JP2006181689A - 旋盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者の作業性が良く、フレキシブルなレイアウトが可能な旋盤を提供する。
【解決手段】旋盤1は、ベッド10、主軸台11、主軸12、心押台14、心押軸15、刃物台20,30及び切りくず回収装置60などを備える。ベッド10は、上面視矩形状に形成されるとともに、ベッド10幅方向の外形形状が鉛直な対称面を基準に左右対称に形成され、且つ、主軸台11と心押台14との間の上面に開口して上下方向に形成された切りくず排出穴10bと、水平方向に形成されて、一方側が切りくず排出穴10bの下部に連通し、他方側が各側面に開口する4つの挿入口10cとを備える。主軸台11及び心押台14は、主軸12及び心押軸15の軸線が対称面に含まれるようにベッド10上面に配置される。切りくず回収装置60の排出機構61の先端部は、挿入口10cの一つから挿入されて切りくず排出穴10cの下方に配置される。
【選択図】図1
【解決手段】旋盤1は、ベッド10、主軸台11、主軸12、心押台14、心押軸15、刃物台20,30及び切りくず回収装置60などを備える。ベッド10は、上面視矩形状に形成されるとともに、ベッド10幅方向の外形形状が鉛直な対称面を基準に左右対称に形成され、且つ、主軸台11と心押台14との間の上面に開口して上下方向に形成された切りくず排出穴10bと、水平方向に形成されて、一方側が切りくず排出穴10bの下部に連通し、他方側が各側面に開口する4つの挿入口10cとを備える。主軸台11及び心押台14は、主軸12及び心押軸15の軸線が対称面に含まれるようにベッド10上面に配置される。切りくず回収装置60の排出機構61の先端部は、挿入口10cの一つから挿入されて切りくず排出穴10cの下方に配置される。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワークの一方端側を保持する主軸と、当該主軸を回転自在に支持する主軸台と、当該主軸台と対向して配設され、前記ワークの他方端側を支持する心押台と、工具を保持する刃物台とを備えた旋盤に関する。
前記旋盤として、従来、例えば、特開平5−200601号公報に開示されたものが知られており、この旋盤100は、図5及び図6に示すように、前面が傾斜したベッド101と、ベッド101前面の傾斜面に固設された主軸台102と、主軸台102によって軸線中心に回転自在に支持された主軸103と、ベッド101前面の傾斜面に主軸103軸線方向(図5における矢示方向)に移動自在に配設された心押台105と、心押台105によって軸線方向に移動自在に支持される心押軸106と、主軸103軸線方向に移動自在にベッド101前面の傾斜面に配設されたサドル107と、主軸103軸線と直交する方向(図6における矢示方向)に移動自在にサドル107上にそれぞれ配設され、工具Tを保持する第1及び第2の2つの刃物台108,109などから構成されている。尚、図5は、従来例に係る旋盤の概略構成を示した正面図であり、図6は、図5に示した旋盤の側面図である。
前記主軸103は、ワークWの一方端側を保持するチャック104を備え、軸線が水平に配置されており、主軸台102に内蔵された回転駆動機構(図示せず)によって軸線中心に回転せしめられる。また、前記心押軸106は、主軸103軸線と同軸に配置され、ワークWの他方端側を支持するようになっており、心押台105に設けられた油圧機構(図示せず)によって軸線方向に移動せしめられる。
前記心押台105及びサドル107は、駆動モータ110a,111aやボールねじ110b,111bなどを備えた各送り機構110,111によって主軸103軸線方向に移動せしめられるようになっており、前記第1刃物台108及び第2刃物台109も、同様に、駆動モータ112a,113aやボールねじ(図示せず)などを備えた各送り機構112,113によって、主軸103軸線と直交する方向に移動せしめられるようになっている。
このように構成された旋盤100によれば、まず、主軸台102の主軸103にワークWの一方端側を保持させた後、送り機構110により心押台105を主軸103軸線方向に移動させて当該心押台105の心押軸106をワークWの他方端側に当接させる。次に、油圧機構(図示せず)を作動させて心押軸106を主軸103側に移動させるが、心押軸106が主軸103側に移動できないことから、ワークWの他方端側に所定の力で押し付けられることとなり、こうして、ワークWの他方端側が心押軸106によって支持される。
そして、回転駆動機構(図示せず)により主軸103を軸線中心に回転させてワークWを回転させるとともに、送り機構111,112,113により第1刃物台108や第2刃物台109を所定の送り方向に移動させると、ワークWが所定の形状に加工される。尚、ワークWの加工により生じた切りくずは、ベッド101前面の傾斜面に沿って下方に落下し、適宜回収機構(図示せず)によって回収される。
ところが、上記従来の旋盤100では、作業者が、例えば、ワークWの着脱など各種作業を行う際に、ベッド101前面側からしか作業を行うことができないため、作業性が悪いという問題や、工場内における旋盤100のレイアウトに制約を受けるという問題があった。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、作業者の作業性が良く、フレキシブルなレイアウトが可能な旋盤の提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
ベッドと、前記ベッド上に固設される主軸台と、軸線が水平となるように且つ該軸線中心に回転自在に前記主軸台によって支持され、ワークの一方端側を保持する主軸と、前記主軸をその軸線中心に回転させる回転駆動機構と、前記ベッド上に前記主軸台と対向して配設され、前記主軸軸線方向に移動自在となった心押台と、前記主軸の軸線と同軸となるように前記心押台によって支持され、前記ワークの他方端側を支持する心押軸と、前記主軸軸線方向及びこれと直交する方向に移動自在に前記ベッド上に配設され、工具を保持する刃物台と、前記心押台及び刃物台を前記各方向に移動させる送り機構と、切りくずを回収するための切りくず回収手段とを備えた旋盤であって、
前記ベッドは、上面視矩形状に形成されるとともに、該ベッド幅方向の鉛直断面の少なくとも外形形状が所定の鉛直な対称面を基準に左右対称に形成され、且つ、前記主軸台と心押台との間の上面に開口して上下方向に形成された切りくず排出穴と、水平方向に形成されて、一方側が前記切りくず排出穴の下部に連通し、他方側が各側面に開口する4つの挿入口とを備えてなり、
前記主軸台及び心押台は、前記主軸及び心押軸の軸線が前記対称面に含まれるように該ベッド上面に配設され、
前記切りくず回収手段は、前記挿入口の一つから挿入されて前記切りくず排出穴の下方に配置されてなることを特徴とする旋盤に係る。
ベッドと、前記ベッド上に固設される主軸台と、軸線が水平となるように且つ該軸線中心に回転自在に前記主軸台によって支持され、ワークの一方端側を保持する主軸と、前記主軸をその軸線中心に回転させる回転駆動機構と、前記ベッド上に前記主軸台と対向して配設され、前記主軸軸線方向に移動自在となった心押台と、前記主軸の軸線と同軸となるように前記心押台によって支持され、前記ワークの他方端側を支持する心押軸と、前記主軸軸線方向及びこれと直交する方向に移動自在に前記ベッド上に配設され、工具を保持する刃物台と、前記心押台及び刃物台を前記各方向に移動させる送り機構と、切りくずを回収するための切りくず回収手段とを備えた旋盤であって、
前記ベッドは、上面視矩形状に形成されるとともに、該ベッド幅方向の鉛直断面の少なくとも外形形状が所定の鉛直な対称面を基準に左右対称に形成され、且つ、前記主軸台と心押台との間の上面に開口して上下方向に形成された切りくず排出穴と、水平方向に形成されて、一方側が前記切りくず排出穴の下部に連通し、他方側が各側面に開口する4つの挿入口とを備えてなり、
前記主軸台及び心押台は、前記主軸及び心押軸の軸線が前記対称面に含まれるように該ベッド上面に配設され、
前記切りくず回収手段は、前記挿入口の一つから挿入されて前記切りくず排出穴の下方に配置されてなることを特徴とする旋盤に係る。
この発明によれば、まず、主軸台の主軸にワークの一方端側を保持させた後、送り機構により心押台を主軸軸線方向に移動させて当該心押台の心押軸をワークの他方端側に押し付けることで、当該他方端側を心押軸によって支持させる。
この後、回転駆動機構により主軸を軸線中心に回転させてワークを回転させるとともに、送り機構により刃物台を所定の送り方向に移動させると、ワークが所定の形状に加工される。ワークの加工に伴なって生じた切りくずは、切りくず排出穴から下方に落下し、挿入口から挿入された切りくず回収手段上に落下して回収される。
そして、本発明では、ベッドを左右対称形にすることで、ベッド幅方向両側の各側面からその中央部(前記対称面)、即ち、主軸及び心押軸の軸線までの距離を等しくして、当該旋盤の外形形状をコンパクトにすることができるので、作業者は、例えば、ワークの着脱など各種作業を行う際に、ベッド幅方向両側から同じ様にして作業することができ、作業性を改善することができるとともに、当該旋盤のレイアウト時に受ける制約を極力少なくして、レイアウトをフレキシブルに行うことができる。
また、挿入口をベッド4側面のそれぞれに形成しているので、当該旋盤のレイアウトなどに応じて切りくず排出手段を挿入する挿入口を適宜変更することができ、このことによっても、工場内における当該旋盤のレイアウトをフレキシブルに行うことができる。
尚、前記旋盤は、前記主軸台,心押台,刃物台及び少なくともベッド上面を囲むカバー体を更に備え、該カバー体は、その上面に開口部を形成するための扉を備えて構成されていても良く、このようにすれば、カバー体によって切りくずや切削液が外部に飛散するのを防止することができるとともに、作業者は、扉を開けることで、カバー体上面の開口部から各種作業を行うことができる。尚、この場合、ベッドの上面の高さを低く設定して当該旋盤全体の高さを低くしておく必要がある。
また、前記カバー体の開口部は、前記ベッド幅方向両側の各開口端面から前記対称面までの距離がそれぞれ等しくなるように形成されていても良く、このようにすれば、ベッド幅方向のどちら側からでも当該開口部を介した作業を行い易くなるので、作業者は、当該作業を効率的に進めることができる。
斯くして、本発明に係る旋盤によれば、作業者の作業性を向上させることができるとともに、当該旋盤をフレキシブルにレイアウトすることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1は、本発明の一実施形態に係る旋盤の概略構成を示した斜視図であり、図2は、図1に示した旋盤の平面図であり、図3は、図1に示した旋盤の正面図であり、図4は、図3における矢示A−A方向の断面図である。
図1乃至図4に示すように、本例の旋盤1は、矩形状に形成されたベッド10と、軸線がベッド10の長手方向と平行且つ水平に配置される主軸12と、ベッド10上面に固設され、主軸12を軸線中心に回転自在に支持する主軸台11と、主軸台11と対向してベッド10上面に配設され、主軸12の軸線方向(Z軸方向)に移動自在となった心押台14と、心押台14によって主軸12軸線と同軸に支持される心押軸15と、ベッド10幅方向両側の上面に、主軸12軸線方向(Z軸方向)及びこれと直交する方向(X1軸,X2軸方向)に移動自在にそれぞれ配設された第1及び第2の刃物台20,30などからなる。
また、前記旋盤1は、前記心押台14,第1刃物台20及び第2刃物台30を前記各方向にそれぞれ移動させる移動機構40と、切削加工によって生じた切りくずを回収する回収装置60と、主軸台11,心押台14,第1刃物台20,第2刃物台30及びベッド10上面を囲むカバー体16と、移動機構40や回収装置60の作動を制御する制御装置(図示せず)とを備えている。
前記ベッド10は、幅方向の鉛直断面の外形形状が所定の鉛直な対称面Mを基準に左右対称に形成され、幅方向両側の端部上面に凹部10aがZ軸方向に沿ってそれぞれ形成されており、前記主軸台11及び心押台14は、主軸12及び心押軸15の軸線がこの対称面Mに含まれるようにベッド10幅方向の中央部上面に配置されている。
また、ベッド10は、主軸台11と心押台14との間の上面(即ち、ベッド11中央部上面)に開口して長手方向が主軸12軸線方向に沿った長穴状に形成されるとともに、上下方向に貫通した切りくず排出穴10bと、水平方向に形成されて、一方側が切りくず排出穴10bの下部に連通し、他方側が4側面にそれぞれ開口した4つの挿入口10cとを備えている。尚、ベッド10の長手方向両側の側面に開口した各挿入口10cは、ベッド10の長手方向に平行な同一直線上に形成され、また、ベッド10の幅方向両側の側面に開口した各挿入口10cは、同様に、ベッド10の幅方向に平行な同一直線上に形成されている。
前記主軸台11には、制御装置(図示せず)によってその作動が制御され、主軸12をその軸線中心に回転させる回転駆動装置(図示せず)が内蔵されており、主軸12には、ワークWの一方端側を把持するチャック13が装着されている。尚、ワークWの他方端側は、心押軸15によって支持されるようになっている。
前記第1刃物台20は、ベッド10幅方向の一方側の側面と切りくず排出穴10bとの間のベッド10上面にZ軸方向に移動自在に配設され、上面が切りくず排出穴10b側に傾斜してX1軸方向と平行になった第1サドル21と、第1サドル21上面にX1軸方向に移動自在に配設された第2サドル22と、第2サドル22上に配設された刃物台本体23と、主軸12軸線と平行な回転中心軸回りに回転自在に刃物台本体23によって支持され、外周面に複数の工具Tが装着される多角柱状のタレット24と、制御装置(図示せず)による制御の下、タレット24を回転中心軸回りに回転させて所定の工具Tを所定の加工位置に割り出す割出機構25とを備えている。
前記第2刃物台30は、前記第1刃物台20と同様、第1サドル31,第2サドル32,刃物台本体33,タレット34,割出機構35とを備えているが、第1サドル31は、ベッド10幅方向の他方側の側面と切りくず排出穴10bとの間のベッド10上面にZ軸方向に移動自在に配設され、上面が切りくず排出穴10b側にX2軸方向と平行に傾斜しており、第2サドル32は、第1サドル31上面にX2軸方向に移動自在に配設されている。
前記移動機構40は、心押台14の移動を案内する第1案内装置41と、第1刃物台20の第1サドル21の移動を案内する第2案内装置42と、第1刃物台20の第2サドル22の移動を案内する第3案内装置43と、第2刃物台30の第1サドル31の移動を案内する第4案内装置44と、第2刃物台30の第2サドル32の移動を案内する第5案内装置45と、心押台14を駆動する第1送り装置46と、第1刃物台20の第1サドル21を駆動する第2送り装置47と、第1刃物台20の第2サドル22を駆動する第3送り装置48と、第2刃物台30の第1サドル31を駆動する第4送り装置49と、第2刃物台30の第2サドル32を駆動する第5送り装置50とを備える。
前記第1案内装置41は、切りくず排出穴10b両側のベッド10上面にZ軸に沿って配設されたガイドレール41aと、心押台14の底面に固設され、このガイドレール41aに移動自在に係合したスライダ41bとからなる。
また、前記第2案内装置42及び第4案内装置44は、凹部10a両側のベッド10上面にZ軸に沿って配設されたガイドレール42a,44aと、第1サドル21,31の底面に固設され、このガイドレール42a,44aに移動自在に係合したスライダ42b,44bとからなり、前記第3案内装置43及び第5案内装置45は、第1サドル21,31の上面にX1軸又はX2軸に沿って配設されたガイドレール43a,45aと、第2サドル22,32の底面に固設され、このガイドレール43a,45aに移動自在に係合したスライダ43b,45bとからなる。
前記第1送り装置46は、ベッド10に固設された駆動モータ46aと、心押台14下方のベッド10上面に形成された凹部10dを横切るようにZ軸に沿って配設され、駆動モータ46aによって軸中心に回転せしめられるボールねじ46bと、心押台14の底面に固設されて前記凹部10d内に配置され、ボールねじ46bと螺合したナット46cとからなる。
また、前記第2送り装置47及び第4送り装置49は、ベッド10幅方向端部の凹部10a内に収容された駆動モータ47a,49aと、当該凹部10a内にZ軸に沿って配設され、駆動モータ47a,49aによって軸中心に回転せしめられるボールねじ47b,49bと、第1サドル21,31の底面に固設されて前記凹部10a内に配置され、ボールねじ47b,49bと螺合したナット47c,49cとからなり、前記第3送り装置48及び第5送り装置50は、第1サドル21上面に固設された駆動モータ48a,50aと、第1サドル21,31上面にX1軸又はX2軸に沿って配設され、駆動モータ48a,50aによって軸中心に回転せしめられるボールねじ48b,50bと、第1サドル21,31の側面に付設され、ボールねじ48b,50bと螺合したナット48c,50cとからなる。
斯くして、これらの各案内装置41,42,43,44,45及び各送り装置46,47,48,49,50では、駆動モータ46a,47a,48a,49a,50aが駆動されてボールねじ46b,47b,48b,49b,50bが軸中心に回転し、これに沿ってナット46c,47c,48c,49c,50cが移動することで、ガイドレール41a,42a,43a,44a,45a及びスライダ41b,42b,43b,44b,45bにより案内されて、心押台14及び第1サドル21,31はZ軸方向に、第2サドル22,32はX1軸又はX2軸方向に移動する。尚、各送り装置46,47,48,49,50の駆動モータ46a,47a,48a,49a,50aは、制御装置(図示せず)によってその作動が制御されている。
前記回収装置60は、切りくずを所定の搬送方向に搬送して機外に排出する排出機構61と、搬送方向上流側で排出機構61の下方に配置され、切削液を貯留する貯留タンク64と、搬送方向下流端で排出機構61の下方に配置された回収ボックス65とを備える。
前記排出機構61は、複数のプレート62aを無端環状に連結して構成され、切りくずを搬送する搬送ベルト62と、搬送ベルト62を収容して回動自在に支持する支持部材63と、制御装置(図示せず)によってその作動が制御され、搬送ベルト62を矢示方向(図3参照)に回動させる駆動モータ(図示せず)などからなる。
前記支持部材63は、水平部63a及び傾斜部63cから構成されており、水平部63aは、その先端部(搬送方向上流側の端部)が、前記4つの挿入口10cの内、ベッド10長手方向の主軸台11側の端部側面に開口した挿入口10cから挿入されて前記切りくず排出穴10bの下方に配置され、傾斜部63cは、旋盤1の機外に配置されている。
また、前記水平部63aは、上下が開口して形成されており、この開口部63bから切りくず及び切削液が搬送ベルト62上に落下し、また、搬送ベルト62上に落下した切削液は、当該開口部63bから更に下方(後述のように貯留タンク64内)に流下するようになっている。前記傾斜部63cは、搬送方向下流端側の下面が開口しており、搬送ベルト62によって搬送された切りくずがこの開口部63dから回収ボックス65内に落下して集積される。また、前記貯留タンク64は、支持部材63の水平部63cと同様、同じ挿入口10cから挿入されて当該水平部63aの下方に配置されており、搬送ベルト62から流下した切削液を貯留する。
斯くして、この回収装置60では、切りくず及び切削液が、駆動モータ(図示せず)によって回動せしめられる搬送ベルト62上に切りくず排出穴10bから落下すると、当該切りくずは、搬送ベルト62上に載置されて機外に向けて搬送され、搬送方向下流端で回収ボックス65内に落下して回収される。一方、当該切削液は、搬送ベルト62から更に流下して貯留タンク64内に貯留される。
尚、前記ベッド10や第1サドル21,31、第2サドル22,32には、前記移動機構40の各案内装置41,42,43,44,45や送り装置46,47,48,49,50などを覆うカバー(図示せず)が適宜取り付けられており、このカバーによって切りくずや切削液が切りくず排出穴10bに導かれるようになっている。
前記カバー体16は、当該旋盤1の内部と外部とを仕切り、切りくずや切削液が外部に飛散するのを防止するものであり、ベッド10幅方向に平行な軸を中心にして上方に開き、カバー体16上面及び心押台14側のカバー体16側面に開口部16bを形成するための扉16aを備えている。
この扉16aは、作業者が当該扉16aを開けて、開口部16bからワークWの着脱など各種作業を行うために設けられるものであり、このような作業を行い易くすべく、前記ベッド10高さが低く設定されて当該旋盤1全体の高さが低く構成されている。また、開けた扉16aは、これが閉じるのを防止する適宜支持機構(図示せず)によって支持されるようになっている。
前記開口部16bは、ベッド10幅方向両側の各開口端面から前記対称面Mまでの距離がそれぞれ等しくなるように、且つ心押台14側のカバー体16側面から主軸台11側のカバー体16上面にかけて形成されている。
以上のように構成された本例の旋盤1によれば、まず、主軸台11の主軸12のチャック13にワークWの一方端側を把持させた後、制御装置(図示せず)による制御の下、第1送り装置46により心押台14をZ軸方向に移動させる。心押台14のZ軸方向における移動位置は、当該心押台14の心押軸15がワークWの他方端側に当接する位置から更に主軸台11側に近づいた位置に設定され、これにより、制御装置(図示せず)によってフィードバック制御される駆動モータ46aは、心押軸15がワークWの他方端側に当接した後も引き続き駆動されることとなり、この駆動モータ46aの推力によって当該他方端側が心押軸15によって支持される。
この後、回転駆動装置(図示せず)により主軸12を軸線中心に回転させてワークWを回転させるとともに、制御装置(図示せず)による制御の下、第1刃物台20や第2刃物台30をZ軸方向、X1軸方向やX2軸方向に移動させると、ワークWが所定の形状に加工される。
尚、加工の際には、各刃物台20,30のタレット24,34に装着された複数の工具Tの内、所定の工具Tが、割出機構25,35によって、所定の加工位置に予め割り出されている。
そして、切削加工により生じた切りくずや、工具TとワークWとの間の接触部に適宜供給された切削液は、切りくず排出穴10bを通って搬送ベルト62上に落下し、当該切りくずは、搬送ベルト62により搬送されて回収ボックス65内に回収される一方、当該切削液は、搬送ベルト62から更に下方に流下して貯留タンク64内に貯留される。
斯くして、本例の旋盤1によれば、ベッド10幅方向両側の各側面からその中央部(前記対称面M)、即ち、主軸12及び心押軸15の軸線までの距離を等しくして、当該旋盤1の外形形状をコンパクトにしているので、作業者は、各種作業を行う際に、ベッド10幅方向両側の各側面のどちら側からでも同じ様に作業することができる。これにより、作業者の作業性を向上させることができるとともに、当該旋盤1のレイアウト時に受ける制約を極力少なくして、レイアウトをフレキシブルに行うことができる。
また、ベッド10の4側面それぞれに開口する4つの挿入口10cを形成しているので、当該旋盤1のレイアウトなどに応じて回収装置60の排出機構61及び貯留タンク64を挿入する挿入口10cを適宜変更することができ、このことによっても、フレキシブルに当該旋盤1をレイアウトすることができる。
また、更に、カバー体16を設けているので、切りくずや切削液が外部に飛散するのを防止することができるとともに、当該カバー体16の開口部16bを、ベッド10幅方向両側の各開口端面から対称面Mまでの距離が等しくなるように形成しているので、作業者が扉16aを開けて行う作業を、ベッド10幅方向両側の各側面のどちら側からでも行い易くすることができ、作業者は当該作業を効率的に進めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上例では、前記回収装置60の排出機構61及び貯留タンク64を、ベッド10長手方向の主軸台11側の挿入口10cから挿入するようにしたが、これに限られるものではなく、他のどの挿入口10cから挿入するようにしても良い。
また、前記第1送り装置46の駆動モータ46aの推力により、ワークWの他方端側を心押台14の心押軸15によって支持するように構成したが、これに限られるものではなく、心押軸15を軸線方向に移動させる適宜油圧機構を設け、以下のようにして支持させても良い。即ち、主軸12にワークWの一方端側を保持させた後、心押台14をZ軸方向に移動させて当該心押台14の心押軸15をワークWの他方端側に当接させ、次に、当該油圧機構を作動させて心押軸15を主軸12側に移動させ、ワークWの他方端側に所定の力で押し付け、これにより、心押軸15によってワークWの他方端側を支持させる。
更に、前記カバー体16の扉16aを上方に開くように構成したが、スライド式の扉16aから構成しても良い。また、前記回収装置60を、排出機構61や貯留タンク64を省略して回収ボックス65のみから構成し、当該回収ボックス65を切りくず排出穴10bの下方に配置するようにしても良い。
1 旋盤
10 ベッド
10b 切りくず排出穴
10c 挿入口
11 主軸台
12 主軸
13 チャック
14 心押台
15 心押軸
16 カバー体
16a 扉
20 第1刃物台
30 第2刃物台
40 移動機構
60 回収装置
61 排出機構
64 貯留タンク
65 回収ボックス
10 ベッド
10b 切りくず排出穴
10c 挿入口
11 主軸台
12 主軸
13 チャック
14 心押台
15 心押軸
16 カバー体
16a 扉
20 第1刃物台
30 第2刃物台
40 移動機構
60 回収装置
61 排出機構
64 貯留タンク
65 回収ボックス
Claims (3)
- ベッドと、前記ベッド上に固設される主軸台と、軸線が水平となるように且つ該軸線中心に回転自在に前記主軸台によって支持され、ワークの一方端側を保持する主軸と、前記主軸をその軸線中心に回転させる回転駆動機構と、前記ベッド上に前記主軸台と対向して配設され、前記主軸軸線方向に移動自在となった心押台と、前記主軸の軸線と同軸となるように前記心押台によって支持され、前記ワークの他方端側を支持する心押軸と、前記主軸軸線方向及びこれと直交する方向に移動自在に前記ベッド上に配設され、工具を保持する刃物台と、前記心押台及び刃物台を前記各方向に移動させる送り機構と、切りくずを回収するための切りくず回収手段とを備えた旋盤であって、
前記ベッドは、上面視矩形状に形成されるとともに、該ベッド幅方向の鉛直断面の少なくとも外形形状が所定の鉛直な対称面を基準に左右対称に形成され、且つ、前記主軸台と心押台との間の上面に開口して上下方向に形成された切りくず排出穴と、水平方向に形成されて、一方側が前記切りくず排出穴の下部に連通し、他方側が各側面に開口する4つの挿入口とを備えてなり、
前記主軸台及び心押台は、前記主軸及び心押軸の軸線が前記対称面に含まれるように該ベッド上面に配設され、
前記切りくず回収手段は、前記挿入口の一つから挿入されて前記切りくず排出穴の下方に配置されてなることを特徴とする旋盤。 - 前記主軸台,心押台,刃物台及び少なくともベッド上面を囲むカバー体を更に備え、
該カバー体は、その上面に開口部を形成するための扉を備えてなることを特徴とする請求項1記載の旋盤。 - 前記カバー体の開口部は、前記ベッド幅方向両側の各開口端面から前記対称面までの距離がそれぞれ等しくなるように形成されてなることを特徴とする請求項2記載の旋盤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004379595A JP2006181689A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 旋盤 |
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| JP2004379595A JP2006181689A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 旋盤 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006181689A (ja) |
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