JP2006193161A - 液体容器用キャップ - Google Patents
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Abstract
影響なく容器口部に注出中栓を残し、キャップ開封時にキャップ本体と注出中栓の共廻り
現象がない液体容器用キャップを提供する。
【解決手段】 キャップ本体と、筒状体の上方先端が外方に拡開するラッパ状に形成され
た注出中栓とからなる液体容器用キャップであって、キャップ本体の内面には、内方に突
出して容器口部をシールする環状シール部が形成されており、キャップ本体頂部内面の係
止突起より内方にインナーリングが形成されており、このインナーリングが、注出中栓の
ラッパ状先端部内周面または前記筒状体の内周面より内方に延びる内側フランジ部の上面
に当接して注出中栓をシールする液体容器用キャップ。
【選択図】 図1
Description
液体容器用キャップに関するものであって、より詳しくは、キャップ本体に注出中栓をセ
ットする段階での注出中栓の離脱がなく、使用時において、キャップ本体を容器口部から
取り外す時に注出中栓が同時に容器口部から外れてしまうことがなく、かつ、キャップ本
体、注出中栓ならびに容器本体の係合状態が極めて密封性に優れた液体容器用キャップに
関する。
多くは、製作上及び素材コストの面から主にプラスチック製である。そして、このプラス
チック製の液体容器用キャップは、容器口部に強く螺着して液密としその状態を維持して
、更に注出中栓を備えて容器口部に嵌め込み、調味料等の液切れを良好にしている。さら
に、この液体容器用キャップには、タンパーエビデント機構を備え、一旦開封するとその
事実が残り、各種のいたずらを防止できるようにしているのも多く知られている。
図5に示したように、容器III の口頸部に着脱自在に取着されたキャップ本体I とキャッ
プ本体内に内装された口栓IIとから構成されるものであり、キャップ本体I の頂板iから
垂設された封止筒壁bの先端を口栓のフランジ部eと当接させることにより使用時のキャ
ップ本体と口栓の密封性を担保しているものである。
使用前の状態では、容器口部をアルミ箔と樹脂フィルムを積層した複合シートaでシー
ルすることにより密封性を担保しており、キャップ開封後に、キャップ本体内に内装され
た口栓IIを取り外し、これを反転させて口栓IIとしての機能を持たせている。
が、使用時にキャップ本体を螺脱してから口栓を取り除き、さらに複合シートaを取り外
してから口栓を反転取付する必要があり、使用までの動作が多く煩雑であるばかりでなく
、中栓を手で持つため衛生的にも問題がある。また、使用後の仮シール性に関しては、封
止筒壁の先端を口栓のフランジ部と当接されるだけで担保しており、少々でもキャップ本
体の螺合がゆるんだ場合、すぐに仮シール性が損なわれる構造になっている。
用までの操作性が簡素化され、さらにキャップ本体に注出中栓のセット段階での注出中栓
の離脱がなく、容器口部に注出中栓を残した状態で、注出中栓の素材変形だけに頼らない
で、キャップ本体のみを容器口部から自在に螺脱及び螺着することが出来、且つ、その際
にキャップと注出中栓が共廻りを起こさない液体容器用キャップを提供することにある。
とを特徴とするものである。
すなわち、本発明によれば、
頂部と該頂部周縁から垂下し内周面に容器口部に螺合する螺条が形成されたスカートを
有するキャップ本体と、容器口部内周面と密着する筒状体と該筒状体の上部外周面から外
方に延びる外側フランジ部を有し、該筒状体の上方先端が外方に拡開するラッパ状に形成
された注出中栓とからなる液体容器用キャップであって、
前記キャップ本体の前記頂部と前記スカートとのコーナー部内面には、内方に突出して
容器口部をシールする環状シール部が形成されており、
前記環状シール部には、容器口部の外側先端をシールする環状のアウターリングが形成
されており、
前記環状シール部より、径方向内方で容器口部への嵌合時に前記外側フランジ部上面と
接触する係止突部が形成されており、
前記頂部内面の前記係止突部より内方にインナーリングが形成されており、
前記インナーリングは、前記注出中栓のラッパ状先端部内周面または前記筒状体の内周
面より内方に延びる内側フランジ部の上面に当接して注出中栓をシールすることを特徴と
する液体容器用キャップが提供される。
リングは前記注出中栓のラッパ状先端部内周面と当接し、内側のインナーリングは前記筒
状体の内周面より内方に延びる内側フランジ部の上面に当接して、協同して注出中栓をシ
ールするようにされた上記液体容器用キャップが提供される。
から外方に延びる環状または複数の突起が形成されるとともに、前記キャップ本体の前記
環状シール部には、該環状シール部内周面から内方に延びて該注出中栓の該環状または複
数の突起を下方から支持する環状または複数の凸部が形成されている上記液体容器用キャ
ップが提供される。
密封性を維持しつつ、キャップの開封時には注出中栓は容器口部にしっかりと嵌合されて
おりながら、キャップと注出中栓の係合状態はゆるやかになり、キャップと注出中栓が共
廻りをすることなく、容易にキャップの開閉操作を行うことができる。
かかる効果は、容器口部と注出中栓の嵌合状態を横方向のシール構成が担保し、キャッ
プ本体と注出中栓の嵌合状態を縦方向のシール構成が担保することによりもたらされる本
発明特有の効果である。
この際、キャップ本体と注出中栓の縦方向のシール構成は、キャップの頂部内面の係止
突部より内方に設けられたインナーリングと、注出中栓のラッパ状先端部内周面または前
記筒状体の内周面より内方に延びる内側フランジ部の上面に当接して行われるものであり
、このシール構成を併用することによって、キャップ開封前の密封性をより一層高めるこ
とができる。
ングする際には、注出中栓とキャップ本体が予め組合わされた状態で行われるが、その際
に、注出中栓の外側フランジ部の外周面から外方に延びる環状または複数の突起が形成さ
れるとともに、キャップ本体の環状シール部に、注出中栓の上記突起を支持する環状また
は複数の突起を形成しておくことにより、キャップ本体と注出中栓はゆるむことなく係合
した状態で容器口部へのキャッピング操作に付されることができる。なお、このキャップ
と注出中栓の係合はキャッピング後に解離するものであり、キャップ本体と注出中栓の係
合状態がキャップ開封操作を阻害することはない。
つまり、本発明は、容器の開封前および開封後のリシール時には優れた密封性によって
内容物の品質保持に寄与し、キャップ開封時には、キャップ本体と注出中栓の密封状態が
簡単に解除される、即ち、インナーリングと中栓の密封は縦方向(上下方向)でのみ行わ
れているため、キャップと注出中栓が係合状態のまま共廻りをするようなことがなく、容
易にキャップの開閉操作を行うことができるという効果がある。
実施態様の注出中栓をキャップ本体に組み込んだ状態を示す断面図、図3は図2のキャッ
プと注出中栓を容器口部にキャッピングする途中の状態を示す断面図、図4は図3のキャ
ッピング状態を進めて容器口部に完全にキャッピングした状態を示す断面図である。
螺条12が形成されたスカート14を有するキャップ本体1と、容器口部内周面と密着す
る筒状体23と該筒状体の上部外周面から外方に延びる外側フランジ部25を有し、該筒
状体の上方先端部22が外方に拡開するラッパ状に形成された注出中栓2とからなる液体
容器用キャップを示しており、キャップ本体1の頂部15とスカート14とのコーナー部
内面には、内方に突出して容器口部31をシールする環状シール部10が形成されており
、この環状シール部10には、容器口部31の外側先端をシールする環状のアウターリン
グ10aが形成されている。また、環状シール部10より、径方向内方で容器口部への嵌
合時に前記外側フランジ部25上面と接触する係止突部13が形成されており、頂部15
内面の係止突部13より内方にインナーリング11が形成されている。
3の下方内周面より内方に延びる内側フランジ部21の上面に当接して注出中栓をシール
するようにされている。つまり、本発明の技術的特徴は、容器口部と注出中栓のシール状
態は、環状シール部10とそれに連接するアウターリング10a、さらには筒状体2の外
周面が、容器口部を3方向からシールする、主として横方向のシールによって構成されて
いるものであり、このシール構成とは別に、キャップ本体と注出中栓のシール状態は、キ
ャップの頂部15内面の係止突部13より内方から垂下されるインナーリング11が注出
中栓のラッパ状先端部22内周面または前記筒状体23の内周面より内方に延びる内側フ
ランジ部21の上面に当接して、縦方向のシールによって構成されている点にある。
周面と当接するか、筒状体23の内周面より内方に延びる内側フランジ部21の上面に当
接するかのいずれでも良いが、好ましくは、インナーリング11が二つのリングからなり
、外側インナーリング11bは注出中栓2のラッパ状先端部22内周面と当接し、内側イ
ンナーリング11aは筒状体23の内周面より内方に延びる内側フランジ部21の上面に
当接して、協同して注出中栓をシールするようにすれば、より一層、容器の密封性を高め
ることができ、しかも、開封に際しては、両形態ともに開封操作を阻害することは全くな
い。
本体1と注出中栓2を別々に容器口部31に嵌合したのでは、作業効率が悪いばかりでな
く、嵌合作業の安定性の面でも好ましくないため、キャップ本体1と注出中栓2は予め係
合した状態で容器口部31に挿入される。
本発明においては、注出中栓2の外側フランジ部25の外周面から外方に延びる環状ま
たは複数の突起26を形成するとともに、キャップ本体1の環状シール部の内周面から内
方に延びて該注出中栓の該環状または複数の突起16を形成して、上記注出中栓の突起2
6を下方から支持するようにしている。
、キャップ本体1と注出中2栓の係合体は、安定した状態で容器口部へキャッピング工程
に付される。このキャップ本体1と注出中2栓の係合状態は、キャッピングが完了すれば
解離され、キャップ本体1と注出中2栓の係合状態がキャップ開封時にキャップと注出中
栓が共廻りをするということはなくなる。
図1の左側はキャッピング工程途中のキャップ本体と注出中栓の係合状態をしましてお
り、図1の右側は、キャッピング工程が完了した時点のキャップ本体と注出中栓の状態を
示している。
、食用油及び飲料などであることから、これらの用途に適したポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエチレンテレフタレート或はガラスなどの材質が用いられ、形状はボトルタイ
プのものが一般的である。図示した例では、容器3は円筒形状のペットボトルを意図して
いる。
の開封時及び螺着脱時のすべり止めとして機能するようになっている。更にそのスカート
14の下端に不正開封防止のタンパーエビデント機構40を介在させてバンド41を設け
てあり、このバンド41とキャップ本体1とを一体構成としている。このタンパーエビデ
ント機構40は、キャップ本体1のスカート14とその下方のバンド41とを易破断性の
つなぎリブ42にて接続すると共に、スカート14及びバンド41にストッパー43を設
けて、これらを螺着方向(閉栓方向)に同調回転させて、容器口部31にキャップ本体1
を螺着(閉栓)し、逆に、キャップ本体1を螺脱方向(開栓ないし開封方向)に回転させ
れば、容器口部下方の段部32にバンド41を残してつなぎリブ42を破断することにな
り、これによって不正開封が直ちにわかり、キャップ本体1を容器口部31から螺脱(開
栓)することができるものである。
は、容器口部31の上端部コーナーと側面に当接して容器口部とシールされるものである
から、その形状は、容器口部の上端部の形状に対応した鉤状に形成されていることが好ま
しい。容器口部31は、上記アウターリング10aと注出中栓の筒状体外周面とで包み込
むようにシールするものである。
を防ぐためのものであり、その筒状体23の上方に外側フランジ部25が形成され、その
上方には、先端部22がラッパ状に形成されている。
本発明においては、このラッパ状先端部22の内周面あるいは筒状体23の内周面より
内方に延びる内側フランジ部21に、キャップ頂部16から垂下するインナーリング11
が当接してキャップ本体1と注出中栓の密封性を維持するようになっている。このインナ
ーリング11を二つにして、ラッパ状先端部22の内周面には外側インナーリング11b
を、また、上記フランジ部21の上面には内側インナーリング11aを当接すると、キャ
ップ本体1と注出中栓2の密封性がよりすぐれたものになる。
まず、内容物である調味料等に適合する容器3並びにこれに対応した液体容器用キャッ
プを構成するキャップ本体1と注出中栓2を選択する。次に、キャップ本体1の下面から
内部に注出中栓2を押し込むと、注出中栓2の突起26とキャップ本体の突起16の変形
により簡単にキャップ本体1の環状シール部10に係止することが出来、あとのキャッピ
ングラインでキャップ本体1から注出中栓2が脱落することがない。容器3内に内容物を
充填し、そのあとキャッピングラインで、注出中栓を係合させた容器口部31にキャップ
本体1とバンド41との一体物を強く螺着すると共に、それにより容器口部31に注出中
栓2とキャップ本体1が嵌合して、液密とされる。
るシール構成により、優れた密封性を保持しながら、キャップの開封時には、キャップと
注出中栓が共廻りすることなく、簡単に開封操作が可能になる。
易破断性のつなぎリブ42が切断され、容器口部31からキャップ本体1を容易に外すこ
とができる。本発明においては、キャップ本体1と注出中栓2との密封性は、キャップ頂
部16から垂下するインナーリング11によってのみ保たれているために、キャップの開
封に伴って、キャップ本体1と注出中栓2との密封性は必然的に解消され、キャップの開
封に際して、キャップ本体1と注出中栓2が共廻りをすることはない。
要旨を逸脱しない範囲での変更や追加は適宜になし得ることは言うまでもない。
プ本体と注出中栓が共廻りをするような場合に利用可能性が極めて高くなる。
10 環状シール部
10a アウターリング
11 インナーリング
11a 内側インナーリング
11b 外側インナーリング
12 キャップの螺条
13 係止突部
14 キャップのスカート
15 頂部
16 突起
2,II 注出中栓
21 内側フランジ部
22 ラッパ状先端部
23 筒状体
25 外側フランジ部
26 突起
3,III 容器
31 容器口部
32 段部
40 タンパーエビデント機構
41 バンド
42 つなぎリブ
43 ストッパー
a 複合シール
b 封止筒壁
c 口栓
d 取付筒壁
e フランジ部
f 容器口傾部
g,h 螺条
i 頂板
Claims (3)
- 頂部と該頂部周縁から垂下し内周面に容器口部に螺合する螺条が形成されたスカートを
有するキャップ本体と、容器口部内周面と密着する筒状体と該筒状体の上部外周面から外
方に延びる外側フランジ部を有し、該筒状体の上方先端が外方に拡開するラッパ状に形成
された注出中栓とからなる液体容器用キャップであって、
前記キャップ本体の前記頂部と前記スカートとのコーナー部内面には、内方に突出して
容器口部をシールする環状シール部が形成されており、
前記環状シール部には、容器口部の外側先端をシールする環状のアウターリングが形成
されており、
前記環状シール部より、径方向内方で容器口部への嵌合時に前記外側フランジ部上面と
接触する係止突部が形成されており、
前記頂部内面の前記係止突部より内方にインナーリングが形成されており、
前記インナーリングは、前記注出中栓のラッパ状先端部内周面または前記筒状体の内周
面より内方に延びる内側フランジ部の上面に当接して注出中栓をシールすることを特徴と
する液体容器用キャップ。 - 前記インナーリングが二つのリングからなり、外側のインナーリングは前記注出中栓の
ラッパ状先端部内周面と当接し、内側のインナーリングは前記筒状体の内周面より内方に
延びる内側フランジ部の上面に当接して、協同して注出中栓をシールするようにされた請
求項1記載の液体容器用キャップ。 - 前記注出中栓の前記外側フランジ部には、該フランジの外周面から外方に延びる環状ま
たは複数の突起が形成されるとともに、前記キャップ本体の前記環状シール部には、該環
状シール部内周面から内方に延びて該注出中栓の該環状または複数の突起を下方から支持
する環状または複数の凸部が形成されている請求項1または2記載の液体容器用キャップ
。
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Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| CN110723410A (zh) * | 2019-10-15 | 2020-01-24 | 珠海格力精密模具有限公司 | 密封圈及储物装置 |
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| JPS5649758U (ja) * | 1979-09-27 | 1981-05-02 | ||
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| JP2000109105A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-18 | Japan Crown Cork Co Ltd | 合成樹脂製容器蓋 |
| JP2001335051A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Kao Corp | キャップ |
-
2005
- 2005-01-11 JP JP2005003406A patent/JP4628111B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN110723410A (zh) * | 2019-10-15 | 2020-01-24 | 珠海格力精密模具有限公司 | 密封圈及储物装置 |
| CN110723410B (zh) * | 2019-10-15 | 2025-10-17 | 珠海格力精密模具有限公司 | 密封圈及储物装置 |
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| JP4628111B2 (ja) | 2011-02-09 |
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