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JP2006271781A - 医療品用滅菌包装袋の製造方法 - Google Patents

医療品用滅菌包装袋の製造方法 Download PDF

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JP2006271781A
JP2006271781A JP2005097362A JP2005097362A JP2006271781A JP 2006271781 A JP2006271781 A JP 2006271781A JP 2005097362 A JP2005097362 A JP 2005097362A JP 2005097362 A JP2005097362 A JP 2005097362A JP 2006271781 A JP2006271781 A JP 2006271781A
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medical
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sterilization
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Atsushi Araki
淳 荒木
Hirofumi Kawai
広文 河合
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容する、蒸気滅菌処理が可能な、合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の製造方法を提供することによって、従来のブリスターパックと通称する包装容器4と合掌シール式などの包装袋5との、二重包装を避けて、病院や診療所などでの開封の手間とメーカーなどでの製造コストの高騰とを、大きく低減することにある。
【解決手段】本発明は、医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を通気可能に部分シールeして、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、この部分シールeした医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を密封シールfして、この通気孔cを設けた部分3を切断gして除去する医療品用滅菌包装袋の製造方法である。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、プレフィールドシリンジや注射針パックや医薬品入りのアンプルなどの医療品aを収容する、蒸気滅菌処理が可能な、合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の製造方法に関する。
従来から、プレフィールドシリンジや注射針パックや医薬品入りのアンプルなどの医療品aを、比較的硬質の樹脂シート製の、真空成形方法などで凹部を形成した容器体4aに、不織布製や合成紙製などの、通気性を有する平坦な蓋体4bを被せて、前後左右端( 四方 )を密封シールf ,f ,f ,fした、蒸気滅菌処理が可能なブリスターパックと通称する包装容器4に収容して、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、この医療品aを収容した包装容器4を、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、合掌シール式などの包装袋5で二重包装した、例えば図5に示す医療品用滅菌包装袋が、一般に広く用いられている。
ところが従来の、図5に示す医療品用滅菌包装袋の、前述したブリスターパックと通称する包装容器4については、真空成形方法などで凹部を形成した容器体4aに医療品aを収容して、通気性を有する平坦な蓋体4bを被せて、前後左右端を密封シールf ,f ,f ,fして、そのまま過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をすることができるものの、
この医療品aを収容したブリスターパックと通称する包装容器4に、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性を付与するために、セラミック蒸着層や紫外線吸収剤層などの各種バリアー層( 図示せず )を積層した比較的硬質の樹脂シートを用いて、真空成形方法などで凹部を形成した容器体4aを作製したとしても、作製した容器体4aの形成した凹部の角などが薄肉になって、この各種バリアー層が破壊されることが問題であって、また過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、不織布製や合成紙製などの、通気性を有する平坦な蓋体4bの上面側に、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた平坦な蓋材( 図示せず )を被せて、前後左右端を密封シールしたとしても、この不織布製や合成紙製などの平坦な蓋体4bと被せた各種バリアー性が優れた平坦な蓋材との熱融着が不完全になって、完全に密封されないことが問題であって、
この医療品aを収容した包装容器4の、凹部を形成した容器体4aと通気性を有する平坦な蓋体4bとに、それぞれガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性を付与することができないために、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、合掌シール式などの包装袋5で二重包装する必要があった。
また従来の、図5に示す医療品用滅菌包装袋の、前述した合掌シール式などの包装袋5については、通常の製袋工程で、医療品aを収容して蒸気滅菌処理をしたブリスターパックと通称する包装容器4を、簡単に二重包装することができる、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた包装袋5であるものの、
この合掌シール式などの包装袋5に医療品aを収容して、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をするために、包装袋5の一部に通気孔( 図示せず )を設けたとしても、医療品aを収容して蒸気滅菌処理をした後に、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた適宜のシール( 図示せず )を熱融着するなどして、この通気孔を塞ぐ必要があるにもかかわらず、合掌シール式などの包装袋5に収容した医療品aが邪魔になって、包装袋5に設けた通気孔に適宜のシールを熱融着することが難しいことが問題であって、
この医療品aを収容して蒸気滅菌処理をした、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた合掌シール式などの包装袋5の通気孔を、やむを得ず接着剤などを用いて、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた適宜のシールを貼着して塞いだ時に、この接着剤などが収容した医療品aに悪影響を与える恐れがあるために、蒸気滅菌処理が可能な、前述したブリスターパックと通称する包装容器4に医療品aを収容して、予め過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をする必要があった。
さらに従来の、プレフィールドシリンジや注射針パックや医薬品入りのアンプルなどの医療品aを、前述したブリスターパックと通称する包装容器4に収容して、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、前述した合掌シール式などの包装袋5で二重包装した、図5に示す医療品用滅菌包装袋については、
これらの医療品aを大量に使用する病院や診療所などで、医療品aを収容した包装容器4と二重包装した包装袋5との、開封に手間取ることが問題であって、またこれらの医療品aを大量に製造するメーカーなどで、医療品aを収容した包装容器4と二重包装した包装袋5との、製造コストが高騰することが問題であった。
そこで、本発明の目的は、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、プレフィールドシリンジや注射針パックや医薬品入りのアンプルなどの医療品aを収容する、蒸気滅菌処理が可能な、合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の製造方法を提供することによって、前述した従来の、ブリスターパックと通称する包装容器4と合掌シール式などの包装袋5との、二重包装を避けて、病院や診療所などでの開封の手間とメーカーなどでの製造コストの高騰とを、大きく低減することにある。
本発明の請求項1に記載の医療品用滅菌包装袋の製造方法は、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3とから成る、蒸気滅菌処理が可能な、医療品用滅菌包装袋の製造方法であって、
この医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を、通気可能に部分シールeして、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、この部分シールeした医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を、密封シールfして、この密封シールfの通気孔cを設けた部分3側を切断gして、通気孔cを設けた部分3を除去することを特徴とする、医療品用滅菌包装袋の製造方法である。
本発明の医療品用滅菌包装袋の製造方法においては、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、医療品aを収容する部分2と通気孔cを設けた部分3とから成る、図2に示す医療品用滅菌包装袋の、図示していない巻取り状のブランクを用いて、通常の合掌シール式の製袋工程で、シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容しながら、図1B,図2Bに示す筒状に背面密封シールdして、この医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を、収容した医療品aが( 図2A ,Cでは左右に )動かないように、示すように通気可能に部分シールeして、同時に医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との左右端を密封シールf ,fして切断することによって、
過熱水蒸気などが、通気孔cを設けた部分3の通気孔cと通気可能な部分シールeとを介して、容易に医療品aを収容した部分2の医療品aに到達するために、そのまま蒸気滅菌処理をすることができる。
続いて、本発明の医療品用滅菌包装袋の製造方法においては、この医療品aを収容して蒸気滅菌処理をした、図2に示す医療品用滅菌包装袋の、通気可能に部分シールeした医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を、収容した医療品aが動かな
いように固定した状態で、図1A ,Cに示すように完全に熱融着して密封シールfして、この密封シールfの通気孔cを設けた部分3側を切断gして、通気孔cを設けた部分3を除去することによって、
ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、プレフィールドシリンジや注射針パックや医薬品入りのアンプルなどの医療品aを収容して、そのまま蒸気滅菌処理をした、図1に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋を得ることができる。
以上、本発明の医療品用滅菌包装袋の製造方法においては、医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を通気可能に部分シールeして、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、この部分シールeした医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を密封シールfして、この通気孔cを設けた部分3を切断gして除去することによって、
ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、プレフィールドシリンジや注射針パックや医薬品入りのアンプルなどの医療品aを収容する、蒸気滅菌処理が可能な、合掌シール式の医療品用滅菌包装袋を得ることができるために、前述した従来の、ブリスターパックと通称する包装容器4と合掌シール式などの包装袋5との、二重包装を避けて、病院や診療所などでの開封の手間とメーカーなどでの製造コストの高騰とを、大きく低減することができる。
本発明の医療品用滅菌包装袋の製造方法における、医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3とから成る、図2に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋を構成する、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルムについては、通常の延伸ポリプロピレン(0PP )やポリエステル(PET )やポリアミド(Ny)や低密度ポリエチレン(LDPE)や未延伸ポリプロピレン(CPP )などの、強度などが優れた基材フィルムと適宜のセラミック蒸着層や紫外線吸収剤層などを設けたバリアーフィルムと熱融着性などが優れたシーラントフィルムとを、ドライラミネーション法などで適宜に積層した、通常のガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルムを、特に制約なく用いることができる。
また、本発明の医療品用滅菌包装袋の製造方法における、図2に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の、通気孔cを設ける部分3の背面密封シールdの反対側に設ける通気孔cについては、過熱水蒸気などが、通気孔cを設けた部分3の通気孔cを介して、容易に医療品aを収容した部分2の医療品aに到達するような、適宜形状の2〜10mmφ程度の通気孔cを、後述する合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の巻取り状のブランクの、通気孔cを設ける部分3の背面密封シールdの反対側にパンチングするなどして設けた後に、この通気孔cを、微細な埃や雑菌などを吸着して滅菌するように過酸化水素や次亜塩素酸などで滅菌処理をした、それぞれ微細な不織布製や合成紙製などの、適宜形状寸法の通気性を有する滅菌紙bで( 周辺部を熱融着するなどして )覆うことが好ましい。
さらに、本発明の医療品用滅菌包装袋の製造方法における、図2に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の、医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間の通気可能な部分シールeについては、医療品aを収容して蒸気滅菌処理をした後に、この部分シールeした医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を、完全に熱融着して密封シールfするために、収容した医療品aが動かないように設けるものであって、過熱水蒸気などが、この部分シールeを介して、容易に医療品aを収容した部分2の医療品aに到達するような、図2Aに示す斑点状などの、適宜形状の通気可能な部分シールeを設けることができる。
図1Aは、本発明の実施例1における、医療品用滅菌包装袋の平面図であって、図1B
,Cは、医療品用滅菌包装袋の断面図である。また図2Aは、本発明の実施例1における、医療品用滅菌包装袋の製造方法を示す平面図であって、図2B ,Cは、医療品用滅菌包装袋の製造方法を示す断面図である。
本実施例1の医療品用滅菌包装袋の製造方法は、強度などが優れた延伸ポリプロピレン( 0PP,20μm)の基材フィルムと、内面側にセラミック蒸着(SiO2,400nm)をして外面側に絵柄などの印刷とともに紫外線吸収剤層( ベンゾフェノン,6g/m2 )を印刷して設けた、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れたポリエステル( PET,12μm)のバリアーフィルムと、熱融着性などが優れた低密度ポリエチレン(LDPE,45μm)のシーラントフィルムとを、通常のドライラミネーション法で積層した、図示していない積層樹脂フィルム製の、62×98mmの医療品aを収容した部分2と、それぞれ62×36mmの左右の通気孔cを設けた部分3 ,3と、から成る、蒸気滅菌処理が可能な、図2に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の製造方法である。
すなわち、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた、前述した積層樹脂フィルム製の、医療品aを収容する部分2と左右の通気孔cを設ける部分3 ,3とから成る、図2に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の、図示していない148mm幅の巻取り状のブランクを用いて、
図2A ,B ,Cに示すように、左右の通気孔cを設ける部分3 ,3のほゞ中央の背面密封シールdの反対側に、それぞれ円形の6mmφの通気孔c ,cをパンチングして設けて、この通気孔c ,cの内面側を、微細な埃や雑菌などを吸着して滅菌するように過酸化水素で滅菌処理をした、微細なポリエチレン繊維を熱で結合した合成紙(180g/m2) 製の、18×12mmに切断した通気性を有する滅菌紙b ,bで、それぞれの周辺部を熱融着して覆った後に、通常の合掌シール式の製袋工程で、シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容しながら、図2Bに示す筒状に背面密封シールdして、図2A ,Cに示すように、この医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3 ,3との間を、収容した医療品aが左右に動かないように、図2Aに示す斑点状に通気可能に部分シールe ,eして、同時に左右の通気孔cを設けた部分3 ,3の左右端を密封シールf ,fして切断したところ、
過熱水蒸気などが、左右の通気孔cを設けた部分3の通気性を有する滅菌紙bで覆った通気孔c ,cと通気可能な部分シールe ,eとを介して、左右から容易に医療品aを収容した部分2の医療品aに到達するために、そのまま良好な蒸気滅菌処理をすることができる、図2に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋を得ることができた。
続いて、極力無菌状態に保持した作業場内で、別工程で、この医療品aを収容して良好な蒸気滅菌処理をした、図2に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋の、通気可能に部分シールe ,eした医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3 ,3との間を、収容した医療品aが左右に動かないように固定した状態で、図1A ,Cに示すように完全に熱融着して密封シールf ,fして、図1A ,図2Aに示すように、この密封シールf ,fの左右の通気孔cを設けた部分3 ,3側の、62×98mmの医療品aを収容した部分2の4mm先の左右端を鋸刃状に切断g ,gして、左右の通気孔cを設けた部分3
,3を除去したところ、
シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容して、良好な蒸気滅菌処理をした、医療品aを大量に使用する病院や診療所などで、医療品aを収容した部分2の左右端の、図1Aに示す鋸刃状の切断g ,gを、簡単に引裂いて開封することができる、図1に示す合掌シール式の医療品用滅菌包装袋を得ることができた。
本実施例1の医療品用滅菌包装袋の製造方法においては、医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3 ,3との間を、収容した医療品aが左右に動かないように、斑点状に通気可能に部分シールe ,eして、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、この部分シールe ,eした医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3
,3との間を、収容した医療品aが左右に動かないように固定した状態で、完全に熱融着して密封シールf ,fして、この左右の通気孔cを設けた部分3 ,3を、鋸刃状に切断g
,gして除去したことによって、
ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容して、良好な蒸気滅菌処理をした、合掌シール式の医療品用滅菌包装袋を得ることができたために、前述した従来の、ブリスターパックと通称する包装容器4と合掌シール式などの包装袋5との、二重包装を避けて、病院や診療所などでの開封の手間とメーカーなどでの製造コストの高騰とを、大きく低減することができた。
図3Aは、本発明の実施例2における、医療品用滅菌包装袋の平面図であって、図3B
,Cは、医療品用滅菌包装袋の断面図である。また図4Aは、本発明の実施例2における、医療品用滅菌包装袋の製造方法を示す平面図であって、図4B ,Cは、医療品用滅菌包装袋の製造方法を示す断面図である。
本実施例2の医療品用滅菌包装袋の製造方法は、強度などが優れた比較的軟質のポリアミド( ナイロン;Ny,15μm)の基材フィルムと、内面側にセラミック蒸着(SiO2,400nm)をして外面側に絵柄などの印刷とともに紫外線吸収剤層( ベンゾフェノン,6g/m2 )を印刷して設けた、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れたポリエステル( PET,12μm)のバリアーフィルムと、熱融着性などが優れている上に、剥がし易さが1500g/15mm幅のエチレンメタアクリル酸共重合体(EMAA,30μm)のイージーピールフィルムとを、通常のドライラミネーション法で積層した積層樹脂フィルム製の平坦な蓋材2aであって、また強度などが優れた比較的硬質の延伸ポリプロピレン( 0PP,20μm)の基材フィルムと、平坦な蓋材2aと同一のセラミック蒸着をして紫外線吸収剤層を印刷して設けた、ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れたポリエステル( PET,12μm)のバリアーフィルムと、熱融着性などが優れた低密度ポリエチレン(LDPE,45μm)のシーラントフィルムとを、通常のドライラミネーション法で積層した積層樹脂フィルム製の凹部を形成した袋材2bであって、
縦 ,横 ,深さが62×98×20mmの医療品aを収容した部分2と、それぞれ縦 ,横が62×36mmの左右の通気孔cを設けた部分3 ,3と、から成る、蒸気滅菌処理が可能な、それぞれ前述した平坦な蓋材2aと凹部を形成した袋材2bとを四方シールした、図4に示す医療品用滅菌包装袋の製造方法である。
すなわち、まずガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた、前述した積層樹脂フィルム製の、図示していない平坦な蓋材2aの62mm幅の巻取り状のブランクを用いて、図4A ,B ,Cに示すように、左右の通気孔cを設ける部分3 ,3のほゞ中央に、それぞれ円形の6mmφの通気孔c ,cをパンチングして設けて、この通気孔c ,cの内面側を、微細な埃や雑菌などを吸着して滅菌するように過酸化水素で滅菌処理をした、微細なポリエチレン繊維を熱で結合した合成紙(180g/m2 )製の、18×12mmに切断した通気性を有する滅菌紙b ,bで、それぞれの周辺部を熱融着して覆った後に、またガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた、前述した積層樹脂フィルム製の、図示していない凹部を形成する袋材2bの102mm幅の巻取り状のブランクを用いて、図3B ,図4Bに示すように、前後端部をV字状に、巻取りの流れに沿って折込んで凹部を形成した後に、
この通気性を有する滅菌紙bで覆った通気孔cを設けた平坦な蓋材2aと前後端部をV
字状に折込んで凹部を形成した袋材2bとのブランクを用いて、通常の四方シール式の製袋工程で、シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容しながら、図4Aに示す医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3 ,3との前後端を、図3A ,図4Aに示すV字状の開封切欠きh ,hを医療品aを収容した部分2の前後端に設けながら、図4Bに示す筒状に密封シールf ,fして、図4A ,Cに示すように、この医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3 ,3との間を、収容した医療品aが左右に動かないように、図4Aに示す斑点状に通気可能に部分シールe ,eして、同時に左右の通気孔cを設けた部分3 ,3の左右端を密封シールf ,fして切断したところ、
過熱水蒸気などが、左右の通気孔cを設けた部分3の通気性を有する滅菌紙bで覆った通気孔c ,cと通気可能な部分シールe ,eとを介して、左右から容易に医療品aを収容した部分2の医療品aに到達するために、そのまま良好な蒸気滅菌処理をすることができる、図4に示す平坦な蓋材2aと凹部を形成した袋材2bとを四方シールした医療品用滅菌包装袋を得ることができた。
続いて、極力無菌状態に保持した作業場内で、別工程で、この医療品aを収容して良好な蒸気滅菌処理をした、図4に示す平坦な蓋材2aと凹部を形成した袋材2bとを四方シールした医療品用滅菌包装袋の、通気可能に部分シールe ,eした医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3 ,3との間を、収容した医療品aが左右に動かないように固定した状態で、図3A ,Cに示すように完全に熱融着して密封シールf ,fして、図3A ,図4Aに示すように、この密封シールf ,fの左右の通気孔cを設けた部分3 ,3側の、縦 ,横が62×98mmの医療品aを収容した部分2の6mm先の左右端を切断g ,gして、左右の通気孔cを設けた部分3 ,3を除去したところ、
シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容して、良好な蒸気滅菌処理をした、医療品aを大量に使用する病院や診療所などで、医療品aを収容した部分2の前後端に設けた、図3A ,図4Aに示すV字状の開封切欠きh ,hを、簡単に引裂いて開封することができる、図3に示す四方シール式の医療品用滅菌包装袋を得ることができた。
本実施例2の医療品用滅菌包装袋の製造方法においては、医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3 ,3との間を、収容した医療品aが左右に動かないように、斑点状に通気可能に部分シールe ,eして、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、この部分シールe ,eした医療品aを収容した部分2と左右の通気孔cを設けた部分3
,3との間を、収容した医療品aが左右に動かないように固定した状態で、完全に熱融着して密封シールf ,fして、この左右の通気孔cを設けた部分3 ,3を切断g ,gして除去したことによって、
ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容して、良好な蒸気滅菌処理をした、平坦な蓋材2aと凹部を形成した袋材2bとを四方シールした医療品用滅菌包装袋を得ることができたために、前述した従来の、ブリスターパックと通称する包装容器4と合掌シール式などの包装袋5との、二重包装を避けて、病院や診療所などでの開封の手間とメーカーなどでの製造コストの高騰とを、大きく低減することができた。
加えて、本実施例2の医療品用滅菌包装袋の製造方法においては、前後端と左右端とを密封シールf ,f ,f ,fした医療品aを収容した部分2の、平坦な蓋材2aを構成する積層樹脂フィルムの内面側に、前述した剥がし易さが1500g/15mm幅のエチレンメタアクリル酸共重合体のイージーピールフィルムを積層したことによって、
医療品aを収容して蒸気滅菌処理をした、図3に示す医療品aを収容した部分2の6mm先の左右端の、平坦な蓋材2aを構成するつまみ状の積層樹脂フィルムを摘んで引張って、四方シールした平坦な蓋材2aと凹部を形成した袋材2bとを丁寧に剥がして開封して、簡単にシリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを取出すことができた。
本発明の実施例1における、図1Aは、医療品用滅菌包装袋の平面図であって、図1B ,Cは、医療品用滅菌包装袋の断面図である。 本発明の実施例1における、図2Aは、医療品用滅菌包装袋の製造方法を示す平面図であって、図2B ,Cは、医療品用滅菌包装袋の製造方法を示す断面図である。

本発明の実施例2における、図3Aは、医療品用滅菌包装袋の平面図であって、図3B ,Cは、医療品用滅菌包装袋の断面図である。 本発明の実施例2における、図4Aは、医療品用滅菌包装袋の製造方法を示す平面図であって、図4B ,Cは、医療品用滅菌包装袋の製造方法を示す断面図である。

図5Aは、従来の医療品用滅菌包装袋の斜視図であって、図5B ,Cは、従来の医療品用滅菌包装袋の断面図である。
符号の説明
2 …医療品aを収容した部分
3 …通気孔cを設けた部分
4 …包装容器
4a …容器体
4b …平坦な蓋体
5 …包装袋
a …医療品
b …通気性を有する滅菌紙
c …通気孔
d …背面密封シール
e …部分シール
f …密封シール
g …切断
h …開封切欠き

Claims (1)

  1. ガス遮断性や紫外線カット性などの各種バリアー性が優れた積層樹脂フィルム製の、シリンジや注射針やアンプルなどの医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3とから成る、蒸気滅菌処理が可能な、医療品用滅菌包装袋の製造方法であって、
    この医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を通気可能に部分シールeして、過熱水蒸気などで蒸気滅菌処理をした後に、この部分シールeした医療品aを収容した部分2と通気孔cを設けた部分3との間を密封シールfして、この密封シールfの通気孔cを設けた部分3側を切断gして、通気孔cを設けた部分3を除去することを特徴とする医療品用滅菌包装袋の製造方法。
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