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JP2006030160A - 反応容器 - Google Patents

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JP2006030160A
JP2006030160A JP2005009241A JP2005009241A JP2006030160A JP 2006030160 A JP2006030160 A JP 2006030160A JP 2005009241 A JP2005009241 A JP 2005009241A JP 2005009241 A JP2005009241 A JP 2005009241A JP 2006030160 A JP2006030160 A JP 2006030160A
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Takashi Hotta
隆 堀田
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Abstract

【課題】溝を有するベースに、カバープレートを接着固定した反応容器において、ベースにカバープレートを接着する際に、ベースの溝内に接着剤がはみ出ないようにし、ベースとカバープレートとの接合面間を接着剤層で完全に埋めるようにした反応容器を提供する。
【解決手段】片面1aに溝3が凹み形成された平板状のベース1と、溝3の開口面とを塞ぐために、ベース1に接着固定されるカバープレート2とを有する。ベース1とカバープレート2とは、両面接着シート6を介して接着固定する。両面接着シート6には、溝3の形成パターンに一致する開口部9を予め形成しておく。両面接着シート6は、耐薬品性に優れる平滑なプラスチックシートで形成された基材シート7と、基材シート7の両面に積層形成された接着剤層8・8とを含む。カバープレート2をベース1に接合固定した状態において、溝3の開口周縁とカバープレート2との間の空間が、前記開口部9の内周壁面で塞がれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、DNA解析において検体を吸着・精製などする医療分析や、化学物質の反応や合成分析などを行う際に使用する反応容器に関する。この種の反応容器は、バイオチップ、マイクロチップ、流体デバイスなどと称されることもある。
近年、DNA構造の解析結果に基づき、より効率的な医療を行おうとする試みが急速に発達しつつあり、DNA解析に用いられる小型の反応容器が多数開発されている。この種の反応容器の一般的な構造は、表面に小さな溝(マイクロチャンネル)が形成された平板状のベースと、これに接合されて溝の開口を塞ぐ、ベースとほぼ同じ外形形状を呈するカバープレートとを不離一体的に接合してなる。カバープレートには前記溝に分析液や反応液を注出入するための通口を設けてあり、溝に分析液を収容した状態で分析や反応を行う。同種の構造を有する反応容器は、例えば特許文献1ないし5にも認められる。
特開2002−159285号公報(段落番号0017、図1) 特開2002−204945号公報(段落番号0041、図1) 特開2003−279537号公報(段落番号0018、図1) 特開2001−281233号公報(段落番号0027、図1) 特表平9−502795号公報(第4頁下段、図2)
特許文献1の反応容器においては、ベースの表面に突設したリブで溝を区画し、リブの突端にカバープレートを接着剤を介して接合することにより溝を封止している。同様に、平板状のベースの表面に小さな溝を凹み形成する形態の反応容器においては、ベースの表面にカバープレートを接着固定して溝の開口を塞いでいる。
上記のように、カバープレートをベースに接着固定する形態を採ると、反応容器を少ない手間で安価に製造でき、接着剤が広範囲にわたって接合面間の空隙に充填されるため、シール性を良好に確保できる。とくにUV樹脂を含む紫外線硬化性の接着剤は、塗布から硬化までの時間を任意に設定できるため、作業性・加工性の点でも優れている。
しかし、カバープレートをベースに接着する場合には、接着剤を同じ厚みで均一に塗布するのが難しい。粘度の低い接着剤を用いると、カバープレートをベースに押し付ける際の毛細管現象によって、接着剤をほぼ均一に拡散させることができるが、拡散途中の接着剤が肝心の溝内に入り込むおそれがあり、信頼性に欠ける。
高粘度の接着剤は、低容量吐出装置と工業用ロボットで塗布作業を行うことにより、規定のパターンに従って塗布できる。問題は、カバープレートを接合したとき、予め塗布した接着剤層を充分に延伸拡散させることができず、溝の開口周縁に余分な空間ができるのを避けられない。場合によっては、延伸拡散した接着剤が溝の開口縁からはみ出るおそれもある。
ベースとカバープレートとを一体化する手法としては、上記以外の接着法や、熱溶着法を採ることができる。例えば、ベースおよびカバープレートが相溶性のあるプラスチック材で形成されている場合には、いずれか一方に溶剤を塗布して接合面を溶融したのち、両者を接合一体化できる。あるいは、ベースおよびカバープレートを接合した状態で超音波溶着して、両者を一体化できる。
しかし、溶剤を用いた接着法では、閉鎖された溝内空間が残留溶剤で汚染される可能性があり、洗浄などの余分な手間を掛けて残留溶剤を除去する必要がある。カバープレートをベースに押し付けるとき、溶融した溝の開口周縁が、溝内へ押し出される危惧も少なからずある。毒性がある溶剤を使用する場合の安全衛生上の問題も無視できない。ベースとカバープレートとを超音波溶着法で一体化する場合には、超音波発信に伴う塵埃(溶融飛沫)が溝空間に封じ込められるおそれがあり、溝内空間の汚損が問題となる。さらに、いずれの接合法であっても、ベースとカバープレートとの一方がガラス、セラミックス、金属などで形成してある場合には適用できない。
また、ベースとカバープレートとの接合面の平面精度が悪いと、部分的に両者の接合面に浮きが生じて、当該接合面におけるシール性が悪化しやすい問題もある。かかる不具合は、平面度の高いベースを採用することで解決できるが、その場合にはベースの加工コストが増加するため、結果として反応容器の製造コストが増加する。従前の接着剤による接合方法では、接着剤が硬化するまでの間、ベースとカバープレートとの相互の位置関係を維持するために両者を治具で押さえる必要があり、その分だけ余分な工程を要し、製造コストのアップが避けられない。
本発明の目的は、ベースとカバープレートとを接着する形式において、カバープレートの接着時に接着剤が溝内にはみ出るのを防止し、溝の開口周縁に余分な空間が形成されることを解消し、接着剤が試薬に溶け込んだり、あるいは検体と反応したりするのを防止できる反応容器を提供することにある。
本発明の目的は、カバープレートをベースに対して適正に接着固定でき、とくに生産時のロット数が小さい場合でも安価に製造できる反応容器を提供することにある。
本発明の目的は、接着剤層を均一な厚みで正確に形成できる反応容器を提供することにある。本発明の目的は、カバープレートをベースに対して正確に位置決めした状態で接着固定でき、したがって位置決め作業の失敗を一掃して製品の歩留まりの向上が図れ、ベースとカバープレートとの形成素材が異質である場合にも問題なく一体化できる反応容器を提供することにある。
本発明の目的は、従来のこの種の反応容器に比べてより少ない手間で簡単に製造でき、従って安価に製造し得る反応容器の製造方法を提供することにある。
本発明の反応容器は、片面1aに分析液などを収容できる溝3が凹み形成されているベース1と、溝3の開口面を塞ぐために、ベース1に接合されるカバープレート2と、ベース1とカバープレート2とを接着固定するための接着手段とを含む。
そのうえで、請求項1記載の本発明では、図1ないし図3に示すごとく、前記接着手段として、ベース1とカバープレート2との接合面間に介装される両面接着シート6を用いている。この両面接着シート6には、ベース1の溝3の形成パターンに一致する開口部9が予め形成されており、ベース1にカバープレート2を接合固定した状態において、溝3の開口周縁とカバープレート2との間の空間が、両面接着シート6の開口部9の内周壁面で塞がれていることを特徴とする。
請求項2記載の本発明では、請求項1記載の両面接着シート6が、基材シート7と、該基材シート7の両面に一体に積層された接着剤層8とで形成されており、基材シート7が、折れ曲がり難くて耐薬品性に優れる平滑なプラスチックシートで形成されている。
請求項3記載の本発明では、請求項1記載の両面接着シート6において、これの開口部9の内周壁面に耐薬品性の樹脂層がコーティングされている。
請求項4記載の本発明では、前記接着手段が、ベース1とカバープレート2との接合面の少なくともいずれか一方に形成した接着剤層12であり、この接着剤層12が、溝3の開口面を除く接合面にスクリーン印刷法によって形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の本発明では、請求項4記載の反応容器において、カバープレート2が透明材で形成されており、接着剤層12の接着剤が、紫外線硬化型の接着剤になっている。
請求項6記載の本発明では、請求項5記載の接着剤層12の接着剤として、耐薬品性を有するエポキシ系の紫外線硬化型の接着剤を用いている。
請求項7記載の本発明では、請求項4または5または6記載の接着剤層12がベース1側の接合面に形成されている。
請求項8記載の本発明は、ベース1とカバープレート2とが、いずれも熱可塑性樹脂の成形品であって、前記接着手段が、ベース1とカバープレート2との接合面の少なくともいずれか一方に形成した接着剤層12であり、ベース1とカバープレート2とが、図7および図8に示すごとく少なくとも2点以上の箇所で部分的にスポット溶着されていることを特徴とする。符号22がそのスポット溶着部分を示す。
請求項9記載の本発明では、請求項8記載の反応容器において、スポット溶着部分22以外の、ベース1とカバープレート2との接合面が、それぞれ平滑面に形成されている。
請求項10記載の本発明では、請求項8または9記載の反応容器において、ベース1とカバープレート2との一方の接合面に、他方の接合面に先当たり接触する微小凸部23を持つスポット溶着部分22が形成されている。
請求項11記載の本発明では、請求項10記載の反応容器において、カバープレート2を透明の熱可塑性樹脂材で形成し、接着剤層12の接着剤を紫外線硬化型の接着剤として、ベース1とカバープレート2とが、スポット溶着部分22においてスポット溶着されたのちに、接着剤層12を紫外線の照射で硬化させる。
請求項12記載の本発明では、請求項10記載の反応容器において、ベース1の片面に接着剤層12と、微小凸部23を含むスポット溶着部分22とを形成して、接着剤層12が、スポット溶着部分22を除いて、少なくとも溝3の周縁に形成されている。
請求項13記載の本発明では、請求項11または12記載の反応容器において、ベース1とカバープレート2とが、超音波溶着法でスポット溶着されている。
請求項14記載の本発明では、請求項1または4または8記載の反応容器において、ベース1が平面視で四角形状の平板状に形成されており、カバープレート2がベース1と同一の平面形状に形成されている。
請求項15記載の本発明では、請求項1または4記載のベース1とカバープレート2との接合面が、それぞれ平滑面に形成されている。
請求項1に係る本発明では、両面接着シート6を接着要素にして、ベース1にカバープレート2を接着固定する。しかも、両面接着シート6には、ベース1に形成した溝3の形成パターンに一致する開口部9を予め形成しておいて、ベース1にカバープレート2を接着固定した状態において、溝3の開口周縁とカバープレート2との間の空間が、両面接着シート6に形成した開口部9の内周壁面で塞がれるようにした。
このように、両面接着シート6を接着要素にしてベース1にカバープレート2が接着固定されていると、カバープレート2の接着時に接着剤が溝3内にはみ出るのを防止して、接着剤が試薬に溶け込んだり、あるいは検体と反応したりするのを防止できる。溝3の開口周縁に余分な空間が形成されることも解消できる。したがって、請求項1記載の本発明によれば、カバープレート2とベース1とが接着によって一体化してあるにもかかわらず、溝3が規定どおりの容積を備え、接着要素が分析液などに悪影響を与えることなく、信頼性に優れた反応容器が得られる。カバープレート2は、両面接着シート6でベース1に対して適正に接着固定できるので、ベース1とカバープレート2とを簡便にしかも少ない手間で一体化でき、生産時のロット数が小さい場合でも反応容器を安価に製造できる。
請求項2記載の本発明によれば、両面接着シート6の基材シート7として、耐薬品性に優れる平滑なプラスチックシートを用いているので、例えば、紙や不織布で基材シートを形成する場合に比べて、両面接着シート6をベース1に対して正確に位置決めした状態で接着できる。したがって、両面接着シート6の接着剤層8・8が溝3側へはみ出るのを確実に防止でき、溝3の開口周縁に余分な空間が形成されることもない。紙や不織布に比べて、折れ曲がり難くて腰の強いプラスチックシートで基材シート7が形成されているので、接着作業時における両面接着シート6の取り扱いが容易に行え、ベース1に対する両面接着シート6の位置決めが迅速かつ正確に行える。ベース1とカバープレート2との形成素材が異質である場合にも、両者1・2を問題なく一体化できる。
請求項3記載の本発明によれば、両面接着シート6の開口部9の内周壁面に、耐薬品性の樹脂層がコーティングされているので、接着剤層8の溶け込みや分析液などが接着剤と不必要に反応することを確実に阻止でき、安定した分析試験を行える。
請求項4記載の本発明によれば、ベース1とカバープレート2とを接着する接着剤層12がスクリーン印刷法で形成されているので、より薄い接着剤層12を均一な厚みで、しかも正確なパターンで形成できる。溝3の開口面を除く接合面に接着剤層12を形成するので、ベース1とカバープレート2とを接着する際に、接着剤の一部が溝3内に露出したり、溝3の内側へはみ出るのをよく解消できる。したがって、接着剤が分析液に溶け込んだり、検体と反応したりするのを極力防止できる。溝3の開口周縁に余分な空間が形成されることもない。これにより、溝3が規定どおりの容積を備え、接着剤が分析液などに悪影響を与えることがなく、信頼性に優れた反応容器が得られる。ベース1とカバープレート2とは簡便な接着法で一体化するので、反応容器の製造コストを削減化できる。ベース1とカバープレート2との形成素材が異質である場合にも、両者1・2を問題なく一体化できる。
請求項5記載の本発明によれば、接着剤層12が紫外線硬化型の接着剤で形成されているので、紫外線を照射しない限り接着剤層12は硬化しない。したがって、ベース1とカバープレート2とを正確に位置決めしたうえで、両者を接着固定でき、その分だけ反応容器の歩留まりが向上する。紫外線を照射することで接着剤層12が硬化するので、有機溶剤を含む接着剤で接着する場合に避けられない残留溶剤による溝内空間の汚染を一掃でき、溶剤による汚染のない高品位の反応容器を提供できる。毒性がある溶剤を使用する場合の安全衛生上の問題も一掃できる。
カバープレート2は透明材で形成されているので、紫外線を接着剤層12の全体に均一に照射して、接着剤層12を効率よく硬化させることができる。また、カバープレート2を透して接着剤の硬化具合や分析時における溝3内の検体の反応具合を確認できるので、接着剤の硬化不良の防止や安定した分析を行うことができる。
請求項6記載の本発明によれば、前記接着剤層12が耐薬品性を有するエポキシ系の紫外線硬化型の接着剤からなるので、溝3の開口周縁で、溝3内の分析液と接着材層12とが接触しても反応することがなく、安定した分析を行える。
請求項7記載の本発明によれば、ベース1側の接合面に接着剤層12を形成したので、溝3と接着剤層12との相対的な位置ずれを考慮する必要がなく、ベース1に対してカバープレート2を概ね位置決めした状態で接着しても支障がなく、ベース1とカバープレート2との接着作業をさらに簡便に行える。因みに、カバープレート2の接合面に接着剤層12が形成される場合には、接着剤の印刷パターンと溝3の開口面とが位置ずれしないように、ベース1とカバープレート2とを慎重に位置決めした状態で接合する必要があり、接合作業に手間が掛かることを否めない。
請求項8記載の本発明によれば、ベース1とカバープレート2とを接着剤層12で接着するだけでなく、スポット溶着によっても結合しているので、ベース1とカバープレート2とを強固に一体化でき、たとえ大きな落下衝撃等が加わった場合でも両者が分離することはない。スポット溶着を施すことによって、接合面の平面度が少々悪くてもベース1とカバープレート2とを確りと固着できる。接着剤層12の硬化により、ベース1とカバープレート2との対向面の空隙がよく充填されるため、両者1・2の接合面におけるシール性を良好に確保できる。
請求項9記載の本発明によれば、スポット溶着部分22以外のベース1とカバープレート2との接合面が、それぞれ平滑面に形成されているので、両面接着シート6の密着性を高めてベース1とカバープレート2とをより強固に接着でき、溝3の開口周縁とカバープレート2との間の空間を、両面接着シート6の開口部9の内周壁面で緊密に塞ぐことができる。
請求項10記載の本発明によれば、スポット溶着部分22に微小凸部23を形成したことにより、ベース1とカバープレート2とを効率的にスポット溶着できる。ベース1とカバープレート2とを接合する際に、接着剤層12よりも微小凸部23の先端が他方の接合面に先当たり接触するので、カバープレート2をベース1に被せた状態でもカバープレート2はベース1上で遊動自在であり、確実に位置決めした状態で接着できる。また、スポット溶着を施す際には微小凸部23のみが溶融するので、スポット溶着部分22においてベース1やカバープレート2の厚さが薄くなったり、変形したりすることをよく防止できる。
請求項11記載の本発明によれば、接着剤層12を紫外線の照射で硬化させる形式を採るので、紫外線を照射しない限り接着剤層12は硬化せず、ベース1とカバープレート2とを正確に位置決めしたうえで、両者を接着固定できる。したがって、位置決め作業の失敗がなく、その分だけ反応容器の歩留まりが向上する。透明のカバープレート2越しに紫外線を照射することで接着剤層12が硬化するので、有機溶剤を含む接着剤で接着する場合に避けられなかった残留溶剤による溝内空間の汚染を一掃でき、溶剤による汚染のない高品位の反応容器を提供できる。毒性がある溶剤を使用しないので、安全衛生上の問題も一掃できる。
このときカバープレート2が透明材で形成されているので、紫外線を接着剤の全体に均一に照射して、接着剤を効率よく硬化させることができる。また、カバープレート2を透して接着剤の硬化具合や分析時における溝3内の検体の反応具合を確認できるので、接着剤の硬化不良の防止や安定した分析を行うことができる。
更に請求項11記載の本発明によれば、接着剤層12による接合に先立って、スポット溶着によりベース1とカバープレート2とを部分結合するようにしたので、接着剤層12の硬化作業時に、治具等で両者1・2を押さえ続ける手間を要さず、製造コストの低減化を図ることができる。すなわち、従来の接着剤のみによる接合作業では不可避であった、ベース1とカバープレート2との接合面の平面度の矯正、あるいは両者1・2の位置合わせのための治具等を使った保持工程などを廃することができるので、製造コストの低減化が図れる。多数個の治具等を用意する必要がない点でも製造コストの低減化を図ることができる。
請求項12載の本発明によれば、接着剤層12がスポット溶着部分22を除いた部分に形成されているので、微小凸部23の突端に他方の接合面を確実に接触させることができ、スポット溶着作業を接着剤層12に邪魔されずに確実かつ簡単に進めることができる。また、後述の超音波溶着に伴う塵埃(溶融飛沫)が生じても、これが接着剤層12に遮られて塵埃が溝3内に入り込むなどの不都合もない。接着剤層12が少なくとも溝3の周縁に形成されていれば、接着剤の使用量を削減してコストを抑えることができて、接着剤層12を形成する困難性も必要最低限に抑えることができる。
請求項13載の本発明によれば、ベース1とカバープレート2とをスポット溶着部分22において超音波溶着法でスポット溶着するので、スポット溶着が効率良く行え、量産性に適う。
請求項14に係る本発明では、カバープレート2が、ベース1と同一の平面形状に形成されているので、ベース1とカバープレート2とを接着する際に、両者1・2の外周縁どうしを揃えることにより、正しく位置決めできる。
請求項15記載の本発明によれば、ベース1とカバープレート2との接合面が、それぞれ平滑面に形成されているので、両面接着シート6の密着性を高めてベース1とカバープレート2とをより強固に接着でき、溝3の開口周縁とカバープレート2との間の空間を、両面接着シート6の開口部9の内周壁面で緊密に塞ぐことができる。
(第1実施例) 図1ないし図3は、請求項1ないし7および14、15に対応する本発明の反応容器の第1実施例を示す。第1実施例の反応容器は、ベース1と、このベース1に接着固定されるカバープレート2とを有する。
ベース1は、上下厚み寸法が比較的小さくて平面的な広がりを持つ平板状に形成されており、平面視で左右横長の四角形状を呈している。ベース1は、例えばホウケイ酸、石英ガラス、あるいはポリジメチルシロキサンなどの樹脂を素材にして成形することができる。
図1において、上面となるよう図示されたベース1の片面1aは、平面的な広がりを持って平滑面に仕上がっており、該当の片面1aに分析液などを収容することができる複数の溝3が凹み形成されている。具体的には、ベース1の前記片面1aの前後に、左右方向に長い2本の溝3・3が独立して設けられている。
カバープレート2は、ベース1と同一の平面形状を呈しており、ベース1と同じ素材で成形してある。但し、カバープレート2の上下厚み寸法は、ベース1のそれよりも薄い平板状に形成されている。
カバープレート2はベース1の片面1aに接合されて、前記溝3の開口上面を塞ぐために存在する。そのため、ベース1と接合するカバープレート2の下面は平滑面に仕上っている。ベース1にカバープレート2を接合固定した状態において、各溝3に分析液などを出し入れするために、カバープレート2には各溝3に対応して複数の通口4が貫通状に形成されている。具体的には、各溝3の端(左右端)と対応する4箇所に各通口4を丸孔として設けた。
ベース1とカバープレート2とは、両者1・2の接合面間に1枚の両面接着シート6を介装して接着固定する。図3において両面接着シート6は、基材シート7と、基材シート7の両面に一体に積層された接着剤層8・8とで形成してある。両面接着シート6には、ベース1側の各溝3の形成パターンに一致する2個の開口部9を貫通状に設けてある。
一般的な両面接着シートは、基材シートとして紙や不織布などを使用しているが、この種の両面接着シートでベース1とカバープレート2とを接着固定すると、基材シートのシート面が平滑ではないし、しかも基材シートに腰がない(自己保形性がない)。したがって、ベース1とカバープレート2との各接着面に、空気を含む領域を生じやすく、溝3を完全にシールできないことがある。さらに、空気を含む領域と、接着された領域とで見かけの呈色状態が異なって現れ、外観上の体裁が損なわれる。基材シートに腰がなく折れ曲がりやすいので、接着時における両面接着シートの開口部9とベース1の溝3との位置決めが非常に難しくなるところにも欠点があった。
上記のような基材シートに由来する接着不良と、取り扱い難さを解消するために、第1実施例の基材シート7は腰が強くて折れ曲がりにくく、しかも耐薬品性に優れる平滑なプラスチックシートを用いた。具体的には、ポリエチレンテレフタレートを素材とするシート材で基材シート7を形成した。基材シート7の厚み寸法は、その形成素材にもよるが、0.02〜0.05mm前後とし、各接着剤層8の厚みは0.05mmとした。両面接着シート6は、ベース1と平面視において略同一形状とし、ベース1とカバープレート2とが、溝3の存在部分を除く接合面の全体で接着されるようにした。
ベース1にカバープレート2を接着するに際しては、まず各溝3に嵌め込むことができる2個のホルダーを備えた第1の接着治具を用意し、各ホルダーに各開口部9を外嵌して両面接着シート6を第1の接着治具に装填する。この状態で、2個のホルダーの突端をベース1の溝3に嵌め込み、両面接着シート6とベース1とを位置決めしたうえで、両面接着シート6の下面の全体をベース1に押し付けて接着する。その後に、第1の接着治具をベース1から分離する。
次に、第2の接着治具を使用してカバープレート2をベース1に対して位置決めし、カバープレート2の接合面(下面)を両面接着シート6の上面に押し付けて接着する。その後に、第2の接着治具をベース1から離すことにより、反応容器が完成する。ベース1とカバープレート2とは、平面視で同一形状に設定してあるので、両者1・2の外周縁どうしを揃えることにより、正しく位置決めできる。
得られた反応容器には、カバープレート2の通口4を利用して、密閉された各溝3に分析液などを入れ、その後に適宜、通口4を封じることになる。溝3内の分析液は前記通口4から取り出せる。
この反応容器の使用に際し、図3に示すように、各溝3の開口周縁とカバープレート2との間の空間は、両面接着シート6の各開口部9の内周壁面で仕切られて塞がれているので、溝3の開口周縁に余分な空間が形成されることはない。溝3に臨む接着剤層8・8は、開口部9の内周縁だけに限られるので、分析液などと接着剤層8・8との接触機会を最小限にできる。したがって、接着剤層8が溶け込むことによる分析液などの白濁や、化学的な反応による分析精度の低下を極力避けることができる。
両面接着シート6の開口部9の内周壁面部に、耐薬品性の樹脂層がコーティングされていると、接着剤層8・8の溶け込みや、分析液などと接着剤層8との不必要な反応をさらに確実に解消できる。
基材シート7としては、例えばアルミニウムシートや、ステンレスシートなどの金属シートや、ガラスシートを用いてもよい。
(第2実施例) 図4ないし図6は、請求項4ないし7および14、15に対応する本発明の反応容器の第2実施例を示す。第2実施例のベース1と、これに接着されるカバープレート2とは、実質的にみて第1実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
ただし、ここで注目すべきは、後述する紫外線を透過させるために、カバープレート2の全体が透明材で形成されている点にある。
図4および図5においてベース1とカバープレート2とは、接着剤層12を介して接着固定する。接着剤層12は、アクリル系あるいはエポキシ系の紫外線硬化型の接着剤からなり、スクリーン印刷法によってベース1側の接合面(片面1a)に塗布形成する。紫外線硬化型の接着剤は、紫外線を照射しない限り硬化を開始しないので、ベース1とカバープレート2とを接合したのちにでも、両者1・2の接合姿勢を正しく位置決め調整できる。
図6に示すように、スクリーン印刷に用いられるスクリーン幕(刷版)17には、例えば写真製版法によって溝3の形成パターンと同じ形状の非印刷部18と、非印刷部18まわりを囲む印刷部19とを有し、印刷部19を透過した接着剤のみをベース1の接合面に印刷する。
スクリーン印刷法でベース1に接着剤層12を形成すると、溝3の開口面を除くベース1の接合面に、接着剤を位置ずれなく正確に印刷できるし、接着剤層12を均一な厚みに設定できる。接着剤層12の厚み寸法は、スクリーン幕17のメッシュサイズ、幕の張り圧、刷り圧、スキージーの種類などを適宜選択することにより任意に調整できるが、分析液への溶け込みを考慮すると、できるだけ薄くすることが好ましい。第2実施例の接着剤層12は、厚み寸法を40μmとした。
ベース1の接合面に接着剤層12を形成したのち、接着治具を使用してカバープレート2をベース1に対して位置決めし、両者1・2の接合面を接着剤層12に接合する。このとき、ベース1とカバープレート2とは、同一の平面形状に設定してあるので、両者1・2の外周縁どうしを揃えることにより、正しく位置決めできる。
上記の接合状態を維持したままで、カバープレート2の外側上方から紫外線を所定時間照射して接着剤層12の全体を硬化させることにより、ベース1とカバープレート2とを不離一体化して反応容器を完成する。このとき、カバープレート2は透明材により形成されているので、紫外線を接着剤層12の全体に効率よく照射できる。また、透明のカバープレート2を透して接着剤の硬化具合や分析時における溝3内の検体の反応具合を確認できるので、接着剤の硬化不良の防止や安定した分析を行うことができる。
得られた反応容器は、図5に示すように、接着剤層12の開口周縁部分が溝3の開口面に露出するだけなので、分析液などの試薬や検体と接着剤層12との接触機会を最小限化して、接着剤が溶け込むことによる分析液などの白濁や、化学的な反応による分析精度の低下を極力避けることができる。接着剤層12が、耐薬品性に優れるエポキシ系の紫外線硬化型接着剤からなる場合には、分析液の白濁等をさらに確実に防止できる。接着剤層12の開口周縁部分は、溝3の開口周縁とほぼ同じ位置にあるので、溝3の開口周縁に余分な空間が形成されることもない。
なお、接着剤層12は、紫外線硬化型の接着剤で形成することが好ましいが、例えば溶剤を含まない熱硬化型の接着剤を印刷して接着剤層12を形成することもできる。
(第3実施例) 図7ないし図10は、請求項8ないし15に対応する本発明の反応容器の第3実施例を示す。第3実施例のベース1と、これに接着されるカバープレート2とは、実質的にみて第1・2実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。ただし、ベース1とカバープレート2とは、熱可塑性樹脂を素材とする成型品である。
図7においてベース1の片面1aには、これの略全面にわたって接着剤を塗布することにより接着剤層12が設けられている。ベース1とカバープレート2との接合状態において、両者1・2の対向面(接合面)の空隙は、接着剤層12を充填してシール性を確保する。このとき、ベース1の接合面(片面1a)の外周縁と、溝3の開口周縁とには、カバープレート2をベース1に接合した際に接着剤層12が延伸拡散する逃げ代13を形成しておく。逃げ代13とは、接着剤層12の塗布時に、これが存在しない部分である。第3実施例においては、紫外線硬化型の接着剤により接着剤層12を形成した。
ベース1の片面1aのコーナー部の4箇所には、接着剤が塗布されないスポット溶着部分22を設定し、該当部位においてベース1とカバープレート2とをスポット溶着して接合する点が着目されるべきである。ベース1には、各スポット溶着部分22に図7ないし図10に示すように、予め微小凸部23をそれぞれ突設してある。各微小凸部23の周縁にも接着剤層12の逃げ代13を形成しておく。
図10において、ベース1とカバープレート2とを接合するについては、ベース1の片面1aに接着剤層12を第2実施例と同じ要領で塗布形成したのち、カバープレート2をベース1上に載置して、微小凸部23の突端上にカバープレート2の接合面を接触させる。この状態で、カバープレート2に対して超音波溶着装置のホーン24を上方から4箇所同時に押し当てて、微小凸部23とカバープレート2との摩擦振動熱によって微小凸部23の突端の一部を軟化ないし溶融させる。このとき、微小凸部23は接着剤層12で囲まれているので、超音波溶融による塵埃(溶融飛沫)が溝3内に入り込むなどの不都合はない。
図9において、符号25は、軟化ないし溶融した微小凸部23の突端を示す。軟化ないし溶融した微小凸部23の突端25は、カバープレート2の接合面に溶着し、温度の低下に伴って、ベース1とカバープレート2との接合面どうしを繋ぐ状態で固化する。
これにてカバープレート2は、スポット溶着部分22においてベース1に対し強固に捕捉することができる。微小凸部23の突端25は、溶融してベース1とカバープレート2との間隙を埋めるように拡がるため、当該樹脂が固化することによっても、カバープレート2はベース1に強固に捕捉される。
カバープレート2に対するホーン24の押圧力は、カバープレート2の対向面の全体が接着剤層12の全面によく接する程度に設定してある。このとき接着剤層12は、押圧されてベース1とカバープレート2との間で僅かに延伸拡散する。図7および図10に示すようにベース1とカバープレート2との接合面間において、接着剤層12の逃げ代13を形成してあるので、接着剤層12が反応容器外や溝3内にまで接着剤がはみ出ることはない。
続いて、透明なカバープレート2越しに接着剤層12に対して紫外線を照射して接着剤層12を硬化させることにより、ベース1とカバープレート2との接合面どうしが結着する。カバープレート2を透明材としておくと、接着剤層12の全体に紫外線を効率よく照射できる。また、カバープレート2を透して接着剤の硬化具合や分析時における溝3内の検体の反応具合を確認できるので、接着剤の硬化不良の防止や安定した分析を行うことができる。かかる接着剤層12の硬化により、両者1・2の接合面の空隙がよく充填されるため、接合面におけるシール性を良好に確保できる。
接着剤層12の硬化に先立って、ベース1とカバープレート2とは、コーナー部の4箇所にスポット溶着を施して一体化してあるので、接着剤層12の硬化作業時に、治具等で両者1・2を押さえ続ける手間を要さず、その分だけ生産性の向上による製造コストの低減化を図ることができる。接着剤層12が硬化するまでの間、両者1・2を治具等で位置決め保持しておく必要もなく、この点でも製造工数を減じて、製造コストの低減化に貢献できる。加えて、接着剤層12による面的な接合と、スポット溶着による点接合とが相俟って、両者1・2を強固に一体化できるので、たとえ大きな落下衝撃等が加わった場合でも両者1・2が分離することはない。
(第4実施例) 図11は第3実施例を一部変更した本発明の第4実施例を示す。そこでは、ベース1の片面1aに、前述の各溝3の周縁を限って、これらの周縁を縁取るように接着剤層12および逃げ代13を部分的に形成してある。この点が、先の第3実施例と相違する。また、コーナー部の4箇所に加えて、左右長手方向の中央部2箇所にも、微小凸部23を有するスポット溶着部分22を設定した点も、先の第3実施例と相違する。それ以外の点については、第3実施例と同様であるので、同じ部材に同じ符号を付して、その説明を省略する。
第4実施例によれば、第3実施例と同様に、シール性に優れた反応容器を安価に製造できる。高価な接着剤の塗布量を減じた分だけ、安価に反応容器を提供できる利点がある。
第3・第4実施例において、微小凸部23の数および配置は必要に応じて変更できる。また、微小凸部23ベース1側ではなく、カバープレート2側に形成してあってもよい。尤も、ベース1とカバープレートと2のいずれに接着剤層12を形成する場合でも、微小凸部23を避けて接着剤層12を形成することが必要である。第3・4実施例では、超音波溶着によりスポット溶着を施したが、熱溶着によりスポット溶着を施してもよい。
第1〜第4実施例において、ベース1に形成されるべき溝3の大きさ、形状、本数あるいは溝3の配置パターンなどは必要に応じて変更できる。このとき、細い溝を設けるなどして溝3どうしを連通させておいてもよい。
第1実施例の応容器の分解斜視図 第1実施例の反応容器の一部を破断した平面図 図2におけるA−A線断面図 第2実施例の反応容器の分解斜視図 第2実施例の反応容器の断面図 第2実施例におけるスクリーン幕の斜視図 第3実施例の反応容器の分解斜視図 第3実施例の反応容器の一部を破断した平面図 図8のB−B線断面図 第3実施例の反応容器の製造方法を説明する断面図 第4実施例の反応容器の分解斜視図
符号の説明
1 ベース
2 カバープレート
3 溝
4 通口
6 両面接着シート
7 基材シート
8 接着剤層
9 開口部
12 接着剤層
13 逃げ代
15 連通路
22 スポット溶着部分
23 微小凸部

Claims (15)

  1. 片面に分析液などを収容できる溝が凹み形成されているベースと、
    前記溝の開口面を塞ぐために、前記ベースに接合されるカバープレートと、
    前記ベースと前記カバープレートとを接着固定するための接着手段とを含み、
    前記接着手段が、前記ベースと前記カバープレートとの接合面間に介装される両面接着シートであり、
    前記両面接着シートには、前記ベースの前記溝の形成パターンに一致する開口部が予め形成されており、
    前記ベースに前記カバープレートを接合固定した状態において、前記溝の開口周縁と前記カバープレートとの間の空間が、前記両面接着シートの前記開口部の内周壁面で塞がれていることを特徴とする反応容器。
  2. 前記両面接着シートが、基材シートと、該基材シートの両面に一体に積層された接着剤層とで形成されており、
    前記基材シートが、折れ曲がり難くて耐薬品性に優れる平滑なプラスチックシートで形成されている請求項1記載の反応容器。
  3. 前記両面接着シートの前記開口部の内周壁面には、耐薬品性の樹脂層がコーティングされている請求項1記載の反応容器。
  4. 片面に分析液などを収容できる溝が凹み形成されているベースと、
    前記溝の開口面を塞ぐために、前記ベースに接合されるカバープレートと、
    前記ベースと前記カバープレートとを接着固定するための接着手段とを含み、
    前記接着手段が、前記ベースと前記カバープレートとの接合面の少なくともいずれか一方に形成した接着剤層であり、
    前記接着剤層が、前記溝の開口面を除く前記接合面にスクリーン印刷法によって形成されていることを特徴とする反応容器。
  5. 前記カバープレートが透明材で形成されており、
    前記接着剤層の接着剤が、紫外線硬化型の接着剤である請求項4記載の反応容器。
  6. 前記接着剤層の接着剤が、耐薬品性を有するエポキシ系の紫外線硬化型の接着剤である請求項5記載の反応容器。
  7. 前記接着剤層が、前記ベース側の接合面に形成されている請求項4または5または6記載の反応容器。
  8. 片面に分析液などを収容できる溝が凹み形成されている熱可塑性樹脂製のベースと、
    前記溝の開口面を塞ぐために、前記ベースに接合される熱可塑性樹脂製のカバープレートと、
    前記ベースと前記カバープレートとを接着固定するための接着手段とを含み、
    前記接着手段が、前記ベースと前記カバープレートとの接合面の少なくともいずれか一方に形成した接着剤層であり、
    前記ベースと前記カバープレートとが、少なくとも2点以上の箇所で部分的にスポット溶着されていることを特徴とする反応容器。
  9. 前記スポット溶着部分以外の、前記ベースと前記カバープレートとの接合面が、それぞれ平滑面に形成されている請求項8記載の反応容器。
  10. 前記ベースと前記カバープレートとの一方の接合面に、他方の接合面に先当たり接触する微小凸部を持つ前記スポット溶着部分が形成されている請求項8または9記載の反応容器。
  11. 前記カバープレートが、透明の熱可塑性樹脂材で形成されており、
    前記接着剤層の接着剤が、紫外線硬化型の接着剤であり、
    前記ベースと前記カバープレートとが、前記スポット溶着部分においてスポット溶着されたのちに、前記接着剤層が紫外線の照射で硬化している請求項10記載の反応容器。
  12. 前記ベースの前記片面に、前記接着剤層と、前記微小凸部を含む前記スポット溶着部分とが形成されており、
    前記接着剤層が、前記スポット溶着部分を除いて、少なくとも前記溝の周縁に形成されている請求項10記載の反応容器。
  13. 前記ベースと前記カバープレートとが、前記スポット溶着部分において、超音波溶着法でスポット溶着されている請求項11または12記載の反応容器。
  14. 前記ベースが、平面視で四角形状の平板状に形成されており、
    前記カバープレートが、前記ベースと同一の平面形状に形成されている請求項1または4または8記載の反応容器。
  15. 前記ベースと前記カバープレートとの接合面が、それぞれ平滑面に形成されている請求項1または4記載の反応容器。
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