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JP2006298785A - ジアミン誘導体、その製造方法およびそれらを有効成分とする殺菌剤 - Google Patents

ジアミン誘導体、その製造方法およびそれらを有効成分とする殺菌剤 Download PDF

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JP2006298785A
JP2006298785A JP2005119275A JP2005119275A JP2006298785A JP 2006298785 A JP2006298785 A JP 2006298785A JP 2005119275 A JP2005119275 A JP 2005119275A JP 2005119275 A JP2005119275 A JP 2005119275A JP 2006298785 A JP2006298785 A JP 2006298785A
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carbon atoms
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alkyl group
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JP2005119275A
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English (en)
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Yumi Kobayashi
由実 小林
Takeshi Kakimoto
剛 垣元
Yutaka Chiba
豊 千葉
Naofumi Tomura
直文 戸村
Natsuko Araki
夏子 安楽城
Masako Yoshida
真子 吉田
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

【課題】各種作物の病原菌に対して広い病害防除スペクトラムを示し、深刻化している耐性菌問題を解決する新しい殺菌剤を提供することを目的とする。
【解決手段】式(1)で表されるジアミン誘導体とその製造法および該化合物を有効成分として含有する殺菌剤。
Figure 2006298785

[式中、R1、R2、R5およびR10はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6のアルキル基等の置換基を表し、R3、R4、R6、R7、R8およびR9はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6のアルキル基等の置換基を表すか、あるいは互いに結合している炭素原子を含む炭素数3〜6のシクロアルキル基を表し、Qはアリール基およびヘテロ環を表す。]
【選択図】なし

Description

本発明は新規なジアミン誘導体とその製造方法、およびそれらを有効成分とする殺菌剤に関するものである。
病害防除が農作物栽培に於いて果たす役割は大きく、種々の殺菌剤が開発され、利用されている。しかしながら、殺菌活性や有用作物に対する害において必ずしも十分なものはない。また近年、農園芸用殺菌剤の多用により薬剤に対する耐性菌が出現し、既存の薬剤では十分な活性を示さないことがある。さらに、環境問題から安全かつ低濃度で有害菌を防除できる新しい殺菌剤が求められている。これまでジアミン誘導体が有害生物防除剤として有用であることは、WO03008372において開示されている。しかしながら、WO03008372はイネいもち病にのみ防除活性を示すのに対し、本発明化合物のジアミン誘導体は難病除病害である疫病、べと病およびピシウム病菌に活性を示し、構造も公報明細書に記載された化合物とは異なる。
国際公開03/008372パンフレット
本発明は、各種作物の病原菌に対して広い病害防除スペクトラムを示し、しかも現在深刻化している耐性菌問題を解決する新しい農園芸用殺菌剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、ジアミン誘導体について種々合成し、その生理活性について検討したところ、本発明化合物が広い病害防除スペクトラムを有し、極めて優れた殺菌活性を有するとともに有用作物に対してなんら害を及ぼさないことを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、以下のとおりである。
[1]. 式(1)(化1)
Figure 2006298785
[式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、アリール基、ヘテロ環、アルキル基の炭素数が1〜6のアリールアルキル基、またはアルキル基の炭素数が1〜6のヘテロ環アルキル基を表し、R2、R5およびR10はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、アシル基、アリール基、ヘテロ環、アルキル基の炭素数が1〜6のアリールアルキル基、またはアルキル基の炭素数が1〜6のヘテロ環アルキル基を表し、R3とR4、R6とR7、並びにR8とR9はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、アリール基、ヘテロ環、アルキル基の炭素数が1〜6のアリールアルキル基、またはアルキル基の炭素数が1〜6のヘテロ環アルキル基を表すか、あるいはR3とR4、R6とR7、またはR8とR9が互いに結合して炭素数3〜6の炭化水素環を形成していてもよく、Qはアリール基またはヘテロ環を表す。]で表されるジアミン誘導体。
[2]. 上記[1]に記載のジアミン誘導体を有効成分として含有することを特徴とする殺菌剤。
[3]. 式(2)(化2)
Figure 2006298785
[式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は[1]と同じ意味を表す。]で表される化合物を式(3)(化3)
Figure 2006298785
[式中、Qは[1]と同じ意味を表し、Xは脱離基を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、[1]記載のジアミン誘導体の製造方法。
[4]. 式(2)(化2)で表される化合物を式(4)(化4)
Figure 2006298785
[式中、Qは[1]と同じ意味を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、[1]記載のジアミン誘導体の製造方法。
[5]. 式(5)(化5)
Figure 2006298785
[式中、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびQは[1]と同じ意味を表す。]で表される化合物を式(6)(化6)
Figure 2006298785
[式中、R1、R2、R3およびR4は[1]と同じ意味を表し、Xは脱離基を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、[1]記載のジアミン誘導体の製造方法。
[6]. 式(5)(化5)で表される化合物を式(7)(化7)
Figure 2006298785
[式中、R1、R2、R3およびR4は[1]と同じ意味を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、[1]記載のジアミン誘導体の製造方法。
[7]. 式(8)(化8)
Figure 2006298785
[式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびQは[1]と同じ意味を表す。]で表される化合物を式(9)(化9)
Figure 2006298785
[式中、R1は[1]と同じ意味を表し、Yは脱離基を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、[1]記載のジアミン誘導体の製造方法。
[8]. [1]記載のジアミン誘導体と他の殺菌剤及び/または殺虫剤の1種以上を組み合わせて使用する、病害虫を防除する方法。
本発明に係るジアミン誘導体は、幅広い殺菌スペクトラムを有し、極めて優れた殺菌活性を有するとともに有用作物に対してなんら害を及ぼさないことから、農芸用殺菌剤として有用である。本発明に係るジアミン誘導体は、トマト疫病、ジャガイモ疫病、キュウリべと病、ブドウべと病、イネいもち病に対して高い防除効果を有する。また、上記病害に加えて、ピシウム属菌に対しても有効である。更に、作物に薬害を生じることなく、浸達性、残効性、耐雨性に優れるという特徴をも併せ持っている。
以下に本発明を詳細に説明する。
式(1)で表されるジアミン誘導体およびその製造方法において、下記に限定されるものではないが代表的な置換基の例として以下のものが挙げられる。
炭素数1〜6のアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等が挙げられ、これらは置換基により置換されていてもよく、炭素数3〜6のシクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられ、これらは置換基により置換されていてもよく、炭素数2〜6のアルケニル基としては、ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基等が挙げられ、これらは置換基により置換されていてもよく、炭素数3〜6のシクロアルケニル基としては、シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基等が挙げられ、これらは置換基により置換されていてもよく、炭素数2〜6のアルキニル基としては、エチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ペンチニル基、ヘキシニル基等が挙げられ、これらは置換基により置換されていてもよく、アリール基としては、フェニル基、ナフチル基等が挙げられ、これらは置換基により置換されていてもよく、ヘテロ環としては、フラン、チオフェン、オキサゾール、ピロール、1H−ピラゾール、3H−ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、オキサゾール、イソキサゾール、イソチアゾール、[1,2,3]オキサジアゾール、[1,2,4]オキサジアゾール、[1,3,4]オキサジアゾール、フラザン、[1,2,3]チアジアゾール、[1,2,4]チアジアゾール、[1,2,5]チアジアゾール、[1,3,4]チアジアゾール、1H−[1,2,3]トリアゾール、2H−[1,2,3]トリアゾール、1H−[1,2,4]トリアゾール、2H−[1,2,4]トリアゾール、1H−テトラゾール、5H−テトラゾール、ピリジン、ピラン、チオピラン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、[1,2,3]トリアジン、[1,2,4]トリアジン、[1,3,5]トリアジン、2H−[1,2,3]オキサジアジン、2H−[1,2,4]オキサジアジン、2H−[1,2,5]オキサジアジン、2H−[1,2,6]オキサジアジン、4H−[1,2,3]オキサジアジン、4H−[1,2,4]オキサジアジン、4H−[1,2,5]オキサジアジン、4H−[1,2,6]オキサジアジン、4H−[1,3,4]オキサジアジン、4H−[1,3,5]オキサジアジン、2H−[1,2,3]チアジアジン、2H−[1,2,4]チアジアジン、2H−[1,2,5]チアジアジン、2H−[1,2,6]チアジアジン、4H−[1,2,3]チアジアジン、4H−[1,2,4]チアジアジン、4H−[1,2,5]チアジアジン、4H−[1,2,6]チアジアジン、4H−[1,3,4]チアジアジン、4H−[1,3,5]チアジアジン、2,3−ジヒドロピリジン、3,4−ジヒドロピリジン、1,3−ジオキサン、1,4−ジオキサン、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン、3,4−ジヒドロ−2H−チオピラン、3,6−ジヒドロ−2H−チオピラン、モルホリン、クロマン、クロメン、イソベンゾフラン、インドリジン、インドール、3H−インドール、ジヒドロインドール、イソインドール、1H−インダゾール、2H−インダゾール、プリン、キノリン、イソキノリン、4H−キノリジン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、カルバゾール、アクリジン、フェナジン、フェナントロリン、フェノチアジン、フェノキサジン、インドリン、イソインドリン、ベンゾフラン、ジヒドロベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンゾ[c]チオフェン、ベンゾ[c]イソチアゾール、ベンゾ[c]イソオキサゾール、ジヒドロベンゾチオフェン、ベンゾオキサゾール、ベンゾイソキサゾール、ベンズイミダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイソチアゾール、1H−ベンゾトリアゾール、2H−ベンゾトリアゾール、ベンゾ[1,4]ジオキサン、2,3−ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキサン、ベンゾ[1,3]ジオキソール、β−カルボリン、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾール、ベンゾ[1,2,5]チアジアゾール、プテリジン、イミダゾ[1,2−a]ピリジン、イミダゾ[1,2−a]ピリミジン、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン等が挙げられ、これらは置換基により置換されていてもよく、アシル基としては、アセチル基等のアルキルカルボニル基またはベンゾイル基等のアリールカルボニル基等が挙げられ、これらは置換基により置換されていてもよい。
炭素数1〜6のアルキル基の置換基としては、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等のアルキル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基等のシクロアルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基またはトリフルオロエチル基等のハロゲン置換アルキル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基またはブトキシ基等のアルコキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基またはトリフルオロエトキシ基等のハロゲン置換アルコキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基またはブチルチオ基等のアルキルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、ジフルオロメチルチオ基またはトリフルオロエチルチオ基等のハロゲン置換アルキルチオ基、メタンスルフィニル基、エタンスルフィニル基、プロパンスルフィニル基またはブタンスルフィニル基等のアルキルスルフィニル基、トリフルオロメタンスルフィニル基、ジフルオロメタンスルフィニル基またはトリフルオロエタンスルフィニル基等のハロゲン置換アルキルスルフィニル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基またはブタンスルホニル基等のアルキルスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ジフルオロメタンスルホニル基またはトリフルオロエタンスルホニル基等のハロゲン置換アルキルスルホニル基を、メチルアミノ基、フェニルアミノメチル基、またはアミノメチル基などのアミノメチル基を、アセチルアミノ基、またはベンゾイルアミノ基等のアミド基を、メチルアミノ基、フェニルアミノメチル基、またはアミノメチル基などのアミノメチル基を、アセチルアミノ基、またはベンゾイルアミノ基等のアミド基を、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子のハロゲン原子、アセチル基またはベンゾイル基等のアシル基を例示することができる。
炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、アリール基、ヘテロ環、アルキル基の炭素数が1〜6のアリールアルキル基、またはアルキル基の炭素数が1〜6のヘテロ環アルキル基の置換基としては、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等のアルキル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基等のシクロアルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基またはトリフルオロエチル基等のハロゲン置換アルキル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基またはブトキシ基等のアルコキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基またはトリフルオロエトキシ基等のハロゲン置換アルコキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基またはブチルチオ基等のアルキルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、ジフルオロメチルチオ基またはトリフルオロエチルチオ基等のハロゲン置換アルキルチオ基、メタンスルフィニル基、エタンスルフィニル基、プロパンスルフィニル基またはブタンスルフィニル基等のアルキルスルフィニル基、トリフルオロメタンスルフィニル基、ジフルオロメタンスルフィニル基またはトリフルオロエタンスルフィニル基等のハロゲン置換アルキルスルフィニル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基またはブタンスルホニル基等のアルキルスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ジフルオロメタンスルホニル基またはトリフルオロエタンスルホニル基等のハロゲン置換アルキルスルホニル基、フェニル基またはナフチル基等のアリール基、フラン、チオフェン、オキサゾール、ピロール、1H−ピラゾール、3H−ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、オキサゾール、イソキサゾール、イソチアゾール、テトラヒドロフラン、ピラゾリジン、ピリジン、ピラン、ピリミジン、ピラジン等のヘテロ環を、メチルアミノ基、フェニルアミノメチル基、またはアミノメチル基などのアミノメチル基を、アセチルアミノ基、またはベンゾイルアミノ基等のアミド基を、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子のハロゲン原子、アセチル基またはベンゾイル基等のアシル基をそれぞれ例示することができる。
式(3)および式(6)で表される化合物において、脱離基としては、塩素原子に代表されるハロゲン原子、メトキシ基およびエトキシ基に代表されるアルコキシ基、フェノキシ基に代表されるアリールオキシ基、アセチルオキシ基およびベンゾイルオキシ基に代表されるアシルオキシ基、メトキシカルボニルオキシ基に代表されるアルコキシカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基に代表されるアリールカルボニルオキシ基、N-ヒドロキシコハク酸イミド、1-ヒドロキシベンゾトリアゾールならびにイミダゾール基等をそれぞれ例示することができる。
式(9)で表される化合物において、脱離基としては、塩素原子およびフッ素原子ならびにイミダゾール基、1H−1,2,4−トリアゾール基を例示することができる。
式(1)で表される本発明の化合物は新規化合物であり、式(1)で表される化合物は反応式(1)(化10)に記載の方法により製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は式(2)(化11)と同じ意味を表し、QおよびXは式(3)(化12)と同じ意味を表す。]
反応式(1)において、式(2)で表されるアミン誘導体およびその塩を式(3)で表される公知のカルボニル化合物と無溶媒もしくは溶媒中、無塩基もしくは塩基およびトリアルキルアルミニウム等の金属試薬の存在下で反応させることにより、式(1)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
反応式(1)で表される反応に用いられる塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属類、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属類、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アルカリ金属類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコラート類、酸化ナトリウム等のアルカリ金属酸化物類、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩類、燐酸三カリウム、燐酸三ナトリウム、燐酸一水素二カリウム、燐酸一水素二ナトリウム等の燐酸塩類、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩類、ピリジン、4−(ジメチルアミノ)ピリジン、トリエチルアミン、イミダゾール、ジアザビシクロウンデセン等の有機塩基類等を挙げることができる。
これらの塩基の使用量は特に制限されるものではなく、上記有機塩基類を用いた場合には溶媒として使用することもできる。
これらの塩基を使用する際、反応に用いられる溶媒としては、水、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)、1−メチル−2−ピロリドン(NMP)等の非プロトン性極性溶媒、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等を挙げることができる。
また、反応式(1)で表される反応に用いられる金属試薬としてはGrignard試薬とアルキルアミンからつくられるハロゲン化アルキルアミノマグネシウム(Bodroux反応)、水素化アルミニウムリチウム、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム等を挙げることができる。これら金属試薬の使用量は特に制限されるものではない。
これら金属試薬を使用する際、反応に用いられる溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類等を挙げることができる。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−78〜200℃が好ましく、より好ましくは−78〜100℃、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
式(3)で表されるカルボニル化合物の当量は式(2)で表されるアミン誘導体に対し、1〜2当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2当量である。
反応式(1)の式(2)で表されるアミン誘導体およびその塩は、反応式(2)(化11)に記載の方法により製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は式(2)(化11)と同じ意味を表し、R11はt-ブチル基または置換してもよいベンジル基を表す。]
反応式(2)において、式(10)で表されるジアミン誘導体を酸と反応させるか、水素添加反応により、式(2)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
この場合の酸としては、塩化水素、臭化水素、硫酸、硝酸、酢酸、トルフルオロ酢酸等が使用できる。これらの酸の使用量は特に制限されるものではなく、溶媒として使用することもできる。
水素添加反応は適当な溶媒中、触媒存在下、常圧下もしくは加圧下にて、水素雰囲気下で行うことができる。触媒としては、パラジウム−カーボンなどのパラジウム触媒、ラネーニッケルなどのニッケル触媒、コバルト触媒、ルテニウム触媒、ロジウム触媒、白金触媒などが例示でき、溶媒としては、水、メタノール、エタノールなどのアルコール類、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類、エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどの鎖状または環状エーテル類、酢酸エチルなどのエステル類を示すことができる。上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20℃〜使用する溶媒の還流温度、反応時間は、数分から96時間の範囲でそれぞれ適宜選択すれば良い。
反応式(2)の式(10)で表されるジアミン誘導体およびその塩は、反応式(3)(化12)に記載の方法により製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R1、R2、R3、R4およびXは式(6)(化15)と同じ意味を表し、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびR11は式(10)と同じ意味を表す。]
反応式(3)において、式(11)で表されるアミン誘導体およびその塩を式(6)で表される公知のアミノ酸誘導体と無溶媒もしくは溶媒中、無塩基もしくは塩基およびトリアルキルアルミニウムなどの金属試薬の存在下で反応させることにより、式(10)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
また、この場合の塩基としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。これらの塩基の使用量は特に制限されるものではなく、上記有機塩基類を用いた場合には溶媒として使用することもできる。
また、この場合の金属試薬としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。これらの金属試薬の使用量は特に制限されるものではない。
また、この場合の有機溶媒としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。
式(6)で表される化合物の使用量は式(11)で表されるアミン誘導体に対して1〜4当量、好ましくは1〜2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
反応式(3)の式(6)で表される化合物は、式(7)で表されるアミノ酸誘導体を塩化チオニル、オキザリルクロライド、ホスゲン、オキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リン、臭化チオニル、三臭化リン、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール等と反応させるという常法により製造できる。
反応式(3)の式(6)で表される化合物は、式(7)で表されるアミノ酸誘導体をメチルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類やフェノール、ニトロフェノール等のフェノール類と反応させるという常法によっても製造できる。
反応式(3)の式(6)で表される化合物は、式(7)で表されるアミノ酸誘導体をクロロ蟻酸メチル、クロロ蟻酸フェニル等のクロロ蟻酸エステル類と反応させるという常法によっても製造できる。
反応式(3)の式(6)で表される化合物は、式(7)で表されるアミノ酸誘導体をN-ヒドロキシコハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等と反応させるという常法によっても製造できる。
反応式(3)の式(11)で表されるアミン誘導体およびその塩は、市販されているもの以外は、例えば、ガブリエル法、デルピン法、シアノ基やアミド、イミン、オキシム等の還元のような公知のアミン合成法やテトラヘドロン・アシンメトリー(Tetrahedron Asymmetry),第11巻,第1907頁(2000年)に記載の方法により、容易に製造できる。
式(10)で表されるジアミン誘導体は、反応式(4)(化13)に記載の方法によっても製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R1、R2、R3およびR4は式(7)(化16)と同じ意味を表し、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびR11は式(10)と同じ意味を表す。]
反応式(4)において、式(11)で表されるアミン誘導体およびその塩を式(7)で表される公知のアミノ酸誘導体と無溶媒もしくは溶媒中、反応させることにより、式(10)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
この場合の縮合剤としては、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩、2−クロロー1,3−ジメチルイミダゾリウムクロリド等が使用できる。
縮合剤の使用量は式(7)で表される化合物に対し、1〜3当量であり、好ましくは1〜1.5当量である。
またこの場合の有機溶媒としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。
式(7)で表されるカルボン酸誘導体の使用量は式(11)で表されるアミン誘導体に対して1〜2当量、好ましくは1〜1.2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
反応式(4)の式(7)で表される化合物は、対応するアミノ酸を塩化スルホニルもしくはフッ化スルホニルのハロゲン化スルホニルと反応させるという常法により製造できる。
反応式(4)の式(7)で表される化合物は、対応するアミノ酸をスルホン酸無水物、N−スルホニルイミダゾリド、N−スルホニル−1H−1,2,4−トリアゾールと反応させるという常法により製造できる。
反応式(1)の式(3)で表される化合物は、式(4)で表される公知のカルボン酸誘導体を塩化チオニル、オキザリルクロライド、ホスゲン、オキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リン、臭化チオニル、三臭化リン、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール等と反応させるという常法により製造できる。
反応式(1)の式(3)で表される化合物は、式(4)で表される公知のカルボン酸誘導体をメチルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類やフェノール、ニトロフェノール等のフェノール類と反応させるという常法によっても製造できる。
反応式(1)の式(3)で表される化合物は、式(4)で表される公知のカルボン酸誘導体をクロロ蟻酸メチル、クロロ蟻酸フェニル等のクロロ蟻酸エステル類と反応させるという常法によっても製造できる。
反応式(1)の式(3)で表される化合物は、式(4)で表される公知のカルボン酸誘導体をN-ヒドロキシコハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等と反応させるという常法によっても製造できる。
式(1)で表される本発明の化合物は、反応式(5)(化14)に記載の方法によっても製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は式(2)(化11)と同じ意味を表し、Qは式(3)(化12)と同じ意味を表す。] 反応式(5)において、式(2)で表されるアミン誘導体およびその塩を式(4)で表される公知のカルボン酸誘導体と無溶媒もしくは溶媒中、反応させることにより、式(1)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
この場合の縮合剤としては、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩、2−クロロー1,3−ジメチルイミダゾリウムクロリド等が使用できる。
縮合剤の使用量は式(4)で表される化合物に対し、1〜3当量であり、好ましくは1〜1.5当量である。
またこの場合の有機溶媒としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。
式(4)で表されるカルボン酸誘導体の使用量は式(2)で表されるアミン誘導体に対して1〜2当量、好ましくは1〜1.2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
式(1)で表される本発明の化合物は、反応式(6)(化15)に記載の方法によっても製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびQは式(5)(化14)と同じ意味を表し、R1、R2、R3、R4およびXは式(6)(化15)と同じ意味を表す。]
反応式(6)において、式(5)で表されるアミン誘導体およびその塩を式(6)で表される公知の化合物と無溶媒もしくは溶媒中、無塩基もしくは塩基およびトリアルキルアルミニウムなどの金属試薬の存在下で反応させることにより、式(1)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
また、この場合の塩基としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。これらの塩基の使用量は特に制限されるものではなく、上記有機塩基類を用いた場合には溶媒として使用することもできる。
また、この場合の金属試薬としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。これらの金属試薬の使用量は特に制限されるものではない。
また、この場合の有機溶媒としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。
式(6)で表される化合物の使用量は式(5)で表されるアミン誘導体に対して1〜4当量、好ましくは1〜2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
式(1)で表される本発明の化合物は、反応式(7)(化16)に記載の方法によっても製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびQは式(5)(化14)と同じ意味を表し、R1、R2、R3およびR4は式(7)(化16)と同じ意味を表す。]
反応式(7)において、式(5)で表されるアミン誘導体およびその塩を式(7)で表される公知のカルボン酸誘導体と無溶媒もしくは溶媒中、反応させることにより、式(1)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
この場合の縮合剤としては、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩、2−クロロー1,3−ジメチルイミダゾリウムクロリド等が使用できる。
縮合剤の使用量は式(7)で表される化合物に対し、1〜3当量であり、好ましくは1〜1.5当量である。
またこの場合の有機溶媒としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。
式(7)で表されるカルボン酸誘導体の使用量は式(5)で表されるアミン誘導体に対して1〜2当量、好ましくは1〜1.2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
式(1)で表される本発明の化合物は、反応式(8)(化17)に記載の方法によっても製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびQは式(8)(化17)と同じ意味を表し、R1およびYは式(9)(化18)と同じ意味を表す。]
反応式(8)において、式(8)で表されるアミン誘導体およびその塩を式(9)で表される公知の化合物と無溶媒もしくは溶媒中、無塩基もしくは塩基の存在下で反応させることにより、式(1)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
この場合の塩基としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。これらの塩基の使用量は特に制限されるものではなく、上記有機塩基類を用いた場合には溶媒として使用することもできる。
また、この場合の有機溶媒としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。
式(9)で表される化合物の使用量は式(8)で表されるジアミン誘導体に対して1〜4当量、好ましくは1〜2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
反応式(8)の式(8)で表されるアミン誘導体およびその塩は、反応式(9)(化18)に記載の方法によって製造することができる。
Figure 2006298785
[式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびQは式(8)(化17)と同じ意味を表し、R12はt-ブチル基または置換してもよいベンジル基を表す。]
反応式(9)において、式(1)で表されるジアミン誘導体を酸と反応させるか水素添加反応により、式(8)で表されるジアミン誘導体を製造できる。
この場合の酸としては、塩化水素、臭化水素、硫酸、硝酸、酢酸、トルフルオロ酢酸等が使用できる。これらの酸の使用量は特に制限されるものではなく、溶媒として使用することもできる。
水素添加反応に触媒としては、反応式(2)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。
反応式(9)で表される反応に用いられる溶媒としては、反応式(1)で示される方法で使用されるものと同様のものが使用できる。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20℃〜使用する溶媒の還流温度、反応時間は、数分から96時間の範囲でそれぞれ適宜選択すれば良い。
反応式(8)の式(9)で表される化合物は、対応するスルホン酸およびその塩を塩化チオニル、ホスゲン、オキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リン等と反応させるという常法により製造できる。
反応式(8)の式(9)で表される化合物は、対応するチオール、ジスルフィド、スルフィン酸等を塩素分解するという常法により製造できる。
反応式(8)の式(9)で表される化合物は、対応するスルフィン酸を塩素、塩化銅(II)、塩化スルフリルと反応させるという常法により製造できる。
反応式(8)の式(9)で表される化合物は、対応する塩化スルホニルをフッ化ナトリウムに代表されるフッ化アルカリと反応させるという常法により製造できる。
反応式(8)の式(9)で表される化合物は、対応する塩化スルホニルをイミダゾールもしくは1H−1,2,4−トリアゾールと反応させるという常法により製造できる。
式(1)で表されるジアミン誘導体は、置換基の種類によっては不斉炭素が存在し、光学異性体、ジアステレオ異性体、ラセミ体および任意の割合の混合物として存在し得る。この種の全ての異性体ならびにその混合物も本発明に包含される。
本発明化合物である式(1)で表されるジアミン誘導体を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤は、藻菌類(Oomycetes)、子嚢菌類(Ascomycetes)、不完全菌類(Deuteromycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)、ネコブカビ(Plasmodiophoromycetes)に属する菌及びその他の病原菌に起因する野菜、果樹、稲、穀類、花卉、芝草分野を含む多種多様な植物病害に対し使用することができる。次に具体的な病害名(菌名)を非限定例としてあげる。例えばイネのいもち病(Pyricularia oryzae)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、紋枯病(Rhizoctonia solani)、馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、ピシウム属菌による苗立枯病(Pythium graminicola 等)、ムギ類のうどんこ病(Erysiphe graminis f.sp.hordei; f.sp.tritici)、斑葉病(Pyrenophora graminea)、網斑病(Pyrenophora teres)、赤かび病(Gibberella zeae)、さび病(Puccinia striiformis; P. graminis; P. recondita; P. hordei)、雪腐病(Typhula sp.; Micronectriella nivalis)、裸黒穂病(Ustilago tritici; U. nuda)、眼紋病(Pseudocercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ枯病(Leptosphaeria nodorum)、ピシウム属菌による褐色雪腐病(Pythium iwayamai 等)ブドウのべと病(Plasmopara viticola)、うどんこ病(Uncinula necator)、黒とう病(Elsinoe ampelina)、晩腐病(Glomerella cingulata)、さび病(Phakopsora ampelopsidis)、リンゴのうどんこ病(Podosphaera leucotricha)、黒星病(Venturia inaequalis)、斑点落葉病(Alternaria mali)、赤星病(Gymnosporangium yamadae)、モニリア病(Sclerotinia mali)、腐らん病(Valsa mali)、ナシの黒斑病(Alternaria kikuchiana)、黒星病(Venturia nashicola)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum)、西洋ナシの疫病(Phytophthora cactorum)、モモの灰星病(Sclerotinia cinerea)、黒星病(Cladosporium carpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.)、疫病(Phytophthora sp.)、カキの炭そ病(Gloeosporium kaki)、落葉病(Cercospora kaki; Mycosphaerella nawae)、ウリ類のべと病(Pseudoperonospora cubensis)、疫病(Phytophthora melonis、Phytophthora nicotianae、Phytophthora drechsleri)、うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、炭そ病(Colletotrichum lagenarium)、つる枯病(Mycosphaerella melonis)、トマトの疫病(Phytophthora infestans)、苗立枯病(Pythium vezans、Rhizoctonia solani)、輪紋病(Alternaria solani)、葉かび病(Cladosporium fulvam)、根腐病(Pythium myriotylum、Pythium dissotocum)、ナスのうどんこ病(Erysiphe cichoracoarum)、疫病(Phytophthora infestans)、褐色腐敗病(Phytophthora capsici)、アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria japonica)、白斑病(Cerocosporella barassicae)、根こぶ病(Plasmodiophora brassicae)、べと病(Peronospora brassicae)、ネギの白色疫病(Phytophthora porri)、さび病(Puccinia allii)、ダイズの茎疫病(Phytophthora megasperma)、べと病(Peronospora manshurica)、紫斑病(Cercospora kikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines)、黒点病(Diaporthe phaseololum)、インゲンの炭そ病(Colletotrichum lindemuthianum)、ラッカセイの黒渋病(Mycosphaerella personatum)、褐斑病(Cercospora arachidicola)、エンドウのうどんこ病(Erysiphe pisi)、べと病(Peronospora pisi)、ジャガイモの疫病(Phytophthora infestans)、夏疫病(Alternaria solani)、チャの網もち病(Exobasidium reticulatum)、白星病(Elsinoe leucospila)、タバコの赤星病(Alternaria longipes)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum)、炭そ病(Colletotrichum tabacum)、テンサイの褐斑病(Cercospora beticola)、べと病(Peronospora schachtii)、バラの黒星病(Diplocarpon rosae)、べと病(Peronospora sparsa)、疫病(Phytophthora megasperma)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa)、キクの褐斑病(Septoria chrysanthemi-indici)、白さび病(Puccinia horiana)、疫病(Phytophthora cactorum)、イチゴのうどんこ病(Sphaerotheca humuli)、疫病(Phytophthora nicotianae)、果実腐敗病(Pythium ultimum)、キュウリ、トマト、イチゴ、ブドウ等の灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotinia sclerotiorum)、シバのブラウンパッチ病(Rhizoctonia solani)、ダラースポット病(Sclerotinia homoeocarpa)、カーブラリア葉枯病(Curvularia geniculata)、さび病 (Puccinia zoysiae)、ヘルミントスポリウム葉枯病(Cochiliobolus sp.)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、いもち病(Pyricularia oryzae)、立枯病(Gaeumannomyces graminis)、炭そ病(Colletotrichum graminicola)、雪腐褐色小粒菌核病(Typhula incarnata)、雪腐黒色小粒菌核病(Typhula ishikariensis)、雪腐大粒菌核病(Sclerotinia borealis)、フェアリーリング(Marasmius oreades, 等.)、ピシウム病(Pythium aphanidermatum 等)等が挙げられる。
式(1)で表されるジアミン誘導体は、特にブドウべと病菌(Plasmopara viticola)、ウリ類のべと病菌(Pseudoperonospora cubensis)、バレイショやトマトの疫病菌(Phytophthora infestans)、芝のピシウム病菌(Pythium aphanidermatum 他)などを代表とする多くの卵菌類に強力な殺菌作用を有しており、Plasmopara属、Pseudoperonospora属、Peronospora属、Pythium属の病原菌が引き起こす多種の植物の疫病、べと病、苗立枯病、ピシウム病などに非常に優れた防除効果を示す。
式(1)で表されるジアミン誘導体は、植物病原菌を防除するのに必要な活性化合物の濃度において、植物体に対し、良好な和合性を有しているため、植物体の地上部に対しての薬剤処理、台木および種子に対しての薬剤処理、土壌処理等による適用が可能である。
本発明化合物である式(1)で表されるジアミン誘導体は、他の殺菌剤や殺虫剤、除草剤植物成長調節剤等の農薬、土壌改良剤または肥効性物質との混合使用は勿論のこと、これらとの混合製剤も可能である。
本発明の化合物である式(1)で表されるジアミン誘導体はそのまま使用しても良いが、固体または液体の希釈剤を包含する担体と混合した組成物の形で施用するのが好ましい。ここで言う担体とは処理すべき部位への有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送および取り扱いを容易にするために配合される合成または天然の無機または有機物質を意味する。
適当な固体担体としては、モンモリロナイト、カオリナイトおよびベントナイト等の粘土類、珪藻土、白土、タルク、バーミュキュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリカゲル、硫安等の無機物質、大豆粉、鋸屑、小麦粉等の植物性有機物質および尿素等があげられる。
適当な液体担体としては、トルエン、キシレン、クメン等の芳香族炭化水素類、ケロシン、鉱油などのパラフィン系炭化水素類、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン系炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリコールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキドおよび水等があげられる。
さらに本発明化合物である式(1)で表されるジアミン誘導体の効力を増強するために、製剤の剤型、適用場面等を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に、または組み合わせて次のような補助剤を使用することもできる。
補助剤としては、乳化、分散、拡展、湿潤、結合および安定化などの目的ではリグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸塩およびポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩等のアニオン界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、ポリオキシアルキレンアルキルチオエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロックポリマー等の非イオン性界面活性剤、ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤、イソプロピルヒドロジエンホスフェート等の安定剤、その他メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カゼイン、アラビアゴム等があげられる。しかし、これらの成分は以上のものに限定されるものではない。
本発明の化合物である式(1)で表されるジアミン誘導体の有効成分量は、通常粉剤では0.5〜20重量%、乳剤では5〜50重量%、水和剤では10〜90重量%、粒剤では0.1〜20重量%およびフロアブル製剤では10〜90重量%である。一方それぞれの剤型における担体の量は、通常粉剤では60〜99重量%、乳剤では40〜95重量%、水和剤では10〜90重量%、粒剤では80〜99重量%およびフロアブル製剤では10〜90重量%である。また補助剤の量は、通常粉剤では0.1〜20重量%、乳剤では1〜20重量%、水和剤では0.1〜20重量%、粒剤では0.1〜20重量%およびフロアブル製剤では0.1〜20重量%である。
野菜、果樹、稲、穀類、花卉、芝草分野で発生する多種多様な病害虫の防除に対して、相加効果または相乗効果を得るために、本発明の化合物と他の殺菌剤及び/または殺虫剤の1種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の化合物である式(1)で表されるジアミン誘導体と組み合わせて使用できる殺菌剤として、トリアジメホン、ヘキサコナゾール、プロピコナゾール、イプコナゾール、プロクロラズ、トリフルミゾール、テブコナゾール、エポキシコナゾール、ジフェノコナゾール、フルシラゾール、トリアジメノール、シプロコナゾール、メトコナゾール、フルキンコナゾール、ビテルタノール、テトラコナゾール、トリティコナゾール、フルトリアフォル、ペンコナゾール、ジニコナゾール、フェンブコナゾール、ブロムコナゾール、イミベンコナゾール、シメコナゾール、ミクロコナゾール、ミクロブタニル、ヒメキサゾール、イマザリル、フラメトピル、チフルザミド、エトリジアゾール、オキシスポコナゾール、オキシスポコナゾールフマル酸塩、ペフラゾエート、プロチオコナゾール等のアゾール系殺菌剤、ピリフェノックス、フェナリモル、ヌアリモル、ブピリメート等のピリミジン系殺菌剤、メパニピリム、シプロジニル、ピリメタニル等のアニリノピリミジン系殺菌剤、メタラキシル、オキサジキシル、ベナラキシル等のアシルアラニン系殺菌剤、チオファネートメチル、チオファネートメチル、ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール等のベンズイミダゾール系殺菌剤、マンゼブ、プロピネブ、ジネブ、メチラム、マンネブ、ジラム、チウラム等のジチオカーバメート系殺菌剤、テトラクロロイソフタロニトリル等の有機塩素系殺菌剤、エタボキサム、オキシカルボキシン、カルボキシン、フルトラニル、シルチオファム、メプロニル等のカルボキサミド系殺菌剤、ジメトモルフ、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、スピロキサミン、トリデモルフ、ドデモルフ、フルモルフ等のモルホリン系殺菌剤、アゾキシストロビン、クレソキシムメチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、フルオキサストロビン、トリフロキシストロビン、ジモキシストロビン、ピラクロストロビン、ピコキシストロビン等のストロビルリン系殺菌剤、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン、クロゾリネート等のジカルボキシイミド系殺菌剤、フルスルファミド、ダゾメット、メチルイソチオシアネート、クロルピクリン、メタスルホカルブ、ヒドロキシイソキサゾール、ヒドロキシイソキサゾールカリウム、エクロメゾール、D−D、カーバム等の土壌殺菌剤、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、ノニルフェノールスルホン酸銅、オキシン銅、DBEDC、無水硫酸銅、硫酸銅五水塩、水酸化第二銅等の銅殺菌剤、無機硫黄、水和硫黄剤、石灰硫黄合剤、硫酸亜鉛、フェンチン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、次亜塩素酸塩、金属銀等の無機殺菌剤、エジフェンホス、トルクロホスメチル、ホセチル、イプロベンホス、ジノキャップ、ピラゾホス等の有機リン系殺菌剤、カルプロパミド、フサライド、トリシクラゾール、ピロキロン、ジクロシメット、フェノキサニル等のメラニン生合成阻害剤系殺菌剤、カスガマイシン、バリダマイシン、ポリオキシン類、ブラストサイジンS、テクロフタラム、オキシテトラサイクリン、ミルディオマイシン、ストレプトマイシン等の抗生物質殺菌剤、ナタネ油等の天然物殺菌剤、ベンチアバリカルブイソプロピル、イプロバリカルブ、プロパモカルブ、ジエトフェンカルブ等のカーバメート系殺菌剤、フルオルイミド、フルジオキサニル、フェンピクロニル等のピロール系殺菌剤、プロベナゾール、アシベンゾラルSメチル、チアジニル等の植物の病害抵抗性を誘導するプラントアクチベーター、シフルフェナミド、フェンヘキサミド、キノキシフェン、ジフルメトリム、メトラフェノン、ピコベンザミド、プロキナジド、ファモキサドン、シアゾファミド、フェナミドン、ゾキサミド、ボスカリド、クロロタロニル、シモキサニル、キャプタン、ジチアノン、フルアジナム、フォルペット、ジクロフルアニド、(RS)−N−[2−(1,3−ジメチルブチル)チオフェン−3−イル]− 1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(一般名申請中:ペンチオピラド)、トリホリン、オキソリニック酸、イソプロチオラン、フェリムゾン、ジクロメジン、ペンシクロン、キノメチオネート、イミノクタジン酢酸塩、イミノクタジンアルベシル酸塩、アンバム、ポリカーバメート、チアジアジン、クロロネブ、有機ニッケル、グアザチン、ドジン、キントゼン、トリルフルアニド、アニラジン、ニトロタルイソプロピル、フェニトロパン、ジクロラン、DPC、ジメチリモル、ベンチアゾール等が挙げられる。
本発明の化合物である式(1)で表されるジアミン誘導体と組み合わせて使用できる殺虫剤として、アレスリン、テトラメトリン、レスメトリン、フェノトリン、フラメトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、デルタメトリン、シハロトリン、シフルトリン、フェンプロパトリン、トラロメトリン、シクロプロトリン、フルシトリネート、フルバリネート、アクリナトリン、テフルトリン、ビフェントリン、エンペントリン、ベータサイフルスリン、シペルメトリン、フェンバレレート等の合成ピレスロイド系殺虫剤およびこれらの各種異性体あるいは除虫菊エキス、DDVP、シアノホス、フェンチオン、フェニトロチオン、テトラクロルビンホス、ジメチルビンホス、プロパホス、メチルパラチオン、テメホス、ホキシム、アセフェート、イソフェンホス、サリチオン、DEP、EPN、エチオン、メカルバム、ピリダフェンチオン、ダイアジノン、ピリミホスメチル、エトリムホス、イソキサチオン、キナルホス、クロルピリホスメチル、クロルピリホス、ホサロン、ホスメット、メチダチオン、オキシデブロホス、バミドチオン、マラチオン、フェントエート、ジメトエート、ホルモチオン、チオメトン、エチルチオメトン、ホレート、テルブホス、プロフェノホス、プロチオホス、スルプロホス、ピラクロホス、モノクロトホス、ナレド、ホスチアゼート、トリクロルホン、エトプロホス、カズサホス、クロルフェンビンホス、ジクロフェンチオン、エチルチオメトン等の有機リン系殺虫剤、NAC、MTMC、MIPC、BPMC、XMC、PHC、MPMC、エチオフェンカルブ、ベンダイオカルブ、ピリミカーブ、カルボスルファン、ベンフラカルブ、メソミル、オキサミル、アルジカルブ、チオジカルブ、アラニカルブ等のカーバメート系殺虫剤、エトフェンプロックス、ハルフェンプロックス等のアリールプロピルエーテル系殺虫剤、シラフルオフェン等のシリルエーテル系化合物、硫酸ニコチン、ポリナクチン複合体、アバメクチン、ミルベメクチン、BT剤等の殺虫性天然物、カルタップ、チオシクラム、ベンズルタップ、ジフルベンズロン、クロルフルアズロン、テフルベンズロン、トリフルムロン、フルフェノクスロン、フルシクロクスロン、ヘキサフルムロン、フルアズロン、イミダクロプリド、ニテンピラム、アセタミプリド、ジノテフラン、ピメトロジン、フィプロニル、ブプロフェジン、フェノキシカルブ、ピリプロキシフェン、メトプレン、ハイドロプレン、キノプレン、エンドスルファン、ジアフェンチウロン、トリアズロン、テブフェノジド、ベンゾエピン、ノバルロン、ノビフルムロン、エマメクチンベンゾエート、クロチアニジン、チアクロプリド、チアメトキサム、フルピラゾフォス、アセキノシル、ビフェナゼート、クロマフェノジド、エトキサゾール、フルアクリピリム、フルフェンジン、ハロフェノジド、インドキサカルブ、メトキシフェノジド、スピロジクロフェン、トルフェンピラド、ガンマシハロスリン、エチプロール、アミドフルメト、ビストリフルロン、フロニカミド、フルブロシスリネート、フルフェネリム、ピリダリル、スピノサド、スピロメシフェン、シラフルオフェン、シロマジン、ルフェヌロン、エスフェンバレレート、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、クロルフェナピル、ケルセン、アザディラクチン、カーバム、カーバムナトリウム等の殺虫剤、ジコホル、クロルベンジレート、フェニソブロモレート、テトラジホン、CPCBS、BPPS、キノメチオネート、アミトラズ、ベンゾメート、ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、シヘキサチン、ジエノクロル、クロフェンテジン、ピリダベン、フェンピロキシメート、フェナザキン、テブフェンピラド、ピリミジフェン等の殺ダニ剤が挙げられる。
本発明の化合物である式(1)で表されるジアミン誘導体と他の殺菌剤及び/または殺虫剤の1種以上とを組み合わせて使用する場合、本発明化合物と他の殺菌剤及び/または殺虫剤の混合組成物として使用してもよく、または、本発明化合物と他の殺菌剤及び/または殺虫剤を農薬処理時に混合して使用してもよい。
以下に実施例および試験例で本説明をさらに詳しく説明する。
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル] 3−メチル−2−(S)−[(ブタンスルホニル)アミノ]酪酸アミド(化合物番号4)
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル 3−メチル−2−(S)−アミノ酪酸アミド(0.46g,1.34mmol)のジクロロメタン溶液(10ml)にトリエチルアミン(0.41g,4.02mmol)を加えた後、氷冷下でブタンスルホニルクロライド(0.25g,1.61mmol)を加え室温で5時間攪拌後、一晩放置した。反応液を5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無機塩を濾過後、減圧濃縮して得られた粗生成物をジイソプロピルエーテルで洗浄し、目的物0.50gを白色固体として得た(収率80%)。
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル] 3−メチル−2−(S)−[(ベンジルスルホニル)アミノ]酪酸アミド(化合物番号7)
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル 3−メチル−2−(S)−アミノ酪酸アミド(0.46g,1.34mmol)のジクロロメタン溶液(10ml)にトリエチルアミン(0.41g,4.02mmol)を加えた後、氷冷下でベンジルスルホニルクロライド(0.31g,1.61mmol)を加え室温で5時間攪拌後、一晩放置した。反応液を5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無機塩を濾過後、減圧濃縮して得られた粗生成物をジイソプロピルエーテルで洗浄し、目的物0.27gを白色固体として得た(収率40%)。
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル] 3−メチル−2−(S)−[(2−クロロエタンスルホニル)アミノ]酪酸アミド(化合物番号9)
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル 3−メチル−2−(S)−アミノ酪酸アミド(0.46g,1.34mmol)のジクロロメタン溶液(10ml)にトリエチルアミン(0.41g,4.02mmol)を加えた後、氷冷下で2−クロロエタンスルホニルクロライド(0.26g,1.61mmol)を加え室温で5時間攪拌後、一晩放置した。反応液を5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無機塩を濾過後、減圧濃縮して得られた粗生成物をジイソプロピルエーテルで洗浄し、目的物0.47gを白色固体として得た(収率74%)。
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル] 3−メチル−2−(S)−[N−メチル−(1−メチルエタンスルホニル)アミノ]酪酸アミド(化合物番号50)
ベンゾフラン−2−カルボン酸(1.73g,10.68mmol)のジクロロメタン溶液(50ml)に、室温で1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール(1.76g,10.68mmol)を加えて室温で1時間攪拌した。反応液にN−[1−(S)−アミノメチル−2−メチルプロピル] 2−(S)−[N−メチル−(1−メチルエタンスルホニル)アミノ]−3−メチル酪酸アミド(3.27g,10.17mmol)を加え、室温で5時間攪拌した。反応液を、5%クエン酸水溶液、飽和食塩水、2N水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無機塩を濾過後、減圧濃縮し得られた粗生成物をジイソプロピルエーテルとn−ヘキサンの混合溶液で洗浄し、目的物3.68gを白色固体として得た(収率74%)。
N−[1−(S)−[[(6−クロロピリジン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル] 2−[(1−ブタンスルホニル)アミノ]酢酸アミド
(化合物番号62)
2−[(1−ブタンスルホニル)アミノ]酢酸(0.36g,1.83mmol)、N−[2−(S)−アミノ−3−メチルブチル] 6−クロロピリジン−2−カルボン酸アミド(0.40g,1.66mmol)、N−ヒドロキシコハク酸イミド(0.20g,1.99mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(0.41g,1.99mmol)のジクロロメタン溶液(50ml)にトリエチルアミン(0.33g,3.32mmol)を室温で加え室温で一晩攪拌した。生成したジシクロヘキシルウレアの沈殿を濾過後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−へキサン:酢酸エチル=4:1)にて精製した。得られた粗生成物をジイソプロピルエーテルで洗浄し、目的物0.57gを白色半固体として得た(収率82%)。
[参考例1]
N−[3−メチル−2−(S)−[(1,1−ジメチルエチルオキシカルボニル)アミノ]ブチル] ベンゾフラン−2−カルボン酸アミド
ベンゾフラン−2−カルボン酸(10.0g,61.7mmol)のジクロロメタン溶液(150ml)に1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール(10.5g,64.8mmol)を氷冷下で加え、室温で2時間攪拌した。上記反応液にN−[1−(S)−(アミノメチル)−2−メチルプロピル]カルバミン酸 1,1−ジメチルエチルエステル(13.1g,64.8mmol)を加え、5時間撹拌後に一晩放置した。反応液を水、5%クエン酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無機塩を濾別後、減圧濃縮し得られた粗生成物をジイソプロピルエーテルを用いて再結晶し、目的物17.7gを白色固体として得た(収率83%)。
[参考例2]
N−[2−(S)−アミノ−3−メチルブチル] ベンゾフラン−2−カルボン酸アミド
N−[3−メチル−2−(S)−[(1,1−ジメチルエチルオキシカルボニル)アミノ]ブチル] ベンゾフラン−2−カルボン酸アミド(17.7g,51.0mmol)を酢酸エチル(30ml)に溶解し、4N塩化水素/酢酸エチル溶液(137ml)を加えて室温で6時間攪拌後に一晩放置した。析出した塩を水に溶解し酢酸エチルで洗浄後、水層に20%水酸化ナトリウム水溶液を加えpH14に調整した。水層に酢酸エチルを加え抽出した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無機塩を濾別後、減圧濃縮し目的物12.4gを油状物質として得た(収率99%)。
[参考例3]
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル] 3−メチル−2−(S)−[(1,1−ジメチルエチルオキシカルボニル)アミノ]酪酸アミド
3−メチル−2−(S)−[(1−メチルエチルオキシカルボニル)アミノ]酪酸(15.2g,70.2mmol)のジクロロメタン溶液(150ml)に1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール(11.4g,70.2mmol)を氷冷下で加え、室温で3時間攪拌した。上記反応液にN−[2−(S)−アミノ−3−メチルブチル] ベンゾフラン−2−カルボン酸アミド(13.3g,54.0mmol)を加え、5時間撹拌後に一晩放置した。反応液を水、5%クエン酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無機塩を濾別後、減圧濃縮し得られた粗生成物をジイソプロピルエーテルを用いて再結晶し、目的物19.5gを白色固体として得た(収率81%)。
[参考例4]
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル 3−メチル−2−(S)−アミノ酪酸アミド
N−[1−(S)−[[(ベンゾフラン−2−カルボニル)アミノ]メチル]−2−メチルプロピル] 3−メチル−2−(S)−[(1,1−ジメチルエチルオキシカルボニル)アミノ]酪酸アミド(19.5g,43.8mmol)を酢酸エチル(30ml)に溶解し、4N塩化水素/酢酸エチル溶液(117ml)を加えて室温で6時間攪拌後に一晩放置した。反応液を水と酢酸エチルで洗浄後、水層に20%水酸化ナトリウム水溶液を加えpH14に調整した。水層にジクロロメタンを加え抽出した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無機塩を濾別後、減圧濃縮し目的物12.6gを白色固体として得た(収率83%)。
以下に実施例1〜5と同様にして製造できる式(1)で表される化合物を第1表(表1−1〜表1−5)に示す。またそのうちのいくつかの物性値を第2表(表2−1〜表2−2)に示す。なお、第1表中に記載のMeはメチル基を、Etはエチル基を、nPrはノルマルプロピル基を、iPrはイソプロピル基を、nBuはノルマルブチル基を、iBuはイソブチル基を、sBuはセカンダリーブチル基を、Bnはベンジル基を、ClCH2はクロロメチル基を、ClCH2CH2は2−クロロエチル基を、ClCH2CH2CH2は3−クロロプロピル基を、p−ClPhはパラ−クロロフェニル基を表すものとする。
式(1)で表されるジアミン誘導体は、置換基の種類によっては不斉炭素が存在し、光学異性体、ジアステレオ異性体、ラセミ体および任意の割合の混合物として存在し得る。
Figure 2006298785
Figure 2006298785
Figure 2006298785
Figure 2006298785
Figure 2006298785
Figure 2006298785
Figure 2006298785
<製剤例及び試験例>
次に本発明に係わる殺菌剤の製剤例及び殺菌活性試験例を示す。以下の説明において「部」とあるのは「重量部」または「重量%」を意味する。
[製剤例1] (粉剤)
化合物番号1の化合物2部およびクレー98部を均一に混合粉砕し、有効成分2%を含有する粉剤を得た。
[製剤例2] (水和剤)
化合物番号7の化合物10部、カオリン70部、ホワイトカーボン18部およびアルキルベンゼンスルホン酸カルシウム2部を均一に混合粉砕して均一組成の微粉末状の、有効成分10%を含有した水和剤を得た。
[製剤例3] (水和剤)
化合物番号3の化合物20部、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム3部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル5部および白土72部を均一に混合粉砕して、均一組成の微粉末状の、有効成分20%を含有した水和剤を得た。
[製剤例4](水和剤)
化合物番号4の化合物50部、リグニンスルホン酸ナトリウム1部、ホワイトカーボン5部および珪藻土44部を混合粉砕して、有効成分50%を含有する水和剤を得た。
[製剤例5] (フロワブル剤)
化合物番号3の化合物5部、プロピレングリコール7部、リグニンスルホン酸ナトリウム4部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩2部、および水82部をサンドグラインダーで湿式粉砕し有効成分5%を含有するフロワブル剤を得た。
[製剤例6] (フロワブル剤)
化合物番号4の化合物10部、プロピレングリコール7部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩2部、および水79部をサンドグラインダーで湿式粉砕し、有効成分10%を含有するフロワブル剤を得た。
[製剤例7] (フロワブル剤)
化合物番号10の化合物25部、プロピレングリコール5部、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル5部、ポリオキシエチレンジアリルエーテルスルフェート5部、シリコン系消泡剤0.2部、および水59.8部をサンドグラインダーで湿式粉砕し、有効成分25%のフロワブル剤を得た。
[製剤例8] (粉剤)
化合物番号4の化合物3部、フサライド2部、ケイソウ土20部、白土30部およびタルク45部を均一に粉砕混合して粉剤100部を得た。
[製剤例9] (水和剤)
化合物番号11の化合物10部、フェリムゾン20部、リグニンスルホン酸ナトリウム1部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2部およびケイソウ土67部を均一に粉砕混合して水和剤100部を得た。
[製剤例10] (水和剤)
化合物番号3の化合物10部、塩基性塩化銅50部、ラウリルリン酸ナトリウム5部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム5部およびタルク30部を均一に粉砕混合して水和剤100部を得た。
[製剤例11] (水和剤)
化合物番号2の化合物10部、マンゼブ50部、リグニンスルホン酸ナトリウム5部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム5部、ホワイトカーボン5部およびケイソウ土25部を均一に粉砕混合し、水和剤100部を得た。
[製剤例12] (水和剤)
化合物番号8の化合物10部、クロロタロニルノ50部、リグニンスルホン酸ナトリウム5部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム5部、ホワイトカーボン5部およびケイソウ土25部を均一に粉砕混合し、水和剤100部を得た。
[製剤例13] (水和剤)
化合物番号10の化合物10部、フォルペット40部、リグニンスルホン酸ナトリウム5部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム5部、ホワイトカーボン5部およびケイソウ土35部を均一に粉砕混合し、水和剤100部を得た。
[製剤例14] (フロワブル剤)
化合物番号4の化合物10部、シモキサニル10部、カルボキシメチルセルロース3部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩1部および水74部をサンドグラインダーで湿式粉砕し、フロアブル剤100部を得た。
[製剤例15] (フロワブル剤)
化合物番号3の化合物10部、メタラキシル10部、カルボキシメチルセルロース3部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩1部および水74部をサンドグラインダーで湿式粉砕し、フロアブル剤100部を得た。
[製剤例16] (フロワブル剤)
化合物番号8の化合物10部、ジメトモルフ10部、カルボキシメチルセルロース3部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩1部および水74部をサンドグラインダーで湿式粉砕し、フロアブル剤100部を得た。
[製剤例17] (乳剤)
化合物番号9の化合物10部、イミダクロプリド10部、シクロヘキサン10部、キシレン50部およびソルポール(東邦化学制界面活性剤)20部を均一に溶解混合し乳剤100部を得た。
次に本発明の殺菌剤の奏する効果を試験例をあげて具体的に説明する。尚、使用した比較薬剤は、WO03008372号明細書において、農園芸用殺菌剤として記載されている化合物であり、供試化合物と同様に調整して試験に供試した。
比較化合物
Figure 2006298785
[試験例1] トマト疫病に対する防除効果
アセトンに溶解した化合物を250ppmとなるように水で希釈し、複葉が4葉展開したトマト苗(品種:世界一、直径7.5cmビニールポットに1本立)に1ポットあたり10mL散布した。風乾後、18℃の湿室(12時間明暗光サイクル)に移し、トマト疫病菌(Phytophthora infestans)の遊走子懸濁液を噴霧接種した。接種4日後に小葉4枚の発病面積率を調査し、下記のAからCの基準により評価した。調査時における無処理区の発病面積率は60%以上であった。結果を第3表(表3)にまとめて示した。

A:発病面積率5%未満
B:発病面積率5%〜50%未満
C:発病面積率50%以上
Figure 2006298785
[試験例2] キュウリべと病に対する防除効果
アセトンに溶解した化合物を250ppmとなるように水で希釈し、本葉1枚目が展開したキュウリ苗(品種:相模半白、直径7.5cmビニールポットに2本立)に1ポットあたり10mL散布した。風乾後、温室内に設置した湿室に移し、キュウリべと病菌(Pseudoperonospora cubensis)の遊走子嚢懸濁液を噴霧接種した。接種7日後に本葉の発病面積率を調査し、下記のAからCの基準により評価した。調査時における無処理区の発病面積率は60〜80%であった。結果を第4表(表4)にまとめて示した。

A:発病面積率5%未満
B:発病面積率5%〜50%未満
C:発病面積率50%以上
Figure 2006298785
[試験例3] ブドウべと病に対する防除効果
1/2000aポットで生育させたブドウ苗(品種:カベルネソービニヨン)の展開葉を切り取り、直径32mmのリーフディスクを作製した。アセトンに溶解させた化合物を250ppmとなるように水で希釈し、リーフディスクを3時間浸漬させた。薬液から取り出し風乾後、ブドウべと病菌(Plasmopara viticola)の 遊走子嚢懸濁液を噴霧接種した。18℃、12時間明暗光サイクルで培養し、接種10日後にリーフディスクの発病面積率を調査し、下記のAからCの基準により評価した。調査時における無処理区の発病面積率は60〜70%であった。結果を第5表(表5)にまとめて示した。

A:発病面積率5%未満
B:発病面積率5%〜50%未満
C:発病面積率50%以上
Figure 2006298785
[試験例4] ピシウム属菌に対する菌糸伸長阻害
ポテトデキストロース寒天培地(以下PDA)を40℃に冷ました後、アセトンに溶解させた化合物を100ppmとなるように添加し、直径9cmシャーレに15mL注ぎ冷やし固めた。あらかじめPDA上に生育させたピシウム属菌(Pythium aphanidermatum)の菌糸先端を直径6mmのコルクボーラーで打ち抜き、菌叢面を下にして薬剤含有PDAに移植した。25℃暗所で24時間培養した後、菌糸伸長径を測定し、下記のAからCの基準により評価した。結果を第6表(表6)にまとめて示した。

A:薬剤無添加区に対する阻害率 95%以上
B:薬剤無添加区に対する阻害率 50〜95%未満
C:薬剤無添加区に対する阻害率 50%未満
Figure 2006298785

Claims (13)

  1. 式(1)(化1)
    Figure 2006298785

    [式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、アリール基、ヘテロ環、アルキル基の炭素数が1〜6のアリールアルキル基、またはアルキル基の炭素数が1〜6のヘテロ環アルキル基を表し、R2、R5およびR10はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、アシル基、アリール基、ヘテロ環、アルキル基の炭素数が1〜6のアリールアルキル基、またはアルキル基の炭素数が1〜6のヘテロ環アルキル基を表し、R3とR4、R6とR7、並びにR8とR9はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、アリール基、ヘテロ環、アルキル基の炭素数が1〜6のアリールアルキル基、またはアルキル基の炭素数が1〜6のヘテロ環アルキル基を表すか、あるいはR3とR4、R6とR7、またはR8とR9が互いに結合して炭素数3〜6の炭化水素環を形成していてもよく、Qはアリール基またはヘテロ環を表す。]で表されるジアミン誘導体。
  2. R3、R4、R6、R7、R8およびR9のうち少なくともひとつが炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、アリール基、ヘテロ環、アルキル基の炭素数が1〜6のアリールアルキル基、またはアルキル基の炭素数が1〜6のヘテロ環アルキル基を表す請求項1記載のジアミン誘導体。
  3. R10が水素原子である請求項2記載のジアミン誘導体。
  4. R2およびR5が水素原子である請求項3記載のジアミン誘導体。
  5. 上記請求項1〜4の何れか一項に記載のジアミン誘導体を有効成分として含有することを特徴とする殺菌剤。
  6. 上記請求項1〜4の何れか一項に記載のジアミン誘導体を有効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。
  7. 式(2)(化2)
    Figure 2006298785

    [式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は請求項1と同じ意味を表す。]で表される化合物を式(3)(化3)
    Figure 2006298785

    [式中、Qは請求項1と同じ意味を表し、Xは脱離基を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のジアミン誘導体の製造方法。
  8. 式(2)(化2)で表される化合物を式(4)(化4)
    Figure 2006298785

    [式中、Qは請求項1と同じ意味を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のジアミン誘導体の製造方法。
  9. 式(5)(化5)
    Figure 2006298785

    [式中、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびQは請求項1と同じ意味を表す。]で表される化合物を式(6)(化6)
    Figure 2006298785

    [式中、R1、R2、R3およびR4は請求項1と同じ意味を表し、Xは脱離基を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のジアミン誘導体の製造方法。
  10. 式(5)(化5)で表される化合物を式(7)(化7)
    Figure 2006298785

    [式中、R1、R2、R3およびR4は請求項1と同じ意味を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のジアミン誘導体の製造方法。
  11. 式(8)(化8)
    Figure 2006298785

    [式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびQは請求項1と同じ意味を表す。]で表される化合物を式(9)(化9)
    Figure 2006298785

    [式中、R1は請求項1と同じ意味を表し、Yは脱離基を表す。]で表される化合物と反応させることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のジアミン誘導体の製造方法。
  12. 請求項1〜4の何れか一項に記載のジアミン誘導体と他の殺菌剤及び/または殺虫剤の1種以上を含有する病害虫防除用組成物。
  13. 他の殺菌剤及び/または殺虫剤が、トリアジメホン、ヘキサコナゾール、プロピコナゾール、イプコナゾール、プロクロラズ、トリフルミゾール、テブコナゾール、エポキシコナゾール、ジフェノコナゾール、フルシラゾール、トリアジメノール、シプロコナゾール、メトコナゾール、フルキンコナゾール、ビテルタノール、テトラコナゾール、トリティコナゾール、フルトリアフォル、ペンコナゾール、ジニコナゾール、フェンブコナゾール、ブロムコナゾール、イミベンコナゾール、シメコナゾール、ミクロコナゾール、ミクロブタニル、ヒメキサゾール、イマザリル、フラメトピル、チフルザミド、エトリジアゾール、オキシスポコナゾール、オキシスポコナゾールフマル酸塩、ペフラゾエート、プロチオコナゾール等のアゾール系殺菌剤、ピリフェノックス、フェナリモル、ヌアリモル、ブピリメート等のピリミジン系殺菌剤、メパニピリム、シプロジニル、ピリメタニル等のアニリノピリミジン系殺菌剤、メタラキシル、オキサジキシル、ベナラキシル等のアシルアラニン系殺菌剤、チオファネートメチル、チオファネートメチル、ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール等のベンズイミダゾール系殺菌剤、マンゼブ、プロピネブ、ジネブ、メチラム、マンネブ、ジラム、チウラム等のジチオカーバメート系殺菌剤、テトラクロロイソフタロニトリル等の有機塩素系殺菌剤、エタボキサム、オキシカルボキシン、カルボキシン、フルトラニル、シルチオファム、メプロニル等のカルボキサミド系殺菌剤、ジメトモルフ、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、スピロキサミン、トリデモルフ、ドデモルフ、フルモルフ等のモルホリン系殺菌剤、アゾキシストロビン、クレソキシムメチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、フルオキサストロビン、トリフロキシストロビン、ジモキシストロビン、ピラクロストロビン、ピコキシストロビン等のストロビルリン系殺菌剤、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン、クロゾリネート等のジカルボキシイミド系殺菌剤、フルスルファミド、ダゾメット、メチルイソチオシアネート、クロルピクリン、メタスルホカルブ、ヒドロキシイソキサゾール、ヒドロキシイソキサゾールカリウム、エクロメゾール、D−D、カーバム等の土壌殺菌剤、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、ノニルフェノールスルホン酸銅、オキシン銅、DBEDC、無水硫酸銅、硫酸銅五水塩、水酸化第二銅等の銅殺菌剤、無機硫黄、水和硫黄剤、石灰硫黄合剤、硫酸亜鉛、フェンチン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、次亜塩素酸塩、金属銀等の無機殺菌剤、エジフェンホス、トルクロホスメチル、ホセチル、イプロベンホス、ジノキャップ、ピラゾホス等の有機リン系殺菌剤、カルプロパミド、フサライド、トリシクラゾール、ピロキロン、ジクロシメット、フェノキサニル等のメラニン生合成阻害剤系殺菌剤、カスガマイシン、バリダマイシン、ポリオキシン類、ブラストサイジンS、テクロフタラム、オキシテトラサイクリン、ミルディオマイシン、ストレプトマイシン等の抗生物質殺菌剤、ナタネ油等の天然物殺菌剤、ベンチアバリカルブイソプロピル、イプロバリカルブ、プロパモカルブ、ジエトフェンカルブ等のカーバメート系殺菌剤、フルオルイミド、フルジオキサニル、フェンピクロニル等のピロール系殺菌剤、プロベナゾール、アシベンゾラルSメチル、チアジニル等の植物の病害抵抗性を誘導するプラントアクチベーター、シフルフェナミド、フェンヘキサミド、キノキシフェン、ジフルメトリム、メトラフェノン、ピコベンザミド、プロキナジド、ファモキサドン、シアゾファミド、フェナミドン、ゾキサミド、ボスカリド、クロロタロニル、シモキサニル、キャプタン、ジチアノン、フルアジナム、フォルペット、ジクロフルアニド、(RS)−N−[2−(1,3−ジメチルブチル)チオフェン−3−イル]− 1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(一般名申請中:ペンチオピラド)、トリホリン、オキソリニック酸、イソプロチオラン、フェリムゾン、ジクロメジン、ペンシクロン、キノメチオネート、イミノクタジン酢酸塩、イミノクタジンアルベシル酸塩、アンバム、ポリカーバメート、チアジアジン、クロロネブ、有機ニッケル、グアザチン、ドジン、キントゼン、トリルフルアニド、アニラジン、ニトロタルイソプロピル、フェニトロパン、ジクロラン、DPC、ジメチリモル、ベンチアゾール等の殺菌剤、アレスリン、テトラメトリン、レスメトリン、フェノトリン、フラメトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、デルタメトリン、シハロトリン、シフルトリン、フェンプロパトリン、トラロメトリン、シクロプロトリン、フルシトリネート、フルバリネート、アクリナトリン、テフルトリン、ビフェントリン、エンペントリン、ベータサイフルスリン、シペルメトリン、フェンバレレート等の合成ピレスロイド系殺虫剤およびこれらの各種異性体あるいは除虫菊エキス、DDVP、シアノホス、フェンチオン、フェニトロチオン、テトラクロルビンホス、ジメチルビンホス、プロパホス、メチルパラチオン、テメホス、ホキシム、アセフェート、イソフェンホス、サリチオン、DEP、EPN、エチオン、メカルバム、ピリダフェンチオン、ダイアジノン、ピリミホスメチル、エトリムホス、イソキサチオン、キナルホス、クロルピリホスメチル、クロルピリホス、ホサロン、ホスメット、メチダチオン、オキシデブロホス、バミドチオン、マラチオン、フェントエート、ジメトエート、ホルモチオン、チオメトン、エチルチオメトン、ホレート、テルブホス、プロフェノホス、プロチオホス、スルプロホス、ピラクロホス、モノクロトホス、ナレド、ホスチアゼート、トリクロルホン、エトプロホス、カズサホス、クロルフェンビンホス、ジクロフェンチオン、エチルチオメトン等の有機リン系殺虫剤、NAC、MTMC、MIPC、BPMC、XMC、PHC、MPMC、エチオフェンカルブ、ベンダイオカルブ、ピリミカーブ、カルボスルファン、ベンフラカルブ、メソミル、オキサミル、アルジカルブ、チオジカルブ、アラニカルブ等のカーバメート系殺虫剤、エトフェンプロックス、ハルフェンプロックス等のアリールプロピルエーテル系殺虫剤、シラフルオフェン等のシリルエーテル系化合物、硫酸ニコチン、ポリナクチン複合体、アバメクチン、ミルベメクチン、BT剤等の殺虫性天然物、カルタップ、チオシクラム、ベンズルタップ、ジフルベンズロン、クロルフルアズロン、テフルベンズロン、トリフルムロン、フルフェノクスロン、フルシクロクスロン、ヘキサフルムロン、フルアズロン、イミダクロプリド、ニテンピラム、アセタミプリド、ジノテフラン、ピメトロジン、フィプロニル、ブプロフェジン、フェノキシカルブ、ピリプロキシフェン、メトプレン、ハイドロプレン、キノプレン、エンドスルファン、ジアフェンチウロン、トリアズロン、テブフェノジド、ベンゾエピン、ノバルロン、ノビフルムロン、エマメクチンベンゾエート、クロチアニジン、チアクロプリド、チアメトキサム、フルピラゾフォス、アセキノシル、ビフェナゼート、クロマフェノジド、エトキサゾール、フルアクリピリム、フルフェンジン、ハロフェノジド、インドキサカルブ、メトキシフェノジド、スピロジクロフェン、トルフェンピラド、ガンマシハロスリン、エチプロール、アミドフルメト、ビストリフルロン、フロニカミド、フルブロシスリネート、フルフェネリム、ピリダリル、スピノサド、スピロメシフェン、シラフルオフェン、シロマジン、ルフェヌロン、エスフェンバレレート、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、クロルフェナピル、ケルセン、アザディラクチン、カーバム、カーバムナトリウム等の殺虫剤、ジコホル、クロルベンジレート、フェニソブロモレート、テトラジホン、CPCBS、BPPS、キノメチオネート、アミトラズ、ベンゾメート、ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、シヘキサチン、ジエノクロル、クロフェンテジン、ピリダベン、フェンピロキシメート、フェナザキン、テブフェンピラド、ピリミジフェン等の殺ダニ剤から選ばれる一種以上の化合物である、請求項12に記載の病害虫防除用組成物。
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