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JP2006168150A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置管理システム - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置管理システム Download PDF

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JP2006168150A JP2004362897A JP2004362897A JP2006168150A JP 2006168150 A JP2006168150 A JP 2006168150A JP 2004362897 A JP2004362897 A JP 2004362897A JP 2004362897 A JP2004362897 A JP 2004362897A JP 2006168150 A JP2006168150 A JP 2006168150A
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Hitoshi Fukutani
仁之 福谷
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Konica Minolta Inc
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Abstract

【課題】記録ヘッドのメンテナンスを実行する適切なタイミングを自動的に生成して、画像記録の品質を良好に保ち、メンテナンス時のインクの無用な消費を防止することが可能なインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置管理システムを提供する。
【解決手段】インクジェット記録装置1は、記録媒体Pに対してノズル12からインクIを吐出して画像記録を行う記録ヘッド4と、ノズル12からインクIが正常に吐出されているか否かを検知してノズル12の吐出状態を検知するノズル吐出状態検知装置13と、記録ヘッド4のクリーニングを行うクリーニング装置10、11と、ノズル吐出状態検知の結果とノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間との履歴を保存する記憶手段20と、履歴に基づいて次回の前記ノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成するタイミング制御手段23とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置管理システムに係り、特に、記録ヘッドのメンテナンス機構を有するインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置管理システムに関する。
インクジェット記録装置は、記録媒体に対してノズルからインクを吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドを有している。近年、記録ヘッドのノズル径の微小化が進んでいるため、インク中の異物や顔料等の色素成分が凝集してノズルに詰まったり、インク等がノズル孔付近で固化する等して、インクが吐出できなかったり、インクの吐出方向が曲がったりしてインクを正常に吐出できなくなる、いわゆる吐出不良が生じることがある。
そのため、インクジェット記録装置には、通常、ノズル内のインクを吸い出して異物等を排除する吸引キャップや記録ヘッドのノズル面の固化したインクを拭き取るためのブレードやスポンジ等のクリーニング装置を備えたメンテナンス機構が設けられている(例えば、特許文献1、2等参照)。
しかし、記録ヘッドのメンテナンスには一定の時間がかかり、また、画像記録とメンテナンスを同時に行うことができないため、メンテナンスが画像記録の障害となり生産性の低下につながり易い。そのため、従来から、画像記録を記録ヘッドのメンテナンスをどのようなタイミングで行うかという観点に立った開発がなされている。
例えば、記録ヘッドのメンテナンスを画像記録前のデータ処理と同時並行で行うようにしたり(特許文献3参照)、メンテナンス処理を行うべき時刻を判定する手段をプリンタとは別手段として設け、メンテナンス処理を実行すべき時刻になると自動的にメンテナンス動作を行うようにしたり(特許文献4参照)、画像記録の履歴を参照して次回の使用時にメンテナンスが必要となるか否かを予想し、必要となる場合には画像記録開始前にメンテナンスを実行するようにしたインクジェット記録装置(特許文献5参照)等が提案されている。
特開2003−191492号公報 特開2003−300313号公報 特開2000−163225号公報 特開2001−239724号公報 特開平11−129487号公報
しかしながら、特許文献3〜5に記載のインクジェット記録装置では、記録ヘッド自体の個体差や使用環境によるインクの吐出状態の変化等には関係なく、画像記録の効率性やインクジェット記録装置側の事情のみによって記録ヘッドのメンテナンスの実行タイミングを決定していた。
そのため、例えば、インクの吐出不良が生じていないにもかかわらず。ノズル内のインクを不必要に吸引してインクを無駄に消費させてしまったり、逆に、ノズルの吐出不良等が生じていて記録ヘッドのメンテナンスを行うべきであるにもかかわらず、所定の時間が経過していないためにメンテナンスが行われず、画像記録の品質を低下させてしまうことがあった。
そこで、本発明は、記録ヘッドのメンテナンスを実行する適切なタイミングを自動的に生成して、画像記録の品質を良好に保つと同時に、メンテナンス時のインクの無用な消費を防止することが可能なインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置管理システムを提供することを目的とする。
前述の問題を解決するために、請求項1に記載のインクジェット記録装置は、
記録媒体に対してノズルからインクを吐出して画像記録を行う記録ヘッドと、
前記ノズルからインクが正常に吐出されているか否かを検知してノズルの吐出状態を検知するノズル吐出状態検知装置と、
前記記録ヘッドのクリーニングを行うクリーニング装置と、
前記ノズル吐出状態検知の結果と前記ノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間との履歴を保存する記憶手段と、
前記履歴に基づいて次回の前記ノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成するタイミング制御手段と
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、インクジェット記録装置は、ノズル吐出状態検知装置で記録ヘッドのノズルからインクが正常に吐出されているか否かの検知を行い、今回や前回、前々回等のノズル吐出状態検知の結果の履歴と、ノズル吐出状態検知と次のノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間の履歴とに基づいて、タイミング制御手段が次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、前記タイミング制御手段は、前記ノズル吐出状態検知の結果、インクを正常に吐出しないノズルが検知された場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を維持または短縮し、インクを正常に吐出しないノズルが検知されない場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を延長して前記時間間隔を生成するように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、タイミング制御手段は、今回のノズル吐出状態検知で吐出不良を生じたノズルが検知されれば次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を短縮し、少なくとも維持し、今回のノズル吐出状態検知でノズルの吐出不良が検知されなければ時間間隔を延長する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置において、前記タイミング制御手段は、前記ノズル吐出状態検知の間に画像記録を行った時間の合計が所定の閾値より長い場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を維持または短縮し、前記ノズル吐出状態検知の間に画像記録を行った時間の合計が所定の閾値より短い場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を延長して前記時間間隔を生成するように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、タイミング制御手段は、ノズル吐出状態検知と次のノズル吐出状態検知の間に長時間の画像記録が行われた場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を短縮し、少なくとも維持し、行われた画像記録が短時間である場合には時間間隔を延長する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、前記タイミング制御手段は、前記次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前に前記ノズル吐出状態検知が行われた場合または予め設定された許容時間を超えて画像記録が行われた場合には、次回の前記ノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を再設定するように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、タイミング制御手段は、前記次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前であっても、インクジェット記録装置の設定で電源投入時に記録ヘッドの自動メンテナンスが行われたり、オペレータにより手動でノズル吐出状態検知等のメンテナンスが行われた場合や、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの間に許容時間を超えて画像記録が行われた場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を改めて設定し直す。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、前記履歴を閲覧、取得および消去することができるように構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、インクジェット記録装置は、ノズル吐出状態検知の結果の履歴やノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間の履歴を閲覧し、取得し、或いは消去することができる。
請求項6に記載のインクジェット記録装置管理システムは、
前記請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置と、
前記インクジェット記録装置と双方向通信可能な通信手段を介して接続された情報処理装置とを有し、
前記情報処理装置は、前記インクジェット記録装置における前記履歴を閲覧、取得および消去することができるように構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、インクジェット記録装置管理システムは、前記請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置と情報処理装置とが双方向通信可能な通信手段を介して接続されて構成され、インクジェット記録装置のノズル吐出状態検知の結果の履歴やノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間の履歴を情報処理装置で閲覧し、取得し、或いは消去することができる。
請求項1に記載の発明によれば、インクジェット記録装置は、ノズル吐出状態検知装置で記録ヘッドのノズルからインクが正常に吐出されているか否かの検知を行い、今回や前回、前々回等のノズル吐出状態検知の結果の履歴と、ノズル吐出状態検知と次のノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間の履歴とに基づいて、タイミング制御手段が次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成する。
そのため、記録ヘッド自体の吐出状態に応じてメンテナンスの実行タイミングを適切なタイミングに修正していくことが可能となるとともに、履歴を踏まえることにより記録ヘッドがノズルの吐出不良を生じ難いものであれば次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔をより延長してメンテナンス時のインクの無用な消費を防止することができる。また、記録ヘッドがノズルの吐出不良を生じ易いものであれば時間間隔をより短縮させて、必要なメンテナンスが行われないことによる画像記録の品質の低下を防止して、画像品質を良好に保つことが可能となる。
また、記録ヘッドの吐出状態が良好でメンテナンスの時間間隔が延長されたような場合でも、その時間間隔内に長時間の画像記録が行われた場合には記録ヘッドのノズルが吐出不良を生じる可能性が高くなるが、前記のように画像記録の時間の履歴を考慮し、長時間の画像記録が行われた場合にはメンテナンスの時間間隔をより短縮するようにすることで、ノズルの吐出不良が生じることによる画像品質の低下の発生を低減し、画像品質を良好に保つことが可能となる。また、画像記録が行われた時間が短ければ、メンテナンスの時間間隔をより延長することで、メンテナンス時の無用なインクの消費を抑えることが可能となる。
このように、本発明によれば、記録ヘッド自体の個体差や使用環境によるインクの吐出状態の変化に応じて記録ヘッドのメンテナンスの実行タイミングを決定することができ、実行タイミングを自動的に適切なタイミングとすることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、タイミング制御手段は、今回のノズル吐出状態検知で吐出不良を生じたノズルが検知されれば次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を短縮し、少なくとも維持し、今回のノズル吐出状態検知でノズルの吐出不良が検知されなければ時間間隔を延長する。そのため、ノズルの吐出不良が生じていてより頻繁にメンテナンスが必要である可能性があるにもかかわらず、次回のノズル吐出状態検知が行われるまでの時間間隔が延長されたり、ノズルの吐出不良が生じておらず、メンテナンス時の無用なインクの消費を避けるべきであるにもかかわらず時間間隔が短縮されたりすることを回避することができ、前記請求項1に記載の発明の効果をより的確に発揮させることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、タイミング制御手段は、ノズル吐出状態検知と次のノズル吐出状態検知の間に長時間の画像記録が行われた場合には空気中のゴミやミストなどで吐出不良を生じ易くなるので次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を短縮し、少なくとも維持し、行われた画像記録が短時間である場合には時間間隔を延長する。そのため、長時間の画像記録が行われて吐出不良を生じている可能性が高くなった場合にはメンテナンスをより頻繁に行うようにして画像品質の低下を防止し、短時間の画像記録しか行われず吐出不良が生じている可能性が低い場合にはメンテナンスの時間間隔を長くしてメンテナンス時の無用なインクの消費を抑えることができ、前記各請求項に記載の発明の効果をより効果的に発揮させることが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、タイミング制御手段は、前記次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前であっても、インクジェット記録装置の設定で電源投入時に記録ヘッドの自動メンテナンスが行われたり、オペレータにより手動でノズル吐出状態検知等のメンテナンスが行われた場合や、次回のノズル吐出状態検知予定時刻までの間に許容時間を超えて画像記録が行われた場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を改めて設定し直す。
そのため、前記各請求項に記載の発明の効果に加え、インクジェット記録装置が自動的にまたはオペレータが手動で記録ヘッドのメンテナンスを行った場合には、改めて次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔の計測を開始させることができ、時間間隔の設定をし直さずに時間間隔を守って無駄なメンテナンスが行われることを回避することができる。
また、次回のノズル吐出状態検知予定時刻までの間に許容時間を超えて長時間の画像記録が行われた場合には、ノズルの吐出不良が発生する可能性が高くなるが、許容時間を超えた時点で次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔の到来を待たずに強制的にノズル吐出状態検知を行うことで、仮に吐出不良が生じた場合でもその影響を早期に回避することが可能となるとともに、改めて次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔の計測を開始させることができ、時間間隔の設定をし直さずに時間間隔を守って無駄なメンテナンスが行われることを回避することができる。
請求項5および請求項6に記載の発明によれば、インクジェット記録装置や、インクジェット記録装置と情報処理装置とが双方向通信可能な通信手段を介して接続されて構成されたインクジェット記録装置管理システムでは、インクジェット記録装置のノズル吐出状態検知の結果の履歴やノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間の履歴を閲覧し、取得し、或いは消去することができる。そのため、前記各請求項に記載の発明の効果に加え、インクジェット記録装置や情報処理装置で記録ヘッドごとの吐出状態をチェックでき、修理や交換等の判断を的確に行うことが可能となる。また、不要になった履歴については消去して記録ヘッドについての情報を効率良く管理することが可能となる。
以下、本発明のインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置管理システムに係る実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置の要部構成を示す概略図である。本実施形態のインクジェット記録装置1には、シリアルヘッド方式のインクジェットプリンタが用いられ、記録媒体Pには連続紙が用いられているが、本発明は、例えば、ラインヘッド方式のインクジェット記録装置や、記録媒体Pが1枚ずつ分離された印刷用紙や長尺の布帛等である場合にも適用される。
インクジェット記録装置1には、棒状のガイドレール2が水平方向に延設されており、ガイドレール2には、図示しない駆動装置によりガイドレール2に沿って主走査方向、すなわち、図中の矢印X方向に往復移動自在とされたキャリッジ3が支持されている。
キャリッジ3には、複数の記録ヘッド4が搭載されており、記録ヘッド4は、ガイドレール2に沿ったキャリッジ3の主走査方向の往復移動にあわせて記録媒体P上を走査するようになっている。記録ヘッド4の吐出面5には、下方の記録媒体Pに対してインクを吐出する図示しない複数のノズルが設けられており、記録媒体Pに対してノズルからインクを吐出して画像記録を行うようになっている。
複数の記録ヘッド4は、それぞれ、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクに対応して設けられており、各記録ヘッド4には、各色のインクを保持する図示しないインクタンク等がそれぞれ接続されており、図示しない供給管を介してインクがそれぞれ各記録ヘッド4に供給されるようになっている。
なお、光照射装置をキャリッジ3に搭載し、或いはキャリッジ3とともに往復移動するように取り付けて、記録媒体Pに着弾したインクに光を照射して硬化させるように構成することも可能である。
ガイドレール2の下方には、記録媒体Pを記録ヘッド4から一定距離離間するように裏面側から支持する平板状のプラテン6が水平方向に延在するように配設されており、図中のプラテン6の手前側および奥側には、記録媒体Pを主走査方向に直交する副走査方向、すなわち、図中の矢印Y方向に搬送する図示しない搬送ローラがそれぞれ配設されている。なお、搬送ローラで周回駆動される搬送ベルト上に記録媒体Pを載置して記録媒体Pを搬送するように構成することも可能である。
また、プラテン6の主走査方向の一側方は、待機時や一時停止時等に各記録ヘッド4が位置するホームポジション7とされており、ホームポジション7には、各記録ヘッド4の吐出面5やノズル部分を覆ってノズルの保湿状態を維持する複数の保湿キャップ8が設けられている。
プラテン6の主走査方向の他側方には、記録ヘッド4のメンテナンスを行うメンテナンスユニット9が設けられている。メンテナンスユニット9には、上方に向かって延出する可撓性のブレード10や記録ヘッド4の吐出面5に接離可能とされた吸引キャップ11等の記録ヘッド4のクリーニングを行うクリーニング装置が設けられている。
ブレード10は、記録ヘッド4の吐出面5に接触した状態でメンテナンスユニット9自体を水平方向に移動させ或いは記録ヘッド4を主走査方向に移動させて記録ヘッド4の吐出面5を摺擦するように構成されており、吐出面5に付着したインクやごみ等を除去するようになっている。また、吸引キャップ11は、図示しない吸引ポンプに接続されており、記録ヘッド4の吐出面5に密着させて吸引キャップ11と吐出面5との内部空間の空気を吸引ポンプで吸引することで記録ヘッド4のノズル内のインクを吸引するように構成されている。
また、メンテナンスユニット9またはその近傍には、図2に示すような記録ヘッド4のノズル12からインクIが正常に吐出されているか否かを検知してノズルの吐出状態を検知するノズル吐出状態検知装置13が設けられている。
ノズル吐出状態検知装置13は、主にLED(Light Emitting Diode)やレーザ等よりなる発光素子14と、フォトダイオードやフォトトランジスタ等の光センサよりなる受光素子15と、インクIが正常に吐出されているか否かを判定する吐出判定手段16と、吐出されたインクIを下方で受け止めるインク受け17とから構成されており、吐出面5に形成されたノズル列と発光素子14から受光素子15に向かう光路とが平行になるように配置されている。
ノズル吐出状態検知装置13は、ガイドレール2に沿って上方に移動してきた記録ヘッド4のノズル12から吐出されたインクIが前記光路を遮ることにより生じる受光素子15からの出力波形を吐出判定手段16で監視し、ノズル12に対して吐出信号が送られてから所定時間後に受光素子15から光路が遮られたとの出力波形が観察されればそのノズル12からのインクIの吐出は正常に行われたと判定し、ノズル12に対して吐出信号が送られたにもかかわらず所定時間後に受光素子15から光路が遮られたことを示す出力波形が観察されない場合にはそのノズル12からインクIが正常に吐出されていないと判定することで、ノズル12からインクIが正常に吐出されているか否かを検知するように構成されている。
図3は、本実施形態のインクジェット記録装置の制御部の構成を示すブロック図である。インクジェット記録装置1の制御部18は、CPUやRAM、ROM、入出力インターフェース等がBUSにより接続されて構成されている。制御部18は、主に、主制御手段19に接続された記憶手段20、記録制御手段21、メンテナンス制御手段22、タイミング制御手段23等から構成されている。
主制御手段19は、記録制御手段21やメンテナンス制御手段22、タイミング制御手段23等を制御してインクジェット記録装置1の記録動作やメンテナンス動作等を制御するなど、インクジェット記録装置1全体の動作を制御するように構成されている。また、主制御手段19は、各制御手段から送信されてくる情報を記憶手段20に保存させ、記憶手段20から必要な情報を読み出して各制御手段に送信するようになっている。
また、主制御手段19には、タイマ24が接続されており、主制御手段19は、タイマ24に次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔をセットし、タイマ24を常時監視して、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が経過したと判断すると、メンテナンス制御手段22に記録ヘッド4のメンテナンスを指示するように構成されている。また、主制御手段19は、同時に、タイマ24をリセットし、タイミング制御手段23から生成された新たな次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が送信されてくると、それを記憶手段20に保存し、タイマ24にセットするようになっている。
なお、タイマ24は、インクジェット記録装置1の電源が落とされた時点でリセットされずに停止し、電源が投入されると引き続きタイマ動作を継続するようになっている。
記憶手段20は、前記ノズル吐出状態検知装置13によるノズル吐出状態検知の結果とノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間との履歴を保存するように構成されている。また、記憶手段20には、メンテナンスの時間間隔の初期設定値が保存されており、さらに、タイミング制御手段23で生成された次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔も保存されるようになっている。
記録制御手段21は、主制御手段19からの指示に基づいて、前述した記録ヘッド4からのインクIの吐出、キャリッジ3をガイドレール2に沿って往復移動させる駆動モータ等よりなる駆動装置25、および搬送ローラを回転駆動させる駆動モータ等よりなる搬送駆動装置26等の動作を制御するようになっており、インクジェット記録装置1の画像記録動作の制御を行うように構成されている。
また、記録制御手段21は、画像記録ごとにその画像記録に要した時間の情報を主制御手段19に送信するように構成されている。主制御手段19は、記録制御手段21から送信されてきた画像記録時間の情報を記憶手段20に保存させると同時に、画像記録ごとにその時間の情報をタイミング制御手段23に送信するようになっている。
メンテナンス制御手段22は、主制御手段19からのメンテナンス指示に基づいて、前述したメンテナンスユニット9とノズル吐出状態検知装置13の動作を制御するように構成されている。
本実施形態では、メンテナンス制御手段22は、ノズル吐出状態検知装置13を駆動して記録ヘッド4のノズル吐出状態検知を行い、インクIを正常に吐出していないノズル12、すなわち吐出不良を生じているノズル12が検知された場合にブレード10や吸引キャップ11等のクリーニング装置を起動させて記録ヘッド4のクリーニングを行うようになっている。
メンテナンス制御手段22は、ノズル吐出状態検知装置13によるノズル吐出状態検知の結果を主制御手段19に送信するように構成されている。主制御手段19は、メンテナンス制御手段22から送信されてきたノズル吐出状態検知の結果を記憶手段20に保存させると同時に、タイミング制御手段23にメンテナンス終了の通知を行うようになっている。
なお、メンテナンス制御手段22は、インクジェット記録装置1が画像記録動作を行っていたり画像記録のための画像データの入力中であるなど動作状態である場合には、動作状態が終了するまで待機し、動作状態が終了した段階でノズル吐出状態検知等を行うようになっている。
タイミング制御手段23には、タイミング生成部27とタイミング変更部28とが設けられている。
タイミング生成部27は、ノズル吐出状態検知装置13によるノズル吐出状態検知の結果、インクIを正常に吐出しないノズル12が検知された場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を維持または短縮し、インクIを正常に吐出しないノズル12が検知されなかった場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を延長するように次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成するように構成されている。
具体的には、タイミング生成部27は、例えば、図4に示すようなノズル吐出状態検知の結果と時間間隔の延長分および短縮分とを対応付ける第1のテーブルを有しており、前述したように主制御手段19からメンテナンス終了の通知が送信されてくると、主制御手段19を介して記憶手段20からノズル吐出状態検知の結果および画像記録時間等の履歴を読み出して、前記第1のテーブルに基づいて次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成させるように構成されている。
なお、本実施形態では、タイミング生成部27は、図4に示した第1のテーブルおよび後述する図5に示す第2のテーブルにおける1ptを1分として時間間隔を生成するようになっている。また、第1のテーブルの各欄の延長分や短縮分の数値および何回前のノズル吐出状態検知まで考慮するかは、記録ヘッド4の特性等により適宜設定される。例えば、記録ヘッド4のノズル口径が大きければ吐出不良が発生し難くなるので、その場合は1ptを2分や3分として時間間隔の延長分や短縮分の時間幅を大きくしてもよいし、ノズル口径が小さい場合には吐出不良が発生し易くなるので1ptを30秒として時間間隔の延長分や短縮分の時間幅を小さくしてもよい。
また、本実施形態では、タイミング生成部27は、前記時間間隔の生成と同時に、前回行ったノズル吐出状態検知から今回行ったノズル吐出状態検知までの間に記録ヘッド4が画像記録を行った時間の合計が、所定の閾値より長い場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を維持または短縮し、所定の閾値より短い場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を延長するように時間間隔の生成を行うようにもなっている。
具体的には、タイミング生成部27は、例えば、図5に示すような通算された画像記録時間と時間間隔の延長分および短縮分とを対応付ける第2のテーブルを有しており、前述したように主制御手段19から送信されてきたメンテナンス終了の通知に応じて記録手段20から読み出した画像記録時間等の履歴を読み出して、その合計を算出し、その合計値からこの第2のテーブルに基づいて次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成させるようになっている。
なお、図5に示した第2のテーブルでは、画像記録時間の合計における前記所定の閾値を、例えば、その回のノズル吐出状態検知とその1回前のノズル吐出状態検知との時間間隔の30%および70%とし、画像記録時間が前記時間間隔の30%より短い場合は第2のテーブルの「短」の行が参照され、前記時間間隔の70%より長い場合は「長」の行が参照され、それ以外の場合は「中」の行が参照されるようになっている。第2のテーブルにおけるこれらの閾値の値、各欄の延長分や短縮分の数値および何回前のノズル吐出状態検知まで考慮するかは、記録ヘッド4の特性等により適宜設定される。前記と同様に、この場合も、例えば、記録ヘッド4のノズル口径が大きければ吐出不良が発生し難くなるので、その場合は1ptを2分や3分として時間間隔の延長分や短縮分の時間幅を大きくしてもよいし、ノズル口径が小さい場合には吐出不良が発生し易くなるので1ptを30秒として時間間隔の延長分や短縮分の時間幅を小さくしてもよい。
このように、タイミング制御手段23のタイミング生成部は、ノズル吐出状態検知の結果とノズル吐出状態検知の間に画像記録を行った時間の合計とから第1のテーブルおよび第2のテーブルに基づいてそれぞれ生成した時間間隔を総合して、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成させるようになっている。また、タイミング生成部27は、生成した次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔の値を主制御手段19に送信し、記憶手段20に保存させるように構成されている。
タイミング制御手段23のタイミング変更部28は、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前に自動または手動でノズル吐出状態検知が行われた場合に、タイマ24の再設定を行い、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を変更するように構成されている。また、タイミング変更部28は、前回記録ヘッド4のメンテナンスを行った後の画像記録において、予め設定された許容時間を超えて画像記録が行われた場合にも、タイマ24の再設定を行うように構成されている。
具体的には、タイミング変更部28は、例えば、インクジェット記録装置1の電源投入時に記録ヘッド4の自動メンテナンスが行われた場合や記録ヘッド4の待機中に手動でメンテナンスが行われた場合等のように次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前にノズル吐出状態検知が行われた場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前であっても主制御手段19から送信されてきたメンテナンス終了信号や画像記録終了信号に応じて、タイマ24をリセットし、記憶手段20から次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を読み出して改めてタイマ24にセットして、次回の前記ノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を変更するように構成されている。
また、タイミング変更部28は、主制御手段19から送信されてくる画像記録ごとの画像記録時間を監視し、前回ノズル吐出状態検知を行った後の画像記録時間の合計が予め設定された許容時間を超えて行われた場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前であっても、その時点で主制御手段19を介してメンテナンス制御手段22に強制的に記録ヘッド4のノズル吐出状態検知等のメンテナンスを行わせるとともに、タイマ24をリセットし、記憶手段20から次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を読み出して改めてタイマ24にセットして、次回の前記ノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を変更するように構成されている。
なお、本実施形態では、インクジェット記録装置1の制御部18には、図示しないモニタを備えた表示手段やタッチパネルやキーボード等を備えた入力手段が設けられており、主制御手段19は、入力手段からの指示に応じて記憶手段20に保存されたノズル吐出状態検知の結果とノズル吐出状態検知の間に画像記録を行った時間との履歴を読み出して表示手段に表示して履歴を閲覧、取得および消去することができるようになっている。
また、本実施形態では、インクジェット記録装置1は、図3に示したようにインターフェイス29を介してネットワークによりコンピュータ等よりなる情報処理装置30と接続されており、全体として1つのインクジェット記録装置管理システム31が形成されている。
インクジェット記録装置管理システム31においては、インクジェット記録装置1の主制御手段19が定期的に或いは情報処理装置30からの要求に応じて記憶手段20から前記履歴を読み出して情報処理装置30に送信し、情報処理装置30が送信されてきた履歴をハードディスク等よりなる記憶装置32に保存するように構成されている。また、情報処理装置30には、図示しないモニタを備えた表示手段やタッチパネルやキーボード等を備えた入力手段が設けられており、情報処理装置30は、入力手段からの指示に応じて記憶装置32に保存された履歴を読み出して表示手段に表示して履歴を閲覧、取得および消去することができるようになっている。
次に、本実施形態のインクジェット記録装置1およびインクジェット記録装置管理システム31の作用について説明する。
インクジェット記録装置1の制御部18の記録手段20には、工場出荷時にメンテナンスの時間間隔の初期設定値として、例えば、60分等の初期設定値が保存されており、インクジェット記録装置1の設置時に改めて初期設定値が入力されない限り、その初期設定値が最初の「次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔」となる。
インクジェット記録装置1の記録ヘッド4は、インクジェット記録装置1の起動停止時にはホームポジション7に移動させられており、各記録ヘッド4の吐出面5やノズル部分が保湿キャップ8で覆われている。
インクジェット記録装置1の主制御手段19は、記憶手段20から次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔、すなわち、この場合は前記初期設定値を読み出して、タイマ24にその時間をセットする。なお、次のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前にインクジェット記録装置1の電源が落とされた場合には、タイマ24はその時点でリセットされずに停止し、再度電源が投入されると引き続きタイマ動作を継続する。
そして、主制御手段19は、画像記録開始信号に応じてその信号をタイミング制御手段23に送信するとともに、記録制御手段21を介して記録ヘッド4をプラテン6により裏面側から支持された記録媒体Pの上方に移動させ、記録媒体Pに対して記録ヘッド4を主走査方向に走査させながらそのノズル12からインクIを吐出させ、インクIを記録媒体Pに着弾させる。また、記録ヘッド4の一方向への走査が完了すると、搬送ローラが記録媒体Pを所定量だけ副走査方向に搬送して停止させ、記録ヘッド4が主走査方向を先程とは逆方向に走査しながらインクIを吐出する。この動作を繰り返すことにより、記録媒体Pに画像を記録していく。
画像記録が終了すると、記録制御手段21は、画像記録ごとにその画像記録に要した時間の情報を主制御手段19に送信し、主制御手段19は、その画像記録時間の情報を記憶手段20に保存させると同時に、画像記録ごとにその時間の情報をタイミング制御手段23に送信する。
タイミング制御手段23のタイミング変更部28は、主制御手段19から送信されてきた画像記録ごとの画像記録時間を監視する。そして、前回ノズル吐出状態検知を行った後の画像記録時間の合計が、例えば、120分と予め設定された許容時間を超えた場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔(例えば、140分)が到来する前であっても、その時点で主制御手段19に強制的に記録ヘッド4のノズル吐出状態検知等のメンテナンスを行わせる。同時に、タイミング変更部28は、タイマ24をリセットし、記憶手段20に保存されている次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を読み出して改めてタイマ24にセットする。
また、インクジェット記録装置1によっては、電源投入時に自動的にノズル吐出状態検知等を行うように設定されているものもあるが、このように自動的に、或いは記録ヘッド4の待機時等に手動でメンテナンスが行われた場合には、タイミング変更部28は、前記と同様に次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前であってもタイマ24の再設定を行い、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を変更する。
主制御手段19は、このようなタイマ24の再設定が行われた場合も含めてタイマ24を監視し、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が経過したと判断すると、記録制御手段21を介して記録ヘッド4をメンテナンスユニット9の上方に移動させ、メンテナンス制御手段22に対して記録ヘッド4のメンテナンスを指示する。
メンテナンス制御手段22は、主制御手段19からのメンテナンス指示に応じて、インクジェット記録装置1が画像記録動作を行っていたり画像記録のための画像データの入力中であるなどの動作状態であるか否かを判断し、動作状態が終了した段階で、ノズル吐出状態検知装置13を用いて記録ヘッド4のノズル12にインクIを正常に吐出しないノズル12があるか否かの検知を行う。メンテナンス制御手段22は、吐出不良を生じているノズル12が検知されなかった場合には、ノズル吐出状態検知の結果「なし」を主制御手段19に送信して、メンテナンスを終了する。
また、メンテナンス制御手段22は、吐出不良を生じているノズル12が検知された場合には、吐出不良を生じているノズル12が属する記録ヘッド4に対してブレード10や吸引キャップ11等のクリーニング装置によるクリーニングを行い、ノズル吐出状態検知の結果「あり」を主制御手段19に送信して、メンテナンスを終了する。クリーニング装置によるクリーニングの後に再度ノズル吐出状態検知を行ってもよい。
主制御手段19は、メンテナンス制御手段22からノズル吐出状態検知の結果を受信すると、その結果を記憶手段20に保存すると同時に、タイミング制御手段23に対してメンテナンス終了の通知を送信する。
タイミング制御手段23のタイミング生成部27は、主制御手段19からメンテナンス終了の通知を受信すると、主制御手段19を介して記憶手段20からノズル吐出状態検知の結果および画像記録時間の履歴を読み出して、まず、第1のテーブルに基づいて次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成する。
例えば、ノズル吐出状態検知の結果の履歴が下記表1に示すような履歴であるとする。
Figure 2006168150
この場合、各履歴に割り当てられるポイントは、第1のテーブルに基づくと下記表2に示すような割り振りになる。
Figure 2006168150
前述したように、本実施形態では1ptを1分として時間間隔を生成するから、第1のテーブルに基づく次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔は、現在の時間間隔が80分であるとすれば、現在の時間間隔にこれらのポイントの合計
+20+8−6+4−2=+24pt …(1)
すなわち、24分を加えて104分となる。
このように、今回のノズル吐出状態検知で吐出不良を生じているノズルが検知されない場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が延長される。
一方、下記表3に示すように、1回前までのノズル吐出状態検知の結果がすべて「なし」であっても、今回吐出不良を生じているノズルが検知されると、ポイントの合計は−20+8+6+4+2=±0ptとなり、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔は延長されずに維持される。この場合、すぐには時間間隔の短縮が行われないが、今回たまたまノズルの吐出不良が検知されただけでノズル吐出状態検知の時間間隔をすぐに短縮しなければならない程度のものでない可能性もあり、無駄なメンテナンスが行われることを防止する効果がある。
Figure 2006168150
また、さらに続けてその次のノズル吐出状態検知で吐出不良を生じているノズルが検知されると、履歴は下記表4に示すようになり、ポイントの合計は−20−8+6+4+2=−16ptとなり、現在の時間間隔に比べて次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔は短縮される。
Figure 2006168150
このように、今回のノズル吐出状態検知で吐出不良を生じているノズルが検知された場合には、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔は短縮され、少なくとも維持される。
次に、メンテナンス生成部27は、記憶手段20から読み出した画像記録時間等の履歴を読み出して、第2のテーブルに基づいて次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成する。
例えば、前記表1に示したノズル吐出状態検知の結果の履歴に対応する画像記録時間の履歴が下記表5の中欄に示すような履歴であったとする。
Figure 2006168150
この場合、各履歴に割り当てられるポイントは、第2のテーブルに基づくと同表下欄に示すような割り振りになる。前記と同様に1ptを1分とすると、第2のテーブルに基づく次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔は、現在の時間間隔が80分であるとすれば、現在の時間間隔にこれらのポイントの合計
+10+1=+11pt …(2)
すなわち、11分を加えて91分となる。
このように、前回のノズル吐出状態検知から今回のノズル吐出状態検知までの間に画像記録を行った時間の合計が所定の閾値より短い場合、すなわち、この場合のように記録時間が「短」である場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が延長され、第2のテーブルから分かるように、前回のノズル吐出状態検知から今回のノズル吐出状態検知までの間に画像記録を行った時間の合計が所定の閾値より長い場合、すなわち、記録時間が「長」である場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が短縮され、少なくとも維持される。
タイミング生成部27は、前記(1)式に示す第1のテーブルに基づくポイントの合計と、前記(2)式に示す第2のテーブルに基づくポイントの合計とを合わせた+35分を現在の時間間隔(例えば80分)に加算した時間間隔(この場合は115分)を次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔として、主制御手段19に送信し、記憶手段20に保存させる。主制御手段19は、同時に、この115分をタイマ24にセットする。
主制御手段19は、この新たに生成された次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔をタイマ24に設定し、この時間間隔に基づいてタイマ24を監視するという前記の動作を繰り返し行う。
以上のように、本実施形態のインクジェット記録装置1およびインクジェット記録装置管理システム31によれば、図4に示した第1のテーブルに従って、ノズル吐出状態検知の結果の履歴に基づいて、ノズルや記録ヘッドの現状に応じて、次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を自動的に生成する。
このようにすれば、例えば、本実施形態のように、ノズルの吐出不良が検知されない場合にはノズル吐出状態検知の時間間隔を延長してノズル吐出状態検知の頻度を低くし、メンテナンス時にノズルの吐出不良を生じている記録ヘッドのみをクリーニングすることで、インクの消費を必要量のみに抑えてインクの無用な消費を防止することができる。また、ノズルの吐出不良が検知された場合には、ノズル吐出状態検知の時間間隔を短縮してより頻繁にノズル吐出状態検知等のメンテナンスを行うようにすることができ、必要なメンテナンスが行われないことによる画像記録の品質の低下を防止して、画像品質を良好に保つことが可能となる。
また、ノズル吐出状態検知の時間間隔の延長、短縮を、単に1回のノズル吐出状態検知のみで決めるのではなく、その履歴を参照して生成する。そのため、例えば、記録ヘッドがノズル吐出状態検知の履歴においてノズルの吐出不良なしの状態が適度に続き吐出状態が良好であれば、メンテナンスの時間間隔をより延長し、ノズル吐出状態検知でノズルの吐出不良が検知されてもノズル吐出状態検知の時間間隔の短縮の度合を小さくすることができる。反対に、ノズル吐出状態検知の履歴でノズルの吐出不良ありの状態が頻繁に発生する記録ヘッドであれば、メンテナンスの時間間隔をより短縮するようにすることができる。
本実施形態では、ノズル吐出状態検知の結果の履歴のみならず、ノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間の履歴についても考慮し、図5に示した第2のテーブルに基づいて次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成する。前記のように記録ヘッドの吐出状態が良好でメンテナンスの時間間隔が延長されたような場合でも、その時間間隔内に長時間の画像記録が行われた場合には記録ヘッドのノズルが吐出不良を生じる可能性が高くなる。そのため、このように画像記録の時間の履歴を考慮し、長時間の画像記録が行われた場合にはメンテナンスの時間間隔をより短縮するようにすることで、ノズルの吐出不良が生じることによる画像品質の低下の発生を低減し、画像品質を良好に保つことが可能となる。また逆に、画像記録が行われた時間が短ければ、メンテナンスの時間間隔をより延長することで、メンテナンス時の無用なインクの消費を抑えることが可能となる。
さらに、インクジェット記録装置1が記録ヘッドのメンテナンスを自動的に行った場合やオペレータが手動で行った場合に、例えば、その10分後に前記のようにして生成されたメンテナンスの時間間隔が到来して再度メンテナンスを行うのでは無駄であり、インクが無用に消費されてしまう。そのため、本実施形態のようにメンテナンスが自動的または手動で行われた場合にタイマ24をリセットして改めて時間間隔の計測を開始すれば、前記のような事態を回避することができる。
また、メンテナンスの時間間隔が延長されたような場合に、長時間の画像記録が行われて許容時間を超えてしまうと、ノズルの吐出不良が発生する可能性が高くなる。そのため、ノズルの吐出状態が良好でメンテナンスの時間間隔が延長されたような場合でも許容時間を超えて画像記録が行われた場合には前記次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前にタイマ24をリセットし、強制的にノズル吐出状態検知を行うことで、仮にノズルの吐出不良が生じてもその影響を早期に回避することが可能となる。
このように、本実施形態によれば、記録ヘッドのメンテナンスを実行するタイミングを自動的に適切なタイミングにすることができるが、ノズル吐出状態検知の時間間隔があまりに短くなるような場合、例えば、時間間隔が0やマイナスになった場合などには、その記録ヘッドはそのインクジェット記録装置やその作業環境に適さないということであるから、修理や交換を促進ことにもつながる。
本実施形態では、インクジェット記録装置1やシステムを通じてインクジェット記録装置1に接続された情報処理装置30で前記履歴を閲覧したり取得したりすることができるので、記録ヘッドごとにノズルの吐出状態をチェックでき、修理や交換等の判断を的確に行うことが可能となる。また、不必要となった履歴については消去することもでき、記録ヘッドについての情報を効率良く管理することが可能となる。
なお、本発明によれば、ノズル吐出状態検知でノズルの吐出不良が検知されない回数が多ければ、時間のノズル吐出状態検知までの時間間隔が延長されるため、生産性が向上する場合がある。
図6は、ノズル吐出状態検知の実行タイミングを説明する図であり、(A)は本実施形態の場合、(B)は対比例としての従来例を示す。図中の黒丸がノズル吐出状態検知が行われるタイミングを示す。
まず、従来のインクジェット記録装置において、次回のノズル吐出状態検知までの時間間隔を60分に設定し、時間間隔の増減はないものとする、また、ノズル吐出状態検知に5分を要するとすると、ノズルの吐出不良が検知されない状態が連続した場合には、図6(B)に示すように、インクジェット記録装置の起動後24時間(すなわち1440分)経過した段階で、ノズル吐出状態検知が24回行われるから、生産が行われた時間は、
生産時間=1440−5×24=1320分
となる。
一方、本実施形態のインクジェット記録装置1において、同様に、次回のノズル吐出状態検知までの時間間隔の初期値を60分に設定し、ノズル吐出状態検知に5分を要するとすると、ノズルの吐出不良が検知されない状態が連続した場合には、図4において、
+20+8+6+4+2=+40pt
すなわち、時間間隔が40分ずつ延長されていくから、図6(A)に示すように、インクジェット記録装置の起動後24時間(すなわち1440分)経過した段階で、ノズル吐出状態検知は7回行われ、生産が行われた時間は、
生産時間=1440−5×7=1405分
となる。
すなわち、本実施形態のインクジェット記録装置1は、従来のインクジェット記録装置の場合と比較して、
1405/1320×100%=106.4%
つまり、6%以上生産性が向上する可能性があり、ノズル吐出状態検知でノズルの吐出不良が検知されない状態が続けば、次回のノズル吐出状態検知までの時間間隔が延長していくため、さらに生産性が向上する。
本実施形態のインクジェット記録装置の要部構成を示す概略図である。 本実施形態のノズル吐出状態検知装置の構成を示す概略図である。 本実施形態のインクジェット記録装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本実施形態のノズル吐出状態検知の結果と時間間隔の延長分および短縮分とを対応付ける第1のテーブルを説明する図である。 本実施形態の通算された画像記録時間と時間間隔の延長分および短縮分とを対応付ける第2のテーブルを説明する図である。 本実施形態のインクジェット記録装置を用いた場合に生産性が向上する場合があることを説明する図であり、(A)は本実施形態の場合、(B)は対比例としての従来例を示す。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
4 記録ヘッド
10 ブレード
11 吸引キャップ
12 ノズル
13 ノズル吐出状態検知装置
20 記憶手段
23 タイミング制御手段
24 タイマ
31 インクジェット記録装置管理システム
I インク
P 記録媒体

Claims (6)

  1. 記録媒体に対してノズルからインクを吐出して画像記録を行う記録ヘッドと、
    前記ノズルからインクが正常に吐出されているか否かを検知してノズルの吐出状態を検知するノズル吐出状態検知装置と、
    前記記録ヘッドのクリーニングを行うクリーニング装置と、
    前記ノズル吐出状態検知の結果と前記ノズル吐出状態検知の間に行われた画像記録の時間との履歴を保存する記憶手段と、
    前記履歴に基づいて次回の前記ノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を生成するタイミング制御手段と
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記タイミング制御手段は、前記ノズル吐出状態検知の結果、インクを正常に吐出しないノズルが検知された場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を維持または短縮し、インクを正常に吐出しないノズルが検知されない場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を延長して前記時間間隔を生成するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記タイミング制御手段は、前記ノズル吐出状態検知の間に画像記録を行った時間の合計が所定の閾値より長い場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を維持または短縮し、前記ノズル吐出状態検知の間に画像記録を行った時間の合計が所定の閾値より短い場合には次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を延長して前記時間間隔を生成するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記タイミング制御手段は、前記次回のノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔が到来する前に前記ノズル吐出状態検知が行われた場合または予め設定された許容時間を超えて画像記録が行われた場合には、次回の前記ノズル吐出状態検知を行うまでの時間間隔を再設定するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記履歴を閲覧、取得および消去することができるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置と、
    前記インクジェット記録装置と双方向通信可能な通信手段を介して接続された情報処理装置とを有し、
    前記情報処理装置は、前記インクジェット記録装置における前記履歴を閲覧、取得および消去することができるように構成されていることを特徴とするインクジェット記録装置管理システム。
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