JP2006308169A - 貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】 引出し式の扉で回動式の扉と同様の開放機能もしくは開放補助機能を有し、しかも、その機能が電磁装置の磁力を大きく要さずして得られるようにする。
【解決手段】 使用者が引出し式の扉の開放のための操作をすれば、それが操作検知手段により検知されて(S2)電磁装置が働き(S3〜S5)、引出し式の扉を開放方向に付勢する。かくして、引出し式の扉で回動式の扉と同様の開放機能もしくは開放補助機能を得ることができる。そして、その場合、電磁装置を扉の1部位とそれとは反対側の他の1部位とにそれぞれ対応させて設け、操作検知手段の検知動作に基づく、一方の電磁装置の通電から、他方の電磁装置の通電を所定時間遅らせて実行することにより(S3〜S5)、引出し式の扉を開放されやすくでき、その分、電磁装置の磁力を大きく要さないようにできる。
【選択図】 図1
【解決手段】 使用者が引出し式の扉の開放のための操作をすれば、それが操作検知手段により検知されて(S2)電磁装置が働き(S3〜S5)、引出し式の扉を開放方向に付勢する。かくして、引出し式の扉で回動式の扉と同様の開放機能もしくは開放補助機能を得ることができる。そして、その場合、電磁装置を扉の1部位とそれとは反対側の他の1部位とにそれぞれ対応させて設け、操作検知手段の検知動作に基づく、一方の電磁装置の通電から、他方の電磁装置の通電を所定時間遅らせて実行することにより(S3〜S5)、引出し式の扉を開放されやすくでき、その分、電磁装置の磁力を大きく要さないようにできる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、引出し式扉の開放機能又は開放補助機能を有する貯蔵庫に関する。
従来より、貯蔵庫、中でも冷蔵庫においては、冷蔵室や冷凍室及び野菜室等の貯蔵室を有する貯蔵庫本体に、その各貯蔵室の貯蔵品出入口を開閉する扉が設けられている。この扉は、冷蔵室用のものが右側もしくは左側の一辺部を貯蔵庫本体に枢支した回動式であり、冷凍室及び野菜室等用のものが、それぞれ引出し式の貯蔵品容器に一体的に設けられて貯蔵庫本体に対し平行に接離移動する、要するに引出し式である。
しかして、このものにおいては、近年、冷蔵庫用の扉、すなわち、回動式の扉に関し、該扉の特定の部分に使用者が触れるだけで所定量開放されるようにしたものが供されている。このものの場合、具体的には、扉に、使用者が触れる接触部と、この接触部に対する使用者の接触を検知する検知器が設けられ、一方、冷蔵庫本体に、検知器の検知信号を受ける制御装置と、この制御装置により通電励起される電磁装置が設けられていて、その間、特には検知器と制御装置との間が扉の枢支部を通したリード線で接続されている。この構成で、接触部に使用者が触れれば、その接触を検知器が検知してリード線で制御装置に検知信号を送り、この検知信号に基づいて、制御装置が電磁装置を通電励起することにより、電磁装置が扉を所定量開放させるようになっている。
特開平1−150786号公報
特開2000−168559号公報
上記従来のものの場合、電磁装置で所定量開放されるのは回動式の扉であり、引出し式の扉にはそれが適用されていなかった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、引出し式の扉で回動式の扉と同様の開放機能もしくは開放補助機能を得、しかも、その機能を電磁装置の磁力を大きく要さずして得ることのできる貯蔵庫を提供するにある。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、引出し式の扉で回動式の扉と同様の開放機能もしくは開放補助機能を得、しかも、その機能を電磁装置の磁力を大きく要さずして得ることのできる貯蔵庫を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の貯蔵庫においては、貯蔵室を有する貯蔵庫本体と、前記貯蔵室の貯蔵品出入口を開閉する引出し式の扉と、この扉の開放のための使用者の操作を検知する操作検知手段と、この操作検知手段による検知に応動して前記扉を開放方向に付勢する電磁装置とを具備し、その電磁装置を前記扉の1部位とそれとは反対側の他の1部位とにそれぞれ対応させて設け、前記操作検知手段の検知動作に基づく、前記一方の電磁装置の通電から、他方の電磁装置の通電を所定時間遅らせて実行するようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、使用者が引出し式の扉の開放のための操作をすれば、それが操作検知手段により検知されて電磁装置が働き、引出し式の扉を開放方向に付勢する。かくして、引出し式の扉で回動式の扉と同様の開放機能もしくは開放補助機能を得ることができる。
そして、その場合、電磁装置を扉の1部位とそれとは反対側の他の1部位とにそれぞれ対応させて設け、操作検知手段の検知動作に基づく、一方の電磁装置の通電から、他方の電磁装置の通電を所定時間遅らせて実行することにより、引出し式の扉を開放されやすくでき、その分、電磁装置の磁力を大きく要さないようにできる。
そして、その場合、電磁装置を扉の1部位とそれとは反対側の他の1部位とにそれぞれ対応させて設け、操作検知手段の検知動作に基づく、一方の電磁装置の通電から、他方の電磁装置の通電を所定時間遅らせて実行することにより、引出し式の扉を開放されやすくでき、その分、電磁装置の磁力を大きく要さないようにできる。
以下、本発明を冷蔵庫に適用して、その第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図5を参照して説明する。
まず、図2には、貯蔵庫である冷蔵庫の全体を正視して表しており、貯蔵庫本体である冷蔵庫本体1に、上より順に、冷蔵室扉2、野菜室扉3、製氷室扉4及び切換室扉5、冷凍室扉6を設けている。従って、冷蔵庫本体1には、図3に示す冷蔵室7と、野菜室8、図示しない製氷室及び切換室と、冷凍室とが貯蔵室として上から順に存しており、冷蔵室扉2、野菜室扉3、製氷室扉4及び切換室扉5、冷凍室扉6は、それらの貯蔵室の各前面に存する貯蔵品出入口(冷蔵室7の貯蔵品出入口7aと野菜室8の貯蔵品出入口8aのみ図3に図示)を開閉するようになっている。
まず、図2には、貯蔵庫である冷蔵庫の全体を正視して表しており、貯蔵庫本体である冷蔵庫本体1に、上より順に、冷蔵室扉2、野菜室扉3、製氷室扉4及び切換室扉5、冷凍室扉6を設けている。従って、冷蔵庫本体1には、図3に示す冷蔵室7と、野菜室8、図示しない製氷室及び切換室と、冷凍室とが貯蔵室として上から順に存しており、冷蔵室扉2、野菜室扉3、製氷室扉4及び切換室扉5、冷凍室扉6は、それらの貯蔵室の各前面に存する貯蔵品出入口(冷蔵室7の貯蔵品出入口7aと野菜室8の貯蔵品出入口8aのみ図3に図示)を開閉するようになっている。
この場合、詳細には、冷蔵室扉2は右側もしくは左側(図示例は右側)の一辺部を冷蔵庫本体1に枢支した回動式であり、野菜室扉3、製氷室扉4及び切換室扉5、冷凍室扉6は、それぞれ引出し式の貯蔵品容器(野菜室用の貯蔵品容器26のみ図3に図示)に一体的に設けられて、冷蔵庫本体1に対し平行に接離移動する、要するに引出し式である。
ここで、図3は、もっぱら野菜室8及び野菜室扉3に関する構成を示している。野菜室8については、左右の両側面部の上部に、それぞれレール9を設けており(左側のもののみ図示)、レール9の前部には受車10を回転可能に枢着している。
又、野菜室扉3の1部位とそれとは反対側の他の1部位とにそれぞれ対応する部分である、野菜室8の前部の左右両側の各下部には、電磁装置、この場合、電磁石11をそれぞれ配設している。なお、図3には、電磁石11を一部収納して位置決めする凹部12と、冷蔵庫本体1側の給電部と電磁石11とを接続するコネクタ13,14、これらのコネクタ13,14を接続状態で収納する凹部15、及びこの凹部15に被着するカバー16を示しており、これらも電磁石11の配置と合わせて、野菜室8の前部の左右両側の各下部に存在している(これも左側のもののみ図示)。
更に、図3には、野菜室8の貯蔵品出入口8aと前記冷蔵室7の貯蔵品出入口7aとの間を仕切る前仕切板17を示しており、これの中央部には開口部18を形成している。しかして、その開口部18の裏側には、レバー19と、これを例えば反時計回りに付勢する捩りコイルスプリング20、操作検知スイッチ21、及びそれらを覆うカバー22と、冷蔵庫本体1側の受電部と操作検知スイッチ21とを接続するコネクタ23を配設しており、他方、開口部18の前側には、キャップ24を前後に移動可能に装填している。なお、操作検知スイッチ21には、この場合、マイクロスイッチを使用している。
そして、野菜室扉3の裏面の左右両側の各上部には、例えば金属製の堅牢な容器支持部材25を取付け、この容器支持部材25に貯蔵品容器26を収納して掛け、かくして、野菜室扉3と貯蔵品容器26とを容器支持部材25を介して一体化している。
又、野菜室扉3の前記1部位とそれとは反対側の他の1部位である、裏面の左右両側の下部には、それぞれ永久磁石27を取付けており、それより外側に位置させて、野菜室扉3の裏面の周縁部には、図示しないが、永久磁石を内蔵したガスケットを取付けている。
又、野菜室扉3の前記1部位とそれとは反対側の他の1部位である、裏面の左右両側の下部には、それぞれ永久磁石27を取付けており、それより外側に位置させて、野菜室扉3の裏面の周縁部には、図示しないが、永久磁石を内蔵したガスケットを取付けている。
更に、野菜室扉3の上辺部の中央部には、前側に、引出し用の凹部28と、取手29、取手29を前後に回動可能に枢支する支軸30、取手29を野菜室扉3側に付勢する捩りコイルスプリング31を設けている。又、後側には、支持台32と、これに軸部33によって前後に回動可能に枢支されたレバー34、及びレバー34を時計回りに付勢する捩りコイルスプリング35を設けている。
そして、そのほか、前記容器支持部材25の後端部には、脚車36(右側の容器支持部材25のもののみ図示)を回転可能に枢着しており、この脚車36を前記野菜室8のレール9に転動可能に載置し、容器支持部材25を前記受車10に相対的に転動可能に載置することによって、容器支持部材25、ひいては貯蔵品容器26を、レール9により案内する形態で野菜室8に前後に出し入れ可能に収納し、前述の引出し式としている。又、その結果、野菜室扉3も前述の引出し式となっている。
図4には、例えばマイクロコンピュータから成る制御装置37を示している。この制御装置37は、前記両電磁石11の作動を制御する制御手段として機能するもので、図4には、その機能に関係するものだけを代表して示している。すなわち、この制御装置37には、前記操作検知スイッチ21と、前記野菜室扉3の開閉に応動するドアスイッチ38(図4にのみ図示)とからそれぞれ後述の検知信号が入力されるようにしており、制御装置37は、それらの入力並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに基づいて、前記電磁石11を駆動する駆動回路39に駆動制御信号を与えるようになっている。
図5は、上記駆動回路39を具体的に示しており、整流回路40の交流入力端子間に、上記制御装置37により作動されるリレーの接点41と1〔Ω〕前後程度の抵抗42とを直列に介して商用電源Eを接続し、整流回路40の直流出力端子間に、平滑コンデンサ43と、数百〔kΩ〕程度の抵抗44、並びに前記両電磁石11、特にはそれの各コイル11aと、それらに個別に添設した各温度ヒューズ45との直列回路を、並列に接続している。
次に、上記構成のものの作用を述べる。
まず、野菜室扉3を閉鎖した状態にあるとき、容器支持部材25の脚車36は野菜室8のレール9の最奥部に至り、貯蔵品容器26は全部が野菜室8に収納されている。又、このとき、野菜室扉3の永久磁石27が野菜室8の電磁石11に対向して当接又は近接しており、そのほか、野菜室扉3のガスケットが、野菜室8の貯蔵品出入口8aの周縁部(前仕切板17を含む)に密接すると共に、内蔵した永久磁石によりその密接状態に吸着保持されている。更に、このとき、ドアスイッチ38が野菜室扉3に押されて作動し、野菜室扉3の閉鎖を検知して、その検知信号を出力している。すなわち、ドアスイッチ38が野菜室扉3の閉鎖を検知する扉閉鎖検知手段として機能している。
まず、野菜室扉3を閉鎖した状態にあるとき、容器支持部材25の脚車36は野菜室8のレール9の最奥部に至り、貯蔵品容器26は全部が野菜室8に収納されている。又、このとき、野菜室扉3の永久磁石27が野菜室8の電磁石11に対向して当接又は近接しており、そのほか、野菜室扉3のガスケットが、野菜室8の貯蔵品出入口8aの周縁部(前仕切板17を含む)に密接すると共に、内蔵した永久磁石によりその密接状態に吸着保持されている。更に、このとき、ドアスイッチ38が野菜室扉3に押されて作動し、野菜室扉3の閉鎖を検知して、その検知信号を出力している。すなわち、ドアスイッチ38が野菜室扉3の閉鎖を検知する扉閉鎖検知手段として機能している。
このような状態から、使用者が野菜室扉3の取手29に手を掛けて引くと、取手29は支軸30を中心に図3に矢印Aで示すように前方へ回動し、上部29aによりレバー34を押して同図に矢印Bで示すように反時計回りに回動させる。この反時計回りに回動されたレバー34は、先端部34aにより冷蔵庫本体1のキャップ24を押して同図に矢印Cで示すように後方へ移動させ、更に、そのキャップ24がレバー19の一端部19aを押して該レバー19を同図に矢印Dで示すように時計回りに回動させる。これにより、レバー19がそれまでの操作検知スイッチ21を押圧していた状態から操作検知スイッチ21を解放する状態に変わり、それによって、操作検知スイッチ21が作動し、野菜室扉3の開放のための操作を検知して、その検知信号を出力する。すなわち、操作検知スイッチ21が野菜室扉3の開放のための操作を検知する操作検知手段として機能する。
それらにより、制御装置37は、ドアスイッチ38が作動した(野菜室扉3が閉鎖されている)と判断すると共に、操作検知スイッチ21が作動した(野菜室扉3が開放のための操作をされた)と判断し(図1のステップS1、S2)、その結果で、前記両電磁石11のうちの一方(例えば左側)の電磁石11に通電する(ステップS3)。
すると、その一方の電磁石11の磁極には、対向している一方の永久磁石27の磁極と同じ極が表れ、それによる反発力が生じる。この反発力により、その一方の永久磁石27が、ひいてはそれを裏面に取付けた野菜室扉3の一方側が前方へ付勢される。
すると、その一方の電磁石11の磁極には、対向している一方の永久磁石27の磁極と同じ極が表れ、それによる反発力が生じる。この反発力により、その一方の永久磁石27が、ひいてはそれを裏面に取付けた野菜室扉3の一方側が前方へ付勢される。
次いで、例えば0.3〜1秒ほどの所定時間経過後(ステップS4)、前記両電磁石11のうちの残り他方(例えば右側)の電磁石11に通電する(ステップS5)。
すると、その他方の電磁石11の磁極には、前記一方の電磁石11と同様に、対向している他方の永久磁石27の磁極と同じ極が表れ、それによる反発力が生じる。この反発力により、その他方の永久磁石27が、ひいてはそれを裏面に取付けた野菜室扉3の他方側が前方へ付勢される。
すると、その他方の電磁石11の磁極には、前記一方の電磁石11と同様に、対向している他方の永久磁石27の磁極と同じ極が表れ、それによる反発力が生じる。この反発力により、その他方の永久磁石27が、ひいてはそれを裏面に取付けた野菜室扉3の他方側が前方へ付勢される。
これらにより、野菜室扉3が前方に押し出され、特には、ガスケットに内蔵した永久磁石による吸着保持力から解放されるに必要だけの5〜10〔mm〕の距離、前方に押し出される。
なお、他方の電磁石11の通電後も、例えば0.3〜1秒ほどの所定時間が経過すれば(ステップS6)、両方の電磁石11の通電を断つ(ステップS7)。
なお、他方の電磁石11の通電後も、例えば0.3〜1秒ほどの所定時間が経過すれば(ステップS6)、両方の電磁石11の通電を断つ(ステップS7)。
しかして、その後、使用者が取手29に掛けた手で野菜室扉3を引き続ければ、野菜室扉3を開放させることができ、又、野菜室扉3と一体に、容器支持部材25をレール9に沿わせつつ、貯蔵品容器26を所望に引き出すことができる。
そして、野菜室扉3の開放(貯蔵品容器26の引き出し)後、野菜室扉3を押し込めば、容器支持部材25がレール9に沿いつつ、貯蔵品容器26を収納位置に戻し、野菜室扉3は閉鎖状態に戻される。
そして、野菜室扉3の開放(貯蔵品容器26の引き出し)後、野菜室扉3を押し込めば、容器支持部材25がレール9に沿いつつ、貯蔵品容器26を収納位置に戻し、野菜室扉3は閉鎖状態に戻される。
このように本構成のものでは、使用者が引出し式の野菜室扉3の開放のための操作をすれば、それが操作検知手段である操作検知スイッチ21により検知されて電磁装置である電磁石11が働き、野菜室扉3を開放方向に付勢する。かくして、引出し式の野菜室扉3で回動式の扉と同様の開放機能もしくは開放補助機能を所望に得ることができる。
そして、その場合、電磁石11を扉の1部位とそれとは反対側の他の1部位とにそれぞれ対応させて設け、操作検知スイッチ21の検知動作に基づく、一方の電磁石11の通電から、他方の電磁石11の通電を所定時間遅らせて実行するようにしており、それによって、引出し式の野菜室扉3を片側ずつ押し開けて、特には、野菜室扉3の裏面の全周縁部にあるガスケットに内蔵した永久磁石による吸着保持力から解放されやすくでき、もって、引出し式の野菜室扉3を開放されやすくできる。
又、その分、電磁石11の磁力を大きく要さないようにもでき、特には、先に通電する電磁石11より、後に通電する電磁石11に要する磁力を小さく済ませることができて、それら電磁石11の使用に要するコストを低く抑えることができる。
加えて、本構成のものの場合、一方の電磁石11と他方の電磁石11を直列に接続していることにより、万一、それらのコイル11aのいずれかに断線が生じたときには、それらの両方が通電されず、片方だけが通電されたときの野菜室扉3に不均衡に力がかかって開放されにくくなることを防止できる。しかも、この場合、電磁石11のコイル11aにより発生する磁力は電流に依存するので、双方のコイル11aにかかる電圧が半分で済む直列接続により、各コイル11aにおける銅の使用量を少なくすることができる。
以上に対して、図6は本発明の第2実施例(第2の実施形態)を示すもので、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
このものは、野菜室扉3の開放のための使用者の操作を検知する機構に変更を加えたもので、前述の支持台32に代わり、左前部と右後部とにそれぞれ軸部51,52を有する支持台53を使用している。そして、その左前部の軸部51には第1のレバー54を前後に回動可能に枢支しており、右後部の軸部52に第2のレバー55を同じく前後に回動可能に枢支していて、第2のレバー55を反時計回りに付勢する捩りコイルスプリング56を設けている。
このものは、野菜室扉3の開放のための使用者の操作を検知する機構に変更を加えたもので、前述の支持台32に代わり、左前部と右後部とにそれぞれ軸部51,52を有する支持台53を使用している。そして、その左前部の軸部51には第1のレバー54を前後に回動可能に枢支しており、右後部の軸部52に第2のレバー55を同じく前後に回動可能に枢支していて、第2のレバー55を反時計回りに付勢する捩りコイルスプリング56を設けている。
又、第2のレバー55の先端部には永久磁石57を取付けており、それに、この場合、リードスイッチやホールIC等の磁気スイッチから成る操作検知スイッチ58を対応させている。なお、操作検知スイッチ58は、前述のマイクロスイッチから成る操作検知スイッチ21に代わるもので、図6には図示しない前記前仕切板17の開口部18の裏側に配設している。
この構成で、使用者が野菜室扉3の取手29に手を掛けて引くと、取手29は前述のように支軸30を中心に矢印Aで示すように前方へ回動し、上部29aにより第1のレバー54を押して矢印Xで示すように反時計回りに回動させる。この反時計回りに回動された第1のレバー54は、先端部54aにより第2のレバー55の一端部55aを押して該レバー55を矢印Yで示すように時計回りに回動させるものであり、これによって、永久磁石57がそれまでの操作検知スイッチ58に近接していた状態から操作検知スイッチ58より離間する状態に変わり、それによって、操作検知スイッチ58が作動し、野菜室扉3の開放のための操作を検知して、その検知信号を出力する。
すなわち、この場合も、操作検知スイッチ58が野菜室扉3の開放のための操作を検知する検知手段として機能するもので、そのほかは前述同様に動作するものであり、従って前述同様の作用効果を得ることができる。
なお、野菜室扉3の開放のための使用者の操作が検知されたときの野菜室扉3の開放は、前述よりも距離を多くして行われるものであっても良い。
又、野菜室扉3の閉鎖状態で、電磁石11を逆通電することにより、野菜室扉3を閉鎖状態に吸着保持するようにしても良い。
又、野菜室扉3の閉鎖状態で、電磁石11を逆通電することにより、野菜室扉3を閉鎖状態に吸着保持するようにしても良い。
更に、電磁石11で例示した電磁装置は、永久磁石27との反発磁力で野菜室扉3を押し出すものに限られず、例えば可動のコアを有して、それにより野菜室扉3を押し出すものであっても良いもので、特に、そのような押し出し部品を使用するものであるならば、電磁装置は電磁石11以外に例えばモータ等であっても良い。
そのほか、その電磁装置は、前述の左右に限られず、上下や、あるいは対角位置に設けても良い。
貯蔵庫の全体としても、冷蔵庫以外に温蔵庫、常温庫等であっても良い。
又、野菜室扉3で例示した引き出し式の扉は、野菜室扉3以外に製氷室扉4や切換室扉5及び冷凍室扉6等であっても良い。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
貯蔵庫の全体としても、冷蔵庫以外に温蔵庫、常温庫等であっても良い。
又、野菜室扉3で例示した引き出し式の扉は、野菜室扉3以外に製氷室扉4や切換室扉5及び冷凍室扉6等であっても良い。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、1は冷蔵庫本体(貯蔵庫本体)、3は野菜室扉(引出し式の扉)、8は野菜室(貯蔵室)、8aは貯蔵品出入口、11は電磁石(電磁装置)、21は操作検知スイッチ(操作検知手段)、27は永久磁石、29は取手、37は制御装置(制御手段)、57は永久磁石、58は操作検知スイッチ(操作検知手段)を示す。
Claims (2)
- 貯蔵室を有する貯蔵庫本体と、
前記貯蔵室の貯蔵品出入口を開閉する引出し式の扉と、
この扉の開放のための使用者の操作を検知する操作検知手段と、
この操作検知手段による検知に応動して前記扉を開放方向に付勢する電磁装置とを具備し、
前記電磁装置を前記扉の1部位とそれとは反対側の他の1部位とにそれぞれ対応させて設け、
前記操作検知手段の検知動作に基づく、前記一方の電磁装置の通電から、他方の電磁装置の通電を所定時間遅らせて実行するようにしたことを特徴とする貯蔵庫。 - 一方の電磁装置と他方の電磁装置とを直列に電気接続したことを特徴とする請求項1記載の貯蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2005129701A JP2006308169A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 貯蔵庫 |
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| JP2005129701A JP2006308169A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 貯蔵庫 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2006308169A true JP2006308169A (ja) | 2006-11-09 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110230911A (zh) * | 2018-03-06 | 2019-09-13 | Bsh家用电器有限公司 | 具有用于探测封闭元件位置的位置检测系统的家用器具 |
-
2005
- 2005-04-27 JP JP2005129701A patent/JP2006308169A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110230911A (zh) * | 2018-03-06 | 2019-09-13 | Bsh家用电器有限公司 | 具有用于探测封闭元件位置的位置检测系统的家用器具 |
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