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JP2006350588A - 情報処理機器及び情報処理システム - Google Patents

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JP2006350588A
JP2006350588A JP2005174513A JP2005174513A JP2006350588A JP 2006350588 A JP2006350588 A JP 2006350588A JP 2005174513 A JP2005174513 A JP 2005174513A JP 2005174513 A JP2005174513 A JP 2005174513A JP 2006350588 A JP2006350588 A JP 2006350588A
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Toshiyuki Iwai
俊幸 岩井
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Abstract

【課題】 対応付けようとする2台の機器が同一のLAN上にない場合でも、対応付けができるような対応付け方法を提供する。
【解決手段】 マッチングサーバEでは、携帯電話101とプリンタ202とからそれぞれ送られてきた指紋情報を比較する。マッチングサーバEは、例えば5秒以内に送られてきた指紋情報同士に限定し、「続けてタッチされた」と判断し、指紋情報251a・251bの比較処理を行う。比較した指紋情報が一致すれば、マッチングサーバEは、携帯電話101に対してプリンタ202のグローバルIPアドレスを、プリンタ202に対して携帯電話101のグローバルIPアドレスを通知する。これにより携帯電話101は、プリンタ202のグローバルIPアドレスを取得できるため、携帯電話101の利用者がタッチしたプリンタ(プリンタ202)に対して印刷対象のドキュメントを送信し、ドキュメントを印刷することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理機器及び情報処理システムに関し、特に、複数の機器の対応付けを行なうための情報処理技術に関する。
ネットワークで接続された2台の機器を対応付けて通信可能とするためには、お互いに相手のネットワークアドレスを知る必要がある。しかしながら、一方の機器が他方の機器のすぐ前に存在していたとしても、相手の機器のネットワークアドレスを知ることは難しい。
例えば、2台の携帯電話で通信する場合を考えてみると、通常は相手の携帯電話の利用者に電話番号を尋ねて、操作ボタンを押して聞き取った電話番号を入力する。これが可能なのは、1)相手の携帯電話の電話番号を教えてくれる相手方利用者がいること、2)こちらの携帯電話にも、相手方の携帯電話の電話番号を聞き取って入力する利用者がいること、3)携帯電話網で使用されるネットワークアドレスが11桁程度の数字であり人間を介して簡単に伝えられ、簡単に入力できること、などの要因があるためである。
しかしながら、一般的には一方の機器が他方の機器のネットワークアドレスを知ることは、携帯電話の例ほど簡単ではない。例えば、携帯電話に蓄積されたドキュメントを、コンビニエンスストアのプリンタで印刷するような場合を考えてみる(図37参照)。コンビニエンスストアA内には、3台のプリンタ(プリンタ201、プリンタ202、プリンタ203)が設置されており、LAN(Local Area Network)303によって接続されている。一方、携帯電話101は携帯電話網302に接続されている。携帯電話101、プリンタ201、プリンタ202、プリンタ203はそれぞれグローバルIP(Internet Protocol)アドレスを有しており、さらにLAN303と携帯電話網302とは広域網301によって接続されているとする。
これにより、携帯電話101は出力先のプリンタのIPアドレスを知れば、そのプリンタに対してドキュメントを送信し印刷することができる。ところが、携帯電話101の利用者がコンビニエンスストア内の3台のプリンタのうちからプリンタ202を選択し、プリンタ202でドキュメントを印刷しようとしても、携帯電話101はプリンタ202のIPアドレスを簡単に取得できるわけではない。
まず第1に、プリンタ202はIPアドレスを表示してくれるわけでもなければ、コンビニエンスストアの店員など誰かがプリンタ202のIPアドレスを教えてくれるわけでもない。第2に、プリンタ202のIPアドレスが取得できたとしても、携帯電話101に簡単に入力することができない。携帯電話101にはプリンタ202のIPアドレスを入力する標準的な手段を備えているわけでもなければ、IPアドレスの記述形式も利用者が簡単に一時記憶して入力できるようにはなっていない。
このような問題点を解決するために、特許文献1では、オペレータがプリンタの識別名を知らなくても印刷するプリンタ装置を特定する技術を開示している。引用文献1に開示されている技術では、オペレータは自分を特定させる情報キーを設定し、ワークステーションのプリンタ特定手段は、ネットワークから印刷するプリンタ装置の位置情報の受信を試みる。プリンタ装置側でオペレータは、印刷するプリンタ装置の位置情報の送信処理を実行し、先ほど入力したものと同じキーを入力する。この位置情報および先ほど入力した情報キーを含んだ一連のデータが作成され、ネットワーク全体に1回だけ送信される。ワークステーションのプリンタ特定手段は、受け取った一連のデータの情報キーが、保管しているものと一致すれば、印刷条件データとして設定し、制御を印刷条件設定処理部に渡している。
特開2001−154822号公報
特許文献1に開示された技術では、プリンタ装置は情報キーを含んだ一連のデータを作成し、ネットワーク全体に1回だけ送信している。これは、オペレータの操作するワークステーションとプリンタ装置とが限定された範囲内のLAN上に存在する場合にのみ適用可能な技術である。なぜならば、ネットワーク全体に送信するということは、ネットワーク全体に多大な負荷がかかるからである。ネットワーク上の負荷を限定するために、ブロードキャストパケットの送信先は、LAN内の特定のサブネットワーク内に限定するのが一般的である。
しかしながら、図37の例では、携帯電話101とプリンタ202とは、同一LAN内に存在するわけでも、特定のサブネットワーク内に存在するわけでもない。特許文献1に記載された技術により携帯電話101がプリンタ202を特定するためには、極端な場合、プリンタ202は広域網301に接続された世界中の機器に対して、情報キーを含んだ一連のデータを送信することになってしまう。
本発明の目的は以下の通りである。
1)対応付けようとする2台の機器が同一のネットワーク上にない場合でも、対応付けができるような対応付け方法を提供することである。
2)また、対応付けに関連する情報を少なくとも一つの対応する機器に伝達することである。
本発明は、機器間に「その場限りの」対応付け(「通信チャンネル」と呼んでもよい)を構築するマッチングサーバを備えることを特徴とする。この際、例えば、目の前にある機器同士を対応付けるために、簡便な方法を用いることを特徴とする。この方法とは、例えば、2台の機器を続けて操作することにより提供される。すなわち、同じ/同様の入力を2台の機器に行なうことにより対応付けが行なわれる。そして、対応付けられた機器に、他方の機器の関連情報を表示(出力)する方法が提供される。
さらに、対応付けられた2つの機器に同種の情報を表示(出力)して、対応付けられたことをユーザに認識させることもできる。
例えば、文書を保持する機器とプリンタとを簡便に対応付ける印刷システムを提供する。或いは、通話機器と外部の機器とを簡便に対応付けて、映像出力、音声入力、映像入力、音声入力などを通話機器と別の外部機器にて行なえる通話システムを提供する。この場合には、対応付けられる機器が遠隔地にある場合であっても、対応付けが簡便にできる。
すなわち、本発明の一観点によれば、ネットワークを介して第1の装置と第2の装置との双方に接続可能な通信部を有し、前記通信部を介して前記第1の装置と前記第2の装置とからそれぞれの装置のネットワークアドレスを含む対応依頼情報を受信し、対応付けが許可された場合に、前記第1又は第2の装置の少なくともいずれかに対して相手方の装置のネットワークアドレスを通知することを特徴とする情報処理装置が提供される。
この情報処理装置(マッチングサーバ)において対応付けられた2つの機器に対して、少なくともいずれかに対して相手機器のアドレスを通知する。これにより、少なくとも相手機器のアドレスを通知された方の装置は、相手機器にアクセス可能となる。
前記第1の装置からの対応依頼情報を受信した時刻と前記第2の装置からの対応依頼情報を受信した時刻との時間差が所定時間内である場合に、第1の装置と第2の装置とを対応付けを許可することを特徴とする。これにより、対応依頼情報が所定時間内に相次いで到着した場合に対応付ける。ネットワークアドレスを受信した時刻を基準にすることも可能である。この際、前記所定時間が、前記第1の装置または前記第2の装置のうちの少なくともいずれか一方から指定された値に基づき設定されることを特徴とする。これにより、アプリケーションによっては、例えば、閾値を5秒でなく1分に設定するというように、応用により適宜設定が可能である。
また、ネットワークを介して第1の装置と第2の装置との双方に接続可能な通信部を有し、前記通信部を介して前記第1の装置と前記第2の装置とからそれぞれの装置のネットワークアドレスを含む対応依頼情報を受信し、対応付けが許可された場合に、前記第1の装置と前記第2の装置との組に割り当て、組になったことを認識させるために用いる対応付け情報を生成し、前記第1の装置および前記第2の装置の双方に対して相手方の装置のネットワークアドレスと前記対応付け情報とを通知することを特徴とする情報処理装置が提供される。対応付けられた場合に、マッチングサーバで生成した対応付け情報をお互いに渡す。対応付け情報は、組になったことを認識させるために用いる情報である。
本発明の他の観点によれば、ネットワークを介して第1の装置と第2の装置との双方に接続可能な通信部を有し、前記通信部を介して前記第1の装置と前記第2の装置とからそれぞれの装置のネットワークアドレスを含む対応依頼情報を受信する対応依頼情報受信処理部と、前記第1の装置と前記第2の装置との対応付けを許可するか否かを判定する対応付け判定部と、該対応付け判定部により対応付けを許可する判定がされた場合に、前記第1の装置と前記第2の装置との少なくとも一方の装置に対して、相手方の装置のネットワークアドレスを、前記通信部を介して送信する送信処理部とを有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
対応依頼情報にそれぞれのネットワークアドレスが含まれているのが一般的である。
本発明のさらに他の観点によれば、ネットワークを介してマッチングサーバと対応付け対象装置との双方に接続可能な通信部と、マッチングサーバのネットワークアドレスを保持するアドレス保持部と、識別情報を入力する識別情報入力部とを有し、前記識別情報を含む対応依頼情報を前記マッチングサーバに送信するとともに、該マッチングサーバから対応付けに成功したことを示す対応成功情報を受けた場合に、該対応成功情報に含まれるネットワークアドレスに基づいて、対応付けられた対応付け対象装置との間で通信処理を行なうことを特徴とする情報処理装置が提供される。
対応付けられた場合に、通知された「対応づけされた相手」と通信する。すなわち、一時的な対応付けを行うための識別情報を入力する。
また、ネットワークを介してマッチングサーバと対応付け対象装置との双方に接続可能な通信部と、マッチングサーバのネットワークアドレスを保持するアドレス保持部と、ユーザの指示に基づいてその指示ごとに、異なる識別情報を生成する識別情報生成部と、該識別情報を出力する識別情報出力部とを有し、該識別情報を含む対応依頼情報を前記マッチングサーバに送信するとともに、該マッチングサーバから対応付けに成功したことを示す対応成功情報を受けた場合に、該対応成功情報に含まれるネットワークアドレスに基づいて、対応付けられた対応付け対象装置との間で通信処理を行なうことを特徴とする情報処理装置が提供される。この際、対応付けられた場合に、通知された「対応づけされた相手」と通信する(識別情報を生成する)。
また、生体情報入力部を備え、該生体情報入力部から入力された生体情報に基づいて識別情報を生成することを特徴とする第1の情報処理装置であっても良い。さらに、記号入力部を備え、該記号入力部から入力された記号情報に基づき、識別情報を生成することを特徴とする情報処理装置であっても良い。記号には、数字、文字、絵文字など種々の情報が含まれる。
前記識別情報は、予め生成され保持されている情報であり、ユーザの指示により、前記識別情報を含む対応依頼情報を送信するものでも良い。例えば指紋は、いちいち読み取らせなくてもよい。
また、対応付けられた第2の情報処理装置に関連する伝達情報を出力する出力部を有することが好ましい。相手機器が生成・指定した関連メッセージなどを表示等するので、ユーザがどの機器と対応付けられたかがわかる。
対応付けられた第2の情報処理装置と関連する伝達情報を含む対応依頼情報をマッチングサーバに送信するのが好ましい。相手機器に指定したメッセージなどを表示させるので、ユーザがどの機器と対応付けられたかがわかる。また、対応付けられた第2の情報処理装置と関連する伝達情報を前記第1の及び第2の情報処理装置で対応付けして出力することも可能である。マッチングサーバが指定した色などを両方の機器で表示するので、ユーザがどの機器と対応付けられたかがわかる。
本発明によれば、対応付けようとする2台の機器が同一のネットワーク上にない場合でも、対応付けができるような対応付けすることができるという利点がある。
以下、本発明の実施の形態による情報処理機器について図面を参照しながら説明を行う。まず、本発明の第1の実施の形態による情報処理機器について説明する。
図37を参照して上述したような、携帯電話に蓄積されたドキュメントを、コンビニエンスストアのプリンタで印刷する状況で、携帯電話101がプリンタ202を特定するための技術について図1を参照しながら説明を行なう。
図1に示すように、コンビニエンスストアB内には、LANに接続された3台のプリンタ(プリンタ201、プリンタ202、プリンタ203)が設置されており、携帯電話101は携帯電話網に接続されている。LANと携帯電話網とは広域網によって接続されており、さらに、それぞれが広域網経由でマッチングサーバEとも接続されている。携帯電話101、プリンタ201、プリンタ202、プリンタ203、マッチングサーバEは、それぞれグローバルIPアドレスを有しており、相互に通信が可能である。さらに、携帯電話101、プリンタ201、プリンタ202、プリンタ203は、予め、マッチングサーバEのグローバルIPアドレスを知っている。携帯電話101とプリンタ202とは指の指紋情報を読み込む(認識し識別する)ことができる機能を有している。
プリンタ202を用いて携帯電話101に蓄積されたドキュメントを印刷しようと考える携帯電話101の利用者は、携帯電話101とプリンタ202とに対して、続けて特定の指でタッチする。携帯電話101とプリンタ202とはタッチされた指の指紋情報をそれぞれ識別し、認識する。携帯電話101とプリンタ202とは、指紋情報を読み込むと、携帯電話101とプリンタ202とは、マッチングサーバEに対して、読み込んだ指紋情報251a・251bと自身のグローバルIPアドレスとを通知する。
マッチングサーバEでは、携帯電話101とプリンタ202とからそれぞれ送られてきた指紋情報を比較する。マッチングサーバEは、例えば5秒以内に送られてきた指紋情報同士に限定するといった方法で、「続けてタッチされた」と判断し、指紋情報251a・251bの比較処理を行う。比較した指紋情報が一致すれば、マッチングサーバEは、携帯電話101に対してプリンタ202のグローバルIPアドレスを、プリンタ202に対して携帯電話101のグローバルIPアドレスを通知する。これにより携帯電話101は、プリンタ202のグローバルIPアドレスを取得できるため、携帯電話101の利用者がタッチしたプリンタ(プリンタ202)に対して印刷対象のドキュメントを送信し、ドキュメントを印刷することができる。
以下、図1を用いて説明した第1の実施の形態に関してより詳細に説明する。図2は、携帯電話101の概略構成例を示す機能ブロック図である。本発明に関係しない部位の記載は省略する。図2に示すように、携帯電話Cは、以下の部位から構成される。
1)指紋入力部312:指紋を読み取るための部品である。指紋の読み取りは、光学式、静電容量式、温度センサー式などの周知の方法を用いて行うことができる。
2)通信部301:ネットワークに接続するための部品である。ネットワークカード、LANケーブルの接続端子などを含む。ネットワークに対して無線(電波、赤外線、Bluetooth)などで信号を送受信する場合には、アンテナなどの部品を含む。図2の例では、携帯電話は携帯電話網を用いて携帯電話の基地局(図示せず)と通信するためのアンテナである。尚、プリンタやマッチングサーバは、LANケーブルに接続するための接続端子を有する。
3)指紋情報作成部309:指紋入力部312で読み取った指紋を基に、指紋を入力した人間を識別可能な識別情報を生成する。識別情報は具体的には指紋情報である。指紋情報は、画像データでも良く、抽出された特徴点データでも良い。但し、指紋情報は本人を特定(認証)する目的で使用するのではなく、一般的には、他の人の指との区別が可能な程度の情報量があればよい。
4)自アドレス保持部306:ネットワーク上で自機器(携帯電話、プリンタ)に割り当てられているネットワークアドレスを保持する部位である。(ネットワークアドレスは、具体的にはグローバルIPアドレスであるが、携帯電話もプリンタもマッチングサーバも携帯電話網で接続されているような場合には、携帯電話番号であってもよい。)
5)マッチングサーバドレス保持部310:ネットワーク上でマッチングサーバに割り当てられているネットワークアドレスを保持する部位である。
6)対応機器アドレス蓄積部307:自機器Cと対応付けられた機器(携帯電話に対するプリンタ、プリンタに対する携帯電話)の、ネットワーク上で割り当てられているネットワークアドレスを蓄積する部位である。
7)対応依頼情報送信処理部303:送信先アドレスとしてマッチングサーバのネットワークアドレス、送信元アドレスとして自機器Cのネットワークアドレス、付加データとして識別情報と伝達情報、を含む「対応依頼情報」を作成して、通信部301を介して送信する部位である。
8)対応成功情報受信処理部304:「対応成功情報」を、通信部301を介して受信し、自機器Cと対応付けられた機器(携帯電話に対するプリンタ、プリンタに対する携帯電話)のネットワークアドレスを対応機器アドレス蓄積部307に蓄積する部位である。
9)対応状況出力部302:「対応成功情報」を受信した場合、どの機器と対応しているかを出力するための部品である。例えば、視覚的に利用者に知らせる場合はディスプレイ、LEDなどであり、聴覚的に利用者に知らせるためにはスピーカなどにより構成される。
10)文書蓄積部308:携帯電話内に文書を蓄積する部位である。
11)文書指定部313:文書蓄積部308に蓄積された文書を指定するための部品である。携帯電話のボタンやジョグダイヤルなどで構成される。文書一覧を表示して印刷する文書を選択する、文書を表示して印刷ボタンを押すなどの処理を行う。
12)印刷文書取得部311:文書指定部313によって指示された文書を文書蓄積部306から取り出す部位である。
13)印刷依頼情報送信処理部305:送信先アドレスとして対応機器アドレス蓄積部307に蓄積されたネットワークアドレス、送信元アドレスとして自機器のネットワークアドレス、付加データとして印刷文書取得部311において取得した文書、を含む「印刷依頼情報」を作成して、通信部301を介して送信する部位である。
尚、点線で囲まれた部分は、プリンタと同様の機能を有する部分である。
図3は、プリンタDの概略構成例を示す機能ブロック図である。なお、本実施例に関係しない部位の記載は省略する。
プリンタDは、以下の部位から構成される。上述のように、点線で囲った部位D1の構成は、図2の点線で囲った携帯電話101の部位C1と同じ機能を有するため、説明を省略する。
1)印刷部412:指定された文書を紙に印刷するための部品である。例えば、ページプリンタの方式であれば、帯電させた感光ドラム上にレーザビームを走査することにより、目に見えない静電気の画像を作り、この静電画像にトナー(粉末インク)を吸着させ、それを用紙に転写する。例えば、インクジェットプリンタの方式であれば、インクカートリッジと印字ヘッドとが左右に往復しながら液体インクの粒子を噴射して用紙に印刷する。
2)印刷依頼情報受信処理部:「印刷依頼情報」を、通信部401を介して受信し、送信元アドレスが対応機器アドレス蓄積部407に蓄積されたネットワークアドレスと一致することを確認し、付加データから印刷対象の文書を取り出す部位である。
3)印刷処理部410:印刷依頼情報受信処理部405で取り出した印刷対象の文書を、印刷部412を介して印刷する処理を行なう部位である。
図4は、マッチングサーバEの概略構成例を示す機能ブロック図である。尚、本実施例に関係しない部位の記載は省略する。
1)通信部501:(図2の通信部301と同じであり説明を省略する。)
2)自アドレス保持部504:(図2と同じであり説明を省略する。)
3)対応依頼情報受信処理部502:通信部501を介して「対応依頼情報」を受信して、送信元アドレスと識別情報と伝達情報とを抽出する部位である。
4)マッチング処理部503:対応依頼情報受信処理部502で抽出された「対応依頼情報」の送信元アドレスを基に、「対応依頼情報」を送信した機器に対応付けられる機器のネットワークアドレスを決定し、さらに対応付け情報を付加する部位(対応付け判定部)である。
5)対応成功情報送信処理部505:送信先アドレスとして「対応依頼情報」を送信した機器のネットワークアドレス、送信元アドレスとして自機器のネットワークアドレス、付加データとして「対応依頼情報」を送信した機器に対応付けられる機器のネットワークアドレスおよび伝達情報、並びに、対応付け情報、を含む「対応成功情報」を作成して、通信部501を介して送信する部位である。
6)時刻取得部:現在の時刻を取得する部位である。
7)マッチング情報データベース511:「対応依頼情報」の送信元アドレス、識別情報、および伝達情報、並びに、「対応依頼情報」の受信時刻を組にして保持する部位である。
8)マッチング情報比較処理部506:受信した「対応依頼情報」の識別情報と、マッチング情報データベースに保持されている「対応依頼情報」の識別情報とが同じであり、かつ、受信した「対応依頼情報」の受信時刻と、マッチング情報データベースに保持されている「対応依頼情報」の受信時刻との時間差が所定の時間内であるという条件を満たす、「対応依頼情報」の送信元アドレスと「対応依頼情報」の受信時刻との組が、マッチング情報データベースに保持されているか否かを判定する部位である。
9)マッチング情報登録部507:「対応依頼情報」の送信元アドレス、識別情報、および伝達情報、並びに、「対応依頼情報」の受信時刻を組にしてマッチング情報データベースに登録する部位である。
10)マッチング情報取り出し部508:マッチング情報比較処理部503で、条件を満たすと判定された場合に、マッチング情報データベース511から条件を満たす「対応依頼情報」の送信元アドレスを取り出す部位である。
11)マッチング情報整理処理部510:時刻取得部509で取得した時刻を基に、例えばある一定時間ごとに処理を行ない、マッチング情報データベース511において保持しておく必要がなくなった「対応依頼情報」の送信元アドレス、識別情報、および伝達情報、並びに、「対応依頼情報」の受信時刻の組を、マッチング情報データベース511から削除する部位である。
以上の機能により、マッチングサーバEでは、携帯電話101とプリンタ202とからそれぞれ送られてきた対応依頼情報を比較し、比較した対応依頼情報が一致すれば、携帯電話101に対してプリンタ202のグローバルネットワークアドレスを、プリンタ202に対して携帯電話101のグローバルネットワークアドレスを通知することができる。
以下、上記の各種情報に関する構成例について説明する。
図5は、「対応依頼情報」の通信データのデータ構造例を示す図である。「対応依頼情報」の通信データは、通信データ種別601と、送信先アドレス602と、送信元アドレス603と、付加情報604と、を有している。通信データ種別601は、対応依頼情報を示す。送信先アドレス602は、マッチングサーバのネットワークアドレスである。送信元アドレス603は、対応依頼情報を送信した機器のネットワークアドレスである。付加情報604は、識別情報604aと伝達情報604bとを含む。この中で、識別情報604aは、指紋情報など入力した人間を特定する情報であるが、より広義には、2台(あるいはそれ以上の台数)の機器を組にする場合に、その組に属する機器であることを証明する(識別する)ための識別子である。伝達情報604bは、機器が対応付けられた場合に、相手の機器に伝達するための情報である。
図6は、「対応成功情報」の通信データのデータ構造の例を示す図である。「対応成功情報」の通信データは、通信データ種別701と、送信先アドレス702と、送信元アドレス703と、付加情報704と、を有している。通信データ種別701は、対応成功情報を示す。送信先アドレス702は、対応依頼情報を送信した機器のネットワークアドレスである。送信元アドレス703は、マッチングサーバのネットワークアドレスである。付加情報704は、対応付けられた機器のネットワークアドレス704aと、対応付け情報704bと、伝達情報704cとを含む。この中で、対応付け情報704bは、2台(あるいはそれ以上)の機器が組になった場合に、組になったことを人間に認識させるために用いる情報である。また、伝達情報704cも、2台(あるいはそれ以上)の機器が組になった場合に、組になったことを人間に認識させるために用いることができる。
例えば、プリンタ202のランプ(対応状況出力部402)が赤く光り、携帯電話101の表示画面(対応状況出力部302)に赤いアイコンが表示されることによって、利用者に、その携帯電話101とプリンタ202とが組になったことを知らせるようにする例が考えられる。この場合、対応付け情報704bとして「赤」という情報が、マッチングサーバEから携帯電話101とプリンタ202とに対して送られる。
例えば、携帯電話101で、組になったプリンタのランプを青く光らせたいと思ったとする。この場合、携帯電話101から「対応依頼情報」の付加データに伝達情報として「青」をつけて送信し、マッチングサーバEからプリンタ202に伝達情報として「青」を送り、プリンタ202のランプ(対応状況出力部402)を青く光らせるということが考えられる。逆に、プリンタ202から「対応依頼情報」の付加データに伝達情報として「コンビニ内の真ん中のプリンタ」という文字列をつけて送信し、マッチングサーバEから携帯電話101に伝達情報として「コンビニ内の真ん中のプリンタ」という文字列を送り、携帯電話101の表示画面(対応状況出力部302)に「コンビニ内の真ん中のプリンタ」というメッセージを表示することができる。このようにして、対応付けをユーザに対して確実に知らせることができる。
図7は、マッチング情報データベースに保持されたデータのデータ構造例を示す図である。図7に示すように、マッチング情報データベースには、「対応依頼情報」を送信したネットワークアドレス801と、「対応依頼情報」の受信時刻802と、「対応依頼情報」に含まれていた識別情報803と、「対応依頼情報」に含まれていた伝達情報804が、例えば受信時刻毎に時系列的に示されている。「対応依頼情報」に含まれていた伝達情報804は、前述の色情報や、メッセージとしての「コンビニ内の真ん中のプリンタ」という文字列など、ユーザに伝達すべき情報を含む。
図8は、本実施の形態による操作手順であって、利用者が携帯電話101とプリンタ202とを操作して、携帯電話101内の文書をプリンタ202に印刷する際の、操作手順例を示すフローチャート図である。
尚、携帯電話101とプリンタ202とに対する指紋入力の順番はどちらが先でもよい。まず、ステップS1において処理を開始し(スタート)、ステップS2において自分の所持している携帯電話に指紋を入力する。指紋を入力してから例えば5秒以内に、印刷したいプリンタに同じ指の指紋をステップS3において入力する。ステップS4において、携帯電話とプリンタとの対応付けを確認する。ステップS5において、携帯電話で印刷対象の文書を指定する。ステップS6において、プリンタにおいて印刷対象の文書が印刷される。ユーザはこの印刷物を入手することができる(ステップS7:エンド)。
尚、上記の流れの中で、印刷対象の文書を指紋入力より先に指定しておいてもよい。対応付けを確認するステップは省略してもよい。5秒という例は、具体的な例として提示したが、この値は変更可能である。ネットワークの構成や、対応付ける機器が何か、配置状況がどうなっているかにも依存するが、通常は5分以下のいずれかの値を用いるのが好ましい。指紋の比較処理において、比較対象がいくら待っても送信されない場合には、ある時間(例えば1時間など)で、処理を一旦中止するようにしても良い。
図9は、携帯電話101、プリンタ202に共通の、指紋を入力した後に対応付けられた機器のネットワークアドレスを取得する(時には対応付けに失敗する)までの処理の流れを示すフローチャート図である。
図9に示すように、ステップS11において処理を開始し(スタート)、ステップS12において、指紋入力部に指紋を入力する。ステップS13において、指紋情報作成部において指紋情報を生成する。ステップS14において、対応依頼情報送信処理部は、「対応依頼情報」を生成して、通信部を介して送信を行う。この際、伝達情報も生成して含める(符号1001)。ステップS15において、10秒(マッチングサーバの閾値である5秒よりも少し長めに設定した値)以内に、「対応成功情報」受信したか否かを判定する。受信した場合には(Yes)、ステップS16に進む。受信していない場合には(No)ステップS20に進む。
ステップS16において、対応成功受信処理部は、「対応成功情報」を、通信部を介して受信する。ステップS17において、送信元アドレスは、マッチングサーバドレス保持部に保持されているものと同じか否かを判定する。同じであれば(Yes)、ステップS18に進む。同じでなければ、ステップS20に進む。ステップS18においては、対応成功情報受信処理部は、対応機器アドレス保持部に、対応付けられた機器のネットワークアドレスを保持する。次いで、ステップS19において、対応状況出力部に、対応付けが成功したことを出力する。例えば、対応付け情報又は伝達情報の色でランプを点灯し、対応付け情報又は伝達情報に含まれるメッセージを表示する。
一方、ステップS20においては、対応状況出力部に、対応付けが失敗したことを出力する。例えば、黄色でランプを点滅表示させる。次いで、ステップS21において処理を終了する。
図10は、対応付けられるプリンタを決定した後に、携帯電話101で印刷対象の文書を対応付けられたプリンタに送信する処理の流れを示すフローチャート図である。0に示すように、まず処理をスタートし(ステップS31)、文書指定部で対象文書を指定する(ステップS32)。ステップS33において、印刷文書取得部は、指定された文書を取り出す。ステップS34において、印刷依頼情報送信処理部は、対応機器アドレス蓄積部に保持されたネットワークアドレスに対して、印刷対象の文書を、通信部を介して送信する。
次いで、ステップS35において、対応状況出力部に、対応付けが終了したことを出力する。例えばランプを消灯する。この際、プリンタに印刷終了のメッセージを送信してもらい、そのメッセージを受信してからこの処理を行っても良い(符号1101)。これにより処理を終了する(エンド:ステップS36)。
図11は、対応付けられた携帯電話が決定した後に、プリンタで印刷対象の文書を対応付けられた携帯電話から受信して印刷する処理の流れを示すフローチャート図である。図11に示すように、ステップS41において処理をスタートし、ステップS42において、印刷情報受信処理部は、印刷対象の文書を、通信部を介して受信する。ステップS43において、送信元アドレスは、対応機器アドレス蓄積部に保持されているものと同じか否かを判断する。同じで有れば(YES)ステップS44に進み、異なれば(NO)ステップS46で処理を終了する。ステップS44において、印刷処理部は、印刷部を介して文書を印刷する。次いで、ステップS45において、対応状況出力部に、対応付けが終了したことを出力する。例えば、ランプを消灯する。次いで、ステップS46で処理を終了する。
図12は、マッチングサーバEで携帯電話101とプリンタ202とを対応付ける処理の流れを示すフローチャート図である。まず、ステップS51において処理を開始する(スタート)。ステップS52において、対応依頼情報受信部は、通信部を介して「対応依頼情報」を受信する。ステップS53において、マッチング処理部は「対応依頼情報」から識別情報を取り出す。ステップS54において、マッチング情報比較処理部は、「対応依頼情報」から取り出した識別情報と同じ識別情報をもつデータがマッチング情報データベースに保持されているか否かを調べる。ステップS55において、同じ識別情報をもつデータがマッチング情報データベースに保持されている場合には(YES)、ステップS58に進む。保持されていない場合には(NO)、ステップS56に進む。ステップS56においては、マッチング情報登録部は、マッチング情報データベースに、「対応依頼情報」を送信した機器のネットワークアドレスと、受信時刻と、識別情報と、伝達情報と、の組を保持し、ステップS57で処理を終了する。
ステップS58においては、マッチング情報比較処理部は 「対応依頼情報」の受信時刻と、マッチング情報データベースに保持されているデータの受信時刻と、を比較する。ステップS59において、受信時刻の差が閾値(例えば5秒)以内か否かを判定する。閾値以上の場合には(NO)、ステップS56に進む。閾値以内の場合には(YES)、ステップS60に進む。ステップS60において、マッチング情報取り出し部は、受信時刻の差が閾値以内のデータをマッチング情報データベースから取り出す(データベースから削除される。)ステップS61において、必要に応じて、マッチング処理部は対応付け情報(例えばランプの色)を生成する。ステップS62において、対応成功情報処理部は、送信先アドレスとして、受信した「対応依頼情報」の送信元アドレスを設定した「対応成功情報」を生成し、S61において生成した対応付け情報とマッチング情報データベースに保持されていた伝達情報とを付加して、通信部を介して送信する。ステップS63において、対応成功情報処理部は、送信先アドレスとして、マッチング情報データベースに保持されていたネットワークアドレスを設定した「対応成功情報」を生成し、S61において生成した対応付け情報と受信した「対応依頼情報に含まれる伝達情報とを付加して、通信部を介して送信する。ステップS57で処理を終了する。
図13は、マッチングサーバEで不要となったマッチング情報を削除する処理の流れを示すフローチャート図である。まず、ステップS71において処理をスタートし、ステップS72において、マッチング情報整理処理部は、一定時間おき(例えば1分おき)に動作する。次いで、ステップS73において、マッチング情報データベースに保持されているデータを一組づつ調べる(ステップS73)。次いで、ステップS74において、保持されているデータの受信時刻と現在時刻との差が閾値(例えば5秒)以内かどうか判断する。YESの場合にはステップS76に進み、NOの場合にはステップS75に進む。ステップS75において、マッチング情報整理処理部はマッチング情報データベースから当該データを削除し、ステップS76に進む。ステップS76において、保持されているデータを全て調べ終えたか否かを判断し、NOの場合はステップS73に戻る。YESの場合は、処理を終了する(ステップS77:エンド)。
図8〜図13を用いて説明したようにして、携帯電話から指定したプリンタに情報に基づく印刷を行うことができる。
図14は、対応づけ情報を用いた場合の、携帯電話とプリンタとが対応付けられた状態の例Fを示す図である。図14に示すように、本実施の形態による情報処理機器は、携帯電話101とプリンタ202とが対応付けられている。携帯電話101には赤いアイコン1501が表示され、プリンタ202ではランプ202aが赤く光っている。また、携帯電話102とプリンタ201とが対応付けられている。携帯電話102には青いアイコン1502が表示され、プリンタ201ではランプ201aが青く光っている(図14では、図が白黒であるためパターンで色を識別できるように表現している。)。「赤」や「青」は、対応付け情報としてマッチングサーバEのマッチング処理部で生成されたものであり、重複しないような色が指定される。なお、マッチングサーバEで生成する対応付け情報は色情報に限る必要はなく、メッセージ文字列などの他の視覚的情報、あるいは、音声などの聴覚的情報であってもよい。
図15は、伝達情報を用いた場合の、携帯電話とプリンタとが対応付けられた状態の別の例を示す図である。図15に示すように、携帯電話101とプリンタ202とが対応付けられている。携帯電話101にはプリンタ202が生成したメッセージ「コンビニの真ん中のプリンタ」1506が表示されており、プリンタ202では携帯電話101が生成したメッセージ「山田さんの携帯電話」1504が表示されている。また、携帯電話102とプリンタ201とが対応付けられている。携帯電話102にはプリンタ201が生成したメッセージ「コンビニの左端のプリンタ」1507が表示されており、プリンタ201では携帯電話102が生成したメッセージ「田中さんの携帯電話」1503が表示されている。ここで示したメッセージは、伝達情報として、マッチングサーバE経由で渡される。なお、伝達情報はメッセージ文字列に限る必要はなく、色情報などの他の視覚的情報、あるいは、音声などの聴覚的情報であってもよい。
尚、マッチングサーバEで用いる閾値は、マッチングサーバEが固定でもっている値(5秒)として説明したが、閾値は対応依頼情報の付加データに含めて携帯電話101/プリンタ202からマッチングサーバEに送ってもかまわない。マッチングサーバEでは、対応依頼情報の付加データに含まれる閾値をマッチング情報データベースに保持する。図13で不要になったデータを削除する処理で用いられる閾値はマッチング情報データベースに保持されたデータの閾値を用いるが、図12の対応付け処理において用いられる閾値は、マッチング情報データベースに保持されたデータの閾値と受信した対応依頼情報に含まれる閾値との小さいほうの値が採用される。
上記においては、携帯電話101にも、指紋入力部が設けられるものとして説明したが、携帯電話101に予め指紋情報を蓄積しておき、操作によって指紋情報を含む対応依頼情報を送信する構成にしてもよい。この場合、携帯電話101に対しては指紋を一々入力しなくてもよく、マッチングサーバEに識別情報を含む「対応依頼情報」を送信することを指示しさえすればよい。尚、指紋情報を予め保持しておくのは、この例では携帯電話に適用するべきであるが、一般的にはどちらの機器において実現してもよい(プリンタに予め指紋情報を保持しておき、携帯電話の側でそのたび毎に入力するような構成にしてもよい)。
ところで、本実施の形態においては、識別情報として指紋情報を採用した。これは、装置にタッチして指紋を読み取る行為と、装置を指定する行為とが直感的に結びつきやすいからである。また、指紋の場合、対応付けを行なう毎に指を変えて読み込ませることもできる。従って、人差し指によって対応付けた機器の組、中指によって対応付けた機器の組、というように、区別して用いることが可能な点で便利であり、偽造などもしにくい。また、指紋を識別情報として用いる以外にも、虹彩・声紋・手のひらの静脈パターンなどの種々の公知の生体情報に基づいて識別可能である。(この場合、指紋入力部312、411は広義の意味の生態情報入力部となる。)
情報処理装置901についてさらに説明を続ける。ここまでは、携帯電話101とプリンタ202とを対応づける例として説明したが、対応付ける対象の機器はどのようなものであっても良い。一般化すると、本明細書における情報処理装置901とは、例えば、携帯電話、プリンタのみならず、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、PDA、電話機、テレビ電話装置、スキャナなども含まれ、少なくとも、指紋入力部、通信部、指紋情報作成部、自アドレス保持部、マッチングサーバドレス保持部、対応機器アドレス蓄積部を有していれば良い。指紋入力部からの入力に対応して、マッチングサーバEと通信する図9の処理を行ない、対応付けが行なわれた場合には、対応機器アドレス保持部に対応付けられた機器のネットワークアドレスを保持する機能を持つ機器を総称して情報処理装置901と呼ぶ。
また、同様に、マッチングサーバEに関しても、例としてはパーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバシステムなどが対象となり、機能的には、携帯電話、PDAなどでも実現可能である。また、情報処理装置の1つにマッチングサーバEが内蔵されている構成であっても良い。また、マッチングサーバEと情報処理装置901、902とが同じLAN(有線または無線)上にある場合には、情報処理装置901、902は「対応依頼情報」の送信先アドレスとしてマッチングサーバEのネットワークアドレスでなく、当該LAN上の各機器に対するブロードキャストメッセージのためのアドレスを設定する構成であっても良い。この場合、マッチングサーバEは当該LAN上のブロードキャストメッセージを監視し、メッセージが「対応依頼情報」であれば図12の処理を行なう。
次に、指紋以外の情報の利用について説明する。
ここまで識別情報として指紋情報を用いる例について説明してきたが、識別情報としては各種の情報を用いることができる。以下に、その変形例について説明を行う。この場合、第1の情報処理装置の指紋入力部を「識別情報入力部」と称し、指紋情報作成部は「識別情報作成部」と称する。
1)識別情報が、数字文字列:第1及び第2の2つの情報処理装置が識別情報入力部として数字/文字入力部(記号入力部)をもち、2つの機器に対して、ユーザが同じ数字(又は文字又は数字と文字の混合列)を入力する。入力された数字が識別情報としてマッチングサーバへ送られる。尚、第1の情報処理装置が第2の情報処理装置内でランダムに生成した数字や文字列を表示し、第1の情報処理装置で表示した数字や文字列をユーザが第2の情報処理装置に入力し、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから送られる「対応依頼情報」がマッチングサーバに5秒以内の間隔で到着するように、ユーザが第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを操作する構成にしてもよい。また、第1の情報処理装置が蓄積している数字や文字列をユーザが覚えておき、ユーザが覚えている数字や文字列をユーザが第2の情報処理装置に入力し、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから送られる「対応依頼情報」がマッチングサーバに5秒以内の間隔で到着するように、ユーザが第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを操作する構成にしてもよい。
2)識別情報が画像、映像等:第1及び第2の2つの情報処理装置が識別情報入力部としてカメラなどの画像入力部(画像/映像入力部)をもち、二つの機器に対して同じ映像を読み込ませる。映像の例は、顔の画像でも良く、カメラの前で行なうアクション(例えば腕を交差させてから両手を上にあげるなど)の映像でも良い。入力された画像や映像が識別情報としてマッチングサーバへ送られる。尚、第1の情報処理装置が第1の情報処理装置内でランダムに生成した画像、映像、あるいは2次元コードなどを表示し、第1の情報処理装置で表示した画像、映像、あるいは2次元コードを第2の情報処理装置で読み取り、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから送られる「対応依頼情報」がマッチングサーバに5秒以内の間隔で到着するように、ユーザが第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを操作する構成にしてもよい。また、第1の情報処理装置が蓄積している画像や映像(例えば自分の顔)をユーザが覚えておき、ユーザが覚えている画像や映像をユーザが第2の情報処理装置に入力し、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから送られる「対応依頼情報」がマッチングサーバに5秒以内の間隔で到着するように、ユーザが第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを操作する構成にしてもよい。
3)識別情報が音情報:第1及び第2の2つの情報処理装置が識別情報入力部としてマイクなどの音声入力部をもち、二つの機器に対して同じ音声を聞かせる。音声の例は、ユーザのキーワード発声であったり、ユーザの鼻歌であったり、携帯電話の着メロを聞かせたりする。入力された音声は識別情報としてマッチングサーバEへ送られる。なお、第1の情報処理装置が第2の情報処理装置内でランダムに生成した音声や音楽などを出力し、第1の情報処理装置で出力した音声や音楽を第2の情報処理装置で入力し、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから送られる「対応依頼情報」がマッチングサーバに5秒以内の間隔で到着するように、ユーザが第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを操作する構成にしてもよい。また、第1の情報処理装置が蓄積している音声や音楽(例えば、自分の名前の発音や「チューリップ」の歌)をユーザが覚えておき、ユーザが覚えている音声や音楽をユーザが第2の情報処理装置に入力し、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから送られる「対応依頼情報」がマッチングサーバに5秒以内の間隔で到着するように、ユーザが情報処理装置と情報処理装置とを操作する構成にしてもよい。この場合、第1の情報処理装置では曲のタイトルを表示し、第2の情報処理装置には曲のメロディを入力するといった実装も考えられる。尚、マッチングサーバで識別情報が同じであるという判断する際には、当然のことながら、識別情報のデータ列が完全に一致している必要はない。例えば、この例であれば、一つの機器に入力されたメロディと別の機器に入力されたメロディとが異なっていても、同じ歌の一節であると認識されたならば、識別情報が同じであると判断される。
4)識別情報がリモコン信号:第1及び第2の2つの情報処理装置が識別情報入力部として赤外線受光部や電波受信部などのリモコン信号入力部をもち、二つの機器に対して同じリモコン信号を送信する。入力されたリモコン信号は識別情報としてマッチングサーバEへ送られる。なお、第1の情報処理装置が第2の情報処理装置内でランダムに生成したリモコン信号を送信し、第1の情報処理装置で送信したリモコン信号を第2の情報処理装置で受信し、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから送られる「対応依頼情報」がマッチングサーバに5秒以内の間隔で到着するように、ユーザが第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを操作する構成にしてもよい。
5)その他、図16に示すように、ユーザ1601が、2つの第1及び第2の情報処理装置1604(図では2つが重なって見えている)を手1603にもって重ねて振る(1602)。あるいは、ユーザ1605が、2つの第1及び第2の情報処理装置1608を手1606にもってそれぞれ同じようなアクション(例えば、左肩の上から右下に向けて3回振る、など)で振る。第1の情報処理装置は識別情報入力部として3次元加速度センサー(動きセンサー)をもっており、どのような加速がかかったかを正規化して識別情報を生成して、マッチングサーバに送る。なお、第1の情報処理装置が蓄積しているアクションをユーザが覚えておき、ユーザが覚えているアクションをユーザが第2の情報処理装置に入力し、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから送られる「対応依頼情報」がマッチングサーバに5秒以内の間隔で到着するように、ユーザが第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを操作する構成にしてもよい。この場合、第1の情報処理装置ではアクションの内容を文字列や画像で表示し、第2の情報処理装置には第1の情報処理装置での表示に対応するアクションを入力するという方法も実現可能である。
以上に説明したように、本実施の形態においては、マッチングサーバが2つの機器から受信した識別情報が一致した場合にのみ2つの機器を対応付けるとしたが、マッチングサーバ内で一致とみなせるためのデータベースをもっていれば、必ずしも同じ識別情報を受信しなくとも対応付けは可能である。例えば、一方の機器で合言葉「山」を入力し、もう一方の機器で合言葉「川」を入力した場合、マッチングサーバ内で「山」と「川」とが組になっている(組の情報である)と判定できさえすれば、2つの機器を対応付けることができる。また、一方の機器で人差し指の指紋を入力し、もう一方の機器で中指の指紋を入力した場合、マッチングサーバ内のデータベースに利用者ごとに全指の指紋情報を有しており、人差し指の指紋と中指の指紋とが組になっていると判定できれば、2つの機器を対応付けられたものとして判断することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態による情報処理装置について図面を参照しつつ説明を行う。上記第1の実施の形態においては、2つの情報処理装置(携帯電話101、プリンタ202)を対応付けて、対応付けられた後は、一方の情報処理装置から印刷文書を送信し、他方の情報処理装置で受信した印刷文書を印刷するアプリケーションについて説明した。ところで、本発明の対応付け方法が適用可能なアプリケーションは、印刷に限らず、各種局面において利用が可能である。
本発明の第2の実施の形態では、図17に示すように、携帯電話と通信機能付テレビとを対応付けて、携帯電話で受信したテレビ電話の映像出力を切り替えて、手近にあるテレビの画面に出力するアプリケーションについて説明する。携帯電話において、テレビ電話を行なうことは、近年一般的になっている。尚、テレビ電話の呼制御プロトコルとしてはSIP(Session Initiation Protocol)を用い、データ転送のプロトコルとしてはRTP(Real-time Transport Protocol)を用いることを念頭に説明を行なうが、プロトコルはSIPやRTP以外を用いてもよい。
図17左の携帯電話1701−Aは、映像出力切替前の状態を示している。携帯電話1701−Aでは、テレビ電話アプリケーションが起動している。ここでは、通話相手から送られてきた音声と映像とが携帯電話1701−A(切替前の状態)のスピーカ1706−Aとディスプレイ1704−Aとから出力され、携帯電話1701−Aのマイク1705−Aとカメラ1703−Aとから入力された音声と映像とが通話相手に送られている。
図17右の携帯電話1701−B(切替後の状態)と通信機能付テレビ1702との組は、映像出力切替後の状態を示している。ここでは、携帯電話1701−Bと通信機能付テレビ1702とが対応付けられている。携帯電話1701−Bは折りたたまれており、ディスプレイは見えない。ここでは、通話相手から送られてきた音声が携帯電話1701−Bのスピーカ1706−Bから出力され、携帯電話1701−Bのマイク1705−Bとカメラ1703−Bとから入力された音声と映像とが通話相手に送られている。そして、通話相手から送られてきた映像が通信機能付テレビ1702のディスプレイ1711に表示される。
尚、通話相手から送られてきた映像のみを通信機能付テレビ1702で出力するものとして以下の説明を行なうが、テレビ1702のスピーカで通話相手から送られてきた音声を出力するようにしてもよいし、テレビ1702がマイクやカメラを備えているような構成であれば、通話相手に送る音声や映像をテレビ1702のマイクやカメラから入力してもよい。また、通話相手から送られてくる音声や映像が、携帯電話1701−Bとテレビ1702との両方で出力される構成であってもよい。また、図17右において、携帯電話1701−Bは通話相手となんらの映像/音声通信を行なわず、テレビ1702のみを用いて通話相手とテレビ電話を行なう構成であってもよい。
図18は本実施の形態によるシステムの構成例を示す図である。図18に示すように、携帯電話1801と、携帯電話1801と対応付けられるテレビ1823、携帯電話1801の通話相手である相手方携帯電話1811、マッチングサーバ1821がネットワーク1830により接続されている。尚、本発明の第1の実施の形態において説明したように、使用するネットワークがグローバルネットワークアドレスであれば、各機器がどのようなサブネットワークを経由してネットワークにつながっているかは、以下の説明においては関係ない。
携帯電話1801と相手方携帯電話1811は、ディスプレイ1805・1814、スピーカ1804・1815、カメラ1802・1812、マイク1803・1813を備えている。テレビ1823は、ディスプレイ1824を備えている。尚、説明に必要のない構成の記載(テレビのスピーカなど)は省略した。以下、図17及び図18に示す、2台の携帯電話と1台の液晶テレビとの符号に関しては、基本的には図18の構成において付した符号を用いて説明を行う。
図19は、映像出力切替前(図17左)の状態の、音声データおよび映像データの流れを説明する概念図である。携帯電話1801と相手方携帯電話1811とにおいて、相手方携帯電話1811のマイク1813から携帯電話1801のスピーカ1804へ(L1)、相手方携帯電話1811のカメラ1812から携帯電話1801のディスプレイ1805に(L2)データが送られる。また、携帯電話1801のカメラ1802から相手方携帯電話1811のディスプレイ1814にデータが送られるとともに(L3)、携帯電話1801のマイク1803から相手方携帯電話1811のスピーカ1815にデータが送られる(L4)。
図20、図21は、映像出力切替後(図17右)の状態の、音声データおよび映像データの流れを説明する概念図である。図20では、携帯電話1811のマイク1813から携帯電話1801のスピーカ1804へ(L5)、携帯電話1811のカメラ1812で入力された映像データは、一旦携帯電話1801に送信され、携帯電話1801からテレビ1823に転送されて、テレビ1823のディスプレイ1824で出力されている(L6)。また、携帯電話1801のカメラ1802から相手方携帯電話1811のディスプレイ1814にデータが送られるとともに(L7)、携帯電話1801のマイク1803から相手方携帯電話1811のスピーカ1815にデータが送られる(L8)。
この変形例を示す図21においては、相手方携帯電話1811’のマイク1813’から携帯電話1801のスピーカ1804’に(L9)出力され、相手方携帯電話1811’のカメラ1812’で入力された映像データは、直接テレビ1823’に送られ(L10)、テレビ1823’のディスプレイ1824’で出力されている。携帯電話1801’のマイク1803’から入力された音声は相手方携帯電話1811’のスピーカ1815’に(L12)、携帯電話1801’のカメラ1802’から入力された映像は相手方携帯電話1811’のディスプレイ1814’に(L11)出力されている。
図22は、図19から図20へ移行する処理を行なうための機能を主として示す携帯電話(G)1801の構成図である。基本的には、符号は新たに付している構成に関しても、図2、図3と同一の構成部分に関してはその説明は省略する。なお、識別情報が指紋情報以外でも良いことは第1の実施の形態の場合と同様である。
1)転送元呼管理部2206:図19での通話相手である相手方携帯電話1811との呼を管理する。SIPを用いて、呼の確立、解放などの処理を行ない、RTPを用いて音声、映像のデータ転送を行なう。
2)転送先呼管理部2205:携帯電話からの映像データの転送先であるテレビとの呼を管理する。SIPを用いて、呼の確立、解放などの処理を行ない、RTPを用いて(音声、)映像のデータ転送を行なう。
3)テレビ電話処理部2210:テレビ電話の音声データ、映像データを処理する部位である。音声と映像によるテレビ電話でなく、音声のみであっても良い。マイクから入力した音声データ、カメラから入力した映像データを転送元呼管理部2206へ渡し、転送元呼管理部2206から渡された音声データをスピーカへ出力し、映像データをテレビ電話のディスプレイに出力する。
4)データ転送管理部2209:音声データ、映像データを中継処理する部位である。転送元呼管理部2206から得た音声データ、映像データを転送先呼管理部2205へ渡し、転送先呼管理部2205から得た音声データ、映像データを転送元呼管理部2206へ渡す。図17右の例では、相手方携帯電話1811からの映像データを転送先呼管理部2205に渡して、テレビ1823へ送る処理のみを行なう。
5)転送指示処理部2213:転送元呼管理部2206で扱われていたデータ(具体的には、相手方携帯電話1811から受信する音声データ、相手方携帯電話1811から受信する映像データ、相手方携帯電話1811へ送信する音声データ、相手方携帯電話1811へ送信する映像データ、の4種類のデータ)のうちの一部または全部を、対応機器アドレス蓄積部2208に保持されたネットワークアドレスをもつ情報処理機器(テレビ(H)1823)へ転送する処理を行なう部位である。
図23は、図19から図20へ移行する処理を行なうためのテレビH(1823)の構成例を示す図である。図2、図3と同一の構成部分の説明は省略している。なお、識別情報が指紋情報以外でも構わないことは第1の実施の形態と同じである。
1)転送呼管理部2305:携帯電話1801との呼を管理する。SIPを用いて、呼の確立、解放などの処理を行ない、RTPを用いて(音声、)映像のデータ転送を行なう。
2)テレビ出力処理部2308:テレビ電話の映像データ出力を処理する部位である。映像データ出力のみの例を記しているが、音声データ出力、映像データ入力、映像データ出力も処理可能である。転送呼管理部2305から渡された、映像データをディスプレイに出力する。
以下、図19から図20へ移行する処理の流れを示すフローチャートに関して、図を参照して説明する。便宜上、携帯電話1801とテレビ1823との呼は携帯電話1801から発呼するものとして説明するが、テレビ1823から発呼しても同様である。
図24は、携帯電話1801における図19から図20へ移行する際に、図9のフローチャートと同様の処理でテレビ1823と対応付けられた後の、処理の流れを示すフローチャート図である。図24に示すように、まずステップS81において処理を開始し(スタート)、ステップS82において、転送指示処理部は、対応機器アドレス蓄積部を参照して転送先の機器(テレビ1823)のネットワークアドレスを得る。次いで、ステップS83において、転送指示処理部は、転送先呼管理部に転送先の機器との呼を確率させる(転送先呼管理部は転送先の機器に発呼して呼を確立する)。
ステップS84において、転送指示処理部は、データ転送管理部に指示し、転送元呼管理部で受信した映像データを転送先呼管理部から送信させる。次いで、ステップS85において、転送指示処理部は、テレビ電話処理部に指示し、映像データの出力を中止する。ステップS86において、テレビ電話処理部は、対応状況出力部に、映像データの出力がテレビ(H)1823で行われている旨を表示する。
図25は、テレビ(H)1823における図19から図20へ移行する際に、図9のフローチャートと同様の処理で携帯電話1801と対応付けられた後の、処理の流れを示すフローチャート図である。
図25に示すように、まずステップS91において処理を開始し(スタート)、ステップS92において、転送元の機器(携帯電話1801)から着呼すると、転送呼管理部は転送元の機器と呼を確立する。対応機器アドレス蓄積部を参照して、呼を確立する相手機器のアドレスが対応機器アドレス蓄積部に保持されたアドレスと一致するかを調べる処理を行っても良い(2501)。
次いで、ステップS93において、テレビ出力処理部は、転送呼管理部が受信した映像データを出力する。ステップS94において、テレビ出力処理部は、対応状況出力部に、携帯電話1801で受信していた映像データが転送されている旨を表示する。ステップS95で処理を終了する。
図26は、携帯電話1801とテレビ1823との間で呼を確立するための呼制御データの構成例を示す図である。記述はSDP(Session Description Protocol)に準ずるが、必要な箇所のみを抜き出したものである。
図26(a)は、携帯電話G1801からテレビH1823へ送られる呼確立要求の呼制御データの例である。videoという記述により通信メディアとして映像を指定し、「sendonly」という記述により映像を送信はするが受信しない片方向通信を指定している。携帯電話G1801ではテレビH1823からの映像の受信を行なわないため、映像受信用の通信ポートを指定する必要はない。従って、通信ポート番号として、実際には存在しないポート番号(999)を指定し、テレビH1823側には本当の通信ポート情報は開示していない。
図26(b)は、図26(a)の呼確立要求に対する応答としての、テレビH1823から携帯電話G1801へ送られる呼確立応答の呼制御データである。videoという記述により通信メディアとして映像を指定し、「rcevonly」という記述により映像を受信はするが送信しない片方向通信を指定している。テレビH1823では携帯電話G1801への映像の送信は行なわないが、受信を行なう。従って、通信ポート番号を指定し(4060)、携帯電話G1801からの映像を待ち受ける。
図27は、図19から図21へ移行する処理を行なうための携帯電話Iの構成例を示す図である。図2、図3と同一の構成部分の説明は省略する。尚、識別情報が指紋情報以外でも同様であることは、第1の実施の形態の場合と同様である。
1)テレビ電話呼管理部2705:図19における通話相手である相手方携帯電話1811’との呼を管理する。SIPを用いて、呼の確立、解放などの処理を行ない、RTPを用いて音声、映像のデータ転送を行なう。
2)テレビ電話処理部2708:テレビ電話の音声データ、映像データを処理する部位である。音声と映像によるテレビ電話でなく、音声のみであっても良い。マイクから入力した音声データ、カメラから入力した映像データをテレビ電話呼管理部2705へ渡し、テレビ電話呼管理部2705から渡された音声データをスピーカへ出力、映像データをディスプレイに出力する。
3)転送依頼処理部2711:テレビ電話呼管理部2705で扱われていたデータ(具体的には、相手方携帯電話J1811’から受信する音声データ、相手方携帯電話J1811’から受信する映像データ、相手方携帯電話J1811’へ送信する音声データ、相手方携帯電話J1811’へ送信する映像データ、の4つ)のうちの一部または全部を、対応機器アドレス蓄積部2707に保持されたネットワークアドレスをもつ情報処理機器(テレビ1823’)へ転送するよう、テレビ電話で通話している相手機器(相手方携帯電話J1811’)に依頼する部位である。
図28は、図19から変形図21へ移行する処理を行なうための相手方携帯電話J1811’の構成例を示す機能ブロック図である。
1)第1テレビ電話呼管理部2802:図19での通話相手である携帯電話I1801’との呼を管理する。SIPを用いて、呼の確立、解放などの処理を行ない、RTPを用いて音声、映像のデータ転送を行なう。
2)第2テレビ電話データ転送処理部2803:図21における映像データ送信先であるテレビ1823’に対するデータ送受信を行なう。RTPを用いて音声、映像のデータ転送を行なう。第1テレビ電話呼管理部2802と同様に、データ転送を含む呼全体を管理するようにしても良い。その場合、SIPを用いて、呼の確立、解放などの処理も行なう。
3)テレビ電話処理部2805:テレビ電話の音声データ、映像データを処理する部位である。音声と映像によるテレビ電話でなく、音声のみであっても良い。マイクから入力した音声データを第1テレビ電話呼管理部2802へ渡し、第1テレビ電話呼管理部2802から渡された音声データをスピーカへ出力、映像データをディスプレイに出力する。また、カメラから入力した映像データを、第1テレビ電話呼管理部2802または第2テレビ電話呼管理部2803へ渡す。
4)送受信先設定処理部2804:音声データ、映像データの送信先機器、受信元機器を設定する部位である。第1テレビ電話呼管理部2802を介して携帯電話I1801’から受けた指示に基づき、映像データの送信先機器を、携帯電話I1801’からテレビ1823に変更する。
尚、テレビ1823’の構成は図23に示すテレビ1823の構成と同様である。但し、対応機器アドレス蓄積部に蓄積されたネットワークアドレス(携帯電話1801’のネットワークアドレス)と、転送呼管理部において呼を確立する相手機器/受信映像を送信してきた相手機器のネットワークアドレス(相手方携帯電話1811’)とは異なる。従って、図25に示すフローチャートの処理のうち、「対応機器アドレス蓄積部を参照して、呼を確立する相手機器のアドレスが対応機器アドレス蓄積部に保持されたアドレスと一致するかを調べるステップを入れてもよい」(2501)の処理は行なわない。
図29は、携帯電話1801’における図19から図21へ移行する際に、図9のフローチャートと同様の処理でテレビ1823’と対応付けられた後の処理の流れを示すフローチャート図である。尚、図9のフローチャートと同様の処理において、テレビ1823’から伝達情報としてテレビ1823’の映像受信ポートを受け取っているものとする。
図30は、相手方携帯電話J1811’における図19から図21へ移行する処理の流れを示すフローチャート図である。尚、テレビ1823’における図19から図21へ移行する処理は、図9のフローチャート図と同様の処理であるため、フローチャート図を省略している。但し、携帯電話I1801’に対して伝達情報としてテレビ1823’の映像受信ポートを知らせて、携帯電話I1801’との対応付けが行なわれた後は、当該映像受信ポートにおいて映像データを待ち受けるものとする。この例では、テレビ1823’は、単に相手方携帯電話J1811’からの映像データを受信するのみである(呼制御は行なわない)。
図29に示すように、まずステップS101において処理を開始し(スタート)、ステップS102において、転送依頼処理部は、対応機器アドレス蓄積部を参照して、転送先の機器(テレビ1823’)のネットワークアドレスを得る。ステップS103において、転送依頼処理部は、テレビ電話呼管理部を介して、テレビ電話相手の機器(携帯電話1811’)に対して映像データの送信先を転送先の機器(テレビ1823’)の映像受信ポート(対応成功情報として取得)に設定するよう指示する。
次いで、ステップS104において、転送依頼処理部は、テレビ電話処理部に指示し、映像データの出力を中止する。ステップS105において、テレビ電話処理部は対応状況出力部に、映像データの出力がテレビ1823で行われている旨を表示する。ステップS106において処理を終了する(エンド)。
また、図30に示すように、まずステップS111において処理を開始し(スタート)、ステップS112において、第1テレビ電話呼管理部は、通信部を介してテレビ電話相手の機器(携帯電話I1801’)から映像データの送信先を変更するよう指示を受け、その旨を送受信先設定処理部に通知する。ステップS113において、送受信先設定処理部は、第2テレビ電話データ転送処理部に指示して、映像データの送信先を転送先の機器(テレビ1823’)の映像受信ポートに設定する。
次いで、ステップS114において、送受信先設定処理部は、テレビ電話処理部に指示し、カメラから入力した映像データを渡す先を、第1テレビ電話呼管理部から第2テレビ電話データ転送処理部に変更する。このとき、マイクから入力した音声データの渡し先は第1テレビ電話呼管理部のままであるとする(3001)。また、スピーカへ出力する音声データの入手元、および、ディスプレイへ出力する映像データの入手元は、第1テレビ電話呼管理部のままであるとする。そして、ステップS115において処理を終了する(エンド)。
尚、携帯電話1801’から携帯電話1811’に対して行なう、「映像データの送信先を転送先の機器(テレビ1823’)に設定する」指示としては、パラメタとして、少なくとも「転送先の機器のネットワークアドレス(テレビ1823’のネットワークアドレス)」「転送したいデータの種別(携帯電話1811’から見て、「送信映像データ/受信映像データ/送信音声データ/受信映像データ」の4つのうち、「送信映像データ」のみを転送希望)を含む。
以上において、図27〜図30を参照して説明した例では、携帯電話1811’とテレビ1823’との間では呼は確立していないが、携帯電話1811’とテレビ1823’との間で、携帯電話1811’からテレビ1823’に対して片方向に映像データが転送される呼を確立してもよい。その場合、SIPのうち、転送のプロトコルが利用可能である。携帯電話1801’と携帯電話1811’との間の呼で使用するデータ種別のうちの一部(例えば映像・音声のうちの映像のみ)を、別の機器に転送する技術は、少なくともデータが双方向通信であれば、SIPおよびSDPでは記述可能である。本実施の形態では映像データのうち片方向のみを別の機器に転送しているが、片方向通信のSDPの記述例については図26を参照して説明しており、これらを組みあわせることによって、携帯電話1811’とテレビ1823’との間で、携帯電話1811’からテレビ1823’に対して片方向に映像データが転送される呼を確立して映像データの送信先を変更することも可能である。
以上により、図17で説明したように、携帯電話1701でテレビ電話を行なっている最中に、相手から送られてきた映像データをテレビ1702に表示して、大画面で鑑賞することが可能である。同様に、相手から送られてきた音声データを別のスピーカ(テレビ1702またはステレオなど別の機器)に高音質で出力したり、相手に送る映像データや音声データの入力を、携帯電話1701の付属のカメラやマイクから、別のカメラやマイクに変更して高画質の映像、高音質の音声を相手に送ることも可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態による情報処理システムについて図面を参照しつつ説明を行う。本実施の形態は、カメラ(デジタルカメラ、ビデオカメラなど)と通信機能付テレビとを対応付けて、カメラで撮影した画像や映像を遠隔地のテレビに出力するアプリケーションについて図31に基づいて説明する。例えば、東京に住む息子夫婦が撮影したわが子の写真を、大阪に住む両親の家のテレビに出力するような場合である。詳細な処理は第1及び第2の実施の形態と同様であるため、異なる箇所であって必要のあるところだけを説明する。
図31に示すように、カメラ3701とテレビ3702とマッチングサーバ3401とは、広域網3301によって接続されている。カメラ3701のユーザである「東京に住む息子」は、わが子の写真を両親に見せるために、テレビ3702のユーザである「大阪に住む母」に電話する。「東京に住む息子」は、電話機3791を用いて「大阪に住む母」に数字「2998327」を入力するよう指示した後、カメラ3701に数字「2998327」を入力する。「大阪に住む母」は、電話機3792により「東京に住む息子」からの指示を受けて、テレビ3702に数字「2998327」を入力する。なお、電話機3791、3792は数字「2998327」の伝達手段の説明のため用いたものであり、カメラ3701とテレビ3702とマッチングサーバ3401からなるシステムと必ずしも連動している必要はない。また、数字「2998327」は、「東京に住む息子」が勝手に考えたその場限りの合言葉であっても良い。
カメラ3701は、識別情報入力部として数字/文字入力部をもち、識別情報として数字「2998327」を含む「対応依頼情報」がマッチングサーバ3401に送られる。同様に、テレビ3702は、識別情報入力部として数字/文字入力部をもち、識別情報として数字「2998327」を含む「対応依頼情報」がマッチングサーバ3401に送られる。マッチングサーバ3401では、所定時間以内に、カメラ3701からの「対応依頼情報」とテレビ3702からの「対応依頼情報」を受信すると、それぞれに含まれる識別情報を比較し、一致すれば、カメラ3701とテレビ3702とに「対応成功情報」を返す。これにより、カメラ3701とテレビ3702とは対応付けられ、カメラ3701はテレビ3702のネットワークアドレスを、テレビ3702はカメラ3701のネットワークアドレスを取得できる。よって、カメラ3701は広域網3301を介してテレビ3702に画像や映像を送信することが可能となる。
尚、識別情報として数字を用いる例を挙げたが、第1及び第2の実施の形態と同じく、識別情報として数字以外のさまざまなもの(同一の音声、映像、アクション、など)が考えられる。
さて、第1及び第2の実施の形態では、マッチングサーバ3401で設定する所定時間を5秒としていたのに対し、第3の実施の形態では、マッチングサーバ3401で設定する所定時間を1分程度とするのが望ましい。これは、第1及び第2の実施の形態では対応付けられる2つの機器に指紋などの識別情報を入力するのが同一人であるのに対して、第3の実施の形態では、別の人間が識別情報を入力しているため、時間差が拡大する可能性があるからである。マッチングサーバ3401では、使用するアプリケーションに応じて、所定時間を適時設定すればよい。
以下、マッチングサーバ3401において所定時間が5秒と設定されているのに、第3の実施の形態のようにカメラ3701とテレビ3702との対応付けの場合の所定時間を1分としたい場合の処理の一例について説明する。この場合、「対応依頼情報」の付加情報として「指定対応時間」というパラメタを含める。カメラ3701からの「対応依頼情報」に含まれる指定対応時間は「1分」を指定したとする。テレビ3702からの「対応依頼情報」に含まれる指定対応時間は「2分」を指定したとする。また、マッチングサーバ3401では、テレビ3702からの対応依頼情報の受信に先行して、カメラ3701からの対応依頼情報を受信したとする。
カメラ3701からの対応依頼情報を受信した際には、図12の処理フローのうち、マッチング情報登録部がマッチング情報データベースに登録する処理において、指定対応時間(1分)も保持する。
テレビ3702からの対応依頼情報を受信した際には、図12の処理フローのうち、「受信時刻の差が閾値以内か?」という処理における閾値として、1)マッチング情報データベースに登録されていた対応依頼情報に含まれる指定対応時間(1分)、2)受信した対応依頼情報に含まれる指定対応時間(2分)のうちの、小さい方の値を採用する。1)および2)の両方で指定対応時間が設定されていない場合、または、1)または2)の片方にしか指定対応時間が設定されていない場合、には指定時間としてマッチングサーバ3401でデフォルト値として設定した値(5秒)が使用される。これにより、アプリケーションごとに異なる閾値を用いることが可能となる。なお、ここでは対応付けられる機器の両方が指定対応時間を設定した場合にのみ閾値を変更するとして説明したが、片方のみが指定対応時間を設定した場合に閾値を変更するような構成にしてもよい。ここで重要なのは、対応付けされる機器側から、閾値を変更することが可能であるということであり、設定方法はその一例にすぎない。
なお、図12の処理フローにおいて閾値を変更した場合には、図13のマッチング情報データベースからの削除処理の際の閾値についても変更する必要があるが、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第4の実施の形態による情報処理システムについて説明を行う。第1から3までの実施の形態において、2つの情報処理装置を含むシステムにおいて、第1の情報処理装置において識別情報を生成し、第2の情報処理装置において第1の情報処理装置で生成した識別情報を入力し、マッチングサーバにおいて、5秒以内に第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とから上記識別情報を含む「対応依頼情報」を受信した場合には、複数の情報処理装置の中から第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを対応付ける構成にしてもよい。以下、図32〜図36を参照しつつ、第4の実施の形態による情報処理システムについて詳細に説明する。なお、図32〜図36においてマッチングサーバは図示しない。
図32は、情報処理装置3201が識別情報である数字/文字を表示する表示部3201bを有し、情報処理装置3202、3203、3204が各々識別情報入力部として数字/文字入力部3202a、3203a、3204aを有する構成である場合に、情報処理装置3201と情報処理装置3203とを対応付ける例を示す図である。情報処理装置3201の近くには2台の情報処理装置(3203、3205)がある。利用者が、情報処理装置3201と情報処理装置3203とを対応付けようとする場合、まず情報処理装置3201で識別情報である数字「123456」を、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイなどで構成された表示部3201bに表示させる。この数字は、ネットワークアドレスとは関係のない数字である。ユーザの指示のたびに異なる数字を生成して表示することが好ましい。次に、利用者は、数字「123456」を情報処理装置3203の数字/文字入力部3203aに入力する。数字/文字入力部3203aは、キーボード、リモコンなどで構成される。ユーザが表示を指示したタイミングで、情報処理装置3201から識別情報として数字「123456」を含む「対応依頼情報」が、図示しないマッチングサーバに送られる。また、ユーザが数字を入力したタイミングで、情報処理装置3203から識別情報として数字「123456」を含む「対応依頼情報」が、マッチングサーバに送られる。これにより、数字「123456」により情報処理装置3201と情報処理装置3203とが対応付けされる。
図33は、携帯型情報処理装置3301が識別情報である2次元コードを表示する表示部3301bを有し、情報処理装置3302、3303、3304が各々識別情報入力部として画像入力部3302a、3303a、3304aをもつ構成である場合に、携帯型情報処理装置3301と情報処理装置3303とを対応付ける例を示す図である。携帯型情報処理装置3301の前には3台の情報処理装置(3302、3303,3304)がある。利用者が、携帯型情報処理装置3301と情報処理装置3303とを対応付けようとする場合に、まず携帯型情報処理装置3301で識別情報である2次元コード3315aを、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイなどで構成された表示部3301bに表示する。この2次元コード3315は、ネットワークアドレスとは関係がない。ユーザの指示のたびに異なる2次元コードを生成して表示することが好ましい。
次に、利用者は、携帯型情報処理装置3301の表示部3301bを情報処理装置3303の画像入力部3303aにかざして2次元コード3315を入力する。画像入力部3303aは、カメラなどで構成される。ユーザが表示を指示したタイミングで、携帯型情報処理装置3301から識別情報として2次元コードの画像または2次元コードをデコードした値を含む「対応依頼情報」が、図示しないマッチングサーバに送られる。また、情報処理装置3303の画像入力部3303aが2次元コード3315を撮像したタイミングで、情報処理装置3303から識別情報として2次元コードの画像または2次元コードをデコードした値を含む「対応依頼情報」が、マッチングサーバに送られる。なお、携帯型情報処理装置3301を「携帯型」としたのは、携帯型情報処理装置3301の表示部3301bを情報処理装置3303の画像入力部3303aにかざすことを説明するためであり、必ずしも「携帯型」に限定されるものではない。また、画像は2次元コードに限らず、デコードできないマーク、例えば写真や幾何学的なマークであってもよい。
図34は、携帯型情報処理装置3401が識別情報である音楽(メロディ)を出力する音声出力部3401bを有し、情報処理装置3403が識別情報入力部として音声入力部3403aをもつ構成である場合に、携帯型情報処理装置3401と情報処理装置3403とを対応付ける例を示す。携帯型情報処理装置3401の前には3台の情報処理装置(3402、3403、3404)がある。利用者が、携帯型情報処理装置3401と情報処理装置3403とを対応付けようとする場合、まず携帯型情報処理装置3401で識別情報であるメロディ3415を、スピーカなどで構成された音声出力部3401bから出力する。このメロディは、ネットワークアドレスとは関係がない。ユーザの指示のたびに異なメロディを生成して出力することが好ましい。次に、利用者は、携帯型情報処理装置3401の音声出力部3401bを情報処理装置3403の音声入力部3403aに近づけてメロディを入力する。音声入力部3403aは、マイクなどで構成される。ユーザがメロディ出力を指示したタイミングで、携帯型情報処理装置3401から識別情報としてメロディ3415を含む「対応依頼情報」が、図示しないマッチングサーバに送られる。また、情報処理装置3403がメロディ3415を入力したタイミングで、情報処理装置3403から識別情報としてメロディ3415を含む「対応依頼情報」が、図示しないマッチングサーバに送られる。なお、携帯型情報処理装置3401を「携帯型」としたのは、携帯型情報処理装置3401の音声出力部3401bを情報処理装置3403の音声入力部3403aに近づけやすいためである。但し、必ずしもこの情報処理装置3401は「携帯型」に限定されるものではない。
図35は、携帯型情報処理装置3501が識別情報を含む赤外線リモコン信号を送信する送信部3501bを有し、情報処理装置3503が識別情報入力部として赤外線リモコン信号の受信部3503aをもつ構成である場合に、携帯型情報処理装置3501と情報処理装置3503とを対応付ける例を示す図である。携帯型情報処理装置3501の前には3台の情報処理装置(3502、3503、3504)がある。利用者が、携帯型情報処理装置3501と情報処理装置3503とを対応付けようとする場合、まず携帯型情報処理装置3501で識別情報を生成する。この識別情報は、ネットワークアドレスとは関係がない。ユーザの指示のたびに異なる識別情報を生成することが好ましい。次に、利用者は、携帯型情報処理装置3501の送信部3501bを情報処理装置3503の受信部3503aに向けて、識別情報を含む赤外線リモコン信号3515を送信する。ユーザが送信を指示したタイミングで、携帯型情報処理装置3501から識別情報を含む「対応依頼情報」が、図示しないマッチングサーバに送られる。また、情報処理装置3503が赤外線リモコン信号を受信したタイミングで、情報処理装置3503から赤外線リモコン信号3515に含まれる識別情報を含む「対応依頼情報」が、図示しないマッチングサーバに送られる。尚、携帯型情報処理装置3501を「携帯型」としたのは、携帯型情報処理装置3501の送信部3501bを情報処理装置3503の受信部3503aに向けることを説明するためであり、必ずしも「携帯型」に限定されるものではない。
図36は、携帯型情報処理装置3601が近距離無線通信を用いて識別情報を送信する送信部3601bを有し、情報処理装置3603が識別情報入力部として近距離無線通信の受信部3603aをもつ構成である場合に、携帯型情報処理装置3601と情報処理装置3603とを対応付ける例を示す図である。近距離無線通信には、Bluetooth、RF−IDなどが含まれる。携帯型情報処理装置3601の前には3台の情報処理装置(3602、3603、3604)がある。利用者が、携帯型情報処理装置3601と情報処理装置3603とを対応付けようとする場合、まず携帯型情報処理装置3601で識別情報を生成する。この識別情報は、ネットワークアドレスとは関係がない。ユーザの指示のたびに異なる識別情報を生成することが好ましい。次に、利用者は、携帯型情報処理装置3601の送信部3601bを情報処理装置3603の受信部3603aに近づけて、識別情報を含む近距離無線信号3615を送信する。なお、携帯型情報処理装置3601からの近距離無線信号3615は、携帯型情報処理装置3601からの一定距離範囲3619に到達するものとする。ユーザが送信を指示したタイミングで、携帯型情報処理装置3601から識別情報を含む「対応依頼情報」が、図示しないマッチングサーバに送られる。
また、情報処理装置3603が近距離無線信号3615を受信したタイミングで、情報処理装置3603から近距離無線信号3615に含まれる識別情報を含む「対応依頼情報」が、図示しないマッチングサーバに送られる。なお、携帯型情報処理装置3601を「携帯型」としたのは、携帯型情報処理装置3601の送信部3601bを情報処理装置3603の受信部3603aに近づけることを説明するためであり、必ずしも「携帯型」に限定されるものではない。
本発明は、プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体として利用することが可能である。例えば、マッチングサーバE、情報処理装置901(または携帯電話101、102、151、プリンタ201、202、203、テレビ251など)は、プログラムとしても実現可能である。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されており、各処理は上記フローチャート図で示した処理をコンピュータに実行させるためのプログラムによって実現される。記録媒体の例としては、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フロッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVDなどの光ディスクなどからなるディスク系、ICカードや光カード等のカード系、マスクROM、FPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体などいずれであってもよい。
本発明は、情報処理装置間の関連付けに用いることができる。
本発明の第1の実施の形態による情報処理システムにおいて、携帯電話に蓄積されたドキュメントを、コンビニエンスストアのプリンタで印刷する場合に、携帯電話がプリンタを特定するための例について示す図である。 携帯電話の概略構成例を示す機能ブロック図である。 プリンタの概略構成例を示す機能ブロック図である。 マッチングサーバの概略構成例を示す機能ブロック図である。 「対応依頼情報」の通信データのデータ構造例を示す図である。 「対応成功情報」の通信データのデータ構造の例を示す図である。 マッチング情報データベースに保持されたデータのデータ構造例を示す図である。 本発明の実施の形態による操作手順であって、利用者が携帯電話とプリンタとを操作して、携帯電話内の文書をプリンタに印刷する際の、操作手順例を示すフローチャート図である。 携帯電話、プリンタに共通の、指紋を入力した後に対応付けられた機器のネットワークアドレスを取得するまでの基本的な処理の流れを示すフローチャート図である。 対応付けられるプリンタを決定した後に、携帯電話で印刷対象の文書を対応付けられたプリンタに印刷対象となる情報を送信する処理の流れを示すフローチャート図である。 対応付けられた携帯電話が決定した後に、プリンタで印刷対象の文書を対応付けられた携帯電話から受信して印刷する処理の流れを示すフローチャート図である。 マッチングサーバで携帯電話とプリンタとを対応付ける処理の流れを示すフローチャート図である。 マッチングサーバで不要となったマッチング情報を削除する処理の流れを示すフローチャート図である。 対応づけ情報を用いた場合の、携帯電話とプリンタとが対応付けられた状態の例Fを示す図である 対応づけ情報を用いた場合の、携帯電話とプリンタとが対応付けられた状態の別の例を示す図である。 第1及び第2の情報処理装置を重ねて振る、あるいは、それぞれ同じようなアクションにより関連付けを行う処理例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による情報処理システムの構成例を示す図である。 本実施の形態によるシステムの構成例を示す図である。 図17左の状態の、音声データおよび映像データの流れを説明する概念図である。 図17右の状態の、音声データおよび映像データの流れを説明する概念図である。 図17右の状態の、音声データおよび映像データの流れを説明する概念図である。 図19から図20へ移行する処理を行なうための機能を主として示す携帯電話の構成図である。 図19から図20へ移行する処理を行なうためのテレビの構成例を示す図である。 携帯電話における図19から図20へ移行する際に、図10のフローチャートと同様の処理でテレビと対応付けられた後の、処理の流れを示すフローチャート図である。 テレビにおける図19から図20へ移行する際に、図10のフローチャートと同様の処理で携帯電話と対応付けられた後の、処理の流れを示すフローチャート図である。 携帯電話とテレビとの間で呼を確立するための呼制御データの構成例を示す図である。 図19から変形図21へ移行する処理を行なうための携帯電話の構成例を示す図である。 図19から変形図21へ移行する処理を行なうための相手方携帯電話1811の構成例を示す機能ブロック図である。 携帯電話における図19から図21へ移行する際に、図10のフローチャートと同様の処理でテレビと対応付けられた後の処理の流れを示すフローチャート図である。 相手方携帯電話における図19から図21へ移行する処理の流れを示すフローチャート図である。 カメラ(デジタルカメラ、ビデオカメラなど)と通信機能付テレビとを対応付けて、カメラで撮影した画像や映像を遠隔地のテレビに出力するアプリケーションを示す図である。 第1情報処理装置が識別情報である数字/文字を表示する表示部を有し、第2情報処理装置識別情報入力部として数字/文字入力部を有する構成である場合に、両情報処理装置の対応付ける例を示す図である。 携帯型情報処理装置が識別情報である2次元コードを表示する表示部を有し、情報処理装置が識別情報入力部として画像入力部をもつ構成である場合に、携帯型情報処理装置と情報処理装置とを対応付ける例を示す図である。 携帯型情報処理装置が識別情報である音楽(メロディ)を出力する音声出力部を有し、情報処理装置が識別情報入力部として音声入力部をもつ構成である場合に、携帯型情報処理装置と情報処理装置とを対応付ける例を示す図である。 携帯型情報処理装置が識別情報を含む赤外線リモコン信号を送信する送信部を有し、情報処理装置が識別情報入力部として赤外線リモコン信号の受信部をもつ構成である場合に、携帯型情報処理装置と情報処理装置とを対応付ける例を示す図である。 携帯型情報処理装置が近距離無線通信を用いて識別情報を送信する送信部を有し、情報処理装置が識別情報入力部として近距離無線通信の受信部をもつ構成である場合に、携帯型情報処理装置と情報処理装置とを対応付ける例を示す図である。 携帯電話に蓄積されたドキュメントを、コンビニエンスストアのプリンタで印刷する構成を示す図である。
符号の説明
B…コンビニエンスストア、E…マッチングサーバ、101…携帯電話、201、202、203…プリンタ、1801…携帯電話、1811…相手方携帯電話、1823…テレビ、1821…マッチングサーバ、1830…ネットワーク。

Claims (24)

  1. ネットワークを介して第1の装置と第2の装置との双方に接続可能な通信部を有し、
    前記通信部を介して前記第1の装置と前記第2の装置とからそれぞれの装置のネットワークアドレスを含む対応依頼情報を受信し、対応付けが許可された場合に、前記第1又は第2の装置の少なくともいずれかに対して相手方の装置のネットワークアドレスを通知することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の装置からの対応依頼情報を受信した時刻と前記第2の装置からの対応依頼情報を受信した時刻との時間差が所定時間内である場合に、第1の装置と第2の装置とを対応付けを許可する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記所定時間が、前記第1の装置または前記第2の装置のうちの少なくともいずれか一方から指定された値に基づき設定される
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の装置からは、該第1の装置のネットワークアドレスとともに第1の識別情報を受信し、前記第2の装置からは、該第2の装置のネットワークアドレスとともに第2の識別情報を受信し、
    前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに基づき対応付け可能であると判断された場合に、前記第1の装置と前記第2の装置との対応付けを許可する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の装置又は前記第2の装置の少なくとも一方から、伝達情報を受信し、前記第1の装置と前記第2の装置との対応付けが許可された場合に、前記一方の装置から受信した伝達情報を他方の装置へ通知することを特徴とする情報処理装置。
  6. ネットワークを介して第1の装置と第2の装置との双方に接続可能な通信部を有し、
    前記通信部を介して前記第1の装置と前記第2の装置とからそれぞれの装置のネットワークアドレスを含む対応依頼情報を受信し、対応付けが許可された場合に、前記第1の装置と前記第2の装置との組に割り当て、組になったことを認識させるために用いる対応付け情報を生成し、前記第1の装置および前記第2の装置の双方に対して相手方の装置のネットワークアドレスと前記対応付け情報とを通知することを特徴とする情報処理装置。
  7. ネットワークを介して第1の装置と第2の装置との双方に接続可能な通信部を有し、
    前記通信部を介して前記第1の装置と前記第2の装置とからそれぞれの装置のネットワークアドレスを含む対応依頼情報を受信する対応依頼情報受信処理部と、
    前記第1の装置と前記第2の装置との対応付けを許可するか否かを判定する対応付け判定部と、
    該対応付け判定部により対応付けを許可する判定がされた場合に、前記第1の装置と前記第2の装置との少なくとも一方の装置に対して、相手方の装置のネットワークアドレスを、前記通信部を介して送信する送信処理部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. ネットワークを介してマッチングサーバと対応付け対象装置との双方に接続可能な通信部と、
    マッチングサーバのネットワークアドレスを保持するアドレス保持部と、
    識別情報を入力する識別情報入力部とを有し、
    前記識別情報を含む対応依頼情報を前記アドレス保持部に保持されたネットワークアドレスに送信するとともに、
    該マッチングサーバから対応付けに成功したことを示す対応成功情報を受けた場合に、該対応成功情報に含まれるネットワークアドレスに基づいて、対応付けられた対応付け対象装置との間で通信処理を行なう
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. ネットワークを介してマッチングサーバと対応付け対象装置との双方に接続可能な通信部と、
    マッチングサーバのネットワークアドレスを保持するアドレス保持部と、
    ユーザの指示に基づいてその指示ごとに、異なる識別情報を生成する識別情報生成部と、
    該識別情報を含む対応依頼情報を前記アドレス保持部に保持されたネットワークアドレスに送信するとともに、
    該マッチングサーバから対応付けに成功したことを示す対応成功情報を受けた場合に、該対応成功情報に含まれるネットワークアドレスに基づいて、対応付けられた対応付け対象装置との間で通信処理を行なう
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項8に記載の情報処理装置であって、
    識別情報入力部として生体情報入力部を備え、該生体情報入力部から入力された生体情報に基づいて識別情報を生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項8に記載の情報処理装置であって、
    識別情報入力部として記号入力部を備え、
    該記号入力部から入力された記号情報に基づき、識別情報を生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項8に記載の情報処理装置であって、
    識別情報入力部として画像/映像入力部を備え、
    該画像/映像入力部から入力された画像/映像情報に基づいて識別情報を生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項8に記載の情報処理装置であって、
    識別情報入力部として音声入力部を備え、
    該音声入力部から入力された音声情報に基づいて識別情報を生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  14. 請求項8に記載の情報処理装置であって、
    識別情報入力部として動きセンサーを備え、
    該動きセンサーから入力された動き情報に基づいて識別情報を生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  15. 請求項8、10〜14までのいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記識別情報は、予め生成され保持されている情報であり、ユーザの指示により、前記識別情報を含む対応依頼情報を送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  16. 請求項8又は9に記載の情報処理装置であって、
    マッチングサーバから受信した対応成功情報に含まれる、対応付けられた対応付け対象装置に関連する伝達情報を出力する出力部を有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  17. 請求項8又は9に記載の情報処理装置であって、
    対応付けられた対応付け対象装置に伝達する伝達情報を含む対応依頼情報をマッチングサーバに送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  18. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の情報処理装置と、請求項8から17までのいずれか1項に記載の複数のマッチングサーバと、を有する情報処理システム。
  19. 請求項18に記載の情報処理システムであって、
    文書を蓄積する第1の情報処理装置と、文書を出力する第2の情報処理装置と、マッチングサーバと、を有する情報処理システム。
  20. 請求項18に記載の情報処理システムであって、
    通話機能を有する第1の情報処理装置と、通話時に使用する情報の情報入出力機能を有する第2の情報処理装置と、マッチングサーバと、を有する情報処理システム。
  21. 第1の装置と第2の装置との通信方法であって、
    互いに認識可能な方法で前記第1の装置と前記第2の装置との関連付けを試みるステップと、
    関連付けが確認された際に、前記第1の装置と前記第2の装置とのそれぞれのネットワークアドレスを相手方に送るステップと、
    送られた相手方のネットワークアドレスに基づいて通信を行うステップと
    を有することを特徴とする通信方法。
  22. 前記第1の装置と前記第2の装置とのそれぞれのネットワークアドレスを、前記関連付けに応じて取得し、関連付けが確認された際に、相手方のネットワークアドレスを送ることを特徴とする請求項21に記載の通信方法。
  23. コンピュータに、請求項21又は22に記載のステップを実行させるためのプログラム。
  24. コンピュータに、請求項21又は22に記載のステップを実行させるためのプログラムを記憶する記憶媒体。
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