒状容器1の内壁に摺動状態を保持している位置で押圧を停止し、筒状容器1を振って薬剤の混合等を行った後に、容器1の先端に装着された注射針を介して溶解、分散または混合された注射液を射出させる。この時、漏液防止機構Mがバイパス溝内の残留液を吸収保持する。
次に、以上のような本発明実施の形態における粉末薬剤や溶解液等の充填を含めたシリンジ本体の組み立ての手順を図2に示す。
まず、(A)に示すように、筒状容器1内に後方側摺動シール部材3bを挿入した状態で、第2室5内に溶解液、分散液もしくは薬液Lを充填して端部シール部材3cを挿入する。この状態でその溶解液、分散液もしくは薬液Lに対して蒸気加熱滅菌を施した後、第1室4の内面を乾燥させる。ここでの蒸気加熱滅菌処理に際しては、第2室5内の溶解液、分散液もしくは薬液Lが活性物質を含む場合には、それを破壊しない程度の温度、例えば50〜60℃以下の温度で処理する。
その後、(B)に示すように、前方側摺動シール部材3aをあらかじめ十分に乾燥させた状態で筒状容器1の先端開口部1aから挿入し、後方側摺動シール部材3bに密着させるか、あるいは僅かな空隙を設けて接近させる。その状態で先端開口部1aから第1室4内の粉末薬剤Pを充填した後、先端開口部1aに固定シール部材7を装着することにより、図1に示した構造の2成分プレフィルドシリンジを得る。この場合、ロッド2は初めから付いているものでも、後で付けるものでもどちらでもよい。
以上のような組み立て手順において、第2室5内の溶解液、分散液もしくは薬液Lの蒸気加熱滅菌時に後方側摺動シール部材3bには水分が付着ないし浸透してしまうが、この蒸気加熱滅菌および乾燥・冷却工程の後に乾燥した前方側摺動シール部材3aを挿入し、その後に第1室4内に粉末薬剤Pを充填することで、この粉末薬剤P側への水分の移行を防止できる。
また、前方側と後方側の各摺動シール部材3aと3b間に空隙を設けた構造とすると、組立後の保管状態において第2室5側からの湿気が後方側摺動シール部材3bをへて前方側摺動シール部材3aに入り込むに要する時間が長くなり、第1室4側の薬剤に湿気が達するまでの期間を長くすることができる。
以上のような本発明に係る2成分プレフィルドシリンジは、その筒状容器1の先端に注射針を装着した状態で使用されることを既述したが、以下、注射針の装着機構並びに筒状容器1の先端開口部1aのシール部材7および摺動シール部材3a等についてのより具体的な構成例について述べる。
図3は筒状容器1の先端開口部に挿入されるシール部材7として摺動タイプのものを用いた例を示す断面図である。
この例は筒状容器1の先端に針付きキャップ8を装着する例で、針付きキャップ8は、カップ状のキャップ本体81の先端に注射針82が固着され、かつ、その本体81の内周には注射針82に連通する溝81aが形成された構造を持つ。また、本体81は筒状容器1の先端開口部1aから所定長さだけ先端側に突出した空隙81bを有しており、その内部にシール部材7が入り込むことができるようになっている。
このような構成において、使用時にプランジャを押圧して第2室5内の溶解液もしくは分散液あるいは他種の薬液をバイパス溝6を介して第1室4内に流入させるとき、あるいは流入が完了したときに、図4に示すようにシール部材7が針付きキャップ8の本体81の空隙内に移動する。この状態で更にプランジャを押圧すると、第1室4内で分散または溶解された後の注入液が針つきキャップ8の本体81に形成された溝81aを経由して注射針82内に入り込んで注射できるようになっている。なお、針付きキャップ8には、注射針81を投与時に取り付けるもの、またはそれ以前に既に取り付けた構造のもののいずれでもかまわない。
また、上記の構造に代えて、シール部材7は筒状容器1の先端より少し距離をとって容器1の内側に配置し、プランジャ3cの押圧により第2室5の液が第1室4内に流入完了したとき、そのシール部材7が筒状容器1の先端部分に留まるように構成してもよい。こうすることにより、後述する係止機構の機能と相まって、第1室4内の前後は完全に密閉されるので、溶解、分散時に容器1を振動させても液はどこからも漏れることがなくなる。
図5はシール部材7に非可動タイプのものを用いた例を示す断面図である。このタイプでは、筒状容器1の先端部に針保持部材を兼用するキャップ9を装着し、このキャップ9を介して両頭針10を所定の位置まで挿入することにより、両頭針10の後端部がシール部材7を貫通して第1室4内に突出するような構造となっている。
この構造では、両頭針10の装着により針は直ちに第1室4に連通することになり、上記と同様に第1室4内で溶解または分散された注射液を直接両頭針10内を通して注射することができる。
両頭針10を用いる方式のものにおいては、針10の後端部がシール部材7を貫通して第1室4内に入り込む関係上、図5に示したようにシール部材7の第1室4側の端面に針の突出代を収容可能な窪み7aを形成しておくことにより、投与時において筒状容器1内に残存する注射液の量(ロス量)を少なくすることができる。
さて、2成分プレフィルドシリンジにおいては、実際の投与に先立ち、第1室4内で2成分が均一に溶解、分散または混合するように、プランジャを押圧して第2室5内の液体Lが第1室4内にほぼ完全に流入した状態で、しかも容器1の先端から未だ流出しない状態で、プランジャを一旦停止させ、その状態でシリンジをよく振る必要がある。また、この振動付与作業時に、第1室4内に移動した溶解液ないしは分散液等が、バイパス溝6を逆流して、元の第2室5内側、すなわちプランジャのシール部材3cを越えて筒状容器1の後部へ流出させないためには、このプランジャを最適な位置で一旦停止させる。
上記作業の後、プランジャ3cをさらに前進させると、薬液は針82を介して射出される。プランジャのシール部材3cの後端が上記バイパス溝6を通過し始めると、バイパス溝6内に残留した液が後方に漏出する。本発明においてはプランジャのシール部材3cの後端に漏液防止機構Mが設けられている。
図6ないし図7に、このような操作を容易化した実施例を示す。
図6に示す例では、筒状容器1の後端部に装着されるフィンガーグリップ100の内周面に、筒状容器1の内周面よりも内側に円周状に突出する凸部101を形成するとともに、ロッド2には、その軸方向の所定位置の同一円周上に複数の突起201を形成している。各突起201のロッド2の軸方向上への形成位置は、ロッド2の押圧により前方側摺動シール部材3aの先端面がバイパス溝6の先端部より前方に到達し、かつ、後方側摺動シール部材3bの後端面がプランジャ3cのシール部材先端面と当接し、更にはプランジャのシール部材3cの後半部分がバイパス溝6に到達せず、筒状容器1の内壁と摺動状態を保っている状態において、突起201がフィンガーグリップ100の凸部101と接するような位置であり、また、ロッド2の中心軸と各突起の先端との距離は、フィンガーグリップ100の凸部101の内径寸法よりも僅かに大としている。更に、フィンガーグリップ100の材質は、例えば合成樹脂等の可撓性のあるものとしている。
以上の構成によると、図6(A)の不使用状態からロッド2を押し込んでいくと、液が移動する間は前方側摺動シール部材3aは図(B)のようにバイパス溝6の先端付近に止まっているが、さらに押し込むと(C)に示すように突起201が凸部101に当接することによる抵抗で、ロッド2およびシール部材3cは一旦停止する。その状態では第2室5内の液体は第1室4内に完全に注入され、かつ、バイパス溝6の先端部も後端部もともに閉鎖されて液の逆流、流失は完全に防止されているから、その状態でシリンジを振って2成分を均一に溶解、分散ないし混合させる。その後、ロッド2を強く押し込むことにより、フィンガーグリップ100が撓んで突起201が凸部101を通過し、溶解、分散ないしは混合後の注射液の生体への投与が可能となる。
一方、図7に示す例では、筒状容器1の後端部に装着されるフィンガーグリップ100の内周面に同様にして凸部101を形成し、この凸部101に、同図(B)に軸方向から見た図を示すように、複数の切り欠き溝102を形成するとともに、ロッド2には、同数のブレード202を形成している。ロッド2の中心から各ブレード202の先端までの距離は、フィンガーグリップ100の凸部101の内径寸法よりも大で、かつ、フィンガーグリップ100の中心と各切り欠き溝102の底面との距離よりも短くしている。また、各ブレード202の先端側の端面位置は、プランジャの押圧により前方側摺動シール部材3aの先端面がバイパス溝6の先端部より前方に到達し、かつ、後方側シール部材3bの後端面とプランジャのシール部材3cの先端面が当接し、更にはプランジャのシール部材3cの後半部分がバイパス溝6に到達せず、容器1の内壁に対して摺動状態を保っている状態において、ブレード202がフィンガーグリップ100の後端面に接するような位置である。
以上の構成において、(A)に示す使用前の状態では、ロッド2は、(C)に示すように、その各ブレード202がフィンガーグリップ100の切り欠き溝102の形成位置と一致しないような状態で筒状容器1内に挿入しておく。そして、使用に際しては、まず(C)の状態のままプランジャを押し込む。これにより、液が移動する間は前方側摺動シール部材3aは(D)のようにバイパス溝6の先端に止まっているが、更に押し込むと(E)に示すように、ブレード202がフィンガーグリップ100の後端面に接した時点でプランジャが停止する。その状態では前記したように第2室5内の液体は第1室4内に完全に注入され、かつ、バイパス溝6を介して逆流することも防止されているから、その状態でシリンジを振って2成分を均一に溶解、分散ないし混合させる。その後、ロッド2を回転させて各ブレード202を各切り欠き溝102の形成位置と一致させると、(F)に示すようにロッド全部の押し込みが可能となるから、溶解、分散ないしは混合後の注射液の生体への注入を行うことができる。
なお、以上のような図6または図7に示した構造を採用することなく、バイパス溝6の先端部より前方の所定位置、例えばバイパス溝6の先端部よりも2mm程度前方位置の筒状容器1の外周または内周面に、その円周方向に沿ったライン状のマークを設けるだけでも効果的である。すなわち、前方側摺動シール部材3aの先端面がそのマークを越えないようにプランジャを押圧すると、第2室5内の液体がほぼ完全に第1室4内に注入された状態となるから、その状態でシリンジを振ればよい。
ところで、既に述べた各実施例において、前方側および後方側の各摺動シール部材3aおよび3b、あるいはプランジャ3cは、それぞれ、その外周面に円周状に突出する複数のリブ、すなわち複数の円形リブを持つ構造として、第1室4と第2室5間の液密性、あるいは第2室5と容器1の外部との液密性を保ち、しかも容器1内での摺動性が良好となるように考慮されている。このような構造では、ロッド2の押圧により各摺動シール部材3a、3b、あるいはシール部材3cがバイパス溝6を通過する際に、バイパス溝6内に溜まっている液が各シール部材3a、3bないしはプランジャのシール部材3cのそれぞれの円形リブ間に形成されている円環状の凹所に入り込み、その分だけ注射液が投与されずにロスになってしまう。これを解決するためには、その凹所を、シール部材の摺動性を阻害しない程度に浅くすることが考えられるが、更にそのロス量を少なくするための対策を以下に述べる。
図8にその対策を施した実施例の断面図を示す。
前方側摺動シール部材3a、後方側摺動シール部材3bおよび端部シール部材3cには、それぞれ複数の円形リブ300が形成されているとともに、各円形リブ300の間に、これらと略同等の高さを持つ複数個の縦リブ301が形成されており、この各縦リブ301によって、各円形リブ300間に形成される空隙がそれぞれ複数個の小空隙に仕切られている。
この例では、各シール部材3a、3bおよび3cのそれぞれの外周を4等分する位置に、各空隙内に4個の縦リブ301が形成されており、これによって円形リブ300間の各空隙がそれぞれ4等分されている(図9参照)。
このような構成の採用により、プランジャの押圧によって前方側摺動シール部材3a、後方側摺動シール部材3bおよびプランジャ3cがバイパス溝6を通過する際、このバイパス溝6を介して注射液が各円形リブ300間の空隙のうち、縦リブ301で仕切られた小空隙のいずれかに入り込むが、縦リブ301の存在によって隣接する小空隙には侵入し得ず、従って、この例においては円形リブ300のみを設けた場合に比して、各シール部材の空隙に残存する注射液は約1/4に減少する。
なお、円形リブ300間の各空隙内に設ける縦リブ301の数は4個に限定されず、2個以上の任意個数とすることができ、個数を増やすほど注射液のロス量を減少させることができる反面、各シール部材の摺動性がそれに従って低下するから、これらの兼ね合いにより適当な個数とすることが望ましい。また、縦リブ301については、前方側および後方側の摺動シール部材3aおよび3bにのみ形成してもよい。
また、前後の摺動シール部材3aと3b、およびプランジャ3cの各円形リブ300並びに縦リブ301については、その軸方向形状を図示のように筒状容器1の内壁面に沿った直線状とするほか、筒状容器1との摩擦抵抗をより軽減させるべく、軸方向に適宜に曲面状の膨らみを持たせた、いわゆるクラウニング状にすることもできる。
また、上記吸液機構Mとしては図22に示すように、上記筒状容器を摺動可能な円筒形状の吸液材Rをなし、上記ロッドの先端部に取り外し可能に装着されてもよい。この吸液材Rはポリビニルホルマール、ポリエステル系繊維、パルプ、パルプを含有するポリエステル系樹脂、アセテート繊維を含有するポリエステル系繊維、アセテート繊維、セルローススポンジからなる群から選ばれる材料シートを、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、D−ソルビトール、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ベンジルアルコールからなる群から選ばれる保水・吸液促進剤含有液中に浸漬して含浸させ、これを所定の形状に打ち抜いて製造される。また、上記円盤状吸液材D(図15参照)を重ね合わせて円筒形状としてもよい。上記吸液材は塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ドデシルジアミノエチルグリシン、ドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ポリヘキサメチレンビグアナイド、塩化セチルビリジニウムおよびアルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩から選ばれる抗菌剤を含浸させてある。
この場合、図23に示すように円筒形状の吸液材Rは円盤状吸液材D(図15参照)に比して全長が進行方向に長い(通常、全長10mm以上である)ため、シリンダのバイパス通路を通過する時に残留液の落下タイミングがやや遅れても十分に吸液保持することができる。このプランジャ3cを最後まで押し込んだ時に上記円筒形状の吸液材Rは通常バイパス溝を越えて前方に押し込まれるが、特に図24に示すようにその後端がバイパス溝を越えて残留するようにすると残留液の漏出防止効果が大きい。なお、図中図6と同一部材は同一番号を付して説明を省略する。
本発明実施例の基本的構成を示す断面図。 その薬剤等の充填を含むシリンジ本体の組み立て工程の説明図。 筒状容器の先端開口部に摺動タイプのシール部材を用いる場合の本発明の具体的実施例の構成を示す断面図。 図3の例の使用時における作用説明図。 筒状容器の先端開口部に非可動タイプのシール部材を用い、注射針として両頭針を用いる場合の本発明の他の実施例の構成を示す断面図。 本発明におけるロッド2と筒状容器1との間の係止機構およびその解除機構の例の説明図。 同じく本発明におけるロッド2と筒状容器1との間の係止機構およそその解除機構の例の説明図。 本発明の2成分プレフィルドシリンジにおいて、その注射液の投与ロス量を減少させるための対策を施した例を示す断面図。 その各シール部材3a、3bおよび3cの外観斜視図。 従来の2成分プレフィルドシリンジの構成を示す断面図。 その第1作業説明図。 その第2作業説明図。 本発明で用いる漏液防止機構の第1実施例の配置を示す概要図。 上記第1実施例の第1取り付け機構を示す側面図。 上記第1実施例の第1取り付け機構を示す正面図。 上記第1実施例の第2取り付け機構を示す側面図。 上記第1実施例の第2取り付け機構を示す正面図。 上記第2実施例の取り付け機構を示す側面図。 本発明で用いる漏液防止機構の第2実施例の配置を示す概要図。 本発明で用いる漏液防止機構の第3実施例の配置を示す概要図。 本発明で用いる漏液防止機構の第3実施例の変形例を示す概要図。 本発明で用いる漏液防止機構の第4実施例を示す斜視図。 本発明で用いる漏液防止機構の第4実施例の第1の形態の押し込み状態を示す断面側面図。 本発明で用いる漏液防止機構の第4実施例の第2の形態の押し込み状態を示す断面側面図。 本発明で用いる漏液防止機構として第1の吸液ストッパー部材を用いるシリンジの断面側面図。 本発明で用いる漏液防止機構として第2の吸液ストッパー部材を用いるシリンジの断面側面図。
符号の説明
1 筒状容器
1a 先端開口部
100 フィンガーグリップ
101 突起
102 切り欠き
2 ロッド
201 凸部
202 ブレード
3 中間摺動シール部材
3a 前方側摺動シール部材
3b 後方側摺動シール部材
3c 端部摺動シール部材
300 円形リブ
301 縦リブ
4 第1室
5 第2室
6 バイパス溝
7 シール部材
7a 窪み
8 針付きキャップ
81 キャップ本体
81a 溝
81b 空隙
82 注射針
9 キャップ
10 両頭針
P 粉末等の薬剤
L 溶解液、分散液もしくは他の薬液
M 吸液機構
D 円盤状吸液材
R 円筒状吸液材
S 吸液ストッパー部材。

Claims (23)

  1. 注射針が装着される先端開口部分と、ロッドが挿入され、その先端に位置する端部摺動シール部材により封鎖される後端開口を有する筒状容器が、容器内部を長手方向前後に分割するに少なくとも1個の中間摺動シール部材と、該中間摺動シール部材の初期位置より前方の容器壁に上記中間シール部材の厚みより長く長手方向に延びて形成されたバイパス部とを備え、
    該バイパス部を介して上記中間摺動シール部材の前方室に後方室液を流入させるシリンジであって、
    上記端部摺動シール部材の後方に、液を吸収保持可能な吸液機構を設けてなることを特徴とするシリンジ。
  2. 上記吸液機構が上記ロッドの先端の端部摺動シール部材に密着してまたはその後方に間隔をおいて設けられている請求項1記載のシリンジ。
  3. 上記吸液機構が上記ロッドの先端に一体的に形成される端部摺動シール部材に一体的にまたは取り外し可能に設けられている請求項2記載のシリンジ。
  4. 上記吸液機構が上記ロッド先端から取り外し可能な端部摺動シール部材の後方に一体的にまたは取り外し可能に設けられる請求項2記載のシリンジ。
  5. 上記吸液機構が吸液機能を有する紙、繊維または樹脂から選ばれる吸液材からなる請求項1〜4のいずれかに記載のシリンジ。
  6. 上記吸液材がポリビニルホルマール、ポリエステル繊維、パルプ、パルプまたはアセテート繊維を含有するポリエステル繊維、アセテート繊維、スポンジおよび吸収性樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種からなる請求項5記載のシリンジ。
  7. 上記吸液材がその吸液機能を促進する保水・吸液促進剤を含浸している請求項5または6記載のシリンジ。
  8. 上記保水・吸液促進剤がグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、D−ソルビトール、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ベンジルアルコールからなる群から選ばれる1種以上である請求項7記載のシリンジ。
  9. 上記吸液材が保水・吸液促進剤と界面活性剤を含有している請求項5記載のシリンジ。
  10. 上記吸液材が抗菌剤を含有している請求項5〜9のいずれかに記載のシリンジ。
  11. 上記吸液材が保水・吸液促進剤と抗菌剤を含有している請求項5〜9のいずれかに記載のシリンジ。
  12. 上記抗菌剤が塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ドデシルジアミノエチルグリシン、ドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ポリヘキサメチレンビグアナイドおよびアルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩から選ばれる1種以上である請求項10または11記載のシリンジ。
  13. 上記吸液材が着色剤で着色されている請求項5〜11のいずれかに記載のシリンジ。
  14. 上記吸液材が失活剤を含有している請求項5〜11記載のシリンジ。
  15. 上記吸液材が着色剤と失活剤を含有している請求項5〜11のいずれかに記載のシリンジ。
  16. 上記吸液機構がその外周とシリンジ内壁との間に実質的にクリアランスを有しない請求項1〜4のいずれかに記載のシリンジ。
  17. 上記吸液材がその外周とシリンジ内壁との間にクリアランスを有し、上記保水・吸液促進剤を含有する請求項1〜4のいずれかに記載のシリンジ。
  18. 上記吸液材が上記端部摺動シール部材から取り外し可能な上記ロッドの先端に嵌め込み可能な中空円筒形状をなす請求項5または6記載のシリンジ。
  19. 上記吸液機構が吸液機能を有する環状または螺旋状の吸液溝からなる請求項1〜5のいずれかに記載のシリンジ。
  20. 上記吸液機構が少なくともロッド先端にリング状に巻回する吸液材からなる請求項1〜5のいずれかに記載のシリンジ。
  21. 上記吸液機構が上記ロッドの貫通孔を有し、上記筒状容器の後端開口に嵌め込みかつ留め置き可能な吸液部材である請求項1記載のシリンジ。
  22. 上記吸液機構が上記ロッドの貫通孔を有し、上記筒状容器の後端外周に嵌め込み可能なフィンガーグリップに嵌め込まれ、上記筒状容器の後端開口に留め置き可能な吸液部材である請求項1記載のシリンジ。
  23. 上記吸液機構が上記端部摺動シール部材とともに上記筒状容器内を摺動する吸液部材と上記筒状容器の後端に留め置き可能な吸液部材からなる請求項1記載のシリンジ。
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