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JP2006284011A - 燃焼圧センサ付きグロープラグ - Google Patents

燃焼圧センサ付きグロープラグ Download PDF

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JP2006284011A
JP2006284011A JP2005101174A JP2005101174A JP2006284011A JP 2006284011 A JP2006284011 A JP 2006284011A JP 2005101174 A JP2005101174 A JP 2005101174A JP 2005101174 A JP2005101174 A JP 2005101174A JP 2006284011 A JP2006284011 A JP 2006284011A
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JP2005101174A
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Koji Okazaki
浩二 岡崎
Masayoshi Matsui
正好 松井
Tatsunori Yamada
達範 山田
Mitsuru Kondo
満 近藤
Takahiro Suzuki
隆博 鈴木
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

【課題】燃焼圧センサ側の空間の気密性を確保しつつ燃焼圧センサの出力を向上できる燃焼圧センサ付きグロープラグを提供する。
【構成】燃焼圧センサ付きグロープラグ1000は、筒状のハウジング1200と、ハウジング1200の内側に配置される中軸1300と、中軸1300の周囲に配置され、燃焼圧センサ側の空間の気密性を確保するOリング2000と、Oリング2000より基端側に配置され、燃焼圧を中軸1300を介して検知する圧電素子1400、1500とを備えている。そして、この燃焼圧センサ付きグロープラグ1000において、中軸1300は、Oリングが配置される中軸小径部1380と、中軸小径部1380より先端側に位置し、中軸小径部1380より大径の中軸大径部1390を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジン等の内燃機関の始動補助装置として使用すると共に、内燃機関の燃焼圧の変化を検知することができる燃焼圧センサ付きグロープラグに関する。
内燃機関の始動補助を行うためのグロープラグに、燃焼圧検知機能を付加した燃焼圧センサ付きグロープラグとしては、例えば特許文献1に記載の燃焼圧センサ付きグロープラグなどが提案されている。
この燃焼圧センサ付きグロープラグでは、筒状のハウジングと、ハウジングの先端側に保持されるヒータ部材と、ハウジングの内部に保持され、ヒータ部材と電気的に導通される金属製の中軸と、燃焼圧センサとを備えている。そして、この燃焼圧センサは、燃焼圧の発生に伴いヒータ部材に力が作用して、中軸がハウジングに対し相対変位することに基づき、燃焼圧の変化を検知する構造となっている。また、この燃焼圧センサ付きグロープラグでは、燃焼ガスが、ハウジングの内側面と中軸との間の空間を通って、燃焼圧センサの配置された燃焼圧センサ側空間に到達するのを防止するために、中軸の周囲にOリングが配置されている。
特開2004−278934号公報
ところで、この燃焼圧センサ付きグロープラグでは、中軸の剛性が高いほど中軸の撓みを抑制することができる。これにより、中軸のハウジングに対する相対変位量が中軸で損失されにくくなるので、相対変位量を大きくすることができる。そして、相対変位量を大きくすることで、燃焼圧センサの出力を向上させることができる。従って、燃焼圧センサの出力を向上させるためには、剛性の高い中軸を用いることが有効である。このため、燃焼圧センサ付きグロープラグにおいて、中軸を従来よりも外径寸法の大きなものに変更することが考えられる。
しかしながら、ハウジングの形状を変更せずに外径寸法の大きな中軸を適用しようとすると、ハウジングの内側面と中軸との間の空間が小さくなる。このため、小さくなった空間に合わせて、太さ寸法の小さいOリングを使用する必要がある。ところが、太さ寸法の小さいOリングを用いると、Oリングの圧縮永久歪が大きくなるので、従来の燃焼圧センサ付きグロープラグに比べ、燃焼圧センサ側空間の気密性を確保できなくなる虞がある。そして、燃焼圧センサ側の気密性が確保できなくなると、燃焼ガスが直接、燃焼圧センサに作用してしまうので、センサの出力波形が乱れてしまい、燃焼圧を精度良く検出できないという問題が生じる。
そこで、気密性を確保しつつ外径寸法の大きな中軸を適用するために、肉厚の薄いハウジングを用いることにより、ハウジングの内側面と中軸との間の空間を従来と同等の大きさの空間とすることが考えられる。こうすることで、従来の燃焼圧センサ付きグロープラグと同じOリングを使用することができ、燃焼圧センサ側空間の気密性を確保することができる。しかしながら、ハウジングの肉厚が薄いとハウジングの強度が下がるので、燃焼圧センサ付きグロープラグを内燃機関の取り付け孔にネジ止めする際に、締め付け荷重に対してハウジングが耐えられないという問題が生じる。従って、肉厚の薄いハウジングを用いることは困難である。
尚、ハウジングの内側面と中軸との間の空間及びハウジングの肉厚を確保しつつ、外径寸法の大きな中軸を適用するために、ハウジングの外径を大きくすることも考えられるが、燃焼圧センサ付きグロープラグ自体が大きくなってしまい、小型化の要求に対応できない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、燃焼圧センサ側の空間の気密性を確保しつつ燃焼圧センサの出力を向上できる燃焼圧センサ付きグロープラグを提供することを目的とする。
上記目的を達するために、本発明によると、内燃機関に取り付けられる筒状のハウジングと、前記ハウジングの先端側に内装され、通電により発熱するヒータ部材と、前記ハウジングに挿通され、前記内燃機関の燃焼圧の変化に伴って前記ハウジングに対して軸線方向に相対変位を生じ、かつ前記ヒータ部材と電気的に導通される中軸と、前記相対変位に基づいて前記燃焼圧の変化を検知する検知素子と、前記中軸のうち前記検知素子の配置位置より先端側の部位に配置され、前記中軸と前記ハウジングの内側面との間の空間のうち前記検知素子側と前記ヒータ部材側との間の気密を保持する、環状のシール部材と、を備える燃焼圧センサ付きグロープラグにおいて、前記中軸は、前記シール部材が配置される中軸小径部と、前記中軸小径部より先端側に位置し、該中軸小径部より大径の中軸大径部と、を有することを特徴とする。
本発明では、中軸に中軸小径部を設けている。これにより、ハウジングの内側面と中軸小径部との間には所定の大きさの空間を形成することができる。所定の大きさとは、シール部材により検知素子側の空間の気密性を確保できる大きさである。そして、中軸小径部にシール部材を配置することで、検知素子側の空間の気密性を確保するのに十分な太さを有したシール部材を用いることができる。
また、中軸小径部より先端側には、中軸小径部より大径の中軸大径部を有する。従って、中軸の剛性を高めることができ、燃焼圧センサの出力を向上させることができる。
つまり、このような形状の中軸にすることにより、検知素子側の空間の気密性を確保しつつ検知素子の出力を向上させることができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態である燃焼圧センサ付きグロープラグを、図面と共に説明する。
まず、図1及び図2は本実施形態の燃焼圧センサ付きグロープラグ1000である。燃焼圧センサ付きグロープラグ1000は、内燃機関の始動補助のために通電によってヒータ部材1100を発熱させることができるほか、内燃機関の燃焼圧の変化を検知することができるように構成された燃焼圧センサ部1005を有するグロープラグである。この燃焼圧センサ付きグロープラグ1000は、図1(a)に示すように、軸線AXに沿う方向(以下、単に軸線方向ともいう)に延びる筒状のハウジング1200と、このハウジング1200内に保持された導電性の中軸1300と、この中軸1300の先端側(図1中下方)に配置されたヒータ部材1100とを備えている。
このヒータ部材1100は、図1(b)に示すように、ヒータ先端部1101が略半球状の形状を有し、窒化珪素質セラミックからなる棒状を有する。このヒータ部材1100は、ヒータ先端部1101内に非金属発熱体からなるヒータ発熱部1110を有する。また、ヒータ部材1100の基端側の外周面には、このヒータ発熱部1110の発熱に必要な電力の供給端子であるヒータ接続部1140、1150を有する。さらに、ヒータ発熱部1110の両端とヒータ接続部1140、1150をそれぞれ導通するヒータ導電路1120、1130とを有する。これらは、窒化珪素質セラミックによって包囲されている。
一方、図1及び図2に示すように、ハウジング1200は、筒状のハウジング本体部材1220、この先端側に配置され、ヒータ部材1100を保持するヒータ保持部材1210、及びハウジング本体部材1220の基端に配置されているセンサキャップ1230(図2参照)からなる。そして、ハウジング本体部材1220の内径寸法はφ5.5mmである。
このうち、ヒータ保持部材1210とハウジング本体部材1220とは、図1(b)に示すように、ハウジング本体部材1220のうち先端側(図1中下方)に位置する先端側溶接部1224で、レーザ溶接により固着されている。また、ハウジング本体部材1220とセンサキャップ1230とは、図2に示すように、ハウジング本体部材1220の基端側(図2中上方)に位置する基端側第1溶接部1225で、レーザ溶接により固着されている。
このように3つの部材からなるハウジング1200のうち、最も先端側にある部分をハウジング先端部1201とし、最も基端側にある部分をハウジング基端部1202とする。
このハウジング1200は、ハウジング本体部材1220の軸線方向の中間部分に、このハウジング1200を内燃機関の取付孔に取り付けるための雄ネジ部1203を備える。さらに、このハウジング1200のハウジング本体部材1220は、ハウジング基端部1202と雄ネジ部1203との間に、ネジ止めのときにレンチなどの工具を係合させる六角形状の工具係合部1206を有する。
また、ヒータ保持部材1210は、ヒータ部材1100を圧入させることにより、ヒータ先端部1101をハウジング先端部1201より先端側に突出させた形態で、ヒータ部材1100を保持している。
さらに、ヒータ部材1100のヒータ接続部1140とヒータ保持部材1210の内周面とが、電気的に導通するので、このヒータ部材1100のヒータ発熱部1110の一端は、ハウジング1200と電気的に接続されることになる。
一方、ヒータ部材1100のうちヒータ基端部1102は、金属からなる接続リング1330のうち接続リング先端部1331内に圧入されている。さらに、中軸1300の中軸先端部1320は、接続リング1330の接続リング基端部1332の内周に挿入され、中軸先端溶接部1321で溶接により固着されている。このため、中軸1300と、ヒータ部材1100とは、接続リング1330を介して、機械的に剛に結合される。その上、中軸1300とヒータ部材1100のヒータ接続部1150とは、接続リング1330を介して電気的に接続されている。
次いで、図2及び図3を参照しつつ、ハウジング1200のうち最も基端側に位置するハウジング基端部1202について説明する。このハウジング基端部1202は、センサキャップ1230及びハウジング本体部材1220のハウジング本体基端部1223を含む。
このうち、センサキャップ1230は、略筒状の形態を有する胴部1232と、先端側に位置する円環状の環状部1233と、とを備える。さらに、このセンサキャップ1230は、胴部1232の基端(図2中上端)から、軸線AXに直交し径方向内側に突出する第1内方突出部1231を含む。
また、胴部1232及び第1内方突出部1231には、中軸1300をその軸線AXに沿って貫通させると共に、リード線1610、1620を挿通するために、スリット状の挿通孔(図示しない)を有している。
なお、センサキャップ1230及びハウジング本体基端部1223は固着されているので、センサキャップ1230の第1内方突出部1231と胴部1232、及びハウジング本体基端部1223で、燃焼圧センサ部1005をその内部に収容するための包囲空間Gを形成している。
この包囲空間Gの先端側に位置するハウジング本体基端部1223は、径方向内側に突出する第2内方突出部1221を構成する。
次いで、ハウジング1200のハウジング基端部1202に形成された燃焼圧センサ部1005について説明する。
この燃焼圧センサ部1005は、センサキャップ1230、スリーブ部材1340、ハウジング本体部材1220のハウジング本体基端部1223(第2内方突出部1221)のほか、2枚の円環状の第1、第2圧電素子1400、1500、及び、4枚の円環状の第1、第2、第3、第4絶縁スペーサ1710、1720、1730、1740、第1、第2電極部材1630、1640(図3参照)、絶縁チューブ1351、1352を含む。
この燃焼圧センサ部1005の中心には、図2に示すように、中軸1300を挿通固着されたスリーブ部材1340が配置されている。このスリーブ部材1340は、その外方突出部1342が、ハウジング1200の第1内方突出部1231よりも先端側に、かつ、ハウジング1200の第2内方突出部1221よりも基端側に位置するよう配置されている。
まず、この燃焼圧センサ部1005のうち、第1内方突出部1231と、外方突出部1342とで挟まれた部分について説明する。
第1内方突出部1231より先端側には、アルミナセラミックからなるリング状の第1絶縁スペーサ1710が、その内部にスリーブ部材1340を挿通した形態で配置されている。この第1絶縁スペーサ1710の先端側には、鉄−ニッケル合金からなる第1電極部材1630の一部であり、内部にスリーブ部材1340を挿通したリング状の第1−1電極部1631が配置されている。
さらに、第1−1電極部1631の先端側には、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とし、内部にスリーブ部材1340を挿通したリング状の第1圧電素子1400が配置されている。この第1圧電素子1400は、自身の軸線方向に分極されており、軸線方向に圧縮応力を受けると、その応力の変化に応じて、一方の端面である第1−1面1410にプラス電荷を発生し、第1−2面1420にマイナス電荷を発生する。なお、この第1圧電素子1400は、第1−1面1410を基端側(図2中上方)に向けて配置されている。
さらに、この第1圧電素子1400の先端側には、第2電極部材1640の一部であり、内部にスリーブ部材1340を挿通したリング状の第2−1電極部1641が配置されている。この第2−1電極部1641と外方突出部1342との間には、アルミナセラミックからなるリング状の第2絶縁スペーサ1720が配置されている。また、スリーブ部材1340における外方突出部1342より基端側の外周を絶縁チューブ1352が包囲している。
次いで、この燃焼圧センサ部1005のうち、外方突出部1342と、第2内方突出部1221とで挟まれた部分について説明する。
外方突出部1342の先端側に、アルミナセラミックからなるリング状の第3絶縁スペーサ1730、第1電極部材1630の一部であるリング状の第1−2電極部1633が、いずれも、内部にスリーブ部材1340を挿通した状態で配置されている。
さらに、第1−2電極部1633の先端側には、第1圧電素子1400と同一の形状及び特性を有し、内部にスリーブ部材1340を挿通したリング状の第2圧電素子1500が配置されている。この第2圧電素子1500も、自身の軸線方向に分極されており、軸線方向に圧縮応力を受けると、その応力の変化に応じて、一方の端面である第2−1面1510にプラス電荷を発生し、第2−2面1520にマイナス電荷を発生する。なお、本実施例では、この第2圧電素子1500は、第2−2面1520を基端側(図2中上方)に向けて配置されている。
さらに、この第2圧電素子1500の先端側には、第2電極部材1640の一部であるリング状の第2−2電極部1643が配置されている。また、さらに先端側に、アルミナセラミックからなるリング状の絶縁スペーサ1740が配置されている。また、前述したように、スリーブ部材1340における外方突出部1342より先端側の外周を絶縁チューブ1351が包囲している。
この燃焼圧センサ部1005では、センサキャップ1230は、軸線方向先端方向への押圧力が掛けられた状態、即ち、第1、第2圧電素子1400、1500に軸線方向の圧縮力が掛かった状態で、その環状部1233がその全周に亘って、ハウジング本体基端部1223の外周面のうち基端側第1溶接部1225に、レーザ溶接されている。従って、この燃焼圧センサ部1005では、第1圧電素子1400及び第2圧電素子1500に軸線方向に圧縮の予荷重が常時掛かる状態となっている。
また、第1圧電素子1400及び第2圧電素子1500で発生した電荷(出力信号)は、第1電極部材1630、第2電極部材1640、リード線1610、1620及びケーブル1650によって外部に取り出されている。図示しないチャージアンプなどを経由してECUなどの制御機器に入力され、燃焼圧の変化を検知する。
本実施例の燃焼圧センサ付きグロープラグ1000では、図2に示すように、上述の燃焼圧センサ部1005を含むハウジング基端部1202は、筒状の包囲部材1010に包囲されその内部に収容されている。この包囲部材1010内には、基端側から樹脂1040が充填されており、この樹脂1040により燃焼圧センサ部1005が包囲され封止されている。
次に、中軸1300ついて説明する。中軸1300は、ハウジング1200の内部に配置されている。この中軸1300の基端側には、端子部1310が配置されている。そして、この端子部1310は、ハウジング基端部1202(センサキャップ1230)より基端側に位置して、ハウジング1200より基端側に突出しており、図示しない接続端子を差し込み接続できる形態にされている。
また、中軸1300は円柱形状で、鉄を主成分とした材料(例えば、S45CやSUS430)からなり、外径の異なる中軸小径部1380と中軸大径部1390を備えている。そして、それぞれの径寸法は、中軸小径部1380の径がφ3.0mm、中軸大径部1390の径がφ4.8mmである。つまり、ハウジング1200と中軸小径部1380との間隙は1.25mmで、ハウジング1200と中軸大径部1390の間隙は0.35mmである。
また、中軸小径部1380は、中軸1300の基端側に形成されている。中軸小径部1380とハウジング1200との間には、シリコンゴムやフッ素ゴムなどの樹脂製のゴムからなるOリング(本発明でいうシール部材)2000が介在している。このOリング2000の取り付け前の太さ寸法はφ1.6mmである。そして、このOリング2000より、ハウジング1200内の燃焼圧センサ部1005側の空間の気密性を確保している。なお、燃焼圧センサ部1005は中軸小径部1380に形成されている。
また、中軸大径部1390は、中軸小径部1380よりも大径であり、中軸小径部1380より先端側に形成されている。
このように、中軸1300には、中軸小径部1380が設けられる。これにより、ハウジング1200の内側面と中軸小径部1380との間には所定の大きさの空間を形成することができる。所定の大きさとは、Oリング2000により燃焼圧センサ部1005側の空間の気密性を確保できる大きさである。そして、中軸小径部1380にOリング2000を配置することで、燃焼圧センサ部1005側の空間の気密性を確保するのに十分な太さを有したOリング2000を用いることができる。
また、中軸小径部1380より先端側には、中軸小径部1380より大径の中軸大径部1390を有する。従って、中軸1300の剛性を高めることができ、燃焼圧センサ部1005の出力を向上させることができる。
つまり、このような形状の中軸1300にすることにより、燃焼圧センサ部1005側の空間の気密性を確保しつつ検知素子の出力を向上させることができる。
ここで、上述の効果を確認するために、この実施例及び比較例の燃焼圧センサ付きグロープラグの燃焼圧センサの出力を、図4に示す内燃機関2600を使用した測定システム2500を用いて実際の出力を測定した。この測定システム2500では、燃焼室2602内に燃料インジェタ2800を用いて燃料を噴射するタイプの内燃機関2600を用いた。回転数が2000rpmでトルクが100Nmという条件で、内燃機関2600の燃焼圧を、本実施例にかかる中軸1300を用いた燃焼圧センサ付きグロープラグ1000、及び、比較例である従来の中軸を用いた燃焼圧センサ付きグロープラグを用いて計測した
ここで、従来の燃焼圧センサ付きグロープラグは、中軸がφ3.0mmのストレートの円柱形状である以外は、実施形態1の燃焼圧センサ付きグロープラグ1000と同一である。
なお、基準圧力センサ2700(KISTLER社製6052A)を用いて、燃焼圧の大きさを本実施例及び比較例で同一になるように調整して測定した。
具体的には、燃焼圧センサ部1005の出力は、チャージアンプ2501(KISTLER社製5011)に接続され、基準圧力センサ2700の出力はチャージアンプ2502(KISTLER社製5011)に接続されている。さらに、チャージアンプ2501、2502の出力はオシロスコープ2503に接続されている。また、内燃機関2600のクランク角との関係を観測するため、内燃機関2600の図示しないクランク角センサ出力もオシロスコープ2503に接続されている。
この状態で、内燃機関2600を作動させ、オシロスコープ3500のX軸入力にクランク角センサ出力を、Y軸入力にチャージアンプ2501出力を接続して、その関係を示すグラフを示す波形を取得した。
測定システム2500を用いて測定した結果を図5に示す。横軸はクランク角であり、縦軸はセンサ出力を示している。グラフ2900は、従来の燃焼圧センサ付きグロープラグ燃焼圧センサ部1005についてのクランク角とセンサ出力との関係を示すグラフである。グラフ2901は本実施例の燃焼圧センサ付きグロープラグ1000の燃焼圧センサ部1005についてのクランク角とセンサ出力との関係を示すグラフである。
図5から、本発明の燃焼圧センサ付きグロープラグ1000のセンサ出力は、比較例の燃焼圧センサ付きグロープラグと比較して、センサ出力のピーク時のクランク角が変化することなく、センサ出力が向上している。出力のピーク時のクランク角が変化しないのは、実施例と比較例とが同等の気密性を有しているためである。つまり、本発明により、ハウジング内の気密を確保したまま、出力を向上させることができる。
次いで、本実施例1にかかる燃焼圧センサ付きグロープラグ1000の製造方法について説明する。まず、ヒータ部材1100の製造を公知の手法により作製する。
次に、中軸1300を、先端側から順に、中軸先端部1320、中軸大径部1390、中軸小径部1380となるように、鍛造、切削により加工する。次いで、ヒータ部材1100のうち基端側をヒータ保持部材1210に圧入固定し、ヒータ基端部1102を接続リング1330を介して中軸1300の中軸先端部1320と結合する。次いで、中軸1300をハウジング本体部材1220の先端側から挿通させて、ヒータ保持部材1210とハウジング本体部材1220を固着する。そして、Oリング2000をハウジング本体部材1220の基端側から挿通させる。このようにして、ハウジング1200内に中軸1300が配置された状態において、本実施例1の燃焼圧センサ付きグロープラグ1000の燃焼圧センサ部1005を以下のようにして製造する。
まず、図3に示す燃焼圧センサ部1005の製造のうち、各部材のスリーブ部材1340への組付について説明する。スリーブ部材1340の第1筒部1341及び第2筒部1343にはあらかじめ絶縁チューブ1351及び絶縁チューブ1352をそれぞれ被せておく。そして、スリーブ部材1340の第1筒部1341に、第2絶縁スペーサ1720、第2−1電極部1641、第1圧電素子1400を、この順に挿通する。また、中軸スリーブ1340の第2筒部1343に第3絶縁スペーサ1730、第1−2電極部1633、第2圧電素子1500を、この順に挿通する。次いで、第1−2電極部1633の他端である第1−1電極部1631を第1筒部1341に挿通し、同様に、第2−1電極部1641の他端である第2−2電極部1643を第2筒部1343に挿通する。最後に、第1絶縁スペーサ1710を第1筒部1341に、第4絶縁スペーサ1740を第2筒部1343に挿通して、各部材のスリーブ部材1340の組付が完了する。
次いで、中軸1300を、このスリーブ部材1340の先端側から挿通して、ハウジング本体基端部1223に第4絶縁スペーサ1740を当接させる。さらに、センサキャップ1230を、スリーブ部材1340の第1筒部1341が一部基端側に突出した状態で、軸線方向基端側から先端側に向けて所定の押圧力で押圧する。この押圧力を維持した状態で、このセンサキャップ1230の環状部1233と、ハウジング基端部1202の基端側の外周面のうち基端側第1溶接部1225を、YAGレーザを用いて全周に亘りレーザ溶接する。
その後、スリーブ部材1340の基端側第1溶接部1225と、中軸1300との境界部分を、全周に亘りアーク溶接する。これにより、スリーブ部材1340が中軸1300に固着されて一体となる。
次いで、図3に示すようにリード線1610、1620を第1電極部材1630及び第2電極部材1640にスポット溶接する。さらに、包囲部材1010を基端側から被せ、ハウジング本体部材1220の基端側第2溶接部1226をハウジング基端部1202と全周に亘ってレーザ溶接する(図2参照)。その後、センサキャップ1230の基端側及び包囲部材1010内に樹脂を充填し硬化させて、封止樹脂1040を形成する。最後に、中軸1300と端子部1310とを結合し、燃焼圧センサ付きグロープラグ1000を完成させる。
本実施例1の燃焼圧センサ付きグロープラグ1000においては、中軸小径部1380の外径は、Oリング2000によって、ハウジング1200内の燃焼圧センサ部1005側の空間の気密性を確保できるように設定する。特に、燃焼圧センサ部1005側の空間の気密性を確保しながら剛性の高い中軸1300とするためには、中軸小径部1380とハウジング1200の内側面との間隙が、Oリング2000によって、燃焼圧センサ部1005側の空間の気密性を保つことが可能な最小距離となるように、中軸小径部1380の外径を設定することが好ましい。
また、中軸大径部1390の外径は、中軸小径部1380より大径で、ハウジング1200内に配置できるように設定する。また、中軸1300の剛性をより高くするために、中軸大径部1390の外径は、ハウジング1200内に接することなく配置できる最大値に設定することが好ましい。この燃焼圧センサ付きグロープラグ1000では、中軸1300はハウジング本体部材1220の先端側から挿入するので、中軸大径部1390の外径は、中軸大径部1390とハウジング本体部材1220との間隙が0.1〜0.5mmになるように、設定することが好ましい。
更に、中軸大径部1390は、できる限り軸方向に長くすることが好ましい。これにより、中軸1300の剛性をより効率よく高くすることができるので、中軸1300がたわみにくくなり、センサの出力が向上する。
(変形例1)
次いで、実施例1の変形例について、図6を参照して説明する。上述の実施例では、非金属発熱体からなるヒータ発熱部1110を含むヒータ部材1100、具体的にはいわゆるセラミックヒータを用いた。これに対し、本変形例の燃焼圧センサ付きグロープラグ5000では、金属発熱体からなるヒータ部材5101を含むシース部材5100を用いる点で異なる。
図6は、燃焼圧センサ付きグロープラグ5000の拡大断面図である。この燃焼圧センサ付きグロープラグ5000は、軸線方向に延びる筒状のハウジング5200と、このハウジング5200内に保持された中軸5300と、その内部にコイル状のヒータ部材5101を保持し、先端(図16中、下端)が略半球状に閉塞したシース部材5100を有している。
ヒータ部材5101は、図6に示すように、絶縁桿5102の周りを巻回して形成された鉄−クロム合金やコバルト−ニッケル合金などからなる金属線である。このヒータ部材5101、一端が先端側(図中下方)でシース部材5100に溶着している。一方端は、中軸5300の中軸先端部5301に巻きつけられて中軸5300と導通している。
従って、シース部材5100及びこれが固着されているハウジング5200と中軸5300との間に電圧を印加することで、ヒータ部材5101に電流が流れ、発熱させることができる。ヒータ部材5101及び中軸5300の中軸先端部5301は、シース部材5100内に絶縁充填粉末5103と共に配置されており、絶縁充填粉末5103が密に充填されているので、ヒータ部材5101及び中軸5300とシース部材5100とは機械的に一体に結合している。
また、中軸5300は円柱形状で、外径の異なる中軸小径部5380と中軸大径部5390を備えている。これらのうち中軸小径部5380は、中軸5300の基端側に形成されている。中軸小径部5380とハウジング5200との間には、Oリング2000が介在している。また、中軸大径部5390は、中軸小径部5380よりも大径であり、中軸小径部5380より先端側に形成されている。
実施例1と同様に、燃焼圧センサ付きグロープラグ5000でも、このような形状の中軸5300にすることにより、燃焼圧センサ部1005側の空間の気密性を確保しつつセンサの出力を向上させることができる。
なお、本発明は、本実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
実施例にかかる燃焼圧検知機能付グロープラグを示し、(a)は全体の半断面図、(b)は先端付近の要部拡大縦断面図である。 実施例にかかる燃焼圧検知機能付グロープラグのうち、基端付近を拡大して示す拡大縦断面図である。 実施例にかかる燃焼圧検知機能付グロープラグを示し、燃焼圧センサの構造を示す説明図である。 燃焼圧検知機能付グロープラグのセンサ出力を内燃機関を使用して測定するシステムを示す説明図である。 図4の測定システムを使用して得られた、内燃機関のクランク角と、実施例及び比較例にかかる燃焼圧検知機能付グロープラグの出力との関係を示すグラフである。 変形例にかかる燃焼圧検知機能付グロープラグを示し、(a)は全体の半断面図、(b)は先端付近の要部拡大縦断面図である。
符号の説明
1000・・・燃焼圧センサ付きグロープラグ、1005・・・燃焼圧センサ部、1100・・・ヒータ部材、1200・・・ハウジング、1202・・・ハウジング基端部、1203・・・雄ネジ部、1206・・・工具係合部、1210・・・ヒータ保持部材、1221・・・第2内方突出部、1223・・・ハウジング本体基端部、1231・・・第1内方突出部、1300・・・中軸、1380・・・中軸小径部、1390・・・中軸大径部、1340・・・スリーブ部材、1342・・・外方突出部、1400・・・第1圧電素子、1500・・・第2圧電素子、1630・・・第1電極部材、1640・・・第2電極部材、2000・・・リング部材、AX・・・軸線

Claims (1)

  1. 内燃機関に取り付けられる筒状のハウジングと、
    前記ハウジングの先端側に内装され、通電により発熱するヒータ部材と、
    前記ハウジングに挿通され、前記内燃機関の燃焼圧の変化に伴って前記ハウジングに対して軸線方向に相対変位を生じ、かつ前記ヒータ部材と電気的に導通される中軸と、
    前記相対変位に基づいて前記燃焼圧の変化を検知する検知素子と、
    前記中軸のうち前記検知素子の配置位置より先端側の部位に配置され、前記中軸と前記ハウジングの内側面との間の空間のうち前記検知素子側と前記ヒータ部材側との間の気密を保持する、環状のシール部材と、を備える燃焼圧センサ付きグロープラグにおいて、
    前記中軸は、前記シール部材が配置される中軸小径部と、前記中軸小径部より先端側に位置し、該中軸小径部より大径の中軸大径部と、を有することを特徴とする燃焼圧センサ付きグロープラグ。
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