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JP2006121480A - サンプルホールド回路及びそれを用いたパイプラインad変換器 - Google Patents

サンプルホールド回路及びそれを用いたパイプラインad変換器 Download PDF

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JP2006121480A JP2004308034A JP2004308034A JP2006121480A JP 2006121480 A JP2006121480 A JP 2006121480A JP 2004308034 A JP2004308034 A JP 2004308034A JP 2004308034 A JP2004308034 A JP 2004308034A JP 2006121480 A JP2006121480 A JP 2006121480A
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孝一 尾野
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Abstract

【課題】
動作モードに対応して電流を切り換え平均動作電流を削減するサンプルホールド回路及びそれを用いたパイプラインAD変換器を提供する。
【解決手段】
第1及び第2のクロックで複数のスイッチが制御され、オペアンプに負帰還を施す容量と入力信号をサンプルするサンプル容量とがスイッチで切り換えられ、第1のクロックがオンの時に前記オペアンプの入出力をショートし、サミングノードの電位と入力電圧との差がサンプル容量にチャージされ、第2のクロックがオンの時にスイッチが動作点を決定する参照電圧に接続され、サンプル容量と前記帰還容量との比によって増幅し出力するサンプルホールド回路において、増幅器の動作電流をモードに応じて切り換え平均動作電流源を削減するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチドキャパシタを用いたサンプルホールド回路及びそれを用いたパイプラインAD変換器に関する。
図5に従来使用されている基本的なS/H(サンプルホールド)回路100を示す。S/H回路100の構成はオペアンプ101とスイッチSW101,SW102,SW103,SW104,SW105,SW106,SW107,SW108,SW109,SW110と容量CS100,CS101、Cf100,Cf101から成るスイチッドキャパシタ構成である。
VagがスイッチSW103を、またVipがSW101を介してキャパシタCS100の一方に接続され、他方の端子がオペアンプ101の第一の入力に接続される。
またVinがSW102を、またVagがSW104を介してキャパシタCS101の一方の端子に接続され、他方はオペアンプ101の第2の入力に接続されている。オペアンプ101の第1の出力はSW106を介して第1の入力に接続され、またこれと並列に直列接続されたSW107とキャパシタCf100が接続されている。オペアンプ101の第2の出力はSW110を介して第2の入力に接続され、またこれと並列に直列接続されたSW109とキャパシタCf101が接続されている。
ここで、SW101,SW102,SW105,SW106,SW108,SW110はクロック1(CK1)でON/OFF制御され、SW103,SW104,SW107,SW109はクロック2(CK2)でON/OFF制御される。
S/H回路100の動作を図6の動作タイミング波形を用いて説明する。図6に示す2相のノンオーバーラップのクロック(CK1,CK2)で各スイッチがON/OFF制御され、リセット(サンプル)モードとアンプ(ホールド)モードの2フェイズで動作する。
図6(A),(B)に示すように、リセットモードにおいて、CK1が“H”レベルのときCK2は“L”レベルで、SW101,SW102,SW105,SW106,SW108,SW110はON(ショート)となり、SW103,SW104,SW107,SW109はOFF(オープン)となる。
その結果、オペアンプ101の第1の入出力間と第2の入出力間はそれぞれショートされる。
リセットモードでオペアンプ101の入出力はショートされ、オペアンプ101は最も利得の高い動作点(Vag)にバイアスされる。入力電圧(Vip,Vin)は、このVagに対しサンプル容量CSにチャージされ、それぞれの容量CS(CS100,CS101)とCf(Cf100,Cf101)にチャージされる電荷量(片側のみの変化に着目)についてはそれぞれ次式のようになる。

Qcs=CS(Vip−Vag) ・・・(1)
Qcf=0 ・・・(2)
一方、アンプモードではオペアンプ101の入出力間のスイッチSW106、SW110はオフし、オペアンプ101は容量帰還型のアンプとなる。
図6(A),(B)において、CK1は“L”レベルになり、CK2は“H”レベルとなる。その結果、SW101,SW102,SW105,SW106,SW108,SW110はOFFされ、SW103,SW104,SW107,SW109はON(ショート)される。
入力のスイッチはVag(端子)に切り換えられ、それぞれの容量CS(CS100,CS101)とCf(Cf100,Cf101)にチャージされる電荷量は次式のようになる。

Qcs=0 ・・・(3)
Qcf=Cf(Von−Vag) ・・・(4)

リセットモードとアンプモードでトータル電荷量は一定なので、出力電圧Vonは、

Von=(CS/Cf)*(Vip−Vag)+Vag・・・(5)

となり、Vagを基準に入力電圧の差が容量比倍されて出力される。
このようなスイッチドキャパシタタイプのオペアンプには図9にあるようなソースカップルペア入力の高利得オペアンプを用いる場合が多く、完全差動形式のため出力信号の中点電圧を検出して、所望の出力動作点Vagとなるようなコモン・モード・フィードバック(CMFB)を施すのが一般的である。
一方、昨今の低電圧化に伴い図7のような複数のトランジスタを縦積みにするのが非常に困難になってきている。
図7に示すように、PMOSトランジスタQ201のソースが電源VDDに接続され、ドレインがPMOSトランジスタQ202のソースに接続されている。またこのPMOSトランジスタQ201のゲートはバイアス(Bias3)に接続されている。PMOSトランジスタQ202のドレインはNMOSトランジスタQ203のドレインに接続され、ゲートはバイアス(Bias2)に接続されている。NMOSトランジスタQ203のソースはNMOSトランジスタQ204のドレインに接続され、ゲートはバイアス(Bias1)に接続されている。NMOSトランジスタQ204のゲートがVinに接続され、ソースはNMOSトランジスタQ208のソースに共通接続され、かつ電流源を構成するNMOSトランジスタQ209のドレインに接続され、NMOSトランジスタQ209のソースはグランドに接続されている。
PMOSトランジスタQ205のソースが電源VDDに接続され、ドレインがPMOSトランジスタQ206のソースに接続されている。またこのPMOSトランジスタQ205のゲートはバイアス(Bias3)に接続されている。PMOSトランジスタQ206のドレインはNMOSトランジスタQ207のドレインに接続され、ゲートはバイアス(Bias2)に接続されている。NMOSトランジスタQ207のソースはNMOSトランジスタQ208のドレインに接続され、ゲートはバイアス(Bias1)に接続されている。NMOSトランジスタQ208のゲートがVipに接続され、ソースはNMOSトランジスタQ204のソースに共通接続されている。
NMOSトランジスタQ203とNMOSトランジスタQ207のドレインはCMFB(コモン・モード・フィード・バック)回路201にそれぞれ接続されるとともに、出力Vop、Vonに接続される。
また、CMFB回路201の出力は電流源用NMOSトランジスタQ209のゲートに接続され、電流量を制御する。その結果、出力端子Vop、Vonの電圧が一定となる。
上述したように、ソースカップルペア入力構成のオペアンプ200はMOSトランジスタを縦積みにしていて、その出力抵抗を大きくできるメリットがある反面、オペアンプ200の出力線形範囲を犠牲にする傾向にある。このため折り返し構成が採用されるケースがあるがトータルの電流効率としては悪くなる欠点を有する。
これに対し、ソース接地タイプの入力段を有するオペアンプを採用することで低電圧化に適したサンプルホールド回路300の回路構成例を図8に示す。
電圧源VDDに電流源I300の一方が接続され、他方はNMOSトランジスタQ300のドレインに接続される。NMOSトランジスタQ300のソースがグランドに接続され、ゲートとドレイン間はSW306が接続され、またこれと並列に直列接続されたSW307とキャパシタCf300が接続されている。このキャパシタCf300とSW307の共通接続点はSW305を介してVagに接続されている。
また、電圧源VDDに電流源I301の一方が接続され、他方はNMOSトランジスタQ301のドレインに接続される。NMOSトランジスタQ301のソースがグランドに接続され、ゲートとドレイン間はSW308が接続され、またこれと並列に直列接続されたSW309とキャパシタCf301が接続されている。このキャパシタCf301とSW309の共通接続点はSW310を介してVagに接続されている。
NMOSトランジスタQ300のゲートはキャパシタCS300に接続され、さらにSW301を介してVipに、またSW303を介してVagにそれぞれ接続されている。
NMOSトランジスタQ301のゲートはキャパシタCS301に接続され、さらにSW302を介してVinに、またSW304を介してVagにそれぞれ接続されている。
上述したように、ソース接地アンプ(Q300,Q301)を2つ用い、擬似差動形式にて動作する。入力段ペアを電流源にてバイアスしないことから1トランジスタ分、出力線形範囲が広く確保できる。更に負荷側からの電流源(I300,I301)によってバイアスされることで出力動作点が決まるので従来オペアンプのようなCMFB回路を必要としない。
しかしながら前述したソース接地を用いたオペアンプは周波数特性の兼ね合いからgm(トランス・コンダクタンス)が決まってしまうため、更なる低電力化を期待することはできない。
特開平9−306193号公報 特開2001−196909号公報 Daisuke Miyazaki et all, "A 10-b 30-MS/s LOW-POWER Pipelined CMOS A/D Converter Using a Pseudo differential Architecture" IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUIT,VOL.38,NO2, p370-373, FEBRUARY 2003
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところはソース接地入力のオペアンプを低消費電力化したサンプルホールド回路及びそれを用いたAD変換器を提供することである。
本発明は、第1の基準信号が供給され第1の制御信号でオン・オフ動作する第1の切り換え手段と、第1の入力信号が供給され第2の制御信号でオン・オフ動作する第2の切り換え手段と、第2の基準信号が供給され第1の制御信号でオン・オフ動作する第3の切り換え手段と、第2の入力信号が供給され第2の制御信号でオン・オフ動作する第4の切り換え手段と、前記第1と第2の切り換え手段からの信号が前記第1と第2の制御信号により択一的に供給される第1のキャパシタと、前記第3と第4の切り換え手段からの信号が前記第1と第2の制御信号により択一的に供給される第2のキャパシタと、前記第1と第2のキャパシタの出力が第1と第2の入力端子に接続され、増幅して第1と第2の出力端子から出力する第1の増幅器と、前記第1の入力端子と第1の出力端子間に接続された第5の切り換え手段と第3のキャパシタと、前記第2の入力端子と第2の出力端子間に接続された第6の切り換え手段と第4のキャパシタと、前記第1の増幅器の第1と第2の出力端子と基準電源間に接続された第1と第2の可変電流源と、前記第2の制御信号が供給され、該第2の制御信号が供給される期間、前記第1の増幅器の動作状態を固定する動作設定手段とを有する。
本発明は、第1の基準信号が供給され第1の制御信号でオン・オフ動作する第1の切り換え手段と、第1の入力信号が供給され第2の制御信号でオン・オフ動作する第2の切り換え手段と、第2の基準信号が供給され第1の制御信号でオン・オフ動作する第3の切り換え手段と、第2の入力信号が供給され第2の制御信号でオン・オフ動作する第4の切り換え手段と、前記第1と第2の切り換え手段からの信号が前記第1と第2の制御信号により択一的に供給される第1のキャパシタと、前記第3と第4の切り換え手段からの信号が前記第1と第2の制御信号により択一的に供給される第2のキャパシタと、前記第1と第2のキャパシタの出力が第1と第2の入力端子に接続され、増幅して第1と第2の出力端子から出力するソース接地増幅器と、前記第1の入力端子と第1の出力端子間に接続された第5の切り換え手段と第3のキャパシタと、前記第2の入力端子と第2の出力端子間に接続された第6の切り換え手段と第4のキャパシタと、前記第1の増幅器の第1と第2の出力端子と基準電源間に接続された第1と第2の可変電流源と、前記第2の制御信号が供給され、該第2の制御信号が供給される期間、前記ソース接地増幅器の動作状態を固定する動作設定手段とを有する。
本発明は、サンプリング周波数に等しく互いに重なり合わない第1及び第2のクロックで制御され、前記第1のクロックがオンの時点で導通状態となる第1、第2、第3、第4、第5及び第6のスイッチと、前記第2のクロックがオンの時に導通状態となる第7、第8、第9及び第10のスイッチと、オペアンプと該オペアンプに負帰還を施す容量と前記第3あるいは第4のスイッチを介して入力信号をサンプルする容量とを有し、前記第1及び第2のスイッチは前記オペアンプに負帰還を施す前記容量と並列に接続され、前記第1のクロックがオンの時に前記オペアンプの入出力をショートし、サミングノードの電位と入力電圧との差がサンプル容量にチャージされ、前記第2のクロックがオンの時に前記第9及び第10のスイッチに動作点を決定する参照電圧が供給され、前記サンプル容量にチャージされた電圧と前記参照電圧との差分が前記サンプル容量と帰還容量との比によって増幅し出力し、前記オペアンプが2組のソース接地入力段と2組の電流源から成り、それぞれの一方の組には前記第2のクロックで導通状態となるスイッチが挿入されており、前記第2のクロックに同期にしてバイアス電流値と入力トランジスタのゲート幅サイズが(n+1)倍[n>0,整数]とされることを特徴とする。
本発明は、アナログ信号をデジタルコードに変換するAD変換器と、該AD変換器の出力するデジタルコードをアナログ値に変換数するDA変換器と、前記AD変換器に印加しているアナログ信号と前記DA変換器から出力されるアナログ信号との差分を2(a-1)[a:AD変換器の分解能]倍して出力するサンプルホールド回路とで構成されるAD変換サブブロックを複数個縦続接続したパイプライン型AD変換器であって、前記サンプルホールド回路は、サンプリング周波数に等しく互いに重なり合わない第1及び第2のクロックで制御され、前記第1のクロックがオンの時点で導通状態となる第1、第2、第3、第4、第5及び第6のスイッチと、前記第2のクロックがオンの時に導通状態となる第7、第8、第9及び第10のスイッチと、オペアンプと該オペアンプに負帰還を施す容量と前記第3あるいは第4のスイッチを介して入力信号をサンプルする容量と、前記第1及び第2のスイッチは前記オペアンプに負帰還を施す前記容量と並列に接続され、前記第1のクロックがオンの時に前記オペアンプの入出力をショートし、サミングノードの電位と入力電圧との差がサンプル容量にチャージされ、前記第2のクロックがオンの時に前記第9及び第10のスイッチに動作点を決定する参照電圧が供給され、前記サンプル容量にチャージされた電圧と前記参照電圧との差分が前記サンプル容量と帰還容量との比によって増幅し出力し、前記オペアンプが2組のソース接地入力段と2組の電流源から成り、それぞれの一方の組には前記第2のクロックで導通状態となるスイッチが挿入されており、前記第2のクロックに同期にしてバイアス電流値と入力トランジスタのゲート幅サイズが(n+1)倍[n>0,整数]とされることを特徴とする。
本発明のサンプルホールド回路は、増幅器の電流源と増幅用トランジスタのサイズを動作モードに応じてスイッチを用いて切り換え、動作電流を可変することとにより動作平均電流を削減することができる。
さらに、このサンプルホールド回路をパイプラインAD変換器に用いることにより、消費電流を削減できる。
本発明のサンプルホールド回路10について図1と図2を参照して説明する。
電圧源VDDに電流源I1の一方が接続され、他方はNMOSトランジスタQ1のドレインに接続され、また電流源I1と並列に電流源I2とスイッチSW13が直列接続されている。電流源I2は電流源I1のn倍の電流を流す電流源である。NMOSトランジスタQ1のソースがグランドに接続され、ゲートとドレイン間はSW6が接続され、またこれと並列に直列接続されたSW7とキャパシタCf1が接続されている。このキャパシタCf1とSW7の共通接続点はSW5を介してVagに接続されている。
擬似差動回路を構成するNMOSトランジスタQ1と並列にソース接地型NMOSトランジスタQ3が設けられ、このゲートがQ1のゲートと共通接続され、ドレインはSW11を介してQ1のドレインに接続されている。
また、電流源I3の一方が電圧源VDDに接続され、他方はNMOSトランジスタQ2のドレインに接続される。また電流源I3と並列に電流源I4とSW14が直列接続されている。電流I4は電流源I3のn倍の電流を流す電流源である。
NMOSトランジスタQ2のソースがグランドに接続され、ゲートとドレイン間はSW8が接続され、またこれと並列に直列接続されたSW9とキャパシタCf2が接続されている。このキャパシタCf2とSW9の共通接続点はSW10を介してVagに接続されている。
NMOSトランジスタQ4もNMOSトランジスタQ3と同様に構成される。すなわち、NMOSトランジスタQ2と並列にソース接地型NMOSトランジスタQ4が設けられ、このゲートがQ2のゲートと共通接続され、ドレインはSW12を介してQ2のドレインにそれぞれ接続されている。
ここで、NMOSトランジスタQ3とQ4のゲート幅はNMOSトランジスタQ1とQ2のゲート幅のn倍に設定され、NMOSトランジスタQ1とQ2に流れるドレイン電流をI0とすると、n*I0のドレイン電流がそれぞれ流れる。
NMOSトランジスタQ1,Q3のゲートはキャパシタCS1に接続され、さらにSW1を介してVipに、またSW3を介してVagにそれぞれ接続されている。
NMOSトランジスタQ2,Q4のゲートはキャパシタCS2に接続され、さらにSW2を介してVinに、またSW4を介してVagにそれぞれ接続されている。
そして、NMOSトランジスタQ1とQ2の各ドレインが出力VonとVopにそれぞれ接続されている。
つぎに、図1に示した本発明の一実施形態例であるソース接地ペアを有するオペアンプを用いたサンプルホールド回路10についての基本動作を、図2に示したタイミング波形を用いて説明する。
リセットモードのとき、図2(A)において、CK1が“H”レベル、図2(B)のCK2が“L”レベルとなり、そのときの各スイッチは、それぞれSW1,SW2,SW5,SW6,SW8,SW10がONで、SW3,SW4,SW7,SW9,SW11,SW12,SW13,SW14がOFFとなる。
SW13,SW14はOFFしているので、NMOSトランジスタQ1,Q2の電流源はI0の電流値を有するI1とI3で、これがドレイン電流としてソースを介してグランドに流れる。
またSW11とSW12もOFFしているので、上述のようにNMOSトランジスタQ1とQ2のみが動作する。
NMOSトランジスタQ1とQ2の入出力端子のゲートとドレインはそれぞれショートされ、MOSダイオードとして動作する。
SW7とSW9はOFFになっているので、帰還キャパシタCf1とCf2にVag電圧が供給され、これらのキャパシタにプリチャージされる。
オペアンプの入力側において、SW1とSW2はONでショートしているので、Vipが入力キャパシタCS1に供給され、NMOSトランジスタQ1(MOSダイオード)のVgsに対して充電する。
一方、VinはSW2を介して入力キャパシタCS2に供給され、NMOSトランジスタQ2(MOSダイオード)のVgsに対して充電される。
このように、本回路はサンプルホールドがリセットモードのとき、スイッチを切り換えて電流量を削減するとともにトランジスタのサイズ(ゲート幅)も1/(n+1)倍として、常に電流密度を等しくしている。
これは、電流値だけを変えトランジスタのサイズをそれに伴って変えないと、ゲート−ソース間の電圧Vgsの大きさが変わってしまい、入力コモン電圧の変化と等価になってしまう。その結果、ソース接地型アンプの入力段でこの変化分を増幅するため出力動作点がずれてしまう問題点が発生する。
このような問題を防止するため、本発明の構成において、電流源を切り換えたとき、電流密度が一定となるように、スイッチを設けてトランジスタのサイズを可変するようにした。
次に、図2(A)においてCK1が“L”レベル、図2(B)においてCK2が“H”レベルのアンプモード時について説明する。
このとき、SW1,SW2,SW5,SW6,SW8,SW10がOFF、SW3,SW4,SW7,SW9,SW11,SW12,SW13,SW14がONとなる。
SW13がONになっているので、電流源はI1とI2が合計された(1+n)*I0となり、これがソース接地NMOSトランジスタQ1,Q3に流れる。またSW14もONになっているので、I3とI4の合計された電流源(1+n)*I0のドレイン電流がNMOSトランジスタQ2,Q4に流れる。
NMOSトランジスタQ1,Q3とQ2,Q4の入出力端子のゲートとドレインはDC的にオープンになり、ダイオードから増幅器へ変化する。
VagはSW3を介して入力キャパシタCS1に供給される。そして、帰還キャパシタCf1には入力電圧VinからVagの電圧差がゲイン(Cf1/CS1)倍されて、その電圧に相当する電荷量とCf1にプリチャージされていた電荷が蓄積される。
同様に、VagはSW4を介して入力キャパシタCS2に供給される。帰還キャパシタCf2には、VinとVagの電圧差をゲイン(Cf2/CS2)倍した電圧に相当する電荷とCf2にプリチャージされていた電荷が蓄積される。
上述したように、アンプモードのとき、動作電流である電流源をリセットモードに比べて(1+n)倍とし、かつトランジスタのサイズもそれに伴って(1+n)倍としたため、高速動作させることができ、かつその際ゲート−ソース間のVgsを一定としたため、入力側のコモンモードに相当する同相電圧の変動を防止できた。
さらに、リセットモード時に動作電流をI0とし、アンプモード時に(1+n)*I0として、動作モードに応じて電流値を切り換えて、効率よく動作させることにより、平均動作電流を少なくすることができた。
上述した実施形態例のサンプルホールド回路10はNMOSトランジスタを用いた例を示したが、これ以外にPMOSトランジスタで構成することもできるし、さらに絶縁ゲートを用いたFETで構成することができる。
図3は本実施形態例のサンプルホールド回路をパイプラインAD変換器50に用いた他の実施形態例を示したものである。初段にはサンプルホールド(S/H)31が配置され、その後n−bit/stageのビットブロック(32A,32B,32C,32D,・・・)が分解能に応じて縦続接続される。各ビットブロックからAD変換したディジタルデータはエラー訂正/クロック発生回路33で足し合わされエラーコレクション後出力される。
n−bit/stageのビットブロック(32A,32B,32C,32D,・・・)の構成はn−bitADC41とDAC42、そして入力アナログ電圧InとDAC42から再生される出力電圧との差を2(n-1)倍に増幅するサンプルホールド回路44から成る。DAC、減算、増幅、ホールドはMDAC(Multiplying DAC)40と呼ばれる回路一つで実現することができ、パイプラインADC(変換器)には多用される。このMDAC40においても本発明のS/H回路は適用することができる。
次にこのパイプラインAD変換器50の動作について説明する。アナログ入力信号(Analog In)がサンプルホールド(S/H)回路31に入力されると、サンプリング期間、サンプルクロックに同期してアナログ信号をサンプリングする。次のタイミング(クロック)でサンプリングされたアナログ信号をホールドする。上述したように、スイッチドキャパシタを用いたS/H回路ではサンプリング(リセットモード)期間入力キャパシタCSに(Vip−Vag)が充電され、また帰還キャパシタCfにはVagが充電される。
リセットモードでは、S/H回路31のソース接地アンプの各NMOSトランジスタのドレインに流れる電流をアンプモード時の1/(1+n)倍に設定して、電流を少なくして低消費電力化している。また電流を減らしたことによるVgsの変動を抑えるため、動作トランジスタのサイズ(ゲート幅)も1/(1+n)倍に小さくした。
一方アンプモードのとき、入力キャパシタの電荷は帰還キャパシタCfに転送される。その結果、オペアンプの出力にはサンプリング電圧をゲイン倍した量とVagが加算された電圧が出力される。
アンプモードのとき、ソース接地型NMOSトランジスタの動作電流を、スイッチを切り換えて電流源にn倍の電流源を追加して(1+n)*I0に設定し、かつトランジスタのサイズ(ゲート幅)も(1+n)倍になるようにして、電流密度を一定にしてVgsを一定にしかつ高速動作させるようにした。この結果アンプの入力側の動作点の変動に関係するVgsは電流量を可変しても一定となるから、入力の同相変動は劣化しない。
S/H回路31でホールドされた信号はビットブロック32Aに入力され、所定の精度(ビット)でアナログ信号がディジタル信号に変換される。このAD変換器41のビット精度として、1.5ビット、2,3または4ビットなどがあり、各ビットブロックで精度は使い分けられる。
AD変換器41の構成はフラッシュ型構成が用いられ、パイプライン動作ができるように高速動作させている。そのため、比較器がビット数の2のべき乗−1に比例するので、できるだけビット数は少なくするようにしている。1.5ビットのとき2個、2ビットのとき3個、3ビットのとき7個、・・・となり、比較器の数が多くなるとチップ面積が大きくなるので、ビットブロックの段数とビット精度を考慮して決めている。
AD変換器41でディジタル信号に変換されたデータは、図3に示したエラー訂正/クロック発生回路33に供給されるとともに、MDA40を構成するDA変換器42に供給される。
DA変換器42でディジタル信号がアナログ信号に変換され減算器43に供給されて、ホールドされた入力アナログ信号と減算処理が行われる。すなわち、この減算器43から出力される信号は、入力アナログ信号から上位(32A)の信号を引いた差信号が出力される。この差信号はS/H44に供給され、そこで2の(n1−1)べき乗のゲイン倍してかつこの増幅した信号をホールドする。
次に、ビットブロック32AのS/H回路44でホールドされたアナログ信号を、次段のビットブロック32Bに供給し、32Aで説明した同じ動作をし、さらに細かい量子化を行う。以下、この動作をエラー訂正/クロック発生回路から出力されるクロックタイミングにしたがって繰り返す。
上述した、各ビットブロックはサンプルホールド機能を持つので、時間的に順次続く入力信号に対して、各ビットブロックが順次変換を行っており、高速な変換動作が可能になる。すなわち、たとえばビットブロック32AがAD変換動作を行っているとき、次段のビットブロック32Bはビットブロック32AがAD変換している信号の1つ前にサンプリングされたアナログ信号をAD変換していることになる。
このように、構成されたビットブロックの段数の数だけの時系列にサンプリングされたアナログ信号を同時にAD変換し、そのAD変換されたデータをクロックタイミングにしたがって、逐次ディジタルデータとしてエラー訂正/クロック発生回路33から取り出すことができる。
また、本発明の構成においては、上述したように、S/H回路のリセットモード時とアンプ(サンプリング)モード時のアンプの動作電流を切り換え、リセットモード時の動作電流を削減したことにより、低消費電力化ができた。
MDAC40(70)は図3に示したように、DA変換器42、減算器43とS/H回路44の機能を一つの回路で実現する。詳細な構成とその動作について図4を用いて説明する。
図4において、電圧源VDDに電流源I71の一方が接続され、他方はNMOSトランジスタQ71のドレインに接続される。またこの電流源I71と並列にSW79と電流源I73が直列接続されている。NMOSトランジスタQ71のソースがグランドに接続され、ゲートとドレイン間はSW72が接続され、またこれと並列に直列接続されたSW73と帰還キャパシタCf71が接続されている。この帰還キャパシタCf71とSW73の共通接続点はSW71を介してVagに接続されている。
NMOSトランジスタ71と並列にゲートが共通接続されたソース接地NMOSトランジスタQ73が接続され、ドレインはSW77を介してNMOSトランジスタ71のドレインと接続されている。
また、電流源I72の一方が電圧源VDDに接続され、他方はNMOSトランジスタQ72のドレインに接続される。またこの電流源I72と並列に直列接続されたSW80と電流源I74が接続されている。NMOSトランジスタQ72のソースがグランドに接続され、ゲートとドレイン間はSW74が接続され、またこれと並列に直列接続されたSW75と帰還キャパシタCf72が接続されている。この帰還キャパシタCf72とSW75の共通接続点はVagに接続されている。
NMOSトランジスタ72と並列にゲートが共通接続されたソース接地型NMOSトランジスタQ74が接続され、ドレインはSW78を介してNMOSトランジスタ72のドレインと接続されている。
NMOSトランジスタQ71のゲートは入力回路72A,72B,・・・,72Nに接続される。ゲートがたとえばこの入力回路72AのキャパシタCS72Aに接続され、さらにSW72AAを介して入力信号Vipと、またSW72AB,SW72ACを介して参照電圧VT,VBに接続されている。72B,・・・,72Nも同様に接続される。
NMOSトランジスタQ72のゲートは入力回路73A,73B,・・・,73Nに接続される。ゲートはたとえばこの入力回路73Aを構成するキャパシタCS73Aに接続され、さらにSW73Aを介してVinに、またSW73Bを介して参照電圧VB,SW73Cを介して参照電圧VTにそれぞれ接続されている。入力回路73B,・・・,73Nも同様に接続される。
NMOSトランジスタQ71,Q73とQ72,Q74の各ドレインが出力VonとVopにそれぞれ接続されている。
入力回路72A,72B,・・・72N、73A,73B,・・・73Nに設けられたサンプル容量CS72,CS73AはビットブロックのADの分解能に応じて設けられ、ビットブロックのADのサーモメータコード出力に従って参照電圧VT,VBに接続される。
次に、MDAC70の動作について説明する。
リセットモードのとき、図2(A),(B)を参照すると、CK1が“H”レベル、CK2が“L”レベルとなる。そのときの各スイッチは、SW71,SW72,SW72AA,SW74,SW76,SW73AAがONで、SW72AB,SW72AC,SW73,SW73AB,SW73AC,SW75,SW77,SW78,SW79,SW80がOFFとなる。ただし、SW72AB,SW72AC,SW73AB,SW73ACはADC41で制御され、VTまたはVBのどちらか一方選択されるよう切り換え動作する。
そして、NMOSトランジスタQ71、Q72のみが動作し、かつその動作電流はI71とI72に設定され、NMOSトランジスタQ71とQ72の入出力端子のゲートとドレインはショートされ、MOSダイオードとして動作する。
SW71,SW72とSW74,SW76はONでショートしているので、SW71とSW76を介してSW97とCf71の共通接続点、SW75とCf72の共通接続点にVagがそれぞれ供給される。
またリセットモードの場合、SW72とSW74はONになっているので、帰還キャパシタCf71にVag電圧が供給され、VagがNMOSトランジスタQ71(MOSダイオード)のVgsに対して充電される。
一方、入力回路72AのスイッチSW72AAがONであるので、前段のビットブロックのMDAC(70)からの出力電圧が今度は入力電圧、たとえばVipとして供給される。このスイッチを介してサンプル容量キャパシタCS72Aに供給され、NMOSトランジスタQ71(MOSダイオード)のVgsに対して充電される。
しかし他の2個のSW(SW72AB,SW72AC)がOFFしているので、AD変換器のサーモメータコード出力に従うサーモ電圧(参照電圧源VB,VT)は供給されない。
つぎに、アンプモードの時、各SWの動作はリセット時のときと逆状態となる、その結果、SW71,SW72,SW72AA,SW73AA,SW74,SW76はOFFとなり、SW73,SW76,SW77,SW78,SW79,SW80はONとなり、NMOSトランジスタQ71,Q73とQ72,Q74の入出力端子のゲートとドレインはDC的にオープンになり、増幅動作状態となる。またSW72AB,SW72AC,SW73AB,SW73ACはADC41からの制御信号によりON/OFFされ、VTまたはVBのいずれかに一方と接続される。その結果、それぞれの入力キャパシタを介してリセット時にサンプルされた入力信号とVTあるいはVBとの変化分がオペアンプに伝達される。この変化分はMDAC70のゲイン倍(=CS72/Cf71、ここでCS72=CS72A+CS72B+・・・+CS72N)されて出力される。
このように、アンプモードのとき、電流源のI71とI73、I72とI74が同時に供給され、それぞれのアンプの動作電流が(1+n)*I0と設定されて、リセット期間の動作と比較して高速動作できるようにされている。
一方アンプを構成するNMOSトランジスタも、Q71とQ73、Q72とQ73がパラレルに接続され、電流密度を一定にしてVgsを一定にするとともに、上述の定電流源からの増加した電流を用いて、高速動作できるようにしている。
以下同様に、各ビットブロック間で同じ動作を繰り返し、クロックタイミングに同期してAD変換の動作を行う。
このように、リセットモードではアンプの動作電流値を1/(1+n)倍に抑え、サンプルホールドの平均電流源を低減した。このとき、アンプの入力段のトランジスタサイズも同様に1/(1+n)倍にし、常にトランジスタの電流密度を等しくした。したがって、電流値だけを変えると入力トランジスタのゲート−ソース間電圧Vgsの大きさが変わり、入力コモン電圧と等価となり、ソース接地入力段のアンプはこの変化分を増幅動作するため出力動作点がずれてしまう問題を防止できた。
また、電流源および入力段トランジスタに挿入するスイッチは基本的に、ドレイン側あるいはソース側もどちらでも良いが、入力段トランジスタに関してソース側にスイッチを挿入するとこのスイッチのON抵抗がソースとグランド間に直列に入り、ソースに帰還抵抗が入り好ましくない。したがって、上述した入力段のアンプ構成においては、NMOSトランジスタQ73,Q74のスイッチはドレイン側に設けたほうが特性上良い。
上述した実施形態例のMDAC回路70はNMOSトランジスタを用いた例を示したが、これ以外にPMOSトランジスタで構成することもできるし、さらに他の絶縁ゲートFETで構成することができる。
このように、本発明のサンプルホールド回路は、オペアンプのバイアスを制御し、また動作モードに応じてトランジスタのサイズを可変することにより、オペアンプの平均動作電流を低減することができた。
さらに、このサンプルホールド回路をパイプラインAD変換器に用いることにより、消費電流を削減することができた。
本発明のサンプルホールド回路の構成示す全体ブロック構成図である。 図1に示したサンプルホールド回路を説明するための動作タイミング図である。 パイプラインAD変換器の構成を示す全体ブロック図である。 図3に示したパイプラインAD変換器に用いられるMDAC回路の構成を示す回路図である。 従来例のサンプルホールド回路を示す回路図である。 図5に示したサンプルホールド回路の動作を説明するための動作タイミング図である。 サンプルホールド回路に用いられる増幅器の回路構成を示す回路図である。 従来例の他のサンプルホールド回路構成を示す回路図である。
符号の説明
10,31,44,100,200,300…サンプルホールド回路、32A,32D,32C,32D…ビットブロック、33…エラー訂正/クロック発生回路、40,70…MDAC(Multipliyng DAC)、41…AD変換器(ADC)、42…DA変換器(DAC)、50…パイプラインAD変換器,201…CMFB(コモンモード・フィードバック)回路。

Claims (16)

  1. 第1の基準信号が供給され第1の制御信号でオン・オフ動作する第1の切り換え手段と、
    第1の入力信号が供給され第2の制御信号でオン・オフ動作する第2の切り換え手段と、
    第2の基準信号が供給され第1の制御信号でオン・オフ動作する第3の切り換え手段と、
    第2の入力信号が供給され第2の制御信号でオン・オフ動作する第4の切り換え手段と、
    前記第1と第2の切り換え手段からの信号が前記第1と第2の制御信号により択一的に供給される第1のキャパシタと、
    前記第3と第4の切り換え手段からの信号が前記第1と第2の制御信号により択一的に供給される第2のキャパシタと、
    前記第1と第2のキャパシタの出力が第1と第2の入力端子に接続され、増幅して第1と第2の出力端子から出力する増幅器と、
    前記第1の入力端子と第1の出力端子間に接続された第5の切り換え手段と第3のキャパシタと、
    前記第2の入力端子と第2の出力端子間に接続された第6の切り換え手段と第4のキャパシタと、
    前記増幅器の第1と第2の出力端子と基準電源間に接続された第1と第2の可変電流源と、
    前記第2の制御信号が供給され、該第2の制御信号が供給される期間、前記増幅器の動作状態を固定する動作設定手段と
    を有するサンプルホールド回路。
  2. 前記第5の切り換え手段と前記第3のキャパシタは直列接続されるとともに、前記第6の切り換え手段と前記第4のキャパシタも直列接続された
    請求項1記載のサンプルホールド回路。
  3. 前記第1と第2の可変電流源は第7と第8の切り換えスイッチを用いて電流値を切り換える複数の電流源を有する
    請求項1記載のサンプルホールド回路。
  4. 前記増幅器は第1トランジスタで構成され、該第1トランジスタと並列に第8の切り換えスイッチを介して第2のトランジスタを接続した
    請求項1記載のサンプルホールド回路。
  5. 前記第1と第2のトランジスタはソース接地絶縁ゲート電界効果トランジスタで構成した
    請求項4記載のサンプルホールド回路。
  6. 前記第1のトランジスタに接続された第8の切り換えスイッチは前記第7または第8の切り換えスイッチと連動させ、前記第1または第2の制御信号に応じて切り換える
    請求項4記載のサンプルホールド回路。
  7. 前記第1と第2のトランジスタは前記第8の切り換えスイッチを切り換えたとき、電流密度を一定にする
    請求項5記載のサンプルホールド回路。
  8. 第1の基準信号が供給され第1の制御信号でオン・オフ動作する第1の切り換え手段と、
    第1の入力信号が供給され第2の制御信号でオン・オフ動作する第2の切り換え手段と、
    第2の基準信号が供給され第1の制御信号でオン・オフ動作する第3の切り換え手段と、
    第2の入力信号が供給され第2の制御信号でオン・オフ動作する第4の切り換え手段と、
    前記第1と第2の切り換え手段からの信号が前記第1と第2の制御信号により択一的に供給される第1のキャパシタと、
    前記第3と第4の切り換え手段からの信号が前記第1と第2の制御信号により択一的に供給される第2のキャパシタと、
    前記第1と第2のキャパシタの出力が第1と第2の入力端子に接続され、増幅して第1と第2の出力端子から出力するソース接地増幅器と、
    前記第1の入力端子と第1の出力端子間に接続された第5の切り換え手段と第3のキャパシタと、
    前記第2の入力端子と第2の出力端子間に接続された第6の切り換え手段と第4のキャパシタと、
    前記第1の増幅器の第1と第2の出力端子と基準電源間に接続された第1と第2の可変電流源と、
    前記第2の制御信号が供給され、該第2の制御信号が供給される期間、前記ソース接地増幅器の動作状態を固定する動作設定手段と
    を有するサンプルホールド回路。
  9. 前記第5の切り換え手段と前記第3のキャパシタは直列接続されるとともに、前記第6の切り換え手段と前記第4のキャパシタも直列接続された
    請求項8記載のサンプルホールド回路。
  10. 前記第1と第2の可変電流源は第7と第8の切り換えスイッチを用いて電流値を切り換える複数の電流源を有する
    請求項8記載のサンプルホールド回路。
  11. 前記増幅器は第1の絶縁ゲート電界効果トランジスタで構成され、該第1の絶縁ゲート電界効果トランジスタと並列に第8の切り換えスイッチを介して第2の絶縁ゲート電界効果トランジスタを接続した
    請求項8記載のサンプルホールド回路。
  12. 前記第1の絶縁ゲート電界効果トランジスタに接続された第8の切り換えスイッチは前記第7または第8の切り換えスイッチと連動させ、前記第1または第2の制御信号に応じて切り換える
    請求項11記載のサンプルホールド回路。
  13. 前記第1と2の絶縁ゲート電界効果トランジスタは前記第8の切り換えスイッチを切り換えたとき、電流密度を一定にする
    請求項11記載のサンプルホールド回路。
  14. サンプリング周波数に等しく互いに重なり合わない第1及び第2のクロックで制御され、前記第1のクロックがオンの時点で導通状態となる第1、第2、第3、第4、第5及び第6のスイッチと、前記第2のクロックがオンの時に導通状態となる第7、第8、第9及び第10のスイッチと、
    オペアンプと該オペアンプに負帰還を施す容量と前記第3あるいは第4のスイッチを介して入力信号をサンプルする容量とを有し、
    前記第1及び第2のスイッチは前記オペアンプに負帰還を施す前記容量と並列に接続され、前記第1のクロックがオンの時に前記オペアンプの入出力をショートし、サミングノードの電位と入力電圧との差がサンプル容量にチャージされ、
    前記第2のクロックがオンの時に前記第9及び第10のスイッチに動作点を決定する参照電圧が供給され、
    前記サンプル容量にチャージされた電圧と前記参照電圧との差分が前記サンプル容量と帰還容量との比によって増幅し出力し、
    前記オペアンプが2組のソース接地入力段と2組の電流源から成り、それぞれの一方の組には前記第2のクロックで導通状態となるスイッチが挿入されており、前記第2のクロックに同期にしてバイアス電流値と入力トランジスタのゲート幅サイズが(n+1)倍[n>0,整数]とされる
    サンプルホールド回路。
  15. 前記オペアンプはソース接地入力段のスイッチがドレイン側に挿入されている
    請求項14記載のサンプルホールド回路。
  16. アナログ信号をデジタルコードに変換するAD変換器と、該AD変換器の出力するデジタルコードをアナログ値に変換数するDA変換器と、前記AD変換器に印加しているアナログ信号と前記DA変換器から出力されるアナログ信号との差分を2(a-1)[a:AD変換器の分解能]倍して出力するサンプルホールド回路とで構成されるAD変換サブブロックを複数個縦続接続したパイプライン型AD変換器であって、
    前記サンプルホールド回路は、
    サンプリング周波数に等しく互いに重なり合わない第1及び第2のクロックで制御され、前記第1のクロックがオンの時点で導通状態となる第1、第2、第3、第4、第5及び第6のスイッチと、
    前記第2のクロックがオンの時に導通状態となる第7、第8、第9及び第10のスイッチと、オペアンプと該オペアンプに負帰還を施す容量と前記第3あるいは第4のスイッチを介して入力信号をサンプルする容量と、
    前記第1及び第2のスイッチは前記オペアンプに負帰還を施す前記容量と並列に接続され、前記第1のクロックがオンの時に前記オペアンプの入出力をショートし、サミングノードの電位と入力電圧との差がサンプル容量にチャージされ、
    前記第2のクロックがオンの時に前記第9及び第10のスイッチに動作点を決定する参照電圧が供給され、
    前記サンプル容量にチャージされた電圧と前記参照電圧との差分が前記サンプル容量と帰還容量との比によって増幅し出力し、
    前記オペアンプが2組のソース接地入力段と2組の電流源から成り、それぞれの一方の組には前記第2のクロックで導通状態となるスイッチが挿入されており、前記第2のクロックに同期にしてバイアス電流値と入力トランジスタのゲート幅サイズが(n+1)倍[n>0,整数]とされる
    パイプラインAD変換器。
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