JP2006320358A - 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 - Google Patents
皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006320358A JP2006320358A JP2005143520A JP2005143520A JP2006320358A JP 2006320358 A JP2006320358 A JP 2006320358A JP 2005143520 A JP2005143520 A JP 2005143520A JP 2005143520 A JP2005143520 A JP 2005143520A JP 2006320358 A JP2006320358 A JP 2006320358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin patch
- base material
- film
- skin
- film base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
【課題】 光沢が少なく、皮膚に貼付したときに目立たない皮膚貼付材用フィルム基材、および、これを用いた皮膚貼付材を提供すること。
【解決手段】 皮膚貼付材用フィルム基材は、エラストマーフィルムの少なくとも一方の表面に不均一に凹凸を有し、この凹凸の谷底と山頂との高低差が最大で5μm、最小で0.1μmであり、表面の十点平均粗さが0.5μm以上、3μm以下である。このエラストマーフィルムを形成する材料は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル系重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つであることが好ましい。また、皮膚貼付材は、これらの皮膚貼付材用フィルム基材の片面に粘着剤層を形成することにより製造することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 皮膚貼付材用フィルム基材は、エラストマーフィルムの少なくとも一方の表面に不均一に凹凸を有し、この凹凸の谷底と山頂との高低差が最大で5μm、最小で0.1μmであり、表面の十点平均粗さが0.5μm以上、3μm以下である。このエラストマーフィルムを形成する材料は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル系重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つであることが好ましい。また、皮膚貼付材は、これらの皮膚貼付材用フィルム基材の片面に粘着剤層を形成することにより製造することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、皮膚貼付材用フィルム基材と皮膚貼付材に関し、例えば、医療用や衛生材料用に使用される皮膚貼付材用フィルム基材と皮膚貼付材に関する。
医療用や衛生材料用の粘着テープは、外部からの水、細菌、ウイルス等の侵入を阻止することができ、かつ、皮膚の曲面や動きに追随できる柔軟性を有することが必要である。そのため、このような粘着テープの支持体としては、皮膚に類似した低い弾性率を有する薄層のエラストマーフィルムが一般的に用いられている。また、医療用や衛生材料用の粘着テープ、例えばドレッシング材等には、皮膚に貼付したときに光沢感が少なく、目立たないことが要求される。
フィルムの光沢感を少なくして目立たないようにするために、例えばエンボス加工等をフィルム表面に施してフィルム表面に凹凸を付与することが行われる。
しかしながら、エンボス加工によってフィルム表面に形成された凹凸は均一的であるため、フィルム表面における乱反射が大きくなって光沢を帯びることがあり、目立ちやすくなることがあった。
本発明は上記問題点を解決すべくなされたものであり、本発明は、フィルム表面の光沢感が少なく、皮膚に貼付したときに目立たない皮膚貼付材用フィルム基材を提供すること、および、この皮膚貼付材用フィルム基材を用いて成る皮膚貼付材を提供することを目的とする。
本発明の皮膚貼付材用フィルム基材は、エラストマーフィルムの少なくとも一方の表面に不均一に凹凸を有し、該凹凸の谷底と山頂の高低差が最大で5μm、最小で0.1μmであり、表面の十点平均粗さが0.5μm以上、3μm以下であることを特徴とする。
本発明において、前記エラストマーフィルムを形成する材料は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル系重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つであることができる。
また、前記ポリウレタンはエーテル系ウレタン樹脂であることができる。
また、前記ポリウレタンはエーテル系ウレタン樹脂であることができる。
本発明の皮膚貼付材は、上記いずれかの皮膚貼付材用フィルム基材の片面に粘着剤層を有することを特徴とする。
ここで、前記粘着剤層を形成する粘着剤は、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系粘着剤、ポリオルガノシロキサンを主成分とするシリコーン系粘着剤、及び、ポリエーテルポリウレタン及び/又はポリエステルポリウレタンを主成分とするウレタン系粘着剤からなる群から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
ここで、前記粘着剤層を形成する粘着剤は、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系粘着剤、ポリオルガノシロキサンを主成分とするシリコーン系粘着剤、及び、ポリエーテルポリウレタン及び/又はポリエステルポリウレタンを主成分とするウレタン系粘着剤からなる群から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
本発明によれば、表面の光沢感が少なく、皮膚等に貼付したときに目立たない皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材を提供することができる。
本発明の皮膚貼付材用フィルム基材は、表面に不均一に凹凸を有するエラストマーフィルムからなる。エラストマーフィルムとしては、皮膚への追従性が良好であって、身体等の屈曲等に伴う皮膚の凹凸や伸縮等に追従できる柔軟性を有するものであることが好ましい。このようなエラストマーフィルムを形成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル重合体等が挙げられる。本発明においてエラストマーフィルムは、皮膚からの発汗を妨げないものであることが好ましく、例えば、形成したフィルムが水蒸気透過性に優れている、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン又はアクリル重合体が好ましく使用され、特に、ポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタンのようなエーテル系ウレタン樹脂、ポリエーテルポリエステル、ポリエーテルポリアミドが好ましく使用される。
エラストマーフィルムがポリエーテルポリウレタンのようなエーテル系ウレタン樹脂から形成される場合、エーテル系ウレタン樹脂はポリオール成分とポリイソシアネート成分とを反応させて得られる。ここで、ポリオール成分としては、ポリオキシテトラメチレングリコール(以下「OTMG」と略称表記することもある)、ブタンジオール(以下「BD」と略称表記することもある)、ポリエチレングリコール(以下「PEG」と略称表記することもある)及びポリプロピレングリコール(以下「PPG」と略称表記することもある)からなる群から選ばれる少なくとも1種が用いられることが好ましい。また、ポリイソシアネート成分としては、例えば、ジフェニルメタンジイソシアネート(以下「MDI」と略称表記することもある)が用いられることが好ましい。
なお、本発明において「フィルム」という場合には、シートを含み、「シート」という場合にはフィルムを含む概念とする。
なお、本発明において「フィルム」という場合には、シートを含み、「シート」という場合にはフィルムを含む概念とする。
ポリオール成分して用いられるポリオキシテトラメチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールは、用途に応じて適当な分子量を有するものが選択されることが好ましいが、例えば、重量平均分子量が500〜3,000のものが好ましいものとして挙げられる。
本発明においては、ポリオール成分として、ポリオキシテトラメチレングリコールと、ポリエチレングリコール及び/又はポリプロピレングリコールとを使用することが好ましい。特に、エーテル系ウレタン樹脂中に、ポリオキシテトラメチレングリコールを5〜60重量%、ポリエチレングリコールを10〜50重量%含有することが好ましく、ポリオキシテトラメチレングリコールを5〜45重量%、ポリエチレングリコールを20〜45重量%含有することが更に好ましい。
また、例えば、ポリオール成分として、ポリオキシテトラメチレングリコールとポリエチレングリコールとのランダム共重合体を用いることにより、水膨潤性を抑制しつつ高透湿性を確保することができるので、水膨潤性も考慮する場合にはポリオキシテトラメチレングリコールとポリエチレングリコールとのランダム共重合体を使用することが望ましい。
本発明においては、さらに鎖延長剤を使用することができる。鎖延長剤としては従来公知の材料を用いることができるが、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール等のジオール類、エチレンジアミン等のジアミン類を挙げることができる。
本発明においては、必要に応じて、フィルムに通常使用される添加剤、例えば紫外線吸収剤、老化防止剤、充填剤、顔料、着色剤、難燃剤、帯電防止剤などを添加することができる。これらの添加剤は、その種類に応じて通常の量で用いられる。
エーテル系ウレタン樹脂は、例えば、ワンショット法又はプレポリマー法を用いて重合することができる。また、溶剤を使用しないバルク重合であっても、粘度低減のために溶液中で重合を行ってもよい。
以下に、バルク重合について具体的に説明する。反応容器にジオール成分を投入し、温度が50〜80℃になるように調整し攪拌しつつ、イソシアネート成分を添加してウレタン化を起こさせる。さらに鎖延長剤を添加して反応させた後、反応生成物をトレーに移動して、100〜150℃で4時間以上保持し、反応を完結させることによって、塊状のエーテル系ウレタン樹脂を得ることができる。
以下に、バルク重合について具体的に説明する。反応容器にジオール成分を投入し、温度が50〜80℃になるように調整し攪拌しつつ、イソシアネート成分を添加してウレタン化を起こさせる。さらに鎖延長剤を添加して反応させた後、反応生成物をトレーに移動して、100〜150℃で4時間以上保持し、反応を完結させることによって、塊状のエーテル系ウレタン樹脂を得ることができる。
次に、塊状のエーテル系ウレタン樹脂を粉砕してペレット化し、この樹脂ペレットを溶融させた後、Tダイ押出し機やインフレーションダイ押出機を用いて、シート状に押出すことにより、エーテル系ウレタン樹脂からなるフィルム基材を形成することができる。なお、シート状に押出されたフィルム基材は、通常、巻き取られる。あるいは、カレンダー加工により、2本の加熱したロール間でエーテル系ウレタン樹脂を圧延、伸展し、シート化することによりエーテル系ウレタン樹脂からなるフィルム基材が形成され、フィルム基材は必要に応じて巻き取られる。あるいはまた、樹脂ペレットをN,N−ジメチルアミド等の溶剤に溶解し、この溶液をバーコーター等を用いて例えばポリエステルフィルム等の剥離ライナー上に塗布し、乾燥させて溶剤を除去することにより、エーテル系ウレタン樹脂からなるフィルム基材を形成してもよい。
本発明においてエーテル系ウレタン樹脂からなるフィルム基材の厚さは、医療用や衛生材料用に使用される粘着シート(皮膚貼付材)の場合には、10〜150μmの範囲内であることが好ましい。フィルムの厚みが10μm未満であると、皮膚へ貼付したり剥離する際に取り扱いにくいものとなり易く、通常使用法においては実用不可能なレベルまで操作性が低下する。一方、フィルムの厚みが150μmより厚いと、透湿性が十分に得られないので、皮膚に貼付することを前提とする皮膚貼付材としては適さないものとなる。皮膚貼付材がドレッシング用途に使用される場合には、フィルムの厚みは20〜60μmの範囲内であることが特に好ましい。また、薄手の皮膚貼付材を必要とするような用途の場合には、10〜50μmであることが好ましい。
なお、皮膚貼付材用フィルム基材は多層構成とすることができ、例えば、エーテル系ウレタン樹脂フィルムの積層体としてもよい。
なお、皮膚貼付材用フィルム基材は多層構成とすることができ、例えば、エーテル系ウレタン樹脂フィルムの積層体としてもよい。
本発明において、エラストマーフィルムは表面に不均一に凹凸を有する。ここで「不均一に凹凸を有する」とは、凹凸の高さや大きさが均等でなく、また凹凸が配置されている位置関係も均等でないことをいう。この凹凸は、谷底と山頂との高低差が最大で5μmであり、最小で0.1μmである。また、表面の十点平均粗さが0.5μm以上、3μm以下である。このように、フィルム表面が不均一に凹凸を有するように設計することによって、光沢が少なく、皮膚に貼付したときに目立たない皮膚貼付材を実現することができる。
本発明においては、例えば押出し機から押出されたフィルムを、マット処理が施されたフィルムのマット処理面に重ね、圧力をかけて密着させることによって、表面に不均一に凹凸を形成することができる。なお、凹凸の谷底と山頂の高低差が所定範囲内となるように、マット処理面の表面形状を適宜設計したり、密着させる圧力の大きさを適宜調節することが好ましい。
本発明の皮膚貼付材は皮膚貼付材用フィルム基材の一方の面に粘着剤層を有する。具体的には、上記エーテル系ウレタン樹脂からなる皮膚貼付材用フィルム基材上に粘着剤層を有する。粘着剤層は、アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系粘着剤、ポリオルガノシロキサンを主成分とするシリコーン系粘着剤、ポリエーテルポリウレタン及び/又はポリエステルポリウレタンを主成分とするウレタン系粘着剤からなる群から選ばれる少なくとも一種から形成されることが好ましい。
粘着剤層がアクリル系粘着剤から形成される場合には、例えば、アクリル酸エステル系ポリマーに、必要によりこのアクリル酸エステル系ポリマーと相溶可能なカルボン酸エステル、及び架橋剤を混合し、架橋処理を施すことにより得ることができる。ただし、カルボン酸エステルは、炭素数が16以上であり、常温で液状もしくはペースト状である。
アクリル酸エステル系ポリマーとは、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とし、必要に応じて、共重合可能なモノマーを共重合したものである。(メタ)アクリル酸エステルとしては、アルキル基の炭素数が2以上であり、好ましくは炭素数が2以上、18以下の(メタ)アクリル酸アルキルエステルが好ましいものとして挙げられる。例えば、(メタ)アクリル酸のエチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、オクチルエステル、ノニルエステル、デシルエステル、ドデシルエステル等が挙げられる。これらの(メタ)アクリル酸エステルのうち、1種又は2種以上を用いることが好ましい。また、これらのアルキルエステル鎖は、直鎖でも分岐鎖でもよい。
(メタ)アクリル酸エステルと共重合可能なモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸等のカルボキシル基を含有するモノマー、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル等のヒドロキシル基を含有するモノマー、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチル、(メタ)アクリル酸メトキシポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸エトキシジエチレングリコール等のアルコキシ基を含有するモノマー、スチレンやスチレンの誘導体、酢酸ビニル、N−ビニル−2−ピロリドン等のビニル系モノマー等を挙げることができる。これらのモノマーを必要に応じて、1種又は2種以上を、(メタ)アクリル酸エステルに共重合させて使用することができる。
アクリル酸エステル系ポリマーは、ガラス転移温度が260°K以下であることが望ましい。アクリル酸エステル系ポリマーのガラス転移温度を260°K以下とすることにより、皮膚接着性を十分に発現できるようになり、医療用や衛生材料用の粘着シートの粘着剤層として望ましいものとなる。
アクリル酸エステル系ポリマーは、例えば、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法等の公知の重合方法により得ることができる。また、過酸化物系化合物やアゾ系化合物等のラジカル重合開始剤を用いて、ラジカル重合を行うことによって得ることができる。
アクリル酸エステル系ポリマーと相溶可能なカルボン酸エステルは、常温で液状もしくはペースト状であることが好ましい。ロウ状等の固形状のカルボン酸エステルを混合して粘着剤層を形成すると、接着性が低下することがある。
本発明においては、アクリル酸エステル系ポリマーと、カルボン酸エステルと、架橋剤とを混合して少なくとも一部に架橋体を形成することによりゲル状の粘着剤層を得ることができる。このようにして得られた粘着剤層は、微小変形領域における弾性率を低下させることができ、皮膚面の凹凸に対して粘着剤層表面の密着性(濡れ性)を向上させて皮膚に対する良好な接着性を発揮することができる。しかも皮膚貼付材を剥離する際には、皮膚面にかかる応力を緩和したり、分散させることができるので、剥離時に皮膚面に対して物理的刺激をほとんど与えることがなく、皮膚面の角質の剥離等もほとんど生じず、皮膚の損傷も極めて少ない、という効果を有する。
本発明に好ましく使用されるカルボン酸エステルとしては、フタル酸、マレイン酸、アジピン酸、ステアリン酸や各種脂肪酸とアルキルアルコールとのエステル類、エチレングリコール、グリセリン等の多価アルコールとのエステル類等を用いることができる。例えば、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸イソセチル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、コハク酸ジオクチル等の一価アルコールを用いたエステルや、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジイソステアリン酸プロピレングリコール、モノカプリル酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプリン酸グリセリル、トリラウリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン等の二価以上の多価アルコールを用いたエステルを挙げることができる。
本発明においては、上記カルボン酸エステルを配合する場合、少なくとも1種を、アクリル酸エステル系ポリマーに溶解させる。配合量は特に限定されるものではないが、例えば、アクリル酸エステル系ポリマー100重量部に対して、カルボン酸エステルを30〜100重量部の範囲内で含有させることが好ましい。
本発明においては、上記カルボン酸エステルを溶解させたアクリル酸エステル系ポリマーを用いる場合には、その一部に架橋体が形成されていることが必要である。架橋体を形成するために架橋処理が施され、例えば、有機過酸化物、イソシアネート化合物、有機金属塩、金属キレート、エポキシ化合物等を用いて、化学的架橋処理が施されてもよいし、電離性放射線を用いて物理的架橋処理が施されてもよい。
粘着剤層を形成する樹脂組成物(粘着剤)には、必要に応じて、グリセリン、ポリエチレングリコール等の可塑剤、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン等の水溶性又は吸水性の樹脂、ロジン系、テルペン系、石油系等の粘着付与剤、各種軟化剤、充填剤、顔料等の各種添加剤を配合することができる。特に、カルボン酸エステルとして不飽和結合を有するものを用いた場合には、大気中の酸素による酸化劣化によって物性の変化が生じ、所望の特性が発揮されないことが懸念されるので、従来公知の酸化防止剤を樹脂組成物(粘着剤)中に配合することが好ましい。
粘着剤層の厚みは、10〜100μmの範囲内に設定することが好ましい。粘着剤層の厚みが10μm未満であると、皮膚に貼着中、十分な接着性が発揮されないことがあり、100μmを超えると、皮膚貼付材に要求されるレベルの水蒸気透過性が得られないことがある。
本発明においては、この皮膚貼付材を用いて、絆創膏等の医療用テープやシートを形成することができる。例えば、皮膚貼付材を適当な大きさに切断して絆創膏を形成したり、あるいは創傷部分を被覆する被覆材、外科手術後の当て材、カテーテルの針入部やガーゼ等のカバー材等の医療用テープ又はシートを形成したり、皮膚貼付材に他の基材等を組み合わせて固定用テープや器具保持テープ等の医療用製品を形成することができる。なお、本発明の皮膚貼付材用基材及び皮膚貼付材は、皮膚に貼付する用途であれば、上記医療用途以外にも使用できることは言うまでもなく、例えば、粘着ピアスや、入れ墨テープ、カツラ固定用テープ、人工毛植毛用テープなどにも利用することができる。
以下に実施例を用いて、本発明を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。また、以下の実施例において使用された測定方法及び評価方法を下記に示す。
<測定方法及び評価方法>
(1)皮膚貼付材用フィルム基材表面の表面形状測定
皮膚貼付材用フィルム基材を10mm×10mmの大きさに切り出し、ガラス板上に両面テープで固定する。これを触針式の表面形状測定器(Tencor P-11、ケーエルエー・テンコール社製)を用いて、測定長300μm、走査速度100μm/sec、走査回数150回、荷重3mgの条件で表面形状の測定を行い、表面の十点平均粗さを求めた。また、表面の凹凸の谷底と山頂の高低差の最大値と最小値を求めた。
(1)皮膚貼付材用フィルム基材表面の表面形状測定
皮膚貼付材用フィルム基材を10mm×10mmの大きさに切り出し、ガラス板上に両面テープで固定する。これを触針式の表面形状測定器(Tencor P-11、ケーエルエー・テンコール社製)を用いて、測定長300μm、走査速度100μm/sec、走査回数150回、荷重3mgの条件で表面形状の測定を行い、表面の十点平均粗さを求めた。また、表面の凹凸の谷底と山頂の高低差の最大値と最小値を求めた。
(2)貼付時の表面光沢の評価
皮膚貼付材を皮膚に貼着して目視観察し、光沢感があるか否か、及び、目立つか否かについて評価した。
皮膚貼付材を皮膚に貼着して目視観察し、光沢感があるか否か、及び、目立つか否かについて評価した。
(実施例1)
冷却管、加熱装置、温度計、および攪拌装置を備えた反応容器に、ポリオールとして、重量平均分子量が1,000のポリオキシテトラメチレングリコール(OTMG)を38gと、重量平均分子量が2,000のポリエチレングリコール(PEG)を26gと、1,4−ブタンジオール(BD)を6gとを投入し混合する。これを温度が70℃となるようにし、攪拌しながら、ポリイソシアネートとして、50℃にしたメチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)の30gを加えて5分間攪拌した。その後、反応生成物をトレーに移し、熱風乾燥機中に入れて140℃で5時間熟成して、塊状のエーテル系ウレタン樹脂を得た。得られた塊状のエーテル系ウレタン樹脂を2軸スクリュー型の混練機に入れて加熱溶融させた後、Tダイ式押出し機を用いて厚みが30μmとなるように押出し、マット処理した延伸ポリプロピレンフィルムのマット処理面に重ね、ゴムロールを用いて密着させることにより、表面に凹凸を有する皮膚貼付材用フィルム基材を作製した。
冷却管、加熱装置、温度計、および攪拌装置を備えた反応容器に、ポリオールとして、重量平均分子量が1,000のポリオキシテトラメチレングリコール(OTMG)を38gと、重量平均分子量が2,000のポリエチレングリコール(PEG)を26gと、1,4−ブタンジオール(BD)を6gとを投入し混合する。これを温度が70℃となるようにし、攪拌しながら、ポリイソシアネートとして、50℃にしたメチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)の30gを加えて5分間攪拌した。その後、反応生成物をトレーに移し、熱風乾燥機中に入れて140℃で5時間熟成して、塊状のエーテル系ウレタン樹脂を得た。得られた塊状のエーテル系ウレタン樹脂を2軸スクリュー型の混練機に入れて加熱溶融させた後、Tダイ式押出し機を用いて厚みが30μmとなるように押出し、マット処理した延伸ポリプロピレンフィルムのマット処理面に重ね、ゴムロールを用いて密着させることにより、表面に凹凸を有する皮膚貼付材用フィルム基材を作製した。
得られた皮膚貼付材用フィルム基材については表面形状測定を行い、十点平均粗さ、及び、谷底と山頂との高低差を求めた。なお、表面形状測定により得られた結果を図1及び図2に示す。図1は表面の3次元表面形状測定結果を示す図であり、図2は表面の2次元プロファイルを示す図である。
次に、得られた皮膚貼付材用フィルム基材上に、粘着剤層を形成する。
アクリル酸イソノニル(NA)、アクリル酸メトキシエチル(MEA)、アクリル酸(AA)とを共重合させてアクリル酸アルキルエステル系ポリマーを得た。ただし、アクリル酸アルキルエステル系ポリマーの配合割合は、重量比でNA:MEA:AA=65:30:5である。得られたアクリル酸アルキルエステル系ポリマー100重量部(固形分)と、カルボン酸エステル成分としてカプリル酸トリグリセライド(GTC)60重量部と、架橋剤成分として三官能性イソシアネート化合物0.2重量部とをトルエン中で混合して粘着剤層用溶液(濃度33%)を作成した。この粘着剤層用溶液を、剥離処理を施した紙セパレータの剥離処理面上に乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布し、熱風乾燥機中で、110℃で3分間乾燥させて粘着剤層を形成した。
アクリル酸イソノニル(NA)、アクリル酸メトキシエチル(MEA)、アクリル酸(AA)とを共重合させてアクリル酸アルキルエステル系ポリマーを得た。ただし、アクリル酸アルキルエステル系ポリマーの配合割合は、重量比でNA:MEA:AA=65:30:5である。得られたアクリル酸アルキルエステル系ポリマー100重量部(固形分)と、カルボン酸エステル成分としてカプリル酸トリグリセライド(GTC)60重量部と、架橋剤成分として三官能性イソシアネート化合物0.2重量部とをトルエン中で混合して粘着剤層用溶液(濃度33%)を作成した。この粘着剤層用溶液を、剥離処理を施した紙セパレータの剥離処理面上に乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布し、熱風乾燥機中で、110℃で3分間乾燥させて粘着剤層を形成した。
得られた粘着剤層の上に、作製したエーテル系ウレタン樹脂からなるフィルム基材を貼り合わせた後、熱風乾燥機中に60℃の雰囲気下で3日間保存してエージングを行い粘着剤層の架橋反応を完結させて、ドレッシング材用の皮膚貼付材を作製した。得られた皮膚貼付材を皮膚に貼付して表面光沢の評価を行ったところ、皮膚貼付材の表面は乱反射を生じさせることがなく、光沢感が少ないものであり、貼付したときに目立たないものであることが分かった。
図1から明らかなように、実施例1の皮膚貼付材用フィルム基材は、表面に不均一に凹凸を有するものであることが分かった。また、図2から実施例1の皮膚貼付材用フィルム基材は、谷底と山頂との高低差が最大値で2.3μmであり、最小値で0.3μmであることが分かった。さらにまた、実施例1の皮膚貼付材用フィルム基材の十点平均粗さは、1.8μmであった。すなわち、谷底と山頂の高低差が0.1μm以上、5μm以下であり、十点平均粗さが0.5μm以上、3μm以下の凹凸を不均一に有することにより、表面の乱反射を少なくすることができ、その結果、表面光沢を少なくすることができるので、貼付したときに目だない皮膚貼付材を実現できることが分かった。
なお、この皮膚貼付材は、適度な接着力を有し、かつ、皮膚等への追従性にも優れたものであった。
本発明の皮膚貼付材は、種々の大きさのシート状、テープ状等の形態で使用することがで、また、ロール状形態で保存することもできる。これらの皮膚貼付材は、皮膚貼付用途、例えば医療衛生分野、外用用途等の分野で使用することができ、具体的には、絆創膏、粘着包帯、ドレッシング材等に好適に使用される。
Claims (5)
- エラストマーフィルムの少なくとも一方の表面に不均一に凹凸を有し、該凹凸の谷底と山頂の高低差が最大で5μm、最小で0.1μmであり、表面の十点平均粗さが0.5μm以上、3μm以下であることを特徴とする皮膚貼付材用フィルム基材。
- 前記エラストマーフィルムを形成する材料が、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル系重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の皮膚貼付材用フィルム基材。
- 前記ポリウレタンがエーテル系ウレタン樹脂であることを特徴とする請求項2記載の皮膚貼付材用フィルム基材。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の皮膚貼着用フィルム基材の片面に粘着剤層を有することを特徴とする皮膚貼付材。
- 前記粘着剤層を形成する粘着剤が、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系粘着剤、ポリオルガノシロキサンを主成分とするシリコーン系粘着剤、及び、ポリエーテルポリウレタン及び/又はポリエステルポリウレタンを主成分とするウレタン系粘着剤からなる群から選ばれる少なくとも一種である請求項4記載の皮膚貼付材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005143520A JP2006320358A (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005143520A JP2006320358A (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006320358A true JP2006320358A (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=37540468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005143520A Pending JP2006320358A (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006320358A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143876A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Shiseido Co Ltd | 粘着シート、皮膚外用剤及び皮膚のたるみの改善方法 |
| US7678959B2 (en) * | 2007-02-27 | 2010-03-16 | Nitto Denko Corporation | Film base material for adhesive skin patch and adhesive skin patch |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS532450U (ja) * | 1976-06-23 | 1978-01-11 | ||
| JPS606775A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-14 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 透湿性粘着フイルム |
| JPH03505044A (ja) * | 1988-02-12 | 1991-11-07 | シグナス リサーチ コーポレーション | プリントされた皮膚透過性薬剤投与具 |
| JPH0739566B2 (ja) * | 1986-02-21 | 1995-05-01 | 積水化学工業株式会社 | 医療用粘着テープもしくはシートの製造方法 |
| JP2000201967A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Nitto Denko Corp | 医療用貼付材および救急絆創膏 |
| JP2000201965A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Nitto Denko Corp | 医療用貼付材および救急絆創膏 |
| JP2001061953A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-03-13 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 貼付材用フィルム |
| JP2005058341A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Nitto Denko Corp | 粘着シート及び粘着シートの製造方法 |
-
2005
- 2005-05-17 JP JP2005143520A patent/JP2006320358A/ja active Pending
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS532450U (ja) * | 1976-06-23 | 1978-01-11 | ||
| JPS606775A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-14 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 透湿性粘着フイルム |
| JPH0739566B2 (ja) * | 1986-02-21 | 1995-05-01 | 積水化学工業株式会社 | 医療用粘着テープもしくはシートの製造方法 |
| JPH03505044A (ja) * | 1988-02-12 | 1991-11-07 | シグナス リサーチ コーポレーション | プリントされた皮膚透過性薬剤投与具 |
| JP2000201967A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Nitto Denko Corp | 医療用貼付材および救急絆創膏 |
| JP2000201965A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Nitto Denko Corp | 医療用貼付材および救急絆創膏 |
| JP2001061953A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-03-13 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 貼付材用フィルム |
| JP2005058341A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Nitto Denko Corp | 粘着シート及び粘着シートの製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143876A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Shiseido Co Ltd | 粘着シート、皮膚外用剤及び皮膚のたるみの改善方法 |
| US7678959B2 (en) * | 2007-02-27 | 2010-03-16 | Nitto Denko Corporation | Film base material for adhesive skin patch and adhesive skin patch |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7678959B2 (en) | Film base material for adhesive skin patch and adhesive skin patch | |
| JP3884995B2 (ja) | 皮膚貼着用粘着シート | |
| CN100522261C (zh) | 用于皮肤粘贴材料的薄膜基体材料及皮肤粘贴材料 | |
| CN101743269A (zh) | 透湿薄膜、其制造方法和使用其的层压体 | |
| AU2015201423A1 (en) | Pressure-sensitive adhesive tape or sheet for application on skin | |
| MXPA06001930A (es) | Cinta adhesiva sensible a presion y composicion de adhesivo sensible a presion para cinta adhesiva medica. | |
| CN105647412A (zh) | 表面保护用粘合片 | |
| KR20190039939A (ko) | 피부 첩부재 및 피부 첩부재 권회체 | |
| JP2020504216A (ja) | 感圧接着剤として有用な組成物、その使用、およびそれを含む接着物品 | |
| JP2005218496A (ja) | 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 | |
| JP2005058341A (ja) | 粘着シート及び粘着シートの製造方法 | |
| JP4766947B2 (ja) | 粘着シート | |
| JP2004166986A (ja) | 医療用感圧性接着シート類およびその製造方法 | |
| CN100408109C (zh) | 医用粘着片类及其制造方法 | |
| JP2006320358A (ja) | 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 | |
| JP5110856B2 (ja) | 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 | |
| JP2005218495A (ja) | 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 | |
| JP4212988B2 (ja) | 粘着シート及び粘着シートの製造方法 | |
| JP2005218494A (ja) | 皮膚貼付材用フィルム基材及び皮膚貼付材 | |
| JP4601366B2 (ja) | 医療用粘着シート類およびその製造方法 | |
| HK1073124A (en) | Pressure-sensitive adhesive sheet and method for producing the same |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071113 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091016 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110208 |