JP2006168840A - 給紙装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】Uターンパス給紙搬送路を有し、記録面がカセットのラスト紙用摩擦パッドに接触する給紙装置において、記録表面層の軟らかい光沢紙や半光沢紙に対して、ラスト紙用摩擦パッドの摺擦により生じる、記録紙表面の光沢差を低減し、画像品位の低下を防止する。
【解決手段】給紙ローラの軸端部方向に至るにしたがって、給紙ローラから暫時離間する面を摩擦パッドに構成し、暫時接触圧を低減することで記録紙表面の摺擦領域と非摺擦領域の境界における光沢差を低減する。
【選択図】 図3
【解決手段】給紙ローラの軸端部方向に至るにしたがって、給紙ローラから暫時離間する面を摩擦パッドに構成し、暫時接触圧を低減することで記録紙表面の摺擦領域と非摺擦領域の境界における光沢差を低減する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、プリンタ、複写機あるいはファクシミリ等の給紙装置に関する。
プリンタ、複写機あるいはファクシミリ等の画像記録装置には給紙カセット等に多数枚積載された記録紙の最上位紙に対して給紙ローラを当接回転させて1枚ずつ給紙搬送する給紙装置が使用されている。
通常、給紙カセットは樹脂等の材料で構成されるため、積載された最下位紙と給紙カセットとの摩擦力は低く、給紙カセットの積載面に適切な摩擦手段がないと、下位紙同士の摩擦力が最下位紙と給紙カセット表面との摩擦力より大きくなることがあり、画像記録進行と共に記録紙が数枚の残存量になった場合などには、最上位紙に対する給紙動作時に下位に残存する記録紙が多数枚同時に給送される場合がある。
このため、給紙カセット積載面で給紙ローラに対抗する箇所に合成皮革材やコルク材などからなる摩擦パッド等の摩擦発生手段を設けている。
画像記録方式がインクジェット方式などにおいては、給紙後に記録紙をいわゆるUターンパスの搬送路に導き、記録面を下方から上方へ反転させてから画像を記録する装置がある。この場合、記録紙を給紙カセット内に積載するときは、記録印字面を下方にして積載することになる。
上記インクジェット方式の記録装置で使用される記録紙の中には光沢紙や絹目調と称される反光沢紙があり、その記録印字表面は軟らかく、上記のような摩擦パッドを安易に使用すると、給紙動作時の当接摺動時に傷つき易いものが多く、積載最下紙に対して著しく画像品位を低下させる原因になっていた。特に、摺擦による光沢変化をもたらし、摩擦パッド等が摺擦した領域とそうでない領域との境界部での記録紙の光沢差が使用者の目に顕著に認識されていた(例えば、特許文献1参照。)。
図4は従来からある給紙装置の構成断面図である。
給紙ローラ102は揺動中心104を中心として揺動する揺動給紙アーム103に回転駆動できるように支持される。
記録紙100はカセット105内に積載される。給紙された記録紙100は斜面101を乗り上げ、搬送方向を矢印A方向、B方向に変換された後、下流側に配置された画像記録部位Pへ搬送される。給紙ローラ102が最上位紙100aに直接接触することで発生する搬送力は、記録紙100aの先端と斜面101との摩擦力及び最上位紙100aが斜面101をさかのぼる時の屈曲反力に対して十分上回る給紙搬送力が発生するように設計される。一方、下位の記録紙100は、給紙ローラ102の下方部で記録紙100間同士の摩擦力が作用し、最上位紙100aと同様の方向に搬送摩擦力を受けるが、これは上記最上位紙100aが給紙ローラ102から受ける搬送力よりもはるかに小さいので、該下位の記録紙100の先端が斜面101で受ける摩擦力の方が上記搬送力より上回って搬送抵抗力を受けることとなり、下位紙が最上位紙100aにつられて重送することが防止される。上記構成により、積載された記録紙100の1枚のみが装置本体下流側へ給紙される。
装置の搬送下流側にはインクジェット方式による画像記録部位Pが構成され、記録紙100に画像を形成することとなる。インクジェットヘッド110は記録紙100の搬送方向に所定の幅のインク吐出ノズル列を有し、ラインフィードローラ111とピンチローラ112に把持されて記録紙100を間欠的に所定量の搬送を行うごとにインクジェットヘッド110を記録紙搬送方向とは直角な方向に走査し、インク滴を吐出して画像を形成する。
カセット105の記録紙100の載置面で給紙ローラ102が下降して対向する個所には摩擦パッド106が配置され、最下位紙100bと摩擦接触する。
カセット105内に数枚の記録紙100が残存している場合に、その最上位紙100aが給紙ローラ102で給紙されるとき、最下位紙100bは摩擦パッド106との摩擦で給送方向にずれることが抑制され、中間位置紙に対しても記録紙間どうしの摩擦が働き、残存紙が複数枚同時に給送されることを防止する。
図5は上記従来例で給紙ローラの軸を通る垂直な面で断面をとった場合の給紙ローラと摩擦パッドの位置関係を表す断面図である。
積載最下紙100bが給紙ローラ102a、102bと摩擦パッド106a,106bに挟まれ、均等に圧接力を作用させているが、摩擦パッド106a,106bのエッジ部分に相当する箇所107a,107b,107c,107dは記録紙100bに対して押圧力も集中し、かつ記録紙100bの摺擦による光沢変化も摺擦しない領域と著しく目立つ箇所となる。
また、特に給紙ローラ幅R1、R2に対して摩擦パッドの幅P1,P2が小さく、摩擦パッドのエッジ部分パッド106a,106bのエッジ部分に相当する箇所107a,107b,107c,107dが記録紙の表面に接触する寸法関係にある場合は、摩擦パッドのエッジ当接部において給紙押圧力が集中し、記録紙に対する摺擦跡が顕著に発生しやすい。
特開2000−159368号公報
本発明は、前述のように画像記録方式がインクジェット方式などにおいて、使用される光沢紙や反光沢紙などに対して上記摩擦パッドによる摺擦領域部と非摺擦領域部との光沢差が顕著に認識されることで、画像品位を著しく低下させていたことを解決することを目的とする。
本発明は、
記録紙を積載して収納する給紙カセットと、
該給紙カセット内に積載された積載紙に当接離間可能であって当接時に回転することにより積載紙を1枚ずつ給送する給紙ローラと、
該給紙カセットの記録紙載置面側で前記給紙ローラに対向する箇所に配置され、前記給紙ローラの軸方向に平行な面と該給紙ローラの幅方向の端部に対向する方向側に至るに従って前記給紙ローラから離間する方向に暫時変位する面とを構成し記録紙に対する摩擦を発生させる手段と、
から構成され、前記目的を達成させるものである。
記録紙を積載して収納する給紙カセットと、
該給紙カセット内に積載された積載紙に当接離間可能であって当接時に回転することにより積載紙を1枚ずつ給送する給紙ローラと、
該給紙カセットの記録紙載置面側で前記給紙ローラに対向する箇所に配置され、前記給紙ローラの軸方向に平行な面と該給紙ローラの幅方向の端部に対向する方向側に至るに従って前記給紙ローラから離間する方向に暫時変位する面とを構成し記録紙に対する摩擦を発生させる手段と、
から構成され、前記目的を達成させるものである。
上記発明によって、給画像記録方式がインクジェット方式などにおいて、使用される光沢紙や反光沢紙などに対して上記摩擦パッドの前記摺擦部と非摺擦部との光沢差を目立たないように低減して、画像品位を著しく低下させないことができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図3は本発明の給紙装置の実施例の全体構成を示す斜視図である。
揺動給紙アーム11は幅方向両端が回転可能に支持された揺動支軸12を中心に揺動可能であり、自重にて図中反時計方向に下降可能に装置本体に保持される。
揺動給紙アーム11は内部空間を有するフレーム構造であって、その内部空間には、揺動支軸12と平行な姿勢位置で、その両端を揺動給紙アーム11に回転可能に支持される給紙ギア軸14が配置される。給紙ギア軸14には軸方向に伝達ギア15が回転自在に支持される。
給紙ギア13は給紙ローラ軸16に支持され、伝達ギア15と噛み合ってその回転駆動力を受ける。
ワンウェイクラッチ18は給紙ローラ軸16上に支持され、給紙ギア13に結合され、回転駆動力の内、給紙ローラ17,19が給紙方向に回転する方向の回転力のみを給紙ローラ軸16に伝達する。
また、揺動給紙アーム11の揺動支軸12の中央には駆動プーリ21が固定され、該駆動プーリ21は、伝達ギア15の端部に固定された従動プーリ23に対して中継ベルト24を介して回転駆動力が伝達され、伝達ギア15へ回転力を伝達する。
揺動支軸12の端部には支軸ギア25が固定される。
支軸ギア25の隣接位置には、本体固定位置に回転可能に支持された入力ギア26が配置され、支持ギア25と噛み合って回転駆動力を伝達する。
モータ30は装置本体の固定位置に固定され、モータ軸31に一体的に固定されたモータプーリ32から減速ベルト33を介して、本体固定位置にある回転軸34に回転可能に支持される減速プーリ35を回転駆動することができる。
一方、減速プーリ35はギア部36を有し、一体的に回転可能である。ギア部36からには一点鎖線42で略されて示す回転伝達経路にて入力ギア26へ回転を伝達する機構を有する。図中、本実施例ではギア部36が反時計方向に回転するときは、入力ギア26が時計方向に回転する。
給紙カセット50は揺動給紙アーム11の下方に配置される。給紙カセット50の記録紙載置面で給紙ローラ17,19の対向部には合成皮革部材からなる摩擦パッド51,52(図1)が配置される。
図1は給紙ローラに軸芯を通る垂直面で切った断面図である。
摩擦パッド51,52は、略均一な厚さを有し、下方裏面側には両面テープが貼られている。
図1は給紙ローラに軸芯を通る垂直面で切った断面図である。
摩擦パッド51,52は、略均一な厚さを有し、下方裏面側には両面テープが貼られている。
給紙カセット50の記録紙10の積載面側で給紙ローラ17,19の対向部には、摩擦パッド51,52を貼りつける凹部53,54を有し、その凹部53,54の表面形状は、摩擦パッド51,52を貼り付けると、給紙ローラ17,19の軸芯16に対して平行で、給紙ローラ圧が積載最下紙10bとの間で均等に作用する面部分と給紙ローラ17,19に軸方向端部方向に至るに従って、暫時給紙ローラ17,19表面から微少に離間する方向に変異する面を有するような形状を構成する。
上記構成であると、従来あった摩擦パッド51,52のエッジによる押圧力の集中はなくなり、記録紙10bに対する摺擦圧は給紙ローラ17,19の単部に至るほど低減するので、記録紙10b表面に与えるダメージを暫時軽減する。
このような構成で給紙動作した記録紙10b上では極端に光沢差のある境界はなくなり、記録紙10bの光沢変化は暫時変化する程度のものとなり、摩擦パッド51,52の摺擦による記録紙の光沢への影響は極めて認識しづらいものとなり、画像品位を著しく低下させることがなくなる。
図2は本発明の別の実施例を示す図である。
給紙カセット50の記録紙10の積載面側で給紙ローラ17,19の対向部には、略水平な面を有する凹部63,64があって、摩擦パッド61,62が固定されている。
上記摩擦パッド61,62の上面形状は、給紙ローラ17,19に軸方向端部方向に至るに従って、暫時給紙ローラ17,19表面から微少に離間する方向に変異する面を有するような形状を有している。
上記構成であっても、本発明の課題を解決することができる。
本発明は、プリンタ、複写機あるいはファクシミリ等の給紙装置の画像品位向上に利用できる。
11 揺動給紙アーム
17,19 給紙ローラ
50 給紙カセット
51,52,61,62 分離パッド
17,19 給紙ローラ
50 給紙カセット
51,52,61,62 分離パッド
Claims (2)
- 記録紙を積載して収納する給紙カセットと、
該給紙カセット内に積載された積載紙に当接離間可能であって当接時に回転することにより積載紙を1枚ずつ給送する給紙ローラと、
該給紙カセットの記録紙載置面側で前記給紙ローラに対向する箇所に配置され、前記給紙ローラの軸方向に平行な面と該給紙ローラの幅方向の端部に対向する方向側に至るに従って前期給紙ローラから離間する方向に暫時変位する面とを構成し記録紙に対する摩擦を発生させる手段と、
を有することを特徴とする給紙装置。 - 前記摩擦パッドは略一律な厚さを有する可撓性の部材からなり、前記給紙カセットに接着可能であって、前記給紙ローラの軸方向に平行な面と該給紙ローラの幅方向の端部に対向する方向側に至るに従って前記給紙ローラから離間する方向に暫時変位する面とを構成しうるように、前記摩擦パッドを接着する箇所に形状的変化面を構成した給紙カセットを有することを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004359483A JP2006168840A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004359483A JP2006168840A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 給紙装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006168840A true JP2006168840A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36669998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004359483A Withdrawn JP2006168840A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006168840A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8293355B2 (en) | 2007-12-03 | 2012-10-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Glossy paper |
| JP2015227217A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | ブラザー工業株式会社 | 給送装置及び画像記録装置 |
| JP2016210576A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | ブラザー工業株式会社 | シート給送装置及びインクジェット記録装置 |
| US10308456B2 (en) | 2017-03-30 | 2019-06-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet supplier |
-
2004
- 2004-12-13 JP JP2004359483A patent/JP2006168840A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8293355B2 (en) | 2007-12-03 | 2012-10-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Glossy paper |
| JP2015227217A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | ブラザー工業株式会社 | 給送装置及び画像記録装置 |
| JP2016210576A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | ブラザー工業株式会社 | シート給送装置及びインクジェット記録装置 |
| US10308456B2 (en) | 2017-03-30 | 2019-06-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet supplier |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |