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JP2006168788A - フレーバーを発する容器、その容器入りの飲食物、容器の蓋、フレーバーを発する容器の製造方法、及び、容器の蓋の製造方法 - Google Patents

フレーバーを発する容器、その容器入りの飲食物、容器の蓋、フレーバーを発する容器の製造方法、及び、容器の蓋の製造方法 Download PDF

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JP2006168788A
JP2006168788A JP2004363474A JP2004363474A JP2006168788A JP 2006168788 A JP2006168788 A JP 2006168788A JP 2004363474 A JP2004363474 A JP 2004363474A JP 2004363474 A JP2004363474 A JP 2004363474A JP 2006168788 A JP2006168788 A JP 2006168788A
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JP
Japan
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container
lid
component
plastic
food
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Pending
Application number
JP2004363474A
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English (en)
Inventor
Masaki Nakatani
正樹 中谷
Minoru Okada
岡田  稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】飲食物の中身とは別に容器や蓋に香気成分を意図的に吸着等させ、開封の際、香気成分を特定箇所から揮発させ、消費者が飲食物を摂取する際に香気成分を揮発でき、且つ、陳列品との間で香気成分の授受を抑止できるフレーバーを発する容器、飲食物、容器の蓋、容器の製造方法、及び、容器の蓋の製造方法を提供する。さらに、香気成分を封入したマイクロカプセルを付着することで、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発できるプラスチックその他の容器、飲食物、容器の蓋、容器の製造方法、及び、容器の蓋の製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明に係るフレーバーを発する容器は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器において、該容器の特定箇所又は全体に、香気成分を収着及び/又は吸着させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲食時に飲食者が好むフレーバー(香気成分)を発するフレーバーを発する容器、その容器入りの飲食物、フレーバーを発する容器の蓋、フレーバーを発する容器の製造方法、及び、フレーバーを発する容器の蓋の製造方法に関する。
従来から、消費者の好む香気成分を製品に収着させて付加価値を高め、消費者の購買意欲をかきたてる手段は、食品に限らずアクセサリーや文房具などで幅広く使用されてきた。飲食物製品については、一般に容器は無臭であること、中身の香気に影響しないことが好ましいとされてきた。これは飲食物容器の材料として用いるプラスチックが高分子材料の特性として外部の香気成分を収着、吸着、放出させる性質に由来している。例えば、中身を収容する前にプラスチック容器が意図しない香気成分を収着、吸着すれば、中身を収容後、この香気成分を中身に向けて放出する。このような場合、中身に異質な香気成分が加わってしまう。また、収容した中身に添加した香気成分がプラスチック容器に収着、吸着されてしまい、香気の強度が期待していた強度よりも減少してしまうことがある。このため、飲食物用のプラスチック容器は中身との相互作用を起こさないことが良いものとされてきた。例えばポリエチレンテレフタレートは上記のような相互作用が少なく、香気成分の保持性の良い材料として飲食物用容器として使用されてきた。さらに、このようなプラスチック容器と中身との相互作用を低減するため、中身と相互作用しない材質のものを選ぶ、また、保管、流通条件といった品質管理を工夫する、また、容器の内面にコーティングを施すといった改善が成されている(例えば、特許文献1を参照)。
一方で、消費者は嗜好品等の飲食物を嗜好するに際し、香りを楽しむために嗜好品に香りの成分の粒を混ぜたり、液体を添加したりしていた。さらには、紅茶のティーバッグに香りを付着させるような技術も知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2003−312670号公報 特開2001−180750号公報
前述のように、消費者は飲食物を摂取するに際し、そのものの味だけに留まらず香気をも楽しむものである。近年、プラスチック材料に関する技術の進歩に伴い、プラスチック容器に収容された飲食物を摂取する機会が飛躍的に増加している。しかし、飲食物を中身とする容器について香気成分を意図的に収着、吸着させ、消費者に提供する試みは行なわれていない。また、プラスチック容器は製造後から消費者が購入するまでの間、隣り合って置かれている陳列品から香気成分を収着、吸着し、また、隣り合って置かれている陳列品に香気成分を収着、吸着させてしまう。この結果、消費者は飲食物を摂取する際、意図しない香気を嗅ぐことになる。
したがって、容器、その容器入りの飲食物、容器の蓋について、本発明の第一の課題は、プラスチックで形成されてなる容器や容器の蓋の特定箇所又は全体に香気成分を意図的に収着、吸着させることにより、消費者が飲食物を摂取する際に容器等から香気成分を揮発させて、消費者が香気を楽しむことができ、且つ、陳列品との間で香気成分の授受を抑止できるフレーバーを発する容器、その容器入りの飲食物、容器の蓋とすることである。また、プラスチックを材質とする容器の製造方法、容器の蓋の製造方法について、本発明の第一の課題は、容器や容器の蓋の特定箇所又は全体に香気成分を意図的に収着、吸着させることを可能とすることである。
さらに、容器に収容された飲食物は、製造時から消費者に届くまでかなりの時間を要する。その一方で、香りの素となる香気成分は揮発する性質を有する。したがって、消費者が開封する際でも香気成分が残存している必要がある。そこで、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせで形成されてなる容器、その容器入りの飲食物、容器の蓋について、本発明の第二の課題は、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発できるフレーバーを発する容器、その容器入りの飲食物、容器の蓋を提供することである。また、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせを材質とする容器の製造方法、容器の蓋の製造方法について、本発明の第二の課題は、開封の際に所望の強度を揮発できるように香気成分を付与することを可能とすることである。
上記課題を解決するため、本発明に係るフレーバーを発する容器は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器において、該容器はプラスチックで形成されてなり、該容器の特定箇所又は全体に、香気成分を収着及び/又は吸着させ、該香気成分が前記容器の開封の際に前記中身から揮発された香気とともに揮発されていることを特徴とする。
また、本発明に係るフレーバーを発する容器は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器において、該容器は、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせで形成されてなり、該容器の特定箇所又は全体に、香気成分を封入したマイクロカプセルを付着させたことを特徴とする。香気成分をマイクロカプセルで封入し、これを容器に付着させることで、容器が開封されるまで、香気成分を揮発させることは無い。したがって、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発でき、且つ、隣り合って置かれる陳列品に香気成分を収着、吸着させることを抑止できる。
本発明に係るフレーバーを発する容器では、前記特定箇所が、前記容器の口部であることが好ましい。口部に香気成分を収着、吸着させることで、香気成分が消費者の口元で揮発され、これを消費者に嗅がせることができる。
また、本発明に係るフレーバーを発する容器では、前記容器が、ネジ式の蓋で密封可能な容器であり、且つ、前記容器の口部に設けたネジ山の下向き面か、又は、前記蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面の少なくともいずれか一方に前記マイクロカプセルを付着させ、前記容器の開封の際に、前記マイクロカプセルが前記ネジ山同士に押し潰されて封入されていた前記香気成分が揮発されることが好ましい。中身を収容後、蓋を装着する際にはネジ山同士の接触による応力がかからない位置であり、開封の際にはネジ山同士の接触による応力がかかる位置にマイクロカプセルを付着する。開封動作でマイクロカプセルを破壊し、香気成分を揮発できる。したがって、マイクロカプセルを破壊するための新たな機能、動作を要しない。
さらに、本発明に係るフレーバーを発する容器では、前記容器の内側及び/又は外側の一部又は全体に、前記香気成分の揮発を抑止するバリア膜がコーティングされていることが好ましい。内側がコーティングされることで、収着させた香気成分が容器内部に揮発されて中身に溶け込み、中身と相互作用して、その香気が消失或いは中身の香気を顕著に変化させることを抑止できる。外側がコーティングされることで、収着、吸着させた香気成分が、意図しない箇所から揮発されることを抑止できる、或いは、揮発される箇所を限定することができる。
本発明に係るフレーバーを発する容器では、前記容器の外側に、前記香気成分の揮発を抑止するシュリンクフィルムを備える場合が含まれる。容器の外側にシュリンクフィルムを備えることで、これがバリア材の役割をなして、製造後から消費者が購入するまでの間、隣り合って置かれる陳列品から香気成分を収着、吸着することを抑止できる。また、隣り合って置かれる陳列品に香気成分を収着、吸着させることを抑止できる。
本発明に係るフレーバーを発する容器入りの飲食物は、前記の容器に収容されていることを特徴とする。
本発明に係る容器の蓋は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器のプラスチック蓋において、該蓋の特定箇所又は全体に、香気成分を収着及び/又は吸着させ、該香気成分が前記容器の開封の際に、前記中身から揮発された香気とともに揮発されていることを特徴とする。
また、本発明に係る容器の蓋は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器の、プラスチック蓋、金属蓋、若しくは、ガラス蓋において、該蓋の特定箇所又は全体に、香気成分を封入したマイクロカプセルを付着させたことを特徴とする。香気成分をマイクロカプセルで封入し、これをプラスチック蓋、金属蓋、又は、ガラス蓋に付着させることで、容器が開封されるまで、香気成分を揮発させることは無い。したがって、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発でき、且つ、隣り合って置かれる陳列品に香気成分を収着、吸着させることを抑止できる。
さらに、本発明に係る容器の蓋では、前記蓋の特定箇所が、前記蓋の内側側壁である場合が含まれる。蓋の内側側壁に香気成分を収着、吸着させることで、蓋から香気成分を揮発させることができる。さらに、この香気成分が容器の口部に移り、香気成分を消費者の口元で揮発でき、これを消費者に嗅がせることができる。
また、本発明に係る容器の蓋では、前記蓋が、ネジ式で前記容器を密封可能とする蓋であり、且つ、前記蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面に前記マイクロカプセルを付着させ、前記容器の開封の際に、前記マイクロカプセルが潰されて封入されていた前記香気成分が揮発されることが好ましい。中身を収容後、蓋を装着する際にはネジ山同士の接触による応力がかからない位置であり、開封の際にはネジ山同士の接触による応力がかかる位置にマイクロカプセルを付着する。開封動作でマイクロカプセルを破壊し、香気成分を揮発できる。したがって、マイクロカプセルを破壊するための新たな機能、動作を要しない。
さらに、本発明に係る容器の蓋では、前記蓋の内側及び/又は外側の一部又は全体に、前記香気成分の揮発を抑止するバリア膜がコーティングされていることが好ましい。内側がコーティングされることで、収着させた香気成分が容器内部に揮発されて中身に溶け込み、中身と相互作用して、その香気が消失或いは中身の香気を顕著に変化させることを抑止できる。外側がコーティングされることで、収着、吸着させた香気成分が、意図しない箇所から揮発されることを抑止できる、或いは、揮発する箇所を限定することができる。
本発明に係るフレーバーを発する容器の製造方法は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための、プラスチックを材質とする容器の製造方法において、前記容器又は前記容器のプリフォームを香気成分を含む溶液に浸漬するか、前記容器又は前記プリフォームを揮発された前記香気成分に曝すか、或いは、前記容器又は前記プリフォームに前記香気成分を含む溶液をスプレーコートすることにより、前記容器の特定箇所又は全体に前記香気成分を収着及び/又は吸着させる工程を有することを特徴とする。香気成分を含む溶液に浸漬する、或いは、揮発された香気成分に曝す(以降、「浸漬」と「曝す」双方を併せて「浸漬等」と称す。)ことにより、プラスチックを材質とする容器(以降、「プラスチック容器」と称す。)又はプリフォームの全体に香気成分を収着、吸着させることができる。また、香気成分を含む溶液をインクジェットプリンターや噴霧器を用いてスプレーコート(以降、「スプレーコート」には「インクジェットプリンターや噴霧器」を用いてする場合を含む。)することにより、プラスチック容器又はプリフォームの所望の特定箇所に香気成分を収着、吸着させることができる。また、香気成分が耐熱性を有しない場合、プラスチック容器に浸漬等又はスプレーコートすることにより、香気成分を熱劣化させることなく収着、吸着させておくことができる。
本発明に係るフレーバーを発する容器の製造方法は、食品又は飲料等の中身をネジ式の蓋を用いて密封状態で収容するための、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせを材質とする容器の製造方法において、前記容器の口部に設けたネジ山の下向き面か、又は、前記蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面の少なくともいずれか一方に、香気成分を封入したマイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートすることにより、前記マイクロカプセルを付着させる工程を有することを特徴とする。香気成分を封入したマイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートすることにより、ネジ山の所定の面に、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発できるマイクロカプセルを付着させることができる。
本発明に係る容器の蓋の製造方法は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器の、プラスチックを材質とする蓋の製造方法において、前記蓋を香気成分を含む溶液に浸漬するか、前記蓋を揮発された前記香気成分に曝すか、或いは、前記蓋に前記香気成分を含む溶液をスプレーコートすることにより、前記蓋の特定箇所又は全体に前記香気成分を収着及び/又は吸着させる工程を有することを特徴とする。香気成分を浸漬等することにより、蓋の全体に香気成分を収着、吸着させることができる。また、香気成分を含む溶液をスプレーコートすることにより、蓋の所望の特定箇所に香気成分を収着、吸着させることができる。また、香気成分が耐熱性を有しない場合、蓋に浸漬等又はスプレーコートすることにより、香気成分を熱劣化させることなく収着、吸着させておくことができる。
本発明に係る容器の蓋の製造方法は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器の、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせの材質で形成されたネジ式の蓋の製造方法において、前記蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面に、香気成分を封入したマイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートすることにより、前記マイクロカプセルを付着させる工程を有することを特徴とする。香気成分を封入したマイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートすることにより、ネジ山の所定の面に、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発できるマイクロカプセルを付着させることができる。(以降、プラスチックを材質とする蓋を「プラスチック蓋」、金属を材質とする蓋を「金属蓋」、ガラスを材質とする蓋を「ガラス蓋」と称す。)
本発明は、飲食物の中身とは別にプラスチックで形成されてなる容器や蓋に香気成分を特定箇所又は全体に意図的に収着、吸着させることで、消費者が飲食物を摂取する際に容器等から香気成分を揮発させて、消費者が香気を楽しむことができ、且つ、陳列品との間で香気成分の授受を抑止できる。また、本発明は、プラスチックで形成されてなる容器や容器の蓋の特定箇所又は全体に香気成分を浸漬等又はスプレーコートにより収着、吸着させる工程を有する製造方法とすることで、容器や容器の蓋の特定箇所又は全体に香気成分を意図的に収着、吸着させることができる。さらに、本発明は、香気成分を封入したマイクロカプセルを特定箇所に付着することで、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発できる。また、本発明は、香気成分を封入したマイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートにより付着させる工程を有する製造方法とすることで、開封の際に所望の強度を揮発できるように香気成分を付与することができる。
以下、本発明について実施形態を示しながら詳細に説明するが本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。以下、図1から図6でプラスチック容器及びプラスチック容器の製造方法について、図7から図10で容器の蓋及び容器の蓋の製造方法について説明する。
(第1実施形態)
本実施形態のプラスチック容器は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するためのプラスチック容器であり、特定箇所又は全体に、香気成分を収着及び/又は吸着させるものである。
ここで、本実施形態において容器とは、食品又は飲料等の中身を入れる器である。容器の形状としては、飲料用のPETボトル形状であっても良く、コップ形状であっても良い。
食品又は飲料等の中身は、例えば、果実飲料、清涼飲料、コーヒー、紅茶、茶、ビール、日本酒、洋酒、果実酒などの飲料、ゼリー、チューイングガム、乳製品などの食品、調味料などであっても良い。食品又は飲料を例示として挙げたがこれに拘束されず、錠剤や粉末剤の医薬品等の食品又は飲料以外のものであっても良い。
プラスチック容器はプラスチック材料を主材料とする容器である。プラスチック材料は、PE(ポリエチレン樹脂),PP(ポリプロピレン樹脂),ポリスチレン樹脂,シクロオレフィンコポリマ樹脂,PET(ポリエチレンテレフタレート樹脂),ポリエチレンナフタレート樹脂,エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂,ポリ−4−メチルペンテン−1樹脂,ポリメタクリル酸メチル樹脂,アクリロニトリル樹脂,ポリ塩化ビニル樹脂,ポリ塩化ビニリデン樹脂,アクリロニトリル・スチレン樹脂,アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂,ポリアミド樹脂,ポリアミドイミド樹脂,ポリアセタール樹脂,ポリカーボネート樹脂,ポリブチレンテレフタレート樹脂,アイオノマ樹脂,ポリスルホン樹脂,4フッ化エチレン樹脂,ナイロン6,ナイロン66及びMXDナイロンなどが挙げられる。なかでも、PET、PP、PEなどのポリオレフィン、ナイロン66などのナイロンが好ましい。
プラスチック容器の密封状態とは、通常、食品や飲料を中身とする容器で中身の劣化が進行しないように行なわれる程度に容器の内部と外部を遮断する状態をいう。密封状態は蓋を取り付けることによりなされる。
蓋は特に限定しないが、ネジ式の蓋であるスクリューキャップであっても良く、王冠やリングプルタイプのものであっても良い。また、容器がコップ形状の場合に用いる蓋であっても良く、パウチ容器の抽出口に用いるキャップであっても良い。蓋は前述のプラスチック容器の材質と同一のものでも良く、ガラス、金属であっても良い。
本実施形態における香気成分とは、消費者が好む成分であり、消費者が食品又は飲料等を摂取する際に消費者の口元でプラスチック容器から揮発させるものである。香気成分は、揮発性の材料を使用する。香気成分の材料は、消費者の嗜好を伴うものであり限定はしないが、例えば、バニラ系のバニリン、柑橘系のd−リモネン、ミルク成分、ジャスミン系の酢酸ベンジル、はっか系のL−メントール、ばら系のn−ノニルアルデヒド、ゲラニオール、ネロール、スズラン系のリナロール等であっても良く、レモンエッセンス、ストロベリーエッセンス、コーラエッセンス、アーモンドエッセンス、グレープエッセンス、シャンペンサイダーエッセンス、カレーパウダー、ジンジャーパウダー、シナモンパウダー、ガーリックパウダー、コーヒーパウダー、ココアパウダー等であっても良い。
香気成分は、中身の香気成分と同一の成分であっても良く、異なる成分であっても良い。香気成分を中身の香気成分と同一とする場合、中身の香気成分がプラスチック容器の内側に収着、吸着されて中身の香気が希薄されてしまう場合においても、プラスチック容器の香気成分が希薄された分を補充し、期待通りの香気を消費者に提供することができる。また、香気成分を中身の香気成分と異なる成分とする場合、新しい感覚の嗜好を提供できる。例えば、中身が果汁飲料で柑橘系の香気成分であり、プラスチック容器に付された香気成分がL−メントールを香気成分とすると、消費者が果汁飲料を飲む際に、柑橘系の香気成分とメンソール系の香気成分とが混合された香気を嗅がせることができる。
図1に示すプラスチック容器100で本実施形態について説明する。プラスチック容器100は、本実施形態の一形態を示す概略図である。プラスチック容器100は、飲料用のプラスチック容器形状の一例である。プラスチック容器100の構成について説明する。プラスチック容器100は、底部・胴部・肩部・首部を含む胴体部4と、胴体部4の上部に設けられた口部1と、口部1を密開するスクリューキャップ形状の蓋5と、香気成分7と、バリア膜8で構成される。図1の香気成分7は、口部1の外側側壁3に吸着されている。また、図1のバリア膜8は、プラスチック容器100の内側全体に形成されている。
プラスチック容器100の口部1の外側側壁3には、蓋5と螺合するための口部1のネジ山10が設けられる。蓋5の内側側壁6には蓋5のネジ山11が口部1のネジ山10に対応するように設けられる。
プラスチック容器100では、香気成分を収着、吸着させる特定箇所として口部1の外側側壁3としたが、他の形態としては、口部、胴体部のうち特定する箇所で、例えば口部の外側側壁の一部であっても良く、胴体部の外側面の一部であっても良い。さらに他の形態として、プラスチック容器の全体に香気成分を収着、吸着させても良い。プラスチック容器の全体とは、口部、胴体部を含む全体のことである。
本実施形態における収着とは、プラスチック容器の材質中に香気成分が浸透し拡散してプラスチック中に吸収される状態をいい、吸着とは、香気成分が容器の表面上に接していて、界面に濃度が異なった状態で平衡に達することをいう。本実施形態では、香気成分と容器が、収着の状態、吸着の状態、収着しつつ吸着させる状態のいずれの場合も含む。
図2(a)は香気成分7がプラスチック容器100に吸着されている様子を示す模式図である。香気成分7は、プラスチック容器100の外側表面14に接するように層状に形成される。ここで多層状となっている場合も含まれる。また、本実施形態の別の形態であるプラスチック容器400において香気成分7が収着されている状態を図2(b)に示す。この場合、香気成分7は、プラスチック容器400の容器の厚さ方向に浸透している。図2(a)、(b)では、香気成分7を表記の便宜上粒子のイメージで記載している。また収着と吸着とが同時に成されている場合も含む。以降、収着及び/又は吸着させる状態のことを吸着等と称す。
香気成分7は、図1に示すように口部1の外側側壁3に吸着等させることにより、香気成分7が消費者の口元で揮発され、これを消費者は嗅ぐことができる。また、口部1の外側側壁3に吸着等させることにより、プラスチック容器100に食品又は飲料等の中身を収容した後、蓋5で密封すると、蓋5は香気成分7が吸着等されている箇所を覆うことになるので、香気成分7の揮発を抑止できる。したがって、製造後から店舗で陳列される間に、吸着等した香気成分7の全てが揮発されてしまうことはない。
香気成分7の量は、特に限定しない。消費者に提供する香気成分の量、種類により適正化される。ここで、本実施形態における香気成分の揮発は、プラスチック容器開封の際に、中身から揮発された香気とともに揮発させる程度の量とすることが好ましい。
また、図1に示すように口部1の外側側壁3に吸着等する場合には、口部1のネジ山10と蓋5のネジ山11のクリアランスにより香気成分7の量を適正化しても良い。香気成分7の層の厚さが、ネジ山同士のクリアランスを越えると、蓋5を装着する際に、香気成分7が削り取られてしまうためである。
香気成分7の量は、バニリンを使用する場合、プラスチック容器100の質量に対して1ppm以上含まれていることが好ましい。より好ましくは、2ppm以上含まれていると良い。1ppm以上とすることで、消費者が香気成分7をほのかに感じることができ、且つ、中身の香気を害することなく香気成分7を提供できる。
また、本実施形態のプラスチック容器は、プラスチック容器の内側、外側に、香気成分の揮発を抑止するバリア膜がコーティングされていても良い。バリア膜は、プラスチック容器の内側の一部に形成されていても良く、内側の全体に形成されていても良い。また、プラスチック容器の外側の一部に形成されていても良く、外側の全体に形成されていても良い。また、内側だけに形成されていても良く、外側だけに形成されていても良い。さらに、内側と外側の両方に形成されていても良い。ここでプラスチック容器の外側の一部とは、例えば後述するシュリンクフィルムで覆われていない場所、例えばプラスチック容器の首部や底部であっても良い。プラスチック容器の内側の一部とは、例えば香気成分が特定箇所に吸着等されている場合、その特定箇所の内側面であっても良い。
本実施形態におけるバリア膜には、DLC(DiamondLikeCarbon)膜、Si含有DLC膜、SiO膜、AlN膜等の酸素透過性を抑制する薄膜が好適である。DLC膜とは、i−カーボン膜または水素化アモルファスカーボン膜(a−CH)ともよばれる炭素膜のことでsp結合を含んでいるアモルファスな炭素膜のことをいう。DLC膜は、硬質から軟質(ポリマーライク)までの膜質があり水素含有量は、0atom%から70atom%くらいまでの範囲がある。
図1に示すバリア膜8は、プラスチック容器100の内側全体に形成した場合を示す。香気成分7を口部1の外側側壁3に吸着させた場合、吸着された香気成分7が製造後から店舗で陳列される間に口部1の厚さ方向の内部まで浸透し、口部1の内側側壁2から揮発され、プラスチック容器100の中身に香気成分7が移る。これにより、中身の香気が損なわれる場合がある。これを防止するためバリア膜8を形成する。
さらに、本実施形態のプラスチック容器は、プラスチック容器の外側に、香気成分の揮発を抑止するシュリンクフィルムを備えることとしても良い。シュリンクフィルムは、プラスチック容器の外側面全体を被覆しても良く、香気成分が特定箇所に吸着等されている場合、その特定箇所にのみ被覆しても良い。
シュリンクフィルムは、商品を包装するために通常使用されるフィルムであり、材料は特に限定しないが、例えば、PET、PETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート)、PP、PE、塩化ビニル樹脂、OPS(二軸延伸ポリスチレン)、多層ポリオレフィンなどである。なかでもPET、OPSが好適である。
シュリンクフィルムを備えることで、製造後から消費者が購入するまでの間、隣り合って置かれる陳列品から香気成分を吸着等することを抑止できる。また、隣り合って置かれる陳列品に香気成分を吸着等させることを抑止できる。さらに、消費者が中身を摂取する際に、このシュリンクフィルムを剥がすと、香気成分が揮発されるため、所望の強度の香気成分の提供が可能になる。
また、シュリンクフィルムをバリア膜と併用しても良い。シュリンクフィルムで覆われていない場所、例えばプラスチック容器の首部や底部にバリア膜を形成することで、シュリンクフィルム若しくはバリア膜のいずれかによってプラスチック容器全体を被覆することができる。この場合、製造後から消費者が購入するまでの間、隣り合って置かれる陳列品から香気成分を吸着等すること、また、隣り合って置かれる陳列品に香気成分を吸着等させることをより入念に抑止できる。
次に本実施形態に係るプラスチック容器100の製造方法について説明する。図3に示すプラスチック容器100製造フローは、従来からの製造工程であって、本実施形態においても適用する、プラスチック材料準備工程(ステップS1)と、プリフォーム成形工程(ステップS2)と、容器成形工程(ステップS3)と、を有し、さらに本実施形態において加える香気成分収着工程(ステップS4)と、容器内面処理工程(ステップS5)とを有する。香気成分収着工程(ステップS4)は、ステップS4a、S4b、S4cの少なくともいずれかのステップである。
プラスチック材料準備工程(ステップS1)では、前述したプラスチック材料のペレット18を準備する。
プリフォーム成形工程(ステップS2)は、例えば通常のプラスチック加工に用いる射出成形機により、ペレット18を溶融し、これを金型に射出し、冷却し、プリフォーム15を得る射出成形工程としても良い。また、押出成形機を使用してプリフォームを得る押出成形工程としても良い。
容器成形工程(ステップS3)では、プリフォーム成形工程(ステップS2)で得られたプリフォーム15を加熱し、ブローイングし、成形する。ヒーターにより加熱したプリフォーム15を、直接ブローを行なうコールドパリソン法や、金型に入れ延伸ロッドやブローにより容器形に成形するホットパリソン法により容器成形を行なう。
香気成分収着工程(ステップS4)は、図3に示すように、プラスチック容器100の原材料のペレット18に香気成分を吸着等させることとしても良く(ステップS4a)、プラスチック容器100のプリフォーム15に香気成分を吸着等させることとしても良く(ステップS4b)、さらには、プラスチック容器100に香気成分を吸着等させることとしても良い(ステップS4c)。ペレット18に香気成分を吸着等させる工程(ステップS4a)によれば、香気成分が耐熱性を有する場合、香気成分を吸着等させた後、加熱して成形することができ、成形後に香気成分を吸着させる工程を必要とせず、工程を簡略化できる。プリフォーム15に香気成分を吸着等させる工程(ステップS4b)によれば、プリフォーム15の形状は小さく、全体に浸漬することが容易となる。プラスチック容器100に香気成分を吸着等させる工程(ステップS4c)によれば、香気成分が耐熱性を有しない場合、香気成分を熱劣化させることなく吸着等することができる。
香気成分収着工程(ステップS4)では、香気成分を、浸漬、スプレーコート、又は、蒸気中で吸着等させる方法などがあるが、浸漬等又はスプレーコートが好適である。香気成分を浸漬等により吸着等させる場合、プラスチック容器の全体に香気成分を吸着等させることができる。香気成分をスプレーコートにより吸着等させる場合、プラスチック容器の特定箇所に香気成分を吸着等させることができる。
香気成分を浸漬する方法では、プラスチック容器100を香気成分を含む溶液に、常温、大気圧で例えば一晩浸漬し、香気成分を収着させる。香気成分をスプレーコートする方法では、常温、大気圧でプラスチック容器100に香気成分を含む溶液をスプレーする。
容器内面処理工程(ステップS5)は、図3に示すように容器成形工程(ステップS3)の後で、香気成分収着工程(ステップS4)を施す前に行なっても良く、香気成分収着工程(ステップS4)を施した後に行なっても良い。
容器内面処理工程(ステップS5)では、香気成分が容器の厚さ方向の内部まで浸透し、収着させた香気成分が容器内部に揮発されて中身に溶け込み、中身と相互作用して、その香気が消失或いは中身の香気を顕著に変化させることを抑止するよう、容器の内面を処理することとしても良い。また、収着、吸着させた香気成分が、意図しない箇所から揮発されることを抑止するよう、或いは、揮発される箇所が限定されるよう容器の外面を処理することとしても良い。内面、外面の処理は、別の層をラミネートしても良く、コーティングすることとしても良い。コーティング工程とした場合、塗布、化学的気相成長法(CVD)、熱蒸発物理蒸着法(TE−PVD)、物理蒸着法(PVD)、容器封入固着法、プラズマCVD法などの方法があるが、本実施形態においては、特開平08−53117号公報に記載されているバリア膜であるDLC膜をコーティングするためのプラズマCVD法が好適である。
DLC膜を成膜する場合、バリア膜の原料ガスとしては常温で気体又は液体の脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、含酸素炭化水素類、含窒素炭化水素類などが使用される。特に炭素数が6以上のベンゼン、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、シクロヘキサン等が望ましい。脂肪族炭化水素類としては、エチレン系炭化水素又はアセチレン系炭化水素が例示される。これらの原料は、単独で用いても良いが、2種以上の混合ガスとして使用するようにしても良い。さらにこれらのガスをアルゴンやヘリウムの様な希ガスで希釈して用いる様にしても良い。また、ケイ素含有DLC膜を成膜する場合には、Si含有炭化水素系ガスを使用する。DLC膜の成膜方法の詳細は、特開平08−53117号公報に記載のとおりである。
上述の工程により得た容器に中身を収容し、その後蓋で密封状態とする。
以上、本実施形態の製造方法により製造される図1のプラスチック容器100を一例として本発明の使用方法について説明する。プラスチック容器100は、香気成分7が口部1に収着され、且つ、香気成分7の揮発を蓋5により抑止されるものである。したがって、消費者がプラスチック容器100を購入し、ネジ式の蓋5を回転して開封すると、口部1から香気成分7が揮発される。開封の際に、中身の香気成分も揮発される。消費者はこれら両方の香気を嗅ぐことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の容器は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器であり、この容器は、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせで形成されてなり、特定箇所又は全体に、香気成分を封入したマイクロカプセルを付着させるものである。第1実施形態との相違は、容器の材質をプラスチックに限定しないことと、香気成分をマイクロカプセルに封入し、マイクロカプセルを容器に付着させることである。したがって、本実施形態では主にマイクロカプセルに関連した内容について言及する。本実施形態におけるマイクロカプセルは、一般的に使用されているもので、球形で、球径が数μmから数千μmの範囲にある微小容器のことである。香気成分をマイクロカプセルに封入することで、マイクロカプセルが破壊されるまで、香気成分の揮発を抑止できる。
次に、図4に示す第2実施形態のプラスチック容器300で本実施形態について説明する。プラスチック容器300は、本実施形態の一形態の口部を拡大して示す概略図である。第2実施形態においては、容器全体、容器の口部の材質は、第1実施形態で記載したプラスチックであっても良く、金属又はガラスであっても良い。さらに、プラスチック、金属、ガラスの組み合わせであっても良い。材質をガラスとする場合、限定はしないが、ソーダ石灰ガラスが好適である。材質を金属とする場合、限定しないが、アルミニウム、鋼などが好適である。蓋の材質についても、上記の容器全体、容器の口部の材質と同様である。プラスチック容器300の構成は、図1で示したプラスチック容器100の香気成分7をマイクロカプセル21とした以外は、プラスチック容器100と同様である。
マイクロカプセル21の概略図を図5に示す。マイクロカプセル21は、香気成分を芯物質22とし、これをカプセル壁23で包み込んで形成される。芯物質22は、液体の香気成分であっても良く、液体の香気成分を固体にしみ込ませたものであっても良い。カプセル壁23の材質は特に限定しないが、高分子化合物を用いることとしても良い。
本実施形態においてマイクロカプセルを付着する特定箇所とは、プラスチック容器の口部、胴体部、底部の外側面、又は、蓋のうち特定する箇所で、例えば胴体部の一部であっても良く、口部に設けたネジ山の下向き面、蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面であっても良い。本実施形態においてマイクロカプセルを付着する容器の全体とは、口部、底部・胴部・肩部・首部のことである。また、特定箇所は上記の特定箇所以外にマイクロカプセルが付着された場合を除く趣旨ではない。
図4に示す形態では、マイクロカプセル21を口部1のネジ山10の下向き面24に付着させた例である。蓋5の内側側壁6には蓋のネジ山11が設けられている。このような部位にマイクロカプセル21を付着させると、製造時において蓋5を口部1に装着させる際には、ネジ山同士の接触による応力がかからないので、マイクロカプセル21は破壊されない。消費者がプラスチック容器300を開封する際には、ネジ山同士の接触による応力により、マイクロカプセル21が破壊され、封入した香気成分が揮発される。したがって、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発でき、且つ、隣り合って置かれる陳列品に香気成分を吸着等させることを抑止できる。
本実施形態に係るマイクロカプセル21の球径は、例えば0.1〜100μmである。この大きさであれば、蓋5を口部1に装着させる際のネジ山同士のクリアランスより小さいものとすることができ、装着時にマイクロカプセル21を破壊することはない。
図4に示すマイクロカプセル21に封入される香気成分は、第1実施形態に係るプラスチック容器100に吸着等させる香気成分と同様である。
次に本実施形態に係るプラスチック容器300の製造方法について説明する。プラスチック容器300の製造方法は、第1実施形態における香気成分収着工程をマイクロカプセル製造付着工程とする以外に相違はない。プラスチック容器300の製造方法フローについて図6で説明する。プラスチック材料準備工程(ステップS1)と、プリフォーム成形工程(ステップS2)と、容器成形工程(ステップS3)と、マイクロカプセル製造付着工程(ステップS6)と、容器内面処理工程(ステップS5)とを有する。本実施形態においてはマイクロカプセル製造付着工程(ステップS6)についてのみ言及する。
マイクロカプセル製造付着工程(ステップS6)は、マイクロカプセルを製造し、これをプラスチック容器300の口部に付着させる工程である。まず、マイクロカプセルの製造について説明する。本実施形態のマイクロカプセルの製造方法は、界面重合法やin−situ重合法などの化学反応を利用してカプセル壁を形成する化学的方法、液中乾燥法やコアセルベーション法などの凝固、析出によりカプセル壁を形成する物理化学的方法、噴霧乾燥法や乾式混合法などの機械的方法のいずれであっても良い。
次に、マイクロカプセルを口部に付着させる方法について説明する。マイクロカプセルは、口部のネジ山の下向き面に、マイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートすることにより付着させる。口部のネジ山の下向き面に付着させる際、口部の下方からスプレーコートすることとしても良く、口部のネジ山の上向き面にマスキングを施しスプレーコートすることとしても良い。
以上、本実施形態の製造方法により製造されて得られる図4のプラスチック容器300を一例として本発明の使用方法について説明する。プラスチック容器300は、香気成分を封入したマイクロカプセル21を口部1のネジ山10の下向き面24に付着させる。消費者がプラスチック容器300を購入し、ネジ式の蓋5を回転して開封すると、口部1のネジ山10の下向き面24と蓋5のネジ山11の上向き面25が接触する。この際、マイクロカプセル21が破壊され、香気成分が揮発される。したがって、開封の際に所望の強度の香気成分を揮発でき、且つ、隣り合って置かれる陳列品に香気成分を吸着等させることを抑止できる。
(第3実施形態)
次に、本実施形態に係る容器の蓋について説明する。本実施形態に係る容器の蓋は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器のプラスチック蓋であり、蓋の特定箇所又は全体に、香気成分を吸着等させるものである。本実施形態のプラスチック蓋の材質は、第1実施形態のプラスチック容器の材質と同様である。第1実施形態のプラスチック容器の蓋との相違は、プラスチック容器に換えて容器の蓋に香気成分を収着及び/又は吸着させることである。したがって、本実施形態では容器の蓋特有の内容について言及する。ここでいうプラスチック蓋は、特に限定しないが、ネジ式の蓋であるスクリューキャップであっても良く、王冠やリングプルタイプのものであっても良い。また、容器がコップ形状の場合に用いる蓋であっても良く、パウチ容器の抽出口に用いるキャップであっても良い。
図7に示す容器の蓋200で本実施形態について説明する。容器の蓋200は、本実施形態の一形態を示す概略図である。容器の蓋200は、一般に飲料用のプラスチック容器の蓋として使用されるものの一例である。容器の蓋200は、蓋の内側側壁6と蓋の外側側壁12とを含む側壁16と、天蓋部13と、蓋の内側側壁6に設けられる蓋のネジ山11で形成される。図7においては、蓋のネジ山11に香気成分7が吸着されている。また、容器の蓋200には、天蓋部13の内側面17にバリア膜8が形成されている。
本実施形態において香気成分を吸着等させるプラスチック蓋の全体とは、側壁、天蓋部のことである。また、本実施形態において香気成分を吸着等させるプラスチック蓋の特定箇所とは、側壁、天蓋部のうち特定する箇所で、例えば外側全体であっても良く、内側側壁であっても良い。
香気成分7は、蓋の内側側壁6に形成する。蓋のネジ山11が設けられている場合には、これを被覆するように形成する。容器の蓋200は、容器に中身を収容した後、容器に取り付けられる。容器の蓋200に吸着等させた香気成分7の揮発を容器の蓋200自体が抑止する。また、このように香気成分7を付着させることにより、香気成分7が容器の口部に移り、これが開封後、消費者の口元で揮発され、消費者にこれを嗅がせることができる。同時に、容器の蓋200から香気成分7を揮発し、消費者にこれを嗅がせることもできる。
香気成分7の量、香気成分の材料は、第1実施形態のプラスチック容器に吸着等されるものと同様である。
本実施形態のバリア膜は、容器の蓋の内側の一部に形成されていても良く、内側の全体に形成されていても良い。また、容器の蓋の外側の一部に形成されていても良く、外側の全体に形成されていても良い。また、内側だけに形成されていても良く、外側だけに形成されていても良い。さらに、内側と外側の両方に形成されていても良い。容器の蓋の内側の一部とは、例えば香気成分が特定箇所に吸着等されている場合、その特定箇所の内側面であっても良い。図7に示すようにバリア膜8を天蓋部13の内側面17に形成しても良い。これにより、香気成分7が浸透し、天蓋部13の内側面17から揮発され、香気成分7が中身に溶出することを抑止することができる。
さらに、本実施形態の容器の蓋は、蓋の外側に、香気成分の揮発を抑止するシュリンクフィルム(不図示)を備えることとしても良い。シュリンクフィルムは、蓋の外側全体に形成しても良く、香気成分が特定箇所に吸着等されている場合、その特定箇所にのみ形成しても良い。
本実施形態の容器は、第2実施形態と同様に、容器全体、容器の口部の材質は、第1実施形態で記載したプラスチックであっても良く、金属又はガラスであっても良い。さらに、プラスチック、金属、ガラスの組み合わせであっても良い。材質をガラスとする場合、限定はしないが、ソーダ石灰ガラスが好適である。材質を金属とする場合、限定しないが、アルミニウム、鋼などが好適である。
次に本実施形態に係る容器の蓋200の製造方法について説明する。容器の蓋200の製造方法は、第1実施形態におけるプラスチック容器100の製造方法のプラスチック容器100を容器の蓋200とするだけで、製造方法において相違はない。図8に本実施形態に係る容器の蓋200の製造方法フローの一形態を示す。
以上、本実施形態の製造方法により製造されて得られる図7の容器の蓋200を一例として本発明の使用方法について説明する。容器の蓋200は、香気成分7が蓋の内側側壁6に吸着等され、且つ、香気成分7の揮発を容器の蓋200自体が抑止するものである。したがって、消費者が容器の蓋200で密封されたプラスチック容器を購入し、容器の蓋200を回転して開封すると、容器の蓋200からプラスチック容器の口部に移った香気成分7が揮発される。開封の際に、中身の香気成分も揮発される。消費者はこれら両方の香気を嗅ぐことができる。加えて開封した容器の蓋200から揮発される香気成分7を消費者は嗅ぐことができる。
(第4実施形態)
本実施形態に係る容器の蓋は、食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器のプラスチック蓋、金属蓋、若しくは、ガラス蓋であり、蓋の特定箇所に、香気成分を封入したマイクロカプセルを付着させるものである。プラスチック蓋、金属蓋、若しくは、ガラス蓋の材質は、第2実施形態と同様である。本実施形態の蓋と組み合わせて使用する容器の全体、容器の口部の材質は、第3実施形態と同様である。第3実施形態との相違は、香気成分をマイクロカプセルに封入し、マイクロカプセルを蓋に付着させることである。マイクロカプセルについては第2実施形態で言及したとおりである。また、第3実施形態との相違は、プラスチック蓋に加え、金属蓋、ガラス蓋にもマイクロカプセルを付着することである。金属蓋は、シェル材とライナー材から構成され、シェル材としてはアルミニウム、アルミ合金、ブリキなどが好適であり、ライナー材としてはPVC(Poly Vinyl Chloride)、PE、コルクなどが好適である。ガラス蓋の材質は限定しないが、ソーダ石灰ガラスが好適である。
図9に示す容器の蓋500で本実施形態について説明する。容器の蓋500は、本実施形態の一形態を示す概略図である。容器の蓋500はプラスチック蓋であり、一般に飲料用容器の蓋として使用されるものの一例である。容器の蓋500は、容器の蓋200と同様の構成である。図9においては、蓋5のネジ山11上向き面25に香気成分を封入したマイクロカプセル21が付着されている。このように構成することで、第2実施形態と同様の効果が得られる。
次に本実施形態に係る容器の蓋500の製造方法について説明する。容器の蓋500の製造方法は、第3実施形態の容器の蓋200の香気成分収着工程を第2実施形態のマイクロカプセル製造付着工程とするものである。図10に容器の蓋500の製造フローを示す。
マイクロカプセル製造付着工程(ステップS6)において、マイクロカプセルを蓋に付着させる方法について説明する。マイクロカプセルは、蓋のネジ山の上向き面に、マイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートすることにより付着させる。蓋のネジ山の上向き面に付着させる際、蓋のネジ山の下向き面にマスキングを施しスプレーコートすることとしても良い。
不図示であるが、容器の蓋500を金属蓋とする場合は、通常の金属加工により行ない、容器に、成形前の部材を被せた後に蓋形状に成形される。容器の蓋500をガラス蓋とする場合は、通常のガラス加工により行なう。本実施形態を金属蓋、ガラス蓋とした場合の製造方法として特徴的な工程は、蓋内面処理工程と、マイクロカプセル製造付着工程を含むことであり、この工程については、プラスチック蓋の製造方法と同様である。
上述した第1実施形態から第4実施形態により得るプラスチック容器又は容器の蓋を使用した容器に、食品又は飲料等の中身を収容し、飲食物として消費者に提供できる。
以上の実施形態によれば、開封の際に特定箇所から香気成分を揮発させ、香気成分を効果的に消費者に提供できるプラスチック容器、飲食物、容器の蓋とすることができる。
本発明に係るプラスチック容器、容器の蓋は、食品又は飲料等以外のものを収容するためのプラスチック容器、容器の蓋などに利用することができる。
第1実施形態に係るプラスチック容器の一形態を示す概略図である。 第1実施形態の香気成分の吸着等されている状態を示す模式図であり、(a)は吸着状態、(b)は収着状態を示す図である。 第1実施形態に係るプラスチック容器の製造方法フローを示す図である。 第2実施形態に係るプラスチック容器の一形態を示す概略図である。 第2実施形態に係るマイクロカプセルの概念図である。 第2実施形態に係るプラスチック容器の製造方法フローを示す図である。 第3実施形態に係る容器の蓋の一形態を示す概略図である。 第3実施形態に係る容器の蓋の製造方法フローを示す図である。 第4実施形態に係る容器の蓋の一形態を示す概略図である。 第4実施形態に係る容器の蓋の製造方法フローを示す図である。
符号の説明
1,口部
2,口部の内側側壁
3,口部の外側側壁
4,胴体部
5,蓋
6,蓋の内側側壁
7,香気成分
8,バリア膜
10,口部のネジ山
11,蓋のネジ山
12,蓋の外側側壁
13,天蓋部
14,プラスチック容器の外側表面
15,プリフォーム
16,側壁
17,天蓋部の内側面
18,ペレット
21,マイクロカプセル
22,芯物質
23,カプセル壁
24,口部のネジ山の下向き面
25,蓋のネジ山の上向き面
100,300,400,プラスチック容器
200,500,容器の蓋

Claims (16)

  1. 食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器において、該容器はプラスチックで形成されてなり、該容器の特定箇所又は全体に、香気成分を収着及び/又は吸着させ、該香気成分が前記容器の開封の際に前記中身から揮発された香気とともに揮発されていることを特徴とするフレーバーを発する容器。
  2. 食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器において、該容器は、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせで形成されてなり、該容器の特定箇所又は全体に、香気成分を封入したマイクロカプセルを付着させたことを特徴とするフレーバーを発する容器。
  3. 前記特定箇所が、前記容器の口部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレーバーを発する容器。
  4. 前記容器が、ネジ式の蓋で密封可能な容器であり、且つ、
    前記容器の口部に設けたネジ山の下向き面か、又は、前記蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面の少なくともいずれか一方に前記マイクロカプセルを付着させ、前記容器の開封の際に、前記マイクロカプセルが前記ネジ山同士に押し潰されて封入されていた前記香気成分が揮発されることを特徴とする請求項2に記載のフレーバーを発する容器。
  5. 前記容器の内側及び/又は外側の一部又は全体に、前記香気成分の揮発を抑止するバリア膜がコーティングされていることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のフレーバーを発する容器。
  6. 前記容器の外側に、前記香気成分の揮発を抑止するシュリンクフィルムを備えることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載のフレーバーを発する容器。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の容器に収容されていることを特徴とするフレーバーを発する容器入りの飲食物。
  8. 食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器のプラスチック蓋において、該蓋の特定箇所又は全体に、香気成分を収着及び/又は吸着させ、該香気成分が前記容器の開封の際に、前記中身から揮発された香気とともに揮発されていることを特徴とする容器の蓋。
  9. 食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器の、プラスチック蓋、金属蓋、若しくは、ガラス蓋において、該蓋の特定箇所又は全体に、香気成分を封入したマイクロカプセルを付着させたことを特徴とする容器の蓋。
  10. 前記蓋の特定箇所が、前記蓋の内側側壁であることを特徴とする請求項8又は9に記載の容器の蓋。
  11. 前記蓋が、ネジ式で前記容器を密封可能とする蓋であり、且つ、
    前記蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面に前記マイクロカプセルを付着させ、前記容器の開封の際に、前記マイクロカプセルが潰されて封入されていた前記香気成分が揮発されることを特徴とする請求項9に記載の容器の蓋。
  12. 前記蓋の内側及び/又は外側の一部又は全体に、前記香気成分の揮発を抑止するバリア膜がコーティングされていることを特徴とする請求項8、9、10又は11に記載の容器の蓋。
  13. 食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための、プラスチックを材質とする容器の製造方法において、
    前記容器又は前記容器のプリフォームを香気成分を含む溶液に浸漬するか、
    前記容器又は前記プリフォームを揮発された前記香気成分に曝すか、
    或いは、前記容器又は前記プリフォームに前記香気成分を含む溶液をスプレーコートすることにより、前記容器の特定箇所又は全体に前記香気成分を収着及び/又は吸着させる工程を有することを特徴とするフレーバーを発する容器の製造方法。
  14. 食品又は飲料等の中身をネジ式の蓋を用いて密封状態で収容するための、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせを材質とする容器の製造方法において、
    前記容器の口部に設けたネジ山の下向き面か、又は、前記蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面の少なくともいずれか一方に、香気成分を封入したマイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートすることにより、前記マイクロカプセルを付着させる工程を有することを特徴とするフレーバーを発する容器の製造方法。
  15. 食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器の、プラスチックを材質とする蓋の製造方法において、
    前記蓋を香気成分を含む溶液に浸漬するか、
    前記蓋を揮発された前記香気成分に曝すか、
    或いは、前記蓋に前記香気成分を含む溶液をスプレーコートすることにより、前記蓋の特定箇所又は全体に前記香気成分を収着及び/又は吸着させる工程を有することを特徴とする容器の蓋の製造方法。
  16. 食品又は飲料等の中身を密封状態で収容するための容器の、プラスチック、金属若しくはガラス又はこれらの組み合わせの材質で形成されたネジ式の蓋の製造方法において、
    前記蓋の内側側壁に設けたネジ山の上向き面に、香気成分を封入したマイクロカプセルを含む溶液をスプレーコートすることにより、前記マイクロカプセルを付着させる工程を有することを特徴とする容器の蓋の製造方法。
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