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JP2006031780A - 情報記録媒体、記録方法、アクセス方法、情報記録装置、処理装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体、記録方法、アクセス方法、情報記録装置、処理装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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JP2006031780A
JP2006031780A JP2004206630A JP2004206630A JP2006031780A JP 2006031780 A JP2006031780 A JP 2006031780A JP 2004206630 A JP2004206630 A JP 2004206630A JP 2004206630 A JP2004206630 A JP 2004206630A JP 2006031780 A JP2006031780 A JP 2006031780A
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剛史 渡部
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Abstract

【課題】高コスト化を招くことなく、記録されているコンテンツの不正使用を防止する。
【解決手段】光ディスクの空き容量に関する情報を光ディスクのプログラム領域に記録する(ステップ527)。光ディスクの記録容量は、同一種類の光ディスクであっても、必ずしも同一とは限らないため、オリジナルの光ディスクを丸ごと他の情報記録媒体にコピーした場合には、他の情報記録媒体に記録されているコンテンツは、オリジナルの光ディスクに記録されているコンテンツと同一であるが、空き容量は必ずしも一致しない。そこで、空き容量に関する情報に基づいてオリジナルであるか否かを判別することが可能となり、結果的に高コスト化を招くことなく、記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報記録媒体、記録方法、アクセス方法、情報記録装置、処理装置、プログラム及び記録媒体に係り、更に詳しくは、ユーザデータが記録されるデータ領域を有する情報記録媒体、情報記録媒体に情報を記録する記録方法及び情報記録装置、情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行うアクセス方法及び処理装置、情報記録装置及び処理装置で用いられるプログラム及び該プログラムが記録された記録媒体に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)は、その機能向上及び低価格化に伴い、企業だけでなく一般家庭でも広く用いられるようになった。そして、記録容量の大きな情報記録媒体としてCD(compact disc)などの光ディスクが注目されるようになり、その低価格化とともに、光ディスクを情報記録の対象媒体とする情報記録装置としての光ディスク装置がパソコンの周辺機器の一つとして普及するようになった。
これにより、ユーザは光ディスク装置を用いてCD−R(CD-recordable)やCD−RW(CD-rewritable)などに情報を記録することができるようになり、例えば購入したCD−ROMなどのバックアップ用ディスクをユーザが自分で作成することが極めて容易となった。しかしながら、バックアップを容易に行うことができるため、不正コピーも可能となり、音楽、映画、写真及びコンピュータソフトなどの情報(以下、総称して「コンテンツ」ともいう)を、CD−ROMなどに書き込まれた状態、いわゆるパッケージメディアで市販しているコンテンツメーカに多大な被害を与えるようになった。そこで、コンテンツの不正コピーや不正使用を防止するため、種々のコピープロテクト方法が考案された(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、読取専用領域(ROM領域)と書き込み可能領域(RAM領域)とを有する、いわゆるハイブリッドディスクの不正利用防止方法が開示されている。しかしながら、特許文献1に開示されている不正利用防止方法によると、ROM領域とRAM領域との境界に基づいて、コンテンツが不正にコピーされたものであるか否かを判断しているため、ハイブリッドディスク以外の情報記録媒体には適用することができないという不都合があった。また、データの上書き処理を行って境界の有無を検出しているため、ディスクの種類によっては、オリジナルディスクに記録されているデータが再生不能となるおそれがあった。
特開平6−349064号公報
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、高コスト化を招くことなく、記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能な情報記録媒体を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高コスト化を招くことなく、情報記録媒体に記録されているコンテンツの不正使用を防止することを可能とする記録方法及び情報記録装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能なアクセス方法及び処理装置を提供することにある。
また、本発明の第4の目的は、情報記録装置及び処理装置の制御用コンピュータにて実行され、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することを可能とするプログラム及びそのプログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、ユーザデータが記録されるデータ領域を有する情報記録媒体において、前記データ領域の空き容量に関する情報が前記データ領域の内外いずれかに記録されていることを特徴とする情報記録媒体である。
これによれば、データ領域の空き容量に関する情報がデータ領域の内外いずれかに記録されている。この空き容量に関する情報は、データ領域にすでに記録されている情報の量とデータ領域の大きさとによって決定される。ところで、一般的に情報記録媒体におけるデータ領域の大きさは、同一種類の情報記録媒体であっても、必ずしも同一とは限らない。例えば、オリジナルの情報記録媒体(以下、便宜上「オリジナル記録媒体」ともいう)を丸ごと他の情報記録媒体(以下、便宜上「コピー記録媒体」ともいう)にコピーした場合に、コピー記録媒体に記録されているコンテンツは、オリジナル記録媒体に記録されているコンテンツと同一であるが、コピー記録媒体におけるデータ領域の空き容量とオリジナル記録媒体におけるデータ領域の空き容量とは必ずしも一致しない。そこで、データ領域の空き容量に関する情報に基づいてオリジナル記録媒体とコピー記録媒体とを判別することが可能となる。従って、結果的に高コスト化を招くことなく、記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項2に記載の情報記録媒体の如く、前記空き容量に関する情報は、前記データ領域内に記録されていることとすることができる。
上記請求項1及び2に記載の各情報記録媒体において、請求項3に記載の情報記録媒体の如く、前記空き容量に関する情報は、ファイルとして記録されていることとすることができる。
この場合において、請求項4に記載の情報記録媒体の如く、前記ファイルは、該ファイルが作成あるいは更新された日付を含む情報を更に含むこととすることができる。
この場合において、請求項5に記載の情報記録媒体の如く、前記日付を含む情報は、暗号化されていることとすることができる。
上記請求項1〜5に記載の各情報記録媒体において、請求項6に記載の情報記録媒体の如く、前記空き容量に関する情報は、暗号化されていることとすることができる。
上記請求項1〜6に記載の各情報記録媒体において、請求項7に記載の情報記録媒体の如く、前記データ領域とは別に読取専用の領域を更に有することとすることができる。
請求項8に記載の発明は、情報記録媒体に情報を記録する記録方法であって、情報記録媒体における空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する工程を含む記録方法である。
これによれば、情報記録媒体における空き容量に関する情報がその情報記録媒体に記録される。この空き容量に関する情報は、情報記録媒体にすでに記録されている情報の量と情報記録媒体の記録容量とによって決定される。ところで、一般的に情報記録媒体の記録容量は、同一種類の情報記録媒体であっても、必ずしも同一とは限らない。例えば、オリジナル記録媒体を丸ごとコピー記録媒体にコピーした場合に、コピー記録媒体に記録されているコンテンツは、オリジナル記録媒体に記録されているコンテンツと同一であるが、コピー記録媒体の空き容量とオリジナル記録媒体の空き容量とは必ずしも一致しない。そこで、空き容量に関する情報に基づいてオリジナル記録媒体とコピー記録媒体とを判別することが可能となる。従って、結果的に高コスト化を招くことなく、情報記録媒体に記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項9に記載の記録方法の如く、前記情報記録媒体は、ユーザデータが記録されるデータ領域を有し、前記記録する工程では、前記空き容量に関する情報は前記データ領域内に記録されることとすることができる。
上記請求項8及び9に記載の各記録方法において、請求項10に記載の記録方法の如く、前記記録する工程では、前記空き容量に関する情報はファイルとして記録されることとすることができる。
この場合において、請求項11に記載の記録方法の如く、前記ファイルが作成あるいは更新された日付を含む情報を前記ファイルに付加する工程を、更に含むこととすることができる。
この場合において、請求項12に記載の記録方法の如く、前記ファイルに付加する工程に先立って、前記日付を含む情報を暗号化する工程を更に含み、前記ファイルに付加する工程では、前記暗号化された日付を含む情報を前記ファイルに付加することとすることができる。
上記請求項8〜12に記載の各記録方法において、請求項13に記載の記録方法の如く、前記空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する工程に先立って、前記空き容量に関する情報を暗号化する工程を更に含み、前記空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する工程では、前記暗号化された空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録することとすることができる。
上記請求項8〜13に記載の各記録方法において、請求項14に記載の記録方法の如く、前記情報記録媒体は、更に読取専用の領域を有することとすることができる。
請求項15に記載の発明は、情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行うアクセス方法であって、情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かを判断する工程と;前記判断の結果、前記空き容量に関する情報が記録されている場合に、前記空き容量に関する情報と前記情報記録媒体における実際の空き容量とを比較する工程と;を含むアクセス方法である。
これによれば、情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行う際に、情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かが判断され、判断の結果、空き容量に関する情報が記録されている場合に、空き容量に関する情報と情報記録媒体における実際の空き容量とが比較される。ところで、一般的に情報記録媒体の記録容量は、同一種類の情報記録媒体であっても、必ずしも同一とは限らない。例えば、オリジナル記録媒体を丸ごとコピー記録媒体にコピーした場合に、コピー記録媒体に記録されているコンテンツは、オリジナル記録媒体に記録されているコンテンツと同一であるが、コピー記録媒体の空き容量とオリジナル記録媒体の空き容量とは必ずしも一致しない。そこで、情報記録媒体に記録されている空き容量に関する情報と実際の空き容量とを比較することにより、情報記録媒体がオリジナル記録媒体であるかコピー記録媒体であるかを判別することが可能となる。従って、結果的に高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項16に記載のアクセス方法の如く、前記比較する工程では、前記空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致する場合に、前記情報記録媒体はオリジナルであるとすることとすることができる。
上記請求項15及び16に記載の各アクセス方法において、請求項17に記載のアクセス方法の如く、前記比較の結果、前記空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致する場合に、前記情報記録媒体に対する記録あるいは再生を許可する工程を、更に含むこととすることができる。
この場合において、請求項18に記載のアクセス方法の如く、前記情報記録媒体に情報が記録され、前記情報記録媒体の空き容量が変化すると、前記空き容量に関する情報を更新する工程を、更に含むこととすることができる。
請求項19に記載の発明は、情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置であって、
情報記録媒体の空き容量に関する情報を取得する取得手段と;前記空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と;を備える情報記録装置である。
これによれば、取得手段によって、取得された情報記録媒体の空き容量に関する情報は、記録手段によって、情報記録媒体に記録される。この空き容量に関する情報は、情報記録媒体にすでに記録されている情報の量と情報記録媒体の記録容量とによって決定される。ところで、一般的に情報記録媒体の記録容量は、同一種類の情報記録媒体であっても、必ずしも同一とは限らない。例えば、オリジナル記録媒体を丸ごとコピー記録媒体にコピーした場合に、コピー記録媒体に記録されているコンテンツは、オリジナル記録媒体に記録されているコンテンツと同一であるが、コピー記録媒体の空き容量とオリジナル記録媒体の空き容量とは必ずしも一致しない。そこで、空き容量に関する情報に基づいてオリジナル記録媒体とコピー記録媒体とを判別することが可能となる。従って、結果的に高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項20に記載の情報記録装置の如く、前記情報記録媒体は、ユーザデータが記録されるデータ領域を有し、前記記録手段は、前記空き容量に関する情報を前記データ領域に記録することとすることができる。
上記請求項19及び20に記載の各情報記録装置において、請求項21に記載の情報記録装置の如く、前記記録手段は、前記空き容量に関する情報をファイルとして記録することとすることができる。
この場合において、請求項22に記載の情報記録装置の如く、前記記録手段は、更に前記ファイルが作成あるいは更新された日付を含む情報を前記ファイルに付加することとすることができる。
この場合において、請求項23に記載の情報記録装置の如く、前記記録手段は、前記日付を含む情報を暗号化して前記ファイルに付加することとすることができる。
上記請求項19〜23に記載の各情報記録装置において、請求項24に記載の情報記録装置の如く、前記記録手段は、前記空き容量に関する情報を暗号化して前記情報記録媒体に記録することとすることができる。
上記請求項19〜24に記載の各情報記録装置において、請求項25に記載の情報記録装置の如く、前記情報記録媒体は、更に読取専用の領域を有することとすることができる。
請求項26に記載の発明は、情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行う処理装置であって、情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かを判断する判断手段と;前記判断の結果、前記空き容量に関する情報が記録されている場合に、前記空き容量に関する情報と前記情報記録媒体における実際の空き容量とを比較する比較手段と;を備える処理装置である。
これによれば、情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行う際に、判断手段により、情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かが判断される。その判断の結果、空き容量に関する情報が記録されている場合に、比較手段により、空き容量に関する情報と情報記録媒体における実際の空き容量とが比較される。ところで、一般的に情報記録媒体の記録容量は、同一種類の情報記録媒体であっても、必ずしも同一とは限らない。例えば、オリジナル記録媒体を丸ごとコピー記録媒体にコピーした場合に、コピー記録媒体に記録されているコンテンツは、オリジナル記録媒体に記録されているコンテンツと同一であるが、コピー記録媒体の空き容量とオリジナル記録媒体の空き容量とは必ずしも一致しない。この場合には、情報記録媒体に記録されている空き容量に関する情報と実際の空き容量とを比較することにより、情報記録媒体がオリジナル記録媒体であるかコピー記録媒体であるかを知ることができる。従って、結果的にコンテンツの不正利用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項27に記載の処理装置の如く、前記比較手段は、前記情報記録媒体に記録されている空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致した場合に、前記情報記録媒体がオリジナルであるとすることとすることができる。
上記請求項26及び27に記載の各処理装置において、請求項28に記載の処理装置の如く、前記比較の結果、前記空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致する場合に、前記情報記録媒体に対する記録あるいは再生を許可する制御手段を、更に備えることとすることができる。
この場合において、請求項29に記載の処理装置の如く、前記情報記録媒体に情報が記録され、前記情報記録媒体の空き容量が変化すると、前記空き容量に関する情報を更新する更新手段を更に備えることとすることができる。
請求項30に記載の発明は、情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置に用いられるプログラムであって、情報記録媒体の空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する手順を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムである。
これによれば、本発明のプログラムが所定のメモリにロードされ、その先頭アドレスがプログラムカウンタにセットされると、情報記録装置の制御用コンピュータは、情報記録媒体の空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する。すなわち、本発明のプログラムによれば、情報記録装置の制御用コンピュータに請求項8に記載の発明に係る記録方法を実行させることができ、これにより、結果として高コスト化を招くことなく、情報記録媒体に記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
請求項31に記載の発明は、情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行う処理装置に用いられるプログラムであって、情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かを判断する手順と;前記判断の結果、前記空き容量に関する情報が記録されている場合に、前記空き容量に関する情報と前記情報記録媒体における実際の空き容量とを比較する手順と;を前記処理装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムである。
これによれば、本発明のプログラムが所定のメモリにロードされ、その先頭アドレスがプログラムカウンタにセットされると、処理装置の制御用コンピュータは、情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かを判断し、その判断の結果、空き容量に関する情報が記録されている場合に、その空き容量に関する情報と情報記録媒体における実際の空き容量とを比較する。すなわち、本発明のプログラムによれば、処理装置の制御用コンピュータに請求項15に記載の発明に係るアクセス方法を実行させることができ、これにより、結果として高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項32に記載のプログラムの如く、前記比較の結果、前記空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致する場合に、前記情報記録媒体に対する記録あるいは再生を許可する手順を、前記制御用コンピュータに更に実行させることとすることができる。
この場合において、請求項33に記載のプログラムの如く、前記情報記録媒体に情報が記録され、前記情報記録媒体の空き容量が変化すると、前記空き容量に関する情報を更新する手順を、前記制御用コンピュータに更に実行させることとすることができる。
請求項34に記載の発明は、請求項30〜33のいずれか一項に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによれば、請求項30〜33のいずれか一項に記載のプログラムが記録されているために、コンピュータに実行させることにより、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る情報記録装置及び処理装置としての光ディスク装置20の概略構成が示されている。
この図1に示される光ディスク装置20は、本発明の一実施形態に係る情報記録媒体としての光ディスク15を回転駆動するためのスピンドルモータ22、光ピックアップ装置23、該光ピックアップ装置23をスレッジ方向に駆動するためのシークモータ21、レーザ制御回路24、エンコーダ25、駆動制御回路26、再生信号処理回路28、バッファRAM34、バッファマネージャ37、インターフェース38、フラッシュメモリ39、CPU40及びRAM41などを備えている。なお、図1における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
前記インターフェース38は、上位装置90(例えば、パソコン)との双方向の通信インターフェースであり、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)、SCSI(Small Computer System Interface)及びUSB(Universal Serial Bus)などの標準インターフェースに準拠している。
前記バッファRAM34には、光ディスク15に記録するデータ(記録用データ)、及び光ディスク15から再生したデータ(再生データ)などが一時的に格納される。このバッファRAM34へのデータの入出力は、前記バッファマネージャ37によって管理されている。
前記光ピックアップ装置23は、光ディスク15の記録面にレーザ光を集光するとともに、前記記録面からの反射光を受光するための装置である。この光ピックアップ装置23は、半導体レーザ、対物レンズを含み前記半導体レーザから出射された光束を光ディスク15の記録面に導くとともに、前記記録面で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系、前記受光位置に配置され前記戻り光束を受光する受光器、及び駆動系(フォーカシングアクチュエータ及びトラッキングアクチュエータ)(いずれも図示省略)などを含んで構成されている。前記受光器は複数の受光素子(又は受光領域)を有し、それぞれでの受光量に応じた信号が再生信号処理回路28に出力される。
前記再生信号処理回路28は、前記受光器の出力信号に基づいて、サーボ信号(フォーカスエラー信号やトラックエラー信号など)、アドレス情報、同期信号、及びRF信号などを取得する。ここで得られたサーボ信号は前記駆動制御回路26に出力され、アドレス情報はCPU40に出力され、同期信号はエンコーダ25や駆動制御回路26などに出力される。さらに、再生信号処理回路28は、RF信号に対して復号処理及び誤り検出処理などを行い、誤りが検出されたときには誤り訂正処理を行った後、再生データとして前記バッファマネージャ37を介して前記バッファRAM34に格納する。バッファRAM34に格納された再生データは、セクタ単位で上位装置90に転送される。
前記駆動制御回路26は、再生信号処理回路28からのトラックエラー信号に基づいて、トラッキング方向に関する対物レンズの位置ずれを補正するための前記トラッキングアクチュエータの駆動信号を生成するとともに、フォーカスエラー信号に基づいて、対物レンズのフォーカスずれを補正するための前記フォーカシングアクチュエータの駆動信号を生成する。ここで生成された各駆動信号は光ピックアップ装置23に出力される。これにより、トラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。また、駆動制御回路26は、CPU40の指示に基づいて、シークモータ21を駆動するための駆動信号、及びスピンドルモータ22を駆動するための駆動信号を生成する。各駆動信号は、それぞれシークモータ21及びスピンドルモータ22に出力される。
前記フラッシュメモリ39には、CPU40にて解読可能なコードで記述された本発明に係るプログラムを含む各種プログラム、記録パワーや記録ストラテジ情報を含む記録条件、及び半導体レーザの発光特性などが格納されている。
前記エンコーダ25は、CPU40の指示に基づいて、バッファRAM34に蓄積されている記録用データをバッファマネージャ37を介して取り出し、データの変調及びエラー訂正コードの付加などを行ない、光ディスク15への書き込み信号を生成する。ここで生成された書き込み信号はレーザ制御回路24に出力される。
前記レーザ制御回路24は、前記光ピックアップ装置23を構成する半導体レーザの発光パワーを制御する。例えば記録の際には、前記書き込み信号、記録条件、及び半導体レーザの発光特性などに基づいて、半導体レーザの駆動信号がレーザ制御回路24にて生成される。
前記CPU40は、フラッシュメモリ39に格納されているプログラムに従って前記各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータなどをRAM41及びバッファRAM34に保存する。
前記光ディスク15は、一例としてCD系の情報記録媒体と同等の物理的性質を有し、一例として図2に示されるように、コンテンツが記録されている読取専用の領域(以下「ROM部」ともいう)と、データ領域としてのデータの追記が可能な領域(以下「RAM部」ともいう)とを有するハイブリッドディスクである。ここでは、マルチセッション方式で情報が記録され、ROM部が第1セッションとなっている。また、RAM部には、一例として図3に示されるように、リードイン領域(Lead−In Area)、プログラム領域(Program Area)、及びリードアウト領域(Lead−Out Area)などから構成される第2セッションが形成されている。そして、一例として図4に示されるように、プログラム領域の最終セクタには、光ディスク15のRAM部の空き容量に関する情報(以下「空き容量情報」と略述する)をファイルデータとして含むファイル(以下「空き容量ファイル」ともいう)が記録されている。ここでは、プログラム領域の最終セクタは、同期情報(Sync)、ヘッダ情報(Header)、データ(Data)、エラー検出コード(Error Detection Code:EDC)、エラー訂正コード(Error Correction Code:ECC)、及びブランク(Blank)から構成されており、空き容量ファイルはデータに含まれている。また、空き容量ファイルには、この空き容量ファイルが作成あるいは更新された日時に関する情報(以下「日時情報」ともいう)がファイルデータとして更に含まれている。この日時情報は、更に空き容量ファイルに関するファイル管理情報の一つとしてファイル管理情報領域に記録されている。さらに、空き容量ファイルは暗号化されている。すなわち、空き容量情報及び日時情報はいずれも暗号化されている。なお、空き容量ファイルの暗号化には、現在一般的に用いられているファイル暗号化方法が用いられるが、特に限定されるものではない。例えば、コンテンツの重要度に応じたファイル暗号化方法を用いても良い。また、空き容量ファイルの復号化に用いられる復号鍵は光ディスク15に記録されているものとする。
《再生処理》
次に、前述のようにして構成された光ディスク装置20が、上位装置90から再生要求コマンドを受信したときの処理について図5を用いて説明する。図5のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
上位装置90からコンテンツの再生を要求する再生要求コマンドを受信すると、図5のフローチャートに対応するプログラム(以下「再生処理プログラム」という)の開始アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、再生処理がスタートする。
最初のステップ401では、光ディスク15に空き容量ファイルが記録されているか否かを判断する。ここでは、第2セッションのプログラム領域の最終セクタに空き容量ファイルが記録されているので、ここでの判断は肯定され、ステップ403に移行する。
このステップ403では、光ディスク15から空き容量ファイルを読み取り、復号鍵を用いて復号化した後、ファイルデータをRAM41に格納する。
次のステップ405では、RAM41に格納されているファイルデータから空き容量情報を抽出する。そして、空き容量情報が示す空き容量(以下、便宜上「第1の空き容量」ともいう)を取得する。
次のステップ407では、光ディスク15のRAM部の実際の空き容量(以下、便宜上「第2の空き容量」ともいう)を取得する。
次のステップ409では、第1の空き容量と第2の空き容量とが互いに同じであるか否かを判断する。第1の空き容量と第2の空き容量とが互いに同じであれば、ここでの判断は肯定され、ステップ411に移行する。
このステップ411では、RAM41に格納されているファイルデータから日時情報(以下、便宜上「第1の日時情報」ともいう)を抽出する。
次のステップ413では、ファイル管理情報から空き容量ファイルの日時情報(以下、便宜上「第2の日時情報」ともいう)を取得する。
次のステップ415では、第1の日時情報と第2の日時情報とが互いに一致するか否かを判断する。第1の日時情報と第2の日時情報とが互いに一致すれば、ここでの判断は肯定され、ステップ417に移行する。
このステップ417では、光ディスク15はオリジナルであるとみなし、再生を許可する。これにより、前述したように、光ピックアップ装置23の出力信号に基づいて再生信号処理回路28にて再生データが取得され、バッファRAM34に蓄積された後、セクタ単位で上位装置90に転送される。
次のステップ419では、指定されたコンテンツの再生が完了したか否かを判断する。再生が完了していなければ、ここでの判断は否定され、所定の時間経過後、再度再生が完了したか否かを判断する。すなわち、指定されたコンテンツの再生が完了するまで待機する。指定されたコンテンツの再生が完了すると、ここでの判断は肯定され、再生処理を終了する。
なお、上記ステップ409において、第1の空き容量情報と第2の空き容量とが互いに異なっていれば、ステップ409での判断は否定され、ステップ421に移行する。このステップ421では、光ディスク15は不正にコピーされたものであるとみなし、再生不可を上位装置90に通知する。そして、再生処理を終了する。すなわち、指定されたコンテンツの再生は行われない。
また、上記ステップ415において、第1の日時情報と第2の日時情報とが互いに異なっていれば、ステップ415での判断は否定され、上記ステップ421に移行する。すなわち、指定されたコンテンツの再生は行われない。
このように、空き容量情報及び日時情報に基づいて、光ディスク15がオリジナルであるか不正にコピーされたものであるかを判別することができる。そして、不正にコピーされたものであれば、再生を許可しないことにより実質的に不正コピーを防止することができる。
なお、上記ステップ401において、光ディスク15に空き容量ファイルが記録されていなければ、ステップ401での判断は否定され、上記ステップ421に移行する。すなわち、光ディスク15は不正にコピーされたディスクであるとみなし、指定されたコンテンツの再生を禁止する。
《記録処理》
次に、前述のようにして構成された光ディスク装置20が、上位装置90から光ディスク15へのユーザデータの記録要求コマンドを受信したときの処理について図6を用いて説明する。図6のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
上位装置90から記録要求コマンドを受信すると、図6のフローチャートに対応するプログラム(以下「記録処理プログラム」という)の開始アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、記録処理がスタートする。なお、光ディスク15への書き込みは、エンコーダ25、レーザ制御回路24及び光ピックアップ装置23などを介して行われる。また、記録要求されたユーザデータは第3セッションとして記録されるものとする。
最初のステップ501では、光ディスク15に空き容量ファイルが記録されているか否かを判断する。ここでは、第2セッションのプログラム領域の最終セクタに空き容量ファイルが記録されているので、ここでの判断は肯定され、ステップ503に移行する。
このステップ503〜507では、前記ステップ403〜407での処理と同様な処理を行う。
次のステップ509では、第1の空き容量情報と第2の空き容量とが互いに同じであるか否かを判断する。第1の空き容量情報と第2の空き容量とが互いに同じであれば、ここでの判断は肯定され、ステップ511に移行する。
このステップ511及び513では、前記ステップ411及び413での処理と同様な処理を行う。
次のステップ515では、第1の日時情報と第2の日時情報とが互いに一致するか否かを判断する。第1の日時情報と第2の日時情報とが互いに一致すれば、ここでの判断は肯定され、ステップ517に移行する。
このステップ517では、記録後における光ディスク15のRAM部の空き容量を算出する。ここでは、ユーザデータ及び空き容量ファイルが記録された後の空き容量が算出される。
次のステップ519では、算出された空き容量に基づいて空き容量ファイルを更新する。
次のステップ521では、空き容量ファイルの更新日時情報を空き容量ファイルに付加する。
次のステップ523では、更新された空き容量ファイルを暗号化する。
次のステップ525では、暗号化された空き容量ファイルを復号鍵とともに記録用データに付加する。ここでは、更新された空き容量ファイルは、第3セッションにおけるプログラム領域の最終セクタに対応する位置に付加される。なお、プログラム領域の大きさには下限があるため、記録用データのデータ量が少ない場合には、記録用データと更新された空き容量ファイルとの間にダミーデータが挿入されることがある。
次のステップ527では、記録を許可する。
次のステップ529では、ユーザデータの記録が完了したか否かを判断する。ユーザデータの記録が完了していなければ、ここでの判断は否定され、所定の時間経過後、再度ユーザデータの記録が完了したか否かを判断する。すなわち、ユーザデータの記録が完了するまで待機する。ユーザデータの記録が完了すると、ここでの判断は肯定され、ステップ531に移行する。ここでは、一例として図7に示されるように、更新された空き容量ファイルは、第3セッションのプログラム領域の最終セクタに記録される。
次のステップ531では、記録完了を上位装置90に通知する。そして、記録処理を終了する。
なお、上記ステップ509において、第1の空き容量情報と第2の空き容量とが互いに異なっていれば、ステップ509での判断は否定され、ステップ533に移行する。このステップ533では、光ディスク15は不正にコピーされたものであるとみなし、記録不可を上位装置90に通知する。そして、記録処理を終了する。すなわち、ユーザデータの記録は行われない。
また、上記ステップ515において、第1の日時情報と第2の日時情報とが互いに異なっていれば、ステップ515での判断は否定され、上記ステップ533に移行する。すなわち、ユーザデータの記録は行われない。
このように、空き容量情報及び日時情報に基づいて、光ディスク15がオリジナルであるか不正にコピーされたものであるかを判別することができる。そして、不正にコピーされたものであれば、記録を許可しないことにより実質的に不正コピーを防止することができる。
なお、上記ステップ501において、光ディスク15に空き容量ファイルが記録されていなければ、ステップ501での判断は否定され、上記ステップ533に移行する。すなわち、光ディスク15は不正にコピーされたものであるとみなし、ユーザデータの記録を禁止する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光ディスク装置20では、CPU40及び該CPU40にて実行されるプログラムとによって、取得手段、判断手段、比較手段及び制御手段が実現されている。すなわち、図6のステップ517によって取得手段が実現され、図5のステップ401、図6のステップ501によって判断手段が実現され、図5のステップ403〜415、図6のステップ503〜515によって比較手段が実現され、図5のステップ417、図6のステップ527によって制御手段が実現されている。
また、光ピックアップ装置23とレーザ制御回路24とエンコーダ25とCPU40及び該CPU40にて実行されるプログラム(図6のステップ519〜527)とによって、記録手段及び更新手段が実現されている。
なお、CPU40によるプログラムに従う処理によって実現した各手段の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
また、本実施形態では、記録媒体としてのフラッシュメモリ39に記録されているプログラムのうち、前記再生処理プログラム及び前記記録処理プログラムによって本発明に係るプログラムが構成されている。すなわち、図6のステップ517〜527の処理に対応するプログラムによって、情報記録媒体の空き容量に関する情報を情報記録媒体に記録する手順が構成されている。また、図5のステップ401の処理に対応するプログラム、図6のステップ501の処理に対応するプログラムによって判断する手順が構成され、図5のステップ403〜415の処理に対応するプログラム、図6のステップ503〜515の処理に対応するプログラムによって比較する手順が構成されている。また、図5のステップ417の処理に対応するプログラム、図6のステップ527の処理に対応するプログラムによって許可する手順が構成され、図6のステップ519〜527の処理に対応するプログラムによって更新する手順が構成されている。
そして、図6のステップ527の処理によって本発明に係る記録方法における、情報記録媒体における空き容量に関する情報を情報記録媒体に記録する工程が実施され、図6のステップ521の処理によってファイルに付加する工程が実施されている。また、図6のステップ523の処理によって暗号化する工程が実施されている。
また、図5のステップ401の処理、図6のステップ501の処理によって本発明に係るアクセス方法における判断する工程が実施され、図5のステップ403〜415の処理、図6のステップ503〜515の処理によって比較する工程が実施され、図5のステップ417の処理、図6のステップ527の処理によって許可する工程が実施され、図6のステップ519〜527の処理によって更新する工程が実施されている。
以上説明したように、本実施形態に係る光ディスク装置(情報記録装置及び処理装置)によると、上位装置90からコンテンツの再生要求があると、光ディスク15(情報記録媒体)のプログラム領域(データ領域の一部)に記録されている空き容量ファイルを読み出し、空き容量ファイルに含まれる空き容量情報が示す空き容量(第1の空き容量)と実際の空き容量(第2の空き容量)とが一致するとともに、空き容量ファイルに含まれる日時情報(第1の日時情報)とファイル管理情報における日時情報(第2の日時情報)とが一致したときに、光ディスク15はオリジナルであると判断し、コンテンツの再生を許可している。一方、第1の空き容量と第2の空き容量とが一致しないとき、あるいは、第1の日時情報と第2の日時情報とが一致しないときには、光ディスク15は不正にコピーされたものと判断し、コンテンツの再生を禁止している。これにより、光ディスクの種類に関係なく、コンテンツが不正にコピーされた光ディスクへのアクセスを確実に禁止することができる。従って、結果として高コスト化を招くことなく、オリジナルに記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
また、上位装置90からユーザデータの記録要求があると、光ディスク15のプログラム領域に記録されている空き容量ファイルを読み出し、第1の空き容量と第2の空き容量とが一致するとともに、第1の日時情報と第2の日時情報とが一致したときに、光ディスク15はオリジナルであると判断し、ユーザデータの記録を許可している。一方、第1の空き容量と第2の空き容量とが一致しないとき、あるいは、第1の日時情報と第2の日時情報とが一致しないときには、光ディスク15は不正にコピーされたものと判断し、ユーザデータの記録を禁止している。これにより、光ディスクの種類に関係なく、オリジナル以外の光ディスクへの記録を確実に禁止することができる。従って、結果として高コスト化を招くことなく、オリジナルに記録されているコンテンツの不正コピーを防止することが可能となる。
すなわち、本実施形態では、記録処理において、光ディスク15に空き容量に関する情報を記録しているため、例えば、光ディスク15が丸ごと他の情報記録媒体にコピーされても、空き容量に関する情報に基づいてオリジナルの記録媒体とコピーされた記録媒体とを判別することが可能となる。従って、結果的に高コスト化を招くことなく、記録されているコンテンツの不正コピー及び不正使用を防止することが可能となる。
また、本実施形態では、光ディスク15へのアクセス要求に対して、ディスク15の正当性を検査するために、光ディスク15に記録されている空き容量に関する情報と光ディスク15における実際の空き容量とに基づいて、光ディスク15がオリジナルであるか否かを判断している。これにより、不正にコピーされたものに対するアクセスを禁止することが可能となり、結果的に高コスト化を招くことなく、記録されているコンテンツの不正使用を防止することができる。
また、本実施形態では、光ディスク15にユーザデータが記録され、空き容量が変化すると、空き容量ファイルを更新している。これにより、続くアクセス要求に対して、光ディスク15がオリジナルであるか否かの判断を迅速に行うことができる。また、空き容量ファイルが更新されると、その更新された空き容量ファイルを光ディスク15に記録している。これにより、光ディスク15が一旦排出され、再度セットされた場合であっても、光ディスク15がオリジナルであるか否かの判断を迅速に、かつ正しく行うことができる。
また、本実施形態では、空き容量ファイルを暗号化して記録しているため、ファイルデータの改ざんを防止することができる。
また、本実施形態に係る光ディスク15によると、空き容量に関する情報が記録されているために、例えば、光ディスク15が丸ごと他の情報記録媒体にコピーされても、空き容量に関する情報に基づいてオリジナルの記録媒体とコピーされた記録媒体とを判別することが可能となる。従って、結果的に高コスト化を招くことなく、記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
また、光ディスク15に記録されている空き容量ファイルには、日時情報が付加されているため、オリジナルの記録媒体とコピーされた記録媒体とを更に精度良く判別することが可能となる。なお、コピーされた記録媒体では、コピーの日時情報がファイル管理情報領域に記録されている。
また、光ディスク15に記録されている空き容量ファイルは、暗号化されているため、ファイルデータの改ざんを防止することができる。
なお、上記実施形態では、光ディスク15が、CD系の情報記録媒体と同等の物理的性質を有する場合について説明したが、これに限らず、例えばDVD系の情報記録媒体と同等の物理的性質を有しても良いし、波長が405nmの光に対応する次世代の情報記録媒体と同等の物理的性質を有しても良い。
また、上記実施形態では、空き容量ファイルの復号化に用いられる復号鍵が光ディスク15に記録される場合について説明したが、これに限らず、例えば、ユーザが上位装置90を介して入力しても良い。また、上記実施形態では、空き容量ファイルを復号化する際に、復号鍵の妥当性を確認していないが、復号鍵の妥当性を確認しても良い。
また、上記実施形態では、RAM部が追記可能な領域である場合について説明したが、これに限らず、書き換え可能な領域であっても良い。この場合に、例えば空き容量ファイルを記録する特定領域を予め設定しておき、空き容量が変化すると、更新された空き容量ファイルをその特定領域に上書きしても良い。
さらに、上記実施形態では、光ディスク15が、ROM部とRAM部とを有するハイブリッドディスクである場合について説明したが、これに限らず、RAM部のみのディスクであっても良い。例えば、現在市販されているCD−R、あるいはCD−RWであっても良い。勿論、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW、波長が405nmの光に対応する次世代の情報記録媒体のうちのいずれかであっても良い。そして、光ディスク15がDVD系のディスクである場合には、情報記録装置としてDVDレコーダを、処理装置としてDVDプレーヤを用いても良い。
また、上記実施形態では、空き容量ファイルがプログラム領域の最終セクタに記録される場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、プログラム領域の先頭に記録されても良いし、プログラム領域に記録されるデータの直後に記録されても良い。
また、上記実施形態では、空き容量情報がファイルとして記録される場合について説明したが、これに限定されるものではない。但し、この場合には、ファイル管理情報が存在しないため、日時情報による判断は行われない(図8、図9参照)。
なお、上記実施形態では、空き容量ファイルが暗号化されて光ディスク15に記録されている場合について説明したが、コンテンツの重要度が低いときや、ファイルデータが改ざんされるおそれが少ないときには、暗号化しなくても良い。この場合には、前記ステップ403及び503での復号化、そしてステップ523での処理はそれぞれ不要となる。
また、上記実施形態では、第1の日時情報と第2の日時情報とが完全に一致していなければ、光ディスク15はオリジナルではないと判断する場合について説明したが、分単位まで一致していれば、一致しているとみなしても良い。
また、上記実施形態では、空き容量ファイルに日時情報が含まれる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、日時情報に代えて、例えば空き容量ファイルが作成あるいは更新された日付に関する情報(以下「日付情報」ともいう)が含まれても良い。この場合には、前記ステップ411〜415、前記ステップ511〜515、及び前記ステップ521では、日時情報の代わりに日付情報が用いられることとなる。
また、上記実施形態では、第1の空き容量と第2の空き容量とが一致するとともに、第1の日時情報と第2の日時情報とが一致したときに、光ディスク15はオリジナルであると判断する場合について説明したが、例えばコンテンツの重要度が低いときには、一例として図8及び図9に示されるように、第1の空き容量と第2の空き容量とが一致したときに、直ちに光ディスク15はオリジナルであると判断しても良い。これにより、判断に要する時間を短縮することができる。この場合には、空き容量ファイルに日時情報が含まれなくても良い。なお、図8のフローチャートは、図5のフローチャートにおけるステップ411〜415を省いたものであり、図9のフローチャートは、図6のフローチャートにおけるステップ511〜515、及びステップ521を省いたものである。
また、上記実施形態では、マルチセッション方式で記録する場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、本発明に係るプログラムは、フラッシュメモリ39に記録されているが、他の記録媒体(CD、光磁気ディスク、DVD、メモリカード、USBメモリ、フレキシブルディスク等)に記録されていても良い。この場合には、各記録媒体に対応する再生装置(又は専用インターフェース)を介して本発明に係るプログラムをフラッシュメモリ39にロードすることとなる。また、ネットワーク(LAN、イントラネット、インターネットなど)を介して本発明に係るプログラムをフラッシュメモリ39に転送しても良い。要するに、本発明に係るプログラムがフラッシュメモリ39にロードされれば良い。
また、上記実施形態において、本発明に係るプログラムが、光ディスク15のROM部に記録されていても良い。この場合には、光ディスク15が光ディスク装置20にセットされたときに、本発明に係るプログラムが光ディスク15からフラッシュメモリ39にロードされることとなる。
また、上記実施形態では、光ピックアップ装置が1つの半導体レーザを備える場合について説明したが、これに限らず、例えば互いに異なる波長の光束を発光する複数の半導体レーザを備えていても良い。この場合に、例えば波長が約405nmの光束を発光する半導体レーザ、波長が約660nmの光束を発光する半導体レーザ及び波長が約780nmの光束を発光する半導体レーザの少なくとも1つを含んでいても良い。すなわち、光ディスク装置が互いに異なる規格に準拠した複数種類の光ディスクに対応する光ディスク装置であっても良い。この場合に、少なくともいずれかの光ディスクに空き容量ファイルが記録されていても良い。
また、上記実施形態では、情報記録媒体が光ディスクの場合について説明したが、これに限定されるものではない。この場合には、光ディスク装置に代えて、情報記録媒体に対応した情報記録装置が用いられる。
また、上記実施形態では、処理装置が光ディスク装置20の場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、処理装置が光ディスク装置20と上位装置90とから構成されていても良い。この場合には、上記実施形態において、CPU40によって実現された各手段の少なくとも一部を上位装置90によって実現しても良い。
以上説明したように、本発明の情報記録媒体によれば、高コスト化を招くことなく、記録されているコンテンツの不正使用を防止するのに適している。また、本発明の記録方法及び情報記録装置によれば、高コスト化を招くことなく、情報記録媒体に記録されているコンテンツの不正使用を防止するのに適している。また、本発明のアクセス方法及び処理装置によれば、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止するのに適している。また、本発明のプログラム及び記憶媒体によれば、情報記録装置及び処理装置の制御用コンピュータに、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止させるのに適している。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る光ディスクを説明するための図である。 図2のRAM部を説明するための図である。 空き容量ファイルが記録される領域を説明するための図である。 図1の光ディスク装置における再生処理を説明するためのフローチャートである。 図1の光ディスク装置における記録処理を説明するためのフローチャートである。 更新された空き容量ファイルが記録される領域を説明するための図である。 図1の光ディスク装置における再生処理の他の例を説明するためのフローチャートである。 図1の光ディスク装置における記録処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
15…光ディスク(情報記録媒体)、20…光ディスク装置(情報記録装置、処理装置)、23…光ピックアップ装置(記録手段の一部、更新手段の一部)、24…レーザ制御回路(記録手段の一部、更新手段の一部)、25…エンコーダ(記録手段の一部、更新手段の一部)、39…フラッシュメモリ(記録媒体)、40…CPU(取得手段、記録手段の一部、判断手段、比較手段、制御手段、更新手段の一部)。

Claims (34)

  1. ユーザデータが記録されるデータ領域を有する情報記録媒体において、
    前記データ領域の空き容量に関する情報が前記データ領域の内外いずれかに記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記空き容量に関する情報は、前記データ領域内に記録されていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 前記空き容量に関する情報は、ファイルとして記録されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録媒体。
  4. 前記ファイルは、該ファイルが作成あるいは更新された日付を含む情報を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の情報記録媒体。
  5. 前記日付を含む情報は、暗号化されていることを特徴とする請求項4に記載の情報記録媒体。
  6. 前記空き容量に関する情報は、暗号化されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  7. 前記データ領域とは別に読取専用の領域を更に有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  8. 情報記録媒体に情報を記録する記録方法であって、
    情報記録媒体における空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する工程を含む記録方法。
  9. 前記情報記録媒体は、ユーザデータが記録されるデータ領域を有し、
    前記記録する工程では、前記空き容量に関する情報は前記データ領域内に記録されることを特徴とする請求項8に記載の記録方法。
  10. 前記記録する工程では、前記空き容量に関する情報はファイルとして記録されることを特徴とする請求項8又は9に記載の記録方法。
  11. 前記ファイルが作成あるいは更新された日付を含む情報を前記ファイルに付加する工程を、更に含むことを特徴とする請求項10に記載の記録方法。
  12. 前記ファイルに付加する工程に先立って、前記日付を含む情報を暗号化する工程を更に含み、
    前記ファイルに付加する工程では、前記暗号化された日付を含む情報を前記ファイルに付加することを特徴とする請求項11に記載の記録方法。
  13. 前記空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する工程に先立って、前記空き容量に関する情報を暗号化する工程を更に含み、
    前記空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する工程では、前記暗号化された空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録することを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載の記録方法。
  14. 前記情報記録媒体は、更に読取専用の領域を有することを特徴とする請求項8〜13のいずれか一項に記載の記録方法。
  15. 情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行うアクセス方法であって、
    情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かを判断する工程と;
    前記判断の結果、前記空き容量に関する情報が記録されている場合に、前記空き容量に関する情報と前記情報記録媒体における実際の空き容量とを比較する工程と;を含むアクセス方法。
  16. 前記比較する工程では、前記空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致する場合に、前記情報記録媒体はオリジナルであるとすることを特徴とする請求項15に記載のアクセス方法。
  17. 前記比較の結果、前記空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致する場合に、前記情報記録媒体に対する記録あるいは再生を許可する工程を、更に含むことを特徴とする請求項15又は16に記載のアクセス方法。
  18. 前記情報記録媒体に情報が記録され、前記情報記録媒体の空き容量が変化すると、前記空き容量に関する情報を更新する工程を、更に含むことを特徴とする請求項17に記載のアクセス方法。
  19. 情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置であって、
    情報記録媒体の空き容量に関する情報を取得する取得手段と;
    前記空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と;を備える情報記録装置。
  20. 前記情報記録媒体は、ユーザデータが記録されるデータ領域を有し、
    前記記録手段は、前記空き容量に関する情報を前記データ領域に記録することを特徴とする請求項19に記載の情報記録装置。
  21. 前記記録手段は、前記空き容量に関する情報をファイルとして記録することを特徴とする請求項19又は20に記載の情報記録装置。
  22. 前記記録手段は、更に前記ファイルが作成あるいは更新された日付を含む情報を前記ファイルに付加することを特徴とする請求項21に記載の情報記録装置。
  23. 前記記録手段は、前記日付を含む情報を暗号化して前記ファイルに付加することを特徴とする請求項22に記載の情報記録装置。
  24. 前記記録手段は、前記空き容量に関する情報を暗号化して前記情報記録媒体に記録することを特徴とする請求項19〜23のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  25. 前記情報記録媒体は、更に読取専用の領域を有することを特徴とする請求項19〜24のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  26. 情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行う処理装置であって、
    情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かを判断する判断手段と;
    前記判断の結果、前記空き容量に関する情報が記録されている場合に、前記空き容量に関する情報と前記情報記録媒体における実際の空き容量とを比較する比較手段と;を備える処理装置。
  27. 前記比較手段は、前記情報記録媒体に記録されている空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致した場合に、前記情報記録媒体がオリジナルであるとすることを特徴とする請求項26に記載の処理装置。
  28. 前記比較の結果、前記空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致する場合に、前記情報記録媒体に対する記録あるいは再生を許可する制御手段を、更に備えることを特徴とする請求項26又は27に記載の処理装置。
  29. 前記情報記録媒体に情報が記録され、前記情報記録媒体の空き容量が変化すると、前記空き容量に関する情報を更新する更新手段を更に備えることを特徴とする請求項28に記載の処理装置。
  30. 情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置に用いられるプログラムであって、
    情報記録媒体の空き容量に関する情報を前記情報記録媒体に記録する手順を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。
  31. 情報記録媒体に対する情報の記録あるいは再生を行う処理装置に用いられるプログラムであって、
    情報記録媒体に該情報記録媒体の空き容量に関する情報が記録されているか否かを判断する手順と;
    前記判断の結果、前記空き容量に関する情報が記録されている場合に、前記空き容量に関する情報と前記情報記録媒体における実際の空き容量とを比較する手順と;を前記処理装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。
  32. 前記比較の結果、前記空き容量に関する情報と前記実際の空き容量とが一致する場合に、前記情報記録媒体に対する記録あるいは再生を許可する手順を、前記制御用コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項31に記載のプログラム。
  33. 前記情報記録媒体に情報が記録され、前記情報記録媒体の空き容量が変化すると、前記空き容量に関する情報を更新する手順を、前記制御用コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項32に記載のプログラム。
  34. 請求項30〜33のいずれか一項に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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