JP2006169201A - パーマネントウェーブ前処理剤及び中間処理剤並びに該処理剤を用いた毛髪の処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パーマネントウェーブ前処理剤及び中間処理剤に係り、詳しくは、パーマネントウェーブの施術による毛髪の損傷を防止し、施術後の毛髪に柔軟性、指通り性を付与すると共に、損傷した毛髪に対しても、均一で良好なウェーブ又はストレートを形成することができるパーマネントウェーブ前処理剤及び中間処理剤に関する。また、これら処理剤を用いた毛髪の処理方法に関する。尚、本発明のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤における「パーマネントウェーブ」には、毛髪にカールを形成させるパーマネントウェーブのみならず、縮れ毛をストレートにする縮毛矯正も含むものである。
毛髪を所望形状に保持させる方法として、一般にパーマネントウェーブ剤が用いられる。通常、パーマネントウェーブ処理は、毛髪をロッドに巻きつけ、所望の形状にセットし、チオグリコール酸塩等の還元性物質及びアンモニア等のアルカリ剤などを含有する第1剤によって、毛髪中に存在するジスルフィド結合(−SS−結合)を開裂させる。その後、臭素酸塩等の酸化剤を含有する第2剤により、ジスルフィド結合を再形成させ、所望形状に保持させる。また、縮れ毛をストレート形状に矯正するために縮毛矯正剤が用いられ、パーマネントウェーブ剤と同様の第1剤及び第2剤により、毛髪をストレート形状に矯正される。
パーマネントウェーブ剤や縮毛矯正剤により毛髪を処理すると、毛髪が酸化・還元条件下の悪条件に曝されることから、毛髪が損傷を受け、枝毛や切毛が生じ、毛髪の柔軟性や指通り性などが低下すると言った問題がある。
これら問題を解決するために、パーマネントウェーブ前処理剤や中間処理剤が種々提案されている。例えば、高分子化合物、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤及び有機酸を含有するパーマネント加工前処理剤(特許文献1参照)や、アルコール類、カチオン界面活性剤及びノニオン界面活性剤を含有するパーマ用中間処理剤(特許文献2参照)などが提案されている。
しかしながら、従来の前処理剤や中間処理剤では、毛髪の損傷防止等の効果が未だ満足のできるものではなかった。そこで、本発明者らが鋭意検討した結果、カチオン界面活性剤に塩化セチルトリメチルアンモニウム等のアルキル四級アンモニウム塩ではなく、特定のイミダゾリニウム化合物を用い、油性成分と併用させることで、従来の問題点を悉く解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、
〔1〕 油性成分と、以下の一般式(1):
で表されるイミダゾリニウム化合物の少なくとも1種とを含有することを特徴とするパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔2〕 ポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有することを特徴とする前記〔1〕に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔3〕 多価アルコールを含有することを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔4〕 イミダゾリニウム化合物が、クオタニウム−27、クオタニウム−72、クオタニウム−83、クオタニウム−87及びクオタニウム−91からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔5〕 イミダゾリニウム化合物が、クオタニウム−87であることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔6〕 油性成分が、ロウ類、油脂、高級脂肪酸エステル、高級アルコール及び炭化水素からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔7〕 油性成分が、植物油脂及び/又は高級アルコールであることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔8〕 前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤を毛髪に塗布した後、パーマネントウェーブ処理する毛髪の処理方法、及び
〔9〕 パーマネントウェーブ第1剤で毛髪を処理後、前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ中間処理剤を毛髪に塗布した後、パーマネントウェーブ第2剤で処理する毛髪の処理方法、
に関する。
〔1〕 油性成分と、以下の一般式(1):
〔2〕 ポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有することを特徴とする前記〔1〕に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔3〕 多価アルコールを含有することを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔4〕 イミダゾリニウム化合物が、クオタニウム−27、クオタニウム−72、クオタニウム−83、クオタニウム−87及びクオタニウム−91からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔5〕 イミダゾリニウム化合物が、クオタニウム−87であることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔6〕 油性成分が、ロウ類、油脂、高級脂肪酸エステル、高級アルコール及び炭化水素からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔7〕 油性成分が、植物油脂及び/又は高級アルコールであることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤、
〔8〕 前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤を毛髪に塗布した後、パーマネントウェーブ処理する毛髪の処理方法、及び
〔9〕 パーマネントウェーブ第1剤で毛髪を処理後、前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のパーマネントウェーブ中間処理剤を毛髪に塗布した後、パーマネントウェーブ第2剤で処理する毛髪の処理方法、
に関する。
本発明によれば、パーマネントウェーブの施術による毛髪の損傷を防止し、施術後の毛髪に柔軟性、指通り性を付与すると共に、損傷した毛髪に対しても、均一で良好なウェーブ又はストレートを形成することができる、パーマネントウェーブ前処理剤及び中間処理剤、並びに毛髪の処理方法を提供することができる。
本発明のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤には、油性成分と、イミダゾリニウム化合物の少なくとも1種とを含有する。
油性成分としては、化粧料に用いることができるものであれば特に限定されず、例えば、ロウ類、油脂、高級脂肪酸エステル、高級アルコール、炭化水素等が挙げられる。具体的には、ロウ類としては、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、コメヌカロウ等の植物ロウ類;ラノリン、鯨ロウ、ミツロウ、セラックロウ、オレンジラフィー油等の動物ロウ類などを例示することができる。
油脂としては、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、ゴマ油、コメヌカ油、椿油、サフラワー油、大豆油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、グレープシード油、綿実油、ヤシ油、マカデミアンナッツ油、パーシック油等の植物油脂;牛脂、馬油、ミンク油、卵黄脂肪油等の動物油脂などを例示することができる。
高級脂肪酸エステルとしては、炭素数8〜30の脂肪酸からなる脂肪酸エステルが好ましく、例えば、パルミチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、オレイン酸デシル、パルミチン酸セチル、トリミリスチン酸グリセリン、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリイソステアリン酸グリセリン、トリイソオクタン酸グリセリン、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリン、ベヘン酸グリセリル、ステアリン酸コレステリル等を例示することができ、ラノリン酸イソプロピル、ラノリン酸ヘキシル等の高級脂肪酸エステルの混合物であっても良い。
高級アルコールとしては、炭素数8〜30の脂肪族アルコールが好ましく、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール等の高級アルコール等を例示することができ、セトステアリルアルコール、ラノリンアルコール、水素添加ラノリンアルコール等の高級アルコールの混合物であっても良い。
炭化水素としては、流動パラフィン、流動イソパラフィン、パラフィンワックス、ポリブテン、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト等を例示することができる。
本発明では、上記した油性成分のうち、油脂、高級アルコールを用いるのが好ましく、植物油脂、高級アルコールを用いるのがより好ましい。尚、本発明においては、上記した油性成分のうち、1種を単独で又は2種以上を組合わせて用いることもできる。
油性成分の含有量は、本発明の効果を発揮できれば特に限定されないが、処理剤中、1〜15重量%とするのが好ましく、2〜10重量%とするのがより好ましい。1重量%未満の含有量では、毛髪の損傷を防止する保護効果に劣るために、また、15重量%を超えて含有すると、パーマネントウェーブ効果が低下するほか、系の安定性が悪くなるために、いずれの場合も好ましくない。
本発明のイミダゾリニウム化合物は、以下の一般式(1):
で表されるイミダゾリニウム化合物である。式中、R1及びR2は、炭素数8〜30のアルケニル基又はアルキル基であり、獣脂脂肪酸やパーム油から誘導されるものであっても良い。また、イミダゾリニウム塩の対イオン(X−)は特に限定されないが、例えば、Cl−、Br−、I−等のハロゲンイオン;CH3OSO3 −、C2H5OSO3 −等のアルキル硫酸イオン;酢酸イオン(CH3COO−)等を例示することができる。
このようなイミダゾリニウム化合物のうち、INCI名(CTFA辞典、第10版、2004年)で表記される、クオタニウム(Quaternium)−27、クオタニウム−72、クオタニウム−83、クオタニウム−87、クオタニウム−91等を用いるのが好ましく、クオタニウム−87を用いるのがより好ましい。尚、本発明においては、上記したイミダゾリニウム化合物のうち、1種を単独で又は2種以上を組合わせて用いることもできる。
イミダゾリニウム化合物の含有量は、本発明の効果を発揮できれば特に限定されないが、処理剤中、0.1〜10重量%とするのが好ましく、0.5〜6重量%とするのがより好ましい。0.1重量%未満の含有量では、毛髪への柔軟性付与効果が充分ではないために、また、10重量%を超えて含有すると、パーマネントウェーブ効果が低下するために、いずれの場合も好ましくない。
本発明においては、上記した成分の他、系の保存安定性の観点から、ポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有することができる。用いられるポリオキシエチレンアルキルエーテルは特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンイソセチルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル等の炭素数12〜22の直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はアルケニル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルが挙げられる。
また、エチレンオキサイドの付加モル数は特に限定されないが、付加モル数が2〜40が好ましく、2〜20がより好ましい。尚、本発明においては、上記したポリオキシエチレンアルキルエーテルのうち、1種を単独で又は2種以上を組合わせて用いることもできる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルの含有量は、本発明の効果を発揮できれば特に限定されないが、処理剤中、0.05〜10重量%とするのが好ましく、0.1〜5重量%とするのがより好ましい。0.05重量%未満の含有量では、系の保存安定性に劣るために、また、10重量%を超えて含有すると、延展性に劣り使用性が悪くなるために、いずれの場合も好ましくない。
また、本発明においては、毛髪に湿潤力を保持させる観点から、多価アルコールを含有することができる。用いられる多価アルコールは特に限定されず、例えば、グリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール等を例示することができる。
多価アルコールの含有量は、本発明の効果を発揮できれば特に限定されないが、処理剤中、1〜20重量%が好ましく、2〜10重量%とするのがより好ましい。1重量%未満の含有量では、毛髪の湿潤効果に劣るために、また、20重量%を超えて含有するとパーマネントウェーブ効果が低下するために、いずれの場合も好ましくない。
尚、本発明に係るパーマネントウェーブ前処理剤及びパーマネントウェーブ中間処理剤には、本発明の効果を損なわない範囲であれば、上記した成分の他、毛髪保護剤、pH調整剤、酸化防止剤、キレート剤、防腐剤、エタノール等の低級アルコール、水等を目的に応じて適宜配合することができる。
かくして得られるパーマネントウェーブの処理剤を前処理剤の態様で用いる場合、本発明の処理剤を毛髪全体に均一に塗布し、洗い流さずにパーマネントウェーブ第1剤を塗布する。その後は、通常のパーネントウェーブの施術方法に従い、パーマネントウェーブ第2剤を塗布して、パーマネントウェーブ処理すれば良い。
また、パーマネントウェーブの処理剤を中間処理剤の態様で用いる場合、毛髪をパーマネントウェーブ第1剤で処理後、水又はぬるま湯で濯いだのちに、本発明の処理剤を毛髪全体に均一に塗布し、続いてパーマネントウェーブ第2剤を塗布して、パーマネントウェーブ処理すれば良い。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。尚、配合量は特記しない限り、重量%である。
(試料の調製)
下記パーマネントウェーブ第1剤及び第2剤、並びに表1及び表2に記した組成に従い実施例及び比較例のパーマネントウェーブの処理剤をそれぞれ定法により調製し、下記評価試験に供した。尚、クオタニウム−87は、プロピレングリコール26重量%を含有する商品名VARISOFT W575PG(寿ケミカル社製)を用いた。また、ポリオキシエチレンを必要に応じて「POE」と略す。
下記パーマネントウェーブ第1剤及び第2剤、並びに表1及び表2に記した組成に従い実施例及び比較例のパーマネントウェーブの処理剤をそれぞれ定法により調製し、下記評価試験に供した。尚、クオタニウム−87は、プロピレングリコール26重量%を含有する商品名VARISOFT W575PG(寿ケミカル社製)を用いた。また、ポリオキシエチレンを必要に応じて「POE」と略す。
パーマネントウェーブ第1剤
チオグリコール酸アンモニウム 6.5
プロピレングリコール 5.0
POE(40)セチルエーテル 1.0
POE(3)アルキルエーテル硫酸ナトリウム 0.3
エデト酸二ナトリウム 0.1
アンモニア水(28%) pH9.2に調整
精製水 残 分
合 計 100.0
チオグリコール酸アンモニウム 6.5
プロピレングリコール 5.0
POE(40)セチルエーテル 1.0
POE(3)アルキルエーテル硫酸ナトリウム 0.3
エデト酸二ナトリウム 0.1
アンモニア水(28%) pH9.2に調整
精製水 残 分
合 計 100.0
パーマネントウェーブ第2剤
臭素酸ナトリウム 5.0
カチオン化セルロース 0.2
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
クエン酸 pH6.0に調整
精製水 残 分
合 計 100.0
臭素酸ナトリウム 5.0
カチオン化セルロース 0.2
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
クエン酸 pH6.0に調整
精製水 残 分
合 計 100.0
(試験例1;毛髪損傷防止効果の評価)
実施例及び比較例の各パーネントウェーブの処理剤を、前処理剤の態様で実施した。すなわち、長さ15cm、重さ0.2gの毛束を直径6mmスパイラルロッドに巻きつけ、実施例及び比較例の各パーマネントウェーブの処理剤を均一に塗布後、前記パーネントウェーブ第1剤を塗布した。10分間放置後、毛束をぬるま湯で洗浄したのち、前記パーネントウェーブ第2剤を塗布し、15分間放置した。再度、ぬるま湯で洗浄後、ドライヤーで乾燥し、毛髪のキューティクルの状態を走査型電子顕微鏡(HITACHI S−3000N、日立製作所社製)により倍率1000倍にて観察した。評価は未処理の毛束を対照とし、下記基準に従い評価した。結果を表1〜2に記す。
尚、比較例1は、前処理剤による処理を省略した、通常のパーネントウェーブ処理のみを表す。
<評価基準>
○:未処理毛と同程度のキューティクルである
△:キューティクルに亀裂、剥離等の異常がやや見られる
×:キューティクルに亀裂、剥離等の異常がかなり見られる
実施例及び比較例の各パーネントウェーブの処理剤を、前処理剤の態様で実施した。すなわち、長さ15cm、重さ0.2gの毛束を直径6mmスパイラルロッドに巻きつけ、実施例及び比較例の各パーマネントウェーブの処理剤を均一に塗布後、前記パーネントウェーブ第1剤を塗布した。10分間放置後、毛束をぬるま湯で洗浄したのち、前記パーネントウェーブ第2剤を塗布し、15分間放置した。再度、ぬるま湯で洗浄後、ドライヤーで乾燥し、毛髪のキューティクルの状態を走査型電子顕微鏡(HITACHI S−3000N、日立製作所社製)により倍率1000倍にて観察した。評価は未処理の毛束を対照とし、下記基準に従い評価した。結果を表1〜2に記す。
尚、比較例1は、前処理剤による処理を省略した、通常のパーネントウェーブ処理のみを表す。
<評価基準>
○:未処理毛と同程度のキューティクルである
△:キューティクルに亀裂、剥離等の異常がやや見られる
×:キューティクルに亀裂、剥離等の異常がかなり見られる
(試験例2;毛髪の柔軟性の評価)
上記試験例1の処理後の毛束について、10名の専門パネラーにより毛髪の柔軟性を下記評価基準に従い官能評価した。結果を表1〜2に示す。
<評価基準>
○:柔軟性に優れる
△:やや柔軟性に劣る
×:柔軟性に劣る
上記試験例1の処理後の毛束について、10名の専門パネラーにより毛髪の柔軟性を下記評価基準に従い官能評価した。結果を表1〜2に示す。
<評価基準>
○:柔軟性に優れる
△:やや柔軟性に劣る
×:柔軟性に劣る
(試験例3;指通り性の評価)
上記試験例1の処理後の毛束について、10名の専門パネラーにより毛髪の指通り性を下記評価基準に従い官能評価した。結果を表1〜2に示す。
<評価基準>
○:指通り性に優れる
△:やや指通り性に劣る
×:指通り性に劣る
上記試験例1の処理後の毛束について、10名の専門パネラーにより毛髪の指通り性を下記評価基準に従い官能評価した。結果を表1〜2に示す。
<評価基準>
○:指通り性に優れる
△:やや指通り性に劣る
×:指通り性に劣る
実施例8
クオタニウム−87 3.5
プロピレングリコール 6.0
セチルアルコール 2.0
マカデミアナッツ油 2.0
POE(2)オレイルエーテル 0.5
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
クオタニウム−87 3.5
プロピレングリコール 6.0
セチルアルコール 2.0
マカデミアナッツ油 2.0
POE(2)オレイルエーテル 0.5
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
前記試験例1で用いた毛束に替え、予め作成した損傷毛モデル(毛束を市販の毛髪脱色剤で処理し、その後、市販のストレートパーマ剤にて処理)を用い、上記組成のパーネントウェーブ前処理剤にて試験例1と同様に処理した。その結果、処理後の毛髪は、ウェーブ度70%(〔ロットの1コイルの長さ〕÷〔処理後の毛髪の1コイルの長さ〕×100)と、ウェーブ形成性に優れていた。
実施例9
クオタニウム−87 5.0
エチレングリコール 5.0
セトステアリルアルコール 2.0
マカデミアナッツ油 2.0
POE(2)オレイルエーテル 0.5
POE(20)セチルエーテル 1.0
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
クオタニウム−87 5.0
エチレングリコール 5.0
セトステアリルアルコール 2.0
マカデミアナッツ油 2.0
POE(2)オレイルエーテル 0.5
POE(20)セチルエーテル 1.0
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
前記試験例1で用いた毛束に替え、予め作成した損傷毛モデルを用い、上記組成のパーネントウェーブ前処理剤にて試験例1と同様に処理した。その結果、処理後の毛髪は、ウェーブ度67%と、ウェーブ形成性に優れていた。
実施例10
クオタニウム−87 3.0
プロピレングリコール 5.0
セチルアルコール 2.0
マカデミアナッツ油 4.0
POE(2)オレイルエーテル 1.0
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
クオタニウム−87 3.0
プロピレングリコール 5.0
セチルアルコール 2.0
マカデミアナッツ油 4.0
POE(2)オレイルエーテル 1.0
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
上記組成のパーネントウェーブの処理剤を、中間処理剤の態様で実施した。すなわち、長さ15cm、重さ0.2gの毛束を直径6mmスパイラルロッドに巻きつけ、前記パーネントウェーブ第1剤を塗布した。10分間放置後、毛束をぬるま湯で洗浄したのち、上記組成のパーマネントウェーブ中間処理剤を均一に塗布し、続いて前記パーネントウェーブ第2剤を塗布し、15分間放置した。再度、ぬるま湯で洗浄後、ドライヤーで乾燥した。その結果、毛髪は柔軟性及び指通り性に優れていた。
以上の結果から、本発明のパーネントウェーブの前処理剤及び中間処理剤は、パーマネントウェーブの施術による毛髪の損傷を防止し、施術後の毛髪に柔軟性、指通り性を付与すると共に、損傷した毛髪に対しても、均一で良好なウェーブを形成することができることが分かる。
以下、本発明のパーネントウェーブの前処理剤又は中間処理剤の処方例を示す。尚、配合量は重量%を示す。
(処方例1)
クオタニウム−87 3.5
プロピレングリコール 5.0
セチルアルコール 2.0
マカデミアナッツ油 2.0
POE(2)オレイルエーテル 0.5
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.5
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
(処方例1)
クオタニウム−87 3.5
プロピレングリコール 5.0
セチルアルコール 2.0
マカデミアナッツ油 2.0
POE(2)オレイルエーテル 0.5
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.5
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
(処方例2)
クオタニウム−87 3.5
エチレングリコール 5.0
ベヘニルアルコール 2.0
パーム油 2.0
POE(2)オレイルエーテル 0.5
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
大豆蛋白加水分解物(プロモイスWS) 10.0
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
クオタニウム−87 3.5
エチレングリコール 5.0
ベヘニルアルコール 2.0
パーム油 2.0
POE(2)オレイルエーテル 0.5
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
大豆蛋白加水分解物(プロモイスWS) 10.0
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
(処方例3)
クオタニウム−87 3.5
1,3−ブチレングリコール 3.0
セトステアリルアルコール 3.0
ホホバ油 2.0
POE(10)セチルエーテル 0.5
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
加水分解ケラチン(プロモイスWK) 15.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
クオタニウム−87 3.5
1,3−ブチレングリコール 3.0
セトステアリルアルコール 3.0
ホホバ油 2.0
POE(10)セチルエーテル 0.5
POE(2)ステアリルエーテル 1.0
加水分解ケラチン(プロモイスWK) 15.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
エタノール 20.0
精製水 残分
合 計 100.0
本発明のパーネントウェーブ前処理剤及び中間処理剤は、パーマネントの施術による毛髪の損傷を防止し、施術後の毛髪の感触を優れた状態に保つことが可能となる。また、本発明のパーマネントウェーブ処理する毛髪の処理方法によれば、パーマネントの施術による毛髪の損傷を有効に防止することが可能となる。
Claims (9)
- ポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有することを特徴とする請求項1に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤。
- 多価アルコールを含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤。
- イミダゾリニウム化合物が、クオタニウム−27、クオタニウム−72、クオタニウム−83、クオタニウム−87及びクオタニウム−91からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤。
- イミダゾリニウム化合物が、クオタニウム−87であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤。
- 油性成分が、ロウ類、油脂、高級脂肪酸エステル、高級アルコール及び炭化水素からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤。
- 油性成分が、植物油脂及び/又は高級アルコールであることを特徴とする請求項1〜5に記載のパーマネントウェーブ前処理剤又は中間処理剤。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のパーマネントウェーブ前処理剤を毛髪に塗布した後、パーマネントウェーブ処理する毛髪の処理方法。
- パーマネントウェーブ第1剤で毛髪を処理後、請求項1〜7のいずれかに記載のパーマネントウェーブ中間処理剤を毛髪に塗布した後、パーマネントウェーブ第2剤で処理する毛髪の処理方法。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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2004
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