JP2007073394A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 燃料電池システム内の水の循環に用いられるタンクへの水の逆流を防ぐことができ、燃料電池システム内のタンクのレイアウトの自由度を向上させることができる燃料電池システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 燃料電池システム1において、燃料電池スタック3のアノードオフガスから水を分離するアノード側気水分離タンク10と、燃料電池スタック3のカソードオフガスから水を分離するカソード側気水分離タンク20と、カソード側気水分離タンク20内の水を燃料電池スタック3に供給するための供給管21と、アノード側気水分離タンク10内の水を供給管21に供給するための連絡管11とを備え、供給管21にはポンプ22a,23aが設けられており、連絡管11はポンプ22a,23aのサクション側で供給管21に連通していることを特徴としている。
【選択図】 図2
【解決手段】 燃料電池システム1において、燃料電池スタック3のアノードオフガスから水を分離するアノード側気水分離タンク10と、燃料電池スタック3のカソードオフガスから水を分離するカソード側気水分離タンク20と、カソード側気水分離タンク20内の水を燃料電池スタック3に供給するための供給管21と、アノード側気水分離タンク10内の水を供給管21に供給するための連絡管11とを備え、供給管21にはポンプ22a,23aが設けられており、連絡管11はポンプ22a,23aのサクション側で供給管21に連通していることを特徴としている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、水素を含有する燃料ガスを燃料電池スタックのアノード極に供給するとともに、空気を燃料電池スタックのカソード極に供給することにより、燃料電池スタックで発電を行う燃料電池システムに関する。
水素と酸素の電気化学反応によって発電を行う燃料電池システムとしては、炭化水素燃料である灯油燃料を改質器に供給して水素を含有する燃料ガスを生成し、この燃料ガスを燃料電池スタックのアノード極に供給するとともに、反応ガスとして空気を燃料電池スタックのカソード極に供給することにより、燃料電池スタック内で水素と酸素を電気化学反応させて発電を行うように構成された燃料電池システムがある。
このような燃料電池システムでは、灯油燃料とともに改質器に供給する水蒸気、燃料電池スタック内の電解質膜を加湿するための加湿水、燃料電池スタックを冷却するための冷却水として、市水をイオン交換樹脂に通過させて処理したイオン交換水を用いている。
イオン交換樹脂は、使用回数や水質に伴って劣化するため、燃料電池システム内でイオン交換水を循環させ、イオン交換樹脂によるイオン交換水の生成回数を減らすことにより、イオン交換樹脂を使用可能な期間を延長している。
イオン交換樹脂は、使用回数や水質に伴って劣化するため、燃料電池システム内でイオン交換水を循環させ、イオン交換樹脂によるイオン交換水の生成回数を減らすことにより、イオン交換樹脂を使用可能な期間を延長している。
そして、燃料電池システム内でイオン交換水を循環させるため、図7に示す従来の燃料電池システム50では、燃料電池スタック3のアノード極3aから排出されたアノードオフガスから水を分離するアノード側気水分離タンク60と、燃料電池スタック3のカソード極3bから排出されたカソードオフガスから水を分離するカソード側気水分離タンク70とを設け、アノード側気水分離タンク60から延設された連絡管61を通じて、アノード側気水分離タンク60内の水をカソード側気水分離タンク70内に供給し、カソード側気水分離タンク70内から改質器に水を供給するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−134145号公報(段落0022〜0023、図1)
しかしながら、前記した従来の燃料電池システム50では、連絡管61に設けられた電磁弁62を開けたときに、カソード側気水分離タンク70の内圧がアノード側気水分離タンク60の内圧よりも高い場合には、カソード側気水分離タンク70内の水がアノード側気水分離タンク60内に逆流してしまう可能性がある。
アノード側気水分離タンク60では、水と分離したアノードオフガスを改質器のバーナに供給しており、アノード側気水分離タンク60内に水が逆流して水位が上昇した場合には、アノードオフガスの供給管内に水が流入して、バーナの燃焼が停止してしまうという問題がある。
アノード側気水分離タンク60では、水と分離したアノードオフガスを改質器のバーナに供給しており、アノード側気水分離タンク60内に水が逆流して水位が上昇した場合には、アノードオフガスの供給管内に水が流入して、バーナの燃焼が停止してしまうという問題がある。
さらに、アノード側気水分離タンク60内の水位の上昇に伴って、アノード側気水分離タンク60の内圧が上昇し、アノード側気水分離タンク60内と連通している燃料電池スタック3のアノード極3aの内圧が許容圧力を超えてしまうという問題がある。
そこで、従来の燃料電池システム50では、カソード側気水分離タンク70内の水がアノード側気水分離タンク60内に逆流してしまうことを防ぐために、アノード側気水分離タンク60をカソード側気水分離タンク70よりも上方に配置している。そのため、燃料電池システム50内の各タンク60,70のレイアウトが限定されてしまうため、燃料電池システム50の小型化が妨げられている。
なお、連絡管61にチェックバルブを設けることにより、アノード側気水分離タンク60への水の逆流を防ぐことができるが、チェックバルブを設けた場合には、アノード側気水分離タンク60の内圧をカソード側気水分離タンク70の内圧よりも高くする必要があり、アノード側気水分離タンク60からバーナに供給されるアノードオフガスの圧力や、燃料電池スタック3のアノード極3aの内圧に影響が生じてしまうため、連絡管61にチェックバルブを設けることができなくなっている。
本発明では、前記した問題を解決し、燃料電池システム内の水の循環に用いられるタンクへの水の逆流を防ぐことができ、燃料電池システム内のタンクのレイアウトの自由度を向上させることができる燃料電池システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、水素を含有する燃料ガスを燃料電池スタックのアノード極に供給するとともに、空気を燃料電池スタックのカソード極に供給することにより、燃料電池スタックで発電を行う燃料電池システムにおいて、燃料電池スタックのアノード極から排出されたアノードオフガスから水を分離するアノード側気水分離タンクと、燃料電池スタックのカソード極から排出されたカソードオフガスから水を分離するカソード側気水分離タンクと、カソード側気水分離タンク内の水を燃料電池スタックに供給するための供給管と、アノード側気水分離タンク内の水を供給管に供給するための連絡管とを備え、供給管には、カソード側気水分離タンク内の水を送り出す供給ポンプが設けられており、連絡管は、供給ポンプのサクション側で供給管に連通していることを特徴としている。
このように、カソード側気水分離タンク内の水を燃料電池スタックに供給するための供給管と、アノード側気水分離タンク内の水を供給管に供給するための連絡管とを、供給管に設けられた供給ポンプのサクション側で連通させることにより、供給ポンプの吸い込みによって連絡管内に負圧が生じて、アノード側気水分離タンク内の水が吸い出されるため、アノード側気水分離タンクへの水の逆流を防ぐことができる。
これにより、アノード側気水分離タンクへの水の逆流を防ぐために、アノード側気水分離タンクをカソード側気水分離タンクよりも高い位置に配置する必要がなくなり、燃料電池システム内のタンクのレイアウトの自由度が向上するため、燃料電池システムを小型化することができる。
これにより、アノード側気水分離タンクへの水の逆流を防ぐために、アノード側気水分離タンクをカソード側気水分離タンクよりも高い位置に配置する必要がなくなり、燃料電池システム内のタンクのレイアウトの自由度が向上するため、燃料電池システムを小型化することができる。
前記した燃料電池システムにおいて、供給管は、燃料電池スタック内を加湿するための加湿水および燃料電池スタックを冷却するための冷却水を供給するように構成することができる。
このように、燃料電池スタックの加湿水および燃料電池スタックの冷却水を供給するように供給管を構成することにより、カソード側気水分離タンクは、加湿水の貯留タンクおよび冷却水の貯留タンクとしての役割を兼ねることになり、燃料電池システム内のタンクの個数を減らすことができるため、燃料電池システムを小型化および軽量化することができる。
前記した燃料電池システムにおいて、炭化水素燃料から燃料ガスを生成する改質器が設けられており、供給管は、カソード側気水分離タンク内の水を改質器に供給するように分岐して構成することができる。
このように、改質器に水を供給するように供給管を分岐して構成することにより、カソード側気水分離タンクは、燃料電池スタックに供給される水の貯留タンクと、改質器に供給される水の貯留タンクとしての役割を兼ねることになり、燃料電池システム内のタンクの個数を減らすことができるため、燃料電池システムを小型化および軽量化することができる。
前記課題を解決するため、本発明の他の構成としては、水素を含有する燃料ガスを燃料電池スタックのアノード極に供給するとともに、空気を燃料電池スタックのカソード極に供給することにより、燃料電池スタックで発電を行う燃料電池システムにおいて、炭化水素燃料から燃料ガスを生成する改質器と、燃料電池スタックのアノード極から排出されたアノードオフガスから水を分離するアノード側気水分離タンクと、燃料電池スタックのカソード極から排出されたカソードオフガスから水を分離するカソード側気水分離タンクと、カソード側気水分離タンク内の水を改質器に供給するための供給管と、アノード側気水分離タンク内の水を供給管に供給するための連絡管とを備え、供給管には、カソード側気水分離タンク内の水を送り出す供給ポンプが設けられており、連絡管は、供給ポンプのサクション側で供給管に連通していることを特徴としている。
このように、カソード側気水分離タンク内の水を改質器に供給するための供給管と、アノード側気水分離タンク内の水を供給管に供給するための連絡管とを、供給管に設けられた供給ポンプのサクション側で連通させることにより、供給ポンプの吸い込みによって連絡管内に負圧が生じて、アノード側気水分離タンク内の水が吸い出されるため、アノード側気水分離タンクへの水の逆流を防ぐことができる。
これにより、アノード側気水分離タンクへの水の逆流を防ぐために、アノード側気水分離タンクをカソード側気水分離タンクよりも高い位置に配置する必要がなくなり、燃料電池システム内のタンクのレイアウトの自由度が向上するため、燃料電池システムを小型化することができる。
これにより、アノード側気水分離タンクへの水の逆流を防ぐために、アノード側気水分離タンクをカソード側気水分離タンクよりも高い位置に配置する必要がなくなり、燃料電池システム内のタンクのレイアウトの自由度が向上するため、燃料電池システムを小型化することができる。
本発明の燃料電池システムによれば、アノード側気水分離タンク内の水を供給管に供給するための連絡管を、供給管に設けられた供給ポンプのサクション側で連通させることにより、供給ポンプの吸い込みによって連絡管内に負圧が生じて、アノード側気水分離タンク内の水が吸い出されることになり、アノード側気水分離タンクへの水の逆流を防ぐことができるため、燃料電池システム内のタンクのレイアウトの自由度を向上させることができ、燃料電池システムを小型化することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の燃料電池システム全体を示した概略構成図である。図2は、本実施形態の燃料電池システムにおける水の循環経路を示した概略構成図である。
本実施形態では、家庭用の電力を供給する小型の燃料電池システムを想定して説明する。
図1は、本実施形態の燃料電池システム全体を示した概略構成図である。図2は、本実施形態の燃料電池システムにおける水の循環経路を示した概略構成図である。
本実施形態では、家庭用の電力を供給する小型の燃料電池システムを想定して説明する。
[燃料電池システムの構成]
燃料電池システム1は、図1に示すように、炭化水素燃料である灯油燃料から水素を含有する燃料ガスを生成する燃料改質装置2と、水素と酸素の電気化学反応によって発電を行う燃料電池スタック3と、燃料電池スタック3で発電された直流電流を交流電流に変換するインバータ4とを備えている。
燃料電池システム1は、図1に示すように、炭化水素燃料である灯油燃料から水素を含有する燃料ガスを生成する燃料改質装置2と、水素と酸素の電気化学反応によって発電を行う燃料電池スタック3と、燃料電池スタック3で発電された直流電流を交流電流に変換するインバータ4とを備えている。
[燃料改質装置の構成]
燃料改質装置2は、燃料電池システム1の外部から供給された灯油燃料中の硫黄を除去する脱硫器2aと、硫黄が除去された灯油燃料を分解して水素を含有する燃料ガスを生成する改質器2bと、燃料ガスを生成するときに改質器2bで発生したCO(一酸化炭素)と水から水素を取り出すとともに、燃料ガス中のCOの濃度を低下させるCO変成器2cと、CO変成器2cを通過した燃料ガス中のCOの濃度を更に低下させるCO除去器2dとから構成されている。この燃料改質装置2は、既存の装置を用いているため、詳細な説明は省略する。
また、燃料改質装置2で生成された燃料ガスは、燃料電池スタック3のアノード極3aに供給される。
燃料改質装置2は、燃料電池システム1の外部から供給された灯油燃料中の硫黄を除去する脱硫器2aと、硫黄が除去された灯油燃料を分解して水素を含有する燃料ガスを生成する改質器2bと、燃料ガスを生成するときに改質器2bで発生したCO(一酸化炭素)と水から水素を取り出すとともに、燃料ガス中のCOの濃度を低下させるCO変成器2cと、CO変成器2cを通過した燃料ガス中のCOの濃度を更に低下させるCO除去器2dとから構成されている。この燃料改質装置2は、既存の装置を用いているため、詳細な説明は省略する。
また、燃料改質装置2で生成された燃料ガスは、燃料電池スタック3のアノード極3aに供給される。
なお、改質器2bが灯油燃料を改質するためには、改質器2b内の触媒が約700℃に加熱されている必要があるため、改質器2bを加熱するためのバーナ2eが設けられている。このバーナ2eは灯油燃料と空気の混合気を燃焼させる既存の燃焼装置である。
[燃料電池スタックの構成]
燃料電池スタック3は、燃料改質装置2から燃料ガスが供給されるアノード極3aと、反応ガスとして空気が供給されるカソード極3bとが形成されており、燃料ガス中の水素と空気中の酸素との電気化学反応によって発電が行われ、発電した直流電流をインバータ4に出力するように構成されている。この燃料電池スタック3は、既存の装置を用いているため、詳細な説明は省略する。
また、燃料電池スタック3を冷却するための冷却器3cが設けられており、この冷却器3cから排出された冷却水は、熱交換器6で冷却された後に、再度、冷却部3cに供給され、燃料電池システム1内で循環するように構成されている。
燃料電池スタック3は、燃料改質装置2から燃料ガスが供給されるアノード極3aと、反応ガスとして空気が供給されるカソード極3bとが形成されており、燃料ガス中の水素と空気中の酸素との電気化学反応によって発電が行われ、発電した直流電流をインバータ4に出力するように構成されている。この燃料電池スタック3は、既存の装置を用いているため、詳細な説明は省略する。
また、燃料電池スタック3を冷却するための冷却器3cが設けられており、この冷却器3cから排出された冷却水は、熱交換器6で冷却された後に、再度、冷却部3cに供給され、燃料電池システム1内で循環するように構成されている。
燃料電池スタック3のアノード極3aから排出されたアノードオフガスは、凝縮器7aで冷却されて水分が凝縮された後に、アノード側気水分離タンク10に供給され、このアノード側気水分離タンク10内で水が分離される。アノードオフガスは水素を含有しているため、アノード側気水分離タンク10から改質器2bを加熱するためのバーナ2eの燃焼部に供給されることにより、バーナ2eの燃料として燃焼されることになる。
一方、アノードオフガスから分離された水は、燃料電池スタック3内の電解質膜を加湿するための加湿水や改質器2bに供給される水として、燃料電池システム1内で循環することになる。
一方、アノードオフガスから分離された水は、燃料電池スタック3内の電解質膜を加湿するための加湿水や改質器2bに供給される水として、燃料電池システム1内で循環することになる。
燃料電池スタック3のカソード極3bから排出されたカソードオフガスは、凝縮器7bで冷却されて水分が凝縮された後に、カソード側気水分離タンク20に供給され、このカソード側気水分離タンク20内で水が分離される。その後、カソードオフガスは燃料電池システム1の外部に排気されることになる。
一方、カソードオフガスから分離された水は、燃料電池スタック3内の電解質膜を加湿するための加湿水や改質器2bに供給される水として、燃料電池システム1内で循環することになる。
一方、カソードオフガスから分離された水は、燃料電池スタック3内の電解質膜を加湿するための加湿水や改質器2bに供給される水として、燃料電池システム1内で循環することになる。
[燃料電池システムにおける水の循環経路の構成]
燃料電池システム1では、燃料電池スタック3の電解質膜を加湿する加湿水や改質器2bに供給する水などの燃料電池システム1内で循環する水として、市水をイオン交換樹脂5に通過させて不純物を取り除いたイオン交換水を用いている。
このイオン交換樹脂5は、使用回数や水質に伴って劣化するため、イオン交換樹脂5によるイオン交換水の生成回数を減らすことにより、イオン交換樹脂5を使用可能な期間を延長する必要がある。
そこで、前記したように、アノード側気水分離タンク10やカソード側気水分離タンク20を用いて燃料電池スタック3のオフガスから水を分離して、燃料電池システム1内で循環させている。
燃料電池システム1では、燃料電池スタック3の電解質膜を加湿する加湿水や改質器2bに供給する水などの燃料電池システム1内で循環する水として、市水をイオン交換樹脂5に通過させて不純物を取り除いたイオン交換水を用いている。
このイオン交換樹脂5は、使用回数や水質に伴って劣化するため、イオン交換樹脂5によるイオン交換水の生成回数を減らすことにより、イオン交換樹脂5を使用可能な期間を延長する必要がある。
そこで、前記したように、アノード側気水分離タンク10やカソード側気水分離タンク20を用いて燃料電池スタック3のオフガスから水を分離して、燃料電池システム1内で循環させている。
燃料電池システム1には、図2に示すように、カソード側気水分離タンク20内の水を燃料電池スタック3および改質器2bに供給するための供給管21と、アノード側気水分離タンク10内の水を供給管21に供給するための連絡管11とが設けられている。
供給管21は、燃料電池スタック3に加湿水を供給するための加湿水用供給管22と、改質器2bに水を供給するための改質器用供給管23とに分岐している。
また、加湿水用供給管22には、カソード側気水分離タンク20内の水を燃料電池スタック3側に送り出す加湿水用ポンプ22a(特許請求の範囲における「供給ポンプ」)が設けられている。
さらに、改質器用供給管23には、カソード側気水分離タンク20内の水を改質器2b側に送り出す改質器用ポンプ23a(特許請求の範囲における「供給ポンプ」)が設けられている。
また、加湿水用供給管22には、カソード側気水分離タンク20内の水を燃料電池スタック3側に送り出す加湿水用ポンプ22a(特許請求の範囲における「供給ポンプ」)が設けられている。
さらに、改質器用供給管23には、カソード側気水分離タンク20内の水を改質器2b側に送り出す改質器用ポンプ23a(特許請求の範囲における「供給ポンプ」)が設けられている。
加湿水用ポンプ22aおよび改質器用ポンプ23aは、加湿水用供給管22と改質器用供給管23の分岐箇所24の下流側近傍に設けられており、この分岐箇所24には、アノード側気水分離タンク10から延設された連絡管11が取り付けられている。すなわち、連絡管11は、加湿水用ポンプ22aおよび改質器用ポンプ23aのサクション側(上流側)近傍で供給管21に連通していることになる。
また、連絡管11には電磁弁12が設けられており、この電磁弁12を開けることにより、アノード側気水分離タンク10の水が供給管21に供給されることになる。
また、連絡管11には電磁弁12が設けられており、この電磁弁12を開けることにより、アノード側気水分離タンク10の水が供給管21に供給されることになる。
[燃料電池システムの作用効果]
以上のように構成された燃料電池システム1は次のような作用効果を奏する。
アノード側気水分離タンク10内の水を供給管21に供給するための連絡管11を、加湿水用ポンプ22aおよび改質器用ポンプ23aのサクション側近傍で供給管21に連通させることにより、加湿水用ポンプ22aおよび改質器用ポンプ23aの吸い込みによって連絡管11内に負圧が生じて、アノード側気水分離タンク10内の水が吸い出されるため、アノード側気水分離タンク10への水の逆流を防ぐことができる。
以上のように構成された燃料電池システム1は次のような作用効果を奏する。
アノード側気水分離タンク10内の水を供給管21に供給するための連絡管11を、加湿水用ポンプ22aおよび改質器用ポンプ23aのサクション側近傍で供給管21に連通させることにより、加湿水用ポンプ22aおよび改質器用ポンプ23aの吸い込みによって連絡管11内に負圧が生じて、アノード側気水分離タンク10内の水が吸い出されるため、アノード側気水分離タンク10への水の逆流を防ぐことができる。
これにより、アノード側気水分離タンク10への水の逆流を防ぐために、アノード側気水分離タンク10をカソード側気水分離タンク20よりも高い位置に配置する必要がなくなり、燃料電池システム1内の各タンク10,20のレイアウトの自由度が向上するため、燃料電池システム1を小型化することができる。
また、燃料電池スタック3および改質器2bに水を供給するように供給管21を分岐して構成することにより、カソード側気水分離タンク20は、燃料電池スタック3の加湿水の貯留タンクと、改質器2bに供給される水の貯留タンクとしての役割を兼ねることになり、燃料電池システム1内のタンクの個数を減らすことができるため、燃料電池システム1を小型化および軽量化することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。図3は、本実施形態の燃料電池システムにおける他の構成を示した図で、加湿水用供給管、冷却水用供給管および改質器用供給管を設けた構成の概略構成図である。図4は、本実施形態の燃料電池システムにおける他の構成を示した図で、加湿水用供給管およびスタック用供給管を設けた構成の概略構成図である。図5は、本実施形態の燃料電池システムにおける他の構成を示した図で、加湿水用供給管および冷却水用供給管を設けた構成の概略構成図である。図6は、本実施形態の燃料電池システムにおける他の構成を示した図で、改質器用供給管を設けた構成の概略構成図である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。図3は、本実施形態の燃料電池システムにおける他の構成を示した図で、加湿水用供給管、冷却水用供給管および改質器用供給管を設けた構成の概略構成図である。図4は、本実施形態の燃料電池システムにおける他の構成を示した図で、加湿水用供給管およびスタック用供給管を設けた構成の概略構成図である。図5は、本実施形態の燃料電池システムにおける他の構成を示した図で、加湿水用供給管および冷却水用供給管を設けた構成の概略構成図である。図6は、本実施形態の燃料電池システムにおける他の構成を示した図で、改質器用供給管を設けた構成の概略構成図である。
本実施形態では、図2に示すように、供給管21は加湿水用供給管22および改質器用供給管23に分岐しており、その分岐箇所24に連絡管11が連通しているが、図3に示すように、加湿水用供給管22および改質器用供給管23とともに、燃料電池スタック3の冷却器3c(図1参照)に冷却水を供給するための冷却水用供給管25を、供給管21の分岐箇所24から分岐させることができる。
または、図4に示すように、冷却器3cに冷却水を供給するとともに、燃料電池スタック3内の電解質膜を加湿するためのスタック用供給管26を供給管21に形成することもできる。このスタック用供給管26から冷却器3cに供給された水が、冷却器3cの下流側に設けられた加湿器8内でカソード極3bに供給される空気を加湿することにより、燃料電池スタック3内の電解質膜が加湿されるように構成されている。
図3および図4に示す構成では、カソード側気水分離タンク20は、燃料電池スタック3の加湿水の貯留タンクと、燃料電池スタック3の冷却水の貯留タンクと、改質器2bに供給される水の貯留タンクとしての役割を兼ねることになり、燃料電池システム1内のタンクの個数を減らすことができるため、燃料電池システム1を小型化および軽量化することができる。
また、冷却水用供給管25およびスタック用供給管26には、カソード側気水分離タンク20内の水を燃料電池スタック3側に送り出すポンプ25a,26a(特許請求の範囲における「供給ポンプ」)が設けられており、このポンプ25a,26aの吸い込みによって、連絡管11内の負圧が高まるため、アノード側気水分離タンク10内への水の逆流を確実に防ぐことができる。
特に、冷却水は、改質器2bに供給される水や加湿水と比較して供給量が多く、ポンプ25a,26aの吸い込み力が大きくなっているため、連絡管11内の負圧を十分に高めることができる。これにより、アノード側気水分離タンク10内の水が確実に吸い出されるため、燃料電池システム1内におけるアノード側気水分離タンク10のレイアウトの自由度が向上することになる。
また、冷却水用供給管25およびスタック用供給管26には、カソード側気水分離タンク20内の水を燃料電池スタック3側に送り出すポンプ25a,26a(特許請求の範囲における「供給ポンプ」)が設けられており、このポンプ25a,26aの吸い込みによって、連絡管11内の負圧が高まるため、アノード側気水分離タンク10内への水の逆流を確実に防ぐことができる。
特に、冷却水は、改質器2bに供給される水や加湿水と比較して供給量が多く、ポンプ25a,26aの吸い込み力が大きくなっているため、連絡管11内の負圧を十分に高めることができる。これにより、アノード側気水分離タンク10内の水が確実に吸い出されるため、燃料電池システム1内におけるアノード側気水分離タンク10のレイアウトの自由度が向上することになる。
また、図5に示すように、供給管21に加湿水用供給管22(図2参照)を形成することなく、別のタンクから燃料電池スタック3に加湿水を供給してもよい。さらに、供給管21に加湿水用供給管22および冷却水用供給管25の両方を形成することなく、一方を形成してもよい。
また、図6に示すように、供給管21に改質器用供給管23のみを形成し、別のタンクから燃料電池スタック3に加湿水や冷却水を供給するように構成することができる。
1 燃料電池システム
2 燃料改質装置
2b 改質器
2e バーナ
3 燃料電池スタック
3a アノード極
3b カソード極
10 アノード側気水分離タンク
11 連絡管
20 カソード側気水分離タンク
21 供給管
22 加湿水用供給管
23 改質器用供給管
24 分岐箇所
25 冷却水用供給管
2 燃料改質装置
2b 改質器
2e バーナ
3 燃料電池スタック
3a アノード極
3b カソード極
10 アノード側気水分離タンク
11 連絡管
20 カソード側気水分離タンク
21 供給管
22 加湿水用供給管
23 改質器用供給管
24 分岐箇所
25 冷却水用供給管
Claims (4)
- 水素を含有する燃料ガスを燃料電池スタックのアノード極に供給するとともに、空気を前記燃料電池スタックのカソード極に供給することにより、前記燃料電池スタックで発電を行う燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池スタックのアノード極から排出されたアノードオフガスから水を分離するアノード側気水分離タンクと、
前記燃料電池スタックのカソード極から排出されたカソードオフガスから水を分離するカソード側気水分離タンクと、
前記カソード側気水分離タンク内の水を前記燃料電池スタックに供給するための供給管と、
前記アノード側気水分離タンク内の水を前記供給管に供給するための連絡管と、を備え、
前記供給管には、前記カソード側気水分離タンク内の水を送り出す供給ポンプが設けられており、
前記連絡管は、前記供給ポンプのサクション側で前記供給管に連通していることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記供給管は、前記燃料電池スタック内を加湿するための加湿水、および前記燃料電池スタックを冷却するための冷却水を供給するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記燃料電池システムには、炭化水素燃料から前記燃料ガスを生成する改質器が設けられており、
前記供給管は、前記カソード側気水分離タンク内の水を前記改質器に供給するように分岐して構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。 - 水素を含有する燃料ガスを燃料電池スタックのアノード極に供給するとともに、空気を前記燃料電池スタックのカソード極に供給することにより、前記燃料電池スタックで発電を行う燃料電池システムにおいて、
炭化水素燃料から前記燃料ガスを生成する改質器と、
前記燃料電池スタックのアノード極から排出されたアノードオフガスから水を分離するアノード側気水分離タンクと、
前記燃料電池スタックのカソード極から排出されたカソードオフガスから水を分離するカソード側気水分離タンクと、
前記カソード側気水分離タンク内の水を前記改質器に供給するための供給管と、
前記アノード側気水分離タンク内の水を前記供給管に供給するための連絡管と、を備え、
前記供給管には、前記カソード側気水分離タンク内の水を送り出す供給ポンプが設けられており、
前記連絡管は、前記供給ポンプのサクション側で前記供給管に連通していることを特徴とする燃料電池システム。
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