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JP2006170388A - 摩擦発生機構 - Google Patents

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JP2006170388A
JP2006170388A JP2004366759A JP2004366759A JP2006170388A JP 2006170388 A JP2006170388 A JP 2006170388A JP 2004366759 A JP2004366759 A JP 2004366759A JP 2004366759 A JP2004366759 A JP 2004366759A JP 2006170388 A JP2006170388 A JP 2006170388A
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protrusion
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JP2004366759A
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Hiroshi Uehara
宏 上原
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Exedy Corp
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Abstract

【課題】摩擦発生機構のコーンスプリングの誤組を防止する。
【解決手段】 この摩擦発生機構8は、第2ブッシュ15と、第2コーンスプリング17とから構成されている。第2コーンスプリング17は、円周方向に等間隔に配置された複数の第1切欠部17aと、隣接する第1切欠部17a同士の間に円周方向に等間隔に配置された複数の第2切欠部17bとを有している。第2ブッシュ15は、第1切欠部17aに回転方向に係合する少なくとも1つの第1突起部15cと、第2切欠部17bに回転方向に係合する少なくとも1つの第2突起部15dとを有している。また、第2ブッシュ15に対して第2コーンスプリング17を裏表逆に組み付けると、第1切欠部17aと第1突起部15c、第2切欠部17bと第2突起部15d、のいずれか一方が係合不能となる。
【選択図】図14

Description

本発明は、摩擦発生機構、特に2つの回転部材が相対回転すると摩擦抵抗を発生させて捩り振動を減衰させるための機構に関する。
車両のクラッチディスク組立体に用いられるダンパー機構は、一対の円板状入力側プレートと、外周にフランジを有する出力側ハブと、一対の入力側プレートとフランジとを回転方向に弾性的に連結するトーションスプリングと、入力側プレートと出力側ハブとの間に配置された摩擦発生機構とを備えている。
摩擦発生機構は、例えば、出力側ハブのフランジに当接する摩擦部材と、摩擦部材と入力側プレートの一方との間に配置され摩擦部材をフランジに対して押圧するためのコーンスプリングとを有している。摩擦部材は、環状の本体と、本体から軸方向に突出し入力側プレートと一体回転するように係合する複数の突起部を有している。各突起部は入力側プレートに形成された孔に挿入され回転方向に係合している。すなわち、突起部の回転方向両端は孔の回転方向両端に当接しており、これにより摩擦部材は入力側プレートに対して軸方向に移動可能であるが回転方向には移動不能となっている。また、コーンスプリングは、摩擦部材に対して相対回転不能に配置されている。具体的には、コーンスコーンスプリングは、内周側に円周方向に配置された複数の切欠部を有している。そして、摩擦部材は、切欠部と係合する円周方向に配置された複数の突起部を有している。コーンスプリングは、軸方向に圧縮された状態で入力側プレートと摩擦部材との間に挟み込まれている。これらの構成により、コーンスプリングは、摩擦部材に対して相対回転不能に係合するとともに、摩擦部材を軸方向へ付勢している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−355679号公報
以上に述べたコーンスプリングは、切欠部が円周方向に均等に配置されているため、摩擦部材側の突起部も円周方向に均等に配置されている。そのため、摩擦発生機構の組み付け作業時において摩擦部材に対してコーンスプリングの裏表を逆に組み付けてしまう場合がある。一方、コーンスプリングは、内周部が摩擦部材と軸方向に当接しており、外周部が入力側プレートと軸方向に当接している。そうすると、コーンスプリングを裏表逆に組み付けた場合、コーンスプリングの摩擦部材及び入力側プレートに当接する部分が、内周部と外周部とで入れ替わってしまう。一方、摩擦部材は環状の部材であるため、コーンスプリングの外周部に対応する位置に摩擦部材が存在しない場合があり、コーンスプリングの外周部と摩擦部材とが軸方向に当接しない場合が起こり得る。その組み付け状態では、摩擦部材をフランジ部に対して軸方向へ付勢できなくなるため、摩擦発生機構が本来の機能を発揮しなくなり好ましくない。また、従来の摩擦部材及びコーンスプリングは、作業員がこのような誤組に気づかない構造となっている。
本発明の課題は、摩擦発生機構の構造を工夫することで、コーンスプリングの誤組を防止することにある。
請求項1に記載の摩擦発生機構は、相対回転可能に配置された第1回転部材及び第2回転部材の間で摩擦を発生させて捩り振動を減衰させるためのものである。この摩擦発生機構は、第1回転部材に回転方向に係合するとともに第2回転部材に当接し第1及び第2回転部材が相対回転すると第2回転部材に摺動して摩擦を発生する環状の摩擦部材と、第1回転部材と摩擦部材との間に配置され摩擦部材を第2回転部材に対して軸方向へ付勢するための環状の弾性部材とを備えている。弾性部材は、円周方向に等間隔に配置された複数の第1切欠部と、隣接する第1切欠部同士の間に円周方向に等間隔に配置された複数の第2切欠部とを有している。摩擦部材は、第1切欠部に回転方向に係合する少なくとも1つの第1突起部と、第2切欠部に回転方向に係合する少なくとも1つの第2突起部とを有している。摩擦部材に対して弾性部材を裏表逆に組み付けると、第1切欠部と第1突起部、第2切欠部と第2突起部、のいずれか一方が係合不能となる。
従来の弾性部材の切欠部は、円周方向に等間隔で配置されているため、前述のように摩擦部材に組み付ける際に裏表を逆に組み付けてしまう場合がある。しかし、この摩擦発生機構では、摩擦部材に対して弾性部材を裏表逆に組み付けた場合に、第1切欠部と第1突起部、第2切欠部と第2突起部、のいずれか一方が係合不能になるため、弾性部材を摩擦部材に対して組み付けることができない。これにより、この摩擦発生機構では、弾性部材の誤組を防止することができる。
請求項2に記載の摩擦発生機構は、請求項1において、第1切欠部から隣接する2つの第2切欠部までの円周方向の距離は、それぞれ異なっている。
この摩擦発生機構では、弾性部材において第1切欠部から隣接する2つの第2切欠部までの円周方向の距離がそれぞれ異なっているため、弾性部材を摩擦発生機構に対して裏表を逆に組み付ける場合に、第1突起部と第1切欠部との位置及び第2突起部と第2切欠部との位置のいずれか一方が合わなくなり、摩擦部材に対して弾性部材を組み付けることができない。これにより、この摩擦発生機構では、弾性部材の誤組を確実に防止することができる。
請求項3に記載の摩擦発生機構は、請求項1又は2において、1つの第1切欠部から隣接する一方の第2切欠部までの円周方向の距離が、1つの第1切欠部に係合する第1突起部から1つの第1切欠部に隣接する他方の第2切欠部に係合する第2突起部までの円周方向の距離よりも大きい。
この摩擦発生機構では、上記の寸法関係にあるため、摩擦部材に対して弾性部材を裏表逆に組み付けた場合に、第1突起部と第2突起部との間に第1切欠部と第2切欠部との間の突出している部分が嵌め込むことができない。これにより、この摩擦発生機構では、弾性部材の誤組をより確実に防止することができる。
請求項4に記載の摩擦発生機構は、請求項1から3のいずれかにおいて、第2切欠部の円周方向中心から隣接する2つの第1切欠部の円周方向中心までの円周方向の距離がそれぞれ異なっている。
請求項5に記載の摩擦発生機構は、請求項1から4のいずれかにおいて、第1切欠部の円周方向の幅が第2切欠部の円周方向の幅よりも大きく、第1突起部の円周方向の幅が第2切欠部の円周方向の幅よりも大きい。
この摩擦発生機構では、第1突起部の円周方向の幅が第2切欠部の円周方向の幅よりも大きいため、弾性部材を摩擦部材に組み付ける際に第1突起部に対して第2切欠部を嵌め込むことができない。すなわち、第1突起部には第1切欠部しか嵌め込むことができない。この結果、弾性部材を摩擦部材に対して裏表を逆に組み付ける場合に、摩擦部材の第2突起部と弾性部材の第2切欠部との位置が確実に合わなくなり、第2切欠部を第2突起部に嵌め込むことができない。これにより、この摩擦発生機構では、弾性部材の誤組を確実に防止することができる。
請求項6に記載の摩擦発生機構は、請求項1から5のいずれかにおいて、弾性部材の内周部が摩擦部材と軸方向に当接し、弾性部材の外周部が第1回転部材と軸方向に当接し、摩擦部材が弾性部材の内周部と軸方向に当接する環状部を有している。第1及び第2切欠部は、弾性部材の内周側に配置されている。第1及び第2突起部は、環状部から軸方向へ突出している。
請求項7に記載の摩擦発生機構は、請求項1から6のいずれかにおいて、第1回転部材が第1突起部に対応する位置に少なくとも1つの孔部を有している。第1突起部は、孔部に挿嵌されている。
この摩擦発生機構では、第1突起部が第1回転部材の孔部に挿嵌されているため、第1回転部材に対して摩擦部材を相対回転不能に連結することができる。
請求項8に記載の摩擦発生機構は、請求項1から7のいずれかにおいて、第1回転部材が一対の円板状の入力側プレートから構成されている。第2回転部材は、一対の入力側プレートの内周側に配置された筒状の出力側ハブと、出力側ハブの外周側であって一対の入力側プレートの間に配置された円板状のフランジ部とから構成されている。一対の入力側プレートとフランジ部とは、回転方向に弾性的に連結されている。フランジ部と出力側ハブとは、回転方向に弾性的に連結されている。摩擦部材は、フランジ部に摺動するよう配置されている。弾性部材は、摩擦部材と一方の入力プレートとの間に配置されている。
請求項9に記載の摩擦発生機構は、請求項1から8のいずれかにおいて、摩擦部材の内周側に出力側ハブ及びフランジ部と摺動するよう配置され摩擦部材に回転方向に係合する環状の内周側摩擦部材と、内周側摩擦部材と一方の入力側プレートとの間に配置され内周側摩擦部材をフランジ部に対して軸方向に付勢するための環状の内周側弾性部材と、他方の入力側プレートとフランジ部との間にフランジ部と摺動するよう配置され他方の入力側プレートに回転方向に係合する環状の第3摩擦部材とをさらに備えている。
本発明に係る摩擦発生機構及びダンパー機構では、コーンスプリングの誤組を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
1.クラッチディスク組立体の構成
(1)全体の構成
図1に示す本発明の一実施形態としての摩擦発生機構を備えたクラッチディスク組立体を示す。クラッチディスク組立体1は、図1の左側に配置されたエンジン(図示せず)からのトルクを図1の右側に配置されたトランスミッション(図示せず)に伝達及び遮断するための装置である。図1においては、O−Oがクラッチディスク組立体1の回転軸線である。また、図2においてR1がクラッチディスク組立体1の回転方向(円周方向)であり、R2がその反対方向である。
クラッチディスク組立体1は、主に、ハブ2(第2回転部材)と、クラッチプレート3及びリティーニングプレート4(第1回転部材)と、ハブフランジ5(フランジ部)と、ハブフランジ5とハブ2とを回転方向に弾性的に連結するための小トーションスプリング6と、クラッチプレート3及びリティーニングプレート4とハブフランジ5とを回転方向に弾性的に連結するための大トーションスプリング7(トーションスプリング)と、クラッチプレート3及びリティーニングプレート4とハブ2との間で相対回転が生じるときに所定の摩擦を発生するための摩擦発生機構8とから構成されている。
ハブ2は、クラッチディスク組立体1の中心に配置され、トランスミッションの軸(図示せず)に連結される。ハブ2は、軸方向に延びる円筒状のボス2aと、ボス2aの外周に一体形成されたフランジ2bとから構成されている。フランジ2bの外周には、図2〜図4に示すように、複数の突起2cが回転方向に等間隔で形成されている。図3に示すように、フランジ2bの径方向に対向する2カ所には、後述する小トーションスプリング6の回転方向両端を受けるための切欠き2dが形成されている。また、ボス2aの内周側には、トランスミッションの軸にスプライン係合するスプライン孔2eが形成されている。
ハブフランジ5は、円板状のプレートであり、ハブ2のフランジ2bの外周に配置されている。ハブフランジ5は、図2から明らかなように、半径方向外方に延びる4つの突出部5aを有している。各突出部5aには、回転方向に延びる窓孔5bが形成されている。各突出部5aの間には外側切欠き5cが形成されている。突出部5aの内周側には内周側環状部5fが設けられている。内周側環状部5fの内周縁には、ハブ2の突起2cの間に対応する部分に歯5dが形成されている。突起2cと歯5dとの間には回転方向に所定の隙間が確保されており、これによりハブ2とハブフランジ5とが所定角度まで回転可能となっている。ハブフランジ5の内周側においてハブ2の切欠き2dに対応する2カ所には内側切欠き5eが形成されている。これらの切欠き2dと内側切欠き5e内には小トーションスプリング6が配置されている。
クラッチプレート3及びリティーニングプレート4はハブフランジ5の両側方に配置されている。クラッチプレート3及びリティーニングプレート4は、概ね円板状の一対の部材であり、ハブ2のボス2aの外周方に回転自在に配置されている。クラッチプレート3及びリティーニングプレート4は外周部で当接ピン11により互いに固定されている。この当接ピン11は、ハブフランジ5に形成された外側切欠き5c内を挿通している。当接ピン11と外側切欠き5cとには回転方向に所定の隙間が確保されているため、クラッチプレート3及びリティーニングプレート4とハブフランジ5とは所定角度内で相対回転可能である。
クラッチプレート3の外周には摩擦連結部10が配置されている。摩擦連結部10は、主に、クッショニングプレート12と、クッショニングプレート12の軸方向両側に固定された円環状の摩擦フェーシング13とから構成されている。クッショニングプレート12は、円環状に連続する環状部12aと、環状部12aから外周側に突出して形成された複数のクッショニング部12bとを有している。環状部12aはその一部が内周側に突出しており、その突出した部分が当接ピン11によりクラッチプレート3に固定されている。
クラッチプレート3及びリティーニングプレート4には、それぞれハブフランジ5の窓孔5bに対応した位置に窓孔3a及び窓孔4aが形成されている。これら窓孔3a及び窓孔4a内に大トーションスプリング7が配置されている。各窓孔3a及び窓孔4aの半径方向両側には軸方向外方に切り起こされた押さえ部3b、押さえ部4bが形成されている。大トーションスプリング7は、それぞれ二組の第1スプリング組立体7aと第2スプリング組立体7bとから構成されている。第1スプリング組立体7aは、半径方向に対向するハブフランジ5の窓孔5b内に各々配置されており、大径のトーションスプリングとその内側に配置された小径のトーションスプリングとから構成されている。第1スプリング組立体7aの回転方向両端はハブフランジ5の窓孔5bの回転方向両端、クラッチプレート3の窓孔3aの回転方向両端及びリティーニングプレート4の窓孔4aの回転方向両端に当接している。第2スプリング組立体7bは、半径方向対向するハブフランジ5の窓孔5b内に配置されており、トーションスプリングとその内側に配置されたフロートラバー7cとから構成されている。第2スプリング組立体7bのトーションスプリングの回転方向両端は、ハブフランジ5の窓孔5bの回転方向両端、クラッチプレート3の窓孔3aの回転方向両端及びリティーニングプレート4の窓孔4aの回転方向両端に当接している。ただし、フロートラバー7cの長さは各窓孔の回転方向両端間より短くなっている。すなわち、フロートラバー7cは各窓孔の回転方向両端間で回転方向に移動自在である。
(2)摩擦発生機構の構成
摩擦発生機構8は、図1及び図5に示すように、クラッチプレート3の内周部とリティーニングプレート4の内周部との間でかつボス2aの外周側に配置されている。この摩擦発生機構8は、第1ブッシュ14(内周側摩擦部材)と、第2ブッシュ15(摩擦部材)と、第1コーンスプリング16(内周側弾性部材)と、第2コーンスプリング17(弾性部材)と、第3ブッシュ18(第3摩擦部材)とを有している。第1〜第3ブッシュ14、15、18はそれぞれ例えばナイロン系の樹脂等で形成されている。
第1ブッシュ14は樹脂製円板状プレートである。第1ブッシュ14は、図5〜図7に示すように、内周部がボス2aに近接しており、一側面がハブ2のフランジ2bのトランスミッション側の側面に当接している。第1ブッシュ14は、円板状部14aと、円板状部14aから半径方向外方に延びる4つの突起14dとから主に構成されている。また、円板状部14aの内周部には、他の部分から軸方向に突出した第1環状部14bと、第1環状部14bの内周側部分においてさらに軸方向に突出した第2環状部14cとを有している。
第1ブッシュ14とリティーニングプレート4との間には、第1コーンスプリング16が配置されている。第1コーンスプリング16は、外周部がリティーニングプレート4に支持され、内周部が第1ブッシュ14の第1環状部14bに当接している。第1コーンスプリング16は、軸方向に圧縮された状態で配置されており、第1ブッシュ14をハブ2のフランジ2bに対して押しつけている。第1コーンスプリング16には、図11に示すように、外周側に複数の切欠き16aが形成されている。この切欠き16aは、第1ブッシュ14の摩耗によって第1コーンスプリング16の姿勢が変化するときに、第1コーンスプリング16の付勢力の変化を少なくするためのものである。
第2ブッシュ15は、図8〜図10及び図13から明らかなように円板状の部材であり、第1ブッシュ14の外周側に、第1ブッシュ14が配置された平面とほぼ同一平面上にかつ同芯に配置されている。第2ブッシュ15は円板状の本体部15aから主に構成されている。本体部15aの内周側には、他の部分より軸方向トランスミッション側に突出する環状部15bが形成されている。本体部15aのエンジン側の側面15fは、ハブフランジ5の内周側環状部5fの軸方向トランスミッション側の側面5gに当接しており、両者によって第1摺動面31を形成している。環状部15bのトランスミッション側の側面には、回転方向に等間隔で4つの切欠き15eが形成されている。この切欠き15e内には、第1ブッシュ14の突起14dが回転方向に相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合している。なお、突起14dと切欠き15eとの軸方向間には所定の隙間が確保されている。
環状部15bには、隣接する切欠き15e同士の間にトランスミッション側に延びる4つの第1突起部15cが形成されている。第1突起部15cは軸方向に延びるスリットにより半径方向に2分割されている。第1突起部15cはリティーニングプレート4に形成された孔4c内に挿入される。第1突起部15cは孔4cに対して回転方向及び半径方向に当接している。第1突起部15cは2つの突起部分が孔4cに対して半径方向に弾性的に付勢されている。また、第1突起部15cの先端には孔4cからの脱落を防止するための爪が形成されている。環状部15bには、さらに切欠き15eと第1突起部15cとの間にトランスミッション側に延びる8つの第2突起部15dが形成されている。第2突起部15dは、後述する第2コーンスプリング17の誤組を防止するためのものであり、第2コーンスプリング17の第2切欠部17bと係合している。
第2コーンスプリング17は第2ブッシュ15とリティーニングプレート4との間に配置されている。第2コーンスプリング17の付勢力は第1コーンスプリング16の付勢力より大きくなるように設定されている。第2コーンスプリング17は軸方向に圧縮されており、外周部がリティーニングプレート4に当接し、内周部が第2ブッシュ15の環状部15bのトランスミッション側の面に当接している。このようにして第2コーンスプリング17は第2ブッシュ15をハブフランジ5の内周側環状部5fのトランスミッション側の側面5gに付勢している。第2コーンスプリング17には、図12に示すように、内周側に複数の第1切欠部17a及び第2切欠部17bが形成されている。この第1切欠部17aは、第2ブッシュ15の摩耗によって第2コーンスプリング17の姿勢が変化するときに、第2コーンスプリング17の付勢力の変化を少なくするために形成されている。
第1切欠部17aは、円周方向に均等に配置されている。第2切欠部17bは、隣接する第1切欠部17a同士の間に配置されており、円周方向に等間隔に配置されている。第2切欠部17bの円周方向中心から隣接する2つの第1切欠部17aの円周方向中心までの円周方向の距離は、それぞれ異なっている。また、第1切欠部17aから隣接する2つの第2切欠部17bまでの円周方向の距離は、それぞれ異なっている。
第2コーンスプリング17の第1切欠部17aは、第2ブッシュ15の第1突起部15c及び切欠き15eに対応しており、第1切欠部17aは第1突起部15cに嵌め込まれている。第2切欠部17bは、第2ブッシュ15の第2切欠部17bに対応しており、第2切欠部17bは第2突起部15dに嵌め込まれている。第1切欠部17aから隣接する一方の第2切欠部17bまでの円周方向の距離は、その第1切欠部17aに係合する第1突起部15cから他方の第2切欠部17bに係合する第2突起部までの円周方向の距離よりも大きくなっている。
第1切欠部17aの円周方向の幅は第2切欠部17bの円周方向の幅よりも大きく、第1突起部15cの円周方向の幅は第2切欠部17bの円周方向の幅よりも大きくなっている。また、第1切欠部17aと第2切欠部17bとの間には、半径方向内方へ突出する第1突出部17c及び第2突出部17dが形成されている。第1突出部17cの円周方向の幅は、第2突出部17dの円周方向の幅よりも小さくなっている。
従来の弾性部材の切欠部は、円周方向に等間隔で配置されているため、前述のように摩擦部材に組み付ける際に裏表を逆に組み付けてしまう場合がある。しかし、この摩擦発生機構8では、第1切欠部17aと第2切欠部17bとの位置関係及び第1突起部15cと第2突起部15dとの位置関係がそれぞれ前述のようになっているため、第2コーンスプリング17を摩擦発生機構に対して裏表を逆に組み付ける場合に、第2ブッシュ15の第2突起部15dと第2コーンスプリング17の第2切欠部17bとの位置が合わなくなり、第2切欠部17bを第2突起部15dに嵌め込むことができない。また、第1突起部15cの円周方向の幅が第2切欠部17bの円周方向の幅よりも大きいため、第2コーンスプリング17を第2ブッシュ15に組み付ける際に第1突起部15cに対して第2切欠部17bを嵌め込むことができない。すなわち、第1突起部15cには第1切欠部17aしか嵌め込むことができない。この結果、第2コーンスプリング17を第2ブッシュ15に対して裏表を逆に組み付ける場合に、第2ブッシュ15の第2突起部15dと第2コーンスプリング17の第2切欠部17bとの位置が確実に合わなくなり、第2切欠部17bを第2突起部15dに嵌め込むことができない。これにより、この摩擦発生機構8では、第2コーンスプリング17の誤組を防止することができる。
以上に述べた第1ブッシュ14、第2ブッシュ15、第1コーンスプリング16及び第2コーンスプリング17は、リティーニングプレート4に組み付けられサブアッシーを構成している。これら部材は、第2ブッシュ15の第1突起部15cとリティーニングプレート4の孔4cの係合によって、リティーニングプレート4から軸方向に外れないようになっている。
第3ブッシュ18は、図1に示すように、クラッチプレート3の内周部とハブ2のフランジ2b及びハブフランジ5の内周側環状部5fとの間に配置されており、円板状の本体部18aと、本体部18aの一側面から軸方向に突出する複数のスナップ突起18bとを有している。本体部18aのトランスミッション側の側面18dはフランジ2bの側面及びハブフランジ5の内周側環状部5fの軸方向エンジン側の側面5hに当接している。側面18dと軸方向エンジン側の側面5hによって第2摺動面32が形成されている。また、本体部18aの軸方向エンジン側の側面18eはクラッチプレート3に当接している。
また、スナップ突起18bはクラッチプレート3に形成された孔3c内に係合している。このスナップ突起18bの形状は前述の第1突起部15cと同様である。第3ブッシュ18の内周部には軸方向エンジン側に延びる環状の突出部18cが形成されている。この突出部18cの外周面にはクラッチプレート3の内周面が当接している。以上に述べた第3ブッシュ18はクラッチプレート3に組み付けられサブアッシーを構成している。
摩擦発生機構8において、捩じり特性2段目において高ヒステリシストルクを発生するための構造についてさらに詳細に説明する。第2コーンスプリング17は軸方向圧縮されており、この結果第2ブッシュ15はハブフランジ5に付勢され、第3ブッシュは3、4を介してハブフランジ5に付勢されている。3とハブフランジ5が相対回転するとき、第2ブッシュ15及び第3ブッシュ18はプレート3、4と一体に回転し、ハブフランジ5に対して摺動する。
2.切欠部及び突起部周辺の寸法関係
前述のように、第2コーンスプリング17は第2ブッシュ15に対して第2コーンスプリング17を裏表逆に組み付けることができない構造となっている。図14に第2ブッシュ15と第2コーンスプリング17との正しい組み付け状態を、図15に第2ブッシュ15に対して第2コーンスプリング17を裏表逆に組み付け状態をそれぞれ示す。図14に示すように、正しい組み付け状態においては、第1切欠部17aは第1突起部15cに嵌め込まれ、第2切欠部17bは第2突起部15dに嵌め込まれている。一方、図15に示すように、第2ブッシュ15を第2コーンスプリング17に対して裏表逆に組み付けた状態では、第2コーンスプリング17の第2突出部17dの円周方向の一端部17eが第2突起部15dと干渉する。図15に示すような状態になった場合、摩擦発生機構8の組み付けができないため、第2コーンスプリング17の誤組を防止することができる。そして、各切欠部17a、17b及び各突起部15c、15d周辺の寸法を適切に設定することで、第2コーンスプリング17を第2ブッシュ15に対して裏表逆に組み付けた場合に、確実に図15に示すような状態にすることができる。
図16に切欠部及び突起部周辺の寸法関係図を示す。図16では、第2コーンスプリング17を実線で表し、第2ブッシュ15の第1突起部15c及び第2突起部15dを破線で表している。各部に必要な寸法関係を以下に説明する。なお、図16に示す各記号は、第2コーンスプリング17及び第2ブッシュ15を第1切欠部17aと第1突起部15cとの円周方向中心が一致するように配置した場合の以下の寸法等を示している。
P :第1切欠部17a及び第1突起部15cの中心線
Q :第2切欠部17b及び第2突起部15dの中心線
:第1切欠部17aの円周方向の幅〔m〕
:第2切欠部17bの円周方向の幅〔m〕
:第1切欠部17aと第1突起部15cとの円周方向間に形成される隙間〔m〕
:第2切欠部17bと第2突起部15dとの円周方向間に形成される隙間〔m〕
α:隣接する第1切欠部17a同士の間に形成される中心角〔°〕
α:第2切欠部と隣接する一方の第1切欠部との間に形成される中心角〔°〕
:第1突出部17cが嵌め込まれ、第1突起部15cと第2突起部15dとの間に形成される円周方向の隙間〔m〕
:第1突出部17cに隣接する第2突出部17dの円周方向の幅〔m〕
r :第1切欠部17a及び第2切欠部17bの外周側の半径〔m〕
(1)寸法関係1
第2コーンスプリング17を第2ブッシュ15に対して裏表逆に組み付けた状態で第2コーンスプリング17の第2突出部17dの一部が第2ブッシュ15の第2突起部15dに干渉するためには、まず以下に示す関係が必要となる。
<X ・・・・(a)
ここで、X及びXは、以下のような式により表すことができる。
=α/360×2×π×r−A/2+L−A/2+L ・・・・(b)
=(α−α)/360×2×π×r−A/2−A/2 ・・・・(c)
以上の式(a)〜(c)から、以下の式が導き出せる。
+L<(α−2×α)×π×r/180・・・・・・・(d)
したがって、式(d)の関係が成立するように各部の寸法を決定すれば、第2突出部17dの一部が第2突起部15dに干渉するため、第2コーンスプリング17を第2ブッシュ15に対して組み付けることができない。これにより、この摩擦発生機構8では、第2コーンスプリング17の第2ブッシュ15に対する誤組をより確実に防止することができる。
(2)寸法関係2
従来のコーンスプリングは切欠部が円周方向に均等に配置されており、かつ切欠部の円周方向の幅が全て同一であるため、回転方向に誤組することはない。しかし、第2コーンスプリング17は、第1切欠部17a及び第2切欠部17bがそれぞれ異なる円周方向の幅A、Aを有している。したがって、第2コーンスプリング17を第2ブッシュ15に対して回転方向に誤組してしまう可能性がある。第2コーンスプリング17を回転方向に誤組すると、第2コーンスプリング17を裏表逆に誤組しても前述のように第2コーンスプリング17と第2ブッシュ15とが干渉しないこともあり得る。したがって、第2コーンスプリング17の回転方向の誤組を防止することも重要となってくる。
第2コーンスプリング17は、第1切欠部17aの円周方向の幅Aは第2切欠部17bの円周方向の幅Aよりも大きく、第1突起部15cの幅は第2切欠部17bの円周方向の幅Aよりも大きくなっている。すなわち、第2切欠部17bを第1突起部15cに対して嵌め込むことができない。これにより、この摩擦発生機構8では第2コーンスプリング17の回転方向の誤組を防止することができるため、第2コーンスプリング17の第2ブッシュ15に対する裏表逆の誤組をより確実に防止することができる。
(3)寸法関係3
さらに、以下のような寸法関係を満たしていることが誤組ぼ防止する上で効果的である。図17(a)に第2コーンスプリング17が正しく組み付けられた状態を、図17(b)に第2コーンスプリング17が裏表逆に組み付けられた状態を示す。Bは、図17(a)における第2突起部15dとリティーニングプレート4との軸方向間の隙間を示している。また、Bは、第2コーンスプリング17の厚みを示している。
図17(b)に示すように、第2コーンスプリング17を第2ブッシュ15に対して裏表逆に組み付けると、第2コーンスプリング17がリティーニングプレート4と第2ブッシュ15の第2突起部15dとの間に挟み込まれる。このとき、例えばB<Bとすると、第2突出部17dと第2突起部15dとが干渉しているにも関わらず、第2ブッシュ15をリティーニングプレート4に対して所定の位置に組み付け可能となるため、摩擦発生機構8の組み付けが可能となってしまう。しかし、B<Bとした場合、第2突出部17dと第2突起部15dとが干渉すると、第2ブッシュ15をリティーニングプレート4に対して所定の位置に組み付けることができない。これにより、以下の式(e)
<B ・・・・(e)
の関係が成立するよう各部の寸法を決定することで、第2コーンスプリング17を誤組した場合に、摩擦発生機構8を組み付けることができない。これにより、この摩擦発生機構8では、第2コーンスプリング17の第2ブッシュ15に対する誤組防止により効果的である。
以上に述べたように、寸法関係1〜3を満たすように各部の寸法を決定すれば、第2コーンスプリング17の誤組をより確実に防止することができる。
3.摩擦発生機構の組み付け作業
摩擦発生機構8の組み付け作業手順、特に第2ブッシュ15及び第2コーンスプリング17の組み付け作業手順について図1及び図5を参照しながら説明する。まず、第2コーンスプリング17の第1切欠部17a及び第2切欠部17bを第2ブッシュ15の第1突起部15c及び第2突起部15dに対して嵌め込む。その際に、第2コーンスプリング17の内周部が第2ブッシュ15に対して当接し、外周部がリティーニングプレート4に対して当接するように組み付ける。ここで、作業員が第2コーンスプリング17を裏表逆に組み付けた場合であっても、前述のように第2切欠部17bの円周方向の一端部17eと第2突起部15dとが干渉するため、第2ブッシュ15に対して第2コーンスプリング17を組み付けることができない。これにより、第2コーンスプリング17の第2ブッシュ15に対する誤組を確実に防止することができる。第2ブッシュ15に対して第2コーンスプリング17を組み付けた後に、第2ブッシュ15に対して第1ブッシュ14を組み付ける。具体的には、第2ブッシュ15の切欠き15eに対して第1ブッシュ14の突起14dが嵌め込まれる。この状態で、第2ブッシュ15の第1突起部15cがリティーニングプレート4の孔4cに挿入される。この結果、第1ブッシュ14、第2ブッシュ15及び第2コーンスプリング17が誤組されることなくリティーニングプレート4に対して組み付けられる。
4.クラッチディスク組立体の動作
次に、クラッチディスク組立体1の動作について説明する。
摩擦フェーシング13がエンジン側のフライホイール(図示せず)に押しつけられると、フライホイールのトルクがクラッチプレート3及びリティーニングプレート4に入力される。このトルクは、大トーションスプリング7、ハブフランジ5、小トーションスプリング6を介してハブ2に伝達され、さらに図示しないトランスミッション側のシャフトに出力される。
エンジン側のフライホイール(図示せず)からクラッチディスク組立体1にトルク変動が伝達されると、プレート3、4とハブフランジ5とハブ2との間で相対回転が生じ、小トーションスプリング6や大トーションスプリング7が回転方向に圧縮される。
より詳細に説明すると、捩じり角度の小さな領域では小トーションスプリング6のみが圧縮され、第1ブッシュ14及び第3ブッシュ18がハブ2のフランジ2bに対して摺動する。この結果、低剛性・低ヒステリシストルクの特性が得られる。
クラッチディスク組立体1の捩じり角度が大きくなると、小トーションスプリング6の圧縮が停止され、一体回転するハブフランジ5及びハブ2とプレート3、4との間で相対回転が生じる。このとき大トーションスプリング7が圧縮され、第2ブッシュ15及び第3ブッシュ18がハブフランジ5に摺動する。ここでは、小トーションスプリング6が圧縮されたときに比べて高剛性・高ヒステリシストルクの特性が得られる。
5.他の実施形態
本発明はかかる摩擦発生機構は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。以下に他の実施形態について説明する。
(1)クラッチディスク組立体
前述の実施形態では、クラッチディスク組立体1を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。したがって、本発明に係る摩擦発生機構8は、2つの回転体の捩り振動を減衰させるものであれば適用可能である。
(2)第2コーンスプリング
前述の実施形態では、第2コーンスプリング17の第1切欠部17a及び第2切欠部17bは内周側に配置されているが、外周側に配置されていてもよい。この場合、第2ブッシュ15の第1突起部15c及び第2突起部15dは、第1切欠部17a及び第2切欠部17bに対応した位置に配置されることとなる。
本発明の一実施形態によるクラッチディスク組立体の縦断面概略図。 一部が切りかかれた図1におけるII矢視図。 ハブの平面図。 図3のIV―IV断面図。 図1の円A部分の拡大図。 第1ブッシュの平面図。 図6のVI―VI断面図。 第2ブッシュの平面図。 図8のXI―XI断面図。 図8のX―X断面図。 第1コーンスプリングの平面図。 第2コーンスプリングの平面図。 図5の部分拡大図。 第2ブッシュ15及び第2コーンスプリング17の正しい組み付け状態図。 第2コーンスプリング17を第2ブッシュ15に対して裏表逆に組み付け場合の組み付け状態図。 切欠部及び突起部周辺の寸法関係を示す平面図。 切欠部及び突起部周辺の寸法関係を示す縦断面図。
符号の説明
1 クラッチディスク組立体
2 ハブ(第2回転部材)
3 クラッチプレート(第1回転部材)
4 リティーニングプレート(第1回転部材)
5 ハブフランジ
8 摩擦発生機構
14 第1ブッシュ(内周側摩擦部材)
15 第2ブッシュ(摩擦部材)
15c 第1突起部
15d 第2突起部
16 第1コーンスプリング(内周側弾性部材)
17 第2コーンスプリング(弾性部材)
17a 第1切欠部
17b 第2切欠部
17c 第1突出部
17d 第2突出部
18 第3ブッシュ(第3摩擦部材)

Claims (9)

  1. 相対回転可能に配置された第1回転部材及び第2回転部材の間で摩擦を発生させて捩り振動を減衰させるための摩擦発生機構であって、
    前記第1回転部材に回転方向に係合するとともに前記第2回転部材に当接し、前記第1及び第2回転部材が相対回転すると前記第2回転部材に摺動して摩擦を発生する環状の摩擦部材と、
    前記第1回転部材と前記摩擦部材との間に配置され、前記摩擦部材を前記第2回転部材に対して軸方向へ付勢するための環状の弾性部材とを備え、
    前記弾性部材は、円周方向に等間隔に配置された複数の第1切欠部と、隣接する前記第1切欠部同士の間に円周方向に等間隔に配置された複数の第2切欠部とを有し、
    前記摩擦部材は、前記第1切欠部に回転方向に係合する少なくとも1つの第1突起部と、前記第2切欠部に回転方向に係合する少なくとも1つの第2突起部とを有し、
    前記摩擦部材に対して前記弾性部材を裏表逆に組み付けると、前記第1切欠部と前記第1突起部、前記第2切欠部と前記第2突起部、のいずれか一方が係合不能となる、
    摩擦発生機構。
  2. 前記第1切欠部から隣接する2つの前記第2切欠部までの円周方向の距離は、それぞれ異なっている、
    請求項1に記載の摩擦発生機構。
  3. 1つの前記第1切欠部から隣接する一方の前記第2切欠部までの円周方向の距離が、前記1つの第1切欠部に係合する前記第1突起部から前記1つの第1切欠部に隣接する他方の前記第2切欠部に係合する前記第2突起部までの円周方向の距離よりも大きい、
    請求項1又は2に記載の摩擦発生機構。
  4. 前記第2切欠部の円周方向中心から隣接する2つの前記第1切欠部の円周方向中心までの円周方向の距離は、それぞれ異なっている、
    請求項1から3のいずれかに記載の摩擦発生機構。
  5. 前記第1切欠部の円周方向の幅は、前記第2切欠部の円周方向の幅よりも大きく、
    前記第1突起部の円周方向の幅は、前記第2切欠部の円周方向の幅よりも大きい、
    請求項1から4のいずれかに記載の摩擦発生機構。
  6. 前記弾性部材の内周部は、前記摩擦部材と軸方向に当接し、
    前記弾性部材の外周部は、前記第1回転部材と軸方向に当接し、
    前記摩擦部材は、前記弾性部材の内周部と軸方向に当接する環状部を有し、
    前記第1及び第2切欠部は、前記弾性部材の内周側に配置され、
    前記第1及び第2突起部は、前記環状部から軸方向へ突出している、
    請求項1から5のいずれかに記載の摩擦発生機構。
  7. 前記第1回転部材は、前記第1突起部に対応する位置に少なくとも1つの孔部を有し、
    前記第1突起部は、前記孔部に挿嵌される、
    請求項1から6のいずれかに記載の摩擦発生機構。
  8. 前記第1回転部材は、一対の円板状の入力側プレートから構成され、
    前記第2回転部材は、前記一対の入力側プレートの内周側に配置された筒状の出力側ハブと、前記出力側ハブの外周側であって前記一対の入力側プレートの間に配置された円板状のフランジ部とから構成され、
    前記一対の入力側プレートと前記フランジ部とは、回転方向に弾性的に連結されており、
    前記フランジ部と前記出力側ハブとは、回転方向に弾性的に連結されており、
    前記摩擦部材は、前記フランジ部に摺動するよう配置されており、
    前記弾性部材は、前記摩擦部材と一方の前記入力プレートとの間に配置されている、
    請求項1から7のいずれかに記載の摩擦発生機構。
  9. 前記摩擦部材の内周側に前記出力側ハブ及びフランジ部と摺動するよう配置され、前記摩擦部材に回転方向に係合する環状の内周側摩擦部材と、
    前記内周側摩擦部材と一方の前記入力側プレートとの間に配置され、前記内周側摩擦部材を前記フランジ部に対して軸方向に付勢するための環状の内周側弾性部材と、
    他方の前記入力側プレートと前記フランジ部との間に前記フランジ部と摺動するよう配置され、他方の前記入力側プレートに回転方向に係合する環状の第3摩擦部材とをさらに備えた、
    請求項1から8のいずれかに記載の摩擦発生機構。
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