[go: up one dir, main page]

JP2006190840A - 半導体パッケージ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法、並びに半導体集積回路チップ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法 - Google Patents

半導体パッケージ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法、並びに半導体集積回路チップ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006190840A
JP2006190840A JP2005001864A JP2005001864A JP2006190840A JP 2006190840 A JP2006190840 A JP 2006190840A JP 2005001864 A JP2005001864 A JP 2005001864A JP 2005001864 A JP2005001864 A JP 2005001864A JP 2006190840 A JP2006190840 A JP 2006190840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unique information
integrated circuit
circuit chip
semiconductor integrated
identification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005001864A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiichi Matsumoto
道一 松元
Yasutoshi Okuno
泰利 奥野
Kazuyoshi Tsukamoto
和芳 塚本
Toshiki Yabu
俊樹 薮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005001864A priority Critical patent/JP2006190840A/ja
Priority to TW094133415A priority patent/TW200625586A/zh
Priority to US11/240,553 priority patent/US20060187719A1/en
Publication of JP2006190840A publication Critical patent/JP2006190840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • H10W46/00
    • H10W46/401
    • H10W46/603
    • H10W46/607
    • H10W72/072
    • H10W72/07251
    • H10W72/073
    • H10W72/07352
    • H10W72/20
    • H10W72/252
    • H10W72/321
    • H10W72/352
    • H10W72/536
    • H10W72/5449
    • H10W72/552
    • H10W72/5525
    • H10W74/15
    • H10W90/724
    • H10W90/734

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 半導体パッケージ等に偽造できないランダムな固有IDを付与できるようにすると共に不良品の固有IDを確実に抽出できるようにする。
【解決手段】 半導体パッケージのID化装置は、半導体パッケージが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成する機能とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体パッケージ又は半導体集積回路チップの識別に関する分野に属する。
従来、半導体集積回路チップ(以下、単に半導体チップという場合もある)に固有の番号を持たせたり又は割り当てることが、製造工程管理の観点から検討されてきた。その理由は、ウェハレベルで半導体集積回路の形成(つまり拡散工程)を行なった後、当該ウェハを分割して複数の半導体チップを取り出した場合において、例えば半導体チップの出荷後に、ある半導体チップがどの時期の拡散工程で形成されたものか、どのロットから得られたものか、どのウェハから得られたものか、又はウェハのどの位置から取り出されたものかという情報を得る必要が生じるからである。同様に、半導体チップをパッケージ化した後に、それぞれのパッケージに固有の番号を持たせたり又は割り当てることは非常に重要となる。
そこで、半導体チップにバーコードを作製する等の従来技術(特許文献1参照)が利用されてきた。当該従来技術は、ウェハレベルでの半導体集積回路の拡散工程における例えばアルミニウム層のパターンニング工程でステッパー露光を行なう際に、各半導体集積回路チップ領域にそれぞれ固有の認識コードを作成することによって、製造における生産効率の向上を図っている。具体的には、半導体ウェハ上に設けた各チップ領域の周辺(コード領域)にもアルミニウム層を設けて、アルミニウム層をパターンニングする際に、ステッパー露光によりコード領域のアルミニウム層をバーコードパターンにパターンニングすることにより、各々のチップに対する個体識別コードをコード領域内に作製する。
また、半導体チップに固有の番号を持たせる従来技術として、プロセスばらつきに対応した識別要素の物理量の相互の大小関係に基づいて、半導体集積回路装置の固有の識別情報を設定する技術が提案されている(特許文献2参照)。当該技術においては、プロセス揺らぎに起因するトランジスタ特性のばらつきから生じるFF(フリップフロップ)の立ち上がりの癖をそれぞれのチップの固有識別情報として活用しようとするものである。
特開平5−13529号公報 国際公開第02/45139号パンフレット
上述のように、半導体チップ(又は半導体チップを含むパッケージ)自体に固有の番号を持たせることは、製造工程管理の観点(半導体チップがどの時期の拡散工程で形成されたものか、どのロットから得られたものか、どのウェハから得られたものか、又はウェハのどの位置から取り出されたものか等の情報)においても非常に重要となる。
しかしながら、人為的に半導体チップ等に固有番号を割り振りした場合、情報セキュリティーの観点で固有番号の偽造等が問題となる。従って、近年のICマネー、ICタグ又はICカード等への応用を考えると、外部から変更不可能な固有番号を半導体チップ(又は半導体チップを含むパッケージ)自体に付加することが非常に重要となる。すなわち、人為的に偽造不可能な半導体チップを提供することが非常に重要となる。また、この固有番号を半導体チップ等に付加する際にはコスト低減の観点から可能な限り簡便な方法が望まれる。
また、市場に出荷された半導体チップが使用段階で不良(以下、市場不良という)となった場合には当該半導体チップを回収すると共に当該半導体チップに割り当てられていた固有番号(情報セキュリティーに守られた固有番号)を再度認識することによって、不良原因の調査を短期間に実施し、製造メーカーとして顧客の信頼を得ることも重要である。
以上のように、半導体チップ(又は半導体チップを含む半導体パッケージ)への固有番号の割り振りにおいては、情報セキュリティーに守られた偽造できない番号を割り振ること、及び市場不良時に顧客思考の点で早期に対策を講じるために不良半導体チップの固有番号を容易に抽出できることが望まれる。
ところが、半導体チップにバーコードを作製する等の従来技術(特許文献1参照)においては、バーコードを半導体チップに人為的に割り振るため、情報セキュリティーの観点で固有番号の偽造等が問題となる。
また、プロセスばらつきに対応した識別要素の物理量の相互の大小関係に基づいて半導体集積回路装置に固有の識別情報を設定する従来技術(特許文献2参照)においては、プロセスばらつきを固有識別情報の設定に利用するため、人為的に割り振った値ではない固有識別情報、つまり情報セキュリティーに守られた固有識別情報が得られる。しかし、前述のようにFF(フリップフロップ)回路の作製を追加的に行なう必要があるという問題、また、プロセスばらつきに対応した識別要素の電気特性のばらつきを固有識別情報の設定に応用するためにランダムな固有識別情報を得ることがやや困難になるという問題がある。また、固有識別情報の設定及び抽出に際して識別要素の電気特性を評価する必要があるが、半導体チップを市場に出荷するときと半導体チップが市場不良となって回収されたときとの間で、電気特性劣化に起因する固有識別情報の劣化又は変化が生じる可能性があるという問題がある。最悪の場合には、市場不良後の半導体チップの固有識別情報を得るために電気特性を評価しようとしても、当該半導体チップが電気的に不良となっており、回路自体が動作しない結果、当該半導体チップの固有識別情報を取得できないという問題が起こる。
前記に鑑み、本発明は、半導体チップ(又は半導体チップを含む半導体パッケージ)等への固有識別情報の割り振りにおいて、情報セキュリティーに守られた偽造できないランダムな固有識別情報を提供できること、及び半導体チップ等の市場不良時に顧客思考の点で早期に対策を講じるために不良半導体チップ等の固有識別情報を確実に抽出できるようにすることを目的とする。
前記に鑑み、本発明に係る半導体パッケージのID化装置は、半導体パッケージが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成する機能とを備えている。
本発明に係る半導体集積回路チップのID化装置は、半導体集積回路チップが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成する機能とを備えている。
本発明に係る半導体パッケージのID認識装置は、半導体パッケージが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成する機能と、生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する機能と、選択された前記形状特性を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する機能とを備えている。
本発明に係る半導体集積回路チップのID認識装置は、半導体集積回路チップが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成する機能と、生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する機能と、選択された前記形状特性を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する機能とを備えている。
本発明に係る第1の半導体パッケージのID認識方法は、半導体パッケージが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する工程と、選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成する工程と、生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、選択された前記形状特性を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明に係る第1の半導体集積回路チップのID認識方法は、半導体集積回路チップが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する工程と、選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成する工程と、生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、選択された前記形状特性を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明に係る半導体パッケージは、識別用IDを生成するための固有情報としてパッケージ表面の凹凸形状を測定するための固有情報読み取り領域を備え、前記固有情報読み取り領域内に測定時の起点となるパターンが設けられている。
本発明の半導体パッケージにおいて、前記固有情報読み取り領域のパッケージ表面が物理的に保護されていてもよい。
本発明に係る第2の半導体パッケージのID認識方法は、半導体パッケージの表面における凹凸形状を固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、前記凹凸形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明に係る第3の半導体パッケージのID認識方法は、半導体パッケージ内に設けられたボンディングワイヤの引き出し角度を固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、前記引き出し角度を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明に係る第4の半導体パッケージのID認識方法は、半導体パッケージ内に設けられたボンディング部の形状を固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、前記ボンディング部の形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明に係る第5の半導体パッケージのID認識方法は、半導体パッケージ内に設けられたバンプの形状を固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、前記バンプの形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明に係る第1の半導体集積回路チップは、識別用IDを生成するための固有情報として構成要素の形状特性を測定するための固有情報読み取り領域を表面、側面又は裏面に備えている。
第1の半導体集積回路チップにおいて、前記構成要素は金属膜であり、前記形状特性は前記金属膜のグレイン境界の形状であり、前記固有情報読み取り領域において前記金属膜の少なくとも一部分が露出していてもよい。
第1の半導体集積回路チップにおいて、前記構成要素は配線であり、前記形状特性は前記配線のエッジ形状であり、前記固有情報読み取り領域において前記配線の少なくとも一部分が露出していてもよい。
第1の半導体集積回路チップにおいて、前記固有情報読み取り領域は、ボンディングワイヤが接続されるボンディングパッドの形成領域以外の他の領域に設けられていてもよい。
第1の半導体集積回路チップにおいて、前記金属膜又は前記配線は、銅、アルミニウム、タングステン又はそれらの合金であってもよい。
本発明に係る第2の半導体集積回路チップのID認識方法は、半導体集積回路チップ内に設けられた金属膜のグレイン境界の形状を固有情報として測定する第1の工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する第2の工程と、前記グレイン境界の形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する第3の工程とを備えている。
第2の半導体集積回路チップにおいて、前記第1の工程は、前記金属膜のグレインの画像を取得した後、該画像に対して画像処理を行なうことにより前記金属膜のグレイン境界の形状を抽出する工程を含み、前記第2の工程は、前記第1の工程で抽出されたグレイン境界同士が結合する点を抽出し、抽出された点の位置を前記識別用IDとして前記データベースに蓄積する工程を含めてもよい。
本発明に係る第3の半導体集積回路チップのID認識方法は、半導体集積回路チップ内に設けられた配線のエッジ形状を固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、前記エッジ形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明に係る第4の半導体集積回路チップのID認識方法は、半導体集積回路チップの側面にチップ切断時に生じた凹凸又はあれの形状を固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、前記凹凸又は前記あれの形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明に係る第2の半導体集積回路チップは、識別用IDを生成するための固有情報として裏面形状を測定するための固有情報読み取り領域を裏面に備え、前記固有情報読み取り領域内に測定時の起点となるパターンが設けられている。
本発明に係る第5の半導体集積回路チップのID認識方法は、半導体集積回路チップの裏面形状を固有情報として測定する工程と、測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、前記裏面形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する工程とを備えている。
本発明によると、半導体パッケージ又は半導体チップ(以下、「チップ等」と称することもある)が有する形状特性をチップ等の固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な識別用ID(以下、「チップID等」と称することもある)をチップ等に割り振ることができる。また、半導体チップの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、チップ等が持つランダムな固有情報を再度測定してチップID等を再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しないチップ等についても、ランダムな固有情報である形状特性をチップID等として用いているため、チップ等の電気回路動作とは無関係にチップID等の再抽出が可能となるので、本発明の効果は非常に大きい。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体パッケージのID化装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態に係る半導体パッケージのID化装置の概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態のID化装置100は、半導体パッケージ(具体的には半導体集積回路チップを含んだ半導体パッケージ)が有する複数の形状特性の中から固有情報として取り扱う形状特性を選択すると共に半導体パッケージにおける選択された形状特性(つまり固有情報)の測定箇所を指定する評価測定部/評価情報設定機101と、固有情報の測定・抽出に用いられる測定機102と、測定された固有情報をID化して半導体パッケージの識別用ID(以下、パッケージIDという)を生成する固有ID化機(本実施形態では画像処理機)103とを備えている。評価測定部/評価情報設定機101は、例えば主制御部(CPU:central processing unit )と記憶装置とから構成されており、メモリ中のプログラムの指令によりCPUが上述した機能を実行すると共に記憶装置との間で必要なデータの入出力を行なう。尚、評価測定部/評価情報設定機101は、上述した機能以外に、選択された形状特性の種類つまり固有情報の種類に応じて、使用する測定機102を決定する機能を有していてもよい。また、評価測定部/評価情報設定機101と測定機102と画像処理機103とは互いにネットワーク104を介して接続されている。
ここで、本実施形態の特徴は、半導体パッケージが有する形状特性を固有情報に設定するため、物理的にランダムな固有情報が得られることである。
以下、本実施形態のID化装置による半導体パッケージのID化方法について説明する。図2は、本実施形態のID化方法のフローを示している。
本実施形態においては、まず、ステップS101において、評価測定部/評価情報設定機101を用いて、物理的にランダムな固有情報として取り扱う半導体パッケージの形状特性を選択すると共に選択された形状特性(つまり固有情報)の測定箇所を設定する。尚、半導体パッケージの形状特性とは、例えば、パッケージ表面部が有する凹凸(一般的にパッケージ用の樹脂としては、シリコンフィラーを混入したプラスチック樹脂が用いられているため、パッケージ表面部には凹凸が存在する)、パッケージ内の半導体チップと接続されるリード線(ボンディングワイヤ)の角度、リード線を半導体チップのボンディングパッドに接続するボンディング部の形状、又はリード線に代えて用いられるバンプ(バンプ接続部)の形状等のことであって、物理的にランダムな固有情報として取り扱えるものであれば特に限定されない。
次に、ステップS102において、測定機102を用いて、ステップS101で選択された形状特性つまり物理的にランダムな固有情報の測定・抽出を半導体パッケージに対して行なう。本実施形態の測定機102として、例えばパッケージ表面部が有する凹凸の形状の観察には、表面SEM(scanning electron microscope)、AFM(atomic force microscope )又は顕微鏡等を用いることができる。また、リード線の角度、ボンディング部の形状又はバンプの形状等の観察には、X線を用いて透視観察等を行なえる測定機等を用いることができる。
最後に、ステップS103において、画像処理機(固有ID化機)103を用いて、ステップS102で測定抽出した情報(データ)のID化を行ない、それによって、対象となる半導体パッケージに固有のID(パッケージID)を作成する。具体的には、測定機102により測定された、物理的にランダムな固有情報に関するデータ(例えば表面SEMによる観察により得られた写真等の画像)に対して、画像処理機103による画像処理を行ない、それによって得られたデータをパッケージIDとする。これにより、半導体パッケージの固有ID化が行なわれる。
尚、半導体パッケージの固有ID化に画像処理を用いた場合、データ圧縮(縮小)が可能になるという重要な効果が得られ、これによって、多大な評価対象の半導体パッケージが多数ある場合にも各半導体パッケージの固有ID化を効率的に実施することができる。
また、以上のように得られたパッケージIDは、該当半導体パッケージの製造情報(製造工場、製造ライン、製造日時、ロット番号、ウェハ番号、チップ番号)と共に例えばコンピュータの記憶装置に蓄積される。
以上のように、本実施形態によると、半導体パッケージが有する形状特性を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なパッケージIDを半導体パッケージに割り振ることができる。また、半導体パッケージの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、半導体パッケージが持つランダムな固有情報を再度測定してパッケージIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体パッケージについても、本実施形態のパッケージIDは半導体パッケージの形状特性に基づいて設定されているため、半導体パッケージの電気回路動作とは無関係にパッケージIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、測定機102により測定抽出された、物理的にランダムな固有情報をそのままパッケージIDとして用いてもよいことは言うまでもない。また、当該固有情報のID化方法として、画像処理以外の他の方法を用いてもよいことは言うまでもない。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路チップのID化装置について図面を参照しながら説明する。
図3は、第2の実施形態に係る半導体集積回路チップのID化装置の概略構成の一例を示す図である。図3に示すように、本実施形態のID化装置200は、半導体集積回路チップが有する複数の形状特性の中から固有情報として取り扱う形状特性を選択すると共に半導体チップにおける選択された形状特性(つまり固有情報)の測定箇所を指定する評価測定部/評価情報設定機201と、固有情報の測定・抽出に用いられる測定機202と、測定された固有情報をID化してチップIDを生成する固有ID化機(本実施形態では画像処理機)203とを備えている。評価測定部/評価情報設定機201は、例えば主制御部(CPU)と記憶装置とから構成されており、メモリ中のプログラムの指令によりCPUが上述した機能を実行すると共に記憶装置との間で必要なデータの入出力を行なう。尚、評価測定部/評価情報設定機201は、上述した機能以外に、選択された形状特性の種類つまり固有情報の種類に応じて、使用する測定機202を決定する機能を有していてもよい。また、評価測定部/評価情報設定機201と測定機202と画像処理機203とは互いにネットワーク204を介して接続されている。
ここで、本実施形態の特徴は、半導体集積回路チップが有する形状特性を固有情報に設定するため、物理的にランダムな固有情報が得られることである。
以下、本実施形態のID化装置による半導体集積回路チップのID化方法について説明する。図4は、本実施形態のID化方法のフローを示している。
本実施形態においては、まず、ステップS201において、評価測定部/評価情報設定機201を用いて、物理的にランダムな固有情報として取り扱う半導体集積回路チップの形状特性を選択すると共に選択された形状特性(つまり固有情報)の測定箇所を設定する。尚、半導体集積回路チップの形状特性とは、例えば、金属層表面部のグレイン境界、金属配線のエッジ形状、半導体集積回路チップの切断面の形状、又は半導体集積回路チップ裏面の凹凸の形状等のことであって、物理的にランダムな固有情報として取り扱えるものであれば特に限定されない。
次に、ステップS202において、測定機202を用いて、ステップS201で選択された形状特性つまり物理的にランダムな固有情報の測定・抽出を半導体集積回路チップに対して行なう。本実施形態の測定機202として、金属層表面部のグレイン境界及び半導体集積回路チップ裏面の凹凸形状の観察には例えば表面SEM又はAFMを用いることができる。また、金属配線のエッジ形状及び半導体集積回路チップの切断面の形状の観察には例えば表面SEMを用いることができる。
最後に、ステップS203において、画像処理機(固有ID化機)203を用いて、ステップS202で測定抽出した情報(データ)のID化を行ない、それによって、対象となる半導体集積回路チップに固有のID(チップID)を作成する。具体的には、測定機202により測定された、物理的にランダムな固有情報に関するデータ(例えば表面SEMによる観察により得られた写真等の画像)に対して、画像処理機203による画像処理を行ない、それによって得られたデータをチップIDとする。これにより、半導体集積回路チップの固有ID化が行なわれる。
尚、半導体集積回路チップの固有ID化に画像処理を用いた場合、データ圧縮(縮小)が可能になるという重要な効果が得られ、これによって、評価対象の半導体集積回路チップが多数ある場合にも各チップの固有ID化を効率的に実施することができる。
また、以上のように得られたチップIDは、該当半導体集積回路チップの製造情報(製造工場、製造ライン、製造日時、ロット番号、ウェハ番号、チップ番号)と共に例えばコンピュータの記憶装置に蓄積される。
以上のように、本実施形態によると、半導体集積回路チップが有する形状特性を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なチップIDを半導体集積回路チップに割り振ることができる。また、半導体集積回路チップの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、半導体集積回路チップが持つランダムな固有情報を再度測定してチップIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体集積回路チップについても、本実施形態のチップIDは半導体集積回路チップの形状特性に基づいて設定されているため、半導体集積回路チップの電気回路動作とは無関係にチップIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、測定機202により測定抽出された、物理的にランダムな固有情報をそのままチップIDとして用いてもよいことは言うまでもない。また、当該固有情報のID化方法として、画像処理以外の他の方法を用いてもよいことは言うまでもない。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法及びID認識装置について図面を参照しながら説明する。
図5は第3の実施形態に係る半導体パッケージ(具体的には半導体集積回路を含む半導体パッケージ)のID認識方法のフローを示している。
本実施形態においては、まず、ステップS301において、物理的にランダムな固有情報として取り扱う半導体パッケージの形状特性を選択すると共に選択された形状特性(つまり固有情報)の測定箇所を設定する。尚、半導体パッケージの形状特性とは、例えば、パッケージ表面部が有する凹凸(一般的にパッケージ用の樹脂としては、シリコンフィラーを混入したプラスチック樹脂が用いられているため、パッケージ表面部には凹凸が存在する)、パッケージ内の半導体チップと接続されるリード線(ボンディングワイヤ)の角度、リード線を半導体チップのボンディングパッドに接続するボンディング部の形状、又はリード線に代えて用いられるバンプ(バンプ接続部)の形状等のことであって、物理的にランダムな固有情報として取り扱えるものであれば特に限定されない。
次に、ステップS302において、ステップS301で選択された形状特性つまり物理的にランダムな固有情報の測定・抽出を半導体パッケージに対して行なう。ここで、物理的にランダムな固有情報の測定機として、例えばパッケージ表面部が有する凹凸形状の観察には、表面SEM、AFM又は顕微鏡等を用いることができる。また、リード線の角度、ボンディング部の形状又はバンプの形状等の観察には、X線を用いて透視観察等を行なえる測定機等を用いることができる。
次に、ステップS303において、例えば画像処理機を用いて、ステップS302で測定抽出した情報(データ)のID化を行ない、それによって、対象となる半導体パッケージに固有のID(パッケージID)を作成する。具体的には、前述の測定機により測定された、物理的にランダムな固有情報に関するデータ(例えば表面SEMによる観察により得られた写真等の画像)に対して、画像処理機による画像処理を行ない、それによって得られたデータをパッケージIDとする。これにより、半導体パッケージの固有ID化が行なわれる。
尚、半導体パッケージの固有ID化に画像処理を用いた場合、データ圧縮(縮小)が可能になるという重要な効果が得られ、これによって、評価対象の半導体パッケージが多数ある場合にも各半導体パッケージの固有ID化を効率的に実施することができる。
また、以上のように得られたパッケージIDは、該当半導体パッケージの製造情報(製造工場、製造ライン、製造日時、ロット番号、ウェハ番号、チップ番号)と共にコンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに蓄積される。
その後、ステップS304において、パッケージIDが設定された半導体パッケージは製品として市場に出荷され、一般的な電気機器に使用される。
尚、従来の半導体パッケージには、製品番号や製造メーカー等がパッケージ表面に印字される場合が多いが、物理的にランダムな固有情報がパッケージIDとして設定された本実施形態の半導体パッケージにおいても製品番号や製造メーカー等をパッケージ表面に印字しても全く問題ない。この場合、印字に加えて、物理的にランダムな固有情報をパッケージIDとして用いていることが半導体パッケージの特徴となる。もちろん、本実施形態において、パッケージ表面の印字を行なわずに、物理的にランダムな固有情報をパッケージIDとして用いるだけでもよい。すなわち、従来の半導体パッケージの表面における製品番号や製造メーカー等の印字は非常に簡単に偽造されてしまうため、半導体集積回路チップを含む半導体パッケージの偽造防止のために全く役立たないのに対して、物理的にランダムな固有情報を用いた本発明のパッケージIDによると、半導体パッケージの偽造を確実に防止することができる。
次に、製品として市場に出荷された半導体パッケージが市場不良となった場合、その製造履歴を調査するため、ステップS305において、当該半導体パッケージを回収する。
次に、ステップS306において、ステップS301で選択された形状特性つまり物理的にランダムな固有情報の測定・抽出を、市場不良となって回収された半導体パッケージに対して再度行なう。続いて、測定抽出された、物理的にランダムな固有情報を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているパッケージIDと照合することによって、当該半導体パッケージのパッケージIDを再取得する。以上のように、市場不良となって回収された半導体パッケージのパッケージIDが再確認されるため、当該半導体パッケージの製造履歴等を簡単に調査することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。
以上のように、本実施形態によると、半導体パッケージが有する形状特性を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なパッケージIDを半導体パッケージに割り振ることができる。また、半導体パッケージの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、半導体パッケージが持つランダムな固有情報を再度測定してパッケージIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体パッケージについても、本実施形態のパッケージIDは半導体パッケージの形状特性に基づいて設定されているため、半導体パッケージの電気回路動作とは無関係にパッケージIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法を実施するためのID認識装置は、図1に示す第1の実施形態に係る半導体パッケージのID化装置に、パッケージIDをデータベースに蓄積する機能と、例えば第1の実施形態の測定機102により再測定された固有情報を、前記データベースの蓄積内容と照合することによって、半導体パッケージのパッケージIDを再取得する機能とを付加することによって構成することができる。ここで、両機能は、第1の実施形態の評価測定部/評価情報設定機101と同様に、CPUと記憶装置とによって実現することができる。すなわち、メモリ中のプログラムの指令によりCPUが両機能を実行すると共に記憶装置との間で必要なデータの入出力を行なうのである。
また、本実施形態において、測定機により測定抽出された、物理的にランダムな固有情報をそのままパッケージIDとして用いてもよいことは言うまでもない。また、当該固有情報のID化方法として、画像処理以外の他の方法を用いてもよいことは言うまでもない。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法及びID認識装置について図面を参照しながら説明する。
図6は第4の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法のフローを示している。
本実施形態においては、まず、ステップS401において、物理的にランダムな固有情報として取り扱う半導体集積回路チップの形状特性を選択すると共に選択された形状特性(つまり固有情報)の測定箇所を設定する。尚、半導体集積回路チップの形状特性とは、例えば、金属層表面部のグレイン境界、金属配線のエッジ形状、半導体集積回路チップの切断面の形状、又は半導体集積回路チップ裏面の凹凸形状等のことであって、物理的にランダムな固有情報として取り扱えるものであれば特に限定されない。
次に、ステップS402において、ステップS301で選択された形状特性つまり物理的にランダムな固有情報の測定・抽出を半導体集積回路チップに対して行なう。ここで、物理的にランダムな固有情報の測定機として、金属層表面部のグレイン境界及び半導体集積回路チップ裏面の凹凸形状の観察には例えば表面SEM又はAFMを用いることができる。また、金属配線のエッジ形状及び半導体集積回路チップの切断面の形状の観察には例えば表面SEMを用いることができる。
次に、ステップS403において、例えば画像処理機を用いて、ステップS402で測定抽出した情報(データ)のID化を行ない、それによって、対象となる半導体集積回路チップに固有のID(チップID)を作成する。具体的には、前述の測定機により測定された、物理的にランダムな固有情報に関するデータ(例えば表面SEMによる観察により得られた写真等の画像)に対して、画像処理機による画像処理を行ない、それによって得られたデータをチップIDとする。これにより、半導体集積回路チップの固有ID化が行なわれる。
尚、半導体集積回路チップの固有ID化に画像処理を用いた場合、データ圧縮(縮小)が可能になるという重要な効果が得られ、これによって、評価対象の半導体集積回路チップが多数ある場合にも各チップの固有ID化を効率的に実施することができる。
また、以上のように得られたチップIDは、該当半導体集積回路チップの製造情報(製造工場、製造ライン、製造日時、ロット番号、ウェハ番号、チップ番号)と共にコンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに蓄積される。
その後、ステップS404において、チップIDが設定された半導体集積回路チップは製品として市場に出荷され、一般的な電気機器に使用される。
尚、従来の半導体集積回路チップにおいては、チップ同士の間で認識できる番号、例えば製造番号等の設定が個々のチップ毎には行なわれていなかった。また、従来例として、半導体集積回路チップにバーコードを作製する等の方法が実施されているが(特許文献1参)、このような人為的に作製された番号は、半導体集積回路チップの偽造防止には全く役立たない。それに対して、物理的にランダムな固有情報を用いた本発明のチップIDによると、半導体集積回路チップの偽造を確実に防止することができる。
次に、製品として市場に出荷された半導体集積回路チップが市場不良となった場合、その製造履歴を調査するため、ステップS405において、当該半導体集積回路チップを回収する。
次に、ステップS406において、ステップS401で選択された形状特性つまり物理的にランダムな固有情報の測定・抽出を、市場不良となって回収された半導体集積回路チップに対して再度行なう。続いて、測定抽出された、物理的にランダムな固有情報を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているチップIDと照合することによって、当該半導体集積回路チップのチップIDを再取得する。以上のように、市場不良となって回収された半導体集積回路チップのチップIDが再確認されるため、当該半導体集積回路チップの製造履歴等を簡単に調査することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。
以上のように、本実施形態によると、半導体集積回路チップが有する形状特性を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なチップIDを半導体集積回路チップに割り振ることができる。また、半導体集積回路チップの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、半導体集積回路チップが持つランダムな固有情報を再度測定してチップIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体集積回路チップについても、本実施形態のチップIDは半導体集積回路チップの形状特性に基づいて設定されているため、半導体集積回路チップの電気回路動作とは無関係にチップIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法を実施するためのID認識装置は、図3に示す第2の実施形態に係る半導体集積回路チップのID化装置に、チップIDをデータベースに蓄積する機能と、例えば第2の実施形態の測定機202により再測定された固有情報を、前記データベースの蓄積内容と照合することによって、半導体集積回路チップのチップIDを再取得する機能とを付加することによって構成することができる。ここで、両機能は、第2の実施形態の評価測定部/評価情報設定機201と同様に、CPUと記憶装置とによって実現することができる。すなわち、メモリ中のプログラムの指令によりCPUが両機能を実行すると共に記憶装置との間で必要なデータの入出力を行なうのである。
また、本実施形態において、測定機により測定抽出された、物理的にランダムな固有情報をそのままチップIDとして用いてもよいことは言うまでもない。また、当該固有情報のID化方法として、画像処理以外の他の方法を用いてもよいことは言うまでもない。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態に係る半導体パッケージについて図面を参照しながら説明する。
図7(a)は第5の実施形態に係る半導体パッケージ(半導体集積回路チップを含む半導体パッケージ)の断面構成の一例を示す図である。最近の半導体パッケージの実装技術としては、複数の半導体チップを積層して実装するSEP(System-Embedded-Package )やチップサイズの小面積での実装が可能なCSP(Chip-Size-Package )等があるが、図7(a)に示す本実施形態の半導体パッケージ10は、CSPの1つであるLead Frame CSPである。尚、本実施形態においては、Lead Frame CSPを例として説明するが、その他のパッケージ技術を用いた半導体パッケージに本発明を適用できることは言うまでもない。
図7(a)に示すように、半導体チップ11はリードフレームのダイパッド部12の上に接着層13を介して搭載されている。半導体チップ11とリードフレームの外部端子部14とはボンディングワイヤ(リード線)15を介して電気的に接続されている。半導体チップ11、ダイパッド部12、接着層13、外部端子部14及びボンディングワイヤ(リード線)15は樹脂パッケージ16によって覆われている。
図7(b)は、図7(a)に示す本実施形態の半導体パッケージを裏面側から見た様子を示している。図7(b)に示すように、パッケージ裏面には、電気機器に接続するための外部端子部14が露出している。尚、本実施形態のLead Frame CSPでは半導体チップ(半導体集積回路チップ)11の全体が樹脂によって覆われている。樹脂としては一般的に、強度等を確保するためにシリコンフィラーが混入されたプラスチック樹脂が用いられている。
図7(c)は、図7(a)に示す本実施形態の半導体パッケージを表面側から見た様子を示している。図7(c)に示すように、半導体パッケージの表面には、製品番号及び製造メーカー等が印字された印字部17が設けられている。本実施形態の特徴は、製品番号等の印字部17以外に、物理的にランダムな固有情報(パッケージIDを生成するために用いられる)としてパッケージ表面の凹凸形状を読み取るための固有情報読み取り領域18が半導体パッケージの表面に設けられていることである。ここで、樹脂パッケージ16の表面の凹凸は、樹脂パッケージ16を構成するプラスチック樹脂がシリコンフィラーを含有しているために生じる物理的にランダムな凹凸である。
図7(d)は、図7(c)の一点鎖線で囲んだ領域(固有情報読み取り領域18)を拡大した図である。図7(d)に示すように、本実施形態においては、パッケージ表面の凹凸形状の測定起点が明確になるように固有情報読み取り領域18内に起点パターン19が設けられている。
本実施形態によると、例えば起点パターン19をX−Y軸の原点として、例えばSEM観察等によってパッケージ表面の凹凸形状を測定評価することにより、各半導体パッケージ毎に異なった固有情報を得ることが可能になる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なパッケージIDを半導体パッケージに割り振ることができる。また、半導体パッケージの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、半導体パッケージが持つランダムな固有情報を再度測定してパッケージIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体パッケージについても、本実施形態のパッケージIDは半導体パッケージの形状特性に基づいて設定されているため、半導体パッケージの電気回路動作とは無関係にパッケージIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
(第6の実施形態)
以下、本発明の第6の実施形態に係る半導体パッケージについて図面を参照しながら説明する。
本実施形態が第5の実施形態と異なっている点は、固有情報読み取り領域18のパッケージ表面が保護膜によって覆われている点である。
図8(a)は、第5の実施形態に係る半導体パッケージを表面側から見た様子を示し、図8(b)は、本実施形態に係る半導体パッケージを表面側から見た様子を示している。尚、図8(a)及び(b)において、図7(a)〜(d)に示す第5の実施形態に係る半導体パッケージと同一の構成要素には同一の符号を付している。図8(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る半導体パッケージにおいては、第5の実施形態と異なり、固有情報読み取り領域18のパッケージ表面が保護膜20によって覆われている。
本実施形態によると、第5の実施形態と同様の効果に加えて、次のような効果が得られる。すなわち、半導体パッケージが市場に出回った際にも、固有情報読み取り領域18のパッケージ表面が人手に触れて汚れることを保護膜20によって防止できる。
尚、本実施形態において、保護膜20を例えばプラスチック等によって形成することができるが、固有情報読み取り領域18のパッケージ表面への外部からの接触を防止できる材料であれば、保護膜20の材料として、プラスチック以外の他の材料を用いてもよい。
(第7の実施形態)
以下、本発明の第7の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法について図面を参照しながら説明する。
図9(a)は、本実施形態で用いられている半導体パッケージを表面側から見た様子を示している。尚、本実施形態で用いられている半導体パッケージは、基本的に第5の実施形態に係る半導体パッケージと同様であり、図9(a)において、図7(a)〜(d)に示す第5の実施形態に係る半導体パッケージと同一の構成要素には同一の符号を付している。図9(a)に示すように、半導体パッケージの表面には、製品番号及び製造メーカー等が印字された印字部17、及び物理的にランダムな固有情報(パッケージIDを生成するために用いられる)としてパッケージ表面の凹凸形状を読み取るための固有情報読み取り領域21が設けられている。
図9(b)は、図9(a)に示す固有情報読み取り領域21を拡大した図である。図9(b)に示すように、パッケージ表面の凹凸形状の測定起点が明確になるように固有情報読み取り領域21内に起点パターン22が設けられている。本実施形態では、固有情報読み取り領域21内のパッケージ表面の凹凸形状の測定を起点パターン22から開始する。
本実施形態においては、半導体パッケージ表面の凹凸形状を例えば表面SEM分析(2次電子走査電子顕微鏡による分析)により評価し、それによって例えば図9(c)に示すような画像を得る。図9(c)は、図9(b)に示す固有情報読み取り領域21内における太線に囲まれた領域のパッケージ表面の凹凸形状を示す平面図であり、図9(d)は、図9(c)におけるA−A’線の断面図である。本実施形態では、樹脂パッケージ16が、シリコンフィラーを含んだプラスチック樹脂から構成されているため、図9(c)及び(d)に示すように、パッケージ表面にはミクロレベル(μmオーダー)で凹凸23が生じるので、この凹凸23の様子を表面SEMにより画像として取得する。
また、本実施形態においては、前述のように取得された、物理的にランダムな固有情報である半導体パッケージ表面の凹凸形状の画像に対して、画像処理によるエッジ抽出を実施し、その結果をパッケージIDとして用いる。図9(e)は、図9(c)に示す画像に対してエッジ抽出を行なうことにより得られたデータ(凹凸23のエッジ23aの形状をXY座標上で表したデータ)を示している。
尚、本実施形態において、表面SEMにより得られた画像(以下、表面SEM画像という)に対してさらにエッジ抽出を実施する理由は、次の通りである。すなわち、物理的にランダムな固有情報を個々の半導体パッケージのIDとして用いる場合、表面SEM画像自体をIDとして用いることも可能であるが、この場合、画像データの量が増加する。それに対して、表面SEM画像に対してエッジ抽出等の手法を適用して得られたデータをIDとして用いる場合、データ量を縮小(圧縮)できるので、パッケージIDの保存及び照合を効率的に行なうことができる。
本実施形態においては、前述のように、エッジ抽出により得られた、例えば図9(e)に示すようなデータを、測定評価対象の半導体パッケージ独自の物理的にランダムで且つ新たな固有情報、つまりパッケージIDとして用いる。
図10は第7の実施形態に係る半導体パッケージ(具体的には半導体集積回路を含む半導体パッケージ)のID認識方法のフローを示している。
まず、ステップS701において、前述のように、個々の半導体パッケージの固有情報を測定抽出してID化した後、得られたパッケージIDを、コンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに保存する。このとき、パッケージIDと共に、該当半導体パッケージの製造情報(製造工場、製造ライン、製造日時、ロット番号、ウェハ番号、チップ番号)又は該当半導体パッケージにパッケージングされている半導体チップの情報(当該半導体チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)がデータベースに保存される。
その後、ステップS702において、パッケージIDが設定された半導体パッケージは通常通り製品として市場に出荷される。
次に、製品として市場に出荷された半導体パッケージが正常に動作している場合は全く問題ないが、市場不良となった場合には、ステップS703において、当該不良半導体パッケージを回収して、不良原因の究明を実施する。すなわち、不良原因を早期に究明してその対策を講じることは、顧客が最大限に重要である現在の企業にとって当然の義務であると共に責任でもあるからである。
具体的には、ステップS704において、図9(a)に示す半導体パッケージの固有情報読み取り領域21に対して、再度、物理的にランダムな固有情報であるパッケージ表面の凹凸形状の測定(本実施形態では表面SEMを用いた再評価)を実施する。続いて、測定抽出された、パッケージ表面の凹凸の形状を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているパッケージIDと照合することによって、当該半導体パッケージのパッケージIDを再取得する。これにより、再取得されたパッケージIDに基づいて、当該半導体パッケージにパッケージングされている半導体チップの情報(当該半導体チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)を早期に入手することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。また、物理的にランダムな固有情報を用いてパッケージIDを設定しているので、当該半導体パッケージの製造企業のみが、パッケージIDを含む当該半導体パッケージが有する種々の情報を再取得できる。
以上のように、本実施形態によると、半導体パッケージの表面の凹凸形状を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なパッケージIDを半導体パッケージに割り振ることができる。言い換えると、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な半導体パッケージ(半導体集積回路チップを含む半導体パッケージ)を提供することができる。また、半導体パッケージの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、ランダムな固有情報であるパッケージ表面の凹凸形状を再度測定してパッケージIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体パッケージについても、本実施形態のパッケージIDは半導体パッケージの形状特性に基づいて設定されているため、半導体パッケージの電気回路動作とは無関係にパッケージIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、パッケージ表面の凹凸形状をID化する方法が、画像処理によるエッジ抽出に限られないことは言うまでもない。
(第8の実施形態)
以下、本発明の第8の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の特徴は、半導体パッケージ内のリード線(ボンディングワイヤ)の引き出し角度(ボンディングパッドからボンディングワイヤが延びる方向)を物理的にランダムな固有情報として設定することである。
図11(a)は、本実施形態で用いられている半導体パッケージにパッケージングされている半導体集積回路チップを表面側から見た様子を示している。
図11(a)に示すように、半導体集積回路チップ30の表面には、ボンディングワイヤ33が接続されるボンディングパッド31が設けられている。ボンディングワイヤ33の一端は、ボンディング部32を介してボンディングパッド31に取り付けられている。図示は省略しているが、ボンディングワイヤ33の他端は、半導体パッケージの外部端子に接続されている。
本実施形態では、ボンディングワイヤ33の引き出し角度を物理的にランダムな固有情報として取り扱うと共に、該固有情報の設計値からのずれに基づいてパッケージIDの設定を行なう。
具体的には、図11(b)に示すように、ボンディング部32から見てボンディングワイヤ33が設計角度よりも左側に延びている場合には「0」を設定すると共に、ボンディング部32から見てボンディングワイヤ33が設計角度よりも右側に延びている場合には「1」を設定する。最近の一般的な半導体集積回路チップにおけるパッド数は100〜300程度であり、本実施形態で例えばパッド数が100であるとすると、前述の「0」、「1」の設定方法によって1030通り以上の数値を生成できるため、物理的にランダムな固有情報であるボンディングワイヤの引き出し角度に基づいてパッケージIDを設定することが可能になる。
本実施形態においては、まず、各ボンディングワイヤの引き出し角度をX線透視法を用いて測定する。図12は、ボンディングワイヤのX線透視写真の一例を示している。続いて、得られたボンディングワイヤの引き出し角度の画像情報に基づいて、図11(b)に示すように、ボンディングワイヤの引き出し角度の設計値からのずれを数値化することによって、パッケージIDを設定する。
以上のように個々の半導体パッケージについてパッケージIDの設定を行なった後、第7の実施形態と同様に、得られたパッケージIDを、コンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに保存する。このとき、パッケージIDと共に、該当半導体パッケージの製造情報(製造工場、製造ライン、製造日時、ロット番号、ウェハ番号、チップ番号)又は該当半導体パッケージにパッケージングされている半導体チップの情報(当該半導体チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)がデータベースに保存される。
その後、パッケージIDが設定された半導体パッケージは通常通り製品として市場に出荷される。
次に、製品として市場に出荷された半導体パッケージが市場不良となった場合には、当該不良半導体パッケージを回収して、不良原因の究明を実施する。具体的には、当該不良半導体パッケージに対して、再度、物理的にランダムな固有情報であるボンディングワイヤの引き出し角度の測定(本実施形態ではX線透視法を用いた再評価)を実施する。続いて、測定抽出された、ボンディングワイヤの引き出し角度を図11(b)に示すように数値化し、その結果を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているパッケージIDと照合することによって、当該半導体パッケージのパッケージIDを再取得する。これにより、再取得されたパッケージIDに基づいて、当該半導体パッケージにパッケージングされている半導体チップの情報(当該半導体チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)を早期に入手することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。また、物理的にランダムな固有情報を用いてパッケージIDを設定しているので、当該半導体パッケージの製造企業のみが、パッケージIDを含む当該半導体パッケージが有する種々の情報を再取得できる。
以上のように、本実施形態によると、半導体パッケージ内のボンディングワイヤの引き出し角度を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なパッケージIDを半導体パッケージに割り振ることができる。言い換えると、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な半導体パッケージ(半導体集積回路チップを含む半導体パッケージ)を提供することができる。また、半導体パッケージの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、ランダムな固有情報であるボンディングワイヤの引き出し角度を再度測定してパッケージIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体パッケージについても、本実施形態のパッケージIDは半導体パッケージの形状特性に基づいて設定されているため、半導体パッケージの電気回路動作とは無関係にパッケージIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、ボンディングワイヤの引き出し角度をID化する方法が、図11(b)に示すような数値化に限られないことは言うまでもない。例えば、図12に示すような、複数のボンディングワイヤの引き出し角度を示す画像情報をそのままパッケージIDとして用いてもよいことは言うまでもない。
(第9の実施形態)
以下、本発明の第9の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の特徴は、半導体パッケージ内のボンディング部(ボンディングワイヤとボンディングパッドとの接続部分)の形状を物理的にランダムな固有情報としていることである。
図13(a)は、本実施形態で用いられている半導体パッケージにパッケージングされている半導体集積回路チップ上のボンディング部(複数)の平面形状を示している。図13(a)に示すように、ボンディングワイヤ33はボンディング部32を介してボンディングパッド31に取り付けられている。
本実施形態においては、まず、固有情報であるボンディング部の形状を顕微鏡又は表面SEM等を用いて撮影し、当該撮影画像に対して画像処理を行なうことによって、例えば図13(b)に示すように、ボンディング部32のエッジ形状32aを抽出する。本実施形態では、このように抽出したデータ(ボンディング部のエッジ形状)をパッケージIDとして用いる。
以上のように個々の半導体パッケージについてパッケージIDの設定を行なった後、第7の実施形態と同様に、得られたパッケージIDを、コンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに保存する。このとき、パッケージIDと共に、該当半導体パッケージの製造情報(製造工場、製造ライン、製造日時、ロット番号、ウェハ番号、チップ番号)又は該当半導体パッケージにパッケージングされている半導体チップの情報(当該半導体チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)がデータベースに保存される。
その後、パッケージIDが設定された半導体パッケージは通常通り製品として市場に出荷される。
次に、製品として市場に出荷された半導体パッケージが市場不良となった場合には、当該不良半導体パッケージを回収して、不良原因の究明を実施する。具体的には、当該不良半導体パッケージに対して、再度、物理的にランダムな固有情報であるボンディング部の形状の測定(本実施形態では顕微鏡又は表面SEMを用いた再評価)を実施する。続いて、測定抽出されたボンディング部の形状を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているパッケージIDと照合することによって、当該半導体パッケージのパッケージIDを再取得する。これにより、再取得されたパッケージIDに基づいて、当該半導体パッケージにパッケージングされている半導体チップの情報(当該半導体チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)を早期に入手することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。また、物理的にランダムな固有情報を用いてパッケージIDを設定しているので、当該半導体パッケージの製造企業のみが、パッケージIDを含む当該半導体パッケージが有する種々の情報を再取得できる。
以上のように、本実施形態によると、半導体パッケージ内のボンディング部の形状を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なパッケージIDを半導体パッケージに割り振ることができる。言い換えると、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な半導体パッケージ(半導体集積回路チップを含む半導体パッケージ)を提供することができる。また、半導体パッケージの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、ランダムな固有情報であるボンディング部の形状を再度測定してパッケージIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体パッケージについても、本実施形態のパッケージIDは半導体パッケージの形状特性に基づいて設定されているため、半導体パッケージの電気回路動作とは無関係にパッケージIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、ボンディング部の形状をID化する方法が、画像処理によるエッジ抽出に限られないことは言うまでもない。
(第10の実施形態)
以下、本発明の第10の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の特徴は、半導体パッケージ内のバンプの形状を物理的にランダムな固有情報としていることである。
図14(a)は、本実施形態で用いられている半導体パッケージ、具体的にはセラミックCSP(C−CSP)と呼ばれるパッケージの断面構造を示している。図14(a)に示すように、本実施形態のC−CSP40においては、パッケージの縮小化を目的として、セラミックインタポーザ41と半導体集積回路チップ42とをバンプ43を用いて接続している。すなわち、リード線を使用していない。尚、セラミックインタポーザ41と半導体集積回路チップ42との間には樹脂44が充填されている。また、セラミックインタポーザ41における半導体集積回路チップ42の搭載面の反対面には外部端子45が設けられている。図14(b)は、図14(a)に示すC−CSPを裏面側(外部端子側)から見た様子を示している。図14(c)及び(d)は、セラミックインタポーザ41と半導体集積回路チップ42との間のバンプ43の詳細構造を示している。本実施形態ではバンプ43は金(Au)からなる。具体的には、図14(c)及び(d)に示すように、半導体集積回路チップ42上のパッド(図示省略)にAuバンプ43aを形成した後、レベリングを実施して全てのAuバンプ43aの高さをそろえ、その後、個々のAuバンプ43aにAg−Pdペースト43bを付着させることによって、セラミックインタポーザ41と半導体集積回路チップ42とをバンプ43により接続する。その後、セラミックインタポーザ41と半導体集積回路チップ42との間に樹脂44を流し込んで半導体集積回路チップ42を固定する。
本実施形態では、以上のように形成されたC−CSPにおいて、バンプ43(Auバンプ43a)の形状を物理的にランダムな固有情報として取り扱う。その理由は、図14(d)に示すように、各Auバンプ43aの形状は個々にランダムであって互いに異なるからである。
本実施形態においては、まず、物理的にランダムな固有情報であるAuバンプ43aの形状をX線透視法を用いて測定評価する。X線透視法によると、パッケージの側面からX線透視を実施できるため、C−CSPの完成後においてもバンプの形状を測定することが可能となる。本実施形態では、このように抽出したバンプ形状のデータ又はそれに画像処理を施したデータをパッケージIDとして用いる。
以上のように個々の半導体パッケージについてパッケージIDの設定を行なった後、第7の実施形態と同様に、得られたパッケージIDを、コンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに保存する。このとき、パッケージIDと共に、該当半導体パッケージの製造情報(製造工場、製造ライン、製造日時、ロット番号、ウェハ番号、チップ番号)又は該当半導体パッケージにパッケージングされている半導体チップの情報(当該半導体チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)がデータベースに保存される。
次に、製品として市場に出荷された半導体パッケージが市場不良となった場合には、当該不良半導体パッケージを回収して、不良原因の究明を実施する。具体的には、当該不良半導体パッケージに対して、再度、物理的にランダムな固有情報であるバンプの形状の測定(本実施形態ではX線透視法を用いた再評価)を実施する。続いて、測定抽出されたバンプの形状を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているパッケージIDと照合することによって、当該半導体パッケージのパッケージIDを再取得する。これにより、再取得されたパッケージIDに基づいて、当該半導体パッケージにパッケージングされている半導体チップの情報(当該半導体チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)を早期に入手することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。また、物理的にランダムな固有情報を用いてパッケージIDを設定しているので、当該半導体パッケージの製造企業のみが、パッケージIDを含む当該半導体パッケージが有する種々の情報を再取得できる。
以上のように、本実施形態によると、半導体パッケージ内のバンプの形状を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なパッケージIDを半導体パッケージに割り振ることができる。言い換えると、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な半導体パッケージ(半導体集積回路チップを含む半導体パッケージ)を提供することができる。また、半導体パッケージの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、ランダムな固有情報であるバンプの形状を再度測定してパッケージIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体パッケージについても、本実施形態のパッケージIDは半導体パッケージの形状特性に基づいて設定されているため、半導体パッケージの電気回路動作とは無関係にパッケージIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
(第11の実施形態)
以下、本発明の第11の実施形態に係る半導体集積回路チップ(半導体装置)について図面を参照しながら説明する。尚、第5〜第10の実施形態においては、半導体パッケージを対象としたパッケージIDの割り振りについて説明してきたが、本実施形態及び以降の実施形態においては、半導体集積回路チップを対象としたチップIDの割り振りについて説明する。具体的には、半導体集積回路チップ自体が持つ形状特性を物理的にランダムな固有情報として取り扱う。
図15(a)〜(c)は、第11の実施形態に係る半導体集積回路チップのバリエーションの斜視図である。
図15(a)に示す半導体集積回路チップ50においては、チップIDを生成するための固有情報としてチップ表面部分の形状特性を測定するための固有情報読み取り領域51がチップ表面に設けられている。
図15(b)に示す半導体集積回路チップ50においては、チップIDを生成するための固有情報としてチップ側面部分の形状特性を測定するための固有情報読み取り領域51がチップ側面に設けられている。
図15(c)に示す半導体集積回路チップ50においては、チップIDを生成するための固有情報としてチップ裏面部分の形状特性を測定するための固有情報読み取り領域51がチップ裏面に設けられている。
図15(a)〜(c)に示す本実施形態の半導体集積回路チップ(半導体装置)を提供することにより、第12の実施形態以降で説明するように、半導体集積回路チップが有する形状特性を固有情報として容易に取得することができる。
(第12の実施形態)
以下、本発明の第12の実施形態に係る半導体集積回路チップ(半導体装置)について図面を参照しながら説明する。
図16(a)及び(b)はそれぞれ、第12の実施形態に係る半導体集積回路チップの断面図及び平面図である。尚、図16(a)は図16(b)におけるB−B’線の断面図である。
図16(a)及び(b)に示すように、半導体集積回路チップとなる基板50Aの表面は、ポリイミド等からなるパッシベーション膜52によって覆われている。パッシベーション膜52には、基板50A上のボンディングパッド53が露出する開口部が設けられている。尚、半導体集積回路チップの実装時には、図16(a)に示すように、ボンディングパッド53にボンディング部54を介してボンディングワイヤ55が取り付けられるか、又はボンディングパッド53上にバンプが設けられる。
本実施形態の特徴は、基板50A上で配線を構成する金属膜(例えはCu膜又はAl膜等)56の表面のグレイン境界を観察できるように、金属膜56の少なくとも一部分が露出する開口部がパッシベーション膜52に設けられていることである。すなわち、本実施形態の半導体集積回路チップにおいては、チップIDを生成するための固有情報として金属膜56のグレイン境界の形状を測定するための固有情報読み取り領域51がチップ表面に設けられている。尚、固有情報読み取り領域51に露出する金属膜56、つまりグレイン境界観察用のパターンに、リード線(ボンディングワイヤ)やバンプが接続されることはない。
すなわち、本実施形態によると、半導体集積回路チップのランダムな固有情報として金属膜56のグレイン境界を測定し、該測定結果に基づいて固有のチップIDの割り当てを行なう際に、グレイン境界観察用のパターンである金属膜56を固有情報読み取り領域51に露出させているので、グレイン境界の測定を簡単に行なうことができる。
尚、本実施形態において、金属膜56の材料は特に限定されないが、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)又はこれらの金属を2つ以上含む合金等を用いることができる。
また、本実施形態において、固有情報読み取り領域51を、チップ表面におけるボンディングパッド53の形成領域以外の他の領域に設けると、グレイン境界の測定をより簡単に行なうことができる。
(第13の実施形態)
以下、本発明の第13の実施形態に係る半導体集積回路チップ(半導体装置)について図面を参照しながら説明する。
図17(a)は、第13の実施形態に係る半導体集積回路チップの断面図である。
第12の実施形態と同様に、図17(a)に示すように、半導体集積回路チップとなる基板50Aの表面は、ポリイミド等からなるパッシベーション膜52によって覆われている。パッシベーション膜52には、基板50A上のボンディングパッド53が露出する開口部が設けられている。尚、半導体集積回路チップの実装時には、図17(a)に示すように、ボンディングパッド53にボンディング部54を介してボンディングワイヤ55が取り付けられるか、又はボンディングパッド53上にバンプが設けられる。
本実施形態の特徴は、配線を形成する際に、エッチング後の配線のエッジ部の形状を観察するための配線57が形成されていることと、配線57のエッジ部分の形状を観察できるように、配線57の少なくとも一部分が露出する開口部がパッシベーション膜52に設けられていることである。すなわち、本実施形態の半導体集積回路チップにおいては、チップIDを生成するための固有情報として配線57のエッジ形状を測定するための固有情報読み取り領域51がチップ表面に設けられている。図17(b)は、固有情報読み取り領域(配線エッジ観察領域)51に露出する配線57を拡大して示す平面図である。
すなわち、本実施形態によると、半導体集積回路チップのランダムな固有情報として配線57のエッジ形状を測定し、該測定結果に基づいて固有のチップIDの割り当てを行なう際に、配線エッジ観察用のパターンである配線57を固有情報読み取り領域51に露出させているので、エッジ形状の測定を簡単に行なうことができる。
尚、本実施形態において、配線57の材料は特に限定されないが、Cu、Al、W又はこれらの金属を2つ以上含む合金等を用いることができる。
また、本実施形態において、固有情報読み取り領域51を、チップ表面におけるボンディングパッド53の形成領域以外の他の領域に設けると、エッジ形状の測定をより簡単に行なうことができる。
(第14の実施形態)
以下、本発明の第14の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法について図面を参照しながら説明する。
尚、本実施形態で用いられる半導体集積回路チップ(半導体装置)は、第12の実施形態で説明した、金属膜56の表面が露出した固有情報読み取り領域51を有する半導体集積回路チップ(図16(a)及び(b)参照)である。
図18(a)は、金属膜56、具体的には、半導体集積回路チップにおいて配線材料として使用されているCu(銅)膜の表面をTEM(透過型電子顕微鏡)により観察した結果を示している。尚、Cuは物理的にランダムなグレイン境界を持つ。また、Cu以外の配線材料として用いられるAlやPoly−Si(ポリシリコン)等も物理的にランダムなグレイン境界を持つ。
本実施形態においては、第12の実施形態で説明した半導体集積回路チップ(図16(a)及び(b)参照)における固有情報読み取り領域51に露出する金属膜56の観察を表面SEMによって行なった。図18(b)は、金属膜56となるCu膜を表面SEMにより観察した結果(写真)を示している。図18(b)に示すように、表面SEMを用いた場合にもCuのグレイン境界が明確に観察されていることがわかる。尚、Cu膜の表面に対して希釈HF溶液を用いて表面処理を行なうことによって、Cuのグレイン境界をより明瞭に観察することができる。また、本実施形態において、表面SEMに代えて、例えばAFM等によりグレイン境界(正確にはグレイン境界上の段差)を測定してもよい。
本実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法においては、半導体集積回路チップ内に設けられた金属膜56のグレイン境界を物理的にランダムな固有情報として測定した後、当該測定値に基づいて当該半導体集積回路チップにチップIDを割り振る。
具体的には、まず、前述したように、表面SEM観察を行なうことによって、半導体集積回路チップの固有情報である、金属(Cu)膜56のグレイン境界の表面SEM写真を取得する。その後、該表面SEM写真に対して画像処理を行なうことによって、図18(c)に示すように、金属(Cu)膜56のグレイン境界56aを抽出する。さらに、本実施形態においては、図18(d)に示すように、抽出されたグレイン境界56a同士が結合する点56bを抽出し、図18(e)に示す点56bの位置情報をチップIDとして用いる。
以上のように個々の半導体集積回路チップについてチップIDの設定を行なった後、第7の実施形態と同様に、得られたチップIDを、コンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに保存する。このとき、チップIDと共に、当該チップの情報(当該チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)がデータベースに保存される。
その後、チップIDが設定された半導体集積回路チップは通常通り製品として市場に出荷される。
次に、製品として市場に出荷された半導体集積回路チップが市場不良となった場合には、当該不良チップを回収して、不良原因の究明を実施する。具体的には、当該不良チップに対して、再度、物理的にランダムな固有情報である金属膜56のグレイン境界の測定(本実施形態では表面SEMを用いた再評価)を実施する。続いて、測定抽出されたグレイン境界を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているチップIDと照合することによって、当該半導体集積回路チップのチップIDを再取得する。これにより、再取得されたチップIDに基づいて、当該チップの情報(当該チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)を早期に入手することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。また、物理的にランダムな固有情報を用いてチップIDを設定しているので、当該チップの製造企業のみが、チップIDを含む当該チップが有する種々の情報を再取得できる。
以上のように、本実施形態によると、半導体集積回路チップ内の金属膜のグレイン境界を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なチップIDを半導体集積回路チップに割り振ることができる。言い換えると、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な半導体集積回路チップを提供することができる。また、半導体集積回路チップの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、ランダムな固有情報である金属膜のグレイン境界を再度測定してチップIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体集積回路チップについても、本実施形態のチップIDは半導体集積回路チップの形状特性に基づいて設定されているため、半導体集積回路チップの電気回路動作とは無関係にチップIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、金属膜のグレイン境界をID化する方法が、画像処理による方法に限られないことは言うまでもない。
(第15の実施形態)
以下、本発明の第15の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法について図面を参照しながら説明する。
尚、本実施形態で用いられる半導体集積回路チップ(半導体装置)は、第13の実施形態で説明した、配線57が露出した固有情報読み取り領域51を有する半導体集積回路チップ(図17(a)及び(b)参照)である。
図19(a)は、固有情報読み取り領域51に露出する配線57の平面構成を示している。また、図19(b)は、図19(a)に示す配線57のうちの配線エッジ観察領域(図中の一点鎖線で囲まれた領域)を示している。
すなわち、本実施形態においては、配線(金属配線)57のエッジ形状(エッジ部分の凹凸形状)を物理的にランダムな固有情報として取り扱い、該エッジ形状の測定値に基づいてチップIDを設定する。
尚、本実施形態で用いられる第13の実施形態の半導体集積回路チップにおいては、配線を形成する際に、エッチング後の配線のエッジ部の形状を観察するための配線57が形成されていると共に配線57のエッジ部分の形状を観察できるように、配線57の少なくとも一部分が露出する開口部がパッシベーション膜52に設けられている。すなわち、チップIDを生成するための固有情報として配線57のエッジ形状を測定するための固有情報読み取り領域51がチップ表面に設けられている。
本実施形態においては、第13の実施形態で説明した半導体集積回路チップ(図17(a)及び(b)参照)における固有情報読み取り領域51に露出する配線57の観察を表面SEMによって行なう。その後、該表面SEM画像(図19(b)参照)に対して画像処理を行なうことによって、図19(c)に示すように、配線57のエッジ形状57aを抽出し、抽出されたエッジ形状57aをチップIDとして用いる。
以上のように個々の半導体集積回路チップについてチップIDの設定を行なった後、第7の実施形態と同様に、得られたチップIDを、コンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに保存する。このとき、チップIDと共に、当該チップの情報(当該チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)がデータベースに保存される。
その後、チップIDが設定された半導体集積回路チップは通常通り製品として市場に出荷される。
次に、製品として市場に出荷された半導体集積回路チップが市場不良となった場合には、当該不良チップを回収して、不良原因の究明を実施する。具体的には、当該不良チップに対して、再度、物理的にランダムな固有情報である配線57のエッジ形状の測定(本実施形態では表面SEMを用いた再評価)を実施する。続いて、測定抽出されたエッジ形状を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているチップIDと照合することによって、当該半導体集積回路チップのチップIDを再取得する。これにより、再取得されたチップIDに基づいて、当該チップの情報(当該チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)を早期に入手することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。また、物理的にランダムな固有情報を用いてチップIDを設定しているので、当該チップの製造企業のみが、チップIDを含む当該チップが有する種々の情報を再取得できる。
以上のように、本実施形態によると、半導体集積回路チップ内の配線のエッジ形状を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なチップIDを半導体集積回路チップに割り振ることができる。言い換えると、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な半導体集積回路チップを提供することができる。また、半導体集積回路チップの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、ランダムな固有情報である配線のエッジ形状を再度測定してチップIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体集積回路チップについても、本実施形態のチップIDは半導体集積回路チップの形状特性に基づいて設定されているため、半導体集積回路チップの電気回路動作とは無関係にチップIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、配線のエッジ形状を抽出する方法が、画像処理による方法に限られないことは言うまでもない。
(第16の実施形態)
以下、本発明の第16の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法について図面を参照しながら説明する。
図20(a)は、本実施形態で用いられている半導体パッケージ、具体的には図14(a)に示す第10の実施形態と同様のC−CSPと呼ばれるパッケージの断面構造を示している。また、図20(b)は、図20(a)に示す半導体パッケージの表面部を斜め上から見た図である。尚、図20(a)及び(b)において、図14(a)と同一の部材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図20(b)に示すように、半導体集積回路チップ42は、その裏面が半導体パッケージの表面部に現れるようにセラミックインタポーザ41上に搭載されている。また、半導体集積回路チップ42の製品番号等の印字部46は、このチップ裏面に設けられている。
本実施形態の特徴は、図20(c)に示すように、半導体集積回路チップ42の側面42aにチップ切断時に生じた凹凸、あれ又はキズ等(以下、凹凸等と称する)の形状を物理的にランダムな固有情報として取り扱い、該凹凸等の形状の測定値に基づいてチップIDを設定することである。これらの凹凸等は、実装前の半導体集積回路チップがダイシングによりウェハから取り出された際に生じたものであり、ダイシング面であるチップ側面の状態は、顕微鏡や表面SEM等を用いて観察可能である。
本実施形態においては、チップ側面を表面SEMにより観察した後、それにより得られたSEM画像に対して画像処理を行なうことによって、チップ側面の凹凸等のエッジ形状を抽出し、抽出されたエッジ形状をチップIDとして用いる。
以上のように個々の半導体集積回路チップについてチップIDの設定を行なった後、第7の実施形態と同様に、得られたチップIDを、コンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに保存する。このとき、チップIDと共に、当該チップの情報(当該チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)がデータベースに保存される。
その後、チップIDが設定された半導体集積回路チップは通常通り製品として市場に出荷される。
次に、製品として市場に出荷された半導体集積回路チップが市場不良となった場合には、当該不良チップを回収して、不良原因の究明を実施する。具体的には、当該不良チップに対して、再度、物理的にランダムな固有情報であるチップ側面の凹凸等のエッジ形状の測定(本実施形態では表面SEMを用いた再評価)を実施する。続いて、測定抽出されたエッジ形状を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているチップIDと照合することによって、当該半導体集積回路チップのチップIDを再取得する。これにより、再取得されたチップIDに基づいて、当該チップの情報(当該チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)を早期に入手することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。また、物理的にランダムな固有情報を用いてチップIDを設定しているので、当該チップの製造企業のみが、チップIDを含む当該チップが有する種々の情報を再取得できる。
以上のように、本実施形態によると、半導体集積回路チップ側面にチップ切断時に生じた凹凸等のエッジ形状を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なチップIDを半導体集積回路チップに割り振ることができる。言い換えると、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な半導体集積回路チップを提供することができる。また、半導体集積回路チップの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、ランダムな固有情報であるチップ側面の凹凸等のエッジ形状を再度測定してチップIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体集積回路チップについても、本実施形態のチップIDは半導体集積回路チップの形状特性に基づいて設定されているため、半導体集積回路チップの電気回路動作とは無関係にチップIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、チップ側面の凹凸等のエッジ形状を抽出する方法が、画像処理による方法に限られないことは言うまでもない。また、凹凸等におけるエッジ形状以外の他の形状特性をランダムな固有情報として取り扱ってもよいことは言うまでもない。
(第17の実施形態)
以下、本発明の第17の実施形態に係る半導体集積回路チップ(半導体装置)について図面を参照しながら説明する。
図21(a)は、本実施形態の半導体集積回路チップ(半導体集積回路チップ42)が、図14(a)に示す第10の実施形態と同様のC−CSPと呼ばれる半導体パッケージに搭載されている様子を示す断面図である。また、図21(b)は、図21(a)に示す半導体パッケージの表面部を斜め上から見た図である。尚、図21(a)及び(b)において、図14(a)と同一の部材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図21(b)に示すように、本実施形態の半導体集積回路チップ42は、その裏面が半導体パッケージの表面部に現れるようにセラミックインタポーザ41上に搭載されている。また、半導体集積回路チップ42の裏面には、製品番号等の印字部46が設けられていると共に、物理的にランダムな固有情報である裏面形状を測定するための固有情報読み取り領域47が本実施形態の特徴として設けられている。さらに、図21(c)に示すように、半導体集積回路チップ42の裏面の固有情報読み取り領域47には、裏面形状の測定基準が明確となるように起点パターン48が設けられている。
本実施形態の半導体集積回路チップによると、次に説明する、第18の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法を実施することができる。
(第18の実施形態)
以下、本発明の第18の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法について図面を参照しながら説明する。
図22(a)は、本実施形態で用いられている半導体集積回路チップ、具体的には図21(c)に示す第17の実施形態と同様の半導体集積回路チップ(C−CSPと呼ばれる半導体パッケージに搭載される半導体集積回路チップ)の裏面の様子を示している。図22(a)に示すように、半導体集積回路チップ42の裏面には、製品番号等の印字部46が設けられていると共に、物理的にランダムな固有情報である裏面形状を測定するための固有情報読み取り領域47が設けられている。また、半導体集積回路チップ42の裏面の固有情報読み取り領域47には、裏面形状の測定基準が明確となるように起点パターン48が設けられている。尚、図22(a)において、起点パターン48を基準とする、裏面形状観察領域を太線で示している。
ところで、半導体集積回路チップ42の裏面全体には、当該チップ42の実装前に実施される当該チップ42の裏面に対するバックグラインドによって生じたキズ49が存在する。
本実施形態では、半導体集積回路チップ42の裏面形状のうち、特にこのキズ49の形状を物理的にランダムな固有情報として取り扱い、該キズ49の形状の測定値に基づいてチップIDを設定する。尚、キズ49は、顕微鏡や表面SEM等を用いて容易に検出される。
本実施形態においては、チップ裏面におけるバックグラインドによるキズ49を顕微鏡又は表面SEMにより観察した後、それにより得られた画像に対して例えば画像処理を行なうことによって、図22(b)に示すように、キズ49の形状を抽出し、抽出されたキズ49の形状をチップIDとして用いる。
以上のように個々の半導体集積回路チップについてチップIDの設定を行なった後、第7の実施形態と同様に、得られたチップIDを、コンピュータの記憶装置に設けられたデータベースに保存する。このとき、チップIDと共に、当該チップの情報(当該チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)がデータベースに保存される。
その後、チップIDが設定された半導体集積回路チップは通常通り製品として市場に出荷される。
次に、製品として市場に出荷された半導体集積回路チップが市場不良となった場合には、当該不良チップを回収して、不良原因の究明を実施する。具体的には、当該不良チップに対して、再度、物理的にランダムな固有情報であるチップ裏面のキズ(バックグラインド時に生じたキズ)の形状の測定(本実施形態では表面SEMを用いた再評価)を実施する。続いて、測定抽出されたキズの形状を、前記のデータベースに製品出荷前に蓄積されているチップIDと照合することによって、当該半導体集積回路チップのチップIDを再取得する。これにより、再取得されたチップIDに基づいて、当該チップの情報(当該チップの拡散工程の実施時期、ロット番号、ウェハ番号、ウェハ内におけるチップ位置等)を早期に入手することができるので、早急な不良原因究明が可能となる。また、物理的にランダムな固有情報を用いてチップIDを設定しているので、当該チップの製造企業のみが、チップIDを含む当該チップが有する種々の情報を再取得できる。
以上のように、本実施形態によると、半導体集積回路チップ裏面にバックグラインド時に生じたキズの形状を固有情報として取り扱うため、ランダムな固有情報を得ることができる。従って、当該固有情報に基づいて、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能なチップIDを半導体集積回路チップに割り振ることができる。言い換えると、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な半導体集積回路チップを提供することができる。また、半導体集積回路チップの市場不良時に顧客思考の点で迅速な対応が求められていることに対しては、ランダムな固有情報であるチップ裏面のキズの形状を再度測定してチップIDを再抽出することによって、早期の不良原因究明も可能となる。さらに、市場不良に起因して電気的に動作しない半導体集積回路チップについても、本実施形態のチップIDは半導体集積回路チップの形状特性に基づいて設定されているため、半導体集積回路チップの電気回路動作とは無関係にチップIDの再抽出が可能となるので、本実施形態の効果は非常に大きい。
尚、本実施形態において、チップ裏面のキズの形状を抽出する方法が、画像処理による方法に限られないことは言うまでもない。また、バックグラインド時に生じたキズの形状以外の他の裏面形状特性をランダムな固有情報として取り扱ってもよいことは言うまでもない。
本発明を半導体パッケージ又は半導体集積回路チップの識別に利用した場合、非常に強い情報セキュリティーを有する偽造不可能な識別用IDを提供でき、非常に有用である。
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体パッケージのID化装置の概略構成の一例を示す図である。 図2は本発明の第1の実施形態に係る半導体パッケージのID化方法のフロー図である。 図3は本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路チップのID化装置の概略構成の一例を示す図である。 図4は本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路チップのID化方法のフロー図である。 図5は本発明の第3の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法のフロー図である。 図6は本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法のフロー図である。 図7(a)〜(d)は本発明の第5の実施形態に係る半導体パッケージを説明するための図である。 図8(a)及び(b)は本発明の第6の実施形態に係る半導体パッケージを説明するための図である。 図9(a)〜(e)は本発明の第7の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法を説明するための図である。 本発明の第7の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法のフロー図である。 図11(a)及び(b)は本発明の第8の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法を説明するための図である。 図12は本発明の第8の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法において得られたボンディングワイヤのX線透視写真の一例を示す図である。 図13(a)及び(b)は本発明の第9の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法を説明するための図である。 図14(a)〜(d)は本発明の第10の実施形態に係る半導体パッケージのID認識方法を説明するための図である。 図15(a)〜(c)は本発明の第11の実施形態に係る半導体集積回路チップのバリエーションの斜視図である。 図16(a)及び(b)は本発明の第12の実施形態に係る半導体集積回路チップの断面図及び平面図である。 図17(a)は本発明の第13の実施形態に係る半導体集積回路チップの断面図であり、図17(b)は本発明の第13の実施形態に係る半導体集積回路チップの固有情報読み取り領域に露出する配線を拡大して示す平面図である。 図18(a)〜(e)は本発明の第14の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法を説明するための図である。 図19(a)〜(c)は本発明の第15の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法を説明するための図である。 図20(a)〜(c)は本発明の第16の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法を説明するための図である。 図21(a)〜(c)は本発明の第17の実施形態に係る半導体集積回路チップを説明するための図である。 図22(a)及び(b)は本発明の第18の実施形態に係る半導体集積回路チップのID認識方法を説明するための図である。
符号の説明
10 半導体パッケージ
11 半導体チップ
12 ダイパッド部
13 接着層
14 外部端子部
15 ボンディングワイヤ
16 樹脂パッケージ
17 印字部
18 固有情報読み取り領域
19 起点パターン
20 保護膜
21 固有情報読み取り領域
22 起点パターン
23 凹凸
23a 凹凸23のエッジ
30 半導体集積回路チップ
31 ボンディングパッド
32 ボンディング部
32a ボンディング部32のエッジ形状
33 ボンディングワイヤ
40 半導体パッケージ(C−CSP)
41 セラミックインタポーザ
42 半導体集積回路チップ
42a 半導体集積回路チップ42の側面
43 バンプ
43a Auバンプ
43b Ag−Pdペースト
44 樹脂
45 外部端子
46 印字部
47 固有情報読み取り領域
48 起点パターン
49 キズ
50 半導体集積回路チップ
50A 基板
51 固有情報読み取り領域
52 パッシベーション膜
53 ボンディングパッド
54 ボンディング部
55 ボンディングワイヤ
56 金属膜
56a 金属膜56のグレイン境界
56b グレイン境界56a同士が結合する点
57 配線
57a 配線57のエッジ形状
100 ID化装置
101 評価測定部/評価情報設定機
102 測定機
103 画像処理機
200 ID化装置
201 評価測定部/評価情報設定機
202 測定機
203 画像処理機

Claims (23)

  1. 半導体パッケージが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成する機能とを備えていることを特徴とする半導体パッケージのID化装置。
  2. 半導体集積回路チップが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成する機能とを備えていることを特徴とする半導体集積回路チップのID化装置。
  3. 半導体パッケージが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成する機能と、
    生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する機能と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する機能とを備えていることを特徴とする半導体パッケージのID認識装置。
  4. 半導体集積回路チップが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する機能と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する機能と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成する機能と、
    生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する機能と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する機能とを備えていることを特徴とする半導体集積回路チップのID認識装置。
  5. 半導体パッケージが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する工程と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成する工程と、
    生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体パッケージのID認識方法。
  6. 半導体集積回路チップが有する少なくとも1つの形状特性の中から、固有情報として取り扱う形状特性を選択する工程と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成する工程と、
    生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    選択された前記形状特性を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体集積回路チップのID認識方法。
  7. 識別用IDを生成するための固有情報としてパッケージ表面の凹凸形状を測定するための固有情報読み取り領域を備え、
    前記固有情報読み取り領域内に測定時の起点となるパターンが設けられていることを特徴とする半導体パッケージ。
  8. 請求項7に記載の半導体パッケージにおいて、
    前記固有情報読み取り領域のパッケージ表面が物理的に保護されていることを特徴とする半導体パッケージ。
  9. 半導体パッケージの表面における凹凸形状を固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    前記凹凸形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体パッケージのID認識方法。
  10. 半導体パッケージ内に設けられたボンディングワイヤの引き出し角度を固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    前記引き出し角度を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体パッケージのID認識方法。
  11. 半導体パッケージ内に設けられたボンディング部の形状を固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    前記ボンディング部の形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体パッケージのID認識方法。
  12. 半導体パッケージ内に設けられたバンプの形状を固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体パッケージの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    前記バンプの形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体パッケージの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体パッケージのID認識方法。
  13. 識別用IDを生成するための固有情報として構成要素の形状特性を測定するための固有情報読み取り領域を表面、側面又は裏面に備えていることを特徴とする半導体集積回路チップ。
  14. 請求項13に記載の半導体集積回路チップにおいて、
    前記構成要素は金属膜であり、
    前記形状特性は前記金属膜のグレイン境界の形状であり、
    前記固有情報読み取り領域において前記金属膜の少なくとも一部分が露出していることを特徴とする半導体集積回路チップ。
  15. 請求項13に記載の半導体集積回路チップにおいて、
    前記構成要素は配線であり、
    前記形状特性は前記配線のエッジ形状であり、
    前記固有情報読み取り領域において前記配線の少なくとも一部分が露出していることを特徴とする半導体集積回路チップ。
  16. 請求項14又は15に記載の半導体集積回路チップにおいて、
    前記固有情報読み取り領域は、ボンディングワイヤが接続されるボンディングパッドの形成領域以外の他の領域に設けられていることを特徴とする半導体集積回路チップ。
  17. 請求項14〜16のいずれか1項に記載の半導体集積回路チップにおいて、
    前記金属膜又は前記配線は、銅、アルミニウム、タングステン又はそれらの合金であることを特徴とする半導体集積回路チップ。
  18. 半導体集積回路チップ内に設けられた金属膜のグレイン境界の形状を固有情報として測定する第1の工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する第2の工程と、
    前記グレイン境界の形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する第3の工程とを備えていることを特徴とする半導体集積回路チップのID認識方法。
  19. 請求項18に記載の半導体集積回路チップのID認識方法において、
    前記第1の工程は、前記金属膜のグレインの画像を取得した後、該画像に対して画像処理を行なうことにより前記金属膜のグレイン境界の形状を抽出する工程を含み、
    前記第2の工程は、前記第1の工程で抽出されたグレイン境界同士が結合する点を抽出し、抽出された点の位置を前記識別用IDとして前記データベースに蓄積する工程を含むことを特徴とする半導体集積回路チップのID認識方法。
  20. 半導体集積回路チップ内に設けられた配線のエッジ形状を固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    前記エッジ形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体集積回路チップのID認識方法。
  21. 半導体集積回路チップの側面にチップ切断時に生じた凹凸又はあれの形状を固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    前記凹凸又は前記あれの形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体集積回路チップのID認識方法。
  22. 識別用IDを生成するための固有情報として裏面形状を測定するための固有情報読み取り領域を裏面に備え、
    前記固有情報読み取り領域内に測定時の起点となるパターンが設けられていることを特徴とする半導体集積回路チップ。
  23. 半導体集積回路チップの裏面形状を固有情報として測定する工程と、
    測定された前記固有情報に基づいて前記半導体集積回路チップの識別用IDを生成すると共に生成された前記識別用IDをデータベースに蓄積する工程と、
    前記裏面形状を前記固有情報として再測定し、再測定された前記固有情報を、前記データベースの蓄積データと照合することによって、前記半導体集積回路チップの前記識別用IDを再取得する工程とを備えていることを特徴とする半導体集積回路チップのID認識方法。
JP2005001864A 2005-01-06 2005-01-06 半導体パッケージ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法、並びに半導体集積回路チップ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法 Pending JP2006190840A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005001864A JP2006190840A (ja) 2005-01-06 2005-01-06 半導体パッケージ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法、並びに半導体集積回路チップ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法
TW094133415A TW200625586A (en) 2005-01-06 2005-09-26 Semiconductor package, ID generating system thereof, ID recognizing system thereof, ID recognition method thereof, semiconductor integrated circuit chip, ID generating system thereof, ID recognizing system thereof, and ID recognition method thereof
US11/240,553 US20060187719A1 (en) 2005-01-06 2005-10-03 Semiconductor package, ID generating system thereof, ID recognizing system thereof, ID recognition method thereof, semiconductor integrated circuit chip, ID generating system thereof, ID recognizing system thereof, and ID recognition method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005001864A JP2006190840A (ja) 2005-01-06 2005-01-06 半導体パッケージ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法、並びに半導体集積回路チップ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006190840A true JP2006190840A (ja) 2006-07-20

Family

ID=36797764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005001864A Pending JP2006190840A (ja) 2005-01-06 2005-01-06 半導体パッケージ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法、並びに半導体集積回路チップ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20060187719A1 (ja)
JP (1) JP2006190840A (ja)
TW (1) TW200625586A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176607A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Tdk Corp メモリカードの特定方法
US8405221B2 (en) 2010-07-29 2013-03-26 Sony Corporation Semiconductor device and multilayer semiconductor device
JP2013208909A (ja) * 2013-06-05 2013-10-10 Brother Industries Ltd 樹脂成形品の識別部形成方法、樹脂成形品の製造方法
WO2022138583A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30 株式会社ニコン 半導体集積回路の製造方法、半導体デバイスの製造方法、および露光装置
JP7286029B1 (ja) * 2022-03-30 2023-06-02 三菱電機株式会社 半導体デバイス、半導体デバイスの製造方法及び半導体デバイスの識別方法
DE102024103911A1 (de) 2023-02-28 2024-08-29 Mitsubishi Electric Corporation Verfahren zum Erzeugen einer spezifischen Information bezüglich einer Halbleitervorrichtung, Verfahren zum Verwalten einer spezifischen Information bezüglich einer Halbleitervorrichtung, und Herstellungsgerät für eine Halbleitervorrichtung
JP7720501B1 (ja) * 2024-03-11 2025-08-07 リンテック株式会社 半導体装置、保護層形成用組成物、半導体装置の製造方法及び真贋判定方法
JP7720502B1 (ja) * 2024-03-11 2025-08-07 リンテック株式会社 半導体装置及び裏面保護膜形成用組成物
WO2025192250A1 (ja) * 2024-03-11 2025-09-18 リンテック株式会社 半導体装置、保護層形成用組成物、半導体装置の製造方法及び真贋判定方法
WO2025192249A1 (ja) * 2024-03-11 2025-09-18 リンテック株式会社 半導体装置及び裏面保護膜形成用組成物

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006351620A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Toshiba Corp 半導体装置、半導体装置の製造方法および半導体装置の情報管理システム
US8713708B1 (en) * 2008-03-03 2014-04-29 Csr Technology Inc. Method and apparatus for controlling the use of data stored on a media sample
FR2968455A1 (fr) * 2010-12-06 2012-06-08 St Microelectronics Rousset Procede d'identification d'un produit, en particulier un circuit integre
FR2968454A1 (fr) * 2010-12-06 2012-06-08 St Microelectronics Rousset Procede d'identification et de verification de l'authenticite d'un circuit integre, et circuit integre correspondant
TWI546692B (zh) * 2011-10-27 2016-08-21 電子戰協會公司 包括與已知電路板資訊有關之電路測試及驗證等特徵的裝置鑑別之系統及方法
US9202040B2 (en) 2012-10-10 2015-12-01 Globalfoundries Inc. Chip authentication using multi-domain intrinsic identifiers
US9897560B2 (en) * 2014-12-15 2018-02-20 Raytheon Company Screening of electronic components for detection of counterfeit articles using automated inspection system
US9552961B2 (en) * 2015-04-10 2017-01-24 International Business Machines Corporation Scanning transmission electron microscope having multiple beams and post-detection image correction
ES2926979T3 (es) * 2016-04-04 2022-10-31 Soreq Nuclear Res Ct Un método y un sistema para marcado XRF y lectura de marcas XRF de sistemas electrónicos
US11029267B2 (en) 2016-04-04 2021-06-08 Security Matters Ltd. Method and a system for XRF marking and reading XRF marks of electronic systems
US10586318B2 (en) 2016-10-07 2020-03-10 Raytheon Company Automated model-based inspection system for screening electronic components
US10535812B2 (en) * 2017-09-04 2020-01-14 Rohm Co., Ltd. Semiconductor device
US10854251B2 (en) 2017-12-15 2020-12-01 Google Llc Physical identifiers for authenticating an identity of a semiconductor component
US11063000B2 (en) * 2019-01-29 2021-07-13 Infineon Technologies Ag Semiconductor package authentication feature
US11031346B2 (en) 2019-05-15 2021-06-08 International Business Machines Corporation Advanced wafer security method including pattern and wafer verifications

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19540348B4 (de) * 1995-10-28 2007-01-11 Micronas Gmbh Verfahren zum Identifizieren von Bauelementen
US6760472B1 (en) * 1998-12-14 2004-07-06 Hitachi, Ltd. Identification method for an article using crystal defects
JP2002073424A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置、端末装置および通信方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176607A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Tdk Corp メモリカードの特定方法
US8405221B2 (en) 2010-07-29 2013-03-26 Sony Corporation Semiconductor device and multilayer semiconductor device
JP2013208909A (ja) * 2013-06-05 2013-10-10 Brother Industries Ltd 樹脂成形品の識別部形成方法、樹脂成形品の製造方法
WO2022138583A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30 株式会社ニコン 半導体集積回路の製造方法、半導体デバイスの製造方法、および露光装置
JP7286029B1 (ja) * 2022-03-30 2023-06-02 三菱電機株式会社 半導体デバイス、半導体デバイスの製造方法及び半導体デバイスの識別方法
WO2023188115A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 三菱電機株式会社 半導体デバイス、半導体デバイスの製造方法及び半導体デバイスの識別方法
DE102024103911A1 (de) 2023-02-28 2024-08-29 Mitsubishi Electric Corporation Verfahren zum Erzeugen einer spezifischen Information bezüglich einer Halbleitervorrichtung, Verfahren zum Verwalten einer spezifischen Information bezüglich einer Halbleitervorrichtung, und Herstellungsgerät für eine Halbleitervorrichtung
JP2024121934A (ja) * 2023-02-28 2024-09-09 三菱電機株式会社 半導体装置の固有情報生成方法、半導体装置の固有情報管理方法および半導体装置の製造装置
US12314807B2 (en) 2023-02-28 2025-05-27 Mitsubishi Electric Corporation Method of generating specific information on semiconductor device, method of managing specific information on semiconductor device, and manufacturing apparatus for semiconductor device
JP7720501B1 (ja) * 2024-03-11 2025-08-07 リンテック株式会社 半導体装置、保護層形成用組成物、半導体装置の製造方法及び真贋判定方法
JP7720502B1 (ja) * 2024-03-11 2025-08-07 リンテック株式会社 半導体装置及び裏面保護膜形成用組成物
WO2025192250A1 (ja) * 2024-03-11 2025-09-18 リンテック株式会社 半導体装置、保護層形成用組成物、半導体装置の製造方法及び真贋判定方法
WO2025192249A1 (ja) * 2024-03-11 2025-09-18 リンテック株式会社 半導体装置及び裏面保護膜形成用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
US20060187719A1 (en) 2006-08-24
TW200625586A (en) 2006-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006190840A (ja) 半導体パッケージ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法、並びに半導体集積回路チップ、そのid化装置、そのid認識装置及びそのid認識方法
JP5021503B2 (ja) パターン欠陥解析装置、パターン欠陥解析方法およびパターン欠陥解析プログラム
JP3360733B2 (ja) 連続した、非ロットベースの集積回路の製造方法
CN100403502C (zh) 半导体器件的辅助设计装置
US20130159950A1 (en) Method and apparatus of an integrated circuit
CN113871315B (zh) 管芯失效分析方法及堆叠封装芯片失效分析方法
CN1682121A (zh) 在晶片级减少的芯片测试方案
JP2002299401A (ja) 検査システムと検査装置と半導体デバイスの製造方法及び検査プログラム
JP2006286966A (ja) 半導体装置の生産管理方法及び半導体基板
KR101094945B1 (ko) 반도체 장치 및 이의 프로브 테스트 방법
Singh et al. Pd-coated Cu wire bonding technology: Chip design, process optimization, production qualification and reliability test for high reliability semiconductor devices
US20080054260A1 (en) Semiconductor Integrated Circuit Device, Method For Testing The Semiconductor Integrated Circuit Device, Semiconductor Wafer And Burn-In Test Apparatus
JP4509901B2 (ja) 半導体部品製造システム、制御装置、およびコンピュータプログラム
KR102784810B1 (ko) 반도체 패키지의 검사방법 및 검사시스템, 및 이를 이용한 반도체 패키지의 제조방법
JP7612249B2 (ja) ワイヤボンディングシステム、検査装置、ワイヤボンディング方法、および、プログラム
CN110263438B (zh) 集成电路布局锐角修复方法和集成电路布局锐角修复系统
Chen et al. A study for the effectiveness of wire bond process parameters on AI-Cu intermetallic compound distributions and the correlation between bonded ball adhesions and IMC coverage
JP2009302403A (ja) 半導体装置の不良解析方法及び半導体装置の不良解析システム
JP2000231786A (ja) メモリアレイの製造コストを最適化する方法
JP2011138966A (ja) 半導体装置、半導体チップ、半導体製造装置及び半導体製造方法
JP2007129121A (ja) 半導体チップ組立判定装置
CN110610917B (zh) 一种晶圆级晶片尺寸封装的芯片结构
JP2012182495A (ja) 欠陥解析装置、欠陥解析方法および欠陥解析プログラム
US6171874B1 (en) Non-defect image and data transfer and storage methodology
JP2007096216A (ja) 半導体集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080408