JP2006019064A - ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 - Google Patents
ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006019064A JP2006019064A JP2004193371A JP2004193371A JP2006019064A JP 2006019064 A JP2006019064 A JP 2006019064A JP 2004193371 A JP2004193371 A JP 2004193371A JP 2004193371 A JP2004193371 A JP 2004193371A JP 2006019064 A JP2006019064 A JP 2006019064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- slide jig
- jig plate
- slide
- assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
【課題】 ワイヤハーネスの寸法精度を長期的に保障して製造することができるワイヤハーネスの製造装置及び製造方法を提供すること。
【解決手段】 レール20を有する治具架台11と、サブアッセンブリワイヤハーネス50の分岐部分で分離可能にして、レール20上を横方向に展開可能な複数のスライド治具板12,13,14,15と、スライド治具板12,13,14,15上に立設され、枝線52が掛止される複数の枝線保持部材25と、スライド治具板12,13,14,15上に立設され、幹線53が掛止される幹線保持部材24と、を備え、複数のスライド治具板12,13,14,15が、展開時と展開前とに伸縮自在な伸縮部材16,17,18を介して連結されているワイヤハーネスの製造装置10。
【選択図】 図1
【解決手段】 レール20を有する治具架台11と、サブアッセンブリワイヤハーネス50の分岐部分で分離可能にして、レール20上を横方向に展開可能な複数のスライド治具板12,13,14,15と、スライド治具板12,13,14,15上に立設され、枝線52が掛止される複数の枝線保持部材25と、スライド治具板12,13,14,15上に立設され、幹線53が掛止される幹線保持部材24と、を備え、複数のスライド治具板12,13,14,15が、展開時と展開前とに伸縮自在な伸縮部材16,17,18を介して連結されているワイヤハーネスの製造装置10。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の端子付電線を複数のコネクタに挿着したサブアッセンブリ状態のワイヤハーネスを所定の長さに分岐配策してワイヤハーネスを完成させるワイヤハーネスの製造装置及び製造装置に関する。
複数の端子付電線を複数のコネクタに挿着したサブアッセンブリ状態のワイヤハーネスを所定の長さに分岐配策してワイヤハーネスを製造するワイヤハーネスの製造装置として、2個の分割組立作業台を有するワイヤハーネスの製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図4に示すように、ワイヤハーネスの製造装置80は、分割組立作業台81,82を近接位置に位置させ、この状態で、コネクタ83,84を一方の端末に接続し、コネクタ85,86,87を他方の端末に接続していて仮結束した電線群88をそれぞれ所定の経路に沿って、治具89,90,91,92,93,94,95,96,97でそれぞれ支持しながら布線する。直線状に布線する幹線部分は、両側の分割組立作業台81,82の除去区間L1で、両側の治具96、97により保持した状態で下方にU字状に垂れ下げる。そして、全ての電線群の布線を終了した後、近接位置とした分割組立作業台81,82をガイドレール(不図示)に沿って離反する方向へ移動させる。この状態で分割組立作業台81,82の分割端の間は正規寸法となり、下方へ垂れ下がっていた電線群は直線状に伸長する。その後に、テープを電線群88に巻き付けて本結束を行う。
特開平11−353959号公報(第2−3頁、図1)
ところが、上記特許文献1に開示されたワイヤハーネスの製造装置80では、ワイヤハーネスを所定の長さに設定するために、分割組立作業台81,82が離反する方向へ移動された位置において、両分割組立作業台81,82が位置ずれを生じやすく、両者の間の寸法精度が高くない。それにより、製造されるワイヤハーネスの寸法に誤差を生ずる虞がある。また、分割組立作業台81,82間の寸法精度が低いために、長期にわたって使用した後におけるワイヤハーネスの製造装置80の劣化に伴い、ワイヤハーネスの寸法ばらつきが大きくなる虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ワイヤハーネスの寸法精度を長期的に保障して製造することができるワイヤハーネスの製造装置及び製造方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成される。
(1)本発明に係るワイヤハーネスの製造装置は、複数の端子付電線が複数のコネクタに挿着されたサブアッセンブリワイヤハーネスを所定の長さに分岐配策するワイヤハーネスの製造装置であって、
横方向に配置されたレールを有する治具架台と、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの分岐部分で分離可能にして、前記レール上を横方向に展開可能な複数のスライド治具板と、前記スライド治具板上に立設され、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの枝線が掛止される複数の枝線保持部材と、前記スライド治具板上に立設され、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線が掛止される幹線保持部材と、を備え、
前記複数のスライド治具板が、展開前はそれぞれ隣接しており、展開時に伸縮自在な伸縮部材を介して連結されていることを特徴としている。
(1)本発明に係るワイヤハーネスの製造装置は、複数の端子付電線が複数のコネクタに挿着されたサブアッセンブリワイヤハーネスを所定の長さに分岐配策するワイヤハーネスの製造装置であって、
横方向に配置されたレールを有する治具架台と、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの分岐部分で分離可能にして、前記レール上を横方向に展開可能な複数のスライド治具板と、前記スライド治具板上に立設され、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの枝線が掛止される複数の枝線保持部材と、前記スライド治具板上に立設され、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線が掛止される幹線保持部材と、を備え、
前記複数のスライド治具板が、展開前はそれぞれ隣接しており、展開時に伸縮自在な伸縮部材を介して連結されていることを特徴としている。
前記(1)に記載のワイヤハーネスの製造装置によれば、スライド治具板は、展開時に伸縮部材が伸びた状態がワイヤハーネスの長さを設定する位置となり、その時、伸びた伸縮部材によって展開時の長さを保持される。また、スライド治具板は、展開前に伸縮部材が縮んだ状態で、別所から搬送されてきたサブアッセンブリワイヤハーネスがセットされる。従って、スライド治具板を除去することなく、設定する所定の長さを確保したままで用いることができる。これにより、ワイヤハーネスの寸法精度を長期的に保障して製造することができる。また、展開前はそれぞれ隣接しており、スライド治具板間に隙間がないので、部品や治具等が落下するようなことはない。
(2)また、本発明に係るワイヤハーネスの製造装置は、前記(1)記載のワイヤハーネスの製造装置において、前記スライド治具板が、前記治具架台に挿入されて当該治具架台に係止されるロック部材を備えていることを特徴としている。
前記(2)に記載のワイヤハーネスの製造装置によれば、展開前にスライド治具板のロック部材が治具架台に係止される。ロック部材は、作業者がスライド治具板の位置を確認したうえで、治具架台に係止されるために、スライド治具板の位置を微調整することができるので、展開前にサブアッセンブリワイヤハーネスをセットする際に、スライド治具板を正確に配置することができる。
(3)また、本発明に係るワイヤハーネスの製造装置は、前記(1)または前記(2)記載のワイヤハーネスの製造装置において、前記治具架台が、前記スライド治具板の展開時に、該スライド治具板を係止させる係止部材を備えていることを特徴としている。
前記(3)に記載のワイヤハーネスの製造装置によれば、展開時に係止部材を係止することにより、スライド治具板が展開位置に固定されるために、展開時のスライド治具板間の距離に誤差を生ずることがないので、ワイヤハーネスの長さを確実に所定の値に設定することができる。
(4)また、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、複数の端子付電線が複数のコネクタに挿着されたサブアッセンブリワイヤハーネスを所定の長さに分岐配策するワイヤハーネスの製造方法であって、
前記サブアッセンブリワイヤハーネスの分岐部分で分離可能にして、治具架台に有するレール上を横方向に展開可能であって、展開前はそれぞれ隣接しており、展開時に伸縮自在な伸縮部材を介して連結された複数のスライド治具板を用い、前記スライド治具板上の複数の枝線保持部材に前記サブアッセンブリワイヤハーネスの枝線を掛止するとともに、前記スライド治具板上の幹線保持部材に前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線を掛止し、前記伸縮部材を介して前記スライド治具板を展開することにより、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線を所定の長さに設定することを特徴としている。
前記サブアッセンブリワイヤハーネスの分岐部分で分離可能にして、治具架台に有するレール上を横方向に展開可能であって、展開前はそれぞれ隣接しており、展開時に伸縮自在な伸縮部材を介して連結された複数のスライド治具板を用い、前記スライド治具板上の複数の枝線保持部材に前記サブアッセンブリワイヤハーネスの枝線を掛止するとともに、前記スライド治具板上の幹線保持部材に前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線を掛止し、前記伸縮部材を介して前記スライド治具板を展開することにより、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線を所定の長さに設定することを特徴としている。
前記(4)に記載のワイヤハーネスの製造方法によれば、展開前に、伸縮部材が縮んだ状態で、別所から搬送されてきたサブアッセンブリワイヤハーネスがセットされ、伸縮部材を介してスライド治具板が展開されることにより、伸縮部材が伸びた状態で、ワイヤハーネスの長さが設定される。従って、スライド治具板を除去することなく、設定する所定の長さを確保したままで用いることができる。これにより、ワイヤハーネスの寸法精度を長期的に保障して製造することができる。また、展開前はそれぞれ隣接しており、スライド治具板間に隙間がないので、部品や治具等が落下するようなことはない。
本発明のワイヤハーネスの製造装置及び製造方法によれば、製造されるワイヤハーネスの寸法に誤差を生じるという問題点を解消でき、ワイヤハーネスの寸法精度を長期的に保障して製造することができるとともに、作業工数の削減という効果が得られる。
以下、本発明の実施形態に係るワイヤハーネスの製造装置及び製造方法を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る一実施形態のワイヤハーネスの製造装置を説明する展開前の外観斜視図、図2は図1に示すワイヤハーネスの製造装置の正面図、図3は図1に示すワイヤハーネスの製造装置の展開時の外観斜視図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態であるワイヤハーネスの製造装置10は、治具架台11と、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15と、伸縮部材である第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18と、から構成されており、配策工程において、サブアッセンブリワイヤハーネス50を所定の長さに分岐配策する。
ここで、サブアッセンブリワイヤハーネス50は、例えば、200回路電線を搭載した多数の回路をもち、別所のサブアッセンブリワイヤハーネス組立工程において、自動挿入機によって複数の端子付電線を8個の複数のコネクタ51に挿着することによって作製され、その組立工程において、クリップ(不図示)に各枝線52を掛止し、幹線53が絡まないようにして配策工程に運ばれる。
治具架台11は、2個の基台19,19と、2本のレール20,20と、端板部材21と、を備えている。
基台19,19は、奥行き方向に配列されて、横方向に長さを有して配置されており、それぞれの上部にレール20,20が固定されている。レール20,20は、第2,第3,第4スライド治具板13,14,15を長さ方向にスライド移動可能に支持する。
端板部材21は、基台19,19の右方側の端部に、基台19,19に対し直立して固定されており、係止部材22を上下方向に移動可能に組み付けている。係止部材22は、3本の突起が下方に向けて突出形成されており、各スライド治具板12,13,14,15の展開時に、作業者によって下方に向けて押圧移動されることにより、第4スライド治具板15に形成された、3個の孔からなる係合孔23に挿入されて、各スライド治具板12,13,14,15を係止させる。展開時に係止部材22が第4スライド治具板15に係止されることにより、第4スライド治具板15を介して全ての第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15が展開位置に固定されるために、展開時の各スライド治具板12,13,14,15間の距離に誤差を生ずることがない。
第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15は、それぞれ異なる形状に形成されている。第1スライド治具板12は、ワイヤハーネスの製造装置10において一番左側に配置される。第1スライド治具板12は、奥行き方向に長く、所定の幅をもつ長方形の板形状に形成されており、作業者側である手前側に、単一の幹線保持部材24が立設され、反作業者側である後方側に、単一の枝線保持部材25が立設されている。幹線保持部材24,枝線保持部材25は、先端部がいずれもU字状の棒形状に形成されているために、サブアッセンブリワイヤハーネス50の枝線52,幹線53をU字部分の内側に掛止することができる。ここで、幹線保持部材25の先端部は、枝線保持部材24の先端部よりも大きな幅をもつU字形状に形成されている。また、第1スライド治具板12は、右方側の端縁に第1中折れヒンジ部材16の左端部が連結されている。
第1スライド治具板12では、展開前に、枝線保持部材25にコネクタ51近傍の枝線52が掛止され、作業者側の幹線保持部材25に幹線53の分岐部分が掛止される。そして、第1スライド治具板12は、展開前に、第1中折れヒンジ部材16が中折れ状態に縮むことにより、右方側に第2スライド治具板13が当接される。そして、展開時に、第2スライド治具板13がレール20,20上を右方側にスライド移動されることによって第1中折れヒンジ部材16が伸び、伸びた第1中折れヒンジ部材16を介して第2スライド治具板13とともに単一平面を形成する。
第2スライド治具板13は、ワイヤハーネスの製造装置10において第1スライド治具板12の右方側に配置される。第2スライド治具板13は、奥行き方向に長く、所定の幅をもつ長方形の板形状に形成されており、作業者側である手前側に、単一の幹線保持部材24が立設され、反作業者側である後方側に、一対の枝線保持部材25,25が立設されている。また、第2スライド治具板13は、左方側の端縁が第1中折れヒンジ部材16の右端部に連結され、右方側の端縁が第2中折れヒンジ部材17の左端部に連結されている。
第2スライド治具板13では、2個の枝線保持部材25,25に、2個のコネクタ51,51近傍の枝線52,52が掛止され、作業者側の幹線保持部材24に幹線53の分岐部分が掛止される。そして、第2スライド治具板13は、展開前に、第1,第2中折れヒンジ部材16,17が中折れ状態に縮むことにより、左方側が第1スライド治具板12に、右方側が第3スライド治具板14に当接される。そして、展開時に、第3スライド治具板14がレール20,20上を右方側にスライド移動されることによって第1,第2中折れヒンジ部材16,17が伸び、伸びた第1,第2中折れヒンジ部材16,17を介して第1,第3スライド治具板12,14とともに単一平面を形成する。
第3スライド治具板14は、ワイヤハーネスの製造装置10において第2スライド治具板13の右方側に配置される。第3スライド治具板14は、奥行き方向に長く、所定の幅をもつ長方形の板形状に形成されており、作業者側である手前側に、単一の幹線保持部材24が立設され、反作業者側である後方側に、3個の枝線保持部材25,25,25が立設され、中間位置に2個の枝線保持部材25,25が立設されている。また、第3スライド治具板14は、左方側の端縁が第2中折れヒンジ部材17の右端部に連結され、右方側の端縁が第3中折れヒンジ部材18の左端部に連結されている。
第3スライド治具板14では、反作業者側の3個の枝線保持部材25,25,25に、3個のコネクタ51,51,51近傍の枝線52,52,52が掛止され、中間位置の2個の枝線保持部材25,25に、2個のコネクタ51,51から引き出された枝線52,52が掛止され、作業者側の幹線保持部材24に幹線53の分岐部分が掛止される。そして、第3スライド治具板14は、展開前に、第2,第3中折れヒンジ部材17,18が中折れ状態に縮むことにより、左方側が第2スライド治具板13に、右方側が第4スライド治具板15に当接される。そして、展開時に、第4スライド治具板15がレール20,20上を右方側にスライド移動されることによって第2,第3中折れヒンジ部材17,18が伸び、伸びた第2,第3中折れヒンジ部材17,18を介して第2,第4スライド治具板13,15とともに単一平面を形成する。
第4スライド治具板15は、ワイヤハーネスの製造装置10において一番右側に配置される。第4スライド治具板15は、奥行き方向に長く、所定の幅をもつ長方形の板形状に形成されており、作業者側である手前側に、単一の幹線保持部材24が立設され、反作業者側である後方側に、2個の枝線保持部材25,25が立設され、中間位置に2個の枝線保持部材25,25が立設されている。また、第4スライド治具板15は、左方側の端縁が第3中折れヒンジ部材18の右端部に連結されている。そして、第4スライド治具板15の右端の作業者側には、ロック部材であるロック杭26が上下方向に移動可能に組み付けられている。このロック杭26は、展開前に、作業者が押下することにより、手前側のレール20に係止されて展開前状態にある各スライド治具板12,13,14,15をロックする。ロック杭26は、作業者が各スライド治具板12,13,14,15の位置を確認したうえで、レール20に係止されるために、各スライド治具板12,13,14,15の位置を微調整することができるので、展開前にサブアッセンブリワイヤハーネス50をセットする際に、各スライド治具板12,13,14,15を正確に配置することができる。更に、第4スライド治具板15の右端部には、係合孔23が形成されている。係合孔23は、展開時に、作業者が端板部材21の係止部材22を押下することにより、係止部材22が挿入されて、展開状態にある各スライド治具板12,13,14,15を係止する。
第4スライド治具板15では、反作業者側の2個の枝線保持部材25,25に、2個のコネクタ51,51近傍の枝線52,52が掛止され、中間位置の2個の枝線保持部材25,25に、2個のコネクタ51,51から引き出された枝線52,52が掛止され、作業者側の幹線保持部材24に幹線53の分岐部分が掛止される。そして、第4スライド治具板15は、展開前に、第3中折れヒンジ部材18が中折れ状態に縮むことにより、左方側が第3スライド治具板14に当接される。そして、展開時に、レール20,20上を右方側にスライド移動されることによって第3中折れヒンジ部材18が伸び、伸びた第3中折れヒンジ部材18を介して第3スライド治具板14とともに単一平面を形成する。
図2に示すように、第1中折れヒンジ部材16は、一対のヒンジ連結されたヒンジ片27,28を有し、一方のヒンジ片27の左端部が第1スライド治具板12の右端縁に、他方のヒンジ片28の右端部が第2スライド治具板13の左端縁にそれぞれヒンジ連結されている。第2中折れヒンジ部材17は、一対のヒンジ連結されたヒンジ片29,30を有し、一方のヒンジ片29の左端部が第2スライド治具板13の右端縁に、他方のヒンジ片30の右端部が第3スライド治具板14の左端縁にそれぞれヒンジ連結されている。第3中折れヒンジ部材18は、一対のヒンジ連結されたヒンジ片31,32を有し、一方のヒンジ片31の左端部が第3スライド治具板14の右端縁に、他方のヒンジ片32の右端部が第4スライド治具板15の左端縁にそれぞれヒンジ連結されている。
第1,第2,第3中折れヒンジ部材16は、図2に示す展開前に、ヒンジ片27,28,29,30,31,32が中折れ式に畳み込まれることにより、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15をそれぞれ当接させて、展開時と比べて圧縮された幅方向の長さを設定することができる。そして、展開時に、ヒンジ片27,28,29,30,31,32が平面状に伸長されることにより、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15を、ワイヤハーネスの長さを設定する位置までスライド移動させて保持することができる。
なお、第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18は、ヒンジ片を有するものに代えて、蛇腹状に伸縮する部材、布状に可撓する部材、更にはシリンダに内蔵したロッドを有する伸縮機構等を用いても良い。
なお、第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18は、ヒンジ片を有するものに代えて、蛇腹状に伸縮する部材、布状に可撓する部材、更にはシリンダに内蔵したロッドを有する伸縮機構等を用いても良い。
図3に示すように、ワイヤハーネスの製造装置10が展開されるに際し、第4スライド治具板15がレール20,20上を右方側にスライド移動されることによって第3中折れヒンジ部材18が伸び、伸びた第3中折れヒンジ部材18を介して第3スライド治具板14がレール20,20上を右方向にスライド移動される。第3スライド治具板14がレール20,20上を右方側にスライド移動されることによって第2中折れヒンジ部材17が伸び、伸びた第2中折れヒンジ部材17を介して第2スライド治具板13がレール20,20上を右方向にスライド移動される。第2スライド治具板13がレール20,20上を右方側にスライド移動されることによって第1中折れヒンジ部材16が伸び、第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18を介して第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15が単一平面状に連結される。このとき、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15は、展開時に第1,第2,第3伸縮部材16,17,18が伸びた状態がワイヤハーネスの長さを設定する位置となり、伸びた各伸縮部材16,17,18によって展開時の長さを保持される。また、各スライド治具板12,13,14,15は、展開前に各伸縮部材16,17,18が縮んだ状態で、別所から搬送されてきたサブアッセンブリワイヤハーネス50がセットされる。それにより、各スライド治具板12,13,14を除去することなく、設定する所定の長さを確保したままで用いることができる。
なお、第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18の展開方向に対して水平面内で直角な縦幅が、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15の縦幅に近似した縦幅寸法に設定することで、展開中での部品や治具等の落下をより確実に防止することができる。
なお、第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18の展開方向に対して水平面内で直角な縦幅が、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15の縦幅に近似した縦幅寸法に設定することで、展開中での部品や治具等の落下をより確実に防止することができる。
次に、ワイヤハーネスの製造装置10を用いたワイヤハーネスの製造方法について説明する。
まず、ワイヤハーネスの製造装置10を展開前の状態にセットする(図1参照)。展開前の状態のセットとは、第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18がそれぞれ縮むことによって、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15をそれぞれ当接させることにより行われる。そして、ロック杭26を押下させることにより、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15が展開前位置に位置決めされる。
まず、ワイヤハーネスの製造装置10を展開前の状態にセットする(図1参照)。展開前の状態のセットとは、第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18がそれぞれ縮むことによって、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15をそれぞれ当接させることにより行われる。そして、ロック杭26を押下させることにより、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15が展開前位置に位置決めされる。
この展開前状態において、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15上に、サブアッセンブリワイヤハーネス組立工程から運ばれてきたサブアッセンブリワイヤハーネス50のコネクタ51が載置され、各コネクタ51近傍の各枝線52と、各コネクタ51から引き出された各枝線52が、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15上の各枝線保持部材25に掛止され、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15上の各幹線保持部材24に幹線53の分岐部分が掛止される。
また、この展開前状態では、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15間が、展開時の横方向寸法と比べて圧縮されたものとなっているために、各幹線保持部材24が近接しており、幹線53は、作業者側に垂れ下がっている。
続いて、ワイヤハーネスの製造装置10を展開させる(図3参照)。展開は、作業者が第4スライド治具板15を右方側にスライド移動することにより、第3,第2,第1中折れヒンジ部材18,17,16を介して、第3,第2スライド治具板14,13が順次スライド移動されることによりワタッチに行われる。そして、作業者により、係止部材22が第4スライド治具板15の係合孔23に挿入される。
ワイヤハーネスの製造装置10が展開されることにより、各スライド治具板12,13,14,15における各幹線保持部材24が、所定の距離だけ離れて配置され、これにより、各幹線保持部材24に掛止されている幹線53が、それぞれ所定の寸法で直線的に整形される。このとき、各スライド治具板12,13,14,15は、各第1,第2,第3中折れヒンジ部材16,17,18を介して機械的に連結されているために、各スライド治具板12,13,14,15間の距離に誤差やずれがない状態で幹線53の長さを設定することができる。
そして、直線的に整形された幹線53及びワイヤハーネスの製造装置10から取り外されて仕上げ用治具にセットする際に絡みを生じやすい枝線52に、テープ巻きや被膜処理等の後処理が行われることにより、ワイヤハーネスの作製が完了し、次の検査工程へと搬送される。
ワイヤハーネスの製造装置10によれば、第1,第2,第3,第4スライド治具板12,13,14,15は、展開時に第1,第2,第3伸縮部材16,17,18が伸びた状態がワイヤハーネスの長さを設定する位置となり、その時、伸びた各伸縮部材16,17,18によって展開時の長さを保持される。また、各スライド治具板12,13,14,15は、展開前に各伸縮部材16,17,18が縮んだ状態で、別所から搬送されてきたサブアッセンブリワイヤハーネス50がセットされる。従って、各スライド治具板12,13,14を除去することなく、設定する所定の長さを確保したままで用いることができる。これにより、ワイヤハーネスの寸法精度を長期的に保障して製造することができる。また、このようなワイヤハーネスの製造装置10を用いた製造工程においては、同一経路を複数回重複する作業を行うが、ワイヤハーネスの電線を経路に沿って正確にトレースする必要がなくなるので、作業工数を短縮することができる。また、従来は、組立工程で行っていた作業を、組立工程外で行えるために、組立工程の所要工数を削減することができ、治具数の削減も行える。
また、ワイヤハーネスの製造装置10によれば、展開前に第4スライド治具板15のロック杭26がレール20に係止される。ロック杭26は、作業者が各スライド治具板12,13,14,15の位置を確認したうえで、レール20に係止されるために、各スライド治具板12,13,14,15の位置を微調整することができるので、展開前にサブアッセンブリワイヤハーネス50をセットする際に、各スライド治具板12,13,14,15を正確に配置することができる。
また、ワイヤハーネスの製造装置10によれば、展開時に係止部材22を係止することにより、各スライド治具板12,13,14,15が展開位置に固定されるために、展開時の各スライド治具板12,13,14,15間の距離に誤差を生ずることがないので、ワイヤハーネスの長さを確実に所定の値に設定することができる。
また、ワイヤハーネスの製造装置10を用いたワイヤハーネスの製造方法によれば、展開前に、各伸縮部材16,17,18が縮んだ状態で、別所から搬送されてきたサブアッセンブリワイヤハーネス50がセットされ、各伸縮部材16,17,18を介して各スライド治具板12,13,14,15が展開されることにより、各伸縮部材16,17,18が伸びた状態で、ワイヤハーネスの長さが設定される。従って、各スライド治具板12,13,14,15を除去することなく、設定する所定の長さを確保したままで用いることができる。これにより、ワイヤハーネスの寸法精度を長期的に保障して製造することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
例えば、スライド治具板の数、枝線保持部材の数、幹線保持部材の数、枝線の数については、適用されるワイヤハーネスの長さやコネクタの数や分岐数に応じて、適宜増加或いは削減して設定される。
例えば、スライド治具板の数、枝線保持部材の数、幹線保持部材の数、枝線の数については、適用されるワイヤハーネスの長さやコネクタの数や分岐数に応じて、適宜増加或いは削減して設定される。
また、幹線保持部材,枝線保持部材は、先端部がU字形状に形成されたものに代えて、先端部がW字形状のものや、先端部が串形状のものを適用しても良い。
10 ワイヤハーネスの製造装置
11 治具架台
12 第1スライド治具板(スライド治具板)
13 第2スライド治具板(スライド治具板)
14 第3スライド治具板(スライド治具板)
15 第4スライド治具板(スライド治具板)
16 第1中折れヒンジ部材(伸縮部材)
17 第2中折れヒンジ部材(伸縮部材)
18 第3中折れヒンジ部材(伸縮部材)
20 レール
22 係止部材
24 幹線保持部材
25 枝線保持部材
26 ロック杭(ロック部材)
50 サブアッセンブリワイヤハーネス
51 コネクタ
52 枝線
53 幹線
11 治具架台
12 第1スライド治具板(スライド治具板)
13 第2スライド治具板(スライド治具板)
14 第3スライド治具板(スライド治具板)
15 第4スライド治具板(スライド治具板)
16 第1中折れヒンジ部材(伸縮部材)
17 第2中折れヒンジ部材(伸縮部材)
18 第3中折れヒンジ部材(伸縮部材)
20 レール
22 係止部材
24 幹線保持部材
25 枝線保持部材
26 ロック杭(ロック部材)
50 サブアッセンブリワイヤハーネス
51 コネクタ
52 枝線
53 幹線
Claims (4)
- 複数の端子付電線が複数のコネクタに挿着されたサブアッセンブリワイヤハーネスを所定の長さに分岐配策するワイヤハーネスの製造装置であって、
横方向に配置されたレールを有する治具架台と、
前記サブアッセンブリワイヤハーネスの分岐部分で分離可能にして、前記レール上を横方向に展開可能な複数のスライド治具板と、
前記スライド治具板上に立設され、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの枝線が掛止される複数の枝線保持部材と、
前記スライド治具板上に立設され、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線が掛止される幹線保持部材と、を備え、
前記複数のスライド治具板が、展開前はそれぞれ隣接しており、展開時に伸縮自在な伸縮部材を介して連結されていることを特徴とするワイヤハーネスの製造装置。 - 前記スライド治具板が、前記治具架台に挿入されて当該治具架台に係止されるロック部材を備えていることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの製造装置。
- 前記治具架台が、前記スライド治具板の展開時に、該スライド治具板を係止させる係止部材を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のワイヤハーネスの製造装置。
- 複数の端子付電線が複数のコネクタに挿着されたサブアッセンブリワイヤハーネスを所定の長さに分岐配策するワイヤハーネスの製造方法であって、
前記サブアッセンブリワイヤハーネスの分岐部分で分離可能にして、治具架台に有するレール上を横方向に展開可能であって、展開前はそれぞれ隣接しており、展開時に伸縮自在な伸縮部材を介して連結された複数のスライド治具板を用い、前記スライド治具板上の複数の枝線保持部材に前記サブアッセンブリワイヤハーネスの枝線を掛止するとともに、前記スライド治具板上の幹線保持部材に前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線を掛止し、前記伸縮部材を介して前記スライド治具板を展開することにより、前記サブアッセンブリワイヤハーネスの幹線を所定の長さに設定することを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004193371A JP2006019064A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004193371A JP2006019064A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006019064A true JP2006019064A (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=35793151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004193371A Pending JP2006019064A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006019064A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4060686A1 (en) * | 2021-03-17 | 2022-09-21 | Yazaki Corporation | Arrangement jig for wire harness and system for part manufacturing |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004193371A patent/JP2006019064A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4060686A1 (en) * | 2021-03-17 | 2022-09-21 | Yazaki Corporation | Arrangement jig for wire harness and system for part manufacturing |
| CN115116672A (zh) * | 2021-03-17 | 2022-09-27 | 矢崎总业株式会社 | 用于线束的布置夹具以及零件制造系统 |
| JP2022143377A (ja) * | 2021-03-17 | 2022-10-03 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネスの配索治具および部品製造システム |
| JP7351866B2 (ja) | 2021-03-17 | 2023-09-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネスの配索治具および部品製造システム |
| US12347585B2 (en) | 2021-03-17 | 2025-07-01 | Yazaki Corporation | Arrangement jig for wire harness and system for part manufacturing |
| CN115116672B (zh) * | 2021-03-17 | 2025-07-11 | 矢崎总业株式会社 | 用于线束的布置夹具以及零件制造系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1217878A2 (en) | Specialized tool adapted for a process for manufacture and interconnection between adjoining printed wiring boards | |
| CN106057366A (zh) | 线束的制造方法和布线夹具 | |
| US7516541B2 (en) | Terminal inserting apparatus | |
| JP3613075B2 (ja) | ワイヤハーネス製造装置および製造方法 | |
| JP2006019064A (ja) | ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 | |
| JP6190849B2 (ja) | ワイヤーハーネス製造装置及びワイヤーハーネス製造方法 | |
| JP3069252B2 (ja) | 端子挿入装置及びこれに用いる端子挿入機構 | |
| US5581873A (en) | Temporary holding member for a wiring assembly manufacturing apparatus | |
| JP2006019063A (ja) | ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 | |
| CN113286026B (zh) | 电子设备 | |
| JP2004186083A (ja) | ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 | |
| WO2018105384A1 (ja) | 電線保持治具、ワイヤーハーネス組立用装置およびワイヤーハーネスの製造方法 | |
| JP3612860B2 (ja) | 組立図板装置 | |
| CN108988212B (zh) | 台柜设备中立体电缆束的成型方法及装置 | |
| JPH10275529A (ja) | ハーネス製造治具及びハーネス製造方法 | |
| US20210126417A1 (en) | Foldable plug assembly | |
| JP2001319531A (ja) | ワイヤーハーネスの製造方法並びにサブアッセンブリ受け渡し具及び布線板 | |
| JP2015032555A (ja) | 布線盤及びワイヤハーネスの製造方法 | |
| JPS5930460Y2 (ja) | バツクパネル検査用アダプタ− | |
| JP2832125B2 (ja) | コネクタ支持治具 | |
| JP7334931B2 (ja) | 基板ユニット | |
| JP2006310130A (ja) | ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 | |
| JP2784981B2 (ja) | 線材コイルにおける素線展開装置 | |
| SU1466031A1 (ru) | Устройство дл раскладки проводов в жгут | |
| JP2001250436A (ja) | カバーボードおよび布線板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060327 |