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JP2006281721A - カップ式インキ充填具及びこれを用いたパッド印刷方法 - Google Patents

カップ式インキ充填具及びこれを用いたパッド印刷方法 Download PDF

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JP2006281721A
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cup
plate
ink
pad
type ink
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Kanji Maruyama
寛治 丸山
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Abstract

【課題】インキの補充作業や印刷時におけるインキ汚れもなく、綺麗な、かつ効率的インキ充填とパッド印刷ができ、遠隔にある被印刷物へのパッド印刷が簡単にできるカップ式インキ充填具及びこれを用いたパッド印刷方法を提供する。
【解決手段】下端側の凹部6内にインキ7を蓄溜しているカップ本体2の下端面は蓋体4により完全に被包されて流通される。印刷時にはこの蓋体4を取り外し、ここに版板11を被せて逆にし、カップ式インキ充填具1を版板に沿って移動させることにより版板に刻設されている文字等にインキ7が充填し、版板のその他の部分はリング状刃部3により綺麗に清掃されて汚れがない。文字等にパッドを押圧することにより綺麗なパッド印刷ができる。また、このカップ式インキ充填具1は手軽に持ち運びができ、遠隔地へのパッド印刷が極めて容易にできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パッド印刷に用いられ版板の文字等にインキを充填するカップ式インキ充填具とこれを使用したパッド印刷方法に関する。
背景分野
パッド印刷は、版板に刻設されインキの充填されている文字等をパッドに転写してこれを被印刷物に押圧して印刷を行うものであるが、版板に形成されている文字等にのみインキを綺麗に充填するためのインキ充填具が使用される。このインキ充填具としては各種のものがあるが、例えば、「特許文献1」はその一例を示すものである。また、パッド印刷装置としては「特許文献2」が一例として挙げられる。
特開平10−114139(図3) 特開平11−123810(図1)
「特許文献1」の「特開平10−114139」の「ゴルフボールの記号印刷構造及びその記号印刷方法」は、その図3に開示するようにインキの充填はドクター(4)及びスキージ(7)を用いるものであり、版板(3)上にインキを供給し、ドクター(4)とスキージ(7)を版板(3)に沿って移動させて版板(3)上の文字等にインキを充填するものが開示されているに過ぎない。また、「特許文献2」の「特開平11−123810」の「パッド印刷機」はインキが塗布されている印板(版板)に転写パッドを押し付けて所定のパターンを構成するインキをパッドに付着させてこれを被印刷物に押し付けて印刷をするものであるが、その特徴としては転写パッドを印刷に押しつける前に加熱し、転写品質の向上を図ることを特徴としており、後述する本発明の内容,構成とは大きく相異するものである。
本発明は、以上の事情に鑑みて発明されたものであり、流通時における取扱が便利であり、インキの供給が容易で供給時におけるインキ汚れやこぼれもなく、離隔した場所への移動してパッド印刷ができる簡便構造のカップ式インキ充填具とそれを用いたパッド印刷方法を提供することを目的とする。
本発明は、以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、版板に刻設される文字等にパッド印刷用インキを充填し、パッドを押圧して前記文字等を転写し被印刷物にパッド印刷を施すパッド印刷装置に使用され、前記版板上を摺動して前記文字等内にのみ前記インキを充填するに使用されるカップ式インキ充填具であって、該充填具は、下端側にインキ蓄り用の凹部を形成すると共にこの凹部内に連通するインキ供給孔を形成するカップ本体と、該カップ本体の下端に設けられ版板上のインキを除去清掃して前記文字等内にインキを充填するためのリング状刃部と、前記凹部内に螺着されて前記凹部の開放面に近接して配置される磁石と、前記凹部の開放面を被包し前記カップ本体に着脱可能に装着される蓋体とを有することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記請求項1に記載のカップ式インキ充填具を用いるパッド印刷方法であって、該方法は、前記カップ式インキ充填具を上向きにしてその前記蓋体を取り外して前記カップ式インキ充填具の凹部の開放面に文字等を刻設した所望の版板を当接させる第1の手順と、この状態にあるカップ式インキ充填具を逆にして前記版板をパッド印刷装置の平面台上に搭載する第2の手順と、前記カップ式インキ充填具を前記版板上で摺動させて前記文字等内にのみインキを充填する第3の手順と、インキが充填された前記文字等にパッドを押圧して前記文字等をパッド側に転写し、被印刷物にパッドを押圧して前記文字等の印刷をそのことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、前記版板が、スチール板とその上面に塗布される平滑な感光樹脂体からなり、前記文字等が前記感光樹脂体に刻設されることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、前記パッドが持ち運び可能な手指押し用アチッチメントに取付けられ、前記版板の前記文字等の上に前記手指押し用アタッチメントを搭載し、指押しすることにより前記文字等がパッドに転写されることを特徴とする。
本発明の請求項1の「カップ式インキ充填具」によれば、インキは充填具の凹部に当初から供給され、この凹部を開放面を蓋体で被った状態で流通されるためインキの供給時や充填具の使用時におけるインキ汚れが発生せず、極めて整然と使用され、なお、カップ式インキ充填具を用いてパッド印刷する時には蓋体を取り外してここに版板を当接してカップ式インキ充填具を版板の表面に沿って摺動させる単純の動作によって完全な充填ができ、版板表面の汚れも生じない。また、蓋体を取り外さなければ単体として離隔地にまで移動させることができる。また、磁石が凹部の開放面に近接して配置されるため、カップ式インキ充填具は版板を弱い磁力で吸引され、版板とカップ式インキ充填具の当接面からのインキ洩れが生じない。
また、本発明の請求項2の「カップ式インキ充填具によるパッド印刷方法」によれば、カップ式インキ充填具によってインキが充填された文字等に、手動でパッドを押圧してパッド側に転写を行うことにより、簡単に綺麗なパッド印刷ができ、かつ任意の場所にある(離隔位置を含む)被印刷物へのパッド印刷が可能になり、極めて便利である。
また、本発明の請求項3の「カップ式インキ充填具によるパッド印刷方法」によれば、版板がスチール板を有するものからなり、カップ式インキ充填具の磁石により版板が引き寄せられ、カップ式インク充填具が版板に密着密閉される。即ち、特別のバネ等を用いる必要がなく、インキ洩れを完全に防止することができる。また、感光樹脂体に文字等が刻設されるため、刻設が簡単な手段で正確にできる。
また、本発明の請求項4の「カップ式インキ充填具によるパッド印刷方法」によれば、パッドが持ち運び可能に手指押し用アタッチメントに取着しているためパッドへの転写が容易にでき、転写されたパッドを手指押し用アタッチメントの持ち運びにより任意遠隔場所に運ぶことができる。
以下、本発明のカップ式インキ充填具及びこれを用いたパッド印刷方法の実施の形態を図面を参照して詳述する。図1に示すように、カップ式インキ充填具1は、指で握って版板11(図4)上を容易に摺動させる外観形状を有するカップ本体2と、この下端面に着脱可能に固着されるリング状刃部3と、このリング状刃部3の全体を覆ってカップ本体2の下端に着脱可能に冠着される蓋体4と、磁石5等とからなる。
カップ本体2は、大径部2aと、これに連設される小径部2b及び小径部2bの上部に形成される把持部2c等からなる外観形状を示すものからなり、大径部2aと把持部2cの外面には滑り止め用のローレット加工が施されている。カップ本体2の下端側に凹部6が凹設され、凹部6にはパッド印刷用インキ7(以下、インキ7という)が蓄溜される。また、凹部6にはカップ本体2の上端に開口するインキ供給孔8が連通し、インキ供給孔8の上端にはキャップ9が螺着される。
カップ本体2の下端に着脱可能に固定されるリング状刃部3は版板11上に付着するインキ7を版板11の表面からぬぐい取ると共に版板11に刻設された文字等12にインキ7を充填する機能を有するものであり、下端にシャープの尖鋭刃3aを形成する高硬度の材質のものからなる。本実施例では、リング状刃部3はカップ本体2に螺着されているが、勿論これに限定するものではない。
カップ本体2の凹部6の壁部10には図2に示すように複数個(図示では6個)の磁石5が螺着される。なお、この磁石6の下端面はカップ本体2詳しくにはリング状刃部3の下端面から少し離れた位置に下端面を配置するものからなる。
蓋体4は凹部6内に蓄溜されているインキ7をその状態に保持するものでカップ本体2の下端の開口部を被包するものからなり、例えば、合成樹脂製の被包体からなる。なお、蓋体4はカップ式インキ充填具1の不使用時にのみカップ本体2に被着されるものであり、カップ式インキ充填具1の流通時には蓋体4はカップ本体2に取着された状態にある。
凹部6内のインキ7がなくなった場合や少量になった場合には図3に示すようにインキ供給孔8に螺着しているキャップ9を取り外し、ここからインキ7を補充する。
版板11は、本実施例ではスチール板11aとこの上に塗布された感光樹脂体11bからなる。スチール板11aを用いることにより磁石5に磁力が作用し、カップ式インキ充填具の密着性が向上し、インキ洩れがなくなる。また、感光樹脂体11bを用いることにより文字等12が光学的手段により容易に刻設される。
次に、以上の構造のカップ式インキ充填具1を用いたパッド印刷方法について図4により説明する。まず、図4に示すようにカップ式インキ充填具1を下端側を上面にした状態にして蓋体4をカップ本体2から取り外す。次に、予め所望の文字等12を刻設してある版板12を文字等12を図示のように下方に向けた状態で覆わせて凹部6を閉止する。カップ式インキ充填具1には前記のように磁石5があるため版板11はカップ本体2側に軽く磁着しリング状刃部3の尖鋭刃3aに密接する。これにより凹部6は完全に閉止され、凹部6内のインキ7はカップ本体2から洩れない。但し、凹部6に接している版板11の面にはインキ7が付着する。
次に、図5に示すように、図4の状態にあった版板11付きのカップ式インキ充填具1をひっくり返し、版板11を下方にして装置の機台(図略)上に搭載する。この状態から図5に示すようにカップ式インキ充填具1を版板11の表面に沿って移動(往復)させると版板11の文字等12内にインキ7が充填し、その他の部分はリング状刃部3の尖鋭刃3aによりぬぐい伝られ版板11の表面は綺麗になる。
次に、図6に示すように、パッド13を文字等12の上方に位置決めてパッド13を文字等12側に押圧するとパッド13側に文字等12が転写される。このパッド13を被印刷物14に押圧することによりパッド印刷が行われる。仮りにパッド13が手運び可能なものの場合には遠隔場所にある被印刷物14のパッド印刷が容易にできる。以上により小売店においてもパッド印刷サービスが可能になり、パッド印刷の一層の普及が図れる。また、本発明のパッド印刷は紙は勿論、プラスチック類のフィルムや成形品,金属,ガラス,セトモノ等のほぼすべての材料に可能である。
図7は手指押し用アタッチメント15を用いたパッド印刷方法を示す。パッド13は手指押し用アタッチメント15に取着され、押し棒16を押すことによりパッド13が文字等に押圧され文字等13が転写される。この手指押し用アタッチメント15は簡単に持ち運びできるため、パッド13を遠隔場所まで運ぶことができ、任意の場所にある被印刷物へのパッド印刷ができる。
以上、カップ式インキ充填具の実施例の構造を説明したが、カップ式インキ充填具は前記のものに限定するものではなく、同一技術的範疇のものも採用されることは勿論である。
本発明は、手軽なパッド印刷のカップ式インキ充填具とそれによるパッド印刷について説明したが、手軽に持ち運び出来ることにより、各種の被印刷物のパッド印刷を可能にし、その用途は極めて多く、利用範囲は広い。
本発明のカップ式インキ充填具の全体構造を示す軸断面図。 図1の蓋体を取り外した状態にあるカップ式インキ充填具の底面図。 カップ式インキ充填具のインキ供給状態を説明するための模式的軸断面図。 本発明のカップ式インキ充填具によるパッド印刷方法を説明するための模式図(a),(b),(c)。 本発明によるパッド印刷の方法を示す模式図。 パッド印刷方法の一例を示す模式図。 パッド印刷方法の一例を示す模式図。
符号の説明
1 カップ式インキ充填具
2 カップ本体
2a 大径部
2b 小径部
2c 把持部
3 リング状刃部
3a 尖鋭刃
4 蓋体
5 磁石
6 凹部
7 インキ(パッド印刷用インキ)
8 インキ供給孔
9 キャップ
10 壁部
11 版板
12 文字等
13 パッド
14 被印刷物
15 手指押し用アタッチメント
16 押し棒

Claims (4)

  1. 版板に刻設される文字等にパッド印刷用インキを充填し、パッドを押圧して前記文字等を転写し被印刷物にパッド印刷を施すパッド印刷装置に使用され、前記版板上を摺動して前記文字等内にのみ前記インキを充填するに使用されるカップ式インキ充填具であって、該充填具は、下端側にインキ蓄り用の凹部を形成すると共にこの凹部内に連通するインキ供給孔を形成するカップ本体と、該カップ本体の下端に設けられ版板上のインキを除去清掃して前記文字等内にインキを充填するためのリング状刃部と、前記凹部内に螺着されて前記凹部の開放面に近接して配置される磁石と、前記凹部の開放面を被包し前記カップ本体に着脱可能に装着される蓋体とを有することを特徴とするカップ式インキ充填具。
  2. 前記請求項1に記載のカップ式インキ充填具を用いるパッド印刷方法であって、該方法は、前記カップ式インキ充填具を上向きにしてその前記蓋体を取り外して前記カップ式インキ充填具の凹部の開放面に文字等を刻設した所望の版板を当接させる第1の手順と、この状態にあるカップ式インキ充填具を逆にして前記版板をパッド印刷装置の平面台上に搭載する第2の手順と、前記カップ式インキ充填具を前記版板上で摺動させて前記文字等内にのみインキを充填する第3の手順と、インキが充填された前記文字等にパッドを押圧して前記文字等をパッド側に転写し、被印刷物にパッドを押圧して前記文字等の印刷を行うことを特徴とするカップ式インキ充填具によるパッド印刷方法。
  3. 前記版板が、スチール板とその上面に塗布される平滑な感光樹脂体からなり、前記文字等が前記感光樹脂体に刻設されることを特徴とする請求項2に記載のカップ式インキ充填具によるパッド印刷方法。
  4. 前記パッドが持ち運び可能な手指押し用アチッチメントに取付けられ、前記版板の前記文字等の上に前記手指押し用アタッチメントを搭載し、指押しすることにより前記文字等がパッドに転写されることを特徴とする請求項2又は3に記載のカップ式インキ充填具によるパッド印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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