JP2006330480A - 定着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ニップ部分における定着体からの熱の吸引を抑えて、ニップ部近傍に発生する揮発性有機化合物を効率良く捕集して、分解/除去する。
【解決手段】 互いに圧接するように構成された定着ローラ77および加圧ローラ76と、定着ローラ77を加熱するヒータ74とを有し、定着ローラ77と加圧ローラ76とのニップ部に未定着トナー像の現像剤79が形成された記録材78を通過させて未定着トナー像を記録材78に定着させる構成の定着装置7に、VOCを除去する除去手段を設ける。この除去手段を、ファン93,94により内部に気体を通過可能で内面に光触媒を塗布した定着ローラ77と、紫外線または可視光を用いて定着ローラ77を加熱する加熱するヒータ74とから構成する。
【選択図】 図4
【解決手段】 互いに圧接するように構成された定着ローラ77および加圧ローラ76と、定着ローラ77を加熱するヒータ74とを有し、定着ローラ77と加圧ローラ76とのニップ部に未定着トナー像の現像剤79が形成された記録材78を通過させて未定着トナー像を記録材78に定着させる構成の定着装置7に、VOCを除去する除去手段を設ける。この除去手段を、ファン93,94により内部に気体を通過可能で内面に光触媒を塗布した定着ローラ77と、紫外線または可視光を用いて定着ローラ77を加熱する加熱するヒータ74とから構成する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、定着装置に関し、特に、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置の画像定着過程に発生する揮発性有機化合物や臭気を除去する技術に適用して好適なものである。
従来、電子写真プロセスを利用して、記録材に形成されたトナー像は、定着器によって熱定着処理が実行されている。他方、近時、画像形成装置に使用可能なマテリアルが多種多様となってきており、マテリアルとして新たな樹脂コート紙の使用が望まれている。
ところが、このような新たな樹脂コート紙に対する熱定着処理に関し、本発明者が種々実験および検討を行った結果、樹脂コート紙から微量の揮発性有機化合物(Volatile Organic Compound、以下、VOCと呼ぶ)が、人体に影響はない量ではあるが、発生するこ
とが判明した。
とが判明した。
このVOCを回収する技術としては、特許文献1に記載された技術が知られている。すなわち、特許文献1には、吸引ファンにより定着部分の雰囲気を機外へ排気するダクト内に配置した活性炭などの吸着フィルタにて、ろ過しVOCを除去する技術が記載されている。
特開2001−350375号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたVOC除去装置においては、次のような問題があった。
すなわち、定着時にマテリアルから発生すると思われるVOCは、上述のダクトに進入するまでの過程やダクト内の吸着フィルタに到達するまでの過程などにおいて一部が拡散されてしまい、このような一部のVOCが装置内の自然対流などによってカバーの隙間やカバーに形成されたルーバ部などから装置外に拡散される可能性があった。
したがって、本発明の目的は、揮発性有機化合物を効率良く除去することができる定着装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、
記録材上の画像をニップ部にて熱定着する定着回転体と、
前記定着回転体を内部から加熱する加熱手段とを有する定着装置において、
前記定着回転体内の通風路にて揮発性有機化合物を除去する除去手段を有する
ことを特徴とする定着装置である。
記録材上の画像をニップ部にて熱定着する定着回転体と、
前記定着回転体を内部から加熱する加熱手段とを有する定着装置において、
前記定着回転体内の通風路にて揮発性有機化合物を除去する除去手段を有する
ことを特徴とする定着装置である。
本発明によれば、揮発性有機化合物の効率良く除去することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態による画像形成装置について説明する。図1に、この第1の実施形態による画像形成装置を示す。
まず、本発明の第1の実施形態による画像形成装置について説明する。図1に、この第1の実施形態による画像形成装置を示す。
図1に示すように、画像形成装置本体Aは、上部にブック原稿の画像面の画像情報を読み取る画像読み取り手段としてのスキャナ部Bが設けられている。また、このスキャナ部Bの下方に画像形成手段である画像形成部Cが設けられている。また、この画像形成部Cの下方には、給搬送部Dが設けられている。
スキャナ部Bは、走査系光源61、プラテンガラス62、画像形成装置本体Aに対して開閉可能な原稿押圧板63、第1ミラー64、第2ミラー65、第3ミラー66、レンズ67、例えば光電変換素子からなる受光素子68を有して構成されている。また、スキャナ部Bは、画像処理部(図示せず)を有している。
そして、走査系光源61および第1ミラー64から第1ミラー台M1が構成される。また、第2ミラー65および第3ミラー66から第2ミラー台M2が構成され、走査方向(矢印a方向)に沿って移動しつつ、画像面を走査する。なお、第1ミラー台M1および第2ミラー台M2の移動状態を図1中点線で示す。
そして、プラテンガラス62上に、本や厚紙、カール紙などのブック原稿やシート状原稿の原稿面を下側、すなわちプラテンガラス62側にした状態で載置して、原稿押圧板63により原稿背面を押圧した静止状態でセットする。その後、ユーザにより操作部(図示せず)の読み取り開始キーが押下されると、走査系光源61がプラテンガラス62の下方を矢印a方向に走査して原稿の画像面を照らし、その反射光(画像情報)が第1ミラー64に導かれる。
第1ミラー64に導かれた原稿からの反射光(画像情報)は、第2ミラー65および第3ミラー66を経て、レンズ67によって受光素子68上に投影される。受光素子68に投影された反射光は、受光素子68によって読み取られて画像処理部(図示せず)において処理され、電気信号に変換されて画像形成部Cにおける露光手段としてのレーザスキャナ69に伝送される。
ここで、画像形成装置本体Aは、レーザスキャナ69に画像処理部(図示せず)の処理信号を入力すれば複写機として機能し、パーソナルコンピューターの出力信号を入力すればプリンタとして機能する。また、他機のファクシミリ装置からの送信信号を入力したり、画像処理部の処理信号を他機のファクシミリ装置に送信したりすれば、ファクシミリ装置として機能する。
一方、画像形成部Cの下方の給搬送部Dには、シートカセット21が装着されている。このシートカセット21は、下段カセット21aおよび上段カセット21bから構成され、これにより1つの給送ユニットが構成されている。
下段カセット21aまたは上段カセット21bの内部に収容された記録材(シート)は、給送回転体であるピックアップローラ22により繰り出される。その後、記録材は、フィードローラ23およびリタードローラ24の協働作用によって1枚ずつ分離されて給送され、搬送ローラ対25,26または搬送ローラ対27によって搬送される。
そして、搬送された記録材は、プレレジストローラ対28において記録材間のバラツキを吸収するために所定時間停止された後、プレレジストローラ対28の回転により搬送さ
れる。そして、この記録材(シート)は、搬送ローラ対10によってレジストローラ対11に導かれ、レジストローラ対11によって画像形成動作に同期されて画像形成部Cに給送される。
れる。そして、この記録材(シート)は、搬送ローラ対10によってレジストローラ対11に導かれ、レジストローラ対11によって画像形成動作に同期されて画像形成部Cに給送される。
画像形成部Cにおいては、像担持体としてのドラム型の感光体1、画像書き込み光学系である露光器2、現像器3、一次帯電器5、転写ローラ6およびクリーナ部8を有して構成されている。
そして、一次帯電器5により一様に帯電された感光体1の表面に、レーザスキャナ69から射出された画像情報に対応するレーザ光が露光器2のポリゴンミラー29により走査されて静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器3によってトナーが付着されてトナー像として現像される。このトナー像は、レジストローラ対11により感光体1の回転に同期して搬送された記録材に対して、転写ローラ6により記録材の第1面(表面)に転写される。
画像形成部Cの記録材の搬送方向の下流側には、ガイド手段としての搬送ガイド19、定着手段としての定着装置7、排出ローラ対12,14およびフラッパ15が配設されている。トナー像が転写された記録材は、感光体1と転写ローラ6とから構成される転写部Eから搬送ガイド19により導かれて定着装置7に搬送され、加熱および加圧されてトナー像が表面に定着される。
定着処理が終了した記録材は、排出方向に搬送されて排出ローラ対12,14によって、画像形成部Cの上方に配置されて上面カバーとしての機能をもつ排紙トレイ(積載部材)13の上面(記録材積載面)に排出されて積載される。なお、記録材は、排紙トレイ13上には画像形成面を下方に向けた、いわゆるフェイスダウンで排紙される。
また、記録材の両面にトナー像を形成する場合には、次のように行われる。すなわち記録材は、定着装置7を通過した後に排出ローラ対12,14によって搬送される。記録材の後端がフラッパ15を通過した直後、記録材を保持したまま排出ローラ対12,14を逆回転させて記録材を反転させ、記録材両面トレイ16上に一旦載置する。その後、記録材がプレレジストローラ対28、搬送ローラ対10により搬送されて、レジストローラ対11に到達する。反転された記録材は、その第2面(裏面)に、上述した方法と同様の方法によってトナー像が形成された後、排紙トレイ13に排出、積載されるように構成されている。
(定着装置)
次に、この第1の実施形態による定着装置7について説明する。定着装置7としては、種々の定着装置が考案されているが、現在、加熱定着装置が主流となっている。この加熱定着装置としては、炉内を熱源側と非接触で像支持材を通過させる形式の装置が存在する。また、この加熱定着装置の種類の中でも、熱効率が良いなどの理由から、一対のローラを用いる熱ローラ定着装置が多く採用されている。そこで、この熱ローラ定着装置の基本的構成について、画像形成側に熱源を有するローラを用いる場合を例に説明する。図2に、本発明の第1の実施形態による画像形成装置に備えられた定着装置7を示す。
次に、この第1の実施形態による定着装置7について説明する。定着装置7としては、種々の定着装置が考案されているが、現在、加熱定着装置が主流となっている。この加熱定着装置としては、炉内を熱源側と非接触で像支持材を通過させる形式の装置が存在する。また、この加熱定着装置の種類の中でも、熱効率が良いなどの理由から、一対のローラを用いる熱ローラ定着装置が多く採用されている。そこで、この熱ローラ定着装置の基本的構成について、画像形成側に熱源を有するローラを用いる場合を例に説明する。図2に、本発明の第1の実施形態による画像形成装置に備えられた定着装置7を示す。
図2に示すように、この定着装置7において、定着回転体としての定着ローラ77の内部には、発熱源である加熱手段としてのハロゲンヒータなどのヒータ74が設けられている。また、表層がゴムなどの弾性体75から構成されている。また、定着ローラ77と、この定着ローラ77に向けて加圧手段(図示せず)によって加圧される加圧ローラ76とは、適当なニップを形成する対をなす。この加圧ローラ76と定着ローラ77とは、駆動手段(図示せず)により画像形成装置の本体からの駆動を受け、図2中の矢印方向に回転
する。稼働中、定着ローラ77の表面は、サーミスタ(図示せず)などにより略一定温度に維持されている。
する。稼働中、定着ローラ77の表面は、サーミスタ(図示せず)などにより略一定温度に維持されている。
潜像形成部において現像剤79により形成された未定着トナー像としての未定着画像を支持した像支持材の転写材78は、定着ローラ77と加圧ローラ76との間を挟持搬送される。この際に、未定着トナー像は、発熱源としてのヒータ74による加熱および、加圧ローラ76と定着ローラ77との間の圧力によって、転写材78に定着される。
定着ローラ77は、現像剤の付着を防止するため芯金73上に接着剤としてのプライマー層72を介して、被覆樹脂層71を最上層として構成されている。この被覆樹脂層71としては、シリコーンゴムやフッ素樹脂フィルム、またはチューブが用いられる。また、この樹脂層の材料として好ましく用いられるフッ素樹脂材料としては、例えば、パーフルオロアルコキシド(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)などを挙げることができる。
また、定着装置7には、離型剤塗布手段が設けられている。この離型剤塗布手段は、ウエブ加圧ローラ81、巻取りローラ84およびウエブ供給ローラ85を有して構成されている。ウエブ供給ローラ85は、シリコーンオイルなどの離型剤を含浸させたクリーニングウエブ80が捲回されている。巻取りローラ84は、ウエブ供給ローラ85からくり出されたクリーニングウエブ80を巻取るように構成されている。
また、ウエブ加圧ローラ81は、クリーニングウエブ80を定着ローラ77に向かって押圧する。クリーニングウエブ80を複写動作に合せて少しずつ送り、定着ローラ77の回転により、定着ローラ77に離型剤を塗布するとともに、定着ローラ77上に付着した現像剤を除去する。なお、いわゆるクリーニングレスの定着装置においては、離型剤塗布手段が備えられておらず、定着ローラ77の表層の離型性のみにより現像剤の付着が防止される。
この離型剤塗布手段は、塗布部材に離型剤を含浸させて、定着ローラ77に接触可能とするものである。この離型剤塗布手段としては、例えば、離型剤を含浸させた、クリーニングウエブ、フエルトパット、フエルトローラなどや、オイルパンから離型剤容器の底に透過膜を備えたポアフロン、塗布ローラなどを通じて塗布するものを挙げることができる。また、加圧ローラの弾性体に離型剤を塗布させる方法もある。なお、離型剤としては、シリコーンなどのオイルが用いられる。
定着装置7においては、発熱源であるヒータ74から大量の熱が放出され、定着装置7の回りの画像入力装置および感光ドラムおよび、その周囲のそれぞれの部材を加熱する。そのため、この熱による光学部材の変形や現像剤の融着を防止するために、定着装置7には、断熱カバー82が設けられている。
定着部の部分を構成する定着ニップの下流側には、転写材78を下流側に搬送するための内排紙上ガイド88と内排紙下ガイド89とが設けられており、下流側の内排紙ローラ対86,87に搬送される。ここで、定着ニップを通過した転写材78から放出される揮発性有機化合物は、定着回転体としての定着ローラ77、加圧ローラ76、内排紙上ガイド88、内排紙下ガイド89および、内排紙ローラ対86,87に囲繞された空間90に滞留する。
次に、定着ニップ下流側(搬送経路下流側)に滞留する揮発性有機化合物を定着装置7の内部で通過させる構成について説明する。図3に、この第1の実施形態による定着装置の定着部を示す。
すなわち、定着ローラ77、加圧ローラ76、内排紙上ガイド88、内排紙下ガイド89、内排紙ローラ対86,87で囲まれた空間90の一端部には、図3に示すようにダクト91が設けられている。このダクト91によって、空間90のエアーが定着ローラ内部に導かれる。ダクト91にはファン93が設けられている。このファン93を回転させると、空間90の気体(主に空気)が定着ローラ77内部を図3中矢印に示すように通過するようになる。
定着ローラ77の内面には、光触媒として例えば酸化チタンが分散担持されている。そして、定着ローラ77内部に配置されている加熱手段としてのヒータ74から発せられる紫外線または可視光などの光が光触媒に照射されると、酸化チタンから活性酸素が発生される。この活性酸素の発生により、吸着または浮遊しているVOC(揮発性有機化合物)および臭気成分を分解除去可能になっている。
このように、揮発性有機化合物の除去手段は、定着ローラ77および、ヒータ74によって加熱されるローラ、すなわち定着ローラ77の内部で分散担持された光触媒とを有して構成される。
また、ダクト91の内面および定着カバーの内面83に吸着剤を担持する部材を配置する。これにより、定着時に発生するVOCをこの部材に吸着させて、VOC(揮発性有機化合物)を除去する能力を向上させることが可能となる。ここで、吸着剤とは、物理的または化学的に、気相中の物質を界面によって吸着させる物質である。具体的には、例えば、シリカゲル、アルミナ、チタニア、活性炭、活性炭素繊維、多孔質ガラス、多孔質のアルミナ、ジルコニアおよびマグネシアなどの多孔質の金属酸化物、多孔質のセラミックス、ゼオライト、カリオン、モンモリロナイトおよびバーミキュライトなどの粘土鉱物などを挙げることができる。なお、これらの物質を、単独に用いても、併用して用いても良い。そして、吸着剤は、表面積が大きく取れる形態のものが好ましく、吸着剤担持体も吸着剤を担持する面の表面積ができるだけ大きく取れる形態のものが好ましい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態による定着装置について説明する。図4に、この第2の実施形態による定着装置7の定着部分を示す。
次に、本発明の第2の実施形態による定着装置について説明する。図4に、この第2の実施形態による定着装置7の定着部分を示す。
すなわち、この第2の実施形態による定着装置の定着部分において、定着ローラ77、加圧ローラ76、内排紙上ガイド88、内排紙下ガイド89および内排紙ローラ対86,87により囲まれた空間90が形成されている。この空間90の一端部には、図4に示すように、ダクト91が設けられ、空間90のエアーを定着ローラ内部に導くように構成されている。
空間90の他端部にはダクト92が設けられ、定着ローラ77内部のエアーを空間90に導くように構成されている。また、ダクト91,92には、それぞれファン93,94が設けられている。そして、これらのファン93,94を回転させることにより、空間90と定着ローラ77の内部との気体が矢印のように所定の一方向に循環される。
また、定着ローラ77の内面には、第1の実施形態におけると同様に、光触媒として酸化チタンが分散担持されている。そして、定着ローラ77の内部に配置しているヒータ74からの光が光触媒に照射されると、酸化チタンから活性酸素が発生される。これによって、吸着または浮遊しているVOCを低減することが可能となる。
次に、定着部における定着ニップの下流側に滞留する揮発性有機化合物を定着装置7の
内部で通過させる構成について説明する。
内部で通過させる構成について説明する。
すなわち、定着ローラ77、加圧ローラ76、内排紙上ガイド88、内排紙下ガイド89、および内排紙ローラ対86,87で囲まれた空間90の一端部にはダクト91が設けられており、空間90のエアーを定着ローラ77の内部に導くように構成されている。
また、空間90の他端部にはダクト92が設けられており、定着ローラ77内部のエアーを空間90に導くように構成されている。そして、それぞれのダクト91,92には、それぞれファン93,94が設けられている。これらのファン93,94を回転させることにより、空間90と定着ローラ77との内部の気体(主に空気)を、図3中矢印方向に循環させることができる。
定着ローラ77の内面には、酸化チタンが光触媒として分散担持されている。定着ローラ77の内部に配置されたヒータ74の光が光触媒に照射されると、酸化チタンから活性酸素が発生して、これにより吸着または浮遊しているVOC(揮発性有機化合物)および臭気成分が分解除去される。
上述したように、この第2の実施形態による定着装置によれば、定着装置7の内部の気体を、定着装置7の外に漏らすことなく循環させることができる。これにより、VOC(揮発性有機化合物)および臭気成分の分解除去能力をより一層向上させることができる。
なお、上述した実施形態においては、未定着トナー像を記録材に加熱、加圧して定着する定着装置に本発明を適用する例について述べたが、画像の光沢度を調整するためなど記録材に形成されたトナー像を加熱する装置にも適用することが可能である。具体的に、例えば定着装置(画像加熱装置)を2つ設け、第1の定着装置においてトナー像を記録材に仮定着させた後、第2の定着装置によりトナー像を定着させる構成において、本発明は、これらの双方の定着装置(画像加熱装置)に適用することが可能である。
また、ニップ部である圧接部の下流側の気体を定着装置の内部に通過させるエアー通過手段を設け、このエアー通過手段内に揮発性有機化合物の除去手段を設けることにより、ニップ部分において発生する揮発性有機化合物を定着装置内部で確実に処理することができる。そのため、画像形成装置の内部および外部に有機化合物が拡散するのを防ぎ、不快臭を抑制することが可能となる。また、揮発性有機化合物を画像形成装置内への拡散を防止していることにより、画像形成装置が備えるコロナ帯電器などの帯電器における揮発性有機化合物の汚染を防止することができる。これにより、コロナ放電を安定させることができ、潜像担持体を均一に帯電させることができるので、濃度ムラ、縦筋を軽減させ、黒ポチなどの発生を防止することが可能となる。
また、エアー通過手段はファンから構成され、このファンにより気体を定着装置の内部で通過させるように構成されている。この構成を採用して、ファンによってエアーを定着装置内で通過させることにより、揮発性有機化合物を定着装置内に通過させることができるので、除去手段による揮発性有機化合物の除去をより容易に行うことが可能となる。
また、エアー通過手段として、ニップ部下流側の気体(主に空気)を定着体内に給送する構成を採用することも可能である。より好適には、エアー通過手段として、ニップ部下流側の気体(主に空気)を定着回転体内に給送し、この定着回転体から排気された気体(主に空気)をニップ部下流側に流すことにより気体を循環させる構成を採用可能である。この構成によれば、エアー通過手段により、定着回転体のニップ部分の下流側の気体を定着体内に供給する。そのため、定着体の内部から排気された気体をニップ部分の下流側に流すことによって定着装置内に気体を循環させることができる。したがって、定着直後の
高濃度揮発性有機化合物をシートの搬送口から定着装置外に放出させずに、循環可能となり、揮発性有機化合物の除去をより確実に行うことができる。
高濃度揮発性有機化合物をシートの搬送口から定着装置外に放出させずに、循環可能となり、揮発性有機化合物の除去をより確実に行うことができる。
また、揮発性有機化合物の除去手段は、可視光または紫外線などの光を用いて加熱を行う加熱手段と、定着体の内面に、例えば酸化チタンが分散担持されたりして構成された光触媒が塗布されて構成されている。これにより、光触媒を活性化させるための発光手段を新たに設ける必要がなく、従来の加熱手段を発光手段として兼用することが可能であるため、構成の複雑化を抑制して、構成をシンプル化することができる。さらに、光触媒を用いることにより、高濃度の揮発性有機化合物を除去しても、除去能力の低下を抑えることができるので、簡単な洗浄によって再利用可能な揮発性有機化合物の除去手段を得ることができる。
71 被覆樹脂層
72 プライマー層
73 芯金
74 ヒータ
75 弾性体
76 加圧ローラ
77 定着ローラ
78 転写材
79 現像剤
80 クリーニングウエブ
81 ウエブ加圧ローラ
82 断熱カバー
83 内面
84 巻取りローラ
85 ウエブ供給ローラ
86,87 内排紙ローラ対
88 内排紙上ガイド
89 内排紙下ガイド
90 空間
91,92 ダクト
93,94 ファン
M1 第1ミラー台
M2 第2ミラー台
72 プライマー層
73 芯金
74 ヒータ
75 弾性体
76 加圧ローラ
77 定着ローラ
78 転写材
79 現像剤
80 クリーニングウエブ
81 ウエブ加圧ローラ
82 断熱カバー
83 内面
84 巻取りローラ
85 ウエブ供給ローラ
86,87 内排紙ローラ対
88 内排紙上ガイド
89 内排紙下ガイド
90 空間
91,92 ダクト
93,94 ファン
M1 第1ミラー台
M2 第2ミラー台
Claims (5)
- 記録材上の画像をニップ部にて熱定着する定着回転体と、
前記定着回転体を内部から加熱する加熱手段とを有する定着装置において、
前記定着回転体内の通風路にて揮発性有機化合物を除去する除去手段を有する
ことを特徴とする定着装置。 - 前記除去手段が前記加熱手段の光を用いて揮発性有機化合物を除去する光触媒を有することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記光触媒は前記定着回転体の内面に塗布されていることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
- 前記光触媒は酸化チタンを有することを特徴とする請求項2または3記載の定着装置。
- 前記ニップ部近傍のエアーを前記定着回転体内の通風路を介して循環させる循環手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の定着装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005155756A JP2006330480A (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 定着装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005155756A JP2006330480A (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 定着装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005155756A Withdrawn JP2006330480A (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 定着装置 |
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| Country | Link |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2013003507A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
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-
2005
- 2005-05-27 JP JP2005155756A patent/JP2006330480A/ja not_active Withdrawn
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