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JP2006162981A - 光スイッチ装置および光学部材ユニット - Google Patents

光スイッチ装置および光学部材ユニット Download PDF

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JP2006162981A
JP2006162981A JP2004354443A JP2004354443A JP2006162981A JP 2006162981 A JP2006162981 A JP 2006162981A JP 2004354443 A JP2004354443 A JP 2004354443A JP 2004354443 A JP2004354443 A JP 2004354443A JP 2006162981 A JP2006162981 A JP 2006162981A
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Haruhiko Tabuchi
晴彦 田淵
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】 可動反射するミラー等の部材を比較的少なくし歩留まりの低下を抑制する。
【解決手段】 入力光を偏向光として同一平面上の複数の異なる角度に出力可能な入力光偏向部31〜34と、該入力光偏向部31〜34からの偏向光について、前記角度に応じて平行移動した関係にある、いずれかの光軸をとおったコリメート光として出力可能なコリメート光出力部21〜24と、該コリメート光出力部21〜24からコリメート光を、当該光軸に応じた出力方路に案内する出力方路案内部41〜44,51〜54と、をそなえるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光スイッチ装置および光学部材ユニットに関し、特に、光通信の経路選定、光ファイバで接続された情報機器間の接続相手の切り換え等、光ファイバ相互間の接続先の切り換えを行なう際に用いて好適の、光スイッチ装置および光学部材ユニットに関するものである。
従来のM×N(M,Nは複数)光スイッチ装置には、例えば以下に示す特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、図16に示すように、入側光ファイバFa1〜Fa4,出側ファイバFb1〜Fb4,レンズLa1〜La4,Lb1〜Lb4およびミラーM11〜M44をそなえ、入側光ファイバFa1〜Fa4および出側ファイバFb1〜Fb4間の結合を、光を反射させるミラーM11〜M44の設定によって切り換える技術について記載されている。
しかし、図16の構成では、入側ファイバFa1〜Fa4と出側ファイバFb1〜Fb4との間のミラーM11〜M44を介した距離がそれぞれ相違するため、ある距離で結合損失が最小になるようにすると、他の距離では損失が増加し、光スイッチ装置全体としての損失のばらつきが大きくなる。
これに対し、上記特許文献1に記載された技術においては、図17に示すような構成によって、上述の課題についての解決を図っている。この図17に示すものにおいては、入側ファイバFa1〜Fa4には1×N光スイッチsa1〜sa4が接続され、出側ファイバFb1〜Fb4にはM×1光スイッチsb1〜sb4が接続され、入側の光スイッチsa1〜sa4と出側の光スイッチsb1〜sb4との間を光ファイバff11〜ff44により接続し、光が空間伝搬する距離を、光ファイバff11〜f44による光スイッチsa1〜sa4,sb1〜sb4間の接続によって短くすることで、結合損失を抑制しようとしている。
また、以下に示す特許文献2〜5においても、上述のごとき光スイッチ装置全体としての損失のばらつきを抑制しようとしている。
すなわち、図18に示すように、特許文献2に記載された光スイッチ100は、それぞれの光学中心軸106が同一平面上で格子状になるように、先端に収束性光伝送体107,108の付いた光ファイバ101,102が配置されたもので、反射装置105により光ファイバの切り換えを行った場合でも先端に収束性光伝送体107,108の付いた光ファイバ101,102間の距離が一定になるようにしたものである。これにより、光学的に結合されうる任意の光ファイバ101の端面から任意の光ファイバ102の端面までの光路長を等しくし、損失を一定にしている。
さらに、特許文献3には、図19に示すように、入側光ファイバと出側光ファイバ間の距離を一定にする他の従来技術による2入力2出力(2×2)光スイッチ110について記載されている。この図19に示す光スイッチ110において、111は表面が平坦な基板である。112は回転軸113を中心にして回転可能に基板111に取り付けられた4つの可動反射鏡であり、回転軸113は可動反射鏡112の表面に一致した高さに配置され、各可動反射鏡112は各々の中心が一つの長方形の頂点に一致するように配置されている。
この光スイッチ110において、入射光115は最初に入射反射される可動反射鏡112の角度を変えることにより反射後の経路が切り換えられる。即ち、可動反射鏡112が基板1に対して回転した状態のときには実線で示した交差光路116に進み、基板111に対して平行な状態のときには破線で示した直進光路117に進む。ここで、交差光路116を進む場合には、途中に基板111と平行に配置された交差光路反射鏡114aを反射しながら出射光として出力され、直進光路117を進む場合には途中に基板111と平行に配置された直進光路反射鏡114bを反射しながら出射光として出力される。
このとき、交差光路反射鏡114aの基板111からの高さhcを、直進光路反射鏡114bの基板111からの高さhbよりも低くすることにより、交差光路116の光路長と直進光路117の光路長とを等しくすることができ、これにより、スイッチング状態によらず損失を一定としている。
また、特許文献4に記載された4×4光スイッチにおいては、図20に示すような構成により、入側光ファイバ126と出側光ファイバ127間の距離を一定にしている。この光スイッチ120は、MEMSによって形成された16個のスイッチセル125を一体に有する基板121と、基板121の主面121Aに対して垂直で且つ互いに平行なミラー122及び123と、入力チャネル(入力ポート)#1〜#4のための入力光路P1及び出力チャネル(出力ポート)#1〜#4のための出力光路P2を提供する光学ユニット124とを備えている。
ここで、スイッチセル125は基板121に対して可動的に設けられたスイッチミラー128を含み、スイッチミラー128が主面121Aに平行な第1の状態とスイッチミラー128が主面121Aに垂直な第2の状態とを切り換えて、ミラー122,123と協働して形成される光路によって入側光ファイバ126および出側光ファイバ127間の光学的結合状態を切り換え可能に構成している。このとき、いずれのパスを張る場合においても、光ファイバ126,127間は、例えば入力チャネル♯4の光ファイバ126と出力チャネル♯1の光ファイバ127との直線距離にほぼ等しくすることができるようになる。即ち、スイッチングパスによらず光路長を一定にして、パスによる損失変動を抑制している。
さらに、図21に示すように、特許文献5に記載された光スイッチ130においては、n個の光導波路(♯1,♯2,・・・,♯n)の光導波路端を一直線上に配置した第1の光導波路アレイ131と、m個の光導波路(♯1,♯2,・・・,♯m)の光導波路端を一直線上に配置した第2の光導波路アレイ132とを、基板平面上にマトリクス配列されたn×m個の光スイッチ135Sを有する光スイッチ素子135と光結合用光学素子133,134および第1,第2の光反射屈折素子136,137を介して結合し、第1の光導波路アレイ131でのi番目(i=1〜n)にある光導波路端から、第2の光導波路アレイ132のj番目(j=1〜m)の光導波路端へ任意に光路を切り換えるようにしている。
そして、この光スイッチ130においては、第1,第2の光反射屈折素子136,137は、第1,第2の光導波路アレイ131,132と光スイッチ素子135との間の光路を偏向して、第1の光導波路アレイ131と第2の光導波路アレイ132の任意の光導波路間の光路長を一定の距離L0(例えば図21中第1の光導波路アレイ131をなす♯nの光ファイバと第2の光導波路アレイ132をなす♯mの光ファイバとの光路長であるL1〜L4の総和)に保つように配置して、パスによる損失変動を抑制している。
特開昭54−038147号公報 特開昭55−022723号公報 特開2001−356283号公報 特開2002−258177号公報 特開2003−241239号公報
しかしながら、上述のごとき特許文献1〜5にて開示された従来技術の光スイッチにおいては、以下のような課題がある。
図17に示す特許文献1に開示された光スイッチにおいては、光スイッチsa1〜sa4と光スイッチsb1〜sb4との間を光ファイバff11〜ff44で接続するため、ファイバの引き回しが必要になりサイズが大きくなるという課題がある。又、光スイッチsa1〜sa4と光スイッチsb1〜sb4を実現するには、光ファイバff11〜ff44を整列すること、光ファイバFa1〜Fa4およびFb1〜Fb4が正確に光ファイバff11〜ff44に位置合わせされるように調整すること等が必要になり、製造に手間がかかる等の課題もある。更に、光スイッチsa1〜sa4、光スイッチsb1〜sb4と光ファイバff11〜ff44の接続に光コネクタを用いると、多くのコネクタが必要になるためコネクタコストが大きくなる、コネクタ接続損失により挿入損失が増加する等の課題もある。
また、上述の特許文献2〜特許文献5に記載された光スイッチ100,110,120,130においては、N×Nの光スイッチの実現のためには、Nの2乗個以上の多数の可動反射手段(例えば図18の符号105参照)を必要とするため可動反射手段のサイズが大きくなる、可動反射手段の歩留まりが低下し易くなるため、値段が高くなる等の課題がある。
さらには、光ファイバ間に介装される光学部材によって形成される複数の光路のうちの最も長い光路の光路長に長さを統一するようにしている。このとき、光路が長いほどビーム径を太くする必要があるために、光ファイバから出力される光を収束させるための光収束手段の直径を大きくする必要があり、従って入出力ファイバピッチが大きくなり装置が大型になるという課題も生ずる。
さらに、特許文献2および特許文献4にて開示された光スイッチ100,120においては、各光ファイバ101,102,126,127の先端を斜めに配列する必要があるため、光ファイバをアレイ状にして一括製造するのが困難である。そのため光スイッチを組み立てる際、光ファイバを一つずつ位置合わせして固定する必要があり、組立に手間がかかるという課題もある。
また、特許文献3に記載された光スイッチ110においては、交差光路反射鏡114aの基板111からの高さhcと、直進光路反射鏡114bの基板111からの高さhbとを変える必要があるため、ミラー各反射鏡114a,114bの製造に特殊な技術が必要になり、ミラーのコストが大きくなるという課題があるほか、入出力数が多い光スイッチを構成する場合、入出力数をNとすると、ほぼN×3回のミラーの反射が必要になり、歩留まりが低下してミラーコストが大きくなるほか、反射による損失が大きくなるという課題もある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、光路長を考慮した簡易な光スイッチを提供すること、可動反射するミラー等の部材の数を比較的少なくすること等を目的とする。
また、製造上の手間を削減させることを目的とする。
さらには、レンズ等の光収束手段間又は入出力ポート間の距離を比較的小さくして、装置の小型化を図ることを目的とする。
このため、本発明の光スイッチ装置は、入力光を偏向光として同一平面上の複数の異なる角度に出力可能な入力光偏向部と、該入力光偏向部からの偏向光について、前記角度に応じて、平行移動した関係にある、いずれかの光軸をとおったコリメート光として出力可能なコリメート光出力部と、該コリメート光出力部からコリメート光を、該光軸に応じた出力方路に案内する出力方路案内部と、をそなえて構成されたことを特徴としている。
また、本発明の光スイッチ装置は、互いに平行な同一平面上の複数のコリメート光のいずれが入力された場合でも、ほぼ特定位置に集光可能な集光部と、該集光された光を偏向させることにより単一の出力方路へ案内する出力光偏向部と、をそなえて構成されたことを特徴としている。
さらに、本発明の光スイッチ装置は、入力光を偏向光として同一平面上の複数の異なる角度に出力可能な入力光偏向部と、該入力光偏向部からの偏向光について、平行移動した関係にある、いずれかの光軸をとおったコリメート光として出力可能なコリメート光出力部との対を複数備えるとともに、前記複数の対のいずれからの光であっても、前記角度が略同じであればほぼ特定位置に集光可能な集光部と、該集光された光を対応する出力方路へ案内する出力光偏向部との対を前記角度に応じて複数備えたことを特徴としている。
また、本発明の光スイッチ装置は、互いに対向する放物面形状の第1反射面および第2反射面をそなえ、該第1反射面および該第2反射面における放物面形状の輪郭をなす放物線軌道を含む面が互いにほぼ直交するように構成された透明体ブロックと、入力ポートから入力された光を、該第1反射面に向けた偏向光として、同一平面上の異なる角度に出力可能な入力光偏向部材と、前記入力光偏光部材からの偏向光であって、該第1反射面、該第2反射面で順に反射された光を偏向させて、前記角度に応じた出力ポートに案内する出力光偏向部材と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明の光学部材ユニットは、放物面形状反射面を有する透明体ブロックをそなえるとともに、前記の透明体ブロックの放物面形状反射面に光学的に結合され、前記放物面をなす放物線軌道上のいずれかの位置に光学的結合させるべく反射面角度を設定しうる光偏向部材と、該光偏向部材を介して前記の透明体ブロックをなす放物面形状反射面と光学的に結合された光ファイバと、をそなえて構成されたことを特徴としている。
さらに、本発明の光スイッチ装置は、第1の列を形成する第1、第2入力ポートを含む複数の入力ポートと、第2の列を形成する第1、第2出力ポートを含む複数の出力ポートと、第3の列を形成する第1、第2反射部と、第4の列を形成する第3、第4反射部と、を、前記第1の列と前記第3の列は平行であり、前記第2の列と前記第4の列は平行であり、前記第1の列を法線とする平面と前記第2の列を法線とする平面とが垂直に交わる配置関係で備え、前記第1反射部は、前記第1入力ポートから入力された第1入力光を前記第3反射部に導くように反射面の制御が可能であり、前記第2反射部は、該前記第2入力ポートから入力された第2入力光を前記第3反射部に導くように反射面の制御が可能であり、前記第3反射部は、入射角の異なる前記第1入力光、前記第2入力光のいずれについても前記第1出力ポートに導くように反射面の制御が可能なことを特徴としている。
本発明によれば、光路長を考慮した簡易な光スイッチを提供することができる。
また、本発明によれば、可動反射するミラー等の部材の数を比較的少なくすることができる。
また、本発明によれば、製造上の手間を削減させることができる。
また、本発明によれば、レンズ等の光収束手段間又は入出力ポート間の距離を比較的小さくして、装置の小型化を図ることができる。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題,その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施の形態による開示によって明らかとなるものである。
〔A1〕第1実施形態の説明
〔A1−1〕構成
図1は本発明の第1実施形態にかかる光スイッチ装置1を示す俯瞰図であり、図2(a)は第1実施形態にかかる光スイッチ1の図1中A矢視図、図2(b)は第1実施形態にかかる光スイッチ1の図1中B矢視図である。この図1に示す光スイッチ装置1は、ガラスないしプラスチック等からなる透明体ブロック10−1をそなえるとともに、透明体ブロック10−1には第1ポート11〜14を介して光ファイバ11a〜14aが、第2ポート61〜64を介して光ファイバ61a〜64aがそれぞれ接続され、更に可動反射部材31〜34,51〜54が透明体ブロック10−1に固設されて構成されている。
ここで、第1ポート11〜14及び第2ポート61〜64は、例えば接続対象の各光ファイバ11a〜14a,61a〜64aの先端に図示しない収束性光伝送媒体を配置し、光ファイバ11a〜14a,61a〜64aから出力される光をほぼ平行光に変換し、逆に外部からほぼ平行な光が入射すると当該ほぼ平行な光を収束して光ファイバ11a〜14a,61a〜64aに結合するように構成されている。
ここで、収束性光伝送媒体には、例えば、媒質の屈折率が光ビームの伝送方向と垂直な面内において光学中心軸からの距離のほぼ2乗に比例して減少する分布を有する円柱状レンズを使用可能である。その際、その長さを当該円柱状レンズの固有周期長の1/4とし、焦点はその端面上に位置するように構成すればよい。
なお、透明体ブロック10−1は、上述の光ファイバ11a〜14a,61a〜64aを接続する箇所については、各々の接続ないし固設状態のみならず、各光ファイバ11a〜14a,61a〜64aと透明体ブロック10−1との光学的な接続を支援するような形状となるように適宜形成され、可動反射部材31〜34,51〜54を固設する箇所についても、以下に示す可動反射部材31〜34,51〜54としての機能を支援するような形状となるように適宜形成される。
ここで、透明体ブロック10−1は、互いに対向して放物面形状を有する第1反射面S1および第2反射面S2をそなえてなるものであるが、この透明体ブロック10−1の第1反射面S1および第2反射面S2は、放物面形状をなす放物線軌道が含まれる面が互いにほぼ直交するように構成されている。
具体的には、第1反射面S1は、y=ax2で表現されるグラフをy軸を中心に回転させたときにできる面をy軸を中心に左右対称に薄くスライスしたものと同様の面を表面に有している。そのため面S1を構成する面21,22,23及び24は、図2(a)に示すように、図1についてA方向(上面を正視する方向)から見た場合に、このA方向にほぼ垂直な平面に含まれた放物線軌道aの輪郭を有するとともに、図2(b)に示すように、図1についてB方向(側面を正視する方向)から見た場合にも、このB方向にほぼ垂直な平面に含まれた放物線軌道の輪郭を有する。同様に、第2反射面S2は、y=ax2で表現されるグラフをy軸を中心に回転させたときにできる面をy軸を中心に左右対称に薄くスライスしたものと同様の面を表面に有している。そのため面S2を構成する面41,42,43及び44は、図2(b)に示すように、図1についてB方向(側面を正視する方向)から見た場合に、このB方向にほぼ垂直な平面に含まれた放物線軌道bの輪郭を有するとともに、図2(a)に示すように、図1についてA方向(上面を正視する方向)から見た場合にも、このA方向にほぼ垂直な平面に含まれた放物線軌道の輪郭を有する。このとき、A方向とB方向が略直交するので、放物線軌道aが含まれる面と放物線bが含まれる面についてもほぼ直交しているのである。尚、上述の第1反射面S1および第2反射面S2の輪郭をなす放物線軌道としてのグラフy=ax2は、好ましくはほぼ同一の傾きaを有するものとする。
さらに、透明体ブロック10−1における上述の第1反射面S1をなす放物面のほぼ焦点となる位置には、透明体ブロック10−1の高さ方向に複数(図1中においては4つ)の可動反射部材31〜34が固設されている。図1中のf11〜f14は、可動反射部材31〜34が設けられているほぼ焦点となる位置を示している。そして、図2(a)に示すように、この可動反射部材31〜34は、放物線軌道aが含まれる平面に垂直な方向(図1においては透明体ブロック10−1の高さ方向)の回転軸ax1(紙面垂直方向)によって図中c方向に反射面を回動可能に構成され、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーにより構成することができる。
そして、上述の光ファイバ11a〜14aについても、放物線軌道a[図2(a)参照]が含まれる平面に垂直な方向に端面が配列されるように接続されて、これら光ファイバ11a〜14aからそれぞれ出力される光(光スイッチ装置1への入力光)Ip1〜Ip4は、第1反射面S1における反射を通じて、対応する位置に配置された可動反射部材31〜34に入射されるようになっている。
さらに、可動反射部材31〜34においては、上述の可動反射部材31〜34における反射面の傾斜角度によって設定される反射角度で、光ファイバ11a〜14aからの光を第1反射面S1に向けて反射させることができるようになっている。即ち、可動反射部材31〜34においては、それぞれ、光ファイバ11a〜14aからの光を入射されると、これらの光について拡散させることができるようになっている。
換言すれば、可動反射部材31〜34は、入力される光を同一平面(放物線軌道aが含まれる平面)上で角度が設定された偏向光として出力可能な入力光偏向部(又は入力光偏向部材)としての機能することができる。
また、上述の可動反射部材31〜34で反射角度が設定された偏向光は第1反射面S1をなす放物面に入射されるが、この放物面上の入射位置は、可動反射部材31〜34による反射面の傾斜角度に対応するようになっている。例えば、入力光の入射角度(反射面に垂直な直線と入射光の光軸との間の角)が大きくなるように可動反射部材31〜34の傾斜角度を設定すれば、偏向光の反射面S1上の入射位置は、光ファイバ11a〜14aからの光が第1反射面S1で反射した位置(r0)から遠ざかり(r4側に近づく)、入力光の入射角度を小さなるように可動反射部材31〜34の傾斜角度を設定すれば、偏向光の反射面S1上の入射位置は、光ファイバ11a〜14aからの光が第1反射面S1で反射した位置(r0)に近づく(r1側に近づく)。
さらに、上述の可動反射部材31〜34からの偏向光は、反射面S1において、対向する第2反射面S2に向けたコリメート光として反射されるようになっている。このとき、可動反射部材31〜34への偏向光の入射位置によって、反射されるコリメート光の光軸は平行に(この場合においては透明体ブロック10−1の幅方向に平行に)シフトされるようになっている。換言すれば、可動反射部材31〜34の傾斜角度の設定に応じて、第2反射面S2に向けたコリメート光の光軸を平行に変換することができるようになる。
なお、可動反射部材31〜34においては、個別に傾斜角度を設定することができるので、光ファイバ11a〜14aからの各光Ip1〜Ip4についても、可動反射部材31〜34の傾斜角度を個別に設定することにより、第2反射面S2に向けたコリメート光の光軸の間隔を個別に設定することができるのである。図1中においては、第1反射面S1のうちで、光ファイバ11a〜14aからの各光Ip1〜Ip4について可動反射部材31〜34に向けて反射させるとともに、第2反射面S2に向けたコリメート光を反射する箇所を、それぞれコリメート光出力部21〜24として図示している。
たとえば、光ファイバ11aからの光Ip1に着目すると、この光Ip1が第1反射面S1をなすコリメート光出力部21で可動反射部材31に向けて反射される。そして、可動反射部材31においては、コリメート光出力部21からの反射光として入力される光Ip1について反射することにより、その反射面の傾斜角度の設定に応じて、コリメート光出力部21をなす放物面に向けた角度(即ち伝搬方向)が設定された偏向光を出力する。
さらに、コリメート光出力部21においては、可動反射部材31からの偏向光を、当該偏向光の角度に応じて異なる位置で反射して、第2反射面S2に向けたコリメート光p11〜p14として出力する。例えば、図2(a)[または図2(b)]に示すように、偏向光が、光ファイバ11aからの光Ip1が反射する箇所r0に比較的近接した箇所r1に入射される場合には、当該箇所r1を通過する光軸を有するコリメート光p11を反射光として出力し、箇所r0から順次遠くなる箇所r2〜r4に入射される場合には、それぞれの箇所r2〜r4を通過する光軸を有するコリメート光p12〜p14を反射光として出力する。
なお、光ファイバ12a〜14aからの光Ip2〜Ip4についても、上述の光Ip1の場合と同様に、コリメート光出力部22〜24において、可動反射部材32〜34からの偏向光を、各偏向光の角度に応じて異なる位置で反射して、第2反射面S2に向けたコリメート光p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44として出力する。
したがって、コリメート光出力部21〜24はそれぞれ、入力光偏向部としての可動反射部材31〜34からの入力偏向光について、設定された角度に応じて平行な光軸のうちのいずれかをとおったコリメート光を出力可能なものであって、透明体ブロック10−1の高さ方向に4段が一体として載置されているということができる。また、上述の各可動反射部材31〜34と、対応して光学的に結合関係を有する各コリメート光出力部21〜24と、により、入力光偏向・コリメート光出力部対を構成する。
そして、光ファイバ61a〜64aは、放物線軌道bが含まれる平面に垂直な方向に端面が配列されるように接続されて、これら光ファイバ61a〜64aはそれぞれ可動反射部材51〜54および第2反射面S2を介することにより、以下に示すように、第1反射面S1を反射するコリメート光に光学的に結合される。このとき、第2反射面S2,可動反射部材51〜54は、上述の第1反射面S1および可動反射部材31〜34とは反対の機能を有することになる。
すなわち、第1反射面S1からのコリメート光p11〜p14,p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44について、第2反射面S2で反射することにより、入力光偏向部としての可動反射部材31〜34の傾斜角度によって平行移動されたほぼ同一の光軸位置を持つコリメート光ごとに特定位置に集光(収束)することができるようになっている。図1中においては、第2反射面S2のうちで、第1反射面S1からのコリメート光について可動反射部材51〜54に向けて反射させるようになっているが、各可動反射部材51〜54に向けて集光された光を出力する箇所を、それぞれ集光部41〜44として図示している。
たとえば、図2(a)に示すように、コリメート光p11,p21,p31,p41は、透明体ブロック10−1における幅方向においてほぼ同一の光軸を有するものであるが、第2反射面S2をなす集光部41は、これらのコリメート光について、第2反射面S2をなす放物面のほぼ焦点位置(特定位置)に集光することができるようになっている。即ち、コリメート光p11,p21,p31,p41はそれぞれ図2(b)に示す集光部41の箇所r11〜r14にに入射されるが、これらの箇所r11〜r14はいずれも同一の放物線軌道b上の点にあたるので、当該放物線軌道bにおけるほぼ焦点位置f21に集光させることができるのである。
同様に、集光部42は、コリメート光p12,p22,p32,p42について、これらのコリメート光の光軸位置に対応したほぼ焦点位置f22に集光し、集光部43は、コリメート光p13,p23,p33,p43について、これらのコリメート光の光軸位置に対応したほぼ焦点位置f23に集光し、集光部44は、コリメート光p14,p24,p34,p44について、これらのコリメート光の光軸位置に対応したほぼ焦点位置f24に集光する。
したがって、上述の集光部41〜44は、互いに平行な同一平面(透明体ブロック10−1の幅方向に垂直な平面)上の複数のコリメート光(集光部41の場合にはコリメート光p11,p21,p31,p41)のいずれが入力された場合でも、ほぼ特定位置としての焦点位置に集光可能になっている。
また、上述の可動反射部材51〜54はそれぞれ、第1反射面S1からのコリメート光について上述の集光部41〜44における反射により集光されるほぼ焦点位置f21〜f24に設けられ、集光部41〜44で集光された光について反射することができるようになっている。そして、可動反射部材51〜54においては、傾斜角度によって設定される反射角度により、集光部41〜44から入射される光について、第2反射面S2における反射を介することにより光ファイバ61a〜64aに導くことができるようになっている。
すなわち、可動反射部材51における反射面の傾斜角度を設定することにより、図2(b)に示すように、集光された光として入射されたコリメート光p11,p21,p31,p41のうちのいずれか1つを、第2反射面S2における集光部41上の箇所r00に反射(偏向)させる。これにより、集光部41上のr00に入射された光は、反射により光ファイバ61に導かれるようになっている。同様に、可動反射部材52〜54においても、反射面の傾斜角度を設定することにより、入力される複数(この場合においては4つの)コリメート光のうちのいずれか1つを集光部42〜44上の箇所r00に反射(偏向)させて、光ファイバ62a〜64aに導くことができる。
したがって、上述の各可動反射部材51〜54は、集光された光を偏向させることにより単一の出力方路へ案内する出力光偏向部を構成する。この場合においては、それぞれの集光部41〜44で集光された複数の光のうちのいずれかを、集光された複数の光を偏向させることにより、単一の出力方路である出力ポート61〜64へ案内する。
さらには、上述の第2反射面S2をなす集光部41〜44,可動反射部材51〜54により、コリメート光出力部21〜24からコリメート光を、当該光軸に応じた出力方路(出力ポート61〜64)に案内する出力方路案内部を構成する。
また、上述のポート11〜14は、第1の列を形成する複数の入力ポートであり、第1ポート11〜14のうちのいずれか2つ(例えばポート11,12)を第1,第2入力ポートとして構成する。そして、上述のポート61〜64は、第2の列を形成する複数の出力ポートであり、ポート61〜64のうちでいずれか2つ(例えばポート61,62)を第1,第2出力ポートとして構成する。更に、上述の可動反射部材31〜34のうちの上記第1,第2入力ポートからの光を反射するものについては、第3の列を形成する第1,第2反射部である。更にまた、上述の可動反射部材51〜54のうちの上記第1,第2出力ポートに光学的に結合されているものについては、第4の列を形成する第3,第4反射部である。ここで、第1の列と第3の列は平行であり、第2の列と第4の列は平行であり、第1の列を法線とする平面と第2の列を法線とする平面とが垂直に交わる配置関係を有している。そして、第1反射部は、第1入力ポートから入力された第1入力光を第3反射部に導くように反射面の制御が可能であり、第2反射部は、第2入力ポートから入力された第2入力光を第3反射部に導くように反射面の制御が可能であり、第3反射部は、入射角の異なる第1入力光、第2入力光のいずれについても第1出力ポートに導くように反射面の制御が可能である。即ち、第3反射部としての例えば可動反射部材の反射面角度の切り換え制御により、第1入力光を第1出力ポートに導くようにしたり、又は、第2入力光を第1出力ポートに導くようにしたりすることができるのである。
尚、図1において、面S1の右端の所定幅部分について、縦に、反射面ではなく、入力ポートを21〜24のそれぞれに対応させて縦に配置し、直接31〜34に入力光を与えることもできる。もちろん、面S2についても上端の所定幅部分について、横に、反射面ではなく、出力ポートを41〜44のそれそれに対応させて横に配置し、51〜54で反射された光を直接出力するようにすることもできる。
これによれば、反射回数が減る、全体の光路が短くなるといった効果が得られることとなる。
〔A−2〕作用効果
上述の構成により、本発明の第1実施形態にかかる光スイッチ装置1では、可動反射部材31〜34および可動反射部材51〜54における反射面の傾斜角度についての設定により、光ファイバ11a〜14aの接続先として、光ファイバ61a〜64aのうちの任意の光ファイバ61a〜64aを同時排他的に結合させることができる。
すなわち、光ファイバ11a〜14aから第1ポート11〜14をそれぞれ通じて入力されコリメートされた光Ip1〜Ip4は、第1反射面S1をなすコリメート光出力部21〜24において可動反射部材31〜34の表面に収束される。当該収束された光は可動反射部材31〜34で反射されるが、反射面の傾斜角度が回動することにより、コリメート光出力部21〜24を構成する放物面内を水平に走査されるので、反射光の光軸は透明体ブロック10−1における幅方向に平行にシフトする。
たとえば、第1ポート11からの光Ip1の収束光を入射する可動反射部材31では、傾斜角度を設定することにより、この第1ポート11からの光Ip1について、コリメート光出力部21をなす放物面上の箇所r1に入射させて、第2反射面S2に向けたコリメート光p11として出力する。その他の可動反射部材32〜34に入射される光についても、適宜反射面の傾斜角度が設定され、コリメート光出力部22〜24において例えばコリメート光p22,p33,p44がそれぞれ出力される。
そして、このコリメート光p11,p22,p33,p44が、第2反射面S2をなす集光部41〜44にそれぞれ入射されると、これらのコリメート光p11,p22,p33,p44は、それぞれ、集光部41〜44における放物面をなす放物線軌道b上の箇所r11〜r14で反射し、そして、各集光部41〜44をなす放物面軌道bのほぼ焦点位置に設けられた可動反射部材51〜54に入射される。
さらに、可動反射部材51〜54では、第2反射面S2で反射されたコリメート光p11,p22,p33,p44について、集光部41〜44をなす放物面上の箇所r00に向けて反射させるように、反射面角度を設定することによって、第2ポート61〜64を介して光ファイバ61a〜64aに導くことができる。反対に、コリメート光p11,p22,p33,p44のいずれかを該当光ファイバ61a〜64aに結合させないようにするためには、対応する可動反射部材51〜54の反射面角度を、反射光がr00以外の箇所に出力されるようにすればよい。
換言すれば、可動反射部材31〜34の反射面角度の設定によって、光ファイバ11a〜14aからの光を、出力先となる光ファイバ61a〜64aのいずれに導くかをコリメート光の光路の切り換えによって選択することができる一方で、可動反射部材51〜54の反射面角度の設定によって、実際に光ファイバ61a〜64aに導くコリメート光を、出力先の光ファイバ61a〜64aごとに選択することができるのである。
このように、本発明の第1実施形態にかかる光スイッチ装置1によれば、第1反射面S1および第2反射面S2を有してなる透明体ブロック10−1をそなえるとともに、入力光偏向部としての可動反射部材31〜34と、出力光偏向部としての可動反射部材51〜54をそなえているので、入力ポートとしての第1ポート11〜14の任意のポートを、出力ポートとしての第2ポート61〜64の任意のポートと、を同時排他的に結合可能な光スイッチを、結合光路長差を抑制しつつ、従来技術におけるものよりも可動反射部材の点数を少なくしながら実現することができる利点がある。
すなわち、第1実施形態にかかる光スイッチ装置1によれば、N×N光スイッチ(Nは任意の複数)の構成に必要となる可動反射部材の点数について、前述の図18〜図21の場合よりも少ない2×N個で足りることになるので、可動反射部材の点数を削減させることができる。その結果、装置の小型化だけでなく、歩留まりを向上させることができるので、光スイッチ装置としての価格を安価に抑制することができる。
さらに、第1実施形態にかかる光スイッチ装置1においては、結合すべき光ファイバを切り換える時には、可動反射部材31〜34,51〜54の反射面角度が切り換えられることになるが、第1ポート11〜14および第2ポート61〜64との結合関係は、一対をなす可動反射部材31〜34および可動反射部材51〜54の反射面角度の設定が協働することで定義されることになるので、可動反射部材31〜34および可動反射部材51〜54の反射面角度の切り換え中に、不要な光が他のポートを横切ることも抑制させることが可能である。
また、第1実施形態にかかる光スイッチ装置1によれば、図17に示すような、スイッチ内を光ファイバで接続することを要しない多入力×多出力(第1実施形態では4入力×4出力)の光スイッチを実現することができる。
さらに、光ファイバ11a〜14a,61a〜64aの先端を揃えて配列することができるので、前述の図18,図20に示すものに比べ、一体のアレイにして一括して位置合わせすることが可能となり、位置合わせの手間を大幅に削減させることができ、製造上の手間を削減できる効果を生ずる。
また、可動反射部材31〜34,51〜54をMEMSミラーで構成することにより、ミラーの高さを揃えることが出来るので、前述の図19に示すものに比べ、ミラーの製造が容易になる利点があるほか、光ファイバ間での切り換え結合のために要するMEMSミラーによる反射は2回で足りるので、損失が低減される効果が得られる。
さらに、任意の入力ポート11〜14と任意の出力ポート61〜64とを光結合するように光の経路を形成したとき、経路の違いによるポート間光路長の変化が小さくなり、光学的損失が小さくなる効果を得ることができる。
従来技術において、光路長変化により損失が大きくなることを、図3を用いて説明する。例えば図3(a)のように、コア径とNA(Numerical Aperture)が等しい二つのファイバfa1とfa2及び焦点距離が等しい二つのレンズL1とL2を配置し、光ファイバfa1とレンズL1の距離L11と光ファイバfa2とレンズL2の距離L14を等しくし、レンズL1とビームウエストWの距離L12とレンズL2とビームウエストWの距離L13を等しく、レンズL1とL2の距離をL01にすると、光ファイバfa1とfa2の間の結合損失が最小になる。
ここに、光ファイバfa1から光を出力し、光ファイバfa2に光を入力するとき、光ファイバfa2側の光ファイバ端面部おける光のスポットサイズω13は光ファイバfa1の端面の光のスポットサイズω11に等しい。スポットサイズω11とω13の大きさが等しく、スポットサイズが最小となり且つ波面が平面波と成るポイント(ビームウエスト)が光ファイバfa1とfa2の端面位置と一致するため、結合損失が最小になる。
ここで、図3(b)のように、レンズL2がレンズL1側に接近し、レンズ間距離がL02に変化(L02<<L01)すると、レンズL2で集光された光のビームウエストがレンズ側にδ2だけ移動し、ビームウエストのスポットサイズω23がスポットサイズω11より小さくなり、光ファイバfa2への結合損失が増加する。
また、図3(c)のように、レンズL2がレンズL1から遠ざかり、レンズ間距離がL03に変化(L03>>L01)した場合にも、レンズL2で集光された光のビームウエストがレンズ側にδ3だけ移動し、ビームウエストのスポットサイズω33がスポットサイズω11より小さくなり、光ファイバfa2への結合損失が増加する。
図4は、最適レンズ間距離[図3(a)のL01]が50mmになるように、レンズの焦点距離、レンズ直径、図3(a)〜図3(c)に例示するL11及びL14を調節した光学系において、レンズ間距離を変化させた場合のδを示すグラフである。レンズ間距離が50mmのときδ(ビームウエストと光ファイバfa2の先端間の距離)は零であるが、レンズ間距離が50mmから変化するとδが発生し、レンズ間距離の最適値(50mm)からのずれが大きいほどδも大きくなることがわかる。ここにδが大きくなると光ファイバへの結合損失が増加する。
図5は、最適レンズ間距離[図3(a)のL01]が50mmになるように、レンズの焦点距離、レンズ直径、および図3(a)〜図3(c)に例示するL11及びL14を調節した光学系において、レンズ間距離を変化させた場合のビームウエストにおけるスポットサイズを示すグラフである。
図3(a)〜図3(c)の光ファイバfa1側のスポットサイズω11に対する光ファイバfa2側のスポットサイズの比(ω23/ω11又はω33/ω11)をプロットしている。レンズ間距離が50mmのとき1、即ちスポットサイズが等しいが、レンズ間距離の最適値(50mm)からのずれが大きいほどスポットサイズの大きさの差も大きくなることがわかる。ここにスポットサイズの大きさに差が生じると光ファイバへの結合損失が発生じ、その差(あるいは比)が大きいほど損失が大きくなる。
図6は、ビームウエストの光ファイバ端からのずれ(δ)とスポットサイズの差に起因する過剰損失の計算結果を示すグラフである。横軸はレンズ間距離である。レンズ間距離が50mmのとき過剰損失は零であるが、50mmからずれると過剰損失が発生することがわかる。
例えば図16に例示する従来例の場合、スイッチのポート数がN×Nのとき、レンズ間距離が最大Nの2乗で変化する。そのためレンズ間距離を最適化したポート間以外では非常に大きな損失を生ずる。
これに対し、第1実施形態の構成では、焦点f11−f14および焦点f21−f24間の各距離をほぼ等しくすることができる。第1反射面S1を構成する放物面から第2反射面S2を構成する放物面までの距離は焦点から離れるほど短くなるが、その長さの差については例えば10%程度以下にするのは容易である。即ち、第1実施形態にかかる光スイッチ装置1によれば、光のポート間距離の差によるδとスポットサイズの違いとに起因する過剰損失を抑制することができる。
さらには、光ファイバ間の距離を比較的小さくして、装置の小型化を図ることができる。
さらに、図17に示す装置のように多数本の光ファイバを要することなく装置の小型化を図りながら、光ファイバ間の距離の不均一性を小さくすることができる。
また、第1反射面S1および第2反射面S2が一体に構成された透明体ブロック10−1は、射出形成等により一括して形成することができ、製造性が向上する効果がある。
〔A−3〕第1反射面S1および第2反射面S2をなす放物面の具体的設計例について
次に第1反射面S1および第2反射面S2をなす放物面部の具体的設計例を示す。例えば、図7は光学系のレンズ間距離と、そのときのレンズ上のビーム直径の最小値[例えば図3(a)〜図3(c)のωLに相当]の関係をプロットしたものである。図中のkは、ファイバとレンズの間の距離[例えば図3(a)〜図3(c)のL11]とレンズの焦点距離の比(焦点距離をFLとすると、k=L11/FL)で、本実施形態に対応させると、放物面鏡の焦点距離と偏向手段と放物面との間の距離の比に相当する係数である。
本実施形態にかかる光スイッチ装置1においては、例えば第1,第2反射面S1,S2をなす放物面の焦点距離を100mm、kの値を1.02に選定した。よって図2(a),図2(b)中におけるML1及びML2は約100mmである。このとき、第1反射面S1,第2反射面S2に当たるコリメート光p11〜p14,p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44(以下、単にコリメート光p11〜p44と記載する)のビーム直径は約2mmである。又、コリメート光p11〜p44の縦方向の及び横方向の間隔を、ビーム直径より0.5mm大きい2.5mmとした。従って、コリメート光出力部21〜24及び集光部41〜44がスタックされた部分の厚さを[図2(a),図2(b)のML4参照]を10mm程度とすることができる。
このとき、各コリメート光p11〜p44のコリメート光出力部21〜24と集光部41〜44との間の光路長の差を0.5mm以下に抑えられ低損失になる効果が得られた。
〔A2〕第1実施形態の第1変形例
図8は本発明の第1実施形態の第1変形例にかかる光スイッチ装置1Aの一部を示す図であって、図1のA矢視図に相当する。この図8に示す光スイッチ装置1Aのように、第1ポート11〜14、第2ポート61〜64の形成及び可動反射部材31〜34,51〜54の載置が可能な範囲で、第1反射面S1と第2反射面S2との距離(ML1又は図示しないML3)を短くすることができ、このようにすれば、光学系のサイズ、特に第1ポート11〜14および第2ポート61〜64間の光路長を全体的に短くすることができるほか、透明体ブロック10´−1としての長手方向の大きさについても縮小させることができ、装置の小型化をより進めることができる利点もある。
〔A3〕第1実施形態の第2変形例
図9は本発明の第1実施形態の第2変形例にかかる光スイッチ装置1Bを示す図であって、図1のA矢視図に相当するものである。この図9に示す光スイッチ装置1Bは、前述の図1,図2(a),図2(b)に示す光スイッチ装置1に比して、透明体ブロック10−1にそなえられていた第1反射面S1および第2反射面S2としての機能を別体の部材10−2,10−3として構成するとともに、第1ポート11〜14および第2ポート61〜64間の光は透明体ブロック10−1中ではなく空気中(気体中)を伝搬するようになっている点が異なっている。尚、図9中、図1,図2(a),図2(b)と同一の符号は、ほぼ同様の部分を示している。
部材10−2,10−3はそれぞれ前述の図2(a),図2(b)に示すような放物線軌道a,bを有する凹面の放物面形状を有し、入射された光について反射するようになっている。即ち、部材10−2をなす凹面の放物面は前述の光スイッチ装置1における第1反射面S1として機能するとともに、部材10−3をなす凹面の放物面は第2反射面S2として機能する。
なお、部材10−2および部材10−3においては、基本的に同様の構成を有することができる。即ち、部材10−2および部材10−3を、同様の放物線軌道を有する凹面の放物面をそなえた部材として構成するとともに、それぞれの放物線軌道を含む平面が互いにほぼ直交するように配置することで、前述の第1実施形態の場合と同様に、部材10−2については図中幅方向に光軸が分布するようにコリメート光の光軸を平行にシフトさせ、部材10−3については図中高さ方向に光軸が分布するコリメート光についてほぼ焦点位置に収束させることができる。
なお、第1ポート11〜14,光ファイバ11a〜14a,第2ポート61〜64,光ファイバ61a〜64aおよび可動反射部材31〜34,51〜54は、前述の第1実施形態における光スイッチ装置1に相当する位置に配置されるようになっている。
このように構成された光スイッチ装置1Bにおいても、前述の光スイッチ装置1と同様に、可動反射部材31〜34および可動反射部材51〜54における反射面の傾斜角度についての設定により、光ファイバ11a〜14aの接続先として、光ファイバ61a〜64aのうちの任意の光ファイバ61a〜64aを同時排他的に結合させることができるので、前述の第1実施形態の場合と同様の利点を得ることができる。
また、この光スイッチ装置1Bによれば、光スイッチ装置1をなす透明体ブロック10−1よりも形状が単純化された構成の2つの部材10−2,10−3の配置することにより光スイッチ装置を構成することができるので、光スイッチ装置を構成するための基本部品となる部材10−2,10−3を、第1実施形態にかかる透明体ブロック10−1よりも容易に製造することができるようになる。
さらに、光スイッチ装置1Bによれば、空気中を光が伝搬するように構成することができるので、透明体ブロック10−1中を光が伝搬する光スイッチ装置1に比して、光の吸収や光学的損失を改善させることもできる。
尚、面S1、S2の端の一部に入出力ポートをそれぞれ設けてもよい点は、先の実施形態と同様である。
〔A4〕第1実施形態の第3変形例
図10は本発明の第1実施形態の第3変形例にかかる光スイッチ装置1Cを示す図であって、図1のA矢視図に相当する。この図10に示す光スイッチ装置1Cは、前述の図9に示す光スイッチ装置1Bと同様に、第1反射面S1,第2反射面S2としての機能を別体の部材10−2,10−3により構成されているが、第1ポート11〜14、第2ポート61〜64の形成及び可動反射部材31〜34,51〜54の載置が可能な範囲で、第1反射面S1と第2反射面S2との距離(ML1又は図示しないML3)が比較的短くなるように構成されている。このようにすれば、光学系のサイズ、特に第1ポート11〜14および第2ポート61〜64間の光路長を全体的に短くすることができるほか、装置の小型化をより進めることができる利点もある。
〔A5〕第1実施形態の第4変形例
図11は本発明の第1実施形態の第4変形例にかかる光スイッチ装置1Dを示す図であって、図1のA矢視図に相当する。この図11に示す光スイッチ装置1Dは、前述の図9,図10に示す光スイッチ装置1B,1Cと同様に、第1反射面S1,第2反射面S2としての機能を別体の部材10−2,10−3により構成されているが、第1ポート11〜15および可動反射部材31〜35間の光学的結合の態様とともに、第2ポート61〜65および可動反射部材51〜55間の光学的結合の態様が、前述の光スイッチ装置1B,1Cとは異なっている。
そして、この光学的結合の態様の相違によって、光スイッチ1Bと同様のスケールの部材10−2,10−3をそなえながら、ポート数を1つ増加させた5入力5出力の光スイッチ装置を構成することができるようになっている。尚、上記以外の構成については前述の図9に示す光スイッチ装置1Bと基本的に同様であり、図11中、図9と同一の符号はほぼ同様の部分を示している。
ここで、上述の第1ポート11〜15および可動反射部材31〜35間の光学的結合の態様としては、第1ポート11〜15を介して光ファイバ11a〜15aから出力される光ビームが、第1反射面S1における反射を通じて可動反射部材31〜35に入射されるのではなく、直接可動反射部材31〜35に入射されるように配置されて、反射光が部材10−2における第1反射面S1をなす放物線軌道のほぼ焦点位置となる箇所f11〜f15に収束されるようになっている。
また、第2ポート61〜65および可動反射部材51〜55間の光学的結合の態様としては、部材10−3をなす第2反射面S2からの光が可動反射部材51〜55に入射された場合に、第2反射面S2における反射を通じて第2ポート61〜65に入射されるのではなく、直接第2ポート61〜65に入射されるように配置されている。
これにより、図11に示す光スイッチ装置1Dにおいては、第1ポート11〜15からの光を可動反射部材31〜35に入射させるために必要であった第1反射面S1での反射を省略するとともに、可動反射部材51〜55に入射された光を第2ポート61〜65に導くために必要であった第2反射面S2での反射を省略しているので、当該省略された反射に要していた第1反射面S1および第2反射面S2上の領域を、ポート間の光のために確保することができるので、部材10−2,10−3における第1,第2反射面S1,S2として光が当たる部分の範囲を同じに保ったままで、光スイッチ装置におけるポート数を図9,図10に示す光スイッチ装置1B,1Cに比して1個増やすことができる。
〔A6〕第1実施形態の第5変形例
図12は本発明の第1実施形態の第5変形例にかかる光スイッチ装置1Eを示す図であって、図1のA矢視図に相当するものである。この図12に示す光スイッチ装置1Eは、前述の図1,図2(a),図2(b)に示す光スイッチ装置1における透明体ブロック10−1を2つの透明体ブロック10−4,10−5に分離されたものを用いている点が異なっているが、これ以外の構成については前述の光スイッチ装置1の場合と同様である。尚、図12中、図1,図2(a),図2(b)と同一の符号は、ほぼ同様の部分を示している。
すなわち、透明体ブロック10−4は、第1反射面S1をそなえるとともに、第1ポート11〜14を通じて光ファイバ11a〜14aが接続され、更に第1反射面S1をなす放物線軌道の焦点位置に、可動反射部材31〜34が固設されている。同様に、ブロック10−5は、第2反射面S2をそなえるとともに、第2ポート61〜64を通じて光ファイバ61a〜64aが接続され、更に第2反射面S2をなす放物線軌道の焦点位置に、可動反射部材51〜54が固設されている。
そして、透明体ブロック10−4におけるコリメート光が出力される面71と、ブロック10−5において第2反射面S2に入射させるコリメート光を導入する面72と、を対向(又は当接)するように配置することで、前述の第1実施形態における光スイッチ装置1と同様の機能を果たす光スイッチ装置1Eを構成することができる。
このとき、上述の透明体ブロック10−4および透明体ブロック10−5は、それぞれの反射面をなす放物線軌道を含む面が直交するような配置関係を有しているが、それぞれの透明体ブロック10−4,10−5をなす放物面形状については同一とすることができるので、各透明体ブロック10−4,10−5単体としての形状については、同一形状により構成することができる。
換言すれば、図12に示す光スイッチ装置1Eは、図13に示すような、透明体ブロック10−1が2つに分離されたものに相当する透明体ブロック10−4(10−5)に、可動反射部材31〜34(51〜54)およびポート11〜14(61〜64)を設けることによって構成される光学部材ユニット80を、光スイッチ装置1Eを製造するための基本部品とすることができるので、これらの光学部材ユニット80を適用した簡易化された製造プロセスによって光スイッチ装置1Eを構成することができる。即ち、光スイッチ装置1の場合よりもシンプルな部品である光学部材ユニット80を製作して、これらを2個組み合わせてスイッチを構成するのみであるため、光スイッチ装置1Eとしての製造の容易化を図ることができ、又部品の交換等をユニット単位で行なうことも可能となる。
〔B〕第2実施形態の説明
〔B1〕構成
図14(a),図14(b)は本発明の第2実施形態にかかる光スイッチ装置1Fを示す図であり、図14(a)はその上視図、図14(b)は図14(a)のB矢視図である。即ち、図14(a),図14(b)は互いに直交する向きから光スイッチ装置1Fを見た場合についての外観図ということができる。第2実施形態にかかる光スイッチ装置1Fは、前述の第1実施形態または各変形例にかかる光スイッチ装置1,1A〜1Eに比して、コリメート光出力部および集光部を、透過型のレンズ光学系により構成している点が異なっている。
すなわち、第2実施形態にかかる光スイッチ装置1Fは、コリメート光出力部としての凸レンズ21a〜24aおよび集光部としての凸レンズ41a〜44aをそなえるとともに、入力光偏向部としての可動反射部材31〜34および出力光偏向部としての可動反射部材51〜54をそなえて構成され、光ファイバ11a〜14aから入力される光について、可動反射部材31〜34,51〜54における反射角度の設定により、光ファイバ61a〜64aにおけるいずれかの光ファイバに導くことができるようになっている。
ここで、第2実施形態にかかる光スイッチ装置1Fにおいても、光ファイバ11a〜14a,61a〜64aは、前述の第1実施形態の場合に対応する配置関係を有するものである。即ち、4本の光ファイバ11a〜14aの配列方向と4本の光ファイバ61a〜64aの配列方向とは互いに直交する向きに、各光ファイバ11a〜14a,61a〜64aの光軸が一直線上に重ならないように、そして端面が互いに反対方向を向くように配列される。尚、図14(a)は、前述の図2(a)の図示方向に相当するもので、図14(b)は、前述の図2(b)の図示方向に相当するものである。
また、光ファイバ11a〜14aから入力された各光についてコリメートするためのレンズ11b〜14bを、入力ポートの構成要素として光ファイバ11a〜14aと凸レンズ21a〜24aとの間にそれぞれ介装することができる。これにより、光ファイバ11a〜14aからの各光については、それぞれ、レンズ11b〜14bおよび凸レンズ21a〜24aを介して可動反射部材31〜34に入射されるようになっている。
可動反射部材31〜34は、凸レンズ21a〜24aのほぼ焦点距離となるように配置されて[例えば〔A−3〕で用いた焦点距離の1.02倍の距離の位置(k=1.02)に配置されて]、図14(a)中紙面に平行なa方向に回動自在に構成された反射部材であって、光ファイバ11a〜14aから入力される光Ip1〜Ip4を、それぞれ、図14(a)に示すように、同一平面上で角度が設定された偏向光p11〜p14,p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44として凸レンズ21a〜24aに反射することができるようになっている。この可動反射部材31〜34についても、例えばMEMSミラーにより構成することができる。
また、凸レンズ21a〜24aは、前述の第1実施形態にかかる光スイッチ装置1の第1反射面S1をなすコリメート光出力部21〜24に相当する機能を有するもので、凸レンズ41a〜44aは、前述の第1実施形態にかかる光スイッチ装置1の第2反射面S2をなす集光部41〜44に相当する機能を有するものである。
これらの凸レンズ21a〜24a,41a〜44aは、ともに、円形の凸レンズの中心部を薄く切り取ったような形状のものを4個並べて一体化した形状を有しているが、光の進む方向に平行な軸を中心に、相互の角度差が90度になるように回転させて配置している。凸レンズ21a〜24aと、凸レンズ41a〜44aと、の距離ML2は例えば10mm程度とすることができる。
そして、凸レンズ21a〜24a及び凸レンズ41a〜44aの焦点距離は例えば50mm程度、可動反射部材31〜34,51〜54は焦点距離の1.02倍の位置(即ち先に定義したk=1.02)に配置している。従って、図中においては可動反射部材31〜34と凸レンズ21a〜24aとの距離(及び可動反射部材51〜54と凸レンズ41a〜44aとの距離)であるML1と、上述のML2とをほぼ等しく描いているが、実際にはML2>ML1とすることができる。
図15(a)は、凸レンズ21a〜24aにおける光ファイバ11a〜14aからの光Ip1〜Ip4の入力側からみた、各偏向光p11〜p14,p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44のビーム配置を模式的に示す図である。即ち、この図15(a)においては、光Ip1〜Ip4の凸レンズ21a〜24aにおける入射位置とともに、可動反射部材31〜34から反射されて通過する光p11〜p14,p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44のビーム配置を示す図である。尚、コリメート光ビームの最大直径は例えば2mm程度、特定のビーム中心軸と他のビーム中心軸の間隔は例えば3mm程度とすることができる。
光ファイバ11aから入力される光Ip1に着目すると、この光Ip1は、レンズ11b,凸レンズ21aを介して可動反射部材31に入射されて、この可動反射部材31における反射面角度の設定により、偏向光p11,p12,p13またはp14として凸レンズ21aに向けて反射される。そして、凸レンズ21aにおいては、偏向光p11〜p14を互いに光軸が平行に移動されたコリメート光として、凸レンズ41a〜44aに向けて出力される。
他の光ファイバ12a〜14aから入力される光Ip2〜Ip4においても、光Ip1の場合と同様に、レンズ12b〜14b,凸レンズ22a〜24aを介して可動反射部材32〜34に入射されて、この可動反射部材32〜34における反射面角度の設定により、偏向光p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44として凸レンズ22a〜24aに向けて反射される。そして、凸レンズ22a〜24aにおいては、偏向光p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44を互いに光軸が平行に移動されたコリメート光として、凸レンズ41a〜44aに向けて出力される。
したがって、上述の可動反射部材31および凸レンズ21a、可動反射部材32および凸レンズ22a、可動反射部材33および凸レンズ23a並びに可動反射部材34および凸レンズ24aは、それぞれ入力光偏向・コリメート光出力部対を構成するとともに、これらの入力光偏向・コリメート光出力部対として4段が載置されて構成されている。
図15(b)は集光部としての凸レンズ41a〜44aを通過するコリメート光p11〜p14,p21〜p24,p31〜p34,p41〜p44のビーム配置とともに、後段の可動反射部材51〜54による反射によって、光ファイバ61a〜64aに導かれる反射光Op1〜Op4のビーム配置を、可動反射部材51〜54側から見て模式的に示す図である。
たとえば、集光部としての凸レンズ41aは、凸レンズ21a〜24aからのコリメート光p11,p21,p31,p41を通過させて、当該凸レンズ41aのほぼ焦点位置に配置された可動反射部材51の反射面上において集光させるようになっている。尚、凸レンズ41aを通過するコリメート光p11,p21,p31,p41はそれぞれ、可動反射部材31〜34において同一角度で光Ip1〜Ip4を反射した光に由来するものである。
同様に、凸レンズ42aは凸レンズ21a〜24aからのコリメート光p12,p22,p32,p42を通過させて、可動反射部材52の反射面上において集光させ、凸レンズ43aは凸レンズ21a〜24aからのコリメート光p13,p23,p33,p43を通過させて、可動反射部材53の反射面上において集光させ、凸レンズ44aは凸レンズ21a〜24aからのコリメート光p14,p24,p34,p44を通過させて、可動反射部材54の反射面上において集光させることができる。
したがって、各凸レンズ41a〜44aは、4段載置された入力光偏向・コリメート光出力部対からの特定方向の互いに平行な4つのコリメート光を入力され、入力された4つのコリメート光について、各入力光偏向・コリメート光出力部対をなす入力光偏向部としての可動反射部材31〜34にて設定された角度に応じて平行移動されたほぼ同一の光軸位置を持つコリメート光ごとにほぼ特定位置である可動反射部材51〜54の反射面上に集光させることができるのである。
可動反射部材51〜54においては、それぞれ、凸レンズ41a〜44aにおいて集光されたコリメート光を入射されて、これらのコリメート光のうちのいずれか一つを光ファイバ61a〜64aに導くために、反射面角度を図14(b)中b方向に回動自在に設定可能に構成されている。
たとえば、可動反射部材51は凸レンズ41aを介して光ファイバ61aに光学的に結合されて、反射面角度の設定により、コリメート光p11,p21,p31,p41のうちのいずれか一つを光ファイバ61aに案内することができる。同様に、可動反射部材52は凸レンズ42aを介して光ファイバ62aに光学的に結合されて、反射面角度の設定により、コリメート光p12,p22,p32,p42のうちのいずれか一つを光ファイバ62aに案内することができる。
また、可動反射部材53は凸レンズ43aを介して光ファイバ63aに光学的に結合されて、反射面角度の設定により、コリメート光p13,p23,p33,p43のうちのいずれか一つを光ファイバ63aに案内することができる。可動反射部材54は凸レンズ44aを介して光ファイバ64aに光学的に結合されて、反射面角度の設定により、コリメート光p14,p24,p34,p44のうちのいずれか一つを光ファイバ64aに案内することができる。
換言すれば、可動反射部材51〜54による反射面角度の設定により、図15(b)における凸レンズ41a〜44a上の特定位置であるOp1〜Op4の箇所を通過する光のみが、後段の光ファイバ61a〜64aに案内されるようになる。
したがって、可動反射部材51〜54により、集光部としての凸レンズ41a〜44aで集光された4段の入力光偏向・コリメート光出力部対からの光のうちのいずれかを、光軸位置ごとに集光された4つの光を偏向させることにより、対応する出力方路である光ファイバ61a〜64aへ案内することができるようになっている。
また、凸レンズ41a〜44aを通過して光ファイバ61a〜64aに案内される各光Op1〜Op4について、光ファイバ61a〜64aに導くためのレンズ61b〜64bを、出力ポートの構成要素として光ファイバ61a〜64aと凸レンズ41a〜44aとの間にそれぞれ介装することができる。これにより、可動反射部材51〜54からの各光については、それぞれ、凸レンズ41a〜44aおよびレンズ61b〜64bを介して光ファイバ61a〜64aに入射されるようになっている。
〔B2〕作用効果
上述の構成により、本発明の第2実施形態にかかる光スイッチ装置1Fにおいても、前述の第1実施形態にかかる光スイッチ装置1と同様に、可動反射部材31〜34および可動反射部材51〜54における反射面の傾斜角度についての設定により、光ファイバ11a〜14aの接続先として、光ファイバ61a〜64aのうちのいずれかの光ファイバ61a〜64aを同時排他的に結合させることができる。
このように、本発明の第2実施形態にかかる光スイッチ装置1Fにおいても、凸レンズ21a〜24aおよび凸レンズ41a〜44aをそなえるとともに、入力光偏向部としての可動反射部材31〜34と、出力光偏向部としての可動反射部材51〜54をそなえているので、前述の第1実施形態の場合と同様、入力ポートを構成する光ファイバ11a〜14aからの光を、出力ポートを構成する光ファイバ61a〜64aのうちの任意の光ファイバに同時排他的に導くことが可能な光スイッチ装置を、結合光路長差を抑制しつつ、従来技術におけるものよりも可動反射部材の点数を少なくしながら実現することができる利点がある。
また、図17に示すような、スイッチ内を光ファイバで接続することを要しない多入力×多出力(第1実施形態では4入力×4出力)の光スイッチを実現することができる。
さらに、光ファイバ11a〜14a,61a〜64aの先端を揃えて配列することができるので、前述の図18,図20に示すものに比べ、一体のアレイにして一括して位置合わせすることが可能となり、位置合わせの手間を大幅に削減させることができ、製造上の手間を削減できる効果を生ずる。
また、可動反射部材31〜34,51〜54をMEMSミラーで構成することにより、ミラーの高さを揃えることが出来るので、前述の図19に示すものに比べ、ミラーの製造が容易になる利点があるほか、光ファイバ間での切り換え結合のために要するMEMSミラーによる反射は2回で足りるので、損失が低減される効果が得られる。
さらに、任意の入力ポート11〜14と任意の出力ポート61〜64とを光結合するように光の経路を形成したとき、経路の違いによるポート間光路長の変化が小さくなり、光学的損失が小さくなる効果を得ることができる。
さらには、凸レンズ21a〜24aおよびレンズ41a〜44a間又は光ファイバ11a〜14aおよび光ファイバ61a〜64a間の距離を従来技術の場合よりも比較的小さくして、装置の小型化を図ることもできる。
〔C〕その他
上述の第1および各変形例ならびに第2実施形態においては、光スイッチ装置1,1A〜1Fを4入力4出力の光スイッチ装置として構成しているが、本発明によれば、これ以外の入出力ポート数で切り換えを行なうN入力M出力の光スイッチを構成することも、勿論可能である。
この場合においては、第1反射面S1におけるコリメート光出力部21〜24又は凸レンズ21a〜24aの数および入力光偏向部としての可動反射部材31〜34の数を、それぞれ入力ポート数Nに応じて適宜設定するとともに、第2反射面S2における集光部41〜44又は凸レンズ41a〜44aの数および出力光偏向部としての可動反射部材51〜54の数を、それぞれ出力ポート数Mに応じて適宜設定することで構成することができる。
たとえば、入力ポート数を「1」とし、単一のコリメート光出力部21および単一の可動反射部材31をそなえ、可動反射部材31の反射面の角度の設定により、光軸位置が平行にシフトされたコリメート光を出力することができ、第2反射面S2を構成する集光部および出力光偏向部としての可動反射部材に対応する数の出力ポートのいずれかを通じて出力することにより、1入力M出力の光スイッチ装置を構成することができる。
また、上述の第1実施形態および各変形例においては、第1ポート11〜14(光ファイバ11a〜14a)を入力側とし、第2ポート61〜64(光ファイバ61a〜64a)を出力側として光スイッチ装置を構成した場合について詳述しているが、本発明によればこれに限定されず、図中の入出力関係を反転させ、第1ポート11〜14(光ファイバ11a〜14a)を出力側とし、第2ポート61〜64(光ファイバ61a〜64a)を入力側として構成することも、勿論可能である。
〔D〕付記
(付記1) 入力光を偏向光として同一平面上の複数の異なる角度に出力可能な入力光偏向部と、
該入力光偏向部からの偏向光について、前記角度に応じて、平行移動した関係にある、いずれかの光軸をとおったコリメート光として出力可能なコリメート光出力部と、
該コリメート光出力部からコリメート光を、該光軸に応じた出力方路に案内する出力方路案内部と、
をそなえて構成されたことを特徴とする光スイッチ装置。
(付記2) 該コリメート光出力部が、放物面型反射面を有する部材により構成され、かつ、該入力光偏向部が、前記放物面のほぼ焦点位置に設けられたことを特徴とする、付記1記載の光スイッチ装置。
(付記3) 該コリメート光出力部が、凸レンズで構成され、かつ、該入力光偏向部が、前記凸レンズのほぼ焦点位置に設けられたことを特徴とする、付記1記載の光スイッチ装置。
(付記4) 互いに平行な同一平面上の複数のコリメート光のいずれが入力された場合でも、ほぼ特定位置に集光可能な集光部と、
該集光された光を偏向させることにより単一の出力方路へ案内する出力光偏向部と、
をそなえて構成されたことを特徴とする光スイッチ装置。
(付記5) 該集光部が、放物面型反射面を有する部材からなり前記複数のコリメート光について前記放物面のほぼ焦点位置に集光させるように構成され、かつ、該出力光偏向部が、該放物面のほぼ焦点位置に設けられていることを特徴とする、付記4記載の光スイッチ装置。
(付記6) 該集光部が、凸レンズからなり前記複数のコリメート光について前記凸レンズのほぼ焦点位置に集光させるように構成され、かつ、該出力光偏向部が、該凸レンズのほぼ焦点位置に設けられていることを特徴とする、付記4記載の光スイッチ装置。
(付記7) 入力光を偏向光として同一平面上の複数の異なる角度に出力可能な入力光偏向部と、該入力光偏向部からの偏向光について、平行移動した関係にある、いずれかの光軸をとおったコリメート光として出力可能なコリメート光出力部との対を複数備えるとともに、
前記複数の対のいずれからの光であっても、前記角度が略同じであればほぼ特定位置に集光可能な集光部と、該集光された光を対応する出力方路へ案内する出力光偏向部との対を前記角度に応じて複数備えたことを特徴とする光スイッチ装置。
(付記8) 該コリメート光出力部が、放物面型反射面を有する部材により構成され、かつ、該複数の入力光偏向部・コリメート光出力部対をなす複数の該入力光偏向部が、前記放物面のほぼ焦点位置に設けられたことを特徴とする、付記7記載の光スイッチ装置。
(付記9) 該集光部が、放物面型反射面を有する部材からなり前記複数のコリメート光について前記放物面のほぼ焦点位置に集光させるように構成され、かつ、該複数の出力光偏向部が、該放物面のほぼ焦点位置に設けられていることを特徴とする、付記7又は8記載の光スイッチ装置。
(付記10) 該複数の入力光偏向部・コリメート光出力部対をなす複数の該コリメート光出力部および該集光部が、単一の透明体ブロックにより一体に形成されたことを特徴とする、付記7〜9のいずれか1項記載の光スイッチ装置。
(付記11) 該コリメート光出力部が、凸レンズで構成され、かつ、該複数の入力光偏向部・コリメート光出力部対をなす複数の該入力光偏向部が、前記凸レンズのほぼ焦点位置に設けられたことを特徴とする、付記7記載の光スイッチ装置。
(付記12) 該集光部が、凸レンズからなり前記複数のコリメート光について前記凸レンズのほぼ焦点位置に集光させるように構成され、かつ、該複数の出力光偏向部が、該凸レンズのほぼ焦点位置に設けられていることを特徴とする、付記7又は11記載の光スイッチ装置。
(付記13) 互いに対向する放物面形状の第1反射面および第2反射面をそなえ、該第1反射面および該第2反射面における放物面形状の輪郭をなす放物線軌道を含む面が互いにほぼ直交するように構成された透明体ブロックと、
入力ポートから入力された光を、該第1反射面に向けた偏向光として、同一平面上の異なる角度に出力可能な入力光偏向部材と、
前記入力光偏光部材からの偏向光であって、該第1反射面、該第2反射面で順に反射された光を偏向させて、前記角度に応じた出力ポートに案内する出力光偏向部材と、
を備えたことを特徴とする光スイッチ装置。
(付記14) 放物面形状反射面を有する透明体ブロックをそなえるとともに、
前記の透明体ブロックの放物面形状反射面に光学的に結合され、前記放物面をなす放物線軌道上の任意の位置に光学的結合させるべく反射面角度を設定しうる光偏向部材と、
該光偏向部材を介して前記の透明体ブロックをなす放物面形状反射面と光学的に結合された光ファイバと、をそなえて構成されたことを特徴とする、光学部材ユニット。
(付記15) 前記の光偏向部材および光ファイバが、前記放物面をなす放物線軌道を含む平面に対する法線にほぼ平行に複数そなえられたことを特徴とする、付記14記載の光学部材ユニット。
(付記16) 放物面形状反射面を有する透明体ブロックをそなえるとともに、前記の透明体ブロックの放物面形状反射面に光学的に結合され、前記放物面をなす放物線軌道上の任意の位置に光学的結合させるべく反射面角度を設定しうる光偏向部材と、該光偏向部材を介して前記の透明体ブロックをなす放物面形状反射面と光学的に結合された光ファイバと、をそなえて構成された一対の光学部材ユニットを、互いの放物面形状反射面が、各放物面形状反射面をなす放物線軌道を含む平面が互いに直交するように、対向して配置され、
一方の光学部材ユニットにおける光ファイバを通じて入力された光を、他方の光学部材ユニットにおける光ファイバに出力すべく、各光学部材ユニットの光偏向部材における反射面角度を設定すべく構成されたことを特徴とする、光学部材ユニット。
(付記17)
第1の列を形成する第1、第2入力ポートを含む複数の入力ポートと、
第2の列を形成する第1、第2出力ポートを含む複数の出力ポートと、
第3の列を形成する第1、第2反射部と、
第4の列を形成する第3、第4反射部と、
を、前記第1の列と前記第3の列は平行であり、前記第2の列と前記第4の列は平行であり、前記第1の列を法線とする平面と前記第2の列を法線とする平面とが垂直に交わる配置関係で備え、
前記第1反射部は、前記第1入力ポートから入力された第1入力光を前記第3反射部に導くように反射面の制御が可能であり、
前記第2反射部は、該前記第2入力ポートから入力された第2入力光を前記第3反射部に導くように反射面の制御が可能であり、
前記第3反射部は、入射角の異なる前記第1入力光、前記第2入力光のいずれについても前記第1出力ポートに導くように反射面の制御が可能な、
ことを特徴とする光スイッチ装置。
図1は本発明の第1実施形態にかかる光スイッチ装置を示す俯瞰図である。 (a)は第1実施形態にかかる光スイッチの図1中A矢視図、(b)は第1実施形態にかかる光スイッチの図1中B矢視図である。 (a)〜(c)はいずれも従来技術に照らした第1実施形態にかかる光スイッチ装置の作用効果を説明するための図である。 従来技術に照らした第1実施形態にかかる光スイッチ装置の作用効果を説明するための図である。 従来技術に照らした第1実施形態にかかる光スイッチ装置の作用効果を説明するための図である。 従来技術に照らした第1実施形態にかかる光スイッチ装置の作用効果を説明するための図である。 従来技術に照らした第1実施形態にかかる光スイッチ装置の作用効果を説明するための図である。 第1実施形態の第1変形例にかかる光スイッチ装置を示す図である。 第1実施形態の第2変形例にかかる光スイッチ装置を示す図である。 第1実施形態の第3変形例にかかる光スイッチ装置を示す図である。 第1実施形態の第4変形例にかかる光スイッチ装置を示す図である。 第1実施形態の第5変形例にかかる光スイッチ装置を示す図である。 第1実施形態の第5変形例における光学部材ユニットを示す図である。 (a),(b)はともに第2実施形態にかかる光スイッチ装置を示す図である。 (a),(b)はともに第2実施形態にかかる光スイッチ装置をなす凸レンズを通過するビーム配置を模式的に示す図である。 従来技術を示す図である。 従来技術を示す図である。 従来技術を示す図である。 従来技術を示す図である。 従来技術を示す図である。 従来技術を示す図である。
符号の説明
1,1A〜1F 光スイッチ装置
10−1,10´−1,10−4,10−5 透明体ブロック
10−2,10−3 部材
11〜14 第1ポート
11a〜14a 光ファイバ
11b〜14b,61b〜64b レンズ
21〜24 コリメート光出力部
21a〜24a 凸レンズ(コリメート光出力部)
31〜34 可動反射部材(入力光偏向部)
41〜44 集光部
41a〜44a 凸レンズ(集光部)
51〜54 可動反射部材(出力光偏向部)
61〜64 第2ポート
61a〜64a 光ファイバ
71,72 面
80 光学部材ユニット
100,110,120,130 光スイッチ
101,102 光ファイバ
105 反射装置
106 光学中心軸
107,108 収束性光伝送体
111 基板
112 可動反射鏡
113 回転軸
114a 交差光路反射鏡
114b 直進光路反射鏡
115 入射光
116 交差光路
117 直進光路
121 基板
121A 主面
122,123 ミラー
124 光学ユニット
125 スイッチセル
126,127 光ファイバ
128 スイッチミラー
131 第1の光導波路アレイ
132 第2の光導波路アレイ
133,134 光結合用光学素子
135 光スイッチ素子
135S 光スイッチ
136,137 光反射屈折素子

Claims (6)

  1. 入力光を偏向光として同一平面上の複数の異なる角度に出力可能な入力光偏向部と、
    該入力光偏向部からの偏向光について、前記角度に応じて、平行移動した関係にある、いずれかの光軸をとおったコリメート光として出力可能なコリメート光出力部と、
    該コリメート光出力部からコリメート光を、該光軸に応じた出力方路に案内する出力方路案内部と、
    をそなえて構成されたことを特徴とする光スイッチ装置。
  2. 互いに平行な同一平面上の複数のコリメート光のいずれが入力された場合でも、ほぼ特定位置に集光可能な集光部と、
    該集光された光を偏向させることにより単一の出力方路へ案内する出力光偏向部と、
    をそなえて構成されたことを特徴とする光スイッチ装置。
  3. 入力光を偏向光として同一平面上の複数の異なる角度に出力可能な入力光偏向部と、該入力光偏向部からの偏向光について、平行移動した関係にある、いずれかの光軸をとおったコリメート光として出力可能なコリメート光出力部との対を複数備えるとともに、
    前記複数の対のいずれからの光であっても、前記角度が略同じであればほぼ特定位置に集光可能な集光部と、該集光された光を対応する出力方路へ案内する出力光偏向部との対を前記角度に応じて複数備えたことを特徴とする光スイッチ装置。
  4. 互いに対向する放物面形状の第1反射面および第2反射面をそなえ、該第1反射面および該第2反射面における放物面形状の輪郭をなす放物線軌道を含む面が互いにほぼ直交するように構成された透明体ブロックと、
    入力ポートから入力された光を、該第1反射面に向けた偏向光として、同一平面上の異なる角度に出力可能な入力光偏向部材と、
    前記入力光偏光部材からの偏向光であって、該第1反射面、該第2反射面で順に反射された光を偏向させて、前記角度に応じた出力ポートに案内する出力光偏向部材と、
    を備えたことを特徴とする光スイッチ装置。
  5. 放物面形状反射面を有する透明体ブロックをそなえるとともに、
    前記の透明体ブロックの放物面形状反射面に光学的に結合され、前記放物面をなす放物線軌道上のいずれかの位置に光学的結合させるべく反射面角度を設定しうる光偏向部材と、
    該光偏向部材を介して前記の透明体ブロックをなす放物面形状反射面と光学的に結合された光ファイバと、
    をそなえて構成されたことを特徴とする光学部材ユニット。
  6. 第1の列を形成する第1、第2入力ポートを含む複数の入力ポートと、
    第2の列を形成する第1、第2出力ポートを含む複数の出力ポートと、
    第3の列を形成する第1、第2反射部と、
    第4の列を形成する第3、第4反射部と、
    を、前記第1の列と前記第3の列は平行であり、前記第2の列と前記第4の列は平行であり、前記第1の列を法線とする平面と前記第2の列を法線とする平面とが垂直に交わる配置関係で備え、
    前記第1反射部は、前記第1入力ポートから入力された第1入力光を前記第3反射部に導くように反射面の制御が可能であり、
    前記第2反射部は、該前記第2入力ポートから入力された第2入力光を前記第3反射部に導くように反射面の制御が可能であり、
    前記第3反射部は、入射角の異なる前記第1入力光、前記第2入力光のいずれについても前記第1出力ポートに導くように反射面の制御が可能な、
    ことを特徴とする光スイッチ装置。
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