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JP2006243068A - スクリーンシステム - Google Patents

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JP2006243068A
JP2006243068A JP2005055100A JP2005055100A JP2006243068A JP 2006243068 A JP2006243068 A JP 2006243068A JP 2005055100 A JP2005055100 A JP 2005055100A JP 2005055100 A JP2005055100 A JP 2005055100A JP 2006243068 A JP2006243068 A JP 2006243068A
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JP2005055100A
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Keiichiro Fujiwara
啓一郎 藤原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】観察者に強い印象を与えることが可能なスクリーンシステムを提供する。
【解決手段】表示面における透明度を調節することが可能なスクリーン10と、スクリーン10に画像を表示するために光を投射するプロジェクタ30と、スクリーン10の観察側の反対側に、スクリーン10と空間を隔てて設けられ、スクリーン10側に対して情報を表示する表示部20と、スクリーン10の観察側の近傍領域内に在るICタグ60を検出するリーダ50と、リーダ50の検出結果に応じて、スクリーン10の表示面の透明度を調整し、プロジェクタ30によるスクリーン10への光の投射を制御するPC70とを備えるスクリーンシステム1。
【選択図】図1

Description

本発明は、スクリーンの表示を制御するスクリーンシステムに関する。
従来から、PCを操作してプロジェクタからスクリーンに拡大投影される映像を制御し、プレゼンテーションを行っている。
例えば、会議室から事務所のPCを操作し、その操作によりPCに表示される画像を会議室の投影処理部(プロジェクタ)にて拡大投影することでプレゼンテーションソフトやデータファイルの非互換性やメモリ媒体の運搬中における破損等の問題の回避を可能にするプレゼンテーションシステムがある(特許文献1参照。)。
特開2002−64725号
しかし、プロジェクタからスクリーンに映像を投射し、表示を行うだけでは、意外性に欠け、観察者に強い印象を与えることができないという問題があった。同様に、コンビニエンスストアのレジのディスプレイ、街頭、駅構内のポスター、電飾看板、その他の広告看板などの販売促進用の表示においても、意外性に欠け、販促効果をあまり期待できないという問題があった。
本発明の課題は、観察者に強い印象を与えることが可能なスクリーンシステムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、表示面における透明度を調節することができ、光の投射を受けて画像を表示するスクリーン(10)と、前記スクリーンの観察側の反対側に、前記スクリーンと空間を隔てて設けられ、前記スクリーン側に対して情報を表示する表示手段(20)と、前記スクリーンの観察側の近傍領域内に在る携帯型情報記録媒体(60)を検出する検出手段(50,70)と、前記検出手段による検出結果に応じて、前記スクリーンの表示面の透明度を調整する透明度調整手段(70)とを備えるスクリーンシステム(1)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスクリーンシステムにおいて、前記スクリーンの表示面の透明度が高く調整されている場合に、観察側から前記スクリーンの表示面を透過して前記表示手段によって表示される情報を、前記スクリーンの観察側から前記スクリーンの表示面を透過して観察可能であることを特徴とするスクリーンシステム(1)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスクリーンシステムにおいて、前記スクリーンに対して光を投射する投射手段(30)と、前記検出手段による検出結果、及び/又は、前記透明度調整手段による前記スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、前記投射手段による前記スクリーンへの光の投射を制御する投射制御手段(70)とを備えることを特徴とするスクリーンシステム(1)である。
請求項4の発明は、請求項3に記載のスクリーンシステムにおいて、前記検出手段によって検出された携帯型情報記録媒体に記録されている情報を読み出す読み出し手段(50,70)を備え、前記投射制御手段は、前記読み出し手段によって前記情報記録媒体から読み出した情報に基づいて、前記投射手段によって投射される光に応じて前記スクリーンに表示される画像の選択、及び/又は、前記投射手段による光の投射のタイミングの調整を行うことを特徴とするスクリーンシステム(1)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、前記検出手段による検出結果、及び/又は、前記透明度調整手段による前記スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、前記表示手段に表示されている情報に照射される光量を調節する照射調節手段(40,70)を備えることを特徴とするスクリーンシステム(1)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、前記検出手段による検出結果、及び/又は、前記透明度調整手段による前記スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、前記表示手段による情報の表示を制御する表示制御手段を備えることを特徴とするスクリーンシステムである。
請求項7の発明は、請求項6に記載のスクリーンシステムにおいて、前記表示制御手段は、前記読み出し手段によって前記情報記録媒体から読み出した情報に基づいて、前記表示手段に表示する画像の選択、及び/又は、前記表示手段による表示のタイミングの調整を行うことを特徴とするスクリーンシステムである。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、一の前記スクリーンと、前記表示手段との間に、前記一のスクリーン及び前記表示手段と空間を隔てて他の前記スクリーンを備えることを特徴とするスクリーンシステムである。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、前記スクリーンは、閉じられた直方体(1a)の一側面に、前記直方体外部側が観察側となるように設けられ、前記表示部は、前記スクリーンが設けられている一側面と対向する側面の内部側に設けられ、前記スクリーンの表示面の透明度が高く調整されている場合に、前記直方体外部から前記スクリーンの表示面を透過して前記直方体内部を観察可能であることを特徴とするスクリーンシステム(1)である。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、前記検出手段は、電磁波を送受することによって、近傍領域内に在る携帯型情報記録媒体を検出するためのアンテナを前記スクリーンの近傍又は内部に有することを特徴とするスクリーンシステム(1)である。
請求項11の発明は、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、前記スクリーンは、板状の透明部材(16A,16B)と、この透明部材に貼付された調光フィルム(13,14A,14B,15A,15B)とを含む基材(13,14A,14B,15A,15B,16A,16B)を有し、前記基材に光の投射を受けて画像を表示することを特徴とするスクリーンシステム(1)である。
本発明によるスクリーン及びスクリーンシステムによれば、以下の効果を得ることが可能となる。
(1)表示手段の近傍領域内における携帯型情報記録媒体の有無に応じて、表示面の透明度を調節し、表示手段に表示されている情報を、観察側からスクリーンの表示面を透過して観察させることによって、意外性などの強い印象を観察者に与えることが可能となる。
また、観察者は、空間を隔てて表示手段に表示されている情報を見ることとなり、意匠性などの見栄えを向上し、一層強い印象を観察者に与えることが可能となる。
(2)検出手段による検出結果、及び/又は、スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、また、携帯型情報記録媒体から読み出した情報に基づいて、光の投射を制御し、スクリーンに表示する画像の選択、投射のタイミングなどを調整することによって、様々なパターンで画像を基材に表示することが可能となる。
(3)検出手段による検出結果、及び/又は、スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、表示手段に表示されている情報に照射される光量を調節することによって、空間に情報が浮かび上がらせるなど、表示手段に表示されている情報の観察者の認識度を容易に溶接することができるとともに、利用者に一層強い印象を与えることが可能となる。
(4)検出手段による検出結果、及び/又は、スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、また、携帯型情報記録媒体から読み出した情報に基づいて、表示手段による情報の表示を制御し、表示手段が表示する画像の選択、表示するタイミングなどを調整することによって、様々なパターンで情報を表示することが可能となる。特に、スクリーンへの光の投射の制御とともに、表示手段による情報の表示を制御することによって、スクリーン及び表示手段への表示のタイミングを制御するとともに、関連のある情報をそれぞれ表示し、相乗効果を得、利用者に一層強い印象を与えることが可能となる。
(5)一のスクリーンと、表示手段との間に、空間を隔てて他の前記スクリーンを備えることによって、情報を表示する表示面が多くなり、多種多様なパターンで情報を表示し、相乗効果を得、利用者により一層強い印象を与えることが可能となる。
本発明は、観察者に強い印象を与えるという目的を、表示面における透明度を調節することが可能なスクリーンと、スクリーンに画像を表示するために光を投射する投射部と、スクリーンの観察側の反対側に、スクリーンと空間を隔てて設けられ、スクリーン側に対して情報を表示する表示部と、スクリーンの観察側の近傍領域内に在る携帯型情報記録媒体を検出する検出部と、検出部による検出結果に応じて、スクリーンの表示面の透明度を調整し、投射部によるスクリーンへの光の投射を制御する制御部とを備えるスクリーンシステムによって実現する。
以下、図面などを参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるスクリーンシステムの構造を示す概略透視図であって、図2は、スクリーンシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、スクリーンシステム1は、内部に閉じられた直方体空間のあるケース1aと、ケース1aの一側面に、ケース1a外部側が観察側、ケース1a内部側が投影側となるように設けられているスクリーン10と、スクリーン10と対向するケース1aの内部壁面に、情報を表示する表示部20と、ケース1a内部側からスクリーン10への投影を行うプロジェクタ30と、ケース1a内部側から表示部20を光で照らす照明部40と、スクリーン10の近傍にリーダ50などとを備えている。
また、図2に示すように、スクリーンシステム1は、利用者が携帯し、リーダ50と非接触通信を行うことが可能なICタグ60と、リーダ50、スクリーン10の電源11、プロジェクタ30、照明部40などに接続され、これらの機器を制御するPC70などとを備えている。
スクリーンシステム1は、スクリーン10の近傍に在るICタグ60を検出した場合に、PC70がこれらの機器を制御し、スクリーン10へ画像を投射し、情報を表示するなど、ICタグ60の検出に応じてICタグ60を携帯する利用者に対して情報を表示するシステムである。
図2は、スクリーン10の構造を説明するための概略断面図である。
スクリーン10は、街角、イベント会場、駅構内、コンビニエンスストア、ショッピングセンタ、ホテルなどの人目に付きやすい場所に設置されている。図2に示すように、スクリーン10は、平行光線の透過度などの透明度を調節することができる板状の調光ガラスを基材とし、電源11などを備えている。電源11は、スクリーン10へ電力を供給するための電源であって、ON/OFFの切り替えスイッチを有し、PC70からの制御信号に応じて電力供給のON/OFFを切り替える。スクリーン10は、電源11がONの場合には、調光ガラスが透明となり、透明な窓のような状態となる。一方、電源11がOFFの場合には、スクリーン10は、調光ガラスが不透明な白濁状態となり、プロジェクタ30からの投影を受けて画像を表示するスクリーンとして機能する。
スクリーン10は、調光ガラスの構造を有している。スクリーン10は、液晶などの調光材料からなる液晶層13の両面を透明導電層14A,14Bで挟み、透明導電層14A,14Bの外側を透明なポリマーシート15A,15Bで挟みこんだ調光フィルム13,14A,14B,15A,15B(例えば、日本板硝子(株)製UMUフィルム(「UMU」は登録商標))を2枚のガラス板16A,16B間に挟み込んで接着一体化して構成される。スクリーンとして機能する調光ガラス(調光ガラススクリーン)としては、日本板硝子(株)製のウムスマートスクリーン(登録商標)などがある。
透明導電層14A,14Bは、透明な導電性の層であって、電源11に接続され、液晶層13内の液晶に対して電圧をかける電極の役割を果たしている。電源11に電圧がかけられた場合には、液晶層13の液晶分子が通電によって並行に並び、平行光線透過率が高くなり、液晶層13は透明となる。一方、電源11に電圧がかけられていない場合には、液晶分子が不揃いとなり、平行光線透過率が低くなり、液晶層13は不透明となる。
表示部20は、ポスターなどの印刷媒体であって、ケース1aの内部側(スクリーン10側)に向けて情報を表示する。どのような情報を表示するかは、限定されず、任意に設定することが可能である。なお、相乗効果を期待できるため、スクリーン10に表示するコンテンツと関連する情報を表示部20が表示することが望ましい。
プロジェクタ30は、制御信号、画像データをPC70から受信し、PC70の制御に従って光をスクリーン10に投射し、動画コンテンツなどの画像をスクリーン10に対して拡大投影する投影機である。
照明部40は、スポットライトなどの照明装置であって、表示部20の表示をケース1aの内部側(スクリーン10側)から光で照らす。照明部40は、制御信号をPC70から受信し、PC70の制御に従って、照明のON/OFFを切り替える。照明部40がONに切り替えられた場合に、照明によって表示部20に表示されている情報が浮かび上がり、観測者(利用者)が認識可能となる。
リーダ50は、スクリーン10とケース1aの同一面の外部側に設けられ、電気信号を電磁波に変換して送出、また、電磁波を受信して電気信号に変換するアンテナなどを備えている。リーダ50は、ICタグ60と電磁誘導方式による無線通信を行い、PC70及びICタグ60間の通信を媒介する通信インターフェイスである。リーダ50は、電磁波を送受することによって、通信範囲内(スクリーン10の近傍範囲内)に在るICタグ60を検出し、ICタグ60に記憶されている情報を読み出し、PC70へ送信する。
ICタグ60は、メモリやCPUを有するICチップと、ICチップに接続され、電磁誘導方式による無線通信を行うアンテナなど(図示しない。)を備える情報記録媒体であって、一般にRFID(Radio Frequency Identification;無線による個体認識)タグとよばれているものである。ICタグ60は、利用申請した者などの所定の者(ユーザ)に配布され、携帯されている。また、ICタグ60は、このICタグ60又はその属性を識別するタグIDなどの個別情報を記憶し、リーダ50からの要請に応じてこの個別情報を送信する。タグIDは、個人情報、属性情報などの利用者識別情報と関連づけることによって、ユーザ又はその属性を識別するための情報となる。なお、ICタグ60の形態は、限定されず、例えば、携帯電話機のストラップに設けられているもの、腕輪型のもの、他のものに貼付できるシール型のものなど、多種多様のものがある。
PC70は、演算、制御、メモリ管理などを行うCPU、メモリ、ハードディスクなどの記憶装置、ディスプレイなどの表示装置、プロジェクタ30、リーダ50、スクリーン10の電源11、照明部40などへの制御信号の送信を行うための通信インターフェイスなど(図示しない。)を備えるコンピュータである。PC70は、制御アプリケーションなどのプログラムを実行し、リーダ50を介して応答を要求する信号を繰り返し送出し、その応答の有無、応答の内容に基づいて、リーダ50の近傍の通信範囲(動作磁界範囲)内にあるICタグ60を検出する。また、リーダ50を介してICタグ60に所定の命令を送信することによって、通信範囲内にあるICタグ60に記憶されているタグIDなどの個別情報を読み出す。
また、PC70は、画像データなどの複数種類のコンテンツのデータ、各種コンテンツと、ICタグ60に記憶されているタグIDとを紐付ける管理ファイルなどを記憶している。PC70は、ICタグ60から読み出したタグIDに対応するコンテンツのデータをプロジェクタ30へ送信し、コンテンツをスクリーン10に表示するなど、プロジェクタ30を制御する。更に、PC70は、電源11を制御し、スクリーン10への電力供給のON/OFFを制御する。PC70は、ICタグ60の検出の有無、読み出したタグIDに基づいて、プロジェクタ30、リーダ50、電源11、照明部40などの各装置を制御する。PC70の処理の詳細については、図4を用いて後述する。
図4は、本発明によるスクリーン及びスクリーンシステムの実施例における動作を示すフローチャートである。以下、PC70による処理を中心に説明する。
ステップ100(以下、「ステップ」を「S」という。)において、スクリーン10の電源11がONに切り替えられ、照明部40の照明がOFFに切り替えられ、利用者が透明なスクリーン10を通して、その背景にあるケース1a内部の暗い空間を見ることができる状態にある。また、リーダ30は、アンテナ11から応答要求信号を繰り返し放出している。
S110において、ICタグ60を携帯する利用者がスクリーン10へ近づき、ICタグ60がアンテナ11の通信範囲内に入ると、PC70は、ICタグ60からの応答に基づいて、ICタグ60を検出する。PC70は、ICタグ60に記憶されているタグIDを読み出し(S120)、対応するコンテンツのデータを読み出す(S130)。PC70は、スクリーン10の電源11をOFFに切り替え、スクリーン10を不透明な状態とする(S140)。PC70は、読み出したコンテンツのデータをプロジェクタ30へ送信してコンテンツをスクリーン10に表示する(S150)。
PC70は、コンテンツ再生中に同一のICタグ60を検出し続けることができなくなるなど、終了指示があった場合(S160)には、スクリーン10におけるコンテンツの表示を終了し(S180)、スクリーン10の電源をONに切り替え、照明部40の照明をONに切り替える(S190)。なお、スクリーン10の電源をONに切り替え、処理を終了し、待機状態(S100)となってもよい。一方、コンテンツが終了した場合(S170)にも、同様に、電源11をONに切り替え、照明をONに切り替える(S190)。
利用者は、透明なスクリーン10を通して、スクリーン10の背景にあるケース1a内部において、照明部40によって光が照射されている表示部20に表示されている表示を見ることが可能となる。
PC70は、照明をONに切り替えてから一定時間経過するまでに、リーダ50が同一又は異なるICタグ60を検出した場合には、照明部40の照明をOFFに切り替え(S200〜S220)、同様の処理を繰り返す(S120からS200まで)。一方、照明をONに切り替えてからICタグ60を検出せずに一定時間が経過した場合には、照明をOFFに切り替え(S230)、処理を終了する(S240)。PC70は、待機状態(S100)となり、再びICタグ60を検出した場合には、同様の処理を繰り返す(S110からS240まで)。
このように、本実施例によれば、スクリーンシステム1は、スクリーン10を、その背景にあるケース1a内部の暗い空間を利用者が見ることができる透明な状態において、ICタグ60を携帯する利用者がスクリーン10に近づいた場合に、スクリーン10を不透明に切り替え、コンテンツを表示するため、利用者に強い印象を与えることが可能となった。
また、コンテンツ終了後には、スクリーンシステム1は、照明部40の照明をONとし、表示部20に表示されている情報を光で照らすため、奥行きのある空間に情報が浮かび上がり、利用者は、スクリーン10を透過して表示部20に表示されている情報を認識することができ、利用者に一層強い印象を与えることが可能となった。例えば、街角、イベント会場、駅構内、コンビニエンスストア、ショッピングセンタ、ホテルなどに設置し、広告情報などを表示した場合には、利用者など、スクリーン10を見る観察者に強い印象を与え、販促効果を向上することが可能となった。更に、プレゼンなどにおいて、発表者のICタグ60の動きやICタグ60の種類に応じてスクリーン10の外観、画像を表示させる位置、表示する画像の内容を変えることができ、観察者に強い印象を与えることが可能となった。
特に、スクリーンシステム1は、スクリーン10及び表示部20の表示開始のタイミングを制御するとともに、タグID10に対応するコンテンツをスクリーン10に表示するため、タイミングを調節して関連のある情報をスクリーン10及び表示部20それぞれに表示し、相乗効果を得、利用者に一層強い印象を与えることが可能となった。
更にまた、ICタグ60から読み出したタグIDに対応するコンテンツをスクリーン10に表示することによって、利用者の属性などに応じた種々の情報を利用者に提供するなど、ICタグ60又はICタグ60の属性ごとにスクリーン10に表示するコンテンツを変更することが可能となった。
また、スクリーンシステム1は、スクリーン10の観察側の最表面を板ガラス16Aとするため、意匠性、質感、見栄えを向上することが可能となった。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、スクリーンシステム1は、スクリーン10の透明/不透明の切り替え、スクリーン10へのコンテンツの表示、表示部20への照明のON/OFFの切り替えなどの制御を行うが、これらの制御をどのようなタイミングで行うかは、任意に設定することが可能である。例えば、待機状態の場合にスクリーン10にコンテンツを表示し、ICタグ60を検出したときにスクリーン10を透明な状態に切り替え、表示部20の表示を照射してもよい。また、待機状態の場合に、表示部20の表示を観察者に見せて、ICタグ60を検出したときにスクリーン10にコンテンツを表示してもよい。
スクリーンシステム1は、スクリーン10の状態を透明、不透明の二つのパターンの透明度の状態だけでなく、半透明など、より多くの段階で透明度の状態を切り替えてもよい。更に、スクリーンシステム1は、コンテンツを表示するタイミングをICタグ60から読み出した情報に応じて変えてもよい。ICタグ60の接近や、ICタグ60から読み出した情報に応じて、スクリーン10の透明度をどのように調節するか、また、どのようなコンテンツをどのようなタイミングで表示するかは任意に設定することが可能である。
表示部20は、ポスターなどの固定された情報ではなく、ディスプレイなどのように可変情報を表示してもよい。また、表示部20が可変情報を表示する場合には、表示する画像の選択、表示するタイミングをPC70が制御してもよい。スクリーン10に表示する情報と併せて様々なパターンで情報を観察者に提供することができ、観察者により強い印象を与えることが可能となる。
また、スクリーンシステム1は、表示部20及びスクリーン10間に、スクリーン10と同様の機能、構成を有する他のスクリーンと、このスクリーンに投影するプロジェクタとを備え、プロジェクタから他のスクリーンへの投影をPC70が制御してもよい。情報を表示する表示面が3面となり、様々なパターンで、各表示面に情報を表示することが可能となるとともに、より一層強い印象を観察者に与えることが可能となる。
スクリーン10の近傍に設けられているリーダ50のアンテナは、スクリーン10の表面(観察側)又は裏面(プロジェクタ30側)に設けられていてもよく、スクリーン10の内部に設けられていてもよい。スクリーン10の近傍にいる、ICタグ10を携帯している者を検出できれば、設置場所は限定されない。
スクリーン10内部にアンテナを設けた場合には、スクリーン10の表面にアンテナの凹凸が出ないため、違和感を観察者に感じさせず、見栄えを向上することが可能となる。また、透明な板ガラス16AにICタグ60が近づいた場合に、その板ガラス16Aの外観を変えることができ、観察者に一層強い印象を与えることが可能となる。
なお、スクリーン10内部にアンテナを設ける場合には、調光フィルム13,14A,14B,15A,15B及び板ガラス16A間に配置することが望ましい。調光フィルム13,14A,14B,15A,15Bを2枚のガラス板16A,16Bに挟み込んで接着する調光ガラスの製造工程においてアンテナを狭着することによってスクリーン10を製造することができ、比較的容易にアンテナを設置し、スクリーン10を製造することが可能となる。
スクリーン10は、透明な状態のとき、ICタグ60を翳す場所を示す記号、印を表示していてもよい。リーダ50のアンテナの通信距離が短い場合などに有効である。
また、リーダ50及びICタグ60とは、電磁誘導方式による通信を行うが、静電誘導方式による通信であってもよく、無線でICタグ60に記憶されている情報を読み出すことができればよい。
スクリーンシステム1は、ICタグ60から読み取った情報に応じたコンテンツをスクリーン10に表示するが、このシステムに用いることができる所定のICタグ60の属性を識別するための識別情報をICタグ60が記憶し、この識別情報を読み取ることによって、所定のICタグ60が通信範囲内に持ち込まれたことを検出し、任意のコンテンツをスクリーン10に表示してもよい。
従って、ICタグ60は、特定周波数の電磁波を受信した場合に共振する非接触識別タグであってもよい。また、ICタグ60は、電源を備えているアクティブタイプでも、外部から駆動電力を得るパッシブタイプであってもよい。尚、パッシブタイプのICタグはアクティブタイプよりかなり小さく軽い上に、価格も安く実質的に寿命の制限がないため、ユーザに対して送付し、使用させるのに都合がよい。更に、スクリーンシステム1は、携帯型情報記録媒体としてICタグ60を備えているが、情報を記録し、リーダが非接触でこの記録されている情報を読み取ることができれば、バーコードを有する記録媒体などの他の携帯型情報記録媒体を備えていてもよい。
スクリーンシステム1は、スクリーン10、プロジェクタ30、PC70など、それぞれ所定の機能を有する複数の装置を備えているが、これらの装置の機能を備える一体型の表示装置であってもよく、スクリーンシステム1が所定の機能を備えていれば、システムに含まれる装置の形態は限定されない。
スクリーンシステム1は、コンテンツの音声を出力し、ユーザに聞かせるスピーカを備えていてもよい。ICタグ60から読み取った情報に応じた音声情報をユーザに提供することができ、より強い印象を与えることが可能となる。
スクリーンシステム1は、プロジェクタ30側と、観察側が異なる背面投射式(リア式)で画像をスクリーン10に表示しているが、観察側から投射する正面投射式(フロント式)で画像をスクリーン10に表示してもよく、スクリーン10への光の投射方向などの投射方法は限定されない。
スクリーン10は、調光フィルム13,14A,14B,15A,15Bを2枚のガラス板16A,16Bで挟み込んだ調光ガラスを基材としているが、調光フィルム13,14A,14B,15A,15Bをプラスチックなどの他の透明な部材に貼付したものを基材としてもよい。
スクリーンシステム1は、ICタグ10を検出できなくなったことを終了指示として検出し(図4のS160)、コンテンツの表示を終了するが(S180)、終了指示情報を記憶している他のICタグ60を検出したことを終了指示として入力してもよく、終了指示の入力方法は、ICタグ60の検出パターンや、ICタグ60の属性などに応じて任意に設定することが可能である。また、スクリーンシステム1は、一のコンテンツの再生が終了するまで、ICタグ60の検出を中断してもよい。
スクリーンシステムの構造を示す概略透視図である。 スクリーンシステムの構成を示すブロック図である。 スクリーン10の構造を説明するための概略断面図である。 スクリーンシステムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 スクリーンシステム
10 スクリーン
11 電源
20 表示部
30 プロジェクタ
40 照明部
50 リーダ
60 ICタグ
70 PC

Claims (11)

  1. 表示面における透明度を調節することができ、光の投射を受けて画像を表示するスクリーンと、
    前記スクリーンの観察側の反対側に、前記スクリーンと空間を隔てて設けられ、前記スクリーン側に対して情報を表示する表示手段と、
    前記スクリーンの観察側の近傍領域内に在る携帯型情報記録媒体を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じて、前記スクリーンの表示面の透明度を調整する透明度調整手段と
    を備えるスクリーンシステム。
  2. 請求項1に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記スクリーンの表示面の透明度が高く調整されている場合に、観察側から前記スクリーンの表示面を透過して前記表示手段によって表示される情報を、前記スクリーンの観察側から前記スクリーンの表示面を透過して観察可能であること
    を特徴とするスクリーンシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記スクリーンに対して光を投射する投射手段と、
    前記検出手段による検出結果、及び/又は、前記透明度調整手段による前記スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、前記投射手段による前記スクリーンへの光の投射を制御する投射制御手段とを備えること
    を特徴とするスクリーンシステム。
  4. 請求項3に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記検出手段によって検出された携帯型情報記録媒体に記録されている情報を読み出す読み出し手段を備え、
    前記投射制御手段は、前記読み出し手段によって前記情報記録媒体から読み出した情報に基づいて、前記投射手段によって投射される光に応じて前記スクリーンに表示される画像の選択、及び/又は、前記投射手段による光の投射のタイミングの調整を行うこと
    を特徴とするスクリーンシステム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記検出手段による検出結果、及び/又は、前記透明度調整手段による前記スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、前記表示手段に表示されている情報に照射される光量を調節する照射調節手段を備えること
    を特徴とするスクリーンシステム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記検出手段による検出結果、及び/又は、前記透明度調整手段による前記スクリーンの表示面の透明度の調整に応じて、前記表示手段による情報の表示を制御する表示制御手段を備えること
    を特徴とするスクリーンシステム。
  7. 請求項6に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記表示制御手段は、前記読み出し手段によって前記情報記録媒体から読み出した情報に基づいて、前記表示手段に表示する画像の選択、及び/又は、前記表示手段による表示のタイミングの調整を行うこと
    を特徴とするスクリーンシステム。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、
    一の前記スクリーンと、前記表示手段との間に、前記一のスクリーン及び前記表示手段と空間を隔てて他の前記スクリーンを備えること
    を特徴とするスクリーンシステム。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記スクリーンは、閉じられた直方体の一側面に、前記直方体外部側が観察側となるように設けられ、
    前記表示部は、前記スクリーンが設けられている一側面と対向する側面の内部側に設けられ、
    前記スクリーンの表示面の透明度が高く調整されている場合に、前記直方体外部から前記スクリーンの表示面を透過して前記直方体内部を観察可能であること
    を特徴とするスクリーンシステム。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記検出手段は、電磁波を送受することによって、近傍領域内に在る携帯型情報記録媒体を検出するためのアンテナを前記スクリーンの近傍又は内部に有すること
    を特徴とするスクリーンシステム。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のスクリーンシステムにおいて、
    前記スクリーンは、板状の透明部材と、この透明部材に貼付された調光フィルムとを含む基材を有し、前記基材に光の投射を受けて画像を表示すること
    を特徴とするスクリーンシステム。

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