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JP2007088178A - ダブル・ビア・セルの配置方法 - Google Patents

ダブル・ビア・セルの配置方法 Download PDF

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JP2007088178A JP2005274493A JP2005274493A JP2007088178A JP 2007088178 A JP2007088178 A JP 2007088178A JP 2005274493 A JP2005274493 A JP 2005274493A JP 2005274493 A JP2005274493 A JP 2005274493A JP 2007088178 A JP2007088178 A JP 2007088178A
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Yasuyoshi Azumaoka
保嘉 東岡
Kikuji Kubo
喜久治 久保
Kenichi Inoue
健一 井上
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Abstract

【課題】 メタル配線の配線密度の低下を防止しながら、ビアホール周辺部分のメタル領域ができるだけ広いダブル・ビア・セルを配置する方法を提供する。
【解決手段】 半導体集積回路のレイアウト設計におけるシングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程終了後のレイアウトデータを読み込んで、シングル・ビア・セルとそれに隣接するメタル配線との間隔を算出し、その間隔を設計基準と照合してダブル・ビア・セルへの置換が可能か判定し、置換が可能であれば、ダブル・ビア・セル・ライブラリに格納されているビアホール周辺のメタル領域の幅の異なる複数種類のダブル・ビア・セルの中からビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広くなるダブル・ビア・セルを選択し、シングル・ビア・セルに置換して配置する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体集積回路のレイアウト工程に関し、特に異なるメタル配線層間を接続するダブル・ビア・セルの配置方法に関する。
ナノメータテクノロジの進展に伴い、半導体集積回路の設計の各段階において、製造歩留りを考慮した設計手法、いわゆるDFM(Design for Manufacturing)手法の導入が必要になっている。
半導体集積回路の製造歩留りを低下させる要因の一つに、メタル配線層間を接続するビアで発生するエレクトロマイグレーションやストレスマイグレーションがある。その対策として、従来、1つの接続箇所に1個しか用いていなかったビアホールを2つ用いることにするダブル・ビアが効果を有することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
半導体集積回路のレイアウト工程では、ビアホールを配置するときはビアホールとその周辺部分のメタル層とを1つのセルにしたビア・セルを配置することが行われる。ダブル・ビアを配置するときは、1つのビア・セルの中に2つのビアホールとその周辺部分のメタル層とを配置したダブル・ビア・セルが用いられる。これに対して、従来の1つのビアホールのみを有するビア・セルはシングル・ビア・セルと称される。
また、ビアホールの周辺部分のメタルの領域を広くするほどメタル配線の信頼性は向上する。そのため、ダブル・ビア・セルのビアホールの周辺部分のメタル領域を広く取るほど製造歩留りの向上が望める。
しかし、ビアホール周辺部分のメタル領域の広いダブル・ビア・セルの使用は、メタル配線の配線密度とのトレード・オフの関係にあり、半導体集積回路の総てのビアをビアホール周辺部分のメタル領域の広いダブル・ビア・セルとすると配線密度が低下し、チップサイズが増大するという問題があった。
特開2005−26390号公報 (第13ページ、図10)
そこで、本発明の目的は、メタル配線の配線密度の低下を防止しながら、ビアホール周辺部分のメタル領域ができるだけ広いダブル・ビア・セルを配置する方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、半導体集積回路のレイアウト設計におけるシングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程の終了後、前記シングル・ビア・セルに置換して、前記シングル・ビア・セルに隣接するメタル配線との間隔に応じてビアホール周辺のメタル領域の幅を変化させたダブル・ビア・セルを配置することを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法が提供される。
また、本発明の別の一態様によれば、ビアホール周辺のメタル領域の幅の異なる複数種類のダブル・ビア・セルを予め用意しておき、半導体集積回路のレイアウト設計におけるシングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程の終了後、前記シングル・ビア・セルに隣接するメタル配線との間隔に応じて前記複数種類のダブル・ビア・セルの中からビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広くなるダブル・ビア・セルを選択し、前記シングル・ビア・セルに置換して配置することを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法が提供される。
また、本発明のさらに別の一態様によれば、シングル・ビア・セルを用いて多層メタル配線を行った半導体集積回路のレイアウトデータに対して、前記シングル・ビア・セルと隣接するメタル配線との間隔を算出するステップと、前記間隔をもとに、ビアホール周辺のメタル領域の幅の異なる複数種類のダブル・ビア・セルを格納したダブル・ビア・セル・ライブラリの中から、前記シングル・ビア・セルと置換可能なダブル・ビア・セルを選出するステップと、前記選出されたダブル・ビア・セルの中から前記ビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広いダブル・ビア・セルを選択するステップと、前記シングル・ビア・セルを前記選択したダブル・ビア・セルに置換するステップとを有することを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法が提供される。
また、本発明のさらに別の一態様によれば、半導体集積回路のレイアウト設計におけるシングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程の終了後、前記シングル・ビア・セルに置換してダブル・ビア・セルを配置し、前記ダブル・ビア・セルのビアホール周辺のメタル領域の幅を隣接するメタル配線との間隔に応じて変化させることを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法が提供される。
また、本発明のさらに別の一態様によれば、シングル・ビア・セルを用いて多層メタル配線を行った半導体集積回路のレイアウトデータに対して、前記シングル・ビア・セルと隣接するメタル配線との間隔を算出するステップと、前記間隔をもとに、前記シングル・ビア・セルをビアホール周辺のメタル領域が設計基準上の最小幅のダブル・ビア・セルに置換可能かどうかを判定するステップと、前記置換可能と判定されたシングル・ビア・セルを前記ダブル・ビア・セルに置換するステップと、前記置換されたダブル・ビア・セルと隣接するメタル配線との残余間隔を算出するステップと、前記残余間隔が設計基準を満たす範囲内で前記ダブル・ビア・セルの前記ビアホール周辺のメタル領域の幅を増加させるステップとを有することを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法が提供される。
本発明によれば、メタル配線の配線密度の低下を防止しながら、ビアホール周辺部分のメタル領域をできるだけ広くしたダブル・ビア・セルを配置することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るダブル・ビア・セルの配置方法によりダブル・ビア・セルの配置処理を行なう機能ブロックの構成の例を示すブロック図である。
本実施例のダブル・ビア・セルの配置方法によるダブル・ビア・セルの配置処理は、例えば、半導体集積回路のレイアウト設計に使用するEDAツール100を用いて実行される。
また、EDAツール100へ読み込まれるデータベースとして、シングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程終了後のレイアウトデータ200、シングル・ビア・セルとメタル配線との最小間隔やメタル配線間の最小スペースなどを定めたレイアウトに関する設計基準300、およびビアホール周辺のメタル領域の幅の異なる複数種類のダブル・ビア・セルが格納されているダブル・ビア・セル・ライブラリ400が用いられる。
EDAツール100には、レイアウトデータ200をデータベースから読み込むレイアウトデータ読み込み部1と、読み込んだレイアウトデータ200からシングル・ビア・セルの配置位置を抽出するシングル・ビア・セル抽出部2と、シングル・ビア・セルの配置位置データをもとにシングル・ビア・セルと隣接メタル配線との間隔を算出する隣接メタル配線との間隔算出部3と、隣接メタル配線との間隔を設計基準300と照合してダブル・ビア・セルへの置換が可能かどうかを判定するダブル・ビア・セルへの置換判定部4と、ダブル・ビア・セルへの置換が可能な場合、ダブル・ビア・セル・ライブラリ400から置換可能なダブル・ビア・セルを総て選出するダブル・ビア・セル選出部5と、選出されたダブル・ビア・セルの中からビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広いダブル・ビア・セルを選択するダブル・ビア・セル選択部6と、シングル・ビア・セルを選択されたダブル・ビア・セルへ置換するダブル・ビア・セルへの置換処理部7とを有する。
ダブル・ビア・セルへの置換処理部7によりシングル・ビア・セルがダブル・ビア・セルへ置換されたレイアウトデータは、置換処理済みレイアウトデータ500としてEDAツール100から出力される。
図2は、ダブル・ビア・セル・ライブラリ400に格納されているダブル・ビア・セル・の例を示すパターン図である。ここでは、ビアホール11を覆うメタル12のビアホール11の周辺領域幅が異なる7種類のダブル・ビア・セル(ダブル・ビア・セルA〜G)の例を示す。
このうち、ダブル・ビア・セルAのセル幅が最も狭く、セル幅がW1であるものとする。このダブル・ビア・セルAのビアホール11周辺のメタル領域幅を左右ともにt1とする。
これに対して、ダブル・ビア・セルBは、右側のビアホール11周辺のメタル領域幅をダブル・ビア・セルAより広いt2(t2>t1)とし、ダブル・ビア・セルCは、左側のビアホール11周辺のメタル領域幅をt2とし、ダブル・ビア・セルDは、ビアホール11周辺のメタル領域幅を左右ともにt2としたものである。
また、ダブル・ビア・セルEは、右側のビアホール11周辺のメタル領域幅をダブル・ビア・セルDより広いt3(t3>t2)とし、ダブル・ビア・セルFは、左側のビアホール11周辺のメタル領域幅をt3とし、ダブル・ビア・セルGは、ビアホール11周辺のメタル領域幅を左右ともにt3としたものである。
図3は、本発明の実施例1に係るダブル・ビア・セルの配置方法の処理フローを示すフローチャートである。
図3に示すフローチャートを用いて本実施例のダブル・ビア・セルの配置方法について、図4および図5に示すレイアウト図を参照しながら説明する。また、配置するダブル・ビア・セルは、図2に示したものを用いるものとする。
本実施例の配置方法を用いてダブル・ビア・セルの配置処理を開始するときは、まず、シングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程終了後のレイアウトデータをデータベースから読み込む(ステップS01)。
次に、読み込んだレイアウトデータを検索してシングル・ビア・セルを探索し、最初に見つかったシングル・ビア・セルの配置位置をレイアウトデータから抽出する(ステップS02)。
さらに、そのシングル・ビア・セルに隣接するメタル配線の配置位置をレイアウトデータから抽出し、シングル・ビア・セルと隣接するメタル配線との間隔を算出する(ステップS03)。
続いて、算出された隣接メタル配線との間隔をレイアウト設計に関する設計基準と照合し、このシングル・ビア・セルをダブル・ビア・セルへ置換することが可能かどうかを判定する。具体的には、シングル・ビア・セルを図2に示したダブル・ビア・セルの中で最もセル幅の狭いダブル・ビア・セルAへ置換したと仮定し、その場合でも、最小メタルスペースに関する設計基準を満たせるかどうかによって判定する(ステップS04)。
図4に、このステップS04における判定処理の例を示す。
図4(a)に示すようなシングル・ビア・セル70と隣接メタル配線13との間隔がd1である場合、図4(b)に示すように、シングル・ビア・セル70をダブル・ビア・セルAへ置換したと仮定する。ダブル・ビア・セルAのセル幅がW1であるので、この場合、ダブル・ビア・セルAと隣接メタル配線13とのメタルスペースは(d1−W1)となる。そこで、このメタルスペース(d1−W1)が設計基準上の最小メタルスペースS以上あるかどうかを検証する。図4(b)の例では、(d1−W1)≧Sであるので、この場合、シングル・ビア・セル70は、ダブル・ビア・セルへの置換が可能と判定される。
一方、図4(c)に示すようなシングル・ビア・セル71と隣接メタル配線13との間隔がd2である場合、図4(d)に示すように、シングル・ビア・セル71をダブル・ビア・セルAへ置換したと仮定すると、ダブル・ビア・セルAと隣接メタル配線13とのメタルスペースは(d2−W1)となる。図4(b)の例では、(d2−W1)<Sであるので、この場合、シングル・ビア・セル71は、ダブル・ビア・セルへの置換が不可能と判定される。
図3のフローチャートに戻って、ステップS04でダブル・ビア・セルへの置換が可能と判定された場合(YES)、置換可能なダブル・ビア・セルの総てをダブル・ビア・セル・ライブラリから選出する(ステップS05)。
すなわち、ステップS04では最小セル幅W1のダブル・ビア・セルAを用いてダブル・ビア・セルへの置換可能性を判定したが、隣接メタル配線13とのメタルスペースに余裕がある場合は、さらにセル幅の大きなダブル・ビア・セルへの置換も可能である。そこで、ステップS05では、シングル・ビア・セルと置換したときに、隣接メタル配線とのメタルスペースが設計基準上の最小メタルスペース以上となるダブル・ビア・セルを総て、ダブル・ビア・セル・ライブラリから選出する。
続いて、選択されたダブル・ビア・セルの中からビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広いダブル・ビア・セルを選択する(ステップS06)。
図5に、ステップS06におけるダブル・ビア・セル選択の例を示す。
図5(a)は、図2に示したダブル・ビア・セルBを選択した例、図5(b)は、図2に示したダブル・ビア・セルFを選択した例を示す。いずれの例においても、隣接メタル配線13Aおよび13Bとの設計基準上のスペースが最小メタルスペースS以上となるダブル・ビア・セルの中で、ビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広いダブル・ビア・セルが選択されている。
図3のフローチャートに戻って、ステップS06でビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広いダブル・ビア・セルが選択されると、レイアウトデータ上のシングル・ビア・セルを選択されたダブル・ビア・セルへ置換する(ステップS07)。
以上で1つのシングル・ビア・セルについての処理が終了する。そこで、レイアウトデータ上の総てのシングル・ビア・セルの抽出が完了したかどうかをチェックする(ステップS08)。
また、ステップS04でダブル・ビア・セルへの置換が不可能と判定された場合も(NO)、ステップS08の処理へ移る。
ステップS08で、シングル・ビア・セルの抽出が完了していないと判定されたときは(NO)、ステップS02へ戻り、それ以降のステップの処理を繰り返す。
ステップS08で、シングル・ビア・セルの抽出が完了していると判定されたときは(YES)、本実施例の配置方法によるダブル・ビア・セルの配置処理を終了する。
このような本実施例によれば、シングル・ビア・セル用いた多層メタル配線工程により配線されたメタル配線の配線位置をそのまま保って置換可能なシングル・ビア・セルをダブル・ビア・セルへ置換するため、ダブル・ビア・セルを用いたときのメタル配線の配線密度をシングル・ビア・セル用いてメタル配線したときと同じに保つことができる。
また、置換されるダブル・ビア・セルのビアホール周辺部分のメタル領域を設計基準内でできるだけ広くすることができるのでビアホール周辺の信頼性を向上させることができ、半導体集積回路の製造歩留りの低下を防止することができる。
図6は、本発明の実施例2に係るダブル・ビア・セルの配置方法によりダブル・ビア・セルの配置処理を行なう機能ブロックの構成の例を示すブロック図である。
本実施例のダブル・ビア・セルの配置方法によるダブル・ビア・セルの配置処理も実施例1と同様、半導体集積回路のレイアウト設計に使用するEDAツール100を用いて実行することができる。
本実施例では、EDAツール100へ読み込まれるデータベースとして、シングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程終了後のレイアウトデータ200およびシングル・ビア・セルとメタル配線との最小間隔やメタル配線間の最小スペースなどを定めたレイアウトに関する設計基準300が用いられる。
なお、本実施例では実施例1と異なり、ダブル・ビア・セルの配置で用いるダブル・ビア・セルは、ビアホール周辺のメタル領域幅が設計基準上の最小寸法、すなわちセル幅が最小であるもの1種類だけを用いる。
EDAツール100には、レイアウトデータ200をデータベースから読み込むレイアウトデータ読み込み部51と、読み込んだレイアウトデータ200からシングル・ビア・セルの配置位置を抽出するシングル・ビア・セル抽出部52と、シングル・ビア・セルの配置位置データをもとにシングル・ビア・セルと隣接メタル配線との間隔を算出する隣接メタル配線との間隔算出部53と、隣接メタル配線との間隔を設計基準300と照合してダブル・ビア・セルへの置換が可能かどうかを判定するダブル・ビア・セルへの置換判定部54と、ダブル・ビア・セルへの置換が可能な場合、シングル・ビア・セルをダブル・ビア・セルへ置換するダブル・ビア・セルへの置換処理部55と、置換したダブル・ビア・セルと隣接メタルとの間のメタルスペースを算出する隣接メタル配線との残余間隔算出部56と、隣接メタルとの間のメタルスペースが設計基準を満たす範囲内でダブル・ビア・セルのビアホール周辺のメタル領域幅を増加させるとビアホール周辺メタル領域幅増加処理部57とを有する。
ビアホール周辺メタル領域幅増加処理部57による処理が終了したレイアウトデータは、置換処理済みレイアウトデータ550としてEDAツール100から出力される。
図7は、本発明の実施例2に係るダブル・ビア・セルの配置方法の処理フローを示すフローチャートである。このフローチャートを用いて本実施例のダブル・ビア・セルの配置方法について説明する。
本実施例の配置方法を用いてダブル・ビア・セルの配置処理を開始するときは、まず、シングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程終了後のレイアウトデータをデータベースから読み込む(ステップS51)。
次に、読み込んだレイアウトデータを検索してシングル・ビア・セルを探索し、最初に見つかったシングル・ビア・セルの配置位置をレイアウトデータから抽出する(ステップS52)。
さらに、そのシングル・ビア・セルに隣接するメタル配線の配置位置をレイアウトデータから抽出し、シングル・ビア・セルと隣接するメタル配線との間隔を算出する(ステップS53)。
続いて、算出された隣接メタル配線との間隔をレイアウト設計に関する設計基準と照合し、このシングル・ビア・セルをダブル・ビア・セルへ置換することが可能かどうかを判定する。具体的には、シングル・ビア・セルをダブル・ビア・セルへ置換したと仮定し、その場合でも、最小メタルスペースに関する設計基準を満たせるかどうかによって判定する(ステップS54)。
ステップS54でダブル・ビア・セルへの置換が可能と判定された場合(YES)、レイアウトデータ上のシングル・ビア・セルをダブル・ビア・セルへ置換する(ステップS55)。
このとき、置換されたダブル・ビア・セルはセル幅が最小寸法であるので、隣接メタルとのメタルスペースが設計基準に対して余裕がある可能性がある。そこで、シングル・ビア・セルをダブル・ビア・セルへ置換した後の隣接メタル配線との残余間隔を算出する(ステップS56)。
そして、残余間隔に余裕がある場合は、残余間隔が設計基準上の最小メタルスペースを満たす範囲内で、置換されたダブル・ビア・セルのビアホール周辺のメタル領域幅を増加させる(ステップS57)。
以上で1つのシングル・ビア・セルについての処理が終了する。そこで、レイアウトデータ上の総てのシングル・ビア・セルの抽出が完了したかどうかをチェックする(ステップS58)。
また、ステップS54でダブル・ビア・セルへの置換が不可能と判定された場合も(NO)、ステップS58の処理へ移る。
ステップS58で、シングル・ビア・セルの抽出が完了していないと判定されたときは(NO)、ステップS52へ戻り、それ以降のステップの処理を繰り返す。
ステップS58で、シングル・ビア・セルの抽出が完了していると判定されたときは(YES)、本実施例の配置方法によるダブル・ビア・セルの配置処理を終了する。
図8は、本実施例の配置方法によりダブル・ビア・セルを配置した例を示す。
図8(a)は、図7に示したフローチャートのステップS52の処理により抽出したシングル・ビア・セル70に対して、同じフローチャートのステップS53の処理により隣接メタル配線13との間隔を算出したときに、その間隔がd10であるレイアウトの例を示す。
図8(b)は、図7に示したフローチャートのステップS54において置換可能と判定され、同じフローチャートのステップS55の処理により図8(a)に示したシングル・ビア・セル70をセル幅W10のダブル・ビア・セル80へ置換した例を示す図である。
ここで、図7のフローチャートのステップS54では、シングル・ビア・セル70と隣接メタル配線13との間隔d1からダブル・ビア・セル80のセル幅W10を差し引いた値(W10−d10)が設計基準上の最小メタルスペースS以上であるかどうかによって、シングル・ビア・セル70をセル幅W10のダブル・ビア・セル80へ置換することが可能かどうかを判定する。
この例では、(W10−d10)≧Sであるので、シングル・ビア・セル70をセル幅W10のダブル・ビア・セル80へ置換することは可能と判定され、続くステップS55の処理によりレイアウトデータ上のシングル・ビア・セル7はダブル・ビア・セル80へ置換される。
図8(c)は、図7に示したフローチャートのステップS57の処理によりダブル・ビア・セル80のビアホール周辺のメタル領域幅を増加させた例を示す。ダブル・ビア・セル80のビアホール周辺のメタルメタル領域の幅は、ダブル・ビア・セル80と隣接メタル配線13との残余間隔r10が、設計基準上の最小メタルスペースSを満たす範囲内(r10≧s)で増加させることができる。追加メタル14が、増加させたメタル領域を示す。
本実施例の方法によっても、実施例1の方法と同様、シングル・ビア・セル用いた多層メタル配線工程により配線されたメタル配線の配線位置をそのまま保って置換可能なシングル・ビア・セルをダブル・ビア・セルへ置換するため、ダブル・ビア・セルを用いたときのメタル配線の配線密度をシングル・ビア・セル用いてメタル配線したときと同じに保つことができ、また、置換されるダブル・ビア・セルのビアホール周辺部分のメタル領域を設計基準内でできるだけ広くすることができる。
また、本実施例によれば、予め用意するダブル・ビア・セルの種類が1つだけで済むため、設計データの量を少なくすることができる。
本発明の実施例1に係るダブル・ビア・セルの配置方法によりダブル・ビア・セルの配置処理を行なう機能ブロックの構成の例を示すブロック図。 本発明の実施例1に係るダブル・ビア・セルの配置方法によるダブル・ビア・セルの配置で用いるダブル・ビア・セルの例を示すパターン図。 本発明の実施例1に係るダブル・ビア・セルの配置方法の処理フローを示すフローチャート。 本発明の実施例1に係るダブル・ビア・セルの配置方法を説明するためのレイアウト図。 本発明の実施例1に係るダブル・ビア・セルの配置方法を説明するためのレイアウト図。 本発明の実施例2に係るダブル・ビア・セルの配置方法によりダブル・ビア・セルの配置処理を行なう機能ブロックの構成の例を示すブロック図。 本発明の実施例2に係るダブル・ビア・セルの配置方法の処理フローを示すフローチャート。 本発明の実施例2に係るダブル・ビア・セルの配置方法によりダブル・ビア・セルを配置した例を示すレイアウト図。
符号の説明
1、51 レイアウトデータ読み込み部
2、52 シングル・ビア・セル抽出部
3、53 隣接メタル配線との間隔算出部
4、54 ダブル・ビア・セルへの置換判定部
5 ダブル・ビア・セル選出部
6 ダブル・ビア・セル選択部
7、55 ダブル・ビア・セルへの置換処理部
56 隣接メタル配線との残余間隔算出部
57 ビアホール周辺メタル領域増加処理部
11 ビアホール
12 メタル
13、13A、13B 隣接メタル配線
14 追加メタル
70、71 シングル・ビア・セル
80 ダブル・ビア・セル

Claims (5)

  1. 半導体集積回路のレイアウト設計におけるシングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程の終了後、前記シングル・ビア・セルに置換して、前記シングル・ビア・セルに隣接するメタル配線との間隔に応じてビアホール周辺のメタル領域の幅を変化させたダブル・ビア・セルを配置することを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法。
  2. ビアホール周辺のメタル領域の幅の異なる複数種類のダブル・ビア・セルを予め用意しておき、半導体集積回路のレイアウト設計におけるシングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程の終了後、前記シングル・ビア・セルに隣接するメタル配線との間隔に応じて前記複数種類のダブル・ビア・セルの中からビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広くなるダブル・ビア・セルを選択し、前記シングル・ビア・セルに置換して配置することを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法。
  3. シングル・ビア・セルを用いて多層メタル配線を行った半導体集積回路のレイアウトデータに対して、前記シングル・ビア・セルと隣接するメタル配線との間隔を算出するステップと、
    前記間隔をもとに、ビアホール周辺のメタル領域の幅の異なる複数種類のダブル・ビア・セルを格納したダブル・ビア・セル・ライブラリの中から、前記シングル・ビア・セルと置換可能なダブル・ビア・セルを選出するステップと、
    前記選出されたダブル・ビア・セルの中から前記ビアホール周辺のメタル領域の幅が最も広いダブル・ビア・セルを選択するステップと、
    前記シングル・ビア・セルを前記選択したダブル・ビア・セルに置換するステップと
    を有することを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法。
  4. 半導体集積回路のレイアウト設計におけるシングル・ビア・セルを用いた多層メタル配線工程の終了後、前記シングル・ビア・セルに置換してダブル・ビア・セルを配置し、前記ダブル・ビア・セルのビアホール周辺のメタル領域の幅を隣接するメタル配線との間隔に応じて変化させることを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法。
  5. シングル・ビア・セルを用いて多層メタル配線を行った半導体集積回路のレイアウトデータに対して、前記シングル・ビア・セルと隣接するメタル配線との間隔を算出するステップと、
    前記間隔をもとに、前記シングル・ビア・セルをビアホール周辺のメタル領域が設計基準上の最小幅のダブル・ビア・セルに置換可能かどうかを判定するステップと、
    前記置換可能と判定されたシングル・ビア・セルを前記ダブル・ビア・セルに置換するステップと、
    前記置換されたダブル・ビア・セルと隣接するメタル配線との残余間隔を算出するステップと、
    前記残余間隔が設計基準を満たす範囲内で前記ダブル・ビア・セルの前記ビアホール周辺のメタル領域の幅を増加させるステップと
    を有することを特徴とするダブル・ビア・セルの配置方法。
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