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JP2006322894A - 使用済燃料貯蔵施設 - Google Patents

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JP2006322894A JP2005148426A JP2005148426A JP2006322894A JP 2006322894 A JP2006322894 A JP 2006322894A JP 2005148426 A JP2005148426 A JP 2005148426A JP 2005148426 A JP2005148426 A JP 2005148426A JP 2006322894 A JP2006322894 A JP 2006322894A
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Abstract


【課題】 建屋の構造と分離された容器搬送手段を備えた貯蔵施設とすることによって該貯蔵施設の小型化を図ることができ、さらには貯蔵施設内の効率的な排熱換気をおこなうことができる使用済燃料貯蔵施設を提供すること。
【解決手段】 使用済燃料貯蔵施設10は、建屋1と、建屋1の床上を移動しながらキャスクaを所定位置に搬送する搬送装置2と、から構成されている。この搬送装置2は、床上に設けられた複数の軌条12,12,…上を軌条走行でき、また、床には該軌条12,12,…と直交する方向に延設するトラバーサー13が設けられている。さらに、建屋外部に設けられた外部搬送路5にも軌条12a,12aが設けられており、この軌条12a,12a上を軌条走行してきた搬送装置2が建屋1内にキャスクaを搬入し、トラバーサー13の移動と建屋内の軌条12,12上の搬送装置2の軌条走行によって適宜の位置にキャスクaが搬送/載置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子力発電所から発生する放射性物質などの使用済燃料を収容する容器を貯蔵する貯蔵施設に係り、特に、建屋の構造と分離された容器搬送手段を備えた貯蔵施設とすることによって該貯蔵施設の小型化を図ることができ、さらには貯蔵施設内の効率的な排熱換気をおこなうことができる使用済燃料貯蔵施設に関するものである。
原子力発電所から生じる使用済燃料は、再処理をするまでの期間にわたり、外部に放出されることなく安全な状態で保管される必要がある。使用済燃料の貯蔵方法としては、水プールによる貯蔵方法や、鋼製またはコンクリート製のキャスクと呼ばれる貯蔵容器による乾式の貯蔵方法がある。キャスク内に収容された使用済燃料は、ウランやプルトニウムなどの残留燃料のほかに、核分裂生成物や超ウラン元素を含んでいるために、放射線を発すること、崩壊熱によって発熱することなどの理由から、該キャスクには、臨界防止、放射線の遮蔽、冷却、密封といった機能を備えていることが必須となる。
従来の使用済燃料の乾式貯蔵方法は、原子力発電所にて使用済燃料を輸送用キャスク内に収容し、該キャスクを貯蔵施設へ陸上または海上輸送によって搬送し、該貯蔵施設にて、使用済燃料をキャスクから金属製のキャニスタに詰め替えて密封した状態で施設内に収納する方法や、キャスクを施設内に直接収納する方法などがある。いずれの方法を適用する場合でも、従来の貯蔵施設においては、搬送されてきたキャスクまたはキャニスタを該貯蔵施設に設けられた天井クレーンにて所定の載置場所まで搬送される施設構造となっていた。例えば特許文献1,2に使用済燃料貯蔵施設に関する発明が開示されているが、いずれの施設とも、施設内に設けられた天井クレーンによってキャスクまたはキャニスタが施設の所定位置まで搬送されている。
特開2004−45230号公報 特開2001−91683号公報
特許文献1,2に開示の使用済燃料貯蔵施設によれば、天井クレーンにてキャスクまたはキャニスタを施設内の所定位置まで搬送するために、該施設を構成する建屋の構造が様々な制約を受けることとなる。例えば、天井クレーンの走行の障害とならないようにその作業範囲内に柱や壁を構築できず、したがって、建屋の平面寸法には限界が生じる。また、天井クレーン方式とすることによって天井を含む建屋架構の構成部材が大きなものとならざるを得ず、建屋建設に要するコストが高騰していた。さらには、天井クレーン方式によると、その吊り代やガーター高さなどの機械高さを必要とし、したがって、使用済燃料の収容容器の高さよりも格段に高い軒高を有する建屋構造となってしまい、その結果として、建屋架構の構成部材が大きくなる原因となっていた。
本発明の使用済燃料貯蔵施設は、上記する問題に鑑みてなされたものであり、天井クレーン方式にてキャスクまたはキャニスタを施設内の所定位置まで搬送する方法を適用しない構成とすることで、建屋の平面寸法の自由度を増すことができ、したがって、敷地の地形などの影響を受けることなく建設可能な使用済燃料貯蔵施設を提供することを目的としている。また、建屋の軒高を可及的に低くすることを可能とし、さらには、該建屋内におけるキャスクまたはキャニスタの搬送に際して柱や壁などの構築が制限されないことから、建屋構成部材を小さくすることが可能となり、施設建設コストを従来に比して安価にすることのできる使用済燃料貯蔵施設を提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明による使用済燃料貯蔵施設は、放射性物質からなる使用済燃料を収容した収容容器を貯蔵する使用済燃料貯蔵施設であって、前記使用済燃料貯蔵施設は、建屋と、該建屋を構成する床上を移動しながら前記収容容器を所定位置に搬送する搬送装置と、から少なくとも構成されていることを特徴とする。
建屋の構造形式は、壁式構造であってもラーメン構造であってもよく、従来の使用済燃料貯蔵施設用の建屋をそのまま適用することもできる。尤も、建屋の内部空間をより有効に使用すること、および収容容器の搬送の自由度を高めることなどの観点から、ラーメン構造であることが好ましい。本発明では、該建屋に収容容器を搬送するための天井クレーンを備えない構成となっており、したがって、建屋の構造部材の小型化は勿論のこと、その平面形状も建屋建設地点の地形に柔軟に適応した形状を選定することが可能となる。また、天井クレーンにて収容容器を搬送しないため、建屋の軒高も可及的に低くすることが可能となる。建屋内における収容容器の所定位置への搬送設置は、建屋の床上を移動する適宜の搬送装置によっておこなわれる。搬送装置の実施形態は特に限定するものではないが、例えば、収容容器を載置可能で自走式の台車などを使用することができる。
従来の天井クレーン搬送方式に替えて床上搬送方式とすることにより、建屋と収容容器搬送手段とを完全に分離することができ、したがって、上記するように建屋の規模の小型化を図ることや、柱が天井クレーンの作業範囲に構築できないといった制約もなくなることから、建屋形状(平面形状や立体形状)の自由度の向上を図ることが可能となる。特に、建屋規模の小型化により、建設用地が限られた使用済燃料貯蔵施設の建設の可能性を高めることにも繋がる。
また、本発明による使用済燃料貯蔵施設の他の実施形態において、前記搬送装置は、該装置の移動手段であるエアキャスタと、エア供給ユニットと、収容容器を把持する把持手段と、から少なくとも構成されていることを特徴とする。
本発明は、搬送装置の一実施形態を示したものであり、例えば、自走式で、安定走行が可能となるように4つのエアキャスタ上に収容容器の把持手段が設けられており、このエアキャスタにコンプレッサーなどのエア供給ユニットからエアを供給できる形態がある。この把持手段は、例えば収容容器の側面を2箇所でチャックするものである。
平坦な建屋床面上をエアキャスタによって自在に搬送装置が移動することができるため、例えば建屋を構成する柱の位置などに影響を受けることなく、所定の載置位置に収容容器を搬送/設置することが可能となる。
また、本発明による使用済燃料貯蔵施設の他の実施形態において、前記搬送装置は、収容容器を垂下した姿勢で軌条走行またはタイヤ走行する架構体からなることを特徴とする。
本発明は、搬送装置の他の実施形態を示したものであり、例えば、2つのフレーム架構を水平材で繋いで構成された架構体の天井に吊上げ用ジャッキを設けておき、該ジャッキにて収容容器を垂下させた姿勢で架構体が建屋内を自在に移動する形態である。ここで、架構体の移動手段は、建屋の床面上に設けられた軌条を走行する軌条走行方式であっても、架構体下部に設けられたタイヤ(キャスタ)にて走行するタイヤ走行方式であってもよい。
また、本発明による使用済燃料貯蔵施設の他の実施形態において、前記搬送装置は、収容容器を載置または垂下した姿勢で軌条走行またはタイヤ走行する架構体からなり、床上に載置された別途の収容容器を跨いだ姿勢で床上を走行できるように構成されていることを特徴とする。
本発明は、搬送装置のさらに他の実施形態を示したものであり、例えば、既述する架構体の天井に収容容器を吊上げながら横転させるジャッキを搭載しておき、架構体の所定レベルに設けられた水平材に吊上げ/横転された姿勢の収容容器を横置きした状態で該架構体が建屋内を走行するものである。この水平材の所定レベルとは、建屋内の任意位置に縦置きに載置された別途の収容容器を架構体が跨いで走行することができるように、少なくとも、収容容器の高さ以上のレベルのことである。建屋内には、通常、複数の使用済燃料を収納した収容容器(キャスクやキャニスタ)が整列載置されているため、かかる載置された収容容器を架構体が跨いで走行できる構成とすることにより、多数の収容容器が載置された建屋内においても、架構体の走行自由度を格段に向上させることができる。特に、建屋の奥に載置された収容容器などを取り出すといった作業に好適である。
また、本発明による使用済燃料貯蔵施設の他の実施形態において、前記建屋を構成する床上には複数の軌条が併設されており、さらに、該軌条に直交する方向にトラバーサーが備えられており、搬送装置が該軌条に沿って軌条走行できるとともに、搬送装置がトラバーサー上に載置された姿勢で軌条に直交する方向に移動できるように構成されていることを特徴とする。
建屋の床上には、収容容器を整列載置できるように、例えば2本の軌条によって構成される1組のレールが複数組み設けられており、このレール上を搬送装置である架構体が軌条走行できる構成となっている。架構体は、既述するように収容容器を垂下または横置きした姿勢でレール上を移動し、建屋の奥から順に収容容器をレール内に整列載置させていく。かかる複数のレールは、例えば、建屋の一方向(平面視が矩形の建屋であれば、その短手方向など)に併設されている。ここで、この多数のレールに直交する方向(平面視矩形で短手方向にレールが延設している場合には、建屋の長手方向)にトラバーサーが設けられている。このトラバーサーは、床内に設けられた自走搬送台車のことであり、レールと直交する方向に延設する床溝を設け、この床溝内にその天井が床面と同一レベルとなる台車が自走するものである。かかるトラバーサーを床に設けることにより、所定のレール上に搬送装置を搬送/位置決めするに際しては、該レールの端部まで収容容器をトラバーサー上に載置した姿勢で移動させることができるし、収容容器を載置した後の搬送装置をトラバーサー上に載置させて、次のレールに搬送/位置決めすることが可能となる。トラバーサーの配設位置や設置数量は、建屋の平面視形状やレールの設置状況、収容容器の載置計画などによって適宜選定すればよい。
また、本発明による使用済燃料貯蔵施設の他の実施形態は、建屋の外部から内部に通じるように軌条が設けられており、該軌条上を搬送装置が走行することによって、建屋の外部から内部に収容容器が搬送されることを特徴とする。
例えば、収容容器が海上輸送されて使用済燃料貯蔵施設に運ばれてくる実施形態においては、岸壁のコンテナヤードから使用済燃料貯蔵施設の建屋まで軌条が延設されており、コンテナヤードに積み卸された収容容器を搬送装置に垂下または載置させ、搬送装置が軌条上を移動することによって建屋内に収容容器を運び込むような形態がある。建屋内に入ってきた搬送装置は、例えば、既述するトラバーサー上に乗り、建屋内の適宜の軌条まで運ばれ、この軌条上を軌条走行することによって適宜の場所に収容容器を搬送/載置することができる。このように、収容容器が建屋外にて受け渡される構成とすることで、建屋内に収容容器の受け渡しエリアや受け渡し設備を設ける必要がなくなるため、建屋規模を可及的に小規模化することが可能となる。
さらに、本発明による使用済燃料貯蔵施設の他の実施形態において、前記建屋を構成する天井は、外側の第一の天井と建屋内部の第二の天井とが間隔を置いて併設された二重構造となっており、該第二の天井には、その下部空間からの気体が第一の天井と第二の天井の間に流入できるような開口が設けられており、第一の天井には、第一の天井と第二の天井の間に流入してきた気体を外部へ放出するための放出口が設けられており、床上に載置された収容容器に提供され、該収容容器からの放熱によって温められた気体が、前記開口を介して第一の天井と第二の天井の間に放出され、前記放出口を介して外部へ放出されるように構成されていることを特徴とする。
使用済燃料貯蔵施設の建屋を小規模化し、特に、建屋の軒高を低くすることにより、使用済燃料の崩壊熱の自然換気による除去が困難になるといった問題が想定される。そこで、建屋の床上に整列載置された多数の収容容器に均等に気体(例えば外気)を提供し、その際に前記崩壊熱によって温められた気体を建屋外に効率的に放出する方策が必要となってくる。
そこで、本発明では、建屋を構成する天井を併設された2つの天井からなる二重構造とするとともに、下方の天井には開口を設けた構成とすることにより、建屋の下方側面から提供された外気が収容容器に提供され、温められた外気を前記開口から二重構造の天井内に放出するように構成したものである。二重構造の天井内に放出された外気は、外部に臨む外側の天井に設けられた放出口から放出される。この放出口には、換気塔が設けられた構成でもよく、該放出口付近に建屋内部の外気を吸引して外部へ放出するためのファンを設けた構成であってもよい。
建屋の対向する側壁から建屋の中央に向かって外気を流す構成の場合には、天井に設けられた開口は、天井の中央付近で、該側壁の延設方向に平行なスリット状の形態であることが好ましい。この場合、対向する側壁上の天井にもスリット状の放出口を設けておくことにより、スリット開口を介して二重構造の天井内に流入してきた外気は2つのスリット放出口に分配されるように流れ、双方の放出口から外部へ効率的に放出されることとなる。
以上の説明から理解できるように、本発明の使用済燃料貯蔵施設によれば、建屋と収容容器の搬送装置とが完全に分離された構成であるため、建屋の平面寸法の自由度を増すことができ、したがって、敷地の地形などに適用した使用済燃料貯蔵施設を建設することができる。また、本発明の使用済燃料貯蔵施設によれば、建屋と収容容器の搬送装置とが完全に分離された構成であるため、建屋の規模を可及的に小規模化することができ、建設コストの軽減を図ることができるとともに、その建設が限定された該施設の建設に際して建設を容易ならしめることができる。さらに、本発明の使用済燃料貯蔵施設によれば、建屋の天井を二重構造とし、建屋内に流入した外気を天井内に導いた後に外部に放出する構成とすることで、建屋の規模を小規模化しながらも、使用済燃料の崩壊熱の自然換気による除去を効率的におこなうことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の使用済燃料貯蔵施設の一実施形態の概要を示した斜視図であってその一部を破断した図を、図2は、搬送装置の一実施形態の斜視図を、図3は、建屋の床に設けられたトラバーサーを示した斜視図をそれぞれ示している。図4は、建屋内の外気の流れを示した模式図を、図5,6は搬送装置の他の実施形態の斜視図をそれぞれ示している。なお、建屋に設けられた軌条やトラバーサーは図示する実施形態に限定されるものでないことは勿論のことである。
図1は、使用済燃料貯蔵施設10の概要を示している。使用済燃料貯蔵施設10は、建屋1と、使用済燃料を収納するキャスクaを搬送するための搬送装置2、さらには、図中のX方向にあって図示を省略された岸壁のコンテナヤードから建屋1へ通じる外部搬送路5とから大略構成されている。本実施形態では、核燃料施設から海上輸送にて使用済燃料貯蔵施設10が建設されている場所近傍の護岸までキャスクが搬送され、護岸にて積み卸されたキャスクを外部搬送路5を経由して建屋1内へ搬送する形態を示している。なお、陸上輸送の場合には、建屋外にてキャスクがトレーラー等から積み卸され、図示と同様の外部搬送路を経由して建屋内に搬送される。
外部搬送路5には軌条12aが設けられており、この軌条上をキャスクaを垂下させた姿勢の搬送装置2が移動しながら建屋1内へキャスクaを搬入する。建屋1内に入った搬送装置2は、建屋の床面に設けられ、該建屋1の側壁17近傍において建屋1の長手方向に延設するトラバーサー13上に載置される。搬送装置2は、このトラバーサー13が建屋1の長手方向を移動することによって、該トラバーサー13に直交する方向に延びる(建屋1の短手方向に延びる)適宜の軌条12,12の端部に搬送/位置決めされ、該軌条12,12に搬送装置2が移され、この軌条12,12上を軌条走行することによってキャスクaを所定位置に搬送/載置することができる。
建屋1は、床11と側壁17,17、…、二重構造で間隔を置いて併設する天井14a,14bとから大略構成されている。二重構造の天井14a,14bは、トラス架構体14cによって連結された構成となっているが、かかる構成に限定されるものではない。建屋1内には、その内部空間の自由度を高めるとともに、天井を支持するための柱15,15,…が間隔を置いて列状に配設されている。この柱15,15の間に搬送装置2が軌条走行する軌条12,12が配設されている。
下方に位置する天井14bには、その中央部において建屋1の長手方向に延びるスリット状の開口14b1が設けられている。一方、外部に臨む天井14aの端部には、建屋1の長手方向の伸びるスリット状の空気放出口14a1,14a1が設けられており、該放出口14a1上には換気塔16が設けられている。この放出口14a1付近には、図示しないファンが備えられた構成であってもよい。
搬送装置2にて建屋1内に搬入されたキャスクaは、搬送装置2およびトラバーサー13により、一組の軌条12,12間に順次列状に搬送/載置されていく。
図2は、図1で示した搬送装置2を拡大した図である。この搬送装置2は、床上に載置されたキャスクaを跨がない構成であって、その架構高さが比較的低い、いわゆるローヘッドタイプの搬送装置である。軌条12上を走行する2つのフレーム架構21,21の双方の天端をステージ22によって繋がれた構成となっており、ステージ22上には、キャスクaを吊上げるためのジャッキ23と、ジャッキの駆動や搬送装置自身の駆動をおこなう発電機24が搭載されている。かかるローヘッドタイプの搬送装置2を使用することで、建屋1の軒高を可及的に低くすることが可能となり、建屋全体の建設コストを安価なものとすることができる。
図3は、床面に設けられた溝条11a内を自走するトラバーサー13の拡大図である。トラバーサー13の天端レベルは、床面と同一レベルとなるように構成されており、適宜の軌条12,12に該トラバーサー13が位置決めされた際に、このトラバーサー13上から搬送装置2が床面上の軌条12,12に移動自在となっている。
図4は、建屋1内に流入された外気の流れを模式的に示した図である。建屋1の長手方向に延設する側壁17,17に設けられた給気口17aから建屋1内に流入した外気は、床上に整列載置されたキャスクa,a,…に均等に供給され(矢印X1方向)、建屋1の中央部分で二重構造の下方天井14bに設けられたスリット状の開口14b1を介して各側壁17,17側へ流れ(矢印X2方向)、外部に臨む上方の天井14aに設けられた放出口14a1,14a1を介し、換気塔16,16を介して外部へ放出されることとなる(矢印X3方向)。かかる外気の流れは、図示しないファンなどを適宜可動させることによって随時生じさせることが可能となる。
図5は、搬送装置の他の実施形態を示したものである。この搬送装置3は、床上に載置されたキャスクaを跨ぐように構成されるものであり、いわゆるオーバーヘッドタイプの搬送装置である。軌条12上を走行する2つのフレーム架構31,31の双方の天端をステージ33によって繋ぐとともに、その下方において双方のフレーム架構31,31間を繋ぐ水平材32,32によって繋がれた構成となっており、ステージ33上には、キャスクaを吊上げ、さらに該キャスクaを横転させるジャッキ34が搭載されている。この水平材32,32の配設レベルは、床上に整列載置されたキャスクa,a,…を跨ぐことができるように、少なくともキャスクaの高さ以上のレベルに調整されている。かかるオーバーヘッドタイプの搬送装置3を使用することにより、建屋1内にキャスクa,a,…が載置された状態であっても、任意の載置キャスクaを取り出すことが可能となり、建屋1内における搬送装置の移動自由度を高めることが可能となる。
図6は、搬送装置のさらに他の実施形態を示したものである。この搬送装置4は、床上の軌条を走行する方式ではなく、自身でエアー浮上した姿勢で床上を自在に走行するものであり、下面にエアパレットを備えた4基のエアキャスタ41,41,41,41が相互に連結され、さらには、キャスクaを把持固定するための把持部材43,43を備えた構成となっている。搬送装置4の浮上移動の際には、エア供給ユニットであるコンプレッサ42,42、…によって各エアキャスタ41,41,…下面から圧縮空気を放出するものである。なお、コンプレッサ42や把持部材43の駆動源は、該装置に搭載された発電機44である。
かかるエアキャスタタイプの搬送装置4を使用することにより、建屋1の床面上に軌条を設ける必要がなくなり、建設コストをより安価にすることが可能となる。また、床面上へのキャスクa,a,…の適正な搬送/載置を可能とするために、図示しない距離センサなどを該搬送装置4に設置しておくことで、キャスクa,a間の載置に際して適宜な離隔を確保することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。例えば、本発明の建屋と搬送装置は、使用済燃料を貯蔵した収容容器を貯蔵する施設を構成するものであるが、かかる使用済燃料貯蔵施設のみならず、任意の重量物貯蔵用の施設としてもその適用が可能である。すなわち、建屋内に重量物を搬送/載置する際には、天井クレーンなどの適用が従来は一般的であったが、本発明の建屋と搬送装置とを組み合わせることにより、建屋の規模を小さくでき、その平面形状や立体形状の選定自由度を高めることが可能となる。
本発明の使用済燃料貯蔵施設の一実施形態の概要を示した斜視図であって、その一部を破断した図。 搬送装置の一実施形態の斜視図。 建屋の床に設けられたトラバーサーを示した斜視図。 建屋内の外気の流れを示した模式図。 搬送装置の他の実施形態の斜視図。 搬送装置の他の実施形態の斜視図。
符号の説明
1…建屋、11…床、12,12a…軌条、13…トラバーサー、14a,14b…天井、14a1…放出口、14b1…開口、15…柱、16…換気塔、17…側壁、2,3,4…搬送装置、21…フレーム架構、22…ステージ、23…ジャッキ、24…発電機、31…フレーム架構、32…水平材、33…ステージ、34…ジャッキ、41…エアキャスタ、41a…エアパット、42…コンプレッサ(エア供給ユニット)、43…把持部材、44…発電機、5…外部搬送路、10…使用済燃料貯蔵施設、a…キャスク(収容容器)

Claims (7)

  1. 放射性物質からなる使用済燃料を収容した収容容器を貯蔵する使用済燃料貯蔵施設であって、
    前記使用済燃料貯蔵施設は、建屋と、該建屋を構成する床上を移動しながら前記収容容器を所定位置に搬送する搬送装置と、から少なくとも構成されていることを特徴とする使用済燃料貯蔵施設。
  2. 前記搬送装置は、該装置の移動手段であるエアキャスタと、エア供給ユニットと、収容容器を把持する把持手段と、から少なくとも構成されていることを特徴とする請求項1に記載の使用済燃料貯蔵施設。
  3. 前記搬送装置は、収容容器を垂下した姿勢で軌条走行またはタイヤ走行する架構体からなることを特徴とする請求項1に記載の使用済燃料貯蔵施設。
  4. 前記搬送装置は、収容容器を載置または垂下した姿勢で軌条走行またはタイヤ走行する架構体からなり、床上に載置された別途の収容容器を跨いだ姿勢で床上を走行できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の使用済燃料貯蔵施設。
  5. 前記建屋を構成する床上には複数の軌条が併設されており、さらに、該軌条に直交する方向にトラバーサーが備えられており、搬送装置が該軌条に沿って軌条走行できるとともに、搬送装置がトラバーサー上に載置された姿勢で軌条に直交する方向に移動できるように構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の使用済燃料貯蔵施設。
  6. 建屋の外部から内部に通じるように軌条が設けられており、該軌条上を搬送装置が走行することによって、建屋の外部から内部に収容容器が搬送されることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の使用済燃料貯蔵施設。
  7. 前記建屋を構成する天井は、外側の第一の天井と建屋内部の第二の天井とが間隔を置いて併設された二重構造となっており、該第二の天井には、その下部空間からの気体が第一の天井と第二の天井の間に流入できるような開口が設けられており、第一の天井には、第一の天井と第二の天井の間に流入してきた気体を外部へ放出するための放出口が設けられており、床上に載置された収容容器に提供され、該収容容器からの放熱によって温められた気体が、前記開口を介して第一の天井と第二の天井の間に放出され、前記放出口を介して外部へ放出されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の使用済燃料貯蔵施設。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013253894A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 放射性物質貯蔵施設
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CN108877977A (zh) * 2018-07-10 2018-11-23 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 一种多功能乏燃料容器支架及其使用方法

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