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JP2006295679A - Cdma無線通信装置及びcdma無線通信方法 - Google Patents

Cdma無線通信装置及びcdma無線通信方法 Download PDF

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JP2006295679A JP2005115460A JP2005115460A JP2006295679A JP 2006295679 A JP2006295679 A JP 2006295679A JP 2005115460 A JP2005115460 A JP 2005115460A JP 2005115460 A JP2005115460 A JP 2005115460A JP 2006295679 A JP2006295679 A JP 2006295679A
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隆 戸田
Taichi Murase
太一 村瀬
Hideki Kanemoto
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Abstract

【課題】 劣悪な受信環境下において、送信電力制御ビットやPIデータの受信における干渉波の影響を処理量の増加なく小さくすること。
【解決手段】 CDMA基地局装置100の上り送信電力制御ビット生成部111では、SIR測定値と目標SIR値との大小関係を比較し、SIR測定値が目標SIRに満たない場合は移動局に対して送信電力を上げるように指示するUPコマンドを生成し、反対にSIR測定値が目標SIR以上の場合は移動局に対して送信電力を下げるように指示するDOWNコマンドを生成するが、そのUPコマンド及びDOWNコマンドに対応するTPCビットを、スロット毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるように生成する。CDMA移動局装置では、受信処理量を増加することなく、干渉波の影響を小さくすることができるようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CDMA移動通信システムでの基地局装置や移動局装置であるCDMA無線通信装置及び前記CDMA無線通信装置が実施するCDMA無線通信方法に関する。
CDMA移動通信システムでは、送信電力制御方法として、一般にクローズドループ送信電力制御が適用される。これは、例えば上り送信電力制御の場合、基地局は上りリンクの受信品質を測定し、その測定値と目標値とから送信電力制御ビットであるTPC(Transmit Power Control)ビットを作成して移動局に送信する。移動局は受信したTPCビットを基に上り送信電力を制御する。これによって、上り送信電力を必要最低限に抑え、低消費電力、加入者容量の増大などを実現している。
なお、TPCビットについては、例えば3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、UPコマンドは全てのビットを“1”にし、DOWNコマンドは全てのビットを“0”にしたビットパターンを規定している(非特許文献1参照)。
ところで、従来では、上り送信電力制御の場合、下り受信環境が悪い場合に、移動局は正確に上り送信電力制御をできないという問題があった。これは、CDMA方式では多くのチャネルが時間、周波数を共用するため互いに干渉が生じ、各移動局が他チャネルからの干渉波の影響を受けるためである。
図13は、受信品質が悪い場合の受信信号点の遷移を説明するコンスタレーション図である。即ち、受信しているチャネルの受信レベルに比べて、他チャネル(例えば送信電力の大きい共通パイロットチャネル)の信号が大きい場合、その他チャネルからの干渉波によって、受信信号点が、図13に示すように、本来の受信信号点1301から受信信号点1302にオフセットすることが起こる。
このような状況では、例え基地局がUPコマンドとDOWNコマンドとを等しい確率で送信していても、移動局ではUPコマンドと判定する確率が多くなったり、反対にDOWNコマンドと判定する確率が多くなったりする場合が発生する。前者の場合には移動局の送信電力が過剰になるので、多くのユーザへの干渉を大きくし、結果的に加入者容量を下げることになる。反対に後者の場合は呼切断が発生することになる。
このような誤判定を防ぐ解決方法として、従来では、移動局は各基地局からの受信SIR(Signal to Interference Ratio:希望波対干渉波比)を測定し、SIR値が所定の基準値以下の基地局からの送信電力制御情報(TPCビット)は無視し、現在の送信電力を維持することで、信頼度の低い送信電力制御情報に従って上り送信電力を誤って制御することを防止している(例えば特許文献1参照)。
特開平9−312609号公報 3GPP TS 25.211
しかしながら、上記した従来の上り送信電力制御法では、移動局は基地局毎に或いはパス毎にSIRを測定する必要があるなど非常に処理量を要することになる。これは、下り送信電力制御においても同様に指摘できることである。
一方、移動局では、着信・非着信を制御するPI(Paging indicator)データの受信に関しても、TPCビット復調と同様に干渉波の影響を受けることによって、受信信号がオフセットし、誤判定しやすく着信性能が悪くなるという問題もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、下り受信品質や上り受信品質が悪い場合でも、送信電力制御情報受信での処理量を増やすことなく、干渉波の影響を小さくすることのできるCDMA無線通信装置及びCDMA無線通信方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、下り受信品質が悪い場合でも、PIデータ受信での処理量を増やすことなく、干渉波の影響を小さくすることのできるCDMA無線通信装置及びCDMA無線通信方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明に係るCDMA無線通信装置は、他方のCDMA無線通信装置に対してUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信する送信電力制御用ビットを、一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして生成する手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、送信電力の制御を指示するCDMA無線通信装置は、指示を受ける他方のCDMA無線通信装置に対する送信電力制御用ビットを、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして受信処理が行えるような形式で送信することができる。
本発明に係るCDMA無線通信装置は、受信した送信電力制御用ビットに基づき送信する送信電力を制御する際に、受信した前記送信電力制御用ビットの一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンを解釈してUPコマンドとDOWNコマンドのいずれであるかを判定する手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、指示を受けて送信電力の制御を行うCDMA無線通信装置は、送信電力制御用ビットの受信処理を、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして行えるようになるので、送信電力制御情報受信の判定性能を向上させることができる。
本発明に係るCDMA無線通信装置は、他方のCDMA無線通信装置に対してUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用ビットを送信するスロットフォーマットが複数ビットをまとめて送信できる場合に、前記送信電力制御用ビットを、ビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくしたビットパターンとして生成する手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、送信電力の制御を指示するCDMA無線通信装置は、指示を受ける他方のCDMA無線通信装置に対する送信電力制御用ビットを、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして受信処理が行えるような形式で送信することができる。
本発明に係るCDMA無線通信装置は、受信した送信電力制御用ビットに基づき送信する送信電力を制御する際に、受信した前記送信電力制御用ビットのビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくしたビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を取ってUPコマンドとDOWNコマンドのいずれであるかを判定する手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、指示を受けて送信電力の制御を行うCDMA無線通信装置は、送信電力制御用ビットの受信処理を、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして行えるようになるので、送信電力制御情報受信の判定性能を向上させることができる。
本発明に係るCDMA無線通信方法は、一方のCDMA無線通信装置がUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用ビットを送信し、他方のCDMA無線通信装置が受信した前記送信電力制御用ビットに基づき送信する送信電力を制御する場合に、前記一方のCDMA無線通信装置は、前記送信電力制御用ビットを一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして送信し、前記他方のCDMA無線通信装置は、受信した前記送信電力制御用ビットのビットパターンを解釈してUPコマンドとDOWNコマンドのいずれであるかを判定するようにした。
この方法によれば、送信電力制御用ビットの受信処理を、下り受信品質や上り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして行えるようになるので、送信電力制御情報受信の判定性能を向上させることができる。
本発明に係るCDMA無線通信方法は、一方のCDMA無線通信装置がUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用ビットを送信し、他方のCDMA無線通信装置が受信した前記送信電力制御用ビットに基づき送信する送信電力を制御する場合に、前記一方のCDMA無線通信装置は、前記送信電力制御用ビットをビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくしたビットパターンとして送信し、前記他方のCDMA無線通信装置は、受信した前記送信電力制御用ビットのビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を取ってUPコマンドとDOWNコマンドのいずれであるかを判定するようにした。
この方法によれば、送信電力制御用ビットの受信処理を、下り受信品質や上り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして行えるようになるので、送信電力制御情報受信の判定性能を向上させることができる。
本発明に係るCDMA基地局装置は、CDMA移動局装置での着信・非着信の制御を行うPIデータを送信する際に、着信及び非着信に対応する前記PIデータを一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして生成する手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、CDMA移動局装置での着信・非着信の制御を行うPIデータを、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして受信処理が行えるような形式で送信することができる。
本発明に係るCDMA移動局装置は、受信した着信・非着信の制御を行うPIデータの一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンのビットの復号を一定周期毎に切り替えて行い着信の有無を判定する手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、CDMA移動局装置では、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくしてPIデータの受信判定が行えるようになる。
本発明に係るCDMA基地局装置は、CDMA移動局装置での着信・非着信の制御を行うPIデータを送信する下りフォーマットが複数ビットまとめて送信できる場合に、着信及び非着信に対応する前記PIデータをビット“0”の数とビット“1”の数が等しくなるビットパターンとして生成する手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、CDMA移動局装置での着信・非着信の制御を行うPIデータを、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして受信処理が行えるような形式で送信することができる。
本発明に係るCDMA移動局装置は、受信した着信・非着信の制御を行うPIデータのビット“0”の数とビット“1”の数が等しくなるビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を取って着信の有無を判定する手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、CDMA移動局装置では、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくしてPIデータの受信判定が行えるようになる。
本発明に係るCDMA無線通信方法は、CDMA基地局装置は、着信・非着信の制御を行うPIデータを一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして送信し、前記PIデータを受信するCDMA移動局装置は、受信PIデータのビットの復号を一定周期毎に切り替えて行い着信の有無を判定するようにした。
この方法によれば、PIデータの受信処理を、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして行えるようになるので、PIデータの受信判定性能を向上させることができる。
本発明に係るCDMA無線通信方法は、CDMA基地局装置は、着信・非着信の制御を行うPIデータをビット“0”の数とビット“1”の数が等しくなるビットパターンとして送信し、前記PIデータを受信するCDMA移動局装置は、受信PIデータのビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を取って着信の有無を判定するようにした。
この方法によれば、PIデータの受信処理を、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして行えるようになるので、PIデータの受信判定性能を向上させることができる。
本発明によれば、下り受信品質や上り受信品質が悪い場合でも、送信電力制御情報受信での処理量を増やすことなく、干渉波の影響を小さくすることができるので、送信電力制御情報の受信判定性能を向上させることができる。
また、本発明によれば、下り受信品質が悪い場合でも、PIデータ受信での処理量を増やすことなく、干渉波の影響を小さくすることができるので、PIデータの受信判定性能を向上させることができる。
本発明の骨子は、UPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用のTPCビットのビットパターンを一定周期毎に切り替える、或いは、複数ビット送信できるスロットフォーマットを用いるときはTPCビットのビットパターンをビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくして生成することで、下り受信品質や上り受信品質が悪い場合でも、受信処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして送信電力制御用TPCビットの受信判定が行えるようにすることである。
また、本発明の骨子は、PICHを用いたPIデータの送受信において、着信及び非着信に対応するPIデータを、周期的にビット“0”とビット“1”とが切り替わるビットパターンとして送信する、或いは、複数ビットを送信できる下りフォーマットを用いるときはビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくしたビットパターンとして送信することで、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくしてPIデータの受信判定が行えるようにすることである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1は、送信電力制御用コマンドであるTPCビットの送受信方法(その1)に関する。なお、上り送信電力制御について説明するが、下り送信電力制御についても同様に実施可能である。
図1は、本発明の実施の形態1に係るCDMA無線通信装置であるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図である。図1に示すCDMA基地局装置100は、上りリンク信号を受信する受信アンテナ101と、受信アンテナ101から入力する受信信号を増幅し、基底帯域の信号にダウンコンバートする受信無線部102と、受信無線部102が出力する受信信号をディジタル信号に変換するA/D変換器103と、A/D変換器103の出力を逆拡散する逆拡散部104と、逆拡散部104が出力する逆拡散信号から位相推定を行う位相推定部105と、位相推定部105が出力する位相推定値を用いて逆拡散部104が出力する逆拡散信号の同期検波を行う同期検波部106と、同期検波部106が出力する同期検波データを復号して受信データを出力するデコーダ部107とを備えている。
また、図1に示すCDMA基地局装置100は、逆拡散部104が出力する逆拡散信号から干渉波受信電力(ISCP:Interference Signal Code Power)を測定するISCP算出部108と、逆拡散部104が出力する逆拡散信号から希望波受信電力(RSCP:Received Signal Code Power)を測定するRSCP算出部109と、測定された希望波受信電力と干渉波受信電力との比である受信SIRを求めるSIR算出部110と、SIR算出部110が出力する測定SIRと例えばスロット番号とが入力し、後述するように上り送信電力制御用TPCを生成する上り送信電力制御ビット生成部111とを備えている。
そして、図1に示すCDMA基地局装置100は、外部から入力する下り送信データを符号化し、それに上り送信電力制御ビット生成部111が生成したTPCビットを挿入して送信フレームを作成するエンコーダ部112と、エンコーダ部112が出力するフレーム信号を拡散する拡散部113と、拡散部113が出力する拡散データをアナログ信号に変換するD/A変換器114と、変換されたアナログ信号を増幅し、無線周波の送信信号にアップコンバートする送信無線部115と、送信無線部115が出力する送信信号を下りリンクに送出する送信アンテナ116とを備えている。
図2は、図1に示す上り送信電力制御ビット生成部111の構成例を示すブロック図である。図2において、上り送信電力制御ビット生成部111は、SIR測定値と目標SIR値とを比較する比較部200と、比較部200での比較結果と例えばスロット番号の情報とからTPCビットを生成するTPC生成部201とを備えている。
次に、図3は、本発明の実施の形態1に係るCDMA無線通信装置であるCDMA移動局装置の構成を示すブロック図である。図3に示すCDMA移動局装置300は、下りリンク信号を受信する受信アンテナ301と、受信アンテナ301から入力する受信信号を増幅し、基底帯域の信号にダウンコンバートする受信無線部302と、受信無線部302が出力する受信信号をディジタル信号に変換するA/D変換器303と、A/D変換器303の出力を逆拡散する逆拡散部304と、逆拡散部304が出力する逆拡散信号から位相推定を行う位相推定部305と、位相推定部305が出力する位相推定値を用いて逆拡散部304が出力する逆拡散信号の同期検波を行う同期検波部306と、同期検波部306が出力する同期検波データを復号して受信データを出力するデコーダ部307とを備えている。
また、図3に示すCDMA移動局装置300は、逆拡散部304が出力する逆拡散信号からTPCビットを復調するTPC同期検波部308と、TPC同期検波部308でのTPCビットの受信結果と例えばスロット番号とが入力し、後述するように上り送信電力を決定し上り送信電力制御信号を出力する上り送信電力制御部309とを備えている。
そして、図3に示すCDMA移動局装置300は、外部から入力する上り送信データを符号化するエンコーダ部310と、エンコーダ部310が出力する符号化信号を拡散する拡散部311と、拡散部311が出力する拡散データをアナログ信号に変換するD/A変換器312と、変換されたアナログ信号を増幅し、無線周波の送信信号にアップコンバートする送信無線部313と、送信無線部313が上り送信電力制御部309からの上り送信電力制御信号に従った電力で出力する送信信号を上りリンクに送出する送信アンテナ314とを備えている。
図4は、図3に示す上り送信電力制御部309の構成例を示すブロック図である。図4において、上り送信電力制御部309は、受信したTPCビットの復調結果と例えばスロット番号の情報とから上り送信電力コマンドを判定するTPCデコーダ部400を備えている。
次に、図1〜図5を参照して、以上のように構成される本実施の形態1に係るCDMA無線通信装置にて実施される上り送信電力制御の動作について説明する。図5は、図1に示すCDMA基地局装置100と図3に示すCDMA移動局装置300との間で送受信される上り送信電力制御ビットのビットパターンを説明する図である。
CDMA基地局装置100の上り送信電力制御ビット生成部111では、図2において、比較部200は、SIR測定値と目標SIR値との大小関係を比較し、SIR測定値が目標SIRに満たない場合は移動局に対して送信電力を上げるように指示するUPコマンドを生成し、反対にSIR測定値が目標SIR以上の場合は移動局に対して送信電力を下げるように指示するDOWNコマンドを生成する。
TPC生成部201は、比較部200が出力したUPコマンドあるいはDOWNコマンドから“0”、“1”のビットパターンにマッピングしたUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用コマンドであるTPCビットを生成する。その際、例えば図5に示すように、スロット毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるようにマッピングしたTPCビットを生成する。このようなビットパターンのTPCビットがエンコーダ部112に出力される。
一方、CDMA移動局装置300における上り送信電力制御部309では、図4において、TPCデコーダ部において、TPC同期検波部が下り信号から抜き出したTPCビット(TPC復調結果)の値とスロット番号の情報とからビットパターンを解釈し、UPコマンドであるか、DOWNコマンドであるかの判定を行う。このとき、スロット番号とビット“0”及びビット“1”との対応関係は、CDMA基地局装置100と同じでなければならない。そして、上り送信電力制御部309は、UP/DOWNの判定結果を基に上り送信電力値を決定し、送信無線部313を制御する。
ここで、TPCビットパターンの切り替えは、スロット番号を用いてスロット毎に行うように説明したが、スロット番号に限るものではない。例えば、1フレーム当たりのスロット数が奇数の場合は、フレーム番号をも考慮する必要がある。
また、TPCビットの切替周期についてもスロットに限定したものではなく、例えば使用する拡散符号の周期毎などとしても良い。これによって、干渉の発生周期にあわせた切替周期を設定することができる。
このように、本実施の形態1によれば、UPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用TPCビットをビット“0”とビット“1”とを周期的に切り替えたビットパターンとしたので、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして送信電力制御用TPCビットの判定処理が行えるようになる。
なお、以上の説明では、3GPPの規格を前提に記載しているが、他のシステムにも同様に実施可能である。
(実施の形態2)
本実施の形態2は、送信電力制御用コマンドであるTPCビットの送受信方法(その2)に関する。なお、上り送信電力制御について説明するが、下り送信電力制御についても同様に実施可能である点は、実施の形態1と同様である。
図6は、本発明の実施の形態2に係るCDMA無線通信装置であるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図である。また、図7は、本発明の実施の形態2に係るCDMA無線通信装置であるCDMA移動局装置の構成を示すブロック図である。なお、図6と図7では、実施の形態1(図1と図3)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図6に示すように、実施の形態2に係るCDMA基地局装置600では、実施の形態1(図1)に示した構成において、上り送信電力制御ビット生成部111に代えて、上り送信電力制御ビット生成部601が設けられている。上り送信電力制御ビット生成部601は、図2に示した比較部とTPC生成部とを備えるが、実施の形態2によるTPC生成部は、図2に示したTPC生成部201とは異なる方法でTPCビットを生成するようになっている。
また、図7に示すように、実施の形態2に係るCDMA移動局装置700では、実施の形態1(図3)に示した構成において、上り送信電力制御部309に代えて、上り送信電力制御部701が設けられている。上り送信電力制御部701は、図4に示したTPCデコード部を備えるが、実施の形態2によるTPCデコード部は、図4に示したTPCデコーダ部400とは異なる方法でTPC復調結果を判定するようになっている。
次に、図6〜図8を参照して、以上のように構成される本実施の形態1に係るCDMA無線通信装置にて実施される上り送信電力制御の動作について説明する。図8は、図6に示すCDMA基地局装置600と図7に示すCDMA移動局装置700との間で送受信される上り送信電力制御ビットのビットパターンを説明する図である。
本実施の形態2では、1スロット内に複数ビットのTPCビットを送信するスロットフォーマットである場合に関する。この場合には、CDMA基地局装置600の上り送信電力制御ビット生成部601は、例えば図8に示すように、ビット“0”とビット“1”との数が等しくなるビットパターンを有する送信電力制御用コマンドであるTPCビットを生成する。
一方、CDMA移動局装置700における上り送信電力制御部701は、TPC復調結果である受信TPCビットと予め用意したビットパターンとの相関を算出し、その相関値からUPコマンドであるか、DOWNコマンドであるかを判定する。
このように、本実施の形態2によれば、1スロット内に複数ビットのTPCビットを送信するスロットフォーマットである場合に、UPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用TPCビットを、ビット“0”とビット“1”の数が等しいビットパターンとしたので、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくして送信電力制御用TPCビットの判定処理が行えるようになる。
(実施の形態3)
本実施の形態3は、CDMA移動局装置での着信・非着信を制御するPIデータのPICHによる送受信方法(その1)に関する。なお、ここでは、CDMA基地局装置について説明する。
図9は、本発明の実施の形態3に係るCDMA基地局装置の構成を示すブロック図である。図9に示す本実施の形態3に係るCDMA基地局装置900は、外部からPICH送信データと例えばスロット番号とが入力し、後述する内容のビットパターンを有するPIデータを含むフレーム信号を作成するエンコーダ部901と、エンコーダ部901が出力するフレーム信号を拡散する拡散部902と、拡散部902が出力する拡散データをアナログ信号に変換するD/A変換器903と、変換されたアナログ信号を増幅し、無線周波の送信信号にアップコンバートする送信無線部904と、送信無線部904が出力する送信信号を下りリンクに送出する送信アンテナ905とを備えている。
次に、図9と図10を参照して、以上のように構成される本実施の形態3に係るCDMA基地局装置900にて実施されるPIデータの送信動作について説明する。図10は図9に示すCDMA基地局装置が送信するPIデータのビットパターンを説明する図である。
エンコーダ部901では、外部から入力するPICH送信データからフレーム信号に生成する際に、図10に示すように、着信及び非着信に対応するPIデータを、例えばスロット番号の情報からスロット毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして生成する。
図10は、PIデータが4ビット構成の場合を示す。「着信あり」のPIデータは、スロット毎に、“0000”“1111”“0000”“1111”と切り替わる。一方、「着信なし」のPIデータは、スロット毎に、「着信あり」とは逆に“1111”“0000”“1111”“0000”と切り替わる。
図示しないCDMA移動局装置では、受信PIデータの復号をスロット毎に等、一定周期毎に切り替えて着信の有無を判定することになる。
なお、変更する周期に関しては、スロット周期である必要はなく、フレーム周期、あるいはSFN(System Frame Number)周期などでも良い。要するに、一定の周期で、ビットパターンを切り替えるのである。
このように、本実施の形態3によれば、CDMA基地局装置では、着信及び非着信に対応するPIデータを、周期的に、ビット“0”とビット“1”とを切り替えたビットパターンとして送信するようにしたので、それを受信するCDMA移動局装置では、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響を小さくしてPIビットの判定処理が行えるので、着信性能の向上が図れる。
(実施の形態4)
本実施の形態4は、CDMA移動局装置での着信・非着信を制御するPIデータのPICHによる送受信方法(その2)に関する。なお、ここでは、CDMA基地局装置について説明する。
図11は、本発明の実施の形態4に係るCDMA基地局装置の構成を示すブロック図である。なお、図11では、図9(実施の形態3)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態4に関わる部分を中心に説明する。
図11に示すように、本実施の形態4に係るCDMA基地局装置1100では、図9(実施の形態3)に示した構成において、エンコーダ部901に代えて、エンコーダ部1101が設けられている。
次に、図11と図12を参照して、以上のように構成される本実施の形態4に係るCDMA基地局装置1100にて実施されるPIデータの送信動作について説明する。図12は、図11に示すCDMA基地局装置が送信するPIデータのビットパターンを説明する図である。
本実施の形態4では、複数ビットのPIデータを送信できる下りフォーマットである場合に関する。この場合には、エンコーダ部1101では、外部から入力するPICH送信データからフレーム信号に生成する際に、図12に示すように、着信と非着信とでは逆の関係になるが、着信及び非着信に対応するPIデータをビット“0”の数とビット“1”の数が等しくなるビットパターンとして生成する。
図12は、PIデータが4ビット構成の場合を示す。「着信あり」のPIデータは、“1100”である。一方、「着信なし」のPIデータは、「着信あり」とは逆に“0011”である。
図示しないCDMA移動局装置では、受信PIデータのビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を演算し、その相関値から着信の有無を判定することになる。
このように、本実施の形態4によれば、CDMA基地局装置では、着信及び非着信に対応するPIデータをビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくしたビットパターンとして送信するようにしたので、それを受信するCDMA移動局装置では、下り受信品質が悪い場合でも、処理量を増やすことなく干渉波の影響によるPIビットの誤判定確率の増大という問題を解決することができ、着信性能の向上が図れる。
本発明に係るCDMA無線通信装置及びCDMA無線通信方法は、劣悪な受信環境下において、送信電力制御ビットやPIデータの受信判定性能を向上させるのに好適である。
本発明の実施の形態1に係るCDMA無線通信装置であるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図 図1に示す上り送信電力制御ビット生成部の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るCDMA無線通信装置であるCDMA移動局装置の構成を示すブロック図 図3に示す上り送信電力制御部の構成例を示すブロック図 図1に示すCDMA基地局装置と図3に示すCDMA移動局装置との間で送受信される上り送信電力制御ビットのビットパターンを説明する図 本発明の実施の形態2に係るCDMA無線通信装置であるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るCDMA無線通信装置であるCDMA移動局装置の構成を示すブロック図 図6に示すCDMA基地局装置と図7に示すCDMA移動局装置との間で送受信される上り送信電力制御ビットのビットパターンを説明する図 本発明の実施の形態3に係るCDMA基地局装置の構成を示すブロック図 図9に示すCDMA基地局装置が送信するPIデータのビットパターンを説明する図 本発明の実施の形態4に係るCDMA基地局装置の構成を示すブロック図 図11に示すCDMA基地局装置が送信するPIデータのビットパターンを説明する図 受信品質が悪い場合の受信信号点の遷移を説明するコンスタレーション図
符号の説明
100、600 CDMA基地局装置(CDMA無線通信装置)
101 受信アンテナ
102 受信無線部
103 A/D変換器
104 逆拡散部
105 位相推定部
106 同期検波部
107 デコーダ部
108 ISCP算出部
109 RSCP算出部
110 SIR算出部
111、601 上り送信電力制御ビット生成部
112 エンコーダ部
113 拡散部
114 D/A変換器
115 送信無線部
116 送信アンテナ
200 比較部
201 TPC生成部
300、700 CDMA移動局装置(CDMA無線通信装置)
301 受信アンテナ
302 受信無線部
303 A/D変換器
304 逆拡散部
305 位相推定部
306 同期検波部
307 デコーダ部
308 TPC同期検波部
309、701 上り送信電力制御部
310 エンコーダ部
311 拡散部
312 D/A変換器
313 送信無線部
314 送信アンテナ
400 TPCデコーダ部
900、1100 CDMA基地局装置
901、1101 エンコーダ部
902 拡散部
903 D/A変換器
904 送信無線部
905 送信アンテナ

Claims (12)

  1. 他方のCDMA無線通信装置に対して送信するUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用ビットを、一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして生成する手段、を具備することを特徴とするCDMA無線通信装置。
  2. 受信した送信電力制御用ビットに基づき送信する送信電力を制御する際に、受信した前記送信電力制御用ビットの一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンを解釈してUPコマンドとDOWNコマンドのいずれであるかを判定する手段、を具備することを特徴とするCDMA無線通信装置。
  3. 他方のCDMA無線通信装置に対してUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用ビットを送信するスロットフォーマットが複数ビットをまとめて送信できる場合に、前記送信電力制御用ビットを、ビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくしたビットパターンとして生成する手段、を具備することを特徴とするCDMA無線通信装置。
  4. 受信した送信電力制御用ビットに基づき送信する送信電力を制御する際に、受信した前記送信電力制御用ビットのビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくしたビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を取ってUPコマンドとDOWNコマンドのいずれであるかを判定する手段、を具備することを特徴とするCDMA無線通信装置。
  5. 一方のCDMA無線通信装置がUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用ビットを送信し、他方のCDMA無線通信装置が受信した前記送信電力制御用ビットに基づき送信する送信電力を制御する場合に、前記一方のCDMA無線通信装置は、前記送信電力制御用ビットを一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして送信し、前記他方のCDMA無線通信装置は、受信した前記送信電力制御用ビットのビットパターンを解釈してUPコマンドとDOWNコマンドのいずれであるかを判定する、ことを特徴とするCDMA無線通信方法。
  6. 一方のCDMA無線通信装置がUPコマンド及びDOWNコマンドに対応する送信電力制御用ビットを送信し、他方のCDMA無線通信装置が受信した前記送信電力制御用ビットに基づき送信する送信電力を制御する場合に、前記一方のCDMA無線通信装置は、前記送信電力制御用ビットをビット“0”の数とビット“1”の数とを等しくしたビットパターンとして送信し、前記他方のCDMA無線通信装置は、受信した前記送信電力制御用ビットのビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を取ってUPコマンドとDOWNコマンドのいずれであるかを判定する、ことを特徴とするCDMA無線通信方法。
  7. CDMA移動局装置での着信・非着信の制御を行うPIデータを送信する際に、着信及び非着信に対応する前記PIデータを一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして生成する手段、を具備することを特徴とするCDMA基地局装置。
  8. 受信した着信・非着信の制御を行うPIデータの一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンのビットの復号を一定周期毎に切り替えて行い着信の有無を判定する手段、を具備することを特徴とするCDMA移動局装置。
  9. CDMA移動局装置での着信・非着信の制御を行うPIデータを送信する下りフォーマットが複数ビットまとめて送信できる場合に、着信及び非着信に対応する前記PIデータをビット“0”の数とビット“1”の数が等しくなるビットパターンとして生成する手段、を具備することを特徴とするCDMA基地局装置。
  10. 受信した着信・非着信の制御を行うPIデータのビット“0”の数とビット“1”の数が等しくなるビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を取って着信の有無を判定する手段、を具備することを特徴とするCDMA移動局装置。
  11. CDMA基地局装置は、着信・非着信の制御を行うPIデータを一定周期毎にビット“0”とビット“1”とが交互に切り替わるビットパターンとして送信し、前記PIデータを受信するCDMA移動局装置は、受信PIデータのビットの復号を一定周期毎に切り替えて行い着信の有無を判定する、ことを特徴とするCDMA無線通信方法。
  12. CDMA基地局装置は、着信・非着信の制御を行うPIデータをビット“0”の数とビット“1”の数が等しくなるビットパターンとして送信し、前記PIデータを受信するCDMA移動局装置は、受信PIデータのビットパターンと予め用意したビットパターンとの相関を取って着信の有無を判定する、ことを特徴とするCDMA無線通信方法。
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