JP2006039416A - マスク搬送装置及び露光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 マーク形成の有無に拘わらず、スループットの低下を招かずに安全にマスクを搬送することができるマスク搬送装置を提供する。
【解決手段】 マスク搬送装置は、レチクルの位置補正を行う第2アライメントステージ6と、第2アライメントステージ6とレチクルステージRSTとの間でレチクルを搬送する旋回アーム7とを備える。第2アライメントステージ6は、載置されたレチクルのマークを光学的に撮像してレチクルの位置計測を行う計測装置67を備えており、この計測結果に基づいてステージ60を駆動してレチクルRの位置補正を行う。また、第2アライメントステージ6は固定ピン68a,68b及び可動ピン68c,68dを備えており、可動ピン68c,68dを移動させて第2アライメントステージ6上のレチクルを固定ピン68a,68bに当接させることによりレチクルRの位置補正を機械的に行う。
【選択図】 図5
【解決手段】 マスク搬送装置は、レチクルの位置補正を行う第2アライメントステージ6と、第2アライメントステージ6とレチクルステージRSTとの間でレチクルを搬送する旋回アーム7とを備える。第2アライメントステージ6は、載置されたレチクルのマークを光学的に撮像してレチクルの位置計測を行う計測装置67を備えており、この計測結果に基づいてステージ60を駆動してレチクルRの位置補正を行う。また、第2アライメントステージ6は固定ピン68a,68b及び可動ピン68c,68dを備えており、可動ピン68c,68dを移動させて第2アライメントステージ6上のレチクルを固定ピン68a,68bに当接させることによりレチクルRの位置補正を機械的に行う。
【選択図】 図5
Description
本発明は、マスクを搬送するマスク搬送装置、及び当該マスク搬送装置によって搬送されたマスクを介して基板を露光する露光装置に関する。
半導体素子の製造工程の1つであるフォトリソグラフィ工程においては、露光処理、現像処理、及び各種のウエハ処理が繰り返し行われる。上記の露光処理は、露光装置を用いてマスクやレチクル(以下、これらを総称する場合にはマスクという)に形成されたパターンを、フォトレジスト等の感光剤が塗布されたウエハ(基板)に転写する処理であり、現像処理は露光処理を終えたウエハ上の感光剤を現像してウエハ上にレジストパターンを形成する処理である。また、上記のウエハ処理は、例えばレジストパターンの形状にウエハをエッチングする処理、ウエハに不純物をドープする処理、ウエハ上に配線を形成する処理、その他の処理である。
上記の露光処理、現像処理、及び各種のウエハ処理を行うことによりウエハ上には1つの層(レイヤ)が形成される。一般的に半導体素子は、複数のマスクを交換しながら上記露光処理、現像処理、及び各種のウエハ処理を数回〜数十回程度繰り返し行い、複数のレイヤを重ね合わせることにより製造される。このため、露光処理に用いられる露光装置は、複数のマスクを収納するマスク収納装置と、マスク収納装置に収納されたマスクを人手を介することなく自動的にマスクステージ上に搬送するマスク搬送装置とを備えている。
マスク搬送装置は、マスク収納装置から搬出されたマスクを所定の位置精度でマスクステージ上に搬送し、また露光処理にて使用されたマスクステージ上のマスクをマスク収納装置の元の位置に搬入するため、マスクの位置又は姿勢(マスク面内における回転)の補正(アライメント)を行うアライメントステージを備えている。このアライメントステージ上には、マスクに形成されたマークを光学的に検出してマスクステージ上におけるマスクの位置及び回転を示す情報を計測する計測装置が設けられており、この計測装置の計測結果に基づいてアライメントステージが駆動されてマスクの位置及び姿勢の補正が行われる。なお、従来のマスク搬送装置の詳細については、例えば以下の特許文献1を参照されたい。
特開平10−163094号公報
ところで、従来のマスク搬送装置は、アライメントステージ上にマスクを搬送したときに、マスクに形成されたマークが計測装置の視野内に配置されている状態であれば、マークの検出結果からマスクの位置及び姿勢を補正することができる。しかしながら、アライメントステージ上に搬送されたマスクの位置又は姿勢が大きくずれており、マスクのマークが計測装置の計測視野内に入らない状態では、計測装置でマークを検出することができずマスクの位置及び姿勢を計測することができないため、マスク搬送装置はエラーを発してマスクの搬送処理を一時的に中断していた。このエラーを解除するためには、オペレータによる復旧作業が必要となるため、スループット(単位時間に露光処理することができるウエハの枚数)が低下するという問題があった。
また、マスクステージ上のマスクをマスク収納装置に搬送する場合には、マスクをマスク収納装置からマスクステージ上に搬送する場合に比べて位置精度が厳しくないため、スループットの低下を防止する観点から、アライメントステージ上のマスクの位置及び姿勢のずれがあっても搬送処理を継続することが可能である。しかしながら、マークが計測装置の視野内に入らないほどマスクの位置又は姿勢がずれている場合には、マスクを搬送する際にマスクを傷つける可能性があるため、安全性の観点から問題がある。
更に、近年においては露光処理にパターンが全く形成されていないマスクを用いることがある。例えば、CCD(Charge Coupled Device)のカラーフィルタを製造する場合には、最初の露光処理においてパターン及びマークが全く形成されていないマスク(素ガラス)を用いて基板を露光することがある。また、露光光が照射される面が粗面とされたマスク(光洗浄マスク)を介した露光光を投影光学系に照射し、投影光学系に付着した有機物を除去することもある。このようなマスクを用いた場合には計測装置によるマスクの位置及び姿勢の計測をそもそも行うことができないという問題があった。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、マーク形成の有無に拘わらず、スループットの低下を招かずに安全にマスクを搬送することができるマスク搬送装置及び該マスク搬送装置を備えた露光装置を提供することを目的とする。
以下、この項に示す説明では、本発明を、実施形態を表す図面に示す部材符号に対応付けて説明するが、本発明の各構成要件は、これら部材符号を付した図面に示す部材に限定されるものではない。
上記課題を解決するための本発明のマスク搬送装置は、マスク(R)を収納するマスク収納部(1a、1b、14)と前記マスクを所定位置に位置決め保持する保持部(RST)との間で前記マスクを搬送するマスク搬送装置において、前記マスク収納部と前記保持部との間で搬送される前記マスクを一時的に載置するステージ装置(6)と、前記ステージ装置上に載置された前記マスクを光学的に計測して得られる前記マスクの位置情報に基づいて前記ステージ装置を駆動し、前記マスクの位置及び姿勢の少なくとも一方を補正する第1補正装置(65a、65b、67、90、95)と、前記マスクの端部と所定の基準部材(68a、68b)とを当接させて、前記ステージ装置上における前記マスクの位置及び姿勢の少なくとも一方を補正する第2補正装置(68c、68d、90、94)とを備えて構成される。
本発明によれば、マスクの光学的な計測結果に基づいてマスクの位置等を補正する第1補正装置に加えて、マスクを所定の基準部材に当接させてマスクの位置等を補正する第2補正装置を備えているため、マスクにマークが形成されていない場合や計測装置の計測視野内にマークが入らないほどマスクが位置ずれ等している場合のように、第1補正装置でマスクの位置等を補正することがない場合であっても、第2補正装置を用いてマスクの補正等を行うことができる。このため、搬送処理を中断することがなく高効率的にマスクの搬送を行うことができるようになる。また、計測装置の計測視野内にマークが入らないほどマスクが位置ずれ等している場合には、第2補正装置を用いてマスクの補正を行った後に、第1補正装置を用いてマスクの補正を行うことができるようになる。
上記課題を解決するための本発明の露光装置は、マスク(R)を保持するマスクステージ(RST)と、基板(W)を保持する基板ステージ(WST)とを備え、前記マスクに形成されたパターンの像を前記基板に露光転写する露光装置において、前記マスク収納部と前記保持部としての前記マスクステージとの間で前記マスクを搬送する、前記本発明に係るマスク搬送装置を備えて構成される。本発明によると、露光装置による露光処理時に上記のマスク搬送装置によりマスクが高効率的に搬送されるため、スループットの向上することができる。
本発明によれば、搬送処理を中断することがなく効率的にマスクの搬送を行うことができるという効果がある。
また、位置計測用のマークが形成されたマスクと形成されていないマスクが混在している場合であっても、柔軟に対応することができ、マスクの搬送に要する時間を短縮することができるという効果がある。
さらに、露光装置による露光処理時にマスクが高効率的に搬送されるため、スループットを向上できるという効果もある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明では、最初に露光装置の全体構成を概説し、次いでマスク搬送装置としてのレチクル搬送装置について詳細に説明する。
[露光装置]
図1は、本発明の実施形態に係る露光装置の全体構成を模式的に示す正面図である。図1に示す露光装置は、投影光学系PLに対してレチクルステージRSTとウエハステージWSTとを同期移動させつつマスクとしてのレチクルRに形成されたパターンを基板としてのウエハW上に逐次転写するステップ・アンド・スキャン方式の露光装置である。なお、以下の説明においては、図中にXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。図1中に示すXYZ直交座標系は、XY平面が水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直上方向に設定される。X軸に沿う方向がスキャン方向(走査方向)である。
図1は、本発明の実施形態に係る露光装置の全体構成を模式的に示す正面図である。図1に示す露光装置は、投影光学系PLに対してレチクルステージRSTとウエハステージWSTとを同期移動させつつマスクとしてのレチクルRに形成されたパターンを基板としてのウエハW上に逐次転写するステップ・アンド・スキャン方式の露光装置である。なお、以下の説明においては、図中にXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。図1中に示すXYZ直交座標系は、XY平面が水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直上方向に設定される。X軸に沿う方向がスキャン方向(走査方向)である。
図1において、照明光学系ILは、ArFエキシマレーザ光源(波長193nm)等の光源から射出されるレーザ光の断面形状をX方向に伸びるスリット状に整形するとともに、その照度分布を均一化して照明光として射出する。なお、本実施形態では、光源としてArFエキシマレーザ光源を備える場合を例に挙げて説明するが、これ以外にg線(波長436nm)、i線(波長365nm)を射出する超高圧水銀ランプ、又はKrFエキシマレーザ(波長248nm)、F2レーザ(波長157nm)、その他の光源を用いることができる。
レチクルRは、レチクルステージRST上に吸着保持されており、レチクルステージRST上の一端にはレチクル用干渉計システムIFRからの測長用ビームBMrが照射される移動鏡MRrが固定されている。レチクルRの位置決めは、レチクルステージRSTを光軸AXと垂直なXY平面内で並進移動させるとともにXY平面内で微小回転させる駆動系DRによって行われる。この駆動系DRは、レチクルRのパターンをウエハW上に転写する際には、レチクルステージRSTを一定速度でX方向に走査する。レチクルステージRSTの上方には、レチクルRの周辺の2箇所に形成されたレチクルアライメント用のマークRM(図4(c)参照)を光電検出するアライメント系OB1,OB2が設けられている。アライメント系OB1,OB2の検出結果は、レチクルRを照明光学系IL又は投影光学系PLの光軸AXに対して所定の精度で位置決めするために使用される。
レチクルステージRSTは、装置本体のコラム構造体の一部を構成するレチクルステージベース構造体CL1上に移動可能に保持され、駆動系DRのモータ等もベース構造体CL1上に取り付けられる。そして、レチクルRの位置変化を計測するレチクル用干渉計システムIFRのビーム干渉部分(ビームスプリッタ等)もベース構造体CL1に取り付けられる。干渉計システムIFRは、レチクルステージRST上の一端に取り付けられた移動鏡MRrに測長用ビームBMrを投射し、その反射ビームを受光してレチクルRの位置変化を計測する。
レチクルRに形成されたパターンの像は、レチクルステージRSTの直下に配置された投影光学系PLを介してウエハW上に1/4又は1/5の投影倍率で結像投影される。投影光学系PLの鏡筒はコラム構造体の一部を構成するレンズベース構造体CL3に固定され、このレンズベース構造体CL3は複数本の支柱構造体CL2を介してレチクルベース構造体CL1を支持している。なお、図1に示したレチクル用干渉計システムIFRでは測長用ビームBMrの反射ビームが投影光学系PLの上部に固定された参照鏡FRrで反射してきた参照ビームと干渉するような構成とするが、参照鏡をレチクルベース構造体CL1側に固定した構成の干渉計システム又は参照鏡自体を内蔵した干渉計システムであってもよい。
投影光学系PLはレンズ等の複数の光学素子を有し、その光学素子の硝材としては照明光学系ILから射出される照明光の波長に応じて石英、蛍石等の光学材料から選択される。なお、投影光学系PLに設けられる光学素子のうちのいくつかは、光軸AX方向及び光軸AXと交差する方向に移動可能に構成されているとともに、姿勢(光軸AXに対する角度)が調整可能に構成されており、これらの光学素子の位置又は姿勢を調整することで投影光学系PLの倍率、収差等の光学特性が調整可能となっている。
レンズベース構造体CL3は、ウエハWを載置してXY平面に沿って2次元移動するウエハステージWSTが搭載されるウエハベース構造体CL4上に取り付けられている。このウエハステージWSTには、図示は省略しているが、ウエハWを真空吸着するウエハホルダと、このウエハホルダをZ方向(光軸AX方向)に微小移動させるとともに微小傾斜させるレベリングテーブルとが設けられている。
ウエハステージWSTのXY平面内での移動座標位置とヨーイングによる微小回転量とは、ウエハ用干渉計システムIFWによって計測される。この干渉計システムIFWは、レーザ光源LSからのレーザビームをウエハステージWSTのレベリングテーブルに固定された移動鏡MRwと、投影光学系PLの最下部に固定された固定鏡FRwとに投射し、各鏡MRw、FRwからの反射ビームを干渉させてウエハステージWSTの座標位置と微小回転量(ヨーイング量)とを計測する。
また、ウエハステージWSTのレベリングテーブル上には、各種のアライメント系、フォーカスセンサ、及びレベリングセンサのキャリブレーションとベースライン量の計測とに用いられる基準板FMも取り付けられている。この基準板FMの表面には、露光波長の照明光のもとでレチクルRのマークRMとともにアライメント系OB1,OB2で検出可能な基準マークが形成されている。
なお、上記の各種のアライメント系としては、ウエハWに形成されたアライメントマークの位置情報を計測するオフ・アクシス型のアライメントセンサを例示できる。また、フォーカスセンサは投影光学系PLの像面に対するウエハWの表面のずれ量を計測するセンサであり、レベリングセンサはウエハWの表面の姿勢(傾斜)を計測するセンサである。ベースライン量とは、ウエハW上に投影されるレチクルのパターン像の基準位置(例えば、パターン像の中心位置)とアライメントセンサの計測視野中心との距離を示す量である。
[レチクル搬送装置]
図2は、本発明の実施形態に係るマスク搬送装置としてのレチクル搬送装置の構成を示す斜視図である。図2に示すレチクル搬送装置は、略正方形状のレチクルRを複数収納するレチクルケース1a,1bからレチクルRを取り出してレチクルステージRST上に搬送するとともに、レチクルRST上のレチクルRをレチクルケース1a,1bに搬送する装置であり、レチクル搬送ロボット2、第1アライメントステージ3、バッファ4、異物検査装置5、第2アライメントステージ6、及び旋回アーム7を含んで構成されている。
図2は、本発明の実施形態に係るマスク搬送装置としてのレチクル搬送装置の構成を示す斜視図である。図2に示すレチクル搬送装置は、略正方形状のレチクルRを複数収納するレチクルケース1a,1bからレチクルRを取り出してレチクルステージRST上に搬送するとともに、レチクルRST上のレチクルRをレチクルケース1a,1bに搬送する装置であり、レチクル搬送ロボット2、第1アライメントステージ3、バッファ4、異物検査装置5、第2アライメントステージ6、及び旋回アーム7を含んで構成されている。
図3は、レチクルケース及び収納分離ユニットの構成を示す正面図である。なお、レチクルケース1a,1b及びこれらにそれぞれ対応する収納分離ユニット14は同一構成であるため、ここではレチクル1a及びこれに対応する収納分離ユニット14を例に挙げて説明する。
レチクルケース1aは、SMIF(Standard of Mechanical InterFace)型のケース(いわゆるスミフポッド)であって、底部側が開口するカバー11、カバー11の開口を開閉自在とするようにカバー11に取り付けられる底板12、底板12上に配設された保持棚13、及びカバー11の内部に保持棚13を収容した状態でカバー11と底板12とを解除可能に固定するためのロック機構(不図示)を備えている。なお、図3においては、ロックが解除されてカバー11と底板12及び保持棚13とが分離された状態が示されている。保持棚13には複数段(図3に示す例では6段)の棚が設けられており、これらの棚の各々にレチクルRが水平に挿入保持される。
レチクルケース1aは、スミフポートSP(図2参照)に配置されたポートベース板10上に設けられた収納分離ユニット14に載置される。収納分離ユニット14の上部には、レチクルケース1aを受容保持する取付部15が支柱17で支持固定されることにより、取付部15の下方に空間16が画成されている。取付部15には、取り付けられたレチクルケース1aのカバー11と底板12とのロックを解除する機構(不図示)が設けられているとともに、底板12及び保持棚13を通過させるための開口15aが設けられている。また、収納分離ユニット14は、ボールネジ機構等により上下に駆動される移動板18を有する上下移動機構を備えており、カバー11とのロックが解除された底板12及び保持棚13は、移動板18により支持されて空間16内で上下移動されるようになっている。なお、このときカバー11は取付部15に取り付けた状態のまま残される。
ここで、レチクル搬送装置によって搬送されるレチクルRについて説明する。図4は、レチクルRの一例を示す図であって、図4(a)は斜視図、図4(b)は図4(a)中のA−A線に沿った断面図、図4(c)は底面図である。レチクルRには透明ガラス基板の一方の面にクロム等を用いてパターンが形成されており、このパターンが形成された面(以下、レチクル面という)に透明なペリクルPRが架設されている。ペリクルPRは、塵又は埃等の異物がレチクル面に付着するのを防止することで露光時に異物の像がウエハWの表面に結像するのを防止するために設けられる。
また、図4(c)に示す通り、レチクル面のパターンが形成されているパターン形成領域PAの外側であって、ペリクルPRが架設されている領域の内側には位置計測用のマークRMが2つ形成されている。図4に示すマークRMは大きさが異なる2つの正方形パターンと十字パターンとを組み合わせたものである。これらのマークRMは、図1に示すアライメント系OB1,OB2を用いてレチクルステージRST上におけるレチクルの位置及び回転を計測するときに用いられ、また図2に示す第2アライメントステージ6上におけるレチクルの位置及び回転を計測するときに用いられる。なお、以上の説明ではパターン形成領域PAとマークRMとが形成されているレチクルRを例に挙げて説明したが、レチクルRの種類によってはこれらが形成されていないものもある。また、図示は省略しているが、各レチクルRの側面にはレチクルR毎に異なるバーコードが貼付されている。
図2に戻り、レチクル搬送ロボット2は、ベース20上に設置された多関節ロボットであり、縦軸スライダ21に沿ってZ軸方向に移動する縦軸移動部22、縦軸移動部22に回転可能に支持された回転移動部23、回転移動部23に回転可能に支持された回転移動部24、及び回転移動部24に回転可能に支持されたフォーク部25から構成されている。
このレチクル搬送ロボット2は収納分離ユニット14のレチクルRをレチクルステージRSTに搬送する場合には、収納分離ユニット14から特定のレチクルRを取り出すとともに、取り出したレチクルRを第1アライメントステージ3に搬送する。また、第1アライメントステージ3からバッファ4へ、バッファ4から異物検査装置5へ、及び異物検査装置5から第2アライメントステージ6へ順にレチクルRを搬送する。また、旋回アーム7によってレチクルステージRSTから第2アライメントステージ6にレチクルRが搬送された場合には、第2アライメントステージ6上に載置されたレチクルRをバッファ4又は収納分離ユニット14に搬送する。
第1アライメントステージ3はレチクル搬送ロボット2によって収納分離ユニット14から取り出されたレチクルRのXY面内における位置及び姿勢(XY面内における回転)を機械的に大まかに補正するためのステージである。なお、以下の説明においては、レチクルRのXY面内における位置及び姿勢(XY面内における回転)の補正を、略して「レチクルRの補正」という場合もある。この第1アライメントステージ3上には、レチクルRを下方から支持する支持部31〜34が設けられている。これら支持部31〜34の上部には吸着口が設けられており、レチクルRを選択的に真空吸着できるようになっている。
また、第1アライメントステージ3上にはX方向に沿って移動可能に構成された2つの可動ピン(図示省略)とY方向に沿って移動可能に構成された2つの可動ピン(図示省略)とが設けられている。支持部31〜34上に載置されたレチクルRの4つの辺に4つの可動ピンをそれぞれ当接させて、各可動ピンを第1アライメントステージ3の中心部に向かって同一の距離だけ移動させることにより、レチクルRのXY面内における位置及び姿勢が機械的に補正される。
また、この第1アライメントステージ3の近傍にはレチクルRに貼付されたバーコードを読み取るためのバーコードリーダ35が設けられている。レチクルRの各々には互いに異なるバーコードが貼付されており、このバーコードを読み取ることでレチクルRを特定することができる。なお、各レチクルRに関する情報(形成されているパターンの種類、透過率、平坦度等を示す情報)とバーコードとを対応させた情報を、露光装置を制御する制御装置又は露光装置を統括制御する上位のホストコンピュータにデータベース化しておくことで、レチクルRに貼付されたバーコードを読み取るだけで、露光処理を行う上で必要となるレチクルRに関する情報が得られる。
バッファ4は、第1アライメントステージ3の下方(−Z方向)に設けられており、その一側面に開閉自在な扉41,42が設けられているとともに、その内部に複数(十数個程度)の収納棚が配設されている。このバッファ4は、第1アライメントステージ3で位置及び姿勢が補正された複数のレチクルRを一時的に収納し、レチクルRを露光装置内部の環境にならすため(なじませるため)に設けられている。
異物検査装置5は、露光開始命令又はレチクル交換命令があったときに、レチクル搬送ロボット2によってバッファ4から取り出されたレチクルRの表面又はペリクルPRに付着している塵若しくは埃等の異物又は傷の有無を検査するものである。この異物検査装置5は、例えばレチクルRの表面又はペリクルの表面に斜め方向から検査光を照射し、得られる散乱光を受光して異物の有無、異物の大きさ、又はその分布を検査する。
第2アライメントステージ6は、異物検査装置5による検査を終えてレチクル搬送ロボット2によって搬送されてきたレチクルR、又は旋回アーム7によってレチクルステージRSTから搬送されてきたレチクルRのXY面内における位置及び姿勢(XY面内における回転)を補正するためのステージである。図5は、第2アライメントステージ6及び旋回アーム7のみを拡大図示した斜視図である。図5に示す通り、第2アライメントステージ6は、XY平面内において移動可能、且つ回転可能に構成されたステージ60を備えている。
このステージ60上には、第1アライメントステージ3と同様に、レチクルRを下方から支持する支持部61〜64が設けられている。これら支持部61〜64の上部には吸着口が設けられており、レチクルRを選択的に真空吸着できるようになっている。また、ステージ60の上方(+Z方向)には、支持部61〜64上に載置されたレチクルRのマークRMに対して照明光を照射する照明装置65a,65bが設けられている。ステージ60上における照明装置65a,65bからの照明光が照射される位置には照明光を透過させる透光孔66a,66bが形成されており、透光孔66a,66bの下方(−Z方向)には透光孔66a,66bを介してマークRMを光学的に計測する計測装置67が設けられている。
この計測装置67は、透光孔66a,66bを介した照明光を集光する光学系と、光学系で集光された照明光を受光するCCD等の撮像素子と、撮像素子から出力される画像信号を画像処理する画像処理装置を備えている。画像処理装置が撮像素子からの画像信号を画像処理して得られたマークの位置に基づいて、ステージ60上に載置されたレチクルRのXY面内における位置及び姿勢が計測される。この計測結果に基づいてステージ60をXY面内で並進させることによりレチクルRのXY面内における位置が補正され、ステージ60をXY面内で回転させることによりレチクルRのXY面内における回転が補正される。以下、この補正方法を「画像アライメント」という。なお、計測装置67と図1に示したアライメント系OB1,OB2とは対応付けがなされており、計測装置67の計測視野中心にレチクルRのマークRMが正確に配置されており、位置誤差が全く生じずに第2アライメントステージ6からレチクルステージRSTにレチクルRが搬送されれば、アライメント系OB1,OB2の計測視野中心にレチクルRのマークRMが配置される。この画像アライメントは、支持部61〜64によって載置されたレチクルRを真空吸着した状態で行われる。
また、本実施形態の第2アライメントステージ6は、ステージ60上の支持部61〜64上に載置されたレチクルRのXY面内における位置及び姿勢を機械的に補正するために固定ピン68a,68bと可動ピン68c,68dとを備えている。ステージ60の+Y方向に位置する辺の近傍に1つの固定ピン68aが設けられており、ステージ60の−X方向に位置する辺の近傍に2つの固定ピン68bが設けられている。また、ステージ60の−Y方向にはY方向に沿って移動可能に構成された1つの可動ピン68cが設けられており、ステージ60の+X方向にはX方向に沿って移動可能に構成された1つの可動ピン68dが設けられている。可動ピン68c,68dをレチクルRの2つの辺の各々に当接させて移動させ、レチクルRの残りの2つの辺を固定ピン68a,68bに押圧することにより、レチクルRのXY面内における位置及び姿勢が機械的に補正される。以下、この補正方法を「メカアライメント」という。このメカアライメントは、支持部61〜64によるレチクルRの真空吸着を解除した状態で行われる。
第2アライメントステージ6上に載置されたレチクルRの多くは画像アライメントによりXY面内における位置及び姿勢が補正されるが、レチクルRの位置又は姿勢が大きくずれている場合には、レチクルRのマークRMが計測装置67の計測視野内に入らずにマークRMの計測を行うことができないことがある。また、レチクルRの種類によってはマークRMが形成されていないため、そもそもマークRMの観察を行うことができない場合がある。このような場合であっても、第2アライメントステージ6上においてレチクルRのXY面内における位置及び姿勢を補正できるようにするために、固定ピン68a,68b及び可動ピン68c,68dが設けられている。
固定ピン68a,68b及び可動ピン68c,68dを用いたメカアライメントの補正精度は、ある精度以上に高くすることはできない。他方、上述した計測装置67は内部に設けられた光学系の倍率を高く設定することにより計測精度を高くすることができるため、高い精度を有する計測結果を用いてレチクルRの補正を行えば画像アライメントの補正精度を向上させることができる。しかしながら、補正精度を向上させるために光学系の倍率を高く設定しすぎると計測視野が狭くなるため、ステージ60上におけるレチクルRに僅かな位置ずれが生じていてもマークRMが計測装置67の計測視野から外れてしまう場合が多くなる。
マークRMが計測装置67の計測視野から外れると、画像アライメントを行うことはできず、メカアライメントをせざるを得なくなる。そこで、計測装置67の計測視野の大きさ(即ち、光学系の倍率)は、メカアライメントの補正精度に応じて設定することが望ましい。具体的には、メカアライメントによりレチクルRを補正したときに、レチクルRのマークRMが計測装置67の計測視野に入る程度に設定すると良い。
また、メカアライメントによりレチクルRの補正を行う場合に、レチクルR(透明ガラス基板)に対するマークRMの形成位置誤差があると、その誤差の分だけレチクルRの補正精度が悪化する。例えば、図4(c)に示したレチクルRの2つの辺E1,E2がそれぞれ固定ピン68a,68bに押圧されるとした場合に、辺E1に対するマークRM各々の距離L1,L2又は辺E2に対するマークRM各々の距離L3に誤差があると、これらの距離L1〜L3の誤差だけ補正精度が悪化する。このため、メカアライメントによるレチクルRの補正精度に加えてマークRMの形成位置誤差をも考慮して計測装置67の計測視野の大きさ(光学系の倍率)を設定することが、より望ましい。
旋回アーム7は、旋回モータ71、中心が旋回モータ71の回転軸に取り付けられた旋回板72、及び旋回板72の両端部にそれぞれ取り付けられた2つの保持部73a,73bとから概略構成されており、保持部73a,73bの少なくとも一方でレチクルRを保持して第2アライメントステージ6とレチクルステージRSTとの間でレチクルRを搬送する。これら旋回モータ71、旋回板72、及び保持部73a,73bは、上下駆動機構UDによって一体的にZ方向に移動可能に構成されている。旋回モータ71の回転軸はZ方向に平行な方向に設定され、保持部73aと保持部73bとの中間位置に設定されている。
保持部73aは、第1アーム部74aと第2アーム部74bとを備えている。これら第1アーム部74a及び第2アーム部74bは、回転板72の一端に取り付けられたスライダ75によってそれぞれY方向に沿って平行移動可能に構成されている。スライダ75は、第1アーム部74aと第2アーム部74bとを互いに逆向きに同じ距離だけ移動させることで、第1アーム部74aと第2アーム部74bとの間隔を変更して開閉動作をさせる。
第1アーム部74aは、上端がスライダ75に取り付けられて下方(−Z方向)に伸びる支持柱76aと、支持柱76aの下端に取り付けられて+X方向に伸びる腕部77aと、腕部77aの両端部の下方に設けられて搬送するレチクルRを下方(−Z方向)から支持する支持部78a,78aとを備えている。同様に、第2アーム部74bは、上端がスライダ75に取り付けられて下方(−Z方向)に伸びる支持柱76bと、支持柱76bの下端に取り付けられて+X方向に伸びる腕部77bと、腕部77bの両端部の下方に設けられて搬送するレチクルRを下方(−Z方向)から支持する支持部78b,78bとを備えている。
第1アーム部74aの腕部77a及び第2アーム部74bの腕部77bは、レチクルRをそれぞれ+Y方向及び−Y方向から挟み込んでレチクルRのY方向への移動を規制する。第1アーム部74aに設けられた支持部78a,78aは腕部77aの両端部の下方から−Y方向に向かって伸び、逆に第2アーム部74bに設けられた支持部78b,78bは腕部77bの両端部の下方から+Y方向に向かって伸びている。これら支持部78a,78a,78b,78bの上部には吸着口が設けられており、レチクルRを選択的に真空吸着できるようになっている。
また、腕部77aの両端部には、レチクルRのXY面内における位置及び姿勢を矯正するとともに、搬送中のレチクルRのX方向の動きを規制するレチクル規制部材79a,79aが、それぞれ取り付けられている。同様に、腕部77bの両端部には、レチクルRのXY面内における位置及び姿勢を矯正するとともに、搬送中のレチクルRのX方向の動きを規制するレチクル規制部材79b,79bが、それぞれ取り付けられている。
第1アーム部74aに設けられたレチクル規制部材79a,79aは、腕部77aの両端部から−Y方向に沿って所定の長さだけ伸びており、その先端部が下方(−Z方向)に折れ曲がった略L字形状の部材である。また、第2アーム部74bに設けられたレチクル規制部材79b,79bは、腕部77bの両端部から+Y方向に沿って所定の長さだけ伸びており、その先端部が下方(−Z方向)に折れ曲がった略L字形状の部材である。レチクル搬送時に、レチクル規制部材79a,79aのレチクルRのX方向への移動を規制することになるレチクル規制面(レチクル規制部材79a,79aの互いに相対する面)間の寸法、及びレチクル規制部材79b,79bのレチクルRのX方向への移動を規制することになるレチクル規制面(レチクル規制部材79b,79bの互いに相対する面)間の寸法は、レチクルの一辺の長さよりも僅かに大きい寸法に設定されている。
図8(a)及び図8(b)に示されているように、レチクル規制部材79a,79aの−Y方向側の先端部はレチクル矯正部79c,79cとなっており、その先端面は、レチクル規制面に対して斜めに切除されたような形態を有する面(レチクル矯正面)となっている。搬送すべきレチクルRがX方向に位置ずれしている状態又はXY面内の回転が生じている状態で、レチクルステージRST又は第2アライメントステージ6上に載置されている場合であっても、レチクルRの角部がこのレチクル矯正面に当接して誘導され、レチクルRの+Y方向の端部がレチクル規制部材79a,79aによって規制される領域(即ち、レチクル規制部材79a,79aの間の部分)に円滑に入り込んで、レチクルRの位置ないし姿勢が矯正されるようになっている。
レチクル規制部材79b,79bについても同様に、その+Y方向側の先端部はレチクル矯正部79d,79dとなっており、その先端面は、レチクル規制面に対して斜めに切除されたような形態を有する面(レチクル矯正面)となっている。搬送すべきレチクルRがX方向に位置ずれしている状態又はXY面内の回転が生じている状態で、レチクルステージRST又は第2アライメントステージ6上に載置されている場合であっても、レチクルRの角部がこのレチクル矯正面に当接して誘導され、レチクルRの−Y方向の端部がレチクル規制部材79b,79bによって規制される領域(即ち、レチクル規制部材79b,79bの間の部分)に円滑に入り込んで、レチクルRの位置ないし姿勢が矯正されるようになっている。
レチクル矯正部79c,79dのレチクル矯正面のレチクル規制面に対する角度、レチクル規制部材79a,79bの厚さ(X方向の寸法)は、レチクルRの位置ないし姿勢にずれが生じ得る範囲との関係で適宜に設定される。ここでは、レチクル矯正部79c,79dのレチクル矯正面のレチクル規制面に対する角度を略45度(135度)に設定している。なお、レチクル矯正面の形状は、ここでは平面としたが、曲面であっても良い。また、レチクル矯正面とレチクル規制面との交差する部分は滑らかな形状とすることが望ましい。
以上、保持部73aの構成について説明したが、保持部73bは保持部73bと同様の構成であるため説明を省略する。
再度、図5を参照する。レチクルステージRSTのほぼ中央部には、レチクルRを透過した露光光を透過させる矩形形状の孔部81が形成されており、この孔部81のY方向における両端部にレチクルRを載置する載置部82,82が設けられている。載置部82,82の各々にはレチクルRを真空吸着するための吸着口83が形成されている。また、孔部81の四隅には、+Y方向に伸びる切欠部84a,84b及び−Y方向に伸びる切欠部84c,84dが形成されている。切欠部84a〜84dは、旋回アーム7の保持部73a,73bの第1アーム部74aに設けられた支持部78a,78a及び第2アーム部74bに設けられた支持部78b,78bが載置部82,82よりも下方(−Z方向)に位置することを可能とするものである。切欠部84a〜84dが形成されていることにより、レチクルステージRSTと保持部73a,73bとの間におけるレチクルRの受け渡しが可能になる。
ここで、保持部73a,73bに保持されたレチクルRは、前述した腕部77a,77bとレチクル規制部材79a,79a,79b,79bとによってXY面内における移動が制限される。他方、レチクルステージRST上に保持されたレチクルRは、4つの壁部85a〜85dに囲まれてXY面内の移動が制限される。腕部77a,77bとレチクル規制部材79a,79a,79b,79bとによってレチクルRの移動が制限される領域の面積が壁部85a〜85dによって囲まれるレチクルRの移動が制限される領域よりも大きく設定されていると、保持部73a,73bに保持されたレチクルRの位置及び姿勢が大きくずれた場合に、保持部73a,73bからレチクルステージRSTにレチクルRを受け渡す際にエラーが生じ、レチクルRに傷が付いたりする虞がある。そこで、スループットを低下させずに安全にレチクルRを搬送するために、腕部77a,77bとレチクル規制部材79a,79a,79b,79bとによってレチクルRの移動が制限される領域の面積が、壁部85a〜85dによって囲まれるレチクルRの移動が制限される領域よりも小さくなるよう設定している。
次に、以上説明したレチクル搬送装置の制御系について、図6に示すブロック図を参照して説明する。なお、図6においては、図2〜図5に示した構成に相当するものには同一の符号を付してある。図6中の制御装置90はレチクル搬送装置の動作を一括して制御する装置である。この制御装置90は、露光装置全体の動作を統括制御する主制御系(図示省略)の下位に位置し、主制御系の制御の下でレチクル搬送装置の動作を制御する。制御装置90には計測装置67の計測結果、異物検査装置5の検査結果、及びバーコードリーダ35で読み取られたバーコード情報が入力される。
記憶装置91は、制御装置90がレチクル搬送装置の制御を行う上で必要となる情報を記憶する。例えば、第2アライメントステージ6上に載置されたレチクルRの補正方法を示す情報を記憶する。前述した通り、第2アライメントステージ6上に載置されたレチクルRのXY面内における位置及び姿勢の補正は、画像アライメント又はメカアライメントにより行われる。露光処理で用いるレチクルRは、マークRMが形成されているものとマークRMが形成されていないものとが混在する場合があり、マークRMが形成されていないレチクルRは画像アライメントによる補正を行うことができない。このため、記憶装置91には第2アライメントステージ6上に載置されたレチクルRを何れの補正方法を用いて補正するかを示す情報がレチクルR毎に予め記憶されている。
また、図6に示すロボット駆動装置92はレチクル搬送ロボット2を駆動する装置であって、可動ピン駆動装置93,94は第1アライメントステージ3上に設けられた不図示の可動ピン、及び第2アライメントステージ6上に設けられた可動ピン68c,68dをそれぞれ駆動する装置である。また、ステージ駆動装置95は第2アライメントステージ6上に設けられたステージ60を駆動する装置であり、旋回アーム駆動装置96は旋回アーム7を駆動する装置である。制御装置90は、これらの装置の各々に対して制御信号を出力してレチクル搬送装置全体の動作を制御する。
第2アライメントステージ6上に載置されたレチクルRを画像アライメントにより補正する場合には、制御装置90は計測装置67から出力される計測結果に基づいた制御信号をステージ駆動装置95に出力して第2アライメントステージ6に設けられたステージ60をXY面内で並進させ、又はXY面内で回転させてレチクルRの補正を行う。他方、メカアライメントにより補正する場合には、制御装置90は制御信号をステージ駆動装置95に出力して所定の方向に移動させてレチクルRを固定ピン68a,68bに近接させ、次いで可動ピン駆動装置94に制御信号を出力して可動ピン68c,68dを駆動してレチクルRを固定ピン68a,68bに押圧する。また、画像アライメントをすべきレチクルRが第2アライメントステージ6上に配置されている場合であって、レチクルRのマークRMが計測装置67の計測視野内に配置されていないために計測装置67によりマークRMを計測することができない場合には、制御装置90はそのレチクルRについてはメカアライメントによる補正に切り換える制御を行う。
次に、上記構成のレチクル搬送装置の動作について説明する。レチクルRを収納したレチクルケース1a,1bの少なくとも一方が収納分離ユニット14に載置された状態で制御装置90からロボット駆動装置92に制御信号が出力されると、レチクル搬送ロボット2は、収納分離ユニット14からレチクルRを1つ取り出して第1アライメントステージ3上に搬送する。搬送されたレチクルRは第1アライメントステージ3上において支持部31〜34により四隅が吸着保持される。このとき、バーコードリーダ35によって第1アライメントステージ3上に吸着保持されたレチクルRに貼付されたバーコードが読み取られて制御装置90に出力される。
次に、レチクルRの吸着保持が一時的に停止された後で制御装置90から可動ピン駆動装置93に制御信号が出力されて第1アライメントステージ3上の不図示の4つの可動ピンが駆動される。4つの可動ピンのうち2つの可動ピンはX方向に沿って第1アライメントステージ3の中心に向かって移動して、レチクルRのY方向に沿う辺に各々当接する。また、残りの2つの可動ピンはY方向に沿って第1アライメントステージ3の中心に向かって移動してレチクルRのX方向に沿う辺に各々当接する。各可動ピンの初期位置は第1アライメントステージ3の中心位置から同一距離に設定されており、各可動ピンの初期位置からの移動量は同一に設定されているため、レチクルRの中心が第1アライメントステージ3の中心と一致するように、XY面内における位置及び姿勢が機械的に補正される。
第1アライメントステージ3上のレチクルRの補正が完了すると、制御装置90はロボット駆動装置92に制御信号を出力してレチクル搬送ロボット2のフォーク部25をレチクルRと第1アライメントステージ3の上面との間の隙間に配置させる。なお、フォーク部25の配置が完了するまでレチクルRは吸着保持され、配置が完了するとレチクルRの吸着保持が停止される。
レチクルRはフォーク部25上に載置された状態でレチクル搬送ロボット2により搬送され、バッファ4の収納棚の1つに収納される。なお、制御装置90は、バーコードリーダ35から読み取ったバーコードに基づいて、そのレチクルRに対して行う第2アライメントステージ6上の補正方法を示す情報を記憶装置91から読み出し、これらの情報とレチクルRが収納された収納棚を示す情報とを対応付けて記憶装置91に記憶する。レチクルケース1a,1bに複数のレチクルRが収納されている場合には、以上の動作が繰り返し行われ、レチクルRの各々が第1アライメントステージ3上で機械的に位置補正された上でバッファ4の収納棚に収納される。バッファ4の内部は環境(温度及び湿度)が調整されているため、レチクルRを一時的にバッファ4に収納することで、各レチクルRを露光装置内部の環境にならす(なじませる)ことができる。
レチクルRのバッファ4への格納が終了した後において、上位の主制御系(不図示)から露光開始命令が出力されると、制御装置90は記憶装置91に記憶された情報を読み出して、主制御系から指示された露光処理に最初に用いるレチクルが収納されているバッファ4の収納棚を示す情報と、第2アライメントステージ6上の補正方法を示す情報とを得る。そして、制御装置90は、制御信号をロボット駆動装置92に出力し、読み出した情報で示される収納棚に収納されたレチクルRをレチクル搬送ロボット2に取り出させて異物検査装置5に搬送させる。レチクルRが異物検査装置5に搬送されると、レチクルRの表面又はペリクルの表面に斜め方向から検査光が照射され、それらの表面からの散乱光が受光されて異物の有無、異物の大きさ、又はその分布が検査される。この検査結果は制御装置90に出力され、異物が発見された場合にはオペレータに通知する処理などが行われる。この異物検査はバッファに格納する前に行ってもよい。
異物検査装置5の検査が終了すると、制御装置90からロボット駆動装置92に制御信号が出力され、レチクル搬送ロボット2によって異物検査装置5から第2アライメントステージ6にレチクルRが搬送される。搬送されたレチクルRは第2アライメントステージ6上において支持部61〜64により四隅が吸着保持される。なお、ここでは、上記の露光開始命令が出力されたときに記憶装置91から読み出された情報によって、第2アライメントステージ6上のレチクルRが画像アライメントをすべきレチクルであることが指示されているものとする。
画像アライメントが開始されると、照明装置65a,65bから照明光が射出されてレチクルRに照射され、レチクルRを透過した照明光が透光孔66a,66bを通過して計測装置67に設けられた撮像素子で受光される。計測装置67の計測視野内にレチクルRに形成されたマークRMの各々が配置されているとマークRMの光学像の各々が撮像素子の受光面に結像し、それらの光学像が画像信号に変換されて撮像素子から出力される。撮像素子から出力された画像信号は計測装置67に設けられた画像処理装置で画像処理され、各マークRMの位置情報が計測される。これらの位置情報計測結果は制御装置90に出力され、制御装置90は各々の位置情報計測結果に基づいた制御信号をステージ駆動装置95に出力して第2アライメントステージ6に設けられたステージ60をXY面内で並進させ、又はXY面内で回転させてレチクルRの補正を行う。
ここで、レチクルRに形成されたマークRMの一方又は双方が計測装置67の計測視野に配置されていない場合には、撮像素子から出力される画像信号を画像処理してもマークRMの位置情報は得られない。この場合には、計測エラーを示す信号が計測装置67から制御装置90に出力され、この信号に基づいて制御装置90はメカアライメントによる補正に切り換える制御を行う。図7は、メカアライメントによるレチクルRの補正方法を説明するための図である。
図7(a)に示す通り、第2アライメントステージ6が備えるステージ60上の支持部61〜64には、位置ずれ及び回転が生じている状態でレチクルRが保持されているものとする。このステージ60上の周囲には、固定ピン68a,68b及び可動ピン68c,68dが配置されている。
メカアライメントが開始されると、まず制御装置90はステージ駆動装置95に対して制御信号を出力して、図7(b)に示す通り、ステージ60を図中矢印方向に移動させ、レチクルRを固定ピン68a,68bの各々に近接させる。次に、主制御装置90は可動ピン駆動装置94に対して制御信号を出力し、図7(c)に示す通り、可動ピン68dを図中矢印方向に移動させる。これにより、可動ピン68dはレチクルRに当接してレチクルRを固定ピン68bの方向に移動させ、最終的にはレチクルRを2つの固定ピン68bに押圧する。以上の処理によってレチクルRのX方向の位置及び回転が補正される。
次いで、可動ピン68dによってレチクルRの1つの辺が2つの固定ピン68bに押圧されている状態で、主制御装置90は可動ピン駆動装置94に対して制御信号を出力し、図7(d)に示す通り、可動ピン68cを図中矢印方向に移動させる。これにより、可動ピン68cはレチクルRに当接してレチクルRを固定ピン68aの方向に移動させ、最終的にはレチクルRを固定ピン68aに押圧する。以上の処理によってレチクルRのY方向の位置が補正される。
以上の処理が完了すると、主制御装置90は支持部61〜64によるレチクルRの真空吸着を実施するとともに、可動ピン駆動装置94に対して制御信号を出力し、図7(e)に示す通り可動ピン68c,68dの各々をレチクルから離間させる。最後に、主制御装置90がステージ駆動装置95に対して制御信号を出力してステージ60を初期位置に移動させると、図7(f)に示す通り、ステージ60上におけるレチクルRの位置及び姿勢が補正された状態になる。
このように、第2アライメントステージ6上においてレチクルRのマークRMが計測装置67の計測視野内に配置されていないために画像アライメントによる補正を行うことができない場合には、メカアライメントによる補正に切り換えられるため、スループットの低下を防止することができる。また、レチクルRと第2アライメントステージ6上の補正方法を示す情報との対応関係が誤っており、例えばメカアライメントを行うべきレチクルRに対して画像アライメントを行う旨の情報が対応付けられている場合であっても、自動的に又はオペレータの指示でメカアライメントによる補正に切り換えられる。
なお、上記のメカアライメントを行うと、レチクルRのマークRMは計測装置67の計測視野内に配置されるため、再度画像アライメントによるレチクルRの補正を行うようにしても良い。また、ここでは、画像アライメントからメカアライメントに切り換える際に行われるメカアライメントについて説明したが、記憶装置9から読み出された情報によって、第2アライメントステージ6上のレチクルRがメカアライメントをすべきレチクルであることが指示されている場合(例えば、レチクルRが素ガラス又は光洗浄レチクルである場合)にも図7を用いて説明した処理と同様の処理が行われてレチクルRが補正される。
第2アライメントステージ6上におけるレチクルRの補正が完了すると、制御装置90から旋回アーム駆動装置96に制御信号が出力され、旋回アーム7によって第2アライメントステージ6上のレチクルRがレチクルステージRST上に搬送される。ここで、搬送アーム7によるレチクルRの搬送動作について説明する。なお、レチクルRの搬送は保持部73a,73bの何れを用いて行っても良いが、ここではレチクルRが保持部73aに保持されて搬送されるものとする。
第2アライメントステージ6上のレチクルRを搬送する場合には、まずスライダ75が第1アーム部74aと第2アーム部74bとを互いの間隔が広がるよう移動させ、保持部73aを開状態にする。保持部73aが開状態にされると、第1アーム部74aに設けられた支持部78a,78aと第2アーム部74bに設けられた支持部78b,78bとの間隔は、レチクルRの一辺の長さよりも長い距離になる。次いで、上下駆動機構UDによって旋回モータ71、旋回板72、及び保持部73a,73bを一体的に−Z方向に移動させる。支持部78a,78a,78b,78bのZ方向の位置が、レチクルRの底面とステージ60の上面との間の位置になるまで旋回モータ71、旋回板72、及び保持部73a,73bを−Z方向に移動させる。
上下駆動機構UDによる移動が完了すると、スライダ75が第1アーム部74aと第2アーム部74bとを互いの間隔が狭くなる方向に移動させ、保持部73aを閉状態にする。保持部73aが閉状態になると、第2アライメントステージ6上に保持されたレチクルRの四隅の下方に支持部78a,78a,78b,78bが配置されるとともに、第1アーム部74aの腕部77aと第2アーム部74bの腕部77bとによってレチクルRがY方向に挟み込まれる。なお、ここでは、レチクルRの位置及び姿勢にずれはなく、理想的な状態であるものとすると、レチクルRはレチクル規制部材79a,79a,79b,79bに当接することなく、これらの間に入り込んで、レチクル規制面がレチクルRのY方向に沿う側面に僅かな間隙をもって対面するとともに、腕部77a,77bはレチクルRのX方向に沿う側面に当接することなく、僅かな間隙をもって対面することになる。
次に、第2アライメントステージ6の支持部61〜64によりレチクルRを真空吸着している場合にはこれを解除し、上下駆動機構UDによって旋回モータ71、旋回板72、及び保持部73a,73bを一体的に+Z方向に移動させると、支持部78a,78a,78b,78bがレチクルRの四隅に下方(−Z方向)から当接して、レチクルRは、第2アライメントステージ6の支持部61〜64から離れて保持部73aの支持部78a,78a,78b,78bに支持された状態になる。この状態で支持部78a,78a,78b,78bによる真空吸着を開始する。
レチクルRが所定の高さ位置になるまで上下駆動機構UDを駆動すると、次に旋回モータ71が駆動されて旋回アーム7が旋回し、レチクルRを保持する保持部73aが受け渡し位置に配置されたレチクルステージRSTの上方(+Z方向)に配置される。次いで、上下駆動機構UDによって旋回モータ71、旋回板72、及び保持部73a,73bを一体的に−Z方向に移動させる。上下駆動機構UDの駆動によって保持部73aがレチクルステージRSTに近接すると、保持部73aの支持部78a,78a,78b,78bによる真空吸着が停止され、第1アーム部74aに設けられた支持部78a,78aがレチクルステージRSTの切欠部84a,84b内にそれぞれ配置されるとともに、第2アーム部74bに設けられた支持部78b,78bがレチクルステージRSTの切欠部84c,84d内にそれぞれ配置される。
支持部78a,78a,78b,78bの上面がレチクルステージRSTの載置部82,82の上面との高さ位置よりも低くなると、レチクルRは保持部73aの支持部78a,78a,78b,78bによる支持を離れて、レチクルステージRSTの載置部82,82とによって支持され、レチクルステージRSTの載置部82,82の吸着口83,83によるレチクルRの吸着保持が開始される。次いで、スライダ75が第1アーム部74aと第2アーム部74bとを互いの間隔が広がるよう移動させ、保持部73aを開状態にし、上下駆動機構UDによって旋回モータ71、旋回板72、及び保持部73a,73bを一体的に+Z方向に移動させて所定の高さ位置に配置する。以上の動作によってレチクルRが保持部73aからレチクルステージRSTに受け渡される。
ここで、レチクルRが旋回アーム7によって搬送されるときには支持部78a,78a,78b,78bによって吸着保持された状態で搬送される。このため、レチクルRの位置ずれが生ずることは殆どないが、何らかの原因によって位置ずれが生ずる可能性は零ではない。しかしながら、旋回アーム7によるレチクルRの搬送中にレチクルRの位置ずれが生じても保持部73aの腕部77a,77bとレチクル規制部材79a,79a,79b,79bのレチクル規制面とによってレチクルRの移動が制限される領域の面積は、壁部85a〜85dによって囲まれるレチクルRの移動が制限される領域よりも小さくなるよう設定されているため、レチクルRを傷つけることなくレチクルステージRSTへ受け渡すことができる。
レチクルRの受け渡しが完了すると、露光装置に設けられた主制御系は駆動系DRに対して制御信号を出力してレチクルステージRSTを移動させてレチクルRを投影光学系PLの上方(+Z方向)に配置する。レチクルRの配置が完了すると、図1に示すアライメント系OB1,OB2を用いてレチクルステージRST上におけるレチクルRの位置及び回転が計測され、この計測結果に基づいて照明光学系IL又は投影光学系PLの光軸AXに対してレチクルRが所定の精度で位置決めされるとともに、レチクルステージRST上のレチクルRとウエハステージWSTとの相対的な位置合わせが行われる。
ここで、上述した旋回アーム7の搬送中にレチクルRの位置ずれが生じている場合に、アライメント系OB1,OB2の計測視野内にレチクルRのマークRMが配置されずにレチクルステージRST上におけるレチクルRの位置及び回転を計測できないことがある。この場合には、アライメント系OB1,OB2から主制御系に計測エラーを示す信号が出力される。主制御系はこの信号を受けると、駆動系DRに対して制御信号を出力してレチクルステージRSTを受け渡し位置に移動させるとともに、制御装置90に対してレチクルRの再搬送命令を出力する。
再搬送命令を受けた制御装置90は旋回アーム駆動装置96に対して制御信号を出力し、レチクルステージRST上のレチクルRを旋回アーム7によって第2アライメントステージ6に搬送させ、再度レチクルRを補正する。レチクルRの補正が終了すると、制御装置90は旋回アーム駆動装置96に対して制御信号を出力し、第2アライメントステージ6上のレチクルRを旋回アーム7によってレチクルステージRSTに搬送させる。レチクルRがレチクルステージRST上に保持されると、レチクルステージRSTが駆動されて再度レチクルRが投影光学系PLの上方(+Z方向)に配置され、アライメント系OB1,OB2による位置計測が行われる。レチクルRのマークRMがアライメント系OB1,OB2の計測視野内に配置されていれば、これらの計測結果に基づいてレチクルRの位置決め等が行われる。
このように、アライメント系OB1,OB2から計測エラーを示す信号が出力されたときに、直ちに露光処理を中断することなくレチクルRの再搬送処理を行うことで、スループットの低下を抑制することができる。なお、レチクルRの再搬送処理を行ってもアライメント系OB1,OB2から計測エラーを示す信号が出力された場合には、再びレチクルRの再搬送処理を行っても良く、また他の原因によりエラーが生じているとして主制御系がエラーを発して露光装置を一時的に中断するようにしても良い。
レチクルRの位置決め等の処理が完了すると、駆動系DRによってレチクルステージRSTが駆動されてレチクルRが露光開始位置に配置されるとともに、ウエハステージWが駆動されてウエハステージWST上に保持されたウエハWのショット領域の1つが露光開始位置に配置される。そして、レチクルステージRST及びウエハステージWSTの加速が開始されて、ウエハステージWSTの速度が最大速度Vwに達するとともに、レチクルステージRSTの速度が最大速度Vr=Vw/α(αはレチクルRからウエハWへの投影倍率(例えば、α=1/4又は1/5))に達した時点で照明光学系ILから照明光が射出され、均一な照度分布を有する照明光がレチクルR上に照射され、投影光学系PLを介してウエハW上へのレチクルRのパターン転写が開始される。
レチクルステージRST及びウエハステージWSTを最大速度で同期移動(走査)させている間は投影光学系PLを介してレチクルRのパターンが逐次ウエハW上の1つのショット領域に転写される。レチクルステージRST及びウエハステージWSTを一定時間走査してそのショット領域に対するレチクルRのパターン転写が完了すると、照明光学系ILからの照明光の射出が停止されるとともに、レチクルステージRST及びウエハステージWSTが減速される。以上の処理により1つのショット領域に対する露光処理が終了する。
次いで、レチクルステージRSTの移動方向を反転するとともにウエハステージWSTを移動させて次に露光すべきショット領域を露光開始位置に配置し、次のショット領域に対する露光処理を行う。以上の動作がウエハW上に設定された全てのショット領域に対して繰り返して行われる。全てのショット領域が露光されるとウエハステージWST上のウエハWに対する露光処理が終了し、ウエハステージWST上のウエハWが露光装置から搬出されるとともに、新たなウエハWがウエハステージWST上に搬送されて同様の露光処理が行われる。以上の処理を繰り返して、例えば1ロット分のウエハWが露光される。
露光処理が終了すると、主制御系は駆動系DRに制御信号を出力してレチクルステージRSTを保持部73aの下方(−Z方向)の受け渡し位置に移動させるとともに、旋回アーム駆動装置96に制御信号を出力してレチクルステージRST上のレチクルRを第2アライメントステージ6に搬送させる。ここで、レチクルRはレチクルステージRST上に吸着保持されているため、露光時にレチクルステージRSTを移動させてもレチクルRの位置ずれ又は回転が生ずることは殆ど無い。しかしながら、レチクルRの吸着不良等の原因によって位置ずれや回転が生ずる可能性は零ではない。このため、レチクルステージRST上のレチクルRが位置ずれ又は回転が生じている場合には、保持部73aに設けられたレチクル規制部材79a,79a,79b,79bでレチクルRの位置や回転を矯正している。
図8及び図9は、レチクルRがレチクルステージRSTから旋回アーム7に受け渡される様子を示す図であって、図8は旋回アーム7の保持部73aが開状態である場合を示しており、図7は旋回アーム7の保持部73aが閉状態である場合を示している。なお、図8(b)は図8(a)中のB−B線に沿った断面図である。レチクルステージRSTに形成された孔部81の中心部とレチクルRの中心部とが一致しており、且つレチクルRの各辺がX軸又はY軸に平行に配置されているときを、レチクルステージRST上におけるレチクルRに位置ずれ及び回転が生じていない状態であるものとすると、図8(a)に示す例では、レチクルRが位置ずれしているとともに、Y軸からX軸に向かう方向に僅かに回転している。
レチクルステージRSTのレチクルRを搬送する場合には、まず、図8(a)及び図8(b)に示されているように、腕部77aと腕部77bとの間隔を広げて保持部73aを開状態にし、支持部78a,78aをレチクルステージRSTの切欠部84a,84b内にそれぞれ配置するとともに、支持部78b,78bを切欠部84c,84d内にそれぞれ配置する。このとき、支持部78a,78a,78b,78bの上面の高さ位置(Z位置)を載置部82,82の上面のそれよりも低く設定する。
次に、腕部77aと腕部77bとの間隔を狭めて保持部73aを閉状態にすると、図9に示されているように、レチクルRの角部(例えば、図9において右上の角部)が対応するレチクル規制部材79aのレチクル矯正部79cに当接し、そのレチクル矯正面に誘導されて、レチクルRの+Y方向側の端部が相対するレチクル規制部材79a,79aの間の部分に入り込む。一方、レチクルRの−Y方向側の端部も相対するレチクル規制部材79b,79bの間に入り込む。この動作により、レチクルRの主として回転及びX方向の位置ずれが矯正される。さらに、挟み込みが進行すると、レチクルRのY方向の一方の端部(例えば、+Y方向側の端部)が腕部77aに当接し、レチクルRが−Y方向に僅かに押されることにより、レチクルRの主としてY方向の位置ずれが矯正される。これにより、レチクルRは、腕部77a,77bのそれぞれの内面及びレチクル規制部材79a,79a,79b,79bの内面(レチクル規制面)によって囲まれた状態になる。
なお、ここでは一方のレチクル規制部材79aのレチクル矯正部79cによりレチクルRの回転が矯正される場合を例に挙げているが、レチクル規制部材79a,79a,79b,79bの何れのレチクル矯正部79c,79c,79d,79dにより矯正されるかはレチクルRの位置ずれ及び回転の状態に応じて異なる。また、レチクルRのY方向の位置ずれの矯正についても、腕部77a,77bの何れにより矯正されるかは、レチクルRのY方向の位置に応じて異なる。
また、保持部73aを閉状態にすると、レチクルRの四隅の下方(−Z方向)に支持部78a,78a,78b,78bが配置された状態になる。この状態で上下駆動機構UDを駆動して保持部73aを上方(+Z方向)に移動させることにより、レチクルステージRSTから保持部73aにレチクルが受け渡される。保持部73aに保持されたレチクルRは、第2アライメントステージ6に受け渡され、第2アライメントステージ6上において支持部61〜64により四隅が吸着保持される。
次に、制御装置9は第2アライメントステージ6上のレチクルRの補正を実施する。ここで、制御装置9は、バッファ4から取り出したレチクルRをレチクルステージRST上に搬送するときに記憶装置91から読み出した情報に基づいて行った補正方法と同じ補正方法を用いてレチクルRを補正する。つまり、そのレチクルRが記憶装置91から読み出した情報によって画像アライメントをすべきレチクルであることが指示されている場合には画像アライメントによりレチクルRを補正し、メカアライメントをすべきレチクルであることが指示されている場合にはメカアライメントによりレチクルRを補正する。なお、画像アライメントによりレチクルRを補正するときに、レチクルRに形成されたマークRMが第2アライメントステージ6に設けられた計測装置67の計測視野に配置されていない場合には、制御装置90はメカアライメントによるレチクルRの補正に切り換える制御を行う。
第2アライメントステージ6上におけるレチクルRの補正を終えると、制御装置90は、ロボット駆動装置92に対して制御信号を出力し、レチクル搬送ロボット2により第2アライメントステージ6上のレチクルRをバッファ4の収納棚(そのレチクルRが収納されていた収納棚)に搬送させる。なお、以後の工程でそのレチクルRが使用されることがない場合には、レチクル搬送ロボット2により第2アライメントステージ6上のレチクルRをレチクルケース1a,1bに搬送させてもよい。
次に、第2アライメントステージ6の変形例について説明する。図10は、第2アライメントステージ6の変形例の構成及びメカアライメントによるレチクルRの補正方法を説明するための図である。図5に示す第2アライメントステージ6は、ステージ60の上方にメカアライメントを行うための固定ピン68a,68b及び可動ピン68c,68dを備えていたが、図10に示すアライメントステージ6はこれらに代えて固定ピン69a〜69hを備える点が異なる。固定ピン69a〜69hは、固定ピン69b,69c、固定ピン69d,69e、固定ピン69f,69g、固定ピン69h,69aがそれぞれステージ60の四隅に対応して配置され、ステージ60を取り囲むように設けられている。なお、図10に示す構成においては可動ピンが設けられていないため、図6に示す可動ピン駆動装置94に相当する構成は省略されている。
図10に示す構成の第2アライメントステージ6上においては、画像アライメントによるレチクルRの補正は前述した方法と同様の手順により行われるが、メカアライメントは前述した方法とは異なる方法で行われる。図10(a)に示す通り、第2アライメントステージ6が備えるステージ60上の支持部61〜64には、位置ずれ及び回転が生じている状態でレチクルRが保持されているものとする。
メカアライメントが開始されると、まず制御装置90はステージ駆動装置95に対して制御信号を出力して、図10(b)に示す通り、ステージ60を図中矢印方向に移動させてレチクルRを固定ピン69e〜69gに近接させ、レチクルRの2つの辺を固定ピン69e〜69gにそれぞれ当接させる。ここで、レチクルRのY方向に沿う1つの辺が固定ピン69gに当接するためレチクルRのX方向の位置が補正されるとともに、レチクルRのX方向に沿う1つの辺が固定ピン68e,68fの各々に当接するためレチクルRのY方向の位置及びXY面内における回転が補正される。
次に、制御装置90はステージ駆動装置95に対して制御信号を出力して、図10(c)に示す通り、ステージ60を図中矢印方向に移動させ、レチクルRを固定ピン68a〜68cに近接させ、レチクルRの残りの辺を固定ピン68a〜68cに当接させる。ここで、レチクルRのY方向に沿う1つの辺が固定ピン69cに当接してレチクルRのX方向の位置が再度補正されるとともに、レチクルRのX方向に沿う1つの辺が固定ピン68a,68bの各々に当接してレチクルRのY方向の位置及びXY面内における回転が再度補正される。最後に、主制御装置90がステージ駆動装置95に対して制御信号を出力してステージ60を初期位置に移動させると、図10(d)に示す通り、ステージ60上におけるレチクルRの位置及び姿勢が補正された状態になる。なお、以上の処理によってマークRMが形成されているレチクルRを補正した場合には、そのマークRMが計測装置67の計測視野内に配置される。なお、図10に示す例では、固定ピン69a〜69cと固定ピン69e〜69gにレチクルRを当接させる場合を例に挙げて説明したが、ステージ60の移動方向を変えて、レチクルRを固定ピン69a,69b,69hと固定ピン69d〜69fに当接させるようにしても良い。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
上記実施形態においては、露光装置としてステップ・アンド・スキャン方式の露光装置を例に挙げて説明したが、ステップ・アンド・リピート方式の露光装置に適用することも可能である。また、半導体素子の製造に用いられる露光装置だけでなく、液晶表示素子、プラズマディスプレイ、薄膜磁気ヘッド、及び撮像素子(CCD等)の製造にも用いられる露光装置、及びレチクル、又はマスクを製造するために、ガラス基板、又はシリコンウエハなどに回路パターンを転写する露光装置にも本発明を適用できる。即ち本発明は、露光装置の露光方式や用途等に関係なく適用可能である。
なお、デバイスとしての半導体素子は、デバイスの機能・性能設計を行うステップ、この設計ステップに基づいて、レチクルを製造するステップ、シリコン材料からウエハを製造するステップ、上述した実施形態の露光装置等によりレチクルのパターンをウエハに露光転写するステップ、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)、検査ステップ等を経て製造される。
1a,1b…レチクルケース
6…第2アライメントステージ
65a,65b…照明装置
67…計測装置
68a,68b…固定ピン
68c,68d…可動ピン
69a〜69c…固定ピン
69d〜69f…固定ピン
90…制御装置
94…可動ピン駆動装置
95…ステージ駆動装置
R…レチクル
RM…マーク
RST…レチクルステージ
W…ウエハ
WST…ウエハステージ
6…第2アライメントステージ
65a,65b…照明装置
67…計測装置
68a,68b…固定ピン
68c,68d…可動ピン
69a〜69c…固定ピン
69d〜69f…固定ピン
90…制御装置
94…可動ピン駆動装置
95…ステージ駆動装置
R…レチクル
RM…マーク
RST…レチクルステージ
W…ウエハ
WST…ウエハステージ
Claims (9)
- マスクを収納するマスク収納部と前記マスクを所定位置に位置決め保持する保持部との間で前記マスクを搬送するマスク搬送装置において、
前記マスク収納部と前記保持部との間で搬送される前記マスクを一時的に載置するステージ装置と、
前記ステージ装置上に載置された前記マスクを光学的に計測して得られる前記マスクの位置情報に基づいて前記ステージ装置を駆動し、前記マスクの位置及び姿勢の少なくとも一方を補正する第1補正装置と、
前記マスクの端部と所定の基準部材とを当接させて、前記ステージ装置上における前記マスクの位置及び姿勢の少なくとも一方を補正する第2補正装置と、
を備えることを特徴とするマスク搬送装置。 - 前記第1補正装置及び前記第2補正装置のうちの何れを使用するかを制御する制御装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のマスク搬送装置。
- 前記制御装置は、予め前記マスク毎に設定された設定情報に基づいて前記第1補正装置による前記マスクの補正及び前記第2補正装置による前記マスクの補正を制御することを特徴とする請求項2に記載のマスク搬送装置。
- 前記第1補正装置は、前記マスクに形成されたマークを撮像して前記マスクの位置情報を計測する計測装置を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のマスク搬送装置。
- 前記計測装置は、前記マスク上における前記マークの形成位置誤差と前記第2補正装置による前記マスクの補正精度とに応じて計測視野の大きさが設定されることを特徴とする請求項4に記載のマスク搬送装置。
- 前記制御装置は、前記第1補正装置による補正を行う場合に、前記マスク上に形成された前記マークが前記計測装置の計測視野内に配置されないときには前記第2補正装置による補正に切り換える制御を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載のマスク搬送装置。
- 前記基準部材は、前記マスクの四辺のうちの交差する二辺の少なくとも三箇所に当接する位置に配置された固定部材であり、
前記第2補正装置は、前記マスクの残りの二辺の各々の少なくとも一箇所にそれぞれ当接し、前記固定部材の方向に移動して前記マスクを前記固定部材に押圧する可動部材を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のマスク搬送装置。 - 前記基準部材は、前記マスクの四辺のうちの交差する二辺の少なくとも三箇所に当接する位置に配置された第1固定部材と、前記マスクの残りの二辺の少なくとも三箇所に当接する位置に配置された第2固定部材とを備えており、
前記第2補正装置は、前記ステージ装置を駆動して前記マスクを前記第1固定部材と前記第2固定部とにそれぞれ当接させることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のマスク搬送装置。 - マスクを保持するマスクステージと、基板を保持する基板ステージとを備え、前記マスクに形成されたパターンの像を前記基板に露光転写する露光装置において、
前記マスク収納部と前記保持部としての前記マスクステージとの間で前記マスクを搬送する請求項1〜8の何れか一項に記載のマスク搬送装置を備えることを特徴とする露光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004222278A JP2006039416A (ja) | 2004-07-29 | 2004-07-29 | マスク搬送装置及び露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004222278A JP2006039416A (ja) | 2004-07-29 | 2004-07-29 | マスク搬送装置及び露光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006039416A true JP2006039416A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35904452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004222278A Pending JP2006039416A (ja) | 2004-07-29 | 2004-07-29 | マスク搬送装置及び露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006039416A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104614946A (zh) * | 2015-01-16 | 2015-05-13 | 上海凸版光掩模有限公司 | 基于滴定工装的ut装脚工艺 |
-
2004
- 2004-07-29 JP JP2004222278A patent/JP2006039416A/ja active Pending
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