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JP2006180358A - パケット転送装置、方法、およびプログラム - Google Patents

パケット転送装置、方法、およびプログラム Download PDF

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JP2006180358A
JP2006180358A JP2004373463A JP2004373463A JP2006180358A JP 2006180358 A JP2006180358 A JP 2006180358A JP 2004373463 A JP2004373463 A JP 2004373463A JP 2004373463 A JP2004373463 A JP 2004373463A JP 2006180358 A JP2006180358 A JP 2006180358A
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Takeshi Yagi
毅 八木
Kenichi Matsui
健一 松井
Yuichi Naruse
勇一 成瀬
Junichi Murayama
純一 村山
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

【課題】転送経路変更の際に行われるパケット転送テーブルの検索処理を簡素化かつ高速化する。
【解決手段】パケット転送状況に応じて経路変更の可否が変化するパケット転送経路を変更する際、パケット転送装置1〜4の転送制御部29において、パケット転送テーブル31を検索して対象エントリのフラグ2(変更要否情報)を変更要に初期化し、この初期化から少なくとも所定期間以上経過するごとにパケット転送テーブル31の各エントリから当該フラグ2が変更要を示す対象エントリを検索し、検索した対象エントリについて転送経路の変更可否を確認し、その変更可が確認された対象エントリについてパケットの転送経路を変更する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パケット転送技術に関し、特にトラヒックエンジニアリングにより転送経路を動的に変更する際、その着側のパケット転送装置でのパケット到着順序を保証する転送経路変更技術に関する。
一般的に、IPネットワークでは、OSPF(Open Shortest Path First)などのルーチングプロトコルを用いて最短経路ベースのルーチングによるベストエフォート転送を行っている。
このような最短経路ベースのルーチングによれば、ネットワーク資源の消費を抑制しつつ、到達性を確保できるが、例えば、多数のユーザIPフローがある経路に集中して輻輳が発生する可能性があるなど、信頼性や通信品質の観点からは経路制御の自由度が低かった。
この問題を解決するための技術として、IPネットワーク内の負荷状況に応じて動的にトラヒックを分散させるトラヒックエンジニアリングが検討されている。このようなトラヒックエンジニアリングを採用したIPネットワークでは、加入者ユーザ間の通信に対し、使用帯域に応じて転送経路を割り当てる。
すなわち、各パケット転送装置において、同一宛先に対して複数の転送方路を用意しておき、特定の転送方路の輻輳を検出した際に、該当経路へ転送しようとしていたパケットを代替経路に転送する。この技術により、トラヒックを各経路に分散させることが可能となり、信頼性や通信品質を向上させることが可能となる。
しかし、上述の技術では、輻輳経路上のユーザフローが別経路に無瞬断にマッピングされるため、変更経路の着側のパケット転送装置で、パケットの到着順序逆転が発生する可能性が高い。
このようなトラヒックエンジニアリングを用いる際にパケットの到着順序逆転を防止する技術として、パケット転送装置が定期的にパケット転送テーブルの各エントリの参照状況を管理し、転送経路の変更が必要になった際に、所定期間参照されていない転送テーブルエントリのみを削除あるいは更新する技術が考えられる。
これにより、連続的に転送が行われているユーザ間通信は旧経路で転送し、パケットの到着順序が発生しないと判断されるユーザ間通信から新経路にマッピングすることが可能となる。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
Yuuichi Naruse et,al. "IP-in-IPv6 Overlay Networking Technology for a Terabit-class Super-network",NTT Technical Review,VOL.2,NO.3 Mar.2004 Kenichi Matsui et,al. "Cut-through Optical Path Control Technology for a Terabit-class Super-network",NTT Technical Review,VOL.2,NO.3 Mar.2004
このような従来技術では、パケットの転送状況に応じて経路変更の可否が変化するため、経路変更不可の経路については、例えば所定期間後に改めてパケット転送テーブルから当該エントリを検索して経路変更を行う必要がある。
しかしながら、経路変更の対象となる条件と転送テーブルエントリの検索キーは一対多の関係を持つ可能性もあるため、経路変更制御の対象となる転送テーブルエントリを検索するには、その検索ごとに、経路変更条件として指定された宛先ユーザアドレスなど比較的データ量の多い情報を用いてパケット転送テーブルに登録されているすべてのエントリについてその一致不一致を検査する必要があり、必要以上に制御負荷が高くなるという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、転送経路変更の際に行われるパケット転送テーブルの検索処理を簡素化かつ高速化でき、トラヒックエンジニアリング時の経路変更制御負荷を削減できるパケット転送装置、方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるパケット転送装置は、通信ネットワークに設けられて、入力されたパケットをその宛先アドレスに基づき所定の転送経路へ転送するパケット転送装置であって、パケットの各宛先アドレスとそのパケットの転送経路を示す転送経路情報と転送経路変更の対象であるか否かを示す変更要否情報との組をエントリとして複数有するパケット転送テーブルを記憶する記憶部と、入力されたパケットの宛先アドレスに対応する転送経路情報をパケット転送テーブルから取得しその転送経路情報に応じて当該パケットを転送する転送処理部と、パケット転送テーブルの各エントリのうち転送経路変更の対象となる対象エントリについて当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する転送制御部とを備え、転送制御部は、パケット転送テーブルを検索して対象エントリの変更要否情報を変更要に初期化する初期化手段と、初期化から少なくとも所定期間以上経過するごとにパケット転送テーブルの各エントリから当該変更要否情報が変更要を示す対象エントリを検索する変更対象検索手段と、検索した対象エントリについて転送経路の変更可否を確認する変更可否確認手段と、変更可が確認された対象エントリについてその転送経路情報の更新または当該対象エントリの削除を行うことにより当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する経路変更手段とを有している。
この際、変更可否確認手段で、所定期間にわたり当該宛先アドレスのパケットが転送されていないどうかに基づいて当該転送経路の変更可否を判断するようにしてもよい。
さらに、パケット転送テーブルで、エントリごとに当該転送経路の変更可否を示す変更可否情報をさらに有し、転送処理部で、パケット転送テーブルの各エントリのうちパケット転送の際に参照したエントリについてその変更可否情報を変更不可に設定し、変更対象検索手段で、検索した対象エントリのうち当該変更可否情報が変更不可を示すエントリについて転送経路の変更を行わず当該変更可否情報を変更可に設定するようにしてもよい。
この際、変更対象検索手段で、所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間の時間長を用いるようにしてもよい。
あるいは、変更対象検索手段で、所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間から切替先となる新経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間を減算して得られた差分の時間長を用いるようにしてもよい。
また、本発明にかかるパケット転送方法は、通信ネットワークに設けられたパケット転送装置により、入力されたパケットをその宛先アドレスに基づき所定の転送経路へ転送するパケット転送方法であって、パケットの各宛先アドレスとそのパケットの転送経路を示す転送経路情報と転送経路変更の対象であるか否かを示す変更要否情報との組をエントリとして複数有するパケット転送テーブルを記憶部で記憶する記憶ステップと、入力されたパケットの宛先アドレスに対応する転送経路情報をパケット転送テーブルから取得しその転送経路情報に応じて当該パケットを転送する転送処理ステップと、パケット転送テーブルの各エントリのうち転送経路変更の対象となる対象エントリについて当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する転送制御ステップとを備え、転送制御ステップは、パケット転送テーブルを検索して対象エントリの変更要否情報を変更要に初期化する初期化ステップと、初期化から少なくとも所定期間以上経過するごとにパケット転送テーブルの各エントリから当該変更要否情報が変更要を示す対象エントリを検索する変更対象検索ステップと、検索した対象エントリについて転送経路の変更可否を確認する変更可否確認ステップと、変更可が確認された対象エントリについてその転送経路情報の更新または当該対象エントリの削除を行うことにより当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する経路変更ステップとを有している。
この際、変更可否確認ステップで、所定期間にわたり当該宛先アドレスのパケットが転送されていないどうかに基づいて当該転送経路の変更可否を判断するようにしてもよい。
さらに、パケット転送テーブルで、エントリごとに当該転送経路の変更可否を示す変更可否情報をさらに有し、転送処理ステップで、パケット転送テーブルの各エントリのうちパケット転送の際に参照したエントリについてその変更可否情報を変更不可に設定し、変更対象検索ステップで、検索した対象エントリのうち当該変更可否情報が変更不可を示すエントリについて転送経路の変更を行わず当該変更可否情報を変更可に設定するようにしてもよい。
この際、変更対象検索ステップで、所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間の時間長を用いるようしてもよい。
あるいは、変更対象検索ステップで、所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間から切替先となる新経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間を減算して得られた差分の時間長を用いるようにしてもよい。
また、本発明にかかるプログラムは、通信ネットワークに設けられ、入力されたパケットをその宛先アドレスに基づき所定の転送経路へ転送するパケット転送装置のコンピュータに、パケットの各宛先アドレスとそのパケットの転送経路を示す転送経路情報と転送経路変更の対象であるか否かを示す変更要否情報との組をエントリとして複数有するパケット転送テーブルを記憶部で記憶する記憶ステップと、入力されたパケットの宛先アドレスに対応する転送経路情報をパケット転送テーブルから取得しその転送経路情報に応じて当該パケットを転送する転送処理ステップと、パケット転送テーブルの各エントリのうち転送経路変更の対象となる対象エントリについて当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する転送制御ステップとを実行させ、転送制御ステップは、パケット転送テーブルを検索して対象エントリの変更要否情報を変更要に初期化する初期化ステップと、初期化から少なくとも所定期間以上経過するごとにパケット転送テーブルの各エントリから当該変更要否情報が変更要を示す対象エントリを検索する変更対象検索ステップと、検索した対象エントリについて転送経路の変更可否を確認する変更可否確認ステップと、変更可が確認された対象エントリについてその転送経路情報の更新または当該対象エントリの削除を行うことにより当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する経路変更ステップとを有している。
この際、変更可否確認ステップで、所定期間にわたり当該宛先アドレスのパケットが転送されていないどうかに基づいて当該転送経路の変更可否を判断するようにしてもよい。
さらに、転送処理ステップで、パケット転送テーブルの各エントリのうちパケット転送の際に参照したエントリについて、その転送経路の変更可否を示す変更可否情報を変更不可に設定し、変更対象検索ステップで、検索した対象エントリのうち当該変更可否情報が変更不可を示すエントリについて転送経路の変更を行わず当該変更可否情報を変更可に設定するようにしてもよい。
また、変更対象検索ステップで、所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間の時間長を用いるようにしてもよい。
あるいは、変更対象検索ステップで、所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間から切替先となる新経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間を減算して得られた差分の時間長を用いるようにしてもよい。
本発明によれば、パケット転送状況に応じて経路変更の可否が変化するパケット転送経路を変更する際、パケット転送テーブルを検索して対象エントリの変更要否情報を変更要に初期化し、少なくとも所定期間以上経過するごとにパケット転送テーブルの各エントリから当該変更要否情報が変更要を示す対象エントリを検索し、検索した対象エントリについて転送経路の変更可否を確認し、その変更可が確認された対象エントリについてパケットの転送経路を変更するようにしたので、転送経路変更の際に必要なパケット転送テーブルの検索処理において、変更要否を示す変更要否情報を確認するだけで対象エントリを検索できる。
したがって、経路変更対象となる対象エントリをパケット転送テーブルから検索する際、経路変更条件として指定された宛先ユーザアドレスなど、比較的データ量の多い情報を用いてパケット転送テーブルに登録されているすべてのエントリについて所定期間ごとにその一致不一致を検査する必要がなくなり、パケット転送テーブルの検索処理を簡素化かつ高速化できる。
これにより、トラヒックエンジニアリングなどに基づきパケット転送装置で経路変更制御を行う際、その経路管理処理に必要な負荷を削減でき、その経路変更制御の高速化を実現することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[通信ネットワーク]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるパケット転送装置を設置した通信ネットワークのネットワークモデル例について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるパケット転送装置を設置した通信ネットワークのネットワークモデル例を示すブロック図である。
この通信ネットワークは、パケット転送装置1〜4、フレーム転送装置5,6、および光パス交換機7,8から構成され、各端末9〜24は、各ユーザ網1A〜4Aを経由してパケット転送装置1〜4に収容されている。これらパケット転送装置1〜4間は、フレーム転送装置5,6および光パス交換機7,8によって接続されている。
端末9にはユーザ#1というアドレスが割り当てられており、端末10にはユーザ#2というアドレスが割り当てられており、端末11にはユーザ#3というアドレスが割り当てられており、端末12にはユーザ#4というアドレスが割り当てられており、端末13にはユーザ#5というアドレスが割り当てられており、端末14にはユーザ#6というアドレスが割り当てられている。
また、端末15にはユーザ#7というアドレスが割り当てられており、端末16にはユーザ#8というアドレスが割り当てられており、端末17にはユーザ#9というアドレスが割り当てられており、端末18にはユーザ#10というアドレスが割り当てられており、端末19にはユーザ#11というアドレスが割り当てられており、端末20にはユーザ#12というアドレスが割り当てられており、端末21にはユーザ#13というアドレスが割り当てられており、端末22にはユーザ#14というアドレスが割り当てられており、端末23にはユーザ#15というアドレスが割り当てられており、端末24にはユーザ#16というアドレスが割り当てられている。
パケット転送装置1〜4とフレーム転送装置5,6、およびパケット転送装置1〜4間は、光波長などの光パス(図示せず)で接続されている。光パス交換機7,8は、光パスをスイッチングし、各装置間の接続関係を変更する機能を有している。
フレーム転送装置5,6は、パケット転送装置1〜4間で転送されるパケットの中継処理を実施する。
端末間のパケットは、送信側端末から、発側パケット転送装置に転送された後、フレーム転送装置を経由して、着側パケット転送装置に転送され、宛先端末に転送される場合と、送信側端末から、発側パケット転送装置に転送された後、フレーム転送装置を経由せず、着側パケット転送装置に転送され、宛先端末に転送される場合がある。
パケット転送装置1〜4、フレーム転送装置5,6、および光パス交換機7,8から構成されるバックボーンネットワークをコアネットワーク25とし、端末で構成されるネットワークをインターネット26とする。
フレーム転送装置5,6を経由しない場合の転送はカットスルー光パス転送と呼ばれ、トラヒック需要の多いパケット転送装置間に設置される。また、トラヒック需要の変化とともに、光パス交換機の装置間接続関係を制御し、カットスルー光パス転送を実施するパケット転送装置間をトラヒック需要とともに変更させることが可能である。
図2は、本発明のパケット転送装置を設置した通信ネットワークの物理モデルおよび論理モデルの一例である。
パケット転送装置1〜4間は、複数の転送経路により接続されている。これら転送経路には、光パス(光波長、光ファイバ)により確立される物理的な転送経路と、IPネットワークにおけるIP経路や、MPLS(Multi Protocol Label Switching)ネットワークにおけるLSP(Label Switch Path)などの論理的な転送経路がある。
本実施の形態では、光パスが物理的な転送経路を、LSPが論理的な転送経路を示している。
例えば、パケット転送装置1からパケット転送装置3へは、光パス101、フレーム転送装置5、波長パス103からなる物理的な転送経路を用いて確立される論理的な転送経路LSP110と、光パス105、フレーム転送装置6、波長パス107からなる物理的な転送経路を用いて確立される論理的な転送経路LSP113と、光パス107からなる物理的な転送経路を用いて確立される論理的な転送経路LSP116により接続されている。それぞれの論理的な転送経路には、その経路を識別するための経路識別子が付与される。
論理的な転送経路は、全パケット転送装置間に設置される。本実施の形態では、MPLSネットワークのLSPを採用しているため、論理的な転送経路LSP110〜135は、パケット転送装置間にフルメッシュ状に設置される。
本実施の形態では、1本の光パスが1本の物理リンクを専有しているが、例えば、WDM(Wavelength Division Multiplexing)などの技術を採用すると、複数本の光パスを1本の物理リンクに収容することが可能となる。
図3は、本発明のパケット転送装置を設置した図2のネットワークにおける、パケット転送装置とパケット転送装置間の転送経路の一例である。
本実施の形態では、光パス101、フレーム転送装置5、光パス103上に確立されたLSP110、光パス105、フレーム転送装置6、光パス107上に確立されたLSP113、光パス109上に確立されたLSP116が存在する。
コアネットワーク内では、LSP番号を記述したシムヘッダによりパケットはカプセル化され、LSP番号に応じて転送が行われる。
また、パケット転送装置1と端末9はリンク127を経由して接続されており、パケット転送装置1と端末10はリンク128を経由して接続されており、パケット転送装置1と端末11はリンク129を経由して接続されており、パケット転送装置1と端末12はリンク130を経由して接続されており、パケット転送装置1と端末17はリンク131を経由して接続されており、パケット転送装置1と端末18はリンク132を経由して接続されており、パケット転送装置1と端末19はリンク133を経由して接続されており、パケット転送装置1と端末20はリンク134を経由して接続されている。
[パケット転送装置]
次に、図4を参照して、本発明の一実施の形態にかかるパケット転送装置について説明する。図4は、本発明の一実施の形態にかかるパケット転送装置の構成を示すブロック図である。ここでは、パケット転送装置1を例として説明するが、他のパケット転送装置2〜4についても同様の構成を有している。
パケット転送装置1は、入力インタフェース部27、転送処理部28、転送制御部29、出力インタフェース部30で構成される。これら各部は、CPUでプログラムを実行することによりハードウェアとプログラムとを協働させて機能部を実現させる演算処理部(図示せず)や、上記プログラムや後述するパケット転送テーブル31などの各種情報を記憶するハードディスクやメモリなどの記憶装置(図示せず)、さらにはネットワークを介して各種パケットを送受信する通信インタフェース部(図示せず)から構成されている。
入力インタフェース部27は、受信したフレームのヘッダ領域がMPLSのシムヘッダであった際は、そのフレームをコアフレームと判断し、シムヘッダを除去することでデカプセル化してユーザパケットを抽出し、そのユーザパケットを転送処理部28へ転送する機能と、受信したフレームのヘッダ領域がユーザアドレスであった際は、そのフレームをユーザパケットと判断し、転送処理部28へ転送する機能とを有している。
転送処理部28は、パケット転送テーブル31を保有している。
パケット転送テーブル31は、受信したユーザパケットの宛先ユーザアドレスから、出力先のLSPを示すLSP番号、当該宛先ユーザアドレスを転送する転送経路の切替可否を示すフラグ1(変更可否情報)、および当該宛先ユーザアドレスを転送する転送経路の切替要否を示すフラグ2(変更要否情報)を導く機能を有している。
転送処理部28は、入力インタフェース部27から受信したユーザパケットの宛先ユーザアドレスをキーとしてパケット転送テーブル31を検索し、そのユーザパケットの出力先LSP番号を導く機能と、ユーザパケットを転送するごとに、パケット転送テーブル31においてヒットしたエントリのフラグ1をセットして変更不可と設定する機能を有している。
図5は、本実施の形態にかかるパケット転送装置で用いるパケット転送テーブルの構成例である。
パケット転送テーブル31において、通常時は各エントリは経路変更対象外でありそれぞれのフラグ2はすべてリセット状態(変更対象外)にあり、経路変更制御時のみフラグ2がセットされて変更対象となるエントリが存在する。本実施の形態では、宛先ユーザアドレス#9および#10におけるエントリ更新要求が発生していることになる。
転送制御部29は、変更経路管理テーブル32およびタイマ33を保有している。
図6は、本実施の形態にかかるパケット転送装置で用いる変更経路管理テーブルの構成例である。変更経路管理テーブル32は、例えば外部から受信した、ある宛先ユーザアドレスに関する出力先LSPの経路変更通知に記述されていた、宛先ユーザアドレスおよび変更後のLSP番号を指示情報として保有する機能を有している。
タイマ33は、所定期間ごとにタイマ値を増加させる機能を有している。本実施の形態では、例えば1ミリ秒ごとにタイマ値を1増加させる。
転送制御部29は、ある宛先ユーザアドレスに関する出力先LSPの経路変更通知について、その経路変更通知の宛先ユーザアドレスおよびLSP番号の組を変更経路管理テーブル32に追加する機能と、その宛先ユーザアドレスを検索キーとして転送処理部28のパケット転送テーブル31を検索し、ヒットしたエントリのフラグ1をリセットするとともにフラグ2をセットする機能(初期化手段)と、タイマ33のタイマ値が予め定められた規定値に達した際に、転送処理部28のパケット転送テーブル31においてフラグ2がセットされている対象エントリを検索する機能(変更対象検索手段)とを有している。
さらに、転送制御部29は、ヒットした対象エントリのフラグ1がリセット状態かどうかチェックして当該エントリの経路変更可否を確認する機能(変更可否確認手段)と、経路変更可であればそのエントリに記述されたLSP番号を変更経路管理テーブル32に保存されているLSP番号に書き換え、変更経路管理テーブル32からその宛先ユーザアドレスおよびLSP番号に関する情報を削除する機能(経路変更手段)と、タイマ33のタイマ値を初期化する機能とを有している。
タイマ値の初期化は、経路変更通知に応じて処理を開始し、最初にフラグ1をリセットするとともにフラグ2をセットした後に1回実行される。
その後、タイマ33の規定値に応じた所定期間が経過した後に経路変更処理が行われて各対象エントリに対する処理が一巡するごとにタイマ値が初期化される。この規定値は、パケット転送遅延時間の異なる経路間で経路変更を行ってもパケット到着順序が保証される十分な時間を規定する値を用いればよい。
出力インタフェース部30は、出力リンク特定テーブル34を保有している。
図7は、本実施の形態にかかるパケット転送装置で用いる出力リンク特定テーブルの構成例である。出力リンク特定テーブル34は、ヘッダ情報から、出力リンクを特定する機能を有している。
出力インタフェース部30は、転送処理部28から受信したパケットの宛先アドレスをキーに出力リンク特定テーブル34を検索し、対応するフレームを出力リンクへ送信する機能と、受信したフレームのシムヘッダに記述されたLSP番号をキーに出力リンク特定テーブル34を検索し、対応するフレームを出力リンクへ送信する機能を有している。
このように、本実施の形態では、パケット転送装置1〜4において、パケット転送状況に応じて経路変更の可否が変化するパケット転送経路を変更する際、パケット転送テーブル31を検索して対象エントリのフラグ2(変更要否情報)を変更要に初期化し、少なくとも所定期間以上経過するごとにパケット転送テーブル31の各エントリから当該フラグ2が変更要を示す対象エントリを検索し、検索した対象エントリについて転送経路の変更可否を確認し、その変更可が確認された対象エントリについてパケットの転送経路を変更するようにしたので、転送経路変更の際に必要なパケット転送テーブル31の検索処理において、変更要否を示すフラグ2を確認するだけで対象エントリを検索できる。
したがって、経路変更対象となる対象エントリをパケット転送テーブルから検索する際、経路変更条件として指定された宛先ユーザアドレスなど、比較的データ量の多い情報を用いてパケット転送テーブルに登録されているすべてのエントリについて所定期間ごとにその一致不一致を検査する必要がなくなり、パケット転送テーブルの検索処理を簡素化かつ高速化できる。
これにより、トラヒックエンジニアリングなどに基づきパケット転送装置で経路変更制御を行う際、その経路管理処理に必要な負荷を削減でき、その経路変更制御の高速化を実現することが可能となる。
[パケット転送動作]
次に、図3および図8を参照して、本実施の形態にかかるパケット転送装置の動作として、パケット転送動作について説明する。図8は、本実施の形態にかかるパケット転送装置のパケット転送動作を示す説明図である。
まず、ユーザ#1の端末9とユーザ#9の端末17の間で通信が開始されたと仮定し、端末9から端末17間へ送信されたパケットをユーザパケット201とする。
パケット転送装置1は、リンク127から、ユーザパケット201を、入力インタフェース部27で受信する。入力インタフェース部27は、受信したパケットがユーザパケットであると判断し、転送処理部28へ転送する。
転送処理部28は、ユーザパケット201を入力インタフェース部27から受信した際に、その宛先ユーザアドレスであるユーザ#9を検索キーとしてパケット転送テーブル31を参照し、出力先転送経路を識別するためのLSP110が記述されたエントリ35を検出し、エントリ35のフラグ1(変更可否情報)をチェックし、変更可を示すリセット状態「0」に設定されているためこれを変更不可を示すセット状態「1」に設定する。
また、エントリ35に記述されていた情報から、ユーザパケット201に対して、LSP110の転送情報が記述されたシムヘッダを付与し、コアフレーム202を生成する。そして、転送処理部28は、コアフレーム202を出力インタフェース部30へ送信する。
出力インタフェース部30は、コアフレーム202のシムヘッダ情報であるLSP110を検索キーとして出力リンク特定テーブル34を参照して光パス101を特定し、コアフレーム202を光パス101へ出力する。
続いて、ユーザ#1の端末9とユーザ#2の端末10の間で通信が開始されたと仮定し、端末9から端末10間へ送信されたパケットをユーザパケット203とする。
パケット転送装置1は、リンク127から、ユーザパケット203を、入力インタフェース部27で受信する。入力インタフェース部27は、受信したパケットがユーザパケットであると判断し、転送処理部28へ転送する。
転送処理部28は、ユーザパケット203を入力インタフェース部27から受信した際に、その宛先ユーザアドレスであるユーザ#2を検索キーとしてパケット転送テーブル31を参照する。この際、検出したエントリにLSP番号の記述がないため、パケット転送装置1自身が収容するユーザ宛のパケットであると判断し、ユーザパケット203をそのまま出力インタフェース部30へ送信する。
出力インタフェース部30は、ユーザパケット203の宛先アドレスであるユーザ#2を検索キーとして出力リンク特定テーブル34を参照し、出力リンク128を特定し、ユーザパケット203をリンク128へ出力する。
最後に、端末17と端末9の間で通信が開始されたと仮定し、端末17から端末9へ送信されたパケットをユーザパケット204とする。
ユーザパケット204は、パケット転送装置3において、シムヘッダを付与され、コアフレーム205としてパケット転送装置1へ送信される。
パケット転送装置1は、光パス101から、コアフレーム205を、入力インタフェース部27で受信する。入力インタフェース部27は、受信したパケットがコアフレームであると判断し、コアフレーム205のシムヘッダを除去することでユーザパケット204を抽出し、転送処理部28へ転送する。
転送処理部28は、ユーザパケット204を入力インタフェース部27から受信した際に、その宛先ユーザアドレスであるユーザ#1を検索キーとしてパケット転送テーブル31を参照する。
この際、検出したエントリにLSP番号の記述がないため、パケット転送装置1自身が収容するユーザ宛のパケットであると判断し、ユーザパケット204をそのまま出力インタフェース部30へ送信する。
出力インタフェース部30は、ユーザパケット204の宛先アドレスであるユーザ#1を検索キーとして出力リンク特定テーブル34を参照し、出力リンク127を特定し、ユーザパケット204をリンク127へ出力する。
[経路変更動作]
次に、図9および図10を参照して、本実施の形態にかかるパケット転送装置の動作として、経路変更動作について説明する。図9は、本実施の形態にかかるパケット転送装置の経路変更動作を示す説明図である。図10は、本実施の形態にかかるパケット転送装置の経路変更処理を示すフローチャートである。
前述したパケット転送装置のパケット転送動作では、図8において、端末9と端末17の間の通信はLSP110で示される転送経路を用いていた。ここでは、図9に示すように、所定の経路変更通知に基づいて、上記の通信の転送経路をLSP116で示される転送経路に変更する場合を例として説明する。
パケット転送装置1の転送制御部29は、経路変更通知に応じて、図10の経路変更処理を開始する。まず、経路変更通知に含まれる、宛先ユーザアドレスがユーザ#9で検出される転送テーブルエントリのLSP番号をLSP116へ変更する指示情報と、宛先ユーザアドレスがユーザ#10で検出される転送テーブルエントリのLSP番号をLSP116へ変更する指示情報を、宛先ユーザアドレス「ユーザ#9」を検索キーとしてLSP116を導くエントリと、宛先ユーザアドレス「ユーザ#10」を検索キーとしてLSP116を導くエントリとし、変更経路管理テーブル32に保存する。
また、同時に、宛先ユーザアドレス「ユーザ#9」を検索キーとしてパケット転送テーブル31を検索して(ステップ300)、ヒットしたエントリ38のフラグ1(変更可否情報)をリセット状態「0」(変更可)に設定するとともに、フラグ2(変更要否情報)をセット状態「1」(変更要)に設定し(ステップ301:初期化手段)、宛先ユーザアドレス「ユーザ#10」を検索キーとしてパケット転送テーブル31を検索して(ステップ300)、ヒットしたエントリ39のフラグ1(変更可否情報)をリセット状態「0」(変更可)に設定するとともにフラグ2(変更要否情報)をセット状態「1」(変更要)に設定する(ステップ301:初期化手段)。
続いて、転送制御部29はタイマ33を初期化して計時を開始する(ステップ310)。本実施の形態では、タイマ33は規定値に基づき所定期間として100ミリ秒を計測し、100ミリ秒ごとにリセットされる(ステップ311)。
この所定期間として、経路変更対象となる対象エントリの宛先アドレスのパケットが、少なくとも当該パケット転送装置から切替元となる旧経路を介して転送先となるパケット転送装置などの対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間以上の時間長を用いれば、過去に転送したパケットがすべて対向装置へ到達完了しているタイミングで経路変更動作を行うことになり、より安全な経路変更動作を実現できる。
あるいは、所定期間として、経路変更対象となる対象エントリの宛先アドレスのパケットが、切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間から、切替先となる新経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間を減算して得られた差分以上の時間長を用いれば、旧経路を介して過去に転送したパケットと新経路を介して転送を開始したパケットの対向装置での到着順序が入れ替わらない(追い越さない)タイミングで経路変更動作を行うことになり、より安全な経路変更動作を実現できる。
このようにして、転送制御部29は、ステップ301でのフラグの初期化以降において、少なくとも所定期間が経過するごとに経路変更制御を実施する。なお、経路変更制御を実施する間隔については、少なくとも所定期間以上すなわちパケット到着順序が保証される期間以上であればよく、一定の周期で実施する必要はない。例えば、所定期間について、対向パケット転送装置との間でICMP(Internet Control Message Protocol)のping(Packet InterNet Groper)パケットを定期的に送受信するなどして、対向パケット転送装置間のRTT(Round Trip Time:往復転送遅延時間)を算出し、このRTTの変動に応じて動的に変更してもよい。
転送制御部29は、タイマ33が規定値に達した際(ステップ311:YES)、転送処理部28のパケット転送テーブル31においてフラグ2がセット(変更要)されているエントリを検索する(ステップ312:変更対象検索手段)。
この検索で対象エントリとしてエントリ38がヒットした場合(ステップ313:YES)、検索したエントリ38のフラグ1をチェックする(ステップ314:変更可否確認手段)。
ここで、ステップ310でタイマ33が初期化されてからステップ311でタイマ33が規定値に達するまでの所定期間に、エントリ38が参照されておらず当該経路でパケット転送がなく、経路変更が安全に行える場合、エントリ38のフラグ1はリセット状態(変更可)のままとなる。
このように、当該エントリ38のフラグ1がリセット状態にある場合(ステップ314:YES)、当該エントリ38を、変更経路管理テーブル32に記述された情報に基づき更新する(ステップ315:経路変更手段)。ここでは、LSP番号がLSP110からLSP116に更新される。この際、更新処理した指示情報に対応する変更経路管理テーブル32内のエントリ36を削除するとともに、フラグ2をリセット状態「0」(変更対象外)に設定する。
そして、転送制御部29は、転送処理部28のパケット転送テーブル31において当該エントリ38以降に記載されたエントリからフラグ2がセット(変更要)されているエントリの検索を再開する(ステップ317)。
この検索で対象エントリとしてエントリ39がヒットした場合(ステップ318:YES)、ステップ314へ戻って、検索したエントリ39のフラグ1をチェックする(ステップ314)。
ここで、ステップ310でタイマ33が初期化されてからステップ311でタイマ33が規定値に達するまでの期間に、エントリ39が参照されて当該経路でパケット転送が行われ、経路変更が安全に行えない場合、エントリ39のフラグ1はセット状態(変更不可)となっている。
このように、当該エントリ39のフラグ1がセット状態にある場合(ステップ314:NO)、次にタイマ33が規定値に達するまでの期間で経路変更が安全に行えるか否か再確認するため、そのフラグ1をリセット状態「0」(変更可)に設定する(ステップ316:変更対象検索手段)。
この結果、経路変更直前のパケット転送テーブル37に対し、変更直後のパケット転送テーブルはパケット転送テーブル40となり、エントリ38,39はそれぞれエントリ41,42に更新される。
この後、転送制御部29は、転送処理部28のパケット転送テーブル31において当該エントリ39以降に記載されたエントリからフラグ2がセット(変更要)されているエントリの検索を再開する(ステップ317)。この検索で対象エントリがヒットしなかった場合(ステップ318:NO)、ステップ310へ戻ってタイマ33を初期化し、タイマが規定値に達するごとに周期的に前述したステップ312〜318の処理を繰り返し実行する。
ステップ313において、フラグ2がセット(変更要)されているエントリが存在しなかった際は(ステップ313:NO)、一連の経路変更処理を終了する。このとき、変更経路管理テーブル32にはエントリが存在しないはずである。
このように、本実施の形態では、パケット転送装置1〜4において、パケット転送状況に応じて経路変更の可否が変化するパケット転送経路を変更する際、パケット転送テーブル31を検索して対象エントリのフラグ2(変更要否情報)を変更要に初期化し、少なくとも所定期間以上経過するごとにパケット転送テーブル31の各エントリから当該フラグ2が変更要を示す対象エントリを検索し、検索した対象エントリについて転送経路の変更可否を確認し、その変更可が確認された対象エントリについてパケットの転送経路を変更するようにしたので、転送経路変更の際に必要なパケット転送テーブル31の検索処理において、変更要否を示すフラグ2を確認するだけで対象エントリを検索できる。
したがって、経路変更対象となる対象エントリをパケット転送テーブルから検索する際、経路変更条件として指定された宛先ユーザアドレスなど、比較的データ量の多い情報を用いてパケット転送テーブルに登録されているすべてのエントリについて所定期間ごとにその一致不一致を検査する必要がなくなり、パケット転送テーブルの検索処理を簡素化かつ高速化できる。
これにより、トラヒックエンジニアリングなどに基づきパケット転送装置で経路変更制御を行う際、その経路管理処理に必要な負荷を削減でき、その経路変更制御の高速化を実現することが可能となる。
また、経路変更可否を判断する際、パケット転送ごとにセットされるフラグ1(変更可否情報)と、パケット転送遅延時間の異なる経路間で経路変更を行ってもパケット到着順序が保証される十分な時間を計時するタイマ33とを用いることにより、極めて簡素な処理および構成で経路変更可否を確実に判断できる。
なお、以上では、経路変更を安全に実行できるか否かについて、フラグ1とタイマ33を用いて判断する場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、他の経路更新可否判断手段を用いてもよく、前述と同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施の形態にかかるパケット転送装置を設置した通信ネットワークのネットワークモデル例を示すブロック図である。 本発明のパケット転送装置を設置した通信ネットワークの物理モデルおよび論理モデルの一例である。 本発明のパケット転送装置を設置した図2のネットワークにおける、パケット転送装置とパケット転送装置間の転送経路の一例である。 本発明の一実施の形態にかかるパケット転送装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるパケット転送装置で用いるパケット転送テーブルの構成例である。 本実施の形態にかかるパケット転送装置で用いる変更経路管理テーブルの構成例である。 本実施の形態にかかるパケット転送装置で用いる出力リンク特定テーブルの構成例である。 本実施の形態にかかるパケット転送装置のパケット転送動作を示す説明図である。 本実施の形態にかかるパケット転送装置の経路変更動作を示す説明図である。 本実施の形態にかかるパケット転送装置の経路変更処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,3,4…パケット転送装置、1A〜4A…ユーザ網、5,6…フレーム転送装置、7,8…光パス交換機、9〜24…端末、25…コアネットワーク、26…インターネット、27…入力インタフェース部、28…転送処理部、29…転送制御部、30…出力インタフェース部、31…パケット転送テーブル、32…変更経路管理テーブル、33…タイマ、34…出力リンク特定テーブル、35,36,38,39,41,42…エントリ、37…パケット転送テーブル(経路変更直前)、40…パケット転送テーブル(経路変更直後)、101〜109…光パス、110〜135…LSP、201,203,204…ユーザパケット、202,205…コアフレーム。

Claims (15)

  1. 通信ネットワークに設けられて、入力されたパケットをその宛先アドレスに基づき所定の転送経路へ転送するパケット転送装置であって、
    パケットの各宛先アドレスとそのパケットの転送経路を示す転送経路情報と転送経路変更の対象であるか否かを示す変更要否情報との組をエントリとして複数有するパケット転送テーブルを記憶する記憶部と、
    入力されたパケットの宛先アドレスに対応する転送経路情報を前記パケット転送テーブルから取得しその転送経路情報に応じて当該パケットを転送する転送処理部と、
    前記パケット転送テーブルの各エントリのうち転送経路変更の対象となる対象エントリについて当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する転送制御部と
    を備え、
    前記転送制御部は、前記パケット転送テーブルを検索して前記対象エントリの変更要否情報を変更要に初期化する初期化手段と、少なくとも所定期間以上経過するごとに前記パケット転送テーブルの各エントリから当該変更要否情報が変更要を示す対象エントリを検索する変更対象検索手段と、検索した前記対象エントリについて転送経路の変更可否を確認する変更可否確認手段と、変更可が確認された対象エントリについてその転送経路情報の更新または当該対象エントリの削除を行うことにより当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する経路変更手段とを有する
    ことを特徴とするパケット転送装置。
  2. 請求項1に記載のパケット転送装置において、
    前記変更可否確認手段は、前記所定期間にわたり当該宛先アドレスのパケットが転送されていないどうかに基づいて当該転送経路の変更可否を判断することを特徴とするパケット転送装置。
  3. 請求項2に記載のパケット転送装置において、
    前記パケット転送テーブルは、前記エントリごとに当該転送経路の変更可否を示す変更可否情報をさらに有し、
    前記転送処理部は、前記パケット転送テーブルの各エントリのうちパケット転送の際に参照したエントリについてその変更可否情報を変更不可に設定し、
    前記変更対象検索手段は、検索した対象エントリのうち当該変更可否情報が変更不可を示すエントリについて転送経路の変更を行わず当該変更可否情報を変更可に設定することを特徴とするパケット転送装置。
  4. 請求項1に記載のパケット転送装置において、
    前記変更対象検索手段は、前記所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間の時間長を用いることを特徴とするパケット転送装置。
  5. 請求項1に記載のパケット転送装置において、
    前記変更対象検索手段は、前記所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間から切替先となる新経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間を減算して得られた差分の時間長を用いることを特徴とするパケット転送装置。
  6. 通信ネットワークに設けられたパケット転送装置により、入力されたパケットをその宛先アドレスに基づき所定の転送経路へ転送するパケット転送方法であって、
    パケットの各宛先アドレスとそのパケットの転送経路を示す転送経路情報と転送経路変更の対象であるか否かを示す変更要否情報との組をエントリとして複数有するパケット転送テーブルを記憶部で記憶する記憶ステップと、
    入力されたパケットの宛先アドレスに対応する転送経路情報を前記パケット転送テーブルから取得しその転送経路情報に応じて当該パケットを転送する転送処理ステップと、
    前記パケット転送テーブルの各エントリのうち転送経路変更の対象となる対象エントリについて当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する転送制御ステップと
    を備え、
    前記転送制御ステップは、前記パケット転送テーブルを検索して前記対象エントリの変更要否情報を変更要に初期化する初期化ステップと、少なくとも所定期間以上経過するごとに前記パケット転送テーブルの各エントリから当該変更要否情報が変更要を示す対象エントリを検索する変更対象検索ステップと、検索した前記対象エントリについて転送経路の変更可否を確認する変更可否確認ステップと、変更可が確認された対象エントリについてその転送経路情報の更新または当該対象エントリの削除を行うことにより当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する経路変更ステップとを有する
    ことを特徴とするパケット転送方法。
  7. 請求項6に記載のパケット転送方法において、
    前記変更可否確認ステップは、前記所定期間にわたり当該宛先アドレスのパケットが転送されていないどうかに基づいて当該転送経路の変更可否を判断することを特徴とするパケット転送方法。
  8. 請求項7に記載のパケット転送方法において、
    前記パケット転送テーブルは、前記エントリごとに当該転送経路の変更可否を示す変更可否情報をさらに有し、
    前記転送処理ステップは、前記パケット転送テーブルの各エントリのうちパケット転送の際に参照したエントリについてその変更可否情報を変更不可に設定し、
    前記変更対象検索ステップは、検索した対象エントリのうち当該変更可否情報が変更不可を示すエントリについて転送経路の変更を行わず当該変更可否情報を変更可に設定する
    ことを特徴とするパケット転送方法。
  9. 請求項6に記載のパケット転送方法において、
    前記変更対象検索ステップは、前記所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間の時間長を用いることを特徴とするパケット転送方法。
  10. 請求項6に記載のパケット転送方法において、
    前記変更対象検索ステップは、前記所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間から切替先となる新経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間を減算して得られた差分の時間長を用いることを特徴とするパケット転送方法。
  11. 通信ネットワークに設けられ、入力されたパケットをその宛先アドレスに基づき所定の転送経路へ転送するパケット転送装置のコンピュータに、
    パケットの各宛先アドレスとそのパケットの転送経路を示す転送経路情報と転送経路変更の対象であるか否かを示す変更要否情報との組をエントリとして複数有するパケット転送テーブルを記憶部で記憶する記憶ステップと、
    入力されたパケットの宛先アドレスに対応する転送経路情報を前記パケット転送テーブルから取得しその転送経路情報に応じて当該パケットを転送する転送処理ステップと、
    前記パケット転送テーブルの各エントリのうち転送経路変更の対象となる対象エントリについて当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する転送制御ステップと
    を実行させ、
    前記転送制御ステップは、前記パケット転送テーブルを検索して前記対象エントリの変更要否情報を変更要に初期化する初期化ステップと、少なくとも所定期間以上経過するごとに前記パケット転送テーブルの各エントリから当該変更要否情報が変更要を示す対象エントリを検索する変更対象検索ステップと、検索した前記対象エントリについて転送経路の変更可否を確認する変更可否確認ステップと、変更可が確認された対象エントリについてその転送経路情報の更新または当該対象エントリの削除を行うことにより当該宛先アドレスを持つパケットの転送経路を変更する経路変更ステップとを有する
    ことを特徴とするプロクラム。
  12. 請求項11に記載のプロクラムにおいて、
    前記変更可否確認ステップは、前記所定期間にわたり当該宛先アドレスのパケットが転送されていないどうかに基づいて当該転送経路の変更可否を判断することを特徴とするプロクラム。
  13. 請求項12に記載のプロクラムにおいて、
    前記転送処理ステップは、前記パケット転送テーブルの各エントリのうちパケット転送の際に参照したエントリについて、その転送経路の変更可否を示す変更可否情報を変更不可に設定し、
    前記変更対象検索ステップは、検索した対象エントリのうち当該変更可否情報が変更不可を示すエントリについて転送経路の変更を行わず当該変更可否情報を変更可に設定する
    ことを特徴とするプロクラム。
  14. 請求項11に記載のプロクラムにおいて、
    前記変更対象検索ステップは、前記所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間の時間長を用いることを特徴とするプロクラム。
  15. 請求項11に記載のプロクラムにおいて、
    前記変更対象検索ステップは、前記所定期間として、少なくとも、対象エントリの宛先アドレスを持つパケットが切替元となる旧経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間から切替先となる新経路を介して対向装置まで到達するのに要する伝搬遅延時間を減算して得られた差分の時間長を用いることを特徴とするプロクラム。
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