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JP2006162024A - 制振装置及びその制御方法 - Google Patents

制振装置及びその制御方法 Download PDF

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JP2006162024A JP2004358198A JP2004358198A JP2006162024A JP 2006162024 A JP2006162024 A JP 2006162024A JP 2004358198 A JP2004358198 A JP 2004358198A JP 2004358198 A JP2004358198 A JP 2004358198A JP 2006162024 A JP2006162024 A JP 2006162024A
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恭次 村岸
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雄志 佐藤
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Abstract


【課題】簡易な構成で良好な制振効果を得ることができる制振装置を提供する。
【解決手段】 制振装置は、主系質量に接続される動吸振器を備えている。動吸振器は、補助質量と、主系質量及び補助質量のうち少なくとも一方の状態を検出するセンサと、センサの検出結果に基づいて駆動する第1リニアアクチュエータとを備えている。第1リニアアクチュエータは、コイルを有する第1部材と、移動可能に設けられた第2部材と、第1部材の第1領域に、第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように第1の方向に並んで設けられた第1の一対の永久磁石と、第1部材の第2領域に、第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように第1の方向に並んで設けられた第2の一対の永久磁石とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、動吸振器を備えた制振装置及びその制御方法に関するものである。
制振装置として、補助質量を用いた動吸振器が知られている。動吸振器は、補助質量の慣性力を反力として、制振対象である主系質量に付与することにより、主系質量の振動を抑えるものである。動吸振器には、機械的なばね要素及び減衰要素(ダンパ)を備えたパッシブ型のものと、アクチュエータの駆動力を使って動吸振器のばね特性や減衰特性を能動的に制御することで制振するアクティブ型のものとがある。一般に、アクティブ動吸振器は、補助質量、アクチュエータ、主系質量及び補助質量のうち少なくとも一方の状態(変位、速度、加速度など)を検出するセンサ等で構成され、センサの検出信号に基づいて、動吸振器が最適なばね特性や減衰特性を有するようにアクチュエータを駆動することで、主系質量の振動を抑制する。下記特許文献には、動吸振器に関する技術の一例が開示されている。
アクティブ動吸振器は、アクチュエータに入力する動力源の相違によって、油圧力方式と電磁力方式とに大別される。また、補助質量の駆動方式は、リニア駆動方式とモータ駆動方式とに大別される。リニア駆動方式は補助質量を直動する方式であり、モータ駆動方式はサーボモータによってボールネジを回転することによって間接的に補助質量を直動する方式である。アクチュエータにリニアアクチュエータを用いる場合、リニアアクチュエータは、補助質量を振動(往復動)することによって主系質量を制振する。この場合、リニアアクチュエータのストロークの中心(例えば固定子の中心)に対して、可動子の振動中心がずれる場合があるが、これを防ぐために、従来より、機械的なばね要素により可動子(又はこれに接続する付加質量などの要素)を保持し、可動子の振動中心とリニアアクチュエータのストロークの中心とをほぼ一致させていた。また、別の方法として、可動子(又はこれに接続する付加質量などの要素)と固定子との相対的な位置制御を能動的に行っていた。
また、上述のような機械的なばね要素により可動子(又はこれに接続する付加質量などの要素)を保持する場合、可動子(又はこれに接続する付加質量などの要素)を動吸振器として良好に機能させるためには、最適なばね定数(あるいはこれに近いばね定数)を有するばね要素を用いる必要がある。また、可動子(又はこれに接続する付加質量などの要素)と固定子との相対的な位置制御を能動的に行う場合、可動子(又はこれに接続する付加質量などの要素)を動吸振器として機能させるためには、動吸振器が最適なばね特性や減衰特性を有するように制御する必要がある。
特許第3398634号公報 特開2003−184945号公報
ところが、機械的なばね要素により可動子(又はこれに接続する付加質量などの要素)を保持する構成では、動吸振器全体の構造が複雑になる。また、可動子を大きな振幅で振動させたい場合、その大きな振幅に対応できるばね要素を実現することが困難である。また、可動子(又はこれに接続する付加質量などの要素)と固定子との相対的な位置制御を能動的に行う構成では、位置制御のためにリニアアクチュエータの可動子と固定子との相対位置あるいは相対速度を検出するセンサが必要となるが、そのようなセンサは一般に高価であり、制振装置全体のコスト上昇を招く。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであって、簡易な構成で良好な制振効果を得ることができる制振装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の制振装置は、主系質量に接続される動吸振器を備えた制振装置において、前記動吸振器は、補助質量と、前記主系質量及び補助質量のうち少なくとも一方の状態、又は相対状態を検出するセンサと、前記センサの検出結果に基づいて駆動する第1リニアアクチュエータとを備え、前記第1リニアアクチュエータは、コイルを有する第1部材と、前記第1部材に対して第1の方向に相対的に移動可能に設けられた磁性体を含む第2部材と、前記第1部材のうち前記第2部材と対向する第1領域に、前記第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように前記第1の方向に並んで設けられた第1の一対の永久磁石と、前記第1部材のうち前記第1領域以外の前記第2部材と対向する第2領域に、前記第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように前記第1の方向に並んで設けられた第2の一対の永久磁石とを備え、前記第1の一対の永久磁石及び第2の一対の永久磁石のそれぞれは、前記第1の方向に直交する第2の方向に磁極が並んでおり、前記第1の一対の永久磁石と前記第2の一対の永久磁石とは前記第1の方向に関して位置合わせされており、前記第1の一対の永久磁石及び前記第2の一対の永久磁石のうち、前記第1の方向に関して位置が合う永久磁石どうしの磁極が逆になっていることを特徴とする。
本発明によれば、第1部材に設けられたコイルの一方向に電流を流したとき、例えば、第1部材、第1の一対の永久磁石の一方の永久磁石、第2部材、第2の一対の永久磁石のうち第1の方向において第1の一対の永久磁石の一方の永久磁石と位置が合う一方の永久磁石、及び第1部材によって構成されるループで磁束が形成される。一方、第1部材に設けられたコイルの逆方向に電流を流したとき、第1部材、第2の一対の永久磁石の他方の永久磁石、第2部材、第1の一対の永久磁石の他方の永久磁石、及び第1部材によって構成されるループで磁束が形成される。すなわち、第1部材に設けられたコイルに流す電流の方向を交互に切り替えることで、第2部材を第1の方向に関して往復方向に移動させるような磁束が形成されるため、第2部材を第1部材に対して第1の方向に関して相対的に往復動(振動)させることができる。このように、コイルに流す電流の方向を切り替えるだけで第2部材を第1部材に対して往復動(振動)させることができるため、この第1リニアアクチュエータを備えた動吸振器によって、良好な制振効果を簡易な構成で得ることができる。また、第1部材と第2部材との間には、第1の一対の永久磁石及び第2の一対の永久磁石のそれぞれによって形成される磁束(磁気力)に基づくばね特性が付与されるので、この磁気力に基づくばね特性を動吸振器のばね特性として利用することができる。したがって、機械的なばね要素により第2部材を保持したり、あるいは第1部材と第2部材との相対的な位置制御を能動的に行うこと無く、第1部材と第2部材との位置関係を維持することができる。また、機械的なばね要素が必要な場合であっても、小さいばね定数のものを用いれば十分である。また、能動的な位置制御が必要な場合であっても、弱い制御力で十分である。したがって、第2部材を大きな振幅で振動させることにも対応でき、簡易な構成で良好な制振効果を得ることができる。
本発明の制振装置において、前記第1の一対の永久磁石によって形成される第1の磁束と、前記第2の一対の永久磁石によって形成される第2の磁束とによって、前記第1部材と前記第2部材とが所定の位置関係に保持される構成を採用することができる。
本発明によれば、第1の一対の永久磁石によって形成される第1の磁束と、第2の一対の永久磁石によって形成される第2の磁束とによって、第1部材と第2部材との間にはばね特性が付与されるので、例えばコイルに電流を流していないときであっても、第1部材と第2部材とを所定の位置関係に保持することができ、機械的なばね要素を用いたり、能動的な位置制御を行うこと無く、第1部材と第2部材との位置関係を維持することができる。
本発明の制振装置において、前記第1部材及び前記第2部材のうち一方が第1リニアアクチュエータの固定子であり、他方が可動子である構成を採用することができる。
本発明によれば、第1部材及び第2部材のうち一方を固定子として用い、他方を可動子として用いることができ、フレキシブルな運用を実現できる。
本発明の制振装置において、前記第1部材及び前記第2部材のいずれか一方が付加質量に接続される構成を採用することができる。
本発明によれば、第1部材及び第2部材のいずれか一方を付加質量に接続して全体として補助質量とし、他方を主系質量に接続することで、付加質量に接続された第1部材又は第2部材を動吸振器として機能させることができる。そして、最適な質量を有する付加質量を第1部材又は第2部材に接続することで、全体として最適な補助質量とすることができ、良好な制振効果を得ることができる。
本発明の制振装置において、前記第1部材及び前記第2部材のうち質量の大きいほうを前記補助質量として用いる構成を採用することができる。
動吸振器においては、一般に、補助質量の質量が大きいほうが良好な制振効果を得ることができる。本発明によれば、第1部材及び第2部材のうち質量の大きいほうを補助質量として用いることにより、良好な制振効果を得ることができる。
本発明の制振装置において、前記第1部材は筒状部材であり、前記第2部材は前記第1部材の内側に配置された軸状部材であり、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、前記第1部材の内側面に設定されている構成を採用することができる。この場合において、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、前記第1部材の内側面において前記第2部材を挟んで対向する位置に設定されている構成を採用することができる。
本発明によれば、第2部材を第1部材の内側で軸方向に往復動(振動)させることができる。
本発明の制振装置において、前記第1部材は第1面を有し、前記第2部材は前記第1面に対向する第2面を有し、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、2次元方向に並ぶように前記第1部材の第1面に設定されている構成を採用することができる。
本発明によれば、第2部材を第1部材に対して2次元方向(平面方向)に移動することができ、平面リニアアクチュエータを備えた制振装置を提供できる。
この場合において、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、前記第1部材に複数設定されている構成を採用することができる。
これにより、第2部材を第1部材に対して異なる複数の平面方向(具体的にはX方向及びY方向)に移動可能な平面リニアアクチュエータを備えた制振装置を提供できる。
本発明の制振装置において、前記第1リニアアクチュエータとは別の第2リニアアクチュエータを備えた構成を採用することができる。
本発明によれば、第2リニアアクチュエータを使って、種々の動作(処理)を実現できる。例えば、前記第1リニアアクチュエータ及び前記第2リニアアクチュエータを用いて異なる振動モードをそれぞれ制振することができる。あるいは、前記第2リニアアクチュエータを前記センサとして用いることができる。
第2リニアアクチュエータをセンサとして用いる場合、前記第2リニアアクチュエータのコイルから発生した誘導起電力に基づいて、前記状態を検出することができる。具体的には、前記第2リニアアクチュエータのコイルから発生した誘導起電力に基づいて、速度情報を検出することができる。また、求めた速度情報を、微分処理又は積分処理など所定の演算処理を行うことで、加速度情報や位置情報(変位量情報)を求めることもできる。
本発明の制振装置の制御方法は、主系質量に接続される動吸振器を備えた制振装置の制御方法において、前記動吸振器は、補助質量と、前記主系質量及び補助質量のうち少なくとも一方の状態を検出するセンサと、前記センサの検出結果に基づいて駆動する第1リニアアクチュエータとを備え、前記第1リニアアクチュエータは、コイルを有する第1部材と、前記第1部材に対して第1の方向に相対的に移動可能に設けられた磁性体を含む第2部材と、前記第1部材のうち前記第2部材と対向する第1領域に、前記第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように前記第1の方向に並んで設けられた第1の一対の永久磁石と、前記第1部材のうち前記第1領域以外の前記第2部材と対向する第2領域に、前記第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように前記第1の方向に並んで設けられた第2の一対の永久磁石とを備え、前記第1の一対の永久磁石及び前記第2の一対の永久磁石のそれぞれによって形成される磁束に基づいて、前記第1部材と前記第2部材との間に、当該第1部材と第2部材とを所定の位置関係に維持するような付勢力を発生するばね特性を付与し、前記ばね特性を、前記動吸振器のばね特性として用いることを特徴とする。
本発明によれば、第1部材と第2部材との間には、第1の一対の永久磁石及び第2の一対の永久磁石のそれぞれによって形成される磁束(磁気力)に基づくばね特性が付与されるので、この磁気力に基づくばね特性を動吸振器のばね特性として利用することができる。したがって、機械的なばね要素により第2部材を保持したり、あるいは第1部材と第2部材との相対的な位置制御を能動的に行うこと無く、第1部材と第2部材との位置関係を維持することができる。したがって、第2部材を大きな振幅で振動させることにも対応でき、簡易な構成で良好な制振効果を得ることができる。
本発明の制御方法において、前記第1リニアアクチュエータの前記磁束に基づくばね特性、及び誘導起電力により生じる抵抗力を利用した動吸振器を用いる構成を採用することができる。
本発明によれば、磁束に基づくばね特性に加えて、誘導起電力により生じる抵抗力を、動吸振器の減衰特性として利用することができる。
本発明の制御方法において、前記第1リニアアクチュエータとは別の第2リニアアクチュエータを設け、前記第2リニアアクチュエータを前記センサとして用いる構成を採用することができる。
本発明によれば、第2リニアアクチュエータをセンサとして用いることができ、例えば、第2リニアアクチュエータのコイルから発生した誘導起電力に基づいて、速度情報を検出することができる。
本発明によれば、簡易な構成で良好な制振効果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る制振装置1を示す図である。図1において、制振装置1は、制御対象である主系質量2に接続される動吸振器3を備えている。
以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ説明する。また本実施形態においては、動吸振器3は、主系質量2のX軸方向に発生する振動を制御(制振)するものとする。すなわち、本実施形態の制振装置1は、1自由度振動系制振装置である。
本実施形態における動吸振器3は、所謂アクティブ動吸振器であって、付加質量4と、主系質量2及び付加質量(補助質量)4のうち少なくとも一方の状態、又は相対状態を検出するセンサ5と、センサ5の検出結果に基づいて駆動するリニアアクチュエータ11Aとを備えている。動吸振器3は、リニアアクチュエータ11Aの駆動力を使って、付加質量(補助質量)4をX軸方向に駆動し、付加質量4を含む補助質量の慣性力を反力として、主系質量2に付与することにより、主系質量2の振動を抑える。
図1に示すセンサ5は付加質量4に接続されており、例えば付加質量4の絶対加速度を検出する。センサ5の検出結果は制御器6に出力される。制御器6は、センサ5で検出された状態量(加速度)に基づいて、動吸振器3が主系質量2を制振するために最適なばね特性及び減衰特性を得られるように、リニアアクチュエータ11Aの最適な駆動量(制御量)を導出し、導出した結果を指令信号としてパワーアンプ7を介してリニアアクチュエータ11Aに出力する。なおパワーアンプ7には、電源回路8より電力が供給されている。リニアアクチュエータ11Aは、制御器6の指令信号に基づいて、付加質量4をX軸方向に駆動(振動)することで、主系質量2を制振する。
なおここでは、センサ5は付加質量4の状態量を検出しているが、主系質量2及び付加質量4のそれぞれの状態量を検出するようにしてもよい。例えば、センサ5を変位センサによって構成し、その変位センサを使って主系質量2及び付加質量4のそれぞれの変位を検出してもよい。変位センサによって検出された主系質量2及び付加質量4のそれぞれの変位情報(位置情報)は制御器6に出力される。制御器6は、それら変位センサの検出結果に基づいて、主系質量2と付加質量4との相対的な変位(相対状態)を求め、その相対的な変位に基づいて、リニアアクチュエータ11Aの最適な駆動量を導出し、付加質量4を駆動するようにしてもよい。あるいは、センサ5を速度センサによって構成し、制御器6は、その速度情報(主系質量2と付加質量4との相対的な速度)に基づいて、リニアアクチュエータ11Aの最適な駆動量を導出し、付加質量4を駆動するようにしてもよい。
なお、上述のセンサ(変位センサ)としては、渦電流式センサなどを用いることができる。また、ひずみゲージ、圧電素子、圧電フィルムなどを板ばねと併用することで、主系質量2及び付加質量4の状態量を検出することもできる。
次に、リニアアクチュエータ11Aについて図2〜図7を参照しながら説明する。リニアアクチュエータ11Aは、コイル18を有するヨーク(第1部材、固定子)12と、ヨーク2に対してX軸方向に相対的に移動可能に設けられた可動子(第2部材)13と、ヨーク12に設けられた一対の永久磁石(第1の一対の永久磁石)14、15と、ヨーク12に設けられた一対の永久磁石(第2の一対の永久磁石)16、17とを備えている。コイル18はヨーク12に2つ設けられている。ヨーク(固定子)12は、主系質量2に固定されている。また、図3に示すように、付加質量4は、連結部材4Aを介して可動子13に接続されている。連結部材4Aは、非磁性体(例えばエンジニアリングプラスチック等の合成樹脂)によって構成されている。
動吸振器3の補助質量は、可動子13、連結部材4A、及び付加質量4を含むようにして構成されている。以下の説明においては、ヨーク12に対して移動可能な可動子13、連結部材4A、及び付加質量4などの可動部を総称して適宜、「補助質量9」と称する。
本実施形態におけるヨーク12は筒状部材であり、その中央部には貫通穴21が形成されている。一方、可動子13はヨーク12の貫通穴21の内側に配置された軸状部材であり、可動子13の断面視における外周面はほぼ円形状となっている。また、可動子13はその中央部に貫通穴31を有している。そして、可動子13は、ヨーク12の貫通穴21の内側において、ヨーク12に対してX軸方向に往復動可能に設けられている。ここで、可動子13のX軸方向(軸線方向)における長さは、ヨーク12よりも短くなっている。
ヨーク12(貫通穴21)の内側面20は、可動子13の外周面に沿うように断面視円弧状に形成され、可動子13を挟んで対向する位置に設けられた第1、第2円筒面部22A、22Bと、第1、第2円筒面部22A、22Bのそれぞれの両端部に接続し、円筒面部22の外側においてXZ平面とほぼ平行に設けられた平面部23と、各平面部23のそれぞれの端部に接続し、平面部23の外側においてXY平面とほぼ平行に設けられた平面部24と、互いに対向する平面部24どうしを接続するように、XZ平面とほぼ平行に設けられた内面部25とを有している。第1内筒面部(第1領域)22Aは、可動子13に対して+Z側に設けられ、第2円筒面部(第2領域)22Bは、可動子13に対して−Z側に設けられている。ここで、第1、第2円筒面部22A、22Bは、同径同長同幅であって同軸に配置されている。また、第1、第2円筒面部22A、22BのY軸方向両側のそれぞれには、平面部23、平面部24、及び内面部25によって凹部30が形成されている。
また、ヨーク12は、コイル18が巻かれるコイル巻回部28を備えている。コイル巻回部28は、ヨーク12のうち、内面部25とその内面部25に平行な外面部26との間の部分であって、互いにほぼ平行に設けられている。コイル18はコイル巻回部28に内面部25の全幅にわたってリング状に巻き付けられ、ヨーク12に固定される。
永久磁石14、15は、ヨーク12の内側面20のうち、可動子13と対向する第1内筒面部22Aに、X軸方向に並んで設けられている。永久磁石14、15は、第1内筒面部22Aに沿うように、断面視円弧状に形成され、X軸まわり方向の位置を一致させた状態で、第1円筒面部22Aに接合固定されている。永久磁石14、15は、同径同長同幅のフェライト磁石からなるもので、互いに同軸に設けられている。永久磁石14、15は、X軸方向に直交するZ軸方向に磁極を並べたラジアル異方性のもので、互いの磁極の並びを逆にしている。具体的には、−X側の永久磁石14は、N極14aが外径側に、S極14bが内径側に配置されており、+X側の永久磁石15は、N極15aが内径側に、S極15bが外径側に配置されている。なお、永久磁石14、15のY軸方向両側に、ヨーク12の凹部30が配置されている。
永久磁石16、17は、ヨーク12の内側面20のうち、可動子13と対向する第2内筒面部22Bに、X軸方向に並んで設けられている。永久磁石16、17は、第2内筒面部22Bに沿うように、断面視円弧状に形成され、X軸まわり方向の位置を一致させた状態で、第2円筒面部22Bに接合固定されている。永久磁石16、17は、同径同長同幅のフェライト磁石からなるもので、互いに同軸に設けられている。永久磁石16、17は、X軸方向に直交するZ軸方向に磁極を並べたラジアル異方性のもので、互いの磁極の並びを逆にしている。具体的には、−X側の永久磁石16は、N極16aが内径側に、S極16bが外径側に配置されており、+X側の永久磁石17は、N極17aが外径側に、S極17bが内径側に配置されている。なお、永久磁石16、17のY軸方向両側に、ヨーク12の凹部30が配置されている。
また、可動子13の外径は、永久磁石14〜17の内径よりも若干小さくなっており、可動子13と永久磁石14〜17との間には隙間が形成されている。
このように、第1の一対の永久磁石14、15は、ヨーク12のうち可動子13と対向する第1内筒面部22Aに、可動子13に対向する磁極(14b、15a)が互いに逆になるようにX軸方向に並んで設けられ、第2の一対の永久磁石16、17は、ヨーク12のうち第1内筒面部22A以外の可動子13と対向する第2内筒面部22Bに、可動子13に対向する磁極(16a、17b)が互いに逆になるようにX軸方向に並んで設けられている。
また、第1の一対の永久磁石14、15、及び第2の一対の永久磁石16、17のそれぞれは、Y軸方向に磁極が並んでいる。また、第1の一対の永久磁石14、15と第2の一対の永久磁石16、17とはX軸方向に関して位置合わせされており、第1の一対の永久磁石14、15及び第2の一対の永久磁石16、17のうち、X軸方向に関して位置が合う永久磁石どうしの磁極が逆になっている。すなわち、X軸方向に関して位置が合う永久磁石14及び永久磁石16は互いに内径側の磁極(14b、16a)を逆にしており、X軸方向に関して位置が合う永久磁石15及び永久磁石17も互いに内径側の磁極(15a、17b)を逆にしている。
なおヨーク12は、2つの円筒面部22と4つの平面部23と4つの平面部24と2つの内面部25とを有する形状に薄板状の鋼板をプレスで打ち抜いて基部材27を形成し、この基部材27をX軸方向に位置を合わせながら複数積層しつつ接合させた積層鋼板によって構成されている。また、ヨーク12には、可動子13の内側に延出する形状のバックヨークは設けられていない。
また、可動子13は、薄板状の鋼板をプレスで打ち抜いて内側に貫通穴31を有する円環状の基部材32を形成し、この基部材32をX軸方向に位置を合わせながら複数積層しつつ接合させた積層鋼板からなっている。すなわち、可動子13は鉄部材を含む磁性体を有した構成となっている。
上述のリニアアクチュエータ11Aにおいては、両側のコイル18に交流電流(正弦波電流、矩形波電流)を同期して流す。ここで、両側のコイル18には、それぞれのコイル巻回部28よりも可動子13側の部分に、貫通穴21の貫通方向に沿って逆向きの電流を流すことになる。
なお、両側のコイル18に電流を流していない状態では、一対の永久磁石14、15によって、図3に二点鎖線で示すように、ヨーク12、永久磁石15、可動子13、永久磁石14、及びヨーク12をこの順に結ぶループで第1の磁束が形成されるとともに、一対の永久磁石16、17によって、ヨーク12、永久磁石16、可動子13、永久磁石17、及びヨーク12をこの順に結ぶループで第2の磁束が形成される。このとき、可動子13は停止状態とされる。すなわち、コイル18に電流を流していないとき、第1の一対の永久磁石14、15によって形成される第1の磁束と、第2の一対の永久磁石16、17によって形成される第2の磁束とによって、ヨーク12のX軸方向における中心位置と、可動子13のX軸方向における中心位置とがほぼ一致するように、ヨーク12と可動子13との位置関係が保持される。
また、第1の一対の永久磁石14、15及び第2の一対の永久磁石16、17のそれぞれによって形成される第1、第2の磁束に基づいて、ヨーク12と可動子13との間に、ヨーク12と可動子13とを所定の位置関係に維持するような付勢力を発生するばね特性が付与される。具体的には、ヨーク12のX軸方向における中心位置と、可動子13のX軸方向における中心位置とをほぼ一致させるような付勢力(ばね特性)が付与される。すなわち、例えば可動子13をヨーク12に対して−X方向に移動した場合には、可動子13には+X方向への付勢力が発生し、可動子13をヨーク12に対して+X方向に移動した場合には、可動子13には−X方向への付勢力が発生する。このように、ヨーク12と可動子13との間には、第1の一対の永久磁石14、15及び第2の一対の永久磁石16、17のそれぞれによって形成される第1、第2の磁束(磁気力)に基づくばね特性が付与されるので、コイル18に電流を流していないときであっても、ヨーク12と可動子13とを所定の位置関係に保持することができ、機械的なばね要素を用いたり、能動的な位置制御を行うこと無く、ヨーク12と可動子13(補助質量9)との位置関係を維持することができる。
ここで、以下の説明において、上述の第1、第2の磁束(磁気力)に基づくばね特性を適宜、「磁気ばね特性」と称する。
そして、この磁気ばね特性を動吸振器3のばね特性として利用することができる。したがって、機械的なばね要素により可動子13やそれに接続される付加質量4(すなわち補助質量9)を保持したり、あるいはヨーク12と可動子13との相対的な位置制御を能動的に行うこと無く、ヨーク12と可動子13との位置関係を維持することができる。また、機械的なばね要素が必要な場合であっても、小さいばね定数のものを用いれば十分である。また、能動的な位置制御が必要な場合であっても、弱い制御力で十分である。したがって、可動子13を大きな振幅で振動させることにも対応でき、簡易な構成で良好な制振効果を得ることができる。
なお、動吸振器3の最適なばね定数に対して、磁気ばね特性のばね定数が不足、あるいは過剰である場合には、定常成分も含めた変位のフィードバック、あるいは振動変位のフィードバックにより最適なばね定数となるように調整してもよい。また、板ばねなどの機械的なばね要素を追加する場合であっても、小さいばね定数のものを用いれば十分であり、ボイルコイルモータなどを使用する場合に比べて、弱いばねで支持するだけでよく、大きな振幅も得やすい。
そして、例えば、図4に示すように、図4中、+Y側のコイル18に、その可動子13側に−X方向に流れるように電流を流すと、その内側のコイル巻回部28に−Z方向に起磁力が生じる。すると、一対の永久磁石14、15、及び一対の永久磁石16、17によって、この+Y側のコイル18には、図4及び図5に二点鎖線で示すように、ヨーク12、一対の永久磁石14、15のうち一方の永久磁石15、可動子13、一対の永久磁石16、17のうちX軸方向において永久磁石15と位置が合う一方の永久磁石17、及びヨーク12を、この順に結ぶループで磁束が形成されることになる。これと同時に、−Y側のコイル18に、その可動子13側に+X方向に流れるように電流を流すと、コイル巻回部28に−Z方向に起磁力が生じる。すると、図4に二点鎖線で示すように、一対の永久磁石14、15、及び一対の永久磁石16、17によって、この−Y側のコイル18にも、ヨーク12、一対の永久磁石14、15の一方の永久磁石15、可動子13、一対の永久磁石16、17のうちX軸方向において永久磁石15と位置が合う一方の永久磁石17、及びヨーク12をこの順に結ぶループで磁束が形成されることになる。
以上によって、可動子13(補助質量9)が+X方向に移動する。
次に、図6及び図7に示すように、+Y側のコイル18に、その可動子13側に+X方向に流れるように電流を流すと、その内側のコイル巻回部28に+Z方向に起磁力が生じる。すると、図6及び図7に二点鎖線で示すように、一対の永久磁石14、15、及び一対の永久磁石16、17によって、この+Y側のコイル18には、ヨーク12、一対の永久磁石14、15のうち他方の永久磁石14、可動子13、一対の永久磁石16、17のうちX軸方向において永久磁石14と位置が合う他方の永久磁石16、及びヨーク12を、この順に結ぶループで磁束が形成されることになる。これと同時に、−Y側のコイル18に、その可動子13側に−X方向に流れるように電流を流すと、その内側のコイル巻回部28に+Z方向に起磁力が生じる。すると、図6に二点鎖線で示すように、一対の永久磁石14、15、及び一対の永久磁石16、17によって、この−Y側のコイル18には、ヨーク12、一対の永久磁石14、15のうち他方の永久磁石14、可動子13、一対の永久磁石16、17のうちX軸方向おいて永久磁石14と位置が合う他方の永久磁石16、及びヨーク12を、この順に結ぶループで磁束が形成されることになる。
以上によって、可動子13(補助質量9)が−X方向に移動する。
そして、交流電流によって両コイル18を流れる電流の方向が交互に変化することにより、以上の作動を繰り返して、可動子13(補助質量9)はヨーク12に対してX軸方向に所定のストロークで往復動することになる。
また、上述の第1、第2の磁束(磁気力)に基づく磁気ばね特性を、動吸振器3のばね特性として利用することに加えて、コイル18には、ヨーク12に対する可動子13の相対速度に応じた誘導起電力が発生するので、その誘導起電力により生じる抵抗力を、動吸振器3の減衰特性として利用することもできる。
以上説明したように、ヨーク12に設けられたコイル18に流す電流の方向を交互に切り替えることで、可動子13(補助質量9)をヨーク12に対してX軸方向に関して相対的に往復動(振動)させることができ、このリニアアクチュエータ11Aを備えた動吸振器3によって、良好な制振効果を簡易な構成で得ることができる。
また、コイル18は可動子13ではなくヨーク12に設けられるため、可動子13側に給電する必要がなくなって、移動する可動子13がコイル18への給電線に断線を生じさせてしまうことがなくなる。したがって、連続運転等に対する信頼性を向上させることができる。
また、永久磁石14〜17も可動子13ではなくヨーク12に設けられるため、性能向上を図るために高い磁束密度を得ようとした場合に永久磁石14〜17やコイル18の重量が増大しても、可動子13の重量が増加することがない。したがって、性能向上(推カアップ)を容易に図ることができる。
また、可動子13に永久磁石がないことから、可動子13への着磁が作業が不要となり、また、可動子13の製造時に可動子13には吸引力が働かないため、可動子13の製造が容易となる。したがって、製造が容易となってコストダウンを図ることができる。
また、上述したようなループの磁束で可動子13を移動させることから、可動子13の永久磁石14〜17に対して反対側、すなわち内径側にヨーク12の一部をバックヨークとして配置しない構成にできる。したがって、可動子13の永久磁石14〜17に対して反対側、すなわち貫通穴31側の空間を有効利用できる。例えば、付加質量4と可動子13とを連結する連結部材4Aの一部を貫通穴31に配置したり、付加質量4の一部を貫通穴31に配置することができる。なお、連結部材4Aを貫通穴31に配置せずに、連結部材4Aと可動子13のX軸方向に関する端部とが接続された構成であってもよい。
なお、永久磁石14〜17としては、上記したフェライト磁石以外にも、ネオジウム、サマリウムコバルト等の希土類系のものを用いたり、プラスチック磁石を用いることも可能であるが、フェライト磁石を用いるのがコスト低減の観点からより好ましい。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について図8及び図9を参照しながら説明する。ここで、以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
上述の第1の実施形態におけるリニアアクチュエータ11Aは、筒状部材(ヨーク)を固定子とし、軸状部材を可動子としているが、筒状部材を可動子とし、軸状部材を固定子としてもよい。例えば、図8及び図9に示すリニアアクチュエータ11Bにおいて、コイル18を含む軸状部材からなるヨーク12の外径側に永久磁石14、15、及び永久磁石16、17を配置し、永久磁石14、15、及び永久磁石16、17の外径側に、筒状部材からなる可動子13を設ける構成であってもよい。
<第3の実施形態>
次に、図10を参照しながら第3の実施形態について説明する。上述の第1、第2の実施形態においては、コイル及び磁石を有する第1部材(ヨーク)12を固定子としているが、コイル及び磁石を有する第1部材12を可動子として用いることもできる。図10に示すリニアアクチュエータ11Cにおいて、コイル及び磁石を有さない第2部材13は、支持部材13B及び脚部材13Dを介して主系質量2に固定されている。なお、支持部材13Bは第2部材13を支持しており、脚部材13Dは、支持部材13Bを主系質量2上で支持している。すなわち、本実施形態においては、コイル及び磁石を有さない第2部材13が、リニアアクチュエータ11Cの固定子となっている。一方、コイル及び磁石を有する第1部材12は、第2部材13に対してX軸方向に移動可能に設けられており、リニアアクチュエータ11Cの可動子となっているとともに、動吸振器3の補助質量9となっている。
動吸振器においては、一般に、付加質量及び可動子を含む補助質量が大きいほうが良好な制振効果を得ることができる。コイルに通電することで発生させた磁束を効率良くリニアアクチュエータの推力に変換するためには、コイル等を含む磁気回路に十分な磁路面積を確保し、磁束飽和を起こさせないようにする必要がある。このため、可動子(補助質量)は、体積・質量ともにある程度の大きさが必要となる。本実施形態においては、コイル18を有する第1部材12のほうが、コイルを有さない第2部材13よりも質量が大きいため、図10に示すように、コイル18を有する第1部材12を可動子(補助質量9)として用いることで、付加質量を別途設けることなく、最適値あるいは最適値に近い補助質量9を実現することができ、動吸振器3全体の大型化を防止することができる。
また、コイル18を有する第1部材12を可動子(補助質量9)として用いる場合、この第1部材12に付加質量を付加(接続)するようにしてもよい。付加質量4を設ける場合であっても、その付加質量の質量は小さくてよいので、動吸振器3全体の大型化を防止することができる。
また、補助質量の振動加速度をフィードバックすることで、見かけの質量を大きくすることが可能であり、更に制振効果を大きくすることができる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態について図11を参照しながら説明する。図11に示す制振装置1は、リニアアクチュエータ11D、補助質量9、センサ5、制御器6、パワーアンプ7、電源回路8などを一体化してユニット化したものである。本実施形態においても、コイルを有する第1部材12が可動子であり、コイルを有さない第2部材13が固定子となっている。第1部材12及び第2部材13を含むリニアアクチュエータ11D全体は、ハウジング50に収容されている。第2部材13は、支持部材13Bによって支持されており、支持部材13Bはハウジング50の内壁に固定されている。制御器6、パワーアンプ7、電源回路8は、ユニット化されて、ハウジング50に接続されたボックス10に収容されている。また、第1部材12は、連結部材12Bを介してスライダ12Sに接続されている。スライダ12Sは、支持部材13B上をX軸方向に移動可能に設けられており、そのスライダ12Sに連結部材12Bを介して連結されている第1部材12は、支持部材13Bに支持されている第2部材13に対してX軸方向に移動可能となっている。本実施形態においては、コイル及び磁石を有する第1部材12及び連結部材12Bを含んで、動吸振器3の補助質量9が構成されている。また、図11に示すセンサ5Aは、主系質量2と第1部材12(補助質量)との相対的な変位又は速度を検出可能なものであり、センサ5Bは、絶対加速度を検出可能なものである。
このように、制振装置1をユニット化することで、ハンドリングを容易にすることができる。
なお本実施形態において、コイル及び磁石を有さない第2部材を可動子とし、コイル及び磁石を有する第1部材を固定子としてもよい。
<第5の実施形態>
次に、図12及び図13を参照しながら第5の実施形態について説明する。ここで、本実施形態における第1、第2部材12、13のそれぞれは略板状部材であり、図12(A)は、第1部材12を上方から見た平面図、図12(B)は、第1部材12及びその第1部材12上に配置された第2部材13を上方から見た平面図である。また、図13(A)は、図12(B)のA−A断面矢視図、図13(B)は、コイル18に電流が流れた状態を示す図である。
図12及び図13において、リニアアクチュエータ11Eは、コイル18を有する第1部材(固定子)12と、第1部材12に対して移動可能に設けられた第2部材(可動子)13とを備えている。第1部材12は、上面(第1面)12Jを有し、第2部材13は、第1部材12の上面12Jに対向する下面(第2面)13Kを有している。第1部材12の上面12Jには、第1の一対の永久磁石14、15を設けるための第1領域22A、及び第2の一対の永久磁石16、17を設けるための第2領域22Bのそれぞれが、XY平面方向(2次元方向)に並ぶように複数設定されている。本実施形態においては、第1の一対の第1、第2領域22A、22BがX軸方向に並んで設定されているとともに、第2の一対の第1、第2領域22A、22BがY軸方向に並んで設定されている。
また、第1部材12と第2部材13との間には、不図示のスライド機構(例えばボールベアリングを含むスライド軸受)が設けられており、第2部材13は第1部材に対してXY方向に移動可能に設けられている。なお、第1部材12と第2部材13との間にエアベアリング(エアパッド)を介在させ、エアの力によって第1部材12に対して第2部材13を非接触支持することで、第2部材13を第1部材12に対してXY方向に移動可能に設けてもよい。
図13(B)において、X軸方向に並んだ2つのコイルのうち、−X側のコイル18に、その第1部材12の中央側に−Y方向に流れるように電流を流すと、その内側のコイル巻回部28に−Z方向に起磁力が生じる。すると、一対の永久磁石14、15、及び一対の永久磁石16、17によって、この−X側のコイル18には、図13(B)に二点鎖線で示すように、ヨーク12、一対の永久磁石16、17のうち一方の永久磁石16、第2部材13、一対の永久磁石14、15のうちX軸方向において永久磁石15と位置が合う一方の永久磁石14、及び第1部材12を、この順に結ぶループで磁束が形成されることになる。これと同時に、+X側のコイル18に、その第1部材12の中央部側に−Y方向に流れるように電流を流すと、コイル巻回部28に+Z方向に起磁力が生じる。すると、図13(B)に二点鎖線で示すように、一対の永久磁石14、15、及び一対の永久磁石16、17によって、この+X側のコイル18にも、第1部材12、一対の永久磁石16、17の一方の永久磁石16、第2部材13、一対の永久磁石14、15のうちX軸方向において永久磁石16と位置が合う一方の永久磁石14、及び第1部材12をこの順に結ぶループで磁束が形成されることになる。
以上によって、第2部材13が−X方向に移動する。また、コイル18に逆方向の電流を流すことにより、第2部材13を+X方向に移動することができる。そして、交流電流によって両コイル18を流れる電流の方向を交互に切り替えることにより、第2部材13を第1部材12に対してX軸方向に往復動することができる。
同様に、Y軸方向に並んで設けられた第2の一対の第1、第2領域22A、22Bに対応して設けられたコイル18に電流を流し、電流が流れる方向を交互に切り替えることにより、第2部材13を第1部材12に対してY軸方向に往復動することができる。
このように、第1、第2領域22A、22Bを2次元方向に並ぶように設定することで、第2部材13を第1部材12に対してXY方向(平面方向)に移動することができ、平面リニアアクチュエータ11Eを備えた制振装置1を提供できる。そして、このような平面リニアアクチュエータ11Eにより、2自由度振動系を制振することができる。また、2自由度振動系を制振する場合、例えば第1の実施形態で説明したような構成のリニアアクチュエータを2つ設けることで制振可能であるが、この場合、付加質量4は2つ必要となる。本実施形態の平面リニアアクチュエータ11Eによれば、補助質量9(付加質量4、可動子13)が1つで2自由度の制振が可能となり、複数の動吸振器を用いるよりも制振装置1全体の大型化を抑えることができる。
なおここでは、第2部材13はX軸方向とY軸方向とのそれぞれに移動可能であるが、第1、第2領域22A、22Bを設定する位置及び数を適宜調整することで、第2部材13を例えばXY平面内で、X軸方向に対して傾斜方向に移動することもできる。また、2自由度の動吸振器を2台使って、3自由度又は4自由度の振動を抑えるなどの組み合わせも可能である。
<第6の実施形態>
次に、図14を参照しながら第6の実施形態について説明する。本実施形態においては、制振装置1は、第1リニアアクチュエータ11Fと、第1リニアアクチュエータ11Fとは別の第2リニアアクチュエータ11Gを備えている。ここで、第1リニアアクチュエータ11F及び第2リニアアクチュエータ11Gのそれぞれは、図11を参照して説明したようなリニアアクチュエータ11Dとほぼ同等の構成を有している。すなわち、第1リニアアクチュエータ11F及び第2リニアアクチュエータ11Gのそれぞれにおいては、コイル及び磁石を有する第1部材12が可動子であり、コイル及び磁石を有さない第2部材13が固定子となっている。第1リニアアクチュエータ11Fの第2部材13は支持部材13Bに支持され、第2リニアアクチュエータ11Gの第2部材13も支持部材13Bに支持されている。支持部材13Bは脚部材13Dを介して主系質量に支持されている。また、第1、第2リニアアクチュエータ11F、11Gのそれぞれの第1部材12は、連結部材12Bを介してスライダ12Sに連結されており、支持部材13Bに支持された第2部材13に対してX軸方向に移動可能となっている。第1リニアアクチュエータ11Fの第1部材12と、第2リニアアクチュエータ11Gの第1部材12とは、異なる連結部材12Bに連結されており、支持部材13B上で互いに独立して移動可能である。
第1リニアアクチュエータ11Fと第2リニアアクチュエータ11Gとはほぼ同等の構成を有しているものの、第1部材12及び連結部材12Bを含む補助質量9、磁気ばね特性などが互いに異なっており、互いに異なる共振周波数を有している。制御器6は、これら第1リニアアクチュエータ11F及び第2リニアアクチュエータ11Gのそれぞれを用いて、主系質量2の異なる振動モードのそれぞれを制振することができる。
なお本実施形態において、コイル及び磁石を有さない第2部材を可動子とし、コイル及び磁石を有する第1部材を固定子としてもよい。
<第7の実施形態>
次に、図15を参照しながら第7の実施形態について説明する。本実施形態においても、制振装置1は、第1リニアアクチュエータ11Hと、第1リニアアクチュエータ11Hとは別の第2リニアアクチュエータ11Jを備えているが、本実施形態における第2リニアアクチュエータ11Jは、主系質量2及び補助質量9のうち少なくとも一方の状態を検出するセンサ5として用いられる。第1リニアアクチュエータ11H及び第2リニアアクチュエータ11Jのそれぞれは、図11を参照して説明したようなリニアアクチュエータ11Dとほぼ同等の構成を有している。すなわち、第1リニアアクチュエータ11H及び第2リニアアクチュエータ11Jのそれぞれにおいては、コイル及び磁石を有する第1部材12が可動子であり、コイル及び磁石を有さない第2部材13が固定子となっている。第1リニアアクチュエータ11Hの第2部材13は支持部材13Bに支持され、第2リニアアクチュエータ11Jの第2部材13も支持部材13Bに支持されている。支持部材13Bは脚部材13Dを介して主系質量2に支持されている。また、第1、第2リニアアクチュエータ11H、11Jのそれぞれの第1部材12は、連結部材12Bを介してスライダ12Sに連結されており、支持部材13Bに支持された第2部材13に対してX軸方向に移動可能となっている。第1リニアアクチュエータ11Hの第1部材12と第2リニアアクチュエータ11Jの第1部材12とは同じ連結部材12Bに連結されており、支持部材13B上で連動するようになっている。本実施形態においては、第1、第2リニアアクチュエータ11H、11Jの第1部材12、連結部材12Bを含んで、補助質量9が構成されている。
第2リニアアクチュエータ11Jをセンサとして用いる場合、第2リニアアクチュエータ11Jのコイル18には、第1、第2リニアアクチュエータ11H、11Jの第1部材12が動く速度に応じた誘導起電力が発生するので、そのコイル18から発生した誘導起電力に基づいて、補助質量9の状態、具体的には速度情報を検出することができる。また、求めた速度情報を、微分処理又は積分処理など所定の演算処理を行うことで、加速度情報や位置情報(変位量情報)を求めることもできる。
なお本実施形態において、コイル及び磁石を有さない第2部材を可動子とし、コイル及び磁石を有する第1部材を固定子としてもよい。
<その他の実施形態>
磁気ばね特性を利用した場合(あるいは機械的なばね要素を設けた場合)、可動子(補助質量)の定常的な位置制御は不要となる。このときには、振動変位又は振動速度が検出できれば、動吸振器の最適ばね定数、最適減衰係数の制御が可能となる。リニアアクチュエータを駆動した場合、リニアアクチュエータは速度に比例した誘導起電力を発生する。この誘導起電力を検出することで、速度信号を得ることができる。また、これを積分処理することにより振動変位信号、微分処理することにより振動加速度を得ることも可能となる。例えば、図16において、端子電圧Vと電流iとを検出し、増幅回路と微分回路とを通じて誘起電圧Eとして出力する。この場合、巻線抵抗R、巻線インダクタンスLに相当するゲインK1、K2を設定する必要がある。設定は、リニアアクチュエータの可動部(可動子、補助質量)を拘束した状態で所定の周波数の電流を流し、出力がゼロになるように調整する。誘起電圧Eにおいては、E=V−R・i−L(di/dt)の関係が成立するため、端子電圧Vと電流iとを検出することにより、誘起電圧Eを求めることができる。
磁気ばね特性、あるいは機械的なばね要素により、動吸振器に関して最適値に近いばね定数が得られる場合、リニアアクチュエータの誘導起電力により発生する減衰力を調整することで、制振のためのエネルギーを供給することなく、高い振動減衰効果を得ることができる。減衰力は、リニアアクチュエータのコイルの両端に負荷抵抗を接続し、この負荷抵抗の大きさを変えることで調整できる。
なお、上述の実施形態の動吸振器は、自動車や飛行機、電車などのシートやハンドルの制振、草刈機、削岩機、振動ローラなど振動を発生する機械の人間とのインターフェース部分の制振、送電線や航空機の翼、橋梁、半導体製造装置や電子顕微鏡などの振動抑制などに使用することができる。また、顕微鏡下での微細作業や医療作業時の人の手の震えの抑制などにも適用することができる。
第1の実施形態に係る制振装置を示す概略構成図である。 第1の実施形態に係る制振装置の要部を拡大した正面図である。 図2の側断面図である。 発生した磁束を説明するための正面図である。 発生した磁束を説明するための側断面図である。 発生した磁束を説明するための正面図である。 発生した磁束を説明するための側断面図である。 第2の実施形態に係る制振装置の要部を拡大した正面図である。 図8の側断面図である。 第3の実施形態に係る制振装置を示す概略構成図である。 第4の実施形態に係る制振装置を示す概略構成図である。 第5の実施形態に係る制振装置を模式的に示す平面図である。 図12のA−A線断面矢視図である。 第6の実施形態に係る制振装置を示す概略構成図である。 第7の実施形態に係る制振装置を示す概略構成図である。 リニアアクチュエータを使った速度検出の原理を説明するための図である。
符号の説明
1…制振装置、2…主系質量、3…動吸振器、4…付加質量、5…センサ、9…補助質量、11A〜11H、11J…リニアアクチュエータ、12…第1部材、12J…上面(第1面)、13…第2部材、13K…下面(第2面)、14、15…第1の一対の永久磁石、16、17…第2の一対の永久磁石、18…コイル、22A…第1内筒面部(第1領域)、22B…第2円筒面部(第2領域)

Claims (17)

  1. 主系質量に接続される動吸振器を備えた制振装置において、
    前記動吸振器は、
    補助質量と、
    前記主系質量及び補助質量のうち少なくとも一方の状態、又は相対状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出結果に基づいて駆動する第1リニアアクチュエータとを備え、
    前記第1リニアアクチュエータは、
    コイルを有する第1部材と、
    前記第1部材に対して第1の方向に相対的に移動可能に設けられた磁性体を含む第2部材と、
    前記第1部材のうち前記第2部材と対向する第1領域に、前記第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように前記第1の方向に並んで設けられた第1の一対の永久磁石と、
    前記第1部材のうち前記第1領域以外の前記第2部材と対向する第2領域に、前記第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように前記第1の方向に並んで設けられた第2の一対の永久磁石とを備え、
    前記第1の一対の永久磁石及び第2の一対の永久磁石のそれぞれは、前記第1の方向に直交する第2の方向に磁極が並んでおり、
    前記第1の一対の永久磁石と前記第2の一対の永久磁石とは前記第1の方向に関して位置合わせされており、
    前記第1の一対の永久磁石及び前記第2の一対の永久磁石のうち、前記第1の方向に関して位置が合う永久磁石どうしの磁極が逆になっていることを特徴とする制振装置。
  2. 前記第1の一対の永久磁石によって形成される第1の磁束と、
    前記第2の一対の永久磁石によって形成される第2の磁束とによって、
    前記第1部材と前記第2部材とが所定の位置関係に保持されることを特徴とする請求項1記載の制振装置。
  3. 前記第1部材及び前記第2部材のうち一方が第1リニアアクチュエータの固定子であり、他方が可動子であることを特徴とする請求項1又は2記載の制振装置。
  4. 前記第1部材及び前記第2部材のいずれか一方が付加質量に接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の制振装置。
  5. 前記第1部材及び前記第2部材のうち質量の大きいほうを前記補助質量として用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の制振装置。
  6. 前記第1部材は筒状部材であり、前記第2部材は前記第1部材の内側に配置された軸状部材であり、
    前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、前記第1部材の内側面に設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の制振装置。
  7. 前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、前記第1部材の内側面において前記第2部材を挟んで対向する位置に設定されていることを特徴とする請求項6記載の制振装置。
  8. 前記第1部材は第1面を有し、前記第2部材は前記第1面に対向する第2面を有し、
    前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、2次元方向に並ぶように前記第1部材の第1面に設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の制振装置。
  9. 前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、前記第1部材に複数設定されていることを特徴とする請求項8記載の制振装置。
  10. 前記第1リニアアクチュエータとは別の第2リニアアクチュエータを備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載の制振装置。
  11. 前記第1リニアアクチュエータ及び前記第2リニアアクチュエータを用いて異なる振動モードをそれぞれ制振することを特徴とする請求項10記載の制振装置。
  12. 前記第2リニアアクチュエータを前記センサとして用いることを特徴とする請求項10記載の制振装置。
  13. 前記第2リニアアクチュエータのコイルから発生した誘導起電力に基づいて、前記状態を検出することを特徴とする請求項12記載の制振装置。
  14. 前記第2リニアアクチュエータのコイルから発生した誘導起電力に基づいて、速度情報を検出することを特徴とする請求項13記載の制振装置。
  15. 主系質量に接続される動吸振器を備えた制振装置の制御方法において、
    前記動吸振器は、
    補助質量と、
    前記主系質量及び補助質量のうち少なくとも一方の状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出結果に基づいて駆動する第1リニアアクチュエータとを備え、
    前記第1リニアアクチュエータは、
    コイルを有する第1部材と、
    前記第1部材に対して第1の方向に相対的に移動可能に設けられた磁性体を含む第2部材と、
    前記第1部材のうち前記第2部材と対向する第1領域に、前記第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように前記第1の方向に並んで設けられた第1の一対の永久磁石と、
    前記第1部材のうち前記第1領域以外の前記第2部材と対向する第2領域に、前記第2部材に対向する磁極が互いに逆になるように前記第1の方向に並んで設けられた第2の一対の永久磁石とを備え、
    前記第1の一対の永久磁石及び前記第2の一対の永久磁石のそれぞれによって形成される磁束に基づいて、前記第1部材と前記第2部材との間に、当該第1部材と第2部材とを所定の位置関係に維持するような付勢力を発生するばね特性を付与し、
    前記ばね特性を、前記動吸振器のばね特性として用いることを特徴とする制御方法。
  16. 前記第1リニアアクチュエータの前記磁束に基づくばね特性、及び誘導起電力により生じる抵抗力を利用した動吸振器を用いることを特徴とする請求項15記載の制御方法。
  17. 前記第1リニアアクチュエータとは別の第2リニアアクチュエータを設け、
    前記第2リニアアクチュエータを前記センサとして用いることを特徴とする請求項15又は16記載の制御方法。
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