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JP2007078670A - 装着型電子機器、携帯機器の製造方法及び携帯機器 - Google Patents

装着型電子機器、携帯機器の製造方法及び携帯機器 Download PDF

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JP2007078670A JP2006019555A JP2006019555A JP2007078670A JP 2007078670 A JP2007078670 A JP 2007078670A JP 2006019555 A JP2006019555 A JP 2006019555A JP 2006019555 A JP2006019555 A JP 2006019555A JP 2007078670 A JP2007078670 A JP 2007078670A
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潤一郎 石井
Shunichi Arai
俊一 荒井
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和俊 高橋
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Abstract

【課題】薄型化が可能な携帯機器を提供する。
【解決手段】ユーザの身体に装着される断面略C状のフレーム体12と、前記フレーム体12の周面に沿って配置される帯状の表示パネル22と、前記表示パネル22を駆動するドライバIC15とを備え、前記表示パネル22と前記ドライバICとのそれぞれを互いに異なるフレキシブル基板21A、21B上に設けるとともに、それぞれのフレキシブル基板21A、21Bを前記フレーム体12の周面に沿って互いに重なることなく配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの腕などに装着され、各種情報を表示可能に構成された装着型電子機器、携帯機器の製造方法及び携帯機器に係り、特に、腕装着型携帯機器、或いは、携帯表示機器として構成する場合に好適な機器の製造技術に関する。
従来、ユーザの腕などに装着され、各種情報を表示する表示部を有する電子機器としては、一般に、腕時計、ダイバーズコンピュータ等の腕装着型携帯機器(電子機器)が知られている。この主の腕装着型携帯機器は、表示部を備えた本体と、この本体に接続されたバンド部とを備えている。バンド部は金属や皮革等からなり、本体を腕に保持するように構成されている。
一方、腕に沿って湾曲してなるケース構造を有し、本体とバンドが一体化されたリストバンド状(ブレスレット型)の腕時計のコンセプトが発表されている(例えば、非特許文献1、特許文献1および特許文献2参照)。このような構造は、従来の本体とバンドを備えた腕時計とは大きく異なるデザインを可能とするものであり、しかも、従来のように本体寸法に制約を受けないため、きわめて大きな表示面積を確保することができる点で画期的なものである。
セイコーウォッチ株式会社 "腕時計の表示技術を革新 電子インク技術を応用した未来型ウオッチを開発" [onlune] 平成17年3月、インターネット [平成17年6月24日検索] <URL:http://www.seiko-watch.co.jp/press/baseworld/prb_2005/04.html> 特開2000−209319号公報 実用新案登録第3096593号
しかしながら、上記腕時計型の電子機器やブレスレット型の電子機器においては、表示部の部分が厚くなり、薄型化が困難であるといった問題があった。
また、前述のケース構造を備えた腕時計では、湾曲したケース構造の内部に内部モジュールを収容しなければならないため、組み立て性やメンテナンス性を確保するために、直接若しくはパッキンを介して一方のケース体の表面を他方のケース体の裏面に相互に重ねて装着することが必要になる。この場合、二つのケース体の中心角範囲が小さい場合には問題を生じない場合もあるが、二つのケース体の中心角範囲が大きくなると、二つのケース体を重ねる際に、ケース体の端部近傍の表面同士が擦れあって損傷を受けたり、或いは、端部近傍のパッキンが表面又は裏面に沿った湾曲方向の応力を受けて変形したりパッキンボックスから脱出したりして、正常な密閉状態が得られないという問題点がある。特に、ケース体の端部近傍の曲率が中間部分に比べて大きい場合には、上記の事態は顕著に現れる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、薄型化が可能な装着型電子機器を提供することを目的とする。
また、本発明は、二つのケース体を相互に重ねて装着してなる携帯機器の製造方法において、ケース体の湾曲形状如何に拘わらず支障なく組み立てることができる製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザの身体に装着されるリング状或いは断面略C状のフレーム体と、前記フレーム体の周面に沿って配置される帯状の表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに異なる回路基板上に設けるとともに、それぞれの回路基板を前記フレーム体の周面に沿って互いに重なることなく配置し、或いは、前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに重なることなく1つの回路基板上に設け前記フレーム体の周面に沿って配置したことを特徴とする装着型電子機器を提供する。
この装着型電子機器によれば、表示パネルと駆動回路とのそれぞれを互いに異なる回路基板上に設けるとともに、それぞれの回路基板をフレーム体の周面に沿って互いに重なることなく配置し、或いは、前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに重なることなく1つの回路基板上に設け前記フレーム体の周面に沿って配置したため、厚みを薄くすることができる。
特に、表示パネルと駆動回路とのそれぞれを互いに異なる回路基板上に設ける構成とすることで、それぞれが個別に製造可能となるため、製造時の歩留まりを向上させることができ、結果として、製造コストを削減することが可能となる。
ここで、上記装着型電子機器において、前記駆動回路が設けられる回路基板上に、前記駆動回路と、少なくとも電源を含む複数の電気回路とを、それぞれが互いに重なることなく配置した構成が望ましい。
この望ましい構成によれば、駆動回路が設けられる回路基板においても、駆動回路や電源といった各電気回路が互いに重なることなく配置されているため、この回路基板の厚みを抑えることができ、以って、装着型電子機器の薄型化が図られる。
また、上記装着型電子機器において、前記表示パネル、および、当該表示パネルが設けられる回路基板は可撓性を有することが望ましい。
この望ましい構成によれば、前記表示パネル、および、当該表示パネルが設けられる回路基板がフレーム体に沿って撓んで配置される。
なお、前記表示パネル、および、当該表示パネルが設けられる回路基板とともに、さらに、上記駆動回路が設けられる回路基板を、可撓性を有する基板(いわゆるフレキシブル基板)により構成しても良い。また、可撓性を有する表示パネルとしては、例えば電気泳動ディスプレイパネルなどがある。
また、上記目的を達成するために、本発明は、ユーザの身体に装着されるリング状或いは断面略C状のフレーム体と、前記フレーム体の周面に沿って配置される帯状の表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備えた携帯機器の製造方法であって、前記フレーム体を所定方向に湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、前記所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とから構成し、前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに異なる回路基板上に設けるとともに、それぞれの回路基板を前記第2ケース体の周面に沿って互いに重なることなく配置し、或いは、前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに重なることなく1つの回路基板上に設け前記第2ケース体の周面に沿って配置し、湾曲方向を合わせた姿勢で前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とを直接若しくは間接的に密接するように重ねて装着したことを特徴とする携帯機器の製造方法を提供する。
本発明によれば、本発明に係る装着型電子機器と同様に、表示パネルと駆動回路とのそれぞれを互いに異なる回路基板上に設けるとともに、それぞれの回路基板をフレーム体の周面に沿って互いに重なることなく配置し、或いは、前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに異なる重なることなく1つの回路基板上に設け前記フレーム体の周面に沿って配置したため、厚みを薄くすることができる。
上記目的を達成するために、本発明の携帯機器の製造方法は、所定方向に湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、前記所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とを、湾曲方向を合わせた姿勢で前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とが直接若しくは間接的に密接するように、重ねて装着してなる携帯機器の製造方法であって、前記第1ケース体をその湾曲方向に弾性を備えたものとし、前記第1ケース体をその表面形状の曲率がより大きくなるように変形させた状態で、前記第1ケース体の表面の少なくとも一部を前記第2ケース体の裏面に直接若しくは間接的に当接させ、その後、前記第1ケース体に対する変形応力を解除することにより、前記第1ケース体と前記第2ケース体とを重ねて装着することを特徴とする。
この発明によれば、第1ケース体を弾性変形させてその曲率をより大きくした状態で、第1ケース体の表面の少なくとも一部を第2ケース体の裏面に直接若しくは間接的に当接させ、その後、第1ケース体に対する変形応力を解除することで、第1ケース体の表面形状の曲率が弾性復帰により小さくなることにより、第1ケース体と第2ケース体とを重ねて装着することができる。したがって、第1ケース体及び第2ケース体の湾曲形状如何に拘わらず、ケース体の当接面の損傷やパッキンの変形・脱落等を低減することが可能になるため、より確実に正規の装着状態を得ることができる。
本発明において、前記第1ケース体を、均一素材からなる単一部材で構成することが好ましい。これによれば、第1ケース体を湾曲方向に弾性を備えたものとすることが容易になるとともに、第1ケース体を全体的に湾曲させることが容易になるので、第1ケース体と第2ケース体の装着作業を容易に行うことが可能になる。
本発明において、前記第1ケース体の両端部間に応力を加えて前記第1ケース体を変形させることが好ましい。これによれば、前記第1ケース体の両端部間に応力を加えることによって、第1ケース体の表面形状の曲率を容易に第2ケース体の裏面形状の曲率より大きくすることができる。特に、第1ケース体が第2ケース体よりも所定方向に広い範囲に延在するように構成されている場合には、第1ケース体の両端部に応力を加えるために手や工具を当接させたままの状態で第1ケース体を第2ケース体に重ねて装着することができる。
次に、本発明の別の携帯機器の製造方法は、所定方向に湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、前記所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とを、湾曲方向を合わせた姿勢で前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とが直接若しくは間接的に密接するように、重ねて装着してなる携帯機器の製造方法であって、前記第2ケース体をその湾曲方向に弾性を備えたものとし、前記第2ケース体をその表面形状の曲率がより小さくなるように変形させた状態で、前記第1ケース体の表面の少なくとも一部を前記第2ケース体の裏面に直接若しくは間接的に当接させ、その後、前記第2ケース体に対する変形応力を解除することにより、前記第1ケース体と前記第2ケース体とを重ねて装着することを特徴とする。
この発明によれば、第2ケース体を弾性変形させてその裏面形状の曲率を小さくした状態で、第1ケース体の表面の少なくとも一部を第2ケース体の裏面に直接若しくは間接的に当接させ、その後、第2ケース体に対する変形応力を解除することで、第2ケース体の裏面形状の曲率が弾性復帰により大きくなることにより、第1ケース体と第2ケース体とを重ねて装着することができる。したがって、第1ケース体及び第2ケース体の湾曲形状如何に拘わらず、ケース体の当接面の損傷やパッキンの変形・脱落等を低減することが可能になるため、より確実に正規の装着状態を得ることができる。
本発明において、前記第2ケース体を、可撓性を備えた窓部材を有する構造とすることが好ましい。これによれば、可撓性を備えた窓部材を第2ケース体に設けることで、第2ケース体の窓部材を通して内部を視認できる構造とすることができ、表示機器を構成できると同時に、第2ケース体に湾曲方向の弾性を容易に付与することができる。可撓性を備えた窓部材としては、例えば、アクリル樹脂などの合成樹脂を用いることができる。
本発明において、前記第2ケース体を、均一素材からなる単一部材で構成することが好ましい。これによれば、第2ケース体に窓部材を取り付ける工程が省略されるため、製造工程の簡略化が図られる。
本発明において、前記窓部材を前記第2ケース体と別体に構成し、前記第2ケース体を前記第1ケース体に装着した後に前記窓部材を前記第2ケース体に取り付けることも好ましい。これによれば、窓部材が取り付けられる前の状態で第2ケース体が第1ケース体に装着されるため、第2ケース体の剛性を弱め弾性を高めた状態で第1ケース体に装着することができる。
本発明において、前記第2ケース体の両端部間に応力を加えて前記第2ケース体を変形させることが好ましい。これによれば、前記第2ケース体の両端部間に応力を加えることによって、第2ケース体の裏面形状の曲率を容易に第1ケース体の表面形状の曲率より小さくすることができる。特に、第2ケース体が第1ケース体よりも所定方向に広い範囲に延在するように構成されている場合には、第2ケース体の両端部に応力を加えるために手や工具を当接させたままの状態で第1ケース体を第2ケース体に重ねて装着することができる。
本発明において、前記第1ケース体と前記第2ケース体のいずれか一方にパッキンを装着した状態で、前記パッキンを介して前記第1ケース体と前記第2ケース体を重ねて装着することが好ましい。これによれば、パッキンによって第1ケース体と第2ケース体を密接させることができるので、内部に密閉空間を画成したり、防水性を付与したりすることができる。また、一方のケース体にパッキンを装着した状態で両ケース体を重ねて装着することにより、装着作業を容易に行うことが可能になる。
本発明において、前記第2ケース体の裏面にパッキンを装着した状態で、前記第1ケース体の表面が前記パッキンに当接するように前記第2ケース体に重ねて装着することが好ましい。凹状の第2ケース体の裏面にパッキンを装着することで、パッキンを第2ケース体に保持しやすくなるため、装着作業を容易に行うことが可能になる。特に、第2ケース体の裏面にパッキンを装着した状態で、第1ケース体を弾性変形させて第2ケース体に組み込むことにより、パッキンの装着状態に影響を与えにくいため、さらに容易に装着作業を行うことが可能になる。
本発明において、前記第1ケース体と前記第2ケース体の間に内部モジュールを配置して前記第1ケース体と前記第2ケース体を重ねて装着し、前記内部モジュールを前記第1ケース体と前記第2ケース体の間に収容することが好ましい。これによれば、内部モジュールを内蔵した携帯機器を構成することができる。
本発明において、前記内部モジュールは少なくとも前記所定方向に湾曲可能な可撓性を有することが好ましい。内部モジュールを所定方向(湾曲方向)に湾曲可能な可撓性を有するものとすることで、第1ケース体及び第2ケース体の湾曲形状に沿って撓ませることにより容易にケース構造内に収容することができるため、内部モジュールを第1ケース体及び第2ケース体に適合した特殊な湾曲形状とする必要がなくなり、内部モジュールの低コスト化及び組み立て作業の容易化を図ることができることから、製造コストを低減できる。
次に、本発明の携帯機器は、所定方向に湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、前記所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とを、湾曲方向を合わせた姿勢で前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とが直接若しくは間接的に密接するように、重ねて装着してなり、前記第1ケース体と前記第2ケース体の少なくとも一方のケース体がその湾曲方向に弾性を備えたものであり、前記少なくとも一方のケース体の弾性力により前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とが相互に密接する方向に応力を受けた状態とされていることを特徴とする。
この発明によれば、少なくとも一方のケース体の弾性力により第1ケース体の表面と第2ケース体の裏面とが相互に密接する方向に応力を受けた状態とされることにより、第1ケース体と第2ケース体の重ね装着状態の安定性を確保することができるとともに、第1ケース体の表面と第2ケース体の裏面との間の密接状態の均一性を向上させることができ、これによって、密閉性や防水性を高めることが可能になる。
本発明において、パッキンを介して前記第1ケース体と前記第2ケース体が装着されていることが好ましい。これによれば、第1ケース体の表面と第2ケース体の裏面とがパッキンを介して密接するため、密閉性や防水性をさらに高めることができる。
本発明によれば、表示パネルと駆動回路とのそれぞれを互いに異なる回路基板上に設けるとともに、それぞれの回路基板をフレーム体の周面に沿って互いに重なることなく配置したため、厚みを薄くすることができる。
本発明によれば、二つのケース体を相互に重ねて装着してなる携帯機器の製造方法において、ケース体の湾曲形状如何に拘わらず支障なく組み立てることができるという優れた効果を奏し得る。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
本実施形態では、携帯機器の一態様である腕装着型電子機器について説明する。
図1は本実施形態に係る腕装着型電子機器10の右側面、平面、正面および背面を示す四面図であり、図2は腕装着型電子機器10の断面図である。この図に示すように、腕装着型電子機器10は、表示ユニット11と、フレーム体12とを備えている。
フレーム体12は、図1および図2に示すように、装着時にユーザが腕や手首などを嵌め込むための分離部50を有する断面略C状に形成され、左サイドフレーム体12Aおよび右サイドフレーム体12Bと、裏蓋12Cと、外装体12Dおよび12Eとを備えている。
左サイドフレーム体12Aおよび右サイドフレーム体12Bは、腕装着型電子機器10の左右側面を構成するフレームであり、一対の左右サイドフレーム体12Aおよび12Bとの間に、上記表示ユニット11が挟持される。
裏蓋12Cは腕装着型電子機器10の裏面を構成するものであり、帯状の長板が断面略C状に形成されてなり、一対の左右サイドフレーム体12A、12Bと螺子51により固定される。
外装体12Dおよび12Eは、分離部50の両端にそれぞれ設けられて、この分離部50の端部の外装を構成するものである。これらの外装体12D、12Eのうち、外装体12Dには、押下式のボタン操作子60が配設されている。
上記表示ユニット11は帯状に形成された表示パネル22を備え、この表示パネル22がフレーム体12の周面に沿って湾曲し、外装体12Dと外装体12Eとの間に位置するように配置される。また、表示パネル22は、その全長にわたって透明樹脂若しくは透明ガラスから形成された略透明なカバー体30に視認可能に覆われており、このカバー体30により保護されている。本実施の形態では、表示パネル22に複数の7セグメント22Aを設け、これらの7セグメント22Aにより現在時刻を表示することとしている。
図3は表示ユニット11の構成を示す平面図である。
この図に示すように、表示ユニット11は、表示パネル22が設けられて表示部を構成する表示パネル基板70と、表示パネル22を制御する制御回路基板80との2つの基板を備えている。これら表示パネル基板70および制御回路基板80は、樹脂(プラスティック:ポリイミドやポリエステル等を使用)などの可撓性部材が帯状に形成されてなるフレキシブル(回路)基板(FPC:Flexible Printed Circuit)21A、21Bを備え、これらのフレキシブル基板21A、21B上に各種回路が実装されている。
具体的には、表示パネル基板70にあっては、フレキシブル基板21A上に、可撓性を有する帯状の表示パネル22が設けられている。本実施の形態では、この表示パネル22として電気泳動ディスプレイパネルが用いられており、0〜9の数字を表示する7セグメント22Aが長手方向に複数配列され、上述のように、各7セグメント22Aにより時刻などを表示する。なお、(反射型)液晶ディスプレイパネルまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイパネルをプラスティック上に構成したり、或いは、研磨するなどして折り曲げ可能に構成し、表示パネル22として用いる構成としても良い。
一方、制御回路基板80のフレキシブル基板21B上には、各部に電力を供給する電源13と、腕装着型電子機器10全体を制御する制御用コントローラ14と、表示パネル22の表示制御を実行するドライバIC(駆動回路)15と、スイッチ端子16とが、それぞれ制御回路基板80の一端から他端にかけて、互いにオーバーラップする(重なる)ことなく実装されている。なお、これらの電気回路のフレキシブル基板21B上における配置順番は任意であり、例えば、電源13と制御用コントローラ14との間にスイッチ単位16を設ける構成としても良い。
電源13には通常の一次電池であるボタン電池が用いられており、このボタン電池が装着されるソケットがフレキシブル基板21Bの端部に配設されている。
制御用コントローラ14は、いわゆるマイクロコンピュータとして構成されており、図示しないMPU、ROM、RAMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムに基づいてMPUが処理を行い、腕装着型電子機器10の各部を制御する。また、この制御用コントローラ14は、図示しない発振器を内蔵しており基準クロックを生成し、この基準クロックに基づいて時間の計時動作を実行する。
スイッチ端子16は、フレキシブル基板21B上に形成された接点端子であり、上記ボタン操作子60が押下されたときに導通してオンとなり、これに伴い、オン信号が制御用コントローラ14に入力される。
制御用コントローラ14は、ボタン操作子60が操作されてオン信号が入力されると、その操作に対応した、例えば時刻修正動作などの各種動作を実行する。
ドライバIC15は、制御用コントローラ14の計時動作に基づいて、表示パネル22に現在時刻を表示させるべく、表示制御用の信号を出力するものである。
表示パネル基板70および制御回路基板80はそれぞれ個別に製造され、表示パネル基板70および制御回路基板80のそれぞれの一端に設けられたコネクタ24により互いに接続される。本実施の形態では、このコネクタ24にACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電性フィルム)等のOLB(Outer Lead Bonding)が用いられる。具体的には、コネクタ24にACFを用いる場合、表示パネル基板70および制御回路基板80のそれぞれの端部にACFを貼り付けてコネクタ24を形成し、図4に示すように、それぞれのコネクタ24を重ねて熱圧着することで、表示パネル基板70および制御回路基板80を互いに接続する。この接続により、表示パネル基板70と制御回路基板80との電気導通が図られ、制御用コントローラ14から出力された表示制御用の信号がコネクタ24を介して表示パネル基板70に入力可能となり、この表示制御用の信号に基づいて表示パネル22が駆動される。
さて、前掲図2に示すように、上記のように構成された表示ユニット11は、湾曲した裏蓋12Cの内面上に、フレーム体12の略全周にわたって設けられる。このとき、表示ユニット11の制御回路基板80の上方に外装体12Dが位置するようになっている。したがって、外装体12Dを取り外すことで、制御回路基板80の電源13であるボタン電池が露出し、このボタン電池の交換が可能となっている。また、図5に示すように、外装体12Dに設けられた押下式のボタン操作子60の直下にスイッチ端子16が位置するようになっている。さらに、図2および図6に示すように、外装体12Dは、分離部50の端部から制御回路基板80を覆って、表示パネル基板70と制御回路基板80とのコネクタ24による接続箇所の上方まで延びて、表示パネル22の全体を覆うカバー30に接続される。
ここで、上述のように、表示パネル基板70と制御回路基板80とは、それぞれの端部に設けられたコネクタ24により接続されて、全体として帯状の表示ユニット11を構成し、この帯状の表示ユニット11がフレーム体12の周面上(正確には裏蓋12Cの内周面上)に沿って設けられる。この構成により、表示パネル基板70と制御回路基板80とが重なることが無いため、腕装着型電子機器10の薄型化を図ることができる。
このように本実施の形態によれば、表示パネル基板70と制御回路基板80とをフレーム体12の周面に沿って互いに重なることなく配置したため、腕装着型電子機器10の厚みを薄くすることができる。
また、本実施の形態によれば、表示パネル基板70と制御回路基板80とを互いに異なる基板により構成したため、それぞれが個別に製造可能となる。したがって、製造時の歩留まりを向上させることができ、結果として、製造コストを削減することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、制御回路基板80上に、電源13と、制御用コントローラ14と、ドライバIC(駆動回路)15と、スイッチ端子16とのそれぞれが互いに重なることなく配置されているため、この制御回路基板80の厚みを抑えることができ、以って、腕装着型電子機器10の薄型化が図られる。
また、このように制御回路基板80の厚みが抑えられるため、この制御回路基板80を覆うように配置される外装体12Dがフレーム体12の厚さ方向に突出することがなく、いわゆるヘッドの無い外装構造が可能となる。
なお、本実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、本実施形態において、電源13として一次電池であるボタン電池を用いる構成について例示したが、これに限らず、二次電池を用いる構成としても良い。この二次電池としては、例えばフレキシブルなリチウムポリマー電池などを用いる構成が望ましい。また、電源13として二次電池を用いた場合には、その二次電池への充電方式として、通常行われているように、充電用の端子をフレーム体12に設け、この充電用の端子に充電電圧を加えることで二次電池の充電を行うことが可能であり、また、電磁誘導などの方式により無線で電力を二次電池に供給するように構成することも可能である。
また例えば、上述した腕装着型電子機器10に、外部のコンピュータ端末と無線通信可能な無線通信部などを設け、通信により得られたデータに基づく表示が表示パネル22になされるように構成することも可能である。
また例えば、本実施形態においては、腕装着型電子機器10のフレーム体10の形状を断面略C状としたが、これに限らない。すなわち、ユーザの身体に装着可能な形状であれば、例えばリング状、或いは、少なくとも装着時にリング状となる形状であっても良い。
なおフレーム体10を湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とから構成するのが好ましい。
また、表示パネル基板70と制御回路基板80とを互いに重なることなく1つの回路基板上に設けフレーム体10の周面に沿って配置しても良い。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について詳細に説明する。
以下の実施形態では、第1実施形態にて説明した腕装着型電子機器10等の携帯機器(電子機器)の製造方法と、その製造方法の実施によって製造される携帯機器を説明する。
図7は本発明に係る携帯機器の製造方法の実施形態によって製造される携帯機器の構造を示す概略斜視図、図8は同携帯機器の湾曲方向に沿った断面を示す縦断面図、図9は図2に示す部分Sa〜Seの各断面構造を示す断面図(a)〜(e)である。この携帯機器110は、人体に装着して用いる装着型機器であり、また、内部に電子回路を内蔵した電子機器でもある。より具体的には、腕に装着して用いる腕装着型電子機器である。この腕装着型電子機器としては、例えば、腕時計、ダイバーズコンピュータ、ストップウォッチ、血圧計その他の人体センシング機器などが挙げられるが、それらの具体的な機能に関する記述は省略する。
この携帯機器110は、ケース構造を構成する部材(外装部材)として、湾曲した帯状のベース部材111と、このベース部材111の表面側に装着された二つのカバー部材112、113とを備えている。また、ベース部材111とカバー部材112、113によって形成されるケース構造の内部には、内部モジュール114が収容されている。
ベース部材111はステンレス鋼などの金属、合成樹脂等によって構成され、自立的に(すなわち、標準的な重力以外の応力を受けていない状態で)湾曲形状を保持可能な剛性を備えている。ベース部材111は略C字状に湾曲した形状を備え、具体的には、腕(特に手首部)の外周にほぼ沿った湾曲形状、或いは、楕円にほぼ沿った湾曲形状を有している。
ベース部材111は、図8に示す楕円Xにほぼ沿った湾曲形状を有し、楕円Xの長軸との交点の一つXaにおける楕円Xの中心角(長軸と短軸の交点を中心点とする角度)が0度であるとした場合、中心角が0度から270度の近傍(260〜300度)までの範囲において伸びている。すなわち、上記の一つの交点Xaから短軸との交点Xb及びもう一つの長軸との交点Xcを通過し、もう一つの短軸との交点Xdの近傍まで、楕円Xに沿った形状(略楕円弧形状)を有している。
より具体的には、本実施形態のベース部材111の表面形状は、複数の異なる曲率半径を有する円弧部分が接続された形状となっている。すなわち、図示例では、一方の端部に、やや曲率半径の小さい(曲率半径が22〜26mm程度の)湾曲領域Aと、この湾曲領域Aに接続され、湾曲領域Aよりも曲率半径の大きい(曲率半径が47〜51mm程度の)湾曲領域Bと、この湾曲領域Bに接続され、湾曲領域Bよりも曲率半径の小さい(曲率半径が22〜26mm程度の)湾曲領域Cと、湾曲領域Cに接続され、湾曲領域Cよりも曲率半径の大きい(曲率半径が54〜58mm程度の)湾曲領域Dと、湾曲領域Dに接続され、湾曲領域Dよりも曲率半径の小さい(曲率半径が22〜26mm程度の)湾曲領域Eと、この湾曲領域Eに接続され、平坦に構成された平坦領域Fとを備えている。
ベース部材111は、上述のように自立的に形状を保持できる剛性を有するが、或る程度の弾性をも有し、着脱時等において人手により多少変形できるものとすることが好ましい。また、ベース部材111はプレス加工や鍛造加工等で製造できるが、その湾曲形状の精度を高めるためには、金属等の素材のブロック体(或いは板状体)から放電加工等によって上述の湾曲形状に切り出して製造することが望ましい。
図10はベース部材111の一部を示す平面図である。ベース部材111の湾曲方向の一部には、ベース部材111の湾曲方向(長手方向)と交差する(図示例では直交する)姿勢で橋梁部111tが設けられている。この橋梁部111tは、図9(b)にも示すように、その裏側に湾曲方向に貫通する貫通部111sを伴っている。橋梁部111tは、上記楕円Xの中心角200度の近傍(180〜220度)の中途領域に形成されている。橋梁部111tはベース部材111の幅方向に伸び、その両端がベース部材111の外縁部111xに接続されている。この橋梁部111tは、一体の部材の表面にT溝フライス等の工具を用いた切削加工を両側から施すことにより貫通部111sを貫通させることによって形成することができる。また、貫通部111sを形成すべき部分にドリル等の穿孔具で貫通孔を形成し、この貫通孔にワイヤーを挿通させた状態でワイヤカット加工を施すことによっても上記と同様に橋梁部111tを形成できる。さらに、橋梁部111tをベース部材111とは別部材で作成し、ベース部材111に対して溶接、溶着、接着等の任意の方法で固定してもよい。
橋梁部111tの表面はベース部材111の外縁部111xに対して連続する表面形状を有している。図示例の場合、橋梁部111tの表面は幅方向(図10の上下方向)には平坦で、湾曲方向(図10の左右方向)にはベース部材111全体の湾曲形状にほぼ沿って湾曲している。ただし、橋梁部111tとこれが接続するベース部材111の外縁部111xとが連続的な表面形状を有していればよく、例えば、橋梁部111tの表面が平坦面であってもよい。ここで、表面形状が連続するとは、一般的なパッキンによって密閉できる範囲未満の曲率半径を有する曲折部を有しないことを言う。
カバー部材112は、楕円Xの中心角0度〜200度の近傍(180〜220度)までの範囲に延在するように構成され、この範囲のベース部材111の表面上に装着される。カバー部材112は、ステンレス鋼などの金属、合成樹脂等で構成された枠体112aと、この枠体112aの内側に構成された表示窓112bとを有する。表示窓112bは枠体112aに嵌合固定された透明素材(ガラスや透明樹脂)で構成されている。ただし、表示窓112bは素材の存在しない開口で構成されていてもよく、また、カバー部材112全体が透明素材で構成されていても構わない。そして、図9(a)に示すように、表示窓112bを通して後述する内部モジュール114の表示体114aを視認できるように構成されている。
カバー部材112の裏面の外縁部にはパッキンボックスが構成され、このパッキンボックスに閉曲線状(矩形枠状)のパッキン115(図15参照)が収容され、このパッキン115を介してベース部材111とカバー部材112が密接している。ただし、パッキン115はベース部材111に設けられたパッキンボックスに収容されていてもよいなど、何らかの態様でベース部材111とカバー部材112がパッキン115を介して密接していればよい。そして、ベース部材111とカバー部材112は止めねじ117で固定されている。
また、カバー部材113の裏面の外縁部にも上記と同様のパッキンボックスが構成され、このパッキンボックスに閉曲線状(矩形枠状)のパッキン116(図15参照)が収容され、このパッキン116を介してベース部材111とカバー部材113が密接している。ただし、パッキン116はベース部材111に設けられたパッキンボックスに収容されていてもよいなど、何らかの態様でベース部材111とカバー部材113がパッキン116を介して密接していればよい。そして、ベース部材111とカバー部材112は止めねじ117で固定されている。
図11は内部モジュール114の平面図である。内部モジュール114は、表示体114aと、配線基板114bとが導電接続された帯状に構成され、全体が少なくとも上記ベース部材111の湾曲方向に可撓性を有している。
表示体114aは、2枚の透明な可撓性フィルムの内面にそれぞれ透明電極を形成し、これらの可撓性フィルム間に電気光学物質、たとえば、透明な液体とともに、相互に逆の電界方向に向けて移動する異なる色相の粒子(例えば、白い粒子と黒い粒子)を収容したマイクロカプセルを多数含有したもの(例えば、Eインク社の電子インク)を配置してなる。この表示体114aは、透明電極間に印加する電圧の極性を変えることによって、高いコントラストで所望の表示を形成することができる。表示体114aは、上記ベース部材111の湾曲方向に伸びた帯状の表示領域114xを備えている。なお、表示体114aは液晶表示パネルや有機ルミネッセンスパネルで構成されていてもよい。
配線基板114bはポリイミド樹脂等からなるフレキシブル基板であり、基板上若しくは基板内に配線が形成されている。配線基板114bの端部には表示体114aの端子が導電接続された端子部114cが設けられている。また、配線基板114bの表面上にはICチップその他の電子部品114yが実装されている。さらに、配線基板114bの表面上にはスイッチ接続用の電極(パッド)114z、114vが設けられ、また、電池接続用の電極(パッド)114w、114uも形成されている。
上記表示体114aおよび配線基板114bの一端には第1実施形態にて説明したコネクタ24が設けられ、このコネクタ24により互いに接続されている。このように、表示体114aと配線基板114bとが互いに重なることなく配置されているため、内部モジュール114の厚みを抑えることができ、携帯機器110の薄型化が図られる。
内部モジュール114は、表示体114aがカバー部材112の内部に配置され、配線基板114bがカバー部材113の内部に配置されるように、ベース部材111とカバー部材112、113の間に収容される。ここで、内部モジュール114は、図9(b)に示すように、ベース部材111の橋梁部111tの裏側に形成された貫通部111sを通過して、この橋梁部111tの湾曲方向両側に延在するように配置される。なお、貫通部111sには、内部モジュール114の配線基板114bのうち、上記表示体114aに導電接続される端子部114cが設けられる領域が挿通されるように構成することが好ましい。これによって、表示体114aの一部が橋梁部111tによって覆われることがなくなるとともに、配線基板114bにおける電子部品114yの実装領域、スイッチ接続用の電極114z、114vの形成領域などを回避することができるので、貫通部111sの厚みを小さくすることができるため、橋梁部111tが設けられた部分、すなわち、橋梁部111tと貫通部111sが厚み方向に併設された領域の厚みを低減することができる。
なお、図示例では、加工を容易にするために、また、内部モジュール114の挿通作業を容易にするために、貫通部111sに臨む内底面を平坦に形成しているが、この内底面をベース部材111の湾曲形状に対応した湾曲面としてもよい。
この橋梁部111tの表面は、上記カバー部材112、113の端部とパッキン115、116を介して密接している。橋梁部111tの表面は上述のようにベース部材111の外縁部と連続した表面を構成しているので、パッキン115、116と橋梁部111t及びベース部材111の外縁部との間にすき間が生じにくくなるため、ベース部材111とカバー部材112によって構成されるケース構造の内部空間、並びに、ベース部材111とカバー部材113によって構成されるケース構造の内部空間がそれぞれパッキン115、116によって確実に密閉される。
カバー部材113には開口部113aが設けられ、この開口部113a内に、配線基板114b上に形成された電極114z、114vに導電接続されたスイッチ端子118Aと、このスイッチ端子118Aとカバー部材113との間に枠状に介在する合成樹脂等からなる絶縁枠118Bとが取り付けられ(嵌合固定され)ている。スイッチ端子118Aは、コイルばね118Cを介して上記の電極114z、114vに導電接触している。コイルばね118Cは、スイッチ端子118Aの底部に開口する収容穴118hの内部に収容された円筒状の部分118eと、この部分118eの下部に接続され、下方に向けて縮径する円錐台状の部分118fとを有し、円錐台状の部分118fが収容穴118hの開口縁で脱出しないように保持されている。
コイルばね118Cは、螺旋状のコイル構造が円筒状の部分118eでは導電接触圧を確保するための弾性力を発揮するように圧縮状態で収容穴118h内に収容され、円錐台状の部分118fは常時密に巻回された状態となるように構成されて、その先端が電極114z、114vに当接している。この円錐台状の部分118fは、常時密に巻回された状態とすることにより形状変化しないように構成され、これにより電極114z,114vとの間の導電接触の安定性が確保されている。
装着者がスイッチ端子118A及びその周囲のカバー部材113に指等で触れると、スイッチ端子118Aに導電接続された電極114z、114vの電位が変化してスイッチ操作が検出され、これによって配線基板114b上に構成された所定の回路によって所定の動作、例えば、表示体の表示内容の切替、設定操作などが実行される。
図12は、カバー部材115を除去したときの露出部位を示す概略斜視図である。配線基板114b上には電池保持枠119A及び電極端子119Bが固定され、図7及び図9(e)に示す電池119Cを電池保持枠119A内に収容すると、電池119Cの底面に設けられた電極が配線基板114b上に設けられた上記電極114wに導電接触し、また、電池119Cの側面に設けられた電極が電極端子119Bを介して配線基板114b上の上記電極114uに導電接触するようになっている。
なお、カバー部材113は、配線基板114bの厚みに合わせた凹凸状の内面形状を有し、これによってベース部材111とカバー部材113によって画成される内部空間の厚みが場所によって異なることとなるように構成されている。例えば、図9(c)に示すように、配線基板114b上に電子部品114yが実装されている部分では内部空間の厚みが大きく確保されているが、図9(d)に示すように、電子部品114yが実装されていない部分では内部空間の厚みは配線基板114bの厚さよりやや大きい程度とされる。
以上説明した携帯機器110においては、略C字状に湾曲した携帯機器110の湾曲形状の開口部分を通して腕(特に手首部)に装着することができる。従来の腕時計やダイバーズコンピュータ等の腕装着型携帯機器とは異なり、装着部(腕)に沿って帯状(ブレスレット状)に構成された極めて斬新なデザインを実現できる。そして、装着部に沿った湾曲方向に長い表示領域を確保しつつ、小型化・薄型化を図ることができる。さらに、内部モジュール114は一体に構成されているので、部品点数が少なく、組み立て作業も容易である。内部モジュール114は全体的に湾曲方向に可撓性を有する(すなわち、表示体114aと配線基板114bの双方が湾曲方向の可撓性を有する)ので、ケース構造に適合した状態で内部に収容することができる。
次に、図13及び図14を参照して、本発明に係る携帯機器の製造方法の実施形態について説明する。図13は携帯機器110の製造工程におけるベース部材111(第1ケース体)とカバー部材112(第2ケース体)を装着する前の状態(図13左側)、及び、ベース部材111とカバー部材112を装着した状態(図13右側)を示す概略断面図である。
なお、本明細書において、湾曲形状の一つの指標として湾曲方向に沿った曲率分布を用いる。すなわち、本発明の湾曲形状としては、単一の曲率(或いは曲率半径)を有する円弧状の形状に限らず、相互に異なる曲率(曲率半径)を有する円弧状の部分が接続された形状や、曲率(曲率半径)が連続的に変化する形状など、種々の形状が含まれる。
この場合、第1ケース体(ベース部材111)の表面の装着部分(第2ケース体に装着される湾曲部分)の凸状の湾曲形状を表す第1曲線と、第2ケース体(カバー部材112)の裏面の装着部分(第1ケース体に装着される湾曲部分)の凹状の湾曲形状を表す第2曲線を考えたとき、第1曲線と第2曲線とは基本的にほぼ対応した湾曲形状及び長さを有する。このとき、第1曲線と第2曲線とが完全に一致すれば、第1ケース体と第2ケース体を重ねて装着したとき、両ケース間に弾性変形に起因する弾性力が及ぼされない状態となる。また、第1曲線の曲率分布が第2曲線の曲率分布より全体的に小さければ、第1ケース体と第2ケース体を重ねて装着したとき、両ケース間を密接させる方向に少なくとも一方の弾性力が及ぼされた状態となる。
また、本明細書において、ベース部材111やカバー部材112、113等のケース体の表面若しくは裏面(湾曲面)の湾曲形状を示すもう一つの指標として、湾曲面の中心角範囲θを用いる。この中心角範囲θは、湾曲面の法線の方位角の範囲を示すものであり、図13の左側の図に示すように、ベース部材111の湾曲形状を完全な楕円形状(楕円弧)と仮定した場合には、楕円の中心(短軸と長軸の交点)とベース部材111の端部とを結ぶ二本の直線(図示例の場合はベース部材111の表面端部の法線)θaとθbの交差角度が中心角範囲θと等しくなる。ただし、湾曲形状が楕円弧であっても、実際には短軸との交点及び長軸との交点を除いて他の法線は楕円の中心を通過しない。また、湾曲形状が楕円弧ではない場合でも、上記と同様に中心角範囲θは湾曲面の法線の角度範囲を示すこととなる。
ベース部材111の表面とカバー部材112の裏面は基本的に相互に対応する湾曲形状を有しているが、装着前においては、ベース部材111の表面形状の曲率(或いは湾曲方向に沿った曲率分布、以下同様。)がカバー部材112の裏面形状の上記曲率(或いは曲率分布)よりも小さくなるように、すなわち、湾曲方向に沿った曲率半径の平均値が大きくなるように構成されている。ここで、湾曲方向に沿った曲率半径が全て均等に大きくなるように、つまり曲率分布が全範囲において均等に小さくなるように、構成されていることが好ましい。
また、ベース部材111とカバー部材112の少なくとも一方は湾曲方向に弾性を有するものとされる。本実施形態の場合、弾性を有する金属や合成樹脂でベース部材111を構成することで、上記曲率(曲率分布)が変化する方向に弾性を有するベース部材111を容易に製造できる。また、カバー部材112においても、表示窓112bをアクリル樹脂等の合成樹脂で構成することにより、上記曲率(曲率分布)が変化する方向に弾性を有するものとすることができる。
上記のように構成すると、装着後においては、ベース部材111とカバー部材112の少なくとも一方が弾性変形した状態となるので、その弾性力によってベース部材111の表面とカバー部材112の裏面との間に相互に密接する方向の応力Fが加わった状態となる。したがって、この応力Fによってベース部材111とカバー部材112の装着状態が安定するとともに、密接状態の均一性を高めることができるため、パッキン115を介した密閉性を高めることができ、高い防水性を得ることが可能になる。
図14は、本発明に係る携帯機器の製造工程の一部を示す概略工程図である。図14には、(A−1)〜(A−3)と(B−1)〜(B−3)でそれぞれ表される2種類の製造工程を示してある。
(A−1)〜(A−3)に示す製造工程では、ベース部材111をその表面形状の湾曲方向に弾性を備えたものとし、図14(A−1)に示すように、ベース部材111の表面形状とカバー部材112の裏面形状は基本的に相互に対応する湾曲形状を有しているが、装着前においては、ベース部材111の表面形状の上記曲率(曲率分布)がカバー部材112の裏面形状の上記曲率(曲率分布)以下となるように、すなわち、ベース部材111の表面形状の湾曲方向に沿った曲率半径の平均値がカバー部材112の裏面形状のそれ以上になるように構成されている。ここで、湾曲方向に沿った曲率半径が全て均等に異なるように、つまり、曲率分布が全範囲において均等に異なるように、構成されていることが好ましい。ただし、ベース部材111の表面の湾曲形状と、カバー部材112の裏面の湾曲形状とが実質的に一致していてもよい。この場合には、ベース部材111とカバー部材12とが重ねて装着された状態において、ベース部材111の弾性力はカバー部材112に及ぼされない。
次に、図14(A−2)に示すように、ベース部材111に対して表面側から裏面側に向かう方向に外部応力を加えることによって、その表面の曲率を大きくする方向に弾性変形させる。外部応力は、ベース部材111の両端部を相互に接近させる方向に引っ張る方法で加えたり、ベース部材111を押圧することによって加えたりすることができる。このとき、ベース部材111の表面形状の曲率(或いは曲率分布)は、カバー部材112の裏面形状の曲率(或いは曲率分布)よりも大きくなり、カバー部材112の裏面側にベース部材111を収容することができるようになる。なお、ベース部材111の弾性変形量は湾曲方向に沿って均等に生じさせることが好ましい。
その後、ベース部材111の表面の少なくとも一部をカバー部材112の裏面に直接若しくはパッキン115を介して当接させる。本実施形態ではパッキン115がベース部材111とカバー部材112との間に介在するため、パッキン115を介してベース部材111の表面の少なくとも一部がカバー部材112の裏面に当接することになるが、パッキン115を介在させない場合には、ベース部材111の表面の少なくとも一部をカバー部材112の裏面に直接当接させればよい。
さらに、上記の状態で、図14(A−3)に示すように、ベース部材111に加えられていた外部応力を除去することにより、ベース部材111の湾曲形状がその弾性によって元の形状に復帰しようとするため、ベース部材111の上記曲率(或いは曲率分布)が低下し、カバー部材112に沿った形状に装着される。このようにすると、装着前においてベース部材111の表面形状の上記曲率(或いは曲率分布)がカバー部材112の裏面形状の上記曲率(或いは曲率分布)未満となっていた場合には、図13に示すように、ベース部材111の弾性によってベース部材111の表面とカバー部材112の裏面との間に相互に密接する方向の応力が加わっている状態となる。
特に、本実施形態では、ベース部材111の両端部間に応力を加えることによって容易に弾性変形させることができる。これは、ベース部材111の方がカバー部材112よりも湾曲方向の広い範囲に亘って延在しているので、ベース部材111の両端部間に応力を加えやすくなっているからである。
一方、(B−1)〜(B−3)に示す製造工程では、カバー部材112を湾曲方向に弾性を備えたものとし、図14(B−1)に示すように、ベース部材111とカバー部材112は基本的に相互に対応する湾曲形状を有しているが、装着前においては、ベース部材111の表面形状の上記曲率(或いは曲率分布)がカバー部材112の裏面形状の上記曲率(或いは曲率分布)以下となるように、すなわち、ベース部材111の表面形状の湾曲方向に沿った曲率半径の平均値がカバー部材112の裏面形状のそれ以上になるように構成されている。ここで、湾曲方向に沿った曲率半径が全て均等に異なるように、つまり、曲率分布が全範囲において均等に異なるように、構成されていることが好ましい。ただし、ベース部材111の表面の湾曲形状と、カバー部材112の裏面の湾曲形状とが実質的に一致していてもよい。この場合には、ベース部材111とカバー部材112とが重ねて装着された状態において、カバー部材112の弾性力はベース部材111に及ぼされない。
次に、図14(B−2)に示すように、カバー部材112に対して裏面側から表面側に向かう方向に外部応力を加えることによって、上記曲率(或いは曲率分布)を小さくする方向に弾性変形させる。外部応力は、カバー部材112の両端部を相互に離間させる方向に引き離す方法で加えたり、カバー部材112を押圧することによって加えたりすることができる。このとき、カバー部材112の裏面形状の上記曲率(或いは曲率分布)は、ベース部材111の表面形状の上記曲率(或いは曲率分布)よりも小さくなり、カバー部材112の裏面側にベース部材111を収容することができるようになる。なお、カバー部材112の弾性変形量は湾曲方向に沿って均等に生じさせることが好ましい。
その後、ベース部材111の表面の少なくとも一部をカバー部材112の裏面に直接若しくはパッキン115を介して当接させる。本実施形態ではパッキン115がベース部材111とカバー部材112との間に介在するため、パッキン115を介してベース部材111の表面の少なくとも一部がカバー部材112の裏面に当接することになるが、パッキン115を介在させない場合には、ベース部材111の表面の少なくとも一部をカバー部材112の裏面に直接当接させればよい。
さらに、上記の状態で、図14(B−3)に示すように、カバー部材112に加えられていた外部応力を除去することにより、カバー部材112の湾曲形状がその弾性によって元の形状に復帰しようとするため、カバー部材112の曲率(或いは曲率分布)が増大し、ベース部材111に沿った形状に装着される。このようにすると、装着前においてベース部材111の表面の曲率(或いは曲率分布)がカバー部材112の裏面の曲率(或いは曲率分布)未満となっていた場合には、図13に示すように、カバー部材112の弾性によってベース部材111の表面とカバー部材112の裏面との間に、相互に密接する方向に応力が生じた状態となる。
上記の図14に示す二つの製造工程は、ベース部材111とカバー部材112のうちの一方のケース体を弾性体で構成して、当該一方のケース体に外部応力を加えることによって弾性変形させるようにしているが、ベース部材111とカバー部材112の双方のケース体を弾性体で構成してもよい。また、この場合に、一方のケース体のみを弾性変形させてもよく、また、双方のケース体を弾性変形させてもよい。
上記各製造工程においては、ケース構造の内部に内部モジュール114を収容する必要があるので、装着前にベース部材111とカバー部材112の間に内部モジュール114を配置した状態で、上述のようにベース部材111とカバー部材112を装着することによって、上記の携帯機器110を製造することができる。
上記各製造工程においては、カバー部材112をベース部材111に装着する場合を説明したが、表示窓112bが取り付けられる前のカバー部材112、すなわち、枠体112aを上記製造工程に従ってベース部材111に装着し、その後に、枠体112aに対して表示窓112bを接着材等で接着したり、或いは、圧入等で固定しても良い。これによれば、表示窓112bが取り付けられる前の状態でカバー部材112をベース部材111に装着するため、カバー部材112の剛性を弱め弾性を高めた状態でベース部材111に装着することができる。なお、この表示窓112bの材質としては、アクリルやABS、ポリカーボネート等の透明度が高く可撓性を有する合成樹脂が用いられる。
本実施形態において、カバー部材112は、枠体112aと表示窓112bとが別体の構成に限らず、図16に示すように、枠体112aと表示窓112bとが一体成形された構成であっても良い。これによれば、枠体112aに表示窓112bを取り付ける工程が省略されるため、製造工程の簡略化が図られる。なお、この構成においては、カバー部材112として、表示窓112bに用いるに十分な透明度を有する可撓性材(例えばアクリル、ABS、ポリカーボネート等の合成樹脂)を用いるのが望ましく、また、表示窓112b以外の部位、すなわち、枠体112aに相当する部位の表面を着色する等しても良い。
また、本実施形態において、表示窓112bから視認される表示体114aとしては、電気泳動ディスプレイ(EPD:Electrophoretic Display)や液晶ディスプレイ(LCD: Liquid Crystal Display)等のフラットパネルディスプレイや、有機EL(OEL:Organic Electroluminescence)等の発光素子を用いて構成されたフラットパネルディスプレイを用いることができる。
本実施形態では、ベース部材111とカバー部材112のうちの少なくとも一方のケース体を弾性体で構成し、この一方のケース体に外部応力を加えて弾性変形させた状態で他方のケース体に直接若しくは間接的に当接させ、その後、外部応力を除去することにより、ケース体の湾曲形状の中心角範囲が大きくても、ベース部材111とカバー部材112とを支障なく装着することができる。すなわち、ベース部材111とカバー部材112とが上述のようにパッキン115を介して装着される場合には、カバー部材112の端部近傍に配置されたパッキン115がベース部材111と接触し、ベース部材111によりカバー部材112の裏面に沿った方向に応力を受けることによってパッキン115が変形したりパッキンボックスから脱落したりするといったことを防止できるため、密閉性及び防水性を高めることができる。
また、本実施形態では、少なくとも一方のケース体を弾性変形させた状態で他方のケース体に装着するようにしているので、ケース体の湾曲形状如何に拘わらず、特に、当該湾曲形状の中心角範囲が大きくなっても、また、当該湾曲形状が複雑化しても、或いは、当該湾曲形状の両端部の曲率半径が小さくなっていても、支障なく二つのケース体を直接若しくは間接的に装着することができる。したがって、ケース体の湾曲形状に対する制約が低減され、携帯機器に種々のデザインを与えることが可能になる。
本実施形態の製造方法は、ケース体の表面及び裏面の湾曲形状の中心角範囲θが大きくなるほど効果が高くなる。また、一方のケース体の凸状の表面に他方のケース体の凹状の裏面が装着される場合、他方のケース体の凹状の裏面の中心角範囲θが180度を越えるときには、一方のケース体を他方のケース体の裏面の内側へ導入する際に、湾曲方向と交差する方向(すなわち側面側)から挿入することにより、組み立て時において必要とされる、いずれかのケース体における外部応力による弾性変形量を低減することができる。
尚、本発明の携帯機器は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、湾曲した形状を有するのであれば、ケース構造の中心角範囲が実施形態よりも小さくても大きくてもよい。また、ケース構造の全体が湾曲している必要はなく、一部が平坦に構成されていてもよい。さらに、湾曲形状の開口部分に連結具を着脱可能に構成し、上記開口部分を閉鎖できるように構成してもよい。カバー部材は少なくとも一つ設けられていればよいが、実施形態のように2以上のカバー部材が存在しても構わない。また、本発明は、上記実施形態のように腕装着型の機器に限らず、例えば、ヘアバンドのように頭部に装着するものなど、種々の態様で構成できる。
本発明の第1実施形態に係る装着型電子機器の四面図である。 装着型電子機器の断面図である。 表示ユニットの構成を示す平面図である。 表示ユニットの組み立てを説明するための図である。 ボタン操作子と制御回路基板との配置関係を示す図である。 表示パネル基板と制御回路基板との接続部分を拡大して示す図である。 第2実施形態により製造される携帯機器の概略斜視図。 上記携帯機器の湾曲方向に沿った断面構造を示す概略縦断面図。 図14のSa〜Seで示す部分の幅方向に沿った断面構造を示す断面図(a)〜(e)。 上記携帯機器のベース部材の一部を示す概略平面図。 上記携帯機器の内部モジュールの概略平面図。 上記携帯機器から一方のカバー部材を取り去り、その露出部分を示す概略斜視図。 実施形態により製造される携帯機器における装着前と装着後の態様をそれぞれ模式的に示す概略説明図。 二種類の実施形態の製造工程を模式的に示す概略工程図(A−1)〜(A−3)及び(B−1)〜(B−3)。 パッキンの装着時の形状を示す概略斜視図。 上記携帯機器のカバー部材の他の態様を示す図。
符号の説明
10…腕装着型電子機器、11…表示ユニット、フレーム体12、12D、12E…外装体、14…制御用コントローラ、15…ドライバIC(駆動回路)、16…スイッチ端子、21A、21B…フレキシブル基板(回路基板)、22…表示パネル、24…コネクタ、60…ボタン操作子、70…表示パネル基板、80…制御回路基板、110…携帯機器、111…ベース部材、111s…貫通部、111t…橋梁部、111x…外縁部、112…カバー部材、112a…枠部材、112b…表示窓、113…カバー部材、113a…開口部、114…内部モジュール、114a…表示体、114x…表示領域、114b…配線基板、114c…端子部、114y…電子部品、114z、114v…電極、114w、114u…電極、115、116…パッキン、117…止めねじ、118A…スイッチ端子、118B…絶縁枠、118C…コイルばね、119A…電池保持枠、119B…電極端子、119C…電池。

Claims (18)

  1. ユーザの身体に装着されるリング状或いは断面略C状のフレーム体と、
    前記フレーム体の周面に沿って配置される帯状の表示パネルと、
    前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、
    前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに異なる回路基板上に設けるとともに、それぞれの回路基板を前記フレーム体の周面に沿って互いに重なることなく配置し、或いは、前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに重なることなく1つの回路基板上に設け前記フレーム体の周面に沿って配置した
    ことを特徴とする装着型電子機器。
  2. 前記駆動回路が設けられる回路基板上に、前記駆動回路と、少なくとも電源を含む複数の電気回路とを、それぞれが互いに重なることなく配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の装着型電子機器。
  3. 前記表示パネル、および、当該表示パネルが設けられる回路基板が可撓性を有することを特徴とする請求項1または2に記載の装着型電子機器。
  4. ユーザの身体に装着されるリング状或いは断面略C状のフレーム体と、
    前記フレーム体の周面に沿って配置される帯状の表示パネルと、
    前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備えた携帯機器の製造方法であって、
    前記フレーム体を所定方向に湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、前記所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とから構成し、
    前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに異なる回路基板上に設けるとともに、それぞれの回路基板を前記第2ケース体の周面に沿って互いに重なることなく配置し、或いは、前記表示パネルと前記駆動回路とのそれぞれを互いに重なることなく1つの回路基板上に設け前記第2ケース体の周面に沿って配置し、
    湾曲方向を合わせた姿勢で前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とを直接若しくは間接的に密接するように重ねて装着したことを特徴とする携帯機器の製造方法。
  5. 所定方向に湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、前記所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とを、湾曲方向を合わせた姿勢で前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とが直接若しくは間接的に密接するように、重ねて装着してなる携帯機器の製造方法であって、
    前記第1ケース体をその湾曲方向に弾性を備えたものとし、
    前記第1ケース体をその表面形状の曲率がより大きくなるように変形させた状態で、前記第1ケース体の表面の少なくとも一部を前記第2ケース体の裏面に直接若しくは間接的に当接させ、その後、前記第1ケース体に対する変形応力を解除することにより、前記第1ケース体と前記第2ケース体とを重ねて装着することを特徴とする携帯機器の製造方法。
  6. 前記第1ケース体を、均一素材からなる単一部材で構成することを特徴とする請求項5に記載の携帯機器の製造方法。
  7. 前記第1ケース体の両端部間に応力を加えて前記第1ケース体を変形させることを特徴とする請求項5又は6に記載の携帯機器の製造方法。
  8. 所定方向に湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、前記所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とを、湾曲方向を合わせた姿勢で前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とが直接若しくは間接的に密接するように、重ねて装着してなる携帯機器の製造方法であって、
    前記第2ケース体をその湾曲方向に弾性を備えたものとし、
    前記第2ケース体をその表面形状の曲率がより小さくなるように変形させた状態で、前記第1ケース体の表面の少なくとも一部を前記第2ケース体の裏面に直接若しくは間接的に当接させ、その後、前記第2ケース体に対する変形応力を解除することにより、前記第1ケース体と前記第2ケース体とを重ねて装着することを特徴とする携帯機器の製造方法。
  9. 前記第2ケース体を、可撓性を備えた窓部材を有する構造とすることを特徴とする請求項8に記載の携帯機器の製造方法。
  10. 前記第2ケース体を、均一素材からなる単一部材で構成することを特徴とする請求項9に記載の携帯機器の製造方法。
  11. 前記窓部材を前記第2ケース体と別体に構成し、前記第2ケース体を前記第1ケース体に装着した後に前記窓部材を前記第2ケース体に取り付けることを特徴とする請求項9に記載の携帯機器の製造方法。
  12. 前記第2ケース体の両端部間に応力を加えて前記第2ケース体を変形させることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一項に記載の携帯機器の製造方法。
  13. 前記第1ケース体と前記第2ケース体のいずれか一方にパッキンを装着した状態で、前記パッキンを介して前記第1ケース体と前記第2ケース体を重ねて装着することを特徴とする請求項5乃至12のいずれか一項に記載の携帯機器の製造方法。
  14. 前記第2ケース体の裏面にパッキンを装着した状態で、前記第1ケース体の表面が前記パッキンに当接するように前記第2ケース体に重ねて装着することを特徴とする請求項5乃至12のいずれか一項に記載の携帯機器の製造方法。
  15. 前記第1ケース体と前記第2ケース体の間に内部モジュールを配置して前記第1ケース体と前記第2ケース体を重ねて装着し、前記内部モジュールを前記第1ケース体と前記第2ケース体の間に収容することを特徴とする請求項5乃至14のいずれか一項に記載の携帯機器の製造方法。
  16. 前記内部モジュールは前記所定方向に湾曲可能な可撓性を備えていることを特徴とする請求項15に記載の携帯機器の製造方法。
  17. 所定方向に湾曲した凸状の表面形状を有する第1ケース体と、前記所定方向に湾曲した凹状の裏面形状を有する第2ケース体とを、湾曲方向を合わせた姿勢で前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とが直接若しくは間接的に密接するように、重ねて装着してなり、
    前記第1ケース体と前記第2ケース体の少なくとも一方のケース体がその湾曲方向に弾性を備えたものであり、
    前記少なくとも一方のケース体の弾性力により前記第1ケース体の表面と前記第2ケース体の裏面とが相互に密接する方向に応力を受けた状態とされていることを特徴とする携帯機器。
  18. パッキンを介して前記第1ケース体と前記第2ケース体が装着されていることを特徴とする請求項17に記載の携帯機器。
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