JP2006033320A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スキャナ入力系統或いはネットワーク経由の入力系統、いずれの場合も、再印刷をする画像データとして蓄積する画像データを、汎用のRGBデータ(或いは生のスキャナ出力)として、再印刷時には、先行例のように別に色変換回路を付加せずに、スキャナ入力と兼用するスキャナ補正2の色補正26でsRGB(汎用)→RGB→CMYKの変換を行うようにする。再印刷時には、色変換内容やスキャナ補正2のフィルタ処理22等も、蓄積画像に付加された属性情報に従って、画像パス(I)〜(III)を選択して、補正処理を実行する。
【選択図】 図7
Description
MFPでは、入力される画像データを、通常、HDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置に蓄積し、電子ソート等の画像処理機能の拡張、バックアップデータ或いは再コピーへの使用を図るために利用するほか、蓄積された画像データを配信機能及びキャプチャ機能を用いて入出力される画像データの対象にしている。従って、対象となる画像には、コピー機能を始め、スキャナ機能、ファクシミリ送信機能等の利用時にスキャナ読み取りによって入力した画像データや、プリンタ機能、ファクシミリ受信機能等を利用してネットワーク経由で入力されてくる画像データ等、多様な画像データが含まれる。
この様な多様な画像データを扱うデジタル複合機の配信機能に関する従来例として、下記特許文献1を挙げることができる。この例では、多様な画像データを扱う配信機能を効率的に利用することを可能にするために、ファイル蓄積部で画像データを分類するとともに、画像データに関する属性情報を登録したフォルダを設け、フォルダに新規の画像データが記憶されたときに、所定の情報をその登録されている各配信先に通知するといった方法で画像データを管理するようにしている。なお、フォルダに登録する属性情報は、主として画像データを検索するための情報としている。
また、配信の対象となる蓄積画像には、スキャナ読み取り画像の場合、原稿或いは利用する機能の違いによって異なる処理条件による画像処理を施し、それぞれに適した処理をするようにしているので、多様性はさらに増す。配信画像データの多様性に応じて、適正な画質の出力を得、操作の煩雑さを解消することを目的とするマルチファンクション画像処理装置に関する従来例として、下記特許文献2を挙げることができる。この例では、スキャナ原稿データ及びプリント・データをネットワーク経由で他のマルチファンクション画像処理装置に送信するときに、画像データと、その画像データの属性データ(圧縮属性データ等)を送信し、送信先で属性データを用いた処理を可能にするとしている。
例えば、コピー機能やプリンタ機能を利用する場合、印刷出力するために都合の良いMFP専用のフォーマットに処理され、スキャナ機能を利用する場合、MFP専用のフォーマットによる場合もあるが、配信先と考えられるPCのディスプレイに表示する画像データとして用いるのに都合の良い汎用のフォーマットで蓄積される。カラーMFPの場合を例にすると、プリンタアプリ、コピーアプリデータに対しては、印刷出力用のCMYK(C:Cyan,M:Magenta,Y:Yellow,K:Black)データをメモリに蓄積し、またスキャナアプリデータに対しては、配信先がPCであれば、汎用のRGB(R:Red,G:Green,B:Blue)データをメモリに蓄積する。
このようにして蓄積されたRGBデータが、その後、再使用し、印刷出力用のデータに用いられる場合がある。蓄積されたスキャナアプリデータが汎用フォーマットのRGBデータであれば、ネットワーク経由でプリント出力をしても、正常な結果が得られる。ところが、蓄積されたRGBデータとしてMFP固有の専用フォーマットが選択されている場合、専用フォーマットを汎用フォーマットに変換すれことにより、ネットワーク系由でプリント出力をすることが可能になるが、このような場合には、画質劣化が起きてしまう。
スキャナアプリデータをMFP固有の専用フォーマットで蓄積した場合に生じる画像劣化という問題を解決することを可能にする方法として、データ形式変換装置を設け、専用フォーマットのRGBから専用フォーマットのCMYKへの変換を行うようにする提案(下記図1のデータ形式変換装置10に関する記載、参照、以下、「先行技術」と記す)が検討されている。しかしながら、先行技術は、データ形式変換装置を特別なハードウェアとして用意する、としているので、回路規模が大きくなり、コストアップを招く。
本発明は、MFPによる多様な入力画像データを蓄積し、蓄積した画像データをネットワーク上に送信する機能を有する画像処理装置における上述の従来技術及び先行技術の問題に鑑み、これを解決するためになされたもので、その解決課題は、蓄積された画像データを、その後、再使用し、印刷出力用のデータとして用いられる場合に、MFPのどのアプリに対する画像データであっても、画質劣化を最小限に抑えることが可能であり、特別なハードウェアを必要としない画像処理装置を提供することにある。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像処理装置において、画像蓄積手段に蓄積する画像データをネットワーク上から受信する通信手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された画像処理装置において、印刷出力時に前記第1の画像処理手段に設定する設定条件を、画像データに属性情報として付加されたデータを用いることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載された画像処理装置において、前記第1の画像処理手段が、画像データに対するフィルタ処理手段を備えるとともに、前記属性情報として、フィルタ処理後のデータか、フィルタ処理前のデータかを示す情報を含むこと特徴とするものである。
図1は、本実施形態のデジタルカラー複写機に係わる画像データ処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。
コピー機能に用いる要素として、原稿からカラー画像データを読み取る読み取りユニット1、読み取りユニット1が読み取った画像データに対し画像処理を施すスキャナ補正部2、スキャナ補正部2から出力されるカラー・モノクロ多値データを圧縮するカラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器3、圧縮後のデータを蓄積するHDD5を有する。なお、モノクロのみで対応可能な構成では、読み取りユニット1では、モノクロ信号で画像を読み取り、また多値データ固定長圧縮器3もモノクロ対応とする。
プリンタコントローラ4は、原稿読み取りから、読み取り画像データの蓄積、蓄積画像データを用いた印刷出力といったコピー機能を始め、複合機能全体の動作を制御するコントローラとして動作する。従って、動作に必要なデータを格納するための半導体メモリ11を制御下に持つ。なお、半導体メモリ11には、図示のように、カラー画像データの処理の際に色毎に処理領域を独立して確保する。また、メモリプリンタコントローラ4にユーザによる機能の選択や動作条件の設定等の入力操作を行う操作部17を接続する。
プリンタ機能に用いる要素として、本例ではネットワーク接続された外部PC19との間の通信を行うためのNIC(ネットワークインターフェースコントーラ)14を介して外部PC19からの印刷コマンドに従いラスターイメージ処理(RIP)を行い、又RIP後のデータ専用の圧縮をプリンタコントローラ4で行う。
蓄積された入力画像データの配信機能に用いる要素として、上記したコピー・FAX・プリンタの各機能を用いる際に生成され、HDD5に蓄積されたデータを、送信先の外部機器(本例では外部PC19)で使用可能な汎用データ形式への変換や、指示された設定による画像データの処理をする画像フォーマット変換ユニット10を有する。
また、上記各機能を用いて生成される画像データを用いて印刷出力(画像形成処理)をする場合には、本例では、HDD5に蓄積されたデータを用いる。このために、蓄積した圧縮データを元のデータに戻すために、画像データ種に応じた伸張器を用いる。コピー機能の場合には多値のカラー・モノクロデータを伸張する多値データ固定長伸張器6を、又FAX、プリンタの各機能の場合にはプリンタコントローラ4にモノクロ用、カラー用の各可変長可逆圧縮データ伸張器を設ける。また、画像形成処理を行うための手段として、伸張後のデータに補正を施すプリンタ補正部7と、GAVD(書き込みユニット)8、作像ユニット9からなるエンジン部を有する。なお、エンジン部はエンジンコントローラ12によって制御される。
先ず、コピー機能を使用する時の処理フローを説明する。なお、図1において、コピー時の画像データの流れを一点鎖線にて示す。
原稿を読み取る場合、原稿台にセットされた原稿を読み取りユニット1のスキャナなどの読み取り装置によって読み取る。読み取られた画像データは、R,G,Bに色分解されたデータとして、スキャナ補正部2に送られる。スキャナ補正2にて、各種の補正や変換等を行う。図2は、スキャナ補正の構成例を示す図で、同図に示すように、ここでは、スキャナガンマ処理21、フィルター処理22、変倍処理24、カラー機の場合は色補正処理26等が行われる。これらの処理は、操作パネル(図示せず)より設定されるモード情報によって操作モードに適した処理が施される。変倍処理24後のRGB各色8ビット、或いは色補正処理26後のCMYK各色8ビットの色データはカラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器3によって各色nビット(n≦8)の色データに変換される。
圧縮後のRGB画像データ、或いはCMYK画像データは、汎用バスI/F15を通ってプリンタコントローラ4に送られる。プリンタコントローラ4は、半導体メモリ11に各色毎に独立したメモリ領域を持ち、送られたデータを一旦格納した後、HDD5に蓄積する。
コピー機能使用時の印刷出力の場合、HDD5内の画像データは一旦半導体メモリ11に展開され、次に汎用バス15を通してエンジン部に送られる。エンジン部ではカラー・多値データ固定長伸張器6により再びCMYK8ビットの画像データに伸張される。このデータは、プリンタ補正7に送られ、補正を行う。図3は、プリンタ補正7の構成例を示す図で、同図に示すように、ここでは、プリンタガンマ71、中間調処理72等が行われる。これらの処理は、操作パネル(図示せず)で設定され、HDD5に画像データとともに蓄積されたモード情報によって、操作モードに適した処理が施される。プリンタ補正7から出力されたデータはGAVD8にてLD(レーザダイオード)用データに変換し、作像ユニット9により潜像、現像、転写、定着を経て転写紙に出力される。上記の操作モードとは、操作パネル(図示せず)よりユーザが選択可能な画質モード等のことであり、例えば、文字モード、文字写真モード、写真モード、原稿を濃くする、薄くするなどのノッチ情報などがある。
此の種のMFP機においては、HDD5に蓄積された画像データによる再印刷をする場合に、各アプリにより扱うデータ形式が異なるためにデータ種が多様化し、印刷出力に画質劣化を起こすことがあったり、また、これを回避するためのデータ変換装置を別に設ける等の不利益をもたらすことが、従来技術の問題として存在した(上記[発明が解決しようとする課題]の項、参照)。本実施形態は、こうした問題を解決するための実施形態を示すもので、どのアプリであっても、画質劣化を最小限に抑えることが可能であり、しかも特別なハードウェアを必要としない印刷出力用の画像データとして処理することができるようにすることを意図するものである。
以下では、多機能のデジタルカラー複写機が装備するスキャナによって入力したスキャナ入力系統の蓄積画像データと、ネットワーク経由の入力系統の蓄積画像データに分けて、それぞれの実施形態を説明する。
図4は、本実施形態に係わる画像データ処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。なお、図4に示すシステムの構成そのものは、図1と変わりが無いが、図4中に(1)蓄積時の画像データの流れ、(2)再印刷時の画像データの流れ、として示す様な処理フローに従って画像データの処理動作がプリンタコントローラ4によって制御され、(特に、スキャナ補正2に関する本実施形態に特徴的な動作については、図6、図7、図9にて詳述)、目的とする印刷出力用の画像データの処理を可能とする。
図4を参照して、先ず、スキャナ入力画像データをHDD5へ蓄積する処理を、図4中に示した、(1)蓄積時の画像データの流れに沿って説明すると、読み取りユニット1で読み取られ、スキャナ補正2に入力される画像データは、RGBデータであり、上述(図1の説明)の様にスキャナ補正2で各種の補正・変換処理が施されるが、本実施形態では、スキャナ補正2を通して出力される画像データを汎用フォーマットのRGBデータとする。なお、再印刷或いは再出力をするためのデータ蓄積を考えていない場合は自機の専用フォーマットのデータとして出力することは有っても、再印刷を可能として蓄積する入力画像に対しては、汎用フォーマットのRGBデータか、或いはスキャナ補正2をスルーさせてスキャナの生データとしてHDD5に渡す。
従って、HDD5には、上述(図1の説明)したように、スキャナ補正がされた汎用フォーマットのRGB画像データとその画像に対し操作パネルより選択された属性情報が蓄積される。
このような場合、先行技術では、データ形式変換装置105に汎用フォーマットのRGBデータを専用フォーマットのCMYKデータに変換する回路を付加回路として別に搭載させ、ここで変換した画像データをエンジン部に渡していた。このため、データ形式変換装置105の回路規模を大きく、複雑にしていた。
そこで、本実施形態では、回路を簡素化するために、スキャナ入力パスに設けたスキャナ補正2を再び通して、その処理を行う。スキャナ補正2には、汎用フォーマットのRGBデータを専用フォーマットのCMYKデータへの変換回路を備えているので、データ形式変換装置105へこのための回路を別に付加する必要が無い。
ただし、スキャナ補正2の処理の中で、このフォーマット変換等を含め必要な処理だけをさせる様に制御をする。このために、画像データとともにHDD5に蓄積した属性情報を読み出して、必要な処理を判断して、その制御指令を行う。スキャナ補正2を行った後、エンジン部に渡し、プリンタ補正処理をかけて出力するが、この処理フローは、上記のコピー時における処理(図1参照)と同様に行われる。
図5は、本実施形態に係わる画像データ処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。なお、図5に示すシステムの構成そのものは、図1と変わりが無いが、図5中に(1)蓄積時の画像データの流れ、(2)再印刷時の画像データの流れ、として示す様な処理フローに従って画像データの処理動作がプリンタコントローラ4によって制御され、(特に、スキャナ補正2に関する本実施形態に特徴的な動作については、図6、図7、図9にて詳述)、目的とする印刷出力用の画像データの処理を可能とする。
図5を参照して、先ず、ネットワーク経由で入力される画像データをHDD5へ蓄積する処理を、図4中に示した、(1)蓄積時の画像データの流れに沿って説明する。同図に示す様に、本例では、外部PC19がMFP機のプリンタ機能を利用すべく、ネットワーク経由で印刷要求として画像データの入力が行われた場合について示す。
プリンタコントローラ4は、ネットワーク接続された外部PC19との間の通信を行うためのNIC(ネットワークインターフェースコントーラ)14を介して外部PC19からの印刷コマンドを受信すると、印刷コマンドを解読し、そこに指示された条件に従って、ラスターイメージ処理(RIP)を行い、印刷コマンドとして転送されてきた属性情報とRIP後の画像データに専用の圧縮をかけて、HDD5に蓄積する。このときに蓄積される画像データは、汎用フォーマットのRGB画像データとなっている。
図6は、上記実施形態(図4及び図5参照)に適用可能なスキャナ補正2を例示するものである。
図6を参照すると、スキャナ補正2では、読み取りユニット1から出力されるRGBデータに対して、まずCCDライン間補正18によりライン方向の同期合わせを行う。
各色成分信号の読み取り画像信号を出力するカラーCCDは、RGBフィルタの付いた3ライン構成となっており、副走査方向の変倍はキャリッジの走行速度を変化させること(メカ変倍)で実現しているため、倍率毎にライン間補正量を切り替える必要がある。そのために、シェーディング補正19は、その後段で行う。
シェーディング補正後のデータに対して、スキャナガンマ補正(反射率リニアから濃度リニアへの特性変換)21、フィルタ処理(平滑&強調、なお、平滑フィルタ処理については後記で詳述)22、色補正(RGB→CMYK変換,sRGB→RGB変換、なお、色空間の変換については後記で詳述)26、主走査変倍(エレキコンボリューション補間)24の各処理が実行される。
本実施形態では、スキャナ入力系統或いはネットワーク経由の入力系統、いずれの場合も、再印刷をする画像データとして蓄積された画像データは、汎用のRGBデータ(或いは生のスキャナ出力)であるから、再印刷時には、スキャナ補正2の色補正でsRGB→RGB→CMYKの変換を必要とし、また、スキャナ補正2の他の処理も、蓄積画像に付加された属性情報に従ってその実行が選択される。
スキャナ補正2において、再印刷時に蓄積画像に付加された属性情報に従って画像パスを切り替えて処理を選択する画像パスの制御に関する実施形態を示す。
本例では,スキャナ入力データとしてHDD5に蓄積し、それを再印刷に用いる場合の実施形態を示す。スキャナ入力データの場合、用途により異なる画像特性の画像データとして蓄積しておくことが考えられる。例えば、次に示す(I)〜(III)の画像特性、即ち、
(I) スキャナ出力の生データを用いる。
(II) フィルタ処理におけるモアレを除去するための平滑フィルタをMFPの設定に任せる。
(III) RGBデータを汎用フォーマットに変換し、汎用ソフトを用いて編集ができるようする。
等がある。本例では、画像データの属性情報として上記(I)〜(III)の画像特性情報をスキャナRGB画像データとともにHDDに蓄積し、再印刷する場合に、(I)〜(III)の画像特性に応じたスキャナ補正をするためにスキャナ補正2内の画像パスを切り替えながら各処理を実行するような構成とする。
図7及び図9を参照して制御動作を説明すると、画像データの属性として、(I) スキャナ出力の生データを用いる、とする情報が付加されていると、プリンタコントローラ4は、シェーディング補正19とスキャナガンマ補正21との間に、HDD5に蓄積していたスキャナRGB画像データ(生データ)を戻し、図示の画像パス(I)に示す様に、後段の補正・変換処理の全てを行わせる。
また、画像データの属性として、(II) フィルタ処理におけるモアレを除去するための平滑フィルタをMFPの設定に任せる、とする情報が付加されていると、プリンタコントローラ4は、フィルタ処理22と色補正26との間に、HDD5に蓄積していたスキャナガンマ補正とフィルタ処理が施されたスキャナRGB画像データを戻し、図示の画像パス(II)に示す様に、後段の色補正26及び変倍24を行わせる。このときの色補正26は、RGB→CMYK変換のみを行う。
また、画像データの属性として、(III) RGBデータを汎用フォーマットに変換し、汎用ソフトを用いて編集ができるようする、とする情報が付加されていると、プリンタコントローラ4は、フィルタ処理22と色補正26との間に、HDD5に蓄積していたスキャナガンマ補正とフィルタ処理が施されたスキャナRGB画像データを戻し、図示の画像パス(III)に示す様に、後段の色補正26及び変倍24を行わせる。このときの色補正26は、フォーマット変換として、汎用sRGB→専用RGBへの変換をかけた後、さらに、専用RGB→専用CMYK変換を実行する。
上記フィルタ処理22では、画像種に応じた画像データの調整をする。
図8は、フィルタ処理22において用いるモアレ除去用の平滑フィルタの1例を示す。図8の(A)は、強平滑化に用いるフィルタの係数値を示し、(B)は、弱平滑化に用いるフィルタの係数値を示す。なお、同図に示す係数値は、“主走査方向7×副走査方向5”の固定係数よりなる。
このように、異なる特性を与えることができる複数種のフィルタを用意し、その中からそれぞれの画像種に適合するフィルタを用いることにより画質を調整するフィルタ処理を行う。適用の際に、入力画像の画像種を判別し、判別した画像種の像域に適合するフィルタを用いる。例えば、網点を持つ絵柄部と判定した像域には、発生するモアレを除去するために、図8(A)に示すような係数値を持つ強平滑化フィルタによる処理を施し、それ以外に対しては、図8(B)に示すような係数値を持つ弱平滑化フィルタによる処理を施す。
なお、上記では、モアレ除去用として示したが、エッジ強調用のフィルタを用いて、文字画像に対する画質調整を行っても良い。
上記色補正26では、スキャナ入力パスにおいてHDD5に蓄積する画像データのフォーマット(汎用sRGB或いは専用CMYK)への変換、また、HDD5に蓄積された画像データのフォーマットを再印刷に用いる場合に、エンジン部に渡す画像データに求められるフォーマット(汎用sRGB→専用RGB→専用CMYK)への変換を行う。
色補正は、色空間の変換により行い、その実施形態として、公知の技術であるテーブル補間法によって行う例を以下に示す。
テーブル補間法に用いるルックアップテーブル(以下「LUT」と記す)は、入力空間の各軸を8分割し、入力色空間を上位と下位にわけて上位でLUTを参照し、下位で3次元補間を行って精密な出力を得る方式である。3次元補間法には多数種類があるが、線形補間の中でも最も簡単な4面体補間法を例にあげる。
図10は、この4面体補間法を説明するための図を示す。図10において、(A)はxyz立体座標軸上の入力色空間を示し、(B)は入力色空間を補間単位立体(4面体)へ分割する方法を示し、(C)は分割した4面体を示す。
4面体補間法は、図10に示すように入力色空間を複数の単位立方体に分割して(図10(A))、さらに単位立方体の対称軸を共有する6個の四面体に分割する(図10(B))。これにより入力色信号は、入力色信号の上位座標により選択された単位四面体の分割境界点(=格子点P1〜P8)のパラメータ(以下「格子点パラメータ」とする)をLUTより参照する。次に下位座標により選択された単位四面体(図10(C))の格子点パラメータから線形演算することで出力値を得る方法である。
(1) 入力色信号のうちBkデータからCMY立方体をひとつ決定する。
但し、sRGB→RGB変換の場合は(1)の手順は無い。
(2) 入力色信号X(c,m,y)を内包する単位立方体を選択する。
(3) 選択された単位立方体内での座標Pの下位座標(□c,□m,□y)を求める。
(4) 下位座標の大小比較により単位四面体を選択して各単位四面体毎に線形補間を行
い、座標Pでの出力値Pout(c’,m’,y’,k’)を求める。各単位四面体
の線形補間値は、下記式(1)で与えられる。なお、□:単位立方体の一辺の長さ、
である。
(□c<□m<□y):
Pout=P2+(P5−P7)×□c/□+(P7−P8)×□m/□+(P8−P2)×□y/□
(□m≦□c<□y):
Pout=P2+(P6−P8)×□c/□+(P5−P6)×□m/□+(P8−P2)×□y/□
(□m<□y≦□c):
Pout=P2+(P4−P2)×□c/□+(P5−P6)×□m/□+(P6−P4)×□y/□
(□y≦□m≦□c):
Pout=P2+(P4−P2)×□c/□+(P3−P4)×□m/□+(P5−P3)×□y/□
(□y≦□c<□m):
Pout=P2+(P3−P1)×□c/□+(P1−P2)×□m/□+(P5−P3)×□y/□
(□c<□y≦□m):
Pout=P2+(P5−P7)×□c/□+(P1−P1)×□m/□+(P7−P1)×□y/□
・・・・・・式(1)
4・・プリンタコントローラ、 5・・HDD、
7・・プリンタ補正、 9・・プリント作像ユニット、
14・・NIC(ネットワークインターフェースコントーラ)、
19・・外部PC、 26・・色補正。
Claims (5)
- 原稿画像データの入力手段と、画像データをその画像特性が変更可能な可変の設定条件に従い処理する第1の画像処理手段と、画像データを蓄積する画像蓄積手段と、該画像蓄積手段に蓄積した画像データをネットワーク上に送信する通信手段と、画像データを可変の設定条件に従い印刷出力用画像データとして処理する第2の画像処理手段を有する画像処理装置であって、前記第1の画像処理手段が、前記入力手段からの原稿画像データを前記画像蓄積手段に蓄積する画像データとして処理するとともに、前記画像蓄積手段に蓄積した画像データによる印刷出力時に、その画像特性に応じた設定条件で、第2の画像処理手段へ入力する画像データとして処理する手段であることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1に記載された画像処理装置において、画像蓄積手段に蓄積する画像データをネットワーク上から受信する通信手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1又は2に記載された画像処理装置において、印刷出力時に前記第1の画像処理手段に設定する設定条件を、画像データに属性情報として付加されたデータを用いることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項3に記載された画像処理装置において、前記第1の画像処理手段が、処理対象の画像がカラーであるときに、カラー画像データのフォーマットを変更する処理手段を備えるとともに、前記属性情報として、カラー画像データのフォーマットが汎用であるか、機器専用であるかを示す情報を含むこと特徴とする画像処理装置。
- 請求項3又は4に記載された画像処理装置において、前記第1の画像処理手段が、画像データに対するフィルタ処理手段を備えるとともに、前記属性情報として、フィルタ処理後のデータか、フィルタ処理前のデータかを示す情報を含むこと特徴とする画像処理装置。
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