JP2007074569A - スタンド付電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のスタンド付電子機器では、バックカバーを取り外さないと、スタンドを取り外すことができず、スタンドを取り外すまでには、バックカバーを固定している多くの固定ねじを取り外す必要があった。
【解決手段】 テレビ本体2と、そのテレビ本体2の背面を覆うバックカバー3と、テレビ本体2を支持するスタンド4と、を備えて構成される。スタンド4は、テレビ本体2を支持するための支持プレート22を有し、テレビ本体2には、支持プレート22に嵌合される嵌合部材35を設けた。
【選択図】 図8
【解決手段】 テレビ本体2と、そのテレビ本体2の背面を覆うバックカバー3と、テレビ本体2を支持するスタンド4と、を備えて構成される。スタンド4は、テレビ本体2を支持するための支持プレート22を有し、テレビ本体2には、支持プレート22に嵌合される嵌合部材35を設けた。
【選択図】 図8
Description
本発明は、フラット表示パネルを備えた表示装置、1又は2以上のスピーカを備えたスピーカ装置その他の電子機器をスタンドで支持するようにしたスタンド付電子機器に関するものである。
従来の、この種のスタンド付電子機器としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、液晶パネルやプラズマパネル等のフラット表示パネルを備えた表示装置に関するものが記載されている。この特許文献1に記載された表示装置は、「フラット表示パネルを備えた表示装置において、前記フラット表示パネルは、フロントケースとこのフロントケースに跨設されたパネル保持手段とによって挟装されている」ことを特徴としている。
このような構成を有する特許文献1に記載の表示装置によれば、「フラット表示パネルをこれ自身が備えている指定の取り付け部を使うことなくフロントカバーの側に固定することができるため、液晶パネルをその取り付け部を利用してフロントカバーにねじ止めするための厚さ方向に長いねじを受ける構造が必要なく、したがってフロントカバーを薄型化することができる(明細書の段落[0021])。」等の効果が期待される。
特開2003−150076号公報
しかしながら、上述したような従来のフラット表示パネルを備えた表示装置においては、液晶パネルは、フロントカバーと中央ステー、左ステー及び右ステーとによって挟持されることでフロントカバーに固定されている。中央ステーは、リアカバー及びスタンド部分を固定する機能を有しており、その中央ステーにねじ止めすることによってリアカバーがフロントカバーに固定されている。また、スタンド部分は、ベース部に揺動可能に設けられたアーム部を有しており、そのアーム部の先端に、図示しない取付手段で取り付けた円盤状のカバー体、即ち、リアカバーの一部を中央ステーにねじ止めすることで、表示部分がスタンド部分に支持されている。
このような構成を有する特許文献1のフラット表示パネルを備えた表示装置においては、スタンド部分のアーム部の先端にリアカバーが固定されており、そのリアカバーに、液晶パネルが固定されたフロントカバーが固定されている。これにより、リアカバー(バックカバー)を取り外した後でなければ、スタンドを取り外すことができなかった。
その結果、例えば、スタンド付電子機器のスタンドを取り外して壁に掛けて使用したい場合には、バックカバーを取り外さないと、スタンドを取り外すことができなかった。そのため、スタンドを取り外すまでには、バックカバーを固定している多くの固定ねじを取り外す必要があり、作業性が悪いという課題があった。
解決しようとする問題点は、従来のスタンド付電子機器では、バックカバーを取り外さないと、スタンドを取り外すことができず、スタンドを取り外すまでには、バックカバーを固定している多くの固定ねじを取り外す必要がある、という点である。
本発明のスタンド付電子機器は、電子機器本体と、その電子機器本体の背面を覆うバックカバーと、電子機器本体を支持するスタンドと、を備え、スタンドは、電子機器本体を支持するための支持プレートを有し、電子機器本体には、支持プレートに嵌合される嵌合部材を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明のスタンド付電子機器によれば、バックカバーを取り外すことなくスタンドの取り付け・取り外しを行うことができると共に、電子機器本体にスタンドが取り付けられているか否かに係わりなく、電子機器本体に対するバックカバーの取り付け・取り外し作業を行うことができる。
バックカバーを取り外すことなくスタンドの取り付け・取り外しを行うことができると共に、スタンドを付けたままでバックカバーの取り付け・取り外しを行うこともできるスタンド付電子機器を、簡単な構成によって実現した。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。図1〜図10は、本発明の実施の形態の例を説明するものである。即ち、図1は本発明のスタンド付電子機器の一実施例を正面側から見た斜視図、図2は同じく背面側から見た斜視図、図3は電子機器本体からスタンドを取り外した背面側の斜視図、図4は電子機器本体からバックカバーを取り外した背面側の斜視図、図5は取付プレートに嵌合部材を取り付けたスタンドの斜視図、図6は嵌合部材を取付プレートから分離した説明図、図7はスタンドの一部を断面した説明図、図8は取付プレートと嵌合部材とバックプレートの要部を示す説明図、図9は電子機器本体のフレームに本体側フレームを取り付けた説明図、図10はバックプレートと嵌合部材で係合スペース部を形成した説明図である。
図1〜図10には、本発明のスタンド付電子機器の第1の実施の例としてプラズマディスプレイテレビ1を示している。このプラズマディスプレイテレビ1は、テレビジョン受像機として画像を表示するものであり、いわゆる薄型の画像表示装置である。しかしながら、この発明に係るスタンド付電子機器としては、この実施例のプラズマディスプレイテレビ1に限定されるものではなく、液晶ディスプレイテレビ、プロジェクタその他の画像を表示可能な表示装置は勿論のこと、例えば、1又は2以上のスピーカを筐体内に収納してスタンドで支持したスピーカ装置等のようにスタンドを用いて電子機器本体を支持する各種の電子機器に適用できるものである。
このプラズマディスプレイテレビ1は、図1〜図4に示すように、電子機器本体の一具体例を示すテレビ本体2と、このテレビ本体2の背面を覆うバックカバー3と、テレビ本体2を下方から支えて支持するスタンド4と、を備えて構成されている。テレビ本体2は、プラズマディスプレイ組立体5と、このプラズマディスプレイ組立体5の前面側に取り付けられるフィルタガラス6と、このフィルタガラス6の四辺を囲うフロントカバー7と、プラズマディスプレイ組立体5の背面側を覆うように取り付けられるシールドカバー8と、を備えている。
プラズマディスプレイ組立体5は、発光デバイスであるプラズマディスプレイと、電源基板やその他の回路基板を有する駆動回路と、これらを支持するベースプレート等からなり、そのベースプレートにプラズマディスプレイ及び駆動回路が組み立てられて一体的に構成されている。プラズマディスプレイは、その発光原理から放射性電磁波が放射される(電磁波妨害)ことがあるため、それをシールドカバー8等で電磁シールドして、外部へ漏らさないようにしている。プラズマディスプレイは横長の長方形をなしており、その前面に略同様の大きさを有する長方形のフィルタガラス6が配置されている。
フィルタガラス6には、その内面に導電性の電磁シールド部が設けられている。この電磁シールド部は、プラズマディスプレイや駆動回路から放射される電磁波をシールドして、不要な電磁波が外面側に漏洩するのを防止している。電磁シールド部としては、例えば、透明な導電膜或いは金属メッシュ部材を用いることができる。このフィルタガラス6が、プラズマディスプレイ組立体5の前面に貼り付けるように取り付けられている。また、フィルタガラス6の前面側の周囲は、全体が長方形の枠体をなすフロントカバー7によって囲われている。このフロントカバー7がプラズマディスプレイ組立体5の取付部材の一具体例を示すベースプレート11に着脱可能にねじ止めされている。
プラズマディスプレイ組立体5の背面に配置されたシールドカバー8は、同じくベースプレート11に着脱可能にねじ止めされている。このシールドカバー8の背面に、上下方向に延在された2本のフレーム9,9が配置されている。2本のフレーム9,9は、略中央部において左右方向へ適当な間隔をあけて横並びに平行に配置されている。この2本のフレーム9,9は、テレビ本体2に所定の強度を付与する背骨のようなものであり、その上端部9aはベースプレート11の上部ステー11aにねじ止めされ、また、下端部9bはベースプレート11の下部ステー11bにねじ止めされている。
この2本のフレーム9,9の後方にバックカバー3が配置され、そのバックカバー3がベースプレート11を介してテレビ本体2に対し、複数個の固定ねじからなる固着手段によって着脱可能に取り付けられている。バックカバー3は、テレビ本体2の背面を完全に覆い隠すことができる大きさを有するカバー部材からなり、その中央下部には、コネクタや接続端子の各接続部が露出される第1の凹部12が設けられている。更に、バックカバー3の凹部12より下側の2箇所には、左右方向に所定の間隔をあけて第2の凹部13,13が設けられている。そして、図8に示すように、バックカバー3の下辺であって、2つの凹部13,13と対応する部分には、後述する嵌合部材35によって閉塞される切欠き部16が設けられている。
また、2つの第2の凹部13,13には、スタンド4を後述する嵌合部材に固定ねじでねじ止めしたり、そのねじを取り外すことを可能とするための逃げ穴14が、そのねじの数だけ設けられている。この実施例では、2つの第2の凹部13には、それぞれ2個ずつ合計4個の逃げ穴14が設けられている。この逃げ穴14の直径は、支持プレート22を嵌合部材35に固定するために使用される固定ねじの頭部の直径よりも大きく形成する。
この4個の逃げ穴14を有する2つの第2の凹部13,13と、その周囲の面部によって、バックプレート側の嵌合受部15が構成される。そして、嵌合受部15と嵌合部材35とによって、スタンド4の支持プレート22が着脱可能に嵌合される嵌合空間部が構成される。バックカバー3の材質としては、例えば、絶縁性に優れた適当な強度を有するエンジニアリングプラスチックが好適であるが、これに限定されるものではなく、鋼板等の金属材料を用いることができることは勿論である。また、フレーム9の材質としては、十分に大きな強度を発揮できる強度の大きな金属材料、例えば、鋼材等によって形成することが好ましい。
スタンド4は、図5〜図8に示すように、床等の載置面に載置されるベース部材21と、このベース部材21の上面に設けられた支持プレート22等から構成されている。ベース部材21は、略楕円形をした皿状の部材からなり、その上面の略中央部には、上方に突出するボス部21aが設けられている。このボス部21aに、支持プレート22が水平方向へ回動可能であって、前後方向へも回動可能とされた支持プレート22が取り付けられている。
支持プレート22は、水平方向に延在された長尺状の板体からなる嵌合部23と、この嵌合部23を前後方向へ回動可能に支持する軸受部24と、この軸受部24を水平方向へ回動可能に支持する支持部25等を有している。嵌合部23は、一面側に突出する2つの互いに平行とされた支持片23a,23aを有しており、一対の支持片23a,23aは水平方向へ所定間隔あけて設けられている。嵌合部23の長手方向の両側には、支持プレート22をテレビ本体2に固定される本体側ブラケット36にねじ止めするための固定ねじ29の軸部が挿通される挿通孔23bがそれぞれ2つずつ設けられている。
この嵌合部23の一対の支持片23a,23aの両外側に、一対の軸受片24a,24aが互いに対向するように配置されている。一対の軸受片24a,24aは、軸受部24の両端に設けられている。互いに対向するように設置された支持片23aと軸受片24aには、それぞれ軸ピン26が貫通されている。2つの軸ピン26は、互いの軸心線を一致させるように設けられており、これにより、2つの軸ピン26を回動中心として嵌合部23が軸受部24に対して前後方向へ回動可能に支持されている。
図7に示すように、支持プレート22の軸受部24の長手方向の中間部には、その下縁に連続されると共にL字状に折り曲げられて一端が下方に延在された固定片24bが設けられている。固定片24bの水平方向に延在された水平部には貫通穴27が設けられている。この固定片24bの貫通穴27には、軸心線を上下方向に延在させた支持軸28が貫通されている。支持軸28は、スタンド21のボス部21aに固定されていて、この支持軸28に嵌合された軸受部材31,32が、固定片24bの上下に配置されている。
更に、固定片24bは、支持軸28によって所定の角度範囲内に回動運動が制限されており、その回動範囲内で水平方向へ回動可能とされている。この固定片24bと支持軸28と上下の軸受部材31,32によって支持プレート22の支持部25が構成されている。
この支持プレート22には、テレビ本体2に取り付けられる嵌合部材35が着脱可能に嵌合される。嵌合部材35は、テレビ本体2の下部ステー11bに固定される本体側ブラケット36(図9を参照)と、この本体側ブラケット36に固定される遮蔽カバー37とから構成されている。遮蔽カバー37は、本体側ブラケット36を介してテレビ本体2に取り付けた状態において、バックカバー3に設けた切欠き部16を隙間なく閉塞できる形状とされている(図10を参照)。この遮蔽カバー37により、バックカバー3と協働して支持プレート22を嵌合して保持するための嵌合空間部が形成される。
即ち、遮蔽カバー37は、図6及び図8に示すように、支持プレート22の嵌合部23を覆うポケット部38を有している。ポケット部38は、支持プレート22の軸受部24に対向される正面部38aと、この正面部38aの両側に連続されると共に軸受部24の軸受片24aとそれぞれ対向される側面部38b,38bと、これらの上部に連続されて軸受部24の上面を覆う上面部38cとからなり、背面と下面に開口されている。このポケット部38の開口部の両外側には、支持プレート22の第2の凹部13の内面に対向される左右の対向部41,41と、バックカバー3の切欠き部16を閉じる左右の閉塞部42,42とがそれぞれ設けられている。
一対の対向部41,41は、ポケット部38の背面の開口部から左右方向外側へそれぞれ展開するように設けられている。そして、それぞれの対向部41には、支持プレート22を本体側ブラケット36に締め付け固定するための固定ねじ29の軸部が挿通される2つの第1の挿通孔41aと、遮蔽カバー37を本体側ブラケット36に締め付け固定するための固定ねじ55の軸部が挿通される2つの第2の挿通孔41bとがそれぞれ設けられている。2つの第1の挿通孔41aと2つの第2の挿通孔41bは、同種の挿通孔を結んだ線が互いに交差するようそれぞれ対角線方向に配置されている。
また、一対の閉塞部42,42は、ポケット部38の下面の開口部から左右方向外側へそれぞれ展開するように設けられている。遮蔽カバー37は、複数の固定ねじ55によって本体側ブラケット36に固定されるが、テレビ本体2にバックカバー3を装着した状態では、図10に示すように、遮蔽カバー37の下面部がバックカバー3の下面に設けた切欠き部16に合致され、その切欠き部16を隙間無く閉塞できるようになっている。
本体側ブラケット36は、同じく図6及び図8に示すように、遮蔽カバー37のポケット部38を覆うカバー部44と、このカバー部44の長手方向の両端部に連続された左右の固定部45,45と、を有している。カバー部44は、ポケット部38の正面部38aに対向される正面部44aと、この正面部44aの両側に連続されると共にポケット部38の側面部38bとそれぞれ対向される左右の側面部44b,44bとからなっている。このカバー部44の両外側に連続する左右の固定部45,45には、固定ねじ29の軸部が螺合される2つの第1のねじ孔45aと、固定ねじ55の軸部が螺合される2つの第2のねじ孔45bとがそれぞれ設けられている。
更に、本体側ブラケット36には、カバー部44の上端に連続されてポケット部38の上面部38cに対向される係止片46が設けられている。係止片46の先端部には、カバー部44と同方向に突出する爪部47が設けられている。スタンド4の取付時、係止片46の爪部47はスタンド4の支持プレート22に側方から接触することになる。
また、本体側ブラケット36のカバー部44の上部及び左右の固定部45,45には、図9に示すように、本体側ブラケット36をベースプレート11の下部ステー11bに固定するための取付片48aとアーム片48b,49とがそれぞれ2つずつ設けられている。即ち、カバー部44の上部には、正面部44aと略同一平面上に設定された2つの取付片48aと、係合片46と同方向に延在された2つのアーム片48bとが設けられている。そして、固定部45の上部には、正面側に延在された2つのアーム片49が設けられている。4つのアーム片48b,49の先端部は、正面部44aと平行をなす平面とされていて、それらと取付片48aには、本体側ブラケット36を下部ステー11bに固定するための固定ねじの軸部が挿通される挿通孔51,52がそれぞれ設けられている。
このような構成を有するスタンド付プラズマディスプレイテレビ1のテレビ本体2とバックカバー3とスタンド4とは、例えば、次のようにして組み立てたり、分解したりすることができる。
図1及び図2は、スタンド付プラズマディスプレイテレビ1の一般的な使用状態を示すものであり、テレビ本体2の背面にはバックカバー3が取り付けられ、また、そのテレビ本体2はスタンド4に支持されている。このような形態において、一般に、プラズマディスプレイテレビ1は、家庭のリビング等に正立状態(表示面を立てた状態)で載置され、家庭の団欒等に供されている。
この場合、図4に示すように、テレビ本体2には嵌合部材35が固定されていて、その嵌合部材35にスタンド4の支持プレート22が嵌合されている。このとき、嵌合部材35は、複数個の固定ねじ55で遮蔽カバー37を本体側ブラケット36に締付固定することによってテレビ本体2と一体的に構成されている。即ち、固定ねじ55の軸部を遮蔽カバー37の対向部41に設けた第1の挿通孔41aに挿通し、そのねじ部を本体側ブラケット36に設けた固定部45の第2のねじ孔45bに螺合させて締付固定する。
このようにして、本体側ブラケット36に対して遮蔽カバー37が固定ねじ55により締付固定されていて、その遮蔽カバー37の内側に支持プレート22が挿入される。このとき、図5に示すように、固定ねじ55の頭部は、支持プレート22に設けた通し穴内に所定の隙間をもって挿通されるか、或いは支持プレート22の内側に隠されて外から見えない状態となる。
この状態では、嵌合部材35に対して支持プレート22は、単に挿入されているだけであるため、支持プレート22を引き抜くことによってスタンド4をテレビ本体2から簡単に分離することができる。このスタンド4をテレビ本体2に固定する場合は、図8に示すように、複数個の固定ねじ29によって支持プレート22を嵌合部材35に締付固定するようにする。即ち、支持プレート22の嵌合部23に設けた挿通孔23bに固定ねじ29のねじ軸部を挿通し、遮蔽カバー37の第1の挿通孔41aを通過させて、そのねじ軸部を本体側ブラケット36の固定部45に設けた第1のねじ孔45aに螺合させて締付固定する。これにより、図5に示すような状態となり、スタンド4がテレビ本体2に対して複数個の固定ねじ(この実施例では4個)で締付固定されて一体化される。
このスタンド4を有するテレビ本体2にバックカバー3を取り付けた状態が、図1及び図2に示す状態である。この図1等に示す状態から、図2に現れているバックカバー3に設けた逃げ穴14にドライバの先端を挿通し、スタンド4とテレビ本体2を結合している複数個の固定ねじ29を緩めて取り外すことにより、テレビ本体2からバックカバー3を取り外すことができる。このとき、4つの逃げ穴14は、スタンド4とテレビ本体2を結合している4つの固定ねじ55の頭部とそれぞれ対応した位置に開口されている。そのため、これらの逃げ穴14からドライバの先端を差し込むことにより、その先端を固定ねじ29の頭部の凹部に係合させて回動することができる。
そこで、スタンド4の支持プレート22と嵌合部材35の本体側ブラケット36とを結合している全ての固定ねじ29を取り外すことにより、図3に示すように、テレビ本体2にバックカバー3を取り付けた状態のままで、テレビ本体2からスタンド4を分離させることができる。この場合には、4個の固定ねじ29を取り外すだけでスタンド4をテレビ本体2から分離させることができるため、スタンド4の分離作業を極めて簡単に、しかも迅速におこなうことができる。このような形態のテレビ本体2は、例えば、壁掛けテレビとして使用することができる。
一方、バックカバー3は、スタンド4とは関係なく、別個の固定ねじによってテレビ本体2に締付固定されている。そのため、スタンド4をテレビ本体2に取り付けたままの状態であっても、独自の固定ねじを取り外すことにより、図4に示すように、バックカバー3を単独でテレビ本体2から分離させることができる。この場合は、スタンド4を取り外すことなく、バックカバー3のみを取り外すだけでテレビ本体2の背面を露出させることができる。そのため、テレビ本体2の背面を開いて行う点検や修理等をスムース且つ迅速に行うことができ、この種の電子機器における作業性の向上を図ることができる。
また、図5等に示すように、スタンド4の支持プレート22を嵌合部材35の本体側ブラケット36及び遮蔽カバー37とバックカバー3とで形成される嵌合空間部に挿入するだけで、スタンド4をテレビ本体2に嵌合させて固定することができる。そのため、スタンド4とテレビ本体2との結合を簡単且つ確実に行うことができると共に、両者をしっかりと結合させて支持することができる。
しかも、図7に示すように、本体側ブラケット36には爪部47が設けられていて、支持プレート22を遮蔽カバー37のポケット部38に挿入すると、その爪部47が支持プレート22に係合される。そのため、本体側ブラケット36で支持プレート22をしっかりと保持することができる。
以上説明してきたように、本願発明のスタンド付プラズマディスプレイテレビ1によれば、バックカバー3が無い状態でスタンド4をテレビ本体2に取り付けることができるため、次のような効果を得ることができる。即ち、プラズマテレビや液晶テレビでは、画面サイズが大きくなる傾向にあり、顧客の家で内部を修理するためにサイズの大きなテレビの画面を下にすることは、スペースの都合上から困難になっているが、本発明によれば、スタンド4にテレビ本体2を取り付けて立てた状態のままで、バックカバー3を外して作業を行うことができる。そのため、サービス対応時、テレビ本体2の画面を下にすることなく、テレビ内部の修理を可能とすることができる。
更に、プラズマディスプレイテレビ1の輸出の際に、例えば、税関が部品を現地調達することがあるが、かかる場合においても、現地の工場において、画面を下にすることなく、立てた状態(正立状態)作業を行うことができ、作業空間の小スペース化を図ることができる。更に、プラズマテレビや液晶テレビの開発時等において、バックカバーの開け閉めを正立状態で行うことが可能であるため、評価試験等において画面を下にして作業するスペースが必要なくなり、また、正立状態で様々な検討・評価が可能であるため、開発効率を高めることができる。
また、バックカバー3を取り付けた後に、スタンド4をテレビ本体2に取り付けることができるため、例えば、プラズマテレビや液晶テレビを輸送する際に、スタンドのみを別に梱包することで梱包サイズを減らし、輸送効率を高めることが可能である。しかも、従来のスタンド付テレビでは、バックカバーを外さないとスタンドの取付作業を行うことができなかったが、本発明によれば、スタンドのみを後から取り付けることができるため、この種の機器や装置における作業性の向上を図ることができる。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例においては、スタンド付電子機器としてプラズマディスプレイテレビを適用した例について説明したが、液晶ディスプレイテレビ、プロジェクタ、スピーカ装置、その他のスタンドを用いる各種の電子機器に適用できるものである。
1…プラズマディスプレイテレビ(スタンド付電子機器)、 2…テレビ本体(電子機器本体)、 4…スタンド、 5…プラズマディスプレイ組立体、 11…ベースプレート、 11b…下部ステー、 13…第2の凹部、 14…逃げ穴、 16…切欠き部、 22…支持プレート、 23…嵌合部、 24…軸受部、 25…支持部、 29…固定ねじ、 35…嵌合部材、 36…本体側ブラケット、 37…遮蔽カバー、 46…係合片、 47…爪部、 55…固定ねじ
Claims (4)
- 電子機器本体と、
前記電子機器本体の背面を覆うバックカバーと、
前記電子機器本体を支持するスタンドと、を備え、
前記スタンドは、前記電子機器本体を支持するための支持プレートを有し、
前記電子機器本体には、前記支持プレートに嵌合される嵌合部材を設けたことを特徴とするスタンド付電子機器。 - 前記嵌合部材は、前記電子機器本体に設けられた取付部材に固定される本体側ブラケットと、
前記本体側ブラケットに固定されて当該本体側ブラケットと前記支持プレートとの間に介在されて前記バックカバーに設けた切欠き部を閉塞する遮蔽カバーと、を有することを特徴とする請求項1記載のスタンド付電子機器。 - 前記遮蔽カバーは、前記バックカバーと協働して前記支持プレートを嵌合するための嵌合空間部を形成することを特徴とする請求項2記載のスタンド付電子機器。
- 前記バックカバーには、前記支持プレートを前記本体側ブラケットに固定する固定ねじを回すための逃げ穴を設けたことを特徴とする請求項1記載のスタンド付電子機器。
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