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JP2006033015A - 判定帰還型等化器及び受信装置 - Google Patents

判定帰還型等化器及び受信装置 Download PDF

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JP2006033015A JP2004204226A JP2004204226A JP2006033015A JP 2006033015 A JP2006033015 A JP 2006033015A JP 2004204226 A JP2004204226 A JP 2004204226A JP 2004204226 A JP2004204226 A JP 2004204226A JP 2006033015 A JP2006033015 A JP 2006033015A
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Abstract

【課題】 前シンボル以前の等化結果が存在しない場合でも、トレーニングを行うことなく等化を行えるようにした判定帰還型等化器を提供する。
【解決手段】 連続性のないデータの等化を行う際は、フィードフォワードフィルタ部10のみで最初のシンボルを等化する。加算部30の出力である等化結果は判定部40で判定され、受信データとして出力されるとともに、帰還データとしてフィードバックフィルタ部20に供給される。2番目のシンボルは、フィードフォワードフィルタ部10の全タップとフィードバックフィルタ部20の前段側タップとを用いて等化する。3番目のシンボルは、各フィルタ部の全タップを用いて等化する。制御部70は、タップ係数記憶部61に記憶されているタップ係数を用いて3番目までのシンボルを等化させた後に、タップ係数の更新を許可する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、周波数選択性フェージングによって生ずる受信信号の歪みを等化する判定帰還型等化器、及びこの判定帰還型等化器を備えた受信装置に関する。
無線通信システムにおいて受信装置に設けられている判定帰還型等化器は、既知パターンのトレーニング用データ系列の受信データを用いてトレーニングを行い、そのトレーニング用データ系列から連続しているデータ系列の受信データの等化を引き続き行う。通常、等化器を搭載することを踏まえてシステム設計がなされた無線通信システムにおいては、波形等化処理を施す受信データとの連続性を損なわないようにトレーニング処理用に既知パターンが挿入されている。
図8を用いて従来の一般的な判定帰還型等化器の動作を説明する。判定帰還型等化器200は、1シンボル単位処理でフィードフォワードフィルタタップ203とフィードバックフィルタタップ204とで構成した等化フィルタでフィルタリングすることにより等化した1シンボルのデータを得る。なお、図8に示す受信ベースバンド信号は複素信号であり、以下の説明におけるデータは複素データであり、演算も複素演算である。
受信ベースバンド信号の入力系列を、遅延素子群201により1シンボル時間遅延させ、シンボル間隔でフィードフォワードフィルタタップ203の各タップ係数と乗算し、乗算結果を加算器205へ入力する。また、前シンボルの加算器205の出力である等化結果を符号判定手段206で符号判定した判定データ、もしくはトレーニング系列を帰還データとして遅延素子群202により1シンボル時間遅延させ、シンボル間隔でフィードバックフィルタタップ204の各タップ係数と乗算し、乗算結果を加算器205へ入力する。加算器205の出力が等化フィルタでフィルタリングされた等化結果であり、等化結果を符号判定手段206で符号判定した判定データを受信データとして出力する。
トラッキング時には符号判定手段206で符号判定した判定データと加算器205の出力である等化結果との誤差情報を誤差情報算出手段207で求め、また、トレーニング時にはトレーニング系列と等化結果との誤差情報を誤差情報算出手段207で求め、その誤差情報をタップ係数更新部208に供給する。タップ係数更新部208は、誤差が軽減されるようにフィードフォワードフィルタタップ203の各タップ係数、及びフィードバックフィルタタップ204の各タップ係数を更新し、フィードフォワードフィルタタップ203及びフィードバックフィルタタップ204の両方で周波数選択性フェージングを抑制するような等化フィルタを形成する。
なお、制御部270は、バッファメモリ部290からの受信ベースバンド信号の読み出し動作、切替スイッチ部(データ選択部)280の切り替え動作等を制御する。バッファメモリ部290には、少なくとも主要到来波の1バーストフォーマット分の受信ベースバンド信号が格納されている。
この判定帰還型等化器200は、等化フィルタ出力をもとに符号判定を行った判定結果をフィードバックすることにより次シンボル以降の等化処理を行う。このとき、フィードフォワードフィルタタップ203及びフィードバックフィルタタップ204への入力は連続した時系列でなければならず、前シンボルの入力データがなく判定結果が得られない場合にはフィードフォワードフィルタタップ203への入力とフィードバックフィルタタップ204への入力が不連続となり、その時点で波形等化性能が著しく劣化し、以降の波形等化に対して誤り伝搬を引き起こす場合がある。
入力系列が不連続であることと類似した事例として、フェージング等による一時的な受信電界強度の低下により雑音レベル比が増加し、波形等化性能が劣化し、一時的に誤った判定結果を帰還データとすることで、受信電界強度が回復した以降の波形等化に対しても誤り伝搬を引き起こすことがある。この誤り伝搬を防止する手段として、等化出力の正当性を判断する手段を設け、等化出力が誤っていると判断した場合には、前シンボルの等化出力結果が誤っていると推測し、前シンボルの判定データの中から現シンボルの等化出力の正当性が高いものを決定し、その判定データを帰還データとして波形等化を行うことにより伝搬を抑制する方式がある(特許文献1参照)。
また、複数個のタップを用いて受信データを等化修正するフィルタ部と、等化修正されたデータを判定するデータ判定部と、その等化修正されたデータの誤差を推定する誤差推定部と、前記タップで使用されるタップゲイン値を更新するタップゲイン更新部とを具備し、誤差推定部によって推定された推定誤差を用いてタップゲイン値を推定して修正するとともに、推定誤差が一定値を越える場合には、その推定及び修正は行わず、過去のタップゲイン値を用いて次のタップゲイン値を推定して等化修正を続けるようにした自動等化器が知られている(特許文献2参照)。
また、所定のアルゴリズムにより演算を行ってタップ係数を更新する係数更新手段と、タップ係数を更新する必要があるか否かを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果を参照する期間を設定し、この期間においてタップ係数を更新する必要があるときのみ係数更新手段に演算を行わせる演算実行制御手段とを具備した等化器が知られている(特許文献3)。
図9はバーストフォーマットの従来の等化方式の説明図である。通常、判定帰還型等化器を用いて周波数選択性フェージングを抑制することを前提に設計したシステムのバーストフォーマットは、図9に示すように、既知パターン(UW)302が挿入されている。ここでは、等化対象データ(DW1)301と等化対象データ(DW2)303との間に既知パターン(UW)302が配置された場合を示している。
図8に示したような従来の判定帰還型等化器では、等化対象データ(DW1)301を等化するために等化方向を示す矢印306でトレーニングして、矢印307に向きにトラッキングによる等化フィルタの更新を進めながら等化対象データ(DW1)301の等化を行う。また、等化対象データ(DW2)303を等化するために等化方法を示す矢印304でトレーニングし、矢印305の向きにトラッキングを進めながら等化対象データ(DW2)303の等化を行う(特許文献4 段落7〜9参照)。このように従来の判定帰還型等化器では、既知パターン302に基づくトレーニングを矢印304及び矢印306の向きに2回行っているため、トレーニングのための演算量が多大である。
トレーニングとは、既知パターンを用いて周波数選択性フェージングを抑制するように等化フィルタを新規形成する処理であり、トラッキングとは、等化を進めながら形成された等化フィルタを更新して伝送路変動に追従する処理である。よって、トレーニングを正しく行うことができなかった場合、引き続き行うトラッキングも正しく行うことができない。したがって、通常、トレーニングはトラッキングに比べて高精度に等化フィルタを形成することができる収束アルゴリズムを用いる場合が多い。さらに、伝送レートをより高速にするためには既知パターンをできるだけ短くするほうが良いため、トレーニングには、より短時間で等化フィルタを形成することができる収束アルゴリズムを用いるほうが良い。しかし、これらを両立できる高速高精度の収束アルゴリズムの演算規模は低速低精度の収束アルゴリズムの演算規模より大きくなる。このため、トレーニングの演算規模はトラッキングに比べて大きくなる場合が多い。
特開2001−345743号公報 特開平5−175783号公報 特開2000−49666号公報 特開2003−304179号公報
判定帰還型等化器は、前シンボルの等化結果に基づく判定データを帰還させることにより符号間干渉成分の抑圧を行うことができる。しかし、帰還データが誤っている場合には、等化を正しく行うことができないため、その等化結果に基づく判定データを誤る可能性がある。また、次シンボルの等化を行う際の帰還データは前シンボルの判定データであるため、その判定データが誤った場合には、次シンボル以降にも誤り伝搬が起こり、等化性能の著しい劣化を引き起こすおそれがある。
既知パターンではない時点から等化を行う際、連続していない別の時点で形成した等化フィルタを流用し、トレーニングを行うことなく等化を行う場合は、前シンボル以前の等化結果が存在しないため帰還データを得ることができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、前シンボル以前の等化結果が存在しない場合でも、トレーニングを行うことなく等化を行えるようにした判定帰還型等化器、及びこの判定帰還型等化器を備えた受信装置を提供することを目的とする。
本発明の判定帰還型等化器は、最初のシンボルはフィードフォワードフィルタを用い予め記憶されたタップ係数に基づいて等化してこの等化の結果に基づく判定結果をフィードバックフィルタへ供給し、次のシンボルからは前記フィードフォワードフィルタと前記フィードバックフィルタとを用い前記予め記憶されたタップ係数に基づいて等化してこの等化の結果に基づく判定結果をフィードバックフィルタへ供給する等化手段と、前記フィードバックフィルタの全タップに前記判定結果が供給されるまではタップ係数の更新を行わないようにする係数更新制御手段と、を備えるものである。
これにより、前シンボル以前の等化結果が存在しない場合でも、別の時点で形成した等化フィルタの各タップ係数を用いて各時点で有効なデータに基づいて等化を行うことで、トレーニングを行うことなく等化を行えるようにすることができる。
また、本発明は、上記の判定帰還型等化器を備える受信装置を提供する。
また、本発明は、上記の受信装置を備える移動局無線装置を提供する。
また、本発明は、上記の受信装置を備える基地局無線装置を提供する。
また、本発明は、無線通信システムにおいて、少なくとも上記の移動局無線装置または上記の基地局無線装置をその構成に含む無線通信システムを提供する。
本発明によれば、前シンボル以前の等化結果が存在しない場合でも、トレーニングを行うことなく等化を行えるようにした判定帰還型等化器、及びこの判定帰還型等化器を備えた受信装置を提供できる。
以下の本実施形態では、バーストフォーマットにおいて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る判定帰還型等化器のブロック図である。本実施形態の判定帰還型等化器は、周波数選択性フェージングによって生じる受信信号の歪みを等化することにより、良好な受信特性を満たすようにするものである。
図1に示す判定帰還型等化器1は、フィードフォワードフィルタ部10、フィードバックフィルタ部20、加算部30、判定部40、誤差算出部50、タップ係数更新部60、制御部70、切替スイッチ部(データ選択部)80、及び、バッファメモリ部90を有して構成される。
フィードフォワードフィルタ部10は、各遅延素子部(Ts)11,12、各乗算器13,14,15及び加算器16を備える。各遅延素子部11,12の遅延時間は1シンボル時間である。バッファメモリ部90から読み出された受信ベースバンド信号は、第1の遅延素子部11に供給される。第1の遅延素子部11で1シンボル時間遅延された受信ベースバンド信号は第2の遅延素子部12に供給される。第1の乗算器13は、第1タップ(第1の遅延素子部11の入力側)の値I1に第1タップ係数K1を乗じた値を求める。第2の乗算器14は、第2タップ(第1の遅延素子部11の出力側)の値I2に第2タップ係数K2を乗じた値を求める。第3の乗算器15は、第3タップ(第2の遅延素子部12の出力側)の値I3に第3タップ係数K3を乗じた値を求める。各タップ係数K1〜K3はタップ係数更新部60から供給される。加算器16は、各乗算器13,14,15の各乗算結果を加算する。
フィードバックフィルタ部20は、各遅延素子部21,22、各乗算器23,24及び加算器25を備える。各遅延素子部11,12の遅延時間は1シンボル時間である。切替スイッチ部80の出力が帰還データとして第3の遅延素子部21に供給される。第3の遅延素子部21で1シンボル時間遅延された帰還データが第4の遅延素子部22に供給される。第4の乗算器23は、第4タップ(第3の遅延素子部21の出力側)の値I4に第4タップ係数K4を乗じた値を求める。第5の乗算器24は、第5タップ(第4の遅延素子部22の出力側)の値I5に第5タップ係数K5を乗じた値を求める。各タップ係数K4,K5はタップ係数更新部60から供給される。加算器25は、各乗算器23,24の各乗算結果を加算する。
なお、フィードバックフィルタ部20のフィルタタップ数は等化できる遅延量によって決まる。2シンボル遅延までを等化するためには、通常、2タップのフィードバックフィルタタップが必要である。
加算部30は各フィルタ部10,20の各出力を加算する。加算部30の加算出力は、判定部40及び誤差検出部50へ供給される。なお、加算器16及び加算器25を設けずに、加算部30によって各乗算器13,14,15,23,24の出力を全て加算する構成でもよい。
判定部40は、加算部30の加算出力に基づいて、受信出力として取り得るシンボルの中から加算出力に最も近いシンボルを判定し、判定したシンボル値(受信データ)を出力する。このシンボル値(受信データ)は、切替スイッチ部(データ選択部)80を介して誤差算出部50へ供給されるとともに、帰還データとしてフィードバックフィルタ部20へ供給される。
制御部70は、トレーニング時にはトレーニング系列のシンボルデータが選択され、非トレーニング時には判定部40の出力(受信データ)が選択されるように、切替スイッチ部(データ選択部)80の切り替えを制御する。
誤差算出部50は、加算部30の加算出力(各フィルタ部による等化出力)から切替スイッチ部(データ選択部)80を介して供給される値を減算することで誤差値を求める。この誤差値はタップ係数更新部60へ供給される。
タップ係数更新部60は、各タップの値I1〜I5、各タップ係数K1〜K5及び誤差値に基づいて、誤差が小さくなるように各タップ係数の更新を行う。このタップ係数更新のアルゴリズムとしては、LMS(最小2乗法)アルゴリズム、RLS(逐次最小2乗法)等を適用することができる。
制御部70は、タップ係数更新部60の動作、バッファメモリ部90からの受信ベースバンド信号の読み出し動作、切替スイッチ部(データ選択部)80の切り替え動作等を制御する。バッファメモリ部90には、少なくとも主要到来波の1バーストフォーマット分の受信ベースバンド信号が格納されている。なお、この制御部70を中心として、等化手段及び係数更新制御手段が構成される。
図2はバーストフォーマット及び本実施形態に係る判定帰還型等化器の第1の等化方式を示す説明図である。本実施形態に係る判定帰還型等化器1は、等化対象データ(DW2)310の等化に関しては、図9に示した従来の等化方式の動作と同様に、既知パターン(UW)309の部分を矢印311の方向にトレーニングを行い、引き続き等化対象データ(DW2)310の等化を矢印312の方向にトラッキングしながら行う。
ここで、制御部70は、周波数選択性フェージングを十分に抑制できる性能を満たす等化フィルタが形成された時点(T)313での各タップ係数をタップ係数記憶部61に記憶させ、等化対象データ(DW1)308の等化を行うために保持させておく。なお、時点(T)313は、実運用時に想定される伝送路条件や移動速度、トレーニングの収束アルゴリズム、及び、トラッキングの収束アルゴリズム等によって最適な時点を予め設定しておく。さらに、時点(T)313は、受信電界強度等によって適応的に変動させることが望ましい。
等化対象データ(DW1)308の等化に関しては、時点(T)313で取得した等化フィルタを流用し(時点(T)313で取得した各タップ係数を用いて)、等化対象データ(DW1)308の等化を矢印314の方向(矢印311及び矢印312と同じ方向)にトラッキングしながら行う。
図3は等化対象データ(DW1)の最初のシンボルの等化動作の説明図である。等化対象データ(DW1)308のデータ系列をD(t){t=0,1,2,3,…,M}、また、帰還データのデータ系列をRB(t){t=−2,−1,0,1,2,3,…,M}とする。t=0を等化対象データ(DW1)308の先頭シンボルとする。tはシンボル時間単位である。
制御部70は、等化対象データ(DW1)308の最初のシンボルを等化するに際して、タップ係数更新部60を介してタップ係数記憶部61に記憶されている時点Tにおける各タップ係数K1(T)〜K5(t)を各乗算器13,14,15,23,24にそれぞれ供給させる。
ここで、流用するフィルタは、図3に示すように、データ系列D(0),D(1),D(2)がフィードフォワードフィルタ部10の各タップに対する入力として満たされたタイミングの等化結果が等化対象データ(DW1)308の先頭シンボルの等化結果となるように、各タップ係数K1(T)〜K5(T)が形成されていることとする。そして、この時点の等化結果による判定データを帰還データとするタイミングを時点t=0の帰還データとし、RB(0)と表わす。帰還データRB(t)は各遅延素子部21,22でシンボル単位で遅延し、フィードバックフィルタタップを構成する各乗算器23,24へ入力される。
等化対象データ(DW1)308の先頭シンボルの等化を行うときは、前シンボル以前の等化結果が存在しない。よって、図3に示すように、帰還データRB(−2)、RB(−1)には強制的に0を入力することで、フィードバックフィルタ部20の出力を0にすることにより、実質的にフィードフォワードフィルタ部10のみで等化を行う。
制御部70は、切替スイッチ部(データ選択部)80等を介してフィードバックフィルタ部20へ0のデータを強制的に供給することで、各タップ値RB(−2),RB(−1)を0に設定するようにしてもよい。また、各遅延素子部21,22がデータをゼロにクリアするクリア機能(リセット機能)を備えている場合、制御部70はその機能を利用して各タップ値RB(−2),RB(−1)を0に設定するようにしてもよい。なお、各タップ値RB(−2),RB(−1)を0に設定するのではなく、制御部70はタップ係数更新部60を介してフィードバックフィルタ部20の各タップ係数を共に0に設定することで、フィードバックフィルタ部20の出力を0にするようにしてもよい。
このようにして、フィードフォワードフィルタ部10のみを用いて先頭シンボルの等化を行う。なお、時点Tでの各タップ係数K1(T)〜K5(T)は、各フィルタ部10,20を使用して等化を行う場合に対応したタップ係数値が設定されているため、正しい帰還データを用いてフィードバックフィルタタップも使用した場合のほうが良い等化結果を得られるのであるが、先行波のレベルが十分大きければフィードフォワードフィルタタップだけでも十分な性能を得ることは可能である。制御部70は、タップ係数更新部60がタップ係数更新を行わないように制御する。すなわち、フィードバックフィルタ部10のみで等化を行うようにタップ係数を変更することは行わない。以降のシンボルの等化において、フィードバックフィルタ20のフィルタタップを使用するからである。
次に2シンボル目の等化について説明する。図4は、2シンボル目の等化を行うとき(時点t=1)の等化フィルタ及び各データ系列の様子を示している。時点t=1では、時点t=0から各データ系列が1シンボル進んだ状態となる。各タップ係数K1(T)〜K5(T)は変化していない。フィードバックフィルタ20の第4タップへの入力系列である帰還データRB(0)は、前シンボルの等化結果をもとに算出されたものである。第5タップの入力系列である帰還データRB(−1)は、2シンボル前の等化結果をもとに算出されるべきものであるため、この時点(t=1)では不定値となる。よって、帰還データRB(−1)の値に0を入力することにより、時点t=1での等化は、フィードフォワードフィルタ部10の各タップとフィードバックフィルタ部20の第4タップからの出力結果で行う。帰還データRB(−1)の値に0を入力する代わりに、第5タップ係数K5を0に設定してもよい。なお、この時点(t=1)でも、タップ係数の更新に関しては上記と同様の理由により行わない。このようにして、等化対象データ(DW1)308の2シンボル目の等化を行う。
次に3シンボル目の等化について説明する。図5は、3シンボル目の等化を行うとき(時点t=2)の等化フィルタ及び各データ系列の様子を表わしたものである。時点t=2では、時点t=1のときの状態から各データ系列が1シンボル進んだ状態となる。各タップ係数K1(T)〜K5(T)は変化していない。時点t=2では、2シンボル前の等化結果をもとに算出された帰還データRB(0)と1シンボル前の等化結果をもとに算出された帰還データRB(1)とが揃うので、フィードフォワードフィルタ部10の全タップとフィードバックフィルタ部20の全タップとを使用して等化を行う。
すなわち、時点t=2で、流用した等化フィルタ(時点Tでの各タップ係数を適用したフィルタ)で本来の等化を行うためのデータが出揃い、前2シンボルの等化結果が正しければ時間的に連続した等化と同様の動作となる。よって、以降のシンボルの等化に関しては、タップ係数の更新を含む従来どおりの動作で引き続き行うことができる。
図6はバーストフォーマット及び本実施形態に係る判定帰還型等化器の第2の等化方式を示す説明図である。トレーニング及びトラッキングは時間的に逆向きに行ってもよい。 具体的には、既知パターン(UW)309の部分を矢印411の方向に(時間的に逆向きに)トレーニングを行い、引き続き等化対象データ(DW1)308の等化を矢印412の方向に(時間的に逆向きに)トラッキングしながら行う。そして、周波数選択性フェージングを十分に抑制できる性能を満たす等化フィルタが形成された時点(TB)413での各タップ係数をタップ係数記憶部61に記憶させ、等化対象データ(DW2)310の等化を行うために保持させておく。等化対象データ(DW2)310の等化に関しては、時点(TB)413で取得した等化フィルタを流用し(時点(TB)413で取得した各タップ係数を用いて)、矢印414の方向に(時間的に逆向きに)トラッキングしながら行う。
図7は本実施形態に係る判定帰還型等化器を備えた受信装置のブロック図である。図7に示す受信装置700は、受信アンテナ701、ダウンコンバート回路702、A/D変換器703、及び、判定帰還型等化器704からなる。受信アンテナ701により受信した受信データは、ダウンコンバート回路702によりベースバンド信号となり、A/D変換器703に入力される。A/D変換器703は、アナログベースバンド信号をサンプリングしデジタルベースバンド信号を出力する。判定帰還型等化器704は、図1に示した判定帰還型等化器1と同一である。この判定帰還型等化器704は、既に符号間干渉を抑圧することができている等化フィルタをデータ連続性のない離れた時点で流用し、トレーニングを行うことなく等化できるため、演算規模を低減することができる。このような判定帰還型等化器704を備えることで、特にフィードフォワードフィルタが効果的に作用するシステム運用条件では、良好な受信特性を得ることのできる受信装置700を提供することができる。
また、図7に示した受信装置を用いることで良好な受信特性を有する移動局無線装置、或いは基地局無線装置を構成することができる。さらに、この受信装置を備えた移動局無線装置と基地局無線装置の少なくとも一方を有する無線通信システムを構成することができる。
上述したように、本実施形態では、等化フィルタの流用を行う際、最初のシンボルの等化では、前シンボルの等化結果が存在せず、帰還データが不定であるため、フィードバックフィルタを使用せずにフィードフォワードフィルタのみで等化し、帰還データを得ることができるようになってからは、その帰還データに対応したフィードバックフィルタタップのみを用いてフィードバックフィルタも使用して等化する。また、帰還データの信頼性が高まるまでは、タップ係数の更新を行わないようにし、帰還データの信頼度が十分に高まった時点から更新を始める。
したがって、既に符号間干渉を抑圧することができている等化フィルタをデータ連続性のない離れた時点にて流用し、トレーニングを行うことなく等化できるため、演算規模を低減することができる。特に、フィードフォワードフィルタが効果的に作用するシステム運用条件では、良好な受信特性を得ることのできる受信装置を構成することができる。また、その受信装置を備えた移動局無線装置、基地局無線装置、及び、無線システムの構築において、等化対象データの前の連続した位置にトレーニング用の既知パターンを設けなければならないという条件を除外できるため、システム設計の容易性が高められる。
このように本実施形態によれば、前シンボル以前の等化結果が存在しない場合でも、別の時点で形成した等化フィルタの各タップ係数を用いて各時点で有効なデータに基づいて等化を行うことで、トレーニングを行うことなく等化を行えるようにすることが可能となる。
本発明は、前シンボル以前の等化結果が存在しない場合でも、トレーニングを行うことなく等化を行えるようにすることができる効果を有し、周波数選択性フェージングによって生ずる受信信号の歪みを等化する判定帰還型等化器、及びこの判定帰還型等化器を備えた受信装置、並びにこの受信装置を備える移動局無線装置、基地局無線装置、無線通信システム等に有用である。
本発明の実施形態に係る判定帰還型等化器のブロック図 バーストフォーマット及び本実施形態に係る判定帰還型等化器の第1の等化方式を示す説明図 等化対象データの最初のシンボルの等化動作の説明図 等化対象データの2番目のシンボルの等化動作の説明図 等化対象データの3番目のシンボルの等化動作の説明図 バーストフォーマット及び本実施形態に係る判定帰還型等化器の第2の等化方式を示す説明図 本実施形態に係る判定帰還型等化器を備えた受信装置のブロック図 従来の判定帰還型等化器の動作を説明する図 バーストフォーマットの従来の等化方式の説明図
符号の説明
1、704 判定帰還型等化器
10 フィードフォワードフィルタ部
11、12、21、22 遅延素子部
13、14、15、23、24 乗算器
16、25 加算器
20 フィードバックフィルタ部
30 加算部
40 判定部
50 誤差算出部
60 タップ係数更新部
61 タップ係数記憶部
70 制御部
80 切替スイッチ部(データ選択部)
90 バッファメモリ部
700 受信装置
701 受信アンテナ701
702 ダウンコンバート回路
703 A/D変換器

Claims (5)

  1. 最初のシンボルはフィードフォワードフィルタを用い予め記憶されたタップ係数に基づいて等化してこの等化の結果に基づく判定結果をフィードバックフィルタへ供給し、次のシンボルからは前記フィードフォワードフィルタと前記フィードバックフィルタとを用い前記予め記憶されたタップ係数に基づいて等化してこの等化の結果に基づく判定結果をフィードバックフィルタへ供給する等化手段と、
    前記フィードバックフィルタの全タップに前記判定結果が供給されるまではタップ係数の更新を行わないようにする係数更新制御手段と、
    を備える判定帰還型等化器。
  2. 請求項1記載の判定帰還型等化器を備える受信装置。
  3. 請求項2記載の受信装置を備える移動局無線装置。
  4. 請求項2記載の受信装置を備える基地局無線装置。
  5. 無線通信システムにおいて、少なくとも請求項3記載の移動局無線装置または請求項4記載の基地局無線装置をその構成に含む無線通信システム。
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