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JP2006202368A - 振動を抑制したヘッドシーク制御方法、及び回転記録再生装置 - Google Patents

振動を抑制したヘッドシーク制御方法、及び回転記録再生装置 Download PDF

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JP2006202368A JP2005010540A JP2005010540A JP2006202368A JP 2006202368 A JP2006202368 A JP 2006202368A JP 2005010540 A JP2005010540 A JP 2005010540A JP 2005010540 A JP2005010540 A JP 2005010540A JP 2006202368 A JP2006202368 A JP 2006202368A
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哲夫 仙波
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

【課題】 回転記録再生装置のヘッドのシーク制御において、アクチュエータの駆動力を有効に活用しながら、騒音を減少しつつシーク時間を短縮する。
【解決手段】 マイクロプロセッサがヘッドシーク用アクチュエータに与える駆動電流の制御信号の生成に際し、信号生成器91は、アクチュエータの加速時には許容最大加速度を生じる所定の加速度を生成し、減速時には許容最大減速度を与える所定の減速信号を生成し、セトリング時にはゼロレベルのセトリング信号を生成する。そして減速からセトリングへの切り替えは、目標位置に最短時間で到達できるためにセトリングを開始すべき時間としてマイクロプロセッサが計算した時点とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、振動を抑制したヘッドシーク制御方法、及び回転記録再生装置に関する。
ハードディスクドライブ(HDD)のような回転記録再生装置におけるヘッド位置の制御方法は、フィードバック制御のみを用いる一自由度制御と、フィードバック信号にフィードフォワード信号を加えた二自由度制御とが知られている。二自由度制御では、主にフィードフォワード信号によって目標値応答特性(シーク性能)を実現し、フィードバック信号によって外乱応答特性(フォロイング性能)を実現する。従って両特性が別々に最適化でき、制御性能或いは応答性能の向上が図ることができる。このため、ヘッドシークタイムの短縮要請が強いHDDのヘッドの位置制御では二自由度制御が採用されつつある。
HDDにおいて目標トラックに対してヘッドを高速移動するシーク性能に関しては、高速にシークするとアクチュエータの振動が励起される。目標トラック上にヘッドを位置決めする際には励起された振動の減衰を待つ必要が生ずるため、その振動の減衰待ち時間だけ結果的にシーク時間が遅くなるという問題があった。また励起された振動がカバーに伝わり、カバー振動による騒音が発生したりする問題があった。
これに対し、時間の高次多項式関数を用いて、フィードフォワードすることにより電流波形を滑らかにするアプローチが開示(非特許文献1:IEEE Transaction on Magnetics,Vol.32,No.3,May,1996,pp1793−1798)されている。この方法により、アクチュエータの振動が主因である高周波振動を抑えることが可能となり、その振動による騒音を低減することも可能となる。
また、最大シーク距離の百分の一以下の短いシーク距離において、矩形波のフィードフォワードする電流波形を、FIRフィルタを用いて滑らかにするアプローチが特許文献1(特開2002−258902号公報)に開示されている。この文献には64トラックのシーク動作が実施例として開示されている。
IEEE Transaction on Magnetics,Vol.32,No.3,May,1996,pp1793− 1798) 特開2002−258902号公報
非特許文献1に記載の方法では、アクチュエータの振動モードの周波数にかかわらず、高域の周波数を一様に抑圧するため、アクチュエータの駆動力を有効に活用してシーク速度を向上させることでシーク時間を短縮することができなかった。
また、特許文献1に記載の方法でも回転記録再生装置において目標トラックに対してヘッドを高速移動する駆動制御すなわちシーク制御において、アクチュエータの駆動力を有効に活用し、シーク時間の短縮と騒音の低減を合わせて可能とすることはできなかった。
本発明はこれらの問題を解決し、回転記録再生装置のヘッドの高速シーク制御において、アクチュエータの駆動力を有効に活用してシーク速度を向上させると共に、振動抑制によるシーク時間の短縮と騒音発生の抑制とを高次元で両立させることを可能とする。
本発明は、この課題を解決するために、回転記録再生装置のマイクロプロセッサがヘッドシーク用アクチュエータに与える駆動電流の制御信号の生成に際し、加速時、減速時、及びセトリング時に生成した信号にフィードバックコントローラの加速度に関する出力を加算して電流ドライバを介してアクチュエータへの入力とし、加速信号から減速信号への切り替え時点は、加速時のヘッドの観測位置から推定される加速度、速度、位置から予測される減速度が許容最大減速度となる時点とし、減速信号からセトリング信号への切り替え時点は、推定された加速度、速度、位置から求められた目標位置に最短時間で到達できるためにセトリングを開始すべき時点とするようにした。
そして生成した信号は、有限インパルス応答(FIR)フィルタにより滑らかにされた波形であるようにした。
さらに加速度はヘッドの許容最大加速度とし、減速度はヘッドが許容最大減速度とする。
また、加速信号は、アクチュエータへ駆動電流を入力する電流ドライバの最大電圧に対応した最大レベルと同じ一定レベルの信号とするようにした。
さらに、FIRフィルタの出力をアクチュエータモデルに入力し、アクチュエータモデルの出力とヘッドを介して位置信号読み取り部が読み出した位置信号との差分を取って、フィードバックコントローラに入力し、セトリング開始時点にフィルタへの入力をゼロにし、フィードバックコントローラの計算を行うようにした。
さらにまた、減速時及びセトリング時に信号生成器が生成する信号は、加速時から減速時に単調変動で到達した後、減速信号からセトリング時に単調変動で到達する波形の信号であるようにした。
さらに、減速時に生成した信号の波形を滑らかにするFIRフィルタとセトリング時に生成した信号の波形を滑らかにするFIRフィルタは同一のFIRフィルタであるようにした。
さらにまた、加算された出力をディジタル/アナログ変換器に入力し、ディジタル/アナログ変換器の出力を電流ドライバに入力するようにした。
本発明によれば、HDDのような回転記録再生装置におけるヘッドの高速シークにおいて、ヘッドの振動を抑制してシーク時間を短縮させ、かつ、シーク時のヘッド振動の抑制により、その振動がカバーに伝わって発生する騒音を低減することができる。
下記の説明は、本発明の概略的原理を説明するためのものであって、制限を加えるものではない。
本発明を回転記録再生装置の一例である磁気ディスク装置に適用した場合の実施の一形態を以下に述べる。
図4及び図6は本実施形態における磁気ディスクドライブ(HDD)の内部構成を示す。両図において、本実施の形態のHDDは、位置制御情報やデータを記録する記録媒体としての磁気ディスク11、この磁気ディスク11を固定するディスクスペーサ12とディスククランプ13、磁気ディスク11を回転駆動させるスピンドルモータ14、磁気ディスク11から位置制御情報やデータの読み出し/書き込みを行う磁気ヘッド15、この磁気ヘッド15を搭載したスライダ16を含むヘッドアッセンブリ17、このヘッドアッセンブリ17が締結されたキャリッジ18、コイル19、マグネット20を含む磁気回路21、フレキシブルプリント基板(FPC)22、ベアリングユニット23、ベース24などを備え、装置全体をコントロールするコントロールユニット39及びコントロールユニット39と情報のやり取りを行う機構制御機能並びに書き込み/読み出し回路機能を有している。
尚、キャリッジ18にはコイル19が取り付けられており、コイル19とマグネット20とを含む磁気回路21はボイスコイルモータ(VCM)25を形成している。VCM25はヘッドアッセンブリ17を駆動する。また、磁気ディスク11上の位置制御情報と、IC基板(図示せず)からFPC22を介して供給される電流とによりキャリッジ18は、ベアリングユニット23によりヘッドアッセンブリ17を移動させ、磁気ディスク11上の所定位置へ磁気ヘッド15を位置決めする。ヘッドアッセンブリ17、キャリッジ18、ならびにコイル19とFPCの一部及びベアリングユニット23は、VCM25とともにアクチュエータ26を構成している。
これらの構成部品はベース24及びカバー27からなるハウジング内に固定され、収められている。
図7は本発明の一実施形態であるHDD全体の単純化したシステムブロック図である。
少なくとも一枚の回転可能な記録媒体である磁気ディスク31がディスクスピンドル32に支持され、スピンドルモータ33で回転されている。磁気ヘッド35を搭載したスライダ34を含むヘッドアッセンブリ36は、アクチュエータ37に含まれるキャリッジ41を介してアクチュエータ37に取り付けられている。ここでアクチュエータ37はVCM38を含み、VCM38はコントロールユニット39から送られるモータ電流でその動きの方向と速度が制御される。この制御において、ヘッド31のシーク時及びセトリング時の動作は本発明のヘッドシーク制御方法並びに装置による制御信号が用いられる。図7中、スライダ34は2個表示されているが、これらは同一のもので、このスライダ34に搭載されているヘッド35が記録再生チャネル42にも接続していることを模式的に説明するための図である。
図8は本発明の一実施形態であるHDDのヘッドシーク制御系を示す図である。ヘッドシーク制御装置のヘッドシーク用アクチュエータ5に与える駆動電流の制御信号を生成するマイクロプロセッサ(MPU)57からのデジタル信号は、デジタル/アナログ変換器(DAC)56によりDA変換されアナログ信号となる。このアナログ信号に基づき電流ドライバ(CD)55はVCMを含むアクチュエータ54を回転させる。この回転によりヘッドアッセンブリとキャリッジを含むアーム53が揺動し、アーム53の先端部分に設けられたスライダに搭載された磁気ヘッド51が磁気ディスク52上を移動する。チャネルチップ58は磁気ヘッド51により読み込まれた位置信号から磁気ヘッド51の磁気ディスク上の位置を検出し、MPU57にその位置を出力する。MPU57はチャネルチップ58からの位置情報に基づき駆動電流の制御信号を生成する。
電流ドライバにおける電流飽和が無い場合、すなわち、電流ドライバの最大電圧に対応する最大電流が流れない場合の制御系の例を図1に示す。
この制御系は、アクチュエータモデル3とFIRフィルタ2と、フィードバックコントローラ6と、デジタル/アナログ変換器(DAC)4と、電流ドライバ(CD)1と、アクチュエータ5と、ヘッド(HD)30と、Bang−bang信号生成器10とから構成されている。電流ドライバ1は、加算器133の出力をDAC4でアナログ変換した信号を入力とし、この信号を変換増幅しアクチュエータ駆動電流としてアクチュエータ5に出力する。また、Bang−bang信号生成器10は、電流飽和の無い場合の最大加速度を規定する信号を生成する。先にも書いたとおり、この制御系においては電流ドライバ1の最大電圧に対応する最大電流は許容されない。すなわち、アクチュエータ5へ入力される加速信号を電流ドライバ1の最大電圧に対応した最大レベルと同じ一定レベルの加速信号とすることは許容されない。
加算器133は、FIRフィルタ2の出力と、通常のトラックフォローのループ(フィードバックコントローラ6を通って戻るループ)の制御器であるフィードバックコントローラ6の出力とを加算する。また、FIRフィルタ2の出力はアクチュエータモデル3に入力され、差分器132はアクチュエータモデル3の出力とヘッド30の出力する位置信号との差分をとって、フィードバックコントローラ6に入力する。
ここで制御を行う対象を、回転記録再生装置におけるアクチュエータを含むヘッドのシーク動作を完全2重積分のプラントとして考える。すると任意の初期値からt時間後の状態、すなわち、速度v及び位置pは、
Figure 2006202368
Figure 2006202368
となる。ここでCは任意の初期定数である。
t=0から加速(すなわち、加速度の変化率であるジャークの値は正となる)し、t=Tでジャークがゼロになる。次にt=Tで減速(すなわちジャークの値は負になる)を開始し、t=T+Tでジャークがゼロになる。そして、t=2Tでセトリングを開始し、t=2T+Tでターゲット即ち目標位置に到達する場合を想定する。するとジャークの波形f(t)は、T>t>T、及び2T>t>(T+T)でf(t)=0となる。
全ての状態は加速の信号、減速の信号、セトリングの信号の総和であるから、ジャークは図5に示すように、
Figure 2006202368
となる。ここでc、c、及びcは、それぞれ加速時、減速時、セトリング時のジャーク波形の係数である。
ここでジャーク波形fの面積を1と規格化して一般化すると、
Figure 2006202368
となる。
すると加速度は、
Figure 2006202368
となる。加速中のT<t<=Tでは第2項、第3項がゼロで、第1項の積分が1に等しいので、加速度a(t)はcに等しい。
速度は、
Figure 2006202368
となる。
(t)は0<t<=T以外で、f(t)=0だからジャーク波形のt=0からTまでの二重積分Vを、
Figure 2006202368
とおく(ここで、τは積分変数である)。
するとt>=T+2Tの時、
Figure 2006202368
となる。この数式をジャークがゼロになったときを初期値にして速度を書き直すと、そのときのt=T+2Tにおける最終速度vはゼロにならなければならないので、
Figure 2006202368
となる。
位置も同様に、ジャーク波形のt=0からTまでの三重積分pを、
Figure 2006202368
とおくと、t>=2T+T時間後の位置、p(t)は、
Figure 2006202368
となり、目標位置pは、
Figure 2006202368
となる。
(数式1)及び(数式2)より、c=c、c=−2cのとき、最終速度ゼロで目標位置
Figure 2006202368
に到達する。
図11は、FIRフィルタ2が、残留振動を押さえるのに有効であることを示した図である。破線はFIRフィルタ2を除いた場合のヘッドの残留振動であり、実線はFIRフィルタ2を介した場合のヘッドの残留振動を示したものである。明らかにFIRフィルタ2を通した場合の方が、残留振動の減衰が早い。
上述の制御においては、電流が電流ドライバで飽和する、すなわち電流ドライバの最大電圧に対応する最大電流が流れると、アクチュエータの特性がモデルと一致しなくなる。そこで、長距離シークの場合にはこの不一致が生じないよう電流が電流ドライバで飽和しないようにしなければならない。そのために電流ドライバの最大電圧に対応する最大電流が流れないように電流を小さくしなければならない。よって、飽和すなわち電流ドライバの最大電圧に対応する最大電流が流れるのを許容しても、アクチュエータの特性がモデルと一致することを可能とする場合に比べてシーク時間が長くなる。尚、ここで長距離シークとは、最長シーク距離の十分の一以上をいう。
そこで、ある条件を満たしたとき、すなわち、加速時のヘッドの観測位置から推定される加速度、速度、位置から予測される減速度が許容最大減速度となる時点に減速を開始し、シーク中にそこからの波形が前述の残留振動を抑制する条件を満たしつつヘッドが移動する軌道を生成するようにし、減速開始まで電流が電流ドライバで飽和する、すなわち電流ドライバの最大電圧に対応する最大電流が流れるのを許容できるようにした。ここにおいてアクチュエータへの入力を電流ドライバの最大電圧に対応した最大レベルと同じ一定レベルの信号として許容された信号が、加速時に許容される最大加速度を生じるレベルの所定の加速信号となる。
(数1)から(数13)までの一部分を下記の如く変更し、電流ドライバにおける電流の飽和の有る場合にも適用可能とした実施形態を以下に説明する。
前述の(数式1)では、加速開始時、減速開始時、セトリング開始時すべてに同じ関数f(t)を仮定していた。しかし、減速開始時の状態が把握できれば、必ずしも同じ関数を使用しなくてもよいし、電流ドライバが飽和すなわち電流ドライバの最大電圧に対応する最大電流が流れていてもよい。
例えば、減速開始時の加速度、速度、位置をa、v、pとし、セトリング開始時点を減速開始からT時間後にすると、最終時刻T+Tにおける速度は(数式1)を導入した手順と同様に、加速中の現在の時刻を初期時刻0とし、そのときの加速度a、速度v、位置pをもとに、その時刻からcの大きさを持つジャークを加えた場合とT時刻後にcの大きさのジャークを加えた場合のそれぞれについて、T+T後の速度を計算し総合すると、次の(数式3)が得られる。(数式4)も同様である。一旦減速を開始すれば、a、v、pの計算は不要となる。
Figure 2006202368
最終時刻の加速度はゼロである必要があるので、
Figure 2006202368
である。
また、目標位置は、電流ドライバにおける電流飽和がない、すなわち電流ドライバの最大電圧に対応する最大電流が流れないと仮定した場合の(数式2)と(数13)より、
Figure 2006202368
となる
(数14)、(数15)、(数16)の四つの式に対して、決定する必要のあるパラメータはc、c、Tの三つであるので、解析的に得られて、
Figure 2006202368
ここでpは目標位置、T、v、pはジャークの関数で決まる既知の値である。よって、ヘッドの位置信号、すなわちサーボ位置信号が検出される毎に観測された位置と速度と加速度p、v、aをもとにして、前記の式を用いて計算すればc、c、Tをもとめることができる。
は目標位置に目標とするシーク時間内に到達させるために必要な減速度である。よって、サーボ位置信号が検出される毎にcを計算すれば、いつスイッチを切り替えるべきかが判定できる。つまり、減速開始が遅くなるほどcの値が大きくなり、過剰な減速度が必要になるので、発生可能な減速度を超えるときに減速に軌道を切り替えればよい。逆にcが十分大きくないときにスイッチを切り替えるとシーク時間が長くなる。発生可能な減速度は予めスイッチング決定部に設定しておけばよい。
本実施例の電流波形を生成し、シークを行う制御系は例えば図3に示すようになる。ヘッドシーク制御装置を構成する部品の内、マイクロプロセッサ57に備えられるものは、図3に示すFIRフィルタ2、アクチュエータモデル3、加速時、減速時及びセトリング時のFIRフィルタ2への信号生成器91、加速、減速、セトリングを選択し出力するために切り替えるスイッチ90、生成された信号の波形を滑らかにするFIRフィルタ2を通った信号生成器91からの出力とフィードバックコントローラ6からの加速度に関する出力とを加算する加算器133、アクチュエータモデル3の出力とヘッドを介して位置信号読み取り部131が読み出した位置信号との差分を取ってフィードバックコントローラに入力する差分器132、スイッチング決定部8、位置読み取り部131、オブザーバ7、及びトラックフォローループの制御器であるフィードバックコントローラ6である。尚、図3には、DAC4から信号を受け、この信号を変換増幅して駆動電流としてアクチュエータ5に送る電流ドライバ1が設けてある。この電流ドライバ1は、図8の電流ドライバ55に対応し、DAC4から信号を受け、この信号を変換増幅してアクチュエータ5に送る。ヘッド(HD)130はアクチュエータ5により駆動され、その位置は位置信号読み取り部131によって位置信号として読み取られる。この位置信号はサーボ信号である。
図3に示した制御系では、状態推定器としてのオブザーバ7が、ヘッドの位置を位置信号読み取り部131を介して観測し、位置信号を受け取る毎にそのサンプルの位置p、速度v、加速度aの推定を行う。オブザーバ7による観測・推定は、例えば、非特許文献2(吉川恒夫及び井村順一、現代制御理論 第7章 オブザーバ、pp.119,昭晃社(2003))に記載されたごとき周知の技術により行われる。
スイッチングの決定は(数式5)によってスイッチング決定部8が行う。例えば、推定された加速度a、速度v、位置pをもとに(数式5)を使用して計算されるcが大きくなり、減速度が予め設定された発生可能な減速度の最大の大きさ、すなわち、許容最大減速度に達した時、所定の加速度信号から、所定の減速度、すなわち、許容最大減速度にスイッチする。つまり、スイッチング決定部8は発生可能な最大の減速度を設定する。そしてこの発生可能な最大の減速度が許容最大減速度である。更に、(数式5)のTとして計算された時間後に上記フィルタへの入力をゼロにして、セトリング動作をする。減速開始を基点として計算されるこのTは、セトリングがこのTより小さい時間で行われると、目標位置に到達できず、逆に大きい時間で行われると目標位置を越えてしまうという意味合いを持つ時間である。すなわち、このTは推定された加速度、速度、位置からマイクロプロセッサ57の計算により求められた目標位置に最短時間で到達できるためにセトリングを開始すべき時間である。
この様にスイッチング決定部8は、加速時のヘッドの観測位置から推定される加速度、速度、位置から予測される減速度が、許容最大減速度となる時点を所定の加速信号から所定の減速信号への切り替え時点となし、推定された加速度、速度、位置から求められた目標位置に最短時間で到達できるためにセトリングを開始すべき時点をセトリング開始時点として求める。
信号生成器91は、加速時に許容最大加速度を生じる第一レベルの所定の加速信号と、減速時に許容最大減速度を与える第二レベルの所定の減速信号と、セトリング時にゼロレベルとなるセトリング信号を生成する。そして信号生成器91は、この生成した信号をスイッチ90を介して、FIRフィルタ2に入力する。スイッチ90は加速、減速、セトリングを切り替えるもので、加速時には、電流ドライバ1の飽和レベル、すなわち、電流ドライバ1の最大電圧に対応する最大電流が流れる場合と同じレベルの加速度を生ずる信号を生成する。繰り返しになるが、(数式5)によって減速するタイミングになると、加速度はc、すなわち、許容最大減速度を選択する。T時間後にセトリングであるから、その時点でゼロレベルの信号を生成する。アクチュエータモデル3への入力には、基本的には、FIRフィルタ2の入力を用いる。しかし、実際のアクチュエータ5は加速時には電流が、電流ドライバ1の最大電圧に対応する最大電流として流れる場合、オブザーバ7の出力で加速度、速度、位置を初期化する。
つまり、スイッチ90は、加速時に入力信号を電流ドライバ5の電圧最大に対応した最大レベルと同じ一定レベルの信号、すなわち許容最大加速度を生じる所定の信号とし、推定された加速度、速度、位置から求められる減速時の減速度が、予め設定された発生可能な最大の大きさ、すなわち、許容最大減速度に達した時に減速に切り替え、セトリング開始時刻に入力をゼロにする。尚、減速からセトリングへの切り替えは、生成した信号とフィードバックコントローラ6の加速度に関する出力とを加算器133にて加算した信号を用いる。
この実施形態では、ヘッドシーク制御装置を備えることにより、HDDにおいて、ヘッド位置決めを行う場合、シーク開始後の加速時には、電流ドライバ1の駆動電流の飽和、すなわち電流ドライバ1の最大電圧に対応する最大電流が流れる電流飽和モードを許容し、かつ、振動モードが抑制することが可能となる。その結果、アクチュエータ5の駆動力を最大に利用することが可能となり、かつ、セトリング時の振動を抑制するので、シーク時間の短縮が可能となる。また、振動モードの抑制により、アクチュエータ5の振動からカバーに伝わる振動も抑制され、カバーの振動による装置の騒音を低減するという効果も得られる。
尚、ここでは、アクチュエータ5の振動モードを一つと仮定した場合について記したが、二つの場合でもTが2サンプル伸びるだけで、同じ手法で扱うことができる。例えば、4.7kHzの主共振と1.8kHzのコイルのベンディング・モードを加振しない電流波形を求めても、波形の滑らかさが少し悪くなる程度で大きな差は見えない。しかし、過渡応答は大きく改善される。
かかる構成により、アクチュエータへの駆動電流変化を滑らかにすることが可能になって、高周波振動が抑制され、その結果、その振動が伝わって騒音の主因となっていたカバーの振動も抑制され、装置騒音の低減も実現可能となった。
本実施の形態においては、ヘッドのシーク動作における減速時とセトリング時に、加速時に許容最大加速度を生じる加速信号の第一レベルから減速時に許容最大減速度を与える減速信号の第二レベルに単調変動で到達した後、減速信号の第二レベルからセトリング時のゼロレベルに単調変動で到達する波形、例えば、図9に図式的に示したような波形の信号をFIRフィルタ2で滑らかにしてVCM駆動系によってアクチュエータ5の駆動電流とする。そのインパルス応答のラプラス変換がアクチュエータ5の共振モードでゲインがゼロになるよう設定する。ここにおいてFIRフィルタ2の入力は、加速時において電流ドライバ1の飽和レベル、すなわち、電流ドライバ1の最大電圧に対応する最大電流が流れる場合と同じ一定レベルの信号とする。
加速時のヘッドの観測位置からオブザーバ7によって推定される加速度、速度、位置から予測される減速度が許容最大減速度となる時点に減速を開始し、計算された許容最大減速度にスイッチする。さらに、ここで推定された加速度、速度、位置から計算された時間後にフィルタの入力をゼロにしてセトリング動作を開始する。FIRフィルタ2の出力をトラックフォローのループの制御器であるフィードバックコントローラ6に加算するとともに、そのFIRフィルタ2の出力をアクチュエータモデル3に入力し、差分器132によりアクチュエータモデル3の出力と位置信号読み取り部131が読み取ったヘッドの現位置データを出力する位置信号との差分をとってフィードバックコントローラ6に入力することによって、HDDのヘッドシークの制御をおこなうものである。ヘッドの位置信号は、サーボ信号であり、ディスクに書き込まれている位置情報をヘッド130の位置信号読み取り部131が読み取ることによって得られる。
本構成において、減速時に信号の波形を滑らかにするFIRフィルタ2とセトリング時に信号を滑らかにするFIRフィルタとは、同一のFIRフィルタとするとフィルタパラメータが統一されるため、より一層効果的である。
つまり、減速時とセトリング時に生成される図9に示したような加速時に許容最大加速度を生じる加速信号の第一のレベルから減速時に許容最大減速度を与える減速信号の第二のレベルに単調変動で到達した後、減速信号の第二のレベルからセトリング時のゼロレベルに単調変動で到達するFIRフィルタ2への入力信号の波形、または、矩形波の入力信号波形はFIRフィルタ2を通すことによって滑らかになる。因みに、FIRフィルタ2には時間的な過渡特性が有り、例えばセトリング開始時に入力信号がゼロレベルの信号に切り替わっても、出力が直ちにゼロレベルになるものではないことは周知のとおりである。
このFIRフィルタ2のインパルス応答は有限時間でゼロになるもので、そのラプラス変換がアクチュエータ5の共振モードでゲインがゼロになるようにフィルタのパラメータを設定する。この設定は例えば、非特許文献3(谷萩隆嗣、ディジタル信号処理の理論 2 フィルタ・通信・画像、第2章 FIRフィルタの設計、p.41、コロナ社(1985))に記載の如き周知の技術により行われる。矩形波形の信号を滑らかにする様子を図10に図式的に示した。波形の信号を滑らかにすることにより、高周波成分が小さくなり、結果として残留振動が低減する。FIRフィルタ2はその特性を決めるパラメータを変えることにより、別のフィルタにすることができる。フィルタのパラメータを変えない場合に、特性は同一となり、同一のフィルタということができる。
シーク開始後の、加速時におけるFIRフィルタ2への入力は電流ドライバ5の飽和、すなわち電流ドライバ5の最大電圧に対応する最大レベルと同じ一定レベルの信号とする。この信号は、加速時に許容最大加速度を生じる所定の加速度信号である。
本実施例のシークプロセスは、図12に示した流れのように行う。シークを開始すると、加速信号の入力を行い、ヘッド130を加速させる。その加速時におけるフィルタへの入力は電流ドライバ1の飽和、すなわち電流ドライバの最大電圧に対応する最大レベルと同じ一定レベルの信号、すなわち、許容最大加速度を生じる所定の加速信号である。ヘッド130を介して位置信号読み取り部131が読み込んだ位置信号を、オブザーバ8が観測し、その位置信号から、その後の位置、速度、加速度を各サンプリング毎に推定する。それらから、スイッチング決定部8が減速度とセトリング動作開始までの時間を計算する。計算された減速度が予め設定された発生可能な最大の大きさ、すなわち、許容最大減速度に達するまでは加速を継続するが、達した時、スイッチング決定部8は減速度の波形を発生させ、所定の加速信号から、所定の減速信号、すなわち、許容最大減速度をあたえる所定の減速信号に切り替える。その減速信号をFIRフィルタ2に入力し、同フィルタはその出力を計算し、アクチュエータモデル3に入力する。同アクチュエータモデル3は、モデルの出力を計算する。スイッチング決定部8は位置信号を読み込み、目標トラックに達していれば、シークを終了する。達していなければ、位置信号をモデル2の出力と比較し、フィードバックコントローラ6の出力を計算し、その出力とFIRフィルタ2の出力を加算する。この出力は加速度を与えるものである。スイッチング決定部8が計算したセトリング動作開始までの時間に達すれば、減速度をゼロにしてこれをFIRフィルタ2に入力する。その時間に達していなければ、減速度の波形を発生するステップに戻る。この操作を目標トラックに達するまで繰り返す。
なお、本実施は回転記録再生装置のヘッドの長いシーク動作において特に有効である。長いシーク動作とは、最大シーク距離の十分の一以上のシーク距離がそれに該当する。例えば、回転記録媒体であるディスクにあるトラック数が4万トラックの場合、4千トラック以上のシークがそれに該当する。
最後に本実施例のシミュレーション結果を図2に示す。図2の上から順に、加速度、本実施例の(c、c、T)を示す。上段図において、本実施例の結果(実線)は、従来例(破線)の結果に比し、短時間で加速度ゼロに達していることがわかる。丸印は減速を開始した時点である。
吉川恒夫及び井村順一、現代制御理論 第7章 オブザーバ、pp.119,昭晃社(2003) 谷萩隆嗣、ディジタル信号処理の理論 2 フィルタ・通信・画像、第2章 FIRフィルタの設計、p.41、コロナ社(1985)
シーク制御系の一例を示す図である。 加速度のシミュレーションを行った結果の一例を示す図である。 シーク制御系の一例を示す図である。 ハードディスクドライブの内部構成の一例を示す俯瞰図である。 加速開始、減速開始、及びセトリング開始におけるジャーク及び加速度の一例を示す図である。 ハードディスクドライブの内部構成の一例を示す断面図である。 ハードディスクドライブ全体のシステムブロックの一例を示す図である。 ハードディスクドライブにおけるヘッドシーク制御系の一例を示す図である。 FIRフィルタへの入力信号の波形の一例を示す図である。 矩形波形をFIRにより滑らかな波形としたことを図式的に示す図である。 ヘッド駆動制御の入力信号がFIRフィルタを介した場合と介さない場合とのヘッドの残留振動を比較した一例を示す図である。 ヘッドシーク制御の流れの一例を示す図である。
符号の説明
1…電流ドライバ(CD)、2…有限インパルス応答(FIR)フィルタ、3…アクチュエータモデル、4…ディジタル/アナログ変換器、5…アクチュエータ、6…フィードバックコントローラ、7…オブザーバ、8…スイッチング決定部、10…Bang−bang 信号生成器、11…磁気ディスク、12…ディスクスペーサ、13…ディスククランプ、14…スピンドルモータ、15…磁気ヘッド、16…スライダ、17…ヘッドアッセンブリ、18…キャリッジ、19…コイル、20…マグネット、21…磁気回路、22…フレキシブルプリント基板(FPC)、23…ベアリングユニット、24…ベース、25…ボイスコイルモータ(VCM)、26…アクチュエータ、27…カバー、30…ヘッド(HD)、31…磁気ディスク、32…スピンドル、33…スピンドルモータ、34…スライダ、35…磁気ヘッド、36…ヘッドアッセンブリ、37…アクチュエータ、38…ボイスコイルモータ(VCM)、39…コントロールユニット、40…ヘッドアッセンブリ、41…キャリッジ、51…スライダに搭載された磁気ヘッド、52…磁気ディスク、53…アーム(ヘッドアッセンブリとキャリッジを含む)、54…アクチュエータ(ボイスコイルモータを含む)、55…電流ドライバ(CD)、56…ディジタル/アナログ変換器(DAC)、57…マイクロプロッセサ(MPU)、58…チャネルチップ、60…減速開始、61…単調減少、62…セトリング開始、63…単調増加,90…スイッチ、91…信号生成器、130…ヘッド(HD)、131…位置信号読み取り部、132…差分器、133…加算器。

Claims (20)

  1. アクチュエータの許容最大加速度の加速信号にてヘッドを加速し、
    前記ヘッドの観測位置から推定される加速度、速度、位置から予測される減速度が許容最大となる時点で前記加速信号を減速信号へと切り替え、
    前記アクチュエータの前記減速度にて前記ヘッドを減速し、
    前記ヘッドの目標位置に最短時間で到達できる時点で前記減速信号をセトリング信号へと切り替え、
    セトリング信号を生成して目標トラックに前記ヘッドを移動するヘッドシーク制御方法。
  2. 前記各信号は、その波形がフィルタにより滑らかにされた信号である請求項1に記載のヘッドシーク制御方法。
  3. 前記フィルタは有限インパルス応答(FIR)フィルタである請求項2に記載のヘッドシーク制御方法。
  4. 前記加速信号は、前記アクチュエータへ駆動電流を入力する電流ドライバの最大電圧に対応したレベルの信号とする請求項1に記載のヘッドシーク制御方法。
  5. 前記FIRフィルタの出力をアクチュエータモデルに入力し、
    このアクチュエータモデルの出力と前記ヘッドを介して位置信号読み取り部が読み出した位置信号との差分を取ってフィードバックコントローラに入力し、
    前記セトリングの開始時点に前記FIRフィルタへの入力をゼロにして前記フィードバックコントローラの計算を行う請求項3に記載のヘッドシーク制御方法。
  6. 前記信号生成器が生成する信号は、前記加速信号から前記減速信号に単調変動で到達する請求項1に記載のヘッドシーク制御方法。
  7. 信号生成器が生成する信号は、前記減速信号から前記セトリング信号に単調変動で到達する請求項1に記載のヘッドシーク制御方法。
  8. 前記減速時及び前記セトリング時に信号生成器が生成する信号は、矩形波の信号である請求項1に記載のヘッドシーク制御方法。
  9. 前記減速信号の波形を滑らかにする前記FIRフィルタと、前記セトリング信号の波形を滑らかにする前記FIRフィルタとは同種のFIRフィルタである請求項3に記載のヘッドシーク制御方法。
  10. 前記フィードバックコントローラの加速度に関する出力をデジタル/アナログ変換器に入力し、前記アクチュエータへ駆動電流を入力する電流ドライバに前記デジタル/アナログ変換器の出力を入力する請求項5に記載のヘッドシーク制御方法。
  11. ヘッドシーク用アクチュエータを許容最大加速度で加速し、
    前記アクチュエータに備えられたヘッドの観測位置から推定される加速度、速度、位置から予測される減速度が許容最大減速度となる時点で前記加速から減速へと切り替え、
    前記アクチュエータを前記許容最大減速度で減速し、
    前記ヘッドの観測位置から推定される加速度、速度、位置から求められた目標位置に最短時間で到達できる時点で前記減速からセトリングへと切り替え、
    前記ヘッドをセトリング信号で目標トラックに移動させるヘッドシーク制御方法。
  12. データを記録するディスクと、
    このディスクから前記データを読み出し/書き込みをするヘッドと、
    このヘッドを前記ディスクの目標トラックに高速移動させるシーク動作、目標トラックに追従させるフォロイング動作、及び前記二つの動作の間に過渡的な位置決めを行うセトリング動作において前記ヘッドを駆動するアクチュエータと、
    このアクチュエータの駆動電流の制御信号を生成するマイクロプロセッサと、
    このマイクロプロセッサの出力を前記アクチュエータに入力する電流ドライバとを備え、
    前記マイクロプロセッサは、
    加速信号と、減速信号と、セトリング信号とを生成する信号生成器と、
    これら生成した信号を選択して出力するスイッチと、
    前記ヘッドが前記ディスクから読み出した位置信号をフィードバックするトラックフォローループであるフィードバックコントローラと
    前記生成された信号の出力と前記フィードバックコントローラの出力とを加算して前記アクチュエータの駆動電流の制御信号として出力する加算器と、
    前記ヘッドが前記ディスクから読み出した位置信号から前記ヘッドの加速度と、速度と、位置とを推定するオブザーバと、
    前記推定された加速度、速度、位置から予測される減速度が前記許容最大減速度となる時点、及び前記ヘッドの目標位置に最短時間で到達するセトリングを開始すべき時点にて前記スイッチを切り替えるスイッチング決定部とを備えた回転記録再生装置。
  13. 前記各信号の波形を滑らかにするフィルタを前記スイッチと前記加算器との間に設けた請求項12に記載の回転記録再生装置。
  14. 前記フィルタは有限インパルス応答(FIR)フィルタである請求項13に記載の回転記録再生装置。
  15. 前記加速信号は、前記電流ドライバの最大電圧に対応したレベルの信号とする請求項12に記載の回転記録再生装置。
  16. 前記FIRフィルタの出力を入力するアクチュエータモデルと、
    このアクチュエータモデルの出力と前記位置信号との差分を取って前記フィードバックコントローラに入力する差分器とを備える請求項14に記載の回転記録再生装置。
  17. 前記加算器の出力を入力し、前記電流ドライバへ出力するデジタル/アナログ変換器を備えた請求項12に記載の回転記録再生装置。
  18. 前記信号生成器は、前記加速信号から前記減速信号、及びこの減速信号から前記セトリング信号に単調変動で到達する波形の信号を生成する請求項12に記載の回転記録再生装置。
  19. 前記信号生成器は、矩形波の前記減速信号及び前記セトリング信号を生成する請求項12に記載の回転記録再生装置。
  20. 前記減速信号を滑らかにするFIRフィルタと、前記セトリング信号を滑らかにするFIRフィルタは同一のFIRフィルタである請求項14に記載の回転記録再生装置。
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